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JPH11149791A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH11149791A
JPH11149791A JP31325897A JP31325897A JPH11149791A JP H11149791 A JPH11149791 A JP H11149791A JP 31325897 A JP31325897 A JP 31325897A JP 31325897 A JP31325897 A JP 31325897A JP H11149791 A JPH11149791 A JP H11149791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
circuit
memory cell
drain
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31325897A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Kurata
勝一 倉田
Rie Ariga
理恵 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31325897A priority Critical patent/JPH11149791A/ja
Publication of JPH11149791A publication Critical patent/JPH11149791A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的にデータの書込みが可能な不揮発性半
導体記憶装置において、各メモリセルのしきい値電圧
(Vt)のばらつきを抑え、書込み時間の短縮化を図
る。 【解決手段】 書込み回路6を、ソースがYゲートMY
1〜MY3のドレインに接続され、ドレインが抵抗RL
を介して電源11に接続されたNchトランジスタMN
と、NchトランジスタMNのドレイン電圧VLを入力
し、このドレイン電圧VLが予め設定した書込み終了判
定レベルに達したときに書込み終了信号を出力するレベ
ルシフタ回路7と、書込み制御信号とレベルシフタ回路
7の書込み終了信号とを入力し、書込み制御信号に応答
してNchトランジスタMNをオンして書込み動作を開
始させ、レベルシフタ回路の書込み終了信号7に応答し
てNchトランジスタMNをオフし書込み動作を終了さ
せる書込み動作切り換え回路8とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EPROM,EE
PROM,フラッシュEEPROM等の電気的にデータ
書込みが可能な不揮発性半導体記憶装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、不揮発性半導体記憶装置として
は、プログラムのデバッグ用や、磁気ディスクの置き換
え用途に対する要望が強まり、データの書換が可能なE
PROM、EEPROM、フラッシュEEPROMに対
する要望が高まっている。以下に従来の不揮発性半導体
記憶装置としてフラッシュEEPROMを例に説明す
る。
【0003】図11は一般的なフラッシュEEPROM
の構成を示す回路図である。図11において、1はメモ
リセルアレーの行を選択するXデコーダ、2はメモリセ
ルアレーの列を選択するYデコーダ、3はソース制御回
路、4はセンスアンプ回路、5は書込み回路、M(i,
j)(i=1〜3,j=1〜3)はメモリセル、MYj
(j=1〜3)はYゲート、WLi(i=1〜3)はワ
ード線、BLj(j=1〜3)はビット線、YGi(i
=1〜3)はデコード信号線である。
【0004】メモリセルM(i,j)はフローティング
ゲートを有する二重ゲート構造のトランジスタで形成さ
れ、3行3列のマトリックス状にアレー配置されてい
る。各メモリセルM(i,j)のコントロールゲートは
Xデコーダ1の出力線であるワード線WLiに接続さ
れ、各メモリセルM(i,j)のドレインは、ビット線
BLjに各々接続されている。各メモリセルM(i,
j)のソースは、共通に接続されてソース制御回路3に
接続されている。各ビット線BLjは各々YゲートMY
jのソースに接続され、各YゲートMYjのゲートは、
Yデコーダ2の出力線であるデコード信号線YGiに接
続され、各YゲートMYjのドレインは、共通に接続さ
れてセンスアンプ回路4および書込み回路5に接続され
ている。
【0005】フラッシュEEPROMのROMデータ
は、その“1”、“0”に応じて、各メモリセルM
(i,j)のしきい値電圧(以下「Vt」という)を、
例えばROMデータが“1”の場合には0V<Vt<1
V、ROMデータが“0”の場合にはVt>電源電圧の
ように設定され、ワード線WLiに“H”レベル(電源
電圧)入力時に、ROMデータが“1”の場合はメモリ
セルM(i,j)はオンし、またROMデータが“0”
の場合はメモリセルM(i,j)はオフ状態のままとな
る。
【0006】フラッシュEEPROMにおいて、メモリ
セルのデータ書込みおよび消去動作を図12を用いて説
明する。図12はメモリセルのVtを表わすものであ
り、横軸はゲート電圧、縦軸はメモリセルのドレイン電
流を表わす。メモリセルにデータを書き込む際は、例え
ばソースをグランドレベルにしておき、コントロールゲ
ート、ドレインに電圧をかけるとフローティングゲート
にエレクトロンのアバランシェ現象が生じてフローティ
ングゲートに電荷がたまり、メモリセルのVtが高くな
ってソース、ドレイン間を遮断状態にすることができる
(図12の書込み状態)。データを消去する際は、例え
ばコントロールゲートをグランドレベルにしておき、ド
レインを開放し、ソースに電圧をかけると、フローティ
ングゲートにたまった電荷がソース側へ抜けていき、メ
モリセルのVtが低くなって、トランジスタをもとの状
態に戻すことができる(図12の消去状態)。
【0007】上記書込み動作を図11の回路において、
メモリセルM(2,2)に実施する場合の具体的な動作
について説明する。ソース制御回路3により、メモリセ
ルのソースをグランドレベルにしておき、Xデコーダ1
によって、メモリセルM(2,2)のゲートにつながる
ワード線WL2を“H”にし、その他のワード線WL
1,WL3を“L”にする。さらに、メモリセルM
(2,2)のドレインにつながるビット線BL2のみが
センスアンプ回路4および書込み回路5に接続されるよ
うに、Yデコーダ2によって、ビット線BL2につなが
るYゲートMY2のゲートに接続されたデコード信号線
YG2のみを“H”にし、その他のデコード信号線YG
1,YG3を“L”にする。これらの設定により、メモ
リセルM(2,2)のみがセンスアンプ回路4および書
込み回路5の制御により、書込みおよびベリファイ動作
ができる。
【0008】次に、書込み回路5により、一定時間メモ
リセルM(2,2)のドレインに電圧を印加し、書込み
を実施する。その後にセンスアンプ回路4により、ベリ
ファイを実施する。読み出したデータが“1”であれば
再度書込み動作を実施し、“0”であれば書込みが完了
しているので、動作を終了する。以上のように、書込み
を実施する際、書込みとベリファイの動作を繰り返すこ
とにより、書込み完了を判断する必要がある。よって、
書込み時間は書込みとベリファイ動作の繰り返し回数に
よって変化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、フラッシ
ュEEPROM等の従来の不揮発性半導体記憶装置で
は、書込みを実施する際、書込みとベリファイ動作を繰
り返して書込み完了を判断しており、書込みとベリファ
イ動作を繰り返すため、書込み時間が長くなった。ま
た、書込みとベリファイ動作の繰り返し回数を少なくす
るためには一度の書込みに要する時間を長くすればよい
が、その場合、書込み後のVt制御が困難になり、Vt
ばらつきが大きくなったり、過剰書込みによる信頼性的
不具合の可能性がある。
【0010】本発明は、各メモリセルのしきい値電圧
(Vt)のばらつきを抑え、書込み時間の短縮化を図る
ことのできる不揮発性半導体記憶装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の不揮発性
半導体記憶装置は、ドレインがビット線に接続されたト
ランジスタからなる電気的にデータの書込みが可能な不
揮発性メモリセルが行および列方向に所望の容量分配置
されたメモリセルアレーと、メモリセルアレーの行を選
択するXデコーダと、メモリセルアレーの列を選択する
Yデコーダと、ビット線にソースが接続されYデコーダ
の出力信号でオンオフ制御される列選択トランジスタ
と、不揮発性メモリセルにデータの書込みを行う書込み
回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置であって、書込
み回路は、ソースが列選択トランジスタのドレインに接
続され、ドレインが抵抗を介して電源に接続されたNチ
ャネルトランジスタと、Nチャネルトランジスタのドレ
イン電圧を入力し、このドレイン電圧が予め設定した書
込み終了判定レベルに達したときに書込み終了信号を出
力するレベルシフタ回路と、書込み制御信号とレベルシ
フタ回路の書込み終了信号とを入力し、書込み制御信号
に応答してNチャネルトランジスタをオンして書込み動
作を開始させ、レベルシフタ回路の書込み終了信号に応
答してNチャネルトランジスタをオフし書込み動作を終
了させる書込み動作切り換え回路とからなることを特徴
とする。
【0012】この構成により、メモリセル毎の書込み特
性に関係なく、書込み後の各メモリセルのVtをばらつ
きなく揃えることができる。また、ベリファイ動作を書
込み動作とは別に実施する必要がないので、書込み時間
を短縮することができる。請求項2記載の不揮発性半導
体記憶装置は、ドレインがビット線に接続されたトラン
ジスタからなる電気的にデータの書込みが可能な不揮発
性メモリセルが行および列方向に所望の容量分配置され
たメモリセルアレーと、メモリセルアレーの行を選択す
るXデコーダと、メモリセルアレーの列を選択するYデ
コーダと、ビット線にソースが接続されYデコーダの出
力信号でオンオフ制御される列選択トランジスタと、不
揮発性メモリセルにデータの書込みを行う書込み回路と
を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、書込み回路
は、ソースが列選択トランジスタのドレインに接続さ
れ、ドレインが抵抗を介して電源に接続されたNチャネ
ルトランジスタと、Nチャネルトランジスタのドレイン
電圧を入力し、このドレイン電圧が予め設定した書込み
終了判定レベルに達したときに書込み終了信号を出力す
るレベルシフタ回路と、書込み制御信号とレベルシフタ
回路の書込み終了信号と列選択トランジスタのドレイン
信号とを入力し、書込み制御信号に応答してNチャネル
トランジスタをオンして書込み動作を開始させ、レベル
シフタ回路の書込み終了信号に応答してNチャネルトラ
ンジスタのゲートに列選択トランジスタのドレイン信号
の反転信号を供給することによりNチャネルトランジス
タの電流を減少させて書込み動作を終了させる書込み動
作切り換え回路とからなることを特徴とする。
【0013】この構成により、メモリセル毎の書込み特
性に関係なく、書込み後の各メモリセルのVtをばらつ
きなく揃えることができる。また、ベリファイ動作を書
込み動作とは別に実施する必要がないので、書込み時間
を短縮することができる。請求項3記載の不揮発性半導
体記憶装置は、請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置
において、読み出し動作時に、書込み動作切り換え回路
はNチャネルトランジスタのゲートに列選択トランジス
タのドレイン信号の反転信号を供給し、レベルシフタ回
路の出力信号を読み出しデータとして出力することによ
り、書込み回路をセンスアンプ回路として用いるように
している。
【0014】これにより、センスアンプ回路を別に設け
る必要がなく、小型化を図ることができる。請求項4記
載の不揮発性半導体記憶装置は、ドレインがビット線に
接続されたトランジスタからなる電気的にデータの書込
みが可能な不揮発性メモリセルが行および列方向に所望
の容量分配置されたメモリセルアレーと、メモリセルア
レーの行を選択するXデコーダと、メモリセルアレーの
列を選択するYデコーダと、ビット線にソースが接続さ
れYデコーダの出力信号でオンオフ制御される列選択ト
ランジスタと、不揮発性メモリセルにデータの書込みを
行う書込み回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
って、書込み回路は、ドレインが列選択トランジスタの
ドレインに接続され、ソースが抵抗を介して電源に接続
されたPチャネルトランジスタと、Pチャネルトランジ
スタのソース電圧を入力し、このソース電圧が予め設定
した書込み終了判定レベルに達したときに書込み終了信
号を出力するレベルシフタ回路と、書込み制御信号とレ
ベルシフタ回路の書込み終了信号とを入力し、書込み制
御信号に応答してPチャネルトランジスタをオンして書
込み動作を開始させ、レベルシフタ回路の書込み終了信
号に応答してPチャネルトランジスタをオフし書込み動
作を終了させる書込み動作切り換え回路とからなること
を特徴とする。
【0015】この構成により、メモリセル毎の書込み特
性に関係なく、書込み後の各メモリセルのVtをばらつ
きなく揃えることができる。また、ベリファイ動作を書
込み動作とは別に実施する必要がないので、書込み時間
を短縮することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の
形態では、従来例同様、フラッシュEEPROMを例に
説明するが、EPROM,EEPROM等、電気的にデ
ータ書込みが可能な不揮発性半導体記憶装置に適用でき
るものである。
【0017】〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1
の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成図であ
る。図1において、6は書込み回路、7はレベルシフタ
回路、8は書込み動作切り換え回路、11は電源、RL
は抵抗、MNはNch(Nチャネル)トランジスタであ
り、その他、図11と同一部分には同一符号を付し、説
明を省略する。また、図2は同実施の形態におけるレベ
ルシフタ回路7の回路構成図であり、図3は書込み動作
切り換え回路8の回路構成図である。
【0018】本実施の形態では、各Yゲート(列選択ト
ランジスタ)MYj(j=1〜3)のドレインにセンス
アンプ回路4とともに接続された書込み回路6が、図1
1の書込み回路5と異なり、他の構成は図11と同様で
ある。図1の書込み回路6は、NchトランジスタMN
と抵抗RLとレベルシフタ回路7と書込み動作切り換え
回路8とから構成されている。各YゲートMYjのドレ
インは、共通に接続されてNchトランジスタMNのソ
ースに接続されている。NchトランジスタMNのドレ
インは、抵抗RLを介して電源11に接続されている。
【0019】レベルシフタ回路7は、抵抗RLとNch
トランジスタMNとの接続点の電圧、言い換えればNc
hトランジスタMNのドレインの電圧VL(以下「書込
み検出レベルVL」という)を入力としている。このレ
ベルシフタ回路7は、例えば図2に示すように、Pch
トランジスタ21とNchトランジスタ22で構成され
たインバータ回路であり、通常のインバータ回路では入
力電圧が電源電圧の1/2で出力を反転するところを、
Pchトランジスタ21とNchトランジスタ22との
サイズを調節することにより、所望の値で出力を反転す
るようにした回路である。
【0020】書込み動作切り換え回路8は、レベルシフ
タ回路7の出力信号LOと書込み制御信号とを入力し、
その出力信号COは、NchトランジスタMNのゲート
に入力される。この書込み動作切り換え回路8は、例え
ば図3に示すような回路で実現され、書込み制御信号が
“H”レベルのときには出力信号COを“L”レベルに
し、書込み制御信号が“L”レベルのときには出力信号
COとして入力のレベルシフタ回路7の出力信号LOと
同レベルを出力する回路である。なお、図3において、
31,32はDフリップフロップからなるラッチ回路、
33はNOR回路、34,35はNchトランジスタ、
36,37はインバータ回路である。
【0021】以上のように構成される本実施の形態の不
揮発性半導体記憶装置の書込み時の動作について説明す
る。書込みを実施するセルを例えばメモリセルM(2,
2)とする。まず、ソース制御回路3により、メモリセ
ルのソースをグランドレベルにしておき、Xデコーダ1
によって、メモリセルM(2,2)のゲートにつながる
ワード線WL2を“H”にし、その他のワード線WL
1,WL3を“L”にする。さらに、メモリセルM
(2,2)のドレインにつながるビット線BL2のみが
センスアンプ回路4および書込み回路6に接続されるよ
うに、Yデコーダ2によって、ビット線BL2につなが
るYゲートMY2のゲートに接続されたデコード信号線
YG2のみを“H”にし、その他のデコード信号線YG
1,YG3を“L”にする。これらの設定により、メモ
リセルM(2,2)のみがセンスアンプ回路4および書
込み回路6の制御により、書込みおよびベリファイ動作
ができる。
【0022】次に、書込み回路6により、書込みを実施
する。このときのタイミングチャートを図4に示す。書
込みを実施するときは、書込み回路6に入力される書込
み制御信号を“L”にする。これにより、書込み動作切
り換え回路8の出力信号COが“H”になり、Nchト
ランジスタMNをON(オン)させる。このときに、メ
モリセルM(2,2)のドレインに書込みに必要なレベ
ルの電圧が印加されるように、電源11のレベルおよび
抵抗RLの値を調節しておく。以上の設定により、メモ
リセルM(2,2)に書込みが行われる。そして、Nc
hトランジスタMNがONすることにより、書込み当初
の書込み検出レベルVLはレベルシフタ回路7の書込み
終了判定レベルVLsよりも低下し、レベルシフタ回路
7の出力信号LOは“H”になる。なお、レベルシフタ
回路7の書込み終了判定レベルVLsは、メモリセルの
書込みが完了した時点、すなわちメモリセルが予定のV
tまで書き込まれた時点における書込み検出レベルVL
の予定レベルとして設定しておく。
【0023】そして、書込みが進むにつれ、メモリセル
M(2,2)のVtが高くなり、抵抗成分が大きくな
る。したがって、書込み検出レベルVLは、書込み当初
よりも高くなる。書込みが進んで、書込み検出レベルV
Lがレベルシフタ回路7の書込み終了判定レベルVLs
に達すると、レベルシフタ回路7の出力信号LOが
“H”から“L”になる。このときの“L”の出力信号
LOが書込み終了信号である。そして、書込み動作切り
換え回路8は、書込み終了信号を受けて、すなわちレベ
ルシフタ回路7からの入力信号LOが“L”になると、
出力信号COが“L”レベルになる。すなわち、メモリ
セルM(2,2)への書込みが進むと書込み検出レベル
VLが高くなる。予定のVtまで書き込まれると、レベ
ルシフタ回路7の出力信号LOが反転し、書込み動作切
り換え回路8の出力信号COが“L”レベルになる。こ
の出力信号COが“L”レベルになると、Nchトラン
ジスタMNがOFF(オフ)し、書込みが行われなくな
り、書込み動作が完了する。
【0024】以上のように第1の実施の形態によれば、
書込み回路6を前述のように構成することにより、メモ
リセル毎の書込み特性に関係なく、書込み後のVtをば
らつきなく揃えることができる。また、ベリファイ動作
を書込み動作とは別に実施する必要がないので、書込み
時間を短縮することができる。 〔第2の実施の形態〕図5は本発明の第2の実施の形態
の不揮発性半導体記憶装置の構成図である。図5におい
て、9はセンスアンプ兼用書込み回路、10は書込み動
作切り換え回路であり、その他、図1と同一部分には同
一符号を付し、説明を省略する。また、図6は同実施の
形態における書込み動作切り換え回路10の回路構成図
である。
【0025】本実施の形態では、図1のセンスアンプ回
路4および書込み回路6に代えて、センスアンプ兼用書
込み回路9が各Yゲート(列選択トランジスタ)MYj
(j=1〜3)のドレインに接続されており、他の構成
は図1と同様である。図5のセンスアンプ兼用書込み回
路9は、NchトランジスタMNと抵抗RLとレベルシ
フタ回路7と書込み動作切り換え回路10とから構成さ
れている。各YゲートMYjのドレインは、共通に接続
されてNchトランジスタMNのソースに接続されてい
る。NchトランジスタMNのドレインは、抵抗RLを
介して電源11に接続されている。
【0026】レベルシフタ回路7は、抵抗RLとNch
トランジスタMNとの接続点の電圧、言い換えればNc
hトランジスタMNのドレインの電圧VL(以下「書込
み検出レベルVL」という)を入力とし、図2と同様の
構成である。書込み動作切り換え回路10は、レベルシ
フタ回路7の出力信号LOと書込み制御信号とYゲート
MYj(j=1〜3)のドレイン電圧とを入力し、その
出力信号COは、NchトランジスタMNのゲートに入
力される。この書込み動作切り換え回路10は、例えば
図6に示すような回路で実現され、書込み制御信号が
“H”レベルのときには出力信号COとしてYゲートM
Yjのドレインからの入力信号の反転信号を出力し、書
込み制御信号が“L”レベルのときには出力信号COと
して入力のレベルシフタ回路7の出力信号LOと同レベ
ルを出力する回路である。なお、図6において、39,
40はインバータ回路、41,44,45はPchトラ
ンジスタ、42,43,46はNchトランジスタであ
り、その他の図3と対応する部分には同一符号を付し、
説明を省略する。
【0027】以上のように構成される本実施の形態の不
揮発性半導体記憶装置の動作について説明する。まず、
書込み時の動作について説明する。書込みを実施するセ
ルを例えばメモリセルM(2,2)とする。まず、ソー
ス制御回路3により、メモリセルのソースをグランドレ
ベルにしておき、Xデコーダ1によって、メモリセルM
(2,2)のゲートにつながるワード線WL2を“H”
にし、その他のワード線WL1,WL3を“L”にす
る。さらに、メモリセルM(2,2)のドレインにつな
がるビット線BL2のみがセンスアンプ兼用書込み回路
9に接続されるように、Yデコーダ2によって、ビット
線BL2につながるYゲートMY2のゲートに接続され
たデコード信号線YG2のみを“H”にし、その他のデ
コード信号線YG1,YG3を“L”にする。これらの
設定により、メモリセルM(2,2)のみがセンスアン
プ兼用書込み回路9の制御により、書込みおよびベリフ
ァイ動作ができる。
【0028】次に、センスアンプ兼用書込み回路9によ
り、書込みを実施する。このときのタイミングチャート
を図7に示す。書込みを実施するときは、センスアンプ
兼用書込み回路9に入力される書込み制御信号を“L”
にする。これにより、書込み動作切り換え回路10の出
力信号COが“H”になり、NchトランジスタMNを
ONさせる。このときに、メモリセルM(2,2)のド
レインに書込みに必要なレベルの電圧が印加されるよう
に、電源11のレベルおよび抵抗RLの値を調節してお
く。以上の設定により、メモリセルM(2,2)に書込
みが行われる。そして、NchトランジスタMNがON
することにより、書込み当初の書込み検出レベルVLは
レベルシフタ回路7の書込み終了判定レベルVLsより
も低下し、レベルシフタ回路7の出力信号LOは“H”
になる。なお、レベルシフタ回路7の書込み終了判定レ
ベルVLsは、メモリセルの書込みが完了した時点、す
なわちメモリセルが予定のVtまで書き込まれた時点に
おける書込み検出レベルVLの予定レベルとして設定し
ておく。
【0029】そして、書込みが進むにつれ、メモリセル
M(2,2)のVtが高くなり、抵抗成分が大きくな
る。したがって、書込み検出レベルVLは、書込み当初
よりも高くなる。書込みが進んで、書込み検出レベルV
Lがレベルシフタ回路7の書込み終了判定レベルVLs
に達すると、レベルシフタ回路7の出力信号LOが
“H”から“L”になる。このときの“L”の出力信号
LOが書込み終了信号である。そして、書込み動作切り
換え回路10は、書込み終了信号を受けて、すなわちレ
ベルシフタ回路7からの入力信号LOが“L”になる
と、出力信号COがYゲートMYjのドレインからの入
力信号の反転信号になる。すなわち、メモリセルM
(2,2)への書込みが進むと書込み検出レベルVLが
高くなる。予定のVtまで書き込まれると、レベルシフ
タ回路7の出力信号LOが反転し、書込み動作切り換え
回路10の出力信号COは、YゲートMYjのドレイン
からの入力信号の反転信号となり、レベルが低くなる。
この出力信号COのレベルが低くなると、Nchトラン
ジスタMNが電流を制御し、メモリセル(2,2)のド
レイン電圧が下がって書込みが行われなくなり、書込み
動作が完了する。
【0030】つぎに、読み出し時の動作について説明す
る。読み出し動作では、書込み制御信号を“H”とする
ことにより、書込み動作切り換え回路10は、Yゲート
MYj(j=1〜3)のドレインからの入力信号を反転
させてNchトランジスタMNのゲートへ出力するフィ
ードバック用インバータとして動作し、レベルシフタ回
路7の出力信号LOを読み出しデータとして外部へ出力
することにより、センスアンプ兼用書込み回路9はセン
スアンプ回路として動作する。このようにセンスアンプ
回路として使用する場合、メモリセルのドレイン電圧を
通常0〜1V近辺で制御する必要がある。また、読み出
し動作時にも、ソース制御回路3はメモリセルのソース
をグランドレベルに設定している。なお、メモリセルの
ゲートレベルは書込み時の方が読み出し時よりも高く設
定されている。
【0031】以上のように第2の実施の形態によれば、
センスアンプ兼用書込み回路9を前述のように構成する
ことにより、メモリセル毎の書込み特性に関係なく、書
込み後のVtをばらつきなく揃えることができる。ま
た、ベリファイ動作を書込み動作とは別に実施する必要
がないので、書込み時間を短縮することができる。さら
に、読み出し動作にもセンスアンプ兼用書込み回路9を
用いるため、別にセンスアンプ回路を必要とせず、小型
化を図ることができる。なお、別にセンスアンプ回路を
設け、センスアンプ兼用書込み回路9を書込み回路専用
として使用することもできる。
【0032】〔第3の実施の形態〕図8は本発明の第3
の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成図であ
る。図8において、6′は書込み回路、12は書込み動
作切り換え回路、MPはPch(Pチャネル)トランジ
スタであり、その他、図1と同一部分には同一符号を付
し、説明を省略する。また、図9は同実施の形態におけ
る書込み動作切り換え回路12の回路構成図である。
【0033】本実施の形態では、各Yゲート(列選択ト
ランジスタ)MYj(j=1〜3)のドレインにセンス
アンプ回路4とともに接続された書込み回路6′が、図
1の書込み回路6と異なり、他の構成は図1と同様であ
る。すなわち、本実施の形態では、図1のNchトラン
ジスタMNに代えて、PchトランジスタMPを用いる
とともに、図1の書込み動作切り換え回路8(図3参
照)に代えて、図9に示される書込み動作切り換え回路
12を用いている。各YゲートMYjのドレインは、共
通に接続されてPchトランジスタMPのドレインに接
続されている。PchトランジスタMPのソースは、抵
抗RLを介して電源11に接続されている。
【0034】レベルシフタ回路7は、抵抗RLとPch
トランジスタMPとの接続点の電圧、言い換えればPc
hトランジスタMPのソースの電圧VL(以下「書込み
検出レベルVL」という)を入力としている。このレベ
ルシフタ回路7は、例えば図2に示されている。書込み
動作切り換え回路12は、レベルシフタ回路7の出力信
号LOと書込み制御信号とを入力し、その出力信号CO
は、PchトランジスタMPのゲートに入力される。こ
の書込み動作切り換え回路12は、例えば図9に示すよ
うな回路で実現され、書込み制御信号が“H”レベルの
ときには出力信号COを“H”レベルにし、書込み制御
信号が“L”レベルのときには出力信号COとして入力
のレベルシフタ回路7の出力信号LOの反転信号を出力
する回路である。なお、図9において、38はインバー
タ回路であり、その他の図3と対応する部分には同一符
号を付し、説明を省略する。
【0035】以上のように構成される本実施の形態の不
揮発性半導体記憶装置の書込み時の動作について説明す
る。書込みを実施するセルを例えばメモリセルM(2,
2)とする。まず、ソース制御回路3により、メモリセ
ルのソースをグランドレベルにしておき、Xデコーダ1
によって、メモリセルM(2,2)のゲートにつながる
ワード線WL2を“H”にし、その他のワード線WL
1,WL3を“L”にする。さらに、メモリセルM
(2,2)のドレインにつながるビット線BL2のみが
センスアンプ回路4および書込み回路6′に接続される
ように、Yデコーダ2によって、ビット線BL2につな
がるYゲートMY2のゲートに接続されたデコード信号
線YG2のみを“H”にし、その他のデコード信号線Y
G1,YG3を“L”にする。これらの設定により、メ
モリセルM(2,2)のみがセンスアンプ回路4および
書込み回路6′の制御により、書込みおよびベリファイ
動作ができる。
【0036】次に、書込み回路6′により、書込みを実
施する。このときのタイミングチャートを図10に示
す。書込みを実施するときは、書込み回路6′に入力さ
れる書込み制御信号を“L”にする。これにより、書込
み動作切り換え回路12の出力信号COが“L”にな
り、PchトランジスタMPをONさせる。このとき
に、メモリセルM(2,2)のドレインに書込みに必要
なレベルの電圧が印加されるように、電源11のレベル
および抵抗RLの値を調節しておく。以上の設定によ
り、メモリセルM(2,2)に書込みが行われる。そし
て、PchトランジスタMPがONすることにより、書
込み当初の書込み検出レベルVLはレベルシフタ回路7
の書込み終了判定レベルVLsよりも低下し、レベルシ
フタ回路7の出力信号LOは“H”になる。
【0037】そして、書込みが進むにつれ、メモリセル
M(2,2)のVtが高くなり、抵抗成分が大きくな
る。したがって、書込み検出レベルVLは、書込み当初
よりも高くなる。書込みが進んで、書込み検出レベルV
Lがレベルシフタ回路7の書込み終了判定レベルVLs
に達すると、レベルシフタ回路7の出力信号LOが
“H”から“L”になる。このときの“L”の出力信号
LOが書込み終了信号であり、書込み動作切り換え回路
12は、書込み終了信号を受けて、すなわちレベルシフ
タ回路7からの入力信号LOが“L”になると、出力信
号COが“H”レベルになる。すなわち、メモリセルM
(2,2)への書込みが進むと書込み検出レベルVLが
高くなる。予定のVtまで書き込まれると、レベルシフ
タ回路7の出力信号LOが反転し、書込み動作切り換え
回路12の出力信号COが“H”レベルになる。この出
力信号COが“H”レベルになると、Pchトランジス
タMPがOFFし、書込みが行われなくなり、書込み動
作が完了する。
【0038】以上のように第3の実施の形態によれば、
書込み回路6′を前述のように構成することにより、メ
モリセル毎の書込み特性に関係なく、書込み後のVtを
ばらつきなく揃えることができる。また、ベリファイ動
作を書込み動作とは別に実施する必要がないので、書込
み時間を短縮することができる。なお、上記第1,第2
および第3の実施の形態では、メモリセルアレーを、3
行3列としたが、これに限られるものでないことは言う
までもない。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、書込み回路を、
列選択トランジスタのドレインと電源との間に電源側に
抵抗を介して接続したNチャネル(またはPチャネル)
トランジスタと、Nチャネルトランジスタのドレイン電
圧(またはPチャネルトランジスタのソース電圧)が予
め設定した書込み終了判定レベルに達したときに書込み
終了信号を出力するレベルシフタ回路と、書込み制御信
号に応答してNチャネル(またはPチャネル)トランジ
スタをオンして書込み動作を開始させ、レベルシフタ回
路の書込み終了信号に応答してNチャネル(またはPチ
ャネル)トランジスタを制御して書込み動作を終了させ
る書込み動作切り換え回路とで構成したことにより、メ
モリセル毎の書込み特性に関係なく、書込み後の各メモ
リセルのVtをばらつきなく揃えることができる。ま
た、ベリファイ動作を書込み動作とは別に実施する必要
がないので、書込み時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成を示す回路図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるレベルシフ
タ回路の構成を示す回路図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における書込み動作
切り換え回路の構成を示す回路図。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるタイミング
チャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成を示す回路図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における書込み動作
切り換え回路の構成を示す回路図。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるタイミング
チャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成を示す回路図。
【図9】本発明の第3の実施の形態における書込み動作
切り換え回路の構成を示す回路図。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるタイミン
グチャート。
【図11】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成を示す
回路図。
【図12】従来の不揮発性半導体記憶装置であるフラッ
シュEEPROMの書込みおよび消去状態におけるメモ
リセルの状態を示す図。
【符号の説明】
1 Xデコーダ 2 Yデコーダ 3 ソース制御回路 4 センスアンプ回路 5 書込み回路 6 書込み回路 6′ 書込み回路 7 レベルシフタ回路 8 書込み動作切り換え回路 9 センスアンプ兼用書込み回路 10 書込み動作切り換え回路 11 電源 12 書込み動作切り換え回路 RL 抵抗 MN Nチャネルトランジスタ MY1〜MY3 Yゲート(列選択トランジスタ) BL1〜BL3 ビット線 MP Pチャネルトランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレインがビット線に接続されたトラン
    ジスタからなる電気的にデータの書込みが可能な不揮発
    性メモリセルが行および列方向に所望の容量分配置され
    たメモリセルアレーと、前記メモリセルアレーの行を選
    択するXデコーダと、前記メモリセルアレーの列を選択
    するYデコーダと、前記ビット線にソースが接続され前
    記Yデコーダの出力信号でオンオフ制御される列選択ト
    ランジスタと、前記不揮発性メモリセルにデータの書込
    みを行う書込み回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置
    であって、 前記書込み回路は、 ソースが前記列選択トランジスタのドレインに接続さ
    れ、ドレインが抵抗を介して電源に接続されたNチャネ
    ルトランジスタと、 前記Nチャネルトランジスタのドレイン電圧を入力し、
    このドレイン電圧が予め設定した書込み終了判定レベル
    に達したときに書込み終了信号を出力するレベルシフタ
    回路と、 書込み制御信号と前記レベルシフタ回路の書込み終了信
    号とを入力し、前記書込み制御信号に応答して前記Nチ
    ャネルトランジスタをオンして書込み動作を開始させ、
    前記レベルシフタ回路の書込み終了信号に応答して前記
    Nチャネルトランジスタをオフし書込み動作を終了させ
    る書込み動作切り換え回路とからなることを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 ドレインがビット線に接続されたトラン
    ジスタからなる電気的にデータの書込みが可能な不揮発
    性メモリセルが行および列方向に所望の容量分配置され
    たメモリセルアレーと、前記メモリセルアレーの行を選
    択するXデコーダと、前記メモリセルアレーの列を選択
    するYデコーダと、前記ビット線にソースが接続され前
    記Yデコーダの出力信号でオンオフ制御される列選択ト
    ランジスタと、前記不揮発性メモリセルにデータの書込
    みを行う書込み回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置
    であって、 前記書込み回路は、 ソースが前記列選択トランジスタのドレインに接続さ
    れ、ドレインが抵抗を介して電源に接続されたNチャネ
    ルトランジスタと、 前記Nチャネルトランジスタのドレイン電圧を入力し、
    このドレイン電圧が予め設定した書込み終了判定レベル
    に達したときに書込み終了信号を出力するレベルシフタ
    回路と、 書込み制御信号と前記レベルシフタ回路の書込み終了信
    号と前記列選択トランジスタのドレイン信号とを入力
    し、前記書込み制御信号に応答して前記Nチャネルトラ
    ンジスタをオンして書込み動作を開始させ、前記レベル
    シフタ回路の書込み終了信号に応答して前記Nチャネル
    トランジスタのゲートに前記列選択トランジスタのドレ
    イン信号の反転信号を供給することにより前記Nチャネ
    ルトランジスタの電流を減少させて書込み動作を終了さ
    せる書込み動作切り換え回路とからなることを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 読み出し動作時に、書込み動作切り換え
    回路はNチャネルトランジスタのゲートに列選択トラン
    ジスタのドレイン信号の反転信号を供給し、レベルシフ
    タ回路の出力信号を読み出しデータとして出力すること
    により、書込み回路をセンスアンプ回路として用いるよ
    うにした請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 ドレインがビット線に接続されたトラン
    ジスタからなる電気的にデータの書込みが可能な不揮発
    性メモリセルが行および列方向に所望の容量分配置され
    たメモリセルアレーと、前記メモリセルアレーの行を選
    択するXデコーダと、前記メモリセルアレーの列を選択
    するYデコーダと、前記ビット線にソースが接続され前
    記Yデコーダの出力信号でオンオフ制御される列選択ト
    ランジスタと、前記不揮発性メモリセルにデータの書込
    みを行う書込み回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置
    であって、 前記書込み回路は、 ドレインが前記列選択トランジスタのドレインに接続さ
    れ、ソースが抵抗を介して電源に接続されたPチャネル
    トランジスタと、 前記Pチャネルトランジスタのソース電圧を入力し、こ
    のソース電圧が予め設定した書込み終了判定レベルに達
    したときに書込み終了信号を出力するレベルシフタ回路
    と、 書込み制御信号と前記レベルシフタ回路の書込み終了信
    号とを入力し、前記書込み制御信号に応答して前記Pチ
    ャネルトランジスタをオンして書込み動作を開始させ、
    前記レベルシフタ回路の書込み終了信号に応答して前記
    Pチャネルトランジスタをオフし書込み動作を終了させ
    る書込み動作切り換え回路とからなることを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
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