JPH11136105A - 電圧比較回路 - Google Patents
電圧比較回路Info
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- JPH11136105A JPH11136105A JP30188897A JP30188897A JPH11136105A JP H11136105 A JPH11136105 A JP H11136105A JP 30188897 A JP30188897 A JP 30188897A JP 30188897 A JP30188897 A JP 30188897A JP H11136105 A JPH11136105 A JP H11136105A
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000009738 saturating Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力信号のダイナミックレンジを広くでき、
トランジスタの温度特性に影響されることなく、安定し
た動作を実現可能な電圧比較回路を供給する。 【解決手段】 トランジスタQ1とQ2により差動対を
構成し、トランジスタQ3と抵抗素子R3からなる電流
源によりバイアス電圧Vbsに応じた定電流i0 を差動対
に供給する。ベースにバイアス電圧Vbsが印加されるト
ランジスタQ4およびそのエミッタと電源電圧VCC間に
接続されている抵抗素子R20により、基準電圧供給回
路20を構成し、トランジスタQ4のエミッタ電圧を基
準電圧Vref としてトランジスタQ2のベースに入力
し、トランジスタQ1のベースに印加される入力電圧V
inと比較し、比較結果に応じた電圧Vout を出力するの
で、温度変化によるトランジスタの特性の変動に影響さ
れず、トランジスタが飽和状態になることを回避でき、
安定した動作を実現できる。
トランジスタの温度特性に影響されることなく、安定し
た動作を実現可能な電圧比較回路を供給する。 【解決手段】 トランジスタQ1とQ2により差動対を
構成し、トランジスタQ3と抵抗素子R3からなる電流
源によりバイアス電圧Vbsに応じた定電流i0 を差動対
に供給する。ベースにバイアス電圧Vbsが印加されるト
ランジスタQ4およびそのエミッタと電源電圧VCC間に
接続されている抵抗素子R20により、基準電圧供給回
路20を構成し、トランジスタQ4のエミッタ電圧を基
準電圧Vref としてトランジスタQ2のベースに入力
し、トランジスタQ1のベースに印加される入力電圧V
inと比較し、比較結果に応じた電圧Vout を出力するの
で、温度変化によるトランジスタの特性の変動に影響さ
れず、トランジスタが飽和状態になることを回避でき、
安定した動作を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号の電圧と
所定の基準電圧とを比較し、比較結果に応じた信号を供
給するバイポーラトランジスタIC回路からなる電圧比
較回路に関するものである。
所定の基準電圧とを比較し、比較結果に応じた信号を供
給するバイポーラトランジスタIC回路からなる電圧比
較回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電圧比較回路は、一般的に差動増幅回路
により構成され、差動増幅回路の一方の入力端子に、比
較対象となる電圧が入力され、他方の入力端子に比較用
の基準電圧が入力される。当該差動増幅回路により、入
力電圧と基準電圧とのレベルに応じて、所定のレベルを
有する電圧信号を出力する。例えば、入力電圧のレベル
が基準電圧より高い場合に、電圧Vout1が出力され、逆
に入力電圧のレベルが基準電圧より低い場合に、電圧V
out1と異なるレベルを持つ電圧Vout2が出力される。
により構成され、差動増幅回路の一方の入力端子に、比
較対象となる電圧が入力され、他方の入力端子に比較用
の基準電圧が入力される。当該差動増幅回路により、入
力電圧と基準電圧とのレベルに応じて、所定のレベルを
有する電圧信号を出力する。例えば、入力電圧のレベル
が基準電圧より高い場合に、電圧Vout1が出力され、逆
に入力電圧のレベルが基準電圧より低い場合に、電圧V
out1と異なるレベルを持つ電圧Vout2が出力される。
【0003】図3は、バイポーラトランジスタICに一
般的に使用されている電圧比較回路の一例を示してい
る。図示のように、本例の電圧比較回路は、バイアス電
圧発生回路10、差動増幅回路および基準電圧発生回路
20により構成されている。
般的に使用されている電圧比較回路の一例を示してい
る。図示のように、本例の電圧比較回路は、バイアス電
圧発生回路10、差動増幅回路および基準電圧発生回路
20により構成されている。
【0004】バイアス電圧発生回路10は、ベース同士
が接続されているnpnトランジスタQ5,Q6、ベー
スがトランジスタQ5のコレクタに接続され、エミッタ
がトランジスタQ6のコレクタに接続されているトラン
ジスタQ7を有する。さらに、トランジスタQ5とQ6
のベース同士が、トランジスタQ6のコレクタに接続さ
れている。トランジスタQ5のコレクタが抵抗素子R4
を介して電源電圧VCCの供給線に接続され、トランジス
タQ5およびQ6のエミッタがそれぞれ抵抗素子R5お
よびR6を介して、接地されている。
が接続されているnpnトランジスタQ5,Q6、ベー
スがトランジスタQ5のコレクタに接続され、エミッタ
がトランジスタQ6のコレクタに接続されているトラン
ジスタQ7を有する。さらに、トランジスタQ5とQ6
のベース同士が、トランジスタQ6のコレクタに接続さ
れている。トランジスタQ5のコレクタが抵抗素子R4
を介して電源電圧VCCの供給線に接続され、トランジス
タQ5およびQ6のエミッタがそれぞれ抵抗素子R5お
よびR6を介して、接地されている。
【0005】バイアス電圧発生回路10において、電源
電圧VCCと接地電位GNDとの間に、2本の抵抗素子お
よび二つのトランジスタのベース・エミッタ間のPN接
合が介在しており、それぞれの抵抗素子の抵抗値および
トランジスタのベース・エミッタ間電圧に応じて、バイ
アス電圧、即ち、図示のトランジスタQ5とQ6のベー
ス電圧Vbsが決定される。なお、トランジスタQ5、Q
6およびQ7は、カレントミラー回路を構成している。
当該カレントミラー回路により、差動増幅回路に供給さ
れる動作電流が設定される。さらに、当該カレントミラ
ー回路により設定されたバイアス電圧Vbsに基づき、差
動増幅回路に供給される基準電圧Vref が設定される。
電圧VCCと接地電位GNDとの間に、2本の抵抗素子お
よび二つのトランジスタのベース・エミッタ間のPN接
合が介在しており、それぞれの抵抗素子の抵抗値および
トランジスタのベース・エミッタ間電圧に応じて、バイ
アス電圧、即ち、図示のトランジスタQ5とQ6のベー
ス電圧Vbsが決定される。なお、トランジスタQ5、Q
6およびQ7は、カレントミラー回路を構成している。
当該カレントミラー回路により、差動増幅回路に供給さ
れる動作電流が設定される。さらに、当該カレントミラ
ー回路により設定されたバイアス電圧Vbsに基づき、差
動増幅回路に供給される基準電圧Vref が設定される。
【0006】差動増幅回路は、図示のように、トランジ
スタQ1、Q2およびQ3により構成されている。トラ
ンジスタQ1のベースに入力電圧Vinが印加され、トラ
ンジスタQ2のベースに基準電圧発生回路20により生
成された基準電圧Vref が入力される。トランジスタQ
1とQ2のエミッタ同士が接続され、その接続点が、ト
ランジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ1とQ2のコレクタがそれぞれ抵抗素子R1とR
2を介して、電源電圧VCCの供給線に接続され、トラン
ジスタQ3のベースに、バイアス電圧Vbsが印加され、
そのエミッタが抵抗素子R3を介して接地されている。
スタQ1、Q2およびQ3により構成されている。トラ
ンジスタQ1のベースに入力電圧Vinが印加され、トラ
ンジスタQ2のベースに基準電圧発生回路20により生
成された基準電圧Vref が入力される。トランジスタQ
1とQ2のエミッタ同士が接続され、その接続点が、ト
ランジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ1とQ2のコレクタがそれぞれ抵抗素子R1とR
2を介して、電源電圧VCCの供給線に接続され、トラン
ジスタQ3のベースに、バイアス電圧Vbsが印加され、
そのエミッタが抵抗素子R3を介して接地されている。
【0007】基準電圧発生回路20は、図示のように、
トランジスタQ11とQ12、抵抗素子R11、R12
とR13により構成されている。トランジスタQ11の
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、エミッタが抵抗
素子R13を介して接地され、コレクタはトランジスタ
Q12のエミッタに接続されている。抵抗素子R11の
ベースが抵抗素子R11とR12との接続点に接続さ
れ、コレクタが電源電圧VCCの供給線に接続されてい
る。なお、抵抗素子R11とR12は、電源電圧VCCと
接地電位GNDとの間に直列接続されている。
トランジスタQ11とQ12、抵抗素子R11、R12
とR13により構成されている。トランジスタQ11の
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、エミッタが抵抗
素子R13を介して接地され、コレクタはトランジスタ
Q12のエミッタに接続されている。抵抗素子R11の
ベースが抵抗素子R11とR12との接続点に接続さ
れ、コレクタが電源電圧VCCの供給線に接続されてい
る。なお、抵抗素子R11とR12は、電源電圧VCCと
接地電位GNDとの間に直列接続されている。
【0008】このため、基準電圧発生回路20におい
て、抵抗素子R11とR12の抵抗値に応じて分圧電圧
V0 の電圧値が決まる。これに応じて、基準電圧Vref
は、分圧電圧V0 よりトランジスタQ12のベース・エ
ミッタ間電圧Vbe分だけ低い電圧となる。即ち、分圧用
抵抗素子R11とR12の抵抗値を調整することによ
り、所定の基準電圧Vref が得られる。
て、抵抗素子R11とR12の抵抗値に応じて分圧電圧
V0 の電圧値が決まる。これに応じて、基準電圧Vref
は、分圧電圧V0 よりトランジスタQ12のベース・エ
ミッタ間電圧Vbe分だけ低い電圧となる。即ち、分圧用
抵抗素子R11とR12の抵抗値を調整することによ
り、所定の基準電圧Vref が得られる。
【0009】差動増幅回路において、入力電圧Vinと基
準電圧Vref がそれぞれトランジスタQ1とQ2に入力
されるので、例えば、入力電圧Vinが基準電圧Vref よ
り高い場合に、トランジスタQ3により供給された電流
がほとんどトランジスタQ1側に流れ、トランジスタQ
2側にほとんど電流が流れない。即ち、トランジスタQ
1のコレクタがローレベルに保持され、トランジスタQ
2のコレクタがハイレベルに保持される。逆に入力電圧
Vinが基準電圧Vref より低い場合に、トランジスタQ
3により供給された電流がほとんどトランジスタQ2側
に流れ、トランジスタQ1側にほとんど電流が流れな
い。これに応じて、トランジスタQ1のコレクタがハイ
レベルに保持され、トランジスタQ2のコレクタがロー
レベルに保持される。この結果、入力電圧Vinと基準電
圧Vref のレベルに応じて、差動増幅回路の出力電圧V
out が異なり、当該出力電圧Vout により電圧比較の結
果が分かる。
準電圧Vref がそれぞれトランジスタQ1とQ2に入力
されるので、例えば、入力電圧Vinが基準電圧Vref よ
り高い場合に、トランジスタQ3により供給された電流
がほとんどトランジスタQ1側に流れ、トランジスタQ
2側にほとんど電流が流れない。即ち、トランジスタQ
1のコレクタがローレベルに保持され、トランジスタQ
2のコレクタがハイレベルに保持される。逆に入力電圧
Vinが基準電圧Vref より低い場合に、トランジスタQ
3により供給された電流がほとんどトランジスタQ2側
に流れ、トランジスタQ1側にほとんど電流が流れな
い。これに応じて、トランジスタQ1のコレクタがハイ
レベルに保持され、トランジスタQ2のコレクタがロー
レベルに保持される。この結果、入力電圧Vinと基準電
圧Vref のレベルに応じて、差動増幅回路の出力電圧V
out が異なり、当該出力電圧Vout により電圧比較の結
果が分かる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電圧比較回路において、差動増幅回路の出力信号の
ダイナミックレンジを広く取りたい場合に、入力電圧V
inのスライス可能な範囲内で、比較電圧をできる限り低
くする必要がある。しかし、このときトランジスタの温
度特性などを十分考慮して電圧を設定しないと、差動増
幅回路に動作電流流を供給する電流源を構成するトラン
ジスタQ3が飽和し、差動増幅回路が正常に動作しなく
なるという不利益がある。
来の電圧比較回路において、差動増幅回路の出力信号の
ダイナミックレンジを広く取りたい場合に、入力電圧V
inのスライス可能な範囲内で、比較電圧をできる限り低
くする必要がある。しかし、このときトランジスタの温
度特性などを十分考慮して電圧を設定しないと、差動増
幅回路に動作電流流を供給する電流源を構成するトラン
ジスタQ3が飽和し、差動増幅回路が正常に動作しなく
なるという不利益がある。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、出力信号のダイナミックレンジ
を広く取得でき、トランジスタの温度特性に影響される
ことなく、常に安定した動作を実現可能な電圧比較回路
を提供することにある。
のであり、その目的は、出力信号のダイナミックレンジ
を広く取得でき、トランジスタの温度特性に影響される
ことなく、常に安定した動作を実現可能な電圧比較回路
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電圧比較回路は、入力電圧と所定の基準電
圧とを比較し、比較結果に応じて所定のレベルを有する
信号を出力する電圧比較回路であって、電源電圧に応じ
て、所定のバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回
路と、制御電極に上記入力電圧が印加される第1のトラ
ンジスタと、制御電極に上記基準電圧が印加される第2
のトランジスタとを有し、上記第1および第2のトラン
ジスタのエミッタ同士の接続点に上記バイアス電圧に応
じた動作電流が供給される差動増幅回路と、制御電極に
上記バイアス電圧が印加され、コレクタが上記第1およ
び第2のトランジスタのエミッタ同士の接続点に接続さ
れ、エミッタが負荷素子を介して接地されている第3の
トランジスタと、制御電極に上記バイアス電圧が印加さ
れ、コレクタが接地され、エミッタが抵抗素子を介して
電源電圧供給線に接続されている第4のトランジスタと
を有し、上記第4のトランジスタのエミッタ電圧が上記
基準電圧として上記差動増幅回路を構成する上記第2の
トランジスタの制御電極に印加される。
め、本発明の電圧比較回路は、入力電圧と所定の基準電
圧とを比較し、比較結果に応じて所定のレベルを有する
信号を出力する電圧比較回路であって、電源電圧に応じ
て、所定のバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回
路と、制御電極に上記入力電圧が印加される第1のトラ
ンジスタと、制御電極に上記基準電圧が印加される第2
のトランジスタとを有し、上記第1および第2のトラン
ジスタのエミッタ同士の接続点に上記バイアス電圧に応
じた動作電流が供給される差動増幅回路と、制御電極に
上記バイアス電圧が印加され、コレクタが上記第1およ
び第2のトランジスタのエミッタ同士の接続点に接続さ
れ、エミッタが負荷素子を介して接地されている第3の
トランジスタと、制御電極に上記バイアス電圧が印加さ
れ、コレクタが接地され、エミッタが抵抗素子を介して
電源電圧供給線に接続されている第4のトランジスタと
を有し、上記第4のトランジスタのエミッタ電圧が上記
基準電圧として上記差動増幅回路を構成する上記第2の
トランジスタの制御電極に印加される。
【0013】また、本発明では、好適には上記第4のト
ランジスタは、上記差動増幅回路を構成する上記第1お
よび第2のトランジスタとチャネル導電型が異なり、上
記バイアス電圧発生回路は、制御電極同士が接続され、
エミッタが接地され、コレクタがそれぞれ負荷素子を介
して電源電圧供給線に接続され、且つ一方のコレクタが
上記制御電極同士に接続されている第5および第6のト
ランジスタにより構成され、上記第5および第6のトラ
ンジスタの制御電極同士の電圧が上記バイアス電圧とし
て、外部に出力される。
ランジスタは、上記差動増幅回路を構成する上記第1お
よび第2のトランジスタとチャネル導電型が異なり、上
記バイアス電圧発生回路は、制御電極同士が接続され、
エミッタが接地され、コレクタがそれぞれ負荷素子を介
して電源電圧供給線に接続され、且つ一方のコレクタが
上記制御電極同士に接続されている第5および第6のト
ランジスタにより構成され、上記第5および第6のトラ
ンジスタの制御電極同士の電圧が上記バイアス電圧とし
て、外部に出力される。
【0014】また、本発明の電圧比較回路は、入力電圧
と所定の基準電圧とを比較し、比較結果に応じて所定の
レベルを有する信号を出力する電圧比較回路であって、
電源電圧に応じて、所定のバイアス電圧を発生するバイ
アス電圧発生回路と、制御電極に上記入力電圧が印加さ
れる第1のトランジスタと、制御電極に上記基準電圧が
印加される第2のトランジスタとを有し、上記第1およ
び第2のトランジスタのエミッタ同士の接続点に上記バ
イアス電圧に応じた動作電流が供給される差動増幅回路
と、制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタ
が上記第1および第2のトランジスタのエミッタ同士の
接続点に接続され、エミッタが負荷素子を介して接地さ
れている第3のトランジスタと、制御電極に上記バイア
ス電圧が印加され、コレクタが接地され、エミッタが直
列接続されている少なくとも二つの抵抗素子を介して電
源電圧供給線に接続されている第4のトランジスタとを
有し、上記直列に接続されている少なくとも二つの抵抗
素子間の接続点の電圧が上記基準電圧として上記差動増
幅回路を構成する上記第2のトランジスタの制御電極に
印加される。
と所定の基準電圧とを比較し、比較結果に応じて所定の
レベルを有する信号を出力する電圧比較回路であって、
電源電圧に応じて、所定のバイアス電圧を発生するバイ
アス電圧発生回路と、制御電極に上記入力電圧が印加さ
れる第1のトランジスタと、制御電極に上記基準電圧が
印加される第2のトランジスタとを有し、上記第1およ
び第2のトランジスタのエミッタ同士の接続点に上記バ
イアス電圧に応じた動作電流が供給される差動増幅回路
と、制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタ
が上記第1および第2のトランジスタのエミッタ同士の
接続点に接続され、エミッタが負荷素子を介して接地さ
れている第3のトランジスタと、制御電極に上記バイア
ス電圧が印加され、コレクタが接地され、エミッタが直
列接続されている少なくとも二つの抵抗素子を介して電
源電圧供給線に接続されている第4のトランジスタとを
有し、上記直列に接続されている少なくとも二つの抵抗
素子間の接続点の電圧が上記基準電圧として上記差動増
幅回路を構成する上記第2のトランジスタの制御電極に
印加される。
【0015】さらに、本発明では、好適には、上記第4
のトランジスタのコレクタと接地電位間に、抵抗素子が
接続されている。また、上記バイアス電圧発生回路は、
制御電極同士が共通に接続され、エミッタがそれぞれ抵
抗素子を介して接地されている第5のトランジスタと第
6のトランジスタと、制御電極が上記第5のトランジス
タのコレクタに接続され、その接続点が抵抗素子を介し
て電源電圧供給線に接続され、エミッタが上記第6のト
ランジスタのコレクタに接続、コレクタが電源電圧供給
線に接続されている第7のトランジスタとを有する。
のトランジスタのコレクタと接地電位間に、抵抗素子が
接続されている。また、上記バイアス電圧発生回路は、
制御電極同士が共通に接続され、エミッタがそれぞれ抵
抗素子を介して接地されている第5のトランジスタと第
6のトランジスタと、制御電極が上記第5のトランジス
タのコレクタに接続され、その接続点が抵抗素子を介し
て電源電圧供給線に接続され、エミッタが上記第6のト
ランジスタのコレクタに接続、コレクタが電源電圧供給
線に接続されている第7のトランジスタとを有する。
【0016】本発明によれば、差動増幅回路を構成する
二つのトランジスタの一方の制御電極に入力電圧が印加
され、他方のトランジスタの制御電極に基準電圧が印加
され、入力電圧と基準電圧のレベルに応じて、差動増幅
回路の出力電圧のレベルが設定されるので、差動増幅回
路の出力電圧により入力電圧と基準電圧との比較結果が
分かる。
二つのトランジスタの一方の制御電極に入力電圧が印加
され、他方のトランジスタの制御電極に基準電圧が印加
され、入力電圧と基準電圧のレベルに応じて、差動増幅
回路の出力電圧のレベルが設定されるので、差動増幅回
路の出力電圧により入力電圧と基準電圧との比較結果が
分かる。
【0017】さらに、本発明によれば、差動増幅回路
は、制御電極にバイアス電圧発生回路により発生された
バイアス電圧が印加される第3のトランジスタからなる
電流源により動作電流が供給される。基準電圧発生回路
において、ベースに上記バイアス電圧が印加され、コレ
クタが抵抗素子を介して電源電圧供給線に接続されてい
る第4のトランジスタからなり、当該第4のトランジス
タのエミッタ電圧が基準電圧として差動増幅回路に供給
される。この結果、上記差動増幅回路に動作電流を供給
する第3のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の電圧
は、バイアス電圧と関係なく、基準電圧供給回路を構成
する第4のトランジスタおよび差動増幅回路を構成する
トランジスタのベース・エミッタ間の電圧により決定さ
れるので、当該第3のトランジスタが温度変化などによ
って飽和状態になることが防止され、電圧比較回路が常
に安定した動作が得られる。
は、制御電極にバイアス電圧発生回路により発生された
バイアス電圧が印加される第3のトランジスタからなる
電流源により動作電流が供給される。基準電圧発生回路
において、ベースに上記バイアス電圧が印加され、コレ
クタが抵抗素子を介して電源電圧供給線に接続されてい
る第4のトランジスタからなり、当該第4のトランジス
タのエミッタ電圧が基準電圧として差動増幅回路に供給
される。この結果、上記差動増幅回路に動作電流を供給
する第3のトランジスタのコレクタ・エミッタ間の電圧
は、バイアス電圧と関係なく、基準電圧供給回路を構成
する第4のトランジスタおよび差動増幅回路を構成する
トランジスタのベース・エミッタ間の電圧により決定さ
れるので、当該第3のトランジスタが温度変化などによ
って飽和状態になることが防止され、電圧比較回路が常
に安定した動作が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る電圧比較回路の第1の実施形態を示
す回路図である。図示のように、本実施形態の電圧比較
回路は、バイアス電圧発生回路10、差動増幅回路およ
び基準電圧発生回路30により構成されている。
す回路図である。図示のように、本実施形態の電圧比較
回路は、バイアス電圧発生回路10、差動増幅回路およ
び基準電圧発生回路30により構成されている。
【0019】差動増幅回路において、npnトランジス
タQ1とQ2が差動対を構成し、トランジスタQ1のベ
ースに比較対象となる入力電圧Vinが印加され、トラン
ジスタQ2のベースに基準電圧発生回路30により発生
された基準電圧Vref が印加される。トランジスタQ1
とQ2のエミッタ同士が接続し、接続点がnpnトラン
ジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジスタ
Q3のベースにバイアス電圧発生回路10により発生さ
れたバイアス電圧Vbsが印加され、そのエミッタが抵抗
素子R3を介して接地されている。
タQ1とQ2が差動対を構成し、トランジスタQ1のベ
ースに比較対象となる入力電圧Vinが印加され、トラン
ジスタQ2のベースに基準電圧発生回路30により発生
された基準電圧Vref が印加される。トランジスタQ1
とQ2のエミッタ同士が接続し、接続点がnpnトラン
ジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジスタ
Q3のベースにバイアス電圧発生回路10により発生さ
れたバイアス電圧Vbsが印加され、そのエミッタが抵抗
素子R3を介して接地されている。
【0020】また、トランジスタQ1とQ2のコレクタ
がそれぞれ抵抗素子R1およびR2を介して、電源電圧
VCCの供給線に接続されている。トランジスタQ1とQ
2のコレクタにより、差動増幅回路の出力端子が構成さ
れ、これらの出力端子間の電圧Vout が電圧比較回路の
出力電圧として、外部に出力される。
がそれぞれ抵抗素子R1およびR2を介して、電源電圧
VCCの供給線に接続されている。トランジスタQ1とQ
2のコレクタにより、差動増幅回路の出力端子が構成さ
れ、これらの出力端子間の電圧Vout が電圧比較回路の
出力電圧として、外部に出力される。
【0021】バイアス電圧発生回路は、図示のように、
npnトランジスタQ5,Q6,Q7、さらに、抵抗素
子R4,R5およびR6により構成されている。トラン
ジスタQ5とQ6のベース同士が接続され、その接続点
がトランジスタQ6のコレクタに接続されている。ま
た、トランジスタQ5とQ6のエミッタがそれぞれ抵抗
素子R5とR6を介して接地されている。
npnトランジスタQ5,Q6,Q7、さらに、抵抗素
子R4,R5およびR6により構成されている。トラン
ジスタQ5とQ6のベース同士が接続され、その接続点
がトランジスタQ6のコレクタに接続されている。ま
た、トランジスタQ5とQ6のエミッタがそれぞれ抵抗
素子R5とR6を介して接地されている。
【0022】トランジスタQ7のコレクタが電源電圧V
CCの供給線に接続され、ベースがトランジスタQ5のコ
レクタに接続され、その接続点が抵抗素子R4を介し
て、電源電圧VCCの供給線に接続されている。また、ト
ランジスタQ7のエミッタがトランジスタQ6のコレク
タおよびトランジスタQ5,Q6のベースに共通に接続
されている。
CCの供給線に接続され、ベースがトランジスタQ5のコ
レクタに接続され、その接続点が抵抗素子R4を介し
て、電源電圧VCCの供給線に接続されている。また、ト
ランジスタQ7のエミッタがトランジスタQ6のコレク
タおよびトランジスタQ5,Q6のベースに共通に接続
されている。
【0023】このように構成されているバイアス電圧発
生回路10において、トランジスタQ5,Q6およびQ
7の電流増幅率hfeが十分大きい場合に、トランジスタ
Q7のコレクタ電流と抵抗素子R4に流れる電流が近似
的に同じく、さらに、トランジスタQ5およびQ6のエ
ミッタ電流も近似的に同じと考えられる。即ち、トラン
ジスタQ5、Q6およびQ7は、カレントミラー回路を
構成している。当該カレントミラー回路により、差動増
幅回路に供給される動作電流が設定される。さらに、当
該カレントミラー回路により設定されたバイアス電圧V
bsに基づき、差動増幅回路に供給される基準電圧Vref
が設定される。
生回路10において、トランジスタQ5,Q6およびQ
7の電流増幅率hfeが十分大きい場合に、トランジスタ
Q7のコレクタ電流と抵抗素子R4に流れる電流が近似
的に同じく、さらに、トランジスタQ5およびQ6のエ
ミッタ電流も近似的に同じと考えられる。即ち、トラン
ジスタQ5、Q6およびQ7は、カレントミラー回路を
構成している。当該カレントミラー回路により、差動増
幅回路に供給される動作電流が設定される。さらに、当
該カレントミラー回路により設定されたバイアス電圧V
bsに基づき、差動増幅回路に供給される基準電圧Vref
が設定される。
【0024】ここで、抵抗素子R4の抵抗値をr4 、抵
抗素子R5およびR6の抵抗値を同じくr5 とし、さら
に、トランジスタQ5,Q6およびQ7のベース・エミ
ッタ間電圧はともにVbeとすると、バイアス電圧発生回
路10により発生されたバイアス電圧Vbsは、次式によ
り求められる。
抗素子R5およびR6の抵抗値を同じくr5 とし、さら
に、トランジスタQ5,Q6およびQ7のベース・エミ
ッタ間電圧はともにVbeとすると、バイアス電圧発生回
路10により発生されたバイアス電圧Vbsは、次式によ
り求められる。
【0025】
【数1】 Vbs=Vbe+(VCC−2Vbe)・r5 /(r4 +r5 ) …(1)
【0026】このように、バイアス電圧Vbsは、電源電
圧VCC、トランジスタのベース・エミッタ間電圧および
抵抗素子の抵抗値により決定される。
圧VCC、トランジスタのベース・エミッタ間電圧および
抵抗素子の抵抗値により決定される。
【0027】差動増幅回路において、トランジスタQ3
のベースに上述したバイアス電圧Vbsが印加されるの
で、トランジスタQ3のエミッタに流れる電流i0 が、
バイアス電圧Vbs、トランジスタQ3のベース・エミッ
タ電圧および抵抗素子R3の抵抗値により決定される。
ここで、トランジスタQ3のベース・エミッタ電圧をV
beとして、抵抗素子R3の抵抗値をr3 とすると、電流
i0 は次式により求められる。
のベースに上述したバイアス電圧Vbsが印加されるの
で、トランジスタQ3のエミッタに流れる電流i0 が、
バイアス電圧Vbs、トランジスタQ3のベース・エミッ
タ電圧および抵抗素子R3の抵抗値により決定される。
ここで、トランジスタQ3のベース・エミッタ電圧をV
beとして、抵抗素子R3の抵抗値をr3 とすると、電流
i0 は次式により求められる。
【0028】
【数2】 i0 =(Vbs−Vbe)/r3 …(2)
【0029】即ち、バイアス電圧Vbsおよびトランジス
タQ3のベース・エミッタ電圧が決まれば、電流i0 が
決まる。このように、トランジスタQ3と抵抗素子R3
により、トランジスタQ1とQ2のエミッタ同士に動作
電流を供給する定電流源を構成する。当該定電流源によ
り、トランジスタQ1とQ2のエミッタ同士の接続点に
動作電流i0 が供給される。
タQ3のベース・エミッタ電圧が決まれば、電流i0 が
決まる。このように、トランジスタQ3と抵抗素子R3
により、トランジスタQ1とQ2のエミッタ同士に動作
電流を供給する定電流源を構成する。当該定電流源によ
り、トランジスタQ1とQ2のエミッタ同士の接続点に
動作電流i0 が供給される。
【0030】差動増幅回路は、動作電流i0 を受けて動
作する。例えば、入力電圧Vinは基準電圧Vref より高
い場合に、トランジスタQ1側に電流i0 が流れ、トラ
ンジスタQ2側にほとんど電流が流れない。即ち、トラ
ンジスタQ1がオン状態、トランジスタQ2がオフ状態
にそれぞれ保持される。この場合に、トランジスタQ1
のコレクタ電圧V1 は、(VCC−r1 ・i0 )となり、
トランジスタQ2のコレクタ電圧Vは、電源電圧VCCと
なる。即ち、この場合電圧比較回路の出力電圧V
out1は、次式により求まる。
作する。例えば、入力電圧Vinは基準電圧Vref より高
い場合に、トランジスタQ1側に電流i0 が流れ、トラ
ンジスタQ2側にほとんど電流が流れない。即ち、トラ
ンジスタQ1がオン状態、トランジスタQ2がオフ状態
にそれぞれ保持される。この場合に、トランジスタQ1
のコレクタ電圧V1 は、(VCC−r1 ・i0 )となり、
トランジスタQ2のコレクタ電圧Vは、電源電圧VCCと
なる。即ち、この場合電圧比較回路の出力電圧V
out1は、次式により求まる。
【0031】
【数3】 Vout1=V1 −V2 =−r1 ・i0 …(3)
【0032】逆に、入力電圧Vinは基準電圧Vref より
低い場合に、トランジスタQ2側に電流i0 が流れ、ト
ランジスタQ1側にほとんど電流が流れない。即ち、ト
ランジスタQ1がオフ状態、トランジスタQ2がオン状
態にそれぞれ保持される。この場合に、トランジスタQ
1のコレクタ電圧V1 は、電源電圧VCCとなり、トラン
ジスタQ2のコレクタ電圧Vは、(VCC−r1 ・i0 )
となる。即ち、この場合電圧比較回路の出力電圧Vout2
は、次式により求まる。
低い場合に、トランジスタQ2側に電流i0 が流れ、ト
ランジスタQ1側にほとんど電流が流れない。即ち、ト
ランジスタQ1がオフ状態、トランジスタQ2がオン状
態にそれぞれ保持される。この場合に、トランジスタQ
1のコレクタ電圧V1 は、電源電圧VCCとなり、トラン
ジスタQ2のコレクタ電圧Vは、(VCC−r1 ・i0 )
となる。即ち、この場合電圧比較回路の出力電圧Vout2
は、次式により求まる。
【0033】
【数4】 Vout2=V1 −V2 =r1 ・i0 …(4)
【0034】上述のように、入力電圧Vinと基準電圧V
ref のレベルに応じて、電圧比較回路の出力電圧Vout
のレベルが異なる。当該出力電圧Vout に応じて、入力
電圧Vinのレベルを判定することができる。
ref のレベルに応じて、電圧比較回路の出力電圧Vout
のレベルが異なる。当該出力電圧Vout に応じて、入力
電圧Vinのレベルを判定することができる。
【0035】基準電圧発生回路30は、抵抗素子R20
とpnpトランジスタQ4により構成されている。トラ
ンジスタQ4のベースにバイアス電圧Vbsが印加され、
そのコレクタが接地され、エミッタが抵抗素子R20を
介して電源電圧VCCの供給線に接続されている。トラン
ジスタQ4のエミッタ電圧が基準電圧Vref として、差
動増幅回路に供給される。
とpnpトランジスタQ4により構成されている。トラ
ンジスタQ4のベースにバイアス電圧Vbsが印加され、
そのコレクタが接地され、エミッタが抵抗素子R20を
介して電源電圧VCCの供給線に接続されている。トラン
ジスタQ4のエミッタ電圧が基準電圧Vref として、差
動増幅回路に供給される。
【0036】ここで、pnpトトランジスタQ4のベー
ス・エミッタ間電圧を、差動増幅回路を構成するnpn
トランジスタQ1,Q2およびQ3と同じく、Vbeとす
ると、基準電圧Vref は、次式により求められる。
ス・エミッタ間電圧を、差動増幅回路を構成するnpn
トランジスタQ1,Q2およびQ3と同じく、Vbeとす
ると、基準電圧Vref は、次式により求められる。
【0037】
【数5】 Vref =Vbs+Vbe …(5)
【0038】即ち、基準電圧Vref は、バイアス電圧V
bsおよびpnpトランジスタQ4のベース・エミッタ間
電圧により決定される。
bsおよびpnpトランジスタQ4のベース・エミッタ間
電圧により決定される。
【0039】ここで、トランジスタQ3のエミッタ電圧
をVe とすると、(Ve =Vbs−Vbe)となる。入力電
圧Vinが基準電圧Vref より低い場合に、上述したよう
に、トランジスタQ1がオフ状態に、トランジスタQ2
がオン状態にそれぞれ保持される。この場合に、トラン
ジスタQ3のコレクタ電圧、即ち、トランジスタQ2の
エミッタ電圧は、(Vref −Vbe)となり、トランジス
タQ3のコレクタ・エミッタ間電圧Vceは次式により求
まる。
をVe とすると、(Ve =Vbs−Vbe)となる。入力電
圧Vinが基準電圧Vref より低い場合に、上述したよう
に、トランジスタQ1がオフ状態に、トランジスタQ2
がオン状態にそれぞれ保持される。この場合に、トラン
ジスタQ3のコレクタ電圧、即ち、トランジスタQ2の
エミッタ電圧は、(Vref −Vbe)となり、トランジス
タQ3のコレクタ・エミッタ間電圧Vceは次式により求
まる。
【0040】
【数6】 Vce=(Vref −Vbe)−Ve =Vbe …(6)
【0041】即ち、温度変化に関係なく、トランジスタ
Q3のコレクタ・エミッタ間電圧Vceが常に一定のレベ
ルVbeに保持されているので、トランジスタQ3が飽和
することなく、差動増幅回路は安定して動作可能であ
る。
Q3のコレクタ・エミッタ間電圧Vceが常に一定のレベ
ルVbeに保持されているので、トランジスタQ3が飽和
することなく、差動増幅回路は安定して動作可能であ
る。
【0042】一方、入力電圧Vinが基準電圧Vref より
高い場合に、トランジスタQ1がオン状態、トランジス
タQ2がオフ状態にそれぞれ保持される。ここで、入力
電圧Vinと基準電圧Vref との差電圧をΔVとすると、
この場合のトランジスタQ3のコレクタ・エミッタ間電
圧Vceは、次式により表される。
高い場合に、トランジスタQ1がオン状態、トランジス
タQ2がオフ状態にそれぞれ保持される。ここで、入力
電圧Vinと基準電圧Vref との差電圧をΔVとすると、
この場合のトランジスタQ3のコレクタ・エミッタ間電
圧Vceは、次式により表される。
【0043】
【数7】 Vce=Vbe+ΔV …(7)
【0044】この場合にもトランジスタQ3が飽和する
ことなく、差動増幅回路が正常に動作することができ
る。このように、入力電圧Vinと基準電圧Vref との比
較結果に関わらず、何れの場合においても差動増幅回路
に動作電流を供給するトランジスタQ3が飽和すること
なく、正常に動作できる。さらに、基準電圧Vref を低
く設定することが可能であり、出力信号のダイナミック
レンジが広く取れる。
ことなく、差動増幅回路が正常に動作することができ
る。このように、入力電圧Vinと基準電圧Vref との比
較結果に関わらず、何れの場合においても差動増幅回路
に動作電流を供給するトランジスタQ3が飽和すること
なく、正常に動作できる。さらに、基準電圧Vref を低
く設定することが可能であり、出力信号のダイナミック
レンジが広く取れる。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、トランジスタQ1、Q2およびQ3により差動増幅
回路を構成し、トランジスタQ3と抵抗素子R3からな
る定電流源はバイアス電圧Vbsに応じた定電流を差動増
幅回路に供給する。ベースにバイアス電圧Vbsが印加さ
れているトランジスタQ4およびそのエミッタと電源電
圧VCC間に接続されている抵抗素子R20により、基準
電圧供給回路20を構成し、トランジスタQ4のエミッ
タ電圧を基準電圧Vref としてトランジスタQ2のベー
スに入力し、トランジスタQ1のベースに印加される入
力電圧Vinと比較し、比較結果に応じた電圧Vout を出
力する。この結果、トランジスタの温度特性に影響され
ることなく、電流源を構成するトランジスタQ3が飽和
状態になることが回避され、差動増幅回路は常に安定し
た状態で動作することができる。
ば、トランジスタQ1、Q2およびQ3により差動増幅
回路を構成し、トランジスタQ3と抵抗素子R3からな
る定電流源はバイアス電圧Vbsに応じた定電流を差動増
幅回路に供給する。ベースにバイアス電圧Vbsが印加さ
れているトランジスタQ4およびそのエミッタと電源電
圧VCC間に接続されている抵抗素子R20により、基準
電圧供給回路20を構成し、トランジスタQ4のエミッ
タ電圧を基準電圧Vref としてトランジスタQ2のベー
スに入力し、トランジスタQ1のベースに印加される入
力電圧Vinと比較し、比較結果に応じた電圧Vout を出
力する。この結果、トランジスタの温度特性に影響され
ることなく、電流源を構成するトランジスタQ3が飽和
状態になることが回避され、差動増幅回路は常に安定し
た状態で動作することができる。
【0046】第2実施形態 図2は本発明に係る電圧比較回路の第2の実施形態を示
す回路図である。なお、本実施形態においては、バイア
ス電圧発生回路および差動増幅回路の各部分は、図1に
示す本発明の第1の実施形態と同様であるため、ここ
で、差動増幅回路に定電流i0 を供給する電流源および
基準電圧発生回路40のみを図示している。
す回路図である。なお、本実施形態においては、バイア
ス電圧発生回路および差動増幅回路の各部分は、図1に
示す本発明の第1の実施形態と同様であるため、ここ
で、差動増幅回路に定電流i0 を供給する電流源および
基準電圧発生回路40のみを図示している。
【0047】図示のように、電流源は、トランジスタQ
3と抵抗素子R3により構成され、トランジスタQ3の
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、トランジスタQ
3のエミッタが抵抗素子R3を介して接地されている。
トランジスタQ3のコレクタに定電流i0 が流れる。電
流i0 が動作電流として差動増幅回路に供給される。な
お、電流i0 は、式(2)により求められる。
3と抵抗素子R3により構成され、トランジスタQ3の
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、トランジスタQ
3のエミッタが抵抗素子R3を介して接地されている。
トランジスタQ3のコレクタに定電流i0 が流れる。電
流i0 が動作電流として差動増幅回路に供給される。な
お、電流i0 は、式(2)により求められる。
【0048】基準電圧発生回路40は、図示のようにp
npトランジスタQ4aと抵抗素子R20,R21およ
びR22により構成されている。トランジスタQ4aの
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、コレクタが抵抗
素子R22を介して接地され、エミッタが直列接続され
ている抵抗素子R20とR21を介して、電源電圧VCC
の供給線に接続されている。なお、本実施形態では、抵
抗素子R22は抵抗値の小さいものであり、さらに、抵
抗素子R22を省略できる。即ち、トランジスタQ4a
のコレクタが直接接地してもよい。
npトランジスタQ4aと抵抗素子R20,R21およ
びR22により構成されている。トランジスタQ4aの
ベースにバイアス電圧Vbsが印加され、コレクタが抵抗
素子R22を介して接地され、エミッタが直列接続され
ている抵抗素子R20とR21を介して、電源電圧VCC
の供給線に接続されている。なお、本実施形態では、抵
抗素子R22は抵抗値の小さいものであり、さらに、抵
抗素子R22を省略できる。即ち、トランジスタQ4a
のコレクタが直接接地してもよい。
【0049】抵抗素子R20とR21との接続点の電圧
が、基準電圧Vref として出力される。当該基準電圧V
ref は、差動増幅回路に供給され、トランジスタQ2の
ベースに印加される。ここで、トランジスタQ4aのベ
ース・エミッタ間電圧をVbeとし、さらに抵抗素子R2
1に生じた電圧降下をαとすれば、本実施形態における
基準電圧Vref は、次式により求められる。
が、基準電圧Vref として出力される。当該基準電圧V
ref は、差動増幅回路に供給され、トランジスタQ2の
ベースに印加される。ここで、トランジスタQ4aのベ
ース・エミッタ間電圧をVbeとし、さらに抵抗素子R2
1に生じた電圧降下をαとすれば、本実施形態における
基準電圧Vref は、次式により求められる。
【0050】
【数8】 Vref =Vbs+Vbe+α …(8)
【0051】このため、本実施形態においては、差動増
幅回路の電流源を構成するトランジスタQ3のコレクタ
・エミッタ間電圧は、上述した第1の実施形態に較べ
て、α分だけ大きくなるので、第1実施形態よりさらに
トランジスタQ3が飽和しにくくなり、差動増幅回路が
常に安定して動作することができる。
幅回路の電流源を構成するトランジスタQ3のコレクタ
・エミッタ間電圧は、上述した第1の実施形態に較べ
て、α分だけ大きくなるので、第1実施形態よりさらに
トランジスタQ3が飽和しにくくなり、差動増幅回路が
常に安定して動作することができる。
【0052】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、基準電圧発生回路40において、ベースにバイアス
電圧Vbsが印加されるpnpトランジスタQ4aを設け
て、トランジスタQ4aのエミッタを直列した抵抗素子
R20とR21を介して、電源電圧VCCに接続し、抵抗
素子R20とR21との接続点の電圧を基準電圧Vref
として差動増幅回路に供給するので、差動増幅回路に動
作電流i0 を供給するトランジスタQ3のコレクタ・エ
ミッタ間電圧は、抵抗素子R21の電圧降下分だけ大き
く保持されるので、トランジスタQ3が飽和しにくくな
り、温度と関係なく常に安定した動作が得られる。な
お、本実施形態は、上述した第1の実施形態に較べて、
基準電圧Vref をやや大きく設定されるので、出力信号
のダイナミックレンジもそれに応じて狭められるが、電
流源を構成するトランジスタQ3のコレクタ・エミッタ
間電圧が大きくなり、トランジスタの温度特性などに影
響されることなく、飽和しにくくなり、電圧比較回路の
動作安定性がさらに向上する。
ば、基準電圧発生回路40において、ベースにバイアス
電圧Vbsが印加されるpnpトランジスタQ4aを設け
て、トランジスタQ4aのエミッタを直列した抵抗素子
R20とR21を介して、電源電圧VCCに接続し、抵抗
素子R20とR21との接続点の電圧を基準電圧Vref
として差動増幅回路に供給するので、差動増幅回路に動
作電流i0 を供給するトランジスタQ3のコレクタ・エ
ミッタ間電圧は、抵抗素子R21の電圧降下分だけ大き
く保持されるので、トランジスタQ3が飽和しにくくな
り、温度と関係なく常に安定した動作が得られる。な
お、本実施形態は、上述した第1の実施形態に較べて、
基準電圧Vref をやや大きく設定されるので、出力信号
のダイナミックレンジもそれに応じて狭められるが、電
流源を構成するトランジスタQ3のコレクタ・エミッタ
間電圧が大きくなり、トランジスタの温度特性などに影
響されることなく、飽和しにくくなり、電圧比較回路の
動作安定性がさらに向上する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電圧比較
回路によれば、出力信号のダイナミックレンジを広くで
き、トランジスタの温度特性に影響されることなく、常
に安定した動作を実現できる利点がある。
回路によれば、出力信号のダイナミックレンジを広くで
き、トランジスタの温度特性に影響されることなく、常
に安定した動作を実現できる利点がある。
【図1】本発明に係る電圧比較回路の第1の実施形態を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】電圧比較回路の第2の実施形態を示す回路図で
あり、基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。
あり、基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。
【図3】従来の電圧比較回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
10…バイアス電圧発生回路、20,30,40…基準
電圧発生回路、Q1,Q2,Q3,Q5,Q6,Q7…
npnトランジスタ、Q4,Q4a…pnpトランジス
タ、R1,R2,R3,R4,R5,R5,R11,R
12,R13,R20,R21,R22…抵抗素子、V
CC…電源電圧、GND…接地電位。
電圧発生回路、Q1,Q2,Q3,Q5,Q6,Q7…
npnトランジスタ、Q4,Q4a…pnpトランジス
タ、R1,R2,R3,R4,R5,R5,R11,R
12,R13,R20,R21,R22…抵抗素子、V
CC…電源電圧、GND…接地電位。
Claims (10)
- 【請求項1】入力電圧と所定の基準電圧とを比較し、比
較結果に応じて所定のレベルを有する信号を出力する電
圧比較回路であって、 電源電圧に応じて、所定のバイアス電圧を発生するバイ
アス電圧発生回路と、 制御電極に上記入力電圧が印加される第1のトランジス
タと、制御電極に上記基準電圧が印加される第2のトラ
ンジスタとを有し、上記第1および第2のトランジスタ
のエミッタ同士の接続点に上記バイアス電圧に応じた動
作電流が供給される差動増幅回路と、 制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタが上
記第1および第2のトランジスタのエミッタ同士の接続
点に接続され、エミッタが抵抗素子を介して接地されて
いる第3のトランジスタと、 制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタが接
地され、エミッタが負荷素子を介して電源電圧供給線に
接続されている第4のトランジスタとを有し、上記第4
のトランジスタのエミッタ電圧が上記基準電圧として上
記差動増幅回路を構成する上記第2のトランジスタの制
御電極に印加される電圧比較回路。 - 【請求項2】上記第4のトランジスタは、上記差動増幅
回路を構成する上記第1および第2のトランジスタとチ
ャネル導電型が異なる請求項1記載の電圧比較回路。 - 【請求項3】上記第4のトランジスタのコレクタと接地
電位間に、負荷素子が接続されている請求項1記載の電
圧比較回路。 - 【請求項4】上記バイアス電圧発生回路は、制御電極同
士が接続され、エミッタが接地され、コレクタがそれぞ
れ負荷素子を介して電源電圧供給線に接続され、且つ一
方のコレクタが上記制御電極同士に接続されている第5
および第6のトランジスタにより構成され、 上記第5および第6のトランジスタの制御電極同士の電
圧が上記バイアス電圧として、外部に出力される請求項
1記載の電圧比較回路。 - 【請求項5】上記バイアス電圧発生回路は、制御電極同
士が共通に接続され、エミッタがそれぞれ抵抗素子を介
して接地されている第5のトランジスタと第6のトラン
ジスタと、 制御電極が上記第5のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、その接続点が負荷素子を介して電源電圧供給線に接
続され、エミッタが上記第6のトランジスタのコレクタ
に接続、コレクタが電源電圧供給線に接続されている第
7のトランジスタとを有する請求項1記載の電圧比較回
路。 - 【請求項6】入力電圧と所定の基準電圧とを比較し、比
較結果に応じて所定のレベルを有する信号を出力する電
圧比較回路であって、 電源電圧に応じて、所定のバイアス電圧を発生するバイ
アス電圧発生回路と、 制御電極に上記入力電圧が印加される第1のトランジス
タと、制御電極に上記基準電圧が印加される第2のトラ
ンジスタとを有し、上記第1および第2のトランジスタ
のエミッタ同士の接続点に上記バイアス電圧に応じた動
作電流が供給される差動増幅回路と、 制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタが上
記第1および第2のトランジスタのエミッタ同士の接続
点に接続され、エミッタが負荷素子を介して接地されて
いる第3のトランジスタと、 制御電極に上記バイアス電圧が印加され、コレクタが接
地され、エミッタが直列接続されている少なくとも二つ
の抵抗素子を介して電源電圧供給線に接続されている第
4のトランジスタとを有し、上記直列に接続されている
少なくとも二つの抵抗素子間の接続点の電圧が上記基準
電圧として上記差動増幅回路を構成する上記第2のトラ
ンジスタの制御電極に印加される電圧比較回路。 - 【請求項7】上記第4のトランジスタは、上記差動増幅
回路を構成する上記第1および第2のトランジスタとチ
ャネル導電型が異なる請求項6記載の電圧比較回路。 - 【請求項8】上記第4のトランジスタのコレクタと接地
電位間に、負荷素子が接続されている請求項6記載の電
圧比較回路。 - 【請求項9】上記バイアス電圧発生回路は、制御電極同
士が接続され、エミッタが接地され、コレクタがそれぞ
れ負荷素子を介して電源電圧供給線に接続され、且つ一
方のコレクタが上記制御電極同士に接続されている第5
および第6のトランジスタにより構成され、 上記第5および第6のトランジスタの制御電極同士の電
圧が上記バイアス電圧として、外部に出力されている請
求項6記載の電圧比較回路。 - 【請求項10】上記バイアス電圧発生回路は、制御電極
同士が共通に接続され、エミッタがそれぞれ抵抗素子を
介して接地されている第5のトランジスタと第6のトラ
ンジスタと、 制御電極が上記第5のトランジスタのコレクタに接続さ
れ、その接続点が抵抗素子を介して電源電圧供給線に接
続され、エミッタが上記第6のトランジスタのコレクタ
に接続、コレクタが電源電圧供給線に接続されている第
7のトランジスタとを有する請求項6記載の電圧比較回
路。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30188897A JP3736077B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 電圧比較回路 |
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JP30188897A JP3736077B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 電圧比較回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11136105A true JPH11136105A (ja) | 1999-05-21 |
JP3736077B2 JP3736077B2 (ja) | 2006-01-18 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1309165C (zh) * | 2004-05-20 | 2007-04-04 | 广达电脑股份有限公司 | 单向导通器件 |
CN110196397A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 精工爱普生株式会社 | 电源电压检测电路、半导体装置以及电子设备 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP30188897A patent/JP3736077B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1309165C (zh) * | 2004-05-20 | 2007-04-04 | 广达电脑股份有限公司 | 单向导通器件 |
CN110196397A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 精工爱普生株式会社 | 电源电压检测电路、半导体装置以及电子设备 |
CN110196397B (zh) * | 2018-02-27 | 2023-04-21 | 精工爱普生株式会社 | 电源电压检测电路、半导体装置以及电子设备 |
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