JPH1131964A - 論理回路 - Google Patents
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- JPH1131964A JPH1131964A JP9186249A JP18624997A JPH1131964A JP H1131964 A JPH1131964 A JP H1131964A JP 9186249 A JP9186249 A JP 9186249A JP 18624997 A JP18624997 A JP 18624997A JP H1131964 A JPH1131964 A JP H1131964A
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- circuit
- logic circuit
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/319—Tester hardware, i.e. output processing circuits
- G01R31/31903—Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
- G01R31/31908—Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/0008—Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/0016—Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
- H04L7/0033—Correction by delay
- H04L7/0041—Delay of data signal
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】製造プロセス等によるデバイスのばらつき等に
よって信号伝送の遅延時間が変動した場合でも、その信
号伝送の遅延時間を自動的に所望の範囲内に調整する。 【解決手段】データ信号伝送の遅延時間を調整するため
に、送信側の論理回路101と受信側の論理回路102
に、基準信号発生源110から共通の基準信号SYNC
を分配して使用する。送信側の論理回路101に与えら
れたSYNC信号は、セレクタ回路111を経てフリッ
プフロップ回路103に与えられる。受信側の論理回路
102に与えられたSYNC信号は、遅延回路112を
経て位相比較回路113に基準信号SYNC2として与
えられ、前記フリップフロップ回路108の出力信号Q
2と比較される。比較結果は前記可変遅延回路107の
制御入力UPまたはDOWNに与えられる。
よって信号伝送の遅延時間が変動した場合でも、その信
号伝送の遅延時間を自動的に所望の範囲内に調整する。 【解決手段】データ信号伝送の遅延時間を調整するため
に、送信側の論理回路101と受信側の論理回路102
に、基準信号発生源110から共通の基準信号SYNC
を分配して使用する。送信側の論理回路101に与えら
れたSYNC信号は、セレクタ回路111を経てフリッ
プフロップ回路103に与えられる。受信側の論理回路
102に与えられたSYNC信号は、遅延回路112を
経て位相比較回路113に基準信号SYNC2として与
えられ、前記フリップフロップ回路108の出力信号Q
2と比較される。比較結果は前記可変遅延回路107の
制御入力UPまたはDOWNに与えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の論理回路間
で相互にデータ信号を伝送する方法に係り、特にその伝
送するデータ信号の遅延時間を所望する時間に合わせる
技術に関する。
で相互にデータ信号を伝送する方法に係り、特にその伝
送するデータ信号の遅延時間を所望する時間に合わせる
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機等の論理回路装置においては、複
数の論理回路が同一のシステムクロック信号に同期し
て、その論理回路相互間のデータ信号の送受信を行う。
この際、それら論理回路が正常に動作するためには、そ
の伝送するデータ信号はそれぞれ、所望の時間内に所定
の相手に届く必要がある。
数の論理回路が同一のシステムクロック信号に同期し
て、その論理回路相互間のデータ信号の送受信を行う。
この際、それら論理回路が正常に動作するためには、そ
の伝送するデータ信号はそれぞれ、所望の時間内に所定
の相手に届く必要がある。
【0003】図6は、従来の論理回路間でのデータ信号
伝送方法の一例を示した図である。この図で601は信
号を送信する側の論理回路、602は信号を受信する側
の論理回路であり、この図ではそれらを集積回路で構成
した場合を例に示してある。603は信号を送信する側
のフリップフロップ回路、605は信号を伝送する配
線、604はそれを駆動するドライバ回路、606は伝
送された信号を集積回路内部に伝える入力回路、608
は信号を受信する側のフリップフロップ回路である。6
02,608には、共通のクロック信号源609からシ
ステムクロック信号CLKが供給され、それに同期して
信号を伝送する。
伝送方法の一例を示した図である。この図で601は信
号を送信する側の論理回路、602は信号を受信する側
の論理回路であり、この図ではそれらを集積回路で構成
した場合を例に示してある。603は信号を送信する側
のフリップフロップ回路、605は信号を伝送する配
線、604はそれを駆動するドライバ回路、606は伝
送された信号を集積回路内部に伝える入力回路、608
は信号を受信する側のフリップフロップ回路である。6
02,608には、共通のクロック信号源609からシ
ステムクロック信号CLKが供給され、それに同期して
信号を伝送する。
【0004】このデータ伝送のタイミング関係を示した
のが図7である。信号CLKはシステムクロック信号、
信号Q1は前記フリップフロップ603の出力信号、信
号OUTは出力回路604の出力信号、信号INは入力
回路606の入力信号、信号D2はフリップフロップ6
08の入力信号、信号Q2はその608の出力信号であ
る。例えばこの図のように、フリップフロップ603よ
り信号Qが出力されてから、システムクロック周期で3
サイクル後に信号Q2が出力されるよう設計するために
は、システムクロック周期をTck、信号Q1から信号
D2までの遅延時間をTdとすると、数1が成り立つよ
うに、603,604,605,606の遅延時間を設
計すればよい。
のが図7である。信号CLKはシステムクロック信号、
信号Q1は前記フリップフロップ603の出力信号、信
号OUTは出力回路604の出力信号、信号INは入力
回路606の入力信号、信号D2はフリップフロップ6
08の入力信号、信号Q2はその608の出力信号であ
る。例えばこの図のように、フリップフロップ603よ
り信号Qが出力されてから、システムクロック周期で3
サイクル後に信号Q2が出力されるよう設計するために
は、システムクロック周期をTck、信号Q1から信号
D2までの遅延時間をTdとすると、数1が成り立つよ
うに、603,604,605,606の遅延時間を設
計すればよい。
【0005】
【数1】 2Tck<Td≦3Tck …(1) しかしこの従来例では、前記603,604,606等
に使用している回路の遅延時間や、前記605に使用し
ている配線の遅延時間が、それぞれ製造プロセスのばら
つき等によって変動した場合には、図8のように、前記
数1が成り立たなくなり、正常なデータ信号の伝送がで
きなくなってしまうという問題がある。この図では、前
記それぞれのディレイ値が小さくなる方へΔTdだけ変
動した場合を例に示してあるが、大きくなる方へ変動し
た場合も同様である。これを解決するには、全てのデー
タ信号の伝送遅延時間Tdを測定し、数1を満たすよう
に調整する必要があるが、通常の論理回路では調整すべ
き信号本数が膨大な数であるため、それは現実には不可
能である。
に使用している回路の遅延時間や、前記605に使用し
ている配線の遅延時間が、それぞれ製造プロセスのばら
つき等によって変動した場合には、図8のように、前記
数1が成り立たなくなり、正常なデータ信号の伝送がで
きなくなってしまうという問題がある。この図では、前
記それぞれのディレイ値が小さくなる方へΔTdだけ変
動した場合を例に示してあるが、大きくなる方へ変動し
た場合も同様である。これを解決するには、全てのデー
タ信号の伝送遅延時間Tdを測定し、数1を満たすよう
に調整する必要があるが、通常の論理回路では調整すべ
き信号本数が膨大な数であるため、それは現実には不可
能である。
【0006】この、論理回路間でのデータ伝送時間の変
動により、正常なデータ伝送ができなくなるという問題
点を解決するための従来技術としては、例えば(エイチ
ピーシャーナル(HP Journal)Aug.1992 page14 に記載
されているような、伝送するデータと並送して送信側か
ら受信側にクロック信号を伝送する方式がある。
動により、正常なデータ伝送ができなくなるという問題
点を解決するための従来技術としては、例えば(エイチ
ピーシャーナル(HP Journal)Aug.1992 page14 に記載
されているような、伝送するデータと並送して送信側か
ら受信側にクロック信号を伝送する方式がある。
【0007】図9は、この従来より用いられているクロ
ック信号並送方式の原理図である。この図で901は信
号を送信する側の論理回路、902は信号を受信する側
の論理回路である。903は信号を送信する側のフリッ
プフロップ回路、905は信号を伝送する配線、904
はそれを駆動するドライバ回路、906は伝達された信
号を集積回路内部に伝える入力回路、908は信号を受
信する側のフリップフロップ回路である。
ック信号並送方式の原理図である。この図で901は信
号を送信する側の論理回路、902は信号を受信する側
の論理回路である。903は信号を送信する側のフリッ
プフロップ回路、905は信号を伝送する配線、904
はそれを駆動するドライバ回路、906は伝達された信
号を集積回路内部に伝える入力回路、908は信号を受
信する側のフリップフロップ回路である。
【0008】またこの回路では、送信側の論理回路90
1に伝送専用クロック信号SCLKを送出するドライバ
回路910を設け、信号を伝送する配線904に並送し
て設けたSCLK用配線911によって、受信側の論理
回路902のSCLK用入力回路912に伝送する。送
信側のフリップフロップ902には共通のクロック信号
源909からシステムクロック信号CLKを供給して、
それに同期して信号を送信し、また、受信側のフリップ
フロップ908には前記伝送専用クロック信号SCLK
を供給して、それに同期して信号を受信する。
1に伝送専用クロック信号SCLKを送出するドライバ
回路910を設け、信号を伝送する配線904に並送し
て設けたSCLK用配線911によって、受信側の論理
回路902のSCLK用入力回路912に伝送する。送
信側のフリップフロップ902には共通のクロック信号
源909からシステムクロック信号CLKを供給して、
それに同期して信号を送信し、また、受信側のフリップ
フロップ908には前記伝送専用クロック信号SCLK
を供給して、それに同期して信号を受信する。
【0009】このクロック並送方式での、データ伝送の
タイミング関係を示したのが図10である。信号CLK
はシステムクロック信号、信号Q1は前記フリップフロ
ップ903の出力信号、信号OUTは出力回路904の
出力信号、信号INは入力回路906の入力信号、信号
D2はフリップフロップ908の入力信号、信号Q2は
その908の出力信号である。また、信号SCLKはフ
リップフロップ908に与えられる伝送専用クロック信
号である。この方式では、信号Q1から信号D2までの
遅延時間Tdと、システムクロック信号CLKから伝送
専用クロック信号SCLKまでのディレイ値Tdckと
は、信号配線904とSCLK用配線911が並送して
いるため、数2のようにほぼ等しくなる。
タイミング関係を示したのが図10である。信号CLK
はシステムクロック信号、信号Q1は前記フリップフロ
ップ903の出力信号、信号OUTは出力回路904の
出力信号、信号INは入力回路906の入力信号、信号
D2はフリップフロップ908の入力信号、信号Q2は
その908の出力信号である。また、信号SCLKはフ
リップフロップ908に与えられる伝送専用クロック信
号である。この方式では、信号Q1から信号D2までの
遅延時間Tdと、システムクロック信号CLKから伝送
専用クロック信号SCLKまでのディレイ値Tdckと
は、信号配線904とSCLK用配線911が並送して
いるため、数2のようにほぼ等しくなる。
【0010】
【数2】 Tdck≒Td …(2) この方式によれば、903,904,906,910,
912等に使用している回路の遅延時間や、905,9
11に使用している配線の遅延時間が、それぞれ製造プ
ロセスのばらつき等によって変動した場合でも、前記並
送の効果により、それぞれが同じ方向に変動するので、
数2は常に成立する。よってこの方式により論理回路間
でのデータ伝送を行うには、数2が成り立つように90
3,904,905,906,910,911,912の
遅延時間を設計すればよい。
912等に使用している回路の遅延時間や、905,9
11に使用している配線の遅延時間が、それぞれ製造プ
ロセスのばらつき等によって変動した場合でも、前記並
送の効果により、それぞれが同じ方向に変動するので、
数2は常に成立する。よってこの方式により論理回路間
でのデータ伝送を行うには、数2が成り立つように90
3,904,905,906,910,911,912の
遅延時間を設計すればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のク
ロック並送方式では、送信側の論理回路から信号が送信
されてから受信側の論理回路に到達するまでの時間を、
所定のシステムクロックサイクルの範囲内に設計するた
めには、前記伝送専用クロック信号SCLKのディレイ
値Tdckを、ディレイ値が変動した場合にもその所定
サイクル以内に入るよう調整しなければならないと言う
問題がある。例えば図9,図10で、フリップフロップ
903より信号Qが出力されてから、システムクロック
周期3サイクルで信号Q2が出力されるよう設計するに
は、数3が成り立つように、909,910,911の
遅延時間を調整する必要がある。
ロック並送方式では、送信側の論理回路から信号が送信
されてから受信側の論理回路に到達するまでの時間を、
所定のシステムクロックサイクルの範囲内に設計するた
めには、前記伝送専用クロック信号SCLKのディレイ
値Tdckを、ディレイ値が変動した場合にもその所定
サイクル以内に入るよう調整しなければならないと言う
問題がある。例えば図9,図10で、フリップフロップ
903より信号Qが出力されてから、システムクロック
周期3サイクルで信号Q2が出力されるよう設計するに
は、数3が成り立つように、909,910,911の
遅延時間を調整する必要がある。
【0012】
【数3】 2Tck<Tdck≦3Tck …(3) すなわちこの従来例においては、データの伝送時間と並
送するクロックの伝送時間との間では遅延時間の調整を
行う必要はないが、特定のシステムクロックサイクルの
範囲内でデータの伝送を行うためには、並送クロック信
号Tdckの遅延時間を調整する必要がある。通常の論
理回路では伝送すべき信号本数が膨大な数のため、この
調整すべき並送クロック信号の数もそれに合わせて多
く、その全てを所望の範囲に調整することは大変困難に
なっている。
送するクロックの伝送時間との間では遅延時間の調整を
行う必要はないが、特定のシステムクロックサイクルの
範囲内でデータの伝送を行うためには、並送クロック信
号Tdckの遅延時間を調整する必要がある。通常の論
理回路では伝送すべき信号本数が膨大な数のため、この
調整すべき並送クロック信号の数もそれに合わせて多
く、その全てを所望の範囲に調整することは大変困難に
なっている。
【0013】本発明の目的は、この従来技術の課題を解
決し、製造プロセス等のばらつきによってデータ転送の
遅延時間が変動した場合でも、それを自動で調整する方
式を提供することで、前記調整方法に問題のある並送ク
ロック信号を用いることなく、所定のシステムクロック
サイクルの範囲内でのデータの転送を可能とすることで
ある。
決し、製造プロセス等のばらつきによってデータ転送の
遅延時間が変動した場合でも、それを自動で調整する方
式を提供することで、前記調整方法に問題のある並送ク
ロック信号を用いることなく、所定のシステムクロック
サイクルの範囲内でのデータの転送を可能とすることで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の論理回路では、以下の構成を有する。
め、本発明の論理回路では、以下の構成を有する。
【0015】(1)共通のクロック信号源からシステム
クロック信号を受け、そのシステムクロック信号に同期
してデータ信号の送受信を行う複数の論理回路におい
て、その論理回路が共通の信号源からの基準信号を受
け、その基準信号を送信側の論理回路から送信して受信
側の論理回路で受信し基準信号と比較することによっ
て、信号が送信されてから受信されるまでの遅延時間を
調整することを特徴とする。
クロック信号を受け、そのシステムクロック信号に同期
してデータ信号の送受信を行う複数の論理回路におい
て、その論理回路が共通の信号源からの基準信号を受
け、その基準信号を送信側の論理回路から送信して受信
側の論理回路で受信し基準信号と比較することによっ
て、信号が送信されてから受信されるまでの遅延時間を
調整することを特徴とする。
【0016】また、(2)その論理回路がテストパター
ン発生回路を有し、そのテストパターン発生回路が前記
共通の信号源からの基準信号を受け、それに同期してテ
ストパターン信号を発生し、その送信側の論理回路で発
生したテストパターン信号を送信して受信側の論理回路
で受信し、受信側の論理回路で発生させたテストパター
ン信号と比較することによって、信号が送信されてから
受信されるまでの遅延時間を調整することを特徴とす
る。
ン発生回路を有し、そのテストパターン発生回路が前記
共通の信号源からの基準信号を受け、それに同期してテ
ストパターン信号を発生し、その送信側の論理回路で発
生したテストパターン信号を送信して受信側の論理回路
で受信し、受信側の論理回路で発生させたテストパター
ン信号と比較することによって、信号が送信されてから
受信されるまでの遅延時間を調整することを特徴とす
る。
【0017】また、(3)受信側の論理回路が、前記基
準信号もしくはテストパターン信号を遅延させる遅延回
路を有し、その遅延後の基準信号もしくはテストパター
ン信号を用いて前記比較を行う論理回路であって、その
遅延回路の遅延時間が、前記信号が送信されてから受信
されるまでの遅延時間を調整する目標値と等しいことを
特徴とする。
準信号もしくはテストパターン信号を遅延させる遅延回
路を有し、その遅延後の基準信号もしくはテストパター
ン信号を用いて前記比較を行う論理回路であって、その
遅延回路の遅延時間が、前記信号が送信されてから受信
されるまでの遅延時間を調整する目標値と等しいことを
特徴とする。
【0018】また、(4)前記遅延回路が、前記基準信
号もしくはテストパターン信号をシステムクロック信号
によってシフトする、シフトレジスタであることを特徴
とする。
号もしくはテストパターン信号をシステムクロック信号
によってシフトする、シフトレジスタであることを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の論理回路による
データ信号伝送方式の基本構成である。この図で、10
1は信号を送信する側の論理回路、102は信号を受信
する側の論理回路であり、この図ではそれらを集積回路
で構成した場合を例に示してある。103は信号を送信
する側のフリップフロップ回路、105は信号を伝送す
る配線、104はそれを駆動するドライバ回路、106
は伝送された信号を集積回路内部に伝える入力回路、1
07は伝送された信号の遅延時間を調整する可変遅延回
路、108は信号を受信する側のフリップフロップ回路
である。102,108には、共通のクロック信号源10
9からシステムクロック信号CLKが供給され、それに
同期して信号を伝送する。
データ信号伝送方式の基本構成である。この図で、10
1は信号を送信する側の論理回路、102は信号を受信
する側の論理回路であり、この図ではそれらを集積回路
で構成した場合を例に示してある。103は信号を送信
する側のフリップフロップ回路、105は信号を伝送す
る配線、104はそれを駆動するドライバ回路、106
は伝送された信号を集積回路内部に伝える入力回路、1
07は伝送された信号の遅延時間を調整する可変遅延回
路、108は信号を受信する側のフリップフロップ回路
である。102,108には、共通のクロック信号源10
9からシステムクロック信号CLKが供給され、それに
同期して信号を伝送する。
【0020】この本発明の特徴は、データ信号伝送の遅
延時間を調整するために、送信側の論理回路101と受
信側の論理回路102に、基準信号発生源110から共
通の基準信号SYNCを分配して使用することである。
送信側の論理回路101に与えられたSYNC信号は、
セレクタ回路111を経てフリップフロップ回路103に
与えられる。受信側の論理回路102に与えられたSY
NC信号は、遅延回路112を経て位相比較回路113
に基準信号SYNC2として与えられ、前記フリップフ
ロップ回路108の出力信号Q2と比較される。比較結
果は前記可変遅延回路107の制御入力UPまたはDO
WNに与えられる。
延時間を調整するために、送信側の論理回路101と受
信側の論理回路102に、基準信号発生源110から共
通の基準信号SYNCを分配して使用することである。
送信側の論理回路101に与えられたSYNC信号は、
セレクタ回路111を経てフリップフロップ回路103に
与えられる。受信側の論理回路102に与えられたSY
NC信号は、遅延回路112を経て位相比較回路113
に基準信号SYNC2として与えられ、前記フリップフ
ロップ回路108の出力信号Q2と比較される。比較結
果は前記可変遅延回路107の制御入力UPまたはDO
WNに与えられる。
【0021】次に、この本発明がデータ信号伝送の遅延
時間変動を調整する動作について説明する。図2は調整
前の、図3は調整終了後のデータ伝送タイミング関係を
示した図である。図2,図3で、信号CLKはシステム
クロック信号、信号SYNCは基準信号、信号Q1は前
記フリップフロップ103の出力信号、信号OUTは出
力回路104の出力信号、信号INは入力回路106の
入力信号、信号D2はフリップフロップ108の入力信
号、信号Q2はその108の出力信号、信号SYNC2
は遅延回路112で遅延された基準信号、信号UP,D
OWNは可変遅延回路107の制御信号である。
時間変動を調整する動作について説明する。図2は調整
前の、図3は調整終了後のデータ伝送タイミング関係を
示した図である。図2,図3で、信号CLKはシステム
クロック信号、信号SYNCは基準信号、信号Q1は前
記フリップフロップ103の出力信号、信号OUTは出
力回路104の出力信号、信号INは入力回路106の
入力信号、信号D2はフリップフロップ108の入力信
号、信号Q2はその108の出力信号、信号SYNC2
は遅延回路112で遅延された基準信号、信号UP,D
OWNは可変遅延回路107の制御信号である。
【0022】データ信号伝送調整の際には、送信側の論
理回路101に与えられたSYNC信号は、まず前記セ
レクタ回路111によって送信側のフリップフロップ回
路103に与えられる。そのSYNC信号が、システム
クロック信号CLKのタイミングでフリップフロップ1
03に取り込まれ、信号Q1となる。信号Q1は、出力
回路104,配線105,入力回路106,可変遅延回
路107を経て受信側のフリップフロップ108に伝送
され、システムクロックCLKのタイミングで取り込ま
れ、信号Q2となる。
理回路101に与えられたSYNC信号は、まず前記セ
レクタ回路111によって送信側のフリップフロップ回
路103に与えられる。そのSYNC信号が、システム
クロック信号CLKのタイミングでフリップフロップ1
03に取り込まれ、信号Q1となる。信号Q1は、出力
回路104,配線105,入力回路106,可変遅延回
路107を経て受信側のフリップフロップ108に伝送
され、システムクロックCLKのタイミングで取り込ま
れ、信号Q2となる。
【0023】一方、受信側の論理回路102に与えられ
たSYNC信号は、前記遅延回路112によって、デー
タ信号伝送遅延時間Tdを調整するための基準値となる
遅延時間Tdxだけ遅延され、基準信号SYNC2とな
る。
たSYNC信号は、前記遅延回路112によって、デー
タ信号伝送遅延時間Tdを調整するための基準値となる
遅延時間Tdxだけ遅延され、基準信号SYNC2とな
る。
【0024】図2では、システムクロック3サイクルと
等しい遅延時間を基準値とした例を示している。このS
YNC2と前記Q2は、比較回路113で比較され、そ
の比較結果によって前記可変遅延回路の遅延時間を制御
するための制御信号UPまたはDOWNが出力される。
図2は、制御信号UPが出力される例を示している。こ
の制御信号を受け、可変遅延回路107がその遅延時間
を、TdがTdxに近づくように調整する。これら遅延
時間の比較と調整をTdとTdxがほぼ等しくなるまで
繰り返す。調整終了後は、セレクタ回路111によりフ
リップフロップ回路103に与える信号を通常の論理信
号D1に切り替える。
等しい遅延時間を基準値とした例を示している。このS
YNC2と前記Q2は、比較回路113で比較され、そ
の比較結果によって前記可変遅延回路の遅延時間を制御
するための制御信号UPまたはDOWNが出力される。
図2は、制御信号UPが出力される例を示している。こ
の制御信号を受け、可変遅延回路107がその遅延時間
を、TdがTdxに近づくように調整する。これら遅延
時間の比較と調整をTdとTdxがほぼ等しくなるまで
繰り返す。調整終了後は、セレクタ回路111によりフ
リップフロップ回路103に与える信号を通常の論理信
号D1に切り替える。
【0025】この図2,図3は、フリップフロップ10
3より信号Q1が出力されてから、システムクロック周
期で3サイクル後に信号Q2が出力されるよう設計した
例である。このため、システムクロック周期をTck、
信号Q1が出力されてからデータD2までの遅延時間を
Tdとすると、数4が成り立つ必要がある。
3より信号Q1が出力されてから、システムクロック周
期で3サイクル後に信号Q2が出力されるよう設計した
例である。このため、システムクロック周期をTck、
信号Q1が出力されてからデータD2までの遅延時間を
Tdとすると、数4が成り立つ必要がある。
【0026】
【数4】 2Tck<Td≦3Tck …(4) しかし図2では、103,104,105,106,1
07の遅延時間の変動により、この数4の条件が成り立
たない。図2では、それぞれの遅延時間が短くなる方向
に変動した例を示してある。
07の遅延時間の変動により、この数4の条件が成り立
たない。図2では、それぞれの遅延時間が短くなる方向
に変動した例を示してある。
【0027】これを調整するために本発明では、前記遅
延回路112の遅延時間Tdxを、数5となるように設
計する。
延回路112の遅延時間Tdxを、数5となるように設
計する。
【0028】
【数5】 2Tck<Tdx≦3Tck …(5) こうすることにより、前記説明したように信号伝送の遅
延時間調整が行われる結果、調整終了後には図3に示す
ように、数6となる。よって数5,数6から、Tdは数
4を満たすようになる。
延時間調整が行われる結果、調整終了後には図3に示す
ように、数6となる。よって数5,数6から、Tdは数
4を満たすようになる。
【0029】
【数6】 Td≒Tdx …(6) 前記説明したように、この本発明の論理回路を用いるこ
とによって、数式6のようにデータ信号伝送遅延時間T
dを基準となる遅延回路の遅延時間Tdxに一致させる
ことができるので、数5のように基準時間Tdxをあら
かじめ所望するシステムクロックサイクルの範囲内に設
計しておけば、デバイスのばらつき等によって信号伝送
の遅延時間Tdが変動した場合でも、数4が成り立つよ
うにTdを自動的に所望の範囲内に調整することが可能
となり、正常なデータ伝送を実現できる。
とによって、数式6のようにデータ信号伝送遅延時間T
dを基準となる遅延回路の遅延時間Tdxに一致させる
ことができるので、数5のように基準時間Tdxをあら
かじめ所望するシステムクロックサイクルの範囲内に設
計しておけば、デバイスのばらつき等によって信号伝送
の遅延時間Tdが変動した場合でも、数4が成り立つよ
うにTdを自動的に所望の範囲内に調整することが可能
となり、正常なデータ伝送を実現できる。
【0030】図4は、本発明の論理回路によるデータ信
号伝送方式の第2の構成である。前記基本構成では、送
信側の論理回路に与えたSYNC信号をそのまま受信側
の論理回路に伝送し、比較することでデータ伝送時間の
調整を行うが、この第2の構成では、送信側と受信側の
論理回路に同じテストパターン信号を発生するテストパ
ターン発生回路を有し、送信側の論理回路で発生したテ
ストパターン信号を受信側の論理回路に伝送し、比較す
ることでデータ伝送時間の調整を行う。SYNC信号は、そ
の送信側,受信側のテストパターン発生回路を初期化
し、発生するテストパターン信号の同期をとるために用
いる。
号伝送方式の第2の構成である。前記基本構成では、送
信側の論理回路に与えたSYNC信号をそのまま受信側
の論理回路に伝送し、比較することでデータ伝送時間の
調整を行うが、この第2の構成では、送信側と受信側の
論理回路に同じテストパターン信号を発生するテストパ
ターン発生回路を有し、送信側の論理回路で発生したテ
ストパターン信号を受信側の論理回路に伝送し、比較す
ることでデータ伝送時間の調整を行う。SYNC信号は、そ
の送信側,受信側のテストパターン発生回路を初期化
し、発生するテストパターン信号の同期をとるために用
いる。
【0031】図4で、401は信号を送信する側の論理
回路、402は信号を受信する側の論理回路であり、こ
の図ではそれらを集積回路で構成した場合を例に示して
ある。403は信号を送信する側のフリップフロップ回
路、405は信号を伝送する配線、404はそれを駆動
するドライバ回路、406は伝送された信号を集積回路
内部に伝える入力回路、407は伝送された信号の遅延
時間を調整する可変遅延回路、408は信号を受信する
側のフリップフロップ回路である。402,408に
は、共通のクロック信号源409からシステムクロック
信号CLKが供給され、それに同期して信号を伝送す
る。
回路、402は信号を受信する側の論理回路であり、こ
の図ではそれらを集積回路で構成した場合を例に示して
ある。403は信号を送信する側のフリップフロップ回
路、405は信号を伝送する配線、404はそれを駆動
するドライバ回路、406は伝送された信号を集積回路
内部に伝える入力回路、407は伝送された信号の遅延
時間を調整する可変遅延回路、408は信号を受信する
側のフリップフロップ回路である。402,408に
は、共通のクロック信号源409からシステムクロック
信号CLKが供給され、それに同期して信号を伝送す
る。
【0032】この本発明の第2の構成の特徴は、データ
信号伝送の遅延時間を調整するために、送信側の論理回
路401と受信側の論理回路402に同じテストパター
ン信号を発生するテストパターン発生回路414,41
5を有し、基準信号発生源410から分配された共通の
基準信号SYNCを414,415に与えることによっ
て、その発生するテストパターン信号を初期化し、41
4,415を同期して動作させることである。送信側の
テストパターン発生回路414で発生したテストパター
ン信号TEST1は、セレクタ回路411を経てフリッ
プフロップ回路403に与えられる。受信側のテストパ
ターン発生回路415で発生したテストパターン信号T
EST2は、遅延回路412を経てパターン比較回路4
13に基準パターン信号TEST3として与えられ、前
記フリップフロップ回路408の出力信号Q2と比較さ
れる。比較結果は前記可変遅延回路407の制御入力U
PまたはDOWNに与えられる。
信号伝送の遅延時間を調整するために、送信側の論理回
路401と受信側の論理回路402に同じテストパター
ン信号を発生するテストパターン発生回路414,41
5を有し、基準信号発生源410から分配された共通の
基準信号SYNCを414,415に与えることによっ
て、その発生するテストパターン信号を初期化し、41
4,415を同期して動作させることである。送信側の
テストパターン発生回路414で発生したテストパター
ン信号TEST1は、セレクタ回路411を経てフリッ
プフロップ回路403に与えられる。受信側のテストパ
ターン発生回路415で発生したテストパターン信号T
EST2は、遅延回路412を経てパターン比較回路4
13に基準パターン信号TEST3として与えられ、前
記フリップフロップ回路408の出力信号Q2と比較さ
れる。比較結果は前記可変遅延回路407の制御入力U
PまたはDOWNに与えられる。
【0033】この本発明の第2の構成の論理回路も、前
述した基本構成の論理回路と同様に動作し、数6のよう
にデータ信号伝送遅延時間Tdを基準となる遅延回路の
遅延時間Tdxに一致させることができるので、数5の
ように基準時間Tdxをあらかじめ所望するシステムク
ロックサイクルの範囲内に設計しておけば、デバイスの
ばらつき等によって信号伝送の遅延時間Tdが変動した
場合でも、数4が成り立つようにTdを自動的に所望の
範囲内に調整することが可能となり、正常なデータ伝送
を実現できる。
述した基本構成の論理回路と同様に動作し、数6のよう
にデータ信号伝送遅延時間Tdを基準となる遅延回路の
遅延時間Tdxに一致させることができるので、数5の
ように基準時間Tdxをあらかじめ所望するシステムク
ロックサイクルの範囲内に設計しておけば、デバイスの
ばらつき等によって信号伝送の遅延時間Tdが変動した
場合でも、数4が成り立つようにTdを自動的に所望の
範囲内に調整することが可能となり、正常なデータ伝送
を実現できる。
【0034】また本発明では、SYNC信号又はテスト
パターン信号を基準となる遅延時間Tdxだけ遅延させ
る遅延回路として、図5のようにシフトレジスタを用い
る構成をとることで、基準となる遅延時間Tdxを時間
精度の高いシステムクロック信号CLKから生成するこ
とができるので、Tdxの遅延時間変動を極めて小さく
することが可能である。これにより、本発明の効果であ
る信号伝送の遅延時間Tdも、所望の範囲内に高い精度
で調整することが可能となる。
パターン信号を基準となる遅延時間Tdxだけ遅延させ
る遅延回路として、図5のようにシフトレジスタを用い
る構成をとることで、基準となる遅延時間Tdxを時間
精度の高いシステムクロック信号CLKから生成するこ
とができるので、Tdxの遅延時間変動を極めて小さく
することが可能である。これにより、本発明の効果であ
る信号伝送の遅延時間Tdも、所望の範囲内に高い精度
で調整することが可能となる。
【0035】この図5は、図1の本発明の基本構成にお
いて、その遅延回路にシフトレジスタを用いた場合の構
成例である。501は信号を送信する側の論理回路、5
02は信号を受信する側の論理回路であり、この図では
それらを集積回路で構成した場合を例に示してある。5
03は信号を送信する側のフリップフロップ回路、50
5は信号を伝送する配線、504はそれを駆動するドラ
イバ回路、506は伝送された信号を集積回路内部に伝
える入力回路、507は伝送された信号の遅延時間を調
整する可変遅延回路、508は信号を受信する側のフリ
ップフロップ回路である。502,508には、共通の
クロック信号源509からシステムクロック信号CLK
が供給され、それに同期して信号を伝送する。
いて、その遅延回路にシフトレジスタを用いた場合の構
成例である。501は信号を送信する側の論理回路、5
02は信号を受信する側の論理回路であり、この図では
それらを集積回路で構成した場合を例に示してある。5
03は信号を送信する側のフリップフロップ回路、50
5は信号を伝送する配線、504はそれを駆動するドラ
イバ回路、506は伝送された信号を集積回路内部に伝
える入力回路、507は伝送された信号の遅延時間を調
整する可変遅延回路、508は信号を受信する側のフリ
ップフロップ回路である。502,508には、共通の
クロック信号源509からシステムクロック信号CLK
が供給され、それに同期して信号を伝送する。
【0036】この図5の本発明の特徴は、受信側の論理
回路502に与えられたSYNC信号を、シフトレジス
タである遅延回路512によってシフトすることで、基
準信号SYNC2を生成することである。シフトレジス
タをシフトするクロックには、システムクロック信号C
LKを用いる。この図では、4段のシフトレジスタで構
成した例を示してあり、これによって基準信号の遅延時
間Tdxを3Tckに設定している。他の構成は図1と
同様であり、送信側の論理回路501と受信側の論理回
路502に、基準信号発生源510から共通の基準信号
SYNCを分配して使用する。送信側の論理回路501
に与えられたSYNC信号は、セレクタ回路511を経
てフリップフロップ回路503に与えられる。受信側の
論理回路502に与えられたSYNC信号は、シフトレ
ジスタ512を経て位相比較回路513に基準信号SY
NC2として与えられ、前記フリップフロップ回路50
8の出力信号Q2と比較される。比較結果は前記可変遅
延回路507の制御入力UPまたはDOWNに与えられ
る。
回路502に与えられたSYNC信号を、シフトレジス
タである遅延回路512によってシフトすることで、基
準信号SYNC2を生成することである。シフトレジス
タをシフトするクロックには、システムクロック信号C
LKを用いる。この図では、4段のシフトレジスタで構
成した例を示してあり、これによって基準信号の遅延時
間Tdxを3Tckに設定している。他の構成は図1と
同様であり、送信側の論理回路501と受信側の論理回
路502に、基準信号発生源510から共通の基準信号
SYNCを分配して使用する。送信側の論理回路501
に与えられたSYNC信号は、セレクタ回路511を経
てフリップフロップ回路503に与えられる。受信側の
論理回路502に与えられたSYNC信号は、シフトレ
ジスタ512を経て位相比較回路513に基準信号SY
NC2として与えられ、前記フリップフロップ回路50
8の出力信号Q2と比較される。比較結果は前記可変遅
延回路507の制御入力UPまたはDOWNに与えられ
る。
【0037】この構成例の論理回路も、前述した基本構
成の論理回路と同様に動作し、数6のようにデータ信号
伝送遅延時間Tdを基準となる遅延回路の遅延時間Td
xに一致させることができる。また、シフトレジスタを
用いることにより基準となる遅延時間Tdxはあらかじ
め所望するシステムクロックサイクルの範囲内に高精度
に設計することができるので、デバイスのばらつき等に
よって信号伝送の遅延時間Tdが変動した場合でも、数
4が成り立つようにTdを自動的に所望の範囲内に高精
度に調整することが可能となり、正常なデータ伝送を実
現できる。
成の論理回路と同様に動作し、数6のようにデータ信号
伝送遅延時間Tdを基準となる遅延回路の遅延時間Td
xに一致させることができる。また、シフトレジスタを
用いることにより基準となる遅延時間Tdxはあらかじ
め所望するシステムクロックサイクルの範囲内に高精度
に設計することができるので、デバイスのばらつき等に
よって信号伝送の遅延時間Tdが変動した場合でも、数
4が成り立つようにTdを自動的に所望の範囲内に高精
度に調整することが可能となり、正常なデータ伝送を実
現できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、製造プロセス等のばら
つきによってデータ転送の遅延時間が変動した場合で
も、それを自動で調整する方式を提供でき、所定のシス
テムクロックサイクルの範囲内でのデータ転送が可能な
論理回路が実現できる。
つきによってデータ転送の遅延時間が変動した場合で
も、それを自動で調整する方式を提供でき、所定のシス
テムクロックサイクルの範囲内でのデータ転送が可能な
論理回路が実現できる。
【図1】本発明の一実施例による論理回路の基本構成例
を示す回路図。
を示す回路図。
【図2】図1の論理回路がデータ信号の遅延時間を調整
する前のタイミング図。
する前のタイミング図。
【図3】図1の論理回路がデータ信号の遅延時間を調整
完了した後のタイミング図。
完了した後のタイミング図。
【図4】本発明の一実施例による論理回路の第2の構成
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図5】本発明の一実施例による論理回路の第3の構成
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図6】従来の論理回路の構成例を示す回路図。
【図7】従来の論理回路のタイミング図。
【図8】従来の論理回路で、データ伝送の遅延時間が変
動した場合のタイミング図。
動した場合のタイミング図。
【図9】従来のクロック並送方式の論理回路の構成例を
示す回路図。
示す回路図。
【図10】従来のクロック並送方式の論理回路のタイミ
ング図。
ング図。
101…集積回路からなる論理回路、102…集積回路
からなる論理回路、103…送信側のフリップフロップ
回路、104…出力回路、105…信号配線、106…
入力回路、107…可変遅延回路、108…受信側のフ
リップフロップ回路、109…クロック信号源、110
…基準信号源、111…セレクタ回路、112…遅延回
路、113…位相比較回路、D1…一般論理信号、Q1
…送信側フリップフロップの出力信号、OUT…出力回
路の出力信号、IN…入力回路の入力信号、D2…受信
側フリップフロップ回路の入力信号、Q2…受信側フリ
ップフロップの出力信号、UP…可変遅延回路の制御信
号、DOWN…可変遅延回路の制御信号、CLK…シス
テムクロック信号、SYNC…基準信号、SYNC2…遅延
回路によって遅延した基準信号、TEST(1〜3)…
テストパターン信号、SCLK…伝送専用クロック信
号、Tck…システムクロック信号の周期、Td…デー
タ信号伝送の遅延時間、ΔTd…データ信号伝送の遅延
時間変動量、Tdx…Tdを調整するための基準値とな
る遅延時間、Tdck…伝送専用クロック信号の伝送遅
延時間。
からなる論理回路、103…送信側のフリップフロップ
回路、104…出力回路、105…信号配線、106…
入力回路、107…可変遅延回路、108…受信側のフ
リップフロップ回路、109…クロック信号源、110
…基準信号源、111…セレクタ回路、112…遅延回
路、113…位相比較回路、D1…一般論理信号、Q1
…送信側フリップフロップの出力信号、OUT…出力回
路の出力信号、IN…入力回路の入力信号、D2…受信
側フリップフロップ回路の入力信号、Q2…受信側フリ
ップフロップの出力信号、UP…可変遅延回路の制御信
号、DOWN…可変遅延回路の制御信号、CLK…シス
テムクロック信号、SYNC…基準信号、SYNC2…遅延
回路によって遅延した基準信号、TEST(1〜3)…
テストパターン信号、SCLK…伝送専用クロック信
号、Tck…システムクロック信号の周期、Td…デー
タ信号伝送の遅延時間、ΔTd…データ信号伝送の遅延
時間変動量、Tdx…Tdを調整するための基準値とな
る遅延時間、Tdck…伝送専用クロック信号の伝送遅
延時間。
Claims (4)
- 【請求項1】共通のクロック信号源からシステムクロッ
ク信号を受け、そのシステムクロック信号に同期してデ
ータ信号の送受信を行う複数の論理回路において、その
論理回路が共通の信号源からの基準信号を受け、その基
準信号を送信側の論理回路から送信して受信側の論理回
路で受信し基準信号と比較することによって、信号が送
信されてから受信されるまでの遅延時間を調整すること
を特徴とする論理回路。 - 【請求項2】請求項1に記載の論理回路において、その
論理回路がテストパターン発生回路を有し、そのテスト
パターン発生回路が前記共通の信号源からの基準信号を
受け、それに同期してテストパターン信号を発生し、そ
の送信側の論理回路で発生したテストパターン信号を送
信して受信側の論理回路で受信し、受信側の論理回路で
発生させたテストパターン信号と比較することによっ
て、信号が送信されてから受信されるまでの遅延時間を
調整することを特徴とする論理回路。 - 【請求項3】請求項1及び2のいずれかに記載の論理回
路において、受信側の論理回路が、前記基準信号もしく
はテストパターン信号を遅延させる遅延回路を有し、そ
の遅延後の基準信号もしくはテストパターン信号を用い
て前記比較を行う論理回路であって、その遅延回路の遅
延時間が、前記信号が送信されてから受信されるまでの
遅延時間を調整する目標値と等しいことを特徴とする論
理回路。 - 【請求項4】請求項3に記載の論理回路において、前記
遅延回路が、前記基準信号もしくはテストパターン信号
をシステムクロック信号によってシフトする、シフトレ
ジスタであることを特徴とする論理回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186249A JPH1131964A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 論理回路 |
US09/113,332 US6202168B1 (en) | 1997-07-11 | 1998-07-10 | Device for regulating variation of delay time for data transfer between logic circuits |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186249A JPH1131964A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 論理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131964A true JPH1131964A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16184970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186249A Pending JPH1131964A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 論理回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6202168B1 (ja) |
JP (1) | JPH1131964A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009213048A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Fujitsu Microelectronics Ltd | 半導体装置および半導体装置の制御方法 |
JP2013246668A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Fujitsu Ltd | 通信装置 |
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JP2001251283A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-14 | Hitachi Ltd | インターフェース回路 |
DE10037477A1 (de) * | 2000-08-01 | 2002-02-14 | Infineon Technologies Ag | Anordnung und Verfahren zum Kalibrieren einer Schnittstelle für mehrkanalige synchronisierte Datenübertragung |
JP2002108693A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Fujitsu Ltd | データ読み出し方法、メモリコントローラ及び半導体集積回路装置 |
JP3558599B2 (ja) * | 2001-02-02 | 2004-08-25 | 日本電気株式会社 | データ伝送システム及びデータ伝送方法 |
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JP3892847B2 (ja) * | 2003-12-03 | 2007-03-14 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路及び半導体集積回路のテスト方法 |
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US8683253B2 (en) | 2011-06-21 | 2014-03-25 | Via Technologies, Inc. | Optimized synchronous strobe transmission mechanism |
US9552320B2 (en) | 2013-01-22 | 2017-01-24 | Via Technologies, Inc. | Source synchronous data strobe misalignment compensation mechanism |
US9557765B2 (en) | 2013-01-22 | 2017-01-31 | Via Technologies, Inc. | Mechanism for automatically aligning data signals and strobe signals on a source synchronous bus |
US9319035B2 (en) | 2013-01-22 | 2016-04-19 | Via Technologies, Inc. | Source synchronous bus signal alignment compensation mechanism |
US8886855B2 (en) | 2013-01-22 | 2014-11-11 | Via Technologies, Inc. | Apparatus and method for dynamic alignment of source synchronous bus signals |
US10931269B1 (en) * | 2019-10-03 | 2021-02-23 | International Business Machines Corporation | Early mode protection for chip-to-chip synchronous interfaces |
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