JPH11129040A - パンチプレス - Google Patents
パンチプレスInfo
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Landscapes
- Control Of Presses (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
縮,加工時間の短縮が簡単な制御で図れるようにする。 【解決手段】 成形加工された位置を記憶する成形加工
位置記憶手段27と、その記憶された成形加工位置をパ
ンチ位置Pが通過する場合に、通常待機高さよりも高い
位置でパンチ4を待機させるパンチ待機高さ制御手段2
9とを設ける。板材Wを縦横の格子状に区分する区分設
定手段23を設ける。この手段23で区分された単位領
域(Xi ,Yj )に成形加工部位Waが有るか否かを判
定する成形有無判定手段24を設ける。成形有加工位置
記憶手段27は、この単位領域ごとに成形加工有無の判
定結果を記憶するものとする。パンチ待機高さ制御手段
29は、板材移動を行う経路に成形加工部位があるか否
かを、前記成形加工位置記憶手段27の記憶情報から判
断する通過干渉判定手段30を有するものとする。
Description
場合のパンチ待機高さ位置の制御を改良したパンチプレ
スに関する。
明けを行うパンチ加工においては、サイクルタイムを短
縮するために、パンチ金型の上昇待機高さを上死点位置
とせずに、板材送りに支障のない程度の高さ位置とする
制御が行われている。しかし、成形加工を伴う場合は、
成形加工高さが種々異なるため、全てのパンチ加工にお
いて、パンチ金型を上死点まで上昇待機させていた。そ
のため、パンチ金型が上死点から板材表面に近接するま
での時間が無駄となり、サイクルタイムの短縮が図れな
かった。
ルタイムの短縮,加工時間の短縮が簡単な制御で図れる
パンチプレスを提供することを目的とする。
態に対応する図1と共に説明する。このパンチプレス
は、板材(W)を移動させ、所定位置に位置決めする板
材移動手段(11)と、位置決めされた板材(W)に成
形加工を行う加工部(12)とを備えたパンチプレスで
あって、加工中の板材(W)の成形加工された位置を記
憶する成形加工位置記憶手段(27)と、前記板材移動
手段(11)により板材(W)が移動するときに、前記
成形加工位置記憶手段(27)に記憶された成形加工位
置を前記加工部(12)が通過する場合に通常待機高さ
よりも高い位置でパンチ(4)を待機させるパンチ待機
高さ制御手段(29)とを備えたものである。この構成
よると、成形加工位置記憶手段(27)の記憶結果に基
づき、板材(W)が移動するときに、加工部(12)が
板材(W)の成形加工位置を通過する場合は、パンチ待
機高さ制御手段(29)の制御により、パンチ(4)が
通常待機高さよりも高い位置で待機させられる。このと
きの待機高さは、成形加工高さよりも若干高い高さであ
っても、上死点であっても良い。加工部(12)が板材
(W)の成形加工位置を通過しない場合は、通常待機高
さでパンチ(4)が待機させられる。通常待機高さは、
例えば、孔明け加工のみの場合に板材移動に支障が生じ
ない程度の高さとする。このように、成形加工位置を記
憶しておき、板材移動時に加工部(12)が成形加工位
置を通過する場合のみ、高い位置にパンチ(4)を待機
させ、通過しない場合は、低く設定可能な通常待機高さ
にパンチ(4)を待機させるため、成形加工を伴うパン
チ加工であっても、板材移動に支障を生じることなく、
パンチ(4)の昇降動作における無駄な下降時間を無く
し、パンチ加工のサイクルタイムを向上させることがで
きる。
(W)を縦横の格子状に区分する区分設定手段(23)
を設け、この手段(23)で区分された縦横に並ぶ各単
位領域(Xi ,Yj )に、板材(W)の成形加工された
部位(Wa)が有るか否かを判定する成形有無判定手段
(24)を設け、前記成形有加工位置記憶手段(27)
は、前記単位領域(Xi ,Yj )ごとに成形加工有無の
判定結果を記憶するものとし、前記パンチ待機高さ制御
手段(29)は、板材移動手段(11)で板材(W)を
移動させるときに、成形加工部位(Wa)がある単位領
域(Xi ,Yj )が前記加工部(12)の位置(P)を
通過するか否かを判定する通過干渉判定手段(30)を
有し、通過する場合に成形加工高さ(H)よりも高い位
置にパンチ(4)を待機させるものとしても良い。この
ように、板材(W)を格子状に区分し、その単位領域
(Xi ,Yj )ごとに成形加工の有無を判定するように
した場合、加工部(12)が成形加工部位(Wa)を通
過するか否かの演算処理が簡単に行え、制御が簡単であ
る。
材(W)の成形加工された各位置の成形加工高さ(H)
を記憶する成形加工高さ記憶手段(28)を設け、前記
パンチ待機高さ制御手段(29)は、前記成形加工高さ
記憶手段(31)に記憶された成形加工高さ(H)より
も若干高い位置にパンチ(4)を待機させるものとして
も良い。これにより、個々の成形加工に応じて最適な待
機高さに制御でき、待機高さが高過ぎることによる無駄
時間を一層短縮し、サイクルタイムのより一層の向上が
図れる。前記成形加工高さ(H)は、板材(W)の成形
加工された部位(Wa)の高さであるが、所定の基準で
定めた高さであれば良い。例えば、この「成形加工高さ
(H)」は、成形加工により板材上面から突出した高さ
としても良く、またダイ上面高さ位置(DH)等の所定
の基準高さ位置から、成形加工された部位(Wa)の上
端までの高さとしても良い。
(W)のパンチ加工を行う加工部位が内周加工か外周加
工かを判定する内外判定手段(32)を設け、この手段
(32)の判定結果により、内周加工のときのみ前記パ
ンチ待機高さ制御手段(29)による通常待機高さより
も高い位置へのパンチ待機位置の制御を行うものとして
も良い。外周加工を行う場合は、特殊なパンチ加工製品
を除き、板材移動時に成形加工部位(Wa)が加工部
(12)の位置(P)を通過することがない。そのた
め、このように内外判定手段(32)を設け、外周加工
時は、成形加工有無の判定を省略してパンチ待機位置の
制御を行うようにすることにより、加工に支障なく、制
御の簡易化が図れる。なお、外周加工か内周加工かの判
定は、加工プログラム(20)に記述された内周加工と
外周加工の区別情報に基づいて行うようにしても良く、
また加工プログラム(20)の各板材送り指令の比較な
どで行うようにしても良い。
し図3と共に説明する。このパンチプレスは、パンチプ
レス機構部1Aと、制御装置1Bとで構成される。パン
チプレス機構部1Aは、板材Wを移動させ、所定位置に
位置決めする板材移動手段11と、位置決めされた板材
Wに成形加工および孔明け加工のパンチ加工を行う加工
部12とを備える。図2に示すように、板材移動手段1
1は、ワークテーブル8上の板材Wをワークホルダ7で
把持し、キャリッジ9の前後移動、およびキャッジ9に
搭載されてワークホルダ7が取付けられたクロススライ
ド10の左右移動により、板材Wをテーブル8上で前後
方向(Y方向)および左右方向(X方向)に移動させる
ものである。テーブル8の上面には、板材Wを滑らせる
フリーベアリング(図示せず)等が設けられている。キ
ャッジ9およびクロススライド10は、各々サーボモー
タ17,18により駆動される。
型5を各々保持した上下の金型保持具2,2と、加工部
12の中心位置となるパンチ位置Pのラム6を介してパ
ンチ金型4を昇降させるパンチ駆動機構13とで構成さ
れる。パンチ駆動機構13は、ストローク可変のもので
あれば、機械式のものであっても、油圧式のものであっ
ても良く、この実施形態では、サーボモータ14の回転
を回転・直線運動変換機構15を介してラム16の昇降
動作に変換するサーボモータ駆動形式のものとしてあ
る。上下の金型保持具2,2は、複数のパンチ金型4お
よびダイ金型5を保持し、金型割出手段(図示せず)に
よる移動で希望の金型4,5をパンチ位置Pに割出可能
としたものであり、この例ではタレットとしている。タ
レットの代わりに、金型保持具2として、直線的に進退
させられるカートリッジ(図示せず)を用いても良い。
金型保持具2,2に設置されるパンチ金型4およびダイ
金型5のうち、一部のものは成形加工用の金型とされ、
残りのものは孔明け加工用のものとされる。成形加工用
の金型2は、例えば、ルーバ、ランス、ノックアウト、
ダボ等の加工を行うものとされる。
ダイ金型5の具体例を示す。パンチプレスでは、板材送
りの都合上、成形加工により突出した部位が上向きとな
るように、パンチ金型4を凹とし、ダイ金型5を凸とす
る。パンチ金型4は、パンチホルダ4bに固定されたパ
ンチ金型本体4aの下面に成形用の凹部4cを設けたも
のとしてある。ダイ金型5は、ダイホルダ5bに固定さ
れたダイ金型本体5aの周囲にエジェクタプレート5c
を設け、ガイド部品5dと弾性体5eとでエジェクタプ
レート5cを弾性的に下降および上昇復帰自在としたも
のである。この成形加工用の金型4,5によると、エジ
ェクタプレート5c上の板材Wが、パンチ金型4の下降
に伴ってパンチ金型本体4aの凹部4cとダイ金型本体
5aとの噛み込み部分に挟み込まれることにより、上に
凸となった成形部位が成形される。
装置1Aは、コンピュータ式のNC装置とプログラマブ
ルマシンコントローラ(PMC)とで構成され、加工プ
ログラム20を解読して実行する演算制御部21と、金
型パラメータ記憶手段25と、区分設定手段23と、成
形有無判定手段24と、成形加工位置・高さ記憶手段2
6と、パンチ待機高さ制御手段29とを備える。演算制
御部21は、CPUと、RAM,ROM等の記憶素子、
およびこれらの記憶素子に記憶された制御プログラム等
で構成され、加工プログラム解読部(図示せず)の他
に、パンチ動作制御部22、および板材移動制御部(図
示せず)を備える。板材移動制御部は、加工プログラム
20の送り指令に従い、各軸のサーボコントローラ2
6,27(図2)を介して、板材移動手段11の各軸の
サーボモータ17,18の駆動を制御する手段である。
パンチ動作制御部22は、加工プログラム20のパンチ
指令に従い、サーボコントローラ28(図2)を介して
パンチ駆動機構13のサーボモータ14を制御する手段
であり、所定の速度曲線でラム6が昇降するようにサー
ボモータ14を駆動するものとしてある。
関するパラメータを記憶する手段であり、各成形金型種
類ごとに、成形加工高さHを記憶させてある。区分設定
手段23は、図1(B)のように、素材となる板材Wの
全領域を、縦横の格子状に区分する手段であり、区分さ
れた縦横に並ぶ各単位領域に、X方向の位置を示す符号
(Xi )とY方向の位置を示す符号(Yj )とでアドレ
ス(X i ,Yj )が与えられる。各単位領域(Xi ,Y
j )は、例えば、一辺が10センチの正方形とされる。
区分設定手段23による区分は、ワーク座標で行って
も、機械座標で行っても良い。成形有無判定手段23
は、各単位領域(Xi ,Yj )に成形加工された部位
(Wa)が有るか否かを判定する手段である。この成形
有無判定手段23による判定処理は、加工プログラム2
0の演算制御部21に読み込まれた情報に基づき、例え
ば、成形加工を行う都度、行われる。成形有無判定手段
23は、成形加工された部位(Wa)が有る単位領域
(Xi ,Yj )について、その成形加工に用いられた金
型の成形加工高さHを金型パラメータ記憶手段25から
読みだして、後述の成形加工位置・高さ記憶手段26に
記憶させる機能も備える。この場合に、同じ単位領域
(Xi ,Yj )に成形加工部位Waが複数ある場合は、
最も高い成形加工高さHを記憶させるものとしてある。
最も高い成形加工高さHを記憶させる処理としては、同
じ単位領域(Xi ,Yj )に成形加工部位(Wa)があ
ることが判別される都度、その成形加工高さHを、先に
記憶されている成形加工高さHと比較し、高い方の高さ
に記憶内容を更新する処理などが採用される。
設定手段23で区分された単位領域(Xi ,Yj )に対
応して、成形有無判定手段24による成形加工の有無の
判定結果と成形加工高さとを記憶するテーブルとして設
けられたものである。成形加工位置・高さ制御手段26
を構成するテーブルのうち、単位領域(Xi ,Yj )と
成形有無の記憶領域とで、成形加工位置記憶手段27が
構成され、単位領域(Xi ,Yj )と成形加工高さの記
憶領域とで、成形加工高さ記憶手段28が構成される。
成形加工位置・高さ制御手段26による成形加工高さの
記憶領域には、前記のように成形有無判定手段24の処
理により、単位領域(Xi ,Yj )で成形加工に用いら
れた成形金型の成形加工高さHが、金型パラメータ記憶
手段25の記憶データから読み出して記憶される。
が下死点に下降した後、上昇復帰して待機する高さを設
定し、パンチ動作制御手段22にその高さを指令する手
段である。パンチ待機高さ制御手段29は、通過干渉判
定手段30、待機高さ設定手段31、および内外判定手
段32を備える。パンチ待機高さ制御手段29は、通常
時のパンチ待機高さを、孔明け加工において、板材送り
に支障の生じない最小限の高さに設定し、通過干渉判定
手段30および内外判定手段32の指示により、次のよ
うにその設定高さを変更するものとしてある。
に読み込まれた加工プログラム20の板材送り指令に従
い、今から行われる板材Wの移動時に、そのパンチ位置
Pの相対的な移動経路が成形加工の有る単位領域
(Xi ,Yj )を通過するか否か(つまり通過干渉有り
か否か)を判定する手段である。この判定は、判定対象
となるいずれかの単位領域(Xi ,Yj )に成形加工部
位(Wa)がある場合は、通過干渉有りと判定する。こ
の判定に際し、X方向またはY方向に沿う移動の場合
は、X方向またはY方向に並ぶ単位領域(Xi ,Yj )
のみを判定対象とするが、斜めに移動する場合は、各軸
の速度および加速度により、通過軌跡が断定できない場
合が多いので、通過可能性のある全ての単位領域
(Xi ,Yj )を判定対象とする。例えば、移動経路の
X方向範囲およびY方向範囲の両方を含む全ての単位領
域(Xi ,Yj )を判定対象とする。
段30の判定の結果、干渉有りと判定された場合は、通
過干渉有無の判定対象とした単位領域(Xi ,Yj )の
成形加工高さHのうちの最大の成形加工高さHを選択
し、これよりも若干高い高さ位置を待機高さとして設定
する。
工部位が内周加工か外周加工かを判定する手段である。
待機高さ設定手段31は、内外判定手段32の判定結果
により、内周加工のときのみパンチ待機高さ制御手段2
9による成形加工高さHよりも高い位置へのパンチ待機
位置の制御を行うものとしている。外周加工は、素材と
なる板材Wから製品となる板材wの外周を連続した孔明
けにより切断する加工のことであり、内周加工は、製品
となる板材wの内部に行う加工のことである。外周加工
か内周加工かの判定は、加工プログラム(20)に記述
された内周加工と外周加工の区別情報に基づいて行うよ
うにしても良く、また加工プログラム(20)の各板材
送り指令の比較などで行うようにしても良い。
明する。図1(B)に示すように、板材Wの各成形加工
部位Waの成形加工が行われた後、板材Wを、加工プロ
グラム20の送り指令による板材移動手段11の駆動
で、加工部12(パンチ位置P)がX方向の直線aの経
路を移動する場合と、斜めの直線bを移動する場合を考
える。成形加工位置・高さ記憶手段26には、各成形加
工部位Waの成形加工が行われたときに、成形加工有無
判定手段24の処理により、成形加工部位Waの含まれ
る単位領域(Xi ,Yj )に、成形有りの判定結果と、
その成形加工高さHとが記憶されている。同図の直線a
をパンチ位置Pが移動する場合、その通過経路を含む単
位領域(X3 ,Y3 ),(X4 ,Y3 )には、成形加工
部位Waが含まれていない。したがって、待機高さ設定
手段31は、待機高さを通常待機高さとする。なお、同
図において、符号Wbで示す部位(斜線を付した部位)
は孔明け加工の部位、符号Waで示す部位は成形加工部
位である。同図の直線bをパンチ位置Pが移動する場合
は、単位領域(X2 ,Y2 ),(X3 ,Y2 )に成形加
工部位Waが含まれている。したがって、待機高さ設定
手段31は、単位領域(X2 ,Y2 ),(X3 ,Y2 )
に対して成形加工位置・高さ記憶手段26に記憶された
成形加工高さHのうち、高い方の成形加工高さよりも若
干高い位置にパンチ4の待機高さを設定する。
周加工時の動作であるが、外周加工の場合は、内外判定
手段32による外周加工であるとの判定結果により、待
機高さ設定手段31は、通常待機高さに設定する。外周
加工を行う場合は、特殊なパンチ加工製品を除き、板材
移動時に成形加工部位Waがパンチ位置Pを通過するこ
とがない。そのため、このように内外判定手段32を設
け、外周加工時は、成形加工高さHに係わらずにパンチ
待機位置の制御を行うようにすることにより、加工に支
障なく、制御の簡易化が図れる。
材の成形加工された位置を記憶する成形加工位置記憶手
段と、前記板材移動手段により板材が移動するときに、
前記成形加工位置記憶手段に記憶された成形加工位置を
前記加工部が通過する場合に、通常待機高さよりも高い
位置でパンチを待機させるパンチ待機高さ制御手段とを
備えたものであるため、成形加工を伴う場合のサイクル
タイムの短縮,加工時間の短縮が簡単な制御で図れると
いう効果が得られる。また、板材を縦横の格子状に区分
する区分設定手段を設け、この手段で区分された縦横に
並ぶ各単位領域に、板材の成形加工された部位が有るか
否かを判定する成形有無判定手段を設け、前記成形有加
工位置記憶手段は、前記単位領域ごとに成形加工有無の
判定結果を記憶するものとし、前記パンチ待機高さ制御
手段は、板材移動手段で板材を移動させるときに、成形
加工がある単位領域が前記加工部の位置を通過するか否
かを判定する通過干渉判定手段を有し、通過する場合に
成形加工高さよりも高い位置にパンチを待機させるもの
とした場合は、加工部が成形加工部位を通過するか否か
の演算処理が簡単に行え、制御が一層簡単になる。さら
に、前記加工中の板材の成形加工された各位置の成形加
工高さを記憶する成形加工高さ記憶手段を設け、前記パ
ンチ待機高さ制御手段は、前記成形加工高さ記憶手段に
記憶された成形加工高さよりも若干高い位置にパンチを
待機させるものとした場合は、個々の成形加工に応じて
最適な待機高さに制御でき、待機高さが高過ぎることに
よる無駄時間を一層短縮し、サイクルタイムのより一層
の向上が図れる。
チプレスの概念構成の説明図、(B)はその領域の区分
方法および成形加工例の説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 板材を移動させ、所定位置に位置決めす
る板材移動手段と、位置決めされた板材に成形加工を行
う加工部とを備えたパンチプレスであって、加工中の板
材の成形加工された位置を記憶する成形加工位置記憶手
段と、前記板材移動手段により板材が移動するときに、
前記成形加工位置記憶手段に記憶された成形加工位置を
前記加工部が通過する場合に、通常待機高さよりも高い
位置でパンチを待機させるパンチ待機高さ制御手段とを
備えたパンチプレス。 - 【請求項2】 板材を縦横の格子状に区分する区分設定
手段を設け、この手段で区分された縦横に並ぶ各単位領
域に、板材の成形加工された部位が有るか否かを判定す
る成形有無判定手段を設け、前記成形有加工位置記憶手
段は、前記単位領域ごとに成形加工有無の判定結果を記
憶するものとし、前記パンチ待機高さ制御手段は、板材
移動手段で板材を移動させるときに、成形加工がある単
位領域が前記加工部の位置を通過するか否かを判定する
通過干渉判定手段を有し、通過する場合に成形加工高さ
よりも高い位置にパンチを待機させるものとした請求項
1記載のパンチプレス。 - 【請求項3】 前記加工中の板材の成形加工された各位
置の成形加工高さを記憶する成形加工高さ記憶手段を設
け、前記パンチ待機高さ制御手段は、前記成形加工高さ
記憶手段に記憶された成形加工高さよりも若干高い位置
にパンチを待機させるものとした請求項1または請求項
2記載のパンチプレス。
Priority Applications (1)
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JP09295076A JP3107017B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | パンチプレス |
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---|---|---|---|
JP09295076A JP3107017B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | パンチプレス |
Publications (2)
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JPH11129040A true JPH11129040A (ja) | 1999-05-18 |
JP3107017B2 JP3107017B2 (ja) | 2000-11-06 |
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Family Applications (1)
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JP09295076A Expired - Fee Related JP3107017B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | パンチプレス |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3107017B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109308046A (zh) * | 2017-07-26 | 2019-02-05 | 发那科株式会社 | 数值控制装置 |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP09295076A patent/JP3107017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109308046A (zh) * | 2017-07-26 | 2019-02-05 | 发那科株式会社 | 数值控制装置 |
JP2019025492A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | ファナック株式会社 | 数値制御装置 |
US10739753B2 (en) | 2017-07-26 | 2020-08-11 | Fanuc Corporation | Numerical controller having reduced waiting time for interference avoidance |
CN109308046B (zh) * | 2017-07-26 | 2020-11-24 | 发那科株式会社 | 数值控制装置 |
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