JPH11324169A - 耐力パネル及び耐力パネルの接合構造 - Google Patents
耐力パネル及び耐力パネルの接合構造Info
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Abstract
災時に要求される耐火時間内は本来の耐力を維持出来る
耐力パネル及び該耐力パネルの接合構造を提供すること
を可能にすることを目的としている。 【解決手段】 発泡体からなるコア材2の両面に金属板
3を設けたサンドイッチパネル1において、少なくとも
火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷
重を支持出来るように非火炎側Aからパネル厚さの途中
まで火炎側Bに延長した断面形状を有する補強板材(端
辺3a、埋設辺3b,3c)をコア材2に埋設或いは貼
着して構成したことを特徴とする。
Description
物で梁材及び柱材を使用しない建物構造の耐力壁として
用いられる耐力パネル及びその接合構造に関するもので
あって、特に発泡体からなるコア材の両面に金属板を設
けた耐力パネル及びその接合構造に関するものである。
で施工手間を低減したパネル工法建物が提案されてお
り、本発明者等は発泡体からなるコア材の両面に金属板
を設けた耐力性を有するサンドイッチパネルを耐力パネ
ルとして使用した技術を特願平8-121181号により既に特
許出願中である。
構造躯体として一体的に接続されて耐力パネルを構成す
るので強度が高く、梁材や柱材を省略して躯体構造を簡
単にすることが出来、工期を大幅に短縮化することが出
来る上、従前の下地材、外壁材、断熱材、内壁材等の複
数層の壁の層構造をサンドイッチパネルの一部材で構成
することが出来、更に梁材や柱材の下地材や内装下地材
も不要となるので部材点数及び施工工数を削減してコス
トダウンを図ることが出来るものである。
とから、建物設計の自由度が広がり、開口部や空間が大
きくとれるといった長所があり、サンドイッチパネルの
両面に設けた金属板により気密性を容易に確保すること
が出来るので、高気密住宅を容易に構成することが出来
るという利点もある。
により構成されることで、寸法精度が確保出来、接続部
の構成が簡単であり、更には、白蟻等の防止や腐朽防止
が出来、耐久性に優れるといった長所もある。
断熱材が均一に形成されるので、冷橋(ヒートブリッ
ジ)がなく、断熱効果を向上させることが出来、枠材等
を使用しないので該枠材の幅分だけ断熱性能が向上する
と共に断熱材の充填ムラがなく、断熱材が自重で下にず
れたり片寄ることがないという利点もある。
構成が単純で、工場での生産性が高く、材料コストが安
くなるといった多大な利点を備えている。
術であっても全く問題がないわけではなく、例えば、火
災が生じた場合を想定すると、防火上、耐力パネルによ
って外部からの火に対して建物内部への延焼を防止する
だけでなく、建物が倒壊しないように建物の鉛直荷重を
支持出来なければならない。
体からなるコア材の両面に金属板を設けただけの単純な
構成であったため、火災時に火災側の金属板が高温にな
ることによって軟化若しくは座屈し、また発泡体も火災
側の金属板側から次第に軟化、分解及び炭化等を生じて
耐力パネルの本来の耐力が低下するという問題がある。
属板同士を一体化していることによって両面の金属板に
よって支えられている。火災時には金属板が高温になり
軟化するが、それ以外にも発泡体が分解炭化することに
よって火災側の金属板と発泡体の一体性が失われ、薄い
一枚の金属板は建物の鉛直荷重によって容易に座屈を起
こすことになる。
その目的とするところは、少なくとも法で規定されてい
る火災時に要求される耐火時間内は本来の耐力を維持出
来る耐力パネル及び該耐力パネルの接合構造を提供せん
とするものである。
の本発明に係る耐力パネルは、発泡体からなるコア材の
両面に金属板を設けた耐力パネルにおいて、少なくとも
火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷
重を支持出来るように非火炎側からパネル厚さの途中ま
で火炎側に延長した断面形状を有する補強板材が前記コ
ア材に埋設或いは貼着されていることを特徴とする。
らパネル厚さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有
するようにコア材に埋設或いは貼着されたことで、火災
時に火災側の金属板が高温になって軟化若しくは座屈し
ても、該火災側の金属板に代わって前記補強板材が建物
の鉛直荷重を支持して建物の倒壊を防止することが出来
る。
記金属板の端部から折り曲げて構成した場合には非火炎
側の金属板と補強板材とが1部品で構成出来るので部品
点数が削減出来ると共に耐力的に強固な構成に出来る。
超えて延長された場合には、火災側の金属板の代わりに
該補強板材により建物の鉛直荷重を確実に支持すること
が出来る。
は、複数の耐力パネルを相互に接合する構造であって、
隣接する前記耐力パネルの両金属板間を接続部材で連結
すると共に非火炎側の両金属板間或いは前記両補強板材
間に高温耐性のシーリング材を介在させたことを特徴と
する。
求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷重を支持出
来る複数の耐力パネルを接続部材で連結することが出
来、非火炎側の両金属板間或いは両補強板材間に介在さ
せた高温耐性のシーリング材によりシールすることで高
温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側に侵入する
ことを防止することが出来る。
及びその接合構造の一実施形態を具体的に説明する。図
1(a)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す正面
図、図1(b)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す
側面図、図2は本発明に係る耐力パネルの構成を示す横
断面説明図、図3は隣接する耐力パネルの接合構造を示
す横断面説明図、図4(a)〜(h)は金属板の端部か
ら折り曲げられた他の各種の補強板材を示す横断面説明
図、図5(a)〜(h)は金属板と別体で構成された各
種の補強板材を示す横断面説明図、図6(a),(b)
は本発明に係る他の耐力パネルの構成を示す横断面説明
図、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)は隣接
する耐力パネルの他の接合構造を示す横断面説明図であ
る。
ネルとなるサンドイッチパネル1はポリイソシアヌレー
トフォーム等の樹脂系発泡体等からなる断熱材としての
コア材2の両面に、該コア材2の面積に対応する面積を
有するアルミ亜鉛合金メッキ鋼板(溶融亜鉛・55%ア
ルミニウム合金メッキ鋼板、商品名「ガルバリュウム鋼
板」)や着色合金めっき鋼板等からなる金属板3を設け
て耐力性を有する耐力パネルとして構成される。金属板
3は一般的なメッキ鋼板や塗装鋼板等でも良い。
連結して耐力パネル構造とし、これを住宅等の建物の壁
体である外壁、床、屋根パネルとして使用することで、
梁材及び柱材を使用することなく建物を施工し得るパネ
ル工法建物として構成することが出来るものである。
系発泡材であるイソシアヌレート樹脂フォームやフェノ
ール樹脂フォーム等の断熱材が好ましく、該断熱材の密
度は20〜60kg/m3 で、且つ圧縮強度を1〜5kg/m2
で構成される。上記密度は、JIS K7222 に準拠して測定
された値であり、圧縮強度は、JIS K7220 に準拠して測
定された値である。
高断熱性や高遮音性を有するサンドイッチパネル1とし
て構成出来る。尚、前記コア材2はウレタンやハニカム
等を使用して構成することでも良い。
しては、例えば、厚さ0.6mm〜1.6mm程度のアルミ
亜鉛合金メッキ鋼板を使用したものが好ましく、強度や
防錆性能も良く、耐久性に優れている。特に、厚さを
0.8mm〜1.2mm程度とすれば、コスト的にも性能的
にも最も好ましい。
ル1全体の厚さは、60mm〜150mm程度である。金属
板3を使用したサンドイッチパネル1は工場での量産に
適しており、例えば、その製法としては、ロール状の金
属板3を引き伸ばしながら、間に前記断熱材を接着剤等
によって貼着してサンドイッチするか、或いは、引き伸
ばして張架した二枚の金属板3の間で前記断熱材を発泡
させるか、或いは所定の大きさに切断、折り曲げられた
二枚の金属板3の間で前記断熱材を発泡させるか、或い
は同じく所定の大きさに切断、折り曲げられた二枚の金
属板3の間に前記断熱材を挟んで接着することで両面の
金属板3と断熱材からなるコア材2とが一体的に固着し
てサンドイッチされる。
ル1を用いたことにより、高耐久性、不燃性、高断熱
性、高気密性及び高遮音性を実現する躯体システムとな
り、更には、柱や梁を使用することなくサンドイッチパ
ネル1を耐力壁として使用することで単純な部品構成に
なり、施工が容易で、施工工数の少ない躯体システムと
なり、工期の短縮(例えば、躯体工期が3日程度)が実
現する。
パネルを一体的に連結することで構成される高強度躯体
システムであり、高耐震性に優れている。更には、柱や
梁がないため比較的自由度の高い躯体システムとなり、
オーダーエントリーシステムで種々の要望に対応可能で
ある。
によれば、パネル面全体が断熱材で構成されるので断熱
性能が向上し、且つ断熱材の密度を20〜60kg/m3 で
構成した場合には断熱材が均一となり、自重によるずれ
や片寄りがなく、断熱ムラがない。
位置に配置された時、図2に示すように、非火炎側(例
えば屋内側)Aからパネル厚さの途中まで火炎側(例え
ば屋外側)Bに該コア材2の中心lを超えて延長された
断面形状を有する補強板材となる端辺3a、埋設辺3
b,3cがコア材2内部に埋設されており、特に本実施
形態の補強板材の場合、該補強板材(端辺3a、埋設辺
3b,3c)が非火炎側Aにおける金属板3の端部から
折り曲げられて一体的に形成されている。
の金属板3がコア材2の幅方向(図2の左右方向)両端
部の小口面2aに沿って火炎側B方向に直角に折曲さ
れ、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2
の小口面2aに貼着された端辺3aと、該端辺3aに接
続され、更にコア材2の幅方向内部側に直角に折曲され
て該コア材2の内部に埋設された埋設辺3bと、該埋設
辺3bに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて
同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3cとを有
して構成されている。
もコア材2の幅方向両端部の小口面2aに沿って非火炎
側A方向に直角に折曲され、該コア材2の小口面2aに
貼着された端辺3dと、該端辺3dに接続され、更にコ
ア材2の幅方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の
内部に埋設された埋設辺3eとを有して構成されてい
る。尚、前記端辺3d、埋設辺3eは適宜省略して火炎
側Bの金属板3を単一平面状に構成しても良い。
温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側Bの金属
板3に代わって前記補強板材(端辺3a、埋設辺3b,
3c)が少なくとも火災時に法的に要求される耐火時間
内はパネルに加わる建物の鉛直荷重を支持して建物の倒
壊を防止することが出来るように各寸法が設定されてい
る。
及び補強板材となる端辺3a、埋設辺3b,3cと、火
炎側Bの金属板3、端辺3d、埋設辺3eとが確実に離
間しているため火災時に火災側Bの金属板3が高温にな
っても非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋
設辺3b,3c)に熱が伝わり難く該非火炎側Aの金属
板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)の保全
を確保することが出来る。
り、発泡体からなるコア材2が火炎側Bから分解炭化し
て該コア材2の分解炭化が非火炎側Aの金属板3に接続
された埋設辺3bの部分まで達すると該非火炎側Aの金
属板3の温度が上昇して強度が低下する。
埋設辺3eと非火炎側Aの金属板3に接続された埋設辺
3bとの間に配置されたコア材2の厚みを所定の値に設
定することにより非火炎側Aの金属板3や補強板材(端
辺3a、埋設辺3b,3c)が法的に要求される耐火時
間だけ建物の鉛直荷重を支持出来る時間を確保すること
が出来る。この点では、火炎側Bの金属板3に接続され
た端辺3d、埋設辺3eを省略して火炎側Bの金属板3
を単一平面状に構成した方が有利である。
てISO834に準じた防火性能試験を行った結果、20分以
上建物の耐力壁として負担すべき荷重(実験では幅1m
のサンドイッチパネル1で1tの荷重)に耐えることが
出来た。
の端部から一体的に折り曲げられて形成された補強板材
となる端辺3a及び埋設辺3b,3cが非火炎側Aから
パネル厚さの途中まで火炎側Bに延長した断面形状を有
するようにコア材2に埋設或いは貼着されたことで、火
災時に火災側Bの金属板3が高温になって軟化若しくは
座屈しても、該火災側Bの金属板3に代わって前記補強
板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)が建物の鉛直荷重
を支持して建物の倒壊を防止することが出来る。
辺3b,3cを非火炎側Aにおける金属板3の端部から
折り曲げて構成したことで非火炎側Aの金属板3と補強
板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)とが1部品で構成
出来るので部品点数が削減出来ると共に耐力的に強固な
構成となる。
辺3b,3cがコア材2の中心lを超えて延長されたこ
とで火災側Bの金属板3の代わりに該補強板材(端辺3
a、埋設辺3b,3c)により建物の鉛直荷重を確実に
支持することが出来る。従って、防火上、耐力パネルと
なるサンドイッチパネル1によって外部からの火に対し
て建物内部への延焼を防止するだけでなく、火災時にお
いても建物が倒壊しないように建物の鉛直荷重を支持出
来る。
3を用いて説明する。図3において、平面的に隣接する
耐力パネルとなるサンドイッチパネル1は両金属板3間
を接続部材4を介して連結される。
鋼板や着色合金めっき鋼板等の金属板で所定の厚さを有
して構成されており、サンドイッチパネル1の高さ方向
の長さに対応する寸法を有する長尺部材で、所定の幅を
有して構成される。
設されるサンドイッチパネル1の接続方法としては、先
ず、左側に配置されるサンドイッチパネル1の右端部
と、右側に配置されるサンドイッチパネル1の左端部と
を当接させた後、左右のサンドイッチパネル1の境界部
両面に接続部材4を夫々当接させた後、該接続部材4の
サンドイッチパネル1の厚さ方向(図3の上下方向)に
タッピングビス5を打ちつけて、金属板3と接続部材4
とコア材2とを一体的に固定する。
及び補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)と、火炎
側Bの金属板3、端辺3d、埋設辺3eとが確実に離間
した状態で隣接するサンドイッチパネル1が接合される
ため火災時に火災側Bの金属板3が高温になっても非火
炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,
3c)に熱が伝わり難く該非火炎側Aの金属板3や補強
板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)の保全を確保する
ことが出来る。
材2を介して両側面に金属板3を貼着して構成され、両
側の金属板3相互はコア材2によって断熱されており、
冷橋(ヒートブリッジ)が存在しない構成となっている
ので、コア材2の両面の金属板3は実質的に熱的に絶縁
されており、サンドイッチパネル1の断熱性は非常に高
く、結露等の熱性能上の問題がない。
3の端部から折り曲げられた他の各種の補強板材の形状
を示すものである。図4(a)に示す補強板材は、非火
炎側Aの金属板3がコア材2の幅方向(図4の左右方
向)両端部の小口面2aに沿って火炎側B方向に直角に
折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コ
ア材2の小口面2aに貼着された端辺3aを有して構成
されたものである。
図4(a)の端辺3aに接続され、更にコア材2の幅方
向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設さ
れた埋設辺3bを有して構成されたものである。
図4(b)の埋設辺3bに接続され、更に非火炎側Aに
直角に折曲されて非火炎側Aの金属板3に到達するまで
延長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺
3cとを有して構成されたものである。
図4(b)に示す埋設辺3bに接続され、更に非火炎側
Aに直角に折曲されて非火炎側Aの金属板3近傍まで延
長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3
cと、該埋設辺3cに接続され、更にコア材2の小口面
2a側に直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋
設された埋設辺3fとを有して構成されたものである。
図4(a)に示す端辺3aに接続され、該端辺3aに沿
って略重なるように180度反転して折曲されて非火炎
側Aの金属板3近傍まで延長されて同じく該コア材2の
内部に埋設された埋設辺3gとを有して構成されたもの
である。
図4(e)の埋設辺3gに接続され、更にコア材2の幅
方向内側に非火炎側Aの金属板3に沿って略重なるよう
に直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設され
た埋設辺3hとを有して構成されたものである。
図4(b)に示す埋設辺3bに接続され、該埋設辺3b
に沿って略重なるように180度反転して折曲されてコ
ア材2の小口面2a側の端辺3a近傍まで延長されて同
じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3iとを有し
て構成されたものである。
炎側Aの金属板3が該金属板3沿って略重なるように1
80度反転してコア材2の幅方向内側に折曲されて同じ
く該コア材2の内部に埋設された埋設辺3jと、該埋設
辺3jに接続され、コア材2の非火炎側Aから火炎側B
に向かって直角に折曲され、該コア材2の中心lを超え
て延長されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺3k
とを有して構成されている。
板材を用いても前述した補強板材と同様な効果を得るこ
とが出来るものである。
成された各種の補強板材6の形状を示すものである。補
強板材6も金属板3と同様にアルミ亜鉛合金メッキ鋼板
や着色合金めっき鋼板等により構成されている。
Aの金属板3に沿って略重なるようにコア材2の小口面
2aに向かって該コア材2の内部に埋設された埋設辺6
aと、該埋設辺6aに接続され、コア材2の小口面2a
に沿って火炎側B方向に直角に折曲され、該コア材2の
中心lを超えて延長されて該コア材2の小口面2aに貼
着された端辺6bから構成されたものである。
記図5(a)の端辺6bに接続され、更にコア材2の幅
方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設
された埋設辺6cを有して構成されたものである。
記図5(b)の埋設辺6cに接続され、更に非火炎側A
に直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設され
た埋設辺6dとを有して構成されたものである。
記図5(c)の埋設辺6cに接続され、更に非火炎側A
に直角に折曲されて非火炎側Aの埋設辺6aに接続され
て、同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺6eと
を有して構成されたものであり、本実施形態では、埋設
辺6a、端辺6b、埋設辺6c,6eが一体的な箱型柱
形状で構成されている。
火炎側Aの金属板3に沿って略重なるようにコア材2の
小口面2aからコア材2の幅方向内側に延長され、同じ
く該コア材2の内部に埋設された埋設辺6aと、該埋設
辺6aに接続され、コア材2の非火炎側Aから火炎側B
に向かって直角に折曲され、該コア材2の中心lを超え
て延長されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺6f
とを有して構成されている。
記図5(e)の埋設辺6fに接続され、更にコア材2の
小口面2a方向に直角に折曲され、該コア材2の内部に
埋設された埋設辺6gとを有して構成されている。
火炎側Aの金属板3とコア材2の小口面2aに略接する
と共にコア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって該
コア材2の中心lを超えて延長された部分を有し、該コ
ア材2の内部に埋設された円筒形状で構成されている。
記図5(d)の補強板材6をコア材2の小口面2a近傍
のコア材2内部に埋設したものである。この場合、端辺
6bが埋設辺となり、埋設辺6b,6eの一部と埋設辺
6cがコア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって該
コア材2の中心lを超えて延長された部分となってい
る。
ネル1の幅方向略中央部に前記図5(h)に示す補強板
材6をコア材2内部に埋設したものである。また、図6
(b)は図6(a)に示したサンドイッチパネル1の火
炎側Bの金属板3の一部を非火炎側A方向でコア材2の
中心l近傍に配置してコア材2の内部に埋設したもので
ある。この場合、火炎側Bの金属板3と補強板材6との
離隔距離を確保するために該補強板材6に対向する火炎
側Bの金属板3の一部をコア材2の表面付近まで退避さ
せて火炎側Bの金属板3と非火炎側Aの金属板3に接続
された埋設辺3bとの間の離間間隔L1 と、火炎側Bの
金属板3と補強板材6との間の離間間隔L2 とを一致さ
せて構成している。
と同様な効果を得ることが出来るものである。
ついて図7及び図8を用いて説明する。図7(a)〜
(c)及び図8(a)〜(c)において、隣接する耐力
パネルとなるサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両金
属板3間或いは両補強板材6間に高温耐性で気密性を維
持するシーリング材7を介在させると共に、非火炎側A
及び火炎側Bの両金属板3の境界部両面に接続部材4を
当接させた後、該接続部材4のサンドイッチパネル1の
厚さ方向(図7、図8の上下方向)にタッピングビス5
を打ちつけて、金属板3と接続部材4とコア材2とを一
体的に固定する。
の高温で発泡する素材や炭酸カルシウム等が多量に含ま
れている素材等で構成したものであるが、高温でシーリ
ング機能が失われないものであれば他の種々の素材で構
成することが可能である。
るサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両金属板3の角
部に面取り部11を形成して該面取り部11により形成され
た溝部12に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着
されている。
隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの近傍でコ
ア材2の小口面2aに貼着された両金属板3の端辺3a
の目地部13に形成した溝部14に両サンドイッチパネル1
相互間に亘って固着されている。
隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aからコア材
2の略中心lに亘る部位でコア材2の小口面2aに貼着
された両金属板3の端辺3aの間の目地部13に両サンド
イッチパネル1相互間に亘って固着されている。
隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両補強板
材6の角部に形成された溝部15に両サンドイッチパネル
1相互間に亘って固着されている。
隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの近傍でコ
ア材2の小口面2aに貼着された両補強板材6の端辺の
目地部13に形成した溝部14に両サンドイッチパネル1相
互間に亘って固着されている。
隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aからコア材
2の略中心lに亘る部位でコア材2の小口面2aに貼着
された両補強板材6の端辺の間の目地部13に両サンドイ
ッチパネル1相互間に亘って固着されている。
求される耐火時間内はサンドイッチパネル1に加わる建
物の鉛直荷重を支持出来る複数の耐力パネルとなるサン
ドイッチパネル1を接続部材4により連結することが出
来、非火炎側Aの金属板3間或いは補強板材6間に介在
させた各種の高温耐性のシーリング材7によりシールす
ることで高温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側
Aに侵入することを防止することが出来る。
するので、補強板材が非火炎側からパネル厚さの途中ま
で火炎側に延長した断面形状を有するようにコア材に埋
設或いは貼着されたことで、火災時に火災側の金属板が
高温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側の金属
板に代わって補強板材が建物の鉛直荷重を支持して建物
の倒壊を防止することが出来る。
覆することなく防火性能を有する耐力パネルとして構成
することが出来、これを利用して柱や梁等を省略した壁
式構造とすることが出来るため、安価で且つ簡単に住宅
等の建築を行うことが出来る。
の端部から折り曲げて構成した場合には非火炎側の金属
板と補強板材とが1部品で構成出来るので部品点数が削
減出来ると共に耐力的に強固な構成に出来る。
長された場合には、火災側の金属板の代わりに該補強板
材により建物の鉛直荷重を確実に支持することが出来
る。
によれば、少なくとも火災時に要求される耐火時間内は
パネルに加わる鉛直荷重を支持出来る複数の耐力パネル
を接続部材で連結することが出来、非火炎側の金属板間
に介在させた高温耐性のシーリング材によりシールする
ことで高温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側に
侵入することを防止することが出来る。
正面図、(b)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す
側面図である。
明図である。
明図である。
れた他の各種の補強板材を示す横断面説明図である。
種の補強板材を示す横断面説明図である。
の構成を示す横断面説明図である。
合構造を示す横断面説明図である。
合構造を示す横断面説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 発泡体からなるコア材の両面に金属板を
設けた耐力パネルにおいて、 少なくとも火災時に要求される耐火時間内はパネルに加
わる鉛直荷重を支持出来るように非火炎側からパネル厚
さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有する補強板
材が前記コア材に埋設或いは貼着されていることを特徴
とする耐力パネル。 - 【請求項2】 前記補強板材が非火炎側における前記金
属板の端部から折り曲げられて形成されたことを特徴と
する請求項1に記載の耐力パネル。 - 【請求項3】 前記補強板材が前記コア材の中心を超え
て延長されたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の耐力パネル。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の複
数の耐力パネルを相互に接合する構造であって、隣接す
る前記耐力パネルの両金属板間を接続部材で連結すると
共に非火炎側の両金属板間或いは前記両補強板材間に高
温耐性のシーリング材を介在させたことを特徴とする耐
力パネルの接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12582298A JP3944307B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 耐力パネル及び耐力パネルの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12582298A JP3944307B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 耐力パネル及び耐力パネルの接合構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11324169A true JPH11324169A (ja) | 1999-11-26 |
JP3944307B2 JP3944307B2 (ja) | 2007-07-11 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3944307B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12582298A patent/JP3944307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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