[go: up one dir, main page]

JPH11290906A - 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents

電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法

Info

Publication number
JPH11290906A
JPH11290906A JP11601798A JP11601798A JPH11290906A JP H11290906 A JPH11290906 A JP H11290906A JP 11601798 A JP11601798 A JP 11601798A JP 11601798 A JP11601798 A JP 11601798A JP H11290906 A JPH11290906 A JP H11290906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cold rolling
thickness
low
temperature cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11601798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneshige Yamamoto
兼滋 山本
Toshio Saito
寿雄 斎藤
Akihiro Yamaguchi
昭弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Foil Manufacturing Co Ltd filed Critical Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11601798A priority Critical patent/JPH11290906A/ja
Publication of JPH11290906A publication Critical patent/JPH11290906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング開始時においては反応性が良好
で、エッチングがアルミニウム箔の内部に進行するにし
たがって、反応が緩やかになるようにし、もって、エッ
チピットの合体を防止し、表面積の十分な拡大を図りう
る電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を提供する。 【解決手段】 アルミニウム純度が99.9重量%以上
のアルミニウム板を準備する。このアルミニウム板に、
複数回の冷間圧延を施して、電解コンデンサ電極用アル
ミニウム箔を製造する。複数回の冷間圧延は、温度30
℃以上で80℃未満で行なう低温冷間圧延と、温度80
℃以上で150℃未満で行なう高温冷間圧延とを組み合
わせて行なう。そして、低温冷間圧延における総圧下率
を20%以上で99%以下とし、高温冷間圧延における
総圧下率を1%以上で80%以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量の高い電
解コンデンサ用電極箔を得ることのできる電解コンデン
サ電極用アルミニウム箔の製造方法に関し、特に、交流
エッチング法で静電容量の高い陰極用箔又は陽極低圧用
箔を得ることのできる電解コンデンサ電極用アルミニウ
ム箔の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電解コンデンサ用電極箔を製
造するためには、電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
にエッチング処理を施し、箔表面に微細な孔を多数形成
して、箔表面の表面積を拡大することが行なわれてい
る。この表面積の拡大は、電解コンデンサ用電極箔の静
電容量を高めるためには、最も有効な方法である。従っ
て、高静電容量の電解コンデンサ用電極箔を得るために
は、エッチング特性の良好な電解コンデンサ電極用アル
ミニウム箔を使用して製造する必要がある。一方、エッ
チング処理としては、使用耐電圧に適したエッチピット
が得られるように、種々のエッチング方法が採用されて
いる。例えば、陽極低圧用箔或いは陰極用箔には海綿状
のエッチピットが形成されているのが好ましく、現在の
ところ、交流エッチング法が汎く採用されている。
【0003】どのような電解コンデンサ電極用アルミニ
ウム箔が、良好なエッチング特性を示すかについて、従
来より種々検討が行なわれている。そして、一般的に
は、転位密度の大きいアルミニウム箔或いは析出物の多
いアルミニウム箔は、エッチング開始時における反応性
が良好であることが知られている。しかし、一方、この
ようなアルミニウム箔は、反応性が高すぎるため、エッ
チングが進行するにしたがって、一旦表面に形成された
エッチピットが合体して、表面積が減少してしまうこと
も知られている。従って、転位密度或いは析出物の量
を、一定の範囲でうまく制御しないと、エッチング開始
時の反応性が不良となったり、又はエッチング進行時に
エッチピットが合体するということがあった(特開平2
−77566号公報,特開昭63−3030400号公
報及び特開平2−200749号公報)。しかしなが
ら、転位密度や析出物の量はバラツキやすく、このよう
な制御はなかなか困難で、常に高静電容量の電極箔を得
ることは難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ア
ルミニウム箔の表層部では比較的転位密度を大きくし、
或いは析出物の量を多くし、アルミニウム箔の内部では
比較的転位密度を小さくし、或いは析出物の量を少なく
することによって、エッチング開始時においては反応性
が良好で、エッチングがアルミニウム箔の内部に向けて
進行するにしたがって緩やかとなり、もって、エッチピ
ットの合体を防止し、表面積の十分な拡大を図りうる電
解コンデンサ電極用アルミニウム箔を提供しようという
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、アルミ
ニウム純度が99.9重量%以上のアルミニウム板に、
複数回の冷間圧延を施して、電解コンデンサ電極用アル
ミニウム箔を製造する方法において、温度30℃以上で
80℃未満で行なう低温冷間圧延と、温度80℃以上で
150℃未満で行なう高温冷間圧延とを組み合わせて、
前記複数回の冷間圧延を施し、該低温冷間圧延における
総圧下率は20%以上で99%以下とし、該高温冷間圧
延における総圧下率は1%以上で80%以下とすること
を特徴とする電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製
造方法に関するものである。
【0006】
【用語の説明】「低温冷間圧延」とは、温度30℃以上
で80℃未満で行なう冷間圧延のことである。なお、こ
こで言う温度は、冷間圧延を終えた後の板(箔)の温度
のことである。「高温冷間圧延」とは、温度80℃以上
で150℃未満で行なう冷間圧延のことである。また、
温度の意味は、前記したとおりである。「低温冷間圧延
における総圧下率」とは、低温冷間圧延及び高温冷間圧
延で減少した厚みに対する、低温冷間圧延で減少した厚
みの割合を百分率で示したものである。「高温冷間圧延
における総圧下率」とは、低温冷間圧延及び高温冷間圧
延で減少した厚みに対する、高温冷間圧延で減少した厚
みの割合を百分率で示したものである。
【0007】まず、本発明おいては、アルミニウム純度
が99.9重量%以上のアルミニウム板を準備する。こ
のようなアルミニウム板は、純度99.9重量%以上の
アルミニウム鋳塊に、従来公知の方法で、均質化処理や
熱間圧延等を施して、得ることができる。アルミニウム
板の純度が99.9重量%未満であると、相対的に不純
物が多くなって、いかに各不純物元素の析出を表層部に
集積させながらアルミニウム箔を得ても、アルミニウム
箔内部での析出物の量を少なくすることが難しくなっ
て、エッチング開始後におけるエッチング進行が激し
く、過溶解によるエッチピットの合体が起こりやすくな
る。従って、エッチングによって、アルミニウム箔の表
面積の拡大を十分に図ることができず、高静電容量の電
解コンデンサ電極箔が得られにくくなる。
【0008】本発明においては、純度99.9重量%以
上のアルミニウム板に、複数回の冷間圧延を施す。複数
回の冷間圧延は、温度30℃以上で80℃未満で行なう
低温冷間圧延と、温度80℃以上で150℃未満で行な
う高温冷間圧延を組み合わせて行なう。例えば、低温冷
間圧延を4回施し、高温冷間圧延を3回施して、7回の
冷間圧延を施すというような要領である。低温冷間圧延
は、主として、アルミニウム箔の表層部における転位密
度を増加させるため、一方、高温冷間圧延は、アルミニ
ウム箔の内部における転移密度を減少させるために施さ
れる。表層部と内部における析出物は、高温冷間圧延と
低温冷間圧延の組み合わせ、各々の総圧下率、及び場合
によりその順序によって、適宜制御することができる。
【0009】低温冷間圧延は、温度30℃以上で80℃
未満で行なわれる。温度を30℃未満にするためには、
アルミニウム板或いは箔を極端に冷却しなければなら
ず、実用的ではない。温度が80℃以上となると、アル
ミニウム板或いは箔の表層部において、転位密度が増加
しにくくなるので、好ましくない。また、低温冷間圧延
における総圧下率は、20%以上で99%以下である。
低温冷間圧延における総圧下率が20%未満であると、
アルミニウム板或いは箔の表層部において、転位密度を
増加させにくくなる。一方、低温冷間圧延における総圧
下率が99%を超えると、その後に高温冷間圧延を施し
た場合、表層部に過剰に析出物が集積するので、好まし
くない。
【0010】また、高温冷間圧延は、温度80℃以上で
150℃未満で行なわれる。温度が80℃未満になる
と、アルミニウム板或いは箔の内部において、転位密度
を減少させにくくなる。温度が150℃以上となると、
アルミニウム板或いは箔が軟化する恐れがあり、また、
直前で比較的圧下率の低い低温冷間圧延を行っていた場
合には、アルミニウム板或いは箔の表層部において、析
出物の量が少なくなるので、好ましくない。また、高温
冷間圧延における総圧下率は、1%以上で80%以下で
ある。高温冷間圧延における総圧下率が1%未満である
と、アルミニウム箔或いは板の内部において、析出物の
量が多くなり、エッチング進行が激しくなりすぎて、エ
ッチピットの合体を生じやすくなるため、好ましくな
い。高温冷間圧延における総圧下率が80%を超える
と、アルミニウム箔或いは板の表層部において、転位密
度が減少し、エッチング開始時における反応性が乏しく
なるため、好ましくない。
【0011】本発明において、低温冷間圧延と高温冷間
圧延とは、どのような順序で施しても良いし、その回数
も任意である。しかしながら、一般的に、最初に低温冷
間圧延を施した後、高温冷間圧延を施すのが好ましい。
例えば、少なくとも1回以上の低温冷間圧延を施して、
その後、高温冷間圧延を施すのが好ましい。このとき、
少なくとも1回以上の低温冷間圧延における圧下率は、
25%以上で99%以下であるのが好ましい。この圧下
率が25%未満であると、後の高温冷間圧延において、
アルミニウム板或いは箔の表層部における転位密度が適
度に減少しにくくなる傾向が生じる。また、この圧下率
が99%を超えると、表層部に過剰に析出物が集積して
くるので、好ましくない。
【0012】以上のとおり、純度99.9重量%以上の
アルミニウム板に、低温冷間圧延及び高温冷間圧延を組
み合わせながら、複数回の冷間圧延を施すことにより、
所望厚さの電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得る
ことができる。そして、このアルミニウム箔には、一般
的に、最終焼鈍を施すことなく(最終焼鈍を施すと、低
温冷間圧延及び高温冷間圧延で形成される金属組織が消
失してしまう恐れがある。)、交流エッチング処理等を
施して、電解コンデンサ電極箔とすることができるので
ある。
【0013】
【実施例】実施例1 99.98重量%Al純度のアルミニウム鋳塊(厚さ4
00mm)に、560℃×15時間の条件で均質化処理
を施した後、熱間圧延を開始し、230℃で熱間圧延を
終了して、厚さ6mmのアルミニウム板を得た。このア
ルミニウム板に、温度75℃で1回の低温冷間圧延を施
し、厚さ3mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミ
ニウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施し
た。即ち、第1回高温冷間圧延は温度105℃で厚さを
1.5mmとし、第2回高温冷間圧延は温度110℃で
厚さを0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度96
℃で厚さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温
度84℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧
延は温度88℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温
冷間圧延は温度103℃で厚さを0.09mmとした。
以上のようにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ
電極用アルミニウム箔を得た。そして、以下の条件でエ
ッチング処理及び化成処理を施して、以下に示す条件で
静電容量(CV積)を測定した。そして、この結果を表
1に示した。また、エッチング処理後に急速加熱を施し
た場合のアルミニウム箔の引張強さ(N/mm2)も、
以下の方法で測定し、その結果を表1に示した。
【0014】[エッチング処理]:12重量%塩酸+1
重量%硫酸水溶液(温度333K)中にアルミニウム箔
を浸漬し、60Hz.で0.4A/cm2の正弦波交流
を用いて、第一次エッチングを1分間施した。この後、
8重量%塩酸+0.1重量%硫酸水溶液(温度303
K)中に、第一次エッチング処理したアルミニウム箔を
浸漬し、60Hz.で0.3A/cm2の正弦波交流を
用いて、第二次エッチングを5分間施し、エッチング処
理を終了した。 [化成処理]:エッチング処理を終えたアルミニウム箔
から、巾1cm×長さ5cmの大きさの試料片を採取
し、この試料片を、13重量%アジピン酸アンモニウム
水溶液(温度353K)中に浸漬し、対向電極としてS
US 304を用いて、20Vで15分間の条件で、化
成処理を行なった。
【0015】[静電容量]:化成処理を終えたアルミニ
ウム箔製電解コンデンサ電極箔(大きさは、巾1cm×
長さ5cm)1枚を、13重量%アジピン酸アンモニウ
ム水溶液(温度303K)中に浸漬し、対向電極として
静電容量が40000μF以上のエッチドアルミニウム
箔を用いて、120Hz.の直列等価回路でLCRメー
ターを用いて静電容量(CV積)を測定した。 [引張強さ]:エッチング処理を終えたアルミニウム箔
を、大気中で450℃×1分間の条件で加熱処理を施し
た。この加熱処理後におけるアルミニウム箔の引張強さ
(N/mm2)を、インストロン型万能引張試験機によ
り測定した。
【0016】
【表1】
【0017】実施例2 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度77℃で1回の低温冷間圧延を施し、厚さ
3.35mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミニ
ウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施した。
即ち、第1回高温冷間圧延は温度80℃で厚さを1.5
mmとし、第2回高温冷間圧延は温度92℃で厚さを
0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度96℃で厚
さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度10
8℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧延は
温度112℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温冷
間圧延は温度85℃で厚さを0.09mmとした。以上
のようにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極
用アルミニウム箔を得た。
【0018】実施例3 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度74℃で1回の低温冷間圧延を施し、厚さ
3.65mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミニ
ウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施した。
即ち、第1回高温冷間圧延は温度90℃で厚さを1.5
mmとし、第2回高温冷間圧延は温度88℃で厚さを
0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度85℃で厚
さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度88
℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧延は温
度96℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温冷間圧
延は温度103℃で厚さを0.09mmとした。以上の
ようにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用
アルミニウム箔を得た。
【0019】実施例4 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度72℃で1回の低温冷間圧延を施し、厚さ
3.93mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミニ
ウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施した。
即ち、第1回高温冷間圧延は温度88℃で厚さを1.5
mmとし、第2回高温冷間圧延は温度90℃で厚さを
0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度95℃で厚
さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度96
℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧延は温
度87℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温冷間圧
延は温度82℃で厚さを0.09mmとした。以上のよ
うにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用ア
ルミニウム箔を得た。
【0020】実施例5 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度70℃で1回の低温冷間圧延を施し、厚さ
4.52mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミニ
ウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施した。
即ち、第1回高温冷間圧延は温度86℃で厚さを2.5
mmとし、第2回高温冷間圧延は温度89℃で厚さを
0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度92℃で厚
さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度94
℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧延は温
度98℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温冷間圧
延は温度83℃で厚さを0.09mmとした。以上のよ
うにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用ア
ルミニウム箔を得た。
【0021】実施例6 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度68℃で1回の低温冷間圧延を施し、厚さ
4.52mmのアルミニウム薄板を得た。このアルミニ
ウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施した。
即ち、第1回高温冷間圧延は温度81℃で厚さを2.5
mmとし、第2回高温冷間圧延は温度87℃で厚さを
0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度93℃で厚
さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度95
℃で厚さを0.21mmとし、第5回高温冷間圧延は温
度97℃で厚さを0.13mmとし、第6回高温冷間圧
延は温度82℃で厚さを0.09mmとした。以上のよ
うにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用ア
ルミニウム箔を得た。
【0022】実施例7 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度64℃で1回の低温冷間圧延(第1回低温冷
間圧延)を施し、厚さ3.0mmのアルミニウム薄板を
得た。このアルミニウム薄板に、次の要領で3回の高温
冷間圧延を施した。即ち、第1回高温冷間圧延は温度8
6℃で厚さを1.5mmとし、第2回高温冷間圧延は温
度90℃で厚さを0.7mmとし、第3回高温冷間圧延
は温度92℃で厚さを0.35mmとした。このあと、
更に、次の要領で3回の冷間圧延を施した。即ち、第2
回低温冷間圧延は温度70℃で厚さを0.21mmと
し、第3回低温冷間圧延は温度74℃で厚さを0.13
mmとし、第4回低温冷間圧延は温度65℃で厚さを
0.09mmとした。以上のようにして、厚さ0.09
mmの電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0023】実施例8 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度61℃で1回の低温冷間圧延(第1回低温冷
間圧延)を施し、厚さ3.0mmのアルミニウム薄板を
得た。このアルミニウム薄板に、温度85℃で第1回高
温冷間圧延を施し、その厚さを1.55mmとし、更に
続けて温度90℃で第2回高温冷間圧延を施し、その厚
さを0.68mmとした。このあと、次の要領で4回の
低温冷間圧延を施した。即ち、第2回低温冷間圧延は温
度63℃で厚さを0.35mmとし、第3回低温冷間圧
延は温度67℃で厚さを0.21mmとし、第4回低温
冷間圧延は温度68℃で厚さを0.13mmとし、第5
回低温冷間圧延は温度65℃で厚さを0.09mmとし
た。以上のようにして、厚さ0.09mmの電解コンデ
ンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0024】実施例9 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度67℃で第1回低温冷間圧延を施し厚さ3.
0mmとし、続けて温度77℃で第2回低温冷間圧延を
施し厚さ1.5mmのアルミニウム薄板を得た。このア
ルミニウム薄板に、次の要領で5回の高温冷間圧延を施
した。即ち、第1回高温冷間圧延は温度89℃で厚さを
0.7mmとし、第2回高温冷間圧延は温度92℃で厚
さを0.35mmとし、第3回高温冷間圧延は温度95
℃で厚さを0.21mmとし、第4回高温冷間圧延は温
度104℃で厚さを0.13mmとし、第5回高温冷間
圧延は温度80℃で厚さを0.09mmとした。以上の
ようにして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用
アルミニウム箔を得た。
【0025】実施例10 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度66℃で第1回低温冷間圧延を施し、厚さ
3.0mmとし、続けて温度70℃で第2回低温冷間圧
延を施して、厚さ1.42mmのアルミニウム薄板を得
た。このアルミニウム薄板に、温度90℃で1回の高温
冷間圧延を施し、その厚さを0.70mmとした。更
に、次の要領で4回の低温冷間圧延を施した。即ち、第
3回低温冷間圧延は温度77℃で厚さを0.35mmと
し、第4回低温冷間圧延は温度75℃で厚さを0.21
mmとし、第5回低温冷間圧延は温度78℃で厚さを
0.13mmとし、第6回低温冷間圧延は温度78℃で
厚さを0.09mmとした。以上のようにして、厚さ
0.09mmの電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を
得た。
【0026】実施例11 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、次の要領で4回の低温冷間圧延を施した。即ち、
第1回低温冷間圧延は温度61℃で厚さを3.0mmと
し、第2回低温冷間圧延は温度63℃で厚さを1.55
mmとし、第3回低温冷間圧延は温度67℃で厚さを
0.68mmとし、第4回低温冷間圧延は温度68℃で
厚さを0.35mmとした。以上のようにして、厚さ
0.35mmのアルミニウム薄板を得た後、更に次の要
領で3回の高温冷間圧延を施した。即ち、第1回高温冷
間圧延は温度88℃で厚さを0.21mmとし、第2回
高温冷間圧延は温度95℃で厚さを0.13mmとし、
第3回高温冷間圧延は温度82℃で厚さを0.09mm
とした。以上のようにして、厚さ0.09mmの電解コ
ンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0027】実施例12 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、次の要領で5回の低温冷間圧延を施した。即ち、
第1回低温冷間圧延は温度63℃で厚さを3.0mmと
し、第2回低温冷間圧延は温度66℃で厚さを1.5m
mとし、第3回低温冷間圧延は温度68℃で厚さを0.
7mmとし、第4回低温冷間圧延は温度68℃で厚さを
0.35mmとし、第5回低温冷間圧延は温度62℃で
厚さを0.21mmとした。以上のようにして、厚さ
0.21mmのアルミニウム薄板を得た後、更に次の要
領で2回の高温冷間圧延を施した。即ち、第1回高温冷
間圧延は温度92℃で厚さを0.13mmとし、第2回
高温冷間圧延は温度80℃で厚さを0.09mmとし
た。以上のようにして、厚さ0.09mmの電解コンデ
ンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0028】実施例13 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、次の要領で6回の低温冷間圧延を施した。即ち、
第1回低温冷間圧延は温度62℃で厚さを3.0mmと
し、第2回低温冷間圧延は温度63℃で厚さを1.42
mmとし、第3回低温冷間圧延は温度67℃で厚さを
0.70mmとし、第4回低温冷間圧延は温度69℃で
厚さを0.35mmとし、第5回低温冷間圧延は温度7
2℃で厚さを0.21mmとし、第6回低温冷間圧延は
温度74℃で厚さを0.13mmとした。その後、温度
85℃で1回の高温冷間圧延を施し、その厚さを0.0
9mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0029】実施例14 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度61℃で1回の低温冷間圧延(第1回低温冷
間圧延)を施し、厚さ3.0mmのアルミニウム薄板を
得た。このアルミニウム薄板に、温度88℃で1回の高
温冷間圧延を施して、その厚さを2.91mmとした。
この後、次の要領で5回の低温冷間圧延を施した。即
ち、第2回低温冷間圧延は温度70℃で厚さを1.45
mmとし、第3回低温冷間圧延は温度64℃で厚さを
0.35mmとし、第4回低温冷間圧延は温度68℃で
厚さを0.21mmとし、第5回低温冷間圧延は温度6
5℃で厚さを0.13mmとし、第6回低温冷間圧延は
温度63℃で厚さを0.09mmとした。以上のように
して、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用アルミ
ニウム箔を得た。
【0030】実施例15 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、温度62℃で1回の低温冷間圧延(第1回低温冷
間圧延)を施し、厚さ3.4mmのアルミニウム薄板を
得た。このアルミニウム薄板に、温度85℃で1回の高
温冷間圧延を施して、その厚さを3.29mmとした。
この後、次の要領で5回の低温冷間圧延を施した。即
ち、第2回低温冷間圧延は温度66℃で厚さを0.7m
mとし、第3回低温冷間圧延は温度67℃で厚さを0.
35mmとし、第4回低温冷間圧延は温度73℃で厚さ
を0.21mmとし、第5回低温冷間圧延は温度75℃
で厚さを0.13mmとし、第6回低温冷間圧延は温度
64℃で厚さを0.09mmとした。以上のようにし
て、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用アルミニ
ウム箔を得た。
【0031】比較例1 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、低温冷間圧延は施さずに、次の要領で7回の高温
冷間圧延を施した。即ち、第1回高温冷間圧延は温度8
0℃で厚さを3.0mmとし、第2回高温冷間圧延は温
度83℃で厚さを1.5mmとし、第3回高温冷間圧延
は温度86℃で厚さを0.70mmとし、第4回高温冷
間圧延は温度90℃で厚さを0.35mmとし、第5回
高温冷間圧延は温度89℃で厚さを0.21mmとし、
第6回高温冷間圧延は温度96℃で厚さを0.13mm
とし、第7回高温冷間圧延は温度80℃で厚さを0.0
9mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0032】比較例2 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、高温冷間圧延は施さずに、次の要領で7回の低温
冷間圧延を施した。即ち、第1回低温冷間圧延は温度6
5℃で厚さを3.0mmとし、第2回低温冷間圧延は温
度68℃で厚さを1.5mmとし、第3回低温冷間圧延
は温度72℃で厚さを0.7mmとし、第4回低温冷間
圧延は温度74℃で厚さを0.35mmとし、第5回低
温冷間圧延は温度77℃で厚さを0.21mmとし、第
6回低温冷間圧延は温度78℃で厚さを0.13mmと
し、第7回低温冷間圧延は温度67℃で厚さを0.09
mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの電
解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0033】比較例3 実施例1の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウム
板に、高温冷間圧延は施さずに、次の要領で7回の低温
冷間圧延を施した。即ち、第1回低温冷間圧延は温度6
2℃で厚さを3.0mmとし、第2回低温冷間圧延は温
度64℃で厚さを1.5mmとし、第3回低温冷間圧延
は温度68℃で厚さを0.7mmとし、第4回低温冷間
圧延は温度72℃で厚さを0.35mmとし、第5回低
温冷間圧延は温度61℃で厚さを0.21mmとし、第
6回低温冷間圧延は温度57℃で厚さを0.13mmと
し、第7回低温冷間圧延は温度52℃で厚さを0.09
mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの電
解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0034】以上のようにして得られた実施例2〜15
に係る各電解コンデンサ電極用アルミニウム箔、及び比
較例1〜3に係る各電解コンデンサ電極用アルミニウム
箔に、実施例1と同一の条件でエッチング処理及び化成
処理を施した後、実施例1と同一の条件で静電容量を測
定し、その結果を表1に示した。また、実施例1と同一
の条件で引張強さも測定し、その結果を表1に示した。
【0035】実施例16 99.92重量%Al純度のアルミニウム鋳塊(厚さ4
00mm)に、520℃×25時間の条件で均質化処理
を施した後、熱間圧延を開始し、230℃で熱間圧延を
終了して、厚さ6mmのアルミニウム板を得た。このア
ルミニウム板に、温度70℃で1回の低温冷間圧延を施
し、厚さ4.52mmのアルミニウム薄板を得た。この
アルミニウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を
施した。即ち、第1回高温冷間圧延は温度86℃で厚さ
を2.5mmとし、第2回高温冷間圧延は温度89℃で
厚さを0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度92
℃で厚さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温
度94℃で厚さを0.21mmとし、第5回冷間圧延は
温度98℃で厚さを0.13mmとし、第6回冷間圧延
は温度83℃で厚さを0.09mmとした。以上のよう
にして、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用アル
ミニウム箔を得た。そして、以下の条件でエッチング処
理及び化成処理を施して、静電容量(CV積)を測定し
た。そして、この結果を表2に示した。また、エッチン
グ処理後に急速加熱を施した場合のアルミニウム箔の引
張強さ(N/mm2)の結果も、表2に示した。なお、
静電容量及び引張強さの測定条件は、実施例1で採用し
た条件と同一である。
【0036】[エッチング処理]:12重量%塩酸+1
重量%硫酸水溶液(温度333K)中にアルミニウム箔
を浸漬し、60Hz.で0.6A/cm2の正弦波交流
を用いて、第一次エッチングを30秒間施した。この
後、8重量%塩酸+0.1重量%硫酸水溶液(温度30
3K)中に、第一次エッチング処理したアルミニウム箔
を浸漬し、60Hz.で0.4A/cm2の正弦波交流
を用いて、第二次エッチングを120秒間施し、エッチ
ング処理を終了した。 [化成処理]:エッチング処理を終えたアルミニウム箔
から、巾1cm×長さ5cmの大きさの試料片を採取
し、この試料片を、13重量%アジピン酸アンモニウム
水溶液(温度353K)中に浸漬し、対向電極としてS
US 304を用いて、3Vで15分間の条件で、化成
処理を行なった。
【0037】
【表2】
【0038】実施例17 実施例16と同一の方法で得られた厚さ6mmのアルミ
ニウム板に、温度68℃で1回の低温冷間圧延を施し、
厚さ4.52mmのアルミニウム薄板を得た。このアル
ミニウム薄板に、次の要領で6回の高温冷間圧延を施し
た。即ち、第1回高温冷間圧延は温度81℃で厚さを
2.5mmとし、第2回高温冷間圧延は温度87℃で厚
さを0.7mmとし、第3回高温冷間圧延は温度93℃
で厚さを0.35mmとし、第4回高温冷間圧延は温度
95℃で厚さを0.21mmとし、第5回冷間圧延は温
度97℃で厚さを0.13mmとし、第6回冷間圧延は
温度82℃で厚さを0.09mmとした。以上のように
して、厚さ0.09mmの電解コンデンサ電極用アルミ
ニウム箔を得た。
【0039】比較例4 実施例16の方法で得られた厚さ6mmのアルミニウム
板に、低温冷間圧延は施さずに、次の要領で7回の高温
冷間圧延を施した。即ち、第1回高温冷間圧延は温度8
0℃で厚さを3.0mmとし、第2回高温冷間圧延は温
度83℃で厚さを1.5mmとし、第3回高温冷間圧延
は温度86℃で厚さを0.70mmとし、第4回高温冷
間圧延は温度90℃で厚さを0.35mmとし、第5回
高温冷間圧延は温度89℃で厚さを0.21mmとし、
第6回高温冷間圧延は温度96℃で厚さを0.13mm
とし、第7回高温冷間圧延は温度80℃で厚さを0.0
9mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0040】比較例5 実施例16の方法で得られた、厚さ6mmのアルミニウ
ム板に、高温冷間圧延は施さずに、次の要領で7回の低
温冷間圧延を施した。即ち、第1回低温冷間圧延は温度
66℃で厚さを3.0mmとし、第2回低温冷間圧延は
温度70℃で厚さを1.5mmとし、第3回低温冷間圧
延は温度71℃で厚さを0.7mmとし、第4回低温冷
間圧延は温度75℃で厚さを0.35mmとし、第5回
低温冷間圧延は温度76℃で厚さを0.21mmとし、
第6回低温冷間圧延は温度78℃で厚さを0.13mm
とし、第7回低温冷間圧延は温度67℃で厚さを0.0
9mmとした。以上のようにして、厚さ0.09mmの
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を得た。
【0041】以上のようにして得られた実施例17に係
る電解コンデンサ電極用アルミニウム箔、比較例4及び
5に係る各電解コンデンサ電極用アルミニウム箔に、実
施例16と同一の条件でエッチング処理及び化成処理を
施した後、実施例1と同一の条件で静電容量を測定し、
その結果を表2に示した。また、実施例1と同一の条件
で引張強さも測定し、その結果を表2に示した。
【0042】実施例1〜15と比較例1〜3とを対比す
れば明らかなとおり、低温冷間圧延と高温冷間圧延とを
特定の態様で組み合わせて得られた、実施例に係る電解
コンデンサ電極用アルミニウム箔を用いれば、高静電容
量の電極箔が得られることが分かる。また、エッチング
後の加熱処理によって、アルミニウム箔の引張強さが向
上していることが分かる。また、実施例16及び17と
比較例4及び5とを対比した場合も、上記と同様のこと
が分かる。
【0043】
【作用及び発明の効果】以上、実施例で実証したよう
に、特定の総圧下率で行なう低温冷間圧延と、特定の総
圧下率で行なう高温冷間圧延とを組み合わせて得られた
電解コンデンサ電極用アルミニウム箔は、エッチング特
性に優れているため、高静電容量を持つ電極箔を得るこ
とができるという効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム純度が99.9重量%以上
    のアルミニウム板に、複数回の冷間圧延を施して、電解
    コンデンサ電極用アルミニウム箔を製造する方法におい
    て、温度30℃以上で80℃未満で行なう低温冷間圧延
    と、温度80℃以上で150℃未満で行なう高温冷間圧
    延とを組み合わせて、前記複数回の冷間圧延を施し、該
    低温冷間圧延における総圧下率は20%以上で99%以
    下とし、該高温冷間圧延における総圧下率は1%以上で
    80%以下とすることを特徴とする電解コンデンサ電極
    用アルミニウム箔の製造方法。
  2. 【請求項2】 最初の高温冷間圧延が施されるまでに、
    少なくとも1回以上低温冷間圧延を施し、且つ該少なく
    とも1回以上の低温冷間圧延における圧下率は、25%
    以上で99%以下である請求項1記載の電解コンデンサ
    電極用アルミニウム箔の製造方法。
JP11601798A 1998-04-09 1998-04-09 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法 Pending JPH11290906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11601798A JPH11290906A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11601798A JPH11290906A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11290906A true JPH11290906A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14676750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11601798A Pending JPH11290906A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11290906A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199026A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Nippon Foil Mfg Co Ltd 電解コンデンサ電極用硬質アルミニウム箔及びその製造方法
JP2003049233A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Mitsubishi Alum Co Ltd 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
CN108326051A (zh) * 2018-01-29 2018-07-27 东北大学 一种铝合金板材耦合制备工艺方法
CN116043143A (zh) * 2023-01-09 2023-05-02 江苏中基新能源科技集团有限公司 一种铸轧坯生产的铝箔及其制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199026A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Nippon Foil Mfg Co Ltd 電解コンデンサ電極用硬質アルミニウム箔及びその製造方法
JP2003049233A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Mitsubishi Alum Co Ltd 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
CN108326051A (zh) * 2018-01-29 2018-07-27 东北大学 一种铝合金板材耦合制备工艺方法
CN108326051B (zh) * 2018-01-29 2019-08-27 东北大学 一种铝合金板材耦合制备工艺方法
CN116043143A (zh) * 2023-01-09 2023-05-02 江苏中基新能源科技集团有限公司 一种铸轧坯生产的铝箔及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004250772A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム材及びその製造方法、ならびに電解コンデンサ
JPH11290906A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法
JPH05279815A (ja) 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法
JP4060493B2 (ja) 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔の製造方法
JP4223659B2 (ja) 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔
JP2002173748A (ja) 高純度アルミニウム箔の製造方法
JPH1136054A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法
JPH07180006A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法
JP3959106B2 (ja) 電解コンデンサ電極用硬質アルミニウム箔
JP3776788B2 (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔及びその製造方法
JPH0462820A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
JP5396156B2 (ja) 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔及びその製造方法
JP4391677B2 (ja) 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔
JPH06145923A (ja) 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法
JPH03183749A (ja) 電解コンデンサー用陽極箔の製造方法
JP2010100917A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
JP3203666B2 (ja) 電解コンデンサ陽極用アルミニウム合金箔の製造方法
JP3355529B2 (ja) 電解コンデンサ用アルミニウム合金箔の製造方法
JP2002151362A (ja) 電解コンデンサ陽極低電圧用アルミニウム合金箔及びその製造方法
JPH0372703B2 (ja)
JPH10330873A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
JPH06333786A (ja) 表面積拡大効果のすぐれた電解コンデンサの電極用アルミニウム箔材
JP2001294961A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔
JP2004131811A (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔
JP2001073054A (ja) 電解コンデンサ陽極低圧用アルミニウム圧延箔及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050325

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070403

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02