JP3944307B2 - 耐力パネル及び耐力パネルの接合構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に住宅等の建築物で梁材及び柱材を使用しない建物構造の耐力壁として用いられる耐力パネル及びその接合構造に関するものであって、特に発泡体からなるコア材の両面に金属板を設けた耐力パネル及びその接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、梁材や柱材を省略して簡単な構成で施工手間を低減したパネル工法建物が提案されており、本発明者等は発泡体からなるコア材の両面に金属板を設けた耐力性を有するサンドイッチパネルを耐力パネルとして使用した技術を特願平8-121181号により既に特許出願中である。
【0003】
上記技術によれば、サンドイッチパネルが構造躯体として一体的に接続されて耐力パネルを構成するので強度が高く、梁材や柱材を省略して躯体構造を簡単にすることが出来、工期を大幅に短縮化することが出来る上、従前の下地材、外壁材、断熱材、内壁材等の複数層の壁の層構造をサンドイッチパネルの一部材で構成することが出来、更に梁材や柱材の下地材や内装下地材も不要となるので部材点数及び施工工数を削減してコストダウンを図ることが出来るものである。
【0004】
また、梁材や柱材を省略して構成出来ることから、建物設計の自由度が広がり、開口部や空間が大きくとれるといった長所があり、サンドイッチパネルの両面に設けた金属板により気密性を容易に確保することが出来るので、高気密住宅を容易に構成することが出来るという利点もある。
【0005】
また、サンドイッチパネルの両面が金属板により構成されることで、寸法精度が確保出来、接続部の構成が簡単であり、更には、白蟻等の防止や腐朽防止が出来、耐久性に優れるといった長所もある。
【0006】
また、コア材に断熱材を使用した場合には断熱材が均一に形成されるので、冷橋(ヒートブリッジ)がなく、断熱効果を向上させることが出来、枠材等を使用しないので該枠材の幅分だけ断熱性能が向上すると共に断熱材の充填ムラがなく、断熱材が自重で下にずれたり片寄ることがないという利点もある。
【0007】
また、部材の種類が極めて少ないので部品構成が単純で、工場での生産性が高く、材料コストが安くなるといった多大な利点を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術であっても全く問題がないわけではなく、例えば、火災が生じた場合を想定すると、防火上、耐力パネルによって外部からの火に対して建物内部への延焼を防止するだけでなく、建物が倒壊しないように建物の鉛直荷重を支持出来なければならない。
【0009】
ところが、上記技術では耐力パネルが発泡体からなるコア材の両面に金属板を設けただけの単純な構成であったため、火災時に火災側の金属板が高温になることによって軟化若しくは座屈し、また発泡体も火災側の金属板側から次第に軟化、分解及び炭化等を生じて耐力パネルの本来の耐力が低下するという問題がある。
【0010】
即ち、建物の鉛直荷重は発泡体が両面の金属板同士を一体化していることによって両面の金属板によって支えられている。火災時には金属板が高温になり軟化するが、それ以外にも発泡体が分解炭化することによって火災側の金属板と発泡体の一体性が失われ、薄い一枚の金属板は建物の鉛直荷重によって容易に座屈を起こすことになる。
【0011】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、少なくとも法で規定されている火災時に要求される耐火時間内は本来の耐力を維持出来る耐力パネル及び該耐力パネルの接合構造を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る耐力パネルは、発泡体からなるコア材の両面に金属板を設けた耐力パネルにおいて、少なくとも火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷重を支持出来るように非火炎側からパネル厚さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有する補強板材が前記コア材に埋設或いは貼着されていることを特徴とする。
【0013】
上記構成によれば、補強板材が非火炎側からパネル厚さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有するようにコア材に埋設或いは貼着されたことで、火災時に火災側の金属板が高温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側の金属板に代わって前記補強板材が建物の鉛直荷重を支持して建物の倒壊を防止することが出来る。
【0014】
また、前記補強板材を非火炎側における前記金属板の端部から折り曲げて構成した場合には非火炎側の金属板と補強板材とが1部品で構成出来るので部品点数が削減出来ると共に耐力的に強固な構成に出来る。
【0015】
また、前記補強板材が前記コア材の中心を超えて延長された場合には、火災側の金属板の代わりに該補強板材により建物の鉛直荷重を確実に支持することが出来る。
【0016】
また、本発明に係る耐力パネルの接合構造は、複数の耐力パネルを相互に接合する構造であって、隣接する前記耐力パネルの両金属板間を接続部材で連結すると共に非火炎側の両金属板間或いは前記両補強板材間に高温耐性のシーリング材を介在させたことを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、少なくとも火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷重を支持出来る複数の耐力パネルを接続部材で連結することが出来、非火炎側の両金属板間或いは両補強板材間に介在させた高温耐性のシーリング材によりシールすることで高温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側に侵入することを防止することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係る耐力パネル及びその接合構造の一実施形態を具体的に説明する。図1(a)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す正面図、図1(b)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す側面図、図2は本発明に係る耐力パネルの構成を示す横断面説明図、図3は隣接する耐力パネルの接合構造を示す横断面説明図、図4(a)〜(h)は金属板の端部から折り曲げられた他の各種の補強板材を示す横断面説明図、図5(a)〜(h)は金属板と別体で構成された各種の補強板材を示す横断面説明図、図6(a),(b)は本発明に係る他の耐力パネルの構成を示す横断面説明図、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)は隣接する耐力パネルの他の接合構造を示す横断面説明図である。
【0019】
図1〜図3において、本発明に係る耐力パネルとなるサンドイッチパネル1はポリイソシアヌレートフォーム等の樹脂系発泡体等からなる断熱材としてのコア材2の両面に、該コア材2の面積に対応する面積を有するアルミ亜鉛合金メッキ鋼板(溶融亜鉛・55%アルミニウム合金メッキ鋼板、商品名「ガルバリュウム鋼板」)や着色合金めっき鋼板等からなる金属板3を設けて耐力性を有する耐力パネルとして構成される。金属板3は一般的なメッキ鋼板や塗装鋼板等でも良い。
【0020】
そして、サンドイッチパネル1を一体的に連結して耐力パネル構造とし、これを住宅等の建物の壁体である外壁、床、屋根パネルとして使用することで、梁材及び柱材を使用することなく建物を施工し得るパネル工法建物として構成することが出来るものである。
【0021】
サンドイッチパネル1のコア材2は、樹脂系発泡材であるイソシアヌレート樹脂フォームやフェノール樹脂フォーム等の断熱材が好ましく、該断熱材の密度は20〜60kg/m3 で、且つ圧縮強度を1〜5kg/m2 で構成される。上記密度は、JIS K7222 に準拠して測定された値であり、圧縮強度は、JIS K7220 に準拠して測定された値である。
【0022】
特に、これ等の断熱材を使用した場合は、高断熱性や高遮音性を有するサンドイッチパネル1として構成出来る。尚、前記コア材2はウレタンやハニカム等を使用して構成することでも良い。
【0023】
また、コア材2の両面に設ける金属板3としては、例えば、厚さ0.6mm〜1.6mm程度のアルミ亜鉛合金メッキ鋼板を使用したものが好ましく、強度や防錆性能も良く、耐久性に優れている。特に、厚さを0.8mm〜1.2mm程度とすれば、コスト的にも性能的にも最も好ましい。
【0024】
上記のように構成されたサンドイッチパネル1全体の厚さは、60mm〜150mm程度である。金属板3を使用したサンドイッチパネル1は工場での量産に適しており、例えば、その製法としては、ロール状の金属板3を引き伸ばしながら、間に前記断熱材を接着剤等によって貼着してサンドイッチするか、或いは、引き伸ばして張架した二枚の金属板3の間で前記断熱材を発泡させるか、或いは所定の大きさに切断、折り曲げられた二枚の金属板3の間で前記断熱材を発泡させるか、或いは同じく所定の大きさに切断、折り曲げられた二枚の金属板3の間に前記断熱材を挟んで接着することで両面の金属板3と断熱材からなるコア材2とが一体的に固着してサンドイッチされる。
【0025】
上記のように構成されるサンドイッチパネル1を用いたことにより、高耐久性、不燃性、高断熱性、高気密性及び高遮音性を実現する躯体システムとなり、更には、柱や梁を使用することなくサンドイッチパネル1を耐力壁として使用することで単純な部品構成になり、施工が容易で、施工工数の少ない躯体システムとなり、工期の短縮(例えば、躯体工期が3日程度)が実現する。
【0026】
また、柱や梁を使用せずに外壁、床、天井パネルを一体的に連結することで構成される高強度躯体システムであり、高耐震性に優れている。更には、柱や梁がないため比較的自由度の高い躯体システムとなり、オーダーエントリーシステムで種々の要望に対応可能である。
【0027】
また、本実施形態のサンドイッチパネル1によれば、パネル面全体が断熱材で構成されるので断熱性能が向上し、且つ断熱材の密度を20〜60kg/m3 で構成した場合には断熱材が均一となり、自重によるずれや片寄りがなく、断熱ムラがない。
【0028】
また、サンドイッチパネル1が建物の所定位置に配置された時、図2に示すように、非火炎側(例えば屋内側)Aからパネル厚さの途中まで火炎側(例えば屋外側)Bに該コア材2の中心lを超えて延長された断面形状を有する補強板材となる端辺3a、埋設辺3b,3cがコア材2内部に埋設されており、特に本実施形態の補強板材の場合、該補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)が非火炎側Aにおける金属板3の端部から折り曲げられて一体的に形成されている。
【0029】
即ち、図2に示す補強板材は、非火炎側Aの金属板3がコア材2の幅方向(図2の左右方向)両端部の小口面2aに沿って火炎側B方向に直角に折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2の小口面2aに貼着された端辺3aと、該端辺3aに接続され、更にコア材2の幅方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺3bと、該埋設辺3bに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3cとを有して構成されている。
【0030】
一方、本実施形態では火炎側Bの金属板3もコア材2の幅方向両端部の小口面2aに沿って非火炎側A方向に直角に折曲され、該コア材2の小口面2aに貼着された端辺3dと、該端辺3dに接続され、更にコア材2の幅方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺3eとを有して構成されている。尚、前記端辺3d、埋設辺3eは適宜省略して火炎側Bの金属板3を単一平面状に構成しても良い。
【0031】
そして、火災時に火災側Bの金属板3が高温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側Bの金属板3に代わって前記補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)が少なくとも火災時に法的に要求される耐火時間内はパネルに加わる建物の鉛直荷重を支持して建物の倒壊を防止することが出来るように各寸法が設定されている。
【0032】
上記構成によれば、非火炎側Aの金属板3及び補強板材となる端辺3a、埋設辺3b,3cと、火炎側Bの金属板3、端辺3d、埋設辺3eとが確実に離間しているため火災時に火災側Bの金属板3が高温になっても非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)に熱が伝わり難く該非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)の保全を確保することが出来る。
【0033】
火災時に火炎側Bの金属板3が高温になり、発泡体からなるコア材2が火炎側Bから分解炭化して該コア材2の分解炭化が非火炎側Aの金属板3に接続された埋設辺3bの部分まで達すると該非火炎側Aの金属板3の温度が上昇して強度が低下する。
【0034】
従って、火炎側Bの金属板3に接続された埋設辺3eと非火炎側Aの金属板3に接続された埋設辺3bとの間に配置されたコア材2の厚みを所定の値に設定することにより非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)が法的に要求される耐火時間だけ建物の鉛直荷重を支持出来る時間を確保することが出来る。この点では、火炎側Bの金属板3に接続された端辺3d、埋設辺3eを省略して火炎側Bの金属板3を単一平面状に構成した方が有利である。
【0035】
本実施形態のサンドイッチパネル1を用いてISO834に準じた防火性能試験を行った結果、20分以上建物の耐力壁として負担すべき荷重(実験では幅1mのサンドイッチパネル1で1tの荷重)に耐えることが出来た。
【0036】
上記構成によれば、非火炎側Aの金属板3の端部から一体的に折り曲げられて形成された補強板材となる端辺3a及び埋設辺3b,3cが非火炎側Aからパネル厚さの途中まで火炎側Bに延長した断面形状を有するようにコア材2に埋設或いは貼着されたことで、火災時に火災側Bの金属板3が高温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側Bの金属板3に代わって前記補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)が建物の鉛直荷重を支持して建物の倒壊を防止することが出来る。
【0037】
また、前記補強板材となる端辺3a、埋設辺3b,3cを非火炎側Aにおける金属板3の端部から折り曲げて構成したことで非火炎側Aの金属板3と補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)とが1部品で構成出来るので部品点数が削減出来ると共に耐力的に強固な構成となる。
【0038】
また、前記補強板材となる端辺3a、埋設辺3b,3cがコア材2の中心lを超えて延長されたことで火災側Bの金属板3の代わりに該補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)により建物の鉛直荷重を確実に支持することが出来る。従って、防火上、耐力パネルとなるサンドイッチパネル1によって外部からの火に対して建物内部への延焼を防止するだけでなく、火災時においても建物が倒壊しないように建物の鉛直荷重を支持出来る。
【0039】
次に前記耐力パネルの接合構造について図3を用いて説明する。図3において、平面的に隣接する耐力パネルとなるサンドイッチパネル1は両金属板3間を接続部材4を介して連結される。
【0040】
前記接続部材4は、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板や着色合金めっき鋼板等の金属板で所定の厚さを有して構成されており、サンドイッチパネル1の高さ方向の長さに対応する寸法を有する長尺部材で、所定の幅を有して構成される。
【0041】
図3に示すように、左右方向に平面的に隣設されるサンドイッチパネル1の接続方法としては、先ず、左側に配置されるサンドイッチパネル1の右端部と、右側に配置されるサンドイッチパネル1の左端部とを当接させた後、左右のサンドイッチパネル1の境界部両面に接続部材4を夫々当接させた後、該接続部材4のサンドイッチパネル1の厚さ方向(図3の上下方向)にタッピングビス5を打ちつけて、金属板3と接続部材4とコア材2とを一体的に固定する。
【0042】
上記構成によれば、非火炎側Aの金属板3及び補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)と、火炎側Bの金属板3、端辺3d、埋設辺3eとが確実に離間した状態で隣接するサンドイッチパネル1が接合されるため火災時に火災側Bの金属板3が高温になっても非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)に熱が伝わり難く該非火炎側Aの金属板3や補強板材(端辺3a、埋設辺3b,3c)の保全を確保することが出来る。
【0043】
また、サンドイッチパネル1は中央のコア材2を介して両側面に金属板3を貼着して構成され、両側の金属板3相互はコア材2によって断熱されており、冷橋(ヒートブリッジ)が存在しない構成となっているので、コア材2の両面の金属板3は実質的に熱的に絶縁されており、サンドイッチパネル1の断熱性は非常に高く、結露等の熱性能上の問題がない。
【0044】
図4(a)〜(h)は非火炎側Aの金属板3の端部から折り曲げられた他の各種の補強板材の形状を示すものである。図4(a)に示す補強板材は、非火炎側Aの金属板3がコア材2の幅方向(図4の左右方向)両端部の小口面2aに沿って火炎側B方向に直角に折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2の小口面2aに貼着された端辺3aを有して構成されたものである。
【0045】
また、図4(b)に示す補強板材は、前記図4(a)の端辺3aに接続され、更にコア材2の幅方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺3bを有して構成されたものである。
【0046】
また、図4(c)に示す補強板材は、前記図4(b)の埋設辺3bに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて非火炎側Aの金属板3に到達するまで延長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3cとを有して構成されたものである。
【0047】
また、図4(d)に示す補強板材は、前記図4(b)に示す埋設辺3bに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて非火炎側Aの金属板3近傍まで延長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3cと、該埋設辺3cに接続され、更にコア材2の小口面2a側に直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3fとを有して構成されたものである。
【0048】
また、図4(e)に示す補強板材は、前記図4(a)に示す端辺3aに接続され、該端辺3aに沿って略重なるように180度反転して折曲されて非火炎側Aの金属板3近傍まで延長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3gとを有して構成されたものである。
【0049】
また、図4(f)に示す補強板材は、前記図4(e)の埋設辺3gに接続され、更にコア材2の幅方向内側に非火炎側Aの金属板3に沿って略重なるように直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3hとを有して構成されたものである。
【0050】
また、図4(g)に示す補強板材は、前記図4(b)に示す埋設辺3bに接続され、該埋設辺3bに沿って略重なるように180度反転して折曲されてコア材2の小口面2a側の端辺3a近傍まで延長されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3iとを有して構成されたものである。
【0051】
また、図4(h)に示す補強板材は、非火炎側Aの金属板3が該金属板3沿って略重なるように180度反転してコア材2の幅方向内側に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺3jと、該埋設辺3jに接続され、コア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって直角に折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺3kとを有して構成されている。
【0052】
上記図4(a)〜(h)に示された各補強板材を用いても前述した補強板材と同様な効果を得ることが出来るものである。
【0053】
図5(a)〜(h)は金属板3と別体で構成された各種の補強板材6の形状を示すものである。補強板材6も金属板3と同様にアルミ亜鉛合金メッキ鋼板や着色合金めっき鋼板等により構成されている。
【0054】
図5(a)に示す補強板材6は、非火炎側Aの金属板3に沿って略重なるようにコア材2の小口面2aに向かって該コア材2の内部に埋設された埋設辺6aと、該埋設辺6aに接続され、コア材2の小口面2aに沿って火炎側B方向に直角に折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2の小口面2aに貼着された端辺6bから構成されたものである。
【0055】
また、図5(b)に示す補強板材6は、前記図5(a)の端辺6bに接続され、更にコア材2の幅方向内部側に直角に折曲されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺6cを有して構成されたものである。
【0056】
また、図5(c)に示す補強板材6は、前記図5(b)の埋設辺6cに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺6dとを有して構成されたものである。
【0057】
また、図5(d)に示す補強板材6は、前記図5(c)の埋設辺6cに接続され、更に非火炎側Aに直角に折曲されて非火炎側Aの埋設辺6aに接続されて、同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺6eとを有して構成されたものであり、本実施形態では、埋設辺6a、端辺6b、埋設辺6c,6eが一体的な箱型柱形状で構成されている。
【0058】
また、図5(e)に示す補強板材6は、非火炎側Aの金属板3に沿って略重なるようにコア材2の小口面2aからコア材2の幅方向内側に延長され、同じく該コア材2の内部に埋設された埋設辺6aと、該埋設辺6aに接続され、コア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって直角に折曲され、該コア材2の中心lを超えて延長されて該コア材2の内部に埋設された埋設辺6fとを有して構成されている。
【0059】
また、図5(f)に示す補強板材6は、前記図5(e)の埋設辺6fに接続され、更にコア材2の小口面2a方向に直角に折曲され、該コア材2の内部に埋設された埋設辺6gとを有して構成されている。
【0060】
また、図5(g)に示す補強板材6は、非火炎側Aの金属板3とコア材2の小口面2aに略接すると共にコア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって該コア材2の中心lを超えて延長された部分を有し、該コア材2の内部に埋設された円筒形状で構成されている。
【0061】
また、図5(h)に示す補強板材6は、前記図5(d)の補強板材6をコア材2の小口面2a近傍のコア材2内部に埋設したものである。この場合、端辺6bが埋設辺となり、埋設辺6b,6eの一部と埋設辺6cがコア材2の非火炎側Aから火炎側Bに向かって該コア材2の中心lを超えて延長された部分となっている。
【0062】
図6(a)は図2に示したサンドイッチパネル1の幅方向略中央部に前記図5(h)に示す補強板材6をコア材2内部に埋設したものである。また、図6(b)は図6(a)に示したサンドイッチパネル1の火炎側Bの金属板3の一部を非火炎側A方向でコア材2の中心l近傍に配置してコア材2の内部に埋設したものである。この場合、火炎側Bの金属板3と補強板材6との離隔距離を確保するために該補強板材6に対向する火炎側Bの金属板3の一部をコア材2の表面付近まで退避させて火炎側Bの金属板3と非火炎側Aの金属板3に接続された埋設辺3bとの間の離間間隔L1 と、火炎側Bの金属板3と補強板材6との間の離間間隔L2 とを一致させて構成している。
【0063】
上記各構成の補強板材6を使用しても前述と同様な効果を得ることが出来るものである。
【0064】
次に本発明に係る耐力パネルの接合構造について図7及び図8を用いて説明する。図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)において、隣接する耐力パネルとなるサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両金属板3間或いは両補強板材6間に高温耐性で気密性を維持するシーリング材7を介在させると共に、非火炎側A及び火炎側Bの両金属板3の境界部両面に接続部材4を当接させた後、該接続部材4のサンドイッチパネル1の厚さ方向(図7、図8の上下方向)にタッピングビス5を打ちつけて、金属板3と接続部材4とコア材2とを一体的に固定する。
【0065】
本実施形態のシーリング材7は水ガラス系の高温で発泡する素材や炭酸カルシウム等が多量に含まれている素材等で構成したものであるが、高温でシーリング機能が失われないものであれば他の種々の素材で構成することが可能である。
【0066】
図7(a)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両金属板3の角部に面取り部11を形成して該面取り部11により形成された溝部12に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0067】
また、図7(b)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの近傍でコア材2の小口面2aに貼着された両金属板3の端辺3aの目地部13に形成した溝部14に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0068】
また、図7(c)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aからコア材2の略中心lに亘る部位でコア材2の小口面2aに貼着された両金属板3の端辺3aの間の目地部13に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0069】
また、図8(a)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの両補強板材6の角部に形成された溝部15に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0070】
また、図8(b)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aの近傍でコア材2の小口面2aに貼着された両補強板材6の端辺の目地部13に形成した溝部14に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0071】
また、図8(c)に示すシーリング材7は隣接するサンドイッチパネル1の非火炎側Aからコア材2の略中心lに亘る部位でコア材2の小口面2aに貼着された両補強板材6の端辺の間の目地部13に両サンドイッチパネル1相互間に亘って固着されている。
【0072】
上記構成によれば、少なくとも火災時に要求される耐火時間内はサンドイッチパネル1に加わる建物の鉛直荷重を支持出来る複数の耐力パネルとなるサンドイッチパネル1を接続部材4により連結することが出来、非火炎側Aの金属板3間或いは補強板材6間に介在させた各種の高温耐性のシーリング材7によりシールすることで高温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側Aに侵入することを防止することが出来る。
【0073】
【発明の効果】
本発明は、上述の如き構成と作用とを有するので、補強板材が非火炎側からパネル厚さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有するようにコア材に埋設或いは貼着されたことで、火災時に火災側の金属板が高温になって軟化若しくは座屈しても、該火災側の金属板に代わって補強板材が建物の鉛直荷重を支持して建物の倒壊を防止することが出来る。
【0074】
従って、金属板の表面に別途防火材等を被覆することなく防火性能を有する耐力パネルとして構成することが出来、これを利用して柱や梁等を省略した壁式構造とすることが出来るため、安価で且つ簡単に住宅等の建築を行うことが出来る。
【0075】
また、補強板材を非火炎側における金属板の端部から折り曲げて構成した場合には非火炎側の金属板と補強板材とが1部品で構成出来るので部品点数が削減出来ると共に耐力的に強固な構成に出来る。
【0076】
また、補強板材がコア材の中心を超えて延長された場合には、火災側の金属板の代わりに該補強板材により建物の鉛直荷重を確実に支持することが出来る。
【0077】
また、本発明に係る耐力パネルの接合構造によれば、少なくとも火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷重を支持出来る複数の耐力パネルを接続部材で連結することが出来、非火炎側の金属板間に介在させた高温耐性のシーリング材によりシールすることで高温の燃焼ガスやコア材の分解ガスが非火炎側に侵入することを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す正面図、(b)は本発明に係る耐力パネルの構成を示す側面図である。
【図2】本発明に係る耐力パネルの構成を示す横断面説明図である。
【図3】隣接する耐力パネルの接合構造を示す横断面説明図である。
【図4】(a)〜(h)は金属板の端部から折り曲げられた他の各種の補強板材を示す横断面説明図である。
【図5】(a)〜(h)は金属板と別体で構成された各種の補強板材を示す横断面説明図である。
【図6】(a),(b)は本発明に係る他の耐力パネルの構成を示す横断面説明図である。
【図7】(a)〜(c)は隣接する耐力パネルの他の接合構造を示す横断面説明図である。
【図8】(a)〜(c)は隣接する耐力パネルの他の接合構造を示す横断面説明図である。
【符号の説明】
1…サンドイッチパネル
2…コア材
2a…小口面
3…金属板
3a…端辺
3b,3c…埋設辺
3d…端辺
3e〜3k…埋設辺
4…接続部材
5…タッピングビス
6…補強板材
6a…埋設辺
6b…端辺
6c〜6g…埋設辺
7…シーリング材
11…面取り部
12…溝部
13…目地部
14,15…溝部
A…非火炎側
B…火炎側
l…中心
Claims (4)
- 発泡体からなるコア材の両面に金属板を設けた耐力パネルにおいて、
少なくとも火災時に要求される耐火時間内はパネルに加わる鉛直荷重を支持出来るように非火炎側からパネル厚さの途中まで火炎側に延長した断面形状を有する補強板材が前記コア材に埋設或いは貼着されていることを特徴とする耐力パネル。 - 前記補強板材が非火炎側における前記金属板の端部から折り曲げられて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の耐力パネル。
- 前記補強板材が前記コア材の中心を超えて延長されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の耐力パネル。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の複数の耐力パネルを相互に接合する構造であって、隣接する前記耐力パネルの両金属板間を接続部材で連結すると共に非火炎側の両金属板間或いは前記両補強板材間に高温耐性のシーリング材を介在させたことを特徴とする耐力パネルの接合構造。
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