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JPH11307168A - コネクタ用保護カバー - Google Patents

コネクタ用保護カバー

Info

Publication number
JPH11307168A
JPH11307168A JP10112226A JP11222698A JPH11307168A JP H11307168 A JPH11307168 A JP H11307168A JP 10112226 A JP10112226 A JP 10112226A JP 11222698 A JP11222698 A JP 11222698A JP H11307168 A JPH11307168 A JP H11307168A
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JP
Japan
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connector
arm
cover
lock arm
fitting portion
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JP10112226A
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English (en)
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JP3763438B2 (ja
Inventor
Makoto Yamanashi
誠 山梨
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US09/296,665 priority patent/US6281444B1/en
Publication of JPH11307168A publication Critical patent/JPH11307168A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5213Covers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタへの係脱が容易にできると同時に、
不用意にコネクタから抜け落ちることを確実に防止する
ことができる安価で良好なコネクタ用保護カバーを提供
する。 【解決手段】 コネクタ用保護カバー20は、コネクタ
21の端子嵌合部21aに被冠装着されるカバー本体2
9と、ロックアーム26の傾倒操作により該ロックアー
ム上に形成された係合段部26bに対して係脱可能に前
記カバー本体29に設けられた係止突起30と、前記ロ
ックアーム26を挟んで対向するように前記カバー本体
29の外周壁に突設された一対のアーム保護壁32,3
2とを備える。前記一対のアーム保護壁32,32で挟
まれた空間内に前記ロックアーム26が収まるように、
各アーム保護壁32の上端縁32aの高さを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ用保護カバ
ーに関し、特に、相手側のコネクタ嵌合部を係止するロ
ックアームがハウジングの外周壁に突設されて成るコネ
クタの端子嵌合部を保護する為のコネクタ用保護カバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のワイヤハーネス等に使用
されるコネクタは、相手側のコネクタ嵌合部と嵌合する
前の保管時や輸送時等に、端子収容室の前端に形成され
た端子嵌合部の開口からゴミが入り、接触不良の原因と
なるおそれがある。又、相手側のコネクタ嵌合部を係止
するロックアームがハウジングの外周壁に突設されて成
るコネクタは、該ロックアームが外部に露出しているた
め、外力や他の機器との接触によりロックアームが塑性
変形したり、ロック突起が損傷したりするおそれもあ
る。
【0003】そこで、図5に示したようなコネクタ用保
護カバー1をコネクタ2の端子嵌合部2aに被冠装着し
て、防塵と共にロックアーム7の保護をしている。前記
コネクタ2は、複数本の電線付端子4を整列収容するハ
ウジング5の外周壁に突設されるロックアーム7が、前
記外周壁の端子嵌合部前端側に前方立上り基部を介して
後方へ延びる可撓アーム7aと、該可撓アーム7a上に
形成された係合部としての係合突起部7bと、該可撓ア
ーム7aの自由端側に形成された指あて部7cとを備え
た構造をなし、前記指あて部7cを図5中矢印(C)に
示すようにハウジング外周壁側に押下する傾倒操作によ
り前記係合突起部7bを相手側のコネクタ嵌合部等に装
備された係止手段に係脱可能とされている。尚、この場
合、相手側コネクタや電気・電子機器等のコネクタ嵌合
部に装備される係止手段は、前記係合突起部7bを係止
可能な凹部又は段部となる。
【0004】前記コネクタ用保護カバー1は、前記ハウ
ジング5の前端側に被冠装着されてコネクタ2の端子嵌
合部2aの先端開口部を覆う略箱形のカバー本体8と、
該カバー本体8を前記ハウジング5に被冠装着した際に
前記係合突起部7bに係合すると共に前記可撓アーム7
aの傾倒操作により前記係合突起部7bとの係合を解除
可能に前記カバー本体8に装備された連結用係止手段9
とを具備した構成である。 前記連結用係止手段9は、
コネクタ2の接続相手となる相手側コネクタや電気・電
子機器等のコネクタ嵌合部に装備される係止手段と同一
の構造であり、カバー本体8内へのハウジング5の嵌入
量が規定量に達すると前記係合突起部7bが突入する係
合溝として構成されている。
【0005】そして、前記ハウジング5の前端側に適正
にコネクタ用保護カバー1が被冠装着されると、該コネ
クタ2のロックアーム7上の係合突起部7bがコネクタ
用保護カバー1の連結用係止手段9に係合して、コネク
タ用保護カバー1はコネクタ2に保持固定された状態に
なり、コネクタ2の端子嵌合部2aの先端開口部がコネ
クタ用保護カバー1で覆われた状態になる。
【0006】しかし、上述の如きコネクタ用保護カバー
1は、ロックアーム7の指あて部7cがコネクタ用保護
カバー1よりも外側に突出しており、保管時等に他の部
材等が指あて部7cに当たると、ロックアーム7が押下
された状態となって係合突起部7bと連結用係止手段9
との係合が外れ、コネクタ用保護カバー1が抜け落ちる
虞があった。
【0007】特に、前記コネクタ2が、例えば車両のメ
ーター用コネクタ等のように、端子嵌合部に電線付端子
のばね部が露呈しているFPC(フレキシブルプリント
配線基板)用コネクタの場合には、前記ばね部の変形を
防止する為、相手側のコネクタ嵌合部への嵌合の直前ま
では、コネクタ用保護カバー1を装着した状態のまま
で、ワイヤハーネスの敷設作業等を行う必要がある。
【0008】そこで、図6に示すように、インストルメ
ントパネル11に形成されたコネクタ挿通孔11aにコ
ネクタ2を挿通させる場合も、コネクタ用保護カバー1
を装着した状態で行うが、その際、コネクタ挿通孔11
aの開口寸法が十分に大きくないと、挿入作業時に前記
コネクタ挿通孔11aの縁が指あて部7cに当たってロ
ックアーム7を押し下げ、コネクタ用保護カバー1がイ
ンストルメントパネル11内に落下する等の問題が発生
する虞があった。
【0009】そこで、このような不具合の発生を防止す
るために、図7及び図8に示すようなコネクタ用保護カ
バー12が提案されている。前記コネクタ用保護カバー
12は、特開平8−273745号公報に開示されたも
ので、コネクタ2の端子嵌合部2aに被冠装着される略
箱形のカバー本体13の内面にはロックアーム7に対す
る一対の可撓性ロック壁14,14が突設され、該一対
の可撓性ロック壁14,14にはハウジング5から立ち
上がるロックアーム7の前方立上り基部に係合する係止
突起14aが夫々設けられている。
【0010】即ち、前記コネクタ用保護カバー12は、
コネクタ2の端子嵌合部2aが差し込まれると、図8に
示すように、一対の可撓性ロック壁14,14の各係止
突起14aがロックアーム7の前方立上り基部の背後に
係合し、該コネクタ2に対してロックされる。そこで、
指あて部7cが押下されても、係止突起14aと前記ロ
ックアーム7との係合が外れてコネクタ用保護カバー1
がコネクタ2から抜け落ちることはなく、不用意な脱落
が防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7及び図
8に示したコネクタ用保護カバー12では、ロックアー
ム7の指あて部7cを押下する傾倒操作ではロックアー
ム7と一対の係止突起14a,14aとの係合状態を解
除することができず、コネクタ2から取り外す場合に
は、強引にカバー本体13を引っ張って、内部の一対の
可撓性ロック壁14,14を弾性変形させなければなら
ない。
【0012】そこで、不用意にカバー本体13がコネク
タ2から脱落しないように各係止突起14aの係合強度
を高く設定しておくと、カバー本体13の取り外し作業
に大きな力が必要になり、取り外しが困難になるので、
コネクタへの装着、取り外し作業性が図6に示したコネ
クタ用保護カバー1に比べて低下するという問題が生じ
た。又、前記コネクタ用保護カバー12は、ロックアー
ム7の指あて部7cを保護していないので、前記コネク
タ挿通孔11aにコネクタ2を挿通させる際には該コネ
クタ挿通孔11aの開口縁に指あて部7cが引っかかり
易く、挿通作業性が良くない。
【0013】更に、取り外しの際に力を入れ易くするた
めに、図7に示すように、カバー本体13自体に指先を
引っかける指当部15が設けられる場合には、コネクタ
用保護カバー12が大型化して嵩張るという問題があ
る。その上、カバー本体13の内部に弾性変形する一対
の可撓性ロック壁14,14を設けなければならないた
めに、コネクタ用保護カバー12の成形金型の構造が複
雑化し、コストアップを招くという問題もある。そこ
で、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、コ
ネクタへの係脱が容易にできると同時に、不用意にコネ
クタから抜け落ちることを確実に防止することができる
安価で良好なコネクタ用保護カバーを提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、相
手側のコネクタ嵌合部を係止するロックアームがハウジ
ングの外周壁に突設されて成るコネクタの端子嵌合部を
保護する為のコネクタ用保護カバーであって、前記コネ
クタの端子嵌合部に被冠装着されるカバー本体と、前記
ロックアームの傾倒操作により該ロックアーム上に形成
された係合部に対して係脱可能に前記カバー本体に設け
られた係止手段と、前記ロックアームを挟んで対向する
ように前記カバー本体の外周壁に突設された一対のアー
ム保護壁とを備えており、前記一対のアーム保護壁で挟
まれた空間内に前記ロックアームが収まるように、各ア
ーム保護壁の上端縁の高さを設定したことを特徴とする
コネクタ用保護カバーにより達成される。
【0015】上記構成によれば、コネクタ用保護カバー
をコネクタに被冠装着した時、カバー本体上の係止手段
とロックアーム上の係合部との係合及び係合解除は、該
コネクタのロックアームの傾倒操作で容易に達成でき、
係合及び係合解除のためにコネクタ用保護カバーとコネ
クタとを無理に押し付けたり引っ張る必要がない。ま
た、前記カバー本体の外周壁に突設した一対のアーム保
護壁が、該コネクタ用保護カバーを装着したコネクタの
ロックアームよりも外方に突出し、他の部材等が該ロッ
クアームに当接するのを防止するので、保管時或いはコ
ネクタの敷設作業時等に、他の部材等が当たってロック
アームを傾倒させることがない。
【0016】尚、好ましくは前記各アーム保護壁の上端
縁が、装着されるコネクタの端子嵌合部前端側からコネ
クタ後端側に沿って高さが高くなるように傾斜されるこ
とにより、コネクタ用保護カバーを装着した状態のコネ
クタをパネル等に形成されたコネクタ挿通孔に挿通する
際には、前記アーム保護壁の上端縁が挿入ガイドとなっ
て挿通性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係るコネクタ用保護カバーを詳細に説明
する。図1は本発明の一実施形態に係るコネクタ用保護
カバーをコネクタから取り外した状態を示す全体斜視
図、図2は図1に示したコネクタ用保護カバー及びコネ
クタを下面側から見た全体斜視図と該コネクタが接続さ
れるコネクタ嵌合部の要部斜視図、図3は図1に示した
コネクタ用保護カバーのB−B断面矢視図、図4は図3
に示したコネクタ用保護カバーにコネクタが嵌合した状
態を示す縦断面図である。
【0018】本実施形態のコネクタ用保護カバー20
は、車両用のワイヤハーネス等に使用されるコネクタ2
1の端子嵌合部21aに被冠装着されるものである。前
記コネクタ21は、図2に示すように、車両のインスト
ルメントパネルに取り付けられるメータパネルのコネク
タ嵌合部23に嵌合接続されるものであり、電線付端子
4を整列収容するハウジング25の外周壁に突設される
ロックアーム26が、前記外周壁の端子嵌合部前端側に
前方立上り基部を介して後方へ延びる可撓アーム26a
と、該可撓アーム26a上に形成された係合部としての
係合段部26bと、該可撓アーム26aの自由端側に形
成された指あて部26cとを備えた構造をなしている。
【0019】前記ロックアーム26に形成された係合段
部26bは、コネクタ21をコネクタ嵌合部23に嵌合
接続した際に、コネクタ嵌合部23に装備されている係
止手段としての係止突起23bに係合するものである。
そこで、前記可撓アーム26aの自由端に形成された指
あて部26cを図1中矢印(D)に示すようにハウジン
グ外周壁側に押下すると、可撓アーム26aがハウジン
グ外周壁側に撓む傾倒動作が生じる。そして、このよう
な傾倒操作を行うと、係止突起23bと係合段部26b
との係合が解除された状態となる。
【0020】前記コネクタ21は、図2に示したよう
に、ハウジング25の端子収容室内に整列収容した電線
付端子4のばね部が平面状に露出するように、ハウジン
グ25の下面側の外周壁が切除された構造になってい
る。そして、露出した各電線付端子4は、コネクタ21
をコネクタ嵌合部23に嵌合させた際に、コネクタ嵌合
部23側に装着されているフレキシブルプリント配線基
板27上の端子部27aと電気的接続状態になる。
【0021】前記コネクタ用保護カバー20は、図2及
び図3に示すように、前記ハウジング25の前端側に被
冠装着され、コネクタ21の端子嵌合部21aの先端開
口部及び前述の電線付端子4の露出部を覆う略箱形のカ
バー本体29と、該カバー本体29を前記端子嵌合部2
1aに被冠装着した際に前記係合段部26bに対して係
脱可能に前記カバー本体29に設けられた係止手段とし
ての係止突起30と、前記ロックアーム26を挟んで対
向するように前記カバー本体29の外周壁に突設された
一対のアーム保護壁32,32とを備えた構成である。
【0022】前記一対のアーム保護壁32,32は、図
4に示すように、これらの一対のアーム保護壁32,3
2で挟む空間内に前記ロックアーム26が収まるように
(即ち、ロックアーム26上で最も外側位置に位置する
指あて部26cよりも各アーム保護壁32の上端縁32
aが適宜寸法Lだけ外方に突出するように)、各アーム
保護壁32の上端縁32aの高さが設定されている。
尚、前記突出寸法Lは、0以上であれば良い。
【0023】また、前記一対のアーム保護壁32,32
は、装着されるコネクタ21の端子嵌合部21a前端側
からコネクタ後端側に沿って(図4中、左端側から右端
側)上端縁32aの高さが高くなるように傾斜してい
る。なお、本実施形態のコネクタ用保護カバー20の場
合、前記係止突起30は幅方向に離間して一対装備され
ているが、前記コネクタ21との係合に使用されるのは
図1で左側に位置しているものである。右側の係止突起
30は、ロックアームの突設位置が異なる別のコネクタ
への対応を図るために装備したものである。
【0024】即ち、本実施形態のコネクタ用保護カバー
20によれば、コネクタ用保護カバー20をコネクタ2
1に被冠装着した時、カバー本体29上の係止突起30
とロックアーム26上の係合段部26bとの係合及び係
合解除は、該コネクタ21のロックアーム26の傾倒操
作で容易に達成でき、係合及び係合解除のためにコネク
タ用保護カバー20とコネクタ21とを無理に押し付け
たり引っ張る必要がない。従って、係脱作業に大きな力
が必要なく、コネクタ21への係脱が容易にできるの
で、コネクタへの装着、取り外し作業性が低下すること
はない。
【0025】また、前記カバー本体29の外周壁に突設
した一対のアーム保護壁32,32が、該コネクタ用保
護カバー20を装着したコネクタ21のロックアーム2
6よりも外方に突出し、他の部材等が該ロックアーム2
6に当接するのを防止するので、保管時或いはコネクタ
21の敷設作業時等に、他の部材等が可撓アーム26a
の指あて部26cに当たってロックアーム26が傾倒さ
せられることがない。その為、コネクタ用保護カバー2
0が保管時又は敷設作業時に不用意にコネクタ21から
抜け落ちることを確実に防止することができると共に、
ロックアーム26のへたりが防止される。しかも、前記
一対のアーム保護壁32,32は、カバー本体29の外
周壁外面に突設されるものであり、該コネクタ用保護カ
バー20の成形金型が複雑化してコストアップを招くこ
とは無い。
【0026】また、前記一対のアーム保護壁32,32
の各上端縁32aが、装着されるコネクタ21の端子嵌
合部21aからコネクタ後端側に沿って高さが高くなる
ように傾斜されているので、コネクタ用保護カバー20
を装着した状態のコネクタ21をインストルメントパネ
ル11に形成されたコネクタ挿通孔11aに挿通する際
には、前記アーム保護壁32の上端縁32aが挿入ガイ
ドとなって挿通性を向上させることができる。勿論、指
あて部26cがコネクタ挿通孔11aの開口縁に引っか
かることも無い。
【0027】尚、本発明におけるカバー本体、係止手段
及びアーム保護壁の構成は、上記実施形態の構成に限定
されるものではなく、本発明の主旨に基づいて適宜変更
可能であることは云うまでもない。例えば、ロックアー
ム上に形成される係合部が係合突起の場合には、コネク
タ用保護カバーのカバー本体に設けられる係止手段を係
止穴とされる。又、装着する相手側のコネクタも、上記
コネクタ21の如き構成に限定されることはなく、ロッ
クアームがハウジングの外周壁に突設されて成るコネク
タであれば種々のコネクタに使用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のコネクタ用保護カバーによれ
ば、コネクタ用保護カバーをコネクタに被冠装着した
時、カバー本体上の係止手段とロックアーム上の係合部
との係合及び係合解除は、該コネクタのロックアームの
傾倒操作で容易に達成でき、係合及び係合解除のために
コネクタ用保護カバーとコネクタとを無理に押し付けた
り引っ張る必要がないので、コネクタへの装着、取り外
し作業性が低下することはない。
【0029】また、前記カバー本体の外周壁に突設した
一対のアーム保護壁が、該コネクタ用保護カバーを装着
したコネクタのロックアームよりも外方に突出し、他の
部材等が該ロックアームに当接するのを防止するので、
保管時或いはコネクタの敷設作業時等に、他の部材等が
当たってロックアームを傾倒させることがない。その
為、コネクタ用保護カバーが保管時又は敷設作業時に不
用意にコネクタから抜け落ちることを確実に防止するこ
とができると共に、ロックアームのへたりが防止され
る。更に、ロックアームがコネクタ挿通孔の開口縁に引
っかかることも無い。従って、コネクタへの係脱が容易
にできると同時に、不用意にコネクタから抜け落ちるこ
とを確実に防止することができる安価で良好なコネクタ
用保護カバーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタ用保護カバ
ーをコネクタから取り外した状態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1に示したコネクタ用保護カバー及びコネク
タを下面側から見た斜視図と、該コネクタが接続される
コネクタ嵌合部の要部斜視図である。
【図3】図1に示したコネクタ用保護カバーのB−B断
面矢視図である。
【図4】図3に示したコネクタ用保護カバーにコネクタ
が嵌合した状態を示す縦断面図である。
【図5】従来のコネクタ用保護カバーをコネクタから取
り外した状態の全体斜視図である。
【図6】図5に示したコネクタ用保護カバーを取り付け
たコネクタのパネル挿通作業時の状態を示す断面図であ
る。
【図7】従来の別のコネクタ用保護カバーをコネクタか
ら取り外した状態の部分破断斜視図である。
【図8】図7に示したコネクタ用保護カバーをコネクタ
に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
20 コネクタ用保護カバー 21 コネクタ 25 ハウジング 26 ロックアーム 26a 可撓アーム 26b 係合段部 26c 指あて部 29 カバー本体 30 係止突起 32 アーム保護壁 32a 上縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側のコネクタ嵌合部を係止するロッ
    クアームがハウジングの外周壁に突設されて成るコネク
    タの端子嵌合部を保護する為のコネクタ用保護カバーで
    あって、 前記コネクタの端子嵌合部に被冠装着されるカバー本体
    と、前記ロックアームの傾倒操作により該ロックアーム
    上に形成された係合部に対して係脱可能に前記カバー本
    体に設けられた係止手段と、前記ロックアームを挟んで
    対向するように前記カバー本体の外周壁に突設された一
    対のアーム保護壁とを備えており、 前記一対のアーム保護壁で挟まれた空間内に前記ロック
    アームが収まるように、各アーム保護壁の上端縁の高さ
    を設定したことを特徴とするコネクタ用保護カバー。
  2. 【請求項2】 前記各アーム保護壁の上端縁が、装着さ
    れるコネクタの端子嵌合部前端側からコネクタ後端側に
    沿って高さが高くなるように傾斜していることを特徴と
    する請求項1に記載のコネクタ用保護カバー。
JP11222698A 1998-04-22 1998-04-22 コネクタ用保護カバー Expired - Fee Related JP3763438B2 (ja)

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