JPH11204729A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH11204729A JPH11204729A JP10003877A JP387798A JPH11204729A JP H11204729 A JPH11204729 A JP H11204729A JP 10003877 A JP10003877 A JP 10003877A JP 387798 A JP387798 A JP 387798A JP H11204729 A JPH11204729 A JP H11204729A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D89/00—Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
- H10D89/60—Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD]
- H10D89/601—Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs
- H10D89/811—Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD] for devices having insulated gate electrodes, e.g. for IGFETs or IGBTs using FETs as protective elements
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電破壊耐性を低下させることなく出力回路
のレイアウト面積を低減する。 【解決手段】 中央の不純物領域(2b)が電源ノード
に接続されかつ両側の不純物領域(2a,2c)が出力
ノードに接続される第1のトランジスタ(TR1)と、
中央の不純物領域(2e)が出力ノードに接続されかつ
両側の不純物領域(2d,2f)が電源ノードに接続さ
れる第2のトランジスタを用いて、トランジスタ配置に
おいて電源ノードに接続される不純物領域と出力ノード
に接続れる不純物領域とが隣接または対向して配置され
るようにトランジスタを配置する。
のレイアウト面積を低減する。 【解決手段】 中央の不純物領域(2b)が電源ノード
に接続されかつ両側の不純物領域(2a,2c)が出力
ノードに接続される第1のトランジスタ(TR1)と、
中央の不純物領域(2e)が出力ノードに接続されかつ
両側の不純物領域(2d,2f)が電源ノードに接続さ
れる第2のトランジスタを用いて、トランジスタ配置に
おいて電源ノードに接続される不純物領域と出力ノード
に接続れる不純物領域とが隣接または対向して配置され
るようにトランジスタを配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置に関
し、特にMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ)を含む半導体装置に関し、より特定的に
は、信号を外部へ出力するための出力回路の静電破壊耐
性を改善するための構成に関する。
し、特にMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ)を含む半導体装置に関し、より特定的に
は、信号を外部へ出力するための出力回路の静電破壊耐
性を改善するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、一般の半導体装置において用
いられている出力回路の構成を概略的に示す図である。
図20において、出力回路は、内部信号に従って出力す
べき信号を生成する出力駆動回路900と、この出力駆
動回路900の出力信号に従って出力ノード904へ信
号を出力する出力回路最終段902を含む。この出力ノ
ード904は、パッドPDを介して外部ピン端子LPに
接続される。出力回路最終段902は、電源ノードと出
力ノード904の間に接続され、出力駆動回路900の
出力信号がHレベルのときに導通し、出力ノード904
を電源電圧VDDレベルに駆動するnチャネルMOSト
ランジスタN1と、出力駆動回路900からの信号がH
レベルのときに導通し、出力ノード904を接地電圧レ
ベルへ放電するnチャネルMOSトランジスタN2を含
む。これらのMOSトランジスタN1およびN2は、一
方のみが導通する。出力ハイインピーダンス状態のとき
には、MOSトランジスタN1およびN2がともに非導
通状態となる。
いられている出力回路の構成を概略的に示す図である。
図20において、出力回路は、内部信号に従って出力す
べき信号を生成する出力駆動回路900と、この出力駆
動回路900の出力信号に従って出力ノード904へ信
号を出力する出力回路最終段902を含む。この出力ノ
ード904は、パッドPDを介して外部ピン端子LPに
接続される。出力回路最終段902は、電源ノードと出
力ノード904の間に接続され、出力駆動回路900の
出力信号がHレベルのときに導通し、出力ノード904
を電源電圧VDDレベルに駆動するnチャネルMOSト
ランジスタN1と、出力駆動回路900からの信号がH
レベルのときに導通し、出力ノード904を接地電圧レ
ベルへ放電するnチャネルMOSトランジスタN2を含
む。これらのMOSトランジスタN1およびN2は、一
方のみが導通する。出力ハイインピーダンス状態のとき
には、MOSトランジスタN1およびN2がともに非導
通状態となる。
【0003】出力回路最終段902は、出力ノード90
4を高速で充放電する必要がある。しかしながら、出力
ノード904は、パッドPDを介して外部ピン端子LP
に接続されており、大きな負荷を高速で充放電する必要
があるため、トランジスタN1およびN2は比較的大き
な電流駆動力を有する。
4を高速で充放電する必要がある。しかしながら、出力
ノード904は、パッドPDを介して外部ピン端子LP
に接続されており、大きな負荷を高速で充放電する必要
があるため、トランジスタN1およびN2は比較的大き
な電流駆動力を有する。
【0004】しかしながら、出力ノード904は、パッ
ドPDを介して外部ピン端子LPに接続されており、大
きなインダクタンス成分L、寄生容量Cおよび配線抵抗
および外部回路の配線抵抗などによる寄生抵抗Rにより
形成されるLCR回路が等価的に接続される。このよう
なLCR回路を高速で充放電した場合、出力ノード90
4においては、リンギングが生じ、出力信号が安定化す
るまでに長時間を要するという問題が生ずる。このよう
なリンギングを生じさせることなく高速で出力信号を生
成するために、出力ノード904を、複数段階にわたっ
て充放電する構成がとられる。
ドPDを介して外部ピン端子LPに接続されており、大
きなインダクタンス成分L、寄生容量Cおよび配線抵抗
および外部回路の配線抵抗などによる寄生抵抗Rにより
形成されるLCR回路が等価的に接続される。このよう
なLCR回路を高速で充放電した場合、出力ノード90
4においては、リンギングが生じ、出力信号が安定化す
るまでに長時間を要するという問題が生ずる。このよう
なリンギングを生じさせることなく高速で出力信号を生
成するために、出力ノード904を、複数段階にわたっ
て充放電する構成がとられる。
【0005】図21は、従来の多段駆動型出力回路最終
段の構成の一例を示す図である。図21において、出力
ノード904を放電する回路部分について示す。出力ノ
ード904をHレベルにプルアップする回路においても
同様の多段駆動のための構成が設けられてもよい。出力
ノード904のオーバーシュート/アンダーシュートい
ずれが生じやすいかなどの回路特性に応じて適当に定め
られる。図21において、接地ノードと出力ノード90
4の間に、並列にnチャネルMOSトランジスタN2a
およびN2bが設けられる。これらのMOSトランジス
タN2aおよびN2bは、それぞれ制御信号φ1および
φ2に従って導通/非導通が制御される。すなわち、従
来の多段駆動型出力回路最終段の構成においては、図2
0に示す出力回路最終段のnチャネルMOSトランジス
タN2が2つのMOSトランジスタに分割される。これ
らの2つのMOSトランジスタN2aおよびN2bの導
通タイミングを異ならせることにより、急速に出力ノー
ド904が放電されるのを防止する。以下、この放電動
作について図22に示す波形図を参照して説明する。
段の構成の一例を示す図である。図21において、出力
ノード904を放電する回路部分について示す。出力ノ
ード904をHレベルにプルアップする回路においても
同様の多段駆動のための構成が設けられてもよい。出力
ノード904のオーバーシュート/アンダーシュートい
ずれが生じやすいかなどの回路特性に応じて適当に定め
られる。図21において、接地ノードと出力ノード90
4の間に、並列にnチャネルMOSトランジスタN2a
およびN2bが設けられる。これらのMOSトランジス
タN2aおよびN2bは、それぞれ制御信号φ1および
φ2に従って導通/非導通が制御される。すなわち、従
来の多段駆動型出力回路最終段の構成においては、図2
0に示す出力回路最終段のnチャネルMOSトランジス
タN2が2つのMOSトランジスタに分割される。これ
らの2つのMOSトランジスタN2aおよびN2bの導
通タイミングを異ならせることにより、急速に出力ノー
ド904が放電されるのを防止する。以下、この放電動
作について図22に示す波形図を参照して説明する。
【0006】出力ノード904の放電時において、まず
制御信号φ1がLレベルからHレベルに立上がり、MO
SトランジスタN2aが導通し、出力ノード904が比
較的緩やかに放電される。次いで制御信号φ2がLレベ
ルからHレベルに立上がり、MOSトランジスタN2b
が導通する。これにより、出力ノード904が2つのM
OSトランジスタN2aおよびN2bにより放電され、
その出力信号の電圧レベルが急速にLレベルに立下が
る。制御信号φ2が活性化されるタイミングは、この出
力ノード904の出力信号を急速にLレベルに立下げて
も、アンダーシュートが生じないようなタイミングであ
る。この制御信号φ1およびφ2の活性化タイミング
は、単に遅延回路を用いて決定される場合もあり、また
出力ノードの電圧レベルに応じて制御信号φ2の活性化
が制御される場合もある。いずれにしても、出力ノード
904を放電するMOSトランジスタN2aおよびN2
bの導通タイミングをずらせることにより、出力ノード
904が、比較的高い電圧レベルから大きな放電電流で
急速に放電されるのを防止する。また、これに代えて高
速放電を行なって電圧レベルを低下させた後、低速放電
が行なわれる場合もある。これにより、アンダーシュー
トが生じず、出力信号を早いタイミングで安定化させる
ことができる。
制御信号φ1がLレベルからHレベルに立上がり、MO
SトランジスタN2aが導通し、出力ノード904が比
較的緩やかに放電される。次いで制御信号φ2がLレベ
ルからHレベルに立上がり、MOSトランジスタN2b
が導通する。これにより、出力ノード904が2つのM
OSトランジスタN2aおよびN2bにより放電され、
その出力信号の電圧レベルが急速にLレベルに立下が
る。制御信号φ2が活性化されるタイミングは、この出
力ノード904の出力信号を急速にLレベルに立下げて
も、アンダーシュートが生じないようなタイミングであ
る。この制御信号φ1およびφ2の活性化タイミング
は、単に遅延回路を用いて決定される場合もあり、また
出力ノードの電圧レベルに応じて制御信号φ2の活性化
が制御される場合もある。いずれにしても、出力ノード
904を放電するMOSトランジスタN2aおよびN2
bの導通タイミングをずらせることにより、出力ノード
904が、比較的高い電圧レベルから大きな放電電流で
急速に放電されるのを防止する。また、これに代えて高
速放電を行なって電圧レベルを低下させた後、低速放電
が行なわれる場合もある。これにより、アンダーシュー
トが生じず、出力信号を早いタイミングで安定化させる
ことができる。
【0007】出力ノード904は、パッドPDを介して
外部ピン端子LPに接続される。この外部ピン端子は、
外部環境に接続される。このような外部ピン端子LPを
介して、出力ノード904において静電気放電が生じる
ことがある。このような静電気の原因としては、人体、
パッケージ挿入装置、システム動作途中、および雷など
がある。このような静電気放電が出力ノード904にお
いて生じた場合、出力回路最終段のMOSトランジスタ
N1およびN2のゲート絶縁膜の破壊、またはこの静電
気放電により流れる大きな電流(アンペアオーダ)によ
る配線またはPN接合の破壊が生じる可能性がある。し
たがって、このような静電気放電による静電破壊(エレ
クトロスタティック・ディスチャージ・ダメージ:ES
D)を防止するために、出力回路最終段は、仕様により
定められているESD耐性の仕様値を満たす必要があ
る。このため、出力ノードに対しては、このようなES
D特性を改善するための素子が追加される。
外部ピン端子LPに接続される。この外部ピン端子は、
外部環境に接続される。このような外部ピン端子LPを
介して、出力ノード904において静電気放電が生じる
ことがある。このような静電気の原因としては、人体、
パッケージ挿入装置、システム動作途中、および雷など
がある。このような静電気放電が出力ノード904にお
いて生じた場合、出力回路最終段のMOSトランジスタ
N1およびN2のゲート絶縁膜の破壊、またはこの静電
気放電により流れる大きな電流(アンペアオーダ)によ
る配線またはPN接合の破壊が生じる可能性がある。し
たがって、このような静電気放電による静電破壊(エレ
クトロスタティック・ディスチャージ・ダメージ:ES
D)を防止するために、出力回路最終段は、仕様により
定められているESD耐性の仕様値を満たす必要があ
る。このため、出力ノードに対しては、このようなES
D特性を改善するための素子が追加される。
【0008】図23は、図21に示す出力回路最終段の
平面電圧を概略的に示す図である。図23において、低
抵抗の高濃度N型不純物領域901、902、903、
904、905、および906が整列して配置される。
不純物領域901および902の間にゲート電極層90
7が配置され、不純物領域902および903の間にゲ
ート電極層908が配置される。不純物領域904およ
び905の間に、ゲート電極層909が配置され、不純
物領域905および906の間にゲート電極層910が
配置される。ゲート電極層907および908は、制御
信号φ1を受けるように接続され、ゲート電極層909
および910は、制御信号φ2を受けるように接続され
る。
平面電圧を概略的に示す図である。図23において、低
抵抗の高濃度N型不純物領域901、902、903、
904、905、および906が整列して配置される。
不純物領域901および902の間にゲート電極層90
7が配置され、不純物領域902および903の間にゲ
ート電極層908が配置される。不純物領域904およ
び905の間に、ゲート電極層909が配置され、不純
物領域905および906の間にゲート電極層910が
配置される。ゲート電極層907および908は、制御
信号φ1を受けるように接続され、ゲート電極層909
および910は、制御信号φ2を受けるように接続され
る。
【0009】不純物領域901および903は、コンタ
クト孔CTを介して出力ノードに接続され、不純物領域
902は、コンタクト孔を介して電源ノード(接地ノー
ド)に接続される。不純物領域904および906はコ
ンタクト孔を介して出力ノードに接続され、不純物領域
905は、コンタクト孔を介して電源ノード(接地ノー
ド)に接続される。
クト孔CTを介して出力ノードに接続され、不純物領域
902は、コンタクト孔を介して電源ノード(接地ノー
ド)に接続される。不純物領域904および906はコ
ンタクト孔を介して出力ノードに接続され、不純物領域
905は、コンタクト孔を介して電源ノード(接地ノー
ド)に接続される。
【0010】MOSトランジスタN2aは、不純物領域
901、902、903ならびにゲート電極層907お
よび908から構成され、MOSトランジスタN2b
は、不純物領域904、905、906、ならびにゲー
ト電極層909および910により構成される。1つの
MOSトランジスタを、2つのMOSトランジスタの並
列接続により形成する。これにより、不純物領域901
および902とゲート電極層で構成されるMOSトラン
ジスタ907と不純物領域902および903とゲート
電極層908で構成されるMOSトランジスタが並列に
接続され、大きな電流駆動力を有するMOSトランジス
タを実現することができる。
901、902、903ならびにゲート電極層907お
よび908から構成され、MOSトランジスタN2b
は、不純物領域904、905、906、ならびにゲー
ト電極層909および910により構成される。1つの
MOSトランジスタを、2つのMOSトランジスタの並
列接続により形成する。これにより、不純物領域901
および902とゲート電極層で構成されるMOSトラン
ジスタ907と不純物領域902および903とゲート
電極層908で構成されるMOSトランジスタが並列に
接続され、大きな電流駆動力を有するMOSトランジス
タを実現することができる。
【0011】このMOSトランジスタN2aおよびN2
bが接続される出力ノード(図16のノード904)に
おいて静電気放電が生じた場合の静電破壊耐性を改善す
るために、出力ノードに接続される不純物領域を取囲む
ように、電源ノード(接地ノード)にコンタクト孔を介
して接続される不純物領域911〜919が配置され
る。不純物領域901は、不純物領域911および91
2および913により囲まれる。不純物領域903およ
び904は、不純物領域914、915および916に
より囲まれる。不純物領域906は、不純物領域91
7、918および919により取囲まれる。これらの追
加の不純物領域911〜919は、対応の出力ノードに
接続される不純物領域901、903、904、906
と厚いフィールド絶縁膜を介して対向配置される。これ
らの不純物領域911〜919は電源ノードに接続され
る。したがって、これらの追加の不純物領域911〜9
19は、いわゆるフィールドトランジスタを対応の出力
ノードに接続される不純物領域とで構成する。
bが接続される出力ノード(図16のノード904)に
おいて静電気放電が生じた場合の静電破壊耐性を改善す
るために、出力ノードに接続される不純物領域を取囲む
ように、電源ノード(接地ノード)にコンタクト孔を介
して接続される不純物領域911〜919が配置され
る。不純物領域901は、不純物領域911および91
2および913により囲まれる。不純物領域903およ
び904は、不純物領域914、915および916に
より囲まれる。不純物領域906は、不純物領域91
7、918および919により取囲まれる。これらの追
加の不純物領域911〜919は、対応の出力ノードに
接続される不純物領域901、903、904、906
と厚いフィールド絶縁膜を介して対向配置される。これ
らの不純物領域911〜919は電源ノードに接続され
る。したがって、これらの追加の不純物領域911〜9
19は、いわゆるフィールドトランジスタを対応の出力
ノードに接続される不純物領域とで構成する。
【0012】図24は、フィールドトランジスタの構成
を概略的に示す図である。図24において、フィールド
トランジスタは、P型半導体基板領域920表面に互い
に間をおいて形成される高濃度N型不純物領域921お
よび922と、これらの不純物領域921および922
の間に形成される厚い膜厚のフィールド絶縁膜923を
含む。出力ノード904が不純物領域922に接続さ
れ、不純物領域921は、電源ノード(接地ノード)に
接続される。静電放電により、正の電圧が出力ノード9
04に印加された場合には、この不純物領域922にお
ける高電界によるアバランシェブレークダウンにより、
この不純物領域921および922と基板領域920に
より構成されるラテラル寄生バイポーラトランジスタが
導通し、この出力ノードに与えられた静電荷が吸収され
る。不純物領域922が、図23に示す出力ノードに接
続される不純物領域901、903、904および90
6に対応し、不純物領域921が、追加の不純物領域9
11〜919のいずれかに対応する。
を概略的に示す図である。図24において、フィールド
トランジスタは、P型半導体基板領域920表面に互い
に間をおいて形成される高濃度N型不純物領域921お
よび922と、これらの不純物領域921および922
の間に形成される厚い膜厚のフィールド絶縁膜923を
含む。出力ノード904が不純物領域922に接続さ
れ、不純物領域921は、電源ノード(接地ノード)に
接続される。静電放電により、正の電圧が出力ノード9
04に印加された場合には、この不純物領域922にお
ける高電界によるアバランシェブレークダウンにより、
この不純物領域921および922と基板領域920に
より構成されるラテラル寄生バイポーラトランジスタが
導通し、この出力ノードに与えられた静電荷が吸収され
る。不純物領域922が、図23に示す出力ノードに接
続される不純物領域901、903、904および90
6に対応し、不純物領域921が、追加の不純物領域9
11〜919のいずれかに対応する。
【0013】このフィールドトランジスタは、不純物領
域922におけるアバランシェブレークダウンによるラ
テラル寄生バイポーラトランジスタの導通により、異常
高電圧を吸収している。このフィールド絶縁膜923上
に、接地配線を配設し、この接地線をゲート電極とする
アルミゲートフィールドトランジスタが用いられる場合
もある。この場合には、等価的に大きなしきい値電圧を
有するダイオード接続されたMOSトランジスタが出力
ノードに接続されたことになり、負のサージ電圧が印加
された場合には、負のサージ電圧はこのダイオード接続
されたフィールドトランジスタにより吸収される。また
このゲート電極が用いられないフィールドトランジスタ
においても、大きな負のサージ電圧が出力ノード904
に印加された場合には、逆方向のアバランシェブレーク
ダウンにより、寄生バイポーラトランジスタが導通し、
この異常負サージ電圧が吸収される。
域922におけるアバランシェブレークダウンによるラ
テラル寄生バイポーラトランジスタの導通により、異常
高電圧を吸収している。このフィールド絶縁膜923上
に、接地配線を配設し、この接地線をゲート電極とする
アルミゲートフィールドトランジスタが用いられる場合
もある。この場合には、等価的に大きなしきい値電圧を
有するダイオード接続されたMOSトランジスタが出力
ノードに接続されたことになり、負のサージ電圧が印加
された場合には、負のサージ電圧はこのダイオード接続
されたフィールドトランジスタにより吸収される。また
このゲート電極が用いられないフィールドトランジスタ
においても、大きな負のサージ電圧が出力ノード904
に印加された場合には、逆方向のアバランシェブレーク
ダウンにより、寄生バイポーラトランジスタが導通し、
この異常負サージ電圧が吸収される。
【0014】この図23に示すように、出力ノードに接
続される不純物領域を追加の電源ノードに接続される不
純物領域で取囲むことにより、フィールドトランジスタ
が形成され、出力ノードに生じる静電気放電による静電
破壊が生じるのを防止することを図る。
続される不純物領域を追加の電源ノードに接続される不
純物領域で取囲むことにより、フィールドトランジスタ
が形成され、出力ノードに生じる静電気放電による静電
破壊が生じるのを防止することを図る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、出力ノ
ードに接続される不純物領域を取囲むようにフィールド
絶縁膜を介して電源ノードに接続される不純物領域を配
置することにより、フィールドトランジスタが形成さ
れ、ESD特性が改善される。このフィールドトランジ
スタのチャネル長は、3μm以下とされ、アバランシェ
ブレークダウンにより、寄生バイポーラトランジスタの
導通による高速応答を実現することを図る。しかしなが
ら、このような大きな電流を吸収するためには、十分な
面積を持った不純物領域911〜919を配置する必要
がある。不純物領域911〜919が並列に接続されて
全体として1つの大きなフィールドトランジスタが実現
される。
ードに接続される不純物領域を取囲むようにフィールド
絶縁膜を介して電源ノードに接続される不純物領域を配
置することにより、フィールドトランジスタが形成さ
れ、ESD特性が改善される。このフィールドトランジ
スタのチャネル長は、3μm以下とされ、アバランシェ
ブレークダウンにより、寄生バイポーラトランジスタの
導通による高速応答を実現することを図る。しかしなが
ら、このような大きな電流を吸収するためには、十分な
面積を持った不純物領域911〜919を配置する必要
がある。不純物領域911〜919が並列に接続されて
全体として1つの大きなフィールドトランジスタが実現
される。
【0016】しかしながら、出力回路最終段を取囲むよ
うに不純物領域を配設する必要があるため、出力回路最
終段の占有面積が大きくなるという問題が生じる。特
に、たとえば半導体記憶装置においてデータの出力ビッ
ト数が16または32と増加した場合、応じて出力回路
の数も増加し、高集積化に対する大きな障害となる。
うに不純物領域を配設する必要があるため、出力回路最
終段の占有面積が大きくなるという問題が生じる。特
に、たとえば半導体記憶装置においてデータの出力ビッ
ト数が16または32と増加した場合、応じて出力回路
の数も増加し、高集積化に対する大きな障害となる。
【0017】特に、放電用のMOSトランジスタに対し
てのみならず、充電用のMOSトランジスタに対しても
同様のフィールドトランジスタを配置する場合、より出
力回路最終段の占有面積が大きくなり、高集積化に対す
る大きな障害となる。
てのみならず、充電用のMOSトランジスタに対しても
同様のフィールドトランジスタを配置する場合、より出
力回路最終段の占有面積が大きくなり、高集積化に対す
る大きな障害となる。
【0018】それゆえ、この発明の目的は、静電破壊耐
性を低下させることなく占有面積を低減することのでき
る半導体装置を提供することである。
性を低下させることなく占有面積を低減することのでき
る半導体装置を提供することである。
【0019】この発明の他の目的は、静電破壊耐性を低
下させることなくレイアウト面積を低減することのでき
る出力回路を提供することである。
下させることなくレイアウト面積を低減することのでき
る出力回路を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、要約すれば、複数のトランジスタを用いる装置に
おいて、たとえば出力ノードである所定ノードに接続さ
れる不純物領域とたとえば電源ノードである基準電圧源
に接続される不純物領域が交互に配置されるようにトラ
ンジスタ素子を配列する。これにより、寄生的にフィー
ルドトランジスタが形成され、追加のフィールドトラン
ジスタ形成用のための不純物領域を設ける必要がなく、
占有面積を低減することができる。
置は、要約すれば、複数のトランジスタを用いる装置に
おいて、たとえば出力ノードである所定ノードに接続さ
れる不純物領域とたとえば電源ノードである基準電圧源
に接続される不純物領域が交互に配置されるようにトラ
ンジスタ素子を配列する。これにより、寄生的にフィー
ルドトランジスタが形成され、追加のフィールドトラン
ジスタ形成用のための不純物領域を設ける必要がなく、
占有面積を低減することができる。
【0021】すなわち、請求項1に係る発明は、所定の
電圧を与える基準電圧源に接続される一方導通ノードと
して機能する第1の不純物領域と、この第1の不純物領
域の第1の方向に関しての両側に隣接して配置され、所
定のノードに接続されて他方ノードとして作用する第2
の不純物領域とを含む第1のトランジスタと、この第1
のトランジスタと第1の方向に沿って整列して配置さ
れ、所定のノードに接続されて一方導通ノードとして作
用する第3の不純物領域と、この第3の不純物の第1の
方向に関しての両側に隣接して配置されかつ基準電圧源
に接続されて他方導通ノードとして作用する第4の不純
物領域とを含む第2のトランジスタとを含む。
電圧を与える基準電圧源に接続される一方導通ノードと
して機能する第1の不純物領域と、この第1の不純物領
域の第1の方向に関しての両側に隣接して配置され、所
定のノードに接続されて他方ノードとして作用する第2
の不純物領域とを含む第1のトランジスタと、この第1
のトランジスタと第1の方向に沿って整列して配置さ
れ、所定のノードに接続されて一方導通ノードとして作
用する第3の不純物領域と、この第3の不純物の第1の
方向に関しての両側に隣接して配置されかつ基準電圧源
に接続されて他方導通ノードとして作用する第4の不純
物領域とを含む第2のトランジスタとを含む。
【0022】請求項2に係る発明は、請求項1の装置お
いて第1および第2のトランジスタが第1の方向に沿っ
て交互にそれぞれ所定数配置される。
いて第1および第2のトランジスタが第1の方向に沿っ
て交互にそれぞれ所定数配置される。
【0023】請求項3に係る半導体装置は、請求項1の
装置において、第1および第2のトランジスタが第1の
方向に沿ってそれぞれ所定数交互に配置されて第1のト
ランジスタ列を構成し、この第1のトランジスタ列と第
1の方向と直交する第2の方向に沿って隣接して配置さ
れ、かつ第1および第2のトランジスタがそれぞれ交互
に所定数配置されかつ第1のトランジスタ列の基準電圧
源に接続する不純物領域に対しては所定ノードに接続す
る不純物領域が第2の方向に沿って対向してかつ整列す
るように配置されて第2のトランジスタ列を構成する。
装置において、第1および第2のトランジスタが第1の
方向に沿ってそれぞれ所定数交互に配置されて第1のト
ランジスタ列を構成し、この第1のトランジスタ列と第
1の方向と直交する第2の方向に沿って隣接して配置さ
れ、かつ第1および第2のトランジスタがそれぞれ交互
に所定数配置されかつ第1のトランジスタ列の基準電圧
源に接続する不純物領域に対しては所定ノードに接続す
る不純物領域が第2の方向に沿って対向してかつ整列す
るように配置されて第2のトランジスタ列を構成する。
【0024】請求項4に係る半導体装置は、第1の方向
に整列して配置されかつ各々が第1のノードに接続され
る一方導通ノードとなる第1の不純物領域と、第2のノ
ードに接続されかつ第1の方向においてこの第1の不純
物領域の両側に隣接して配置されて第2の導通ノードと
なる第2の不純物領域とを含む複数の第1のトランジス
タを備える第1のトランジスタ列を含む。この第1のト
ランジスタ列の第1の方向において隣接して配置される
第1のトランジスタは第2の不純物領域を共有する。
に整列して配置されかつ各々が第1のノードに接続され
る一方導通ノードとなる第1の不純物領域と、第2のノ
ードに接続されかつ第1の方向においてこの第1の不純
物領域の両側に隣接して配置されて第2の導通ノードと
なる第2の不純物領域とを含む複数の第1のトランジス
タを備える第1のトランジスタ列を含む。この第1のト
ランジスタ列の第1の方向において隣接して配置される
第1のトランジスタは第2の不純物領域を共有する。
【0025】請求項4に係る半導体装置は、さらに、こ
の第1のトランジスタ列と第1の方向と直交する第2の
方向において隣接して配置されかつ第1の方向に沿って
整列して配置される複数の第2のトランジスタを含む第
2のトランジスタ列を備える。この第2のトランジスタ
列の各第2のトランジスタは、第1のノードに接続され
る一方導通ノードとなる第3の不純物領域と、この第3
の不純物領域の第1の方向において両側に隣接して配置
されかつ第2のノードに接続されて他方導通ノードとな
る第4の不純物領域とを含む。第2のトランジスタ列の
複数の第2のトランジスタは、第3の不純物領域が第1
のトランジスタ列の第1のトランジスタの第2の不純物
領域と第2の方向において対向するように配置され、か
つさらに、隣接する第2のトランジスタは第4の不純物
領域を共有する。
の第1のトランジスタ列と第1の方向と直交する第2の
方向において隣接して配置されかつ第1の方向に沿って
整列して配置される複数の第2のトランジスタを含む第
2のトランジスタ列を備える。この第2のトランジスタ
列の各第2のトランジスタは、第1のノードに接続され
る一方導通ノードとなる第3の不純物領域と、この第3
の不純物領域の第1の方向において両側に隣接して配置
されかつ第2のノードに接続されて他方導通ノードとな
る第4の不純物領域とを含む。第2のトランジスタ列の
複数の第2のトランジスタは、第3の不純物領域が第1
のトランジスタ列の第1のトランジスタの第2の不純物
領域と第2の方向において対向するように配置され、か
つさらに、隣接する第2のトランジスタは第4の不純物
領域を共有する。
【0026】請求項5に係る半導体装置は、第1の方向
に沿って整列して配置されかつ各々が基準電圧源に接続
されて一方導通ノードとなる第1の不純物領域と、第1
のノードに接続されかつ第1の方向において第1の不純
物領域の両側に隣接して配置されて第2の導通ノードと
なる第2の不純物領域とを含む複数の第1のトランジス
タを備える第1のトランジスタ列と、この第1のトラン
ジスタ列の隣接する第1のトランジスタの間に配置さ
れ、基準電圧源に接続される第3の不純物領域と、この
第1のトランジスタ列と第1の方向と直交する第2の方
向において隣接して配置されかつ第1の方向に沿って整
列して配置される複数の第2のトランジスタを含む第2
のトランジスタ列を備える。この第2のトランジスタ列
の複数の第2のトランジスタの各々は、基準電圧源に接
続される一方導通ノードとなる第4の不純物領域と、こ
の第4の不純物領域の第1の方向において両側に隣接し
て配置されかつ第1のノードに接続される、他方導通ノ
ードとなる第5の不純物領域とを含む。第2のトランジ
スタ列の複数の第2のトランジスタは、第4の不純物領
域が第1のトランジスタ列の前記複数の第1のトランジ
スタの第2の不純物領域および第3の不純物領域のいず
れかと第2の方向において対向するように配置される。
に沿って整列して配置されかつ各々が基準電圧源に接続
されて一方導通ノードとなる第1の不純物領域と、第1
のノードに接続されかつ第1の方向において第1の不純
物領域の両側に隣接して配置されて第2の導通ノードと
なる第2の不純物領域とを含む複数の第1のトランジス
タを備える第1のトランジスタ列と、この第1のトラン
ジスタ列の隣接する第1のトランジスタの間に配置さ
れ、基準電圧源に接続される第3の不純物領域と、この
第1のトランジスタ列と第1の方向と直交する第2の方
向において隣接して配置されかつ第1の方向に沿って整
列して配置される複数の第2のトランジスタを含む第2
のトランジスタ列を備える。この第2のトランジスタ列
の複数の第2のトランジスタの各々は、基準電圧源に接
続される一方導通ノードとなる第4の不純物領域と、こ
の第4の不純物領域の第1の方向において両側に隣接し
て配置されかつ第1のノードに接続される、他方導通ノ
ードとなる第5の不純物領域とを含む。第2のトランジ
スタ列の複数の第2のトランジスタは、第4の不純物領
域が第1のトランジスタ列の前記複数の第1のトランジ
スタの第2の不純物領域および第3の不純物領域のいず
れかと第2の方向において対向するように配置される。
【0027】この請求項5に係る半導体装置は、さら
に、第2のトランジスタ列の隣接する第2のトランジス
タの間に配置されかつ第1のトランジスタ列の第2の不
純物領域と対向するように配置されかつ基準電圧源に接
続される第6の不純物領域とを備える。
に、第2のトランジスタ列の隣接する第2のトランジス
タの間に配置されかつ第1のトランジスタ列の第2の不
純物領域と対向するように配置されかつ基準電圧源に接
続される第6の不純物領域とを備える。
【0028】請求項6に係る半導体装置は、請求項5の
第3の不純物領域および第6の不純物領域がフィールド
絶縁膜で囲まれる。
第3の不純物領域および第6の不純物領域がフィールド
絶縁膜で囲まれる。
【0029】異なるノードに接続される不純物領域が隣
接するようにトランジスタを配列する。トランジスタ
は、フィールド絶縁膜で取囲まれて他のトランジスタ素
子と分離される。したがって、上述の配置により、隣接
するトランジスタ間に寄生的にフィールドトランジスタ
が形成される。これにより、フィールドトランジスタ形
成のためにトランジスタ配置部に専用の不純物領域を設
ける必要がなく、レイアウト面積が低減される。また、
寄生フィールドトランジスタにより、静電破壊耐性は保
証される。
接するようにトランジスタを配列する。トランジスタ
は、フィールド絶縁膜で取囲まれて他のトランジスタ素
子と分離される。したがって、上述の配置により、隣接
するトランジスタ間に寄生的にフィールドトランジスタ
が形成される。これにより、フィールドトランジスタ形
成のためにトランジスタ配置部に専用の不純物領域を設
ける必要がなく、レイアウト面積が低減される。また、
寄生フィールドトランジスタにより、静電破壊耐性は保
証される。
【0030】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1(A)は、
この発明の実施の形態1において用いられる第1のトラ
ンジスタTR1の断面構造を概略的に示す図である。図
1(A)において、第1のトランジスタTR1は、P型
半導体基板1表面に、互いに間をおいて配置される高濃
度のN型不純物領域2a、2b、および2cと、不純物
領域2aおよび2bの間のチャネル領域上に図示しない
ゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極層3aと、
不純物領域2bおよび2cの間のチャネル領域上に図示
しないゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極層3
bを含む。不純物領域2aおよび2cの外側には、他の
トランジスタ素子との分離を行なうためのフィールド絶
縁膜4aおよび4bが形成される。ゲート電極3aおよ
び3bは、共通に制御信号φを受けるように接続され、
不純物領域2bは、電源ノード(接地ノード)GNDに
接続される。
この発明の実施の形態1において用いられる第1のトラ
ンジスタTR1の断面構造を概略的に示す図である。図
1(A)において、第1のトランジスタTR1は、P型
半導体基板1表面に、互いに間をおいて配置される高濃
度のN型不純物領域2a、2b、および2cと、不純物
領域2aおよび2bの間のチャネル領域上に図示しない
ゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極層3aと、
不純物領域2bおよび2cの間のチャネル領域上に図示
しないゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極層3
bを含む。不純物領域2aおよび2cの外側には、他の
トランジスタ素子との分離を行なうためのフィールド絶
縁膜4aおよび4bが形成される。ゲート電極3aおよ
び3bは、共通に制御信号φを受けるように接続され、
不純物領域2bは、電源ノード(接地ノード)GNDに
接続される。
【0031】図1(B)は、図1(A)に示す第1のト
ランジスタTR1の平面レイアウトを示す図である。図
1(B)に示すように、電源ノードGNDに接続される
不純物領域2bの両側に、制御信号φを受ける不純物領
域2aおよび2cが配置される。不純物領域2aおよび
2bの間にゲート電極層3aが配設され、また不純物領
域2bおよび2cの間にゲート電極層3bが配置され
る。これらの不純物領域2a、2bおよび2cは、それ
ぞれコンタクト孔5を介して対応のノードに接続され
る。
ランジスタTR1の平面レイアウトを示す図である。図
1(B)に示すように、電源ノードGNDに接続される
不純物領域2bの両側に、制御信号φを受ける不純物領
域2aおよび2cが配置される。不純物領域2aおよび
2bの間にゲート電極層3aが配設され、また不純物領
域2bおよび2cの間にゲート電極層3bが配置され
る。これらの不純物領域2a、2bおよび2cは、それ
ぞれコンタクト孔5を介して対応のノードに接続され
る。
【0032】図2(A)は、この発明の実施の形態1に
おいて用いられる第2のトランジスタTR2の断面構造
を概略的に示す図である。図2(A)において、第2の
トランジスタTR2は、P型半導体基板領域1表面に、
互いに間をおいて形成される高濃度N型不純物領域2
d、2eおよび2fと、不純物領域2dおよび2eの間
のチャネル領域上に図示しないゲート絶縁膜を介して形
成されるゲート電極層3cと、不純物領域2eおよび2
fの間のチャネル領域上に図示しないゲート絶縁膜を介
して形成されるゲート電極層3dを含む。不純物領域2
dおよび2fの外側には、他のトランジスタ素子との分
離を行なうためのフィールド絶縁膜4cおよび4dが配
置される。
おいて用いられる第2のトランジスタTR2の断面構造
を概略的に示す図である。図2(A)において、第2の
トランジスタTR2は、P型半導体基板領域1表面に、
互いに間をおいて形成される高濃度N型不純物領域2
d、2eおよび2fと、不純物領域2dおよび2eの間
のチャネル領域上に図示しないゲート絶縁膜を介して形
成されるゲート電極層3cと、不純物領域2eおよび2
fの間のチャネル領域上に図示しないゲート絶縁膜を介
して形成されるゲート電極層3dを含む。不純物領域2
dおよび2fの外側には、他のトランジスタ素子との分
離を行なうためのフィールド絶縁膜4cおよび4dが配
置される。
【0033】ゲート電極層3cおよび3dは、制御信号
φを受けるように接続され、不純物領域2dおよび2f
は電源ノード(接地ノード)GNDに接続される。不純
物領域2eは、所定のノードNDに接続される。
φを受けるように接続され、不純物領域2dおよび2f
は電源ノード(接地ノード)GNDに接続される。不純
物領域2eは、所定のノードNDに接続される。
【0034】図2(B)は、図2(A)に示す第2のト
ランジスタの平面レイアウトを示す図である。図2
(B)に示すように、所定のノードに接続される不純物
領域2eの両側に隣接して電源ノードに接続される不純
物領域2dおよび2fが配置される。不純物領域2dお
よび2eの間にゲート電極層3cが配設され、不純物領
域2eおよび2fの間にゲート電極層3dが配置され
る。これらの不純物領域2d、2eおよび2fは、それ
ぞれコンタクト孔5を介して対応のノードに接続され
る。
ランジスタの平面レイアウトを示す図である。図2
(B)に示すように、所定のノードに接続される不純物
領域2eの両側に隣接して電源ノードに接続される不純
物領域2dおよび2fが配置される。不純物領域2dお
よび2eの間にゲート電極層3cが配設され、不純物領
域2eおよび2fの間にゲート電極層3dが配置され
る。これらの不純物領域2d、2eおよび2fは、それ
ぞれコンタクト孔5を介して対応のノードに接続され
る。
【0035】この図1(B)および図2(B)に見られ
るように、第1のトランジスタTR1および第2のトラ
ンジスタTR2は、ともに、2つのMOSトランジスタ
の並列接続により構成されるが、それぞれ電源ノードに
接続される不純物領域の位置が異なる。これらのトラン
ジスタTR1およびTR2においては、不純物領域2
a、2bおよび2c周辺に沿ってフィールド絶縁膜が形
成され、また不純物領域2d、2eおよび2fの周囲を
取囲むように、フィールド絶縁膜が形成される。第1お
よび第2のトランジスタTR1およびTR2を交互に配
設することにより、寄生フィールドトランジスタが形成
される。以下実施の形態1について説明する。以下の説
明においては、図面を簡略化するために、不純物領域を
対応のノードに電気的に接続するためのコンタクト孔5
は省略する。また、各不純物領域のサイズは同じとす
る。
るように、第1のトランジスタTR1および第2のトラ
ンジスタTR2は、ともに、2つのMOSトランジスタ
の並列接続により構成されるが、それぞれ電源ノードに
接続される不純物領域の位置が異なる。これらのトラン
ジスタTR1およびTR2においては、不純物領域2
a、2bおよび2c周辺に沿ってフィールド絶縁膜が形
成され、また不純物領域2d、2eおよび2fの周囲を
取囲むように、フィールド絶縁膜が形成される。第1お
よび第2のトランジスタTR1およびTR2を交互に配
設することにより、寄生フィールドトランジスタが形成
される。以下実施の形態1について説明する。以下の説
明においては、図面を簡略化するために、不純物領域を
対応のノードに電気的に接続するためのコンタクト孔5
は省略する。また、各不純物領域のサイズは同じとす
る。
【0036】図3は、この発明の実施の形態1における
半導体装置の電気的等価回路を示す図である。図3にお
いて、この発明の実施の形態1に従う半導体装置は、出
力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間に互い
に並列に接続される第1および第2のトランジスタTR
1およびTR2を含む。これらのトランジスタTR1お
よびTR2のゲートへは、制御信号φAおよびφBがそ
れぞれ与えられる。この図3に示す半導体装置は、出力
回路最終段であり、ノードNDは、図示しないパッドを
介して外部ピン端子に接続される。制御信号φAおよび
φBは、互いに異なるタイミングで活性化され、このノ
ードNDにおける信号出力時のリンギング(アンダーシ
ュート)の発生を抑制する。
半導体装置の電気的等価回路を示す図である。図3にお
いて、この発明の実施の形態1に従う半導体装置は、出
力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間に互い
に並列に接続される第1および第2のトランジスタTR
1およびTR2を含む。これらのトランジスタTR1お
よびTR2のゲートへは、制御信号φAおよびφBがそ
れぞれ与えられる。この図3に示す半導体装置は、出力
回路最終段であり、ノードNDは、図示しないパッドを
介して外部ピン端子に接続される。制御信号φAおよび
φBは、互いに異なるタイミングで活性化され、このノ
ードNDにおける信号出力時のリンギング(アンダーシ
ュート)の発生を抑制する。
【0037】図4は、図3に示す半導体装置の平面レイ
アウトを概略的に示す図である。図4において、トラン
ジスタTR1およびTR2が整列して配置される。これ
らのトランジスタTR1およびTR2はフィールド絶縁
膜4aおよび4c(4b)で取囲まれる。これらのトラ
ンジスタTR1およびTR2の出力ノードに接続される
不純物領域2a、2cおよび2eを取囲むように電源ノ
ード(接地ノード)に接続される不純物領域6a〜6g
が配置される。不純物領域2aは不純物領域6a〜6c
により取囲まれ、また不純物領域2cが、不純物領域6
dおよび6eにより取囲まれる。この不純物領域2cに
は、フィールド絶縁膜4c(4b)を介して、トランジ
スタTR2の不純物領域2dが隣接して配置される。ト
ランジスタTR2の不純物領域2eは、不純物領域6f
および6gにより取囲まれる。
アウトを概略的に示す図である。図4において、トラン
ジスタTR1およびTR2が整列して配置される。これ
らのトランジスタTR1およびTR2はフィールド絶縁
膜4aおよび4c(4b)で取囲まれる。これらのトラ
ンジスタTR1およびTR2の出力ノードに接続される
不純物領域2a、2cおよび2eを取囲むように電源ノ
ード(接地ノード)に接続される不純物領域6a〜6g
が配置される。不純物領域2aは不純物領域6a〜6c
により取囲まれ、また不純物領域2cが、不純物領域6
dおよび6eにより取囲まれる。この不純物領域2cに
は、フィールド絶縁膜4c(4b)を介して、トランジ
スタTR2の不純物領域2dが隣接して配置される。ト
ランジスタTR2の不純物領域2eは、不純物領域6f
および6gにより取囲まれる。
【0038】したがって、ノードND(図3参照)に接
続される不純物領域2a、2cおよび2eは、隣接して
配置される電源ノードに接続される不純物領域6a〜6
eとフィールド絶縁膜を介して対向して配置され、した
がってこれらの領域において破線で示すようにフィール
ドトランジスタが形成される。第1のトランジスタTR
1の出力ノードに接続される不純物領域2cは、フィー
ルド絶縁膜4c(4b)を介して、第2のトランジスタ
TR2の電源ノードに接続される不純物領域2dに隣接
して配置される。したがってこれらの不純物領域2cお
よび2dの間に寄生的に、破線で示すフィールドトラン
ジスタが形成される。したがって、このトランジスタT
R1およびTR2の間に、さらに追加の不純物領域を形
成する必要がなく、回路占有面積が低減される。特に、
その出力最終段のトランジスタの数が増加した場合、第
1および第2のトランジスタTR1およびTR2を交互
に整列して配置することにより、レイアウト面積低減の
効果が大きくなる。
続される不純物領域2a、2cおよび2eは、隣接して
配置される電源ノードに接続される不純物領域6a〜6
eとフィールド絶縁膜を介して対向して配置され、した
がってこれらの領域において破線で示すようにフィール
ドトランジスタが形成される。第1のトランジスタTR
1の出力ノードに接続される不純物領域2cは、フィー
ルド絶縁膜4c(4b)を介して、第2のトランジスタ
TR2の電源ノードに接続される不純物領域2dに隣接
して配置される。したがってこれらの不純物領域2cお
よび2dの間に寄生的に、破線で示すフィールドトラン
ジスタが形成される。したがって、このトランジスタT
R1およびTR2の間に、さらに追加の不純物領域を形
成する必要がなく、回路占有面積が低減される。特に、
その出力最終段のトランジスタの数が増加した場合、第
1および第2のトランジスタTR1およびTR2を交互
に整列して配置することにより、レイアウト面積低減の
効果が大きくなる。
【0039】なお、この発明の実施の形態1において
は、第1および第2のトランジスタTR1およびTR2
は、そのゲート電極に異なる制御信号φAおよびφBを
受けている。しかしながら、これらのゲート電極層3a
〜3dが、同じ制御信号を受けてもよく、また1つのゲ
ート電極層(たとえば3a)が1つの制御信号を受け
て、残りのゲート電極層(たとえば3b〜3d)が他方
の制御信号を受けるように構成されてもよい。相互接続
されるゲート電極層の数が増加すれば、多くのMOSト
ランジスタが並列に接続され、応じてチャネル幅が広く
なり、電流駆動力が大きくなる。したがって、このゲー
ト電極層の接続は、この出力ノードの充放電速度の制御
態様に応じて適当に定められればよい。
は、第1および第2のトランジスタTR1およびTR2
は、そのゲート電極に異なる制御信号φAおよびφBを
受けている。しかしながら、これらのゲート電極層3a
〜3dが、同じ制御信号を受けてもよく、また1つのゲ
ート電極層(たとえば3a)が1つの制御信号を受け
て、残りのゲート電極層(たとえば3b〜3d)が他方
の制御信号を受けるように構成されてもよい。相互接続
されるゲート電極層の数が増加すれば、多くのMOSト
ランジスタが並列に接続され、応じてチャネル幅が広く
なり、電流駆動力が大きくなる。したがって、このゲー
ト電極層の接続は、この出力ノードの充放電速度の制御
態様に応じて適当に定められればよい。
【0040】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、両側の不純物領域が所定のノード(出力ノー
ド)に接続される第1のトランジスタと、両側の不純物
領域が電源ノードに接続される第2のトランジスタを整
列して配置しているため、この第1および第2のトラン
ジスタの間に寄生的にフィールドトランジスタが形成さ
れ、これらの第1および第2のトランジスタの間に、フ
ィールドトランジスタを形成するための不純物領域(拡
散層)を形成する必要がなく、レイアウト面積を低減す
ることができる。
従えば、両側の不純物領域が所定のノード(出力ノー
ド)に接続される第1のトランジスタと、両側の不純物
領域が電源ノードに接続される第2のトランジスタを整
列して配置しているため、この第1および第2のトラン
ジスタの間に寄生的にフィールドトランジスタが形成さ
れ、これらの第1および第2のトランジスタの間に、フ
ィールドトランジスタを形成するための不純物領域(拡
散層)を形成する必要がなく、レイアウト面積を低減す
ることができる。
【0041】[実施の形態2]図5は、この発明の実施
の形態2に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図で
ある。図5において、この発明の実施の形態2に従う半
導体装置は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノー
ド)との間に並列に接続されかつそれぞれのゲートに制
御信号φA、φB、φCおよびφDを受けるNチャネル
MOSトランジスタTR1a、TR2a、TR1bおよ
びTR2bを含む。すなわち、この発明の実施の形態2
においては、出力駆動トランジスタは、4つのMOSト
ランジスタに分割される。
の形態2に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図で
ある。図5において、この発明の実施の形態2に従う半
導体装置は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノー
ド)との間に並列に接続されかつそれぞれのゲートに制
御信号φA、φB、φCおよびφDを受けるNチャネル
MOSトランジスタTR1a、TR2a、TR1bおよ
びTR2bを含む。すなわち、この発明の実施の形態2
においては、出力駆動トランジスタは、4つのMOSト
ランジスタに分割される。
【0042】図6は、この発明の実施の形態2に従う半
導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。図
6において、トランジスタTR1aおよびTR1bとし
て、図1(A)および(B)に示す第1のトランジスタ
TR1を用い、トランジスタTR2aおよびTR2b
に、図2(A)および(B)に示す第2のトランジスタ
TR2を用いる。トランジスタTR1aおよびTR2a
は図の水平方向に沿って整列して配置され、またトラン
ジスタTR2bおよびTR1bが、水平方向に沿って整
列して配置される。図6の垂直方向においては、第1の
トランジスタTR1aと第2のトランジスタTR2bが
整列して配置され、またトランジスタTR2aおよびT
R1bが垂直方向に沿って整列して配置される。
導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。図
6において、トランジスタTR1aおよびTR1bとし
て、図1(A)および(B)に示す第1のトランジスタ
TR1を用い、トランジスタTR2aおよびTR2b
に、図2(A)および(B)に示す第2のトランジスタ
TR2を用いる。トランジスタTR1aおよびTR2a
は図の水平方向に沿って整列して配置され、またトラン
ジスタTR2bおよびTR1bが、水平方向に沿って整
列して配置される。図6の垂直方向においては、第1の
トランジスタTR1aと第2のトランジスタTR2bが
整列して配置され、またトランジスタTR2aおよびT
R1bが垂直方向に沿って整列して配置される。
【0043】すなわち、第1のトランジスタTR1およ
び第2のトランジスタTR2を、行方向および列方向
(水平方向および垂直方向)において整列して配置させ
る。これにより、トランジスタTR1aおよびTR2a
においては不純物領域2cおよび2dの間に形成された
フィールド絶縁膜により、寄生的にフィールドトランジ
スタが形成され、またトランジスタTR2bおよびTR
1bにおいては、不純物領域2fおよび2aの間のフィ
ールド絶縁膜により、寄生フィールドトランジスタが形
成される。
び第2のトランジスタTR2を、行方向および列方向
(水平方向および垂直方向)において整列して配置させ
る。これにより、トランジスタTR1aおよびTR2a
においては不純物領域2cおよび2dの間に形成された
フィールド絶縁膜により、寄生的にフィールドトランジ
スタが形成され、またトランジスタTR2bおよびTR
1bにおいては、不純物領域2fおよび2aの間のフィ
ールド絶縁膜により、寄生フィールドトランジスタが形
成される。
【0044】トランジスタTR1aの出力ノードに接続
される不純物領域2aおよび2cは、トランジスタTR
2bの電源ノードに接続される不純物領域2dおよび2
aにフィールド絶縁膜を介して対向して配置され、した
がってこの領域においても寄生的にフィールドトランジ
スタが形成される。トランジスタTR1aの電源ノード
に接続される不純物領域2bは、トランジスタTR2b
の出力ノードに接続される不純物領域2eにフィールド
絶縁膜を介して対向して配置されるため、この領域にお
いても寄生的にフィールドトランジスタ形成される。
される不純物領域2aおよび2cは、トランジスタTR
2bの電源ノードに接続される不純物領域2dおよび2
aにフィールド絶縁膜を介して対向して配置され、した
がってこの領域においても寄生的にフィールドトランジ
スタが形成される。トランジスタTR1aの電源ノード
に接続される不純物領域2bは、トランジスタTR2b
の出力ノードに接続される不純物領域2eにフィールド
絶縁膜を介して対向して配置されるため、この領域にお
いても寄生的にフィールドトランジスタ形成される。
【0045】同様に、トランジスタTR2aおよびTR
1bにおいては、電源ノードに接続される不純物領域2
d、2fおよび2gが、出力ノードに接続される不純物
領域2a、2cおよび2eにそれぞれフィールド絶縁膜
を介して対向して配置される。したがってこれらのトラ
ンジスタTR2aおよびTR1bの間の領域においても
寄生的にフィールドトランジスタが形成される。
1bにおいては、電源ノードに接続される不純物領域2
d、2fおよび2gが、出力ノードに接続される不純物
領域2a、2cおよび2eにそれぞれフィールド絶縁膜
を介して対向して配置される。したがってこれらのトラ
ンジスタTR2aおよびTR1bの間の領域においても
寄生的にフィールドトランジスタが形成される。
【0046】トランジスタTR1aのゲート電極3aお
よび3bが、制御信号φAを受けるように接続され、ト
ランジスタTR2aのゲート電極3cおよび3dが制御
信号φBを受けるように接続され、トランジスタTR2
bのゲート電極3cおよび3dが制御信号φCを受ける
ように接続され、トランジスタTR1bのゲート電極3
aおよび3bが制御信号φDを受けるように接続され
る。
よび3bが、制御信号φAを受けるように接続され、ト
ランジスタTR2aのゲート電極3cおよび3dが制御
信号φBを受けるように接続され、トランジスタTR2
bのゲート電極3cおよび3dが制御信号φCを受ける
ように接続され、トランジスタTR1bのゲート電極3
aおよび3bが制御信号φDを受けるように接続され
る。
【0047】トランジスタTR1aおよびTR2aの外
側に、フィールド絶縁膜を介して電源ノードに接続され
る不純物領域6hが水平方向に延在して配置され、また
トランジスタTR2bおよびTR1bの外側にフィール
ド絶縁膜を介して、電源ノード(接地ノート)に接続さ
れる不純物領域6iが水平方向に延在して配置される。
また、トランジスタTR1aの出力ノードに接続される
不純物領域2aにおいてこの図の水平方向に関して隣接
して電源ノードに接続される不純物領域6jが配置さ
れ、またトランジスタTR1bの出力ノードに接続され
る不純物領域2cに水平方向において隣接して電源ノー
ドに接続される不純物領域6kが形成される。
側に、フィールド絶縁膜を介して電源ノードに接続され
る不純物領域6hが水平方向に延在して配置され、また
トランジスタTR2bおよびTR1bの外側にフィール
ド絶縁膜を介して、電源ノード(接地ノート)に接続さ
れる不純物領域6iが水平方向に延在して配置される。
また、トランジスタTR1aの出力ノードに接続される
不純物領域2aにおいてこの図の水平方向に関して隣接
して電源ノードに接続される不純物領域6jが配置さ
れ、またトランジスタTR1bの出力ノードに接続され
る不純物領域2cに水平方向において隣接して電源ノー
ドに接続される不純物領域6kが形成される。
【0048】したがって、この図6に示すように、出力
トランジスタが4つのトランジスタTR1a、TR2
a、TR1bおよびTR2bに分割される場合、これら
のトランジスタの間に、フィールドトランジスタを形成
するための専用の電源ノードに接続される不純物領域を
配設する必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減され
る。単にこれらのトランジスタTR1a、TR2a、T
R1bおよびTR2bを取囲むように、フィールドトラ
ンジスタを形成するための不純物領域6h〜6kを配設
することが必要とされるだけである。
トランジスタが4つのトランジスタTR1a、TR2
a、TR1bおよびTR2bに分割される場合、これら
のトランジスタの間に、フィールドトランジスタを形成
するための専用の電源ノードに接続される不純物領域を
配設する必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減され
る。単にこれらのトランジスタTR1a、TR2a、T
R1bおよびTR2bを取囲むように、フィールドトラ
ンジスタを形成するための不純物領域6h〜6kを配設
することが必要とされるだけである。
【0049】この図6に示す配置において、第1および
第2のトランジスタを水平方向および垂直方向に沿って
必要な数交互に繰返して配置することにより、よりレイ
アウト面積低減の効果は大きくなる。
第2のトランジスタを水平方向および垂直方向に沿って
必要な数交互に繰返して配置することにより、よりレイ
アウト面積低減の効果は大きくなる。
【0050】なお、この図6に示す構成においても、ト
ランジスタTR1a、TR1b、TR2aおよびTR2
bのゲート電極層はそれぞれ別々の制御信号を受けるよ
うに接続される。しかしながら、この出力ノードNDの
駆動(充放電)の制御態様に応じて、すべてのゲート電
極層が同じ制御信号を受けるように接続されてもよく、
また1つの制御信号が2つのトランジスタ素子にわたっ
て、3つのゲート電極層に与えられるように構成されて
もよい。ゲート電極の接続は、出力ノードNDの充放電
の制御態様に応じてその電流駆動力を適当に調節するた
めに適宜定められる。
ランジスタTR1a、TR1b、TR2aおよびTR2
bのゲート電極層はそれぞれ別々の制御信号を受けるよ
うに接続される。しかしながら、この出力ノードNDの
駆動(充放電)の制御態様に応じて、すべてのゲート電
極層が同じ制御信号を受けるように接続されてもよく、
また1つの制御信号が2つのトランジスタ素子にわたっ
て、3つのゲート電極層に与えられるように構成されて
もよい。ゲート電極の接続は、出力ノードNDの充放電
の制御態様に応じてその電流駆動力を適当に調節するた
めに適宜定められる。
【0051】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、両側が電源ノードに接続される不純物領域を有
する第2のトランジスタと、両側が所定のノードに接続
される不純物領域が配置される第1のトランジスタを水
平方向および垂直方向交互に配設しているため、フィー
ルドトランジスタを形成するための専用の電源ノードに
接続される不純物領域をトランジスタ間に配設する必要
がなく、レイアウト面積が大幅に低減される。
従えば、両側が電源ノードに接続される不純物領域を有
する第2のトランジスタと、両側が所定のノードに接続
される不純物領域が配置される第1のトランジスタを水
平方向および垂直方向交互に配設しているため、フィー
ルドトランジスタを形成するための専用の電源ノードに
接続される不純物領域をトランジスタ間に配設する必要
がなく、レイアウト面積が大幅に低減される。
【0052】[実施の形態3]図7は、この発明の実施
の形態3に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図で
ある。図7において、この出力回路最終段は、出力ノー
ドNDと電源ノード(接地ノード)との間に並列に接続
されるnチャネルMOSトランジスタTR1a〜TR1
dを含む。これらの4つのMOSトランジスタTR1a
〜TR1dの各々のゲートに制御信号φA、φB、φC
およびφDがそれぞれ与えられる。またこれらのMOS
トランジスタTR1a〜TR1dの各々は、図1(A)
および(B)に示す第1のトランジスタTR1で構成さ
れる。
の形態3に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図で
ある。図7において、この出力回路最終段は、出力ノー
ドNDと電源ノード(接地ノード)との間に並列に接続
されるnチャネルMOSトランジスタTR1a〜TR1
dを含む。これらの4つのMOSトランジスタTR1a
〜TR1dの各々のゲートに制御信号φA、φB、φC
およびφDがそれぞれ与えられる。またこれらのMOS
トランジスタTR1a〜TR1dの各々は、図1(A)
および(B)に示す第1のトランジスタTR1で構成さ
れる。
【0053】図8は、この発明の実施の形態3に従う半
導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。図
8において、トランジスタTR1aおよびTR1bが水
平方向に沿って整列して配置され、またトランジスタT
R1cおよびTR1dが、その出力ノードに接続される
不純物領域2aおよび2cが、トランジスタTR1aお
よびTR1bの電源ノードに接続される不純物領域2b
に対向するように水平方向に沿って1つの不純物領域分
ずらせて配置される。トランジスタTR1aおよびTR
1bの間に、フィールドトランジスタ形成用の電源ノー
ドに接続される不純物領域16eが配置され、またトラ
ンジスタTR1cおよびTR1dの間に、フィールドト
ランジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物
領域16fが配置される。
導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。図
8において、トランジスタTR1aおよびTR1bが水
平方向に沿って整列して配置され、またトランジスタT
R1cおよびTR1dが、その出力ノードに接続される
不純物領域2aおよび2cが、トランジスタTR1aお
よびTR1bの電源ノードに接続される不純物領域2b
に対向するように水平方向に沿って1つの不純物領域分
ずらせて配置される。トランジスタTR1aおよびTR
1bの間に、フィールドトランジスタ形成用の電源ノー
ドに接続される不純物領域16eが配置され、またトラ
ンジスタTR1cおよびTR1dの間に、フィールドト
ランジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物
領域16fが配置される。
【0054】トランジスタTR1aおよびTR1cのそ
れぞれの不純物領域2aに隣接して、フィールドトラン
ジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物領域
16aおよび16bが配置され、またトランジスタTR
1bおよびTR1dの出力ノードに接続される不純物領
域2cに隣接して、フィールドトランジスタ形成のため
の電源ノードに接続される不純物領域16gおよび16
hが配置される。トランジスタTR1aおよびTR1b
の外側に水平方向に沿って、フィールドトランジスタ形
成のための不純物領域16cが配置され、またトランジ
スタTR1cおよびTR1dの外側に、水平方向に沿っ
て整列してフィールドトランジスタ形成のための不純物
領域16dが配置される。トランジスタTR1a〜TR
1dの各々は、フィールド絶縁膜により互いに分離され
ている。したがって、垂直方向においては、トランジス
タTR1aの不純物領域2bおよび2cがトランジスタ
TR1cの不純物領域2aおよび2bにそれぞれ対向し
て配置され、これらの領域がフィールド絶縁膜により分
離されているため、応じて寄生的にフィールドトランジ
スタが形成される。またトランジスタTR1bの不純物
領域2bおよび2cがそれぞれトランジスタTR1dの
不純物領域2aおよび2bにフィールド絶縁膜を介して
対向して配置される。したがって、この領域においても
フィールドトランジスタが寄生的に形成される。したが
って、水平方向に配設されるトランジスタ列において
は、トランジスタの間にフィールド絶縁膜形成用の不純
物領域を配置する必要があるものの、垂直方向に隣接す
るトランジスタ列の間においては、フィールドトランジ
スタ形成のための不純物領域を配置する必要がない。こ
れにより、2行2列にトランジスタを配置する場合にお
いても、レイアウト面積を低減することができる。
れぞれの不純物領域2aに隣接して、フィールドトラン
ジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物領域
16aおよび16bが配置され、またトランジスタTR
1bおよびTR1dの出力ノードに接続される不純物領
域2cに隣接して、フィールドトランジスタ形成のため
の電源ノードに接続される不純物領域16gおよび16
hが配置される。トランジスタTR1aおよびTR1b
の外側に水平方向に沿って、フィールドトランジスタ形
成のための不純物領域16cが配置され、またトランジ
スタTR1cおよびTR1dの外側に、水平方向に沿っ
て整列してフィールドトランジスタ形成のための不純物
領域16dが配置される。トランジスタTR1a〜TR
1dの各々は、フィールド絶縁膜により互いに分離され
ている。したがって、垂直方向においては、トランジス
タTR1aの不純物領域2bおよび2cがトランジスタ
TR1cの不純物領域2aおよび2bにそれぞれ対向し
て配置され、これらの領域がフィールド絶縁膜により分
離されているため、応じて寄生的にフィールドトランジ
スタが形成される。またトランジスタTR1bの不純物
領域2bおよび2cがそれぞれトランジスタTR1dの
不純物領域2aおよび2bにフィールド絶縁膜を介して
対向して配置される。したがって、この領域においても
フィールドトランジスタが寄生的に形成される。したが
って、水平方向に配設されるトランジスタ列において
は、トランジスタの間にフィールド絶縁膜形成用の不純
物領域を配置する必要があるものの、垂直方向に隣接す
るトランジスタ列の間においては、フィールドトランジ
スタ形成のための不純物領域を配置する必要がない。こ
れにより、2行2列にトランジスタを配置する場合にお
いても、レイアウト面積を低減することができる。
【0055】なお、この図8に示す構成において、水平
方向および垂直方向に同じパターンを繰返すことによ
り、より多数のトランジスタ素子に、出力トランジスタ
を分割することができる。この場合レイアウト面積削減
の効果がより大きくなる。
方向および垂直方向に同じパターンを繰返すことによ
り、より多数のトランジスタ素子に、出力トランジスタ
を分割することができる。この場合レイアウト面積削減
の効果がより大きくなる。
【0056】この図8に示す構成においてトランジスタ
TR1aのゲート電極層3aおよび3bが、制御信号φ
Aを受けるように接続され、トランジスタTR1bのゲ
ート電極層3aおよび3bが、制御信号φBを受けるよ
うに接続され、トランジスタTR1cのゲート電極層3
aおよび3bが制御信号φCを受けるように接続され、
またトランジスタTR1dのゲート電極層3aおよび3
bがともに制御信号φDを受けるように接続される。し
かしながら、このゲート電極への制御信号の印加態様
は、出力ノードNDの充放電速度の制御態様に応じて適
当に電流駆動力が調整されるように各ゲート電極層に制
御信号が適当に分散して接続される構成であってもよ
い。
TR1aのゲート電極層3aおよび3bが、制御信号φ
Aを受けるように接続され、トランジスタTR1bのゲ
ート電極層3aおよび3bが、制御信号φBを受けるよ
うに接続され、トランジスタTR1cのゲート電極層3
aおよび3bが制御信号φCを受けるように接続され、
またトランジスタTR1dのゲート電極層3aおよび3
bがともに制御信号φDを受けるように接続される。し
かしながら、このゲート電極への制御信号の印加態様
は、出力ノードNDの充放電速度の制御態様に応じて適
当に電流駆動力が調整されるように各ゲート電極層に制
御信号が適当に分散して接続される構成であってもよ
い。
【0057】[変更例]図9は、この発明の実施の形態
3の変更例の構成の電気的等価回路を示す図である。図
9において、この半導体装置(出力回路の最終段)は、
出力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間に互
いに並列に接続されかつそれぞれのゲートに制御信号φ
A、φB、…、φMおよびφNを受けるnチャネルMO
SトランジスタTR1a、TR1b、…、TR1mおよ
びTR1nを含む。これらのトランジスタTR1a〜T
R1nの各々は、図1(A)および(B)に示す第1の
トランジスタで構成される。
3の変更例の構成の電気的等価回路を示す図である。図
9において、この半導体装置(出力回路の最終段)は、
出力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間に互
いに並列に接続されかつそれぞれのゲートに制御信号φ
A、φB、…、φMおよびφNを受けるnチャネルMO
SトランジスタTR1a、TR1b、…、TR1mおよ
びTR1nを含む。これらのトランジスタTR1a〜T
R1nの各々は、図1(A)および(B)に示す第1の
トランジスタで構成される。
【0058】図10は、図9に示す半導体装置の平面レ
イアウトを示す図である。図10においてはトランジス
タTR1〜TRnとして16個のトランジスタT1〜T
16が4行4列に配列される場合の平面レイアウトが一
例として示される。これらのトランジスタT1〜T16
の各々は、図1(A)および(B)に示す第1のトラン
ジスタであり、中央の不純物領域を電源ノードに接続し
かつその両方の不純物領域を出力ノードに接続される不
純物領域として用いる。
イアウトを示す図である。図10においてはトランジス
タTR1〜TRnとして16個のトランジスタT1〜T
16が4行4列に配列される場合の平面レイアウトが一
例として示される。これらのトランジスタT1〜T16
の各々は、図1(A)および(B)に示す第1のトラン
ジスタであり、中央の不純物領域を電源ノードに接続し
かつその両方の不純物領域を出力ノードに接続される不
純物領域として用いる。
【0059】図10において、トランジスタT1〜T4
が行方向に整列して配置され、またトランジスタT5、
T6、T7およびT8が行方向に整列して配置され、ト
ランジスタT9、T10、T11およびT12が行方向
に整列して配置され、またトランジスタT13、T1
4、T15およびT16が行方向に整列して配置され
る。列方向に隣接するトランジスタは、水平方向に1つ
の不純物領域分シフトされて配置される。すなわち、こ
の図10に示すトランジスタの配置は、図8に示すトラ
ンジスタの配置を4行4列に配列される16個のトラン
ジスタに拡張したものと等価である。行方向に整列して
配置されるトランジスタの間にフィールドトランジスタ
形成のための電源ノードに接続される不純物領域26c
が配置され、また各トランジスタ列において、出力ノー
ドに接続される不純物領域に隣接して、フィールドトラ
ンジスタを形成するための電源ノードに接続される不純
物領域26aおよび26cがそれぞれ配置される。トラ
ンジスタT1〜T4およびT13〜T16のそれぞれの
外側に、フィールドトランジスタを形成するための電源
ノードに接続される不純物領域26bが行方向に延在し
て配置される。
が行方向に整列して配置され、またトランジスタT5、
T6、T7およびT8が行方向に整列して配置され、ト
ランジスタT9、T10、T11およびT12が行方向
に整列して配置され、またトランジスタT13、T1
4、T15およびT16が行方向に整列して配置され
る。列方向に隣接するトランジスタは、水平方向に1つ
の不純物領域分シフトされて配置される。すなわち、こ
の図10に示すトランジスタの配置は、図8に示すトラ
ンジスタの配置を4行4列に配列される16個のトラン
ジスタに拡張したものと等価である。行方向に整列して
配置されるトランジスタの間にフィールドトランジスタ
形成のための電源ノードに接続される不純物領域26c
が配置され、また各トランジスタ列において、出力ノー
ドに接続される不純物領域に隣接して、フィールドトラ
ンジスタを形成するための電源ノードに接続される不純
物領域26aおよび26cがそれぞれ配置される。トラ
ンジスタT1〜T4およびT13〜T16のそれぞれの
外側に、フィールドトランジスタを形成するための電源
ノードに接続される不純物領域26bが行方向に延在し
て配置される。
【0060】この図10に示すように、列方向に隣接す
るトランジスタ列では、1つの不純物領域分シフトして
トランジスタが配置される。トランジスタT1−T16
の各々は、両側に出力ノードに接続される不純物領域を
有し中央の不純物領域が電源ノードに接続される。各ト
ランジスタ列においては隣接トランジスタの間にフィー
ルドトランジスタ形成のための不純物領域が配置され
る。したがって隣接トランジスタ列間において、各トラ
ンジスタの出力ノードに接続される不純物領域は対応の
トランジスタの電源ノードに接続される不純物領域また
はフィールドトランジスタ形成のための不純物領域と対
向して配置され、寄生フィールドトランジスタを形成す
る。したがってトランジスタ列の間に、フィールドトラ
ンジスタを形成するための余分の不純物領域を配置する
必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減される。
るトランジスタ列では、1つの不純物領域分シフトして
トランジスタが配置される。トランジスタT1−T16
の各々は、両側に出力ノードに接続される不純物領域を
有し中央の不純物領域が電源ノードに接続される。各ト
ランジスタ列においては隣接トランジスタの間にフィー
ルドトランジスタ形成のための不純物領域が配置され
る。したがって隣接トランジスタ列間において、各トラ
ンジスタの出力ノードに接続される不純物領域は対応の
トランジスタの電源ノードに接続される不純物領域また
はフィールドトランジスタ形成のための不純物領域と対
向して配置され、寄生フィールドトランジスタを形成す
る。したがってトランジスタ列の間に、フィールドトラ
ンジスタを形成するための余分の不純物領域を配置する
必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減される。
【0061】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、両側の不純物領域が出力ノードに接続される第
1のトランジスタを複数列配置し、各列において、1つ
の不純物領域分ずらせてトランジスタを配置するように
構成しているため、トランジスタ列間において余分のフ
ィールドトランジスタを形成するための専用の不純物領
域を設ける必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減さ
れる。
従えば、両側の不純物領域が出力ノードに接続される第
1のトランジスタを複数列配置し、各列において、1つ
の不純物領域分ずらせてトランジスタを配置するように
構成しているため、トランジスタ列間において余分のフ
ィールドトランジスタを形成するための専用の不純物領
域を設ける必要がなく、レイアウト面積が大幅に低減さ
れる。
【0062】[実施の形態4]図11は、この発明の実
施の形態4に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図
である。図11においては、半導体装置(出力回路最終
段)は、出力ノードNDと接地ノードの間に互いに並列
に接続されかつそれぞれのゲートに制御信号φA〜φD
を受けるnチャネルMOSトランジスタTR2a〜TR
2dを含む。これらのトランジスタTR2a〜TR2d
としては、図2(A)および(B)に示す第2のトラン
ジスタが用いられる。
施の形態4に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図
である。図11においては、半導体装置(出力回路最終
段)は、出力ノードNDと接地ノードの間に互いに並列
に接続されかつそれぞれのゲートに制御信号φA〜φD
を受けるnチャネルMOSトランジスタTR2a〜TR
2dを含む。これらのトランジスタTR2a〜TR2d
としては、図2(A)および(B)に示す第2のトラン
ジスタが用いられる。
【0063】図12は、この図11に示す回路の平面レ
イアウトを示す図である。図12において、トランジス
タTR2a〜TR2dが2行2列に配列される。トラン
ジスタTR2aおよびTR2bが行方向に沿って整列し
て配置され、トランジスタTR2cおよびTR2dが行
方向に沿って整列して配置される。トランジスタTR2
aおよびTR2bを含むトランジスタ列と、トランジス
タTR2cおよびTR2dを含むトランジスタ列は、そ
の配置位置が、互いに1つの不純物領域分ずらされてい
る(不純物領域2d,2e,2fのサイズは同じ)。し
たがって、トランジスタTR2aの出力ノードに接続さ
れる不純物領域2eおよび電源ノードに接続される不純
物領域2fは、トランジスタTR2cの電源ノードに接
続される不純物領域2dおよび出力ノードに接続される
不純物領域2eにそれぞれフィールド絶縁膜を介して対
向して配置される。
イアウトを示す図である。図12において、トランジス
タTR2a〜TR2dが2行2列に配列される。トラン
ジスタTR2aおよびTR2bが行方向に沿って整列し
て配置され、トランジスタTR2cおよびTR2dが行
方向に沿って整列して配置される。トランジスタTR2
aおよびTR2bを含むトランジスタ列と、トランジス
タTR2cおよびTR2dを含むトランジスタ列は、そ
の配置位置が、互いに1つの不純物領域分ずらされてい
る(不純物領域2d,2e,2fのサイズは同じ)。し
たがって、トランジスタTR2aの出力ノードに接続さ
れる不純物領域2eおよび電源ノードに接続される不純
物領域2fは、トランジスタTR2cの電源ノードに接
続される不純物領域2dおよび出力ノードに接続される
不純物領域2eにそれぞれフィールド絶縁膜を介して対
向して配置される。
【0064】同様、トランジスタTR2bの不純物領域
2eおよび2fは、トランジスタTR2dの不純物領域
2dおよび2eにそれぞれ図示しないフィールド絶縁膜
を介して対向して配置される。第2のトランジスタを2
行2列に配置した場合、トランジスタ列内部において、
特にフィールドトランジスタを形成するための不純物領
域が設けられない。また、トランジスタTR2aおよび
TR2bとトランジスタTR2cおよびTR2dは、電
源ノードに接続される不純物領域が出力ノードに接続さ
れる不純物領域とフィールド絶縁膜を介して対向するよ
うに配置されるため、このトランジスタ列の間にフィー
ルド絶縁膜が寄生的に形成され、フィールドトランジス
タ形成のための余分の不純物領域を形成する必要はな
い。したがって、この図12に示す配置においては、レ
イアウト占有面積を大幅に低減することができる。
2eおよび2fは、トランジスタTR2dの不純物領域
2dおよび2eにそれぞれ図示しないフィールド絶縁膜
を介して対向して配置される。第2のトランジスタを2
行2列に配置した場合、トランジスタ列内部において、
特にフィールドトランジスタを形成するための不純物領
域が設けられない。また、トランジスタTR2aおよび
TR2bとトランジスタTR2cおよびTR2dは、電
源ノードに接続される不純物領域が出力ノードに接続さ
れる不純物領域とフィールド絶縁膜を介して対向するよ
うに配置されるため、このトランジスタ列の間にフィー
ルド絶縁膜が寄生的に形成され、フィールドトランジス
タ形成のための余分の不純物領域を形成する必要はな
い。したがって、この図12に示す配置においては、レ
イアウト占有面積を大幅に低減することができる。
【0065】なお、このトランジスタTR2aおよびT
R2bの外側に、フィールドトランジスタを形成するた
めの不純物領域16jが形成され、またトランジスタT
R2cおよびTR2dの外側に、フィールドトランジス
タ形成のための不純物領域16kが配置される。このト
ランジスタTR2a〜TR2dの平面レイアウトにおい
てゲート電極層がそれぞれ別々の制御信号φA〜φDを
受けるように接続されている。しかしながら、この出力
ノードNDの充放電の制御態様に応じて、これらのゲー
ト電極は、適当にその制御信号に対する接続が定められ
ればよい。
R2bの外側に、フィールドトランジスタを形成するた
めの不純物領域16jが形成され、またトランジスタT
R2cおよびTR2dの外側に、フィールドトランジス
タ形成のための不純物領域16kが配置される。このト
ランジスタTR2a〜TR2dの平面レイアウトにおい
てゲート電極層がそれぞれ別々の制御信号φA〜φDを
受けるように接続されている。しかしながら、この出力
ノードNDの充放電の制御態様に応じて、これらのゲー
ト電極は、適当にその制御信号に対する接続が定められ
ればよい。
【0066】また、図12においては、2行2列に配列
された第2のトランジスタを示している。しかしなが
ら、図10に示す第3の実施の形態と同様にして、複数
行複数列に第2のトランジスタを、列方向において、1
つの不純物領域分ずらして配置するという条件を満たす
ように繰返し配置しても、同様の効果を得ることができ
る。特に、トランジスタの数が増加するほど、追加のフ
ィールドトランジスタ形成のための不純物領域が不要と
なり、レイアウト面積低減の効果が大きくなる。
された第2のトランジスタを示している。しかしなが
ら、図10に示す第3の実施の形態と同様にして、複数
行複数列に第2のトランジスタを、列方向において、1
つの不純物領域分ずらして配置するという条件を満たす
ように繰返し配置しても、同様の効果を得ることができ
る。特に、トランジスタの数が増加するほど、追加のフ
ィールドトランジスタ形成のための不純物領域が不要と
なり、レイアウト面積低減の効果が大きくなる。
【0067】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、両側の不純物領域が電源ノードに接続される第
2のトランジスタを行および列方向に配列し、列方向に
おいては、電源ノードに接続される不純物領域が出力ノ
ードに接続される不純物領域と対向するように、1つの
不純物領域分ずらして配置しているため、トランジスタ
列間においてフィールドトランジスタを形成するための
不純物領域が不要となり、レイアウト面積を大幅に低減
することができる。
従えば、両側の不純物領域が電源ノードに接続される第
2のトランジスタを行および列方向に配列し、列方向に
おいては、電源ノードに接続される不純物領域が出力ノ
ードに接続される不純物領域と対向するように、1つの
不純物領域分ずらして配置しているため、トランジスタ
列間においてフィールドトランジスタを形成するための
不純物領域が不要となり、レイアウト面積を大幅に低減
することができる。
【0068】[実施の形態5]図13は、この発明の実
施の形態5に従う半導体装置(出力回路最終段)の電気
的等価回路を示す図である。図13において、複数のト
ランジスタTR11〜TR1mおよびTR21〜TR2
mが出力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間
に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲートに、制御
信号φ1〜φ2mが与えられる。トランジスタTR11
〜TR1mは、図1(A)および(B)に示す第1のト
ランジスタで構成され、トランジスタTR21〜TR2
mは、図2(A)および(B)に示す第2のトランジス
タで構成する。制御信号φ1〜φ2mは、互いにタイミ
ングをずらして活性/非活性化される。
施の形態5に従う半導体装置(出力回路最終段)の電気
的等価回路を示す図である。図13において、複数のト
ランジスタTR11〜TR1mおよびTR21〜TR2
mが出力ノードNDと電源ノード(接地ノード)との間
に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲートに、制御
信号φ1〜φ2mが与えられる。トランジスタTR11
〜TR1mは、図1(A)および(B)に示す第1のト
ランジスタで構成され、トランジスタTR21〜TR2
mは、図2(A)および(B)に示す第2のトランジス
タで構成する。制御信号φ1〜φ2mは、互いにタイミ
ングをずらして活性/非活性化される。
【0069】図14は、この発明の実施の形態5に従う
半導体装置の平面レイアウトを示す図である。図14に
おいて、両側の不純物領域2aおよび2cが出力ノード
に接続される第1のトランジスタTR1と両側の不純物
領域が電源ノードに接続される第2のトランジスタTR
2が図の水平方向(行方向)に沿って一列に整列して交
互に配列される。各トランジスタ列において、同じ順序
で第1のトランジスタおよび第2のトランジスタが交互
に配列される。しかしながら、これらのトランジスタ列
は、その不純物領域1つ分ずれてトランジスタが配列さ
れる。したがって、トランジスタTR11、TR21、
TR13、…、TR2m−1を有するトランジスタ列L
1と、トランジスタTR12、TR22、TR14、…
TR2mを有するトランジスタ列L2とにおいて、電源
ノードに接続される不純物領域と出力ノートに接続され
る不純物領域とが図示しないフィールド絶縁膜を介して
対向して配置される。
半導体装置の平面レイアウトを示す図である。図14に
おいて、両側の不純物領域2aおよび2cが出力ノード
に接続される第1のトランジスタTR1と両側の不純物
領域が電源ノードに接続される第2のトランジスタTR
2が図の水平方向(行方向)に沿って一列に整列して交
互に配列される。各トランジスタ列において、同じ順序
で第1のトランジスタおよび第2のトランジスタが交互
に配列される。しかしながら、これらのトランジスタ列
は、その不純物領域1つ分ずれてトランジスタが配列さ
れる。したがって、トランジスタTR11、TR21、
TR13、…、TR2m−1を有するトランジスタ列L
1と、トランジスタTR12、TR22、TR14、…
TR2mを有するトランジスタ列L2とにおいて、電源
ノードに接続される不純物領域と出力ノートに接続され
る不純物領域とが図示しないフィールド絶縁膜を介して
対向して配置される。
【0070】たとえば、トランジスタTR11の電源ノ
ードに接続される不純物領域2bおよび出力ノードに接
続される不純物領域2cは、隣接列L2のトランジスタ
TR12の出力ノードに接続される不純物領域2aおよ
び電源ノードに接続される不純物領域2bにそれぞれ図
示しないフィールド絶縁膜を介して対向して配置され
る。したがってこの領域において、寄生フィールドトラ
ンジスタが形成される。このトランジスタTR11、T
R21、TR13、…、TR2m−1のトランジスタ列
L1の外側に、電源ノードに接続される不純物領域26
cが配設され、これらのトランジスタの出力ノードに接
続される不純物領域2a、2cおよび2eとの間でフィ
ールドトランジスタを形成する。また、トランジスタT
R12、TR22、TR14、…、TR2mを有するト
ランジスタ列L2の外側に、行方向に沿って延在する、
電源ノードに接続される不純物領域26dが配置され
る。これらのトランジスタTR12、TR22、TR1
4、TR2mの出力ノードに接続される不純物領域2
a、2cおよび2eと不純物領域26dの間でフィール
ドトランジスタが形成される。トランジスタ列L1およ
びL2各々において、出力ノードに接続される不純物領
域2aに隣接して、フィールドトランジスタを形成する
ための電源ノードに接続される不純物領域26aおよび
26bが配置される。
ードに接続される不純物領域2bおよび出力ノードに接
続される不純物領域2cは、隣接列L2のトランジスタ
TR12の出力ノードに接続される不純物領域2aおよ
び電源ノードに接続される不純物領域2bにそれぞれ図
示しないフィールド絶縁膜を介して対向して配置され
る。したがってこの領域において、寄生フィールドトラ
ンジスタが形成される。このトランジスタTR11、T
R21、TR13、…、TR2m−1のトランジスタ列
L1の外側に、電源ノードに接続される不純物領域26
cが配設され、これらのトランジスタの出力ノードに接
続される不純物領域2a、2cおよび2eとの間でフィ
ールドトランジスタを形成する。また、トランジスタT
R12、TR22、TR14、…、TR2mを有するト
ランジスタ列L2の外側に、行方向に沿って延在する、
電源ノードに接続される不純物領域26dが配置され
る。これらのトランジスタTR12、TR22、TR1
4、TR2mの出力ノードに接続される不純物領域2
a、2cおよび2eと不純物領域26dの間でフィール
ドトランジスタが形成される。トランジスタ列L1およ
びL2各々において、出力ノードに接続される不純物領
域2aに隣接して、フィールドトランジスタを形成する
ための電源ノードに接続される不純物領域26aおよび
26bが配置される。
【0071】この図14に示すように、トランジスタ列
L1およびL2それぞれにおいて、第1のトランジスタ
および第2のトランジスタが交互に配列されている。し
たがって、このトランジスタ列内部において、フィール
ドトランジスタを形成するための不純物領域が不要とな
る。また、隣接トランジスタ列においては、そのトラン
ジスタの配置領域が、1つの不純物領域分ずらされてい
る。したがって、トランジスタ列間においては、電源ノ
ードに接続される不純物領域と出力ノードに接続される
不純物領域とが図示しないフィールド絶縁膜を介して対
向して配置され、このトランジスタ列の間に、フィール
ドトランジスタを形成するための不純物領域が不要とな
り、レイアウト面積を大幅に低減することができる。複
数列のトランジスタを配置する場合には、さらにこの図
14に示す2列のトランジスタ列をその垂直方向(列方
向)に繰返し配設すればよい。
L1およびL2それぞれにおいて、第1のトランジスタ
および第2のトランジスタが交互に配列されている。し
たがって、このトランジスタ列内部において、フィール
ドトランジスタを形成するための不純物領域が不要とな
る。また、隣接トランジスタ列においては、そのトラン
ジスタの配置領域が、1つの不純物領域分ずらされてい
る。したがって、トランジスタ列間においては、電源ノ
ードに接続される不純物領域と出力ノードに接続される
不純物領域とが図示しないフィールド絶縁膜を介して対
向して配置され、このトランジスタ列の間に、フィール
ドトランジスタを形成するための不純物領域が不要とな
り、レイアウト面積を大幅に低減することができる。複
数列のトランジスタを配置する場合には、さらにこの図
14に示す2列のトランジスタ列をその垂直方向(列方
向)に繰返し配設すればよい。
【0072】なお、図14に示す構成において、トラン
ジスタTR11、TR21〜TR2m−1、TR2mの
ゲート電極層にそれぞれ制御信号φ1〜φ2mが与えら
れている。しかしながら、これらの制御信号は、同じ制
御信号であってもよく、またその接続態様としては、出
力ノードの充放電の制御に応じてトランジスタの電流供
給力の大きさで定められるように適当に各トランジスタ
のゲート電極層に制御信号が分散されて接続されてもよ
い。
ジスタTR11、TR21〜TR2m−1、TR2mの
ゲート電極層にそれぞれ制御信号φ1〜φ2mが与えら
れている。しかしながら、これらの制御信号は、同じ制
御信号であってもよく、またその接続態様としては、出
力ノードの充放電の制御に応じてトランジスタの電流供
給力の大きさで定められるように適当に各トランジスタ
のゲート電極層に制御信号が分散されて接続されてもよ
い。
【0073】[実施の形態6]図15は、この発明の実
施の形態6に従う半導体装置(出力回路最終段)の電気
的等価回路を示す図である。図15において、この出力
回路最終段は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノー
ド)との間に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲー
トに制御信号φ1〜φmを受けるトランジスタTR11
〜TR1mを含む。これらのnチャネルMOSトランジ
スタTR11〜TR1mとして、図1(A)および
(B)に示す第1のトランジスタTR1が用いられる。
施の形態6に従う半導体装置(出力回路最終段)の電気
的等価回路を示す図である。図15において、この出力
回路最終段は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノー
ド)との間に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲー
トに制御信号φ1〜φmを受けるトランジスタTR11
〜TR1mを含む。これらのnチャネルMOSトランジ
スタTR11〜TR1mとして、図1(A)および
(B)に示す第1のトランジスタTR1が用いられる。
【0074】図16は、この発明の実施の形態6に従う
半導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。
図16において、トランジスタTR11、TR13、T
R15、…、TR1m−1が整列して配置され、またト
ランジスタTR12、TR14、TR16、TR18、
…、TR1mが1列に整列して配置される。電源ノード
に接続される不純物領域と出力ノードに接続される不純
物領域がフィールド絶縁膜を介して対向して配置される
ように、トランジスタ列L1およびL2のトランジスタ
はずらせて配置される。
半導体装置の平面レイアウトを概略的に示す図である。
図16において、トランジスタTR11、TR13、T
R15、…、TR1m−1が整列して配置され、またト
ランジスタTR12、TR14、TR16、TR18、
…、TR1mが1列に整列して配置される。電源ノード
に接続される不純物領域と出力ノードに接続される不純
物領域がフィールド絶縁膜を介して対向して配置される
ように、トランジスタ列L1およびL2のトランジスタ
はずらせて配置される。
【0075】トランジスタ列L1において、出力ノード
に接続される不純物領域2xの外側に、フィールドトラ
ンジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物領
域36aおよび36eが配設され、トランジスタ列L2
において、その外側に、出力ノードに接続される不純物
領域2xに隣接して、フィールドトランジスタ形成のた
めの不純物領域36bおよび36fが配置される。トラ
ンジスタ列L1に平行に、その外側に、電源ノードに接
続される不純物領域36cが配設され、またトランジス
タ列L2の外側に、図示しないフィールド絶縁膜を介し
て、電源ノードに接続される不純物領域36dが配設さ
れる。
に接続される不純物領域2xの外側に、フィールドトラ
ンジスタ形成のための電源ノードに接続される不純物領
域36aおよび36eが配設され、トランジスタ列L2
において、その外側に、出力ノードに接続される不純物
領域2xに隣接して、フィールドトランジスタ形成のた
めの不純物領域36bおよび36fが配置される。トラ
ンジスタ列L1に平行に、その外側に、電源ノードに接
続される不純物領域36cが配設され、またトランジス
タ列L2の外側に、図示しないフィールド絶縁膜を介し
て、電源ノードに接続される不純物領域36dが配設さ
れる。
【0076】トランジスタ列L1およびL2において
は、トランジスタがずらせて配置される。したがって、
電源ノードに接続される不純物領域2bと、出力ノード
に接続される不純物領域2xとが、互いに対向して配置
される。したがって、トランジスタ列L1およびL2の
間には、寄生的にフィールドトランジスタが形成され、
したがって、フィールドトランジスタを形成するための
不純物領域が不要となり、レイアウト面積が低減され
る。
は、トランジスタがずらせて配置される。したがって、
電源ノードに接続される不純物領域2bと、出力ノード
に接続される不純物領域2xとが、互いに対向して配置
される。したがって、トランジスタ列L1およびL2の
間には、寄生的にフィールドトランジスタが形成され、
したがって、フィールドトランジスタを形成するための
不純物領域が不要となり、レイアウト面積が低減され
る。
【0077】さらに、この発明の実施の形態6において
は、トランジスタ列L1およびL2それぞれにおいて、
隣接するトランジスタは、出力ノードに接続される不純
物領域2xを共有する。1つの不純物領域が2つのトラ
ンジスタで利用されるため、コンタクト孔も2つのトラ
ンジスタに対して1箇所設けるだけでよく、整列方向
(行方向)に沿ってのレイアウト面積が大幅に低減され
る。また、出力ノードに接続される不純物領域2xが共
有されるため、全体としての出力ノードに接続される不
純物領域の占有面積も低減することができる。不純物領
域2xが共有されても、トランジスタの電流駆動力は、
チャネルの幅と長さの比により与えられるため、各トラ
ンジスタは、それぞれ所望の電流駆動力を持つことがで
きる。
は、トランジスタ列L1およびL2それぞれにおいて、
隣接するトランジスタは、出力ノードに接続される不純
物領域2xを共有する。1つの不純物領域が2つのトラ
ンジスタで利用されるため、コンタクト孔も2つのトラ
ンジスタに対して1箇所設けるだけでよく、整列方向
(行方向)に沿ってのレイアウト面積が大幅に低減され
る。また、出力ノードに接続される不純物領域2xが共
有されるため、全体としての出力ノードに接続される不
純物領域の占有面積も低減することができる。不純物領
域2xが共有されても、トランジスタの電流駆動力は、
チャネルの幅と長さの比により与えられるため、各トラ
ンジスタは、それぞれ所望の電流駆動力を持つことがで
きる。
【0078】以上のように、この発明の実施の形態6に
従えば、出力ノードに接続される不純物領域を有する第
1のトランジスタを整列して配置しかつその整列方向と
直交する方向の隣接トランジスタ列間で、その配置位置
をずらせて配置して、電源ノードに接続される不純物領
域と出力ノードに接続される不純物領域とがフィールド
絶縁膜を介して対向して配置されるように構成している
ため、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域
が不要となり、レイアウト面積が大幅に低減される。さ
らに、出力ノードに接続される不純物領域を隣接トラン
ジスタで共有しているため、この不純物領域の回路内の
占有面積を大幅に低減することができる。
従えば、出力ノードに接続される不純物領域を有する第
1のトランジスタを整列して配置しかつその整列方向と
直交する方向の隣接トランジスタ列間で、その配置位置
をずらせて配置して、電源ノードに接続される不純物領
域と出力ノードに接続される不純物領域とがフィールド
絶縁膜を介して対向して配置されるように構成している
ため、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域
が不要となり、レイアウト面積が大幅に低減される。さ
らに、出力ノードに接続される不純物領域を隣接トラン
ジスタで共有しているため、この不純物領域の回路内の
占有面積を大幅に低減することができる。
【0079】[実施の形態7]図17は、この発明の実
施の形態7に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図
である。図17において、この発明の実施の形態7に従
う半導体装置は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノ
ード)との間に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲ
ートに制御信号φ1〜φmを受けるnチャネルMOSト
ランジスタTR21〜TR2mを含む。これらのトラン
ジスタTR21〜TR2m各々として、図2(A)およ
び(B)に示す、両側不純物領域が電源ノードに接続さ
れる第2のトランジスタが用いられる。
施の形態7に従う半導体装置の電気的等価回路を示す図
である。図17において、この発明の実施の形態7に従
う半導体装置は、出力ノードNDと電源ノード(接地ノ
ード)との間に互いに並列に接続されかつそれぞれのゲ
ートに制御信号φ1〜φmを受けるnチャネルMOSト
ランジスタTR21〜TR2mを含む。これらのトラン
ジスタTR21〜TR2m各々として、図2(A)およ
び(B)に示す、両側不純物領域が電源ノードに接続さ
れる第2のトランジスタが用いられる。
【0080】図18は、この発明の実施の形態7に従う
半導体装置の平面レイアウトを示す図である。この図1
8において、トランジスタTR21〜TR2mは、2列
に配列され、トランジスタ列L3およびL4を形成す
る。トランジスタ列L3およびL4に含まれるトランジ
スタは、電源ノードに接続される不純物領域と出力ノー
ドに接続される不純物領域とが図示しないフィールド絶
縁膜を介して対向するように、その位置がずらされてい
る。
半導体装置の平面レイアウトを示す図である。この図1
8において、トランジスタTR21〜TR2mは、2列
に配列され、トランジスタ列L3およびL4を形成す
る。トランジスタ列L3およびL4に含まれるトランジ
スタは、電源ノードに接続される不純物領域と出力ノー
ドに接続される不純物領域とが図示しないフィールド絶
縁膜を介して対向するように、その位置がずらされてい
る。
【0081】さらに、このトランジスタ列L3およびL
4それぞれにおいて、隣接トランジスタは、不純物領域
2yを共有する。この不純物領域2yは、電源ノードに
接続される。出力ノードNDに接続される不純物領域2
zは各トランジスタに対して個々に設けられる。この図
18に示す構成においても、各不純物領域2zに対しフ
ィールドトランジスタを形成するために、トランジスタ
列L3の外側に図示しないフィールド絶縁膜を介して、
整列方向(行方向)に沿って、電源ノードに接続される
不純物領域36gが配置され、またトランジスタ列L4
の外部に、図示しないフィールド絶縁膜を介して不純物
領域2zとフィールドトランジスタを形成するように、
整列方向に沿って電源ノードに接続される不純物領域3
6hが配置される。
4それぞれにおいて、隣接トランジスタは、不純物領域
2yを共有する。この不純物領域2yは、電源ノードに
接続される。出力ノードNDに接続される不純物領域2
zは各トランジスタに対して個々に設けられる。この図
18に示す構成においても、各不純物領域2zに対しフ
ィールドトランジスタを形成するために、トランジスタ
列L3の外側に図示しないフィールド絶縁膜を介して、
整列方向(行方向)に沿って、電源ノードに接続される
不純物領域36gが配置され、またトランジスタ列L4
の外部に、図示しないフィールド絶縁膜を介して不純物
領域2zとフィールドトランジスタを形成するように、
整列方向に沿って電源ノードに接続される不純物領域3
6hが配置される。
【0082】この図18に示す構成においても、トラン
ジスタ列L3およびL4の間に、フィールド絶縁膜を形
成するための不純物領域は不要である。電源ノードに接
続される不純物領域2yと、出力ノードに接続される不
純物領域2zとがフィールド絶縁膜を介して対向して配
置されるため、寄生的フィールドトランジスタが形成さ
れる。また、トランジスタ列L3およびL4それぞれに
おいて、隣接トランジスタが不純物領域を共有している
ため、2つのトランジスタに対し1つの不純物領域を設
けるだけでよく、各トランジスタ列の整列方向に沿って
の大きさを低減することができる。
ジスタ列L3およびL4の間に、フィールド絶縁膜を形
成するための不純物領域は不要である。電源ノードに接
続される不純物領域2yと、出力ノードに接続される不
純物領域2zとがフィールド絶縁膜を介して対向して配
置されるため、寄生的フィールドトランジスタが形成さ
れる。また、トランジスタ列L3およびL4それぞれに
おいて、隣接トランジスタが不純物領域を共有している
ため、2つのトランジスタに対し1つの不純物領域を設
けるだけでよく、各トランジスタ列の整列方向に沿って
の大きさを低減することができる。
【0083】図19は、1つのトランジスタ列において
隣接して配置されるトランジスタの断面構造を概略的に
示す図である。図19において、p型半導体基板領域P
SUB上に、互いに間をおいて不純物領域2za、2y
a、2zb、および2ybが配置される。不純物領域2
zaおよび2yaの間のチャネル領域上に図示しないゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極層Gaが配設され、不純
物領域2yaおよび2zbの間の、チャネル領域上に、
ゲート絶縁膜を介してゲート電極層Gbが配置され、不
純物領域2zbおよび2ybの間のチャネル領域上に図
示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極層Gcが配置
される。
隣接して配置されるトランジスタの断面構造を概略的に
示す図である。図19において、p型半導体基板領域P
SUB上に、互いに間をおいて不純物領域2za、2y
a、2zb、および2ybが配置される。不純物領域2
zaおよび2yaの間のチャネル領域上に図示しないゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極層Gaが配設され、不純
物領域2yaおよび2zbの間の、チャネル領域上に、
ゲート絶縁膜を介してゲート電極層Gbが配置され、不
純物領域2zbおよび2ybの間のチャネル領域上に図
示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極層Gcが配置
される。
【0084】不純物領域2zaおよび2zbは出力ノー
ドNDに接続され、不純物領域2yaおよび2ybは、
電源ノード(GND)に接続される。ゲート電極層G
a、GbおよびGcは、それぞれ制御信号φa、φb、
およびφbを受ける。この図19に示す構成から明らか
なように、4つの不純物領域により、2個のトランジス
タTRaおよびTRbを形成することができる。不純物
領域2yaおよび2ybはそれぞれ2つのトランジスタ
により共有される。トランジスタの電流駆動力は、ゲー
ト電極層Ga、Gb、Gcの下に形成されるチャネルの
幅および長さの比により決定される。したがって、ゲー
トのチャネル幅が十分あれば、各不純物領域が共有され
ても、電流駆動力は、非共有構成と同様であり、何ら動
作性能を低下させることなく占有面積を低減することが
できる。
ドNDに接続され、不純物領域2yaおよび2ybは、
電源ノード(GND)に接続される。ゲート電極層G
a、GbおよびGcは、それぞれ制御信号φa、φb、
およびφbを受ける。この図19に示す構成から明らか
なように、4つの不純物領域により、2個のトランジス
タTRaおよびTRbを形成することができる。不純物
領域2yaおよび2ybはそれぞれ2つのトランジスタ
により共有される。トランジスタの電流駆動力は、ゲー
ト電極層Ga、Gb、Gcの下に形成されるチャネルの
幅および長さの比により決定される。したがって、ゲー
トのチャネル幅が十分あれば、各不純物領域が共有され
ても、電流駆動力は、非共有構成と同様であり、何ら動
作性能を低下させることなく占有面積を低減することが
できる。
【0085】以上のように、この発明の実施の形態7に
従えば、両側不純物領域が電源ノードに接続されるトラ
ンジスタを整列して複数列に配列し各列ごとにそのトラ
ンジスタの位置をずらしているため、トランジスタ列間
において、電源ノードに接続される不純物領域と出力ノ
ードに接続される不純物領域とが対向して配置されるこ
とになり、寄生的にフィールドトランジスタが形成さ
れ、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域が
不要となり、レイアウト面積が低減される。さらに、各
トランジスタ列において、隣接トランジスタが隣接する
不純物領域を共有するように構成したため、不純物領域
の占有面積が低減され、応じて整列方向におけるサイズ
を大幅に低減することができる。
従えば、両側不純物領域が電源ノードに接続されるトラ
ンジスタを整列して複数列に配列し各列ごとにそのトラ
ンジスタの位置をずらしているため、トランジスタ列間
において、電源ノードに接続される不純物領域と出力ノ
ードに接続される不純物領域とが対向して配置されるこ
とになり、寄生的にフィールドトランジスタが形成さ
れ、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域が
不要となり、レイアウト面積が低減される。さらに、各
トランジスタ列において、隣接トランジスタが隣接する
不純物領域を共有するように構成したため、不純物領域
の占有面積が低減され、応じて整列方向におけるサイズ
を大幅に低減することができる。
【0086】なお、図18に示す構成において、トラン
ジスタが2列に整列して配置されている。しかしなが
ら、さらに多くのトランジスタ列が用いられてもよい。
トランジスタ列の数が増加するほど、レイアウト面積低
減の効果が大きくなる。
ジスタが2列に整列して配置されている。しかしなが
ら、さらに多くのトランジスタ列が用いられてもよい。
トランジスタ列の数が増加するほど、レイアウト面積低
減の効果が大きくなる。
【0087】なお、この図18に示す構成においても、
トランジスタのゲート電極層は、それぞれ別々の制御信
号が与えられている。しかしながら、制御信号は、先の
実施の形態において説明しているように、出力ノードN
Dの駆動速度に応じて、適当にいずれのゲート電極層に
制御信号が与えられるかが定められればよく、すべての
ゲートに同じ制御信号が与えられてもよい。
トランジスタのゲート電極層は、それぞれ別々の制御信
号が与えられている。しかしながら、制御信号は、先の
実施の形態において説明しているように、出力ノードN
Dの駆動速度に応じて、適当にいずれのゲート電極層に
制御信号が与えられるかが定められればよく、すべての
ゲートに同じ制御信号が与えられてもよい。
【0088】[他の適用例]上述の説明において、出力
ノードNDを放電するための放電MOSトランジスタに
対するフィールドトランジスタを設けている。しかしな
がら、出力ノードNDを充電するためのMOSトランジ
スタ(pチャネルMOSトランジスタであってもよく、
またnチャネルMOSトランジスタであってもよい)に
対しても、同様にフィールドトランジスタが設けられる
場合、同様のレイアウトを用いることにより、同様の効
果を得ることができる。
ノードNDを放電するための放電MOSトランジスタに
対するフィールドトランジスタを設けている。しかしな
がら、出力ノードNDを充電するためのMOSトランジ
スタ(pチャネルMOSトランジスタであってもよく、
またnチャネルMOSトランジスタであってもよい)に
対しても、同様にフィールドトランジスタが設けられる
場合、同様のレイアウトを用いることにより、同様の効
果を得ることができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、両側
不純物領域が出力ノードに接続される第1のトランジス
タと、両側不純物領域が電源ノードに接続される第2の
トランジスタとを用いているため、トランジスタ配列時
において、寄生的にフィールドトランジスタを形成する
ことが可能となり、レイアウト面積を大幅に低減するこ
とができる。
不純物領域が出力ノードに接続される第1のトランジス
タと、両側不純物領域が電源ノードに接続される第2の
トランジスタとを用いているため、トランジスタ配列時
において、寄生的にフィールドトランジスタを形成する
ことが可能となり、レイアウト面積を大幅に低減するこ
とができる。
【0090】請求項1に係る発明に従えば、両側不純物
領域が出力ノードに接続される第1のトランジスタと両
側不純物領域が基準電圧源に接続される第2のトランジ
スタとを整列して配置しているため、これらのトランジ
スタ間において寄生的にフィールドトランジスタが形成
され、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域
が不要となり、レイアウト面積を低減することができ
る。
領域が出力ノードに接続される第1のトランジスタと両
側不純物領域が基準電圧源に接続される第2のトランジ
スタとを整列して配置しているため、これらのトランジ
スタ間において寄生的にフィールドトランジスタが形成
され、フィールドトランジスタ形成のための不純物領域
が不要となり、レイアウト面積を低減することができ
る。
【0091】請求項2に係る発明に従えば、この第1お
よび第2のトランジスタを整列方向に沿って所定数配置
しているため、各トランジスタ間の間に、寄生的にフィ
ールドトランジスタが形成されてフィールドトランジス
タ形成のための不純物領域が不要となり、大幅にレイア
ウト面積を低減することができる。
よび第2のトランジスタを整列方向に沿って所定数配置
しているため、各トランジスタ間の間に、寄生的にフィ
ールドトランジスタが形成されてフィールドトランジス
タ形成のための不純物領域が不要となり、大幅にレイア
ウト面積を低減することができる。
【0092】請求項3に係る発明に従えば、第1および
第2のトランジスタ列それぞれにおいて第1および第2
のトランジスタを交互に配列するとともに、これらのト
ランジスタ列間において、基準電圧源に接続される不純
物ノードと所定ノードに接続される不純物領域とを互い
に対向するように配置しているため、これらのトランジ
スタ列間において寄生的にフィールドトランジスタが形
成され、トランジスタ列間にフィールドトランジスタ形
成のための不純物領域が不要となり、レイアウト面積を
大幅に低減することができる。
第2のトランジスタ列それぞれにおいて第1および第2
のトランジスタを交互に配列するとともに、これらのト
ランジスタ列間において、基準電圧源に接続される不純
物ノードと所定ノードに接続される不純物領域とを互い
に対向するように配置しているため、これらのトランジ
スタ列間において寄生的にフィールドトランジスタが形
成され、トランジスタ列間にフィールドトランジスタ形
成のための不純物領域が不要となり、レイアウト面積を
大幅に低減することができる。
【0093】請求項4に係る発明に従えば、第1および
第2のトランジスタ列それぞれにおいて、隣接して配置
されるトランジスタ列の不純物領域を共有するように構
成しかつトランジスタ列間おいて異なるノードに接続さ
れる不純物領域が対向して配置されるように構成してい
るため、不純物領域占有面積を低減することができると
ともに、フィールドトランジスタ形成のための専用の不
純物領域は不要となり、レイアウト面積を大幅に低減す
ることができる。
第2のトランジスタ列それぞれにおいて、隣接して配置
されるトランジスタ列の不純物領域を共有するように構
成しかつトランジスタ列間おいて異なるノードに接続さ
れる不純物領域が対向して配置されるように構成してい
るため、不純物領域占有面積を低減することができると
ともに、フィールドトランジスタ形成のための専用の不
純物領域は不要となり、レイアウト面積を大幅に低減す
ることができる。
【0094】請求項5に係る発明に従えば、両側不純物
領域が所定ノードに接続されるトランジスタを含むトラ
ンジスタ間にフィールドトランジスタ形成のための不純
物領域を配置しかつこのトランジスタ列と隣接する第2
のトランジスタ列においては、両側不純物領域が所定ノ
ードに接続されるトランジスタを整列して配置し、別の
トランジスタ列においても、隣接トランジスタ間にフィ
ールドトランジスタ形成のための不純物領域を配置して
いるため、トランジスタ列間においてフィールドトラン
ジスタ形成のための不純物領域が不要となり、レイアウ
ト面積が大幅に低減することができる。
領域が所定ノードに接続されるトランジスタを含むトラ
ンジスタ間にフィールドトランジスタ形成のための不純
物領域を配置しかつこのトランジスタ列と隣接する第2
のトランジスタ列においては、両側不純物領域が所定ノ
ードに接続されるトランジスタを整列して配置し、別の
トランジスタ列においても、隣接トランジスタ間にフィ
ールドトランジスタ形成のための不純物領域を配置して
いるため、トランジスタ列間においてフィールドトラン
ジスタ形成のための不純物領域が不要となり、レイアウ
ト面積が大幅に低減することができる。
【0095】請求項6に係る発明に従えば、これらのト
ランジスタ列においてはトランジスタがフィールド絶縁
膜により分離されているため、確実にフィールドトラン
ジスタを形成することができる。
ランジスタ列においてはトランジスタがフィールド絶縁
膜により分離されているため、確実にフィールドトラン
ジスタを形成することができる。
【図1】 (A)は第1のトランジスタの断面構造を示
し、(B)は第1のトランジスタの平面レイアウトを示
す図である。
し、(B)は第1のトランジスタの平面レイアウトを示
す図である。
【図2】 (A)は、第2のトランジスタの断面構造を
概略的に示し、(B)は、その平面レイアウトを概略的
に示す図である。
概略的に示し、(B)は、その平面レイアウトを概略的
に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の
電気的等価回路を示す図である。
電気的等価回路を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の半導体装置の平面
レイアウトを概略的に示す図である。
レイアウトを概略的に示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に従う半導体装置の
電気的等価回路を示す図である。
電気的等価回路を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に従う半導体装置の
平面レイアウトを概略的に示す図である。
平面レイアウトを概略的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に従う半導体装置の
電気的等価回路を示す図である。
電気的等価回路を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の半導体装置の平面
レイアウトを概略的に示す図である。
レイアウトを概略的に示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3の変更例の電気的等
価回路を示す図である。
価回路を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3の変更例の平面レ
イアウトを概略的に示す図である。
イアウトを概略的に示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態4の半導体装置の電
気的等価回路を示す図である。
気的等価回路を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態4の半導体装置の平
面レイアウトを概略的に示す図である。
面レイアウトを概略的に示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態5の半導体装置の電
気的等価回路を示す図である。
気的等価回路を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態5の半導体装置の平
面レイアウトを概略的に示す図である。
面レイアウトを概略的に示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態6の半導体装置の電
気的等価回路を概略的に示す図である。
気的等価回路を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態6の半導体装置の平
面レイアウトを概略的に示す図である。
面レイアウトを概略的に示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態7の半導体装置の電
気的等価回路を概略的に示す図である。
気的等価回路を概略的に示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態7の半導体装置の平
面レイアウトを概略的に示す図である。
面レイアウトを概略的に示す図である。
【図19】 図18に示す半導体装置の隣接トランジス
タの断面構造を概略的に示す図である。
タの断面構造を概略的に示す図である。
【図20】 従来の出力回路の構成を概略的に示す図で
ある。
ある。
【図21】 従来の出力回路最終段の構成の一例を示す
図である。
図である。
【図22】 図21に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
である。
【図23】 従来の出力回路最終段の平面レイアウトを
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図24】 フィールドトランジスタの断面構造を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
TR1 第1のトランジスタ、TR2 第2のトランジ
スタ、2a〜2f,2x,2y,2z 不純物領域、3
a〜3d ゲート電極層、6a〜6k,16a〜16
h,26a〜26c,16m,16n,26u〜26
x,36a〜36f,36g,36h 不純物領域、L
1〜L4 トランジスタ列。
スタ、2a〜2f,2x,2y,2z 不純物領域、3
a〜3d ゲート電極層、6a〜6k,16a〜16
h,26a〜26c,16m,16n,26u〜26
x,36a〜36f,36g,36h 不純物領域、L
1〜L4 トランジスタ列。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の電圧を与える基準電圧源に接続さ
れかつ一方導通ノードとなる第1の不純物領域と、前記
第1の不純物領域の第1の方向に関しての両側に隣接し
て配置され、所定のノードに接続されかつ他方ノードと
して機能する第2の不純物領域とを含む第1のトランジ
スタ、および前記第1のトランジスタと前記第1の方向
に沿って整列して配置され、前記所定のノードに接続さ
れて一方導通ノードとなる第3の不純物領域と、前記第
3の不純物領域の前記第1の方向に関しての両側に隣接
して配置されかつ前記基準電圧源に接続される、他方導
通ノードとなる第4の不純物領域とを含む第2のトラン
ジスタとを含む、半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2のトランジスタは、
前記第1の方向に沿って交互にそれぞれ所定数配置され
る、請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記第1および第2のトランジスタが前
記第1の方向に沿ってそれぞれ所定数交互に配置されて
第1のトランジスタ列を構成し、 前記第1のトランジスタ列と前記第1の方向と直交する
第2の方向に沿って隣接して配置され、かつ前記第1お
よび第2のトランジスタがそれぞれ交互に所定数配置さ
れかつ前記第1のトランジスタ列の前記基準電圧源に接
続する不純物領域に対しては前記所定ノードに接続する
不純物領域が前記第2の方向に沿って対向してかつ整列
するように配置されて第2のトランジスタ列を構成す
る、請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 第1の方向に整列して配置され、かつ各
々が第1のノードに接続される一方導通ノードとなる第
1の不純物領域と、第2のノードに接続されかつ前記第
1の方向において前記第1の不純物領域の両側に隣接し
て配置される他方導通ノードとなる第2の不純物領域と
を含む複数の第1のトランジスタを含む第1のトランジ
スタ列を備え、前記第1のトランジスタ列の前記第1の
方向において隣接して配置される第1のトランジスタは
前記第2の不純物領域を共有し、 前記第1のトランジスタ列と前記第1の方向と直交する
第2の方向において隣接して配置されかつ前記第1の方
向に沿って整列して配置される複数の第2のトランジス
タを含む第2のトランジスタ列を備え、前記第2のトラ
ンジスタ列の複数の第2のトランジスタの各々は、前記
第1のノードに接続される一方導通ノードとなる第3の
不純物領域と、前記第3の不純物領域の前記第1の方向
において両側に隣接して配置されかつ前記第2のノード
に接続される他方導通ノードとなる第4の不純物領域と
を含み、前記第2のトランジスタ列の前記複数の第2の
トランジスタは、前記第3の不純物領域が前記第1のト
ランジスタ列の第1のトランジスタの前記第2の不純物
領域と前記第2の方向において対向するように配置さ
れ、かつさらに、前記第2のトランジスタ列における隣
接する第2のトランジスタは前記第4の不純物領域を共
有し、さらに、前記第1および第2のノードの一方が基
準電圧源に接続される、半導体装置。 - 【請求項5】 第1の方向に沿って整列して配置されか
つ各々が基準電圧源に接続される一方導通ノードとなる
第1の不純物領域と、第1のノードに接続されかつ前記
第1の方向において前記第1の不純物領域の両側に隣接
して配置されて他方導通ノードとなる第2の不純物領域
とを含む複数の第1のトランジスタを備える第1のトラ
ンジスタ列、 前記第1のトランジスタ列の隣接する第1のトランジス
タの間に配置されかつ前記基準電圧源に接続される第3
の不純物領域、および前記第1のトランジスタ列と前記
第1の方向と直交する第2の方向において隣接して配置
されかつ前記第1の方向に沿って整列して配置される複
数の第2のトランジスタを含む第2のトランジスタ列を
備え、前記第2のトランジスタの各々は、前記基準電圧
源に接続される一方導通ノードとなる第4の不純物領域
と、前記第4の不純物領域の前記第1の方向において両
側に隣接して配置されかつ前記第1のノードに接続され
て他方導通ノードとなる第5の不純物領域とを含み、前
記第2のトランジスタ列の前記複数の第2のトランジス
タは、前記第4の不純物領域が前記第1のトランジスタ
列の前記複数の第1のトランジスタの前記第2の不純物
領域および前記第3の不純物領域の一方と前記第2の方
向において対向するように配置され、さらに前記第2の
トランジスタ列の隣接する第2のトランジスタの間に配
置されかつ前記第1のトランジスタ列の前記第2の不純
物領域と対向するように配置されかつ前記基準電圧源に
接続される第6の不純物領域とを備える、半導体装置。 - 【請求項6】 前記第3の不純物領域および前記第6の
不純物領域はフィールド絶縁膜で囲まれる、請求項5記
載の半導体装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10003877A JPH11204729A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 半導体装置 |
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