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JPH11173549A - 触媒燃焼装置 - Google Patents

触媒燃焼装置

Info

Publication number
JPH11173549A
JPH11173549A JP9344889A JP34488997A JPH11173549A JP H11173549 A JPH11173549 A JP H11173549A JP 9344889 A JP9344889 A JP 9344889A JP 34488997 A JP34488997 A JP 34488997A JP H11173549 A JPH11173549 A JP H11173549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
ignition
voltage
power supply
fuel gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9344889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ando
正 安藤
Shinichi Ito
眞一 伊藤
Kenjiro Tomita
謙治郎 富田
Osamu Eguchi
修 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9344889A priority Critical patent/JPH11173549A/ja
Publication of JPH11173549A publication Critical patent/JPH11173549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化燃料ガスを触媒燃焼させて、その熱を利
用する携帯に便利な触媒燃焼装置において、電源部の電
圧が変動しても着火部を所定の消費電力で動作させ、電
源部の寿命を長くして機器の使用時間を長くする。 【解決手段】 燃焼部18への燃料ガスの供給を燃料調
節部22により制御し、燃料調節部22からの出力燃料
ガスに着火部20により着火し、燃料ガスと空気を燃焼
部18で酸化反応させて熱を発生させる。着火部20に
電源部25より電源を供給し、燃料調節部22と着火部
20を制御部24により制御し、制御部24は、着火部
20をオン、オフし所定の消費電力で動作するように制
御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触
媒燃焼させて、その熱を利用する携帯に便利な触媒燃焼
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の触媒燃焼装置は図7およ
び図8に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図7に示すように、温度制御ノズル1は、
片側からガスが供給され、先端に小さな孔を穿孔したノ
ズル部2を有し、このノズル部2から燃料ガスを高速で
吹き出すようにしている。燃料ガスはインジェクター部
3で周囲の空気を巻き込み混合気となって触媒燃焼部4
に供給され、電熱線5に電流が流れて赤熱すると、燃料
ガスに点火され、触媒6を加熱する。触媒6の温度が上
がると触媒燃焼が開始する。触媒燃焼部4の熱で温度制
御ノズル1が加熱される。
【0004】温度制御ノズル1は、図8に示すように構
成しており、感温フェライト7は、磁気的特性が急激に
変化するキュリー点(例えば150℃)をもち、リング
状に形成してケース8に固定している。磁石9は、ケー
ス8の内面に所定の隙間を介して感温フェライト7に対
向して設け、感温フェライト7を吸引するもので、感温
フェライト7と反対側の面にガイド部材10を固定し、
このガイド部材10に弁部材11を固定している。ばね
12は磁石9を感温フェライト7より離反する方向に付
勢している。
【0005】弁体13は、弁部材11に対向して弁ポー
ト14を設けて弁を形成するとともに、弁ポート14と
反対側の位置に気化燃料ガスを触媒燃焼部4に向けて噴
出するノズル部2を設けている。感温フェライト7、ケ
ース8、磁石9、ガイド部材10、弁部材11、ばね1
2、弁体13などで触媒燃焼部4の燃焼温度を制御する
温度制御装置を構成している。なお、15は燃料ガス供
給口である。
【0006】上記構成において動作を説明すると、燃料
ガス供給口15より燃料ガスを供給すると、燃料ガスは
感温フェライト7の中央部を通り、感温フェライト7と
磁石9の隙間から、磁石9とケース8との隙間を通過し
て、弁ポート14に至りノズル部2より吹き出す。この
とき、燃料ガスはインジェクター部3で周囲の空気を巻
き込み混合気となって触媒燃焼部4に供給される。電熱
線5に電流が流れて赤熱すると、ガスに点火され、触媒
6を加熱する。触媒6の温度が上がると触媒燃焼が開始
する。触媒燃焼によりケース8が加熱される。
【0007】ケース8が加熱されることによって、ケー
ス8に固定された感温フェライト7を加熱し、感温フェ
ライト7の温度が組成により決まるキュリー点を越える
と、磁石9は感温フェライト7に吸着できなくなり、ば
ね12により感温フェライト7から離され、弁部材11
が弁体13側へ移動して弁ポート14を塞ぐ。これによ
り燃料ガスは触媒燃焼部4に供給されなくなり、温度が
低下する。
【0008】感温フェライト7は非常にヒステリシスが
小さく、数度以下の温度変化で元の状態に復帰する。感
温フェライト7が復帰すると磁石9は再び感温フェライ
ト7を吸着し弁ポート14を開く。この間はわずかの時
間のため、触媒6の温度は充分に高く、燃料ガスが供給
されると再び触媒反応を開始する。この作用を繰り返す
ことで、触媒燃焼部4の温度を一定に保つことができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、着火時に必要な電力を供給する電源部として一般
的に電池が用いられているが、周囲温度が低く電池の電
圧が低下した場合や、電池容量の末期などで電池の容量
が低下すると、電熱線5の赤熱量が小さくなって燃料ガ
スに着火するだけのエネルギーを発生できなくなる。そ
の結果、使用者は電源部と電熱線5を接続するスイッチ
(図示せず)を長時間押し続けなければならなかった。
【0010】また逆に、新しい電池を使用した場合は電
池電圧は高くなるので、電熱線5に電流が流れすぎて余
分に赤熱し、電熱線5が断線する場合があったり、ある
いは余計な電力を消費するので電源部の寿命が短くな
り、機器を長時間使用することができなかった。
【0011】一方、電源部として電池を用い、電池が使
用されることにより電圧が低下した場合でも、電熱線5
をほぼ同じ状態に赤熱させる手段として、電池と電熱線
5との間に、電池の電圧に関係なく電熱線5にほぼ一定
の電圧を印加する定電圧装置を設けることが考えられ
る。このものでは、定電圧装置のために構成が複雑にな
る上、電池が新しく電圧が高いときには、定電圧装置で
の損失が大きくなり、その結果、電池の寿命を長くでき
ないという問題を有していた。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、電源部の電圧が変動しても着火部を所定の消費電力
で動作させ、電源部の寿命を長くして機器の使用時間を
長くすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、燃焼部への燃料ガスの供給を燃料調節部に
より制御し、燃料調節部からの出力燃料ガスに着火部に
より着火し、燃料ガスと空気を燃焼部で酸化反応させて
熱を発生させるよう構成し、着火部に電源部より電源を
供給し、燃料調節部と着火部を制御部により制御し、制
御部は、着火部をオン、オフし所定の消費電力で動作す
るように制御するものである。
【0014】これにより、電源部の電圧が変動しても、
着火部をほぼ一定の所定の消費電力で動作させることが
でき、電源部の寿命を長くして機器の使用時間を長くす
ることでがきる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃
焼部と、この燃焼部への燃料ガスの供給を制御する燃料
調節部と、この燃料調節部からの出力燃料ガスに着火す
る着火部と、前記燃料調節部と前記着火部を制御する制
御部と、前記着火部に電源を供給する電源部と、この電
源部の電圧を検知する電圧検知部を備え、制御部は、着
火部をオン、オフし所定の消費電力で動作するように制
御するものであり、電源部に電池などを用い、電源部の
電圧が高いときは着火部は余分な電力を消費せず、電源
部の電圧が低くなっても、着火部をほぼ一定の所定の消
費電力で動作させることができ、結果として電源部の寿
命を長くして機器の使用時間を長くすることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御部は、電源部の電圧の値によ
り着火部のオン時間を変更するよう構成したものであ
り、電源部の電圧が低下すると、着火部のオン時間を長
くすることで、電源部の電圧が変動しても、着火部をほ
ぼ一定の所定の消費電力で動作させることができ、着火
部は余分な電力を消費せず、電源部の寿命を長くして機
器の使用時間を長くすることができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御部は、電源部の電圧
の値により着火部のオフ時間を変更するよう構成したも
のであり、電源部の電圧が低下すると、着火部のオフ時
間を短くすることで、電源の電圧が変動しても着火部を
所定の消費電力で動作させることができ、着火部は余分
な電力を消費せず、電源部の寿命を長くして機器の使用
時間を長くすることができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1か
ら3のいずれか1項に記載の発明において、着火部を電
熱線で構成したものであり、着火部に簡単な構成で安価
な電熱線を使用しても、着火部は余分に赤熱しないので
電熱線の断線を防止することができ、電熱線の信頼性を
高めることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、燃料ガスと空気
を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部
への燃料ガスの供給を制御する燃料調節部と、この燃料
調節部からの出力燃料ガスに着火する電熱線と、この電
熱線に所定の電流を供給する定電流部と、前記燃料調節
部と前記電熱線を制御する制御部と、前記電熱線に電源
を供給する電源部を備え、制御部は、定電流部により所
定の電流で電熱線を動作させるよう構成したものであ
り、電熱線を所定の電流で動作させることで、電源部に
電池などを用い、電池が新しく電圧が高いときでも、電
熱線は余分な電力を消費しないので、電源部の寿命を長
くして機器の使用時間を長くすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0021】(実施例1)図1は、本実施例の主要な構
成を示すブロック回路図、図2は、触媒燃焼装置を衣類
等に装着し、触媒燃焼により発生する熱を利用したもの
である。
【0022】図1および図2に示すように、加熱ユニッ
ト16は、燃料ユニット17より送られてくる燃料ガス
と空気の混合ガスを酸化反応させて熱を発生させる燃焼
部18と、この燃焼部18の温度を検知する温度検知部
19と、燃料ユニット17からの燃料ガスに着火する着
火部20とで構成している。燃料ユニット17は、燃料
ガスを貯える燃料タンク21と、燃焼部18への燃料ガ
スの供給を制御する燃料調節部22とで構成している。
【0023】燃焼部18は、燃焼用触媒(図示せず)を
用い、燃料タンク21より送られてくる燃料ガスと空気
の混合ガスを酸化反応させて熱を発生させる。着火部2
0は電熱線で構成し、この電熱線に電流を流して赤熱さ
せ、燃料ガスに着火させる。燃料調節部22は電磁弁等
で構成し、燃料タンク21からの燃料ガスを燃焼部18
へ供給したり、あるいは遮断するものである。着火部2
0は燃料ガスに着火させて火炎が発生すると動作は不要
となる。発生した火炎は燃焼用触媒を加熱し、その後は
触媒燃焼に移行する。触媒燃焼に移行すると、着火部2
0に流入するガスは排気ガスとなり、火炎は消える。
【0024】電源ユニット23は、温度検知部19の出
力信号を入力し、着火部20と燃料調節部22を制御す
る制御部24と、電源部25と、電源部25の電圧を検
知してその結果を制御部24に出力する電圧検知部26
とで構成している。電源部25は、電池を用いて構成
し、制御部24、着火部20、燃料調節部22、温度検
知部19を動作させている。
【0025】制御部24は温度検知部19の出力を入力
して燃料調節部22を制御することで、燃焼部18を所
定の温度で温度制御する。また、制御部24は、着火部
20をオン、オフし、電圧検知部26により検知した電
源部25の電圧の値により着火部20のオン時間を変更
し、着火部20をほぼ一定の所定の消費電力で動作する
よう制御するようにしている。
【0026】加熱シート27は、加熱ユニット16に取
り付け、加熱ユニット16によって加熱されて被加熱物
を加熱するもので、熱伝導のよい金属箔や金属メッシ
ュ、熱伝導繊維などの熱伝導性材料によって構成してい
る。加熱ユニット16には、空気を取り入れる吸気パイ
プ28と排気ガスを放出する排気パイプ29とを連結
し、吸排気部30を通して吸排気するように構成してい
る。
【0027】上記構成において動作を説明すると、機器
の動作開始時において、制御部24は、燃料調節部22
をオンにして燃料ガスを燃焼部18へ供給し、着火部2
0を所定時間動作させる。この時、制御部24は電圧検
知部26の出力を入力して電源部25の電圧の値によっ
て着火部20のオン時間を変える。
【0028】図3(a)〜(c)は、それぞれ電源部2
5を構成する電池が新しく電圧が高い場合、電源部25
を構成する電池の電圧が低下した場合、電源部25を構
成する電池が容量末期に近づいて電圧がさらに低下した
場合の着火部20の動作タイムチャートを示しており、
電池容量が末期に近づくほど着火部20のオン時間aを
長くする。
【0029】こうすることにより、電源部25の電圧が
変動しても、着火部20をほぼ一定の所定の消費電力で
動作させることができ、電源部25の電圧が低下しても
着火部20を動作させることができるため、結果として
電源部25の寿命を長くして機器の使用時間を長くする
ことでがきる。
【0030】なお、本実施例では、電源部22の電圧の
値により着火部19のオン時間aを変更して、着火部1
9をほぼ一定の所定の消費電力で動作するように制御し
ているが、図4(a)〜(c)に示すように、電源部2
2の電圧の値によって着火部19のオフ時間bを変えて
も同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0031】(実施例2)次に、本発明の実施例2を図
5を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0032】図5に示すように、スイッチ部31は、制
御部32によって制御され、このスイッチ部31に直列
に定電流部33と着火部20を構成する電熱線34とを
接続し、定電流部33により所定の電流で電熱線34を
動作させるよう構成している。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0033】上記構成において動作を説明すると、機器
の動作開始時において、制御部32は、燃料調節部(図
示せず)をオンにして燃料ガスを燃焼部(図示せず)へ
供給する。そして、スイッチ部31をオンにして定電流
部33と電源部25接続して、定電流部33による所定
の電流で電熱線34を動作させる。
【0034】このように、電熱線34を所定の電流で動
作させることで、電源部25を構成する電池が新しく、
電圧が高いときでも、電熱線34は余分な電力を消費し
ないので、電源部25の寿命を長くして機器の使用時間
を長くすることができる。
【0035】図6は、定電流部33の一実施例を示すも
ので、DC/DCコンバータなどで構成し電源部25の
電圧を所定の定電圧に昇圧する定電圧部35と、この定
電圧部35により昇圧された定電圧を分圧する抵抗R
1、R2と、パワートランジスタ36およびトランジス
タ37を備えている。トランジスタ38はスイッチ部3
1を構成するものである。
【0036】上記構成において動作を説明すると、制御
部32は、電熱線34を動作させる場合、ポートP1を
「ロー」にしてトランジスタ38をオンにする。トラン
ジスタ38がオンになることにより、定電圧部35によ
り昇圧された電圧V1は抵抗R1、R2により分圧され
る。この抵抗R1、R2により分圧された電圧V2は、 V2={R1/(R1+R2)}×V1 で表される。同様に、トランジスタ37のエミッタの電
圧V3は、 V3=V2+(トランジスタ37のベース、エミッタ間
の電圧) で表され、パワートランジスタ36のエミッタの電圧V
4は、 V4=V3−(パワートランジスタ36のエミッタ、ベ
ース間の電圧) で表すことができる。
【0037】これにより、電源部25の電圧が変動して
も、定電圧部35により所定の電圧V1が出力されてい
る間は、電熱線34には所定の電流(V4/電熱線34
の抵抗値)が流れるので、所定の電流で電熱線34を動
作させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発
生させる燃焼部と、この燃焼部への燃料ガスの供給を制
御する燃料調節部と、この燃料調節部からの出力燃料ガ
スに着火する着火部と、前記燃料調節部と前記着火部を
制御する制御部と、前記着火部に電源を供給する電源部
と、この電源部の電圧を検知する電圧検知部を備え、制
御部は、着火部をオン、オフし所定の消費電力で動作す
るように制御するから、電源部に電池などを用い、電源
部の電圧が高いときは着火部は余分な電力を消費せず、
電源部の電圧が低くなっても、着火部をほぼ一定の所定
の消費電力で動作させることができ、結果として電源部
の寿命を長くして機器の使用時間を長くすることができ
る。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御部は、電源部の電圧の値により着火部のオン時間を変
更するよう構成したから、電源部の電圧が低下すると、
着火部のオン時間を長くすることで、電源部の電圧が変
動しても、着火部をほぼ一定の所定の消費電力で動作さ
せることができ、着火部は余分な電力を消費せず、電源
部の寿命を長くして機器の使用時間を長くすることがで
きる。
【0040】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御部は、電源部の電圧の値により着火部のオフ時間を変
更するよう構成したから、電源部の電圧が低下すると、
着火部のオフ時間を短くすることで、電源の電圧が変動
しても着火部を所定の消費電力で動作させることがで
き、着火部は余分な電力を消費せず、電源部の寿命を長
くして機器の使用時間を長くすることができる。
【0041】また、請求項4に記載の発明によれば、着
火部を電熱線で構成したから、着火部に簡単な構成で安
価な電熱線を使用しても、着火部は余分に赤熱しないの
で電熱線の断線を防止することができ、電熱線の信頼性
を高めることができる。
【0042】また、請求項5に記載の発明によれば、燃
料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部
と、この燃焼部への燃料ガスの供給を制御する燃料調節
部と、この燃料調節部からの出力燃料ガスに着火する電
熱線と、この電熱線に所定の電流を供給する定電流部
と、前記燃料調節部と前記電熱線を制御する制御部と、
前記電熱線に電源を供給する電源部を備え、制御部は、
定電流部により所定の電流で電熱線を動作させるよう構
成したから、電熱線を所定の電流で動作させることで、
電源部に電池などを用い、電池が新しく電圧が高いとき
でも、電熱線は余分な電力を消費しないので、電源部の
寿命を長くして機器の使用時間を長くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の触媒燃焼装置のブロッ
ク回路図
【図2】同触媒燃焼装置の斜視図
【図3】(a)同触媒燃焼装置の電源部の電圧が高い時
の着火部の動作タイムチャート (b)同触媒燃焼装置の電源部の電圧が低くなった時の
着火部の動作タイムチャート (c)同触媒燃焼装置の電源部の電圧がさらに低くなっ
た時の着火部の動作タイムチャート
【図4】(a)同触媒燃焼装置の電源部の電圧が高い時
の着火部の他の例の動作タイムチャート (b)同触媒燃焼装置の電源部の電圧が低くなった時の
着火部の動作タイムチャート (c)同触媒燃焼装置の電源部の電圧がさらに低くなっ
た時の着火部の動作タイムチャート
【図5】本発明の第2の実施例の触媒燃焼装置の要部ブ
ロック回路図
【図6】同触媒燃焼装置の要部回路図
【図7】従来の触媒燃焼装置の断面図
【図8】同触媒燃焼装置の要部断面図
【符号の説明】
18 燃焼部 20 着火部 22 燃料調節部 24 制御部 25 電源部 26 電圧検知部
フロントページの続き (72)発明者 江口 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発
    生させる燃焼部と、この燃焼部への燃料ガスの供給を制
    御する燃料調節部と、この燃料調節部からの出力燃料ガ
    スに着火する着火部と、前記燃料調節部と前記着火部を
    制御する制御部と、前記着火部に電源を供給する電源部
    と、この電源部の電圧を検知する電圧検知部を備え、制
    御部は、着火部をオン、オフし所定の消費電力で動作す
    るように制御する触媒燃焼装置。
  2. 【請求項2】 制御部は、電源部の電圧の値により着火
    部のオン時間を変更するよう構成した請求項1記載の触
    媒燃焼装置。
  3. 【請求項3】 制御部は、電源部の電圧の値により着火
    部のオフ時間を変更するよう構成した請求項1または2
    に記載の触媒燃焼装置。
  4. 【請求項4】 着火部を電熱線で構成した請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の触媒燃焼装置。
  5. 【請求項5】 燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発
    生させる燃焼部と、この燃焼部への燃料ガスの供給を制
    御する燃料調節部と、この燃料調節部からの出力燃料ガ
    スに着火する電熱線と、この電熱線に所定の電流を供給
    する定電流部と、前記燃料調節部と前記電熱線を制御す
    る制御部と、前記電熱線に電源を供給する電源部を備
    え、制御部は、定電流部により所定の電流で電熱線を動
    作させるよう構成した触媒燃焼装置。
JP9344889A 1997-12-15 1997-12-15 触媒燃焼装置 Pending JPH11173549A (ja)

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