JPH11249365A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11249365A JPH11249365A JP10054026A JP5402698A JPH11249365A JP H11249365 A JPH11249365 A JP H11249365A JP 10054026 A JP10054026 A JP 10054026A JP 5402698 A JP5402698 A JP 5402698A JP H11249365 A JPH11249365 A JP H11249365A
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 description 1
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- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のカバー部材が閉止状態であることを
確実に検出することができ、かつ部品点数を減少して装
置の小型化およびコストダウンを図ることを可能にした
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、開閉フレーム55と、
前カバー91と、安全スイッチ81と、開閉フレーム5
5が閉止状態であるときに支軸86を案内孔84の右端
に位置させる第1リンク部材85と、支軸86の回りに
回動可能であり、支軸86が案内孔84の右端に位置し
かつ前カバー91が閉止状態であるときに、安全スイッ
チ81の被操作部82を押圧する操作突起89を有する
第2リンク部材88とを備えている。
確実に検出することができ、かつ部品点数を減少して装
置の小型化およびコストダウンを図ることを可能にした
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、開閉フレーム55と、
前カバー91と、安全スイッチ81と、開閉フレーム5
5が閉止状態であるときに支軸86を案内孔84の右端
に位置させる第1リンク部材85と、支軸86の回りに
回動可能であり、支軸86が案内孔84の右端に位置し
かつ前カバー91が閉止状態であるときに、安全スイッ
チ81の被操作部82を押圧する操作突起89を有する
第2リンク部材88とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、開閉自在なカバー部材を少なくとも2つ以上備えた
画像形成装置に関する。
に、開閉自在なカバー部材を少なくとも2つ以上備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置では、ケーシング内部に画像形成部が配
置されており、給紙カセットから給紙搬送路を経て画像
形成部に用紙を搬送し、用紙上にトナー画像を転写する
とともに、排紙搬送路を経て定着部に用紙を搬送し、表
面に形成されているトナー画像を加熱定着して、用紙を
排出するように構成されている。
の画像形成装置では、ケーシング内部に画像形成部が配
置されており、給紙カセットから給紙搬送路を経て画像
形成部に用紙を搬送し、用紙上にトナー画像を転写する
とともに、排紙搬送路を経て定着部に用紙を搬送し、表
面に形成されているトナー画像を加熱定着して、用紙を
排出するように構成されている。
【0003】このような、給紙搬送路、画像形成部、排
紙搬送路などにおいて用紙が詰まった場合には、詰まっ
た用紙を手動で取り除く必要があり、用紙除去作業を行
うために、ケーシングの適所に開閉自在なカバー部材を
設けて、このカバー部材を開放して用紙の除去を行うよ
うにしている。用紙詰まりはケーシング内の複数個所で
発生する可能性があり、用紙詰まりの発生個所に応じた
適切な個所を開放できるように、複数のカバー部材を設
けておくことが考えられる。たとえば、画像形成部の一
側方に開放可能な第1カバー部材を設け、この第1カバ
ー部材を開放することによって、感光体ドラムに隣接し
て設けられた転写装置などを側方に開放するように構成
できる。さらに、感光体ドラムや現像装置、トナーカー
トリッジなどを前方から着脱可能に構成し、画像形成部
の前方に開放可能な第2カバー部材を設け、この第2カ
バー部材を開放することによって、画像形成部の前面を
開放するように構成できる。
紙搬送路などにおいて用紙が詰まった場合には、詰まっ
た用紙を手動で取り除く必要があり、用紙除去作業を行
うために、ケーシングの適所に開閉自在なカバー部材を
設けて、このカバー部材を開放して用紙の除去を行うよ
うにしている。用紙詰まりはケーシング内の複数個所で
発生する可能性があり、用紙詰まりの発生個所に応じた
適切な個所を開放できるように、複数のカバー部材を設
けておくことが考えられる。たとえば、画像形成部の一
側方に開放可能な第1カバー部材を設け、この第1カバ
ー部材を開放することによって、感光体ドラムに隣接し
て設けられた転写装置などを側方に開放するように構成
できる。さらに、感光体ドラムや現像装置、トナーカー
トリッジなどを前方から着脱可能に構成し、画像形成部
の前方に開放可能な第2カバー部材を設け、この第2カ
バー部材を開放することによって、画像形成部の前面を
開放するように構成できる。
【0004】このようにした画像形成装置では、危険防
止および故障防止のために各カバー部材が閉止された状
態で作動される必要がある。このために、たとえば、カ
バー部材が閉止されていることを検出するためのマイク
ロスイッチや光学センサなどの検出手段を各カバー部材
毎に設けておき、すべての検出手段がカバー部材の閉止
状態を示す信号を出力しているときに画像形成装置を動
作可能な状態とし、それ以外の場合には操作パネルから
の操作指示の受付を禁止するなどして、画像形成装置を
動作不能の状態に設定することが考えられる。
止および故障防止のために各カバー部材が閉止された状
態で作動される必要がある。このために、たとえば、カ
バー部材が閉止されていることを検出するためのマイク
ロスイッチや光学センサなどの検出手段を各カバー部材
毎に設けておき、すべての検出手段がカバー部材の閉止
状態を示す信号を出力しているときに画像形成装置を動
作可能な状態とし、それ以外の場合には操作パネルから
の操作指示の受付を禁止するなどして、画像形成装置を
動作不能の状態に設定することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような画像形
成装置では、各カバー部材に対してそれぞれマイクロス
イッチや光学センサなどの検出手段を設ける必要があ
り、また各検出手段からの信号により全てのカバー部材
が閉止状態であるか否かを判別するための判別手段を設
ける必要がある。したがって、部品点数が多くなるとと
もに、制御が複雑になり、装置の小型化およびコストダ
ウンが困難となる。
成装置では、各カバー部材に対してそれぞれマイクロス
イッチや光学センサなどの検出手段を設ける必要があ
り、また各検出手段からの信号により全てのカバー部材
が閉止状態であるか否かを判別するための判別手段を設
ける必要がある。したがって、部品点数が多くなるとと
もに、制御が複雑になり、装置の小型化およびコストダ
ウンが困難となる。
【0006】本発明の目的は、複数のカバー部材が閉止
状態であることを確実に検出することができ、かつ部品
点数を減少して装置の小型化およびコストダウンを図る
ことを可能にした画像形成装置を提供することにある。
状態であることを確実に検出することができ、かつ部品
点数を減少して装置の小型化およびコストダウンを図る
ことを可能にした画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、ケーシングと、第1カバー部材と、第2カバー部
材と、安全スイッチと、リンク部材とを備えている。ケ
ーシングは、内部に画像形成部を有し、少なくとも第1
開口部および第2開口部を有している。第1カバー部材
は、ケーシングの第1開口部近傍に一端が支持され、第
1開口部を開放する位置と閉止する位置との間で回動可
能である。第2カバー部材は、ケーシングの第2開口部
近傍に一端が支持され、第2開口部を開放する位置と閉
止する位置との間で回動可能である。安全スイッチは、
外面に被操作部を備え、被操作部の状態に応じて画像形
成部の動作を禁止する動作禁止信号または画像形成装置
の動作を許可する動作許可信号を発生する。リンク部材
は、第1カバー部材が第1開口部を閉止しかつ第2カバ
ー部材が第2開口部を閉止しているときのみ安全スイッ
チが動作許可信号を発生するように、第1カバー部材お
よび第2カバー部材の回動に連動して安全スイッチの被
操作部を操作するように移動する。
置は、ケーシングと、第1カバー部材と、第2カバー部
材と、安全スイッチと、リンク部材とを備えている。ケ
ーシングは、内部に画像形成部を有し、少なくとも第1
開口部および第2開口部を有している。第1カバー部材
は、ケーシングの第1開口部近傍に一端が支持され、第
1開口部を開放する位置と閉止する位置との間で回動可
能である。第2カバー部材は、ケーシングの第2開口部
近傍に一端が支持され、第2開口部を開放する位置と閉
止する位置との間で回動可能である。安全スイッチは、
外面に被操作部を備え、被操作部の状態に応じて画像形
成部の動作を禁止する動作禁止信号または画像形成装置
の動作を許可する動作許可信号を発生する。リンク部材
は、第1カバー部材が第1開口部を閉止しかつ第2カバ
ー部材が第2開口部を閉止しているときのみ安全スイッ
チが動作許可信号を発生するように、第1カバー部材お
よび第2カバー部材の回動に連動して安全スイッチの被
操作部を操作するように移動する。
【0008】このようにした場合には、第1カバー部材
と第2カバー部材とがともに閉止状態であるときは、リ
ンク部材が安全スイッチを操作して動作許可信号を発生
し、画像形成部の動作が可能となる。これ以外の場合に
は、リンク部材は安全スイッチの被操作部を動作許可信
号発生側に操作しないため、画像形成部が動作不能の状
態となっており、各カバー部材がともに閉止状態になっ
ていなければ動作しないように構成されている。したが
って、簡単な構成で確実に安全スイッチを作動させるこ
とができ、部品点数を減少できるとともに複雑な制御を
必要としない。
と第2カバー部材とがともに閉止状態であるときは、リ
ンク部材が安全スイッチを操作して動作許可信号を発生
し、画像形成部の動作が可能となる。これ以外の場合に
は、リンク部材は安全スイッチの被操作部を動作許可信
号発生側に操作しないため、画像形成部が動作不能の状
態となっており、各カバー部材がともに閉止状態になっ
ていなければ動作しないように構成されている。したが
って、簡単な構成で確実に安全スイッチを作動させるこ
とができ、部品点数を減少できるとともに複雑な制御を
必要としない。
【0009】ここで、第1開口部と第2開口部とは、ケ
ーシングの互いに90度の角度をなす壁面に設けること
ができ、第1カバー部材が、画像形成部の一側方に設け
られた第1開口部を開放・閉止可能であり、第2カバー
部材が、画像形成部の前方に設けられた第2開口部を開
放・閉止可能なものとすることができる。また、リンク
部材として、第1カバー部材の回動に連動して左右に移
動可能であり、第1カバー部材が第1開口部を閉止して
いる状態で安全位置となる第1リンク部材と、第2カバ
ー部材の回動に連動して第1リンク部材に対して回動す
るように支持され、第1リンク部材が安全位置でありか
つ第2カバー部材が第2開口部を閉止している状態で、
安全スイッチが動作許可信号を発生するように安全スイ
ッチの被操作部を操作する第2リンク部材とを備えるも
のを用いることができる。
ーシングの互いに90度の角度をなす壁面に設けること
ができ、第1カバー部材が、画像形成部の一側方に設け
られた第1開口部を開放・閉止可能であり、第2カバー
部材が、画像形成部の前方に設けられた第2開口部を開
放・閉止可能なものとすることができる。また、リンク
部材として、第1カバー部材の回動に連動して左右に移
動可能であり、第1カバー部材が第1開口部を閉止して
いる状態で安全位置となる第1リンク部材と、第2カバ
ー部材の回動に連動して第1リンク部材に対して回動す
るように支持され、第1リンク部材が安全位置でありか
つ第2カバー部材が第2開口部を閉止している状態で、
安全スイッチが動作許可信号を発生するように安全スイ
ッチの被操作部を操作する第2リンク部材とを備えるも
のを用いることができる。
【0010】また、第1開口部と第2開口部とは、ケー
シングの対向する壁面に設けることができ、第1カバー
部材が、画像形成部の一側方に設けられた第1開口部を
開放・閉止可能であり、第2カバー部材が、画像形成部
の他側方に設けられた第2開口部を開放・閉止可能であ
るように構成できる。さらに、リンク部材として、第1
カバー部材の回動に連動して左右に移動可能であり、第
1カバー部材が第1開口部を閉止している状態で安全位
置となる第1リンク部材と、第2カバー部材の回動に連
動して第1リンク部材に対して回動するように支持さ
れ、第1リンク部材が安全位置でありかつ第2カバー部
材が第2開口部を閉止している状態で、安全スイッチが
動作許可信号を発生するように安全スイッチの被操作部
を操作する第2リンク部材とを備える構成とすることが
できる。
シングの対向する壁面に設けることができ、第1カバー
部材が、画像形成部の一側方に設けられた第1開口部を
開放・閉止可能であり、第2カバー部材が、画像形成部
の他側方に設けられた第2開口部を開放・閉止可能であ
るように構成できる。さらに、リンク部材として、第1
カバー部材の回動に連動して左右に移動可能であり、第
1カバー部材が第1開口部を閉止している状態で安全位
置となる第1リンク部材と、第2カバー部材の回動に連
動して第1リンク部材に対して回動するように支持さ
れ、第1リンク部材が安全位置でありかつ第2カバー部
材が第2開口部を閉止している状態で、安全スイッチが
動作許可信号を発生するように安全スイッチの被操作部
を操作する第2リンク部材とを備える構成とすることが
できる。
【0011】また、ケーシングが第1開口部近傍に位置
して第3開口部を有し、第3開口部近傍に一端が支持さ
れ、第3開口部を開放する位置と閉止する位置との間で
回動可能な第3カバー部材をさらに設け、第1カバー部
材が第1開口部を開放する位置にあるとき第3カバー部
材が第3開口部を開放する位置に回動可能であり、第3
カバー部材が第3開口部を閉止する位置にあるとき第1
カバー部材が第1開口部を閉止する位置に回動可能であ
るように構成することができる。
して第3開口部を有し、第3開口部近傍に一端が支持さ
れ、第3開口部を開放する位置と閉止する位置との間で
回動可能な第3カバー部材をさらに設け、第1カバー部
材が第1開口部を開放する位置にあるとき第3カバー部
材が第3開口部を開放する位置に回動可能であり、第3
カバー部材が第3開口部を閉止する位置にあるとき第1
カバー部材が第1開口部を閉止する位置に回動可能であ
るように構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態が採用
される複写機の横断面図を示す。この複写機1は、本体
10と、本体10の上部に開閉自在に装着された原稿押
さえ11とを有している。本体10には、その上部に位
置して、原稿が載置される原稿台15が配置されてい
る。本体10の内部には、正面から見て左側の端部で上
下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられている。
また、下部には、用紙を収納する給紙カセット17が着
脱自在に設けられており、その左側方にはバイパス給紙
部18が設けられている。原稿台15の下方には、原稿
台15上に載置された原稿の画像情報を読み取るための
光学系19が設けられている。画像形成部16の左側で
斜め上方には、用紙上の画像を定着するための定着装置
20が設けられ、さらにその左側斜め上方には排出ロー
ラ21が設けられている。なお、排出ローラ21の本体
外側には、図示しない排紙トレイが設けられ、バイパス
給紙部18の本体外側には、図示しないバイパストレイ
が設けられるようになっている。
される複写機の横断面図を示す。この複写機1は、本体
10と、本体10の上部に開閉自在に装着された原稿押
さえ11とを有している。本体10には、その上部に位
置して、原稿が載置される原稿台15が配置されてい
る。本体10の内部には、正面から見て左側の端部で上
下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられている。
また、下部には、用紙を収納する給紙カセット17が着
脱自在に設けられており、その左側方にはバイパス給紙
部18が設けられている。原稿台15の下方には、原稿
台15上に載置された原稿の画像情報を読み取るための
光学系19が設けられている。画像形成部16の左側で
斜め上方には、用紙上の画像を定着するための定着装置
20が設けられ、さらにその左側斜め上方には排出ロー
ラ21が設けられている。なお、排出ローラ21の本体
外側には、図示しない排紙トレイが設けられ、バイパス
給紙部18の本体外側には、図示しないバイパストレイ
が設けられるようになっている。
【0013】給紙カセット17及びバイパス給紙部18
と画像形成部16との間には、供給された用紙を画像形
成部16に向かって縦方向に搬送する縦搬送路25が設
けられている。また、画像形成部16と排出ローラ21
との間には、画像形成された用紙を斜め上方に搬送し排
出する斜め搬送路26が設けられている。画像形成部1
6は、図2に拡大して示すように、表面に静電潜像が形
成される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム
30の周囲に配置された主帯電装置31、ブランクラン
プ32、現像装置33、転写装置34およびクリーニン
グ装置35を有している。
と画像形成部16との間には、供給された用紙を画像形
成部16に向かって縦方向に搬送する縦搬送路25が設
けられている。また、画像形成部16と排出ローラ21
との間には、画像形成された用紙を斜め上方に搬送し排
出する斜め搬送路26が設けられている。画像形成部1
6は、図2に拡大して示すように、表面に静電潜像が形
成される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム
30の周囲に配置された主帯電装置31、ブランクラン
プ32、現像装置33、転写装置34およびクリーニン
グ装置35を有している。
【0014】主帯電装置31は、感光体ドラム30の表
面を帯電させるための装置であり、感光体ドラム30の
左斜め上方に配置されている。また、ブランクランプ3
2は、感光体ドラム30表面の所望の領域を除電するた
めのランプであり、主帯電装置31の右側に隣接して配
置されている。そして、このブランクランプ32から所
定の間隙をあけて感光体ドラム30の右斜め下方に、感
光体ドラム30上にトナー像を形成する現像装置33が
配置されている。また、転写装置34は、感光体ドラム
30上のトナー像を用紙に転写するための装置であり、
感光体ドラム30の左斜め下方に配置されている。この
転写装置34と現像装置33との間に、縦搬送路25の
下流側が位置している。クリーニング装置35は、感光
体ドラム30表面の残留トナーなどを除去するための装
置であり、感光体ドラム30の左斜め上方に配置されて
いる。
面を帯電させるための装置であり、感光体ドラム30の
左斜め上方に配置されている。また、ブランクランプ3
2は、感光体ドラム30表面の所望の領域を除電するた
めのランプであり、主帯電装置31の右側に隣接して配
置されている。そして、このブランクランプ32から所
定の間隙をあけて感光体ドラム30の右斜め下方に、感
光体ドラム30上にトナー像を形成する現像装置33が
配置されている。また、転写装置34は、感光体ドラム
30上のトナー像を用紙に転写するための装置であり、
感光体ドラム30の左斜め下方に配置されている。この
転写装置34と現像装置33との間に、縦搬送路25の
下流側が位置している。クリーニング装置35は、感光
体ドラム30表面の残留トナーなどを除去するための装
置であり、感光体ドラム30の左斜め上方に配置されて
いる。
【0015】なお、図1に示すように、現像装置33の
上方には、補給用トナーを収納するトナーカートリッジ
36が設けられている。給紙カセット17は、用紙の出
口側の端部が装置の左側で、かつ縦搬送路25よりも右
側に位置するように設けられており、他端側は装置の右
側に延びている。そして、用紙出口側の端部上方には、
カセット内の用紙を縦搬送路25に送り出すための送り
コロ37が設けられている。また、バイパス給紙部18
は、装置の左側下部から用紙を手差し、もしくはバイパ
ストレイに載置された用紙を画像形成部16に供給する
ものであり、縦搬送路25に連続している。
上方には、補給用トナーを収納するトナーカートリッジ
36が設けられている。給紙カセット17は、用紙の出
口側の端部が装置の左側で、かつ縦搬送路25よりも右
側に位置するように設けられており、他端側は装置の右
側に延びている。そして、用紙出口側の端部上方には、
カセット内の用紙を縦搬送路25に送り出すための送り
コロ37が設けられている。また、バイパス給紙部18
は、装置の左側下部から用紙を手差し、もしくはバイパ
ストレイに載置された用紙を画像形成部16に供給する
ものであり、縦搬送路25に連続している。
【0016】光学系19は、光源及び反射板を有するラ
ンプユニット40と、ミラーユニット41,42と、レ
ンズユニット43と、反射ミラー44とを有している。
そして、反射ミラー44からの光は、ブランクランプ3
2と現像装置33との間を通過して感光体ドラム30に
照射されるようになっている。縦搬送路25は、図2に
示すように、第1搬送ローラ対50と、この第1搬送ロ
ーラ対50の上方に配置された第2搬送ローラ対51
と、各搬送ローラ対50,51の前後に配置されたガイ
ド部材53とを有している。そして、この縦搬送路25
は、図3に模式的に示すように、給紙カセット17と第
1搬送ローラ対50との間に左斜め上方に延びるように
形成された第一搬送部25aと、第1搬送ローラ対50
と第2搬送ローラ対51との間に右斜め上方に延びるよ
うに形成された第2搬送部25bと、第2搬送ローラ対
51と画像形成部16(感光体ドラム30)との間に左
斜め上方に延びるように形成された第3搬送部25cと
を有し、全体として縦方向に延びている。
ンプユニット40と、ミラーユニット41,42と、レ
ンズユニット43と、反射ミラー44とを有している。
そして、反射ミラー44からの光は、ブランクランプ3
2と現像装置33との間を通過して感光体ドラム30に
照射されるようになっている。縦搬送路25は、図2に
示すように、第1搬送ローラ対50と、この第1搬送ロ
ーラ対50の上方に配置された第2搬送ローラ対51
と、各搬送ローラ対50,51の前後に配置されたガイ
ド部材53とを有している。そして、この縦搬送路25
は、図3に模式的に示すように、給紙カセット17と第
1搬送ローラ対50との間に左斜め上方に延びるように
形成された第一搬送部25aと、第1搬送ローラ対50
と第2搬送ローラ対51との間に右斜め上方に延びるよ
うに形成された第2搬送部25bと、第2搬送ローラ対
51と画像形成部16(感光体ドラム30)との間に左
斜め上方に延びるように形成された第3搬送部25cと
を有し、全体として縦方向に延びている。
【0017】斜め搬送路26は、図2に示すように、開
閉フレーム55の一部によって形成されるガイド部材5
5aと、定着部20のフレームの一部によって形成され
るガイド部材20aと、定着部20と排出ローラ21と
の間に設けられたガイド部材56とを有している。開閉
フレーム55は、図2に示すように、本体フレームに対
して支軸54を中心に回動自在に支持されている。そし
てこの開閉フレーム55には、転写装置34と、第1搬
送ローラ対50の左側ローラ50aと、第2搬送ローラ
対51の左側ローラ51aと、ガイド部材53のうちの
左側部材とがそれぞれ装着されている。このため、開閉
フレーム55を開閉することによって、これらの部材を
複写機本体にセットしたり、あるいは引き離すことが可
能である。
閉フレーム55の一部によって形成されるガイド部材5
5aと、定着部20のフレームの一部によって形成され
るガイド部材20aと、定着部20と排出ローラ21と
の間に設けられたガイド部材56とを有している。開閉
フレーム55は、図2に示すように、本体フレームに対
して支軸54を中心に回動自在に支持されている。そし
てこの開閉フレーム55には、転写装置34と、第1搬
送ローラ対50の左側ローラ50aと、第2搬送ローラ
対51の左側ローラ51aと、ガイド部材53のうちの
左側部材とがそれぞれ装着されている。このため、開閉
フレーム55を開閉することによって、これらの部材を
複写機本体にセットしたり、あるいは引き離すことが可
能である。
【0018】なお、図1に示すように、排出ローラ21
の外側には、カバー57が開閉自在に設けられており、
このカバー57を開けることによって定着部20および
排出ローラ21を露出させることが可能である。定着部
20は、加熱ローラ61と加熱ローラ61に圧接可能な
加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61は、内
部に定着ヒータ63を内蔵しており、定着上ハウジング
64により周囲をカバーされている。定着上ハウジング
64の用紙排出側には、回動自在に支持される剥離爪6
5が配置されている。この剥離爪65は、図示しないね
じりバネによって先端が加熱ローラ61の周面に圧接す
るように付勢されている。この剥離爪65により、加熱
ローラ61に巻き付こうとする用紙を剥離して、用紙排
出側に搬送することを可能とする。
の外側には、カバー57が開閉自在に設けられており、
このカバー57を開けることによって定着部20および
排出ローラ21を露出させることが可能である。定着部
20は、加熱ローラ61と加熱ローラ61に圧接可能な
加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61は、内
部に定着ヒータ63を内蔵しており、定着上ハウジング
64により周囲をカバーされている。定着上ハウジング
64の用紙排出側には、回動自在に支持される剥離爪6
5が配置されている。この剥離爪65は、図示しないね
じりバネによって先端が加熱ローラ61の周面に圧接す
るように付勢されている。この剥離爪65により、加熱
ローラ61に巻き付こうとする用紙を剥離して、用紙排
出側に搬送することを可能とする。
【0019】加圧ローラ62は、その軸67が軸受68
およびスプリング69を介して定着下ハウジング66に
支持されている。軸受68は定着下ハウジング66に対
して昇降自在であって、スプリング69によって常に加
熱ローラ61側に付勢されている。なお、軸受68およ
びスプリング69はローラの軸方向の両端に配置されて
いる。
およびスプリング69を介して定着下ハウジング66に
支持されている。軸受68は定着下ハウジング66に対
して昇降自在であって、スプリング69によって常に加
熱ローラ61側に付勢されている。なお、軸受68およ
びスプリング69はローラの軸方向の両端に配置されて
いる。
【0020】開閉フレーム55は、図4に示すように支
軸54を中心に回動可能に支持されており、外側板71
によって外側面が形成されている。開閉フレーム55の
外側板71は、開閉フレーム55が閉止状態となってい
るときには、その下端部72がバイパス給紙部18の上
方に位置し、上端部73がカバー57の下端部74に近
接するように配置されている。開閉フレーム55は、図
示しないロック機構により閉止状態でロックされるよう
に構成されている。
軸54を中心に回動可能に支持されており、外側板71
によって外側面が形成されている。開閉フレーム55の
外側板71は、開閉フレーム55が閉止状態となってい
るときには、その下端部72がバイパス給紙部18の上
方に位置し、上端部73がカバー57の下端部74に近
接するように配置されている。開閉フレーム55は、図
示しないロック機構により閉止状態でロックされるよう
に構成されている。
【0021】カバー57は、上端に排出ローラ21うち
下側のローラ21aを回動自在に支持する外側板75を
有している。カバー57が閉止状態であるとき、カバー
57の外側板75の下端部74は、開閉フレーム55の
外側板71の上端部73に近接するように構成されてい
る。このことにより、開閉フレーム55が閉止状態であ
る場合には、カバー57を開放しようとしても、外側板
75の肉厚によりその下端部74が開閉フレーム55の
外側板71の上端部73に当接して、開放できないよう
になっている。また、カバー57が開放している状態で
は、開閉フレーム55を閉止しようとしても、外側板7
1の上端部73がカバー57の外側板75の下端部74
に当接して、閉止できないような構造となっている。
下側のローラ21aを回動自在に支持する外側板75を
有している。カバー57が閉止状態であるとき、カバー
57の外側板75の下端部74は、開閉フレーム55の
外側板71の上端部73に近接するように構成されてい
る。このことにより、開閉フレーム55が閉止状態であ
る場合には、カバー57を開放しようとしても、外側板
75の肉厚によりその下端部74が開閉フレーム55の
外側板71の上端部73に当接して、開放できないよう
になっている。また、カバー57が開放している状態で
は、開閉フレーム55を閉止しようとしても、外側板7
1の上端部73がカバー57の外側板75の下端部74
に当接して、閉止できないような構造となっている。
【0022】図5に本体10の要部を上方から見た概略
構成図を示す。本体10内部には、安全スイッチ81が
取り付けられている。この安全スイッチ81は、たとえ
ば、被操作部82を有するマイクロスイッチなどで構成
され、被操作部82が押圧されることによってオン信号
を発生するようになっている。安全スイッチ81は、本
体10に固定された取付部材83に取り付けられてお
り、この取付部材83には図左右方向に長孔を構成する
案内孔84が形成されている。
構成図を示す。本体10内部には、安全スイッチ81が
取り付けられている。この安全スイッチ81は、たとえ
ば、被操作部82を有するマイクロスイッチなどで構成
され、被操作部82が押圧されることによってオン信号
を発生するようになっている。安全スイッチ81は、本
体10に固定された取付部材83に取り付けられてお
り、この取付部材83には図左右方向に長孔を構成する
案内孔84が形成されている。
【0023】また、本体10内部には、図5左右方向に
移動可能に配置された棒状の第1リンク部材85が設け
られており、一方の先端部に取り付けられた支軸86が
案内孔84に係合している。第1リンク部材85の他端
部87は、開閉フレーム55の内面に当接可能となって
おり、開閉フレーム55が閉止状態である場合に、先端
に設けられた支軸86が、案内孔84の右端に位置する
ように設定されている。また、開閉フレーム55が開放
状態である場合には、支軸86が案内孔84の左端に位
置するように、第1リンク部材85は図5左方向に付勢
されている。
移動可能に配置された棒状の第1リンク部材85が設け
られており、一方の先端部に取り付けられた支軸86が
案内孔84に係合している。第1リンク部材85の他端
部87は、開閉フレーム55の内面に当接可能となって
おり、開閉フレーム55が閉止状態である場合に、先端
に設けられた支軸86が、案内孔84の右端に位置する
ように設定されている。また、開閉フレーム55が開放
状態である場合には、支軸86が案内孔84の左端に位
置するように、第1リンク部材85は図5左方向に付勢
されている。
【0024】第1リンク部材85の支軸86には、略W
字形状の第2リンク部材88が回動自在に支持されてい
る。第2リンク部材88の一端側には、安全スイッチ8
1の被操作部82を押圧可能な操作突起89が設けられ
ている。また、第2リンク部材88の他端側は、後述す
る前カバーの内面に当接可能な当接部90を構成してい
る。
字形状の第2リンク部材88が回動自在に支持されてい
る。第2リンク部材88の一端側には、安全スイッチ8
1の被操作部82を押圧可能な操作突起89が設けられ
ている。また、第2リンク部材88の他端側は、後述す
る前カバーの内面に当接可能な当接部90を構成してい
る。
【0025】本体10の前面には、下端部において本体
10に回動可能に支持された前カバー91が取り付けら
れている。前カバー91の内面には、第2リンク部材8
8の当接部90を押圧可能な突起92が設けられてい
る。第1リンク部材85の支軸86が案内孔84の右端
にあり、かつ前カバー91が閉止状態にある場合に、突
起92が当接部90を押圧して第2リンク部材88を回
動させ、操作突起89が安全スイッチ81の被操作部8
2を押圧して、安全スイッチ81がオンするように構成
されている。
10に回動可能に支持された前カバー91が取り付けら
れている。前カバー91の内面には、第2リンク部材8
8の当接部90を押圧可能な突起92が設けられてい
る。第1リンク部材85の支軸86が案内孔84の右端
にあり、かつ前カバー91が閉止状態にある場合に、突
起92が当接部90を押圧して第2リンク部材88を回
動させ、操作突起89が安全スイッチ81の被操作部8
2を押圧して、安全スイッチ81がオンするように構成
されている。
【0026】開閉フレーム55および前カバー91がと
もに開放状態である場合には、図6に示すように、第1
リンク部材85の先端に設けられた支軸86が案内孔8
4の左端に位置しており、第2リンク部材88は支軸8
6の回りにフリーな状態となっている。したがってこの
状態では、第2リンク部材88の操作突起89は、安全
スイッチ81の被操作部82から完全に離間しており、
安全スイッチ81はオフ状態となっている。
もに開放状態である場合には、図6に示すように、第1
リンク部材85の先端に設けられた支軸86が案内孔8
4の左端に位置しており、第2リンク部材88は支軸8
6の回りにフリーな状態となっている。したがってこの
状態では、第2リンク部材88の操作突起89は、安全
スイッチ81の被操作部82から完全に離間しており、
安全スイッチ81はオフ状態となっている。
【0027】また、開閉フレーム55が閉止状態であ
り、かつ前カバー91が開放状態である場合には、図7
に示すように、第1リンク部材85の支軸86が案内孔
84の右端に位置しているものの、第2リンク部材88
が支軸86の回りにフリーな状態となっている。したが
って、この場合にも、第2リンク部材88の操作突起8
9が安全スイッチ81の被操作部82を押圧することな
く、安全スイッチ81はオフ状態となっている。
り、かつ前カバー91が開放状態である場合には、図7
に示すように、第1リンク部材85の支軸86が案内孔
84の右端に位置しているものの、第2リンク部材88
が支軸86の回りにフリーな状態となっている。したが
って、この場合にも、第2リンク部材88の操作突起8
9が安全スイッチ81の被操作部82を押圧することな
く、安全スイッチ81はオフ状態となっている。
【0028】前カバー91が閉止状態であり、かつ開閉
フレーム55が開放状態である場合には、図8に示すよ
うに、第1リンク部材85が図左方向に位置しており、
これに伴って支軸86も案内孔84の左端に位置してい
る。この状態で、前カバー91の突起92が第2リンク
部材88の当接部を押圧して、第2リンク部材88を支
軸86の回りに回動させた状態であっても、第2リンク
部材88の操作突起89が安全スイッチ81の被操作部
82を操作するに到らず、安全スイッチ81はオフ状態
となっている。
フレーム55が開放状態である場合には、図8に示すよ
うに、第1リンク部材85が図左方向に位置しており、
これに伴って支軸86も案内孔84の左端に位置してい
る。この状態で、前カバー91の突起92が第2リンク
部材88の当接部を押圧して、第2リンク部材88を支
軸86の回りに回動させた状態であっても、第2リンク
部材88の操作突起89が安全スイッチ81の被操作部
82を操作するに到らず、安全スイッチ81はオフ状態
となっている。
【0029】開閉フレーム55および前カバー91がと
もに閉止状態である場合には、図5に示すように、第1
リンク部材85が開閉フレーム55の内面に押圧され
て、支軸86が案内孔84の右端に位置している。ま
た、前カバー91の突起92が、第2リンク部材88の
当接部90を押圧して、第2リンク部材88を支軸86
の回りに回動させており、第2リンク部材88の操作突
起89が安全スイッチ81の被操作部82を押圧してい
る。このことにより、安全スイッチ81はオン状態とな
っている。
もに閉止状態である場合には、図5に示すように、第1
リンク部材85が開閉フレーム55の内面に押圧され
て、支軸86が案内孔84の右端に位置している。ま
た、前カバー91の突起92が、第2リンク部材88の
当接部90を押圧して、第2リンク部材88を支軸86
の回りに回動させており、第2リンク部材88の操作突
起89が安全スイッチ81の被操作部82を押圧してい
る。このことにより、安全スイッチ81はオン状態とな
っている。
【0030】上述したような、安全スイッチ81の出力
信号は、図示しない制御部に入力される。制御部では、
安全スイッチ81がオン状態である場合に、操作パネル
などからの入力を可能とし、安全スイッチ81がオフ状
態である場合には、操作パネルなどからの入力を禁止す
る状態にして、装置を動作不能の状態とする。したがっ
て、この場合、開閉カバー55と前カバー91がともに
閉止状態である場合にのみ、安全スイッチ81がオン状
態であり、いずれか一方でも開放状態であれば、装置は
動作不能の状態となっている。さらに、開閉フレーム5
5は、その上方に配置されているカバー57が閉止状態
でなければ閉止することができない構造となっているた
め、カバー57、開閉フレーム55および前カバー91
がいずれも閉止状態でなければ、複写動作を行うことが
できないようになっている。このことにより、安全スイ
ッチ81をひとつだけ設けることによって、2つあるい
は3つのカバー部材がすべて閉止されたか否かを判別で
き、簡単な構造で安全性の高い複写機を提供できる。
信号は、図示しない制御部に入力される。制御部では、
安全スイッチ81がオン状態である場合に、操作パネル
などからの入力を可能とし、安全スイッチ81がオフ状
態である場合には、操作パネルなどからの入力を禁止す
る状態にして、装置を動作不能の状態とする。したがっ
て、この場合、開閉カバー55と前カバー91がともに
閉止状態である場合にのみ、安全スイッチ81がオン状
態であり、いずれか一方でも開放状態であれば、装置は
動作不能の状態となっている。さらに、開閉フレーム5
5は、その上方に配置されているカバー57が閉止状態
でなければ閉止することができない構造となっているた
め、カバー57、開閉フレーム55および前カバー91
がいずれも閉止状態でなければ、複写動作を行うことが
できないようになっている。このことにより、安全スイ
ッチ81をひとつだけ設けることによって、2つあるい
は3つのカバー部材がすべて閉止されたか否かを判別で
き、簡単な構造で安全性の高い複写機を提供できる。
【0031】〔他の実施形態〕前カバー91の代わり
に、開閉フレーム55と対向する面に他のカバー部材を
有する構造の画像形成装置に、同様の構造のものを適用
することができる。たとえば、図9に示すように、安全
スイッチ81、第1リンク部材85、第2リンク部材8
8を前述の実施形態と同様の構成とし、本体10に対し
て図左右方向に移動可能な第3リンク部材93を設ける
ことができる。この第3リンク部材93は、上下方向に
突出する案内軸94を備えている。取付部材83には、
第3リンク部材93の案内軸94と係合する案内孔95
が設けらている。
に、開閉フレーム55と対向する面に他のカバー部材を
有する構造の画像形成装置に、同様の構造のものを適用
することができる。たとえば、図9に示すように、安全
スイッチ81、第1リンク部材85、第2リンク部材8
8を前述の実施形態と同様の構成とし、本体10に対し
て図左右方向に移動可能な第3リンク部材93を設ける
ことができる。この第3リンク部材93は、上下方向に
突出する案内軸94を備えている。取付部材83には、
第3リンク部材93の案内軸94と係合する案内孔95
が設けらている。
【0032】第3リンク部材93は、開閉フレーム55
と対向する面に取り付けられたカバー部材(図示せず)
の内面に一端が当接可能となっており、このカバー部材
が閉止状態のとき、図において最も左側に位置するよう
に構成されている。開閉フレーム55が閉止状態であ
り、第1リンク部材85の支軸86が案内孔84の右端
に位置しているときに、開閉フレーム55と対向する面
に設けられたカバー部材が閉止状態であれば、第3リン
ク部材93が第2リンク部材88を押圧して、第2リン
ク部材88を支軸86の回りに回動させ、操作突起89
が安全スイッチ81の被操作部82を押圧することとな
る。これ以外の場合は、第2リンク部材88の操作突起
89が安全スイッチ81の被操作部82を押圧するに到
らず、安全スイッチ81はオフ状態である。
と対向する面に取り付けられたカバー部材(図示せず)
の内面に一端が当接可能となっており、このカバー部材
が閉止状態のとき、図において最も左側に位置するよう
に構成されている。開閉フレーム55が閉止状態であ
り、第1リンク部材85の支軸86が案内孔84の右端
に位置しているときに、開閉フレーム55と対向する面
に設けられたカバー部材が閉止状態であれば、第3リン
ク部材93が第2リンク部材88を押圧して、第2リン
ク部材88を支軸86の回りに回動させ、操作突起89
が安全スイッチ81の被操作部82を押圧することとな
る。これ以外の場合は、第2リンク部材88の操作突起
89が安全スイッチ81の被操作部82を押圧するに到
らず、安全スイッチ81はオフ状態である。
【0033】このようにした場合にも、複数のカバー部
材をともに閉止状態としなければ、安全スイッチ81が
オン状態とならず、簡単な構成で確実に安全スイッチ8
1を機能させることができる。
材をともに閉止状態としなければ、安全スイッチ81が
オン状態とならず、簡単な構成で確実に安全スイッチ8
1を機能させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置では、複数の
カバー部材を全て閉止状態としたときに、安全スイッチ
が動作許可信号を発生するように構成されており、簡単
な構成で安全性を高めることが可能となる。
カバー部材を全て閉止状態としたときに、安全スイッチ
が動作許可信号を発生するように構成されており、簡単
な構成で安全性を高めることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施形態を採用した複写機の縦断
面概略図。
面概略図。
【図2】その要部拡大図。
【図3】その用紙搬送経路の模式図。
【図4】その要部拡大図。
【図5】その要部を示す概略平面図。
【図6】安全スイッチの動作を説明する概略平面図。
【図7】安全スイッチの動作を説明する概略平面図。
【図8】安全スイッチの動作を説明する概略平面図。
【図9】他の実施形態の安全スイッチの動作を説明する
概略平面図。
概略平面図。
1 複写機 10 装置本体 11 原稿押さえ 15 原稿台 16 画像形成部 17 給紙カセット 18 バイパス給紙部 20 定着部 30 感光体ドラム 55 開閉フレーム 57 カバー 81 安全スイッチ 82 被操作部 83 取付部材 84 案内孔 85 第1リンク部材 86 支軸 88 第2リンク部材 89 操作突起 90 当接部 91 前カバー 92 突起
Claims (8)
- 【請求項1】内部に画像形成部を有し、少なくとも第1
開口部および第2開口部を有するケーシングと、 前記ケーシングの第1開口部近傍に一端が支持され、前
記第1開口部を開放する位置と閉止する位置との間で回
動可能な第1カバー部材と、 前記ケーシングの第2開口部近傍に一端が支持され、前
記第2開口部を開放する位置と閉止する位置との間で回
動可能な第2カバー部材と、 外面に被操作部を備え、前記被操作部の状態に応じて前
記画像形成部の動作を禁止する動作禁止信号または前記
画像形成装置の動作を許可する動作許可信号を発生する
安全スイッチと、 前記第1カバー部材が前記第1開口部を閉止しかつ前記
第2カバー部材が前記第2開口部を閉止しているときの
み前記安全スイッチが動作許可信号を発生するように、
前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の回動に
連動して前記安全スイッチの被操作部を操作するように
移動するリンク部材と、を備える画像形成装置。 - 【請求項2】前記第1開口部と前記第2開口部とは、前
記ケーシングの互いに90度の角度をなす壁面に設けら
れている、請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記第1カバー部材は、前記画像形成部の
一側方に設けられた第1開口部を開放・閉止可能であ
り、前記第2カバー部材は、前記画像形成部の前方に設
けられた第2開口部を開放・閉止可能である、請求項2
に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】前記リンク部材は、 前記第1カバー部材の回動に連動して左右に移動可能で
あり、前記第1カバー部材が前記第1開口部を閉止して
いる状態で安全位置となる第1リンク部材と、 前記第2カバー部材の回動に連動して前記第1リンク部
材に対して回動するように支持され、前記第1リンク部
材が安全位置でありかつ前記第2カバー部材が前記第2
開口部を閉止している状態で、前記安全スイッチが動作
許可信号を発生するように前記安全スイッチの被操作部
を操作する第2リンク部材と、を備える請求項3に記載
の画像形成装置。 - 【請求項5】前記第1開口部と前記第2開口部とは、前
記ケーシングの対向する壁面に設けられている、請求項
1に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】前記第1カバー部材は、前記画像形成部の
一側方に設けられた第1開口部を開放・閉止可能であ
り、前記第2カバー部材は、前記画像形成部の他側方に
設けられた第2開口部を開放・閉止可能である、請求項
5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】前記リンク部材は、 前記第1カバー部材の回動に連動して左右に移動可能で
あり、前記第1カバー部材が前記第1開口部を閉止して
いる状態で安全位置となる第1リンク部材と、 前記第2カバー部材の回動に連動して前記第1リンク部
材に対して回動するように支持され、前記第1リンク部
材が安全位置でありかつ前記第2カバー部材が前記第2
開口部を閉止している状態で、前記安全スイッチが動作
許可信号を発生するように前記安全スイッチの被操作部
を操作する第2リンク部材と、を備える請求項6に記載
の画像形成装置。 - 【請求項8】前記ケーシングは前記第1開口部近傍に位
置して第3開口部を有し、前記第3開口部近傍に一端が
支持され、前記第3開口部を開放する位置と閉止する位
置との間で回動可能な第3カバー部材をさらに有し、前
記第1カバー部材が前記第1開口部を開放する位置にあ
るとき前記第3カバー部材が前記第3開口部を開放する
位置に回動可能であり、前記第3カバー部材が前記第3
開口部を閉止する位置にあるとき前記第1カバー部材が
前記第1開口部を閉止する位置に回動可能であるように
構成される、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054026A JPH11249365A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054026A JPH11249365A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11249365A true JPH11249365A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12959085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10054026A Pending JPH11249365A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11249365A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245843B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner |
US7660548B2 (en) | 2006-03-31 | 2010-02-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing devices |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10054026A patent/JPH11249365A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245843B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner |
US7616910B2 (en) | 2004-03-26 | 2009-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner |
US7660548B2 (en) | 2006-03-31 | 2010-02-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing devices |
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