JPH11267859A - 接合用加工材とその接合方法及び接合された加工パネル - Google Patents
接合用加工材とその接合方法及び接合された加工パネルInfo
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- JPH11267859A JPH11267859A JP10088095A JP8809598A JPH11267859A JP H11267859 A JPH11267859 A JP H11267859A JP 10088095 A JP10088095 A JP 10088095A JP 8809598 A JP8809598 A JP 8809598A JP H11267859 A JPH11267859 A JP H11267859A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K33/00—Specially-profiled edge portions of workpieces for making soldering or welding connections; Filling the seams formed thereby
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/12—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
- B23K20/122—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K2101/00—Articles made by soldering, welding or cutting
- B23K2101/04—Tubular or hollow articles
- B23K2101/045—Hollow panels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】接合時の部材同士が離れる力に対し、相互拘束
により外力の拘束の必要性のない、接合用加工材とその
接合方法及び加工パネルを提供する。 【解決手段】接合に供する部材2同士の接合部位3を相
互拘束構造4に形成してなり、相互拘束構造4は、部材
2同士を相互拘束した際これにより生じた接合線5にほ
ぼ直交する方向に、少なくとも部材2同士が離脱しない
ものにすることで、部材2同士を相互拘束構造4により
拘束し、その上で接合線5に沿って接合するから、外力
による拘束をほとんどしなくても良い。
により外力の拘束の必要性のない、接合用加工材とその
接合方法及び加工パネルを提供する。 【解決手段】接合に供する部材2同士の接合部位3を相
互拘束構造4に形成してなり、相互拘束構造4は、部材
2同士を相互拘束した際これにより生じた接合線5にほ
ぼ直交する方向に、少なくとも部材2同士が離脱しない
ものにすることで、部材2同士を相互拘束構造4により
拘束し、その上で接合線5に沿って接合するから、外力
による拘束をほとんどしなくても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機材の軽量
化、特に輸送機材の軽量化によるアルミニウム及びその
合金素材を使用する際に必要となる接合用加工材とその
接合方法および接合された加工パネルに関する。
化、特に輸送機材の軽量化によるアルミニウム及びその
合金素材を使用する際に必要となる接合用加工材とその
接合方法および接合された加工パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から、各種機材の
軽量化、特に輸送機材の軽量化が積極的に進められてお
り、アルミニウム及びその合金素材を使用することが非
常に多くなっている。その中で、アルミニウム及びその
合金素材は、一体成型加工品として利用されることが多
いが、各種機材、特に輸送機材の利用に当たっては大型
のものが必要となる。
軽量化、特に輸送機材の軽量化が積極的に進められてお
り、アルミニウム及びその合金素材を使用することが非
常に多くなっている。その中で、アルミニウム及びその
合金素材は、一体成型加工品として利用されることが多
いが、各種機材、特に輸送機材の利用に当たっては大型
のものが必要となる。
【0003】大型化に当たっては、成型された部材同士
を接合することが必要となるが、アルミニウム及びその
合金の接合については、接合時に部材が変形しないこ
と、接合部及びその周辺に強度低下を来さないこと、
接合後の仕上がりがよく、接合前の段取り、切削、仕
上げ加工にあまり手間を取られないことなどの条件をク
リアーしなければならない。
を接合することが必要となるが、アルミニウム及びその
合金の接合については、接合時に部材が変形しないこ
と、接合部及びその周辺に強度低下を来さないこと、
接合後の仕上がりがよく、接合前の段取り、切削、仕
上げ加工にあまり手間を取られないことなどの条件をク
リアーしなければならない。
【0004】上記の接合条件をクリアーするアルミニウ
ム及びその合金製の部材同士の接合方法として、特開平
9−309164号公報に記載される方法が提案されて
いる。この方法は、部材同士の一面あるいは二面の接合
を摩擦接合するもので、その接合部位の変形を抑え、良
好な接合が短時間で得られることを目的とする。すなわ
ち、図9に示すように、実質的に平行な2枚の板c、d
とこの2枚の板c、dを接続する部材eとからなる2枚
のパネルa、bの一方のパネルaのそれぞれの板c、d
の端部を、他方のパネルbのそれぞれの板c、dの端部
に摩擦接合するものであり、少なくとも一のパネルaあ
るいはbの端部には、摩擦接合する際の押し付け力を支
持する剛性をもたせように、板cとdとを接続する板f
が設けられている。
ム及びその合金製の部材同士の接合方法として、特開平
9−309164号公報に記載される方法が提案されて
いる。この方法は、部材同士の一面あるいは二面の接合
を摩擦接合するもので、その接合部位の変形を抑え、良
好な接合が短時間で得られることを目的とする。すなわ
ち、図9に示すように、実質的に平行な2枚の板c、d
とこの2枚の板c、dを接続する部材eとからなる2枚
のパネルa、bの一方のパネルaのそれぞれの板c、d
の端部を、他方のパネルbのそれぞれの板c、dの端部
に摩擦接合するものであり、少なくとも一のパネルaあ
るいはbの端部には、摩擦接合する際の押し付け力を支
持する剛性をもたせように、板cとdとを接続する板f
が設けられている。
【0005】上記公報によるアルミニウム及びその合金
製の二面構造の中空形材同士の摩擦接合は、従来のTI
G(Tungsten Inert Gas) 及びMIG(Metal Inert Ga
s)に代表されるアーク溶接のように、溶接部が溶融する
ことがないため、鋳物組織となって母材強度が低下し、
溶接部周辺の熱影響部が軟化したり、ポロシティや凝固
割れが生じる等、溶融溶接特有の欠陥が生ずることが回
避される。しかしながら、この方法においては、摩擦接
合する際の押しつけ力は確かに支持出来るが、この押し
つけ力により発生する中空形材同士が離れようとする力
に対しては、何ら手当てされていないため、中空形材同
士の接合線に直交する方向に対しては強力な拘束が必要
となり、摩擦接合を施工し難くし、施工範囲が制限され
てしまうという問題点がある。
製の二面構造の中空形材同士の摩擦接合は、従来のTI
G(Tungsten Inert Gas) 及びMIG(Metal Inert Ga
s)に代表されるアーク溶接のように、溶接部が溶融する
ことがないため、鋳物組織となって母材強度が低下し、
溶接部周辺の熱影響部が軟化したり、ポロシティや凝固
割れが生じる等、溶融溶接特有の欠陥が生ずることが回
避される。しかしながら、この方法においては、摩擦接
合する際の押しつけ力は確かに支持出来るが、この押し
つけ力により発生する中空形材同士が離れようとする力
に対しては、何ら手当てされていないため、中空形材同
士の接合線に直交する方向に対しては強力な拘束が必要
となり、摩擦接合を施工し難くし、施工範囲が制限され
てしまうという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解消するためになされたものであり、その目的
は、接合時に生じる部材同士が離れようとする力に対し
て、相互拘束を与えることにより外力による拘束を殆ど
行う必要がない接合用加工材、加工パネル及びその製造
方法を提供することにある。
問題点を解消するためになされたものであり、その目的
は、接合時に生じる部材同士が離れようとする力に対し
て、相互拘束を与えることにより外力による拘束を殆ど
行う必要がない接合用加工材、加工パネル及びその製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による接合用加工材は、次のような特徴を有
するものである。 (1)接合に供する部材同士の接合部位を相互拘束構造
に形成してなり、該相互拘束構造は、前記部材同士を相
互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直交する方
向に、少なくとも前記部材同士が離脱しないものである
ことを特徴とし、従って、部材同士を相互拘束構造によ
り拘束し、その上で接合線に沿って接合するから、外力
による拘束を殆ど行わなくてもよい。
めの本発明による接合用加工材は、次のような特徴を有
するものである。 (1)接合に供する部材同士の接合部位を相互拘束構造
に形成してなり、該相互拘束構造は、前記部材同士を相
互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直交する方
向に、少なくとも前記部材同士が離脱しないものである
ことを特徴とし、従って、部材同士を相互拘束構造によ
り拘束し、その上で接合線に沿って接合するから、外力
による拘束を殆ど行わなくてもよい。
【0008】(2)前記部材は二面構造の中空形材であ
ることを特徴とする。従って、接合部位が相互拘束構造
である部材を二面構造の中空形材としても、上述と同様
な結果を得ることが出来る。
ることを特徴とする。従って、接合部位が相互拘束構造
である部材を二面構造の中空形材としても、上述と同様
な結果を得ることが出来る。
【0009】(3)前記相互拘束構造は、下記の範囲に
あることを特徴とする。部材同士をこの範囲内の相互拘
束構造で拘束することによって、その後の接合作業が安
定して出来、仕上がり具合も良好となる。 0.25t0 ≦t1 ≦0.49t0 0.1t0 <(W1 +W2 )<2t0 1/4t0 <W2 <W1 0≦R1 <R3 <W1 0≦R2 <R4 <W1 0≦R5 <0.2t0 0≦R6 <0.2t0 (t0 :部材厚み、t1 :穴底厚み、W1 :穴巾、
W2 :突起巾、R1 :突起の内側アール、R2 :突起の
外側アール、R3 :穴の外側アール、R4 :穴の内側ア
ール、R5 :突起側接合アール、R6 :穴側接合アー
ル)
あることを特徴とする。部材同士をこの範囲内の相互拘
束構造で拘束することによって、その後の接合作業が安
定して出来、仕上がり具合も良好となる。 0.25t0 ≦t1 ≦0.49t0 0.1t0 <(W1 +W2 )<2t0 1/4t0 <W2 <W1 0≦R1 <R3 <W1 0≦R2 <R4 <W1 0≦R5 <0.2t0 0≦R6 <0.2t0 (t0 :部材厚み、t1 :穴底厚み、W1 :穴巾、
W2 :突起巾、R1 :突起の内側アール、R2 :突起の
外側アール、R3 :穴の外側アール、R4 :穴の内側ア
ール、R5 :突起側接合アール、R6 :穴側接合アー
ル)
【0010】(4)前記中空形材同士における相互拘束
構造は前記部材の厚み以上の接合ビードを有することを
特徴とする。従って、部材の厚み以上の接合ビードを有
しているから、中空形材同士の接合後の強度が十分なも
のとなる。
構造は前記部材の厚み以上の接合ビードを有することを
特徴とする。従って、部材の厚み以上の接合ビードを有
しているから、中空形材同士の接合後の強度が十分なも
のとなる。
【0011】(5)前記接合線における前記部材同士の
ギャップが前記部材厚みの1/3以内であることを特徴
とする。従って、部材同士のギャップが部材厚みの1/
3以内であると、その後の接合作業が安定して出来、仕
上がり具合も良くなる。
ギャップが前記部材厚みの1/3以内であることを特徴
とする。従って、部材同士のギャップが部材厚みの1/
3以内であると、その後の接合作業が安定して出来、仕
上がり具合も良くなる。
【0012】本発明による接合された加工パネルは、次
のような特徴を有するものである。 (6)上記の部材同士を相互拘束して、これにより生じ
た接合線に沿って接合してなることを特徴とする。従っ
て、外力による拘束がほとんど必要なく、拘束あとがな
く接合仕上がりの良い加工パネルを得ることが出来る。
のような特徴を有するものである。 (6)上記の部材同士を相互拘束して、これにより生じ
た接合線に沿って接合してなることを特徴とする。従っ
て、外力による拘束がほとんど必要なく、拘束あとがな
く接合仕上がりの良い加工パネルを得ることが出来る。
【0013】(7)上記の二面構造の中空形材同士を相
互拘束してこれにより生じた接合線に沿って接合してな
ることを特徴とする。従って、外力による拘束がほとん
ど必要なく、拘束あとがなく接合仕上がりの良い二面構
造の加工パネルを得ることが出来る。
互拘束してこれにより生じた接合線に沿って接合してな
ることを特徴とする。従って、外力による拘束がほとん
ど必要なく、拘束あとがなく接合仕上がりの良い二面構
造の加工パネルを得ることが出来る。
【0014】(8)接合に供する部材同士の接合部位を
相互拘束構造に形成し、この相互拘束構造はこれら部材
を相互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直交す
る方向に、少なくとも前記部材同士が離脱しない構成と
し、その後前記部材同士を相互拘束し、生じた接合線に
沿って摩擦接合してなることを特徴とする。従って、摩
擦接合の際外力による拘束がほとんど必要なく、拘束治
具を使用しないから、摩擦接合がし易く、仕上がりの良
い加工パネルを得ることが出来る。
相互拘束構造に形成し、この相互拘束構造はこれら部材
を相互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直交す
る方向に、少なくとも前記部材同士が離脱しない構成と
し、その後前記部材同士を相互拘束し、生じた接合線に
沿って摩擦接合してなることを特徴とする。従って、摩
擦接合の際外力による拘束がほとんど必要なく、拘束治
具を使用しないから、摩擦接合がし易く、仕上がりの良
い加工パネルを得ることが出来る。
【0015】本発明による接合用加工材の接合方法は、
次のような特徴を有するものである。 (9)接合に供する二面構造の中空形材同士の接合部位
を相互拘束構造に形成し、この相互拘束構造はこれら中
空形材を相互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ
直交する方向に、少なくとも前記中空形材同士が離脱し
ない構成とし、その後前記中空形材同士を相互拘束し、
生じた接合線に沿って摩擦接合してなることを特徴とす
る。従って、外力による拘束がほとんど必要なく、拘束
治具を使用しないから、摩擦接合がし易く、仕上がりの
良い二面構造の加工パネルを得ることが出来る。
次のような特徴を有するものである。 (9)接合に供する二面構造の中空形材同士の接合部位
を相互拘束構造に形成し、この相互拘束構造はこれら中
空形材を相互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ
直交する方向に、少なくとも前記中空形材同士が離脱し
ない構成とし、その後前記中空形材同士を相互拘束し、
生じた接合線に沿って摩擦接合してなることを特徴とす
る。従って、外力による拘束がほとんど必要なく、拘束
治具を使用しないから、摩擦接合がし易く、仕上がりの
良い二面構造の加工パネルを得ることが出来る。
【0016】(10)上記(3)記載の相互拘束構造に
形成した前記部材を相互拘束し、これにより生じた接合
線に沿って摩擦接合する際、摩擦接合軸が、次のように
構成された接合用回転工具を用いたことを特徴とする。
この接合用回転工具を使用することで摩擦接合が安定し
てでき、摩擦接合後の強度が高く、仕上がりも良い接合
用加工材の接合ができる。 0.5t0 <Dp <1.5t0 0.5t0 <tp <t0 1.5t0 <Ds <10t0 (Dp :摩擦接合軸の直径、tp :摩擦接合軸の長さ、
Ds :摩擦接合軸の肩部の直径)
形成した前記部材を相互拘束し、これにより生じた接合
線に沿って摩擦接合する際、摩擦接合軸が、次のように
構成された接合用回転工具を用いたことを特徴とする。
この接合用回転工具を使用することで摩擦接合が安定し
てでき、摩擦接合後の強度が高く、仕上がりも良い接合
用加工材の接合ができる。 0.5t0 <Dp <1.5t0 0.5t0 <tp <t0 1.5t0 <Ds <10t0 (Dp :摩擦接合軸の直径、tp :摩擦接合軸の長さ、
Ds :摩擦接合軸の肩部の直径)
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
8に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形態を示す
接合用加工材の断面図、図2は図1の接合用加工材を相
互拘束した場合の平面図、図3、4、5は本発明の他の
実施形態を示す接合用加工材の断面図である。図におい
て、1は接合用加工材を示し、該接合用加工材1は、接
合に供する部材2同士の接合部位3を相互拘束構造4に
形成してなり、この相互拘束構造4は、部材2同士を相
互拘束した際これにより生じた接合線5にほぼ直交する
方向に、少なくとも部材2同士が離脱しないものであ
る。この部材2は、一定厚み、例えば2〜10mmで、一
定寸法、例えば長さが1000〜3000mmで、巾が3
50〜600mmの長方形に形成されており、アルミニウ
ムあるいはその合金の押出成形材からなる。
8に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形態を示す
接合用加工材の断面図、図2は図1の接合用加工材を相
互拘束した場合の平面図、図3、4、5は本発明の他の
実施形態を示す接合用加工材の断面図である。図におい
て、1は接合用加工材を示し、該接合用加工材1は、接
合に供する部材2同士の接合部位3を相互拘束構造4に
形成してなり、この相互拘束構造4は、部材2同士を相
互拘束した際これにより生じた接合線5にほぼ直交する
方向に、少なくとも部材2同士が離脱しないものであ
る。この部材2は、一定厚み、例えば2〜10mmで、一
定寸法、例えば長さが1000〜3000mmで、巾が3
50〜600mmの長方形に形成されており、アルミニウ
ムあるいはその合金の押出成形材からなる。
【0018】部材2の端部における接合部位3の形状
は、接合線5にほぼ直交する方向に、少なくとも部材2
同士が離脱しない相互拘束構造4に形成されていれば良
く、特に限定がない。図1、3〜5は相互拘束構造の種
々の例を示すもので、図1の接合用加工材1における接
合部位3の相互拘束構造4は、鉤状で、先端に山部10
があり、続いてこの山部10が嵌まる穴11があり、そ
の断面形状は互いに同一である場合を示し、相互拘束は
簡単に出来、しかも図2の接合線5にほぼ直交する矢線
A方向には、容易に部材2同士が離脱しないものであ
る。すなわち、接合用加工材1を接合することにより、
加工パネル6が作られる。
は、接合線5にほぼ直交する方向に、少なくとも部材2
同士が離脱しない相互拘束構造4に形成されていれば良
く、特に限定がない。図1、3〜5は相互拘束構造の種
々の例を示すもので、図1の接合用加工材1における接
合部位3の相互拘束構造4は、鉤状で、先端に山部10
があり、続いてこの山部10が嵌まる穴11があり、そ
の断面形状は互いに同一である場合を示し、相互拘束は
簡単に出来、しかも図2の接合線5にほぼ直交する矢線
A方向には、容易に部材2同士が離脱しないものであ
る。すなわち、接合用加工材1を接合することにより、
加工パネル6が作られる。
【0019】図3の接合用加工材1aの相互拘束構造4
aは、斜面接触状で、先端から内方に斜面12があり、
その断面形状は互いに同一である場合を示し、相互拘束
は図1より簡単だが拘束力は劣る。接合線5にほぼ直交
する矢線A方向には、後に詳述する摩擦接合する際、少
なくとも部材2同士が容易に離脱しないものである。こ
の接合用加工材1aを接合することにより、加工パネル
6aが作られる。
aは、斜面接触状で、先端から内方に斜面12があり、
その断面形状は互いに同一である場合を示し、相互拘束
は図1より簡単だが拘束力は劣る。接合線5にほぼ直交
する矢線A方向には、後に詳述する摩擦接合する際、少
なくとも部材2同士が容易に離脱しないものである。こ
の接合用加工材1aを接合することにより、加工パネル
6aが作られる。
【0020】図4の接合用加工材1bの相互拘束構造4
bは、一方の部材2の接合部位3に突起13があり、他
方の部材2の接合部位3に突起13が差し込まれる挿入
孔14あり、突起13に凸部13aがあり、その凸部1
3aを入り込む段差14aが挿入孔14内にあり、挿入
孔14に突起13を強制的に差し込むものである。相互
拘束は図1より若干やりにくいが、接合線5にほぼ直交
する矢線A方向ばかりか、他のいかなる方向にも部材2
同士が容易に離脱しないものである。この接合用加工材
1bを接合することにより、加工パネル6bが作られ
る。
bは、一方の部材2の接合部位3に突起13があり、他
方の部材2の接合部位3に突起13が差し込まれる挿入
孔14あり、突起13に凸部13aがあり、その凸部1
3aを入り込む段差14aが挿入孔14内にあり、挿入
孔14に突起13を強制的に差し込むものである。相互
拘束は図1より若干やりにくいが、接合線5にほぼ直交
する矢線A方向ばかりか、他のいかなる方向にも部材2
同士が容易に離脱しないものである。この接合用加工材
1bを接合することにより、加工パネル6bが作られ
る。
【0021】図5の接合用加工材1cの相互拘束構造4
cは、一方の部材2の接合部位3に突起15があり、他
方の部材2の接合部位3に突起15が嵌め込まれる挿入
溝16あり、挿入溝16に突起15を接合線5に平行に
嵌め込むものである。相互拘束は図1より若干やりにく
いが、接合線5に平行な方向以外のいかなる方向にも部
材2同士が離脱しないものである。この接合用加工材1
cを接合することにより、加工パネル6cが作られる。
cは、一方の部材2の接合部位3に突起15があり、他
方の部材2の接合部位3に突起15が嵌め込まれる挿入
溝16あり、挿入溝16に突起15を接合線5に平行に
嵌め込むものである。相互拘束は図1より若干やりにく
いが、接合線5に平行な方向以外のいかなる方向にも部
材2同士が離脱しないものである。この接合用加工材1
cを接合することにより、加工パネル6cが作られる。
【0022】なお、図1、3〜5等に示す接合用加工材
等を相互拘束した際、接合線5におけるギャップ17
(図1に示す)は、部材2の厚みt0 の1/3以下であ
るのがよく、これ以上あると接合がうまく行かない。そ
して、これら相互拘束構造は、加工パネルの使用条件に
より選択され、その時の条件に最も都合の良いものとす
る。
等を相互拘束した際、接合線5におけるギャップ17
(図1に示す)は、部材2の厚みt0 の1/3以下であ
るのがよく、これ以上あると接合がうまく行かない。そ
して、これら相互拘束構造は、加工パネルの使用条件に
より選択され、その時の条件に最も都合の良いものとす
る。
【0023】図6は、図1における接合用加工材1の相
互拘束構造4を詳しく表示すると共に、接合用加工材1
を接合用回転工具20にて摩擦接合する状況を示したも
のである。この相互拘束構造4は、以下の(1)式〜
(7)式に示す通りである。 0.25t0 ≦t1 ≦0.49t0 ────(1) 0.1t0 <(W1 +W2 )<2t0 ────(2) 1/4t0 <W2 <W1 ────(3) 0≦R1 <R3 <W1 ────(4) 0≦R2 <R4 <W1 ────(5) 0≦R5 <0.2t0 ────(6) 0≦R6 <0.2t0 ────(7) ここで、t0 は部材2の厚み、t1 は穴11の底厚み、
W1 は穴11の巾、W2 は突起10の巾、R1 は突起1
0の内側アール、R2 は突起10の外側アール、R3 は
穴11の外側アール、R4 は穴11の内側アール、R5
は突起10側の接合アール、R6 は穴11側の接合アー
ルである。
互拘束構造4を詳しく表示すると共に、接合用加工材1
を接合用回転工具20にて摩擦接合する状況を示したも
のである。この相互拘束構造4は、以下の(1)式〜
(7)式に示す通りである。 0.25t0 ≦t1 ≦0.49t0 ────(1) 0.1t0 <(W1 +W2 )<2t0 ────(2) 1/4t0 <W2 <W1 ────(3) 0≦R1 <R3 <W1 ────(4) 0≦R2 <R4 <W1 ────(5) 0≦R5 <0.2t0 ────(6) 0≦R6 <0.2t0 ────(7) ここで、t0 は部材2の厚み、t1 は穴11の底厚み、
W1 は穴11の巾、W2 は突起10の巾、R1 は突起1
0の内側アール、R2 は突起10の外側アール、R3 は
穴11の外側アール、R4 は穴11の内側アール、R5
は突起10側の接合アール、R6 は穴11側の接合アー
ルである。
【0024】上記のような相互拘束構造4を有する接合
用加工材1同士を接合するには、接合用回転工具20の
摩擦接合軸21が、下記に示す(8)式〜(10)式の
条件を満足するものを使用する。 0.5t0 <Dp <1.5t0 ────(8) 0.5t0 <tp <t0 ────(9) 1.5t0 <Ds <10t0 ────(10) Dp は摩擦接合軸21のピン21aの直径、tp は摩擦
接合軸21のピン21aの長さ、Ds は摩擦接合軸21
の肩部21bの直径である。
用加工材1同士を接合するには、接合用回転工具20の
摩擦接合軸21が、下記に示す(8)式〜(10)式の
条件を満足するものを使用する。 0.5t0 <Dp <1.5t0 ────(8) 0.5t0 <tp <t0 ────(9) 1.5t0 <Ds <10t0 ────(10) Dp は摩擦接合軸21のピン21aの直径、tp は摩擦
接合軸21のピン21aの長さ、Ds は摩擦接合軸21
の肩部21bの直径である。
【0025】すなわち、上記接合用加工材1同士を相互
拘束し、その結果出来た接合線5の一端に高速回転させ
た摩擦接合軸21のピン21aを刺し込み他端側に移動
させ、その時に発生する摩擦熱により接合面を可塑化し
て、肩部21bによる圧力を付加し、摩擦接合して加工
パネル6とする。
拘束し、その結果出来た接合線5の一端に高速回転させ
た摩擦接合軸21のピン21aを刺し込み他端側に移動
させ、その時に発生する摩擦熱により接合面を可塑化し
て、肩部21bによる圧力を付加し、摩擦接合して加工
パネル6とする。
【0026】図7、8は、図1〜6に示す部材が二面構
造の中空形材である場合の接合用加工材を示すものであ
る。図7の接合用加工材1dにおける中空形材22は、
面板23、24と、これらの渡し板25とからなり、こ
の渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに
相互拘束構造4dがある。この相互拘束構造4dは、一
方の中空形材22の渡し板25と面板23及び24との
接続端部22aに突起26があり、他方の中空形材22
の渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに
上記突起26を嵌める溝27がある。そして、中空形材
22の接続端部22aが充分な肉厚状態になっているか
ら、この相互拘束構造4dは面板23及び24の厚み以
上の接合ビードを有することになる。接合用加工材1d
同士は、これら溝27に突起26を嵌めることにより、
相互拘束し接合線5に沿って接合すれば、中空の加工パ
ネル6dを作ることが出来る。
造の中空形材である場合の接合用加工材を示すものであ
る。図7の接合用加工材1dにおける中空形材22は、
面板23、24と、これらの渡し板25とからなり、こ
の渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに
相互拘束構造4dがある。この相互拘束構造4dは、一
方の中空形材22の渡し板25と面板23及び24との
接続端部22aに突起26があり、他方の中空形材22
の渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに
上記突起26を嵌める溝27がある。そして、中空形材
22の接続端部22aが充分な肉厚状態になっているか
ら、この相互拘束構造4dは面板23及び24の厚み以
上の接合ビードを有することになる。接合用加工材1d
同士は、これら溝27に突起26を嵌めることにより、
相互拘束し接合線5に沿って接合すれば、中空の加工パ
ネル6dを作ることが出来る。
【0027】接合用加工材1eは、図8に示すように、
渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに相
互拘束構造4eがある。この相互拘束構造4eは、一方
の中空形材22の接続端部22aに突起26a及び溝2
7aがあり、他方の中空形材22の接続端部22aにも
上記突起26a及び溝27aを嵌める溝27b及び突起
26bがある。なお、相互拘束構造4eにも図7と同様
ナ接合ビードを有している。接合用加工材1e同士は、
これら溝27a及び27bに突起26b及び26aを嵌
めることにより、相互拘束し接合線5に沿って接合すれ
ば、中空の加工パネル6eを作ることが出来る。この中
空の加工パネルは図3〜5等に示す相互拘束構造を有す
るものであっても差し支えない。
渡し板25と面板23及び24との接続端部22aに相
互拘束構造4eがある。この相互拘束構造4eは、一方
の中空形材22の接続端部22aに突起26a及び溝2
7aがあり、他方の中空形材22の接続端部22aにも
上記突起26a及び溝27aを嵌める溝27b及び突起
26bがある。なお、相互拘束構造4eにも図7と同様
ナ接合ビードを有している。接合用加工材1e同士は、
これら溝27a及び27bに突起26b及び26aを嵌
めることにより、相互拘束し接合線5に沿って接合すれ
ば、中空の加工パネル6eを作ることが出来る。この中
空の加工パネルは図3〜5等に示す相互拘束構造を有す
るものであっても差し支えない。
【0028】接合用加工材1d、1eは、図7に示すよ
うに、面板23側の接合線5の一端に高速回転させた摩
擦接合軸21のピン21aを刺し込み他端側に移動させ
て、摩擦接合した後、面板24側の接合線5を摩擦接合
しても良い。また、接合用加工材1d、1eは、図8に
示すように、面板23側の接合線5及び面板24側の接
合線5に高速回転させた摩擦接合軸21のピン21aを
刺し込み、面板23側及び面板24側を同時に摩擦接合
しても良い。
うに、面板23側の接合線5の一端に高速回転させた摩
擦接合軸21のピン21aを刺し込み他端側に移動させ
て、摩擦接合した後、面板24側の接合線5を摩擦接合
しても良い。また、接合用加工材1d、1eは、図8に
示すように、面板23側の接合線5及び面板24側の接
合線5に高速回転させた摩擦接合軸21のピン21aを
刺し込み、面板23側及び面板24側を同時に摩擦接合
しても良い。
【0029】次に、本発明の効果を確認するための実施
例について説明する。 実施例1 材質6N01−T5、厚み4mmの平板状の部材の接合部
位を図6に示すような相互拘束構造とし、部材を相互拘
束して接合線を2mとし、鋼製の裏当てにクランプで固
定し、接合線に直交する方向には拘束せず、2000rp
m で回転している摩擦接合軸を400mm/分の送り速度
で接合線に沿って移動させて、摩擦接合を行った(その
他の詳細条件は表1に示すとおり。)。摩擦接合の評価
は、接合部を切断し、その断面をエッチングして、その
マクロ組織を観察して、欠陥の有無を確認する。また、
接合部をR=3t(tは平板に厚みを示す。)の条件で
裏曲げ試験を行った。
例について説明する。 実施例1 材質6N01−T5、厚み4mmの平板状の部材の接合部
位を図6に示すような相互拘束構造とし、部材を相互拘
束して接合線を2mとし、鋼製の裏当てにクランプで固
定し、接合線に直交する方向には拘束せず、2000rp
m で回転している摩擦接合軸を400mm/分の送り速度
で接合線に沿って移動させて、摩擦接合を行った(その
他の詳細条件は表1に示すとおり。)。摩擦接合の評価
は、接合部を切断し、その断面をエッチングして、その
マクロ組織を観察して、欠陥の有無を確認する。また、
接合部をR=3t(tは平板に厚みを示す。)の条件で
裏曲げ試験を行った。
【0030】実施例2 材質5083−O、厚み5mmの平板状の部材を実施例1
と同様にクランプのみで固定し、1250rpm で回転し
ている摩擦接合軸を100mm/分の送り速度で摩擦接合
を行った(その他の詳細条件は表1に示すとおり。)。
摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
と同様にクランプのみで固定し、1250rpm で回転し
ている摩擦接合軸を100mm/分の送り速度で摩擦接合
を行った(その他の詳細条件は表1に示すとおり。)。
摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
【0031】実施例3 材質1100−H、厚み12mmの平板状の部材を実施例
1と同様にクランプのみで固定し、2500rpm で回転
している摩擦接合軸を350mm/分の送り速度で摩擦接
合を行った(その他の詳細条件は表1に示すとお
り。)。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
1と同様にクランプのみで固定し、2500rpm で回転
している摩擦接合軸を350mm/分の送り速度で摩擦接
合を行った(その他の詳細条件は表1に示すとお
り。)。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
【0032】比較例1 実施例1の穴巾W1 =1.1mm、突起巾W2 =1.0mm
を、穴巾W1 =4.0mm、突起巾W2 =4.0mmに変更
し、その他の条件は実施例1と同様にして摩擦接合を行
った。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
を、穴巾W1 =4.0mm、突起巾W2 =4.0mmに変更
し、その他の条件は実施例1と同様にして摩擦接合を行
った。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
【0033】比較例2 実施例2の穴底厚みt1 =2mmを、1.0mmに変更し、
その他の条件は実施例2と同様にして摩擦接合を行っ
た。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
その他の条件は実施例2と同様にして摩擦接合を行っ
た。摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。
【0034】比較例3 実施例3の突起の内側アールR1 、突起の外側アールR
2 、穴の外側アールR3 、穴の内側アールR4 が全て
0.5mmであるのを、全て2.0mmに変更する。更に実
施例3の突起側接合アールR5 、穴側接合アールR6 が
全て0.5mmであるのを、全て2.0mmに変更する。そ
の他の条件は実施例3と同様にして摩擦接合を行った。
摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。以上の実施例
1〜3及び比較例1〜3の結果を表1、表2に示す。
2 、穴の外側アールR3 、穴の内側アールR4 が全て
0.5mmであるのを、全て2.0mmに変更する。更に実
施例3の突起側接合アールR5 、穴側接合アールR6 が
全て0.5mmであるのを、全て2.0mmに変更する。そ
の他の条件は実施例3と同様にして摩擦接合を行った。
摩擦接合の評価も実施例1と同様に行う。以上の実施例
1〜3及び比較例1〜3の結果を表1、表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】表1〜2によれば、実施例1〜3による摩
擦接合の評価は、接合部に欠陥が発見されず、更に、曲
げ試験においても割れを生じず、全く問題がなかった。
これに対して、比較例1では穴巾W1 +突起巾W2 が大
きすぎて摩擦接合軸が接合面全体に届かなかった。比較
例2では穴底厚みt1 が小さ過ぎて、接合部が押し広げ
られギャップが生じて接合部に欠陥が生じた。比較例3
では接合部のR1 〜R6 が大きく接合部のメタル量が不
足し、接合部にトンネル状の欠陥が生じた。
擦接合の評価は、接合部に欠陥が発見されず、更に、曲
げ試験においても割れを生じず、全く問題がなかった。
これに対して、比較例1では穴巾W1 +突起巾W2 が大
きすぎて摩擦接合軸が接合面全体に届かなかった。比較
例2では穴底厚みt1 が小さ過ぎて、接合部が押し広げ
られギャップが生じて接合部に欠陥が生じた。比較例3
では接合部のR1 〜R6 が大きく接合部のメタル量が不
足し、接合部にトンネル状の欠陥が生じた。
【0038】実施例4 相互拘束構造が図7に示す断面形状を持ち、面板の厚み
が共に5mm、面板間距離70mm、巾350mm、長さ2
m、材質6N01−T5の押し出し成型による中空形材
である接合用加工材を、接合部と反対側の鋼製定盤に固
定し、ピンが直径5.0mm×長さ4.5mmであり、肩部
の直径が15mmの摩擦接合軸を1000rpm で回転さ
せ、300mm/分の送り速度で接合線に沿って移動させ
て、摩擦接合を行った。その後裏面も同様に摩擦接合を
行った。その結果、摩擦接合の表面には欠陥が無く、透
過X線検査でも内部に欠陥が無いことが確認された。
が共に5mm、面板間距離70mm、巾350mm、長さ2
m、材質6N01−T5の押し出し成型による中空形材
である接合用加工材を、接合部と反対側の鋼製定盤に固
定し、ピンが直径5.0mm×長さ4.5mmであり、肩部
の直径が15mmの摩擦接合軸を1000rpm で回転さ
せ、300mm/分の送り速度で接合線に沿って移動させ
て、摩擦接合を行った。その後裏面も同様に摩擦接合を
行った。その結果、摩擦接合の表面には欠陥が無く、透
過X線検査でも内部に欠陥が無いことが確認された。
【0039】実施例5 相互拘束構造が図8に示す断面形状を持ち、面板の厚み
が共に3mm、面板間距離60mm、巾600mm、長さ14
m、そして、接合線に沿って巾6mm×高さ0.1mmの凸
部を設け、材質は6N01−T5であり、押し出し成型
による中空形材である接合用加工材を、接合部と反対側
の鋼製定盤に固定し、ピンが直径3.0mm×長さ2.6
mmであり、肩部の径が10mmの2本の摩擦接合軸を15
00rpmで回転させ、500mm/分の送り速度で上下の
接合線に沿って同時に移動させて、摩擦接合を行った。
その結果、摩擦接合の表面には欠陥が無く、透過X線検
査でも内部に欠陥が無いことが確認された。更に、上記
凸部により接合後切削工具を接合線に沿って作動させる
と、表面が平滑となり、塗装すると接合部が確認出来な
い程になった。
が共に3mm、面板間距離60mm、巾600mm、長さ14
m、そして、接合線に沿って巾6mm×高さ0.1mmの凸
部を設け、材質は6N01−T5であり、押し出し成型
による中空形材である接合用加工材を、接合部と反対側
の鋼製定盤に固定し、ピンが直径3.0mm×長さ2.6
mmであり、肩部の径が10mmの2本の摩擦接合軸を15
00rpmで回転させ、500mm/分の送り速度で上下の
接合線に沿って同時に移動させて、摩擦接合を行った。
その結果、摩擦接合の表面には欠陥が無く、透過X線検
査でも内部に欠陥が無いことが確認された。更に、上記
凸部により接合後切削工具を接合線に沿って作動させる
と、表面が平滑となり、塗装すると接合部が確認出来な
い程になった。
【0040】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、部材同士を相互拘束構造により拘束し、その上
で接合線に沿って接合するから、外力による拘束を殆ど
行わなくても良い。従って、接合作業に伴う拘束作業、
拘束治具がほとんど必要無くなり、種々の形状の部材も
接合可能になって、それらはいずれも低価格につながる
こととなる。
よれば、部材同士を相互拘束構造により拘束し、その上
で接合線に沿って接合するから、外力による拘束を殆ど
行わなくても良い。従って、接合作業に伴う拘束作業、
拘束治具がほとんど必要無くなり、種々の形状の部材も
接合可能になって、それらはいずれも低価格につながる
こととなる。
【0042】請求項2の発明によれば、接合部位が相互
拘束構造である部材を二面構造の中空形材としても、上
述と同様な結果を得ることが出来る。従って、上記効果
に加えて、大型の中空形材も接合可能となる。
拘束構造である部材を二面構造の中空形材としても、上
述と同様な結果を得ることが出来る。従って、上記効果
に加えて、大型の中空形材も接合可能となる。
【0043】請求項3の発明によれば、接合部位が相互
拘束構造である部材同士を相互拘束してあると、その後
の接合作業が極めて安定して出来、仕上がり具合も良く
なる。従って、接合部に不安定な部分が発生する要素が
なくなる。
拘束構造である部材同士を相互拘束してあると、その後
の接合作業が極めて安定して出来、仕上がり具合も良く
なる。従って、接合部に不安定な部分が発生する要素が
なくなる。
【0044】請求項4の発明によれば、部材の厚み以上
の接合ビードを有していると、中空形材同士の接合後の
強度が十分なものとなる。従って、多様性のある中空形
材を接合して大型のものとすることがなお一層し易くな
る。
の接合ビードを有していると、中空形材同士の接合後の
強度が十分なものとなる。従って、多様性のある中空形
材を接合して大型のものとすることがなお一層し易くな
る。
【0045】請求項5の発明によれば、部材同士のギャ
ップが部材厚みの1/3以内であると、その後の接合作
業が安定して出来、仕上がり具合も良くなる。従って、
接合が安定して可能となる。
ップが部材厚みの1/3以内であると、その後の接合作
業が安定して出来、仕上がり具合も良くなる。従って、
接合が安定して可能となる。
【0046】請求項6の発明によれば、外力による拘束
がほとんど必要ないから、拘束あとがなく接合仕上がり
のよい加工パネルを得る。従って、歪みのない多様性の
ある加工パネルをより安く得ることが出来る。
がほとんど必要ないから、拘束あとがなく接合仕上がり
のよい加工パネルを得る。従って、歪みのない多様性の
ある加工パネルをより安く得ることが出来る。
【0047】請求項7の発明によれば、外力による拘束
がほとんど必要なく、拘束あとがなく接合仕上がりのよ
い二面構造の加工パネルを得る。従って、歪みのない多
様性のある大型の二面構造の加工パネルをより安く得る
ことが出来る。
がほとんど必要なく、拘束あとがなく接合仕上がりのよ
い二面構造の加工パネルを得る。従って、歪みのない多
様性のある大型の二面構造の加工パネルをより安く得る
ことが出来る。
【0048】請求項8の発明によれば、摩擦接合の際外
力による拘束がほとんど必要なく、拘束治具を使用しな
いから摩擦接合がし易く、仕上がりのよい加工パネルを
得ることが出来る。従って、多様性のある加工パネルを
容易に製造出来る。
力による拘束がほとんど必要なく、拘束治具を使用しな
いから摩擦接合がし易く、仕上がりのよい加工パネルを
得ることが出来る。従って、多様性のある加工パネルを
容易に製造出来る。
【0049】請求項9の発明によれば、外力による拘束
がほとんど必要なく、拘束治具を使用しないから摩擦接
合がし易く、仕上がりのよい二面構造の加工パネルを得
ることが出来る。従って、多様性のある大型の二面構造
の加工パネルを製造することが出来る。
がほとんど必要なく、拘束治具を使用しないから摩擦接
合がし易く、仕上がりのよい二面構造の加工パネルを得
ることが出来る。従って、多様性のある大型の二面構造
の加工パネルを製造することが出来る。
【0050】請求項10の発明によれば、接合用回転工
具を使用することで、摩擦接合が安定してでき、摩擦接
合後の強度が高く、仕上がりもよい接合ができる。従っ
て、強度が高く、仕上がりのよい摩擦接合が失敗無く出
来る。
具を使用することで、摩擦接合が安定してでき、摩擦接
合後の強度が高く、仕上がりもよい接合ができる。従っ
て、強度が高く、仕上がりのよい摩擦接合が失敗無く出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す接合用加工材の断面図
である。
である。
【図2】図1の接合用加工材を相互拘束した場合の平面
図である。
図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す接合用加工材の断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す接合用加工材の断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す接合用加工材の断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の実施形態を示す接合用加工材の製作状
況を示す断面図である。
況を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す接合用加工材の断
面図である。
面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す接合用加工材の断
面図である。
面図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
1、1a、1b、1c、1d、1e 接合用加工材 2e 部材 3 接合部位 4、4a、4b、4c、4d、4e 相互拘束構造 5 接合線 6、6a、6b、6c、6d、6e 加工パネル 10 山部 11 穴 12 斜面 13、15、26、26a、26b 突起 13a 凸部 14 挿入孔 14a 段差 16 挿入溝 20 接合用回転工具 21 摩擦接合軸 21a ピン 21b 肩部 22 中空形材 22a 接続端部 23、24 面板 25 渡し板 27、27a、27b 溝 a、b パネル c、d、f 板
Claims (10)
- 【請求項1】 接合に供する部材同士の接合部位を相互
拘束構造に形成してなり、該相互拘束構造は、前記部材
同士を相互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直
交する方向に、少なくとも前記部材同士が離脱しないも
のであることを特徴とする接合用加工材。 - 【請求項2】 前記部材は二面構造の中空形材であるこ
とを特徴とする請求項1記載の接合用加工材。 - 【請求項3】 前記相互拘束構造は、下記の範囲にある
ことを特徴とする請求項1又は2記載の接合用加工材。 0.25t0 ≦t1 ≦0.49t0 0.1t0 <(W1 +W2 )<2t0 1/4t0 <W2 <W1 0≦R1 <R3 <W1 0≦R2 <R4 <W1 0≦R5 <0.2t0 0≦R6 <0.2t0 (t0 :部材厚み、t1 :穴底厚み、W1 :穴巾、
W2 :突起巾、R1 :突起の内側アール、R2 :突起の
外側アール、R3 :穴の外側アール、R4 :穴の内側ア
ール、R5 :突起側接合アール、R6 :穴側接合アー
ル) - 【請求項4】 前記中空形材同士における相互拘束構造
は前記部材の厚み以上の接合ビードを有することを特徴
とする請求項2記載の接合用加工材。 - 【請求項5】 前記接合線における前記部材同士のギャ
ップが前記部材厚みの1/3以内であることを特徴とす
る請求項1、2、3又は4記載の接合用加工材。 - 【請求項6】 請求項1、3又は5記載の部材同士を相
互拘束してこれにより生じた接合線に沿って接合してな
ることを特徴とする加工パネル。 - 【請求項7】 請求項2、3、4又は5記載の二面構造
の中空形材同士を相互拘束してこれにより生じた接合線
に沿って接合してなることを特徴とする加工パネル。 - 【請求項8】 接合に供する部材同士の接合部位を相互
拘束構造に形成し、この相互拘束構造はこれら部材を相
互拘束した際これにより生じた接合線にほぼ直交する方
向に、少なくとも前記部材同士が離脱しない構成とし、
その後前記部材同士を相互拘束し、生じた接合線に沿っ
て摩擦接合してなることを特徴とする接合用加工材の接
合方法。 - 【請求項9】 接合に供する二面構造の中空形材同士の
接合部位を相互拘束構造に形成し、この相互拘束構造は
これら中空形材を相互拘束した際これにより生じた接合
線にほぼ直交する方向に、少なくとも前記中空形材同士
が離脱しない構成とし、その後前記中空形材同士を相互
拘束し、生じた接合線に沿って摩擦接合してなることを
特徴とする接合用加工材の接合方法。 - 【請求項10】 請求項3記載の相互拘束構造に形成し
た前記部材を相互拘束し、これにより生じた接合線に沿
って摩擦接合する際、摩擦接合軸が下記のように構成さ
れた接合用回転工具を用いたことを特徴とする接合用加
工材の接合方法。 0.5t0 <Dp <1.5t0 0.5t0 <tp <t0 1.5t0 <Ds <10t0 (Dp :摩擦接合軸の直径、tp :摩擦接合軸の長さ、
Ds :摩擦接合軸の肩部の直径)
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