JPH1117340A - ブラインドスルーホールの形成方法 - Google Patents
ブラインドスルーホールの形成方法Info
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- JPH1117340A JPH1117340A JP17227097A JP17227097A JPH1117340A JP H1117340 A JPH1117340 A JP H1117340A JP 17227097 A JP17227097 A JP 17227097A JP 17227097 A JP17227097 A JP 17227097A JP H1117340 A JPH1117340 A JP H1117340A
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的接続状態が良好で、かつ物理的強度が
高く、長期間の使用にも耐えられる信頼性の高いブライ
ンドスルーホールを形成する。 【解決手段】 外層銅箔13に設けられた穴13aの径
よりも小さな穴径の穴を有するメタルマスク20を外層
銅箔13上面に付設し、このメタルマスク20の穴を通
してレーザ光15をエポキシフィルム12に照射するこ
とで、エポキシフィルム12内に外層銅箔13とエポキ
シフィルム12内に設けられた内層回路10とを電気的
接続するためのブラインドスルーホールを形成する。
高く、長期間の使用にも耐えられる信頼性の高いブライ
ンドスルーホールを形成する。 【解決手段】 外層銅箔13に設けられた穴13aの径
よりも小さな穴径の穴を有するメタルマスク20を外層
銅箔13上面に付設し、このメタルマスク20の穴を通
してレーザ光15をエポキシフィルム12に照射するこ
とで、エポキシフィルム12内に外層銅箔13とエポキ
シフィルム12内に設けられた内層回路10とを電気的
接続するためのブラインドスルーホールを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビルドアップ法に
よる多層プリント基板の製造方法に用いられるブライン
ドスルーホールの形成方法に関し、特に、レーザ光を利
用して必要とする層間のみを電気的に接続するブライン
ドスルーホールの形成方法に関するものである。
よる多層プリント基板の製造方法に用いられるブライン
ドスルーホールの形成方法に関し、特に、レーザ光を利
用して必要とする層間のみを電気的に接続するブライン
ドスルーホールの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のレーザ光を利用したブライ
ンドスルーホールの形成方法を示す工程図である。従来
のブラインドスルーホールの形成方法は、まずステップ
(1)において、上面に内層回路(内層銅箔)10が形
成されたガラスエポキシ材11上に、片面銅張り付きの
エポキシフィルム12を真空熱圧着プレスにより接着す
る。この片面銅張り付きのエポキシフィルム12は半硬
化状態であり、その片面に外層銅箔13が付着されてな
る。このとき、内層回路10はエポキシフィルム内に設
けられる内層回路を構成し、また外層銅箔13は外層回
路を構成する。
ンドスルーホールの形成方法を示す工程図である。従来
のブラインドスルーホールの形成方法は、まずステップ
(1)において、上面に内層回路(内層銅箔)10が形
成されたガラスエポキシ材11上に、片面銅張り付きの
エポキシフィルム12を真空熱圧着プレスにより接着す
る。この片面銅張り付きのエポキシフィルム12は半硬
化状態であり、その片面に外層銅箔13が付着されてな
る。このとき、内層回路10はエポキシフィルム内に設
けられる内層回路を構成し、また外層銅箔13は外層回
路を構成する。
【0003】次に、ステップ(2)において、外層回路
と内層回路間を接続するブラインドスルーホールを形成
するため、外層銅箔13の表面にフォトリソグラフィに
よりエッチングレジスト14を設けるとともに、ステッ
プ(3)に示すように、エッチングにより外層銅箔13
に所望の径を有する穴13aを明けてエッチングレジス
ト14を取り除く。
と内層回路間を接続するブラインドスルーホールを形成
するため、外層銅箔13の表面にフォトリソグラフィに
よりエッチングレジスト14を設けるとともに、ステッ
プ(3)に示すように、エッチングにより外層銅箔13
に所望の径を有する穴13aを明けてエッチングレジス
ト14を取り除く。
【0004】ステップ(4)では、ステップ(3)によ
り形成された外層銅箔13の穴13aにレーザ光15を
照射して、ステップ(5)に示されるように露出されて
いるエポキシフィルム12に穴12a(次ステップ参
照)を明ける。このとき、レーザ光15は外層銅箔13
で反射され、エポキシフィルムのみ加工することができ
るという特性を有するので、レーザ光には、その照射径
が外層銅箔13に形成された穴13aの径よりも大きい
ものが使用されている。
り形成された外層銅箔13の穴13aにレーザ光15を
照射して、ステップ(5)に示されるように露出されて
いるエポキシフィルム12に穴12a(次ステップ参
照)を明ける。このとき、レーザ光15は外層銅箔13
で反射され、エポキシフィルムのみ加工することができ
るという特性を有するので、レーザ光には、その照射径
が外層銅箔13に形成された穴13aの径よりも大きい
ものが使用されている。
【0005】こうして、ブラインドスルーホールとし
て、エポキシフィルム12に穴12aが明けられると、
この穴12aに化学銅メッキと電気銅メッキを行い、内
層回路10と外層銅箔(外層回路)13とを電気的に接
続することにより、多層間の電気的接続が行われる。
て、エポキシフィルム12に穴12aが明けられると、
この穴12aに化学銅メッキと電気銅メッキを行い、内
層回路10と外層銅箔(外層回路)13とを電気的に接
続することにより、多層間の電気的接続が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブラインドスルーホールの形成方法では、レーザ光の照
射径を外層銅箔13に設けられた穴より大きくし、この
穴全体に露出したエポキシフイルムをレーザ光で照射す
るようにしているため、ステップ(5)において示され
るように、内層銅箔が用いられる内層回路10面でレー
ザ光が反射されると、この反射レーザ光15aがさらに
エポキシフィルム12の穴壁を削る結果、ステップ
(6)に示されるようにブラインドスルーホールの穴形
状は外層銅箔13の穴内周縁が穴12aの径内方向に突
出した形状となる。この状態で銅メッキを行うと、メッ
キ液が滑らかに穴内へ浸入することができず、浸入状態
が悪くなる。このため、均一で必要とする一定の厚さを
有する銅メッキ16を拆出することができず、その結
果、電気的接続が不十分となったり、または長期間の使
用に耐えられない信頼性の低いブラインドスルーホール
が形成されるという問題点がある。
ブラインドスルーホールの形成方法では、レーザ光の照
射径を外層銅箔13に設けられた穴より大きくし、この
穴全体に露出したエポキシフイルムをレーザ光で照射す
るようにしているため、ステップ(5)において示され
るように、内層銅箔が用いられる内層回路10面でレー
ザ光が反射されると、この反射レーザ光15aがさらに
エポキシフィルム12の穴壁を削る結果、ステップ
(6)に示されるようにブラインドスルーホールの穴形
状は外層銅箔13の穴内周縁が穴12aの径内方向に突
出した形状となる。この状態で銅メッキを行うと、メッ
キ液が滑らかに穴内へ浸入することができず、浸入状態
が悪くなる。このため、均一で必要とする一定の厚さを
有する銅メッキ16を拆出することができず、その結
果、電気的接続が不十分となったり、または長期間の使
用に耐えられない信頼性の低いブラインドスルーホール
が形成されるという問題点がある。
【0007】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたもので、均一で必要とする一定の厚
さを有する銅メッキを拆出することができ、もって、電
気的接続状態が良好で、かつ物理的強度が高く、長期間
の使用にも耐えられる信頼性の高いブラインドスルーホ
ールを形成することを目的としている。
するためになされたもので、均一で必要とする一定の厚
さを有する銅メッキを拆出することができ、もって、電
気的接続状態が良好で、かつ物理的強度が高く、長期間
の使用にも耐えられる信頼性の高いブラインドスルーホ
ールを形成することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、外層銅箔1
3に設けられた穴13aを通してエポキシフィルム12
にレーザ光15を照射し、前記外層銅箔13と前記エポ
キシフィルム12内に設けられた内層銅箔(内層回路)
10との間にブラインドスルーホールを形成するように
したブラインドスルーホールの形成方法において、前記
外層銅箔13に設けられた穴13aの径よりも小さな穴
径の穴20aを有するメタルマスク20を前記外層銅箔
13上面に付設し、前記メタルマスク20の穴20aを
通して前記レーザ光15を前記エポキシフィルム12に
照射するようにしたものである。
3に設けられた穴13aを通してエポキシフィルム12
にレーザ光15を照射し、前記外層銅箔13と前記エポ
キシフィルム12内に設けられた内層銅箔(内層回路)
10との間にブラインドスルーホールを形成するように
したブラインドスルーホールの形成方法において、前記
外層銅箔13に設けられた穴13aの径よりも小さな穴
径の穴20aを有するメタルマスク20を前記外層銅箔
13上面に付設し、前記メタルマスク20の穴20aを
通して前記レーザ光15を前記エポキシフィルム12に
照射するようにしたものである。
【0009】このような構成によれば、エポキシフィル
ム12に照射されるレーザ光15の径は外層銅箔13に
設けられた穴13aの径よりも小さくなるため、エポキ
シフィルム12内の内層銅箔(内層回路)10で反射さ
れたレーザ光15aがエポキシフィルム12の穴壁を削
っても、その最大径を外層銅箔13に設けられた穴径よ
り小さくすることができ、従って、外層銅箔13の穴1
3aの内周縁がエポキシフィルム12に設けられた穴1
2bの径内方向に突出することがなく、エポキシフィル
ム12の形成穴12bへのメッキ液の浸入が滑らかとな
る。
ム12に照射されるレーザ光15の径は外層銅箔13に
設けられた穴13aの径よりも小さくなるため、エポキ
シフィルム12内の内層銅箔(内層回路)10で反射さ
れたレーザ光15aがエポキシフィルム12の穴壁を削
っても、その最大径を外層銅箔13に設けられた穴径よ
り小さくすることができ、従って、外層銅箔13の穴1
3aの内周縁がエポキシフィルム12に設けられた穴1
2bの径内方向に突出することがなく、エポキシフィル
ム12の形成穴12bへのメッキ液の浸入が滑らかとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図1に従
って説明する。図1は、実施の形態に係るブラインドス
ルーホールの形成方法を示す工程図である。まずステッ
プ(1)において、上面に内層回路10が形成されたガ
ラスエポキシ材11上に、片面銅張り付きのエポキシフ
ィルム12を真空熱圧着プレスにより接着する。この片
面銅張り付きのエポキシフィルム12は半硬化状態であ
り、その片面に外層銅箔13が付着されてなる。このと
き、内層回路10はエポキシフィルム内に設けられる内
層回路を構成する。また外層銅箔13は外層回路を構成
する。
って説明する。図1は、実施の形態に係るブラインドス
ルーホールの形成方法を示す工程図である。まずステッ
プ(1)において、上面に内層回路10が形成されたガ
ラスエポキシ材11上に、片面銅張り付きのエポキシフ
ィルム12を真空熱圧着プレスにより接着する。この片
面銅張り付きのエポキシフィルム12は半硬化状態であ
り、その片面に外層銅箔13が付着されてなる。このと
き、内層回路10はエポキシフィルム内に設けられる内
層回路を構成する。また外層銅箔13は外層回路を構成
する。
【0011】次に、ステップ(2)において、外層回路
と内層回路間を接続するブラインドスルーホールを形成
するため、外層銅箔13の表面にフォトリソグラフィに
よりエッチングレジスト14を設けるとともに、ステッ
プ(3)に示すように、エッチングにより外層銅箔13
に所望の径を有する穴13aを明けてエッチングレジス
ト14を取り除く。
と内層回路間を接続するブラインドスルーホールを形成
するため、外層銅箔13の表面にフォトリソグラフィに
よりエッチングレジスト14を設けるとともに、ステッ
プ(3)に示すように、エッチングにより外層銅箔13
に所望の径を有する穴13aを明けてエッチングレジス
ト14を取り除く。
【0012】ステップ(4)では、エッチングにより穴
明けした外層銅箔13の穴13aの穴径よりも小さい穴
径をもつ穴20aを有するメタルマスク20を基板(外
層銅箔13)上に位置合わせして被せる。そして、ステ
ップ(5)において、メタルマスク20の穴径よりも大
きな照射径を有するレーザ光15をメタルマスク20の
穴20aの上から照射する。なお、メタルマスク20は
銅,ステンレス等の金属材料を用いることができる。ま
た、この場合メタルマスクの穴20aの径と外層銅箔1
3の穴13aの径の比は3:4程度を用いることが好ま
しい。
明けした外層銅箔13の穴13aの穴径よりも小さい穴
径をもつ穴20aを有するメタルマスク20を基板(外
層銅箔13)上に位置合わせして被せる。そして、ステ
ップ(5)において、メタルマスク20の穴径よりも大
きな照射径を有するレーザ光15をメタルマスク20の
穴20aの上から照射する。なお、メタルマスク20は
銅,ステンレス等の金属材料を用いることができる。ま
た、この場合メタルマスクの穴20aの径と外層銅箔1
3の穴13aの径の比は3:4程度を用いることが好ま
しい。
【0013】レーザ光15の内、メタルマスク20の穴
20a周辺に照射されたレーザ光15はメタルマスク2
0表面で反射されるため、エポキシフィルム12にはメ
タルマスク20の穴20aと同じ径の穴が明けられる
が、ステップ(6)に示されるように、内層回路(内層
銅箔)10で反射されたレーザ光15の反射光15aが
さらにエポキシフィルム12の穴壁を削るため、エポキ
シフィルム12には、ステップ(7)に示されるよう
に、内層回路10側の径がメタルマスク20の穴20a
の穴径と略同じで、外層銅箔13側がその穴径よりも大
きい、すりばち状の穴12bが形成される。
20a周辺に照射されたレーザ光15はメタルマスク2
0表面で反射されるため、エポキシフィルム12にはメ
タルマスク20の穴20aと同じ径の穴が明けられる
が、ステップ(6)に示されるように、内層回路(内層
銅箔)10で反射されたレーザ光15の反射光15aが
さらにエポキシフィルム12の穴壁を削るため、エポキ
シフィルム12には、ステップ(7)に示されるよう
に、内層回路10側の径がメタルマスク20の穴20a
の穴径と略同じで、外層銅箔13側がその穴径よりも大
きい、すりばち状の穴12bが形成される。
【0014】しかし、このときレーザ光15を通すメタ
ルマスク20の穴20aの外径は、外層銅箔13の穴1
3aの外径よりも小さいため、内層回路10による反射
レーザ光15aにより形成されるすりばち状の穴12b
の最大外径は外層銅箔13の穴13aの外径よりも小さ
くなり、従って、外層銅箔13の穴13aの内周縁がエ
ポキシフィルム12に設けられたすりばち状の穴12b
の径内方向に突出することはない。
ルマスク20の穴20aの外径は、外層銅箔13の穴1
3aの外径よりも小さいため、内層回路10による反射
レーザ光15aにより形成されるすりばち状の穴12b
の最大外径は外層銅箔13の穴13aの外径よりも小さ
くなり、従って、外層銅箔13の穴13aの内周縁がエ
ポキシフィルム12に設けられたすりばち状の穴12b
の径内方向に突出することはない。
【0015】従って、この状態で化学銅と電気銅の銅メ
ッキを行うと、メッキ液が穴12b内に滑らかに浸入し
て、穴の回りへのつきまわりがよくなるため、均一で必
要とする一定の厚さの銅メッキが拆出され、電気的接続
や長期間の使用において信頼性の高いスルーホールが形
成される。
ッキを行うと、メッキ液が穴12b内に滑らかに浸入し
て、穴の回りへのつきまわりがよくなるため、均一で必
要とする一定の厚さの銅メッキが拆出され、電気的接続
や長期間の使用において信頼性の高いスルーホールが形
成される。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明は、外
層銅箔に設けられた穴を通してエポキシフィルムにレー
ザ光を照射し、前記外層銅箔と前記エポキシフィルム内
に設けられた内層銅箔との間にブラインドスルーホール
を形成するようにしたブラインドスルーホールの形成方
法において、外層銅箔に設けられた穴の径よりも小さな
穴径の穴を有するメタルマスクを外層銅箔上面に付設
し、このメタルマスクの穴を通してレーザ光をエポキシ
フィルムに照射するようにしたため、エポキシフィルム
に照射されるレーザ光の径は外層銅箔に設けられた穴径
よりも小さくなり、エポキシフィルム内の内層銅箔で反
射されたレーザ光がエポキシフィルムの穴壁を削って
も、その最大径を外層銅箔に設けられた穴径より小さく
することができ、従って、外層銅箔の穴の内周縁がエポ
キシフィルムに設けられた穴の径内方向に突出すること
がなく、エポキシフィルムの形成穴へのメッキ液の浸入
が滑らかとなり、均一で必要とする一定の厚さを有する
銅メッキを拆出することができ、もって、電気的接続状
態が良好で、かつ物理的強度が高く、長期間の使用にも
耐えられる信頼性の高いブラインドスルーホールを形成
することができるという効果を奏する。
層銅箔に設けられた穴を通してエポキシフィルムにレー
ザ光を照射し、前記外層銅箔と前記エポキシフィルム内
に設けられた内層銅箔との間にブラインドスルーホール
を形成するようにしたブラインドスルーホールの形成方
法において、外層銅箔に設けられた穴の径よりも小さな
穴径の穴を有するメタルマスクを外層銅箔上面に付設
し、このメタルマスクの穴を通してレーザ光をエポキシ
フィルムに照射するようにしたため、エポキシフィルム
に照射されるレーザ光の径は外層銅箔に設けられた穴径
よりも小さくなり、エポキシフィルム内の内層銅箔で反
射されたレーザ光がエポキシフィルムの穴壁を削って
も、その最大径を外層銅箔に設けられた穴径より小さく
することができ、従って、外層銅箔の穴の内周縁がエポ
キシフィルムに設けられた穴の径内方向に突出すること
がなく、エポキシフィルムの形成穴へのメッキ液の浸入
が滑らかとなり、均一で必要とする一定の厚さを有する
銅メッキを拆出することができ、もって、電気的接続状
態が良好で、かつ物理的強度が高く、長期間の使用にも
耐えられる信頼性の高いブラインドスルーホールを形成
することができるという効果を奏する。
【図1】実施の形態に係るブラインドスルーホールの形
成方法を示す工程図である。
成方法を示す工程図である。
【図2】従来のブラインドスルーホールの形成方法を示
す工程図である。
す工程図である。
10 内層回路(内層銅箔) 11 ガラスエポキシ材 12 エポキシフィルム 12b エポキシフィルムの穴 13 外層銅箔 13a 外層銅箔の穴 14 エッチングレジスト 15 レーザ光
Claims (1)
- 【請求項1】 外層銅箔に設けられた穴を通してエポキ
シフィルムにレーザ光を照射し、前記外層銅箔と前記エ
ポキシフィルム内に設けられた内層銅箔との間にブライ
ンドスルーホールを形成するようにしたブラインドスル
ーホールの形成方法において、 前記外層銅箔に設けられた穴の径よりも小さな穴径の穴
を有するメタルマスクを前記外層銅箔上面に付設し、前
記メタルマスクの穴を通して前記レーザ光を前記エポキ
シフィルムに照射するようにしたことを特徴とするブラ
インドスルーホールの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17227097A JPH1117340A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ブラインドスルーホールの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17227097A JPH1117340A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ブラインドスルーホールの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117340A true JPH1117340A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15938801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17227097A Withdrawn JPH1117340A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ブラインドスルーホールの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1117340A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003168860A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Cmk Corp | プリント配線板及びその製造方法 |
WO2004112449A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Tdk Corporation | 電子部品の製造方法および電子部品 |
JP2011100957A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Via Technologies Inc | 回路基板及びその製造方法 |
WO2011140692A1 (zh) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | 珠海市荣盈电子科技有限公司 | 制作高导热性电路板的方法及高导热性电路板 |
JP2013074149A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Hitachi Chemical Co Ltd | 配線基板及びその製造方法 |
WO2013097651A1 (zh) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 厦门市三安光电科技有限公司 | 交流式垂直发光元件及其制作方法 |
WO2024190330A1 (ja) * | 2023-03-10 | 2024-09-19 | 住友電気工業株式会社 | 回路基板 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17227097A patent/JPH1117340A/ja not_active Withdrawn
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