JPH11240091A - 化粧シート及び転写シート - Google Patents
化粧シート及び転写シートInfo
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- JPH11240091A JPH11240091A JP4212698A JP4212698A JPH11240091A JP H11240091 A JPH11240091 A JP H11240091A JP 4212698 A JP4212698 A JP 4212698A JP 4212698 A JP4212698 A JP 4212698A JP H11240091 A JPH11240091 A JP H11240091A
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Abstract
ない樹脂を使用しても、柔軟性や熱変形性に優れ、折り
曲げ加工性や三次元加工性等において従来のポリ塩化ビ
ニル樹脂系の化粧シートや転写シートと同等の性能が得
られ、しかも安価に製造可能な化粧シート及び転写シー
トを提供する。 【解決手段】発泡熱可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹
脂層2とを少なくとも積層する。特に、非発泡熱可塑性
樹脂層21、22が表裏両面を構成する様に両者を交互
に積層した3層以上の奇数層の積層体とすることが好ま
しい。表面に絵柄層3等を形成して化粧シートとする
か、転写層9を形成して転写シートとする。
Description
材、天井材、扉材等の住宅内装材や、家具、住設機器等
の表面装飾材として使用する為の化粧シート、及び、住
宅内装材を初め各種物品の表面絵付けに使用する為の転
写シートに関する。
トとしては、例えば薄葉紙又は樹脂含有紙等の建材用紙
の表面に木目等の印刷を施し、必要に応じ更に透明樹脂
フィルムを積層するか又は保護樹脂層を塗工形成した化
粧紙や、ポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材としてその
表面に木目等の印刷を施し、更に透明なポリ塩化ビニル
樹脂フィルムを積層するか又は保護樹脂層を塗工形成し
た化粧シート等が広く使用されていた。
に劣り、切れたり破れたりし易く、耐擦傷性や耐候性に
も劣る。しかも、熱成形性を有しないので、熱プレスラ
ミネート法や真空ラミネート法、射出成形同時ラミネー
ト法等による三次元曲面への適用は不可能である。一
方、ポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材とするものは、
上記の諸点に関しては優れているものの、焼却時に塩化
水素等の有害物質を発生するので、環境保護の観点から
社会的に問題視されるに至っている。
脂以外の樹脂フィルムを基材とした化粧シートが各種開
発され、一部でポリ塩化ビニル樹脂系化粧シートに対す
る置き換えが始まっている。具体的には、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等を基
材とする化粧シート等が挙げられる。
脂以外の樹脂フィルムを基材とした化粧シートは、ポリ
塩化ビニル樹脂に特有の柔軟性や熱変形性等の加工適性
を兼ね備えたものではなく、Vカット加工やラッピング
加工等の折り曲げ加工性や、真空成形等の三次元熱成形
性等において大きく劣っており、しかもコスト面でもポ
リ塩化ビニル樹脂よりも高価である等、多くの問題点を
抱えたものである。
ばポリオレフィン系樹脂ラミネート紙やポリエステルフ
ィルム等を基材シートとする転写シートも使用されてい
たが、これらも折り曲げ加工性や三次元熱成形性に劣る
ので、例えば、Vカット転写(基材シートを表面保護フ
ィルム替わりに用い、Vカット加工・折り曲げ接着後に
剥離する)やラッピング転写、真空成形転写等の用途に
はポリ塩化ビニル樹脂フィルムを基材シートとする転写
シートが専ら使用されて来た。
に剥離除去された基材シートは全て直ちに産業廃棄物と
なるから、環境保護の観点から、その基材シートに対し
ては前述した化粧シートの場合と同様に、ポリ塩化ビニ
ル樹脂以外の材料による代替が求められているのである
が、性能面や価格面でポリ塩化ビニル樹脂に匹敵する材
料が見出されておらず、問題となっていた。
における上記した問題点を解決するために、環境汚染等
の問題のないポリ塩化ビニル樹脂以外の樹脂を使用して
も、柔軟性や熱変形性に優れ、折り曲げ加工性や三次元
加工性等において従来のポリ塩化ビニル樹脂系の化粧シ
ートと同等の性能が得られ、しかも安価に製造可能な化
粧シート及び転写シートを提供しようとするものであ
る。
熱可塑性樹脂層と非発泡熱可塑性樹脂層とを少なくとも
有する化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の表面に非発泡熱可塑性樹脂層を有
する化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の表裏に非発泡熱可塑性樹脂層を有
する化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層を複数有し、各発泡熱可塑性樹脂層
の層間、最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面、及び最下
層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面に、非発泡熱可塑性樹脂
層を有する化粧シートである。
最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非発泡熱可塑性樹
脂層の厚さと、最下層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面の非
発泡熱可塑性樹脂層の厚さとの比が、2:3乃至3:2
の範囲内である化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の発泡倍率が1.1倍以上5倍以下
である化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の厚さが15μm以上150μm以
下である化粧シートである。
発泡熱可塑性樹脂層又は非発泡熱可塑性樹脂層の少なく
とも1層が光輝性顔料又は木粉を含有する化粧シートで
ある。
発泡熱可塑性樹脂層及び非発泡熱可塑性樹脂層が、ポリ
オレフィン系樹脂、オレフィン系共重合体樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹
脂、スチレン系樹脂、オレフィン系エラストマー樹脂、
ウレタン系エラストマー樹脂又はアイオノマー樹脂から
選ばれる1種以上からなる化粧シートである。
最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非発泡熱可塑性樹
脂層上に透明又は半透明の樹脂層を有する化粧シートで
ある。
泡熱可塑性樹脂層とを少なくとも有する基材シートの片
面に転写層を有する転写シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の表面に非発泡熱可塑性樹脂層を有
する基材シートの非発泡熱可塑性樹脂層面に転写層を有
する転写シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の表裏に非発泡熱可塑性樹脂層を有
する基材シートの片面に転写層を有する転写シートであ
る。
発泡熱可塑性樹脂層を複数有し、各発泡熱可塑性樹脂層
の層間、最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面、及び最下
層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面に、非発泡熱可塑性樹脂
層を有する基材シートの片面に転写層を有する転写シー
トである。
最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非発泡熱可塑性樹
脂層の厚さと、最下層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面の非
発泡熱可塑性樹脂層の厚さとの比が、2:3乃至3:2
の範囲内である基材シートの片面に転写層を有する転写
シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の発泡倍率が1.1倍以上5倍以下
である転写シートである。
発泡熱可塑性樹脂層の厚さが15μm以上150μm以
下である転写シートである。
発泡熱可塑性樹脂層及び非発泡熱可塑性樹脂層が、ポリ
オレフィン系樹脂、オレフィン系共重合体樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹
脂、スチレン系樹脂、オレフィン系エラストマー樹脂、
ウレタン系エラストマー樹脂又はアイオノマー樹脂から
選ばれる1種以上からなる転写シートである。
態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜12
は、本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図で
あり、図13〜16は、本発明の転写シートの実施の形
態を示す側断面図である。
様に、発泡熱可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹脂層2
とを少なくとも積層して構成されるものである。発泡熱
可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹脂層2とを構成する
樹脂は同一であっても異なっていても良く、いずれも従
来より化粧シートの材料として使用されている各種の熱
可塑性樹脂の中から、印刷適性や後加工適性等を考慮し
つつ、任意のものを適宜選択して使用することができ
る。
塩化ビニル樹脂を含有しない熱可塑性樹脂を使用するこ
とが好ましく、具体的にはポリオレフィン系樹脂、オレ
フィン系共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリカーボネート樹脂、スチレン系樹脂、オレ
フィン系エラストマー樹脂、ウレタン系エラストマー樹
脂又はアイオノマー樹脂から選ばれる樹脂を使用するこ
とが好ましい。
脂層2との積層方法は任意であり、例えば、発泡熱可塑
性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹脂層2とを個別にシート
成形した後、接着剤を介して、又は接着剤を介さずに熱
融着法又は超音波融着法等の手段により積層する方法、
発泡熱可塑性樹脂層1の表面に非発泡熱可塑性樹脂の溶
液、分散液又は液状樹脂を塗工し乾燥、固化又は硬化さ
せて非発泡熱可塑性樹脂層2を形成する方法、非発泡熱
可塑性樹脂2の表面に発泡性樹脂組成物を塗工し加熱発
泡して発泡熱可塑性樹脂層1を形成する方法、発泡熱可
塑性樹脂層1の表面に非発泡熱可塑性樹脂層2を構成す
べき樹脂を溶融押出しラミネートする方法、逆に非発泡
熱可塑性樹脂層2の表面に発泡熱可塑性樹脂層1を溶融
押出しラミネートする方法、発泡熱可塑性樹脂層1と非
発泡熱可塑性樹脂層2との両者を同時に溶融共押出し成
形する方法等を使用することができ、後述する多層構成
のシートにあっては、それらの複数の方法を併用するこ
ともできる。中でも、溶融共押出し成形法は、成形され
たシートの層間密着性に優れ、任意の厚みの積層シート
を容易に成形可能であり、生産性にも優れるので、最も
好適である。
は任意であり、非発泡熱可塑性樹脂層2との積層前であ
っても積層後であっても良く、また、熱接着法や非発泡
熱可塑性樹脂層2上への溶融押出しラミネート法、溶融
共押出し成形法等にあっては、非発泡熱可塑性樹脂層2
との積層と同時に発泡させることもできる。
樹脂層2の厚さは、必要とされる化粧シート全体の厚さ
や強度、柔軟性・熱成形性、価格等を総合的に考慮して
決定される。一般的には、化粧シートの総厚は20〜5
00μm程度であり、そのうち発泡熱可塑性樹脂層1の
厚さは、薄すぎると本発明の効果が十分に得られず、厚
すぎると抗張力や層間強度が低下するので、概ね15〜
150μm程度の範囲とすることが好ましい。一方、非
発泡熱可塑性樹脂層2の厚さは、柔軟性や熱成形性等の
観点から、5〜50μm程度の範囲とすることが好まし
い。
(発泡後の厚さの、発泡前の厚さに対する比)は、あま
り小さすぎても本発明の効果が十分に得られず、大きす
ぎると抗張力や層間強度が低下するので、概ね1.1倍
以上5倍以下の範囲とすることが好ましい。特に、図1
に示す例の如く、発泡熱可塑性樹脂層1が外面に露出し
た構成にあっては、露出面の表面強度上、概ね1.1倍
以上3倍以下の範囲とすることが好ましい。
脂層2との積層順序は特に問わず、図1に示す様に非発
泡熱可塑性樹脂層2を表面側としても良いし、図4に示
す様に発泡熱可塑性樹脂層1を表面側としても良い。一
般的には、耐磨耗性や耐擦傷性、耐溶剤性等の表面物性
上、非発泡熱可塑性樹脂層2を表面側とすることが好ま
しい。しかし、用途によっては、表面に柔らかい触感を
与える目的で、発泡熱可塑性樹脂層1を表面側とする場
合もある。
非発泡熱可塑性樹脂層2との積層シートには、従来の化
粧シートと同様に、意匠性の付与の目的で、例えば木目
柄、石目柄、抽象柄等の所望の任意の図柄の絵柄層3が
設けられる。絵柄層は、図1や図4に示す様に、発泡熱
可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹脂層2との積層シー
トの表面上に設けられるのが一般的であるが、図2に示
す様に発泡熱可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑性樹脂層2
との層間に設けても良いし、図3に示す様に、両者を併
用することもできる。但し、層間に設ける場合には、絵
柄層3より表面側の層は少なくとも透明又は半透明であ
る必要があることは言うまでもない。
泡熱可塑性樹脂層2との積層シートの表面上に設けた場
合には、従来の化粧シートの場合と同様に、絵柄層3を
保護して絵柄の耐磨耗性や耐擦傷性、耐溶剤性等を向上
する目的で、絵柄層3上に表面保護層4を設けることが
できる。表面保護層4は、例えばポリウレタン系樹脂、
アルキド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹
脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、繊維素誘導体、
電離放射線硬化性樹脂等の透明又は半透明の塗工剤を塗
工し乾燥、固化又は硬化して形成される。またその厚さ
は、通常は3〜20μm程度である。
熱可塑性樹脂層2との積層シートは、上述した様な2層
構成に限定されることはなく、両者を交互に積層した3
層以上から構成することもできる。図5や図6は、発泡
熱可塑性樹脂層1の表裏両面に非発泡熱可塑性樹脂層2
1、22を積層した3層構成の例を示すものである。こ
の様に構成すると、2層構成の場合と比較して、表裏両
面が非発泡熱可塑性樹脂層21、22で構成されるの
で、両面とも表面強度が高く、擦傷や破断が生じにくく
なる他、温度変化や圧力変化による表裏両面の伸縮挙動
の差が解消され、カールを防止することができる。
軟性や熱変形性に劣る非発泡熱可塑性樹脂層21、22
の厚みが2層に分散されるので、非発泡熱可塑性樹脂層
2が1層のみの場合と同等の抗張力等の機械的強度を維
持しつつ、柔軟性や熱変形性を改善することができる利
点がある。逆に言えば、柔軟性や熱変形性を維持しつ
つ、非発泡熱可塑性樹脂層21、22の総厚を増し、抗
張力等の機械的強度を向上することも可能である。
可塑性樹脂層1を複数層11、12に分割して、それら
の層間にも非発泡熱可塑性樹脂層22を配置することも
できる。この様に多層化すると、抗張力や層間強度等の
機械的強度と、柔軟性や熱変形性等の加工適性とを、矛
盾なく両立させることが更に容易になる。何故なら、発
泡熱可塑性樹脂層11、12の1層当たりの厚さを減じ
つつ総厚を増加することができるので、層間強度を低下
させずに柔軟性や熱変形性を向上することが可能であ
り、価格面でも有利である。一方、非発泡熱可塑性樹脂
層21、22、23の1層当たりの厚さを減じつつ総厚
を増加することができるので、柔軟性や熱変形性を低下
させることなく抗張力を向上することが可能であるから
である。
熱可塑性樹脂層2とを交互に積層した多層積層シートと
する場合には、カール防止の観点から、略表裏対称な層
構成とすることが好ましい。中でも、最表面の非発泡熱
可塑性樹脂層の厚さと最裏面の非発泡熱可塑性樹脂層の
厚さとに大幅な差があるとカールが発生し易くなるの
で、両者は略同一の厚さとすることが好ましく、他の何
らかの目的によって両者を異ならせる場合にあっても、
両者の比を2:3乃至3:2の範囲内とすることが好ま
しい。また、柔軟性・熱変形性及び層間強度の観点か
ら、各発泡熱可塑性樹脂層11、12の厚みは、それぞ
れを15〜150μmの範囲内とすることが好ましい。
一方、各非発泡熱可塑性樹脂層21、22、23の厚み
は、それぞれを5〜50μmの範囲内とすることが好ま
しい。
樹脂層2には、必要に応じて染料又は顔料等の着色剤を
添加して、所望の色の着色を施すこともできる。着色
は、必ずしも全ての層に施す必要はなく、任意の層に施
せば良い。但し、発泡熱可塑性樹脂層1は一般に隠蔽性
を有しており、発泡熱可塑性樹脂層1の裏側の層に着色
を施しても十分な着色効果が得られない場合が多いの
で、着色を施す場合には、最上層の発泡熱可塑性樹脂層
1か、又はその表面側の非発泡熱可塑性樹脂層2(すな
わち、図7に示す例であれば、発泡熱可塑性樹脂層12
又は非発泡熱可塑性樹脂層23)に施すことが好まし
い。
ば図6に示す例)にあっては、着色は絵柄層3の裏面側
の層(例えば発泡熱可塑性樹脂層1)に施すか、又は絵
柄層3の表面側の層(例えば非発泡熱可塑性樹脂層2
2)に施す場合には、透明又は半透明の着色剤を使用す
ることが好ましい。なお、ここで着色剤が透明又は半透
明であるとは、当該着色剤を樹脂層中に分散した状態に
おいて、該樹脂層が透明性又は半透明性を示すことを意
味する。
は木粉を添加することによって、例えばメタリック調や
木肌調等の光沢感や照り感を付与することもできる。光
輝性顔料としては、例えば金粉や銀粉、銅粉、アルミニ
ウム粉、ステンレス粉等の金属粉や、魚鱗粉や塩基性炭
酸鉛、砒酸水素鉛、酸塩化ビスマス、二酸化チタン被覆
雲母等の真珠光沢顔料等が用いられ、その粒径は、所望
の光沢感の程度にもよるが、一般に1〜150μm程度
である。光輝性顔料の添加量は、少なすぎると光沢感が
乏しく、一方多すぎると強度が低下するので、一般的に
は1〜40重量%の範囲である。
粉砕して得られる粉体で、通常は粒度5〜100メッシ
ュ程度のものが使用される。また、熱可塑性樹脂との良
好な密着性を得てシートの強度を高める目的で、含水率
10%以下に高度に乾燥して使用するのが一般的である
が、発泡熱可塑性樹脂層1に添加する場合には、逆に成
形時等の熱による水蒸気の放出を発泡剤替わりに積極的
に利用する目的で、含水率が20〜40%程度の湿潤状
態のものを使用することも可能である。木粉の添加量は
1〜30重量%の範囲が好適である。
可塑性樹脂層2との交互積層シートの表面に絵柄層3を
形成後、更にその表面上に透明又は半透明の樹脂層5を
設けることにより、表面の耐磨耗性や耐擦傷性、耐溶剤
性等を更に向上すると共に、表面の意匠に深み感や塗装
感を付与することもできる(図8)。また、透明又は半
透明の樹脂層5の表面には、所望によりエンボス6やワ
イピング7を施したり、更に表面保護層4を設けても良
い(図9)。
制限はないが、一般的には10〜100μm程度の範囲
であることが好ましい。なお、透明又は半透明の樹脂層
5と、最上層の発泡熱可塑性樹脂層1との間に、非発泡
熱可塑性樹脂層22が存在する場合には、カール防止
上、透明又は半透明の樹脂層5と、これに隣接する非発
泡熱可塑性樹脂層22との厚みの和が、最裏面の非発泡
熱可塑性樹脂層21の厚みと略等しくなる様に設計する
ことが好ましく、少なくとも両者の比が2:3乃至3:
2の範囲内となる様にすることが好ましい。
制限はなく、例えば発泡熱可塑性樹脂層1や非発泡熱可
塑性樹脂層2の材質として挙げた各種熱可塑性樹脂等を
使用することができる。またその積層方法も非発泡熱可
塑性樹脂層2等と同様に、例えば樹脂フィルムを接着剤
を介して、又は接着剤を介さずに熱融着等の方法により
接着積層する方法、溶融樹脂を押出しラミネートする方
法等を用いることもできる。
す様に、複数層51、52から構成されていても良い。
この様にすると、各層の材料の選択によって、耐磨耗性
や耐擦傷性、耐溶剤性等の表面物性と、下地との層間密
着性や柔軟性等とのバランスの取れた化粧シートを容易
に得ることができる。複数層の透明又は半透明の樹脂層
51、52の積層方法としては、上記した方法の他、例
えば下地印刷シートと表面用樹脂フィルム(透明又は半
透明の樹脂層52)との間に透明又は半透明の樹脂を押
出し一体化して透明又は半透明の樹脂層51を形成する
サンドラミネート法や、複数種類の樹脂を共押出しラミ
ネートする方法等を用いることができる。特に、後者の
共押出しラミネート法は、層間密着性に優れると共に、
積層と同時のエンボス6の賦型も容易であり、生産性に
も優れるので非常に好適である。
を逸脱しない範囲において種々構成を変更して実施する
ことができる。例えば、図11に示す様に、複数層の発
泡熱可塑性樹脂層11、12と非発泡熱可塑性樹脂層2
1、22、23を交互に積層した5層以上の積層シート
に、上記した透明又は半透明の樹脂層5を組み合わせて
構成することもできる。また例えば図12に示す様に、
複数の透明又は半透明の樹脂層51、52の層間にも絵
柄層32を設けることによって、立体的で深みのある意
匠感を得ることもできる。
粧シートにおける発泡熱可塑性樹脂層1と非発泡熱可塑
性樹脂層2との積層シートを基材シート8として、その
表面に転写層9を設けたものである(図13)。勿論、
転写層9の構成は、従来の転写シートにおけるものと全
く同様であり、絵柄層93以外にも必要に応じて例えば
図14に示す様に、剥離層91、保護層92、接着層9
4等を適宜組み合わせて構成することができる。また、
基材シート8側にも、表面に離型層81を設けても良
い。
塑性樹脂層2とからなる基材シート8の構成に関して
は、前述した本発明の化粧シートと全く同様であり、例
えば発泡熱可塑性樹脂層1の表裏両面に非発泡熱可塑性
樹脂層21、22を設けた3層構成(図15)や、複数
の発泡熱可塑性樹脂層11、12及び非発泡熱可塑性樹
脂層21、22、23を交互に積層した多層構成(図1
6)等としても良く、それぞれ前述した本発明の化粧シ
ートにおけると同様の効果を達成することができる。
ロピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、厚さ10μmの
非発泡ポリプロピレン樹脂層とを2層同時に溶融共押出
し製膜した積層フィルムの非発泡樹脂面をコロナ処理
後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを使用してグラビア
印刷法により柄印刷を施し、2液硬化型ウレタン樹脂系
塗料を使用してグラビア塗工法により乾燥後の塗布量5
g/m2 の表面保護層を塗工、硬化させて本発明の化粧
シートを作製した。
プロピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、その表裏の厚
さ10μmの非発泡ポリプロピレン樹脂層とを3層同時
に溶融共押出し製膜した積層フィルムの片面をコロナ処
理後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを使用してグラビ
ア印刷法により柄印刷を施し、2液硬化型ウレタン樹脂
系塗料を使用してグラビア塗工法により乾燥後の塗布量
5g/m2 の表面保護層を塗工、硬化させて本発明の化
粧シートを作製した。
プロピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、その表面側の
厚さ10μmの非発泡ポリプロピレン樹脂層と、裏面側
の厚さ40μmの非発泡ポリプロピレン樹脂層とを3層
同時に溶融共押出し製膜した積層フィルムの表面をコロ
ナ処理後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを使用してグ
ラビア印刷法により木目柄の印刷を施し、全面にウレタ
ン系プライマー処理後その上に、厚さ10μmの透明ポ
リオレフィン系熱接着性樹脂層と、厚さ30μmの透明
ポリプロピレン樹脂層とを2層同時にの溶融共押出しラ
ミネートすると同時に、透明ポリプロピレン樹脂層の表
面に導管柄のエンボスを施し、該エンボスの凹陥部にワ
イピング法にて着色剤を充填後、全面に2液ウレタン樹
脂系塗料を乾燥後の塗布量5g/m2 に施して表面保護
層を形成し乾燥硬化させて、本発明の化粧シートを作製
した。
タン被覆雲母を5重量%含有する厚さ70μmの発泡ポ
リプロピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、その表面側
の厚さ10μmの非発泡ポリプロピレン樹脂層と、裏面
側の厚さ40μmの非発泡着色ポリプロピレン樹脂層と
を3層同時に溶融共押出し製膜した積層フィルムの表面
をコロナ処理後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを使用
してグラビア印刷法により柄印刷を施し、全面にウレタ
ン系プライマー処理後その上に、厚さ10μmの透明ポ
リオレフィン系熱接着性樹脂の溶融押出し層を介して厚
さ30μmの紫外線吸収剤含有透明アクリル系樹脂フィ
ルムをサンドラミネートし、更に2液ウレタン樹脂系塗
料を乾燥後の塗布量5g/m2 に施して表面保護層を形
成して、本発明の化粧シートを作製した。
ウム粉末を8重量%添加した厚さ70μmの発泡ポリプ
ロピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)とその表裏の厚さ1
0μmの透明非発泡ポリプロピレン樹脂層とを3層同時
に溶融共押出し製膜した積層フィルムの表面をコロナ処
理後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを使用してグラビ
ア印刷法により柄印刷を施し、2液硬化型ウレタン樹脂
系塗料を使用してグラビア塗工法により乾燥後の塗布量
5g/m2 の表面保護層を塗工し乾燥硬化させて、本発
明の化粧シートを作製した。
た60メッシュの木粉を20重量%添加した厚さ70μ
mの発泡ポリプロピレン樹脂層(発泡倍率:2倍)とそ
の表裏の厚さ10μmの透明非発泡ポリプロピレン樹脂
層とを3層同時に溶融共押出し製膜した積層フィルムの
表面をコロナ処理後、1液ウレタン樹脂系印刷インキを
使用してグラビア印刷法により柄印刷を施し、2液硬化
型ウレタン樹脂系塗料を使用してグラビア塗工法により
乾燥後の塗布量5g/m2 の表面保護層を塗工し乾燥硬
化させて、本発明の化粧シートを作製した。
テル樹脂フィルムの表面に艶消透明塗料を塗布し、裏面
にウレタン系インキにて絵柄を印刷し、更にウレタン系
プライマー処理した後、別途用意した裏面用の厚さ25
μmのウレタン系プライマー処理済透明ポリエステル樹
脂フィルムとの間に、表面側から順に厚さ70μmの発
泡着色ポリプロピレン樹脂層と、厚さ10μmの非発泡
ポリプロピレン樹脂層と、厚さ70μmの発泡ポリプロ
ピレン樹脂層とを3層共押出し法にてサンドラミネート
して、本発明の化粧シートを作製した。
ピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、厚さ10μmの非
発泡ポリプロピレン樹脂層とを2層同時に溶融共押出し
製膜した積層フィルムを基材シートとして、その非発泡
樹脂層面をシリコーン系離型剤にて離型処理後、メラミ
ン−エポキシ系透明熱硬化型塗料を乾燥後の塗布量5g
/m2 に塗工して保護層を形成し、その完全硬化前に2
液ウレタン系インキにて柄印刷を施し、保護層を硬化さ
せて本発明の転写シートを作製した。
ピレン樹脂層(発泡倍率:3倍)と、その表裏の厚さ1
0μmの非発泡ポリプロピレン樹脂層とを3層同時に溶
融共押出し製膜した積層フィルムを基材シートとして、
その片面に、セルロースアセテートプロピオネート系剥
離剤を乾燥後の塗布量1g/m2 に塗工して剥離層を形
成後、ポリビニルブチラール樹脂系インキにて木目柄の
絵柄層を形成し、更にエチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂系感熱接着剤を乾燥後の塗布量5g/m2 に塗工して
接着層を形成して、本発明の転写シートを作製した。
脂層と非発泡熱可塑性樹脂層とを少なくとも積層して構
成したので、従来の非発泡熱可塑性樹脂層のみからなる
化粧シートと比較して、発泡熱可塑性樹脂層がシートの
変形を緩衝する作用を有すること、及び緩衝性のない非
発泡熱可塑性樹脂層の厚さを薄くできることにより、ポ
リ塩化ビニル樹脂以外の環境汚染等の問題のない樹脂を
使用しても、シート全体として十分に柔軟性に富むもの
が得られ、例えばラッピング加工やVカット加工等の折
り曲げ加工適性や、真空成形等の熱成形加工適性に関し
て、従来のポリ塩化ビニル樹脂系化粧シートに匹敵する
性能を有するものを容易に得ることができる。しかも、
発泡熱可塑性樹脂層を設けたことにより、同一の厚みの
シートであっても樹脂の使用量を削減することができる
ので、安価に製造することができる等の種々の優れた利
点を有するものである。
熱可塑性樹脂層を有する構成とすると、機械的強度の劣
る発泡熱可塑性樹脂層を、その表面の非発泡熱可塑性樹
脂層が保護するので、表面の耐磨耗性や耐擦傷性が従来
品より劣ることがない。また特に、発泡熱可塑性樹脂層
の表裏に非発泡熱可塑性樹脂層を有する構成とすると、
工程内における裏面の保護に寄与し、カール防止にも有
効である他、非発泡熱可塑性樹脂層の厚みが分散される
ことにより、十分な抗張力と柔軟性・熱成形性とを兼ね
備えた化粧シートを容易に得ることができる。
し、各発泡熱可塑性樹脂層の層間、最上層の発泡熱可塑
性樹脂層の表面、及び最下層の発泡熱可塑性樹脂層の裏
面に、非発泡熱可塑性樹脂層を有する構成とすると、厚
手の化粧シートにおいても、層間強度を著しく低下させ
ることなく、シートの柔軟性に寄与する発泡熱可塑性樹
脂層の総厚を十分にとることができ、また、非発泡熱可
塑性樹脂層の厚みが3層以上に分散されることにより、
十分な抗張力を維持しつつ柔軟性・熱成形性を更に向上
した化粧シートを、容易且つ安価に得ることができる。
樹脂層と非発泡熱可塑性樹脂層とを少なくとも有する基
材シートの片面に転写層を設けた構成としたことによ
り、前記した本発明の化粧シートと同様に、ポリ塩化ビ
ニル樹脂以外の樹脂を使用しても、ポリ塩化ビニル樹脂
系転写シートと同等の柔軟性や熱成形性を有し、しかも
安価な転写シートを容易に得ることができる。
くしかも諸性能の優れ安価な化粧シート及び転写シート
を提供し、建築資材の製造等の社会活動に何ら新たな負
担を負わせることなく、地球環境問題の解決に寄与する
ことができるという優れた利点を有するものである。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
Claims (18)
- 【請求項1】発泡熱可塑性樹脂層と非発泡熱可塑性樹脂
層とを少なくとも有する化粧シート。 - 【請求項2】発泡熱可塑性樹脂層の表面に非発泡熱可塑
性樹脂層を有する請求項1に記載の化粧シート。 - 【請求項3】発泡熱可塑性樹脂層の表裏に非発泡熱可塑
性樹脂層を有する請求項1に記載の化粧シート。 - 【請求項4】発泡熱可塑性樹脂層を複数有し、各発泡熱
可塑性樹脂層の層間、最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表
面、及び最下層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面に、非発泡
熱可塑性樹脂層を有する請求項1に記載の化粧シート。 - 【請求項5】最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非発
泡熱可塑性樹脂層の厚さと、最下層の発泡熱可塑性樹脂
層の裏面の非発泡熱可塑性樹脂層の厚さとの比が、2:
3乃至3:2の範囲内である請求項3又は4に記載の化
粧シート。 - 【請求項6】発泡熱可塑性樹脂層の発泡倍率が1.1倍
以上5倍以下である請求項1〜5のいずれかに記載の化
粧シート。 - 【請求項7】発泡熱可塑性樹脂層の厚さが15μm以上
150μm以下である請求項1〜6のいずれかに記載の
化粧シート。 - 【請求項8】発泡熱可塑性樹脂層又は非発泡熱可塑性樹
脂層の少なくとも1層が光輝性顔料又は木粉を含有する
請求項1〜7のいずれかに記載の化粧シート。 - 【請求項9】発泡熱可塑性樹脂層及び非発泡熱可塑性樹
脂層が、ポリオレフィン系樹脂、オレフィン系共重合体
樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系エラスト
マー樹脂、ウレタン系エラストマー樹脂又はアイオノマ
ー樹脂から選ばれる1種以上からなる請求項1〜8のい
ずれかに記載の化粧シート。 - 【請求項10】最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非
発泡熱可塑性樹脂層上に透明又は半透明の樹脂層を有す
る請求項1〜9のいずれかに記載の化粧シート。 - 【請求項11】発泡熱可塑性樹脂層と非発泡熱可塑性樹
脂層とを少なくとも有する基材シートの片面に転写層を
有する転写シート。 - 【請求項12】発泡熱可塑性樹脂層の表面に非発泡熱可
塑性樹脂層を有する基材シートの非発泡熱可塑性樹脂層
面に転写層を有する請求項11に記載の転写シート。 - 【請求項13】発泡熱可塑性樹脂層の表裏に非発泡熱可
塑性樹脂層を有する基材シートの片面に転写層を有する
請求項11に記載の転写シート。 - 【請求項14】発泡熱可塑性樹脂層を複数有し、各発泡
熱可塑性樹脂層の層間、最上層の発泡熱可塑性樹脂層の
表面、及び最下層の発泡熱可塑性樹脂層の裏面に、非発
泡熱可塑性樹脂層を有する基材シートの片面に転写層を
有する請求項11に記載の転写シート。 - 【請求項15】最上層の発泡熱可塑性樹脂層の表面の非
発泡熱可塑性樹脂層の厚さと、最下層の発泡熱可塑性樹
脂層の裏面の非発泡熱可塑性樹脂層の厚さとの比が、
2:3乃至3:2の範囲内である基材シートの片面に転
写層を有する請求項13又は14に記載の転写シート。 - 【請求項16】発泡熱可塑性樹脂層の発泡倍率が1.1
倍以上5倍以下である請求項11〜15のいずれかに記
載の転写シート。 - 【請求項17】発泡熱可塑性樹脂層の厚さが15μm以
上150μm以下である請求項11〜16のいずれかに
記載の転写シート。 - 【請求項18】発泡熱可塑性樹脂層及び非発泡熱可塑性
樹脂層が、ポリオレフィン系樹脂、オレフィン系共重合
体樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系エラス
トマー樹脂、ウレタン系エラストマー樹脂又はアイオノ
マー樹脂から選ばれる1種以上からなる請求項11〜1
7のいずれかに記載の転写シート。
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-
1998
- 1998-02-24 JP JP04212698A patent/JP3959825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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