JP3708912B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体集積回路装置に係わり、例えばフラッシュメモリのような電気的にデータ消去が可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
NOR型フラッシュメモリにおいては、例えば512kビットを1ブロックとして、ブロック単位一括の消去を行う。消去前には、図20に示すように、データ“0”(書き込み状態)のセルと、データ“1”(消去状態)のセルとが混在している。この状態のまま消去動作を行うと、データ“1”(消去状態)であったセルのしきい値電圧はより低い方向にシフトされる。この結果、書き込み動作時や読み出し動作時に非選択ワード線に印加される電圧、例えば0Vよりも低い電圧までシフトされることがある。
【0003】
このようにしきい値電圧が下がり過ぎたセル、即ち過消去セルが発生すると、その後の書き込みや読み出し動作時、ビット線に過大なリーク電流が流れる。例えば書き込み時、ビット線にリーク電流が流れると、書き込み時間の増大を招く。また、読み出し時、ビット線にリーク電流が流れると、そのビット線に接続された全てのセルのデータがデータ“1”と誤検知されたり、あるいは誤検知までは至らなくても、データ“0”の読み出し速度が遅くなったりする。
【0004】
従って、通常、図21に示すように、消去動作に入る前に、全てのセルをデータ“0”まで書き込む、いわゆる“消去前書き込み”という動作が行なわれる。
【0005】
消去前書き込みを行うと、消去前に全てのセルがデータ“0”になっているため、上記過消去は起き難くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
消去前書き込みでは、データ“1”(消去状態)のセルを、データ“0”(書き込み状態)まで書き込む。この後、消去動作に移行する。しかしながら、消去前書き込み動作は、チャネルホットエレクトロン注入を用いるために消費電流が大きい。このため、一度に多くのセルに書き込みを行うことは難しく、ブロック内全てのセルに書き込むには、非常に長い時間を要する。メモリ容量が大容量になればなるほど、同一チップに搭載されているブロック数も多くなる。各ブロックの消去前書き込みに時間がかかると、例えば工場での製品試験の時間が非常に長くなってしまう。もちろん、市場においても、大容量品ほど、高速なデータ書き換えの要請が高まってきており、データの消去に時間がかかることは、好ましいことではない。
【0007】
この発明は、上記の事情に鑑み為されたもので、その目的の一つは、データ書き換えの高速化を図ることが可能な半導体集積回路装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的の一つを達成するために、この発明の第1態様に係る半導体集積回路装置は、書き込み状態の不揮発性メモリセルと消去状態の不揮発性メモリセルとが混在するブロックからデータを一括消去する際、この一括消去前に、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、前記消去状態と前記書き込み状態との中間のレベルまでデータを書き込む第1機能と、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、前記消去状態と前記書き込み状態との間のレベルまでデータを書き込んだ後、前記ブロックからデータを一括消去する第2機能とを具備する。
【0009】
また、この発明の第2態様に係る半導体集積回路装置は、複数の書き込み状態の不揮発性メモリセル、これら複数の書き込み状態のいずれよりもしきい値レベルが低い消去状態の不揮発性メモリセルが少なくとも混在するブロックからデータを一括消去する際、この一括消去前に、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、この消去状態よりも少なくとも1つ高いしきい値レベルまでデータを書き込む第1機能と、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、この消去状態よりも少なくとも1つ高いしきい値レベルまでデータを書き込んだ後、前記ブロックからデータを一括消去する第2機能とを具備する。
【0010】
また、この発明の第3態様に係る半導体集積回路装置は、複数のビット線と、前記複数のビット線に電気的に接続された複数の不揮発性メモリセルと、第1信号に応じて前記複数のビット線うち、n(nは自然数)本のビット線を書き込み選択し、第2信号に応じて前記n本とは異なるm(mは自然数)本のビット線を書き込み選択する書き込みビット数可変回路とを具備する。
【0011】
また、この発明の第4態様に係る半導体集積回路装置は、第1信号に応じて第1書き込み電圧及び第1ベリファイ電圧を発生し、第2信号に応じて前記第1書き込み電圧とは異なる第2書き込み電圧及び前記第1ベリファイ電圧とは異なる第2ベリファイ電圧を発生する電圧発生回路と、前記第1書き込み電圧、前記第1ベリファイ電圧、前記第2書き込み電圧及び前記第2ベリファイ電圧をゲートに受ける不揮発性メモリセルとを具備する。
【0012】
また、この発明の第5態様に係る半導体集積回路装置は、書き込み電圧及びベリファイ電圧をゲートに受ける不揮発性メモリセルと、第1信号に応じて前記書き込み電圧の値及び前記ベリファイ電圧の値をそれぞれ第1の値に制御し、第2信号に応じて前記書き込み電圧の値及び前記ベリファイ電圧の値をそれぞれ前記第1の値とは異なる第2の値に制御する電圧制御回路とを具備する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0014】
(第1実施形態)
図1Aは、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の一例を示す図である。
【0015】
図1Aに示すように、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置では、消去前書き込みにあたり、データ“1”(消去状態)のセルをデータ“0”(書き込み状態)まで書き込まず、データ“1”とデータ“0”との中間のレベルまで書き込む。どのレベルまで書き込むかは、データ“0”(書き込み状態)のセルをデータ“1”(消去状態)まで消去したとき、中間のレベルまで書き込まれたセルが、大きく過消去されないレベルに設定されれば良い。例えばデータ“1”(消去状態)より少し上のレベルまで書き込めば、セルが大きく過消去されることはなくなる。
【0016】
これはセルの電子を、トンネル電流機構を用いて基板に引き抜いて消去する場合の消去の特性によるものである。図1B、図1Cは、セルのしきい値電圧の消去時間依存性を示している。
【0017】
データ“1”のセルに書き込みを全く行わないで、データ“0”及びデータ“1”のセルを、それぞれ消去レベルまで消去すると、データ“0”のセルはC点までしか消去されないのに対し、データ“1”のセルはA点まで消去されてしまう(図1B)。この結果、しきい値電圧の分布幅は拡大する。
【0018】
しかし、データ“1”のセルを、例えば中間のレベルのB点まで書き込んでおくと、データ“0”のセルも、中間のレベルのB点まで書き込んだセルも、それぞれC点までしか消去されない(図1C)。即ち、消去後のしきい値電圧の分布幅は、全てのセルをデータ“0”のレベルまで書き込んだ場合と変わらない。
【0019】
書き込みを中間のレベルまで行う方法の一例としては、図2Aに示すように、消去前書き込み時のワード線電圧Vwlを下げる方法がある。例えば通常書き込みではワード線電圧Vwlを10Vとするのに対して、例えば6Vといった電圧とする。これにより、図2Bに示すように、通常書き込みでは、セルのしきい値電圧Vthで、書き込みベリファイレベル(Program verify level)、例えば5.5V以上に書き込みが行なわれていたのに比較して、例えば2.5V低い、3V以上の中間のレベル(Intermediate level)に書き込みを行うことができる。
【0020】
消去前書き込み時のワード線電圧Vwlを下げると、例えば消去前書き込み時に消費される消費電流を下げることができる。このため、一度に書き込みができるセルの個数を、従来に比べて増やすことが可能になる。例えば従来、一度に4個のセルに書き込んでいたとすると、本一方法例では、例えば一度に8個のセルに書き込むことが可能になる。このため、ブロック内に存在するデータ“1”(消去状態)のセルを、上記中間のレベルまで書き込むのに必要なトータルの時間は、データ“0”(書き込み状態)まで書き込む従来の方法に比較して、例えば半分に短縮することができる。以下、この事項に関する一つの解釈を、図面を参照して説明する。
【0021】
図3Aは書き込み時におけるセル及び負荷それぞれの電流−電圧特性を示す図、図3Bはセル及び負荷を示す等価回路図である。
【0022】
図3Aに示すように、ワード線電圧Vwlが高いほど、書き込み電流Iprgは増える(Iprg1>Iprg2)。書き込み電流Iprgは昇圧回路から供給される。従って、同時に書き込めるビット数は、昇圧回路の供給電流を、ビットあたりの書き込み電流Iprgで割った数となる。このことから、消去前書き込み時に、通常書き込み時よりもワード線電圧Vwlを下げれば、同時に書き込めるビット数を、通常書き込み時よりも増やすことができ、消去前書き込みに要する時間を短縮することが可能になる。あるいは同時に書き込むビット数を同じにした場合、昇圧回路の電流供給能力が少なくて済むので、チップサイズを小さくする事もできる。
【0023】
このように、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、消去前書き込みに要する時間を短縮することが可能であり、例えばデータ書き換えの高速化に有利、という利点を得ることができる。
【0024】
次に、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一構成例について説明する。
【0025】
図4は、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一構成例を示すブロック図である。
【0026】
図4に示すように、アドレスバッファ(Address buffer)1は、データを読み出す、または書き込む、または消去するメモリセルのアドレスを、ローデコーダ(Row decoder)3、及びカラムデコーダ(Column decoder)5に対して出力する。
【0027】
入出力バッファ(IO buffer)7は、データ読み出し時、センスアンプ(Sense amp.)9でセンスされたメモリセルからのデータを半導体メモリ外部に対して出力し、データ書き込み時、書き込みデータを書き込み回路(Program circuit)11に対して出力する。
【0028】
書き込み回路11は、入力された書き込みデータに応じたビット線書き込み電圧を、メモリセルアレイ(Memory cell array)13に配置されているメモリセルのドレインに対し、データ線DLを介して出力する。
【0029】
コマンドレジスタ(Command register)15は、書き込み、消去等、入力されたコマンドを保持する。これらコマンドは、半導体メモリの外部から、例えばアドレスバッファ1、及び入出力バッファ7を介してコマンドレジスタ15に入力され、保持される。そして、コマンドレジスタ15は、コマンドに応じた信号を、内部回路制御部(Controller)17に対して出力する。
【0030】
内部回路制御部17は、コマンドレジスタ15から入力された信号に応じて、不揮発性半導体記憶装置の動作を制御する信号を、該装置の内部回路に対して出力する。図4には、一例として、動作を制御する信号をセンスアンプ9、書き込み回路11、昇圧回路、例えばチャージポンプ回路(Charge pumps)19、および内部電圧レギュレータ(Regulator)21に対して出力する例が示されている。
【0031】
ローデコーダ3は、入力されたアドレスに対応したワード線を選択する。
【0032】
カラムデコーダ5は、入力されたアドレスに対応したカラムゲート(column gates)23を選択し、ビット線BLをセンスアンプ9、または書き込み回路11に接続する。
【0033】
チャージポンプ回路19は、データの読み出し、または書き込み、または消去に必要とされる内部電圧Vddh、VDDP等を発生する。図4には、一例として、内部電圧VDDPを書き込み回路11に対して出力し、内部電圧Vddhを内部電圧レギュレータ21、ウェルスイッチ(Well switch)25に対して出力する例が示されている。
【0034】
内部電圧レギュレータ21は、内部電圧Vddhをレギュレートし、所定の電圧値を持つ出力電圧Vregとして出力する。図4には、一例として、出力電圧Vregがローデコーダ3に対して出力される例が示されている。
【0035】
ウェルスイッチ25は、例えば消去時、内部電圧Vddhが、メモリセルアレイ13が形成されているウェルに対して印加されるように、内部電圧Vddhが供給されている配線を上記ウェルに接続する。
【0036】
次に、書き込み回路11の一例について説明する。
【0037】
図5は書き込み回路11の一回路例を示す回路図である。なお、本一回路例では、書き込み単位が“1word=16bit”の場合を想定している。
【0038】
図5に示すように、一回路例に係る書き込み回路11では、同時に書き込めるビット数を4ビットとしている。書き込み回路11は、4つの書き込みパルスPRGPLSB1〜PRGPLSB4を受ける。
【0039】
〔通常書き込み動作時〕
書き込みパルスPRGPLSB1〜PRGPLSB4は1つずつ、順番に“LOW”レベルとされる。この結果、書き込みデータPRGDATA1〜PRGDATA16は、16個のNチャネル型MOSFET(以下NMOS) QN12-1〜12-16のゲートに対して4個ずつ、4回に分けて伝えられる。NMOS QN12-1〜12-16はそれぞれ、書き込みデータPRGDATA1〜PRGDATA16の論理レベルに応じて、“オン”、または“オフ”する。このようにして、書き込みデータPRGDATA1〜PRGDATA16は、16ビットのデータ線DL1〜DL16に対して4ビットずつ、4回に分けて書き込まれる。
【0040】
なお、NMOS QN12が、“オン”した時には、データ線DLには、内部電圧VDDPが供給される。データ線DLに供給された内部電圧VDDPは、カラムゲート23を介してビット線BLに供給される。この結果、ビット線BLには、例えば5Vのビット線書き込み電圧が与えられることになる。
【0041】
また、同時に書き込めるビット数は、例えば昇圧回路、例えばチャージポンプ回路19の電流供給能力により設定されるものであり、4ビットに限られるものではない。
【0042】
〔消去前書き込み動作時〕
書き込みパルスPRGPLSB1〜PRGPLSB4は、例えば“PRGPLSB1、PRGPLSB2”のグループと、“PRGPLSB3、PRGPLSB4”のグループとの2つのグループにされる。そして、グループ“PRGPLSB1、PRGPLSB2”、グループ“PRGPLSB3、PRGPLSB4”を1グループずつ、順番に“LOW”レベルとされる。この結果、データPRGDATA1〜PRGDATA16は、16ビットのデータ線DL1〜DL16に対して8ビットずつ、2回に分けて書き込まれる。これにより、消去前書き込み時おける書き込みパルスの印加時間は、通常書き込み動作時における印加時間の、例えば1/2に短縮することができる。
【0043】
次に、書き込み回路11を制御する書き込み制御回路の一例について説明する。
【0044】
図6は書き込み制御回路の一回路例を示す回路図、図7はパルス信号C1を発生するパルス発生回路の一回路例を示す回路図である。また、図8Aは書き込み制御回路の通常書き込み時の一動作例を示す動作波形図、図8Bは書き込み制御回路の消去前書き込み時の一動作例を示す動作波形図である。
【0045】
図6に示すように、一回路例に係る書き込み制御回路31は、通常書き込み動作を指示する信号NORMALMODE、及び消去前書き込み動作を指示する信号PREPROMODEを受ける。
【0046】
〔通常書き込み動作時〕
信号NORMALMODEは“HIGH”レベル、信号PREPROMODEは“LOW”レベルとなる。この状態においては、信号NORMALMODEを受ける論理ゲート回路、例えばANDゲート回路33-1〜33-4が活性化し、信号PREPROMODEを受ける論理ゲート回路、例えばANDゲート回路35-1〜35-4が非活性化する。活性化したANDゲート回路33-1〜33-4では、その出力を、パルス信号PLS(又はPLSB)及びパルス信号C1(又はC1B)の論理レベルに応じて、“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。非活性化したANDゲート回路35-1〜35-4では、パルス信号PLS(又はPLSB)の論理レベルに係わらず、その出力を“LOW”レベルに固定する。論理ゲート回路、例えばNORゲート回路37-1〜37-4は、ANDゲート回路35-1〜35-4からの“LOW”レベルの出力を受け、活性化する。これにより、NORゲート回路37-1〜37-4は、ANDゲート回路33-1〜33-4からの出力レベルに応じて、その出力を“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。
【0047】
このような通常書き込み動作時の一動作例を、図8Aに示す。
【0048】
図8Aに示すように、通常書き込み時、書き込み制御回路31は、書き込みパルスPRGPLSB1〜PRGPLSB4を、順次“LOW”レベルとしていく。
【0049】
なお、パルス信号PLS(又はPLSB)の周期と、パルス信号C1(又はC1B)の周期との関係は、本一回路例においては、例えば“1:2”にされている。4つの書き込みパルスPRGPLSB1〜PRGPLSB4を発生させるためである。このような関係を持つパルス信号PLS(又はPLSB)、及びパルス信号C1(又はC1B)は、図7に示すように、パルス信号PLS(又はPLSB)を、例えばカウンタ回路39によりカウントすることで得ることができる。もちろん、図7に示す回路例以外にも、例えばパルス信号を“1/2”に分周して、上記関係を持つパルス信号PLS(又はPLSB)、及びパルス信号C1(又はC1B)を得ることも可能である。
【0050】
〔消去前書き込み動作時〕
信号NORMALMODEは“LOW”レベル、信号PREPROMODEは“HIGH”レベルとなる。この状態においては、ANDゲート回路33-1〜33-4が非活性化し、ANDゲート回路35-1〜35-4が非活性化する。活性化したANDゲート回路35-1〜35-4では、その出力を、パルス信号PLS(又はPLSB)の論理レベルに応じて、“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。非活性化したANDゲート回路33-1〜33-4では、パルス信号PLS(又はPLSB)、及びパルス信号(又はC1B)の論理レベルに係わらず、その出力を“LOW”レベルに固定する。NORゲート回路37-1〜37-4は、ANDゲート回路33-1〜33-4からの“LOW”レベルの出力を受け、活性化する。これにより、NORゲート回路37-1〜37-4は、ANDゲート回路35-1〜35-4からの出力レベルに応じて、その出力を“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。
【0051】
このような消去前書き込み時の一動作例を、図8Bに示す。
【0052】
図8Bに示すように、消去前書き込み時には、書き込み制御回路31は、書き込みパルスPRGPLSB1、PRGPLSB2を同時に“LOW”レベルとした後、書き込みパルスPRGPLSB3、PRGPLSB4を同時に“LOW”レベルとする。
【0053】
このように本一回路例に係る書き込み制御回路31は、通常書き込み時と消去前書き込み時とで書き込みビット数を可変とする。このような機能から、書き込み制御回路31は、書き込みビット数可変回路、と表現することも可能である。本例の書き込みビット数可変回路では、例えば通常書き込み時と消去前書き込み時とで書き込みビット数を可変とする。
【0054】
また、消去前書き込み時では、書き込みビット数が増える。このため、図8Bに示すように、消去前書き込み時おける書き込みパルス印加時間は、図8Aに示す通常書き込み動作時における印加時間、例えば〜4μsから、例えば1/2の〜2μs程度に短縮される。
【0055】
次に、内部電圧レギュレータ21の一例について説明する。
【0056】
図9は内部電圧レギュレータ21の一回路例を示す回路図である。
【0057】
図9に示すように、一回路例に係るレギュレータ21は、出力電圧Vregを、抵抗(R1〜R5)で分圧し、この分圧点40の電圧と参照電圧Vrefと比較する。そして、比較結果に応じて、NMOS41、42、Pチャネル型MOSFET(以下PMOS)43、44を含む、例えばカレントミラー回路を制御する。これにより、例えばチャージポンプ回路19で発生された内部電圧Vddhを、所定の出力電圧Vregに下げる。出力電圧Vregは、ローデコーダ3に送られ、例えばワード線電圧Vwlに使用される。
【0058】
本一回路例に係るレギュレータ21が出力する所定の出力電圧Vregは、例えば書き込みモード(通常書き込み時)、ベリファイモード(通常書き込み時)、書き込みモード(消去前書き込み時)、ベリファイモード(消去前書き込み時)に応じ、4つの値に切り換えることが可能である。表1に出力電圧値の一例を示す。
【0059】
【表1】
【0060】
表1に示すような出力電圧値の切り換えは、上記4つのモードに応じて、例えば分圧点40における抵抗分割比を切り換えることで可能となる。本一回路例では抵抗分割比の切り換えを、上記4つのモードに応じて、例えば分圧点40と回路内接地点Vssとの間の抵抗値を切り換えることで行う。抵抗値の切り換えは、信号PRO、VRFY、PREPRO、PREPRO_VRFYに応じて、例えば4つのNMOS45〜48をそれぞれ制御することで行なわれる。
【0061】
〔書き込みモード(通常書き込み時)〕
信号PROが“HIGH”レベル、信号VRFY、PREPRO、PREPRO_VRFYがそれぞれ“LOW”レベルとなる。この間、NMOS45が“オン”し、NMOS46〜48が“オフ”する。これにより、分圧点40は、抵抗R2及びNMOS45を介して、回路内接地点Vssに接続される。
【0062】
〔ベリファイモード(通常書き込み時)〕
信号VRFYが“HIGH”レベル、信号PRO、PREPRO、PREPRO_VRFYがそれぞれ“LOW”レベルとなる。この間、NMOS46が“オン”し、NMOS45、47、48が“オフ”する。これにより、分圧点40は、抵抗R2、抵抗R3及びNMOS46を介して、回路内接地点Vssに接続される。
【0063】
〔書き込みモード(消去前書き込み時)〕
信号PREPROが“HIGH”レベル、信号PRO、VRFY、PREPRO_VRFYがそれぞれ“LOW”レベルとなる。この間、NMOS47が“オン”し、NMOS45、46、48が“オフ”する。これにより、分圧点40は、抵抗R2、抵抗R4及びNMOS47を介して、回路内接地点Vssに接続される。
【0064】
〔ベリファイモード(消去前書き込み時)〕
信号PREPRO_VRFYが“HIGH”レベル、信号PRO、PREPRO、VRFYがそれぞれ“LOW”レベルとなる。この間、NMOS48が“オン”し、NMOS45〜47が“オフ”する。これにより、分圧点40は、抵抗R2、抵抗R4、抵抗R5及びNMOS48を介して、回路内接地点Vssに接続される。
【0065】
このように本一回路例に係る内部電圧レギュレータ21は、通常書き込み時と消去前書き込み時とで互いに異なる書き込み電圧及びベリファイ電圧を発生する。このような機能から、内部電圧レギュレータ21は、動作モードに応じて互いに異なる電圧を発生する電圧発生回路、と表現することも可能である。本例の電圧発生回路は、例えば通常書き込み時と消去前書き込み時とで互いに異なる書き込み電圧及びベリファイ電圧を発生する。
【0066】
次に、内部電圧レギュレータ21を制御するレギュレータ制御回路の一例について説明する。
【0067】
図10はレギュレータ制御回路の一回路例を示す回路図、図11Aは通常書き込み時の一動作例を示す動作波形図、図11Bは消去前書き込み時の一動作例を示す動作波形図である。
【0068】
図10に示すように、一回路例に係るレギュレータ制御回路51は、書き込みモードを指示する信号PROGRAM、及びベリファイモードを指示する信号VERIFYをそれぞれ受ける。これとともに、上述した信号NORMALMODE、PREPROMODEをそれぞれ受ける。
【0069】
〔通常書き込み動作時〕
信号NORMALMODEは“HIGH”レベル、信号PREPROMODEは“LOW”レベルとなる。この状態においては、信号NORMALMODEを受ける論理ゲート回路、例えばANDゲート回路53-1、53-2が活性化し、信号PREPROMODEを受ける論理ゲート回路、例えばANDゲート回路55-1、55-2が非活性化する。活性化したANDゲート回路53-1、53-2では、その出力を、信号PROGRAM、又は信号VERIFYの論理レベルに応じて、“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。非活性化したANDゲート回路55-1、55-2では、信号PROGRAM、又は信号VERIFYの論理レベルに係わらず、その出力を“LOW”レベルに固定する。
【0070】
このような通常書き込み動作時の一動作例を、図11Aに示す。
【0071】
図11Aに示すように、信号PROGRAMが“HIGH”レベルのとき、信号PROは“HIGH”レベルである。信号PROGRAMが“HIGH”レベルから“LOW”レベルに遷移すると、信号PROは“HIGH”レベルから“LOW”レベルに遷移する。この後、信号VERFYが“LOW”レベルから“HIGH”レベルに遷移すると、信号VRFYが“LOW”レベルから“HIGH”レベルに遷移する。
【0072】
〔消去前書き込み動作時〕
信号NORMALMODEは“LOW”レベル、信号PREPROMODEは“HIGH”レベルとなる。この状態においては、ANDゲート回路53-1、53-2が非活性化し、ANDゲート回路55-1、55-2が非活性化する。活性化したANDゲート回路55-1、55-2では、その出力を、信号PROGRAM、又は信号VERIFYの論理レベルに応じて、“HIGH”又は“LOW”レベルのいずれかとする。非活性化したANDゲート回路53-1、53-2では、信号PROGRAM、又は信号VERIFYの論理レベルに係わらず、その出力を“LOW”レベルに固定する。
【0073】
このような消去前書き込み動作時の一動作例を、図11Bに示す。
【0074】
図11Bに示すように、信号PROGRAMが“HIGH”レベルのとき、信号PREPROは“HIGH”レベルである。信号PROGRAMが“HIGH”レベルから“LOW”レベルに遷移すると、信号PREPROは“HIGH”レベルから“LOW”レベルに遷移する。この後、信号VERFYが“LOW”レベルから“HIGH”レベルに遷移すると、信号PREPRO_VRFYが“LOW”レベルから“HIGH”レベルに遷移する。
【0075】
このように本一回路例に係るレギュレータ制御回路51は、書き込み電圧の値及びベリファイ電圧の値を、通常書き込み時と消去前書き込み時とで可変に制御する。このような機能から、レギュレータ制御回路51は、動作モードに応じてある電圧の値を可変に制御する電圧制御回路、と表現することも可能である。本例の電圧制御回路は、例えば通常書き込み時と消去前書き込み時とで、書き込み電圧の値及びベリファイ電圧の値を可変に制御する。
【0076】
次に、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作シーケンスの一例について説明する。
【0077】
図12は通常書き込み動作シーケンスの一例を示す流れ図、図13は消去動作シーケンスの一例を示す流れ図、図14は消去前書き込み動作シーケンスの一例を示す流れ図である。
【0078】
〔通常書き込み動作シーケンス〕
図12に示すように、まず、通常書き込みを指示するコマンドに基づき、通常書き込みが開始される(ST.11)。
【0079】
次に、同時書き込みビット数を、例えば“4”にセットする(ST.12)。
【0080】
次に、書き込み選択されたワード線WLに、例えば10Vの書き込み電圧を印加する(ST.13)。
【0081】
次に、ビット線BLに、例えば5Vのビット線書き込み電圧を、例えば4回印加する(ST.14)。
【0082】
なお、ST.14においては、書き込みデータに応じて、ビット線BLには、例えば5V、または例えば0Vのビット線書き込み電圧が印加される。例えばデータ“0”を書き込むとき、ビット線BLには例えば5Vのビット線書き込み電圧が印加され、データ“1”を書き込むとき、ビット線BLには例えば0Vのビット線書き込み電圧が印加される。
【0083】
次に、書き込みベリファイを行う(ST.15)。
【0084】
書き込みベリファイの結果、正常に書き込みがなされたならば(“PASS”)、通常書き込みは終了される(ST.16)。反対に正常に書き込みがなされていないならば(“FAIL”)、再書き込み回数が最大回数であるかを判断する(ST.17)。
【0085】
判断の結果、最大回数であるならば(“YES”)、書き込み不良として通常書き込みは終了される(ST.18)。反対に最大回数でないならば(“NO”)、ST.13〜ST.15のステップを繰り返す。
【0086】
〔消去動作シーケンス〕
図13に示すように、まず、消去を指示するコマンドに基づき、消去が開始される(ST.21)。
【0087】
次に、消去前書き込みルーチンに移行する(ST.22)
図14に示すように、消去前書き込みルーチンへの移行に基づき、消去前書き込みを開始する(ST.31)。
【0088】
次に、同時書き込みビット数を、通常書き込みよりも多い、例えば“8”にセットする(ST.32)。
【0089】
次に、書き込み選択されたワード線WLに、通常書き込みよりも低い、例えば6Vの書き込み電圧を印加する(ST.33)。
【0090】
次に、ビット線BLに、例えば5Vのビット線書き込み電圧を、通常書き込みよりも少ない、例えば2回印加する(ST.34)。
【0091】
次に、書き込みベリファイを行う(ST.35)。
【0092】
書き込みベリファイの結果、正常に書き込みがなされたならば(“PASS”)、書き込まれたセルのアドレスが最終アドレスであるかを判断する(ST.36)判断の結果、最終アドレスであるならば(“YES”)、消去前書き込みは終了される(ST.37)。反対に最終アドレスでないならば(“NO”)、アドレスをインクリメント、例えば+1する(ST.38)。この後、ST.33〜ST.36のステップを繰り返す。
【0093】
また、書き込みベリファイの結果、正常に書き込みがなされていないならば(“FAIL”)、再書き込み回数が最大回数であるかを判断する(ST.39)。
【0094】
判断の結果、最大回数であるならば(“YES”)、書き込み不良として通常書き込みは終了される(ST.40)。反対に最大回数でないならば(“NO”)、ST.33〜ST.35のステップを繰り返す。
【0095】
上記消去前書き込みルーチン(ST.22)終了後、ブロック消去を行う(ST.23)。ブロック消去(ST.23)終了後、過消去ビットの書き戻しを行う(ST.24)。そして、過消去ビットの書き戻し(ST.24)終了後、消去を終了する(ST.25)。
【0096】
次に、この発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置が持つメモリセルアレイ、及びメモリセルの一例について説明する。
【0097】
図15はメモリセルアレイの一例を示す等価回路図である。
【0098】
図15に示すように、メモリセルアレイ13には、複数の不揮発性メモリセル61が、マトリクス状に配置されている。不揮発性メモリセル61は、例えばデータをしきい値電圧のレベルに応じて記憶するトランジスタ(以下セルトランジスタ61と呼ぶ)である。図15に示す一例では、セルトランジスタ61のソースがソース線SOURCEに接続され、そのドレインがビット線BL(BL0〜BLi)に接続され、そのゲートがワード線WL(WL0〜WLj)に接続されている。このようにセルトランジスタ61が配置されている不揮発性半導体記憶装置は、一般に“NOR型”と呼ばれている。ただし、この発明は“NOR型”に限られるものではない。
【0099】
図16はセルトランジスタの一例を示す断面図である。
【0100】
図16に示すように、セルトランジスタの一例は、制御ゲート(Control gate)とウェル(P-well)との間に、浮遊ゲート(Floating gate)を有する。このタイプのセルトランジスタでは、そのしきい値電圧、例えば制御ゲートから見たしきい値電圧が浮遊ゲートに蓄積される電子の数によって変わる。制御ゲートに印加される電圧(Gate voltage)とセル電流(Drain current of memory cell transistor)との一関係例を図17に示す。
【0101】
図17に示すように、浮遊ゲートに蓄積される電子の数が比較的多い場合、即ちしきい値電圧が高い状態はデータ“0”(“0”-cells)、逆に低い状態はデータ“1”(“1”-cells)とされる。データの読み出し、消去、書き込みの一バイアス条件例を表2〜表4に示す。
【0102】
【表2】
【0103】
【表3】
【0104】
【表4】
【0105】
読み出しは、セル電流が流れるか否かで判定される。
【0106】
消去は、ソース及びウェル(P-well)を共有する複数のセルトランジスタ毎に一括して行われる。消去時、FNトンネル現象によって、浮遊ゲートからウェルに電子が流れ、消去対象のセルトランジスタの記憶データは、全てデータ“1”にされる。
【0107】
書き込みはビット毎に行なわれる。データ“0”に書き込む場合、書き込まれるセルトランジスタが接続されるビット線を、例えば5Vにバイアスする。これにより、チャネルホットエレクトロン現象で発生した高エネルギの電子が、浮遊ゲートに注入される。データ“1”のままとしたい場合には、書き込まれるセルトランジスタが接続されるビット線は、例えば0Vにされる。この場合には、電子の注入が起きず、しきい値電圧の変化は生じない。
【0108】
書き込みや消去を確認するため、書き込みベリファイや消去ベリファイが行なわれる。
【0109】
書き込みベリファイは、図17に示すように、電圧(Gate voltage)を読み出し時の電圧Vreadよりも高い電圧Vpvとして、データ“0”の読み出しを行う。書き込みと書き込みベリファイとを交互に実行していき、書き込み対象のセルが全てデータ“0”になったら、書き込み動作が終了する。
【0110】
消去ベリファイは、電圧Vreadよりも低い電圧Vevとして、データ“1”の読み出しを行う。これにより、セル電流Icellが充分に確保される。消去対象のセルが全てデータ“1”になったら、消去動作が終了する。
【0111】
ただし、セルトランジスタについても、この発明では、上記セルトランジスタに限られるものではない。
【0112】
(第2実施形態)
図18はこの発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のセルしきい値分布の一例を示す図、図19はこの発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の一例を示す図である。
【0113】
図18に示すように、この発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置では、1個のセルに、例えば4つのレベル(レベル1〜レベル4)のしきい値電圧を記憶させ、1個のセルに2ビットの情報を記憶させている。いわゆる多値メモリである。
【0114】
このような多値メモリにおいても、従来では、消去前に、最上位書き込み状態までの書き込みが行われる。
【0115】
これに対し、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置では、図19に示すように、消去前に、消去状態のセルを、例えばその1つ上のレベルのしきい値電圧まで書き込む。この後、一括消去動作に入る。一括消去後は、図19に示すように、第1実施形態と同様に、セルが大きく過消去されることはなくなる。
【0116】
このように、この発明は多値メモリにも適用することができる。
【0117】
なお、本第2実施形態では、消去前書き込みにおいては、書き込み後のしきい値電圧を、レベル2の制御範囲中にシフトさせたが、この制御範囲中にきちんと、シフトさせる必要はない。概ね、消去状態のしきい値電圧を、レベル2の制御範囲の下限値より高くしておけば良い。
【0118】
また、書き込み後のしきい値電圧は、最上位書き込み状態、即ちレベル4以外のレベルにシフトされれば良い。
【0119】
以上、この発明を第1、第2実施形態により説明したが、この発明はこれら実施形態それぞれに限定されるものではなく、その実施にあたっては、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0120】
また、上記実施形態はそれぞれ、単独で実施することが可能であるが、適宜組み合わせて実施することも、もちろん可能である。
【0121】
また、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
【0122】
また、上記各実施形態では、この発明を不揮発性半導体記憶装置に適用した例に基づき説明したが、上述したような不揮発性半導体記憶装置を内蔵した半導体集積回路装置、例えばプロセッサ、システムLSI等もまた、この発明の範疇である。
【0123】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、データ書き換えの高速化を図ることが可能な半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aはこの発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の一例を示す図、図1B及び図1Cは、それぞれセルのしきい値と消去時間との関係を示す図。
【図2】図2Aはこの発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のワード線電圧の一例を示す図、図2Bは図2Aに示す一例に従った時のセルの書き込み特性を示す図。
【図3】図3Aは書き込み時におけるセル及び負荷それぞれの電流−電圧特性を示す図、図3Bはセル及び負荷を示す等価回路図。
【図4】図4はこの発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一構成例を示すブロック図。
【図5】図5は書き込み回路の一回路例を示す回路図。
【図6】図6は書き込み制御回路の一回路例を示す回路図。
【図7】図7はパルス発生回路の一回路例を示す回路図。
【図8】図8Aは書き込み制御回路の通常書き込み時の一動作例を示す動作波形図、図8Bは書き込み制御回路の消去前書き込み時の一動作例を示す動作波形図。
【図9】図9は内部電圧レギュレータの一回路例を示す回路図。
【図10】図10はレギュレータ制御回路の一回路例を示す回路図。
【図11】図11Aはレギュレータ制御回路の通常書き込み時の一動作例を示す動作波形図、図11Bはレギュレータ制御回路の消去前書き込み時の一動作例を示す動作波形図。
【図12】図12は通常書き込み動作シーケンスの一例を示す流れ図。
【図13】図13は消去動作シーケンスの一例を示す流れ図。
【図14】図14は消去前書き込み動作シーケンスの一例を示す流れ図。
【図15】図15はメモリセルアレイの一例を示す等価回路図。
【図16】図16はメモリセルの一例を示す断面図。
【図17】図17は制御ゲートに印加される電圧(Gate voltage)とセル電流(Drain current of memory cell transistor)との一関係例を示す図。
【図18】図18はこの発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のセルしきい値分布の一例を示す図である。
【図19】図19はこの発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の一例を示す図。
【図20】図20は従来の不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の一例を示す図。
【図21】図21は従来の不揮発性半導体記憶装置の消去前書き込み後のセルしきい値分布、及び消去後のセルしきい値分布の他例を示す図。
【符号の説明】
1…アドレスバッファ、
3…ローデコーダ、
5…カラムデコーダ、
7…入出力バッファ、
9…センスアンプ、
11…書き込み回路、
13…メモリセルアレイ、
15…コマンドレジスタ、
17…内部回路制御部、
19…チャージポンプ回路、
21…内部電圧レギュレータ、
23…カラムゲート、
25…ウェルスイッチ、
31…書き込み制御回路、
33…論理ゲート回路(AND)、
35…論理ゲート回路(AND)、
37…論理ゲート回路(NOR)、
39…カウンタ回路、
41、42、45〜48…NMOS、
43、44…PMOS、
51…レギュレータ制御回路、
53…論理ゲート回路(AND)、
54…論理ゲート回路(AND)。
Claims (15)
- 書き込み状態の不揮発性メモリセルと消去状態の不揮発性メモリセルとが混在するブロックからデータを一括消去する際、この一括消去前に、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、前記消去状態と前記書き込み状態との中間のレベルまでデータを書き込む第1機能と、
前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、前記消去状態と前記書き込み状態との中間のレベルまでデータを書き込んだ後、前記ブロックからデータを一括消去する第2機能と
を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 複数の書き込み状態の不揮発性メモリセル、これら複数の書き込み状態のいずれよりもしきい値レベルが低い消去状態の不揮発性メモリセルが少なくとも混在するブロックからデータを一括消去する際、この一括消去前に、前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、この消去状態よりも少なくとも1つ高いしきい値レベルまでデータを書き込む第1機能と、
前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して、この消去状態よりも少なくとも1つ高いしきい値レベルまでデータを書き込んだ後、前記ブロックからデータを一括消去する第2機能と
を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 前記消去状態の不揮発性メモリセルに対する書き込みは、チャネルホットエレクトロン注入を用いて行い、かつ複数の前記消去状態の不揮発性メモリセルに対して同時に行うことを特徴とする請求項1及び請求項2いずれかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記不揮発性メモリセルが接続された複数のビット線と、
第1信号に応じて前記複数のビット線うち、n(nは自然数)本のビット線を書き込み選択し、第2信号に応じて前記n本とは異なるm(mは自然数)本のビット線を書き込み選択する書き込みビット数可変回路と
を具備することを特徴とする請求項1及び請求項2いずれかに記載の半導体集積回路装置。 - 第1信号に応じて第1書き込み電圧及び第1ベリファイ電圧を発生し、第2信号に応じて前記第1書き込み電圧とは異なる第2書き込み電圧及び前記第1ベリファイ電圧とは異なる第2ベリファイ電圧を発生する電圧発生回路とを、さらに具備し、
前記不揮発性メモリセルは、前記第1書き込み電圧、前記第1ベリファイ電圧、前記第2書き込み電圧及び前記第2ベリファイ電圧をゲートに受けることを特徴とする請求項1及び請求項2いずれかに半導体集積回路装置。 - 前記不揮発性メモリセルは、書き込み電圧及びベリファイ電圧をゲートに受け、
第1信号に応じて前記書き込み電圧の値及び前記ベリファイ電圧の値をそれぞれ第1の値に制御し、第2信号に応じて前記書き込み電圧の値及び前記ベリファイ電圧の値をそれぞれ前記第1の値とは異なる第2の値に制御する電圧制御回路を、さらに具備することを特徴とする請求項1及び請求項2いずれかに記載の半導体集積回路装置。 - 前記m本のビット線の数は、前記n本のビット線の数よりも多いことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2書き込み電圧が印加されて同時に書き込まれる前記不揮発性メモリセルの数は、前記第1書き込み電圧が印加されて同時に書き込まれる前記不揮発性メモリセルの数よりも多いことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
- 前記書き込み電圧が前記第2の値であるとき、同時に書き込まれる前記不揮発性メモリセルの数は、前記書き込み電圧が第1の値であるときよりも多いことを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
- 前記m本のビット線が書き込み選択されているとき、前記不揮発性メモリセルのゲートに印加される書き込み電圧は、前記n本のビット線が書き込み選択されているときよりも低いことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2書き込み電圧は、前記第1書き込み電圧よりも低いことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2の値は、前記第1の値よりも低いことを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2ベリファイ電圧は、前記第1ベリファイ電圧よりも低いことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1信号は通常書き込みを示す信号であり、前記第2信号は消去前書き込みを示す信号であることを特徴とする請求項4乃至請求項6いずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1信号は第1論理であり、前記第2信号は前記第1信号の第2論理であることを特徴とする請求項4乃至請求項6いずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
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