JPH11338456A - 地図表示システム及びそれにおける画像スクロール処理方法 - Google Patents
地図表示システム及びそれにおける画像スクロール処理方法Info
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Abstract
スなスクロール処理が実行される地図表示システムを提
供する。 【解決手段】地図データを格納した記憶部と、記憶部か
ら所定表示範囲の地図データを読み出し、描画処理する
演算部と、描画処理された地図画像が一画面分のデータ
として描画される第一のイメージ領域と第二のイメージ
領域とを有するメモリと、イメージ領域に描画された地
図画像を表示する表示部とを有し、演算部は、表示範囲
を移動させる移動イベントが発生する毎に、移動イベン
トに対応して移動する表示範囲の地図画像を、第一のイ
メージ領域と第二のイメージ領域とに交互に描画処理す
ることを特徴とする地図表示システムが提供される。メ
モリに第一のイメージ領域と第二のイメージ領域とが設
けられることによって、連続する移動イベントに対し
て、移動する表示範囲の地図画像を両イメージ領域に交
互に描画処理することができるので、スムース且つ高速
なスクロール処理が可能となる。
Description
に格納された地図データを読み出して、地図画像を表示
する地図表示システムに関し、特に、表示された地図画
像のスクロール処理方法に関する。
納された地図データから、所定表示範囲の地図データを
読み出して、地図画像として所定の表示装置に表示す
る。
構成図である。図6によれば、地図表示システムは、地
図データを格納した地図データベース1と、地図データ
の表示制御を行う表示制御部2と、地図データを地図画
像として表示される表示部3と、操作者からの指示を入
力するための操作部4とを有する。
パーソナルコンピュータによって実現される。図7は、
パーソナルコンピュータを説明するための図である。図
7(a)は、パーソナルコンピュータ10の外観図であ
って、図7(b)は、パーソナルコンピュータ10のブ
ロック構成図である。
ータ10は、例えば、コンピュータ本体11と、キーボ
ード12と、マウス13と、モニタ14とから構成され
る。キーボード12及びマウス13は、図6における操
作部4に対応する。また、モニタ14は、図6における
表示部3に対応する。
1は、演算部であるCPU111と、記憶部112と、
メモリ(RAM)113と、ビデオメモリ(VRAM)
114とを備える。記憶部112は、いわゆるハードデ
ィスクと呼ばれる記憶装置であって、図5の地図データ
ベース1に対応し、地図データを格納する。また、記憶
部112には、地図データの表示制御を実行するための
コンピュータプログラムも格納される。また、地図デー
タベース1は、例えば、CD−ROMのような光ディス
ク、磁気ディスク又は光磁気ディスクなどの記録媒体と
して提供されてもよい。
タプログラムに従って、地図データの表示制御を実行す
る。従って、CPU111と、記憶部112に格納され
たコンピュータプログラムが、図6における表示制御部
2に対応する。
読み出された地図データが一旦保持される領域であっ
て、CPU111は、記憶部112に対してよりもメモ
リ113に対して高速にアクセスすることが可能であ
る。さらに、ビデオメモリ114は、モニタ14の一画
面分の画像が記憶される領域である。
の画面の例である。そして、図8の画面140には、上
記コンピュータプログラムが有するGUI(Graphical U
serInterface)表示機能によって、地図画像に加えて各
種操作メニューが表示される。そして、地図画像141
の外側の範囲を表示させる場合、操作者が操作メニュー
の一つである矢印ボタン142をマウス13で見たい方
向にクリックすることで、地図画像のスクロール処理が
実行される。スクロール処理とは、地図画像を連続して
移動表示することである。具体的には、矢印ボタン14
2がクリックされると、方向情報と距離情報を有する連
続した複数の移動イベントが発生する。この移動イベン
トに対応して、地図画像が少しずつ移動しながら表示さ
れる。
を一枚のシートとして見ることが可能となる。従って、
スクロール処理は、従来の地図帳のようにページをめく
り、連続性を考慮しながら地図を探索する必要がなく、
容易且つスムースに地図をたどることができるという利
点がある。
表示範囲を説明するための図である。図9において、地
図データ範囲は例えば北海道全体である。そして、移動
イベントがあらかじめ決められた時間(例えば0.1 秒)
間隔で発生する毎に、モニタ14に表示される地図画像
は、画面表示範囲、、、、、へと連続して
移動しながら表示される。
チャートである。例えば、図9の画面表示範囲から
へスクロールする場合を例に説明する。
ン142をクリックすることなどにより、移動イベント
が発生すると、ステップS2において、CPU111
は、画面表示範囲の移動方向と移動距離の情報を取得す
る。さらに、ステップS3において、CPU111は、
移動した画面表示範囲の地図画像を表示するのに必要
な地図データを記憶部112から読み出す。そして、ス
テップS4において、CPU111は、読み出された地
図データを描画処理し、ステップS5において、地図画
像としてメモリ113上のイメージ領域に描画する。イ
メージ領域とは、コンピュータプログラムに従って地図
データが描画処理されて地図画像として描画されるメモ
リ113上の仮想的な領域である。さらに、ステップS
6において、イメージ領域に描画された地図画像は、ビ
デオメモリ114に転送され、そこからモニタ14に表
示される。
来のスクロール処理には、次のような問題がある。即
ち、上記スクロール処理が実行される場合、移動後の画
面表示範囲に対応する単位地図データを記憶部112か
ら読み出す処理と、メモリ113上のイメージ領域に地
図画像を描画する処理とに時間がかかり、スムースなス
クロールが実現できないという問題がある。
地図データ全て(全単位地図データ)をあらかじめメモ
リ113上に読み出しておくことにより、画面表示範囲
の単位地図データの読み出し処理にかかる時間の短縮は
可能となり、ある程度のスムースなスクロールは実現す
ることは可能である。しかしながら、これを実現するに
は、膨大な容量のメモリが必要となり、非効率的であ
る。さらに、描画処理にかかる時間の短縮は行われない
ので、スクロール処理の速度向上には、限界がある。
駄に消費することなく、スムースなスクロール処理が実
行される地図表示システム及びそのスクロール処理方法
を提供することにある。
明の地図表示システムの構成は、地図データを格納した
記憶部と、記憶部から所定表示範囲の地図データを読み
出し、描画処理する演算部と、描画処理された地図画像
が一画面分のデータとして描画される第一のイメージ領
域と第二のイメージ領域とを有するメモリと、イメージ
領域に描画された地図画像を表示する表示部とを有し、
演算部は、表示範囲を移動させる移動イベントが発生す
る毎に、移動イベントに対応して移動する表示範囲の地
図画像を、第一のイメージ領域と第二のイメージ領域と
に交互に描画処理することを特徴とする。
イメージ領域と第二のイメージ領域とが設けられる。こ
れによって、連続する移動イベントに対して、移動する
表示範囲の地図画像を両イメージ領域に交互に描画処理
することができるので、スムース且つ高速なスクロール
処理が可能な地図表示システムを提供することができ
る。
一のイメージ領域に描画された第一の地図画像が表示部
に表示されているときに、移動イベントが発生すると、
演算部は、第一の地図画像のうち、移動イベントに対応
した移動後の表示範囲に含まれる第一の部分画像を第二
のイメージ領域に複写し、第二のイメージ領域のうち、
第一の部分画像が複写されない領域に対応する地図デー
タを記憶部から読み出し、第二の部分画像として第二の
イメージ領域に描画し、第一の部分画像と第二の部分画
像からなる第二の地図画像を表示部に表示することを特
徴とする。
地図データを記憶部から読み出し、そして、それを描画
処理する必要がないので、読み出し処理及び描画処理の
時間が大幅に短縮され、スクロール処理の速度が向上す
る。従って、膨大なメモリ容量を消費することなく、地
図画像のスムースなスクロールが実現される。
のイメージ領域に複写される際に、移動後の表示範囲で
の位置で、第一の地図画像の上に重ねられて表示部に表
示されることが好ましい。
ール処理方法は、所定の記憶部から所定表示範囲の地図
データを読み出して描画処理し、描画処理された地図デ
ータを地図画像として所定の表示装置に表示する地図表
示システムにおける画像スクロール処理方法において、
読み出された地図データを蓄積するメモリに、地図画像
の一画面分のデータを蓄積する第一のイメージ領域と第
二のイメージ領域を設定し、第一のイメージ領域に描画
された第一の地図画像が表示部に表示されているとき
に、少なくとも1つの移動イベントが発生すると、第一
の地図画像のうち、移動イベントに対応して移動する表
示範囲に含まれる第一の部分画像を第二のイメージ領域
に複写し、第二のイメージ領域のうち、第一の部分画像
が複写されない領域に対応する地図データを記憶部から
読み出し、地図データを第二の部分画像として、第二の
イメージ領域に描画し、第一の部分画像と第二の部分画
像からなる第二の地図画像を該表示部に表示することを
特徴とする地図表示システムのスクロール処理方法であ
る。
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
テムは、図6に示された地図表示システムが適用され、
また、図7に示されたパーソナルコンピュータによって
実現される。
(b)に示されたメモリ113に、2つのイメージ領域
が設けられる。上述したように、イメージ領域とは、コ
ンピュータプログラムに従って地図データが描画処理さ
れて地図画像として描画されるメモリ113上の仮想的
な領域である。
のイメージ領域に描画された地図画像が、モニタに表示
され、他方のイメージ領域は空白状態である。
処理では、移動イベントが発生すると、CPU111
は、その移動イベントによる移動後の画面表示範囲に対
応する地図画像を他方のイメージ領域に描画する。この
とき、一方のイメージ領域への描画処理を行う際、移動
前の画面表範囲と移動後の画面表示範囲の重複する部分
に対応する地図データについては、記憶部112からの
読み出し処理及び描画処理を行わず、既に他方のイメー
ジ領域に描画されている移動前の画面表示範囲に対する
地図画像を利用する。
る距離はわずか(画面表示範囲の1/10〜1/5 程度)であ
るので、図8に示されるように、移動前の画面表示範囲
と移動後の画面表示範囲のうち、多くの部分が重複す
る。従って、一方のイメージ領域に既に描画されてい
る地図画像のうちの重複部分を、もう一方のイメージ領
域に複写することによって、再度、記憶部112から
重複部分の地図データを読み出す処理のための時間と、
それを描画処理する時間とを短縮することができる。
ロール処理のフローチャートである。また、図2は、以
下に説明する本発明の実施の形態におけるスクロール処
理が実行される前の2つのイメージ領域とモニタ14の
画面を示す図である。図2(a)は、第一のイメージ領
域であり、図2(b)は、第二のイメージ領域であ
る。さらに、図2(c)は、モニタ14の画面である。
された地図画像が、モニタ14の画面に表示されてい
る。このとき、図2(b)に示されるイメージ領域
は、地図画像が描画されていない空白状態である。
移動イベントに対する本発明の実施の形態におけるスク
ロール処理を以下に説明する。
作者による矢印ボタン142のクリックなどにより1つ
の移動イベントが発生すると、ステップS12におい
て、CPU111は、GUI表示機能を介した操作命令
として、画面表示範囲の移動方向と移動距離の情報を取
得する。
11は、イメージ領域の地図画像のうち、一回の移動
イベントにより移動した画面表示範囲に含まれる部分画
像の領域を演算により求め、それをイメージ領域に複
写する。このとき、複写される地図画像は、イメージ領
域において、一回の移動イベントによる移動距離だけ
移動方向にずれた位置に複写される。
明するステップS14を説明するための図である。図3
(a)は、イメージ領域を示す図である。例えば、移
動方向が右下方向である場合、図3(a)の点線で囲ま
れた地図画像の部分画像Aが複写される部分である。ま
た、図3(b)は、イメージ領域を示す図であって、
部分画像Aが、右下方向と反対の左上方向に移動距離だ
けずれてイメージ領域の領域bに複写される。
像Aは、モニタ14の画面にも複写される。図3(c)
は、モニタ14の画面を示す図であって、図1(c)の
画面の上に重ねて部分画像Aが、移動後の画面表示範囲
における表示位置、即ち、左上方向にずれた位置に表示
される。CPU111が、部分画像Aをイメージ領域
に複写するとともに、ビデオメモリ114の上記表示表
示位置に対応する領域に複写することにより、部分画像
Aを移動させて表示することができる。部分画像Aが移
動することにより、操作者は、画面がスクロールしたよ
うな感覚を得ることができる。
ジ領域のうち、部分画像Aが複写された領域b以外の
領域cに対応する地図データが読み出される。ここで、
地図データは、所定範囲単位に細分化(メッシュ化)さ
れた単位地図データの集合として記憶部112に格納さ
れている。
を説明するための図である。図5によれば、単位地図デ
ータには、それぞれメッシュ番号が付されている。そし
て、画面表示範囲に対応する地図データが読み出される
際、画面表示範囲を含む単位地図データのメッシュ番号
が演算され、そのメッシュ番号の単位地図データが読み
出される。
囲Pの地図データとして、単位地図データ群Gが読み出
される。そして、図5(b)において、スクロール処理
によって画面表示範囲Pから画面表示範囲Qに移動する
場合、画面表示範囲Qは、の単位地図データ群Hが必要
である。しかし、メッシュ番号12,13,14,22,23,24 の単
位地図データは、図5(a)に示されるように、既にメ
モリ113上に読み出されているので、再度読み出す必
要はなく、メッシュ番号02,03,04,05,15,25 の単位地図
データが読み出される。これにより、読み出し処理の時
間を短縮することができる。
(b)における領域cを含む単位地図データのメッシュ
番号が演算され、求められたメッシュ番号に対応する単
位地図データが読み出される。
された単位地図データが描画処理され、ステップS17
において、描画処理された地図画像がイメージ領域の
領域cに描画される。
べるステップS18を説明するための図である。図4
(b)は、イメージ領域を示す図であって、ステップ
S17により、領域cに地図画像が描画される。
ータに、既に部分画像Aが複写された領域bの地図デー
タが含まれる場合がある。このような場合であっても、
単位地図データ単位で描画処理を行い、描画処理によっ
て得られた地図画像のうち、部分画像Aと重複する部分
は、上書き処理される。単位地図データをさらに領域b
の部分と領域cの部分に分割して、領域cに対応する地
図データのみを描画処理するようにしてもよいが、重複
部分は上書き処理する方が描画処理の速度が通常速い。
これは、単位地図データ1つのデータ量は、それほど大
きくないので、それを全部描画処理するのにそれほど多
くの時間を必要とせず、むしろ、単位地図データを領域
bの部分と領域cの部分に分割する処理に時間を必要と
するからである。
表示範囲を超える場合もあるが、このような場合は、い
わゆるクリッピング処理によって画像表示範囲を超える
部分があらかじめ除去される。
ジ領域に描画された地図画像がモニタ14の画面に転
送され、表示される。これにより、1つの移動イベント
に対応するスクロール処理が終了する。図4(c)は、
モニタ14の画面を示す図であって、モニタ14の画面
には、ステップS18により転送されたイメージ領域
の地図画像が表示される。
す図であって、イメージ領域に地図画像が描画された
後に空白状態となる。
メージ領域に対して上記ステップS11乃至S16の
処理が実行される。このように、スクロール処理におい
て発生する連続した複数の移動イベントに対して、2つ
のイメージ領域を交互に利用して、上記ステップS11
乃至S18の処理が繰り返される。
スクロール処理では、メモリ113に2つのイメージ領
域が設けられる。そして、一回の移動イベントによる移
動後の地図画像を一方のイメージ領域に描画する際、移
動後の地図画像のうち、他方のイメージ領域に既に描画
されている地図画像と重複する部分画像は、一方のイメ
ージ領域に複写される。そして、一方のイメージ領域の
うち複写されない領域に対応する地図データだけが記憶
部112から読み出される。従って、重複する部分画像
に対応する地図データを記憶部112から読み出し、そ
れを描画処理する必要がないので、読み出し処理及び描
画処理の時間が大幅に短縮され、スクロール処理の速度
が向上する。従って、画面上では、地図画像のスムース
なスクロールが実現される。
Pに対応する単位地図データ群Gを読み出す際、又は、
別の処理工程(プロセス)により、あらかじめ、単位地
図データ群Gより外側の単位地図データ群Fまで読み出
しておいてもよい。そうすると、画面表示範囲Qに移動
した場合でも、画面表示範囲Qに対応する単位地図デー
タ群Hは既にメモリ113上に読み出されているので、
更なる読み出し処理を行う必要がない。これにより、さ
らに高速なスクロール処理を行うことができる。
表示システムは、例えば、地図情報システム(Geografic
Information Systems:GIS) である。地図情報シス
テムは、地図データベースに加えて、人口統計データや
顧客データなどの利用者データを記憶した利用者データ
ベースを有し、地図データと利用者データとを統合する
ことにより、地図画像上に利用者データを表示するシス
テムである。
る地形や道路、建物の位置データ又は住所データに関連
付けられている。そして、地図情報システムは、地図デ
ータと利用者データを住所や位置に従って関連付けるこ
とにより、地図画像上に、利用者データをそのまま、或
いは集計データとして表示することができる。利用者デ
ータは、例えば、地図画像上にグラフや色分けなど様々
な表現手段によって表示される。地図画像上に利用者デ
ータを表示することにより、単なるデータの羅列では得
られない付加価値のあるデータの表示を実現することが
できる。地図情報システムを利用して、顧客データなど
を地図データに表示することにより、例えば、店舗の出
店の判断材料にするなど、経営戦略の策定、展開などに
利用することができる。
ステムは、パーソナルコンピュータのようなスタンドア
ローンタイプのシステムに限られない。例えば、地図表
示システムは、1つのサーバーに複数の端末が通信回線
で接続され、端末は、地図データをサーバーから入手す
るクライアント/サーバータイプのシステムであっても
よい。さらに、例えばインターネットを利用して地図デ
ータ、さらには、地図表示のためのコンピュータプログ
ラムをダウンロードして地図表示を行うことができる、
いわゆるウエブ(Web)対応の地図表示システムであ
ってもよい。
地図表示システムにおいて、地図データベースから読み
出して地図データを一旦保持するメモリ上に2つのイメ
ージ領域が設けられる。そして、一回の移動イベントに
よる移動後の地図画像を一方のイメージ領域に描画する
際、移動後の地図画像のうち、他方のイメージ領域に既
に描画されている地図画像と重複する部分画像が、一方
のイメージ領域に複写される。そして、一方のイメージ
領域のうち複写されない領域に対応する地図データだけ
が地図データベースから読み出される。従って、重複す
る部分画像に対応する地図データを地図データベースか
ら読み出し、そして、それを描画処理する必要がないの
で、読み出し処理及び描画処理の時間が大幅に短縮さ
れ、スクロール処理の速度が向上する。これにより、膨
大なメモリ容量を消費することなく、地図画像のスムー
スなスクロールが実現される。
ージ領域に複写される際、移動した位置で、モニタにも
複写されて表示される。従って、他方のイメージ領域の
地図画像が描画されて表示される前に、地図画像が移動
したような感覚が操作者に与えられるので、よりスムー
スなスクロールが実現される。
フローチャートである。
実行される前におけるイメージ領域とモニタの画面を示
す図である。
明するための図である。
明するための図である。
めの図である。
る。
ある。
ある。
明するための図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】地図データを格納した記憶部と、 該記憶部から所定表示範囲の地図データを読み出し、描
画処理する演算部と、描画処理された地図画像が一画面
分のデータとして描画される第一のイメージ領域と第二
のイメージ領域とを有するメモリと、 該イメージ領域に描画された地図画像を表示する表示部
とを有し、 該演算部は、表示範囲を移動させる移動イベントが発生
する毎に、該移動イベントに対応して移動する表示範囲
の地図画像を、該第一のイメージ領域と該第二のイメー
ジ領域とに交互に描画処理することを特徴とすることを
特徴とする地図表示システム。 - 【請求項2】請求項1において、 前記第一のイメージ領域に描画された第一の地図画像が
前記表示部に表示されているときに、前記移動イベント
が発生すると、 前記演算部は、前記第一の地図画像のうち、前記移動イ
ベントに対応した移動後の表示範囲に含まれる第一の部
分画像を前記第二のイメージ領域に複写し、 前記第二のイメージ領域のうち、該第一の部分画像が複
写されない領域に対応する地図データを前記記憶部から
読み出し、第二の部分画像として前記第二のイメージ領
域に描画し、該第一の部分画像と該第二の部分画像から
なる第二の地図画像を前記表示部に表示することを特徴
とする地図表示システム。 - 【請求項3】請求項2において、 前記第一の部分画像は、前記第二のイメージ領域に複写
される際に、前記移動後の表示範囲での位置で、前記第
一の地図画像の上に重ねられて前記表示部に表示される
ことを特徴とする地図表示システム。 - 【請求項4】所定の記憶部から所定表示範囲の地図デー
タを読み出して描画処理し、描画処理された地図データ
を地図画像として所定の表示装置に表示する地図表示シ
ステムにおける画像スクロール処理方法において、 読み出された地図データを蓄積するメモリに、地図画像
の一画面分のデータを蓄積する第一のイメージ領域と第
二のイメージ領域を設定し、 該第一のイメージ領域に描画された第一の地図画像が該
表示部に表示されているときに、少なくとも1つの移動
イベントが発生すると、該第一の地図画像のうち、該移
動イベントに対応して移動する表示範囲に含まれる第一
の部分画像を該第二のイメージ領域に複写し、 該第二のイメージ領域のうち、該第一の部分画像が複写
されない領域に対応する地図データを前記記憶部から読
み出し、 該地図データを第二の部分画像として、該第二のイメー
ジ領域に描画し、 該第一の部分画像と該第二の部分画像からなる第二の地
図画像を該表示部に表示することを特徴とする地図表示
システムのスクロール処理方法。 - 【請求項5】請求項4において、 前記第一の部分画像を前記第二のイメージ領域に複写す
る際に、前記第一の部分画像を、さらに、前記移動後の
表示範囲での位置で、前記第一の地図画像の上に重ねて
前記表示部に表示することを特徴とする地図表示システ
ムにおけるスクロール処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13998198A JP3381903B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 地図表示システム及びそれにおける画像スクロール処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13998198A JP3381903B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 地図表示システム及びそれにおける画像スクロール処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338456A true JPH11338456A (ja) | 1999-12-10 |
JP3381903B2 JP3381903B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=15258175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13998198A Expired - Lifetime JP3381903B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 地図表示システム及びそれにおける画像スクロール処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3381903B2 (ja) |
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- 1998-05-21 JP JP13998198A patent/JP3381903B2/ja not_active Expired - Lifetime
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