JPH11300670A - 物品ピックアップ装置 - Google Patents
物品ピックアップ装置Info
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- JPH11300670A JPH11300670A JP10125368A JP12536898A JPH11300670A JP H11300670 A JPH11300670 A JP H11300670A JP 10125368 A JP10125368 A JP 10125368A JP 12536898 A JP12536898 A JP 12536898A JP H11300670 A JPH11300670 A JP H11300670A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/16—Programme controls
- B25J9/1694—Programme controls characterised by use of sensors other than normal servo-feedback from position, speed or acceleration sensors, perception control, multi-sensor controlled systems, sensor fusion
- B25J9/1697—Vision controlled systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/16—Programme controls
- B25J9/1679—Programme controls characterised by the tasks executed
- B25J9/1687—Assembly, peg and hole, palletising, straight line, weaving pattern movement
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37555—Camera detects orientation, position workpiece, points of workpiece
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37563—Ccd, tv camera
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- G—PHYSICS
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- G05B2219/00—Program-control systems
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- G05B2219/37572—Camera, tv, vision
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- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/40—Robotics, robotics mapping to robotics vision
- G05B2219/40053—Pick 3-D object from pile of objects
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重なり合った多数の物品から個別物品をロボ
ットでピックアップ出来るようにする。 【解決手段】 ボルト群WをトレイTRの載置面PL上
に供給し、視覚センサ(カメラ4、画像処理装置10)
で孤立ボルトを探索し、教示時の標準位置とのずれを求
める。ピックアップ動作を教示したロボット2で、ずれ
補正をかけながら孤立ボルトをピックアップする。孤立
ボルト探索不成功時は、加振装置1を動作させて重なり
状態をほぐし、再度、視覚センサで孤立ボルトを探索
し、成功したらロボット2で孤立ボルトをピックアップ
する。3次元視覚センサを利用してボルトの小孤立集合
を探索してピックアップ動作を行なても良い。搖動刺激
をロボットが与えることも出来る。また、ボルトの山を
崩す用具を支持したロボットや気体噴流を用いて重なり
状態をほぐしても良い。
ットでピックアップ出来るようにする。 【解決手段】 ボルト群WをトレイTRの載置面PL上
に供給し、視覚センサ(カメラ4、画像処理装置10)
で孤立ボルトを探索し、教示時の標準位置とのずれを求
める。ピックアップ動作を教示したロボット2で、ずれ
補正をかけながら孤立ボルトをピックアップする。孤立
ボルト探索不成功時は、加振装置1を動作させて重なり
状態をほぐし、再度、視覚センサで孤立ボルトを探索
し、成功したらロボット2で孤立ボルトをピックアップ
する。3次元視覚センサを利用してボルトの小孤立集合
を探索してピックアップ動作を行なても良い。搖動刺激
をロボットが与えることも出来る。また、ボルトの山を
崩す用具を支持したロボットや気体噴流を用いて重なり
状態をほぐしても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工場等にお
いて組立ワークのような物品を取扱うための自動化技術
に関し、更に詳しく言えば、多数の物品がトレイ上、テ
ーブル上あるいはボックス等の物品載置面上に乱雑に互
いに重なり合う可能性があるような状態で置かれている
場合に、産業用ロボット(以下、「ロボット」と言う)
を用いて個別にピックアップ(把持して取り上げるこ
と。以下、同じ。)するための装置に関する。
いて組立ワークのような物品を取扱うための自動化技術
に関し、更に詳しく言えば、多数の物品がトレイ上、テ
ーブル上あるいはボックス等の物品載置面上に乱雑に互
いに重なり合う可能性があるような状態で置かれている
場合に、産業用ロボット(以下、「ロボット」と言う)
を用いて個別にピックアップ(把持して取り上げるこ
と。以下、同じ。)するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば工場における組立工程において、
各種物品を把持して取り上げる(即ち、ピックアップす
る)ことは、殆どのケースで欠かせない基本的な作業要
素となっている。このような作業を自動化するために、
ロボットあるいはロボットと視覚センサを組み合わせた
システムの利用が図れられている。
各種物品を把持して取り上げる(即ち、ピックアップす
る)ことは、殆どのケースで欠かせない基本的な作業要
素となっている。このような作業を自動化するために、
ロボットあるいはロボットと視覚センサを組み合わせた
システムの利用が図れられている。
【0003】ところが、これまでの技術では、乱雑に重
なり合った多数の物品からなる物品群に対し、ロボット
による個々の物品のピックアップを行なうことは非常に
困難であった。
なり合った多数の物品からなる物品群に対し、ロボット
による個々の物品のピックアップを行なうことは非常に
困難であった。
【0004】例えば、図1に示すように、トレイTR上
に多く(5個を例示;一般には更に多数)のワークW1
〜W5からなるワーク群(ボルト群を例示)が乱雑な重
なり状態に置かれている場合、ロボットによるピックア
ップは、例え視覚センサの助けを借りても容易ではな
い。特に、ロボットハンドによる把持姿勢について一定
の精度が要求されるような場合(例;ボルトの軸方向を
ツール座標系のZ軸方向に一致させた姿勢で把持)に
は、特に困難である。
に多く(5個を例示;一般には更に多数)のワークW1
〜W5からなるワーク群(ボルト群を例示)が乱雑な重
なり状態に置かれている場合、ロボットによるピックア
ップは、例え視覚センサの助けを借りても容易ではな
い。特に、ロボットハンドによる把持姿勢について一定
の精度が要求されるような場合(例;ボルトの軸方向を
ツール座標系のZ軸方向に一致させた姿勢で把持)に
は、特に困難である。
【0005】そこで、従来は図2に示したように、ワー
クW1〜W5を整列乃至位置決めして、重なりの無いよ
うにした上でロボットによるピックアップを実行するこ
とが多かった。視覚センサの助けを借りれば、ワークW
1〜W5の整列乃至位置決めの精度は粗いもので良く、
場合によってはワーク同士の多少の重なりも許容され
る。
クW1〜W5を整列乃至位置決めして、重なりの無いよ
うにした上でロボットによるピックアップを実行するこ
とが多かった。視覚センサの助けを借りれば、ワークW
1〜W5の整列乃至位置決めの精度は粗いもので良く、
場合によってはワーク同士の多少の重なりも許容され
る。
【0006】しかし、いずれにしても、図2に示したよ
うな状態あるいはそれに近い状態を実現するために人手
による作業や大がかりな自動整列・位置決め機構が必要
となるため、簡素なシステムによる工程の自動化を図る
上で一つの障害となっている。また、人手、自動機構い
ずれによっても、整列、位置決めのために工程時間の延
長を招き易い。
うな状態あるいはそれに近い状態を実現するために人手
による作業や大がかりな自動整列・位置決め機構が必要
となるため、簡素なシステムによる工程の自動化を図る
上で一つの障害となっている。また、人手、自動機構い
ずれによっても、整列、位置決めのために工程時間の延
長を招き易い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、互いに重なり合った状態にある多くの物品からなる
物品群に関しても、人手による整列乃至位置決め作業や
人手に代わる特別の整列乃至位置決め機構を要すること
なく、個別物品を的確に把持してピックアップすること
が出来る装置を提供することにある。
は、互いに重なり合った状態にある多くの物品からなる
物品群に関しても、人手による整列乃至位置決め作業や
人手に代わる特別の整列乃至位置決め機構を要すること
なく、個別物品を的確に把持してピックアップすること
が出来る装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の物品が
互いに重なり合った状態にある場合でも、その物品群
に、直接あるいは間接的に適当な物理的作用を与えるこ
とで重なり状態がほぐれ(少なくとも部分的に物品の重
なり合いの程度が軽度となる、あるいは解消されるこ
と;以下、同様。)、ロボットによる把持が可能な物品
を創生し得ることに着眼し、物品群に物理的な作用を及
ぼすほぐし手段と視覚センサとロボットの機能を組み合
わせることで上記技術課題の解決を図ったものである。
互いに重なり合った状態にある場合でも、その物品群
に、直接あるいは間接的に適当な物理的作用を与えるこ
とで重なり状態がほぐれ(少なくとも部分的に物品の重
なり合いの程度が軽度となる、あるいは解消されるこ
と;以下、同様。)、ロボットによる把持が可能な物品
を創生し得ることに着眼し、物品群に物理的な作用を及
ぼすほぐし手段と視覚センサとロボットの機能を組み合
わせることで上記技術課題の解決を図ったものである。
【0009】本発明に従った物品ピックアップ装置は、
ロボットと、物品載置手段と、物品載置手段上に重なり
状態で置かれた物品群に物理的作用を及ぼして重なり状
態をほぐす機能を有するほぐし手段と、物品載置手段上
の物品群を探索してロボットによる把持が可能な少なく
とも一つの把持可能物品を予め定められた判定基準に基
づいて見つけ出し、その把持可能物品の位置に関するデ
ータを取得する視覚センサを備えている。そして、ロボ
ットは、把持可能物品の位置に関するデータを利用し
て、その把持可能物品を把持して取り上げるように動作
する。
ロボットと、物品載置手段と、物品載置手段上に重なり
状態で置かれた物品群に物理的作用を及ぼして重なり状
態をほぐす機能を有するほぐし手段と、物品載置手段上
の物品群を探索してロボットによる把持が可能な少なく
とも一つの把持可能物品を予め定められた判定基準に基
づいて見つけ出し、その把持可能物品の位置に関するデ
ータを取得する視覚センサを備えている。そして、ロボ
ットは、把持可能物品の位置に関するデータを利用し
て、その把持可能物品を把持して取り上げるように動作
する。
【0010】視覚センサは、2次元視覚センサ、3次元
視覚センサいずれを採用することも出来る。判定基準の
一例は、孤立物品を把持可能物品とみなすものである。
また、判定基準の別の例は、孤立物品または数個以下の
接触し合った物品からなる孤立小集合には把持可能物品
が含まれているとみなすものである。後者の基準は、3
次元視覚センサを採用したピックアップ装置に適してい
る。
視覚センサいずれを採用することも出来る。判定基準の
一例は、孤立物品を把持可能物品とみなすものである。
また、判定基準の別の例は、孤立物品または数個以下の
接触し合った物品からなる孤立小集合には把持可能物品
が含まれているとみなすものである。後者の基準は、3
次元視覚センサを採用したピックアップ装置に適してい
る。
【0011】なお、ここで「数個以下の重なり合った物
品からなる孤立小集合」とは、一般的には、最多でN個
(但しNは、N=2乃至5程度)までの重なり合った物
品からなる物品集合」を指す。しかし、後述するよう
に、具体的な判定基準においては、最多個数“N”を厳
密に特定するようなものである必要はなく、「視覚セン
サの助けを借りてロボットによる把持を行うに際して支
障がない程度の少数の物品からなる集合」を選び出すこ
とが出来るようなものであれば良い。
品からなる孤立小集合」とは、一般的には、最多でN個
(但しNは、N=2乃至5程度)までの重なり合った物
品からなる物品集合」を指す。しかし、後述するよう
に、具体的な判定基準においては、最多個数“N”を厳
密に特定するようなものである必要はなく、「視覚セン
サの助けを借りてロボットによる把持を行うに際して支
障がない程度の少数の物品からなる集合」を選び出すこ
とが出来るようなものであれば良い。
【0012】物品群に及ぼされる物理的作用は典型的に
は搖動刺激である。搖動刺激を与えほぐし手段には、載
置手段が取付られた加振装置や、載置手段を搖動する動
作を教示されたロボットが利用出来る。また、物品群に
物理的作用を及ぼすための別種のほぐし手段としては、
刺激印加具を支持するとともに、刺激印加具が重なり状
態にある物品群に接触して重なり状態をほぐすための動
作が教示されたロボットが利用出来る。更に、気体噴流
の作用によって重なり状態をほぐす気体噴出装置を利用
しても良い。
は搖動刺激である。搖動刺激を与えほぐし手段には、載
置手段が取付られた加振装置や、載置手段を搖動する動
作を教示されたロボットが利用出来る。また、物品群に
物理的作用を及ぼすための別種のほぐし手段としては、
刺激印加具を支持するとともに、刺激印加具が重なり状
態にある物品群に接触して重なり状態をほぐすための動
作が教示されたロボットが利用出来る。更に、気体噴流
の作用によって重なり状態をほぐす気体噴出装置を利用
しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図3は、本発明
の第1実施形態として、本発明に従った物品ピックアッ
プ装置を含むシステムの全体配置の概略を例示したもの
である。本実施形態においてはピックアップ対象となる
物品は多数個のボルトである。図3では5個を例示して
全体をボルト群Wで示した。
の第1実施形態として、本発明に従った物品ピックアッ
プ装置を含むシステムの全体配置の概略を例示したもの
である。本実施形態においてはピックアップ対象となる
物品は多数個のボルトである。図3では5個を例示して
全体をボルト群Wで示した。
【0014】ボルト群Wは、図示しない供給装置によっ
てトレイTRの載置面PL上に乱雑に重なり状態で供給
される。トレイTRは、ボルト群Wに物理的作用を及ぼ
すために、加振装置1に取り付けられている。加振装置
1が作動すると、トレイTRが搖動され、ボルト群Wの
重なり状態がほぐされる。
てトレイTRの載置面PL上に乱雑に重なり状態で供給
される。トレイTRは、ボルト群Wに物理的作用を及ぼ
すために、加振装置1に取り付けられている。加振装置
1が作動すると、トレイTRが搖動され、ボルト群Wの
重なり状態がほぐされる。
【0015】トレイTR直上の適所にはトレイTRのほ
ぼ全体を視野に収めるCCDカメラ4が設置される一
方、トレイTRの近傍の適所にはロボット2(手先のみ
略示)が配備される。ロボット2には、個別のボルトの
把持に適したハンド3が装着されている。
ぼ全体を視野に収めるCCDカメラ4が設置される一
方、トレイTRの近傍の適所にはロボット2(手先のみ
略示)が配備される。ロボット2には、個別のボルトの
把持に適したハンド3が装着されている。
【0016】画像処理装置10はカメラ4に接続され、
両者で周知の2次元視覚センサを構成している。符号M
Oは画像処理装置10に付属した液晶ディスプレイ、C
RT等からなるモニタディスプレイで、カメラ4で取得
した画像あるいは画像処理装置10による加工画像等の
表示が可能となっている。
両者で周知の2次元視覚センサを構成している。符号M
Oは画像処理装置10に付属した液晶ディスプレイ、C
RT等からなるモニタディスプレイで、カメラ4で取得
した画像あるいは画像処理装置10による加工画像等の
表示が可能となっている。
【0017】符号20はシステム全体のコントローラを
兼ねるロボットコントローラで、ロボット2の他に、加
振装置1、画像処理装置10及び所要の外部装置(例:
トレイTRにボルト群Wを供給する機構)に接続されて
いる。主要要素の役割の大略は次の通りである。
兼ねるロボットコントローラで、ロボット2の他に、加
振装置1、画像処理装置10及び所要の外部装置(例:
トレイTRにボルト群Wを供給する機構)に接続されて
いる。主要要素の役割の大略は次の通りである。
【0018】加振装置1;ロボットコントローラ20か
らの指令により、トレイTRを振動させてボルト群Wに
搖動刺激を与える。加振装置自体は、例えば電磁石を利
用したもの等、種々のものが周知であり、詳細は省略す
る。
らの指令により、トレイTRを振動させてボルト群Wに
搖動刺激を与える。加振装置自体は、例えば電磁石を利
用したもの等、種々のものが周知であり、詳細は省略す
る。
【0019】2次元視覚センサ; (1)ロボットコントローラ20からの指令により、加
振装置1の休止時にカメラ4を用いてボルト群Wの撮影
を行い、画像処理装置10に画像を取り込む。
振装置1の休止時にカメラ4を用いてボルト群Wの撮影
を行い、画像処理装置10に画像を取り込む。
【0020】(2)画像処理装置10は、取り込まれた
画像の解析を行ない、「把持可能ボルトの探索」と「見
いだされた把持可能ボルトの位置検出」を行なう。結果
は、ロボットコントローラ20へ送られる。ここで、
「把持可能ボルト(一般には把持可能物品;以下、同
様)」とは、ロボット2による的確な把持が可能とみな
されたボルトを言う。把持可能ボルトの存否は、予め定
められた判定基準に従って判定される。本実施形態で
は、後述するように、「孤立ボルト」をもって把持可能
ボルトとする。
画像の解析を行ない、「把持可能ボルトの探索」と「見
いだされた把持可能ボルトの位置検出」を行なう。結果
は、ロボットコントローラ20へ送られる。ここで、
「把持可能ボルト(一般には把持可能物品;以下、同
様)」とは、ロボット2による的確な把持が可能とみな
されたボルトを言う。把持可能ボルトの存否は、予め定
められた判定基準に従って判定される。本実施形態で
は、後述するように、「孤立ボルト」をもって把持可能
ボルトとする。
【0021】ロボットコントローラ20; (1)所要時に加振装置1を一定時間(例えば数秒間)
動作させ、ボルト群Wに搖動刺激を与え、把持可能ボル
ト(本実施形態では孤立ボルト)を生じさせる。
動作させ、ボルト群Wに搖動刺激を与え、把持可能ボル
ト(本実施形態では孤立ボルト)を生じさせる。
【0022】(2)所要時に視覚センサ(カメラ4、画
像処理装置10)を動作させ、撮影、画像蓄積、画像処
理等を行なわせる。また、画像処理装置10から、把持
可能ボルトの探索の成否を表わすデータ及び把持可能ボ
ルトの位置に関するデータ(ロボットの位置補正のため
のデータ)を受け取る。
像処理装置10)を動作させ、撮影、画像蓄積、画像処
理等を行なわせる。また、画像処理装置10から、把持
可能ボルトの探索の成否を表わすデータ及び把持可能ボ
ルトの位置に関するデータ(ロボットの位置補正のため
のデータ)を受け取る。
【0023】(3)把持可能ボルトがトレイTR上に存
在する時に、動作プログラム(ピックアップ動作を予め
教示)を起動してロボット2を動作させ、個別の把持可
能ボルトをピックアップする。動作プログラムは、ピッ
クアップ動作のためのアプローチ、把持、把持後の移送
を教示したものである。教示は、トレイTR上の標準位
置に標準姿勢で置かれた単独ボルトを置き、それをピッ
クアップする動作をティーチングプレイバック方式でロ
ボットコントローラ20に記憶させる形式で行なえば良
い。
在する時に、動作プログラム(ピックアップ動作を予め
教示)を起動してロボット2を動作させ、個別の把持可
能ボルトをピックアップする。動作プログラムは、ピッ
クアップ動作のためのアプローチ、把持、把持後の移送
を教示したものである。教示は、トレイTR上の標準位
置に標準姿勢で置かれた単独ボルトを置き、それをピッ
クアップする動作をティーチングプレイバック方式でロ
ボットコントローラ20に記憶させる形式で行なえば良
い。
【0024】実際の作業のための再生運転時には、視覚
センサから出力される把持可能ボルト(本実施形態では
孤立ボルト。詳しくは後述)の位置(姿勢も含む;以
下、同様)に関するデータに基づいて、ロボットのアプ
ローチ経路や把持姿勢が補正される。
センサから出力される把持可能ボルト(本実施形態では
孤立ボルト。詳しくは後述)の位置(姿勢も含む;以
下、同様)に関するデータに基づいて、ロボットのアプ
ローチ経路や把持姿勢が補正される。
【0025】図4には、上記システムのやや詳細な構成
を要部ブロックで示した。同図を参照すると、画像処理
装置10は中央演算処理装置(以下、CPUという)1
1を有する。CPU11には、フレームメモリ(画像メ
モリ)12、ROMで構成されたコントロールソフト用
メモリ13、RAM等で構成されたプログラムメモリ1
4、不揮発性RAMで構成されたデータメモリ15、カ
メラインタフェース16、画像処理プロセッサ17、通
信インタフェース18及びモニタインターフェイス19
がバスBS1を介して接続されている。
を要部ブロックで示した。同図を参照すると、画像処理
装置10は中央演算処理装置(以下、CPUという)1
1を有する。CPU11には、フレームメモリ(画像メ
モリ)12、ROMで構成されたコントロールソフト用
メモリ13、RAM等で構成されたプログラムメモリ1
4、不揮発性RAMで構成されたデータメモリ15、カ
メラインタフェース16、画像処理プロセッサ17、通
信インタフェース18及びモニタインターフェイス19
がバスBS1を介して接続されている。
【0026】通信インタフェース18は、ロボットコン
トローラ20側の通信インタフェース27に接続されて
おり、両者を介して相互にデータや指令を表す信号が送
受信される。また、カメラインタフェース16には、カ
メラ4が接続されている。更に、モニタインターフェイ
ス19にはモニタMOが接続されており、カメラ4の捉
えた画像やフレームメモリ12から呼び出された画像、
それらの加工画像(例;輪郭抽出画像)が適時視認出来
るようになっている。
トローラ20側の通信インタフェース27に接続されて
おり、両者を介して相互にデータや指令を表す信号が送
受信される。また、カメラインタフェース16には、カ
メラ4が接続されている。更に、モニタインターフェイ
ス19にはモニタMOが接続されており、カメラ4の捉
えた画像やフレームメモリ12から呼び出された画像、
それらの加工画像(例;輪郭抽出画像)が適時視認出来
るようになっている。
【0027】カメラ4の視野で捉えられた画像は、グレ
イスケールによる濃淡画像に変換されてフレームメモリ
12に格納される。画像処理プロセッサ17はフレーム
メモリ12に格納された画像をCPU11の指令に従っ
て処理する機能を有している。コントロールソフト用メ
モリ13には、次のようなプログラム及び関連パラメー
タが格納される。
イスケールによる濃淡画像に変換されてフレームメモリ
12に格納される。画像処理プロセッサ17はフレーム
メモリ12に格納された画像をCPU11の指令に従っ
て処理する機能を有している。コントロールソフト用メ
モリ13には、次のようなプログラム及び関連パラメー
タが格納される。
【0028】(1)CPU11が視覚センサを制御する
為のコントロールプログラム (2)治具を用いてセンサ座標系を設定する為のキャリ
ブレーション用プログラム (3)画像処理プロセッサ17を用いて後述する「孤立
ボルト探索」、「孤立ボルト位置検出」を実行する為の
画像解析プログラム (4)適正なタイミングでロボットとのデータ送受信を
行なうためのプログラム カメラ4の捉えた画像やフレームメモリ12から呼び出
された画像、それらの加工画像(例;輪郭抽出画像)
は、モニタMOの表示画面で適時視認することが出来
る。
為のコントロールプログラム (2)治具を用いてセンサ座標系を設定する為のキャリ
ブレーション用プログラム (3)画像処理プロセッサ17を用いて後述する「孤立
ボルト探索」、「孤立ボルト位置検出」を実行する為の
画像解析プログラム (4)適正なタイミングでロボットとのデータ送受信を
行なうためのプログラム カメラ4の捉えた画像やフレームメモリ12から呼び出
された画像、それらの加工画像(例;輪郭抽出画像)
は、モニタMOの表示画面で適時視認することが出来
る。
【0029】一方、ロボットコントローラ20は、中央
演算処理装置(CPU)21を有しており。CPU21
には、次に述べるピックアップ動作のための処理を実行
する為のプログラムを含む各種制御プログラムを格納し
たROM22、計算データの一時記憶等の為に利用され
るRAM23、教示データや各種パラメータが格納され
る不揮発性メモリ24、ロボット本体2の各軸を制御す
るディジタルサーボ回路25、ロボットの手動操作、座
標系設定、位置教示、自動運転(再生動作)等を行う為
の教示操作盤26及び画像処理装置10側の通信インタ
フェース18に接続された汎用信号インタフェース27
がバスBS2を介して接続されている。
演算処理装置(CPU)21を有しており。CPU21
には、次に述べるピックアップ動作のための処理を実行
する為のプログラムを含む各種制御プログラムを格納し
たROM22、計算データの一時記憶等の為に利用され
るRAM23、教示データや各種パラメータが格納され
る不揮発性メモリ24、ロボット本体2の各軸を制御す
るディジタルサーボ回路25、ロボットの手動操作、座
標系設定、位置教示、自動運転(再生動作)等を行う為
の教示操作盤26及び画像処理装置10側の通信インタ
フェース18に接続された汎用信号インタフェース27
がバスBS2を介して接続されている。
【0030】次に、上述のシステムを用いてピックアッ
プを実行する際の処理の概要を図5に記したフローチャ
ートを参照して説明する。図5に示した各ステップの要
点は次の通りである。なお、視覚センサのキャリブレー
ション、ピックアップ動作のためのアプローチ、把持、
把持後の移送の教示等は完了しているものとする。
プを実行する際の処理の概要を図5に記したフローチャ
ートを参照して説明する。図5に示した各ステップの要
点は次の通りである。なお、視覚センサのキャリブレー
ション、ピックアップ動作のためのアプローチ、把持、
把持後の移送の教示等は完了しているものとする。
【0031】ステップS1;ロボットコントローラ20
からの指令により、カメラ4によるボルト群Wの撮影を
行い、画像処理装置10に画像を取り込む。 ステップS2;取り込まれた画像を解析して、把持可能
ボルトとして孤立ボルトを探索する。ここで、「孤立ボ
ルト」とは図6に、符号A、Bを付して例示したよう
に、画像上でボルト1個の輪郭が他のボルト画像から孤
立(重なりが無い)しているようなボルトのことを言
う。孤立ボルトを探索する画像処理のソフトウェアとし
ては、周知のパターンマッチング法がある。
からの指令により、カメラ4によるボルト群Wの撮影を
行い、画像処理装置10に画像を取り込む。 ステップS2;取り込まれた画像を解析して、把持可能
ボルトとして孤立ボルトを探索する。ここで、「孤立ボ
ルト」とは図6に、符号A、Bを付して例示したよう
に、画像上でボルト1個の輪郭が他のボルト画像から孤
立(重なりが無い)しているようなボルトのことを言
う。孤立ボルトを探索する画像処理のソフトウェアとし
ては、周知のパターンマッチング法がある。
【0032】この方法によれば、探索対象物の形状と寸
法を代表する標準パターン(ここではボルト輪郭画像)
が予め画像処理装置10に記憶され、実際に獲られた輪
郭画像要素が標準パターンと比較される。本例で言え
ば、輪郭画像要素A、B、Cが順に標準パターンと比較
される。輪郭画像要素A、Bは明らかに標準パターンと
重なり合い可能(マッチングしている)から孤立ボルト
の画像と判断され、輪郭画像要素Cは明らかに標準パタ
ーンと重なり合い不可能(マッチングしていない)から
孤立ボルトの画像ではないと判断される。
法を代表する標準パターン(ここではボルト輪郭画像)
が予め画像処理装置10に記憶され、実際に獲られた輪
郭画像要素が標準パターンと比較される。本例で言え
ば、輪郭画像要素A、B、Cが順に標準パターンと比較
される。輪郭画像要素A、Bは明らかに標準パターンと
重なり合い可能(マッチングしている)から孤立ボルト
の画像と判断され、輪郭画像要素Cは明らかに標準パタ
ーンと重なり合い不可能(マッチングしていない)から
孤立ボルトの画像ではないと判断される。
【0033】ステップS3;孤立ボルトの探索により孤
立ボルトが少なくとも一つ発見された場合にはステップ
S4へ進み、一つも発見されなければステップS5へ進
む。例えば図6に示した場合であれば、ステップS4へ
進む。
立ボルトが少なくとも一つ発見された場合にはステップ
S4へ進み、一つも発見されなければステップS5へ進
む。例えば図6に示した場合であれば、ステップS4へ
進む。
【0034】ステップS4;発見された孤立ボルトにつ
いて位置を検出し、教示時の標準位置(ベクトル<T>
で例示)とのずれを求める。例えば図6に示した場合で
あれば、最初に発見した孤立ボルト画像をAとして、ベ
クトル<A>とベクトル<T>の関係を表わす行列ΔA
(4行4列の同次変換行列)を求める。なお、ベクトル
<A>とベクトル<T>は定面(XY平面:Z=0)上
にあり、ベクトル<T>のZ成分はゼロであるとして行
列Δを計算する。行列Δの回転成分はXY平面上の回
転、並進成分はXY平面上の並進を表わすものとなる。
いて位置を検出し、教示時の標準位置(ベクトル<T>
で例示)とのずれを求める。例えば図6に示した場合で
あれば、最初に発見した孤立ボルト画像をAとして、ベ
クトル<A>とベクトル<T>の関係を表わす行列ΔA
(4行4列の同次変換行列)を求める。なお、ベクトル
<A>とベクトル<T>は定面(XY平面:Z=0)上
にあり、ベクトル<T>のZ成分はゼロであるとして行
列Δを計算する。行列Δの回転成分はXY平面上の回
転、並進成分はXY平面上の並進を表わすものとなる。
【0035】ステップS5;予め教示した動作プログラ
ムを起動し、ロボット2を動作させ、孤立ボルトAをピ
ックアップする。その際、ロボットのアプローチ経路や
把持姿勢が行列Δのデータに基づいて補正される。動作
が完了したらステップS1へ戻る。以下、再度ステップ
S2、ステップS3を実行する。孤立ボルトが残存して
いれば、ステップS3から更にステップS4へ進む。図
6のケースでは、行列Δとして、今度はベクトル<B>
とベクトル<T>の関係を表わす行列ΔB が求められ
る。
ムを起動し、ロボット2を動作させ、孤立ボルトAをピ
ックアップする。その際、ロボットのアプローチ経路や
把持姿勢が行列Δのデータに基づいて補正される。動作
が完了したらステップS1へ戻る。以下、再度ステップ
S2、ステップS3を実行する。孤立ボルトが残存して
いれば、ステップS3から更にステップS4へ進む。図
6のケースでは、行列Δとして、今度はベクトル<B>
とベクトル<T>の関係を表わす行列ΔB が求められ
る。
【0036】ステップS6;孤立ボルトが発見出来ない
ケースでは、2通りの状況が想定される。即ち、ボルト
画像は存在するが孤立ボルトが発見出来ない場合(即
ち、2個以上のボルト残存)には、ステップS7へ進
む。ボルト画像自体が存在しない場合には、全ボルトの
ピックアップ完了を意味するから、処理を終了する。
ケースでは、2通りの状況が想定される。即ち、ボルト
画像は存在するが孤立ボルトが発見出来ない場合(即
ち、2個以上のボルト残存)には、ステップS7へ進
む。ボルト画像自体が存在しない場合には、全ボルトの
ピックアップ完了を意味するから、処理を終了する。
【0037】ステップS7;加振装置1を一定時間動作
させ、その時点でトレイTR上に残っているボルト群に
搖動刺激を与える。加振装置1の動作が休止したら、ス
テップS1へ戻る。多くの場合、搖動刺激により、重な
り合ったボルト同士が一部または全部離散し、1個以上
の孤立ボルトが新たに生じる。
させ、その時点でトレイTR上に残っているボルト群に
搖動刺激を与える。加振装置1の動作が休止したら、ス
テップS1へ戻る。多くの場合、搖動刺激により、重な
り合ったボルト同士が一部または全部離散し、1個以上
の孤立ボルトが新たに生じる。
【0038】孤立ボルトが新たに生じれば、ステップS
1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステ
ップS5→ステップS1の処理サイクルが実行される。
もし、搖動刺激が不十分で孤立ボルトが新たに生じなけ
れば、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ス
テップS6→ステップS7と進行し、再度、加振装置1
が一定時間動作し、搖動刺激が与えられる。加振装置1
の動作が休止したら、ステップS1へ戻る。以下、ステ
ップS3でイエスが出るまでこのサイクルは繰り返され
る。
1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステ
ップS5→ステップS1の処理サイクルが実行される。
もし、搖動刺激が不十分で孤立ボルトが新たに生じなけ
れば、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ス
テップS6→ステップS7と進行し、再度、加振装置1
が一定時間動作し、搖動刺激が与えられる。加振装置1
の動作が休止したら、ステップS1へ戻る。以下、ステ
ップS3でイエスが出るまでこのサイクルは繰り返され
る。
【0039】以上の処理過程を遂行することにより、一
個づつ順に孤立ボルトがピックアップされ、やがて全ボ
ルトのピックアップが完了してステップS6でノーの判
断がなされて処理が終了する。
個づつ順に孤立ボルトがピックアップされ、やがて全ボ
ルトのピックアップが完了してステップS6でノーの判
断がなされて処理が終了する。
【0040】[第2実施形態]本実施形態では、2次元
視覚センサに代えて3次元視覚センサが使用される。ま
た、ここでは3次元視覚センサとしてランダム走査可能
なスポット光投光器とPSD(位置検出型光検出器)5
0を組み合わせたスポット光走査型投光器を採用した例
を説明する。他の型の3次元視覚センサ、例えばスリッ
ト光投光器とCCDカメラを組み合わせたスリット光投
射型3次元視覚センサを用いても良い。更に、把持可能
ボルトを探索する際の判定基準として、第1実施形態と
異なる基準(詳細は後述)が採用される。
視覚センサに代えて3次元視覚センサが使用される。ま
た、ここでは3次元視覚センサとしてランダム走査可能
なスポット光投光器とPSD(位置検出型光検出器)5
0を組み合わせたスポット光走査型投光器を採用した例
を説明する。他の型の3次元視覚センサ、例えばスリッ
ト光投光器とCCDカメラを組み合わせたスリット光投
射型3次元視覚センサを用いても良い。更に、把持可能
ボルトを探索する際の判定基準として、第1実施形態と
異なる基準(詳細は後述)が採用される。
【0041】図7は、本発明の第2実施形態として、本
発明に従った物品ピックアップ装置及び方法が適用され
る別のシステムの全体配置の概略を例示したものであ
る。本実施形態においても、ピックアップ対象となる物
品は多数個のボルトとした。図7では5個を例示して全
体をボルト群Wで表した。
発明に従った物品ピックアップ装置及び方法が適用され
る別のシステムの全体配置の概略を例示したものであ
る。本実施形態においても、ピックアップ対象となる物
品は多数個のボルトとした。図7では5個を例示して全
体をボルト群Wで表した。
【0042】第1実施形態の場合と同様に、ボルト群W
は、図示しない供給装置によってトレイTRの載置面P
L上に互いに重なり合った状態で供給される。トレイT
Rは、ワーク群Wに搖動刺激を与えるために、加振装置
1に取り付けられている。トレイTRの近傍の適所には
ロボット2(手先のみ略示)が配備される一方、トレイ
TR周辺の適所にはトレイTRのほぼ全体を走査可能領
域に収める投光器40、レンズ系LSを装備したPSD
50が配置される。投光器40は、レーザ光源41、2
枚の回転偏向軸が互いに直交した偏向器42、43とそ
れらに取り付けられたミラーMX、MYで構成される。
は、図示しない供給装置によってトレイTRの載置面P
L上に互いに重なり合った状態で供給される。トレイT
Rは、ワーク群Wに搖動刺激を与えるために、加振装置
1に取り付けられている。トレイTRの近傍の適所には
ロボット2(手先のみ略示)が配備される一方、トレイ
TR周辺の適所にはトレイTRのほぼ全体を走査可能領
域に収める投光器40、レンズ系LSを装備したPSD
50が配置される。投光器40は、レーザ光源41、2
枚の回転偏向軸が互いに直交した偏向器42、43とそ
れらに取り付けられたミラーMX、MYで構成される。
【0043】投光器40の駆動制御及びPSD50の出
力信号の処理は、投光駆動/信号処理装置60によって
行なわれる。投光器40、PSD50及び投光駆動/信
号処理装置60は、ロボットコントローラ30の一部
(判定基準に基づく把持可能ボルト探索等のためのソフ
トウェア及びハードウェア)を併せて、周知の3次元視
覚センサを構成する。
力信号の処理は、投光駆動/信号処理装置60によって
行なわれる。投光器40、PSD50及び投光駆動/信
号処理装置60は、ロボットコントローラ30の一部
(判定基準に基づく把持可能ボルト探索等のためのソフ
トウェア及びハードウェア)を併せて、周知の3次元視
覚センサを構成する。
【0044】ロボット2には、第1実施形態の場合と同
様に、個別のボルトの把持に適したハンド3が装着され
ている。符号30はシステム全体のコントローラを兼ね
るロボットコントローラで、ロボット2の他に、加振装
置1、投光駆動/信号処理装置60及び所要の外部装置
(例:トレイTRにボルト群Wを供給する機構)に接続
されている。主要要素の役割の大略は次の通りである。
様に、個別のボルトの把持に適したハンド3が装着され
ている。符号30はシステム全体のコントローラを兼ね
るロボットコントローラで、ロボット2の他に、加振装
置1、投光駆動/信号処理装置60及び所要の外部装置
(例:トレイTRにボルト群Wを供給する機構)に接続
されている。主要要素の役割の大略は次の通りである。
【0045】加振装置1;第1実施形態と同様である。
即ち、ロボットコントローラ30からの指令により、ト
レイTRを振動させてボルト群Wに搖動刺激を与える。
即ち、ロボットコントローラ30からの指令により、ト
レイTRを振動させてボルト群Wに搖動刺激を与える。
【0046】3次元視覚センサ; (1)加振装置1の休止時にロボットコントローラ20
からの指令を投光駆動/信号処理装置60で受け、投光
器40から投射されるスポットビームL1でボルト群W
を走査し、レンズ系LSを介してPSD50で検出す
る。PSD50で検出されたデータは、投光駆動/信号
処理装置60で処理され、ボルト群Wに関する3次元位
置に関するデータが収集される。収集されたデータは、
ロボットコントローラ30へ送られる。
からの指令を投光駆動/信号処理装置60で受け、投光
器40から投射されるスポットビームL1でボルト群W
を走査し、レンズ系LSを介してPSD50で検出す
る。PSD50で検出されたデータは、投光駆動/信号
処理装置60で処理され、ボルト群Wに関する3次元位
置に関するデータが収集される。収集されたデータは、
ロボットコントローラ30へ送られる。
【0047】(2)スポット光投射型3次元視覚センサ
自体は周知(例えば、特開平6−229732号公報、
特開平7−270137号公報参照)であるから詳細説
明は省略し、測定原理のみ簡単に述べておく。偏向器4
2、43は、投光駆動/信号処理装置60から出力され
る1組の電圧指令(Vx 、Vy )に応じて各々ミラーM
X、MYの方向を制御する。
自体は周知(例えば、特開平6−229732号公報、
特開平7−270137号公報参照)であるから詳細説
明は省略し、測定原理のみ簡単に述べておく。偏向器4
2、43は、投光駆動/信号処理装置60から出力され
る1組の電圧指令(Vx 、Vy )に応じて各々ミラーM
X、MYの方向を制御する。
【0048】従って、キャリブレーションによって、
(Vx 、Vy )とスポットビームL1の位置(直線の方
程式)との関係を予め求めておけば、(Vx 、Vy )を
時間的推移パターンをプログラムしておくことで、所望
パターンでスポットビームL1の走査を行なうことが出
来る。
(Vx 、Vy )とスポットビームL1の位置(直線の方
程式)との関係を予め求めておけば、(Vx 、Vy )を
時間的推移パターンをプログラムしておくことで、所望
パターンでスポットビームL1の走査を行なうことが出
来る。
【0049】任意のある時点である入射位置Pに入射し
たスポットビームL1は、そこに輝点を生じる。この輝
点はレンズ系LSを介してPSD50の受光面上の点Q
で検出される。PSD50は1次元型のものでよい。P
SD50の直接的な出力としては、点Qの1次元位置に
応じた2つの電流i1 、i2 が出力されるが、それらは
周知のアナログ信号処理回路を経て、点Qの1次元位置
を表わす出力信号Vqとされる。
たスポットビームL1は、そこに輝点を生じる。この輝
点はレンズ系LSを介してPSD50の受光面上の点Q
で検出される。PSD50は1次元型のものでよい。P
SD50の直接的な出力としては、点Qの1次元位置に
応じた2つの電流i1 、i2 が出力されるが、それらは
周知のアナログ信号処理回路を経て、点Qの1次元位置
を表わす出力信号Vqとされる。
【0050】入射位置Pの3次元位置は、(Vx 、Vy
)で規定されるスポットビームL1を表わす直線の方
程式と点Qの出力信号Vq を与える条件式を連立させて
解くことによって求められる。実際には、この連立方程
式の一般解を近似的に表現する関係式P(X、Y、Z)
=f(Vx 、Vy 、Vq )を予め投光駆動/信号処理装
置60あるいはロボットコントローラ30に記憶させて
おくことで、随時P点の3次元位置を検出することが出
来る。
)で規定されるスポットビームL1を表わす直線の方
程式と点Qの出力信号Vq を与える条件式を連立させて
解くことによって求められる。実際には、この連立方程
式の一般解を近似的に表現する関係式P(X、Y、Z)
=f(Vx 、Vy 、Vq )を予め投光駆動/信号処理装
置60あるいはロボットコントローラ30に記憶させて
おくことで、随時P点の3次元位置を検出することが出
来る。
【0051】ロボットコントローラ30; (1)所要時に加振装置1を一定時間(例えば数秒間)
動作させ、ボルト群Wに搖動刺激を与え、把持可能ボル
トを生じさせる。把持可能ボルトの定義(判定基準)
は、後述するように、第1実施形態とな異なる。
動作させ、ボルト群Wに搖動刺激を与え、把持可能ボル
トを生じさせる。把持可能ボルトの定義(判定基準)
は、後述するように、第1実施形態とな異なる。
【0052】(2)所要時にスポット光走査型3次元視
覚センサを動作させ、ボルト群Wに関する3次元位置に
関するデータを取得する。
覚センサを動作させ、ボルト群Wに関する3次元位置に
関するデータを取得する。
【0053】(3)第1実施形態と同様に、把持可能ボ
ルトがトレイTR上に存在する時に、動作プログラム
(ピックアップ動作を予め教示)を起動してロボット2
を動作させ、個別の把持可能ボルトをピックアップす
る。
ルトがトレイTR上に存在する時に、動作プログラム
(ピックアップ動作を予め教示)を起動してロボット2
を動作させ、個別の把持可能ボルトをピックアップす
る。
【0054】動作プログラムは、ピックアップ動作のた
めのアプローチ、把持、把持後の移送を教示したもので
ある。教示は、トレイTR上の標準位置に標準姿勢で置
かれた単独ボルトを置き、それをピックアップする動作
をティーチングプレイバック方式でロボットコントロー
ラ20に記憶させる形式で行なえば良い。
めのアプローチ、把持、把持後の移送を教示したもので
ある。教示は、トレイTR上の標準位置に標準姿勢で置
かれた単独ボルトを置き、それをピックアップする動作
をティーチングプレイバック方式でロボットコントロー
ラ20に記憶させる形式で行なえば良い。
【0055】実際の作業のための再生運転時には、3次
元視覚センサから出力される把持可能ボルト(詳しくは
後述)の位置に関するデータに基づいて、ロボットのア
プローチ経路や把持姿勢が補正される。
元視覚センサから出力される把持可能ボルト(詳しくは
後述)の位置に関するデータに基づいて、ロボットのア
プローチ経路や把持姿勢が補正される。
【0056】図8には、第2実施形態におけるシステム
のやや詳細な構成を要部ブロックで示した。同図を参照
すると、ロボットコントローラ30はCPU31を備
え、CPU31には、各種制御プログラムを格納したR
OM32、計算データの一時記憶等の為に利用されるR
AM33、教示データや各種パラメータが格納される不
揮発性メモリ34、ロボット本体2の各軸を制御するデ
ィジタルサーボ回路35、ロボットの手動操作、座標系
設定、位置教示、自動運転(再生動作)等を行う為の教
示操作盤36及び入出力装置(I/O)37がバスBS
を介して接続されている。本実施形態では、特に、制御
プログラムには、把持可能ボルトの探索、把持可能ボル
トの位置検出、ロボット2による把持可能ボルトのピッ
クアップ動作を実行するためのプログラムが含まれる
(処理内容は後述)。
のやや詳細な構成を要部ブロックで示した。同図を参照
すると、ロボットコントローラ30はCPU31を備
え、CPU31には、各種制御プログラムを格納したR
OM32、計算データの一時記憶等の為に利用されるR
AM33、教示データや各種パラメータが格納される不
揮発性メモリ34、ロボット本体2の各軸を制御するデ
ィジタルサーボ回路35、ロボットの手動操作、座標系
設定、位置教示、自動運転(再生動作)等を行う為の教
示操作盤36及び入出力装置(I/O)37がバスBS
を介して接続されている。本実施形態では、特に、制御
プログラムには、把持可能ボルトの探索、把持可能ボル
トの位置検出、ロボット2による把持可能ボルトのピッ
クアップ動作を実行するためのプログラムが含まれる
(処理内容は後述)。
【0057】入出力装置(I/O)37は、投光駆動/
信号処理装置60の投光駆動部61及びPSD検出信号
処理部62に接続されている。投光駆動部61及びPS
D検出信号処理部62は、各々所要のCPU、メモリ、
入出力装置等を備え、前者は投光器40に接続されてレ
ーザ光源41、偏向器(ガルバノメータ)42、43を
駆動制御し、後者はPSD50の出力信号を処理して、
検出点Qの位置を表わす信号Vq をロボットコントロー
ラ30に送る。Vx 、Vy 、Vq に基づく3次元位置デ
ータの取得とそれに続く把持可能ボルトの探索等の処理
は、ロボットコントローラ30内部で行なわれる。
信号処理装置60の投光駆動部61及びPSD検出信号
処理部62に接続されている。投光駆動部61及びPS
D検出信号処理部62は、各々所要のCPU、メモリ、
入出力装置等を備え、前者は投光器40に接続されてレ
ーザ光源41、偏向器(ガルバノメータ)42、43を
駆動制御し、後者はPSD50の出力信号を処理して、
検出点Qの位置を表わす信号Vq をロボットコントロー
ラ30に送る。Vx 、Vy 、Vq に基づく3次元位置デ
ータの取得とそれに続く把持可能ボルトの探索等の処理
は、ロボットコントローラ30内部で行なわれる。
【0058】次に、上述のシステムを用いてピックアッ
プを実行する際の処理の概要を図9に記したフローチャ
ートを参照して説明する。図9に示した各ステップの要
点は次の通りである。なお、視覚センサのキャリブレー
ション、ピックアップ動作のためのアプローチ、把持、
把持後の移送の教示等は完了しているものとする。ま
た、3次元位置を表わすワールド座標系として、トレイ
TRの載置面PLをXY平面(Z=0)とし、鉛直上方
を+Z軸方向とするものがシステム(ロボットコントロ
ーラ30)に設定されているものとする。
プを実行する際の処理の概要を図9に記したフローチャ
ートを参照して説明する。図9に示した各ステップの要
点は次の通りである。なお、視覚センサのキャリブレー
ション、ピックアップ動作のためのアプローチ、把持、
把持後の移送の教示等は完了しているものとする。ま
た、3次元位置を表わすワールド座標系として、トレイ
TRの載置面PLをXY平面(Z=0)とし、鉛直上方
を+Z軸方向とするものがシステム(ロボットコントロ
ーラ30)に設定されているものとする。
【0059】ステップK1;図10に示したように、投
光器40でトレイTR上を平面的に走査して、スポット
光の入射点Pに関する3次元位置データを収集する。Z
>0であればスポット光の入射点Pは、ボルト上にある
ことが判り、Z=0であればスポット光の入射点Pは、
トレイTRの載置面PL上(ボルトが無い個所)にある
ことが判る。
光器40でトレイTR上を平面的に走査して、スポット
光の入射点Pに関する3次元位置データを収集する。Z
>0であればスポット光の入射点Pは、ボルト上にある
ことが判り、Z=0であればスポット光の入射点Pは、
トレイTRの載置面PL上(ボルトが無い個所)にある
ことが判る。
【0060】ステップK2;把持容易なボルトが含まれ
る孤立小集合を探索するための第1歩として、図11に
示したように、占有面積(符号a、b、c・・・s、
t、uで囲まれた面積)が基準値3S以下のボルト群を
探す。ここで、Sは、単一ボルトによる占有面積を近似
的に表わす基準値で、最適値はチューニング、経験則等
により微調整されることが好ましい。一般には、Sを小
さ目に定めれば4個以上のボルトからなる集合の排除
(即ち、孤立小集合と判定しない)が容易になる。
る孤立小集合を探索するための第1歩として、図11に
示したように、占有面積(符号a、b、c・・・s、
t、uで囲まれた面積)が基準値3S以下のボルト群を
探す。ここで、Sは、単一ボルトによる占有面積を近似
的に表わす基準値で、最適値はチューニング、経験則等
により微調整されることが好ましい。一般には、Sを小
さ目に定めれば4個以上のボルトからなる集合の排除
(即ち、孤立小集合と判定しない)が容易になる。
【0061】ステップK3;ステップK2で占有面積3
S以下のボルト群が少なくとも一つ発見された場合には
ステップK4へ進み、一つも発見されなければステップ
K9へ進む。
S以下のボルト群が少なくとも一つ発見された場合には
ステップK4へ進み、一つも発見されなければステップ
K9へ進む。
【0062】ステップK4;発見されたボルト群に関す
る3次元位置データから、そのボルト群の頂上(最大の
Z座標値を与える点)を探す。 ステップK5;図12に示したように、頂上の高さが基
準値3d以下であれば、把持容易なボルトが含まれる孤
立小集合であると判断し、ステップK6へ進む。頂上の
高さが基準値3dを越えていれば、そのボルト群は幾重
にも積み重なったボルトからなるもので、把持容易なボ
ルトが含まれる小ボルト群ではないと判断し、ステップ
K10へ進む。
る3次元位置データから、そのボルト群の頂上(最大の
Z座標値を与える点)を探す。 ステップK5;図12に示したように、頂上の高さが基
準値3d以下であれば、把持容易なボルトが含まれる孤
立小集合であると判断し、ステップK6へ進む。頂上の
高さが基準値3dを越えていれば、そのボルト群は幾重
にも積み重なったボルトからなるもので、把持容易なボ
ルトが含まれる小ボルト群ではないと判断し、ステップ
K10へ進む。
【0063】ここで、dは図12に併記したように、単
一ボルトの直径(寝かせた時の高さ)を近似的に表わす
基準値で、最適値はチューニング、経験則等により微調
整されることが好ましい。一般には、dを小さ目に定め
れば4個以上のボルトからなる集合の排除が容易にな
る。
一ボルトの直径(寝かせた時の高さ)を近似的に表わす
基準値で、最適値はチューニング、経験則等により微調
整されることが好ましい。一般には、dを小さ目に定め
れば4個以上のボルトからなる集合の排除が容易にな
る。
【0064】このように、本実施形態における判定基準
は、占有面積と頂上の高さの双方の観点から「孤立小集
合」を探索するものである。
は、占有面積と頂上の高さの双方の観点から「孤立小集
合」を探索するものである。
【0065】ステップK6;図13に示したように、頂
上から延びる尾根の周辺をスポット光で走査し、尾根に
関する位置データを収集する。そして、最上ボルトHの
位置を表わすベクトル<H>を求める。一般に、ベクト
ル<H>のZ成分はゼロではない。
上から延びる尾根の周辺をスポット光で走査し、尾根に
関する位置データを収集する。そして、最上ボルトHの
位置を表わすベクトル<H>を求める。一般に、ベクト
ル<H>のZ成分はゼロではない。
【0066】ステップK7;ベクトル<H>5と、教示
時の標準位置(ベクトル<T>で例示)とのずれを表わ
す行列ΔH (4行4列の同次変換行列)を求める。な
お、ベクトル<T>はXY平面上にあるが、ベクトル<
H>はベクトル<T>はXY平面上にない。行列ΔH の
回転成分は3次元空間内の回転、並進成分は3次元空間
内の並進を表わすものとなる。
時の標準位置(ベクトル<T>で例示)とのずれを表わ
す行列ΔH (4行4列の同次変換行列)を求める。な
お、ベクトル<T>はXY平面上にあるが、ベクトル<
H>はベクトル<T>はXY平面上にない。行列ΔH の
回転成分は3次元空間内の回転、並進成分は3次元空間
内の並進を表わすものとなる。
【0067】ステップK8;予め教示した動作プログラ
ムを起動し、ロボット2を動作させ、最上ボルトHをピ
ックアップする。その際、ロボットのアプローチ経路や
把持姿勢が行列ΔH のデータに基づいて補正される。動
作が完了したらステップK1へ戻る。
ムを起動し、ロボット2を動作させ、最上ボルトHをピ
ックアップする。その際、ロボットのアプローチ経路や
把持姿勢が行列ΔH のデータに基づいて補正される。動
作が完了したらステップK1へ戻る。
【0068】以下、再度ステップK2以下を実行する。
孤立小集合がが残存していれば、再度ステップK8に到
達し、次のボルト(例えば、図13におけるボルトI)
がピックアップされる。
孤立小集合がが残存していれば、再度ステップK8に到
達し、次のボルト(例えば、図13におけるボルトI)
がピックアップされる。
【0069】ステップK9;ステップK3でノーが出力
されるケースとして2通りの状況が想定される。即ち、
ボルト画像は存在するが孤立小集合が発見出来ない場合
(即ち、数個以上のボルト残存)には、ステップK10
へ進む。ボルト画像自体が存在しない場合には、全ボル
トのピックアップ完了を意味するから、処理を終了す
る。
されるケースとして2通りの状況が想定される。即ち、
ボルト画像は存在するが孤立小集合が発見出来ない場合
(即ち、数個以上のボルト残存)には、ステップK10
へ進む。ボルト画像自体が存在しない場合には、全ボル
トのピックアップ完了を意味するから、処理を終了す
る。
【0070】ステップK10;加振装置1を一定時間動
作させ、その時点でトレイTR上に残っているボルト群
に搖動刺激を与える。加振装置1の動作が休止したら、
ステップK1へ戻る。多くの場合、搖動刺激により、重
なり合ったボルト同士が一部または全部離散し、1個以
上の孤立ボルトが新たに生じる。
作させ、その時点でトレイTR上に残っているボルト群
に搖動刺激を与える。加振装置1の動作が休止したら、
ステップK1へ戻る。多くの場合、搖動刺激により、重
なり合ったボルト同士が一部または全部離散し、1個以
上の孤立ボルトが新たに生じる。
【0071】孤立小集合が新たに生じれば、ステップK
1→ステップK2→・・・・・→ステップK8→ステッ
プK1の処理サイクルが実行される。もし、搖動刺激が
不十分で孤立小集合が新たに生じなければ、ステップK
2→ステップK3→ステップK9あるいはステップK2
→・・→ステップK5を経て、再度、加振装置1が一定
時間動作し、搖動刺激が与えられる。加振装置1の動作
が休止したら、ステップK1へ戻る。以下、ステップK
3及びステップK5でイエスが出るまでこのサイクルは
繰り返される。
1→ステップK2→・・・・・→ステップK8→ステッ
プK1の処理サイクルが実行される。もし、搖動刺激が
不十分で孤立小集合が新たに生じなければ、ステップK
2→ステップK3→ステップK9あるいはステップK2
→・・→ステップK5を経て、再度、加振装置1が一定
時間動作し、搖動刺激が与えられる。加振装置1の動作
が休止したら、ステップK1へ戻る。以下、ステップK
3及びステップK5でイエスが出るまでこのサイクルは
繰り返される。
【0072】以上の処理過程を遂行することにより、ボ
ルトが一個づつ順にピックアップされ、やがて全ボルト
のピックアップが完了してステップK9でノーの判断が
なされて処理が終了する。
ルトが一個づつ順にピックアップされ、やがて全ボルト
のピックアップが完了してステップK9でノーの判断が
なされて処理が終了する。
【0073】以上の2つの実施形態では、物品同士の重
なり状態をほぐすために物品群に及ぼされる物理的作用
は搖動刺激であり、この搖動刺激はトレイTRを取り付
けられた加振装置によって生み出される。しかし、これ
らの例は本発明を限定する趣旨のものではない。
なり状態をほぐすために物品群に及ぼされる物理的作用
は搖動刺激であり、この搖動刺激はトレイTRを取り付
けられた加振装置によって生み出される。しかし、これ
らの例は本発明を限定する趣旨のものではない。
【0074】例えば、物理的作用はロボットRB(物品
を把持するロボットと同じでも別でも良い)によって印
加されても良い。その場合は、図14に例示したよう
に、トレイTRは弾性的に支持され、トレイTRの縁へ
のアプローチ動作、ハンドHでトレイTRの縁を把持す
る動作、把持した状態での搖動動作(例;G1、G2間
の往復運動)、退避動作等が予めロボットRBに教示さ
れる。
を把持するロボットと同じでも別でも良い)によって印
加されても良い。その場合は、図14に例示したよう
に、トレイTRは弾性的に支持され、トレイTRの縁へ
のアプローチ動作、ハンドHでトレイTRの縁を把持す
る動作、把持した状態での搖動動作(例;G1、G2間
の往復運動)、退避動作等が予めロボットRBに教示さ
れる。
【0075】また、図15に例示したように、ロボット
RBにならし板、はけ状ならし具などの刺激印加具Fを
支持させて、刺激印加具Fで重なり状態にある物品群を
崩しても良い。その場合、ロボットRBには重なり状態
をほぐすに適した動作(例;G3、G4間の往復運動)
が教示される。
RBにならし板、はけ状ならし具などの刺激印加具Fを
支持させて、刺激印加具Fで重なり状態にある物品群を
崩しても良い。その場合、ロボットRBには重なり状態
をほぐすに適した動作(例;G3、G4間の往復運動)
が教示される。
【0076】更に、図3及び図7に併記したように、エ
アガンAGをトレイTRの近傍に配備し、そこから吹き
出される空気噴流(他種気体も可)ARによって物品群
Wの重なり状態をほぐしても良い。なお、破線100
は、エアガンAG採用時にロボットコントローラ20ま
たは30とエアガンAGを結ぶケーブル100を表わし
ている。エアガンAGは、ロボットコントローラ20ま
たは30からの指令で動作するもので、加振装置1と併
用(切換作動、同時作動など)されても良く、また、加
振装置1に代わるほぐし手段として用いられても良い。
アガンAGをトレイTRの近傍に配備し、そこから吹き
出される空気噴流(他種気体も可)ARによって物品群
Wの重なり状態をほぐしても良い。なお、破線100
は、エアガンAG採用時にロボットコントローラ20ま
たは30とエアガンAGを結ぶケーブル100を表わし
ている。エアガンAGは、ロボットコントローラ20ま
たは30からの指令で動作するもので、加振装置1と併
用(切換作動、同時作動など)されても良く、また、加
振装置1に代わるほぐし手段として用いられても良い。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、従来はロボットによる
把持ピックアップ作業を開始する前に必要であった物品
の整列乃至位置決めが不要となるため、物品の整列乃至
位置決めのために人手や専用の機構を省くことが出来
る。その結果、作業効率や経済コストの面を大きな利点
が得られる。
把持ピックアップ作業を開始する前に必要であった物品
の整列乃至位置決めが不要となるため、物品の整列乃至
位置決めのために人手や専用の機構を省くことが出来
る。その結果、作業効率や経済コストの面を大きな利点
が得られる。
【図1】ボルト群の重なり状態を例示した図である。
【図2】図1に示したボルト群について、個別ボルトの
整列乃至位置決めがなされた状態を例示した図である。
整列乃至位置決めがなされた状態を例示した図である。
【図3】第1実施形態において使用されるシステムの全
体配置の概略を示したものである。
体配置の概略を示したものである。
【図4】図3に示したシステムのやや詳細な構成を要部
ブロックで示したものである。
ブロックで示したものである。
【図5】第1実施形態におけるピックアップのための処
理の概要を記したフローチャートである。
理の概要を記したフローチャートである。
【図6】孤立ボルトの探索について説明する図である。
【図7】第2実施形態において使用されるシステムの全
体配置の概略を示したものである。
体配置の概略を示したものである。
【図8】図7に示したシステムのやや詳細な構成を要部
ブロックで示したものである。
ブロックで示したものである。
【図9】第2実施形態におけるピックアップのための処
理の概要を記したフローチャートである。
理の概要を記したフローチャートである。
【図10】投光器のスポット光でトレイ上を平面的に走
査する様子を表わした図である。
査する様子を表わした図である。
【図11】ボルト群の占有面積について説明するための
図である。
図である。
【図12】ボルト群の頂上の高さについて説明するため
の図である。
の図である。
【図13】頂上から延びる尾根の周辺をスポット光で走
査する様子と、最上ボルトの位置ずれについて説明する
ための図である。
査する様子と、最上ボルトの位置ずれについて説明する
ための図である。
【図14】ロボットによる搖動刺激印加について説明す
る図である。
る図である。
【図15】ロボットに支持した刺激印加具による重なり
状態のほぐし動作について説明する図である。
状態のほぐし動作について説明する図である。
1 加振装置 2、RB ロボット本体(手先部) 3 ハンド 4 CCDカメラ 10 画像処理装置 11 CPU(画像処理装置) 12 フレームメモリ 13 コントロールソフトメモリ 14 プログラムメモリ 15 データメモリ 16 カメラインタフェース 17 画像処理プロセッサ 18 通信インタフェース(画像処理装置) 19 モニタインターフェイス 20 ロボットコントローラ 21、31 CPU(ロボットコントローラ) 22、32 メモリ(ROM) 23、33 メモリ(RAM) 24、34 不揮発性メモリ 25、35 ディジタルザーボ回路 26、36 教示操作盤 27 通信インターフェイス(ロボットコントローラ) 40 投光器 41 レーザ光源 42、43 偏向器 50 PSD 60 投光駆動/信号処理装置 61 投光駆動部 62 PSD出力信号処理部 100 エアガン配備時にエアガンとロボットコントロ
ーラを結ぶケーブル A、B 孤立ボルト(画像) AG エアガン AR 空気噴流 BS1 バス(画像処理装置) BS、BS2 バス(ロボットコントローラ) F 刺激印加具 H 最上ボルト I ボルトHがピックアップされた後の最上ボルト PL トレイのボルト載置面 TR トレイ W ボルト群(ワーク群) W1〜W5 ボルト(ワーク)
ーラを結ぶケーブル A、B 孤立ボルト(画像) AG エアガン AR 空気噴流 BS1 バス(画像処理装置) BS、BS2 バス(ロボットコントローラ) F 刺激印加具 H 最上ボルト I ボルトHがピックアップされた後の最上ボルト PL トレイのボルト載置面 TR トレイ W ボルト群(ワーク群) W1〜W5 ボルト(ワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴 一訓 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 組谷 英俊 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 ロボットと、物品載置手段と、前記物品
載置手段上に重なり状態で置かれた物品群に物理的作用
を及ぼして前記重なり状態をほぐす機能を有するほぐし
手段と、前記物品載置手段上の物品群を探索して前記ロ
ボットによる把持が可能な少なくとも一つの把持可能物
品を予め定められた判定基準に基づいて見つけ出し、前
記把持可能物品の位置に関するデータを取得する視覚セ
ンサを備え、 前記ロボットは、前記把持可能物品の位置に関するデー
タを利用して、前記把持可能物品を把持して取り上げる
ように動作する、物品ピックアップ装置。 - 【請求項2】 ロボットと、物品載置手段と、前記物品
載置手段上に重なり状態で置かれた物品群に物理的作用
を及ぼして前記重なり状態をほぐす機能を有するほぐし
手段と、前記物品載置手段上の物品群を探索して前記ロ
ボットによる把持が可能な少なくとも一つの把持可能物
品を予め定められた判定基準に基づいて見つけ出し、前
記把持可能物品の位置に関するデータを取得する2次元
視覚センサを備え、 前記ロボットは、前記把持可能物品の位置に関するデー
タを利用して、前記把持可能物品を把持して取り上げる
ように動作する、物品ピックアップ装置。 - 【請求項3】 前記判定基準が、孤立物品を把持可能物
品とみなすものである、請求項1に記載された物品ピッ
クアップ装置。 - 【請求項4】 前記判定基準が、孤立物品を把持可能物
品とみなすものである、請求項2に記載された物品ピッ
クアップ装置。 - 【請求項5】 ロボットと、物品載置手段と、前記物品
載置手段上に重なり状態で置かれた物品群に物理的作用
を及ぼして前記重なり状態をほぐす機能を有するほぐし
手段と、前記物品載置手段上の物品群を探索して前記ロ
ボットによる把持が可能な少なくとも一つの把持可能物
品を予め定められた判定基準に基づいて見つけ出し、前
記把持可能物品の位置に関するデータを取得する3次元
視覚センサを備え、 前記ロボットは、前記把持可能物品の位置に関するデー
タを利用して、前記把持可能物品を把持して取り上げる
ように動作する、物品ピックアップ装置。 - 【請求項6】 前記判定基準が、孤立物品または数個以
下の接触し合った物品からなる孤立小集合には把持可能
物品が含まれているとみなすものである、請求項1に記
載された物品ピックアップ装置。 - 【請求項7】 前記判定基準が、孤立物品または数個以
下の接触し合った物品からなる孤立小集合には把持可能
物品が含まれているとみなすものである、請求項2に記
載された物品ピックアップ装置。 - 【請求項8】 前記判定基準が、孤立物品または数個以
下の接触し合った物品からなる孤立小集合には把持可能
物品が含まれているとみなすものである、請求項5に記
載された物品ピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記物理的作用が搖動刺激である、請求
項1〜請求項8のいずれか1項に記載された物品ピック
アップ装置。 - 【請求項10】 前記物理的作用が搖動刺激であり、前
記ほぐし手段は前記載置手段を搖動させる加振装置を含
んでいる、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載さ
れた物品ピックアップ装置。 - 【請求項11】 前記物理的作用が搖動刺激であり、前
記ほぐし手段は前記前記載置手段を搖動する動作を教示
されたロボットを含んでいる、請求項1〜請求項8のい
ずれか1項に記載された物品ピックアップ装置。 - 【請求項12】 前記ほぐし手段は、刺激印加具を支持
するとともに、前記刺激印加具が重なり状態にある前記
物品群に接触して前記重なり状態をほぐすための動作が
教示されたロボットを含む、請求項1〜請求項8のいず
れか1項に記載された物品ピックアップ装置。 - 【請求項13】 前記ほぐし手段は、気体噴流の作用に
よって前記重なり状態をほぐす気体噴出装置を含んでい
る、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載された物
品ピックアップ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125368A JPH11300670A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 物品ピックアップ装置 |
US09/295,364 US6328523B1 (en) | 1998-04-21 | 1999-04-21 | Apparatus for picking up articles using a vision controlled robot |
EP99303077A EP0951968A3 (en) | 1998-04-21 | 1999-04-21 | Article picking-up apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125368A JPH11300670A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 物品ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300670A true JPH11300670A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14908410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10125368A Pending JPH11300670A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 物品ピックアップ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6328523B1 (ja) |
EP (1) | EP0951968A3 (ja) |
JP (1) | JPH11300670A (ja) |
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CN109040680A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-18 | 昆山睿力得软件技术有限公司 | 一种用于产品装配的视觉引导系统 |
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KR20190104599A (ko) * | 2017-01-16 | 2019-09-10 | 타이코 일렉트로닉스 (상하이) 컴퍼니 리미티드 | 다이어프램을 공급하기 위한 시스템 및 방법 |
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JPWO2021053750A1 (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | ||
JP2021062457A (ja) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | トヨタ紡織株式会社 | ピッキング装置 |
JP2021082842A (ja) * | 2021-02-26 | 2021-05-27 | 株式会社Fuji | ピックアップ装置 |
JP2024003536A (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | ヤマハ発動機株式会社 | ピッキング装置 |
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