JPH11250314A - 棒金入出金装置 - Google Patents
棒金入出金装置Info
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- JPH11250314A JPH11250314A JP10050777A JP5077798A JPH11250314A JP H11250314 A JPH11250314 A JP H11250314A JP 10050777 A JP10050777 A JP 10050777A JP 5077798 A JP5077798 A JP 5077798A JP H11250314 A JPH11250314 A JP H11250314A
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- Japan
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- coin
- coins
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動装填および手装填に関わらず、たとえ誤っ
た状態で棒金を収納したり、手装填の際の入力ミスがあ
ったとしても、その棒金の金種を確実に判別できる棒金
入出金装置を提供する。 【解決手段】ユニット本体2と、このユニット本体に備
えられ棒金Pを金種別にして収容するカセット20と、
このカセットに収容される棒金を取出して出金する取出
しレバー27および棒金搬送ブロック47と、カセット
に収容される棒金の金種を判別する入金精査部49を備
えた。
た状態で棒金を収納したり、手装填の際の入力ミスがあ
ったとしても、その棒金の金種を確実に判別できる棒金
入出金装置を提供する。 【解決手段】ユニット本体2と、このユニット本体に備
えられ棒金Pを金種別にして収容するカセット20と、
このカセットに収容される棒金を取出して出金する取出
しレバー27および棒金搬送ブロック47と、カセット
に収容される棒金の金種を判別する入金精査部49を備
えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒金の入出金を行な
う棒金入出金装置に係り、特に入金時における金種精査
に関する。
う棒金入出金装置に係り、特に入金時における金種精査
に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関、百貨店等、多数の紙幣や硬貨
等を扱う分野では、機械化により現金管理の効率化及び
現金処理作業の効率化を図っている。このような分野で
は、50枚の重ねた硬貨を紙やビニール等で包装した棒
金が、バラの硬貨と比較して取扱い易いため、多数用い
られている。そして、こうした棒金は、棒金入出金装置
によって処理されて管理される。
等を扱う分野では、機械化により現金管理の効率化及び
現金処理作業の効率化を図っている。このような分野で
は、50枚の重ねた硬貨を紙やビニール等で包装した棒
金が、バラの硬貨と比較して取扱い易いため、多数用い
られている。そして、こうした棒金は、棒金入出金装置
によって処理されて管理される。
【0003】前記棒金入出金装置は、装置内にセットさ
れる棒金収容カセットを備えており、入金動作は自動で
行なう自動装填をなしたり、オペレータが扉を開放して
対象とする金種の棒金収容カセットを引き出した上、そ
のカセットに収容している。
れる棒金収容カセットを備えており、入金動作は自動で
行なう自動装填をなしたり、オペレータが扉を開放して
対象とする金種の棒金収容カセットを引き出した上、そ
のカセットに収容している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入金動作を
装置が自動的に行った場合は、装置が自動的に硬貨の金
種と棒金の本数をデータとして記憶する。また、オペレ
ータの手装填による場合は、そのオペレータ自身が装置
に金種と本数のデータを入力する。
装置が自動的に行った場合は、装置が自動的に硬貨の金
種と棒金の本数をデータとして記憶する。また、オペレ
ータの手装填による場合は、そのオペレータ自身が装置
に金種と本数のデータを入力する。
【0005】しかるに、従来のこの種装置においては、
そのトレイ上に正しくそれぞれの金種の棒金が収容され
ているか、また収容された棒金の本数が入金時の計数デ
ータと一致しているかを、装置自体が確認することがで
きなかった。
そのトレイ上に正しくそれぞれの金種の棒金が収容され
ているか、また収容された棒金の本数が入金時の計数デ
ータと一致しているかを、装置自体が確認することがで
きなかった。
【0006】必要に応じて確認するには、オペレータが
装置の扉を開放して確認すべきトレイを引き出し、その
上でオペレータ自身が確認することになる。したがっ
て、手間がかかるばかりか、錯誤によるミスの発生の恐
れもある。
装置の扉を開放して確認すべきトレイを引き出し、その
上でオペレータ自身が確認することになる。したがっ
て、手間がかかるばかりか、錯誤によるミスの発生の恐
れもある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、入金されている棒金
の金種判別をなし、正確な精査を自動的に行って信頼性
の向上を図れる棒金入出金装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、入金されている棒金
の金種判別をなし、正確な精査を自動的に行って信頼性
の向上を図れる棒金入出金装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
に、本発明の棒金入出金装置は、請求項1として、装置
本体と、この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容す
る棒金収納手段と、この棒金収納手段に収容される棒金
の金種を確認する精査手段とを具備したことを特徴とす
る。
に、本発明の棒金入出金装置は、請求項1として、装置
本体と、この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容す
る棒金収納手段と、この棒金収納手段に収容される棒金
の金種を確認する精査手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿
って移動して、棒金の金種を確認する精査手段とを具備
したことを特徴とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿
って移動して、棒金の金種を確認する精査手段とを具備
したことを特徴とする。
【0010】請求項3として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認する精
査手段と、この精査手段が異なる金種を検知したときこ
れを報知する手段とを具備したことを特徴とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認する精
査手段と、この精査手段が異なる金種を検知したときこ
れを報知する手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項4として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認すると
ともに本数を計数する精査手段とを具備したことを特徴
とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認すると
ともに本数を計数する精査手段とを具備したことを特徴
とする。
【0012】請求項5として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿
って移動して、棒金の金種を確認するとともに本数を計
数する精査手段とを具備したことを特徴とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿
って移動して、棒金の金種を確認するとともに本数を計
数する精査手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項6として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、その本数を
入力する手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の
金種を確認するとともに、その本数を計数する精査手段
と、この精査手段が確認した金種および/ もしくは本数
が、上記入力手段への入力と相違したときこれを報知す
る手段とを具備したことを特徴とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収納手段と、
この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、その本数を
入力する手段と、この棒金収納手段に収容される棒金の
金種を確認するとともに、その本数を計数する精査手段
と、この精査手段が確認した金種および/ もしくは本数
が、上記入力手段への入力と相違したときこれを報知す
る手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項7として、装置本体と、この装置本
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、そ
の本数を入力する手段と、上記棒金収納手段に収容され
る棒金の金種を確認するとともに、その本数を計数する
精査手段と、この精査手段が確認した金種および/ もし
くは本数が入力手段への入力と相違したときこれを報知
する手段とを具備したことを特徴とする。
体に備えられ棒金を金種別に収容するとともに、それぞ
れが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容する棒金収納
手段と、この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、そ
の本数を入力する手段と、上記棒金収納手段に収容され
る棒金の金種を確認するとともに、その本数を計数する
精査手段と、この精査手段が確認した金種および/ もし
くは本数が入力手段への入力と相違したときこれを報知
する手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】請求項8として、請求項1ないし請求項7
のいずれかに記載の棒金入出金装置において上記棒金
は、同一金種の硬貨を所定枚数ずつ包装されてなり、上
記精査手段は、棒金収納手段に収容される棒金の端面に
沿って移動し、かつ硬貨を検知する検知部および、この
検知部の検知信号を受けて硬貨の金種を判別する判別手
段とを備えたことを特徴とする。
のいずれかに記載の棒金入出金装置において上記棒金
は、同一金種の硬貨を所定枚数ずつ包装されてなり、上
記精査手段は、棒金収納手段に収容される棒金の端面に
沿って移動し、かつ硬貨を検知する検知部および、この
検知部の検知信号を受けて硬貨の金種を判別する判別手
段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項9として、請求項8記載の棒金入出
金装置において上記検知体は、棒金端面の中心部に沿っ
て移動し硬貨の孔明きの有無を確認する第1の検知体
と、棒金端面に沿って移動し硬貨の大きさを確認する第
2の検知体とからなり、上記判別手段は第1の検知体と
第2の検知体の検知信号を受け、両方の検知信号を統合
した結果から棒金の金種を判別することを特徴とする。
金装置において上記検知体は、棒金端面の中心部に沿っ
て移動し硬貨の孔明きの有無を確認する第1の検知体
と、棒金端面に沿って移動し硬貨の大きさを確認する第
2の検知体とからなり、上記判別手段は第1の検知体と
第2の検知体の検知信号を受け、両方の検知信号を統合
した結果から棒金の金種を判別することを特徴とする。
【0017】請求項10として、請求項9記載の棒金入
出金装置において上記第1の検知体と第2の検知体は、
硬貨に投光し、かつその反射光を受けて明暗を検知する
反射型センサであり、上記判別手段は、上記第1の検知
体と第2の検知体が検知する明暗の時間の長さとそのタ
イミングから、棒金の金種を判別することを特徴とす
る。
出金装置において上記第1の検知体と第2の検知体は、
硬貨に投光し、かつその反射光を受けて明暗を検知する
反射型センサであり、上記判別手段は、上記第1の検知
体と第2の検知体が検知する明暗の時間の長さとそのタ
イミングから、棒金の金種を判別することを特徴とす
る。
【0018】請求項11として、請求項9記載の棒金入
出金装置において上記判別手段は、上記第1の検知体と
第2の検知体から受ける検知信号の回数をカウントする
ことにより、棒金の本数を計数することを特徴とする。
出金装置において上記判別手段は、上記第1の検知体と
第2の検知体から受ける検知信号の回数をカウントする
ことにより、棒金の本数を計数することを特徴とする。
【0019】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、自動装填および手装填に関わらず、たとえ
誤った状態で棒金を装填したり、手装填の際の入力ミス
があったとしても、入金時にその棒金の金種を確実に判
別できる。
ことにより、自動装填および手装填に関わらず、たとえ
誤った状態で棒金を装填したり、手装填の際の入力ミス
があったとしても、入金時にその棒金の金種を確実に判
別できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施の形態について説明する。図1は、棒金入出金装
置1の外観図を示している。図中、2は棒金入出金装置
1の装置本体である筐体であり、この筐体2の前面には
扉3が設けられている。この扉3は開閉自在であり、図
3に示すごとく扉3を開放することによって、オペレー
タは、棒金入出金装置1内に設置されている各種の動作
機構(後述する)に対してアプローチすることができ
る。
一実施の形態について説明する。図1は、棒金入出金装
置1の外観図を示している。図中、2は棒金入出金装置
1の装置本体である筐体であり、この筐体2の前面には
扉3が設けられている。この扉3は開閉自在であり、図
3に示すごとく扉3を開放することによって、オペレー
タは、棒金入出金装置1内に設置されている各種の動作
機構(後述する)に対してアプローチすることができ
る。
【0021】また、図1に示すように、筐体2の上面部
には、棒金を入出金装置1内に対して出し入れするため
の入出金口4と、この入出金口4を開閉するためのシャ
ッタ5と、入出金装置1の内部の棒金の残量や入出金装
置1の正常・異常等を表示するための表示部6とが設け
られている。
には、棒金を入出金装置1内に対して出し入れするため
の入出金口4と、この入出金口4を開閉するためのシャ
ッタ5と、入出金装置1の内部の棒金の残量や入出金装
置1の正常・異常等を表示するための表示部6とが設け
られている。
【0022】シャッタ5は装置1の奥側に対して開閉
し、その開かれた状態が図2に示されている。このよう
にシャッタ5が開かれた状態では、棒金の搬送を行なう
箱型のエレベータ7(図3参照)のホッパ65の上面開
口部が入出金口4と対向し、入出金口4を通じてホッパ
65内に棒金をセットしたり、ホッパ65から棒金を取
り出すことが可能となる。また、シャッタ5には図示し
ないロック機構が設けられており、シャッタ5を閉じた
状態で電源を切ると、前記ロック機構によってシャッタ
5が開かないようになっている。
し、その開かれた状態が図2に示されている。このよう
にシャッタ5が開かれた状態では、棒金の搬送を行なう
箱型のエレベータ7(図3参照)のホッパ65の上面開
口部が入出金口4と対向し、入出金口4を通じてホッパ
65内に棒金をセットしたり、ホッパ65から棒金を取
り出すことが可能となる。また、シャッタ5には図示し
ないロック機構が設けられており、シャッタ5を閉じた
状態で電源を切ると、前記ロック機構によってシャッタ
5が開かないようになっている。
【0023】次に、棒金の搬送を行なうエレベータ機構
について、図3を参照しながら説明する。入出金装置1
の内部前面側には棒金を搬送するためのエレベータ7が
上下方向に移動可能に設けられている。すなわち、エレ
ベータ7は、入出金装置1内に立設された2本のシャフ
ト8,9に対してスライド自在に取り付けられており、
これらシャフト8,9によってその動作方向が上下方向
のみに規制されている。
について、図3を参照しながら説明する。入出金装置1
の内部前面側には棒金を搬送するためのエレベータ7が
上下方向に移動可能に設けられている。すなわち、エレ
ベータ7は、入出金装置1内に立設された2本のシャフ
ト8,9に対してスライド自在に取り付けられており、
これらシャフト8,9によってその動作方向が上下方向
のみに規制されている。
【0024】また、エレベータ7は、モータ11に取り
付けられて駆動される1つの駆動プーリ13と複数の従
動プーリ12とに巻装されたベルト10に対して固定さ
れており、モータ11を駆動させてベルト10を正転・
逆転させると、ベルト10の動きに追従してエレベータ
7が上下方向に移動するようになっている。
付けられて駆動される1つの駆動プーリ13と複数の従
動プーリ12とに巻装されたベルト10に対して固定さ
れており、モータ11を駆動させてベルト10を正転・
逆転させると、ベルト10の動きに追従してエレベータ
7が上下方向に移動するようになっている。
【0025】なお、ベルト10にはエレベータ7と逆の
位相で動作するバランスウェイト14が取り付けられて
いる。したがって、エレベータ7が上方に向かう場合に
はバランスウェイト14が下方に向かって動作するた
め、モータ11に加わる負荷を軽減することができる。
位相で動作するバランスウェイト14が取り付けられて
いる。したがって、エレベータ7が上方に向かう場合に
はバランスウェイト14が下方に向かって動作するた
め、モータ11に加わる負荷を軽減することができる。
【0026】エレベータ7にはラッチ15が取り付けら
れており、このラッチ15を多数のラッチ溝を有するラ
ッチ板16に掛合することによって、エレベータ7を任
意の位置に保持できるようになっている。この場合、ラ
ッチ15とラッチ板16との掛合状態はラッチソレノイ
ド17を励磁することによって解除される。
れており、このラッチ15を多数のラッチ溝を有するラ
ッチ板16に掛合することによって、エレベータ7を任
意の位置に保持できるようになっている。この場合、ラ
ッチ15とラッチ板16との掛合状態はラッチソレノイ
ド17を励磁することによって解除される。
【0027】したがって、所定の位置に保持されたエレ
ベータ7を上下に移動させるには、ラッチソレノイド1
7を励磁してラッチ15とラッチ板16との掛合を解除
すれば良い。なお、エレベータ7の位置を検出する検出
手段が所定の位置に取り付けられている。
ベータ7を上下に移動させるには、ラッチソレノイド1
7を励磁してラッチ15とラッチ板16との掛合を解除
すれば良い。なお、エレベータ7の位置を検出する検出
手段が所定の位置に取り付けられている。
【0028】図4に示すように、エレベータ7よりも奥
側の筐体2内部には、棒金をセットするための棒金収納
手段である複数のカセット20が、棚形状のカセット台
25(図6及び図7参照)に保持された状態で、エレベ
ータ7に隣接して設けられている(図4及び図5にはカ
セット台25が図示されていない)。
側の筐体2内部には、棒金をセットするための棒金収納
手段である複数のカセット20が、棚形状のカセット台
25(図6及び図7参照)に保持された状態で、エレベ
ータ7に隣接して設けられている(図4及び図5にはカ
セット台25が図示されていない)。
【0029】これらのカセット20は、エレベータ7の
移動路に沿って上下に配列されており、棒金を出し入れ
可能な構成になっている。各カセット20は硬貨の金種
に応じて内側の高さや幅が異なっており、現在日本には
6金種あるため、最低でも6個のカセット20が設けら
れる必要がある。ここでは、6個以上のカセット20が
上下方向に配列され、これらのカセット20によって棒
金を金種毎にセットすることができるようになってい
る。
移動路に沿って上下に配列されており、棒金を出し入れ
可能な構成になっている。各カセット20は硬貨の金種
に応じて内側の高さや幅が異なっており、現在日本には
6金種あるため、最低でも6個のカセット20が設けら
れる必要がある。ここでは、6個以上のカセット20が
上下方向に配列され、これらのカセット20によって棒
金を金種毎にセットすることができるようになってい
る。
【0030】図6に示すように、カセット20は、その
上面がほぼ開口しており、カセット台25に対して挿脱
可能にセットされるようになっている。すなわち、カセ
ット台25にはカセット20を保持するカセットラッチ
(図示せず)が取り付けられており、このカセットラッ
チを解除することによりカセット20がカセット台25
から取り外しできるようになっている。また、前記カセ
ットラッチにはセンサが取り付けられており、カセット
20が正常にセットされているかどうかを検出すること
ができるようになっている。
上面がほぼ開口しており、カセット台25に対して挿脱
可能にセットされるようになっている。すなわち、カセ
ット台25にはカセット20を保持するカセットラッチ
(図示せず)が取り付けられており、このカセットラッ
チを解除することによりカセット20がカセット台25
から取り外しできるようになっている。また、前記カセ
ットラッチにはセンサが取り付けられており、カセット
20が正常にセットされているかどうかを検出すること
ができるようになっている。
【0031】カセット20の前面には、カセット20に
セットされた棒金を保持する棒金シャッタ21が取り付
けられている。ここで、エレベータ7が所定のカセット
20に隣接して配置された状態を図7に、また、エレベ
ータ7とカセット20のシャッタ21側部分とを拡大し
た図を図8に示す。
セットされた棒金を保持する棒金シャッタ21が取り付
けられている。ここで、エレベータ7が所定のカセット
20に隣接して配置された状態を図7に、また、エレベ
ータ7とカセット20のシャッタ21側部分とを拡大し
た図を図8に示す。
【0032】これら図7および図8に示されるように、
前記棒金シャッタ21は、軸24を中心としてカセット
20の内側方向に回転可能であり、ばね23によって立
ち上がる方向(外側方向)に付勢されている。したがっ
て、棒金シャッタ21は、他の外力が作用しない限り、
ばね23の付勢力により立ち上がった状態を保持してお
り、カセット20内の棒金Pと当接して棒金Pをカセッ
ト20内に保持することができる。
前記棒金シャッタ21は、軸24を中心としてカセット
20の内側方向に回転可能であり、ばね23によって立
ち上がる方向(外側方向)に付勢されている。したがっ
て、棒金シャッタ21は、他の外力が作用しない限り、
ばね23の付勢力により立ち上がった状態を保持してお
り、カセット20内の棒金Pと当接して棒金Pをカセッ
ト20内に保持することができる。
【0033】このような構成で、オペレータが直接に棒
金Pをカセット20にセットする(いわゆる、手装填)
場合には、棒金Pをカセット20の開口部からカセット
20内部に揃えて入れることにより、約20本の棒金P
を1つのカセット20にセットすることが可能である。
金Pをカセット20にセットする(いわゆる、手装填)
場合には、棒金Pをカセット20の開口部からカセット
20内部に揃えて入れることにより、約20本の棒金P
を1つのカセット20にセットすることが可能である。
【0034】一方、これとは異なり、棒金Pを機械的に
カセット20にセットする場合には、後述するように、
セットすべき棒金Pを棒金シャッタ21の前面からカセ
ット20内に押し込む。つまり、棒金シャッタ21の前
面に棒金Pを押し当ててばね23の付勢力に抗して棒金
シャッタ21を内側に回転させながら、棒金Pをカセッ
ト20内に押し込むようになっている。
カセット20にセットする場合には、後述するように、
セットすべき棒金Pを棒金シャッタ21の前面からカセ
ット20内に押し込む。つまり、棒金シャッタ21の前
面に棒金Pを押し当ててばね23の付勢力に抗して棒金
シャッタ21を内側に回転させながら、棒金Pをカセッ
ト20内に押し込むようになっている。
【0035】カセット台25には、ここにセットされた
カセット20内の棒金Pをエレベータ7側方向に付勢す
るバックアップ26が設けられている。この付勢力はバ
ックアップ26をエレベータ7側方向に付勢するばね3
0によって生起される。したがって、棒金Pが収容され
たカセット20をカセット台25にセットすると、バッ
クアップ26によって棒金Pが棒金シャッタに21に押
し付けられる。
カセット20内の棒金Pをエレベータ7側方向に付勢す
るバックアップ26が設けられている。この付勢力はバ
ックアップ26をエレベータ7側方向に付勢するばね3
0によって生起される。したがって、棒金Pが収容され
たカセット20をカセット台25にセットすると、バッ
クアップ26によって棒金Pが棒金シャッタに21に押
し付けられる。
【0036】つまり、カセット20をカセット台25に
挿入していくと、カセット20の最奥端に位置する棒金
Pがバックアップ26の押付板26aに当接し、バック
アップ26がばね30の付勢力に抗して奥方に押し込ま
れる。この場合、ばね30の付勢力によって、バックア
ップ26の押付板26aをカセット20の最奥端に位置
する棒金Pに押し付けた状態でカセット20の最先端の
棒金Pを棒金シャッタ21に押し付ける。
挿入していくと、カセット20の最奥端に位置する棒金
Pがバックアップ26の押付板26aに当接し、バック
アップ26がばね30の付勢力に抗して奥方に押し込ま
れる。この場合、ばね30の付勢力によって、バックア
ップ26の押付板26aをカセット20の最奥端に位置
する棒金Pに押し付けた状態でカセット20の最先端の
棒金Pを棒金シャッタ21に押し付ける。
【0037】すなわち、カセット20内の棒金Pが全て
カセット20から押し出される方向に付勢された状態と
なる。この状態のまま、さらにカセット20をカセット
台25内に押し込んでいくと、前述したカセットラッチ
によってカセット20がカセット台25内に保持され
る。
カセット20から押し出される方向に付勢された状態と
なる。この状態のまま、さらにカセット20をカセット
台25内に押し込んでいくと、前述したカセットラッチ
によってカセット20がカセット台25内に保持され
る。
【0038】次に、エレベータ7の構造について図8及
び図9を参照しながら説明する。エレベータ7は、エレ
ベータ7の上部で開口して棒金を受け入れるホッパ65
と、ホッパ65の下側に設けられた棒金搬送部70とか
ら主に構成されている。このうち、ホッパ65は、カセ
ット20から取り出された棒金や、カセット20にセッ
トすべき棒金を保持することができる。また、棒金搬送
部70は、ホッパ65内の棒金を受けとってその金種を
判別するとともに、この判別した棒金を所定のカセット
20へと搬送することができる。
び図9を参照しながら説明する。エレベータ7は、エレ
ベータ7の上部で開口して棒金を受け入れるホッパ65
と、ホッパ65の下側に設けられた棒金搬送部70とか
ら主に構成されている。このうち、ホッパ65は、カセ
ット20から取り出された棒金や、カセット20にセッ
トすべき棒金を保持することができる。また、棒金搬送
部70は、ホッパ65内の棒金を受けとってその金種を
判別するとともに、この判別した棒金を所定のカセット
20へと搬送することができる。
【0039】エレベータ7のカセット20側には棒金を
カセット20から取り出す取り出しレバー27が取り付
けられている。この取り出しレバー27は、図示しない
モータ等によって図中矢印方向に回転し、カセット20
内の最先端の棒金1本を押し上げてこれをホッパ65内
に落とし込ませることができるようになっている。
カセット20から取り出す取り出しレバー27が取り付
けられている。この取り出しレバー27は、図示しない
モータ等によって図中矢印方向に回転し、カセット20
内の最先端の棒金1本を押し上げてこれをホッパ65内
に落とし込ませることができるようになっている。
【0040】エレベータ7にはカセット20から取り出
された棒金を検知するための出金確認センサ28が設け
られている。この出金確認センサ28は、例えばLED
28aとフォトダイオード28bとからなり、棒金が取
り出しレバー27によってカセット20側からエレベー
タ7側に移送されたかどうかを検知することができる。
また、ホッパ65の下部には、ホッパ65内における棒
金の有無を検出する残留検出センサ66が設けられてい
る。この残留検出センサ66も、例えばLED66aと
フォトダイオード66bとからなる。
された棒金を検知するための出金確認センサ28が設け
られている。この出金確認センサ28は、例えばLED
28aとフォトダイオード28bとからなり、棒金が取
り出しレバー27によってカセット20側からエレベー
タ7側に移送されたかどうかを検知することができる。
また、ホッパ65の下部には、ホッパ65内における棒
金の有無を検出する残留検出センサ66が設けられてい
る。この残留検出センサ66も、例えばLED66aと
フォトダイオード66bとからなる。
【0041】ホッパ65は、上端開口部から下部に向か
って徐々にその内径が小さくなっている。つまり、ホッ
パ65の内面は段差部を有するテーパ面に形成されてい
る。ホッパ65の最下部には搬送部70に開口する搬出
口72が設けられている。この搬出口72を通じてホッ
パ65内の棒金が搬送部70へと搬出される。
って徐々にその内径が小さくなっている。つまり、ホッ
パ65の内面は段差部を有するテーパ面に形成されてい
る。ホッパ65の最下部には搬送部70に開口する搬出
口72が設けられている。この搬出口72を通じてホッ
パ65内の棒金が搬送部70へと搬出される。
【0042】搬出口72は2つの分離シャッタ44,4
5によって開閉自在である。この分離シャッタ44,4
5は、左右に分かれて開くようになっている。また、搬
出口72の下方には分離エレベータ46が上下に移動可
能に設けられている。分離エレベータ46は、駆動機構
によって搬出口72の位置まで上昇させられた状態、つ
まりその移動路の上端位置で、ホッパ65内から搬出口
72を通じて落下する棒金を受け取ることができる。
5によって開閉自在である。この分離シャッタ44,4
5は、左右に分かれて開くようになっている。また、搬
出口72の下方には分離エレベータ46が上下に移動可
能に設けられている。分離エレベータ46は、駆動機構
によって搬出口72の位置まで上昇させられた状態、つ
まりその移動路の上端位置で、ホッパ65内から搬出口
72を通じて落下する棒金を受け取ることができる。
【0043】そして、この分離エレベータ46と前記分
離シャッタ44,45は、互いに連動して動作し、後述
するようにホッパ65内の棒金を1本ずつ分離する分離
手段を構成している。
離シャッタ44,45は、互いに連動して動作し、後述
するようにホッパ65内の棒金を1本ずつ分離する分離
手段を構成している。
【0044】図9の(b)に示すように、棒金を受けと
る分離エレベータ46の受取面46aは円弧状に形成さ
れている。この場合、受取面46aの径は、最も径の大
きい500円硬貨Aの径(26.5mm)よりも小さ
く、次に径の大きい10円硬貨Bの径(23.6mm)
よりも大きくなっている。
る分離エレベータ46の受取面46aは円弧状に形成さ
れている。この場合、受取面46aの径は、最も径の大
きい500円硬貨Aの径(26.5mm)よりも小さ
く、次に径の大きい10円硬貨Bの径(23.6mm)
よりも大きくなっている。
【0045】したがって、受取面46aに500円硬貨
Aが置かれた場合には、図中に実線で示すように受取面
46aの下面から500円硬貨Aが浮いた状態になる。
受取面46aに500円硬貨A以外の硬貨が置かれた場
合は、図中に点線で示すように受取面46aの下面に硬
貨(図では10円硬貨B)が接触した状態となる。
Aが置かれた場合には、図中に実線で示すように受取面
46aの下面から500円硬貨Aが浮いた状態になる。
受取面46aに500円硬貨A以外の硬貨が置かれた場
合は、図中に点線で示すように受取面46aの下面に硬
貨(図では10円硬貨B)が接触した状態となる。
【0046】また、分離エレベータ46には、前記受取
面46aの形状を利用して硬貨を判別する硬貨判別セン
サ82が設けられている。図9の(b)にはマイクロス
イッチからなるセンサ82が示されている。この場合、
スイッチの開閉によって硬貨の判別ができるようになっ
ている。
面46aの形状を利用して硬貨を判別する硬貨判別セン
サ82が設けられている。図9の(b)にはマイクロス
イッチからなるセンサ82が示されている。この場合、
スイッチの開閉によって硬貨の判別ができるようになっ
ている。
【0047】つまり、硬貨が受取面46aの下面から浮
いた状態にあると、スイッチが閉じないようになってお
り、この場合は、その硬貨が500円硬貨Aであると認
識できる。また、硬貨が受取面46aの下面の接触する
と、スイッチが閉じるようになっており、この場合は、
その硬貨が500円硬貨A以外の硬貨であると認識でき
る。無論、このようなセンサ82はマイクロスイッチに
限らず、LEDとフォトダイオードとからなるものであ
ってもよい。この場合は、光が遮断されるか否かによっ
て硬貨を判別することができる。
いた状態にあると、スイッチが閉じないようになってお
り、この場合は、その硬貨が500円硬貨Aであると認
識できる。また、硬貨が受取面46aの下面の接触する
と、スイッチが閉じるようになっており、この場合は、
その硬貨が500円硬貨A以外の硬貨であると認識でき
る。無論、このようなセンサ82はマイクロスイッチに
限らず、LEDとフォトダイオードとからなるものであ
ってもよい。この場合は、光が遮断されるか否かによっ
て硬貨を判別することができる。
【0048】一方、分離エレベータ46の移動路の下端
位置には、分離エレベータ46の受取面46a上の棒金
を受けとってこれを搬送する棒金搬送ブロック47が待
機して配置されている。棒金を受け取る棒金搬送ブロッ
ク47の受取面は例えばV字形状に形成されており、分
離エレベータ46がその移動路の下端位置まで下降する
と、受取面46a上の棒金が棒金搬送ブロック47の前
記受取面上に載置されるようになっている。なお、棒金
搬送ブロック47は、例えばベルト駆動の移動機構50
によって図中右側に向けて移動される。
位置には、分離エレベータ46の受取面46a上の棒金
を受けとってこれを搬送する棒金搬送ブロック47が待
機して配置されている。棒金を受け取る棒金搬送ブロッ
ク47の受取面は例えばV字形状に形成されており、分
離エレベータ46がその移動路の下端位置まで下降する
と、受取面46a上の棒金が棒金搬送ブロック47の前
記受取面上に載置されるようになっている。なお、棒金
搬送ブロック47は、例えばベルト駆動の移動機構50
によって図中右側に向けて移動される。
【0049】棒金搬送ブロック47の移動路の終端位置
(図中右端位置)にはリフト48が待機して配置されて
いる。このリフト48は上下に移動可能であり、棒金搬
送ブロック47の移動路終端位置で棒金搬送ブロック4
7の受取面上の棒金を押し上げてこれを上方に向けて搬
送することができる。なお、棒金を受け取るリフト48
の受取面も例えばV字形状に形成されており、棒金搬送
ブロック47からリフト48への棒金の受け渡しが確実
に行なえるようになっている。
(図中右端位置)にはリフト48が待機して配置されて
いる。このリフト48は上下に移動可能であり、棒金搬
送ブロック47の移動路終端位置で棒金搬送ブロック4
7の受取面上の棒金を押し上げてこれを上方に向けて搬
送することができる。なお、棒金を受け取るリフト48
の受取面も例えばV字形状に形成されており、棒金搬送
ブロック47からリフト48への棒金の受け渡しが確実
に行なえるようになっている。
【0050】リフト48の移動路の上端位置には棒金プ
ッシャ52が設けられている。この棒金プッシャ52
は、リフト48の移動路に対して垂直な方向に進退移動
可能であり、リフト48に載置された棒金を図中右側に
位置するカセット20内に押し込むことができる。
ッシャ52が設けられている。この棒金プッシャ52
は、リフト48の移動路に対して垂直な方向に進退移動
可能であり、リフト48に載置された棒金を図中右側に
位置するカセット20内に押し込むことができる。
【0051】また、棒金プッシャ52の棒金押し込み方
向(図中右方向)と逆方向の側には、棒金プッシャ52
と対向して、棒金俵崩しカム78が設けられている。こ
の棒金俵崩しカム78は、棒金プッシャ52によってホ
ッパ65内に押し出されることにより、ホッパ65内に
積み重ねられた棒金(図10参照)の配置状態を崩すこ
とができる。
向(図中右方向)と逆方向の側には、棒金プッシャ52
と対向して、棒金俵崩しカム78が設けられている。こ
の棒金俵崩しカム78は、棒金プッシャ52によってホ
ッパ65内に押し出されることにより、ホッパ65内に
積み重ねられた棒金(図10参照)の配置状態を崩すこ
とができる。
【0052】これは、ホッパ65内における棒金の積み
重なり状態によっては棒金が搬出口72まで落ちてこな
いことがあり、この状態を解消するために、棒金俵崩し
カム78をホッパ65内で前後(図中左右方向)に移動
させることで、ホッパ65内における棒金の配置状態を
変化させ、ホッパ65内の最下部に位置する棒金を常に
搬出口72に位置させるようにするためである。
重なり状態によっては棒金が搬出口72まで落ちてこな
いことがあり、この状態を解消するために、棒金俵崩し
カム78をホッパ65内で前後(図中左右方向)に移動
させることで、ホッパ65内における棒金の配置状態を
変化させ、ホッパ65内の最下部に位置する棒金を常に
搬出口72に位置させるようにするためである。
【0053】ここでは、棒金プッシャ52を棒金押し込
み方向と逆方向に後退させると、棒金プッシャ52が棒
金俵崩しカム78の背面に当接して、カム78がホッパ
65内に向けて押し出される。また、この状態から棒金
プッシャ52を逆方向つまり棒金押し込み方向に前進さ
せると、その動作に追従して棒金俵崩しカム78が元の
初期位置に戻される。
み方向と逆方向に後退させると、棒金プッシャ52が棒
金俵崩しカム78の背面に当接して、カム78がホッパ
65内に向けて押し出される。また、この状態から棒金
プッシャ52を逆方向つまり棒金押し込み方向に前進さ
せると、その動作に追従して棒金俵崩しカム78が元の
初期位置に戻される。
【0054】なお、棒金プッシャ52のカム押出し動作
は、棒金をカセット20内に押し出した後、もしくは押
し出す前に必ず行なうようにしても良いし、また、ある
一定時間毎に定期的に行なうようにしても良い。
は、棒金をカセット20内に押し出した後、もしくは押
し出す前に必ず行なうようにしても良いし、また、ある
一定時間毎に定期的に行なうようにしても良い。
【0055】ところで、ホッパ65内における棒金の配
置状態を変化させて棒金を確実に搬出口72に位置させ
るようにするためには、前記棒金俵崩しカム78ととも
に、ホッパ65の内面の形状が重要な要素となる。そこ
で、搬出口72の近傍に位置するホッパ65の内面に段
差部79を設け、この段差部79によって、棒金俵崩し
カム78が駆動した際に最下部の棒金が容易に搬出口7
2へ落ちることができるようにしている。
置状態を変化させて棒金を確実に搬出口72に位置させ
るようにするためには、前記棒金俵崩しカム78ととも
に、ホッパ65の内面の形状が重要な要素となる。そこ
で、搬出口72の近傍に位置するホッパ65の内面に段
差部79を設け、この段差部79によって、棒金俵崩し
カム78が駆動した際に最下部の棒金が容易に搬出口7
2へ落ちることができるようにしている。
【0056】一方、機械装填あるいは手装填に関わら
ず、カセット20に棒金の入金があったあと、自動的に
あるいは確認指示があった場合に、対応する金種のカセ
ット20に収容される棒金の金種を判別し、かつ本数を
計数するための後述する入金精査部49が備えられる。
この入金精査部49はここでは図示しないが、上記金種
の異なる棒金を収容する上記カセット20の側部に沿っ
て設けられる。
ず、カセット20に棒金の入金があったあと、自動的に
あるいは確認指示があった場合に、対応する金種のカセ
ット20に収容される棒金の金種を判別し、かつ本数を
計数するための後述する入金精査部49が備えられる。
この入金精査部49はここでは図示しないが、上記金種
の異なる棒金を収容する上記カセット20の側部に沿っ
て設けられる。
【0057】図11に示すように、入金精査部49は、
カセット20の幅方向に亘って設けられる移動機構31
と、この移動機構31に支持される検知部32と、この
検知部32と電気的に接続される判別部33とから構成
されている。
カセット20の幅方向に亘って設けられる移動機構31
と、この移動機構31に支持される検知部32と、この
検知部32と電気的に接続される判別部33とから構成
されている。
【0058】上記移動機構31は、カセット20の一端
部に対向して配置され、図示しない正逆回転可能な駆動
モータに連結される駆動プーリ35と、カセット20の
他端部に配置される従動プーリ36と、これら駆動プー
リ35と従動プーリ36との間に掛け渡されるベルト3
7とからなる。
部に対向して配置され、図示しない正逆回転可能な駆動
モータに連結される駆動プーリ35と、カセット20の
他端部に配置される従動プーリ36と、これら駆動プー
リ35と従動プーリ36との間に掛け渡されるベルト3
7とからなる。
【0059】そして、上記ベルト37の一部に前記検知
部32が取付けられていて、ベルト37の正逆方向の走
行にともなってカセット20に収容される棒金Pの端面
に沿って移動できるようになっている。
部32が取付けられていて、ベルト37の正逆方向の走
行にともなってカセット20に収容される棒金Pの端面
に沿って移動できるようになっている。
【0060】検知部32は、下部側に第1の検知体32
aを備え、この上部側に第2の検知体32bを備えてい
る。これら第1,第2の検知体32a,32bは反射型
センサであり、棒金Pの端面に対して投光し、その反射
光を受けるようになっている。
aを備え、この上部側に第2の検知体32bを備えてい
る。これら第1,第2の検知体32a,32bは反射型
センサであり、棒金Pの端面に対して投光し、その反射
光を受けるようになっている。
【0061】すなわち、これらの反射型センサ32a,
32bが投光して投光先に何らの物体も存在していなけ
れば反射光がないので「明」であり、レベルHを出力す
る。投光先に何らかの物体が存在していれば、反射光が
遮られることになるので「暗」であり、レベルLを出力
する。
32bが投光して投光先に何らの物体も存在していなけ
れば反射光がないので「明」であり、レベルHを出力す
る。投光先に何らかの物体が存在していれば、反射光が
遮られることになるので「暗」であり、レベルLを出力
する。
【0062】第1の検知体32aは、棒金P端面に露出
される硬貨のほぼ中央部に沿って移動するよう位置設定
されている。したがって、検知対象となる棒金Pが孔明
き硬貨(5円硬貨と、50円硬貨)の場合は、その孔部
aに投光して「明」を検知しレベルHを出力する。それ
以外の孔部aの無い硬貨(1円硬貨、10円硬貨、10
0円硬貨、500円硬貨)の場合は「暗」となり、レベ
ルLを継続して出力する。
される硬貨のほぼ中央部に沿って移動するよう位置設定
されている。したがって、検知対象となる棒金Pが孔明
き硬貨(5円硬貨と、50円硬貨)の場合は、その孔部
aに投光して「明」を検知しレベルHを出力する。それ
以外の孔部aの無い硬貨(1円硬貨、10円硬貨、10
0円硬貨、500円硬貨)の場合は「暗」となり、レベ
ルLを継続して出力する。
【0063】第2の検知体32bは、棒金P端部に露出
される硬貨の中央部からある程度離間した位置に沿って
移動するよう位置設定されている。すなわち、孔明き硬
貨であっても、孔部aを検出することはなく、当然、最
小径の硬貨(1円硬貨)であっても、その一部を検知で
きる。
される硬貨の中央部からある程度離間した位置に沿って
移動するよう位置設定されている。すなわち、孔明き硬
貨であっても、孔部aを検出することはなく、当然、最
小径の硬貨(1円硬貨)であっても、その一部を検知で
きる。
【0064】この検知体32bも同様に、棒金P端面に
投光して、存在の有無から「明」と「暗」との変化を検
知し、「明」の場合はレベルHを出力し、「暗」の場合
はレベルLを出力する。
投光して、存在の有無から「明」と「暗」との変化を検
知し、「明」の場合はレベルHを出力し、「暗」の場合
はレベルLを出力する。
【0065】上記判別部33は、第1の検知体32aに
よる孔部a存在の有無と、第2の検知体32bによる
「明」時間の長さとの組み合わせから、予め記憶された
棒金P硬貨の金種別のデータと比較して、その金種を判
別する。併せて、棒金Pの検知回数をカウントして、本
数の計数に換えるようになっている。
よる孔部a存在の有無と、第2の検知体32bによる
「明」時間の長さとの組み合わせから、予め記憶された
棒金P硬貨の金種別のデータと比較して、その金種を判
別する。併せて、棒金Pの検知回数をカウントして、本
数の計数に換えるようになっている。
【0066】図14は、テラーズマシンに接続される棒
金入出金装置1の制御系の概略構成を示すブロック図で
ある。ここでは、テラーズマシンにおける制御系に関わ
る説明は不要であるので、図のみ示し説明は省略する。
金入出金装置1の制御系の概略構成を示すブロック図で
ある。ここでは、テラーズマシンにおける制御系に関わ
る説明は不要であるので、図のみ示し説明は省略する。
【0067】上記棒金入出金装置1における制御系は、
CPU85、ROM86、RAM87、棒金搬入部8
8、搬送制御部89、収納制御部90、棒金搬出部9
1、エレベータ部92と、判別部33およびインタフェ
ース(1/F)93とから構成される。
CPU85、ROM86、RAM87、棒金搬入部8
8、搬送制御部89、収納制御部90、棒金搬出部9
1、エレベータ部92と、判別部33およびインタフェ
ース(1/F)93とから構成される。
【0068】上記CPU85は、棒金入出金装置1全体
を制御するものであり、ROM86にはCPU85の制
御プログラムなどが記憶されている。RAM87は、こ
の棒金入出金装置1に装填される棒金Pに関する各種の
記憶に用いられる。たとえばRAM87にはカセット2
0に収容される棒金Pが手装填されたものであることを
記憶する領域87aを備えている。
を制御するものであり、ROM86にはCPU85の制
御プログラムなどが記憶されている。RAM87は、こ
の棒金入出金装置1に装填される棒金Pに関する各種の
記憶に用いられる。たとえばRAM87にはカセット2
0に収容される棒金Pが手装填されたものであることを
記憶する領域87aを備えている。
【0069】搬送制御部89は、棒金受取り部46aで
棒金Pを受け取って、これを棒金搬入機構52まで搬送
する搬送機構47,48を制御する。収納制御部90
は、搬送機構47,48によって搬送される棒金Pを金
種別に所定のカセット20に搬入するよう制御する。棒
金搬出部91は、指示された金種と金額の棒金Pを入出
金口4まで搬送する機構の制御をなす。
棒金Pを受け取って、これを棒金搬入機構52まで搬送
する搬送機構47,48を制御する。収納制御部90
は、搬送機構47,48によって搬送される棒金Pを金
種別に所定のカセット20に搬入するよう制御する。棒
金搬出部91は、指示された金種と金額の棒金Pを入出
金口4まで搬送する機構の制御をなす。
【0070】エレベータ部92は、棒金Pをホッパ65
から受け取って指示する金種の棒金が収容されるカセッ
ト20に対向するようエレベータ7を昇降駆動制御す
る。これに伴って、エレベータ7に連設される入金精査
部49がそのカセット20に収容される棒金の端面に対
向する。
から受け取って指示する金種の棒金が収容されるカセッ
ト20に対向するようエレベータ7を昇降駆動制御す
る。これに伴って、エレベータ7に連設される入金精査
部49がそのカセット20に収容される棒金の端面に対
向する。
【0071】判別部33は、先に説明したように第1の
検知体32aと第2の検知体32bが検知する棒金Pの
金種を判別し、かつその本数を計数して、入力データと
一致しているか否かを判別する。
検知体32aと第2の検知体32bが検知する棒金Pの
金種を判別し、かつその本数を計数して、入力データと
一致しているか否かを判別する。
【0072】つぎに、上記構成の棒金入出金装置1の入
金動作および出金動作について説明する。はじめに、入
金動作について説明する。
金動作および出金動作について説明する。はじめに、入
金動作について説明する。
【0073】筐体2内のカセット20に対する棒金のセ
ットをオペレータ自身で行なう、いわゆる手装填13の
場合は、扉3を開放してカセット20を取り出し、棒金
Pをカセット20の開口部からカセット20内部に揃え
て入れる。そして、ここでは図示しないテーラズマシン
に対向するようエレベータ7を制御する。このエレベー
タ7への制御に伴って手装填した棒金の金種と金額(棒
金本数)を入力しなければならない。
ットをオペレータ自身で行なう、いわゆる手装填13の
場合は、扉3を開放してカセット20を取り出し、棒金
Pをカセット20の開口部からカセット20内部に揃え
て入れる。そして、ここでは図示しないテーラズマシン
に対向するようエレベータ7を制御する。このエレベー
タ7への制御に伴って手装填した棒金の金種と金額(棒
金本数)を入力しなければならない。
【0074】カセット20に対する棒金のセットを自動
的に行なう場合については、以下のようになる。エレベ
ータ7は初期的に装置1内の最下部に待機している。テ
ーラズマシンへの入金命令によって、エレベータ7がモ
ータ11(図3参照)の駆動によって装置1の最上部に
上昇して停止し、シャッタ5が開けられる。この時、装
置1としてオペレータが棒金をエレベータ7のホッパ6
5内に投入するのを待つ待機状態となる。
的に行なう場合については、以下のようになる。エレベ
ータ7は初期的に装置1内の最下部に待機している。テ
ーラズマシンへの入金命令によって、エレベータ7がモ
ータ11(図3参照)の駆動によって装置1の最上部に
上昇して停止し、シャッタ5が開けられる。この時、装
置1としてオペレータが棒金をエレベータ7のホッパ6
5内に投入するのを待つ待機状態となる。
【0075】その後、オペレータが所定本数の棒金Pを
ホッパ65内に入れてシャッタ5を閉じると、エレベー
タ7による棒金搬入作業が開始される。或いは、オペレ
ータがホッパ65内への棒金のセットが完了したことを
テーラズマシンに入力すると、シャッタ5が閉じてエレ
ベータ7のホッパ65内にセットされた棒金が分離シャ
ッタ44,45と分離エレベータ46とによって1本づ
つ分離され、棒金の金種に対応したカセット20の位置
までエレベータ7が移動する。
ホッパ65内に入れてシャッタ5を閉じると、エレベー
タ7による棒金搬入作業が開始される。或いは、オペレ
ータがホッパ65内への棒金のセットが完了したことを
テーラズマシンに入力すると、シャッタ5が閉じてエレ
ベータ7のホッパ65内にセットされた棒金が分離シャ
ッタ44,45と分離エレベータ46とによって1本づ
つ分離され、棒金の金種に対応したカセット20の位置
までエレベータ7が移動する。
【0076】棒金Pの分離を行なう場合には、分離エレ
ベータ46をその移動路の上端位置に上昇させた状態で
分離シャッタ44,45を開く。これによって1本の棒
金のみが分離エレベータ46に落下する。その後、分離
エレベータ46を下方へ移動させることと連動させて分
離シャッタ44,45を閉じることにより1本の棒金の
みを分離エレベータ46側に分離させることができる。
ベータ46をその移動路の上端位置に上昇させた状態で
分離シャッタ44,45を開く。これによって1本の棒
金のみが分離エレベータ46に落下する。その後、分離
エレベータ46を下方へ移動させることと連動させて分
離シャッタ44,45を閉じることにより1本の棒金の
みを分離エレベータ46側に分離させることができる。
【0077】残留検出センサ66によってホッパ65内
に棒金がないことが検知された場合には、分離シャッタ
44,45を完全に閉じる。ただし、残留検出センサ6
6によってホッパ65内にまだ棒金が残っていることが
検知された場合には、分離シャッタ44,45を閉じた
際に、棒金の巻紙の剥がれ部分が通過できるだけの隙間
を分離シャッタ44,45間に形成するようにしてい
る。
に棒金がないことが検知された場合には、分離シャッタ
44,45を完全に閉じる。ただし、残留検出センサ6
6によってホッパ65内にまだ棒金が残っていることが
検知された場合には、分離シャッタ44,45を閉じた
際に、棒金の巻紙の剥がれ部分が通過できるだけの隙間
を分離シャッタ44,45間に形成するようにしてい
る。
【0078】また、こうした分離工程において、分離エ
レベータ46側のセンサ82により分離エレベータ46
上の棒金が500円硬貨であると判断された場合には、
分離エレベータ46を5mm程度下げた後にシャッタ4
4,45を閉じるようにする。これは、前述したように
分離エレベータ46の受取面46aの径が500円硬貨
の径よりも小さいため、受取面46a上に500円硬貨
が浮いた状態で載置されるからである。
レベータ46側のセンサ82により分離エレベータ46
上の棒金が500円硬貨であると判断された場合には、
分離エレベータ46を5mm程度下げた後にシャッタ4
4,45を閉じるようにする。これは、前述したように
分離エレベータ46の受取面46aの径が500円硬貨
の径よりも小さいため、受取面46a上に500円硬貨
が浮いた状態で載置されるからである。
【0079】したがって、分離シャッタ44,45を閉
じる前に分離エレベータ46を下げておかないと、棒金
の重心位置よりも下を分離シャッタ44,45が通過す
ることとなり、分離作業が行なえない。なお、センサ8
2によって分離エレベータ46上の棒金が500円硬貨
以外であると判断された場合には、分離エレベータ46
の下降とほぼ同時に分離シャッタ44,45を閉じれば
良い。この場合は、棒金の重心位置よりも上を分離シャ
ッタ44,45が通過するため、棒金を確実に分離でき
る。
じる前に分離エレベータ46を下げておかないと、棒金
の重心位置よりも下を分離シャッタ44,45が通過す
ることとなり、分離作業が行なえない。なお、センサ8
2によって分離エレベータ46上の棒金が500円硬貨
以外であると判断された場合には、分離エレベータ46
の下降とほぼ同時に分離シャッタ44,45を閉じれば
良い。この場合は、棒金の重心位置よりも上を分離シャ
ッタ44,45が通過するため、棒金を確実に分離でき
る。
【0080】以上のようにして分離された棒金は、図9
に示すように、分離エレベータ45の移動路の下端位置
で棒金搬送ブロック47に受け渡されて搬送される。そ
の後棒金は、棒金搬送ブロック47からリフト47に受
け渡され、その金種に対応したカセット20までエレベ
ータ7が移動するとともに、リフト48が棒金プッシャ
53に向けて上昇する。
に示すように、分離エレベータ45の移動路の下端位置
で棒金搬送ブロック47に受け渡されて搬送される。そ
の後棒金は、棒金搬送ブロック47からリフト47に受
け渡され、その金種に対応したカセット20までエレベ
ータ7が移動するとともに、リフト48が棒金プッシャ
53に向けて上昇する。
【0081】金種に対応したカセット20までエレベー
タ7が移動し、リフト48がその移動経路の上端位置つ
まり棒金プッシャ53の位置まで移動したら、棒金プッ
シャ53が駆動してリフト48上の棒金をカセット20
内に装填する。
タ7が移動し、リフト48がその移動経路の上端位置つ
まり棒金プッシャ53の位置まで移動したら、棒金プッ
シャ53が駆動してリフト48上の棒金をカセット20
内に装填する。
【0082】以上の動作をエレベータ7内に入れられた
棒金がなくなるまで繰り返すことにより、入金動作が完
了する。この入金動作が全て完了したら、後述するよう
に入金精査部49が作動してカセット20に入金された
棒金の金種を確認し、かつその本数を計数する。
棒金がなくなるまで繰り返すことにより、入金動作が完
了する。この入金動作が全て完了したら、後述するよう
に入金精査部49が作動してカセット20に入金された
棒金の金種を確認し、かつその本数を計数する。
【0083】つぎに、出金動作について説明する。エレ
ベータ7は初期的に筐体2内の最下部に待機している。
出金命令によって、エレベータ7がモータ11(図3参
照)の駆動により出金命令に対応した所定のカセット2
0の位置まで上昇して停止する。
ベータ7は初期的に筐体2内の最下部に待機している。
出金命令によって、エレベータ7がモータ11(図3参
照)の駆動により出金命令に対応した所定のカセット2
0の位置まで上昇して停止する。
【0084】一方、エレベータ7のラッチ15がラッチ
板16(図3参照)に掛合し、停止位置確認用のセンサ
(図示しない)によってエレベータ7の停止位置が確認
された後、図8に示す取り出しレバー27が回転動作し
てカセット20の最先端の棒金1本が押し上げられる。
板16(図3参照)に掛合し、停止位置確認用のセンサ
(図示しない)によってエレベータ7の停止位置が確認
された後、図8に示す取り出しレバー27が回転動作し
てカセット20の最先端の棒金1本が押し上げられる。
【0085】押し上げられた棒金は、棒金シャッタ21
(図7及び図8参照)を乗り越えてエレベータ7のホッ
パ65内に転がり落ちる。この時、棒金が取り出された
カセット20内では、残りの棒金がバックアップ26の
力によって棒金シャッタ21に押し付けられ、次の棒金
を取り出し可能な待機状態となる。
(図7及び図8参照)を乗り越えてエレベータ7のホッ
パ65内に転がり落ちる。この時、棒金が取り出された
カセット20内では、残りの棒金がバックアップ26の
力によって棒金シャッタ21に押し付けられ、次の棒金
を取り出し可能な待機状態となる。
【0086】棒金が取り出されたことを出金確認センサ
28が検知すると、取り出しレバー27は逆回転してそ
の初期位置に戻る。例えば、2本の棒金を取り出す場合
には、この状態から再び取り出しレバー27が回転し、
次の棒金がエレベータ7内に落とし込まれる。
28が検知すると、取り出しレバー27は逆回転してそ
の初期位置に戻る。例えば、2本の棒金を取り出す場合
には、この状態から再び取り出しレバー27が回転し、
次の棒金がエレベータ7内に落とし込まれる。
【0087】対象カセット20での取り出しが終了した
ら、ラッチソレノイド17(図3参照)が励磁される。
これによって、ラッチ15とラッチ板16との掛合状態
が解除され、エレベータ7が動作可能状態となる。
ら、ラッチソレノイド17(図3参照)が励磁される。
これによって、ラッチ15とラッチ板16との掛合状態
が解除され、エレベータ7が動作可能状態となる。
【0088】そのあとエレベータ7は、テーラズマシン
から要求される金額・本数に応じて順次所定のカセット
20の位置に停止して取り出しを行ない、全ての取り出
しが終了した時点で、移動路の最上端に停止して入出金
口4の直下に位置する。
から要求される金額・本数に応じて順次所定のカセット
20の位置に停止して取り出しを行ない、全ての取り出
しが終了した時点で、移動路の最上端に停止して入出金
口4の直下に位置する。
【0089】エレベータ7が入出金口4の直下に位置す
ると、シャッタ5が開き、オペレータはエレベータ7に
よって運ばれた棒金を取り出すことが可能となる。残留
センサ66(図9参照)によってエレベータ7内に棒金
が残留していないことを確認した段階で、シャッタ5が
閉じられ、エレベータ7が最下部の初期位置に戻され
て、必要な金種・本数の棒金を出金動作が完了する。
ると、シャッタ5が開き、オペレータはエレベータ7に
よって運ばれた棒金を取り出すことが可能となる。残留
センサ66(図9参照)によってエレベータ7内に棒金
が残留していないことを確認した段階で、シャッタ5が
閉じられ、エレベータ7が最下部の初期位置に戻され
て、必要な金種・本数の棒金を出金動作が完了する。
【0090】つぎに、入金精査の作用を、図11におけ
る入金精査部49の構成と、第1,第2の検知体32
a,32bによる出力波形をベースとして、図12およ
び図13に示すフローチャート図を合わせて説明する。
る入金精査部49の構成と、第1,第2の検知体32
a,32bによる出力波形をベースとして、図12およ
び図13に示すフローチャート図を合わせて説明する。
【0091】図12において、ステップS1で入金精査
がスタートした後、ステップS2でオペレータはテラー
ズマシンに入金した棒金の金種と金額(本数)を入力す
る。あるいは、機械装填の場合であれば、棒金入出金装
置1からテラーズマシンに入金した棒金の金種と金額
(本数)のデータが入力される。
がスタートした後、ステップS2でオペレータはテラー
ズマシンに入金した棒金の金種と金額(本数)を入力す
る。あるいは、機械装填の場合であれば、棒金入出金装
置1からテラーズマシンに入金した棒金の金種と金額
(本数)のデータが入力される。
【0092】つぎに、ステップS3に移って、テラーズ
マシンはそのカセットに装填された棒金が入金された棒
金であるか否かを判断する。他金種ではない(No)こ
とが確認されると、ステップS4に移って検知体32を
カセット20に並列に収容される棒金Pの端面に沿って
移動させる。そして、検知体32を構成する第1の検知
体32aと第2の検知体32bによる検知信号に基づい
て判別部33は棒金Pの金種を判別する。
マシンはそのカセットに装填された棒金が入金された棒
金であるか否かを判断する。他金種ではない(No)こ
とが確認されると、ステップS4に移って検知体32を
カセット20に並列に収容される棒金Pの端面に沿って
移動させる。そして、検知体32を構成する第1の検知
体32aと第2の検知体32bによる検知信号に基づい
て判別部33は棒金Pの金種を判別する。
【0093】上記判別部33は、先に説明したように、
第1の検知体32aによる硬貨孔部aの有無の検知信号
と、第2の検知体32bによる「明」時間と「暗」時間
の長さの検知信号との組み合わせから、予め記憶された
棒金硬貨の金種のデータと比較して、実際に収容される
金種を判別する。
第1の検知体32aによる硬貨孔部aの有無の検知信号
と、第2の検知体32bによる「明」時間と「暗」時間
の長さの検知信号との組み合わせから、予め記憶された
棒金硬貨の金種のデータと比較して、実際に収容される
金種を判別する。
【0094】つぎにステップS6に移って、その判結果
が指定された金種と一致しているか、あるいは異なる金
種であるかの判断が行われる。異なる金種である(Ye
s)ことが判明した場合は、ステップS7に移ってエラ
ー報知をなしてオペレータに対してエラー処理を要求す
る。
が指定された金種と一致しているか、あるいは異なる金
種であるかの判断が行われる。異なる金種である(Ye
s)ことが判明した場合は、ステップS7に移ってエラ
ー報知をなしてオペレータに対してエラー処理を要求す
る。
【0095】ステップS6で指定された金種と判別され
た金種が一致している(No)と判断された場合はステ
ップS8に移って、入金した棒金の判別が完了するまで
ステップS4に戻り、かつステップS6に至る動作を繰
り返す。
た金種が一致している(No)と判断された場合はステ
ップS8に移って、入金した棒金の判別が完了するまで
ステップS4に戻り、かつステップS6に至る動作を繰
り返す。
【0096】このステップS8からステップS4に一旦
戻って再びステップS8に至る回数をカウントすること
により、棒金の本数が計数される。そして、ステップS
8で入金した金額と合致する棒金の本数が計数された
(Yes)ところで、入金精査が完了する。
戻って再びステップS8に至る回数をカウントすること
により、棒金の本数が計数される。そして、ステップS
8で入金した金額と合致する棒金の本数が計数された
(Yes)ところで、入金精査が完了する。
【0097】実際の金種判別は、図13に示すフローチ
ャートに基づいて行われる。ステップT1において金種
判別がスタートすると、ステップT2において上記第2
の検知体32bの検知信号から、その硬貨の直径Dが2
1.5mmよりも小さいかもしくは等しいかが判断され
る。Yesの場合はステップT3に移って、上記第1の
検知体32aの検知信号から孔部の有無が判断される。
ャートに基づいて行われる。ステップT1において金種
判別がスタートすると、ステップT2において上記第2
の検知体32bの検知信号から、その硬貨の直径Dが2
1.5mmよりも小さいかもしくは等しいかが判断され
る。Yesの場合はステップT3に移って、上記第1の
検知体32aの検知信号から孔部の有無が判断される。
【0098】孔部が無し(No)の場合はステップT4
に移って、下記硬貨のサイズ表からその硬貨が1円であ
ることが判明する。孔部が有り(Yes)の場合であれ
ば、ステップT5に移って、下記表からその硬貨が50
円であることが判明する。
に移って、下記硬貨のサイズ表からその硬貨が1円であ
ることが判明する。孔部が有り(Yes)の場合であれ
ば、ステップT5に移って、下記表からその硬貨が50
円であることが判明する。
【0099】ステップT2でNoの場合は、ステップT
6に移ってその硬貨の直径Dが23.0mmよりも小さ
いかもしくは等しいかが判断される。Yesの場合はス
テップT7に移って、上記第1の検知体32aの検知信
号から孔部の有無が判断される。
6に移ってその硬貨の直径Dが23.0mmよりも小さ
いかもしくは等しいかが判断される。Yesの場合はス
テップT7に移って、上記第1の検知体32aの検知信
号から孔部の有無が判断される。
【0100】孔部が無し(No)の場合はステップT8
に移って、下記硬貨のサイズ表からその硬貨が100円
であることが判明する。孔部が有り(Yes)の場合で
あれば、ステップT9に移って下記表からその硬貨が5
円であることが判明する。
に移って、下記硬貨のサイズ表からその硬貨が100円
であることが判明する。孔部が有り(Yes)の場合で
あれば、ステップT9に移って下記表からその硬貨が5
円であることが判明する。
【0101】ステップT6でNoの場合はステップT1
0に移って、その硬貨の直径Dが25.0mmよりも小
さいかももしくは等しいかが判断される。Yesの場合
はステップT11に移って下記硬貨のサイズ表からその
硬貨が10円であることが判明する。Noの場合であれ
ばステップT12に移って、下記表からその硬貨が50
0円であることが判明する。
0に移って、その硬貨の直径Dが25.0mmよりも小
さいかももしくは等しいかが判断される。Yesの場合
はステップT11に移って下記硬貨のサイズ表からその
硬貨が10円であることが判明する。Noの場合であれ
ばステップT12に移って、下記表からその硬貨が50
0円であることが判明する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の棒金入出
金装置によれば、自動装填あるいは手装填されたものに
関わらず、入金時に正確な金種判別を行なって、入金デ
ータに対する誤りの無い入金をなし、信頼性の向上を図
れるという効果を奏する。
金装置によれば、自動装填あるいは手装填されたものに
関わらず、入金時に正確な金種判別を行なって、入金デ
ータに対する誤りの無い入金をなし、信頼性の向上を図
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る棒金入出金装置の
外観を示す斜視図。
外観を示す斜視図。
【図2】図1の棒金入出金装置の入出金口のシャッタを
開放した状態を示す斜視図。
開放した状態を示す斜視図。
【図3】図1の棒金入出金装置の内部構造の一部を示す
斜視図。
斜視図。
【図4】図1の棒金入出金装置の内部にカセット列がセ
ットされた状態を示す斜視図。
ットされた状態を示す斜視図。
【図5】図1の棒金入出金装置の内部構造を概略的に示
す側面図。
す側面図。
【図6】カセットをカセット台にセットする様子を示す
斜視図。
斜視図。
【図7】エレベータを所定のカセットに隣接して位置さ
せた状態を示しており、エレベータ及びカセットの内部
構造を示す側面図。
せた状態を示しており、エレベータ及びカセットの内部
構造を示す側面図。
【図8】図7の一部を拡大して示した図。
【図9】エレベータの内部構成図。
【図10】エレベータのホッパ内に複数の棒金を収容し
た状態を示す状態図。
た状態を示す状態図。
【図11】入金精査部の構成と作用を説明する図。
【図12】入金精査部の作用をなすフローチャート図。
【図13】金種判別のフローチャート図。
【図14】棒金入出金装置の制御ブロック図。
2…筐体(装置本体)、 7…エレベータ、 20…カセット(棒金収納部)、 65…ホッパ、 27…取出しレバー(棒金搬出機構)、 47…棒金搬送ブロック(搬送機構)、 48…リフト(搬送機構)、 49…入金精査部、 32…検知体、 32a…第1の検知体、 32b…第2の検知体、 33…判別部。
Claims (11)
- 【請求項1】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収
納手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認する精
査手段と、を具備したことを特徴とする棒金入出金装
置。 - 【請求項2】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容するととも
に、それぞれが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容す
る棒金収納手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿って移動
して、棒金の金種を確認する精査手段と、を具備したこ
とを特徴とする棒金入出金装置。 - 【請求項3】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収
納手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認する精
査手段と、 この精査手段が異なる金種を検知したとき、これを報知
する手段と、を具備したことを特徴とする棒金入出金装
置。 - 【請求項4】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収
納手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認すると
ともに本数を計数する精査手段と、を具備したことを特
徴とする棒金入出金装置。 - 【請求項5】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容するととも
に、それぞれが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容す
る棒金収納手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の端面に沿って移動
して、棒金の金種を確認するとともに本数を計数する精
査手段と、を具備したことを特徴とする棒金入出金装
置。 - 【請求項6】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容する棒金収
納手段と、 この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、その本数を
入力する手段と、 この棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認すると
ともに、その本数を計数する精査手段と、 この精査手段が確認した金種および/ もしくは本数が、
上記入力手段への入力と相違したとき、これを報知する
手段と、を具備したことを特徴とする棒金入出金装置。 - 【請求項7】装置本体と、 この装置本体に備えられ棒金を金種別に収容するととも
に、それぞれが棒金の端面を揃えて一列に並んで収容す
る棒金収納手段と、 この棒金収納手段に収容する棒金の金種と、その本数を
入力する手段と、 上記棒金収納手段に収容される棒金の金種を確認すると
ともに、その本数を計数する精査手段と、 この精査手段が確認した金種および/ もしくは本数が、
上記入力手段への入力と相違したとき、これを報知する
手段と、を具備したことを特徴とする棒金入出金装置。 - 【請求項8】上記棒金は、同一金種の硬貨を所定枚数ず
つ包装されてなり、 上記精査手段は、棒金収納手段に収容される棒金の端面
に沿って移動し、かつ硬貨を検知する検知部および、こ
の検知部の検知信号を受けて硬貨の金種を判別する判別
手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項
7のいずれかに記載の棒金入出金装置。 - 【請求項9】上記検知体は、棒金端面の中心部に沿って
移動し硬貨の孔明きの有無を確認する第1の検知体と、
棒金端面に沿って移動し硬貨の大きさを確認する第2の
検知体とからなり、 上記判別手段は、上記第1の検知体と第2の検知体の検
知信号を受け、両方の検知信号を統合した結果から棒金
の金種を判別することを特徴とする請求項8記載の棒金
入出金装置。 - 【請求項10】上記第1の検知体と第2の検知体は、硬
貨に投光し、かつその反射光を受けて明暗を検知する反
射型センサであり、 上記判別手段は、上記第1の検知体と第2の検知体が検
知する明暗の時間の長さとそのタイミングから、棒金の
金種を判別することを特徴とする請求項9記載の棒金入
出金装置。 - 【請求項11】上記判別手段は、上記第1の検知体と第
2の検知体から受ける検知信号の回数をカウントするこ
とにより、棒金の本数を計数することを特徴とする請求
項10記載の棒金入出金装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050777A JPH11250314A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 棒金入出金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050777A JPH11250314A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 棒金入出金装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11250314A true JPH11250314A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12868270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10050777A Abandoned JPH11250314A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 棒金入出金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11250314A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285472A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Glory Ltd | 棒金収納庫 |
WO2006109400A1 (ja) | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Glory Ltd. | 釣銭補充管理システムおよび棒金収納庫 |
WO2007094180A1 (ja) | 2006-02-15 | 2007-08-23 | Glory Ltd. | 棒金収納庫 |
WO2007094181A1 (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-23 | Glory Ltd. | 棒金収納庫および釣銭補充管理システム |
JP2007213206A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Glory Ltd | 棒金収納庫および釣銭補充管理システム |
WO2007099734A1 (ja) | 2006-03-03 | 2007-09-07 | Glory Ltd. | 釣銭補充管理システム |
JP2008192079A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Laurel Seiki Kk | 棒金保管庫 |
JP2008192078A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Laurel Seiki Kk | 棒金保管庫 |
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