JPH11334683A - ばら物運搬船 - Google Patents
ばら物運搬船Info
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- Ship Loading And Unloading (AREA)
Abstract
め船首側または船尾側の一個所に搬送する搬送手段を風
雨や海水から保護する。 【解決手段】 掻出し手段Aでハッチ上方へ取り出した
ばら物を上甲板5の下方の船体1と貨物倉2との側面間
隙に設置した第一コンベヤ27に落下送入し、ハウジン
グ30に包まれた第二コンベヤ29によって陸揚げ手段
Cに受け渡すようにした。二つのコンベヤ27,29か
らなる搬送手段Bが船体1に内蔵されて雨水、海水から
隔離される。
Description
るばら物の運搬船、詳しくは保守が容易であるとともに
粉塵を大気中に放散することが少ない自動荷役設備を具
えたばら物運搬船に関するものである。
材チップ、セメントなどの小塊、粒体、粉体からなる不
定形固体貨物を海上輸送するばら物運搬船の内で、主に
沿海区域を航行するものは荷役設備が不完全な埠頭に接
岸して荷揚げしなければならないことが多く、そのため
に貨物倉に積み込まれているばら物を陸上に荷揚げする
ための自動荷役設備をばら物運搬船に具えさせている。
自動荷役設備を具えたばら物運搬船の概略を説明する図
であって、図6に示したものは船体81の内部に構築し
た船体長手方向へ延びる貨物倉82をホッパ形状とし、
その底に形成したスリット状の排出口83の上に沿って
払出機84を往復走行させながらその羽根85を回転さ
せることにより、ばら物を最下層のものから順次排出口
83より船底に沿って排出口83の下方に配備した第一
コンベヤ手段86の上に落下させて船首側または船尾側
に送り、次に第二コンベヤ手段87に移しかえて上甲板
88の上方へ搬送し、更に埠頭に向かって張り出させた
第三コンベヤ手段89に移しかえて所定個所に陸揚げす
るものである。
ッチ91をまたいで上甲板88の上を船体長手方向へ往
復走行する門形の走行台92に装備した掻出し機93と
第一コンベヤ手段94とによってばら物を取り出しなが
ら船体81の一側へ送り、上甲板88の上に設置された
第二コンベヤ手段95の上に落下させて船首側に送り、
更に埠頭に向かって張り出させた第三コンベヤ手段96
に移しかえて所定個所に陸揚げするものである。
状とされ、加えて払出機84を走行させる空間を形成す
るカバー体90を具えていること、および底の下方に第
一コンベヤ手段86が設置されていること、によって貨
物倉82の有効容積が小さくばら物積載能力に劣る、と
いう問題がある。これに対して、図7に示したものは貨
物倉82をホッパ形とすることなく、且つ底を船底に接
近させて大きな有効容積とすることができる。
図7に示したばら物運搬船はばら物積載能力が大きいと
いう利点をもっている反面、走行台92の往復走行区間
の全長に亘って敷設されている第二コンベヤ手段95
は、上甲板88の上に露出状態で設置され風雨や海水に
さらされているので、発錆や早期劣化を避けることがで
きず保守および修理に多大の労力、経費を要するばかり
か、第一コンベヤ手段94から第二コンベヤ手段95に
ばら物を落下させて移しかえる際に粉塵がそのまま大気
中に放散して環境衛生の面で好ましくない、という問題
をもっている。
運搬船、即ち上甲板の上を船体長手方向へ往復走行して
貨物倉のばら物をハッチ上方へ取り出す掻出し手段と、
ハッチ上方へ取り出したばら物を船首側または船尾側の
一個所に送る搬送手段と、搬送手段から受け取ったばら
物を埠頭の所定個所に送る陸揚げ手段とを具えているば
ら物運搬船がもっている、搬送手段である第二コンベヤ
手段95の保守および修理に多大の労力、経費を要する
という問題点、および粉塵の大気放散による環境悪化と
いう問題点を解決することを課題とするものであって、
大きな積載能力を有する形状とした貨物倉を有するばら
物運搬船を、保守などが簡便であり且つ環境を悪化させ
ることが少ない自動荷役設備を具えたものとすることを
目的とする。
決するため、本発明は前記の搬送手段を上甲板の下方で
あって船体と貨物倉との側面間隙に船体長手方向へ延在
させて設置した第一コンベヤと、第一コンベヤから上甲
板の上方に設置されている陸揚げ手段にばら物を受け渡
すため上甲板の下方から上方に亘って延在させて設置し
た第二コンベヤとからなるものとした。そして、掻出し
手段が取り出したばら物を第一コンベヤの上に落下させ
る投入端を開閉可能とした誘導通路を掻出し手段のほぼ
全走行区間に亘って貨物倉の一側に設け、且つ第二コン
ベヤの上甲板上方に延びている部分を船体に構築したハ
ウジングに内蔵させた。
よって上甲板の上方へ取り出したばら物を陸揚げ手段に
受け渡す搬送手段が船体内部に配置され、風雨や海水に
さらされることがなくなって保守や修理の労力、経費を
大幅に軽減するとともに早期劣化を回避し、また粉塵の
大気放散を殆んどなくすことができるようになった。
を投入する際に発生する粉塵を集塵機に捕集させるよう
にした本発明によると、粉塵の大気放散を更に低下する
ことができる。
示した図1,図2において、船体1の内部に船首近くか
ら船尾近くに亘って船体長手方向へ延びる貨物倉2が中
間の仕切壁3によって前後二つに区画されて設けられて
おり、この貨物倉2は上甲板5に設けたハッチ4によっ
て全面開放するようになっている。また、貨物倉2の仕
切壁3によって区画された船首側半部と船尾側半部とを
それぞれ開閉するハッチカバー6a,6bの巻取機7
a,7bが貨物倉2の前後両端に接近させて上甲板5に
設置されている。更に、船尾側の巻取機7bよりも更に
船尾側に船橋8が設置されている。
は搬送手段、Cは陸揚げ手段を示しており、掻出し手段
Aが船体縦方向へ移動しながら貨物倉2から掻出したば
ら物を船体長手方向へ延びる搬送手段Bによって船首近
くに設置されている陸揚げ手段Cへ送り、これより埠頭
の所定個所に陸揚げするものである。
て、貨物倉2の両側方に位置させて上甲板5に船体長手
方向へ敷設した走行軌条11に乗り、ハッチ4を跨いで
そのほぼ全長に亘って往復走行する門形の走行台12
と、この走行台12に敷設した船体幅方向即ちハッチ横
断方向へ延びる案内軌条13に乗って往復走行する台車
14に吊下げ状態に装備したバケットコンベヤからなる
掻出し機15と、走行台12に設置されたハッチ横断方
向へ延びるベルトコンベヤからなる移しかえ用コンベヤ
20および下方へ延びる供給シュート21とを具えてい
る。
本の互いに平行な無端鎖に多数のバケットを一定間隔で
架設してなる周知のコンベヤであり、台車14に支持さ
せた終端反転鎖車16a,中間の誘導鎖車16b,誘導
レール16c,互いに回転可能に連結した第一腕部材1
7aおよび第二腕部材17bの第一腕部材17aの先端
に支持させた先端反転鎖車16d,これらの連結個所に
設けた第一屈曲鎖車16e,第二腕部材17bの基端を
台車14に回動自由に連結した個所に設けた第二屈曲鎖
車16fに無端鎖を掛合して図4において反時計方向へ
図示しない原動機により走行循環させられる。また、二
つの腕部材17a,17bのそれぞれの中央部には伸縮
部材18である流体圧シリンダのシリンダ筒基端および
ピストン杆先端が結合させてある。
dと第一屈曲鎖車16eとの間において水平状態に維持
されてばら物を主に水平面上で掻取る第一掻取り部分1
5aを形成し、第一屈曲鎖車16eと第二屈曲鎖車16
fとの間において鉛直状態と水平状態との間で傾斜角度
が任意に可変とさればら物を主に傾斜面上で掻取る第二
掻取り部分15bを形成している。また、第二屈曲鎖車
16fと終端反転鎖車16aとの間は鉛直状態で上方へ
延びる搬出部分15cを形成しており、反転鎖車16a
から誘導鎖車16bに至る間にバケットが下向きとなる
ことによってばら物がバケットコンベヤから落下送出さ
れる。
とされ、第二掻取り部分15bがほぼ45度の傾斜角度
となっている様子を示しており、この姿勢でばら物を二
つの掻取り部分15a,15bで掻取る。貨物倉2の満
載状態のばら物は第二掻取り部分15bをほぼ水平状態
として掻取りを開始し、これを次第に傾斜させるととも
に走行台12を船体長手方向へ往復させる動作と台車1
4をハッチ横断方向へ往復させる動作とを適宜加えるこ
とによってばら物を連続的に掻取る作業を行なう。そし
て、貨物倉2のばら物が減少するに従って第二掻取り部
分15bの傾斜角度を大きくし、最終的にこの部分15
bを鉛直状態とする。このとき、第一掻取り部分15a
のバケットが貨物倉2の底壁2aにほぼ接触するように
第二腕部材17bの長さおよび第二屈曲鎖車16fの高
さ位置が設定されており、このことにより、貨物倉2の
底浚いを行なうことができる。
に出し入れされる鎖車16d,16eとはバケットの両
外側方に配置されているので、バケットを貨物倉2の側
壁2bと底壁2aとのかどに当てることができず、この
部分のばら物を掻出すことができない。そこで、図示実
施の形態では図3に示すバケットの船体幅方向移動限界
15Aよりも外側方の部分を傾斜壁2cとし、ばら物が
バケット走行領域に落下して殆んど残さずに掻出すこと
ができるようにした。この傾斜壁2cは僅かな高さであ
るので貨物倉2の容積減少は無視できる。
7bを水平状態として走行台12,掻出し機15を後述
する収納スペース10に置いたとき、巻取機7bに衝突
しない高さ、図示実施の形態ではハッチカバー6bを繰
出して空となっている巻取機7bの巻取軸に衝突しない
高さとする高さ位置に設置されている。従って、荷積み
および荷卸しのためハッチ4を開放するとき、掻出し機
15をハッチ4の上方へ移動してハッチカバー6bの巻
取機7bへの巻取りの支障とならないようにする。荷積
みを終ってハッチ4を閉じたとき走行台12,掻出し機
15を収納スペース10に移動する。
の上方に位置させて第二腕部材17bが水平状態となっ
ている姿勢から、バケットコンベヤの案内レール16
c,第二屈曲鎖車16fよりも先端側の部分を回動下降
させ、バケットにより貨物倉2のばら物を表層部から掻
取る。
8を伸長させることにより二つの腕部材17a,17b
は互いの開き角度を大きくしながら回動上昇して第二腕
部材17bが水平の状態に戻る。このように、バケット
コンベヤの下部を起伏可能としたことにより、ハッチ4
の上方から貨物倉2に出し入れすることができ、加えて
この下部を更に互いに屈曲する掻取り部分15a,15
bとした図示の形態によるとばら物を殆んど残さずに掻
出すことができるものである。
るばら物は、終端反転鎖車16aに沿って反転したとき
バケットから放出され、シュート19を通って移しかえ
用コンベヤ20の上に落下し走行台12の一側端へ向か
って送られる。このコンベヤ20の搬送終端の反転個所
は供給シュート21の上端部に設置されており、バケッ
トコンベヤ15が船体長手方向および幅方向へ移動しな
がら掻取ったばら物は供給シュート21に投入される。
12に設置した集塵機22の吸込口が開口させてあり、
落下するばら物から発生する粉塵が大気中に放散するこ
とのないようにしている。また、台車14はバケットコ
ンベヤの誘導レール16c,第二屈曲鎖車16fから上
方の部分および移しかえ用コンベヤ20を囲んだハウジ
ング23を具えており、粉塵の飛散を最小限にとどめる
ように考慮されている。
8の一側方の上甲板部分は掻出し手段Aの収納スペース
10を形成しており、ハッチ4がハッチカバー6a,6
bで覆われていて荷積みや荷卸しを行なっていないと
き、走行台12をハッチ4と船橋8との間に位置させる
とともに掻出し機15の二つの掻取り部分15a,15
bを船橋8の側方に位置させるようになっている。
沿って上甲板5の上に装備されている掻出し手段Aを置
くことによって、航行時に船橋8からの視界を妨げるこ
とがない。また、収納スペース10の船橋一側方部分に
壁や屋根を設けて水平状態とされている二つの掻取り部
分15a,15bを差込み、波浪や雨水から保護するこ
ともできる。
び図5を参照して、船体1と貨物倉2との隙間に設けら
れている第二甲板9の貨物倉一側方部分に沿って設置さ
れたベルトコンベヤからなる第一コンベヤ27と、ハッ
チ4の一側端に沿い貨物倉長手方向全長に亘って設けた
細長溝状の誘導通路28と、貨物倉2の前方部分に設置
されたベルトコンベヤからなる第二コンベヤ29とを具
えている。
附近から船首側端面よりも前方に亘って延びており、誘
導通路28の上端入口に供給シュート21の下端出口が
接近している。このため、掻出し手段Aが船体長手方向
へ移動しながら貨物倉2から掻出したばら物を、掻出し
手段Aの位置に関係なく誘導通路28に送り込み、且つ
停滞させることなくそのまま第一コンベヤ27の上に落
下させることができる。
ッチ4の外側方に開口していてもよいが、図示実施の形
態のようにハッチ4の内側に開口させた場合は、ハッチ
カバー6a,6bの幅寸法を変更することなくハッチ4
と同時に開閉することができる。そして、誘導通路28
の投入端をハッチカバー6a,6b或いは適宜の手段で
覆うことにより、第一コンベヤ27が上甲板5の下方に
設置されていることと相俟って雨水や海水による浸水或
いはこれらの付着による機器部分の発錆、故障の心配が
なくなるものである。
9a,29bを向かい合わせてばら物を封入状態で低所
から高所へ搬送する周知の垂直ベルトコンベヤと同様の
構成である。図示実施の形態では船体1と貨物倉2との
船首側隙間に船体幅方向へ傾斜させて設置されている。
即ち、低所の送入端は第一コンベヤ27の送出端と直交
させてその下方に位置しており、高所の送出端は船体幅
方向反対側において上甲板5の上方に位置している。
船体幅方向へ傾斜させて設置したことにより、水平部分
と鉛直部分とからなる構成としたものと比べてコンベヤ
機長が短かくなるとともに、ばら物を漏れる心配なく効
率よく搬送することができる。この第二コンベヤ29は
第一コンベヤ27から送出されたばら物を送入端で一方
のベルト29aに受け取らせ、次にもう一方のベルト2
9bを向かい合わせるとともにそれらの両側端縁部を重
ね閉じ合わせてばら物を封入し、傾斜搬送経路に従って
高所へ搬送するものであり、高所のベルト反転個所即ち
送出端で送出される。
方へ突出している部分は上甲板5の上に突出させて船体
1に構築したハウジング30に内蔵され、風雨や海水か
ら保護されているとともに、これらが船体1内に侵入し
ないようになっている。
参照して、船首近くの一側端部に位置させて上甲板5に
設置した旋回台32に基端を取付けた片持ち式のブーム
33と、このブーム33にそのほぼ全長に亘って設置さ
れたベルトコンベヤからなる陸揚用コンベヤ34と、ブ
ーム33を起伏させる流体圧シリンダ35とを具えてい
る。
の上方に格納し荷揚げ時に埠頭へ向けて突出させるため
旋回可能とし、且つ海面の干満差および積荷量の減少に
伴う船体1の埠頭に対する高さの変動に対応させるため
起伏可能としており、このことは従来のものと同じであ
る。
ヤ29の送出端の下方に位置させられており、第二コン
ベヤ29から送出されたばら物はシュート36を通って
陸揚用コンベヤ34の送入端に落下し、次にブーム33
先端の送出端から埠頭の所定個所に落下することにより
陸揚げを完了する。
囲んだハウジング37を有している。このハウジング3
7は船体外部に配備される第二コンベヤ29の上甲板上
方部分を包んだハウジング30と同様に、陸揚用コンベ
ヤ34を風雨や海水から保護する被覆構造体として機能
する。
ヤ27,陸揚用コンベヤ34はベルトコンベヤに限るも
のでなく、スラットコンベヤ、スクリュコンベヤなどを
用いることができる。
向へ往復走行させながらばら物をハッチから上方へ取り
出し、これを船首側または船尾側の一個所に搬送して陸
揚げすることにより貨物倉の有効容積を大きくしたばら
物運搬船において、船体長手方向へ延在する搬送手段を
上甲板下方の空間および上甲板上方に構築したハウジン
グに内蔵した本発明によると、搬送手段を構成する二つ
のコンベヤが大気中に露出することがなくなり、風雨や
海水にさらされて発錆、故障、早期劣化を招くという不
都合が解消されて保守および修理の労力、経費を大幅に
軽減するとともに、常時良好な状態で運転することがで
きる。
より、粉塵が大気中に放散することが殆んどなくなり環
境悪化を防止することができるものであり、集塵機を設
けることにより粉塵公害を更に有効に防止することがで
きる。
板, 6a,6b ハッチカバー, 8 船橋, 9
第二甲床, 10 収納スペース, 12 走行台,
15 掻出し機, 20 移しかえ用コンベヤ, 21
供給シュート,27 第一コンベヤ, 28 誘導通
路, 29 第二コンベヤ, 30 ハウジング, A
掻出し手段, B 搬送手段, C 陸揚げ手段,
Claims (3)
- 【請求項1】 上甲板の上を船体長手方向へ往復走行し
て貨物倉のばら物をハッチ上方へ取り出す掻出し手段
と、前記ハッチ上方へ取り出したばら物を船首側または
船尾側の一個所に送る搬送手段と、前記搬送手段から受
け取ったばら物を埠頭の所定個所に送る陸揚げ手段とを
具えているばら物運搬船において、 前記搬送手段は前記上甲板の下方であって前記船体と貨
物倉との側面間隙に設置されて船体長手方向へ延在する
第一コンベヤと、前記上甲板の下方から上方に亘って延
在し前記第一コンベヤから受け取ったばら物を前記上甲
板の上方に設置されている前記陸揚げ手段に受け渡す第
二コンベヤとからなり、 そして、前記掻出し手段のほぼ全走行区間に亘って前記
貨物倉の一側に設けられ前記掻出し手段が取り出したば
ら物を前記第一コンベヤの上に落下させる投入端が開閉
可能な誘導通路と、前記船体に構築されて前記第二コン
ベヤの前記上甲板上方に延びている部分を内蔵させたハ
ウジングとを有している、 ことを特徴とするばら物運搬船。 - 【請求項2】 請求項1に記載したばら物運搬船におい
て、 前記掻出し手段により取り出したばら物を前記誘導通路
に投入する際に発生する粉塵を捕集する集塵機を有して
いる、 ことを特徴とするばら物運搬船。 - 【請求項3】 前記誘導通路の投入端を閉じる手段が前
記貨物倉のハッチカバーである請求項1または2に記載
したばら物運搬船。
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JP16420598A JP4051642B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | ばら物運搬船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16420598A JP4051642B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | ばら物運搬船 |
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JPH11334683A true JPH11334683A (ja) | 1999-12-07 |
JP4051642B2 JP4051642B2 (ja) | 2008-02-27 |
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ID=15788673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16420598A Expired - Lifetime JP4051642B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | ばら物運搬船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4051642B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136371A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-07-11 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 船舶、船舶の積み荷役方法、及び船舶の揚げ荷役方法 |
WO2014021217A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 宇部興産機械株式会社 | 水平スクリュー式サイロ及びこれを備えた貨物運搬船 |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP16420598A patent/JP4051642B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN104507794A (zh) * | 2012-07-31 | 2015-04-08 | 宇部兴产机械株式会社 | 水平螺杆式筒仓以及具有该水平螺杆式筒仓的货物运输船 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP4051642B2 (ja) | 2008-02-27 |
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