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JP7633078B2 - 倉庫の外壁構造およびその構築方法 - Google Patents

倉庫の外壁構造およびその構築方法 Download PDF

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Description

本発明は倉庫の外壁構造およびその構築方法に関し、さらに詳しくは、断熱性および耐火性を確保しながら施工を簡便化できる倉庫の外壁構造およびこの外壁構造を構築する方法に関するものである。
冷蔵倉庫、冷凍倉庫は、内部を低温に維持するために高い断熱性が要求される。このような倉庫の外壁構造は種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1で提案されている外壁構造では、断熱層を有する壁パネルが上下に離間して隣り合う床スラブの間に配置されている。壁パネルよりも屋外側に配置された縦胴縁は、ブラケットを介して床スラブに接続され、縦胴縁に取り付けた横胴縁の屋内側端部には壁パネルが取付けられて屋外側端部には外装材が取り付けられた構造になっている。
このように、ブラケット、縦胴縁、横胴縁を介して壁パネルを床スラブなどの屋内構成部材に連結することがこの外壁構造の特徴になっている。ところが、この外壁構造には、壁パネルと床スラブとがすき間をあけてブラケットを介して接続されている部分がある。この接続部分では、壁パネルと床スラブとが直接接合されてないため耐火性を確保するには不利になる。それ故、断熱性を確保しつつ、より耐火性を向上させるには改善の余地がある。
特開2020-143807号公報
本発明の目的は、断熱性および耐火性を確保しながら施工を簡便化できる倉庫の外壁構造およびこの外壁構造を構築する方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の倉庫の外壁構造は、上下に離間して隣り合う床スラブの間に配置される不燃断熱パネルを備えた冷蔵倉庫の外壁構造において、それぞれの前記床スラブの屋外側端部に前記不燃断熱パネルが当接して上下に挟まれて接合されていて、前記不燃断熱パネルの屋内側表面が吹き付けられた不燃材によって覆われていて、前記床スラブの屋外側端面に突設された接続プレートを介して外装材が前記不燃断熱パネルの屋外側に前記不燃断熱パネルと隙間をあけて設置されていることを特徴とする。
本発明の倉庫の外壁構造の構築方法は、上下に離間して隣り合う床スラブの屋外側端部に不燃断熱パネルを当接させて、前記不燃断熱パネルをそれぞれの前記床スラブに上下に挟まれた状態で接合して、前記不燃断熱パネルの屋内側の露出表面の全範囲に不燃材を吹き付けて耐火層を形成し、前記床スラブの屋外側端面に突設された接続プレートを介して外装材を前記不燃断熱パネルの屋外側に前記不燃断熱パネルと隙間をあけて設置することを特徴とする。
本発明によれば、不燃断熱パネルが、上下に離間して隣り合う床スラブの屋外側部に当接して、それぞれの床スラブに上下に挟まれた状態で接合される。したがって、上下の床スラブと不燃断熱パネルとで区画された優れた耐火構造が形成される。外装材は床スラブの屋外側端面に突設された接続プレートを介して不燃断熱パネルの屋外側に不燃断熱パネルと隙間をあけて設置されるので、この耐火構造に影響を与えることなく外装材よって不燃断熱パネルが保護される。不燃断熱パネルの屋内側表面は不燃材を吹き付けることで耐火層が形成されるので、さらなる耐火性を確保できる。この外壁構造を構築するには、不燃断熱パネルの設置作業と、不燃材の吹き付け作業と、接続プレートを介した外装材の取付け作業を行なえばよいので施工を簡便化できる。
本発明の倉庫の外壁構造を縦断面視で例示する説明図である。 図1のA-A断面図である。 図2のB矢視図である。 図1の不燃断熱パネルを例示する斜視図である。 図1の外壁構造を構築する工程で不燃断熱パネルを設置した状態を縦断面視で例示する説明図である。 図1の吹き付け耐火層および吹き付け発泡樹脂断熱層を形成する工程を縦断面視で例示する説明図である。
以下、本発明の倉庫の外壁構造およびその構築方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。本発明は特に、屋内と屋外(外気)との温度差が、一般的な構造物よりも大きくなる冷蔵倉庫の外壁構造を対象にする。冷蔵倉庫とは内部を10℃以下に保持する倉庫であり冷凍倉庫も含まれる。本発明は、冷蔵倉庫の他に、温度を一定に保つ定温倉庫や種類を問わず様々な倉庫にも適用できる。以下の実施形態では本発明を冷蔵倉庫に適用した場合を例にして説明するが、定温倉庫の場合も実質的に同様の構造で同様の構築方法になる。
図1~図3に例示する本発明の冷蔵倉庫の外壁構造1の実施形態では、一階部分と二階部分を示している。一階部分の床スラブ17は基礎梁18に支持され、二階部分の床スラブ17は大梁19に支持されている。この外壁構造1は、上下に離間して隣り合うそれぞれの床スラブ17の間に配置される不燃断熱パネル2を備えている。不燃断熱パネル2の上端面、下端面はそれぞれ、2階部分の床スラブ17の屋外側端部の下面、1階部分の床スラブ17の屋外側端部の上面に当接して、上下に離間して隣り合う床スラブ17に挟まれて接合されている。図中の矢印X方向、Y方向、Z方向はそれぞれ、不燃断熱パネル2の厚さ方向、幅方向、高さ方向を示している。
不燃断熱パネル2の屋内側表面は吹き付け耐火層6によって覆われている。不燃断熱パネル2の屋外側には、不燃断熱パネル2と隙間をあけて外装材として外装鋼板16が設置されている。床スラブ17の屋外側端面には、接続プレート12がアンカーボルト等で固定されて突設されている。この接続プレート12を介して外装鋼板16が取付けられている。
図4に例示するように不燃断熱パネル2は、四角形状の板状体であり、不燃断熱層3の両表面に金属表面板4が接合されていて、不燃断熱層3が2枚の金属表面板4に挟まれた一体構造になっている。不燃断熱パネル2は、建築基準法第2条第九号(不燃材料)に規定された要件を具備する仕様になっている。必要枚数の不燃断熱パネル2が、隣り合うどうしの幅方向端面を突き合わせて設置される。不燃断熱パネル2は、その上下端面をモルタルやアンカーボルト等を用いて床スラブ17に固定することができる。また、隣り合って配置される不燃断熱パネル2の突き合わされる幅方向端面どうしの間にはモルタル等の充填材を詰めてもよい。この実施形態では、不燃断熱パネル2の突き合わされる幅方向端面どうしを跨ぐように、防湿テープ2aが不燃断熱パネル2の屋外側表面に高さ方向全長に渡って貼付けられている。公知の種々の防湿テープ2aを使用することができ、例えばアルミニウム基材の防湿テープ2aが用いられる。
不燃断熱層3には公知の不燃断熱材料を用いることができ、例えばイソシアヌレートフォーム、ポリウレタンフォームなどが使用される。不燃断熱層3の厚さは例えば50mm以上300mm以下にすることが好ましい。この厚さが50mm未満では十分な不燃性および断熱性を確保し難くなり、300mm超では重量増加によって施工性低下の要因になる。
不燃断熱層3の両表面それぞれの全範囲を覆う金属表面板4は、一般構造用炭素鋼板など各種の鋼板、アルミニウム合金板等で形成される。金属表面板4の厚さは例えば0.35mm以上1.0mm以下の薄肉であり、0.5mm以上0.8mm以下にすることがより好ましい。この厚さが過小になると十分な強度を確保し難くなり、過大になると重量が増大して施工性低下の要因になる。
金属表面板4に代えて樹脂などの非金属製表面板を使用することできるが、不燃断熱層3の少なくとも屋外側表面には金属表面板4を用いるとよい。即ち、不燃断熱層3の屋外側表面に金属表面板4を接合し、屋内側表面には不燃性の樹脂表面板(不燃性の非金属製表面板)を接合した構造にすることもできる。不燃断熱パネル2の屋外側表面に金属表面板4を用いることで外気の湿気が屋内に入り込むことを確実に防止するには有利になる。
不燃断熱パネル2の屋内側表面の実質的全範囲を覆っている吹き付け耐火層6は、例えば、ロックウール、セラミックファイバー等の公知の各種の不燃材6aにより形成される。吹き付け耐火層6の厚さは例えば20mm以上50mm以下、より好ましくは25mm以上35mm以下にする。吹き付け耐火層6の厚さが大きくなるに連れて、重量が増大して施工性低下の要因になる。
この実施形態では、床スラブ17の上面には不燃断熱パネル2とともに、不燃断熱パネル2に隣接して断熱建材8が敷設されている。断熱建材8の材質としては例えば、押出し発泡ポリスチレンなどが使用される。断熱建材8の厚さは例えば30mm以上400mm以下である。断熱建材8を設けることで、上階や下階との間の熱伝導を小さくして、より断熱性を向上させるには有利になる。
断熱建材8の上面全体は押えコンクリート9によって覆われている。押えコンクリート9の厚さは例えば50mm以上300mm以下である。押えコンクリート9を設けることで、断熱建材8の保護および床の使用性向上という効果が得られる。
吹き付け耐火層6から屋内側には、アンカーボルト等に連結された固定部材5が突出していて、この固定部材5には内装材として内装鋼板7が取り付けられている。柱20の表面にもアンカーボルト等に連結された固定部材5が突出していて、内装鋼板7がこの固定部材5に取り付けられている。このようにして屋内には内装鋼板7が露出した状態になる。
内装鋼板7の下端部には、押さコンクリート9に設置された巾木21が不燃断熱パネル2の幅方向に延在している。また、大梁19の外表面は耐火層11によって覆われている。耐火層11はロックウールやセラミックファイバー等で形成されている。
床スラブ17の屋外側端面には、アンカーボルト等を介して金属製の接続プレート12が突設されている。この接続プレート12としては例えば、公知のガセットプレートが用いられる。複数の接続プレート12は、床スラブ17の屋外側端面の延在方向(Y方向)に間隔をあけて設置されている。この実施形態では、不燃断熱パネル2と接続プレート12との間に断熱パッキン13が介在している。
それぞれの接続プレート12の突出先端部には、上下方向(Z方向)に延在する金属製の間柱14がボルト等によって固定されている。不燃断熱パネル2の屋外側表面と間柱14との間には隙間g1が形成されている。この隙間g1は例えば50mm以上400mm以下に設定されている。
それぞれの間柱14には、上下方向に間隔をあけてアングルなどを介して不燃断熱パネル2の幅方向に延在する横胴縁15が設置されている。これら横胴縁15に外装材となる外装鋼板16が取付けられている。間柱14の屋外側表面と外装鋼板16との隙間g2は、例えば50mm以上200mm以下に設定されている。このように外装鋼板16は、接続プレート12を介して不燃断熱パネル2の屋外側に不燃断熱パネル2と十分に隙間をあけて設置されている。尚、接続プレート12を介して外装鋼板16を設置できれば、この実施形態に例示する構造に限定されずに様々な構造を採用できる。
不燃断熱パネル2の屋外側表面と間柱14との隙間g1には、屋外側端面の延在方向(Y方向)に延在する帯状の吹き付け発泡樹脂断熱層10が備わっている。吹き付け発泡樹脂断熱層10は例えば、発泡ウレタン樹脂、押出し発泡ポリスチレン等の公知の各種の発泡樹脂10aにより形成される。
吹き付け発泡樹脂断熱層10は、床スラブ17の屋外側端面を含むその上下所定の範囲を屋外側端面の延在方向(Y方向)に沿って、床スラブ17の屋外側端面を全長に渡って被覆している。吹き付け発泡樹脂断熱層10が覆う上下所定の範囲の大きさ(Z方向寸法)は、例えば、100mm以上300mm以下である。吹き付け発泡樹脂断熱層10の厚さは例えば50mm以上200mm以下にする。吹き付け発泡樹脂断熱層10の厚さが大きくなるに連れて、重量が増大して施工性低下の要因になる。尚、接続プレート12が吹き付け発泡樹脂断熱層10を貫通して屋外側に突出して、間柱14および横胴縁15を介して外装鋼板16と連結されている。この実施形態では吹き付け発泡樹脂断熱層10の表面全範囲が防湿材10bによって被覆されている。公知の種々の防湿材10bを用いることができる。
本発明により外壁構造1を構築する手順の一例は以下のとおりである。
まず、図5に例示するように、上下に離間して隣り合う床スラブ17の屋外側端部に不燃断熱パネル2を当接させて、不燃断熱パネル2をそれぞれの床スラブ17に上下に挟まれた状態で接合する。各階毎に必要枚数の不燃断熱パネル2を突き合せて設置して床スラブ17の屋外側端部に壁を構築する。
次いで、図6に例示するように、設置した不燃断熱パネル2の屋内側の露出表面の全範囲に不燃材6aを吹き付けて吹き付け耐火層6を形成する。床スラブ17の屋外側端面には接続プレート12を突設する。そして、床スラブ17の屋外側端面を含むその上下所定の範囲を屋外側端面の延在方向に沿って発泡樹脂10aを吹き付けて吹き付け発泡樹脂断熱層10を形成する。接続プレート12は、吹き付け発泡樹脂断熱層10を貫通して屋外側に突出した状態にする。尚、不燃材6aの吹き付け作業と発泡樹脂10aの吹き付け作業は、いずれを先行してもよく、並行して行うこともできる。形成した吹き付け発泡樹脂断熱層10の表面全範囲には防湿材10bを塗布する。
次いで、屋内側では吹き付け耐火層6を覆うように内装鋼板7を設置し、巾木21を設置する。大梁19を被覆する耐火層11は、内装鋼板7を設置する前に大梁19の表面に耐火材を吹き付けて形成するとよい。
屋外側では、接続プレート12に間柱14を接続した後、間柱14に横胴縁15を設置する。次いで、横胴縁15に外装鋼板16を取り付けて、外装材の施工を完了させる。屋内側の作業と屋外側の作業は、いずれを先行させてもよく、並行して行うこともできる。これにより、図1~図3に例示する外壁構造1が構築される。
この外壁構造1によれば、床スラブ17は、コンクリート製(鉄筋コンクリート製)なので十分な耐火性を備えている。また、不燃断熱パネル2も十分な耐火性を備えている。そのため、上下の床スラブ17と不燃断熱パネル2とで区画された優れた耐火構造が形成される。さらには、不燃断熱パネル2の屋内側表面は吹き付け耐火層6が形成されるので、さらなる耐火性を確保できる。
この上下の床スラブ17と不燃断熱パネル2とで区画された耐火構造の屋外側は、床スラブ17の屋外側端面に突設された接続プレート12を介して床スラブ17と連結される。即ち、外装鋼板16、間柱14、横胴縁15などの屋外側部材は、接続プレート12を介して不燃断熱パネル2の屋外側に不燃断熱パネル2と隙間をあけて設置される。そのため、これら屋外側部材は、上下の床スラブ17と不燃断熱パネル2とで区画された耐火構造の耐火性に悪影響を及ぼすことがない。
しかも、この実施形態では、床スラブ17と、床スラブ17を挟んで上下に配置された不燃断熱パネル2との交点を含む範囲を、帯状の吹き付け発泡樹脂断熱層10によって覆うことで、外気からの屋内側への湿気の進入や熱伝導を遮断するには益々有利になっている。さらに、吹き付け発泡樹脂断熱層10の表面全範囲が防湿材10bによって被覆されているので屋内への湿気の進入がより確実に防止される。接続プレート12は、吹き付け発泡樹脂断熱層10に埋め込まれた状態になるので、接続プレート12を介した床スラブ17との熱伝導も抑制される。また、不燃断熱パネル2の屋外側表面は外装鋼板16によって覆われて外部環境から保護される。
外壁構造1の施工の観点からは、不燃断熱パネル2の設置作業と、不燃材6aの吹き付け作業と、接続プレート12を介した外装鋼板16の取付け作業を行なえばよい。この実施形態では、吹き付け発泡樹脂断熱層10を形成するために、追加で発泡樹脂10aの吹き付け作業が発生する程度である。したがって、難易度が高い作業、時間を要する作業をほとんど無くして最小限にできるので、施工を簡便化するには有利になる。
1 外壁構造
2 不燃断熱パネル
2a 防湿テープ
3 不燃断熱層
4 金属表面板
5 固定部材
6 吹き付け耐火層
6a 不燃材
7 内装鋼板
8 断熱建材
9 押えコンクリート
10 吹き付け発泡樹脂断熱層
10a 発泡樹脂
10b 防湿材
11 耐火層
12 接続プレート(ガセットプレート)
13 断熱パッキン
14 間柱
15 横胴縁
16 外装鋼板(外装材)
17 床スラブ
18 基礎梁
19 大梁
20 柱
21 巾木

Claims (4)

  1. 上下に離間して隣り合う床スラブの間に配置される不燃断熱パネルを備えた倉庫の外壁構造において、
    それぞれの前記床スラブの屋外側端部に前記不燃断熱パネルが当接して上下に挟まれて接合されていて、前記不燃断熱パネルの屋内側表面が吹き付けられた不燃材によって覆われていて、前記床スラブの屋外側端面に突設された接続プレートを介して外装材が前記不燃断熱パネルの屋外側に前記不燃断熱パネルと隙間をあけて設置されていることを特徴とする倉庫の外壁構造。
  2. 前記不燃材によって前記不燃断熱パネルの上端から下端まで覆われている請求項1に記載の倉庫の外壁構造。
  3. 前記隙間に配置されて、前記床スラブの屋外側端面を含むその上下所定の範囲を前記屋外側端面の延在方向に沿って被覆する吹き付けられた発泡樹脂断熱層を備えて、前記接続プレートが前記発泡樹脂断熱層を貫通して屋外側に突出して前記外装材と連結されている請求項1または2に記載の倉庫の外壁構造。
  4. 上下に離間して隣り合う床スラブの屋外側端部に不燃断熱パネルを当接させて、前記不燃断熱パネルをそれぞれの前記床スラブに上下に挟まれた状態で接合して、前記不燃断熱パネルの屋内側の露出表面の全範囲に不燃材を吹き付けて耐火層を形成し、前記床スラブの屋外側端面に突設された接続プレートを介して外装材を前記不燃断熱パネルの屋外側に前記不燃断熱パネルと隙間をあけて設置することを特徴とする倉庫の外壁構造の構築方法。
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