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JPH11118823A - 機械−電気変換子、機械−電気変換子の製造方法及び加速度センサ - Google Patents

機械−電気変換子、機械−電気変換子の製造方法及び加速度センサ

Info

Publication number
JPH11118823A
JPH11118823A JP28064997A JP28064997A JPH11118823A JP H11118823 A JPH11118823 A JP H11118823A JP 28064997 A JP28064997 A JP 28064997A JP 28064997 A JP28064997 A JP 28064997A JP H11118823 A JPH11118823 A JP H11118823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
support
electromechanical transducer
mounting surface
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28064997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Sugimoto
雅人 杉本
Tetsuo Ootsuchi
哲郎 大土
Yoshihiro Tomita
佳宏 冨田
Osamu Kawasaki
修 川▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28064997A priority Critical patent/JPH11118823A/ja
Publication of JPH11118823A publication Critical patent/JPH11118823A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器に加わる衝撃や加速度を検知する加速度
センサにおいて、接着剤などを介して機械−電気変換子
を斜めに設置して、加速度検知方向を2軸化すると、設
置角度にばらつきを生じる。そのため、結果としてセン
サの感度にばらつきを生じてしまう。 【解決手段】 2つの圧電体2a、2bが接合されて形
成された圧電振動子1と、圧電振動子1の一方の主面の
端部に形成され、一方の主面に対してあらかじめ定めた
角度をなす実装装着面3aを有する支持体3と、圧電振
動子の両主面に相対して形成された一対の電極4a、4
bとを備える機械−電気変換子5を、実装装着面3aを
実装面に密着させることによって、前記主面の前記実装
面に対する傾斜が前記あらかじめ定めた角度になるよう
に、前記実装面に装着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度の測定およ
び振動の検知などに使われる機械−電気変換子とその製
造方法及び加速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型が進み、ノート型
パソコン等の携帯用情報機器が急速に普及している。こ
れらの電子機器の衝撃に対する信頼性を確保・向上する
ために、小型で表面実装可能な高性能の加速度センサへ
の需要が高まっている。例えば、高密度のハードディス
クへの書き込み動作中に衝撃が加わると、ヘッドの位置
ずれが生じる。その結果、データの書き込みエラーやヘ
ッドの破損を引き起こす可能性がある。そこで、ハード
ディスクに加わった衝撃を検出し、書き込み動作を停止
したり、ヘッドを安全な位置に退避させる必要がある。
【0003】また、自動車の衝突時の衝撃から搭乗者を
保護するためのエアバック装置の衝撃検知用加速度セン
サなどの需要も高まっている。
【0004】従来、加速度センサとしては、圧電セラミ
ック等の圧電材料を用いたものが知られている。これら
の加速度センサは、圧電材料の電気−機械変換特性を利
用することによって、高い検出感度を実現することがで
きる。圧電型の加速度センサは、加速度や振動による力
を圧電効果によって電圧に変換し、出力する。このよう
な加速度センサとしては、片持ち梁型構造の矩形状バイ
モルフ型振動子がある。
【0005】バイモルフ型振動子は、図8に示すように
電極を形成した圧電セラミック51a、51bをエポキ
シ樹脂等の接着剤53で貼り合わせて形成したものであ
る。図8において、51a、51bは圧電セラミック、
52a,52bは電極、53は接着剤、54は導電性接
着剤、55は固定部材であり、圧電セラミック51a、
51b、電極52a,52b、接着剤53から機械−電
気変換子50が構成されている。片持ち梁構造のバイモ
ルフ型振動子は、図8に示すように機械−電気変換子5
0の片端を導電性接着剤54などで接着固定したもので
ある。片持ち梁型構造のバイモルフ素子は、その共振周
波数が低いので比較的低い周波数成分を持つ加速度を測
定するのに用いられる。また、高い周波数領域の加速度
を測定する場合には、図9に示すように機械−電気変換
子50の両端を固定部材55に接着剤54等で固定した
両持ち梁構造のバイモルフ素子が用いられる。機械−電
気変換子50の両端を固定することによって、共振周波
数を比較的高くすることができる。
【0006】また、図10に示すように、容器57内に
設置された固定部材55に、機械−電気変換子50を固
定して、容器内に納めた状態で使用される加速度センサ
がある。この加速度センサは、固定部材55に機械−電
気変換子50を斜めに固定することによって、平面方向
(図上にyで示す)と垂直方向(図上にzで示す)の2
軸方向に感度を有するものであり、平面方向および垂直
方向それぞれに設置する場合に比べて、センサの設置数
を減らすことができる。なお、図上のx軸方向および機
械−電気変換子50の主面と垂直な方向へは感度を持た
ないため、この方向の加速度検知が必要な場合は、図1
0の加速度センサとは別に、前記方向に感度を有する加
速度センサを備える必要がある。この場合、両方向の加
速度センサは、本例と同じ構成をとることによって、兼
用できる。また、y及びz軸方向への感度は、機械−電
気変換子50の主面傾斜角θにより決定される。そのた
め、この設置角度がばらつくと、それぞれの方向の振動
に対する感度ばらつきの原因となる。
【0007】なお、これらの振動により電極に生じた電
荷は、導電性接着剤54等を介して外部電極56へ取り
出されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た加速度センサの感度を安定にするためには、その共振
周波数を安定にしなければならない。そのためには、機
械−電気変換子の固定状態を安定なものにしなければな
らないが、実際には機械的にあるいは温度変化などによ
り発生する応力により金属等の支持部または固定部材で
支持または固定している部分にずれが生じる。例えば、
接着剤を使用して固定する場合には接着剤の塗布範囲に
より、固定の位置およぴ範囲が変わってしまい、圧電振
動子の共振周波数がばらついてしまう。また、接着剤の
温度変化により固定状態が変動し、安定な固定状態を得
ることが困難であるなどの課題がある。これらの課題
は、感度方向を2軸化した場合には、それぞれの軸方向
の感度にばらつきを生む原因にもなっている。
【0009】したがって、前述したように従来の方法で
は、安定した支持・固定状態を実現することはむずかし
く、圧電振動子の共振周波数のばらつきが大きくなり、
加速度に対する感度のばらつきが大きくなるという課題
を有している。一方、機械−電気変換子の支持・固定状
態を安定なものにするために、別の固定手段を加速度セ
ンサの容器内に設置しようとすると、加速度センサの小
型化を妨げ、工程数も多く、煩雑になるといった問題が
生じてくる。
【0010】また、上述した機械−電気変換子は、複数
の圧電セラミックをエポキシ樹脂などの接着剤で貼合わ
せたバイモルフ型圧電振動子を用いており、圧電セラミ
ックのヤング率15x10-122/Nにくらべてエポキ
シ樹脂のヤング率は200x10-122/Nと大きいた
め、加速度が加わったことによる圧電振動子の振動を接
着剤が吸収し、圧電振動子自身の感度を低減させてしま
うという問題を有している。また、接着層を均一にして
接着することは困難であるため、上記振動の吸収の度合
いがばらつくことによって、圧電振動子の特性のばらつ
きを生むという問題も有している。
【0011】本発明は、従来の機械−電気変換子および
加速度センサのこの様な課題を考慮し、支持・固定状態
が安定する機械−電気変換子およびその製造方法を実現
することによって、感度のばらつきが小さい、小型の加
速度センサを提供することを目的とするものである。さ
らには、上記に加え、接着層による振動の吸収を抑制す
ることによって、広い周波数領域にわたって高感度を有
し、感度等の特性のばらつきのきわめて小さい、機械−
電気変換子、その製造方法および加速度センサを提供す
ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、少
なくとも2つの圧電体が接合されて形成された振動子
と、前記振動子の少なくとも一方の主面の一部に形成さ
れ、前記一方の主面に対してあらかじめ定めた角度をな
す実装装着面を有する支持体と、少なくとも前記振動子
の両主面の全部または一部に相対して形成された一対の
電極とを備えることを特徴とする機械−電気変換子であ
る。
【0013】請求項2の本発明は、前記振動子は、前記
少なくとも2つの圧電体が直接接合されて形成されたも
のであることを特徴とする請求項1に記載の機械−電気
変換子である。
【0014】請求項12の本発明は、少なくとも2つの
分極された圧電体を、分極軸を反転して接合して接合体
を形成する圧電体接合工程と、前記接合体の少なくとも
一方の主面をあらかじめ定めた厚みに薄板化する薄板化
工程と、前記薄板化された主面の反対側の面に、実質的
にU字形の形状を有し、製造しようとする加速度センサ
の数および寸法に応じた数および寸法の、U字溝を形成
するするU字溝形成工程と、前記形成されたU字溝の方
向と平行に前記接合体を切断するU字溝方向切断工程と
を含むことを特徴とする機械−電気変換子の製造方法で
ある。
【0015】請求項13の本発明は、前記圧電体接合工
程において、前記圧電体は、直接接合によって、接合さ
れることを特徴とする請求項12に記載の機械−電気変
換子の製造方法である。
【0016】請求項15の本発明は、本発明の機械−電
気変換子と、前記機械−電気変換子が装着される実装面
とを備え、前記機械−電気変換子は、前記実装装着面を
前記実装面に密着させることによって、前記両主面の前
記実装面に対する傾斜が前記あらかじめ定めた角度にな
るように、前記実装面に装着されることを特徴とする加
速度センサである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態における機械−電気変換子を示す斜視図で
ある。なお、図1は、加速度センサとして実装されてい
る状態における実装面側から見た図である。
【0019】図1の圧電振動子1は、圧電体として2枚
の140゜Ycutニオブ酸リチウム(LiNbO3
2a、2bからなる矩形基板(以下LN基板と称す)
を、それぞれの分極方向が図1に示す方向になるよう
に、直接接合によって貼合わせ、結晶のX軸と垂直な方
向を長手方向となるようにした圧電振動子であり、これ
にLN基板2a、2bと同じウエハからなる支持体3が
片側に形成されている。また、支持体3は、圧電振動子
1の一方の主面とあらかじめ定めた角度θをなす実装装
着面3aを有する多面体であり、圧電振動子1の一方の
主面の最端部に形成されている。
【0020】また、電極4a、4bは、Ni層を下地に
して、たとえばメッキにより形成された金電極であり、
電極4aは、圧電振動子1の支持体3が形成されている
主面の、支持体3が形成されている部分を除いた部分、
および支持体3の面3b、3cに形成されており、電極
4bは、圧電振動子1のもう一方の主面全面に形成され
ている。
【0021】機械−電気変換子5は、圧電振動子1、支
持体3および電極4a、4bから構成されている。
【0022】なお、本実施の形態における機械−電気変
換子では、支持体3を含めた機械−電気変換子5端部の
厚みをほぼ500μm、圧電振動子1の厚みをほぼ10
0μmとする。圧電体としてLN基板を使用する場合、
圧電振動子1の厚みが100μm程度であれば、一般的
な機械−電気変換子の機械強度に関する仕様を満足す
る。
【0023】図2は本実施の形態における機械−電気変
換子を実装した加速度センサを示す斜視図である。
【0024】図2に示すように、本実施の形態における
機械−電気変換子5は、図1で示された実装装着面3a
を容器10の実装面に密着させることによって、圧電振
動子1の電極4bが形成された主面の前記実装面に対す
る傾斜が前記あらかじめ定めた角度θとなるように、容
器10上に固定されている。また、電極4a、4bは、
それぞれ導電性樹脂11a、11bを介して外部電極1
2a、12bに接続されている。このように実装される
と、特別な固定部材がなくとも、主面に確実に傾斜を持
たせることができる。また、このときの傾斜角は、実装
装着面3aの傾斜を変えることで、任意に設定可能であ
る。しかも、実装装着面3aおよび実装面を平滑にさえ
しておけば、一意にその傾斜角が決まり、機械−電気変
換子5の支持・固定状態を安定させることができる。
【0025】なお、本実施の形態において、電極4aは
支持体3の面3b、3cにも形成され、電極4bは圧電
振動子1の一方の主面全面に形成されているとして説明
したが、これに限らず、少なくとも圧電振動子1の両主
面の一部に相対して形成されておりさえすればよい。こ
のとき、電極4a、4bと外部電極12a、12bとの
接続を、電極4bが形成されている主面の支持体3と相
対する部位および/または支持体3(本発明の支持体お
よび/または支持部に相当する部位)を介して行うと、
圧電振動子1の振動特性を阻害することなく、接続が行
える。
【0026】また、本発明の振動子は、本実施の形態に
おいては矩形板であるLN基板を2枚張り合わせたもの
として説明したが、矩形板である必要はなく、検出の対
象となる振動数に適合した振動特性を有する形状であり
さえすればよい。
【0027】さらに、本発明の支持体は、本実施の形態
においては、本発明の振動子の一方の主面上に形成され
ているとして説明したが、これに限らず、本発明の振動
子と一体で形成されているとしてもよい。
【0028】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0029】図3(a)は、本発明の第2の実施の形態
における機械−電気変換子を示す斜視図である。本実施
の形態における機械−電気変換子は、主面傾斜角θが9
0゜となり、支持体3の面3bと圧電振動子1の主面と
の境界の隅部が滑らかなカーブをもったR面に加工され
ている点以外は、上述した第1の実施の形態における機
械−電気変換子と同様である。したがって、本実施の形
態において、第1の実施の形態と同様の機能を持つ物に
ついては、図中の符号を同じにして、説明を省略する。
また、特に説明のないものについては、第1の実施の形
態と同じとする。
【0030】図3(b)は図3(a)中のa面を示す平
面図である。図からわかるように、振動部の根本がRを
持つように丸みつけ加工(R加工)され、支持体方向に
向けて徐々に太くなっているため、機械的な強度を上昇
させることができる。そのため、過大な衝撃に対して
も、センサ自体の破損が防止されるため、より大きな衝
撃の検知が可能となる。なお、このR面の半径は大きく
なりすぎると、圧電振動子のたわみを阻害するため、圧
電振動子の厚み以下とすることが好ましい。本実施の形
態においては、圧電振動子1の厚みを100μmとして
いるので、R加工の半径も100μm以下となるよう
に、50μmとしている。
【0031】なお、図3(c)に示すように、R加工の
替わりに、平面状に面取りをしたc面加工を施しても同
様の効果が得られる。この場合もR加工と同様に、c面
の長さを厚み以下とすることが好ましい。
【0032】なお、本実施の形態において、主面傾斜角
θは90゜であるとして説明したが、これに限るもので
はない。
【0033】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0034】図4は、本発明の第3の実施の形態におけ
る機械−電気変換子を示す斜視図である。本実施の形態
における機械−電気変換子は、支持体3が圧電振動子1
のほぼ中央に位置している点以外は、上述した第1の実
施の形態における機械−電気変換子と同様である。した
がって、本実施の形態においても、第1の実施の形態と
同様の機能を持つ物については、図中の符号を同じにし
て、説明を省略する。また、特に説明のないものについ
ては、第1の実施の形態と同じとする。
【0035】支持体3は、圧電振動子1の一方の主面と
あらかじめ定めた角度θをなす実装装着面3aを有する
多面体であり、圧電振動子1の一方の主面のほぼ中央部
に形成されている。これによって、本実施の形態におけ
る機械−電気変換子5は、中央部で支持された1対の片
持ち梁構造の振動部を有している。
【0036】また、電極4a、4bは、Ni層を下地に
して、たとえばメッキにより形成された金電極であり、
電極4aは、圧電振動子1の支持体3が形成されている
主面の、支持体3が形成されている部分を除いた部分、
および支持体3の面3b、3c、3dに形成されてお
り、電極4bは、圧電振動子1のもう一方の主面全面に
形成されている。
【0037】本実施の形態における機械−電気変換子の
ような中心支持構造の機械−電気変換子では、第1の実
施の形態における機械−電気変換子のような端部支持構
造の機械−電気変換子と同じ共振周波数を持たせた場
合、端部支持構造の機械−電気変換子に比し、電荷発生
量を稼げるため、より高感度の機械−電気変換子が得ら
れる。さらに、本実施の形態における機械−電気変換子
を実装面に装着した場合、従来例のように接着剤で支持
する場合とは異なり、支持点が中央に正確に加工される
ため、支持点のばらつきが小さく、支持・固定状態によ
る感度のばらつきを抑制させることができる。しかも、
実装装着面3aおよび実装面を平滑にさえしておけば、
一意にその傾斜角が決まり、機械−電気変換子5の支持
・固定状態をさらに安定させることができる。
【0038】なお、本実施の形態において、電極4aは
支持体3の面3b、3c、3dにも形成され、電極4b
は圧電振動子1の一方の主面全面に形成されているとし
て説明したが、これに限らず、少なくとも圧電振動子1
の両主面の一部に相対し、かつ支持体3が形成されてい
る中央部に対して対称に形成されておりさえすれば、上
述した中心支持構造の機械−電気変換子としての効果が
得られる。このとき、電極4a、4bと外部電極との接
続を、電極4bが形成されている主面の支持体3と相対
する部位および/または支持体3(本発明の支持体およ
び/または支持部に相当する部位)を介して行うと、圧
電振動子1の振動特性を阻害することなく、接続が行え
る。
【0039】また、本実施の形態における機械−電気変
換子の支持体3と圧電振動子1の主面との境界の隅部
に、第2の実施の形態で説明したようなR加工やc面加
工を施してもよい。
【0040】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0041】図5は、本発明の第4の実施の形態におけ
る機械−電気変換子の製造方法を示す図である。本実施
の形態における機械−電気変換子の製造方法は、上述し
た第2の実施の形態における機械−電気変換子を製造す
るものである。
【0042】まず、図5(a)に示すように、機械−電
気変換子の母材となる圧電板として約500μmの厚さ
に両面が鏡面研磨されたニオブ酸リチウム基板(以下L
N基板)31a、31bを用意し、2枚のLN基板をそ
れらの結晶のZ軸(分極軸)が反転するように直接接合
して、接合体31を形成する。(本工程は、本発明の圧
電体接合工程に対応する工程である。)なお、直接接合
の方法については、後で詳しく述べる。
【0043】次に、図5(b)に示すように、接合体3
1の一方の面を研削あるいは研磨により50μmの厚み
になるまで薄層化する。この際、直接接合された基板に
は接着層がないため、貼りむらによる厚みばらつきが小
さく、均一に薄層化が可能である。(本工程は、本発明
の薄板化工程に対応する工程である)。
【0044】その後、基板を裏返し、図5(c)に示す
ようにU字溝加工を行う。このとき用いる加工砥石は、
先端の外周がR面加工あるいはc面加工したものである
ことが好ましい。また、この形状が、そのまま溝形状に
転写されるため、任意の加工が可能である。本実施の形
態においては、溝に50μmのRがつくように砥石側の
形状を設定している。この構成によると、基板へのダメ
ージも小さく、同時に、U字溝部(機械−電気変換子と
なったときの振動子と支持体の連結部にあたる)にR面
(あるいはc面)加工が行えるため、耐衝撃性の大きな
機械−電気変換子を大量に製造することが可能になる。
この工程においては、深さ450μmの溝入れ加工を行
い、振動部の厚みが100μmとなるようにしている。
(本工程は、本発明のU字溝形成工程に対応する工程で
ある)。
【0045】最後に、図5(d)に示すように、U字溝
の方向と平行に接合体31を、例えばダイシングソーな
どを用いて切断した後(本工程は、本発明のU字溝方向
切断工程に対応する工程である。)、少なくとも振動子
にあたる部分の両主面の全部または一部に相対するよう
に、Ni層を下地にして、たとえばメッキにより金電極
を形成することによって、第2の実施の形態における機
械−電気変換子が得られる。なお、電極を切断後に形成
することが困難である場合は、電極を形成した後に切断
を行ってもよい。また、接合体31のU字溝の方向の長
さを機械−電気変換子の実質的に整数倍とすることによ
って、さらに多数の機械−電気変換子を一度に製造でき
るが、この場合は、本工程の前あるいは後に、U字溝と
垂直な方向に切断する工程が必要となる。
【0046】ここで、本実施の形態において用いられて
いる直接接合法について述べる。まず、圧電体であるニ
オブ酸リチウム基板の両面を鏡面研磨する。次に、この
基板を洗浄した後、アンモニア:過酸化水素:水の混合
液(アンモニア水:過酸化水素水:水=1:1:6(容
量比))に浸し、親水化処理を施す。
【0047】洗浄、親水化された表面は−OH基で終端
され、水素結合などの引力で引き合う。この現象を利用
して2枚のニオブ酸リチウムを分極方向が反対になるよ
うに接触させ、これらを一体化する。
【0048】さらに熱処理を加えることにより2枚のニ
オブ酸リチウム間が原子レベルで強固に接合される。ニ
オブ酸リチウムの場合、キュリー点が1210℃であ
り、これに近い温度履歴により特性が劣化するためキュ
リー点以下の熱処理が好ましい。
【0049】このように、接合したいものの鏡面研磨さ
れた面同士を表面処理し、接触させ、加熱することで、
接着剤などの接着層を介さずに直接界面間に生ずる接合
を、直接接合と呼ぶ。直接接合された材料は、その接合
界面に共有結合やイオン結合などを含む原子レベルの強
力な結合をもつ。本法により接合された基板は、前述し
たような後加工に十分耐える強度をもち、形状も自由に
形成できる。
【0050】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0051】図6は、本発明の第5の実施の形態におけ
る機械−電気変換子の製造方法を示す図である。本実施
の形態における機械−電気変換子の製造方法は、上述し
た第1または第3の実施の形態における機械−電気変換
子を製造するものである。なお、本実施の形態における
機械−電気変換子の製造方法では、本発明のU字溝形成
工程までの工程(図5の(c)までの工程)は、前述し
た第4の実施の形態と同様であるので、本実施の形態に
おいては、説明を省略する。
【0052】U字溝形成工程の後、図6(a)に示すよ
うなようなU字溝が形成された接合体31が得られる。
【0053】次に、図6(b)に示すように、U字溝と
垂直方向にV字溝を形成するために、V形状を持った砥
石、例えばダイヤモンドカッターなどでV字溝加工を行
う。(本工程は、本発明のV字溝形成工程に対応する工
程である。)この時の切り込み量は、先に行ったU字溝
加工と同じことが好ましいが、厳密に管理しなくとも特
性には影響しない。その理由は後述する。
【0054】その後、図6(c)に示すように、通常の
切断加工法、例えばワイヤーソーなどを用いて、図中の
破線の位置でV字溝の1/2の間隔にて接合体31を切
断する。(本工程は、本発明のV字溝方向切断工程に対
応する工程である)。
【0055】最後に、図6(d)に示すように、V字溝
方向切断工程において切断された接合体31の切断片そ
れぞれを、さらに垂直方向(すなわちU字溝の方向)に
切断した後、少なくとも振動子にあたる部分の両主面の
全部または一部に相対するように、Ni層を下地にし
て、たとえばメッキにより金電極を形成することによっ
て、第1または第3の実施の形態における機械−電気変
換子5が得られる。本実施の形態においては、最終切断
位置を図5(d)の破線の位置のように設定したが、U
字溝の幅及びV字溝の間隔をかえることで、任意の切断
位置を設定できる。これらの切断位置を、例えばダイシ
ングソーなどを用いて正確に決定することで、寸法精度
の高い機械−電気変換子素子が容易に得られる。
【0056】なお、本実施の形態において、V字溝形成
工程で使用するV字形状の砥石等の先端角は傾斜させた
い角度をθ°とすると2x(90−θ)°とすることが
必要である(図6(b)参照)。また、この時の切り込
み深さは、図7に示すように、深くとも浅くとも傾斜角
度には影響しないため、切り込み深さについての管理を
厳密に行わなくてもよいので、量産上も都合がよい。
【0057】なお、本実施の形態における機械−電気変
換子の製造方法により、本発明の機械−電気変換子を製
造すると、図7の正面図に示す圧電振動子の横手方向の
端面の一部が、支持体の実装装着面と面一になる場合が
あるが、圧電振動子の振動特性に影響を与えない範囲の
ものであれば、このように、振動子が前記実装装着面と
面一となる面を有していても問題ない。
【0058】以上のような方法により製造された本実施
の形態における機械−電気変換子は、一括して製造する
ことが容易で、製造された圧電振動子は、支持部のニオ
ブ酸リチウムと一体に形成されて、片持ち梁を構成す
る。
【0059】なお、ニオブ酸リチウム基板の溝部の加工
方法は、研削に限るものではなく、ドライエッチング、
ウエットエッチング、レーザ加工、ダイシングソーやワ
イヤーソーなどの機械加工、ウオータージェット加工、
放電加工などをもちいてもよい。切断についても同様で
ある。
【0060】また、電極の形成方法は、めっきに限るも
のでなく、真空蒸着やスパッタ法あるいはCVD法など
の気相成膜法や、印刷などの方法を用いてもよい。
【0061】なお、本発明の圧電体は、上述した第1〜
第5の実施の形態において、ニオブ酸リチウムであると
して説明したが、これに限るものではなく、タンタル酸
リチウム、水晶、KNbO3 、ランガサイトなどでもよ
い。また、本発明の圧電体のカット面は140゜Y−c
utとして説明したが、これに限るものでなく、主面に
加えた電界により、長さ方向に伸びを生ずるようなカッ
トであり、圧電振動子がたわむことにより電荷を生ずる
ようなカットであればよい。
【0062】また、本発明の電極は、上述した第1〜第
5の実施の形態において、Ni層を下地にしてメッキに
より形成された金電極であるとして説明したが、これに
限るものではなく、金、クロム、銀やそれらの合金材料
でもよい。
【0063】さらに、本発明の振動子は、上述した第1
〜第5の実施の形態において、2つの圧電体が直接接合
されて形成されたものであるとして説明したが、これに
限るものではなく、例えば、接着剤を用いた接合であっ
ても、接着層による振動の吸収を抑制することによっ
て、感度特性のばらつきを小さくするという効果は得ら
れないものの、機械−電気変換子の支持・固定状態を安
定させることによって、感度のばらつきを小さくすると
いう効果は得られる。また、接合される圧電体の数も2
枚に限るものではなく、検出の対象となる振動数に適合
した振動特性を持つように接合されておりさえすれば、
3枚以上であってもよい。
【0064】また、本発明の支持体は、上述した第1〜
第5の実施の形態において、本発明の振動子の主面の片
側に1個のみが形成されているとして説明したが、これ
に限るものではなく、2個以上および/または両主面に
形成される場合においても、検出の対象となる振動数に
適合した振動特性を持つように形成されておりさえすれ
ばよい。
【0065】さらに、本発明の支持体は、上述した第1
〜第5の実施の形態において、本発明の圧電体と同じ材
質であるとして説明したが、これに限るものではなく、
違う材質であってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上に説明したところから明らかなよう
に、請求項1の本発明は、支持・固定状態が安定する機
械−電気変換子を実現することによって、感度のばらつ
きが小さい、小型の加速度センサを提供することができ
る。
【0067】また、請求項2の本発明は、請求項1の本
発明の効果に加え、接着層による振動の吸収を抑制する
ことによって、広い周波数領域にわたって高感度を有
し、感度等の特性のばらつきのきわめて小さい機械−電
気変換子および加速度センサを提供することができる。
【0068】さらに、請求項12の本発明は、支持・固
定状態が安定する機械−電気変換子の製造方法を提供す
ることができる。
【0069】また、請求項13の本発明は、請求項12
の本発明の効果に加え、接着層による振動の吸収を抑制
することによって、広い周波数領域にわたって高感度を
有し、感度等の特性のばらつきのきわめて小さい機械−
電気変換子の製造方法を提供することができる。
【0070】さらに、請求項15の本発明は、支持・固
定状態が安定する機械−電気変換子を備えることによっ
て、感度のばらつきが小さい、小型の加速度センサを提
供することができ、それに加え、接着層による振動の吸
収を抑制することによって、広い周波数領域にわたって
高感度を有し、感度等の特性のばらつきのきわめて小さ
い、機械−電気変換子を備えた加速度センサを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における機械−電気
変換子を示す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における機械−電気
変換子を実装した加速度センサを示す斜視図。
【図3】本発明の第2の実施の形態における機械−電気
変換子を示す斜視図および平面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態における機械−電気
変換子を示す斜視図。
【図5】本発明の第4の実施の形態における機械−電気
変換子の製造方法を示す図。
【図6】本発明の第5の実施の形態における機械−電気
変換子の製造方法を示す図。
【図7】本発明の第5の実施の形態における機械−電気
変換子の斜視図および正面図。
【図8】従来の加速度センサにおける片持ち梁構造の振
動子を用いた機械−電気変換子の断面図。
【図9】従来の加速度センサにおける両持ち梁構造の振
動子を用いた機械−電気変換子の断面図。
【図10】従来の加速度センサにおける機械−電気変換
子を実装した加速度センサを示す斜視図および正面図。
【符号の説明】
1 圧電振動子 2a、b 圧電体基板 3 支持体 3a 実装装着面 4a、b 電極 5 機械−電気変換子 10 容器 11a、b 導電性樹脂 12a、b 外部電極 31 接合体 31a、b 圧電体基板 50 機械−電気変換子 51a、b 圧電セラミック 52a、b 電極 53 接着剤 54 導電性接着剤 55 固定部材 56 外部電極 57 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川▲さき▼ 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの圧電体が接合されて形
    成された振動子と、前記振動子の少なくとも一方の主面
    の一部に形成され、前記一方の主面に対してあらかじめ
    定めた角度をなす実装装着面を有する支持体と、少なく
    とも前記振動子の両主面の全部または一部に相対して形
    成された一対の電極とを備えることを特徴とする機械−
    電気変換子。
  2. 【請求項2】 前記振動子は、前記少なくとも2つの圧
    電体が直接接合されて形成されたものであることを特徴
    とする請求項1に記載の機械−電気変換子。
  3. 【請求項3】 前記振動子は、前記実装装着面と面一と
    なる面を有することを特徴とする請求項1または2に記
    載の機械−電気変換子。
  4. 【請求項4】 前記支持体と前記一方の主面との境界と
    なる隅部は、丸みつけされていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の機械−電気変換子。
  5. 【請求項5】 前記支持体と前記一方の主面との境界と
    なる隅部は、面取りされていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の機械−電気変換子。
  6. 【請求項6】 前記丸みつけの半径、または、前記面取
    り部の長さは、前記振動子の厚み以下であることを特徴
    とする請求項4または5に記載の機械−電気変換子。
  7. 【請求項7】 前記振動子は、その長さ方向において、
    前記支持体が形成されている支持部と、それ以外の振動
    部とに区分され、前記電極の前記実装面への出力は、前
    記支持体および/または前記支持部を介して行われるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の機械−
    電気変換子。
  8. 【請求項8】 前記支持体は、前記振動子の長さ方向に
    おいて、前記振動子の実質上端部に形成されていること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の機械−電
    気変換子。
  9. 【請求項9】 前記支持体は、前記振動子の長さ方向に
    おいて、前記振動子の実質上中央にに形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の機械−
    電気変換子。
  10. 【請求項10】 前記支持体は、前記圧電体と同じ材質
    であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    の機械−電気変換子。
  11. 【請求項11】 前記圧電体は、LiNbO3 、LiT
    aO3 、KNbO3 、水晶、ランガサイトのいずれかで
    あることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    の機械−電気変換子。
  12. 【請求項12】 少なくとも2つの分極された圧電体
    を、分極軸を反転して接合して接合体を形成する圧電体
    接合工程と、前記接合体の少なくとも一方の主面をあら
    かじめ定めた厚みに薄板化する薄板化工程と、前記薄板
    化された主面の反対側の面に、実質的にU字形の形状を
    有し、製造しようとする加速度センサの数および寸法に
    応じた数および寸法の、U字溝を形成するするU字溝形
    成工程と、前記形成されたU字溝の方向と平行に前記接
    合体を切断するU字溝方向切断工程とを含むことを特徴
    とする機械−電気変換子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記圧電体接合工程において、前記圧
    電体は、直接接合によって、接合されることを特徴とす
    る請求項12に記載の機械−電気変換子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記U字溝方向切断工程の前に、前記
    U字溝と垂直方向に、実質的にV字形の形状を有するV
    字溝を形成するするV字溝形成工程と、前記V字溝形成
    工程の後に、前記形成されたV字溝の方向と平行に前記
    接合体を切断するV字溝方向切断工程とを含むことを特
    徴とする請求項12または13に記載の機械−電気変換
    子の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜11のいずれかに記載の機
    械−電気変換子と、前記機械−電気変換子が装着される
    実装面とを備え、前記機械−電気変換子は、前記実装装
    着面を前記実装面に密着させることによって、前記両主
    面の前記実装面に対する傾斜が前記あらかじめ定めた角
    度になるように、前記実装面に装着されることを特徴と
    する加速度センサ。
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Cited By (5)

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