JPH11275677A - 音響・電気変換装置 - Google Patents
音響・電気変換装置Info
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- JPH11275677A JPH11275677A JP7078398A JP7078398A JPH11275677A JP H11275677 A JPH11275677 A JP H11275677A JP 7078398 A JP7078398 A JP 7078398A JP 7078398 A JP7078398 A JP 7078398A JP H11275677 A JPH11275677 A JP H11275677A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音響・電気変換装置(ダイナミックマイクロ
ホン)の音響・電気変換器(マイクロホンユニット)の
音響抵抗体を改良し、音質を向上する。 【解決手段】 マイクロホンユニット20のダイアフラ
ム4に対向して配設される開口11,12を音圧により
通過する空気に抵抗を与える音響抵抗体21を、所要太
さの金属線材22a,22bを織って形成される金網2
2をプレスして形成することにより、音圧の抜けが良好
になり、音質が向上される。
ホン)の音響・電気変換器(マイクロホンユニット)の
音響抵抗体を改良し、音質を向上する。 【解決手段】 マイクロホンユニット20のダイアフラ
ム4に対向して配設される開口11,12を音圧により
通過する空気に抵抗を与える音響抵抗体21を、所要太
さの金属線材22a,22bを織って形成される金網2
2をプレスして形成することにより、音圧の抜けが良好
になり、音質が向上される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロホン、特
にダイナミックマイクロホン等の音響・電気変換装置に
関する。
にダイナミックマイクロホン等の音響・電気変換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】音響・電気変換装置としてのマイクロホ
ンの一種であるボーカル用のダイナミックマイクロホン
は、一般的には、手で持って使用するもので、単一指向
性のマイクロホンとして構成されており、ダイアフラム
の後側の一部分にも外からの音圧がかかるような構造と
なっている。
ンの一種であるボーカル用のダイナミックマイクロホン
は、一般的には、手で持って使用するもので、単一指向
性のマイクロホンとして構成されており、ダイアフラム
の後側の一部分にも外からの音圧がかかるような構造と
なっている。
【0003】この従来の単一指向性のダイナミックマイ
クロホンは、図5に示すように、マイクロホンユニット
が壺形磁気回路2とボイスコイル3を取付けたダイアフ
ラム4とイコライザ5と気室6とから構成されている。
クロホンは、図5に示すように、マイクロホンユニット
が壺形磁気回路2とボイスコイル3を取付けたダイアフ
ラム4とイコライザ5と気室6とから構成されている。
【0004】このマイクロホンユニット1のうち、壺形
磁気回路2は、断面凹状で外周部にフランジ部7aを形
成したフレームヨーク7に、その底面7bの中心部に位
置して、中心軸方向に貫通孔8aを有する円柱状の上側
がN極(又はS極)、下側がS極(又はN極)に着磁さ
れるマグネット8を植立固定し、このマグネット8の上
部側とフレームヨーク7の上部側内周との間にスティフ
ネスリング9を嵌合してマグネット8の上部側を支持す
ると共にフレームヨーク7の口部にマグネット8の外径
より大径の円形開口10aを有するリング状のプレート
10を嵌着してマグネット8との間に磁気空隙gを形成
して構成されている。
磁気回路2は、断面凹状で外周部にフランジ部7aを形
成したフレームヨーク7に、その底面7bの中心部に位
置して、中心軸方向に貫通孔8aを有する円柱状の上側
がN極(又はS極)、下側がS極(又はN極)に着磁さ
れるマグネット8を植立固定し、このマグネット8の上
部側とフレームヨーク7の上部側内周との間にスティフ
ネスリング9を嵌合してマグネット8の上部側を支持す
ると共にフレームヨーク7の口部にマグネット8の外径
より大径の円形開口10aを有するリング状のプレート
10を嵌着してマグネット8との間に磁気空隙gを形成
して構成されている。
【0005】フレームヨーク7のフランジ部7aには複
数の開口11が形成され、また、底面7bにも複数の開
口12が形成されてこの開口12のうち中心部に位置す
る開口12aがマグネット8の中心貫通孔8aと連通さ
れており、スティフネスリング9にも開口13が形成さ
れて、フレームヨーク7の中空部は通気可能になってい
る。
数の開口11が形成され、また、底面7bにも複数の開
口12が形成されてこの開口12のうち中心部に位置す
る開口12aがマグネット8の中心貫通孔8aと連通さ
れており、スティフネスリング9にも開口13が形成さ
れて、フレームヨーク7の中空部は通気可能になってい
る。
【0006】このように構成される壺形磁気回路2のフ
レームヨーク7の上面側、すなわち、前面側にボイスコ
イル3を取付けたダイアフラム4が配される。このダイ
アフラム4は、外周にダイアフラムリング14が取付け
られてこのダイアフラムリング14を介してフレームヨ
ーク7のフランジ部7aの前面側周縁部において、ボイ
スコイル3をマグネット8とプレート10の磁気空隙g
に挿入した状態で接合されている。
レームヨーク7の上面側、すなわち、前面側にボイスコ
イル3を取付けたダイアフラム4が配される。このダイ
アフラム4は、外周にダイアフラムリング14が取付け
られてこのダイアフラムリング14を介してフレームヨ
ーク7のフランジ部7aの前面側周縁部において、ボイ
スコイル3をマグネット8とプレート10の磁気空隙g
に挿入した状態で接合されている。
【0007】このダイアフラム4の前面側からフレーム
ヨーク7の外周面側にかけてイコライザ5が覆せられて
おり、このイコライザ5のダイアフラム4に対向する前
面部5aには開口15が形成され、周面部5bはフレー
ムヨーク7のフランジ7aの外周から後方へ延長形成さ
れている。
ヨーク7の外周面側にかけてイコライザ5が覆せられて
おり、このイコライザ5のダイアフラム4に対向する前
面部5aには開口15が形成され、周面部5bはフレー
ムヨーク7のフランジ7aの外周から後方へ延長形成さ
れている。
【0008】また、気室6は、ゴム等の弾性材により箱
状に形成されてフレームヨーク7の後部に嵌合固定され
て、フレームヨーク7の中空部と底面7bの開口12を
介して連通されている。なお、図示しないが、ボイスコ
イル3には引き出し線が接続されており、この引き出し
線を気室6の外部に取付けられる出力端子に接続されて
いる。
状に形成されてフレームヨーク7の後部に嵌合固定され
て、フレームヨーク7の中空部と底面7bの開口12を
介して連通されている。なお、図示しないが、ボイスコ
イル3には引き出し線が接続されており、この引き出し
線を気室6の外部に取付けられる出力端子に接続されて
いる。
【0009】そして、この気室6の開口側、すなわち、
フレームヨーク7の底面部7bの下面側には音響抵抗体
としてのダンパー抵抗紙16が貼着されている。
フレームヨーク7の底面部7bの下面側には音響抵抗体
としてのダンパー抵抗紙16が貼着されている。
【0010】このように構成されるマイクロホンユニッ
トは、前面側からの音声等による音圧がイコライザ5の
開口15を通してダイアフラム4に加わると、ダイアフ
ラム4が振動し、この振動によりボイスコイル3が磁気
回路2の磁気空隙g内を軸方向に往復移動されてこのボ
イスコイル3に音圧に比例した電流が流れ、引き出し線
を通して出力されて音声等が電気信号に変換されること
になる。このダイアフラム4の振動は、このダイアフラ
ム4の後面側の空気が音圧により、フレームヨーク7及
びマグネット8の貫通孔8aから底面部7bの開口12
を通し、この通過する空気に抵抗を与えるダンパー抵抗
紙16に介して気室6内に対し流入、流出を繰り返すこ
とにより行なわれることになる。
トは、前面側からの音声等による音圧がイコライザ5の
開口15を通してダイアフラム4に加わると、ダイアフ
ラム4が振動し、この振動によりボイスコイル3が磁気
回路2の磁気空隙g内を軸方向に往復移動されてこのボ
イスコイル3に音圧に比例した電流が流れ、引き出し線
を通して出力されて音声等が電気信号に変換されること
になる。このダイアフラム4の振動は、このダイアフラ
ム4の後面側の空気が音圧により、フレームヨーク7及
びマグネット8の貫通孔8aから底面部7bの開口12
を通し、この通過する空気に抵抗を与えるダンパー抵抗
紙16に介して気室6内に対し流入、流出を繰り返すこ
とにより行なわれることになる。
【0011】そして、このマイクロホンユニット1は、
単一指向性マイクロホンを構成するためダイアフラム4
の後側の一部分にも、外部からの音圧が加わる構造にな
っている。すなわち、ダイアフラム4の後面側の一部分
である外周近傍部には、フレームヨーク7のフランジ部
7aに形成した開口11を通して音圧が加わるようにな
っている。
単一指向性マイクロホンを構成するためダイアフラム4
の後側の一部分にも、外部からの音圧が加わる構造にな
っている。すなわち、ダイアフラム4の後面側の一部分
である外周近傍部には、フレームヨーク7のフランジ部
7aに形成した開口11を通して音圧が加わるようにな
っている。
【0012】このフランジ部7aの開口11の通気性が
よい場合には、ダイアフラム4は振動し易くなり、マイ
クロホンが速度型となって両指向性になってしまうた
め、フランジ部7aには、開口11を通過する空気に抵
抗を与える音響抵抗体としての不織紙等から成る指向抵
抗紙17を貼着して単一指向性のマイクロホンを構成し
ている。
よい場合には、ダイアフラム4は振動し易くなり、マイ
クロホンが速度型となって両指向性になってしまうた
め、フランジ部7aには、開口11を通過する空気に抵
抗を与える音響抵抗体としての不織紙等から成る指向抵
抗紙17を貼着して単一指向性のマイクロホンを構成し
ている。
【0013】また、図6に示す従来の他の単一指向性の
ダイナミックマイクロホンのマイクロホンユニット18
においては、前述した図5に示すマイクロホンユニット
1における指向抵抗紙17に代えて指向抵抗発泡体19
を用いている。
ダイナミックマイクロホンのマイクロホンユニット18
においては、前述した図5に示すマイクロホンユニット
1における指向抵抗紙17に代えて指向抵抗発泡体19
を用いている。
【0014】すなわち、この指向抵抗発泡体19は、発
泡樹脂材により所要厚みで、フレームヨーク7の外径と
同じ内径のリング状に形成し、この指向抵抗発泡体19
をフレームヨーク7の外周側に嵌挿してフランジ部7a
の後面側に当接貼着し、この発泡体19の外周面側をイ
コライザ5の周面部5bにより覆うことによって、開口
11を通過する空気に抵抗を与えた状態でダイアフラム
4に音圧を加えることができるようにして単一指向性の
マイクロホンを構成している。
泡樹脂材により所要厚みで、フレームヨーク7の外径と
同じ内径のリング状に形成し、この指向抵抗発泡体19
をフレームヨーク7の外周側に嵌挿してフランジ部7a
の後面側に当接貼着し、この発泡体19の外周面側をイ
コライザ5の周面部5bにより覆うことによって、開口
11を通過する空気に抵抗を与えた状態でダイアフラム
4に音圧を加えることができるようにして単一指向性の
マイクロホンを構成している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来の単一指向性のダイナミックマイクロホンのマイク
ロホンユニットにおいては、ダイアフラムの後面側に外
部からの音圧を加えるための開口を通過する空気に抵抗
を与える音響抵抗材として、不織紙等から成る指向抵抗
紙、発泡樹脂材により形成される指向抵抗発泡体を用い
ているが、この指向抵抗紙、指向抵抗発泡体は中高域周
波数においては不要の抵抗があるために音を吸音し過ぎ
ることになって、伸びやかな音質とすることが困難であ
った。
従来の単一指向性のダイナミックマイクロホンのマイク
ロホンユニットにおいては、ダイアフラムの後面側に外
部からの音圧を加えるための開口を通過する空気に抵抗
を与える音響抵抗材として、不織紙等から成る指向抵抗
紙、発泡樹脂材により形成される指向抵抗発泡体を用い
ているが、この指向抵抗紙、指向抵抗発泡体は中高域周
波数においては不要の抵抗があるために音を吸音し過ぎ
ることになって、伸びやかな音質とすることが困難であ
った。
【0016】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、音響・電気変換装置、特に、単一指向性のダイナミ
ックマイクロホンにおいて、音質を大幅に改良すること
を目的とする。
で、音響・電気変換装置、特に、単一指向性のダイナミ
ックマイクロホンにおいて、音質を大幅に改良すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による音響・電気変換装置は、ダイアフラムに
対向して配設される開口を音圧により通過する空気に抵
抗を与える音響抵抗体を、所要太さの金属線材を織って
形成される金網をプレスして形成したものである。
に本発明による音響・電気変換装置は、ダイアフラムに
対向して配設される開口を音圧により通過する空気に抵
抗を与える音響抵抗体を、所要太さの金属線材を織って
形成される金網をプレスして形成したものである。
【0018】また、この構成において、ダイアフラムの
後側の所要部分に外方からの音圧を与える開口に備える
音響抵抗体を、金属線材を織って形成される金網をプレ
スして形成したものである。
後側の所要部分に外方からの音圧を与える開口に備える
音響抵抗体を、金属線材を織って形成される金網をプレ
スして形成したものである。
【0019】さらに、以上の構成において、プレスして
形成される上記金網は、少なくとも金属線材の互いの接
触部がプレスされて所要の接触面をもって圧接して音響
抵抗体を形成して成るものである。
形成される上記金網は、少なくとも金属線材の互いの接
触部がプレスされて所要の接触面をもって圧接して音響
抵抗体を形成して成るものである。
【0020】このように構成される音響・電気変換装置
は、中高域周波数において必要以上の抵抗を与えること
なく、また金網自体に振動がほとんど発生することな
く、音質が改善される。
は、中高域周波数において必要以上の抵抗を与えること
なく、また金網自体に振動がほとんど発生することな
く、音質が改善される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4を参照して説明する。
〜図4を参照して説明する。
【0022】この実施の形態は、本発明に係る音響・電
気変換装置を、単一指向性のダイナミックマイクロホン
として構成したもので、図1はマイクロホンユニットを
示すものである。
気変換装置を、単一指向性のダイナミックマイクロホン
として構成したもので、図1はマイクロホンユニットを
示すものである。
【0023】この実施の形態例のマイクロホンユニット
は、前述した図5,図6に示すマイクロホンユニットと
ほぼ同様に構成されるので、対応する部材には同一符記
号を付して重複説明を省略する。
は、前述した図5,図6に示すマイクロホンユニットと
ほぼ同様に構成されるので、対応する部材には同一符記
号を付して重複説明を省略する。
【0024】図1において符記号20は、この実施の形
態例のマイクロホンユニットの全体を示すものである。
このマイクロホンユニット20において、通過する空気
に抵抗を与える音響抵抗体21を金網により形成したも
のである。
態例のマイクロホンユニットの全体を示すものである。
このマイクロホンユニット20において、通過する空気
に抵抗を与える音響抵抗体21を金網により形成したも
のである。
【0025】通常の金網では、金属線を織って形成して
いるので、この金網をそのまま音響抵抗体21として使
用する場合には、この金網に音圧が加わると金属線が音
圧の振動で振動して鳴りのような現象が起こり音質が損
なわれることになるが、この実施の形態においては、金
網を所要圧力でプレスして形成して用いるものである。
いるので、この金網をそのまま音響抵抗体21として使
用する場合には、この金網に音圧が加わると金属線が音
圧の振動で振動して鳴りのような現象が起こり音質が損
なわれることになるが、この実施の形態においては、金
網を所要圧力でプレスして形成して用いるものである。
【0026】すなわち、この実施の形態においては、図
3のAに示すように金網22を構成する縦,横の金属線
材22a,22bを比較的太いものを用いて金網を織り
この金網を上下面方向から所要圧力でプレスすることに
より、縦,横の金属線材22a,22bとは互いの接触
面積が増大されると共に互いに密接され、図3のBに示
す金網22を形成する。この金網22は縦,横の金属線
材22a,22bの振動が著しく低減され、また、この
金属線材22a,22bのプレスにより網目の間隔は狭
まることになって、図2に示すように、通過する空気に
所要の抵抗を与えることができる音響抵抗体21が形成
される。
3のAに示すように金網22を構成する縦,横の金属線
材22a,22bを比較的太いものを用いて金網を織り
この金網を上下面方向から所要圧力でプレスすることに
より、縦,横の金属線材22a,22bとは互いの接触
面積が増大されると共に互いに密接され、図3のBに示
す金網22を形成する。この金網22は縦,横の金属線
材22a,22bの振動が著しく低減され、また、この
金属線材22a,22bのプレスにより網目の間隔は狭
まることになって、図2に示すように、通過する空気に
所要の抵抗を与えることができる音響抵抗体21が形成
される。
【0027】このように形成される金網22を、この実
施の形態においては、マイクロホンユニット20の音響
抵抗体21として用いている。すなわち、この実施の形
態におけるマイクロホンユニット20においては、図1
に示すように、前述した従来のマイクロホンユニット1
に備えられるダンパー抵抗紙16及び指向抵抗紙17に
替えて前述した金網22を音響抵抗体21として用いて
いる。
施の形態においては、マイクロホンユニット20の音響
抵抗体21として用いている。すなわち、この実施の形
態におけるマイクロホンユニット20においては、図1
に示すように、前述した従来のマイクロホンユニット1
に備えられるダンパー抵抗紙16及び指向抵抗紙17に
替えて前述した金網22を音響抵抗体21として用いて
いる。
【0028】特に、この実施の形態では、マイクロホン
ユニット20のダイアフラム4に後方からの音圧を与え
るためにフレームヨーク7のフランジ部7aに形成され
た開口11を通過する空気に抵抗を与える指向抵抗体と
して前述した金網22により形成される音響抵抗体21
を用いたことにより、所要の指向抵抗が得られて、図4
に示す周波数特性のように中域周波数における指向抵抗
が破線aで示す従来の不織紙等から成る指向抵抗紙を用
いた場合より減少していることが分かり、この指向抵抗
の減少により音質が向上される。
ユニット20のダイアフラム4に後方からの音圧を与え
るためにフレームヨーク7のフランジ部7aに形成され
た開口11を通過する空気に抵抗を与える指向抵抗体と
して前述した金網22により形成される音響抵抗体21
を用いたことにより、所要の指向抵抗が得られて、図4
に示す周波数特性のように中域周波数における指向抵抗
が破線aで示す従来の不織紙等から成る指向抵抗紙を用
いた場合より減少していることが分かり、この指向抵抗
の減少により音質が向上される。
【0029】なお、この実験では、指向抵抗のみの検討
を行ったが、マイクロホンユニット20のダイアフラム
4の前側からの音圧によりフレームヨーク7の底面7b
側開口12を通過する空気に抵抗を与えるダンパー抵抗
体26として前述した金網22より形成した音響抵抗体
21を用いることにより、更に音の抜けの良い音が再生
できることになる。
を行ったが、マイクロホンユニット20のダイアフラム
4の前側からの音圧によりフレームヨーク7の底面7b
側開口12を通過する空気に抵抗を与えるダンパー抵抗
体26として前述した金網22より形成した音響抵抗体
21を用いることにより、更に音の抜けの良い音が再生
できることになる。
【0030】次に、この実施の形態のマイクロホンの組
立方法について説明するに、先ず、マイクロホンユニッ
ト20の作製方法を説明する。
立方法について説明するに、先ず、マイクロホンユニッ
ト20の作製方法を説明する。
【0031】ダイアフラムリング14が取付けられたダ
イアフラム4に治具(図示せず)を使用してボイスコイ
ル3を接着剤により接着し、この接着剤の乾燥後、ダイ
アフラム4をボイスコイル3と共に治具より取り外す。
イアフラム4に治具(図示せず)を使用してボイスコイ
ル3を接着剤により接着し、この接着剤の乾燥後、ダイ
アフラム4をボイスコイル3と共に治具より取り外す。
【0032】次に、フレームヨーク7内にマグネット8
とスティフネスリング9を接着剤により接着して乾燥さ
せる。このフレームヨーク7には水平状のフランジ部7
aが形成されて、このフランジ部7aには複数の開口1
1が形成され、また、底面部7bにも開口12が複数形
成されている。また、マグネット8は、中心軸方向に貫
通孔8aを有する円柱状で、上側がN極(又はS極)、
下側がS極(又はN極)に着磁され、スティフネスリン
グ9は、外周にフレームヨーク7の内周径とほぼ同径
で、垂直状の取付け面部9aが形成され、内周径がマグ
ネット8の外周径とほぼ同径のリング状に形成され、平
面部9bに複数の開口13が形成されている。
とスティフネスリング9を接着剤により接着して乾燥さ
せる。このフレームヨーク7には水平状のフランジ部7
aが形成されて、このフランジ部7aには複数の開口1
1が形成され、また、底面部7bにも開口12が複数形
成されている。また、マグネット8は、中心軸方向に貫
通孔8aを有する円柱状で、上側がN極(又はS極)、
下側がS極(又はN極)に着磁され、スティフネスリン
グ9は、外周にフレームヨーク7の内周径とほぼ同径
で、垂直状の取付け面部9aが形成され、内周径がマグ
ネット8の外周径とほぼ同径のリング状に形成され、平
面部9bに複数の開口13が形成されている。
【0033】このように形成されたフレームヨーク7の
底面7bの中心部上にマグネット8を、その貫通孔8a
を開口12の中心開口12aに連通して接着剤により接
着すると共に、フレームヨーク7の開口部の内方寄りに
スティフネスリング9をマグネット8に内周側において
嵌挿した状態で取付け面部9aにおいて接着剤により接
着して乾燥させる。また、フレームヨーク7の口部内周
には、マグネット8の外径より大径の円形開口10aを
形成したリング状のプレート10を嵌合固定し、マグネ
ット8との間に磁気空隙gを形成する。
底面7bの中心部上にマグネット8を、その貫通孔8a
を開口12の中心開口12aに連通して接着剤により接
着すると共に、フレームヨーク7の開口部の内方寄りに
スティフネスリング9をマグネット8に内周側において
嵌挿した状態で取付け面部9aにおいて接着剤により接
着して乾燥させる。また、フレームヨーク7の口部内周
には、マグネット8の外径より大径の円形開口10aを
形成したリング状のプレート10を嵌合固定し、マグネ
ット8との間に磁気空隙gを形成する。
【0034】一方、ボイスコイル3を接着したダイアフ
ラム4は、イコライザ5内に接着して固定する。イコラ
イザ5は前面部5aと周面部5bにより略蓋状に形成さ
れて、前面部5aには、複数の開口15が形成されてお
り、このイコライザ5の内側にダイアフラム4をダイア
フラムリング14を介して嵌合し、ダイアフラムリング
14はイコライザ5の周面部5bの内側に接着剤により
接着して固定する。この接着剤の乾燥後、イコライザ5
をフレームヨーク7の前面側に嵌合してダイアフラム4
に接着したボイスコイル3をフレームヨーク7側の前述
した磁気空隙g内に挿入し、イコライザ5の周面部5b
をフレームヨーク7のフランジ部7aの周面に接着剤に
より接着固定する。
ラム4は、イコライザ5内に接着して固定する。イコラ
イザ5は前面部5aと周面部5bにより略蓋状に形成さ
れて、前面部5aには、複数の開口15が形成されてお
り、このイコライザ5の内側にダイアフラム4をダイア
フラムリング14を介して嵌合し、ダイアフラムリング
14はイコライザ5の周面部5bの内側に接着剤により
接着して固定する。この接着剤の乾燥後、イコライザ5
をフレームヨーク7の前面側に嵌合してダイアフラム4
に接着したボイスコイル3をフレームヨーク7側の前述
した磁気空隙g内に挿入し、イコライザ5の周面部5b
をフレームヨーク7のフランジ部7aの周面に接着剤に
より接着固定する。
【0035】この接着剤の乾燥後、ボイスコイル3の引
き出し線(図示せず)を出力端子(図示せず)に半田固
定し、引き出し線を接着剤で固定する。この接着剤の乾
燥後、磁気回路を着磁する。
き出し線(図示せず)を出力端子(図示せず)に半田固
定し、引き出し線を接着剤で固定する。この接着剤の乾
燥後、磁気回路を着磁する。
【0036】この後、フレームヨーク7の開口12を形
成した底面7bの裏面側に前述した金網22により形成
したダンパー抵抗体としての音響抵抗体21を接着剤に
より接着する。なお、このダンパー抵抗体としては、用
いられていた不織紙等から成る従来のダンパー抵抗紙を
用いてもよい。
成した底面7bの裏面側に前述した金網22により形成
したダンパー抵抗体としての音響抵抗体21を接着剤に
より接着する。なお、このダンパー抵抗体としては、用
いられていた不織紙等から成る従来のダンパー抵抗紙を
用いてもよい。
【0037】そして、フレームヨーク7のフランジ部7
bの裏面側に、フレームヨーク7の外周面とイコライザ
5の周面部5bの内周面との間に位置して指向抵抗体と
しての前述した金網22により形成した音響抵抗体21
を接着剤により接着する。
bの裏面側に、フレームヨーク7の外周面とイコライザ
5の周面部5bの内周面との間に位置して指向抵抗体と
しての前述した金網22により形成した音響抵抗体21
を接着剤により接着する。
【0038】このように、フレームヨーク7側にダンパ
ー抵抗体と指向抵抗体を接着した後、ゴム等の弾性材に
よりボックス状に形成されている気室6をフレームヨー
ク7の裏面側に嵌合して接着剤により固着し、フレーム
ヨーク7内と底面7bの開口12を通して連通させる。
この気室6の外周面側には、フランジ6aが形成されて
いる。
ー抵抗体と指向抵抗体を接着した後、ゴム等の弾性材に
よりボックス状に形成されている気室6をフレームヨー
ク7の裏面側に嵌合して接着剤により固着し、フレーム
ヨーク7内と底面7bの開口12を通して連通させる。
この気室6の外周面側には、フランジ6aが形成されて
いる。
【0039】以上の作製工程により、マイクロホンユニ
ット20は完成される。このマイクロホンユニット20
を、内側に例えば発泡体により形成されるウインドスク
リーンを入れたヘッドグリル31とグリップ32によ
り、内蔵してマイクロホン30を組立てる。このマイク
ロホン30の組立てにおいて、マイクロホンユニット2
0の気室6のフランジ6aをヘッドグリル31とグリッ
プ32の間み挟み込むことによりマイクロホンユニット
20は不動状態で内蔵される。なお、グリップ32の部
分に通常使用されるマイクロホンの線材の付いたオン・
オフスイッチをねじ等によって取付け、また、グリップ
32の上側から導出される引き出し線にマイクロホンユ
ニット20の出力端子を半田固定する。
ット20は完成される。このマイクロホンユニット20
を、内側に例えば発泡体により形成されるウインドスク
リーンを入れたヘッドグリル31とグリップ32によ
り、内蔵してマイクロホン30を組立てる。このマイク
ロホン30の組立てにおいて、マイクロホンユニット2
0の気室6のフランジ6aをヘッドグリル31とグリッ
プ32の間み挟み込むことによりマイクロホンユニット
20は不動状態で内蔵される。なお、グリップ32の部
分に通常使用されるマイクロホンの線材の付いたオン・
オフスイッチをねじ等によって取付け、また、グリップ
32の上側から導出される引き出し線にマイクロホンユ
ニット20の出力端子を半田固定する。
【0040】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。
本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。
【0041】例えば、各部材の形状等は、マイクロホン
全体の形状等に合わせて任意に変更できるものである。
また、音響抵抗体であるダンパー抵抗体、指向抵抗体を
形成する金網の金属線材としては、鉄線材、ステンレス
線材、アルミニウム線材等の引張り強度が比較的大でプ
レス加工が可能な線材を使用できるものである。また、
気室の形成材料としては、ゴムに限ることなく弾性を保
有する合成樹脂材等も使用できるものである。
全体の形状等に合わせて任意に変更できるものである。
また、音響抵抗体であるダンパー抵抗体、指向抵抗体を
形成する金網の金属線材としては、鉄線材、ステンレス
線材、アルミニウム線材等の引張り強度が比較的大でプ
レス加工が可能な線材を使用できるものである。また、
気室の形成材料としては、ゴムに限ることなく弾性を保
有する合成樹脂材等も使用できるものである。
【0042】なお、本発明は、マイクロホンに限ること
なく、各種の音響・電気変換装置に適用できるものであ
る。
なく、各種の音響・電気変換装置に適用できるものであ
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の音響・電気変換装
置によれば、ダイアフラムに対向して形成される開口を
音圧により通過する空気に抵抗を与える音響抵抗体を金
属線材を織って形成される金網をプレスして形成するの
で、中高域周波数において必要以上の抵抗を与えること
なく、また、金網を形成する金属線材は、この線材間は
互いにプレスされて接触面積が大で圧接されているため
振動が発生し難く、従って、音質上の改善ができて音響
・電気変換を良好に行うことができる。
置によれば、ダイアフラムに対向して形成される開口を
音圧により通過する空気に抵抗を与える音響抵抗体を金
属線材を織って形成される金網をプレスして形成するの
で、中高域周波数において必要以上の抵抗を与えること
なく、また、金網を形成する金属線材は、この線材間は
互いにプレスされて接触面積が大で圧接されているため
振動が発生し難く、従って、音質上の改善ができて音響
・電気変換を良好に行うことができる。
【0044】また、音響抵抗体は、金属線材を織って形
成される金網をプレスして形成することにより、簡単に
形成できて従来のものに比し、コストの上昇はほとんど
なく、装置全体においてコスト的にも有利となる。
成される金網をプレスして形成することにより、簡単に
形成できて従来のものに比し、コストの上昇はほとんど
なく、装置全体においてコスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例のマイクロホンユニットの断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すマイクロホンユニットに適用する音
響抵抗体としての金網の一部分の斜視図である。
響抵抗体としての金網の一部分の斜視図である。
【図3】図2に示す音響抵抗体(金網)の作製説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明装置の周波数特性図である。
【図5】従来のマイクロホンユニットの断面図である。
【図6】従来のマイクロホンユニットの断面図である。
2‥‥磁気回路、3‥‥ボイスコイル、4‥‥ダイアフ
ラム、5‥‥イコライザ、6‥‥気室、7‥‥フレーム
ヨーク、7a‥‥フランジ部、8‥‥マグネット、11
‥‥開口、12‥‥開口、20‥‥マイクロホンユニッ
ト、21‥‥音響抵抗体、22‥‥金網、22a,22
b‥‥金属線材
ラム、5‥‥イコライザ、6‥‥気室、7‥‥フレーム
ヨーク、7a‥‥フランジ部、8‥‥マグネット、11
‥‥開口、12‥‥開口、20‥‥マイクロホンユニッ
ト、21‥‥音響抵抗体、22‥‥金網、22a,22
b‥‥金属線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 喜一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 濱田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ダイアフラムに対向して配設される開口
を音圧により通過する空気に抵抗を与える音響抵抗体
を、所要太さの金属線材を織って形成される金網をプレ
スして形成したことを特徴とする音響・電気変換装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の音響・電気変換装置に
おいて、 上記ダイアフラムの後側の所要部分に外方からの音圧を
与える開口に備える音響抵抗体を、上記金属線材を織っ
て形成される金網をプレスして形成したことを特徴とす
る音響・電気変換装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の音響・電気変換装置に
おいて、 上記金属線材を織って形成される金網をプレスして形成
される音響抵抗体は、少なくとも上記金属線材の互いの
接触部がプレスされて所要の接触面をもって圧接されて
いることを特徴とする音響・電気変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078398A JPH11275677A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 音響・電気変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078398A JPH11275677A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 音響・電気変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11275677A true JPH11275677A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13441479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7078398A Pending JPH11275677A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 音響・電気変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11275677A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197070A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Audio Technica Corp | ダイナミックマイクロホン |
RU2746715C1 (ru) * | 2020-08-14 | 2021-04-19 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Синеморе" | Плоский низкочастотный громкоговоритель |
CN114363777A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-15 | 歌尔股份有限公司 | 发声单体、发声模组及电子设备 |
CN114845217A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-08-02 | 歌尔股份有限公司 | 发声器件及电子装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7078398A patent/JPH11275677A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197070A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Audio Technica Corp | ダイナミックマイクロホン |
RU2746715C1 (ru) * | 2020-08-14 | 2021-04-19 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Синеморе" | Плоский низкочастотный громкоговоритель |
CN114363777A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-15 | 歌尔股份有限公司 | 发声单体、发声模组及电子设备 |
CN114845217A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-08-02 | 歌尔股份有限公司 | 发声器件及电子装置 |
CN114363777B (zh) * | 2021-12-30 | 2024-09-03 | 歌尔股份有限公司 | 发声单体、发声模组及电子设备 |
CN114845217B (zh) * | 2021-12-30 | 2024-10-11 | 歌尔股份有限公司 | 发声器件及电子装置 |
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