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JPH11317299A - 高周波放電方法及びその装置並びに高周波処理装置 - Google Patents

高周波放電方法及びその装置並びに高周波処理装置

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Publication number
JPH11317299A
JPH11317299A JP11007581A JP758199A JPH11317299A JP H11317299 A JPH11317299 A JP H11317299A JP 11007581 A JP11007581 A JP 11007581A JP 758199 A JP758199 A JP 758199A JP H11317299 A JPH11317299 A JP H11317299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
frequency
plasma
antennas
internal linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11007581A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tonoya
純一 戸野谷
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11007581A priority Critical patent/JPH11317299A/ja
Priority to TW088101805A priority patent/TW421814B/zh
Priority to KR1019990005009A priority patent/KR100323342B1/ko
Priority to US09/251,486 priority patent/US6181069B1/en
Publication of JPH11317299A publication Critical patent/JPH11317299A/ja
Priority to US09/652,161 priority patent/US6323595B1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32091Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being capacitively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/50Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
    • C23C16/505Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using radio frequency discharges
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、真空容器内に配置するアンテナを単
純な構造にする。 【解決手段】アンテナ構造を直線状にし、この内部直線
アンテナ9を1本又は複数本直列又は並列に接続し、プ
ラズマ生成チャンバ1の内部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ上の薄膜素子の製造、或いは粒子ビーム源や分析装置
などのプラズマ源に用いられる高周波放電方法及びその
装置並びに高周波処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属、半金属、半導体、酸化物、窒化
物、砒素などを構成要素とする薄膜が形成された素子
(以下、薄膜素子と称する)は、LSI、磁気記録装
置、光記録装置などの記憶装置、半導体レーザ、光電変
換素子などの通信機器、平面ディスプレイ、固体撮像素
子などの表示装置、太陽電池などのエネルギー機器な
ど、多種多様な装置の主要部品に応用されており、今
後、機器の小型化、高性能化を進展させるための必須部
品として技術的発展が期待されている。
【0003】このような薄膜素子は、その構造の微細
化、高性能化が進んでおり、例えばエッチング、CVD
などでプラズマを用いた製造プロセスが重要となつてい
る。そして、製造プロセスで用いる被処理体の基板の面
積も生産性向上の観点から大面積化している。
【0004】このような製造プロセスを実現するために
誘導結合型の高周波プラズマ装置が注目されている。こ
の誘導結合型の高周波プラズマ装置は、通常、真空容器
の外部又は内部にループ状のアンテナ(以下、ループア
ンテナと称する)を配置し、このアンテナに高周波電流
を流すことにより発生する誘導電界を真空容器内のガス
に加え、プラズマを生成するものとなっている。
【0005】この場合、アンテナにより発生する誘導電
界は、真空容器に設置された誘電体窓を通して真空容器
内のガスに加えられ、かつその高周波電力は、誘導電界
を通してプラズマと結合する。
【0006】このうちループアンテナを真空容器の内部
に配置した内部アンテナ方式のものは、アンテナを真空
容器の内部に直接配置し、このアンテナに高周波電流を
流してプラズマを生成するものであり、アンテナとプラ
ズマとの間の距離が短いので、アンテナからプラズマへ
の高周波電力が効率よく伝達され、容易に高密度なプラ
ズマ生成が可能となる。
【0007】このような内部アンテナ方式のプラズマ処
理装置としては、例えば特開平7−18433号公報に
スパッタリングに用いた技術の例が、又は特開平8−8
1777号公報にCVDに用いた技術の例が記載されて
いる。
【0008】すなわち、誘導結合型の高周波放電では、
アンテナに流れる高周波電流によって生じた誘導電界だ
けでなく、アンテナの高周波電圧によりアンテナとプラ
ズマとの間に静電界をも生じる。
【0009】この静電界の発生により外部アンテナ方式
では誘電体窓の表面に負の直流セルフバイアス電圧が発
生し、内部アンテナ方式ではアンテナ自体にプラズマに
対して直流セルフバイアス電圧が発生する。
【0010】そして、この直流セルフバイアス電圧によ
ってプラズマ中のイオンが加速され、誘電体窓やアンテ
ナ自体がスパッタリングされる。このスパッタリングの
現象は、内部アンテナ方式ではアンテナとプラズマとの
距離が短いのでより顕著に現れる。
【0011】このようなスパッタリングの現象は、例え
ば上記特開平7−18433号公報に記載された技術の
ように真空容器の内部に配置されたアンテナに直流バイ
アス電圧を印加しない状態でもアンテナでスパッタリン
グが起こる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CVD
やエッチングなどのプロセスに内部アンテナ方式を用い
ると、スパッタリングされた原子や分子が不純物として
プロセスに悪影響を与える。
【0013】すなわち、アンテナとプラズマとの静電的
結合の結果、アンテナ又はアンテナ近傍の誘電体には、
負の直流セルフバイアス電圧が発生し、このセルフバイ
アス電圧によつて放電により生じたイオンが加速され、
誘電体やアンテナの材料がスパッタされる。例えば、ア
ンテナの材料が銅であれば、この銅そのものや電離した
銅が真空容器の内壁や被処理体に付着及び堆積する。
【0014】又、内部アンテナ方式では、スパッタリン
グによってアンテナが消耗するので、このアンテナはあ
る程度消耗すると、新品のアンテナと交換される。すな
わち交換部品として取り扱われる。
【0015】ところで、大口径な真空容器内に均一な密
度のプラズマを生成する際において、外部アンテナ方式
では、アンテナの形状やその配置に適正化が行なわれ、
複雑で微妙な形状のアンテナが採用されている。
【0016】これに対して内部アンテナ方式では、上記
の通りアンテナが交換部品として取り扱われるので、部
品コストの低減やメンテナンスの向上を図るために、ア
ンテナは出来る限り単純な構造であることが必要となっ
ている。
【0017】そこで本発明は、容器内に配置するアンテ
ナを単純な構造にできる高周波放電方法及びその装置を
提供することを目的とする。
【0018】又、本発明は、真空容器内に配置するアン
テナの構造を単純にして高周波処理ができる高周波処理
装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、容器
内に少なくとも1つの直線状のアンテナを配置し、この
アンテナに高周波電力を供給することにより真空容器内
に誘導電界を発生させてプラズマを生成する高周波放電
方法である。
【0020】請求項2によれば、容器内に少なくとも1
つの直線状のアンテナを配置するとともに、1つの前記
アンテナの接地側又は複数の前記アンテナ間にコンデン
サを接続し、このコンデンサの容量の変化により前記ア
ンテナ上での高周波電圧分布を変化させ、前記アンテナ
と前記プラズマとの静電的結合を制御することを特徴と
する高周波放電方法である。
【0021】請求項3によれば、請求項1又は2記載の
高周波放電方法において、アンテナ導体の外周側に絶縁
被覆を施してあるアンテナとする。
【0022】請求項4によれば、請求項3記載の高周波
放電方法において、絶縁被覆内部には、アンテナ導体が
偏心して設けられていることを特徴とする。
【0023】請求項5によれば、請求項4記載の高周波
放電方法において、アンテナ導体は、処理対象である被
処理体側に向かい偏心して設けられていることを特徴と
する。
【0024】請求項6によれば、容器内に誘導電界を発
生させることにより前記容器内にプラズマを生成するた
めの高周波放電装置において、高周波電流の供給により
前記誘導電界を発生する前記容器内に配置するための少
なくとも1つの直線状のアンテナ、を具備したことを特
徴とする高周波放電装置である。
【0025】請求項7によれば、請求項6記載の高周波
放電装置において、複数のアンテナは、互いに直列接続
又は並列接続されている。
【0026】請求項8によれば、請求項6又は請求項7
記載の高周波放電装置において、1つのアンテナの接地
側又は複数のアンテナ間にそれぞれ接続され、容量の変
化によりアンテナ上での高周波電圧分布を変化させるた
めに少なくとも1つのコンデンサを付加した。
【0027】請求項9によれば、請求項6乃至請求項8
のいずれかに記載の高周波放電装置において、アンテナ
は、アンテナ導体の外周側に絶縁被覆が施されている。
【0028】請求項10によれば、プラズマ生成用のガ
スが内部に供給され、かつ内部に被処理体が配置される
真空容器と、高周波電力用の電源と、この電源からの高
周波電力の供給により真空容器内に誘導電界を発生させ
てプラズマを生成させ、被処理体に対して処理を行なわ
せる真空容器内に配置された少なくとも1つの直線状の
アンテナと、1つのアンテナの接地側又は複数のアンテ
ナ間にそれぞれ接続された少なくとも1つのコンデンサ
と、を備えた高周波処理装置である。
【0029】請求項11によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、複数の前記アンテナは、互いに
直列接続又は並列接続されたことを特徴とする。
【0030】請求項12によれば、請求項10に記載の
高周波処理装置において、アンテナは、アンテナ導体の
外周側に絶縁被覆が施されている。
【0031】請求項13によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、コンデンサは、容量が可変であ
り、この容量を変化させてアンテナ上での高周波電圧分
布を変化させる。
【0032】請求項14によれば、上記絶縁被覆により
アンテナ導体の外周側が被覆されていると共に、この絶
縁被覆内部にはアンテナ導体が絶縁被覆に対して偏心し
て設けられていることを特徴とする請求項10記載の高
周波処理装置である。
【0033】請求項15によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、アンテナ導体は、被処理体側に
偏心して設けられていることを特徴とする。
【0034】請求項16によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、絶縁被覆は、その径が上記アン
テナ導体に沿った方向に向かって変化するように設けら
れていることを特徴とする。
【0035】請求項17によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、絶縁被覆は、上記アンテナ導体
の一部分を覆うように設けられていることを特徴とす
る。
【0036】請求項18によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、絶縁被覆は、上記真空容器中央
部分に対応する上記アンテナ導体の部位を被覆するよう
に設けられていることを特徴とする。
【0037】請求項19によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、絶縁被覆は、真空容器の内壁側
に面するアンテナ導体を覆うように設けられていること
を特徴とする。
【0038】請求項20によれば、請求項10記載の高
周波処理装置において、アンテナ導体は、少なくとも1
つの湾曲部を有することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0040】図1は本発明の高周波放電方法を適用した
高周波処理装置の構成図である。
【0041】真空容器としてのプラズマ生成チャンバ1
は、例えば円筒状に形成され、その上部にはエッチング
用の反応性ガスやCVD用の原料ガスなどのプロセスガ
スやAr等の希ガスなどのガス2を供給するためのガス
導入管3a、3bが接続されるとともに、その下部には
排気管4が接続されている。このプラズマ生成チャンバ
1は、円筒状に限らず、四辺形等の立方体形状に形成さ
れていてもよい。
【0042】なお、排気管4には、図示しないが圧力調
整弁を介して排気ポンプが接続され、この排気ポンプの
作動によってプラズマ生成チャンバ1内が所望の圧力に
保たれている。
【0043】又、プラズマ生成チャンバ1内には、基板
ステージ5が設けられ、この基板ステージ5上にエッチ
ング又はCVD処理が行なわれる被加工物6が載置され
ている。なお、この基板ステージ5には、整合器7を介
して電源8が接続され、基板ステージ5に対して所定電
圧のバイアスが印加されるようになっている。
【0044】さらに、プラズマ生成チャンバ1内には、
直線状のアンテナ(以下、内部直線アンテナと称する)
9がプラズマ生成チャンバ1を横切るように配置されて
いる。なお、ここで直線と称しているのは、内部直線ア
ンテナ9全体として直線状であれば足り、この直線状ア
ンテナ9の一部に湾曲した部分があることを許容するも
のとする。
【0045】この内部直線アンテナ9は、例えば導電性
の材料、例えば銅、アルミニウムにより形成され、かつ
図2に示すように例えば銅パイプのアンテナ導体10の
外周を絶縁材料、例えば直径15mmの石英パイプ11
で絶縁被覆を施したものとなっている。
【0046】このアンテナ導体10は、例えば直径6m
mに形成され、かつその内側には冷媒が流れ、内部直線
アンテナ9の温度上昇が防止されている。
【0047】なお、内部直線アンテナ9は、アンテナ導
体10の外周に絶縁被覆を施さずにアンテナ導体の金属
無垢としてもよい。
【0048】この内部直線アンテナ9の一端には、図1
に示すように整合器12を介して高周波電源13が接続
され、かつ他端側は接地されている。
【0049】このうち整合器12は、コンデンサ及びコ
イルから構成され、高周波電源13への反射電力を零に
する作用を有している。
【0050】次に上記第1の実施の形態におけるアンテ
ナの配置の変形例について図3及び図4を参照して説明
する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその
詳しい説明は省略し、かつ基板ステージ5及びこの基板
ステージ5上に載置される被加工物6も省略する。
【0051】図3は内部直線アンテナを2本直列接続し
た高周波処理装置の一例を示す構成図である。
【0052】プラズマ生成チャンバ1には、2本の内部
直線アンテナ14、15がプラズマ生成チャンバ1を横
切るように、かつ互いに上下関係に配置されている。
【0053】これら内部直線アンテナ14、15は直列
接続され、かつこのうち一方の内部直線アンテナ14の
一端が整合器12を介して高周波電源13に接続される
とともに、他方の内部直線アンテナ15の他端が接地さ
れている。
【0054】これら内部直線アンテナ14、15は、上
記内部直線アンテナ9の同様に、例えば導電性の材料、
例えば銅、アルミニウムにより形成され、かつ例えば銅
パイプのアンテナ導体の外周を絶縁材料、例えば直径1
5mmの石英パイプで絶縁被覆を施したものとなってい
る。この銅パイプのアンテナ導体は、例えば直径6mm
に形成され、かつその内側には冷媒が流れ、2つのアン
テナ14、15の温度上昇が防止されている。
【0055】なお、これら内部直線アンテナ14、15
は、アンテナ導体の外周に絶縁被覆を施さずにアンテナ
導体の金属無垢としてもよい。
【0056】図4は内部直線アンテナを2本並列接続し
た高周波処理装置の一例を示す構成図である。
【0057】プラズマ生成チャンバ1には、2本の内部
直線アンテナ16、17がプラズマ生成チャンバ1を横
切るように、かつ互いに上下関係に配置されている。
【0058】これら内部直線アンテナ16、17は並列
接続され、かつこれら内部直線アンテナ16、17の共
通接続された一端が整合器12を介して高周波電源13
に接続されるとともに、同様に共通接続された他端が接
地されている。
【0059】これら内部直線アンテナ16、17は、上
記内部直線アンテナ9の同様に、例えば導電性の材料、
例えば銅、アルミニウムにより形成され、かつ例えば銅
パイプのアンテナ導体の外周を絶縁材料、例えば直径1
5mmの石英パイプで絶縁被覆を施したものとなってい
る。この銅パイプのアンテナ導体は、例えば直径6mm
に形成され、かつその内側には冷媒が流れ、2つのアン
テナ14、15の温度上昇が防止されている。
【0060】なお、これら内部直線アンテナ16、17
は、アンテナ導体の外周に絶縁被覆を施さずにアンテナ
導体の金属無垢としてもよい。
【0061】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0062】図1に示す装置において、プラズマ生成チ
ャンバ1の内部に配置された直線状の内部直線アンテナ
9に対して高周波電源13から高周波電流が整合器12
を通して流れると、内部直線アンテナ9の周囲に誘導電
界が発生し、この誘導電界がプラズマ生成チャンバ1内
のエッチング用の反応性ガスやCVD用の原料ガスなど
のプロセスガスに加えられる。
【0063】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0064】図3に示す装置において、プラズマ生成チ
ャンバ1内部の直列接続された2本の内部直線アンテナ
14、15に対して高周波電源13から高周波電流が整
合器12を通して流れると、これら内部直線アンテナ1
4、15の周囲に誘導電界が発生し、この誘導電界がプ
ラズマ生成チャンバ1内のエッチング用の反応性ガスや
CVD用の原料ガスなどのプロセスガスに加えられる。
【0065】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0066】図4に示す装置において、プラズマ生成チ
ャンバ1内部の並列接続された2本の内部直線アンテナ
16、17に対して高周波電源13から高周波電流が整
合器12を通して流れると、これら内部直線アンテナ1
6、17の周囲に誘導電界が発生し、この誘導電界がプ
ラズマ生成チャンバ1内のエッチング用の反応性ガスや
CVD用の原料ガスなどのプロセスガスに加えられる。
【0067】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0068】ここで、上記内部アンテナ方式によりプラ
ズマPを生成した場合のアンテナからプラズマへの電力
伝達効率ps を測定した。
【0069】この電力伝達効率ps は、 ps =(prf−Ra ・lrf 2 )/prf …(1) により求めた。ここで、prfはプラズマPの生成時の高
周波電源13の出力電力、lrfは内部直線アンテナ9、
14、15又は16、17に流れる高周波電流である。
【0070】又、Ra は内部直線アンテナ9、14、1
5又は16、17の抵抗で、プラズマ生成チャンバ1内
にガス2を導入せずに上記各内部直線アンテナ9、1
4、15又は16、17に高周波電力を供給し、プラズ
マPを生成させないときの高周波出力電力を、そのとき
の内部直線アンテナ9、14、15又は16、17に流
れる電流の2乗で除算した値としている。
【0071】この電力伝達効率ps を求めることによ
り、プラズマ生成時の高周波電力出力のうち何割がプラ
ズマ生成に消費されているのかを見積もることができ
る。
【0072】かかる電力伝達効率ps を測定する実験に
は、上記図1に示す1本の内部直線アンテナ9を配置し
た装置を用い、プラズマ生成条件は、 酸素ガス流量=100sccm 圧力=10Pa 高周波電力=20〜800W とした。
【0073】図5は電力伝達効率ps の投入する高周波
電力の依存性を示す図である。
【0074】同図は、1本の内部直線アンテナ9を配置
した装置の比較として、外部アンテナ方式の誘導結合型
の高周波処理装置の結果についても示してある。なお、
内部直線アンテナ9は、プロセスに影響を及ぼす金属が
スパッタリングされるのを防ぐために石英パイプ11で
被覆されている。
【0075】図6はかかる比較対象とする外部アンテナ
方式の高周波処理装置の構成図を示す。
【0076】プラズマ生成チャンバ18は、その上部に
エッチング用の反応性ガスやCVD用の原料ガスなどの
プロセスガスやAr等の希ガスなどのガス2を供給する
ためのガス導入管19a、19bが接続されるととも
に、その下部には排気管20が接続されている。
【0077】この排気管20には、図示しないが圧力調
整弁を介して排気ポンプが接続され、この排気ポンプの
作動によってプラズマ生成チャンバ18内が所望の圧力
に保たれている。
【0078】又、プラズマ生成チャンバ18内には、基
板ステージ21が設けられ、この基板ステージ21上に
エッチング又はCVD処理が行なわれる被加工物22が
載置されている。
【0079】さらに、プラズマ生成チャンバ18の上部
には、石英窓23が設けられ、この石英窓23上にルー
プアンテナ24が設けられている。
【0080】このループアンテナ24は、銅パイプを1
巻したもので、その一端には、整合器25を介して高周
波電源26が接続され、他端は接地されている。
【0081】このような構成であれば、ループアンテナ
24に対して高周波電源26から高周波電流が整合器2
5を通して流れると、このループアンテナ24の周囲に
誘導電界が発生し、この誘導電界が石英窓23を通して
プラズマ生成チャンバ1内のエッチング用の反応性ガス
やCVD用の原料ガスなどのプロセスガスに加えられ
る。これによりプラズマPが生成され、被処理体22に
対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行なわれ
る。
【0082】しかるに、上記図5に示す1本の内部直線
アンテナ9の装置と外部アンテナ方式の装置との電力伝
達効率ps の測定結果から内部直線アンテナ9を用いた
装置は、外部アンテナ方式の装置に比べ、電力伝達効率
s が高く、プラズマ生成に関して問題のないことが分
かる。
【0083】この結果は、内部直線アンテナ9では、誘
導電界を発生させる部分での磁束密度がループアンテナ
24に比べて小さくなると考えられるが、内部直線アン
テナ9がプラズマPと近接しているため、比較的強い電
界がプラズマ中に誘導されるので、高周波電流によって
発生する磁束の多くが誘導電界の発生に有効に寄与する
ためと考えられる。
【0084】次に、2本の内部直線アンテナを用いたと
きの電力伝達効率ps の測定結果について説明する。
【0085】図7は内部直線アンテナをプロセス生成チ
ャンバ1内に配置した上記図1、図3及び図4に示す各
装置、さらに上記図6に示す外部アンテナ方式の装置の
計4種類の装置の電力伝達効率ps の測定結果について
示してある。なお、内部直線及び外部の各アンテナは、
石英パイプ11で被覆されているものとする。
【0086】同図に示すように投入される高周波電力が
500Wを越える領域では、各アンテナの接続方法に関
わらず電力伝達効率ps が高く、誘導結合型の放電にな
っていると考えられる。
【0087】この領域において電力伝達効率ps は、プ
ロセス生成チャンバ1内に内部直線アンテナを1本直列
接続した場合と2本直列接続した場合とでほぼ同一とな
り、かつ内部直線アンテナを2本並列接続した場合と外
部アンテナを用いた場合とでほぼ同一となつている。
【0088】このように内部直線アンテナの本数や接続
方法に関わらず内部アンテナ方式では、外部アンテナ方
式に比べて電力伝達効率ps が同程度又は大きいので、
プラズマ密度も同程度又はそれ以上になるものと考えら
れる。
【0089】これにより、複数の内部直線アンテナをプ
ラズマ生成チャンバ1内に配置し、これら内部直線アン
テナの配置を適正化することによって大口径で均一な密
度のプラズマ生成ができる。
【0090】次に、内部直線アンテナが図2に示すよう
に石英パイプ11で被覆された場合の測定結果について
説明する。
【0091】上記図1に示す1本の内部直線アンテナ9
を用いた装置においてArプラズマの電子密度を測定し
た結果、その電子密度は2×10E+11cm-3とな
り、充分に高密度なプラズマ生成が可能であることが確
認された。
【0092】又、内部直線アンテナ9を図2に示すよう
にアンテナ導体10の周囲を石英パイプ11で被覆した
場合とアンテナ導体10の金属無垢の場合とについて、
内部直線アンテナ9のスパッリングによって生じる不純
物を実験によって調べた。
【0093】この実験方法は、上記図1に示す装置によ
って例えばArプラズマを生成し、基板ステージ5上に
被処理体6としてpoly−SiやCuを成膜した半導
体ウエハを載置し、この半導体ウエハ上にスパッタリン
グされた原子、分子の存在をXPS(X線誘起光電子分
光)により元素分析する方法をとった。
【0094】図8は内部直線アンテナ9のスパッリング
によって生じる不純物の実験結果を示す図である。石英
パイプ11で覆わない場合、半導体ウエハ上にAlが検
出され、poly−Si上に内部直線アンテナ9のAl
がスパッタリングされて堆積していることが分かる。p
oly−Siが検出されていないことからXPSの検出
深さを考えると、少くとも50オングストローム以上堆
積していると考えられる。
【0095】一方、石英パイプ11で覆った場合、Si
は検出されず、かつ未処理の半導体ウエハと同じ元素組
成であることから、石英パイプ11のスパッタリング
は、プロセスに影響を与えない程度に抑制されていると
考えられる。
【0096】このように石英パイプ11でアンテナ導体
10を覆うことにより、プラズマPを外部アンテナ方式
と同等の高プラズマ密度に保ったまま、プロセスに悪影
響を与えるスパッタリングによって発生する不純物の発
生を防ぐことができる。
【0097】このように上記第1の実施の形態において
は、アンテナ構造を直線状にし、このアンテナを1本又
は複数本直列又は並列に互いに接続し、プラズマ生成チ
ャンバ1の内部に配置したので、プラズマ生成チャンバ
1内に配置するアンテナを、作製が容易で交換等のメン
テナンス性に優れた単純な構造にでき、かつこのアンテ
ナで高密度なブラズマPをプラズマ生成チャンバ1内に
生成できる。
【0098】又、大口径で密度の均一なプラズマを生成
する場合には、プラズマ密度が均一になるように複数の
内部直線アンテナを互いに直列又は並列接続する組み合
わせを適正化することにより実現できる。
【0099】さらに、アンテナ導体10を石英パイプ1
1等の絶縁物で覆うので、アンテナのスパッタリングに
より発生する金属不純物を抑制できる。(2) 以下、本発
明の第2の実施の形態について図面を参照して説明す
る。なお、上記図1、図3及び図4と同一部分には同一
符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0100】図9は本発明の高周波放電方法を適用した
高周波処理装置の構成図である。
【0101】内部直線アンテナ9の一端には、整合器1
2を介して高周波電源13が接続され、他端は浮遊コン
デンサ30を介して接地されている。
【0102】この浮遊コンデンサ30は、可変容量であ
り、その容量Cf を変化させて内部直線アンテナ9上で
の高周波電圧分布を変化させ、この内部直線アンテナ9
とプラズマPとの静電的結合を制御する作用を持ってい
る。
【0103】すなわち、図10(a) に示すように内部直
線アンテナ9に浮遊コンデンサ30が接続されていなけ
れば、接地に対するA点の電圧は同図(b) に示すように
0Vとなり、A点とB点との間には同図(c) に示すよう
に高周波電源13の電圧に対応した電圧波形が現れる。
この波形は、同図(d)に示すように接地に対するB点に
付いても同様である。
【0104】これに対して図11(a) に示すように内部
直線アンテナ9に浮遊コンデンサ30を接続すると、A
点には、この浮遊コンデンサ30の電圧降下により同図
(b)に示すようにA点とB点との間の電圧位相{図4
(c)}と逆位相で2分の1倍の振幅を持つ電圧が現れ
る。
【0105】従って、接地からB点の電圧は、同図(b)
に示す浮遊コンデンサ30による逆位相の電圧と同図
(c) に示すA点とB点との間の電圧とが重なり合った波
形となり、同図(d) に示すような最大値の小さくなった
電圧となる。
【0106】従って、浮遊コンデンサ30の容量Cf
変化させることにより内部アンテナ9上の電圧分布を変
化させて内部直線アンテナ9上の任意の点例えばA点と
B点との中間点の電圧を0Vに制御できるものとなる。
そして、このときには浮遊コンデンサがない場合に比べ
て高周波電圧について接地からB点までが半分となり大
幅に静電的結合が抑制できる。
【0107】次に上記第2の実施の形態におけるアンテ
ナの配置の変形例について図12及び図13を参照して
説明する。なお、図9と同一部分には同一符号を付して
その詳しい説明は省略し、かつ基板ステージ5及びこの
基板ステージ5上に載置される被加工物6も省略する。
【0108】図12は内部直線アンテナ14、15を2
本直列接続した高周波処理装置の構成図である。
【0109】2本の内部直線アンテナ14、15の間に
は中間コンデンサ31が接続されるとともに、内部直線
アンテナ15と接地との間には浮遊コンデンサ30が接
続されている。この中間コンデンサ31も浮遊コンデン
サ30と同様に各内部直線アンテナ14,15とプラズ
マPとの静電的結合を制御するものである。
【0110】つまり、これら浮遊コンデンサ30、中間
コンデンサ31は、それぞれ可変容量であり、その各容
量Ci 、Cf をそれぞれ変化させて各内部直線アンテナ
14、15上での高周波電圧分布を変化させ、これら内
部直線アンテナ14、15とプラズマPとの静電的結合
を制御する作用を持っている。
【0111】図13は内部直線アンテナ16、17を2
本並列接続した高周波処理装置の構成図である。
【0112】これら内部直線アンテナ16、17の一端
には、整合器12を介して高周波電源13が接続され、
他端は浮遊コンデンサ32を介して接地されている。
【0113】この浮遊コンデンサ32は、可変容量であ
り、その各容量Cg を変化させて各内部直線アンテナ1
6、17上での高周波電圧分布を変化させ、これら内部
直線アンテナ16、17とプラズマPとの静電的結合を
制御する作用を持っている。
【0114】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0115】図9に示す装置において、プラズマ生成チ
ャンバ1の内部に配置された内部直線アンテナ9に高周
波電源13から高周波電流が流れると、内部直線アンテ
ナ9の周囲に誘導電界が発生し、この誘導電界がプラズ
マ生成チャンバ1内のエッチング用の反応性ガスやCV
D用の原料ガスなどのプロセスガスに加えられる。
【0116】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0117】このとき浮遊コンデンサ30は、その容量
f が調整されて内部直線アンテナ9上での高周波電圧
分布を変化させ、この内部直線アンテナ9とプラズマP
との静電的結合を制御する。
【0118】図12に示す装置において、2本の内部直
線アンテナ14、15に高周波電源13から高周波電流
が直列に流されると、これら内部直線アンテナ14、1
5の周囲に誘導電界が発生し、この誘導電界がプラズマ
生成チャンバ1内のエッチング用の反応性ガスやCVD
用の原料ガスなどのプロセスガスに加えられる。
【0119】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0120】このとき浮遊コンデンサ30、中間コンデ
ンサ31は、その容量Cf 、Ci が調整されて内部直線
アンテナ14、15上での高周波電圧分布を変化させ、
これら内部直線アンテナ14、15とプラズマPとの静
電的結合を制御する。
【0121】図13に示す装置において、プラズマ生成
チャンバ1の内部に配置された2本の内部直線アンテナ
16、17に高周波電源13から高周波電流が並列に流
れると、これら内部直線アンテナ16、17の周囲に誘
導電界が発生し、この誘導電界がプラズマ生成チャンバ
1内のエッチング用の反応性ガスやCVD用の原料ガス
などのプロセスガスに加えられる。
【0122】これによりプラズマPが生成され、被処理
体6に対するエッチング又は薄膜形成などの処理が行な
われる。
【0123】このとき浮遊コンデンサ32は、その容量
g が調整されて内部直線アンテナ16、17上での高
周波電圧分布を変化させ、これら内部直線アンテナ1
6、17とプラズマPとの静電的結合を制御する。
【0124】次に、浮遊コンデンサ及び中間コンデンサ
の効果に関する実験結果について説明する。
【0125】この実験は、2本の内部直線アンテナを直
列接続し、直列に接続するフローティングコンデンサの
数と位置とによるアンテナ電圧分布等の変化を測定す
る。
【0126】図14はかかる実験に使用する高周波処理
装置の構成図である。
【0127】プラズマ生成チャンバ40は、例えば円形
状に形成され、その上部からエッチング用の反応性ガス
やCVD用の原料ガスなどのプロセスガスやAr等の希
ガスなどのガス2が内部に供給されるものとなってい
る。
【0128】又、プラズマ生成チャンバ40の下部には
排気管41が接続されている。この排気管41には、図
示しないが圧力調整弁を介して排気ポンプが接続され、
この排気ポンプの作動によってプラズマ生成チャンバ1
内が所望の圧力に保たれている。
【0129】又、プラズマ生成チャンバ40内には、基
板ステージ42が設けられ、この基板ステージ42上に
エッチング又はCVD処理が行なわれる被加工物43が
載置されている。
【0130】又、プラズマ生成チャンバ40の上部に
は、石英窓44が設けられている。
【0131】さらに、プラズマ生成チャンバ40内に
は、2本の内部直線アンテナ45、46がプラズマ生成
チャンバ40を横切り、かつ直列接続されて互いに上下
方向に配置されている。
【0132】これら内部直線アンテナ45、46は、例
えば直径6mmの銅パイプから形成されるアンテナ導体
を直径15mmの石英パイプで覆った構成で、アンテナ
導体10の内側には冷媒が流れ、内部直線アンテナ4
5、46の温度上昇を防止している。
【0133】このうち内部直線アンテナ45の一端に
は、導電体のケースに納められたマッチャー47を介し
て高周波電源48が接続されている。
【0134】マッチャー47は、マッチングが取れるよ
うに容量を定める可変容量の各コンデンサ49、50か
ら構成されている。
【0135】又、2つの内部直線アンテナ45、46の
間には、中間コンデンサCi が接続されるとともに、内
部直線アンテナ46の他端には、浮遊コンデンサCf
接続されている。
【0136】このような装置に対して以下の各測定装置
が備えられている。
【0137】内部直線アンテナ45とマッチャー47と
の間には、RFプローブ51が設けられ、このRFプロ
ーブ51により電流I、電圧Vが測定されるものとなっ
ている。
【0138】又、内部直線アンテナ45と中間コンデン
サCi との間には、入力:出力が10000:1の高電
圧プローブを介してオシロスコープ52が接続され、こ
のオシロスコープ52により高周波電圧Vi が測定され
るものとなっている。
【0139】一方、発光分光測定器53のプローブ(受
光部)54が石英窓44の上方に配置され、この発光分
光測定器53によってArやOの発光強度が測定される
ものとなっている。
【0140】又、CCDカメラ55がプラズマ生成チャ
ンバ40内に配置され、このCCDカメラ55から出力
される画像信号がテレビジョンモニタ56に送られるよ
うになっている。
【0141】このCCDカメラ55は、2つの内部直線
アンテナ45、46の各外周付近に生じるシースを撮像
し、その画像信号を出力するものとなっている。
【0142】このシースは、各内部直線アンテナ45、
46の外周付近で電子衝突反応が少ないため発光強度が
極めて小さくなっているものである。
【0143】このシースの領域では、シースの厚さが大
きいと電界が強くなり、各内部直線アンテナ45、46
に高いエネルギを持つイオンが入射してスパッタリング
が発生し、逆にシースの厚さが小さいと電界が強くな
り、各内部直線アンテナ45、46への低いエネルギを
持つイオンが入射する。
【0144】従って、シースの厚さが小さくなると低エ
ネルギのイオンが各内部直線アンテナ45,46に入射
することから被処理体43に対して各内部直線アンテナ
45,46からの不純物が付着しない。
【0145】次に以上の各測定装置を用いての浮遊コン
デンサと中間コンデンサに対する測定結果について説明
する。
【0146】図15はプラズマ生成チャンバ40内にA
rプラズマを生成し、かつArプラズマの電力を40
W、100W、200W及び400Wについて変えたと
きの高周波電圧Vi 、電圧V、電流I及び発光強度の測
定結果を示す。
【0147】ここで、この測定結果は、図16に示すよ
うに浮遊コンデンサCf 、中間コンデンサCi の各容量
の組み合わせを変えた各タイプa、b、cに分けて測定
した。
【0148】なお、タイプcは、浮遊コンデンサCf
中間コンデンサCi の各容量が全て零であり、従来装置
であって本発明装置との比較のために示してある。
【0149】又、図17は各タイプa、b、cにおける
高周波電圧Vi 及び電圧Vについての高周波出力に対す
る高周波電圧の振幅を示している。
【0150】さらに、図18は各タイプa、b、cに対
する各発光強度を示している。同図から分かるようにタ
イプb、すなわち浮遊コンデンサCf を350pF、中
間コンデンサCi を零、追加コンデンサCa を150p
Fにした場合に発光強度が最も高くなっている。
【0151】この発光強度は、プラズマ電子密度とほぼ
対応するものであり、その強度が高ければプラズマ電子
密度が高いことを示している。
【0152】従って、上記実験結果であれば、タイプb
が従来装置(タイプc)と比較しても最もプラズマ電子
密度が高いことを示している。
【0153】一方、図19はプラズマ生成チャンバ40
内にO2 プラズマを生成し、かつO 2 プラズマの電力を
40W、100W、200W、400W及び600Wに
ついて変えたときにCCDカメラ55の撮像により得ら
れたシース厚さの測定結果を示し、図20はそのグラフ
化した図を示す。
【0154】これら図から分かように高周波出力が大き
くなるに従ってシース厚さが薄くなることが分かり、こ
のうちでもタイプa、bのシース厚さが薄くなっている
ので、内部直線アンテナからのスパッタ量が抑制されエ
ッチングやCVDでの不純物が抑えられる。
【0155】又、シース厚さの測定として2本の内部直
線アンテナに対して浮遊コンデンサCf 及び中間コンデ
ンサCi を接続した場合と接続しない場合とについても
行なった。
【0156】図21はかかるシース厚さ測定に用いた回
路の概略構成図であって、同図(a)は浮遊コンデンサC
f 及び中間コンデンサCi を共に接続しない場合、同図
(b)は浮遊コンデンサCf (例えば350pF)のみを
接続しない場合、同図(c) は浮遊コンデンサCf (例え
ば700pF)及び中間コンデンサCi (例えば350
pF)を共に接続した場合である。
【0157】このようなシース厚さの測定回路におい
て、同図(a) に示す回路ではシース厚さが9.5mmと
なり、同図(b) に示す回路ではシース厚さが4.1mm
となり、同図(c) に示す回路ではシース厚さが1.2m
mとなる。
【0158】従って、浮遊コンデンサCf 及び中間コン
デンサCi を接続するとシース厚さが薄くなり、上記同
様にエッチングやCVDでの不純物が抑えられる。
【0159】このように上記第2の実施の形態において
は、内部直線アンテナ9と接地との間7や複数の内部直
線アンテナ14、15などの各間に浮遊コンデンサ30
や中間コンデンサ31を接続し、これら浮遊コンデンサ
30や中間コンデンサ31の容量Cf 、Ci を変化させ
て内部直線アンテナ9などの上での高周波電圧分布を変
化させ、この内部直線アンテナ9などとプラズマPとの
静電的結合を制御するようにしたので、プラズマP放電
の安定化と内部直線アンテナ9などによるスパッタの抑
制とを両立させるために内部直線アンテナ9などとプラ
ズマPとの静電的結合を最適に制御できる。
【0160】これにより、負の直流セルフバイアス電圧
によつてイオンが加速され、例えば、アンテナの材料が
プラズマ生成チャンバ1の内壁や被処理体6にスパッタ
されることが抑制され、高周波プラズマ装置を長寿命化
でき、エッチングやCVDなどのプロセスに悪影響を与
えることはなくなる。
【0161】なお、上記第1の実施の形態と同様な効
果、すなわちプラズマ生成チャンバ1内に配置するアン
テナを、作製が容易で交換等のメンテナンス性に優れた
単純な構造にでき、かつこのアンテナで高密度なブラズ
マPをプラズマ生成チャンバ1内に生成できる。
【0162】又、大口径で密度の均一なプラズマを生成
する場合には、プラズマ密度が均一になるように複数の
内部直線アンテナを直列又は並列接続した組み合わせを
適正化することにより実現できる。
【0163】さらに、アンテナ導体10を石英パイプ1
1等の絶縁物で覆うので、アンテナのスパッタリングに
より発生する不純物を抑制できる。
【0164】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものでなく各種変形してもよい。
【0165】例えば、内部直線アンテナの本数や接続方
法は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されず、プ
ロセスに応じて例えば複数本の内部直線アンテナを互い
に直列又は/及び並列としたり、又その配置の位置を互
いに上下方向にしたり適宜変更してもよい。 (3) 以下、本発明の第3の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、本実施の形態においても、同一
部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0166】本実施の形態では、図22に示す高周波処
理装置60のプラズマ生成チャンバ61に内部直線アン
テナ62を挿通させるように設けた点では、上述の第1
の実施の形態、若しくは第2の実施の形態で述べた高周
波処理装置の構成と同様となっている。
【0167】また、内部直線アンテナ62を石英等の誘
電体を材質とする石英パイプ63で覆った構成も、上述
の実施の形態で述べた構成と同様である。なお、この石
英パイプ63の形状も、上述の実施の形態と同様に円筒
形状に形成されている。
【0168】しかしながら、本実施の形態では、この石
英パイプ63の内部に存する中空部64に内部直線アン
テナ62を偏心して配置している。具体的には、図23
に示すように、内部直線アンテナ62に比較して、十分
大きな径に形成された中空部64の内部に内部直線アン
テナ62を置いた状態とし、石英パイプ63の内壁面に
この内部直線アンテナ62が接触するようにしている。
【0169】それによって、内部直線アンテナ62が被
処理体6側に偏心して配置される構成となる。
【0170】このような偏心配置を実現するため、上記
高周波処理装置60のチャンバ61の上部側に挿通され
た石英パイプ63には、その端部側に図24に示すよう
なアンテナ固定部材65が取り付けられている。このア
ンテナ固定部材65は、図24に示すようにその外径が
上記石英パイプ63の中空部64に取り付け固定可能な
大きさに形成されている。
【0171】ここで、このアンテナ固定部材65は、そ
の材質が例えばゴムから構成されており、また、アンテ
ナ固定部材65の外径は上記石英パイプ63の開口端部
にこれを弾性変形させて嵌め込むことが可能な大きさに
形成されている。
【0172】なお、内部直線アンテナ62は、アンテナ
固定部材65を設けずに中空部64の内壁面に接触する
ように置いた状態で配置される以外にも、中空部64の
被処理体6側の内壁面と接触させず離間するように配置
しても構わない。しかしながら、この場合でも、被処理
体6側に内部直線アンテナ62が偏心配置されることが
必要とされる。
【0173】以上のような構成を有する高周波処理装置
60の作用効果について、以下に説明する。
【0174】高周波電源13が作動して、ここから高周
波電流が整合器12を通して流れると、内部直線アンテ
ナ62の周囲に誘導電界が発生し、この誘導電界がプラ
ズマ生成チャンバ61内部のエッチング用の反応性ガス
やCVD用の原料ガス等のプロセスガスに加えられる。
【0175】それによって、プラズマPが生成され、被
処理体6に対するエッチングや薄膜形成等の処理が行わ
れる。
【0176】この場合、上記内部直線アンテナ62は、
石英パイプ63内部において上述の第1の実施の形態で
述べた構成よりも、被処理体6側に近づくように偏心し
て配置されている。このため、石英ガラス63の下側の
表面(被処理体6側)には偏心して配置しない場合と比
べて強い電界を発生させることができる。
【0177】また、これとは逆に、石英ガラス63の上
側の表面(被処理体6が設けられている部位と反対側)
は、内部直線アンテナ62からの距離が遠くなるように
設けられており、この部位では電界の発生が弱くなる。
【0178】このため、被処理体6のプラズマ処理等に
関係のない部位で無駄なプラズマPの発生等を抑制する
ことが可能となる。すなわち、プラズマPの密度分布
を、被処理体6の処理を行う部分のみで高密度にするよ
うに、制御することが可能となる。それによって、高周
波電流の効率良い利用を図ることが可能となる。
【0179】また、このような高周波電流の効率良い利
用に加えて、プラズマ処理等に関係のない部位でのプラ
ズマPの発生を抑えることにより、このような部位の内
壁面で生じるスパッタの抑制が可能となる。それによっ
て、高周波処理装置60の長寿命化にも貢献する。
【0180】ここで、上述の構成を採用した場合の具体
的な実験結果を、図25に基づいて以下に示す。この実
験では、直径40cmのプラズマ生成チャンバ61に、
内部直線アンテナ62を4本平行に配列している。この
内部直線アンテナ62は、直径6mmの銅パイプであ
り、これが石英パイプ27に挿通された構成である。
【0181】石英パイプ27の直径は25mmに設けら
れていて、この石英パイプ27の下側に接触するように
内部直線アンテナ62を設置している。それによって、
内部直線アンテナ62は、石英パイプ27の内部で偏心
した状態に設けられている。
【0182】また、石英パイプ27の下方側100mm
の位置には、8インチウエハ用の基板ステージ5が設け
られており、薄膜のプラズマによる処理を可能としてい
る。
【0183】このような高周波処理装置60を用いてレ
ジストのアッシングレートの比較実験を行ったときのグ
ラフを以下に示す。この場合の放電条件は、O/C
=680/120sccm,100mtorr,1
kWとなっている。
【0184】このような条件下で実験を行った場合、内
部直線アンテナ62と石英パイプ27とが同心にしたと
きは、アッシングレートは、平均1.04μm/min
となっている。しかしながら、偏心させることにより、
アッシングレートは平均1.04μm/minにまで上
昇した。すなわち、約10%も上昇している。
【0185】この結果は、偏心させることによって、内
部直線アンテナ61の下方でプラズマPの密度分布を上
昇させるように、軸方向の密度分布が変化したことによ
って生じたものである。
【0186】以上の結果からも、アッシングレートの向
上を図ることができたという結果が得られ、本実施の形
態に係わる発明の有用性が実証されたものとなってい
る。
【0187】以上、本発明の第3の実施の形態について
説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっ
ている。以下、これらの変形例について説明する。
【0188】図26は、石英パイプ70の形状を変形し
たものであり、石英パイプ70の長さ方向における中央
部分が凹んだ凹部71となっている。それによって、石
英パイプ70の中央部分では、内部直線アンテナ62と
石英パイプ70の間の間隔が狭くなり、これによって石
英パイプ70の表面の中央部分で強い電界を生じさせ、
この中央部分でのプラズマ密度を高くするような制御を
行うことができる。
【0189】また、図27に示す構成では、内部直線ア
ンテナ62の両端部分のみに石英パイプ72を設けてい
る。この石英パイプ72は、例えば錐形状に形成されて
おり、夫々別個独立に内部直線アンテナ62に取り付け
られる構成としている。
【0190】このような構成の石英パイプ72によって
も、プラズマ生成チャンバ61付近でのプラズマPの発
生を抑制し、このプラズマ生成チャンバ61の内壁面が
スパッタ等されるのを防止可能としている。すなわち、
プラズマ生成チャンバ61の内壁付近でのプラズマ密度
が低くなるような制御を行える構成である。
【0191】また、図28に示す構成では、内部直線ア
ンテナ62のプラズマ生成チャンバ61の中央部分を石
英パイプ73で覆う構成としている。このような構成と
することで、プラズマ生成チャンバ61の中央部分での
プラズマ密度を抑えることが可能となり、それによって
プラズマ生成チャンバ61内部においてプラズマ密度を
均一化する制御を行うことが可能となる。
【0192】さらに、図29に示す構成では、石英パイ
プ74の径を部分的に変化させている。例えばこの図に
示すように、内部直線アンテナ62の中央部分の石英パ
イプ74の径を広くすることに、この径の変化による石
英パイプ74下方側でのプラズマ密度を変化させること
が可能となる。よって、所望の位置で石英パイプ74の
径を変化させれば、それに伴ってプラズマ生成チャンバ
61内部でのプラズマ密度を適宜に制御可能となる。
【0193】また、図30(a),(b)に示す構成で
は、一定の太さを有する石英パイプ27内部における内
部直線アンテナ62を曲げた構成である。この石英パイ
プ27内部で内部直線アンテナ62の曲げ形状を調整す
ることにより、プラズマ生成チャンバ61内部における
プラズマ密度を制御することが可能となる。なお、図3
0(a),(b)に示す内部直線アンテナ62の形状は
代表的なものであり、この他プラズマ密度をどのように
形成するかにより、種々の形状が想定される。例えば、
図30(b)に示すように、プラズマ生成チャンバ61
内部の中央部分において内部直線アンテナ62を被処理
体6側に向けて変形させれば、内部直線アンテナ62に
向けて変形させた部分の被処理体6側でのプラズマ密度
を高くすることが可能となる。
【0194】以上、本発明について、第1乃至第3の実
施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種
々変形可能であり、例えば内部直線アンテナ62を井形
状に配置することにより、より効率的、均一なプラズマ
の生成を行うことを可能としている。
【0195】又、上記の説明では高周波を用いたエッチ
ング(アッシング)やCVDなどの高周波処理装置に付
いて述べたが、容器中などでプラズマ状態を作り出す源
となる高周波放電装置も提供できる。
【0196】その他、本発明の要旨を変更しない範囲に
おいて、種々変形可能となっている。
【0197】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、容
器内に配置するアンテナを単純な構造にできる高周波放
電方法及びその装置を提供できる。
【0198】又、本発明によれば、真空容器内に配置す
るアンテナの構造を単純にして高周波処理ができる高周
波処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる高周波放電方法を適用した高周
波処理装置の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】同装置に用いるアンテナの構成図。
【図3】本発明の高周波処理装置におけるアンテナを2
本直列接続した変形例を示す構成図。
【図4】本発明の高周波処理装置におけるアンテナを2
本並列接続した変形例を示す構成図。
【図5】直線状のアンテナを用いた装置での電力伝達効
率ps の投入する高周波電力の依存性を示す図。
【図6】本発明装置の比較対象とする外部アンテナ方式
の高周波処理装置の構成図。
【図7】2本の直線状のアンテナを用いた装置での電力
伝達効率ps の投入する高周波電力の依存性を示す図。
【図8】内部直線アンテナを配置したときのスパッタリ
ングによって生じる不純物量の実験結果を示す図。
【図9】本発明に係わる高周波放電方法を適用した高周
波処理装置の第2の実施の形態を示す構成図。
【図10】フローティングコンデンサが無いときのアン
テナ上の高周波電圧分布を説明するための図。
【図11】フローティングコンデンサを接続したときの
アンテナ上の高周波電圧分布を説明するための図。
【図12】本発明の高周波処理装置におけるアンテナを
2本直列接続した変形例を示す構成図。
【図13】本発明の高周波処理装置におけるアンテナを
2本並列接続した変形例を示す構成図。
【図14】フローティングコンデンサの実験に使用する
高周波処理装置の構成図。
【図15】同装置においてArプラズマを生成したとき
の高周波電圧、電圧、電流及び発光強度の測定結果を示
す図。
【図16】同装置の実験結果を得るためのフローティン
グコンデンサの各容量の組み合わせタイプを示す図。
【図17】高周波出力に対する高周波電圧の振幅を示す
図。
【図18】フローティングコンデンサの各容量に対する
各発光強度を示す図。
【図19】シース厚さの測定結果を示す図。
【図20】同シース厚さの測定結果をグラフ化した図。
【図21】シース厚さを行なう測定回路を示す概略構成
図。
【図22】本発明の第3の実施の形態に係わる高周波処
理装置の構成を示す平面図。
【図23】同実施の形態に係わる石英パイプに内部直線
アンテナを偏心して設けた状態を示す図。
【図24】同実施の形態に係わるアンテナ固定部材の形
状を示す図。
【図25】同実施の形態に係わる同心状に設けられた内
部直線アンテナと偏心して設けられた内部直線アンテナ
のアッシングレートの様子を示す比較図。
【図26】同実施の形態の変形例に係わる中央部が凹ん
だ石英パイプの形状を示す図。
【図27】同実施の形態の変形例に係わる内部直線アン
テナの両端側に設けられる石英パイプの形状を示す図。
【図28】同実施の形態の変形例に係わる内部直線アン
テナの中央に位置する石英パイプの形状を示す図。
【図29】同実施の形態の変形例に係わる中央部の径が
大きく設けられた石英パイプの形状を示す図。
【図30】同実施の形態の変形例に係わる石英パイプと
これに挿通される内部直線アンテナの位置関係を示す図
であり、(a)は内部直線アンテナが蛇行した形状、
(b)はプラズマ生成チャンバの中央部分において内部
直線アンテナを被処理体側に向けて変形させた状態を示
す図。
【符号の説明】
1:プラズマ生成チャンバ、 2:ガス、 5:基板ステージ、 6:被加工物、 9:内部直線アンテナ、 10:アンテナ導体、 11:石英パイプ、 13:高周波電源、 14,15,16,17:内部直線アンテナ、 30,31,32:フローティングコンデンサ、 62:内部直線アンテナ、 63,70,72,73,74:石英パイプ。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に少なくとも1つの直線状のアン
    テナを配置し、このアンテナに高周波電力を供給するこ
    とにより前記真空容器内に誘導電界を発生させてプラズ
    マを生成する高周波放電方法。
  2. 【請求項2】 容器内に少なくとも1つの直線状のアン
    テナを配置するとともに、1つの前記アンテナの接地側
    又は複数の前記アンテナ間にコンデンサを接続し、この
    コンデンサの容量の変化により前記アンテナ上での高周
    波電圧分布を変化させ、前記アンテナと前記プラズマと
    の静電的結合を制御することを特徴とする高周波放電方
    法。
  3. 【請求項3】 アンテナ導体の外周側に絶縁被覆を施し
    てある前記アンテナにすることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の高周波放電方法。
  4. 【請求項4】 上記絶縁被覆内部には、アンテナ導体が
    偏心して設けられていることを特徴とする請求項3記載
    の高周波放電方法。
  5. 【請求項5】 上記アンテナ導体は、処理対象である被
    処理体側に向かい偏心して設けられていることを特徴と
    する請求項4記載の高周波放電方法。
  6. 【請求項6】 容器内に誘導電界を発生させることによ
    り前記容器内にプラズマを生成するための高周波放電装
    置において、 高周波電流の供給により前記誘導電界を発生する前記容
    器内に配置するための少なくとも1つの直線状のアンテ
    ナ、を具備したことを特徴とする高周波放電装置。
  7. 【請求項7】 複数の前記アンテナは、互いに直列接続
    又は並列接続されたことを特徴とする請求項6記載の高
    周波放電装置。
  8. 【請求項8】 1つの前記アンテナの接地側又は複数の
    前記アンテナ間にそれぞれ接続され、容量の変化により
    前記アンテナ上での高周波電圧分布を変化させるために
    少なくとも1つのコンデンサを付加したことを特徴とす
    る請求項6又は請求項7記載の高周波放電装置。
  9. 【請求項9】 前記アンテナは、アンテナ導体の外周側
    に絶縁被覆が施されていることを特徴とする請求項6乃
    至請求項8のいずれかに記載の高周波放電装置。
  10. 【請求項10】 プラズマ生成用のガスが内部に供給さ
    れ、かつ内部に被処理体が配置される真空容器と、 高周波電力用の電源と、 この電源からの高周波電力の供給により前記真空容器内
    に誘導電界を発生させてプラズマを生成させ、前記被処
    理体に対して処理を行なわせる前記真空容器内に配置さ
    れた少なくとも1つの直線状のアンテナと、 1つの前記アンテナの接地側又は複数の前記アンテナ間
    にそれぞれ接続された少なくとも1つのコンデンサと、
    を具備したことを特徴とする高周波処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の前記アンテナは、互いに直列接
    続又は並列接続されたことを特徴とする請求項10記載
    の高周波処理装置。
  12. 【請求項12】 前記アンテナは、アンテナ導体の外周
    側に絶縁被覆が施されていることを特徴とする請求項1
    0記載の高周波処理装置。
  13. 【請求項13】 前記コンデンサは、容量が可変であ
    り、この容量を変化させて前記アンテナ上での高周波電
    圧分布を変化させることを特徴とする請求項10記載の
    高周波処理装置。
  14. 【請求項14】 上記絶縁被覆によりアンテナ導体の外
    周側が被覆されていると共に、この絶縁被覆内部にはア
    ンテナ導体が上記絶縁被覆に対して偏心して設けられて
    いることを特徴とする請求項10記載の高周波処理装
    置。
  15. 【請求項15】 上記アンテナ導体は、前記被処理体側
    に偏心して設けられていることを特徴とする請求項10
    記載の高周波処理装置。
  16. 【請求項16】 上記絶縁被覆は、その径が上記アンテ
    ナ導体に沿った方向に向かって変化するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項10記載の高周波処理装
    置。
  17. 【請求項17】 上記絶縁被覆は、上記アンテナ導体の
    一部分を覆うように設けられていることを特徴とする請
    求項10記載の高周波処理装置。
  18. 【請求項18】 上記絶縁被覆は、上記真空容器中央部
    分に対応する上記アンテナ導体の部位を被覆するように
    設けられていることを特徴とする請求項10記載の高周
    波処理装置。
  19. 【請求項19】 上記絶縁被覆は、上記真空容器の内壁
    側に面する上記アンテナ導体を覆うように設けられてい
    ることを特徴とする請求項10記載の高周波処理装置。
  20. 【請求項20】 前記アンテナ導体は、少なくとも1つ
    の湾曲部を有することを特徴とする請求項10記載の高
    周波処理装置。
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