JPH11314652A - 液体包装容器 - Google Patents
液体包装容器Info
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- JPH11314652A JPH11314652A JP10125905A JP12590598A JPH11314652A JP H11314652 A JPH11314652 A JP H11314652A JP 10125905 A JP10125905 A JP 10125905A JP 12590598 A JP12590598 A JP 12590598A JP H11314652 A JPH11314652 A JP H11314652A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5816—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion
- B65D75/5822—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion and defining, after tearing, a small dispensing spout, a small orifice or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/008—Standing pouches, i.e. "Standbeutel"
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】内容物注出の際に注出通路が閉塞しないように
し、内容物が適正に流れ出るようにする。 【解決手段】注出口部5における正面シート2または背
面シート3の少なくとも一方のシートに、注出通路5の
中心線9に対して凸シール部9から延ばした接線10が
該接線10と中心線9とでなす角度で約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線9上の位置にして、シートの
厚さ方向に凸または凹となる凸部12を設け、該凸部1
2から中心線9に沿って筋押し線13を延設した。
し、内容物が適正に流れ出るようにする。 【解決手段】注出口部5における正面シート2または背
面シート3の少なくとも一方のシートに、注出通路5の
中心線9に対して凸シール部9から延ばした接線10が
該接線10と中心線9とでなす角度で約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線9上の位置にして、シートの
厚さ方向に凸または凹となる凸部12を設け、該凸部1
2から中心線9に沿って筋押し線13を延設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体包装容器、特
にシートの貼り合わせにより形成される液体包装容器に
関するものである。
にシートの貼り合わせにより形成される液体包装容器に
関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から、合成樹脂製
などによりなるボトルタイプの容器においてはその不要
時における廃棄処理を行うことでゴミの増大や環境破壊
を招き易いという点が問題となってきている。このよう
な状況から近年、一般家庭での使用量が大きい台所用液
体洗剤や洗濯用液体洗剤、液体柔軟剤、シャンプー、リ
ンス、ボディーソープなどの商品に対しては、詰め替え
用として環境への影響を考慮した素材を選択した容器で
あってかさ張り難い形状の液体用包装容器を用いて提供
されるようになってきた。図5はその一例としての液体
包装容器1を示しており、それぞれ積層構成とした正面
シート2と背面シート3と底シート4からなり、容器底
部に前記底シート4を介在させた状態で正面シート2と
背面シート3とを貼り合わせ(例えば、ヒートシー
ル)、容器底部の正面シート2の下辺と背面シート3の
下辺との間を広げるようにして自立でき、また、容器上
部では前記正面シート2と背面シート3との三周辺を相
互に貼り合わせた形態としていて、この形態を一般にス
タンディングパウチと称されている。そして、この液体
包装容器1では、空容器に内容物を移し替えるに際して
は容器上部の一方の隅部を切り取り、その切り口を空容
器の口部に当てがいながら注ぎ入れるようにしている。
そして、この内容物の注出が行い易いように、図示され
ているごとく、前記隅部に略嘴状の注出口部5を設ける
ようにしていて、正面シート2と背面シート3との周辺
を貼り合わせ容器中央側に向けて凸形状とした二つの凸
シール部6の間に注出通路7を配置させるとともに、前
記注出口部5の上方および側方に段部8を形成(即ち、
注出口部外縁形状を凹状に形成)し、この段部8を容器
の口部に当てがわせるようにして、開封した注出口部5
を容器口部内に差し入れることで、注出口部に対する前
記注出口部のズレなどを抑えて安定した注出を行うこと
を目的とした工夫が提案されている。
などによりなるボトルタイプの容器においてはその不要
時における廃棄処理を行うことでゴミの増大や環境破壊
を招き易いという点が問題となってきている。このよう
な状況から近年、一般家庭での使用量が大きい台所用液
体洗剤や洗濯用液体洗剤、液体柔軟剤、シャンプー、リ
ンス、ボディーソープなどの商品に対しては、詰め替え
用として環境への影響を考慮した素材を選択した容器で
あってかさ張り難い形状の液体用包装容器を用いて提供
されるようになってきた。図5はその一例としての液体
包装容器1を示しており、それぞれ積層構成とした正面
シート2と背面シート3と底シート4からなり、容器底
部に前記底シート4を介在させた状態で正面シート2と
背面シート3とを貼り合わせ(例えば、ヒートシー
ル)、容器底部の正面シート2の下辺と背面シート3の
下辺との間を広げるようにして自立でき、また、容器上
部では前記正面シート2と背面シート3との三周辺を相
互に貼り合わせた形態としていて、この形態を一般にス
タンディングパウチと称されている。そして、この液体
包装容器1では、空容器に内容物を移し替えるに際して
は容器上部の一方の隅部を切り取り、その切り口を空容
器の口部に当てがいながら注ぎ入れるようにしている。
そして、この内容物の注出が行い易いように、図示され
ているごとく、前記隅部に略嘴状の注出口部5を設ける
ようにしていて、正面シート2と背面シート3との周辺
を貼り合わせ容器中央側に向けて凸形状とした二つの凸
シール部6の間に注出通路7を配置させるとともに、前
記注出口部5の上方および側方に段部8を形成(即ち、
注出口部外縁形状を凹状に形成)し、この段部8を容器
の口部に当てがわせるようにして、開封した注出口部5
を容器口部内に差し入れることで、注出口部に対する前
記注出口部のズレなどを抑えて安定した注出を行うこと
を目的とした工夫が提案されている。
【0003】しかしながら、液体包装容器が比較的柔軟
なシートから形成されて形状変形し易いものであるた
め、注出口部を開封してから容器を傾けながらその注出
口部を容器口部に差し入れようとする際、内容物が注出
口部側に移動することで正面シートや背面シートが変形
して注出口部における前記正面シートと背面シートとが
密接し、注出通路が閉鎖されるという問題があった。そ
して、この注出通路が閉鎖されるという点に関して検討
したところ、閉塞された注出口部周りを見ると図5に示
すように、注出通路7の中心線9に対して上記凸シール
部6から注出方向に向けて閉塞線が延びていて、この閉
塞線を前記凸シール部6の容器内縁から延ばした接線1
0としてとられることができ、この接線10は、該接線
10と前記中心線9とでなす角度αで約30°から約6
0°の範囲で形成されていた。このように注出通路の基
部側で一対の閉塞線が山形状に形成されてしまい、内容
物が注出通路内へ流れ込むのを阻害するようにしてい
た。さらに、注出のために液体包装容器全体を傾けたと
きに注出口部側に移動してきた内容物によって注出口部
より上方のシール部分および下方のシール部分が押され
ると、図6に示すように、この両者のシール部分が近づ
く形となり、よって前記凸シール部6それぞれの部分か
ら折れ曲がりながら注出口部5それぞれの上方側にシー
ル縁5aと下方側のシール縁5bとが近づくような変
形、即ち、注出口部5の基部11から開封口側にかけて
全体的に樋状に折り曲がるという変形を生じ易く、これ
によっても注出通路の閉塞が生じるという点が確認され
た。そこで本発明は上記した事情に鑑み、内容物注出の
際に注出通路が閉塞しないようにすることを課題とし、
内容物が適正に流れ出るようにすることを目的とする。
なシートから形成されて形状変形し易いものであるた
め、注出口部を開封してから容器を傾けながらその注出
口部を容器口部に差し入れようとする際、内容物が注出
口部側に移動することで正面シートや背面シートが変形
して注出口部における前記正面シートと背面シートとが
密接し、注出通路が閉鎖されるという問題があった。そ
して、この注出通路が閉鎖されるという点に関して検討
したところ、閉塞された注出口部周りを見ると図5に示
すように、注出通路7の中心線9に対して上記凸シール
部6から注出方向に向けて閉塞線が延びていて、この閉
塞線を前記凸シール部6の容器内縁から延ばした接線1
0としてとられることができ、この接線10は、該接線
10と前記中心線9とでなす角度αで約30°から約6
0°の範囲で形成されていた。このように注出通路の基
部側で一対の閉塞線が山形状に形成されてしまい、内容
物が注出通路内へ流れ込むのを阻害するようにしてい
た。さらに、注出のために液体包装容器全体を傾けたと
きに注出口部側に移動してきた内容物によって注出口部
より上方のシール部分および下方のシール部分が押され
ると、図6に示すように、この両者のシール部分が近づ
く形となり、よって前記凸シール部6それぞれの部分か
ら折れ曲がりながら注出口部5それぞれの上方側にシー
ル縁5aと下方側のシール縁5bとが近づくような変
形、即ち、注出口部5の基部11から開封口側にかけて
全体的に樋状に折り曲がるという変形を生じ易く、これ
によっても注出通路の閉塞が生じるという点が確認され
た。そこで本発明は上記した事情に鑑み、内容物注出の
際に注出通路が閉塞しないようにすることを課題とし、
内容物が適正に流れ出るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、正面シートと背面シートとの辺部
を貼り合わせて容器上部側に、注出通路が配置されてい
る略嘴状の注出口部を有する液体包装容器において、前
記注出口部における正面シートまたは背面シートの少な
くとも一方のシートに、シートの厚さ方向に凸または凹
となる凸部を設け、かつ、該凸部に連続する筋押し線を
設けたことを特徴とする液体包装容器を提供して、上記
課題を解消するものである。そして、本発明において、
上記正面シートと背面シートとの周辺を貼り合わせ容器
中央側に向けて凸形状とした二つの凸シール部の間に注
出通路が配置されている略嘴状の注出口部を有し、前記
注出口部における正面シートまたは背面シートの少なく
とも一方のシートに、前記注出通路の中心線に対して前
記凸シール部の容器内縁から注出方向に向けて延ばした
接線が該接線と中心線とでなす角度で約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線上の位置にして、シートの厚
さ方向に凸または凹となる凸部が設けられ、該凸部から
前記中心線に沿って筋押し線が容器収納領域側へ向けて
延設されていることが良好である。また、本発明におい
て、上記注出口部における正面シートまたは背面シート
の少なくとも一方のシートに、前記注出通路の中心線に
対して前記凸シール部の容器内縁から注出方向に向けて
延ばした接線が該接線と中心線とでなす角度で約30°
から約60°の範囲で交わる中心線の領域を間にして、
上記凸部が一対設けられていることが良好であり、さら
に、上記凸部を求心側にして複数本の筋押し線が該凸部
から拡散するようにして延設されているものとすること
ができるものである。そして、上記注出口部の中心線と
交わる開口予定線部が、上記凸部を横断する位置に設け
られていることができるものである。
してなされたもので、正面シートと背面シートとの辺部
を貼り合わせて容器上部側に、注出通路が配置されてい
る略嘴状の注出口部を有する液体包装容器において、前
記注出口部における正面シートまたは背面シートの少な
くとも一方のシートに、シートの厚さ方向に凸または凹
となる凸部を設け、かつ、該凸部に連続する筋押し線を
設けたことを特徴とする液体包装容器を提供して、上記
課題を解消するものである。そして、本発明において、
上記正面シートと背面シートとの周辺を貼り合わせ容器
中央側に向けて凸形状とした二つの凸シール部の間に注
出通路が配置されている略嘴状の注出口部を有し、前記
注出口部における正面シートまたは背面シートの少なく
とも一方のシートに、前記注出通路の中心線に対して前
記凸シール部の容器内縁から注出方向に向けて延ばした
接線が該接線と中心線とでなす角度で約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線上の位置にして、シートの厚
さ方向に凸または凹となる凸部が設けられ、該凸部から
前記中心線に沿って筋押し線が容器収納領域側へ向けて
延設されていることが良好である。また、本発明におい
て、上記注出口部における正面シートまたは背面シート
の少なくとも一方のシートに、前記注出通路の中心線に
対して前記凸シール部の容器内縁から注出方向に向けて
延ばした接線が該接線と中心線とでなす角度で約30°
から約60°の範囲で交わる中心線の領域を間にして、
上記凸部が一対設けられていることが良好であり、さら
に、上記凸部を求心側にして複数本の筋押し線が該凸部
から拡散するようにして延設されているものとすること
ができるものである。そして、上記注出口部の中心線と
交わる開口予定線部が、上記凸部を横断する位置に設け
られていることができるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図5と
図6に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。本発明の液体包装容器1にあっ
ては、注出口部6における正面シート2と背面シート3
とに、注出通路7の中心線9に対して上記接線10が該
接線10と中心線9とでなす角度αで約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線上の位置にして、シート厚さ
方向において容器外方に向けて突出した凸部12が一つ
ずつ設けられている。この凸部12は前述した角度範囲
の接線10と中心線9とで形成される交点の部分を全て
含むようにした大きさに設けられており、注出口部6を
開封した後に容器を傾けて内容物を注出する際に、上述
した従来例では接線10の部分で閉塞線が形成されて注
出通路7は閉じていたが、前記凸部12が存在すること
で注出通路7の内部では空間が形成されている状態のま
まであり、内容物が注出されるようになる。そして、内
容物がその空間を通り始めることを切っ掛けとして内容
物の流れの圧力などによって、一層、注出通路7が開か
れるようにもなり、内容物は確実に注出できるようにな
る。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図5と
図6に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。本発明の液体包装容器1にあっ
ては、注出口部6における正面シート2と背面シート3
とに、注出通路7の中心線9に対して上記接線10が該
接線10と中心線9とでなす角度αで約30°から約6
0°の範囲で交わる中心線上の位置にして、シート厚さ
方向において容器外方に向けて突出した凸部12が一つ
ずつ設けられている。この凸部12は前述した角度範囲
の接線10と中心線9とで形成される交点の部分を全て
含むようにした大きさに設けられており、注出口部6を
開封した後に容器を傾けて内容物を注出する際に、上述
した従来例では接線10の部分で閉塞線が形成されて注
出通路7は閉じていたが、前記凸部12が存在すること
で注出通路7の内部では空間が形成されている状態のま
まであり、内容物が注出されるようになる。そして、内
容物がその空間を通り始めることを切っ掛けとして内容
物の流れの圧力などによって、一層、注出通路7が開か
れるようにもなり、内容物は確実に注出できるようにな
る。
【0006】また、図示されているように、上記凸部1
2それぞれにはこの凸部12から前記中心線9に沿って
筋押し線13が中心線9に沿うようにしながら容器中心
側へ向けて延設されている(なお、図においては正面シ
ートの凸部に筋押し線が連続している状態を示している
が、背面シートの凸部側においても同様にこの筋押し線
が連続している)。前記筋押し線13は上記凸部12と
同じようにシート厚さ方向において容器外方に向けて突
出する断面形状とされたものであり、注出口部5の基部
11を通って正面シート2と背面シート3とで形成され
た収納部領域までに達するようにして設けられている。
このように筋押し線13が凸部12から容器中心側に向
けて延設されているため、注出口部を開封して内容物の
注出を行う際、内容物が注出口部側に移動してきた時点
で、この正面シート側と背面シート側の筋押し線13の
部分が稜線となるようにしながら収納領域側から前記基
部11を通って注出口部5までが共に、容器開放に向け
て凸となるように断面略山形に折れ曲がるようになり、
注出通路の内部空間が閉塞されないようにしている。こ
のように筋押し線13を設けているため、基部11辺り
のシートの剛性が高まり、かつ、注出時に基部11側の
正面シートや背面シートが容器外方に凸となる形状変形
するようにしているため、従来のような基部11辺りで
正面シートと背面シートとが共に同一方向に折れ曲がる
というようなことが生じず、正面シートと背面シートと
の密着を生じさせない。そして、注出時に上述したよう
に筋押し線13を稜線として基部11での正面シートや
背面シートが容器外方に向けて凸となる断面山形状にな
るため、注出口部5での注出通路7の内部が確実に開い
た状態に形成され、内容物の注出が適正に行えるように
なる。
2それぞれにはこの凸部12から前記中心線9に沿って
筋押し線13が中心線9に沿うようにしながら容器中心
側へ向けて延設されている(なお、図においては正面シ
ートの凸部に筋押し線が連続している状態を示している
が、背面シートの凸部側においても同様にこの筋押し線
が連続している)。前記筋押し線13は上記凸部12と
同じようにシート厚さ方向において容器外方に向けて突
出する断面形状とされたものであり、注出口部5の基部
11を通って正面シート2と背面シート3とで形成され
た収納部領域までに達するようにして設けられている。
このように筋押し線13が凸部12から容器中心側に向
けて延設されているため、注出口部を開封して内容物の
注出を行う際、内容物が注出口部側に移動してきた時点
で、この正面シート側と背面シート側の筋押し線13の
部分が稜線となるようにしながら収納領域側から前記基
部11を通って注出口部5までが共に、容器開放に向け
て凸となるように断面略山形に折れ曲がるようになり、
注出通路の内部空間が閉塞されないようにしている。こ
のように筋押し線13を設けているため、基部11辺り
のシートの剛性が高まり、かつ、注出時に基部11側の
正面シートや背面シートが容器外方に凸となる形状変形
するようにしているため、従来のような基部11辺りで
正面シートと背面シートとが共に同一方向に折れ曲がる
というようなことが生じず、正面シートと背面シートと
の密着を生じさせない。そして、注出時に上述したよう
に筋押し線13を稜線として基部11での正面シートや
背面シートが容器外方に向けて凸となる断面山形状にな
るため、注出口部5での注出通路7の内部が確実に開い
た状態に形成され、内容物の注出が適正に行えるように
なる。
【0007】図において14は開封予定線部であり、注
出口部5の中心線9と交わるようにして注出口部5を横
断しており、さらに、この開口予定線部14が上記凸部
12を横断する位置に設けられている。これによって、
開口予定線部14に沿って切断すれば、開封した時点で
切断縁の位置に凸部12による空間が外方に対して開い
た状態で表れ、上述したごとく、凸部12と筋押し線1
3との働きによって閉鎖されない注出通路7が外方と連
通することとなり、より一層、内容物の注出が行い易く
なる。
出口部5の中心線9と交わるようにして注出口部5を横
断しており、さらに、この開口予定線部14が上記凸部
12を横断する位置に設けられている。これによって、
開口予定線部14に沿って切断すれば、開封した時点で
切断縁の位置に凸部12による空間が外方に対して開い
た状態で表れ、上述したごとく、凸部12と筋押し線1
3との働きによって閉鎖されない注出通路7が外方と連
通することとなり、より一層、内容物の注出が行い易く
なる。
【0008】図3は他の例を示している。この図3
(イ)、(ハ)に示されているように、上記筋押し線1
3は中心線9に沿った配置の一本のみに限定されるもの
ではなく、上記凸部12を求心側にして複数本の筋押し
線13が該凸部12から拡散するようにして延設せても
よい。また、図3(ロ)、(ハ)に示されているよう
に、凸部12のシート方向から見た形状が円状や略長円
状となるものに限定されず、略三角形状のものとしても
よい。さらに、凸部12、筋押し線13としてシート厚
さ方向において容器外方に向けて凸となる断面形状のも
のを例示したが、この凸部12や筋押し線13は容器内
方に向けて凸となる断面形状のものとしてもよい。上記
凸部12にあっては、注出口部5における正面シート2
と背面シート3との密着を抑える目的で形成されるもの
である。よって、凸部12は上記中心線9上に一つのみ
とすることに限定されない。図4はその例を示してい
る。この例では、注出口部5における正面シート2また
は背面シート3の少なくとも一方のシートに、上記接線
10と中心線9とでなす角度で約30°から約60°の
範囲で交わる中心線9の領域を間にして、前記接線10
に重なる位置で凸部12を一対設けている。このように
することでも注出通路の閉塞を抑えることができ、
(イ)に示されるごとく、二つの凸部12を中心線9を
間にして対峙する配置とする他に、(ロ)に示すよう
に、さらに一つの凸部12を中心線9の上に配置するな
ど、各種のレイアウトが可能である。なお、正面シート
と背面シートとの両シートに凸部と筋押し線とが設けら
れる場合、正面シートの凸部や筋押し線と、背面シート
の凸部や筋押し線とは、その位置、大きさ、長さを一致
させる必要はない。また、上記各実施の例では、注出口
部が凸シール部の間に配置されている構造のものを示し
たが、前記凸シール部を有さずに、容器上部の一端側を
外方に向けて嘴状に延設させて注出口部を形成する容器
であってもよい。
(イ)、(ハ)に示されているように、上記筋押し線1
3は中心線9に沿った配置の一本のみに限定されるもの
ではなく、上記凸部12を求心側にして複数本の筋押し
線13が該凸部12から拡散するようにして延設せても
よい。また、図3(ロ)、(ハ)に示されているよう
に、凸部12のシート方向から見た形状が円状や略長円
状となるものに限定されず、略三角形状のものとしても
よい。さらに、凸部12、筋押し線13としてシート厚
さ方向において容器外方に向けて凸となる断面形状のも
のを例示したが、この凸部12や筋押し線13は容器内
方に向けて凸となる断面形状のものとしてもよい。上記
凸部12にあっては、注出口部5における正面シート2
と背面シート3との密着を抑える目的で形成されるもの
である。よって、凸部12は上記中心線9上に一つのみ
とすることに限定されない。図4はその例を示してい
る。この例では、注出口部5における正面シート2また
は背面シート3の少なくとも一方のシートに、上記接線
10と中心線9とでなす角度で約30°から約60°の
範囲で交わる中心線9の領域を間にして、前記接線10
に重なる位置で凸部12を一対設けている。このように
することでも注出通路の閉塞を抑えることができ、
(イ)に示されるごとく、二つの凸部12を中心線9を
間にして対峙する配置とする他に、(ロ)に示すよう
に、さらに一つの凸部12を中心線9の上に配置するな
ど、各種のレイアウトが可能である。なお、正面シート
と背面シートとの両シートに凸部と筋押し線とが設けら
れる場合、正面シートの凸部や筋押し線と、背面シート
の凸部や筋押し線とは、その位置、大きさ、長さを一致
させる必要はない。また、上記各実施の例では、注出口
部が凸シール部の間に配置されている構造のものを示し
たが、前記凸シール部を有さずに、容器上部の一端側を
外方に向けて嘴状に延設させて注出口部を形成する容器
であってもよい。
【0009】本発明の容器に使用する材料構成として
は、下記のものを例として挙げることができる。 (1) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/アルミ箔(7μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(100μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/アルミ箔
(7μm)/線状低密度ポリエチレン(120μm) (2) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) *蒸着層としてはアルミニウムなどの金属蒸着、アルミ
ナ、シリカなどの無機化合物蒸着などを挙げることがで
きる。 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (3) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/外面に蒸
着層を設けた延伸ナイロン(15μm)/線状低密度ポ
リエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (4) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/線状低密
度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(150μm) (5) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/延伸ナイロン(15μm)/線
状低密度ポリエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (6) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/外面に蒸着層を設けた延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (7) 正面シート、背面シート:(外面)延伸ナイロン(15
μm)/線状低密度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)延伸ナイロン(25μm)/線状低
密度ポリエチレン(150μm)
は、下記のものを例として挙げることができる。 (1) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/アルミ箔(7μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(100μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/アルミ箔
(7μm)/線状低密度ポリエチレン(120μm) (2) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) *蒸着層としてはアルミニウムなどの金属蒸着、アルミ
ナ、シリカなどの無機化合物蒸着などを挙げることがで
きる。 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (3) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/外面に蒸
着層を設けた延伸ナイロン(15μm)/線状低密度ポ
リエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (4) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/線状低密
度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(150μm) (5) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/延伸ナイロン(15μm)/線
状低密度ポリエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (6) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/外面に蒸着層を設けた延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (7) 正面シート、背面シート:(外面)延伸ナイロン(15
μm)/線状低密度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)延伸ナイロン(25μm)/線状低
密度ポリエチレン(150μm)
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体包装
容器によれば、正面シートと背面シートとの辺部を貼り
合わせて容器上部側に、注出通路が配置されている略嘴
状の注出口部を有する液体包装容器において、前記注出
口部における正面シートまたは背面シートの少なくとも
一方のシートに、シートの厚さ方向に凸または凹となる
凸部を設け、かつ、該凸部に連続する筋押し線を設けた
ことを特徴とするものである。これによって、凸部の存
在によって注出通路に空間が常時形成されるとともに、
筋押し線によって補強される状態となり、注出時におけ
る注出口部のシート密着を招く折れ曲がりを防止するこ
とができる。また、本発明において、正面シートと背面
シートとの周辺を貼り合わせ容器中央側に向けて凸形状
とした二つの凸シール部の間に注出通路が配置されてい
る略嘴状の注出口部を有し、前記注出口部における正面
シートまたは背面シートの少なくとも一方のシートに、
前記注出通路の中心線に対して前記凸シール部の容器内
縁から注出方向に向けて延ばした接線が該接線と中心線
とでなす角度で約30°から約60°の範囲で交わる中
心線上の位置にして、シートの厚さ方向に凸または凹と
なる凸部が設けられ、該凸部から前記中心線に沿って筋
押し線が容器収納領域側へ向けて延設されているものと
することができるものである。このように注出口部の中
心線と凸シール部からの所要角度範囲の接線との交点部
分やその交点部分を間にした位置に凸部を設けること
で、注出口部における正面シートと背面シートとをより
確実に密着させず、注出通路中に常時、空間が形成され
ることとなり、注出に際して内容物が適正にその注出通
路を通って注出されるようになる。そして、前記凸部か
ら筋押し線が連続して設けられているため、従来、注出
時に注出通路を閉じるような変形が生じ易かった注出口
部基部周りが、その筋押し線にて補剛されて、正面シー
ト側や背面シート側への折れ曲がりがより確実に抑えら
れて、注出口部でのシートの密着が防止でき、また、注
出の際に内容物が注出口部側に移動してきた時点で、基
部や注出口部のでシートがこの筋押し線を稜線とする断
面形状で容器外方へ折り出るようになり、注出通路が確
実に開いて、内容物の流れ出しを良好にするなど、実用
性に優れた効果を奏するものである。
容器によれば、正面シートと背面シートとの辺部を貼り
合わせて容器上部側に、注出通路が配置されている略嘴
状の注出口部を有する液体包装容器において、前記注出
口部における正面シートまたは背面シートの少なくとも
一方のシートに、シートの厚さ方向に凸または凹となる
凸部を設け、かつ、該凸部に連続する筋押し線を設けた
ことを特徴とするものである。これによって、凸部の存
在によって注出通路に空間が常時形成されるとともに、
筋押し線によって補強される状態となり、注出時におけ
る注出口部のシート密着を招く折れ曲がりを防止するこ
とができる。また、本発明において、正面シートと背面
シートとの周辺を貼り合わせ容器中央側に向けて凸形状
とした二つの凸シール部の間に注出通路が配置されてい
る略嘴状の注出口部を有し、前記注出口部における正面
シートまたは背面シートの少なくとも一方のシートに、
前記注出通路の中心線に対して前記凸シール部の容器内
縁から注出方向に向けて延ばした接線が該接線と中心線
とでなす角度で約30°から約60°の範囲で交わる中
心線上の位置にして、シートの厚さ方向に凸または凹と
なる凸部が設けられ、該凸部から前記中心線に沿って筋
押し線が容器収納領域側へ向けて延設されているものと
することができるものである。このように注出口部の中
心線と凸シール部からの所要角度範囲の接線との交点部
分やその交点部分を間にした位置に凸部を設けること
で、注出口部における正面シートと背面シートとをより
確実に密着させず、注出通路中に常時、空間が形成され
ることとなり、注出に際して内容物が適正にその注出通
路を通って注出されるようになる。そして、前記凸部か
ら筋押し線が連続して設けられているため、従来、注出
時に注出通路を閉じるような変形が生じ易かった注出口
部基部周りが、その筋押し線にて補剛されて、正面シー
ト側や背面シート側への折れ曲がりがより確実に抑えら
れて、注出口部でのシートの密着が防止でき、また、注
出の際に内容物が注出口部側に移動してきた時点で、基
部や注出口部のでシートがこの筋押し線を稜線とする断
面形状で容器外方へ折り出るようになり、注出通路が確
実に開いて、内容物の流れ出しを良好にするなど、実用
性に優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る液体包装容器の一例を示す説明図
である。
である。
【図2】一例における注出口部を開封した状態で示す説
明図である。
明図である。
【図3】他の例を示すもので、(イ)は長円状凸部に三
本の筋押し線を連続させた例を示す説明図、(ロ)は三
角状凸部に一本の筋押し線を連続させた例を示す説明
図、(ハ)は三角状凸部に三本の筋押し線を連続させた
例を示す説明図である。
本の筋押し線を連続させた例を示す説明図、(ロ)は三
角状凸部に一本の筋押し線を連続させた例を示す説明
図、(ハ)は三角状凸部に三本の筋押し線を連続させた
例を示す説明図である。
【図4】同じく他の例を示す説明図である。
【図5】従来の液体包装容器を示す説明図である。
【図6】従来例において注出口部基部での折れ曲がりを
示す説明図である。
示す説明図である。
1…液体包装容器 2…正面シート 3…背面シート 5…注出口部 6…凸シール部 7…注出通路 9…中心線 10…接線 11…基部 12…凸部 13…筋押し線 14…開口予定線部
Claims (5)
- 【請求項1】正面シートと背面シートとの辺部を貼り合
わせて容器上部側に、注出通路が配置されている略嘴状
の注出口部を有する液体包装容器において、 前記注出口部における正面シートまたは背面シートの少
なくとも一方のシートに、シートの厚さ方向に凸または
凹となる凸部を設け、かつ、該凸部に連続する筋押し線
を設けたことを特徴とする液体包装容器。 - 【請求項2】正面シートと背面シートとの周辺を貼り合
わせ容器中央側に向けて凸形状とした二つの凸シール部
の間に注出通路が配置されている略嘴状の注出口部を有
し、 前記注出口部における正面シートまたは背面シートの少
なくとも一方のシートに、前記注出通路の中心線に対し
て前記凸シール部の容器内縁から注出方向に向けて延ば
した接線が該接線と中心線とでなす角度で約30°から
約60°の範囲で交わる中心線上の位置にして、シート
の厚さ方向に凸または凹となる凸部が設けられ、該凸部
から前記中心線に沿って筋押し線が容器収納領域側へ向
けて延設されている請求項1に記載の液体包装容器。 - 【請求項3】上記注出口部における正面シートまたは背
面シートの少なくとも一方のシートに、前記注出通路の
中心線に対して前記凸シール部の容器内縁から注出方向
に向けて延ばした接線が該接線と中心線とでなす角度で
約30°から約60°の範囲で交わる中心線の領域を間
にして、上記凸部が一対設けられている請求項1または
2に記載の液体包装容器。 - 【請求項4】上記凸部を求心側にして複数本の筋押し線
が該凸部から拡散するようにして延設されている請求項
1から3の何れか一項に記載の液体包装容器。 - 【請求項5】上記注出口部の中心線と交わる開口予定線
部が、上記凸部を横断する位置に設けられている請求項
1から4の何れか一項に記載の液体包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125905A JPH11314652A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 液体包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125905A JPH11314652A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 液体包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314652A true JPH11314652A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14921822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10125905A Pending JPH11314652A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 液体包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11314652A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004067246A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-03-04 | Futaba Kagaku:Kk | 内容物を収納した軟質容器体 |
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WO2007010693A1 (ja) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 詰替パウチ |
WO2007117014A1 (ja) | 2006-04-07 | 2007-10-18 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | パウチ容器 |
JP2007314214A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Toppan Printing Co Ltd | 注出口部を有する詰め替え用の包装袋 |
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EP2653298A1 (en) * | 2010-12-16 | 2013-10-23 | Fujimori Kogyo Co., Ltd | Package bag and method for producing same |
JPWO2016031429A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2017-06-15 | 大日本印刷株式会社 | 袋 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-08 JP JP10125905A patent/JPH11314652A/ja active Pending
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Legal Events
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