JPH11116458A - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents
皮膚外用剤組成物Info
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- JPH11116458A JPH11116458A JP9282289A JP28228997A JPH11116458A JP H11116458 A JPH11116458 A JP H11116458A JP 9282289 A JP9282289 A JP 9282289A JP 28228997 A JP28228997 A JP 28228997A JP H11116458 A JPH11116458 A JP H11116458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アロエの持つ温和な皮膚治療効果を高め、ア
ロエの配合量を低減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治
療、日焼けの鎮静化などの症状に有効なアロエ配合外用
組成物の提供。 【解決手段】 アロエ及び/又はアロエ抽出物と、
アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリン科、コンブ
科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバマタ科、フノ
リ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ科、スギノリ
科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツモ科、モヅク
科、ダービリア科、レッソニア科およびダルス科に属す
る海藻の抽出物から選択される少なくとも1種を必須の
成分として含有する皮膚外用剤組成物である。
ロエの配合量を低減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治
療、日焼けの鎮静化などの症状に有効なアロエ配合外用
組成物の提供。 【解決手段】 アロエ及び/又はアロエ抽出物と、
アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリン科、コンブ
科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバマタ科、フノ
リ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ科、スギノリ
科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツモ科、モヅク
科、ダービリア科、レッソニア科およびダルス科に属す
る海藻の抽出物から選択される少なくとも1種を必須の
成分として含有する皮膚外用剤組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚に適用するこ
とによって、アロエの有する皮膚の創傷、治療効果と、
海藻抽出物の有する皮膚の保湿性向上持続効果の相乗効
果によって、日焼け等によってダメージを受けた皮膚角
層のバリア機能を早期に回復して正常な状態に戻すこと
が可能な皮膚外用剤組成物に関する。本発明の皮膚外用
剤組成物は、パップ剤などの皮膚貼付剤、クリーム、乳
液、ローション、ゲル、軟膏、エアゾールなどの各種の
外用剤に適用される。
とによって、アロエの有する皮膚の創傷、治療効果と、
海藻抽出物の有する皮膚の保湿性向上持続効果の相乗効
果によって、日焼け等によってダメージを受けた皮膚角
層のバリア機能を早期に回復して正常な状態に戻すこと
が可能な皮膚外用剤組成物に関する。本発明の皮膚外用
剤組成物は、パップ剤などの皮膚貼付剤、クリーム、乳
液、ローション、ゲル、軟膏、エアゾールなどの各種の
外用剤に適用される。
【0002】
【従来の技術】アロエは新鮮な葉から得られた液が薬用
とされ、その液を火熱乾固したものは、苦味強壮、健
胃、緩下剤として内用に用いられている。さらにアロエ
は皮膚の損傷、例えば火傷、ひび、あかぎれ、ニキビ、
日焼けなどに効果があることが知られている。そして従
来、アロエの皮膚に対する有効性を皮膚外用剤に応用し
た提案がなされている。特開昭61−129117号公
報には、アロエ末またはアロエ液を含有するパップ剤が
開示されている。このパップ剤は、従来のアロエ軟膏に
比し、パップ剤の剤型としたことから、特に優れた抗炎
症効果が得られるとしている。特公平3−31172号
公報には、親水性含水ゲル基剤にアロエまたはアロエエ
キスを配合し、シート状に成型してなる外用治療部材が
開示されている。
とされ、その液を火熱乾固したものは、苦味強壮、健
胃、緩下剤として内用に用いられている。さらにアロエ
は皮膚の損傷、例えば火傷、ひび、あかぎれ、ニキビ、
日焼けなどに効果があることが知られている。そして従
来、アロエの皮膚に対する有効性を皮膚外用剤に応用し
た提案がなされている。特開昭61−129117号公
報には、アロエ末またはアロエ液を含有するパップ剤が
開示されている。このパップ剤は、従来のアロエ軟膏に
比し、パップ剤の剤型としたことから、特に優れた抗炎
症効果が得られるとしている。特公平3−31172号
公報には、親水性含水ゲル基剤にアロエまたはアロエエ
キスを配合し、シート状に成型してなる外用治療部材が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アロエの皮膚治療効果
自体は温和であり、皮膚のダメージ、例えば皮膚の創
傷、火傷の治療、日焼けの鎮静化などの症状に対しては
相当量のアロエエキスを配合するか、別に配合した薬剤
の薬理効果で治療する必要があった。アロエによる皮膚
治療効果を期待して、アロエやアロエエキスの配合量を
増加すると、組成物の物性が変化したり、組成物の香味
や色調に不具合を生じる場合がある。また、アロエの配
合量を増やすと、製品コストが上昇することになる。
自体は温和であり、皮膚のダメージ、例えば皮膚の創
傷、火傷の治療、日焼けの鎮静化などの症状に対しては
相当量のアロエエキスを配合するか、別に配合した薬剤
の薬理効果で治療する必要があった。アロエによる皮膚
治療効果を期待して、アロエやアロエエキスの配合量を
増加すると、組成物の物性が変化したり、組成物の香味
や色調に不具合を生じる場合がある。また、アロエの配
合量を増やすと、製品コストが上昇することになる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、アロエの持つ温和な皮膚治療効果を高め、アロエの
配合量を低減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治療、日焼
けの鎮静化などの症状に有効なアロエ配合外用剤組成物
の提供を課題としている。
で、アロエの持つ温和な皮膚治療効果を高め、アロエの
配合量を低減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治療、日焼
けの鎮静化などの症状に有効なアロエ配合外用剤組成物
の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ダービリ
ア科などのある種の海藻の抽出物を、アロエと一緒に配
合して得られた皮膚外用剤組成物が、優れた皮膚治療効
果を有することを知見し、本発明を完成させた。
ア科などのある種の海藻の抽出物を、アロエと一緒に配
合して得られた皮膚外用剤組成物が、優れた皮膚治療効
果を有することを知見し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち、本発明は、アロエ及び/又はア
ロエ抽出物と、アオサ科(Ulvaceae)、オゴノリ科(Gr
acilariaceae)、テングサ科(Gelidiaceae)、ミリン
科(Solieriaceae)、コンブ科(Laminariaceae)、ア
イヌワカメ科(Alariaceae)、ホンダワラ科(Sargassa
ceae)、ヒバマタ科(Fucaceae)、フノリ科(Gloiopel
tidaceae)、ヒトエグサ科(Monostromataceae)、ミル
科(Codiaceae)、ウシケノリ科(Bangiaceae)、スギ
ノリ科(Gigartinaceae)、カギノリ科(Bonnemaisonia
ceae)、イバラノリ科(Hypneaceae)、ナガマツモ科
(Chordariaceae)、モヅク科(Nemacystaceae)、ダー
ビリア科(Durvilleaceae)、レッソニア科(Lessoniac
eae)およびダルス科(Rhodymeniaceae)に属する海藻
の抽出物から選択される少なくとも1種を必須の成分と
して含有する皮膚外用剤組成物である。本発明の皮膚外
用剤組成物は、含水性パップ剤として好適である。
ロエ抽出物と、アオサ科(Ulvaceae)、オゴノリ科(Gr
acilariaceae)、テングサ科(Gelidiaceae)、ミリン
科(Solieriaceae)、コンブ科(Laminariaceae)、ア
イヌワカメ科(Alariaceae)、ホンダワラ科(Sargassa
ceae)、ヒバマタ科(Fucaceae)、フノリ科(Gloiopel
tidaceae)、ヒトエグサ科(Monostromataceae)、ミル
科(Codiaceae)、ウシケノリ科(Bangiaceae)、スギ
ノリ科(Gigartinaceae)、カギノリ科(Bonnemaisonia
ceae)、イバラノリ科(Hypneaceae)、ナガマツモ科
(Chordariaceae)、モヅク科(Nemacystaceae)、ダー
ビリア科(Durvilleaceae)、レッソニア科(Lessoniac
eae)およびダルス科(Rhodymeniaceae)に属する海藻
の抽出物から選択される少なくとも1種を必須の成分と
して含有する皮膚外用剤組成物である。本発明の皮膚外
用剤組成物は、含水性パップ剤として好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による皮膚外用剤組成物
は、 アロエ及び/又はアロエエキスと; アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリン科、コン
ブ科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバマタ科、フ
ノリ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ科、スギノ
リ科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツモ科、モヅ
ク科、ダービリア科、レッソニア科およびダルス科に属
する海藻の抽出物から選択される少なくとも1種を有効
成分として配合したことを特徴としている。このように
アロエと海藻抽出物とを組み合わせて配合することによ
り、アロエが有する温和な創傷や火傷の治療効果と、海
藻抽出物が有する保湿性向上持続効果及び皮膚角層のバ
リア機能の早期回復効果とが相乗的に作用して、日焼
け、火傷、創傷等によってダメージを受けた皮膚に使用
することによって、皮膚の炎症を抑え、保湿性を復元
し、張りのあるみずみずしさを与える。この「保湿性向
上持続効果」とは、皮膚に貼付することによって、その
部分の保湿性を高め、しかも貼付剤とした場合、皮膚か
ら剥離した後も高保湿状態を長時間、好ましくは20分
以上維持することである。また、「皮膚角層のバリア機
能の早期回復効果」とは、ひび、あかぎれ、擦り傷、日
焼け等によってダメージを受け、本来の保湿機能が低下
し、炎症を生じている皮膚に塗布することによって、保
湿性を速やかに取り戻し、炎症を鎮静化して正常な皮膚
に早期に、好ましくは24時間以内に回復させる効果を
言う。なお、皮膚角層のバリア機能、およびその指標と
なるTWL(経皮水分損失)に関しては、「新化粧品
学」,光井武夫編,南山堂 に詳述されている。
は、 アロエ及び/又はアロエエキスと; アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリン科、コン
ブ科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバマタ科、フ
ノリ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ科、スギノ
リ科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツモ科、モヅ
ク科、ダービリア科、レッソニア科およびダルス科に属
する海藻の抽出物から選択される少なくとも1種を有効
成分として配合したことを特徴としている。このように
アロエと海藻抽出物とを組み合わせて配合することによ
り、アロエが有する温和な創傷や火傷の治療効果と、海
藻抽出物が有する保湿性向上持続効果及び皮膚角層のバ
リア機能の早期回復効果とが相乗的に作用して、日焼
け、火傷、創傷等によってダメージを受けた皮膚に使用
することによって、皮膚の炎症を抑え、保湿性を復元
し、張りのあるみずみずしさを与える。この「保湿性向
上持続効果」とは、皮膚に貼付することによって、その
部分の保湿性を高め、しかも貼付剤とした場合、皮膚か
ら剥離した後も高保湿状態を長時間、好ましくは20分
以上維持することである。また、「皮膚角層のバリア機
能の早期回復効果」とは、ひび、あかぎれ、擦り傷、日
焼け等によってダメージを受け、本来の保湿機能が低下
し、炎症を生じている皮膚に塗布することによって、保
湿性を速やかに取り戻し、炎症を鎮静化して正常な皮膚
に早期に、好ましくは24時間以内に回復させる効果を
言う。なお、皮膚角層のバリア機能、およびその指標と
なるTWL(経皮水分損失)に関しては、「新化粧品
学」,光井武夫編,南山堂 に詳述されている。
【0008】本発明に用いられるアロエ及び/又はアロ
エエキスとしては、局方記載のケープアロエ、ソコトラ
アロエ等を用いることが好ましいが、他のアロエ属、例
えばナタルアロエ、サンバーアロエなどを用いても良
い。アロエを組成物中に配合する場合、アロエの液汁、
アロエ粉末、アロエエキスとして添加し得る。アロエエ
キスを作製する場合、原料アロエは未乾燥の状態でもよ
いが、風乾あるいは凍結乾燥等の方法で乾燥してから抽
出に供するのが抽出効率の点で好ましい。アロエエキス
を抽出する方法に制限はなく、通常の抽出法が採用さ
れ、水、塩化ナトリウム溶液、親水性有機溶媒、含水親
水性有機溶媒、その他の有機溶媒等を使用して抽出され
る。
エエキスとしては、局方記載のケープアロエ、ソコトラ
アロエ等を用いることが好ましいが、他のアロエ属、例
えばナタルアロエ、サンバーアロエなどを用いても良
い。アロエを組成物中に配合する場合、アロエの液汁、
アロエ粉末、アロエエキスとして添加し得る。アロエエ
キスを作製する場合、原料アロエは未乾燥の状態でもよ
いが、風乾あるいは凍結乾燥等の方法で乾燥してから抽
出に供するのが抽出効率の点で好ましい。アロエエキス
を抽出する方法に制限はなく、通常の抽出法が採用さ
れ、水、塩化ナトリウム溶液、親水性有機溶媒、含水親
水性有機溶媒、その他の有機溶媒等を使用して抽出され
る。
【0009】親水性有機溶媒としては、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール等の低級アルコール、プロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のグ
リコール、グリセリン、アセトン、メチルエチルケト
ン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド等、またはこれらの混液などが挙げられ
る。特に、水または水とメタノール、エタノール、イソ
プロパノール等の低級アルコールとの混合物を用いて抽
出することが好ましい。その場合の水と低級アルコール
の比率は、低級アルコール/水が0/100〜70/3
0(V/V:体積比)であることが好ましく、より好ま
しくは0/100〜40/60である。抽出液はそのま
ま用いても、あるいは希釈液としたり、濃縮エキスとし
てもよく、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物とした
り、ペースト状に調製してもよい。さらに、市販のアロ
エエキスを用いることも可能であり、例えば一丸ファル
コス(株)製の商品名アロエベラリキッドなどが好適に
用いられる。
タノール、イソプロパノール等の低級アルコール、プロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のグ
リコール、グリセリン、アセトン、メチルエチルケト
ン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド等、またはこれらの混液などが挙げられ
る。特に、水または水とメタノール、エタノール、イソ
プロパノール等の低級アルコールとの混合物を用いて抽
出することが好ましい。その場合の水と低級アルコール
の比率は、低級アルコール/水が0/100〜70/3
0(V/V:体積比)であることが好ましく、より好ま
しくは0/100〜40/60である。抽出液はそのま
ま用いても、あるいは希釈液としたり、濃縮エキスとし
てもよく、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物とした
り、ペースト状に調製してもよい。さらに、市販のアロ
エエキスを用いることも可能であり、例えば一丸ファル
コス(株)製の商品名アロエベラリキッドなどが好適に
用いられる。
【0010】アロエ及び/又はアロエエキスの配合量
は、皮膚外用剤組成物の剤型、使用目的に応じて適宜選
択可能であり、好ましくは100ml中に原料アロエ1
00gの抽出物を含む市販のアロエエキスを用いる場
合、0.001〜20重量%(以下、単に%と言う)、
好ましくは0.01〜10%が好ましい。なお、上述し
た通り、本発明にあっては、アロエと海藻抽出物とを配
合することによって、優れた皮膚治療効果を奏し得るこ
とから、アロエ及び/又はアロエエキスの使用量を従来
品に比べて低く抑えることが可能である。
は、皮膚外用剤組成物の剤型、使用目的に応じて適宜選
択可能であり、好ましくは100ml中に原料アロエ1
00gの抽出物を含む市販のアロエエキスを用いる場
合、0.001〜20重量%(以下、単に%と言う)、
好ましくは0.01〜10%が好ましい。なお、上述し
た通り、本発明にあっては、アロエと海藻抽出物とを配
合することによって、優れた皮膚治療効果を奏し得るこ
とから、アロエ及び/又はアロエエキスの使用量を従来
品に比べて低く抑えることが可能である。
【0011】本発明に用いられるアオサ科(Ulvaceae)
に属する海藻としてはアオサ属(Ulva)、アオノリ属
(Enteromorpha)、クロヒトエ属(Ulvaria)等が用い
られ、好ましくはアオサ属、アオノリ属である。本発明
に用いられるオゴノリ科(Gracilariaceae)に属する海
藻としてはオゴノリ属(Gracilaria)、ツルシラモ属
(Gracilariopsis)、ナミイワタケ属(Tylotus)、テ
ングサモドキ属(Gelidiopsis)等が用いられ、好まし
くはオゴノリ属、ツルシラモ属である。本発明に用いら
れるテングサ科(Gelidiaceae)に属する海藻としては
マクサ属(Gelidium)、ヒラクサ属(Beckerella)、オ
バクサ属(Pterocladia)、ユイキリ属(Acanthopelti
s)等が用いられ、好ましくはマクサ属である。本発明
に用いられるミリン科(Solieriaceae)に属する海藻と
してはキリンサイ属(Eucheuma)、トサカノリ(Merist
otheca)、ミリン属(Solieria)、エゾナメシ属(Turn
erella)等が用いられ、好ましくはキリンサイ属、トサ
カノリ属である。本発明に用いられるコンブ科(Lamina
riaceae)に属する海藻としてはコンブ属(Laminari
a)、トロロコンブ属(Kjellmaniella)、カジメ属(Ec
klonia)、アラメ属(Eisenia)、アントクメ属(Ecklo
niopsis)、アナメ属(Agarum)、スジメ属(Costari
a)、ネコアシコンブ属(Arthrothamnus)、クロシオメ
属(Hedophyllum)等が用いられ、好ましくはコンブ
属、トロロコンブ属、カジメ属、アラメ属、アントクメ
属である。本発明に用いられるアイヌワカメ科(Alaria
ceae)に属する海藻としてはワカメ属(Undaria)、ア
イヌワカメ属(Alaria)等が用いられる。本発明に用い
られるホンダワラ科(Sargassaceae)に属する海藻とし
てはヒジキ属(Hizikia)、ホンダワラ属(Sargassu
m)、ラッパモク属(Turbinaria)、ヤバネモク属(Cys
toseira)、ジョロモク属(Myagropsis)、スギモク属
(Coccophora)等が用いられ、好ましくはヒジキ属、ホ
ンダワラ属である。本発明に用いられるヒバマタ科(Fu
caceae)に属する海藻としてはアスコフィラム属(Asco
phyllum)、ヒバマタ属(Fucus)、エゾイシゲ属(Pelv
etia)等が用いられ、好ましくはアスコフィラム属、ヒ
バマタ属である。本発明に用いられるフノリ科(Gloiop
eltidaceae)に属する海藻としてはフノリ属(Gloiopel
tis)が用いられる。本発明に用いられるヒトエグサ科
(Monostromataceae)に属する海藻としてはヒトエグサ
属(Monostroma)、モツキヒトエ属(Kornmannia)等が
用いられ、好ましくはヒトエグサ属である。本発明に用
いられるミル科(Codiaceae)に属する海藻としてはミ
ル属(Codium)等が用いられる。本発明に用いられるウ
シケノリ科(Bangiaceae)に属する海藻としてはアマノ
リ属(Porphyra)、ウシケノリ属(Bangia)等が用いら
れ、好ましくはアマノリ属である。本発明に用いられる
スギノリ科(Gigartinaceae)に属する海藻としてはス
ギノリ属(Gingartina)、アカバギンナンソウ属(Rhod
oglossum)、ツノマタ属(Chondrus)等が用いられる。
本発明に用いられるカギノリ科(Bonnemaisoniaceae)
に属する海藻としてはカギケノリ(Asparagopsis)、カ
ギノリ属(Bonnemaisonia)等が用いられ、好ましくは
カギケノリ属である。本発明に用いられるイバラノリ科
(Hypneaceae)に属する海藻としてはイバラノリ属(Hy
pnea)等が用いられる。本発明に用いられるナガマツモ
科(Chordariaceae)に属する海藻としてはマツモ属(A
nalipus)、オキナワモヅク属(Cladosiphon)等が用い
られる。本発明に用いられるモヅク科(Nemacystacea
e)に属する海藻としてはモヅク属(Nemacystis)等が
用いられる。本発明に用いられるダービリア科(Durvil
leaceae)に属する海藻としてはダービリア属(Durvill
ea)等が用いられる。本発明に用いられるレッソニア科
(Lessoniaceae)に属する海藻としてはレッソニア属
(Lessonia)、マクロシスティス属(Macrocystis)等
が用いられる。本発明に用いられるダルス科(Rhodymen
iaceae)に属する海藻としてはダルス属(Rhodymenia)
等が用いられる。
に属する海藻としてはアオサ属(Ulva)、アオノリ属
(Enteromorpha)、クロヒトエ属(Ulvaria)等が用い
られ、好ましくはアオサ属、アオノリ属である。本発明
に用いられるオゴノリ科(Gracilariaceae)に属する海
藻としてはオゴノリ属(Gracilaria)、ツルシラモ属
(Gracilariopsis)、ナミイワタケ属(Tylotus)、テ
ングサモドキ属(Gelidiopsis)等が用いられ、好まし
くはオゴノリ属、ツルシラモ属である。本発明に用いら
れるテングサ科(Gelidiaceae)に属する海藻としては
マクサ属(Gelidium)、ヒラクサ属(Beckerella)、オ
バクサ属(Pterocladia)、ユイキリ属(Acanthopelti
s)等が用いられ、好ましくはマクサ属である。本発明
に用いられるミリン科(Solieriaceae)に属する海藻と
してはキリンサイ属(Eucheuma)、トサカノリ(Merist
otheca)、ミリン属(Solieria)、エゾナメシ属(Turn
erella)等が用いられ、好ましくはキリンサイ属、トサ
カノリ属である。本発明に用いられるコンブ科(Lamina
riaceae)に属する海藻としてはコンブ属(Laminari
a)、トロロコンブ属(Kjellmaniella)、カジメ属(Ec
klonia)、アラメ属(Eisenia)、アントクメ属(Ecklo
niopsis)、アナメ属(Agarum)、スジメ属(Costari
a)、ネコアシコンブ属(Arthrothamnus)、クロシオメ
属(Hedophyllum)等が用いられ、好ましくはコンブ
属、トロロコンブ属、カジメ属、アラメ属、アントクメ
属である。本発明に用いられるアイヌワカメ科(Alaria
ceae)に属する海藻としてはワカメ属(Undaria)、ア
イヌワカメ属(Alaria)等が用いられる。本発明に用い
られるホンダワラ科(Sargassaceae)に属する海藻とし
てはヒジキ属(Hizikia)、ホンダワラ属(Sargassu
m)、ラッパモク属(Turbinaria)、ヤバネモク属(Cys
toseira)、ジョロモク属(Myagropsis)、スギモク属
(Coccophora)等が用いられ、好ましくはヒジキ属、ホ
ンダワラ属である。本発明に用いられるヒバマタ科(Fu
caceae)に属する海藻としてはアスコフィラム属(Asco
phyllum)、ヒバマタ属(Fucus)、エゾイシゲ属(Pelv
etia)等が用いられ、好ましくはアスコフィラム属、ヒ
バマタ属である。本発明に用いられるフノリ科(Gloiop
eltidaceae)に属する海藻としてはフノリ属(Gloiopel
tis)が用いられる。本発明に用いられるヒトエグサ科
(Monostromataceae)に属する海藻としてはヒトエグサ
属(Monostroma)、モツキヒトエ属(Kornmannia)等が
用いられ、好ましくはヒトエグサ属である。本発明に用
いられるミル科(Codiaceae)に属する海藻としてはミ
ル属(Codium)等が用いられる。本発明に用いられるウ
シケノリ科(Bangiaceae)に属する海藻としてはアマノ
リ属(Porphyra)、ウシケノリ属(Bangia)等が用いら
れ、好ましくはアマノリ属である。本発明に用いられる
スギノリ科(Gigartinaceae)に属する海藻としてはス
ギノリ属(Gingartina)、アカバギンナンソウ属(Rhod
oglossum)、ツノマタ属(Chondrus)等が用いられる。
本発明に用いられるカギノリ科(Bonnemaisoniaceae)
に属する海藻としてはカギケノリ(Asparagopsis)、カ
ギノリ属(Bonnemaisonia)等が用いられ、好ましくは
カギケノリ属である。本発明に用いられるイバラノリ科
(Hypneaceae)に属する海藻としてはイバラノリ属(Hy
pnea)等が用いられる。本発明に用いられるナガマツモ
科(Chordariaceae)に属する海藻としてはマツモ属(A
nalipus)、オキナワモヅク属(Cladosiphon)等が用い
られる。本発明に用いられるモヅク科(Nemacystacea
e)に属する海藻としてはモヅク属(Nemacystis)等が
用いられる。本発明に用いられるダービリア科(Durvil
leaceae)に属する海藻としてはダービリア属(Durvill
ea)等が用いられる。本発明に用いられるレッソニア科
(Lessoniaceae)に属する海藻としてはレッソニア属
(Lessonia)、マクロシスティス属(Macrocystis)等
が用いられる。本発明に用いられるダルス科(Rhodymen
iaceae)に属する海藻としてはダルス属(Rhodymenia)
等が用いられる。
【0012】これら海藻の有効成分を抽出するに際し
て、海藻は、未乾燥の状態でもよいが、風乾あるいは凍
結乾燥等の方法で乾燥してから抽出に供するのが抽出効
率の点で好ましい。海藻の有効成分を抽出する方法に制
限はなく、通常の抽出法が採用され、水、塩化ナトリウ
ム溶液、親水性有機溶媒、含水親水性有機溶媒、その他
の有機溶媒等を使用して海藻から抽出される。親水性有
機溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール等のグリコール、グリセリ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等、また
はこれらの混液などが挙げられる。特に、水または水と
メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコールとの混合物を用いて抽出することが好ましい。
その場合の水と低級アルコールの比率は、低級アルコー
ル/水が0/100〜70/30(V/V:体積比)で
あることが好ましく、より好ましくは0/100〜40
/60である。
て、海藻は、未乾燥の状態でもよいが、風乾あるいは凍
結乾燥等の方法で乾燥してから抽出に供するのが抽出効
率の点で好ましい。海藻の有効成分を抽出する方法に制
限はなく、通常の抽出法が採用され、水、塩化ナトリウ
ム溶液、親水性有機溶媒、含水親水性有機溶媒、その他
の有機溶媒等を使用して海藻から抽出される。親水性有
機溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール等のグリコール、グリセリ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等、また
はこれらの混液などが挙げられる。特に、水または水と
メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコールとの混合物を用いて抽出することが好ましい。
その場合の水と低級アルコールの比率は、低級アルコー
ル/水が0/100〜70/30(V/V:体積比)で
あることが好ましく、より好ましくは0/100〜40
/60である。
【0013】抽出する時の海藻乾燥物と抽出溶媒との比
率は、海藻乾燥物/溶媒比が1/50〜1/2の範囲が
好ましい、また、その他の抽出条件としては、抽出温度
は特に制限はないが、5〜80℃、好ましくは5〜50
℃の範囲で、1〜24時間、攪拌しながら行なうのが好
ましく、抽出pHは、極端な酸性、アルカリ性に傾かな
ければ特に制限はない。上記の抽出操作で生じた抽出残
渣に抽出操作を繰返すことにより、抽出効率を上げるこ
とも可能である。なお、この抽出液はそのまま用いて
も、あるいは希釈液としたり、濃縮エキスとしてもよ
く、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物としたり、ペ
ースト状に調製してもよい。乾燥粉末に調製した場合に
は、水または水を含むメタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコールにあらかじめ溶解して用
いるか、あるいは水を含む貼付用組成物中で可溶化して
用いるのが好ましい。
率は、海藻乾燥物/溶媒比が1/50〜1/2の範囲が
好ましい、また、その他の抽出条件としては、抽出温度
は特に制限はないが、5〜80℃、好ましくは5〜50
℃の範囲で、1〜24時間、攪拌しながら行なうのが好
ましく、抽出pHは、極端な酸性、アルカリ性に傾かな
ければ特に制限はない。上記の抽出操作で生じた抽出残
渣に抽出操作を繰返すことにより、抽出効率を上げるこ
とも可能である。なお、この抽出液はそのまま用いて
も、あるいは希釈液としたり、濃縮エキスとしてもよ
く、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物としたり、ペ
ースト状に調製してもよい。乾燥粉末に調製した場合に
は、水または水を含むメタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコールにあらかじめ溶解して用
いるか、あるいは水を含む貼付用組成物中で可溶化して
用いるのが好ましい。
【0014】海藻抽出物は任意の濃度で配合できるが、
製剤中に0.001〜20%、さらに0.001〜15
%が好ましく、特に0.001〜10%が好ましい。
製剤中に0.001〜20%、さらに0.001〜15
%が好ましく、特に0.001〜10%が好ましい。
【0015】本発明の皮膚外用剤組成物は、軟膏、クリ
ーム、ゲル、ローション、エアゾール剤、成形パップ
剤、テープ剤等の医薬品、パウダー、ヘアトニック、シ
ャンプー等の香粧品等に適用し得る。また本組成物に配
合したアロエ及び海藻抽出物の有する火傷や創傷の治療
効果、保湿性向上持続効果及びバリア機能の早期回復効
果を特に有効に作用させる使用形態の一つとして、日焼
け等による炎症を早期に静めるための含水性パップ剤へ
の適用が挙げられる。
ーム、ゲル、ローション、エアゾール剤、成形パップ
剤、テープ剤等の医薬品、パウダー、ヘアトニック、シ
ャンプー等の香粧品等に適用し得る。また本組成物に配
合したアロエ及び海藻抽出物の有する火傷や創傷の治療
効果、保湿性向上持続効果及びバリア機能の早期回復効
果を特に有効に作用させる使用形態の一つとして、日焼
け等による炎症を早期に静めるための含水性パップ剤へ
の適用が挙げられる。
【0016】本発明の皮膚外用剤には、必須成分である
上記海藻抽出物の他に、通常皮膚外用剤に用いられる原
料、例えば界面活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、
酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、紫外線吸収・散
乱剤、アミノ酸類、薬理活性物質、水性粘着基剤、水溶
性高分子物質、無機粉体、防腐剤、乳化剤、硬化剤、硬
化調整剤、鉱物性粉末、香料、色素、水等を剤形に応じ
て配合可能である。
上記海藻抽出物の他に、通常皮膚外用剤に用いられる原
料、例えば界面活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、
酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、紫外線吸収・散
乱剤、アミノ酸類、薬理活性物質、水性粘着基剤、水溶
性高分子物質、無機粉体、防腐剤、乳化剤、硬化剤、硬
化調整剤、鉱物性粉末、香料、色素、水等を剤形に応じ
て配合可能である。
【0017】油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カ
カオ油、パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、
グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類;ミンク
油、卵黄油等の動物油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリ
ン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流
動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワッ
クス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリ
ン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等
の天然および合成脂肪酸類;セタノール、ステアリルア
ルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノー
ル、ラウリルアルコール等の天然および合成高級アルコ
ール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸
オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステ
ル類を例示することができる。
カオ油、パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、
グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類;ミンク
油、卵黄油等の動物油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリ
ン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流
動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワッ
クス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリ
ン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等
の天然および合成脂肪酸類;セタノール、ステアリルア
ルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノー
ル、ラウリルアルコール等の天然および合成高級アルコ
ール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸
オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステ
ル類を例示することができる。
【0018】保湿剤としては、グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトー
ル、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール等の多価アルコール類;アミノ酸、ピ
ロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF成分;ヒアル
ロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸
等の水溶性高分子物質等を例示することができる。
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトー
ル、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール等の多価アルコール類;アミノ酸、ピ
ロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF成分;ヒアル
ロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸
等の水溶性高分子物質等を例示することができる。
【0019】酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシ
トルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン
酸とその塩類等を;キレート剤としては、エデト酸二ナ
トリウム、エチレンジアミン四酢酸とその塩類、ピロリ
ン酸とその塩類、ヘキサメタリン酸とその塩類、グルコ
ン酸とその塩類等を;pH調整剤としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アン
モニア水、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等をそ
れぞれ例示することができる。
トルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン
酸とその塩類等を;キレート剤としては、エデト酸二ナ
トリウム、エチレンジアミン四酢酸とその塩類、ピロリ
ン酸とその塩類、ヘキサメタリン酸とその塩類、グルコ
ン酸とその塩類等を;pH調整剤としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アン
モニア水、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等をそ
れぞれ例示することができる。
【0020】紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル
パラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシ
サイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示
することができる。
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル
パラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシ
サイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示
することができる。
【0021】アミノ酸類としては、グリシン、アラニ
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニ
ン、トリプトファン、シスチン、システィン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジンおよび
その誘導体等を例示することができる。
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニ
ン、トリプトファン、シスチン、システィン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジンおよび
その誘導体等を例示することができる。
【0022】本発明の皮膚外用剤に用いられる薬理活性
物質としては、例えば、抗生物質、化学療法剤、静菌・
殺菌・消毒剤、非ステロイド系抗炎症剤、ステロイド系
抗炎症剤、制ガン剤、向精神薬、局所麻酔剤、抗パーキ
ンソン病剤、性ホルモン剤、抗発汗剤、サンスクリーン
剤、抗アレルギー剤、抗不整脈剤、抗高血圧剤、血管拡
張剤、血管補強剤、筋弛緩剤、制吐剤、乾癬治療剤、皮
膚軟化剤、皮膚緩和剤、プロスタグランジン類、脂溶性
ビタミン類、酵素類、ペプチドホルモン類、糖尿病治療
剤、多糖類、植物抽出エキス及び精油類、診断薬、殺虫
剤、防虫剤、染色剤、農薬などが挙げられる。これらの
薬物の具体例は以下の通りである。
物質としては、例えば、抗生物質、化学療法剤、静菌・
殺菌・消毒剤、非ステロイド系抗炎症剤、ステロイド系
抗炎症剤、制ガン剤、向精神薬、局所麻酔剤、抗パーキ
ンソン病剤、性ホルモン剤、抗発汗剤、サンスクリーン
剤、抗アレルギー剤、抗不整脈剤、抗高血圧剤、血管拡
張剤、血管補強剤、筋弛緩剤、制吐剤、乾癬治療剤、皮
膚軟化剤、皮膚緩和剤、プロスタグランジン類、脂溶性
ビタミン類、酵素類、ペプチドホルモン類、糖尿病治療
剤、多糖類、植物抽出エキス及び精油類、診断薬、殺虫
剤、防虫剤、染色剤、農薬などが挙げられる。これらの
薬物の具体例は以下の通りである。
【0023】〔抗生物質〕ペニシリンG、ペニシリン
V、メチシリン、オキサシリン、クロキサシリン、アン
ピシリン、ヘタシリン、シクラシリン、アモキシシリ
ン、カルベニシリン、スルベニシリン等のペニシリン系
抗生物質。セファロリジン、セファロチン、セファゾリ
ン、セファログリシン、セファレキシン等のセファロス
ポリン系抗生物質。ストレプトマイシン、カナマイシ
ン、ジベカシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等
のアミノグルコシド系抗生物質。オキシテトラサイクリ
ン、テトラサイクリン、ジメチルクロルテトラサイクリ
ン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン等のテトラサイ
クリン系抗生物質。エリスロマイシン、ロイコマイシ
ン、ジョサマイシン等のマクロライド系抗生物質。リン
コマイシン、クリンダマイシン等のリンコマイシン系抗
生物質。クロラムフェニコール、ミカマイシン、グラミ
シジン、グラミシジンS、カプレオマイシン、サイクロ
セリン、エンビオマイシン、リファンピシン、ナイスタ
チン、トリコマイシン、アムホテリシンB、グリセオフ
ルビン、バリオチン、ピロールニトリン、シッカニン、
ニトロフラントイン、5−ヨード−2−デオキシウリジ
ン、セファメジン、フォスフォノマイシン、N−ホルム
イミドイルチェナマイシン1水和物などが挙げられる。 〔化学療法剤〕酢酸マフェニド、スルファジアジン、ス
ルファジアジン銀、スルファメトキサゾールナトリウ
ム、スルフィソミジン、スルフィソミジンナトリウム等
の外用サルファ剤などが挙げられる。 〔静菌・殺菌・消毒剤〕ヨウ素、ポンピドンヨード、ジヨ
ードヒドロキシプロパン、塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン、ヘキサクロロ
フェン、クロルヘキシジン、ベンゾイルパーオキサイド
トルナフテートなどが挙げられる。 〔抗真菌剤〕ナフチオメート、クロトリマゾール、グリ
セオフルビン、シッカニン、トリコマイシン、ナイスタ
チン、ピロールニトリン、エキサラミド、塩酸クロコナ
ゾール、硝酸イソコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸
オキシコナゾール、硝酸スルコナゾール、ミコナゾー
ル、チオコナゾール、トルシクラート、バリオテン、ハ
ロプロジン、フェニルヨードウンデシレート、ビフォナ
ゾール、ナフティフィン、ケトコナゾール、オクトピロ
ックス、シクロピロックス、オラミンなどが挙げられ
る。 〔非ステロイド系抗炎症剤〕サリチル酸とその塩類、ア
スピリンなどのサリチル酸誘導体、アセトアミノフェ
ン、アミノピリン、アンチピリン、オキシフェンブタゾ
ン、スルピリン、アンフェナックナトリウム、インドメ
タシン、ジクロフェナックナトリウム、フェルビナク、
イブプロフェン、スリンダック、ナプロキセン、ケトプ
ロフェン、スプロフェン、エトフェナメート、サリチル
アミド、トリエタノールアミンサリチレート、フルフェ
ナム酸とその塩類及びその誘導体、メクロフェナム酸と
その塩類及びその誘導体、コルヒチン、ブフェキサマッ
ク、イブフェナック、ロキソプロフェン、フェンブフェ
ン、ジフルニサル、アルクロフェナック、フェニルブタ
ゾン、メフェナム酸とその塩類及びその誘導体、フェノ
プロフェン、ベンダザック、ピロキシカム、フルルビプ
ロフェン、ザルトプロフェン、エトドラクなどが挙げら
れる。 〔ステロイド系抗炎症剤〕アムシノイド、吉草酸プレド
ニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草酸ベータメタ
ゾン、酢酸ベータメタゾン、酢酸デキサメタゾン、ジプ
ロピオン酸ベータメタゾン、デキサメタゾン、トリアム
シノロンアセトニド、リルシノニド、ヒドロコルチゾ
ン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノニド、フルオシ
ノロンアセトニド、フルオトメトロン、フルドロキシコ
ルチド、プレドニゾロン、プロピオン酸クロベタゾー
ル、プロピオン酸ベクロメタゾン、ベタメタゾン、メチ
ルプレドニゾロン、メチルプレドニゾロンアセテート、
酪酸ヒドロコルチゾン等が挙げられる。 〔制ガン剤〕5−フルオロウラシル、6−メルカプトプ
リン、メトトレキサート、ブレオマイシン、マイトマイ
シンC、アドリアマイシン、カルボコン、アクチノマイ
シンC、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、クロ
モマイシンA、L−アスパラギナーゼ、ピシバニール、
ビンプラスチン、ビンクリスチンなどが挙げられる。 〔向精神剤〕クロルプロマジン、レセルピン、クロルジ
アゼポキシドなどが挙げられる。 〔抗パーキンソン病剤〕L−ドーパ、クロルゾキサゾン
などが挙げられる。 〔性ホルモン剤〕エストロゲン、アンドロゲン、エスト
ラジオール、テストステロン、プロゲステロンなどが挙
げられる。 〔抗発汗剤〕プロパンテリンブロマイド、スコポラミ
ン、第四級アシロキシメチルアンモニウム塩などが挙げ
られる。 〔サンスクリーン剤〕p−アミノ安息香酸、p−ジメチ
ルアミノ安息香酸あるいはそれらのアルキルエステルな
どが挙げられる。 〔抗アレルギー剤〕ジプロヘプタジンハイドロクロライ
ド、クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフェンなどが挙
げられる。 〔抗不整脈剤〕アセブトロール、アルプレノロール、イ
ンデノロール、カルテオロール、ブクモロール、ブフェ
トロール、ブプラノロール、プロプラノロール、ピンド
ロールなどが挙げられる。 〔抗高血圧剤〕レセルピン、レシナミンなどのラウロル
フィアアルカロイド類。クロニジン、プラゾシン、ナシ
ル酸ジヒドロエルゴトキシン、メチクラン、メチルドー
パ、グアネチジン、ベタニジンなどが挙げられる。 〔血管拡張剤〕エフロキサート、エタフェノン、オキシ
フェドリン、カルボクロメン、ジラゼプ、ジルチアゼ
ム、トリメタジジン、四硝酸ペンタエリスリトール、ジ
ピリダモール、硝酸イソソルビド、トラピジル、ニトロ
グリセリン、ニフェジピン、プレニラミン、モルシドミ
ン、リン酸トロールニトラート、イノシトールヘキサニ
コチネート、イソクスプリン、ナイリドリン、クエン酸
ニカメタート、シクランデレート、シンナリジン、ニコ
チニックアルコール、ヘプロニカートなどが挙げられ
る。 〔血管補強剤〕ルチンなどが挙げられる。 〔筋弛緩剤〕ジアゼパムなどが挙げられる。 〔制吐剤〕クロルプロマジンなどが挙げられる。 〔乾癬治療剤〕メトキサレンなどが挙げられる。 〔皮膚軟化剤あるいは皮膚緩和剤〕ヒドロキノン、尿
素、ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げられる。 〔プロスタグランジン類〕プロスタグランジンF2α、
プロスタサイクリン、プロスタグランジンE1、プロス
タグランジンE2、7−チアプロスタグランジンE1、1
6,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロペンチル−7−チアプロスタグランジンE 1、16,
16−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE1、1
7,20−ジメチル−7−チアプロスタグランジン
E1、16,17,18,19,20−ペンタノル−1
5−シクロヘキシル−Δ2−7−チアプロスタグランジ
ンE1、16,16−ジメチル−Δ2−7−チアプロスタ
グランジンE1、7−フルオロプロスタサイクリン、5
−フルオロプロスタサイクリン、16,17,18,1
9,20−ペンタノル−15−シクロヘキシルプロスタ
サイクリン、16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−15−シクロペンチルプロスタサイクリンなどが挙
げられる。 〔ビタミン類〕1,25−ジヒドロキシビタミンD3、
1α−ヒドロキシビタミンD3、1,24−ジヒドロキ
シビタミンD3、24,25−ジヒドロキシビタミン
D3、1α,25−ジヒドロキシビタミンD3−26,2
3−ラクトン、25−ヒドロキシビタミンD3−26,
23−ラクトン、ビタミンA、ビタミンE、酢酸トコフ
ェロール、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC、ビ
タミンF、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェ
ルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸お
よびその誘導体などが挙げられる。 〔酵素製剤〕トリプシン、パパイン、プロテアーゼ、リ
ゾチーム、ストレプトキナーゼ、プラスミン、ウロキナ
ーゼ、ヒアルロニダーゼ、α−キモトリプシン、セラチ
オペプチダーゼ、ブロメライン、セミアルカリペプチダ
ーゼなどが挙げられる。〔ペプチドホルモン〕インシュ
リン、アンジオテンシン、バゾプレッシン、フェリプレ
シン、プロチレリン、ゴナドトロピン放出ホルモン、コ
ルチコトロピン、プロラクチン、ソマトロピン、サイロ
トロピン、黄体形成ホルモン、カルシトニン、カリクレ
イン、パラサイリン、グルカゴン、オキシトシン、ガス
トリン、セクレチン、血清性性腺刺激ホルモンなどが挙
げられる。 〔糖尿病治療薬〕グリベンクラミド、グリクラジドなど
が挙げられる。 〔多糖類〕ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げら
れる。 〔生薬類〕カプサイシンや、更にはオオバク等の生薬末
や、トウガラシエキス等の生薬軟エキス、オオバク乾燥
エキス等の生薬乾燥エキス、センブリ流エキス等の生薬
流エキス、アルニカチンキ等の生薬チンキ、ハッカ油、
ケイ皮油等の精油、トウキ、シコン、カンゾウ、ベラド
ンナ、シャクヤク、ヨモギ、セイヨウトチノキ、(種
子、芽)、カミツレ(エキス、精油)、セイヨウシナノ
キ、セイジ、シラカバなどが挙げられる。上記薬効成分
は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用する
ことができ、その配合量は、適宜選定することができ
る。
V、メチシリン、オキサシリン、クロキサシリン、アン
ピシリン、ヘタシリン、シクラシリン、アモキシシリ
ン、カルベニシリン、スルベニシリン等のペニシリン系
抗生物質。セファロリジン、セファロチン、セファゾリ
ン、セファログリシン、セファレキシン等のセファロス
ポリン系抗生物質。ストレプトマイシン、カナマイシ
ン、ジベカシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等
のアミノグルコシド系抗生物質。オキシテトラサイクリ
ン、テトラサイクリン、ジメチルクロルテトラサイクリ
ン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン等のテトラサイ
クリン系抗生物質。エリスロマイシン、ロイコマイシ
ン、ジョサマイシン等のマクロライド系抗生物質。リン
コマイシン、クリンダマイシン等のリンコマイシン系抗
生物質。クロラムフェニコール、ミカマイシン、グラミ
シジン、グラミシジンS、カプレオマイシン、サイクロ
セリン、エンビオマイシン、リファンピシン、ナイスタ
チン、トリコマイシン、アムホテリシンB、グリセオフ
ルビン、バリオチン、ピロールニトリン、シッカニン、
ニトロフラントイン、5−ヨード−2−デオキシウリジ
ン、セファメジン、フォスフォノマイシン、N−ホルム
イミドイルチェナマイシン1水和物などが挙げられる。 〔化学療法剤〕酢酸マフェニド、スルファジアジン、ス
ルファジアジン銀、スルファメトキサゾールナトリウ
ム、スルフィソミジン、スルフィソミジンナトリウム等
の外用サルファ剤などが挙げられる。 〔静菌・殺菌・消毒剤〕ヨウ素、ポンピドンヨード、ジヨ
ードヒドロキシプロパン、塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン、ヘキサクロロ
フェン、クロルヘキシジン、ベンゾイルパーオキサイド
トルナフテートなどが挙げられる。 〔抗真菌剤〕ナフチオメート、クロトリマゾール、グリ
セオフルビン、シッカニン、トリコマイシン、ナイスタ
チン、ピロールニトリン、エキサラミド、塩酸クロコナ
ゾール、硝酸イソコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸
オキシコナゾール、硝酸スルコナゾール、ミコナゾー
ル、チオコナゾール、トルシクラート、バリオテン、ハ
ロプロジン、フェニルヨードウンデシレート、ビフォナ
ゾール、ナフティフィン、ケトコナゾール、オクトピロ
ックス、シクロピロックス、オラミンなどが挙げられ
る。 〔非ステロイド系抗炎症剤〕サリチル酸とその塩類、ア
スピリンなどのサリチル酸誘導体、アセトアミノフェ
ン、アミノピリン、アンチピリン、オキシフェンブタゾ
ン、スルピリン、アンフェナックナトリウム、インドメ
タシン、ジクロフェナックナトリウム、フェルビナク、
イブプロフェン、スリンダック、ナプロキセン、ケトプ
ロフェン、スプロフェン、エトフェナメート、サリチル
アミド、トリエタノールアミンサリチレート、フルフェ
ナム酸とその塩類及びその誘導体、メクロフェナム酸と
その塩類及びその誘導体、コルヒチン、ブフェキサマッ
ク、イブフェナック、ロキソプロフェン、フェンブフェ
ン、ジフルニサル、アルクロフェナック、フェニルブタ
ゾン、メフェナム酸とその塩類及びその誘導体、フェノ
プロフェン、ベンダザック、ピロキシカム、フルルビプ
ロフェン、ザルトプロフェン、エトドラクなどが挙げら
れる。 〔ステロイド系抗炎症剤〕アムシノイド、吉草酸プレド
ニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草酸ベータメタ
ゾン、酢酸ベータメタゾン、酢酸デキサメタゾン、ジプ
ロピオン酸ベータメタゾン、デキサメタゾン、トリアム
シノロンアセトニド、リルシノニド、ヒドロコルチゾ
ン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノニド、フルオシ
ノロンアセトニド、フルオトメトロン、フルドロキシコ
ルチド、プレドニゾロン、プロピオン酸クロベタゾー
ル、プロピオン酸ベクロメタゾン、ベタメタゾン、メチ
ルプレドニゾロン、メチルプレドニゾロンアセテート、
酪酸ヒドロコルチゾン等が挙げられる。 〔制ガン剤〕5−フルオロウラシル、6−メルカプトプ
リン、メトトレキサート、ブレオマイシン、マイトマイ
シンC、アドリアマイシン、カルボコン、アクチノマイ
シンC、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、クロ
モマイシンA、L−アスパラギナーゼ、ピシバニール、
ビンプラスチン、ビンクリスチンなどが挙げられる。 〔向精神剤〕クロルプロマジン、レセルピン、クロルジ
アゼポキシドなどが挙げられる。 〔抗パーキンソン病剤〕L−ドーパ、クロルゾキサゾン
などが挙げられる。 〔性ホルモン剤〕エストロゲン、アンドロゲン、エスト
ラジオール、テストステロン、プロゲステロンなどが挙
げられる。 〔抗発汗剤〕プロパンテリンブロマイド、スコポラミ
ン、第四級アシロキシメチルアンモニウム塩などが挙げ
られる。 〔サンスクリーン剤〕p−アミノ安息香酸、p−ジメチ
ルアミノ安息香酸あるいはそれらのアルキルエステルな
どが挙げられる。 〔抗アレルギー剤〕ジプロヘプタジンハイドロクロライ
ド、クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフェンなどが挙
げられる。 〔抗不整脈剤〕アセブトロール、アルプレノロール、イ
ンデノロール、カルテオロール、ブクモロール、ブフェ
トロール、ブプラノロール、プロプラノロール、ピンド
ロールなどが挙げられる。 〔抗高血圧剤〕レセルピン、レシナミンなどのラウロル
フィアアルカロイド類。クロニジン、プラゾシン、ナシ
ル酸ジヒドロエルゴトキシン、メチクラン、メチルドー
パ、グアネチジン、ベタニジンなどが挙げられる。 〔血管拡張剤〕エフロキサート、エタフェノン、オキシ
フェドリン、カルボクロメン、ジラゼプ、ジルチアゼ
ム、トリメタジジン、四硝酸ペンタエリスリトール、ジ
ピリダモール、硝酸イソソルビド、トラピジル、ニトロ
グリセリン、ニフェジピン、プレニラミン、モルシドミ
ン、リン酸トロールニトラート、イノシトールヘキサニ
コチネート、イソクスプリン、ナイリドリン、クエン酸
ニカメタート、シクランデレート、シンナリジン、ニコ
チニックアルコール、ヘプロニカートなどが挙げられ
る。 〔血管補強剤〕ルチンなどが挙げられる。 〔筋弛緩剤〕ジアゼパムなどが挙げられる。 〔制吐剤〕クロルプロマジンなどが挙げられる。 〔乾癬治療剤〕メトキサレンなどが挙げられる。 〔皮膚軟化剤あるいは皮膚緩和剤〕ヒドロキノン、尿
素、ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げられる。 〔プロスタグランジン類〕プロスタグランジンF2α、
プロスタサイクリン、プロスタグランジンE1、プロス
タグランジンE2、7−チアプロスタグランジンE1、1
6,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロペンチル−7−チアプロスタグランジンE 1、16,
16−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE1、1
7,20−ジメチル−7−チアプロスタグランジン
E1、16,17,18,19,20−ペンタノル−1
5−シクロヘキシル−Δ2−7−チアプロスタグランジ
ンE1、16,16−ジメチル−Δ2−7−チアプロスタ
グランジンE1、7−フルオロプロスタサイクリン、5
−フルオロプロスタサイクリン、16,17,18,1
9,20−ペンタノル−15−シクロヘキシルプロスタ
サイクリン、16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−15−シクロペンチルプロスタサイクリンなどが挙
げられる。 〔ビタミン類〕1,25−ジヒドロキシビタミンD3、
1α−ヒドロキシビタミンD3、1,24−ジヒドロキ
シビタミンD3、24,25−ジヒドロキシビタミン
D3、1α,25−ジヒドロキシビタミンD3−26,2
3−ラクトン、25−ヒドロキシビタミンD3−26,
23−ラクトン、ビタミンA、ビタミンE、酢酸トコフ
ェロール、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC、ビ
タミンF、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェ
ルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸お
よびその誘導体などが挙げられる。 〔酵素製剤〕トリプシン、パパイン、プロテアーゼ、リ
ゾチーム、ストレプトキナーゼ、プラスミン、ウロキナ
ーゼ、ヒアルロニダーゼ、α−キモトリプシン、セラチ
オペプチダーゼ、ブロメライン、セミアルカリペプチダ
ーゼなどが挙げられる。〔ペプチドホルモン〕インシュ
リン、アンジオテンシン、バゾプレッシン、フェリプレ
シン、プロチレリン、ゴナドトロピン放出ホルモン、コ
ルチコトロピン、プロラクチン、ソマトロピン、サイロ
トロピン、黄体形成ホルモン、カルシトニン、カリクレ
イン、パラサイリン、グルカゴン、オキシトシン、ガス
トリン、セクレチン、血清性性腺刺激ホルモンなどが挙
げられる。 〔糖尿病治療薬〕グリベンクラミド、グリクラジドなど
が挙げられる。 〔多糖類〕ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げら
れる。 〔生薬類〕カプサイシンや、更にはオオバク等の生薬末
や、トウガラシエキス等の生薬軟エキス、オオバク乾燥
エキス等の生薬乾燥エキス、センブリ流エキス等の生薬
流エキス、アルニカチンキ等の生薬チンキ、ハッカ油、
ケイ皮油等の精油、トウキ、シコン、カンゾウ、ベラド
ンナ、シャクヤク、ヨモギ、セイヨウトチノキ、(種
子、芽)、カミツレ(エキス、精油)、セイヨウシナノ
キ、セイジ、シラカバなどが挙げられる。上記薬効成分
は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用する
ことができ、その配合量は、適宜選定することができ
る。
【0024】本発明の皮膚外用剤に上記薬理活性物質を
配合する場合、その物質が日本薬局方に収載されている
か、他の文献等によって使用適量が定められている場合
には、該使用適量に合わせて配合するのが好ましい。そ
の他の特に使用適量が定められていない物質の配合量
は、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜5
%程度とするのが望ましい。0.0001%より低いと
薬理活性物質としての効果が認められず、10%以上を
配合しても効果は変わらない。
配合する場合、その物質が日本薬局方に収載されている
か、他の文献等によって使用適量が定められている場合
には、該使用適量に合わせて配合するのが好ましい。そ
の他の特に使用適量が定められていない物質の配合量
は、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜5
%程度とするのが望ましい。0.0001%より低いと
薬理活性物質としての効果が認められず、10%以上を
配合しても効果は変わらない。
【0025】本発明の皮膚外用剤は、水性粘着基剤とし
て、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体を含
有する水性粘着基剤を使用するとより好適である。この
水性粘着基剤は、含水率が高く、しかも、皮膚への粘着
力に優れている。ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩と
の架橋体は、特に制限されることはなく、公知のものを
使用し得るが、例えば特開昭59−110614号、同
59−110616号、同59−110617号、同6
0−99180号、同60−260512号、同60−
260513号公報等に記載されたポリアクリル酸とポ
リアクリル酸塩との金属架橋体を含有する水性粘着基剤
が好ましい。
て、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体を含
有する水性粘着基剤を使用するとより好適である。この
水性粘着基剤は、含水率が高く、しかも、皮膚への粘着
力に優れている。ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩と
の架橋体は、特に制限されることはなく、公知のものを
使用し得るが、例えば特開昭59−110614号、同
59−110616号、同59−110617号、同6
0−99180号、同60−260512号、同60−
260513号公報等に記載されたポリアクリル酸とポ
リアクリル酸塩との金属架橋体を含有する水性粘着基剤
が好ましい。
【0026】具体的には、本発明に用いる水性粘着基剤
のポリアクリル酸としてはいずれのものでも使用でき、
その分子量及び直鎖状、分岐鎖状等の形状には特に制限
はないが、分子量1万〜1000万のものを用いること
が好ましく、特に重量平均分子量が1万〜50万未満、
50万〜200万未満、200万〜400万の平均分子
量を有するポリアクリル酸を2種以上組み合わせると、
使用感が向上するので好適である。なお、通常のアクリ
ル酸を重合して得られた重合体のほか、カーボポール
(商品名:米国グッドリッチ社製)等のアクリル酸重合
体を一部架橋したものも好適に使用し得る。
のポリアクリル酸としてはいずれのものでも使用でき、
その分子量及び直鎖状、分岐鎖状等の形状には特に制限
はないが、分子量1万〜1000万のものを用いること
が好ましく、特に重量平均分子量が1万〜50万未満、
50万〜200万未満、200万〜400万の平均分子
量を有するポリアクリル酸を2種以上組み合わせると、
使用感が向上するので好適である。なお、通常のアクリ
ル酸を重合して得られた重合体のほか、カーボポール
(商品名:米国グッドリッチ社製)等のアクリル酸重合
体を一部架橋したものも好適に使用し得る。
【0027】また、ポリアクリル酸塩としてはポリアク
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウム等のポリア
クリル酸の一価金属塩、ポリアクリル酸モノエタノール
アミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミン、ポリアク
リル酸トリエタノールアミン等のポリアクリル酸のアミ
ン塩、ポリアクリル酸のアンモニウム塩等の1種又は2
種以上が好適に使用し得る。
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウム等のポリア
クリル酸の一価金属塩、ポリアクリル酸モノエタノール
アミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミン、ポリアク
リル酸トリエタノールアミン等のポリアクリル酸のアミ
ン塩、ポリアクリル酸のアンモニウム塩等の1種又は2
種以上が好適に使用し得る。
【0028】ここで、ポリアクリル酸とポリアクリル酸
塩との配合比(重量比)は1:0.1〜1:10、特に
1:1〜1:9とすることが好ましいが、ポリアクリル
酸又は塩を一部中和してポリアクリル酸塩が上記比率に
なるようにしたものを用いても差し支えない。また、ポ
リアクリル酸及びポリアクリル酸塩の合計配合量は組成
物全体の0.5〜20%、特に1〜15%とすることが
好ましく、0.5%未満では粘着力が不足する場合があ
り、20%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性
に問題が生じることがある。
塩との配合比(重量比)は1:0.1〜1:10、特に
1:1〜1:9とすることが好ましいが、ポリアクリル
酸又は塩を一部中和してポリアクリル酸塩が上記比率に
なるようにしたものを用いても差し支えない。また、ポ
リアクリル酸及びポリアクリル酸塩の合計配合量は組成
物全体の0.5〜20%、特に1〜15%とすることが
好ましく、0.5%未満では粘着力が不足する場合があ
り、20%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性
に問題が生じることがある。
【0029】水性粘着基剤は、ポリアクリル酸とポリア
クリル酸塩とを適当な架橋剤を添加することにより架橋
したものを使用すると好適であり、このような架橋剤と
しては、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩とを架橋し
得る限り、その種類は特に制限されないが、特に、多価
金属化合物が好適に使用される。この場合、多価金属化
合物としてはマグネシウム化合物、カルシウム化合物、
亜鉛化合物、カドミウム化合物、アルミニウム化合物、
チタン化合物、錫化合物、鉄化合物、クロム化合物、マ
ンガン化合物、コバルト化合物、ニッケル化合物等が使
用し得るが、皮膚に対する安全性を考慮するならば、ア
ルミニウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化
合物等を用いることが好ましい。
クリル酸塩とを適当な架橋剤を添加することにより架橋
したものを使用すると好適であり、このような架橋剤と
しては、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩とを架橋し
得る限り、その種類は特に制限されないが、特に、多価
金属化合物が好適に使用される。この場合、多価金属化
合物としてはマグネシウム化合物、カルシウム化合物、
亜鉛化合物、カドミウム化合物、アルミニウム化合物、
チタン化合物、錫化合物、鉄化合物、クロム化合物、マ
ンガン化合物、コバルト化合物、ニッケル化合物等が使
用し得るが、皮膚に対する安全性を考慮するならば、ア
ルミニウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化
合物等を用いることが好ましい。
【0030】この場合、アルミニウム化合物、マグネシ
ウム化合物及びカルシウム化合物はいずれのものも好適
に使用し得、例えばカリウムミョウバン、アンモニウム
ミョウバン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、水酸化ア
ルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムアン
モニウム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化アルミニウ
ム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、酢酸
アルミニウム、酸化アルミニウム、合成ケイ酸アルミニ
ウム、メタケイ酸アルミニウム、水酸化カルシウム、炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、硝酸カルシウム、塩化
カルシウム、酢酸カルシウム、酸化カルシウム、リン酸
カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、
硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、ケイ酸マグネシ
ウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミナ・マグネシウ
ム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、これらの金
属を含む複塩等の水溶性化合物、水難溶性化合物のうち
の1種又は2種以上を使用し得る。
ウム化合物及びカルシウム化合物はいずれのものも好適
に使用し得、例えばカリウムミョウバン、アンモニウム
ミョウバン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、水酸化ア
ルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムアン
モニウム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化アルミニウ
ム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、酢酸
アルミニウム、酸化アルミニウム、合成ケイ酸アルミニ
ウム、メタケイ酸アルミニウム、水酸化カルシウム、炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、硝酸カルシウム、塩化
カルシウム、酢酸カルシウム、酸化カルシウム、リン酸
カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、
硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、ケイ酸マグネシ
ウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミナ・マグネシウ
ム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、これらの金
属を含む複塩等の水溶性化合物、水難溶性化合物のうち
の1種又は2種以上を使用し得る。
【0031】ここで、上記架橋剤の好適な配合量は、そ
の種類により種々異なるが、例えば上記多価金属化合物
を使用する場合、その配合量は組成物全体の0.001
〜10%、特に、0.01〜5%とすることが好まし
い。0.001%未満では組成物の凝集力が低下する場
合があり、10%を超えると粘着力が低下する場合があ
る。
の種類により種々異なるが、例えば上記多価金属化合物
を使用する場合、その配合量は組成物全体の0.001
〜10%、特に、0.01〜5%とすることが好まし
い。0.001%未満では組成物の凝集力が低下する場
合があり、10%を超えると粘着力が低下する場合があ
る。
【0032】さらに、本発明の皮膚外用剤組成物には、
本発明の効果を妨げない範囲でセルロース誘導体及び多
価アルコールを添加し得る。この場合、セルロース誘導
体としてはいずれのものも使用し得、例えばカルボキシ
メチルセルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルセルロース等の1種又は2
種以上が使用し得るが、特にカルボキシメチルセルロー
スナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等
のカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好適
に使用し得る。なお、セルロース誘導体を添加する場
合、その配合量は組成物全体の15%以下とすることが
好ましい。15%を超えると粘度が高くなり、製造時の
作業性に問題が生じる場合がある。また、多価アルコー
ルとしては通常用いられるいずれのものでも使用し得、
例えばグリセリン、ソルビトール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
マルチトール、キシリトール等の1種又は2種以上を使
用し得る。なお、多価アルコールを添加する場合、その
配合量は組成物全体の50%以下とすることが好まし
い。50%を超えると、水性粘着基剤の凝集力が低下
し、剥離時に水性粘着基剤が被着体に残る場合が生じ
る。
本発明の効果を妨げない範囲でセルロース誘導体及び多
価アルコールを添加し得る。この場合、セルロース誘導
体としてはいずれのものも使用し得、例えばカルボキシ
メチルセルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルセルロース等の1種又は2
種以上が使用し得るが、特にカルボキシメチルセルロー
スナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等
のカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好適
に使用し得る。なお、セルロース誘導体を添加する場
合、その配合量は組成物全体の15%以下とすることが
好ましい。15%を超えると粘度が高くなり、製造時の
作業性に問題が生じる場合がある。また、多価アルコー
ルとしては通常用いられるいずれのものでも使用し得、
例えばグリセリン、ソルビトール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
マルチトール、キシリトール等の1種又は2種以上を使
用し得る。なお、多価アルコールを添加する場合、その
配合量は組成物全体の50%以下とすることが好まし
い。50%を超えると、水性粘着基剤の凝集力が低下
し、剥離時に水性粘着基剤が被着体に残る場合が生じ
る。
【0033】また、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸
塩、セルロース誘導体の水溶性高分子物質として、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、
ペクチン、ビニルピロリドン・ビニルアセテート共重合
体、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、キサンタンガム、トラガントなどを配合し得る。
これら水溶性高分子を配合する場合、その配合量は外用
剤組成物全体の0〜10%とすることが好ましい。10
%より多いと膏体が硬くなるため、パップ剤等の貼付剤
として製造する場合には問題となる。
塩、セルロース誘導体の水溶性高分子物質として、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、
ペクチン、ビニルピロリドン・ビニルアセテート共重合
体、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、キサンタンガム、トラガントなどを配合し得る。
これら水溶性高分子を配合する場合、その配合量は外用
剤組成物全体の0〜10%とすることが好ましい。10
%より多いと膏体が硬くなるため、パップ剤等の貼付剤
として製造する場合には問題となる。
【0034】さらに、貼付剤のプラスチックフィルムの
剥離性を改善するために、シリコーンや流動パラフィン
を配合することができる。これらの配合量は貼付剤組成
物全体の0.1〜20.0%であり、好ましくは0.3
〜10.0%、より好ましくは0.5〜5.0%であ
る。配合量が0.1%以下では、フィルムの剥離改善効
果が見られず、20%以下では、フィルムが貼付剤組成
物上で滑って製品としての価値がなくなる。この場合、
シリコーンとしては、シリコーン樹脂としてもシリコー
ンオイルとしても差し支えなく使用可能である。例え
ば、シリコーン樹脂、メチルフェニルポリシロキサン、
メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメ
チルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキ
サン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラ
シロキサン、ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン
共重合体、ポリオキシプロピレンメチルポリシロキサン
共重合体、ポリ(オキシエチレンオキシプロピレン)メ
チルポリシロキサン共重合体、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラ
シロキサン、ステアロキシメチルポリシロキサン、セト
キシメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサンエマ
ルジョン、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシ
クロキシケイ酸、架橋型メチルポリシロキサンが好適に
使用し得る。また、流動パラフィンとしては、軽質流動
パラフィン、重質流動パラフィンが使用し得る。これら
シリコーン及び/又は流動パラフィンは、それぞれ単独
で、若しくは2種以上併用して配合して良い。これらシ
リコーン及び/又は流動パラフィンは、他の油性成分と
混合した状態で配合される。
剥離性を改善するために、シリコーンや流動パラフィン
を配合することができる。これらの配合量は貼付剤組成
物全体の0.1〜20.0%であり、好ましくは0.3
〜10.0%、より好ましくは0.5〜5.0%であ
る。配合量が0.1%以下では、フィルムの剥離改善効
果が見られず、20%以下では、フィルムが貼付剤組成
物上で滑って製品としての価値がなくなる。この場合、
シリコーンとしては、シリコーン樹脂としてもシリコー
ンオイルとしても差し支えなく使用可能である。例え
ば、シリコーン樹脂、メチルフェニルポリシロキサン、
メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメ
チルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキ
サン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラ
シロキサン、ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン
共重合体、ポリオキシプロピレンメチルポリシロキサン
共重合体、ポリ(オキシエチレンオキシプロピレン)メ
チルポリシロキサン共重合体、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラ
シロキサン、ステアロキシメチルポリシロキサン、セト
キシメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサンエマ
ルジョン、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシ
クロキシケイ酸、架橋型メチルポリシロキサンが好適に
使用し得る。また、流動パラフィンとしては、軽質流動
パラフィン、重質流動パラフィンが使用し得る。これら
シリコーン及び/又は流動パラフィンは、それぞれ単独
で、若しくは2種以上併用して配合して良い。これらシ
リコーン及び/又は流動パラフィンは、他の油性成分と
混合した状態で配合される。
【0035】防腐剤としては、アミノエチルスルホン
酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸ベンジ
ル、アンソッコウ、液状フェノール、エタノール、エデ
ト酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザ
ルコニウム、塩化ベンゼトニウム、乾燥硫酸ナトリウ
ム、カンテン、dl−カンフル、強力サンプレザーN
(商品名:三栄源エフ.エフ.アイ.社製)、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、クロロクレゾール、クロロブ
タノール、ゲンチジン酸エタノールアミド、サリチル
酸、サリチル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、
セイセプト(商品名:成和化成社製)、ソルビン酸、ソ
ルビン酸カリウム、窒素、チモール、デヒドロ酢酸、デ
ヒドロ酢酸ナトリウム、2−ナフトール、ヒノキチオー
ル、白糖、ハチミツ、パラオキシ安息香酸イソブチル、
パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸
エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香
酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、パラホルムア
ルデヒド、フェニルエチルアルコール、フェノール、プ
ロキセルGXL(商品名:ゼネカ社製)、ベンジルアル
コール、ホウ酸、ホウ砂、d−ボルネオール、l−メン
トール、ユーカリ油、硫酸オキシキノリン、イソプロピ
ルメチルフェノール、ウンデシレン酸モノエタノールア
ミド、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ス
テアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、塩酸(グルコン酸)クロルヘキシジン、
オルトフェニルフェノール、クレゾール、クロラミン
T、クロルキシレノール、クロルフェネシン、臭化アル
キルイソキノリニウム液、臭化ドミフェン、チアントー
ル、トリクロロカルバニリド、パラクロルフェノール、
ハロカルバン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、ヘキサクロロフェン、レゾ
ルシン、フェノキシエタノールなどを添加し得る。
酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸ベンジ
ル、アンソッコウ、液状フェノール、エタノール、エデ
ト酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザ
ルコニウム、塩化ベンゼトニウム、乾燥硫酸ナトリウ
ム、カンテン、dl−カンフル、強力サンプレザーN
(商品名:三栄源エフ.エフ.アイ.社製)、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、クロロクレゾール、クロロブ
タノール、ゲンチジン酸エタノールアミド、サリチル
酸、サリチル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、
セイセプト(商品名:成和化成社製)、ソルビン酸、ソ
ルビン酸カリウム、窒素、チモール、デヒドロ酢酸、デ
ヒドロ酢酸ナトリウム、2−ナフトール、ヒノキチオー
ル、白糖、ハチミツ、パラオキシ安息香酸イソブチル、
パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸
エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香
酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、パラホルムア
ルデヒド、フェニルエチルアルコール、フェノール、プ
ロキセルGXL(商品名:ゼネカ社製)、ベンジルアル
コール、ホウ酸、ホウ砂、d−ボルネオール、l−メン
トール、ユーカリ油、硫酸オキシキノリン、イソプロピ
ルメチルフェノール、ウンデシレン酸モノエタノールア
ミド、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ス
テアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、塩酸(グルコン酸)クロルヘキシジン、
オルトフェニルフェノール、クレゾール、クロラミン
T、クロルキシレノール、クロルフェネシン、臭化アル
キルイソキノリニウム液、臭化ドミフェン、チアントー
ル、トリクロロカルバニリド、パラクロルフェノール、
ハロカルバン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、ヘキサクロロフェン、レゾ
ルシン、フェノキシエタノールなどを添加し得る。
【0036】乳化剤としては、アクリル酸メチル・アク
リル酸−2−エチルヘキシル共重合樹脂エマルジョン、
N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、アトモス3
00(商品名:花王社製)、アマコールCAB(商品
名:永広堂社製)、アリルグリシジルエーテル、エタノ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エマミ
ンD500B(商品名:共栄社油脂化学工業社製)、エ
マレックスAC−10(商品名:日本エマルジョン社
製)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウ
ム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、オイムル
ギンC1000(商品名:ヘンケル白水社製)、オクチ
ルドデカノール、オレイルアルコール、カラギーナン、
カリ石ケン、カルボキシビニルポリマー、カルメロース
ナトリウム、還元ラノリン、グアーガム、クラウデーベ
ース25(商品名:高田香料社製)、グリセリン、高度
精製卵黄レシチン、サニマル234NS(商品名:日本
乳化剤社製)、サニマル235(同)、サニマル250
−C(同)、サニマル250C(75)(同)、サニマ
ル258B2(同)、サニマル258BA(同)、サニ
マル258BA2(同)、サニマル258N(同)、サ
ニマル265(同)、サニマル451−KT(同)、サ
ニマル55−HX(同)、サニマル55−LX(同)、
サニマルDVP(同)、サニマルK−51(同)、サニ
マルK−51(75)(同)、サニマルPCS(同)、
サニマルSN−155(同)、サニマルST−451
(同)、サラシミツロウ、ジイソプロパノールアミン、
ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジオクチル
ソジウムスルホサクシネート、自己乳化型モノステアリ
ン酸グリセリン、ジステアリン酸ポリエチレングリコー
ル、ジセチルリン酸、ジブナートナトリウム、ショ糖脂
肪酸エステル、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油
型モノステアリン酸グリセリン、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水素添加大豆リン脂質、水素添加ラノリ
ンアルコール、スクアレン、スクワラン、ステアリルア
ルコール、ステアリン酸、ステアリン酸カリウム、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸ポリオキシル40、
精製大豆レシチン、精製ラノリン、精製卵黄レシチン、
セスキオレイン酸ソルビタン、セタノール、セチル硫酸
ナトリウム、セトステアリルアルコール、セトマクロゴ
ール1000、セバシン酸ジエチル、ゼラチン、D−ソ
ルビトール、ソルポール200(商品名:東邦化学工業
社製)、ソルポール2242(同)、ソルポール253
9A(同)、ソルポール2500A(同)、ソルポール
2540A(同)、ソルポール2676−S(同)、ソ
ルポール2720(同)、ソルポール2721(同)、
ソルポール2850A(同)、ソルポール2852
(同)、ソルポール2942−S(同)、ソルポール2
944−S(同)、ソルポール3006−K(同)、ソ
ルポール3006A(同)、ソルポール3006DB
(同)、ソルポール3008−K(同)、ソルポール3
008A(同)、ソルポール3080(同)、ソルポー
ル3269(同)、ソルポール50(同)、ソルポール
900A(同)、ソルポール900B(同)、ソルポー
ルAC−2357A(同)、ソルポールAC−2411
A(同)、ソルポールAC−2721A(同)、ソルポ
ールAE102(同)、ソルポールM2242(同)、
ソルポールSM−100P(同)、ソルポールSM−1
00S(同)、ソルポールSM−200(同)、ソルポ
ールTM2(同)、大豆レシチン、タルク、炭酸カルシ
ウム、中鎖脂肪酸トリグリセリド、中性無水硫酸ナトリ
ウム、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビッ
ト、デヒムルスE(商品名:ヘンケル白水社製)、灯
油、トキサノンV1D(商品名:三洋化成工業社製)、
トキサノンXK−30(同)、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセ
リル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセ
リン(3E.O.)、トリエタノールアミン、トリオレ
イン酸ソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.)、トリステアリン酸ソルビ
タン、ニッコールPBC−14(商品名:日光日光ケミ
カルズ社製)、ニッコールワックス220(同)、乳化
剤AC2338A(商品名:東邦化学工業社製)、ニュ
ーカルゲン1015(商品名:竹本油脂社製)、ニュー
カルゲン1015−P(同)、ニューカルゲン1066
K(同)、ニューカルゲン1070(同)、ニューカル
ゲン1071(同)、ニューカルゲン1500TE1
(同)、ニューカルゲン1585TE1(同)、ニュー
カルゲン1616−D1(同)、ニューカルゲン161
6−D6(同)、ニューカルゲン1616M(同)、ニ
ューカルゲン165(同)、ニューカルゲン185−K
4(同)、ニューカルゲン1880SB(同)、ニュー
カルゲン204(同)、ニューカルゲン2119−K
(同)、ニューカルゲンCP−120(同)、ニューカ
ルゲンEP3(同)、ニューカルゲンKH−13
(同)、ニューカルゲンKH−15(同)、ニューカル
ゲンKH−20M(同)、ニューカルゲンKH−25
(同)、ニューカルゲンKL−13(同)、ニューカル
ゲンKL−20M(同)、ニューカルゲンKL−26
(同)、ニューコールNN15(商品名:日本乳化剤社
製)、ニューポールLB−65(商品名:三洋化成工業
社製)、ハイマール212(商品名:松本油脂製薬社
製)、ハイマルCX−8C(商品名:松本油脂製薬社
製)、ハイマルPS−90A(同)、パラフィン、非イ
オン性自己乳化型ワックス、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、プロピレングリコール、プロピレングリコール脂
肪酸エステル、ペクチン、ホスタファットKW−340
(商品名:ヘキスト社製)、ポリオキシエチレン(2
0)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン
酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテルリン酸ナトリウム(5E.O.)、ポリオキ
シエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンソ
ルビットミツロウ(6E.O.)、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリ
オキシエチレンベヘニルエーテル(20E.O.)、ポ
リオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(3
0)グリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリソルベート4
0、ポリソルベート60、ポリソルベート65、ポリソ
ルベート80、マクロゴール20000、マクロゴール
300、マクロゴール400、ミリスチルアルコール、
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、メチルセルロース、メチルナフタレン、α−モノ
イソステアリルグリセリルエーテル、モノオレイン酸ソ
ルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モ
ノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(6E.
O.)、モノステアリン酸エチレングリコール、モノス
テアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、
モノステアリン酸プロピレングリコール、モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオ
キシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシ
エチレンソルビタン(6E.O.)、モノパルミチン酸
ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール
(10E.O.)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン(20E.O.)、薬用石ケン、ヤシ脂肪酸、
ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、ラウロ
マクロゴール(6E.O.)、ラウロマクロゴール(9
E.O.)、卵黄油、卵黄リン脂質、流動パラフィン、
デカグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトル脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシエチ
レンラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、N−アシルアミノ酸とその塩、N−アシルメチルタ
ウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸塩、アルキルアンモニウム塩、アル
キルベンジルアンモニウム塩、酢酸ベタイン、イミダゾ
リウムベタイン、レシチン、脂肪酸エステル、多価アル
コール脂肪酸エステル、アルキルグリセリエーテルと脂
肪酸エステル、高級アルコール、炭化水素、天然動植物
油、ビタミン誘導体、グリチルリチン酸、グリチルレチ
ン酸とその誘導体などを添加し得る。
リル酸−2−エチルヘキシル共重合樹脂エマルジョン、
N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、アトモス3
00(商品名:花王社製)、アマコールCAB(商品
名:永広堂社製)、アリルグリシジルエーテル、エタノ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エマミ
ンD500B(商品名:共栄社油脂化学工業社製)、エ
マレックスAC−10(商品名:日本エマルジョン社
製)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウ
ム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、オイムル
ギンC1000(商品名:ヘンケル白水社製)、オクチ
ルドデカノール、オレイルアルコール、カラギーナン、
カリ石ケン、カルボキシビニルポリマー、カルメロース
ナトリウム、還元ラノリン、グアーガム、クラウデーベ
ース25(商品名:高田香料社製)、グリセリン、高度
精製卵黄レシチン、サニマル234NS(商品名:日本
乳化剤社製)、サニマル235(同)、サニマル250
−C(同)、サニマル250C(75)(同)、サニマ
ル258B2(同)、サニマル258BA(同)、サニ
マル258BA2(同)、サニマル258N(同)、サ
ニマル265(同)、サニマル451−KT(同)、サ
ニマル55−HX(同)、サニマル55−LX(同)、
サニマルDVP(同)、サニマルK−51(同)、サニ
マルK−51(75)(同)、サニマルPCS(同)、
サニマルSN−155(同)、サニマルST−451
(同)、サラシミツロウ、ジイソプロパノールアミン、
ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジオクチル
ソジウムスルホサクシネート、自己乳化型モノステアリ
ン酸グリセリン、ジステアリン酸ポリエチレングリコー
ル、ジセチルリン酸、ジブナートナトリウム、ショ糖脂
肪酸エステル、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油
型モノステアリン酸グリセリン、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水素添加大豆リン脂質、水素添加ラノリ
ンアルコール、スクアレン、スクワラン、ステアリルア
ルコール、ステアリン酸、ステアリン酸カリウム、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸ポリオキシル40、
精製大豆レシチン、精製ラノリン、精製卵黄レシチン、
セスキオレイン酸ソルビタン、セタノール、セチル硫酸
ナトリウム、セトステアリルアルコール、セトマクロゴ
ール1000、セバシン酸ジエチル、ゼラチン、D−ソ
ルビトール、ソルポール200(商品名:東邦化学工業
社製)、ソルポール2242(同)、ソルポール253
9A(同)、ソルポール2500A(同)、ソルポール
2540A(同)、ソルポール2676−S(同)、ソ
ルポール2720(同)、ソルポール2721(同)、
ソルポール2850A(同)、ソルポール2852
(同)、ソルポール2942−S(同)、ソルポール2
944−S(同)、ソルポール3006−K(同)、ソ
ルポール3006A(同)、ソルポール3006DB
(同)、ソルポール3008−K(同)、ソルポール3
008A(同)、ソルポール3080(同)、ソルポー
ル3269(同)、ソルポール50(同)、ソルポール
900A(同)、ソルポール900B(同)、ソルポー
ルAC−2357A(同)、ソルポールAC−2411
A(同)、ソルポールAC−2721A(同)、ソルポ
ールAE102(同)、ソルポールM2242(同)、
ソルポールSM−100P(同)、ソルポールSM−1
00S(同)、ソルポールSM−200(同)、ソルポ
ールTM2(同)、大豆レシチン、タルク、炭酸カルシ
ウム、中鎖脂肪酸トリグリセリド、中性無水硫酸ナトリ
ウム、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビッ
ト、デヒムルスE(商品名:ヘンケル白水社製)、灯
油、トキサノンV1D(商品名:三洋化成工業社製)、
トキサノンXK−30(同)、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセ
リル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセ
リン(3E.O.)、トリエタノールアミン、トリオレ
イン酸ソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.)、トリステアリン酸ソルビ
タン、ニッコールPBC−14(商品名:日光日光ケミ
カルズ社製)、ニッコールワックス220(同)、乳化
剤AC2338A(商品名:東邦化学工業社製)、ニュ
ーカルゲン1015(商品名:竹本油脂社製)、ニュー
カルゲン1015−P(同)、ニューカルゲン1066
K(同)、ニューカルゲン1070(同)、ニューカル
ゲン1071(同)、ニューカルゲン1500TE1
(同)、ニューカルゲン1585TE1(同)、ニュー
カルゲン1616−D1(同)、ニューカルゲン161
6−D6(同)、ニューカルゲン1616M(同)、ニ
ューカルゲン165(同)、ニューカルゲン185−K
4(同)、ニューカルゲン1880SB(同)、ニュー
カルゲン204(同)、ニューカルゲン2119−K
(同)、ニューカルゲンCP−120(同)、ニューカ
ルゲンEP3(同)、ニューカルゲンKH−13
(同)、ニューカルゲンKH−15(同)、ニューカル
ゲンKH−20M(同)、ニューカルゲンKH−25
(同)、ニューカルゲンKL−13(同)、ニューカル
ゲンKL−20M(同)、ニューカルゲンKL−26
(同)、ニューコールNN15(商品名:日本乳化剤社
製)、ニューポールLB−65(商品名:三洋化成工業
社製)、ハイマール212(商品名:松本油脂製薬社
製)、ハイマルCX−8C(商品名:松本油脂製薬社
製)、ハイマルPS−90A(同)、パラフィン、非イ
オン性自己乳化型ワックス、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、プロピレングリコール、プロピレングリコール脂
肪酸エステル、ペクチン、ホスタファットKW−340
(商品名:ヘキスト社製)、ポリオキシエチレン(2
0)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン
酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテルリン酸ナトリウム(5E.O.)、ポリオキ
シエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンソ
ルビットミツロウ(6E.O.)、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリ
オキシエチレンベヘニルエーテル(20E.O.)、ポ
リオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(3
0)グリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリソルベート4
0、ポリソルベート60、ポリソルベート65、ポリソ
ルベート80、マクロゴール20000、マクロゴール
300、マクロゴール400、ミリスチルアルコール、
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、メチルセルロース、メチルナフタレン、α−モノ
イソステアリルグリセリルエーテル、モノオレイン酸ソ
ルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モ
ノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(6E.
O.)、モノステアリン酸エチレングリコール、モノス
テアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、
モノステアリン酸プロピレングリコール、モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオ
キシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシ
エチレンソルビタン(6E.O.)、モノパルミチン酸
ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール
(10E.O.)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン(20E.O.)、薬用石ケン、ヤシ脂肪酸、
ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、ラウロ
マクロゴール(6E.O.)、ラウロマクロゴール(9
E.O.)、卵黄油、卵黄リン脂質、流動パラフィン、
デカグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトル脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシエチ
レンラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、N−アシルアミノ酸とその塩、N−アシルメチルタ
ウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸塩、アルキルアンモニウム塩、アル
キルベンジルアンモニウム塩、酢酸ベタイン、イミダゾ
リウムベタイン、レシチン、脂肪酸エステル、多価アル
コール脂肪酸エステル、アルキルグリセリエーテルと脂
肪酸エステル、高級アルコール、炭化水素、天然動植物
油、ビタミン誘導体、グリチルリチン酸、グリチルレチ
ン酸とその誘導体などを添加し得る。
【0037】硬化剤としては、その種類は特に制限され
ず、従来より膏体に使用されているものを使用すること
ができるが、本発明の場合、各成分を均一に混合して膏
体(貼付剤組成物)を調製し、その後の展延工程におい
て膏体を布、フィルム等に均一に塗布する点から、即効
的に作用するものよりも徐々に作用するものが好まし
く、このような硬化剤として、例えばケイ酸アルミン酸
マグネシウム、水酸化アルミナマグネシウム、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、ジ
ヒドロキシアルミニウムアミノアセテート等が挙げら
れ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て使用することができる。
ず、従来より膏体に使用されているものを使用すること
ができるが、本発明の場合、各成分を均一に混合して膏
体(貼付剤組成物)を調製し、その後の展延工程におい
て膏体を布、フィルム等に均一に塗布する点から、即効
的に作用するものよりも徐々に作用するものが好まし
く、このような硬化剤として、例えばケイ酸アルミン酸
マグネシウム、水酸化アルミナマグネシウム、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、ジ
ヒドロキシアルミニウムアミノアセテート等が挙げら
れ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て使用することができる。
【0038】貼付剤組成物における上記硬化剤の配合量
は、その種類や併用する上記水溶性高分子の種類等によ
り適宜選定することができるが、通常、貼付剤組成物全
体の0.005〜3%、好ましくは0.03〜1%程度
である。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に
得られず、多すぎると硬化速度を調整することが困難と
なる場合がある。
は、その種類や併用する上記水溶性高分子の種類等によ
り適宜選定することができるが、通常、貼付剤組成物全
体の0.005〜3%、好ましくは0.03〜1%程度
である。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に
得られず、多すぎると硬化速度を調整することが困難と
なる場合がある。
【0039】上記硬化剤による硬化を調整する硬化調整
剤としては、その種類は特に制限されず、従来より膏体
に使用されているものを使用することができ、このよう
な硬化調整剤として、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石
酸、エデト酸二ナトリウム等を挙げることができ、これ
らは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用す
ることができる。硬化調整剤の配合量は、適宜選定する
ことができるが、通常、貼付剤組成物全体の0.001
〜10%が好適である。配合量が少なすぎると配合によ
る効果が十分に得られず、多すぎると硬化速度を調整す
ることが困難となる場合がある。
剤としては、その種類は特に制限されず、従来より膏体
に使用されているものを使用することができ、このよう
な硬化調整剤として、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石
酸、エデト酸二ナトリウム等を挙げることができ、これ
らは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用す
ることができる。硬化調整剤の配合量は、適宜選定する
ことができるが、通常、貼付剤組成物全体の0.001
〜10%が好適である。配合量が少なすぎると配合によ
る効果が十分に得られず、多すぎると硬化速度を調整す
ることが困難となる場合がある。
【0040】また、鉱物性粉末としては、その種類は特
に制限されず、従来より膏体に使用されているものを使
用することができ、このような鉱物性粉末として、例え
ばカオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、酸化亜
鉛、酸化チタン、無水ケイ酸等が挙げられ、これらは1
種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用するこ
とができる。硬化調整剤の配合量は、適宜選定すること
ができるが、通常、貼付剤組成物全体の1〜10%程
度、更に好ましくは4〜6%が好適である。多すぎると
展延ができなくなる程膏体硬度が硬くなる場合がある。
又、少なすぎると膏体の保型性が悪くなり、裏ジミを生
ずる。
に制限されず、従来より膏体に使用されているものを使
用することができ、このような鉱物性粉末として、例え
ばカオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、酸化亜
鉛、酸化チタン、無水ケイ酸等が挙げられ、これらは1
種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用するこ
とができる。硬化調整剤の配合量は、適宜選定すること
ができるが、通常、貼付剤組成物全体の1〜10%程
度、更に好ましくは4〜6%が好適である。多すぎると
展延ができなくなる程膏体硬度が硬くなる場合がある。
又、少なすぎると膏体の保型性が悪くなり、裏ジミを生
ずる。
【0041】香料としては、その種類は特に限定され
ず、従来よりパップ剤などの香料として使用されている
ものを使用することができ、このような香料として、例
えばアニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモ
ミール、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、キャラ
ウェイ、キャロットシード、グアアックウッド、グレー
プフルーツ、オレンジ、サイプレス、サンダルウッド、
シダーウッド、ジュニパー、スターアニス、セージ、ゼ
ラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレビン、トウ
ヒ、乳香、バイオレット、パイン、パセリ、バーチ、パ
チュリー、バラ、ヒソップ、フェンネル、ブラックペッ
パー、ボダイジュ花、没薬、ヤロウ、レモン、レモング
ラス、ローズマリー、ローレル、シモツケギク、モモ、
ヤグルマギク、ユーカリ、ユズ、ラベンダー、ウイキョ
ウ、ダイウイキョウ、ケイヒ、チョウジ、チアミン、テ
レビン、ヘノポジ、ヤマジン、トウカ、ベルガモット、
シトロネラ、ゼラニウム等のハーブ系精油類またはエキ
ス類、その他低級アルコール類、アルデヒド類などが挙
げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合
わせて使用することができる。香料の配合量は、適宜選
定することができるが、通常、貼付剤組成物全体に対し
て0.0001〜1%程度が好適である。配合量が少な
すぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると
皮膚刺激を発生するおそれがある。
ず、従来よりパップ剤などの香料として使用されている
ものを使用することができ、このような香料として、例
えばアニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモ
ミール、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、キャラ
ウェイ、キャロットシード、グアアックウッド、グレー
プフルーツ、オレンジ、サイプレス、サンダルウッド、
シダーウッド、ジュニパー、スターアニス、セージ、ゼ
ラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレビン、トウ
ヒ、乳香、バイオレット、パイン、パセリ、バーチ、パ
チュリー、バラ、ヒソップ、フェンネル、ブラックペッ
パー、ボダイジュ花、没薬、ヤロウ、レモン、レモング
ラス、ローズマリー、ローレル、シモツケギク、モモ、
ヤグルマギク、ユーカリ、ユズ、ラベンダー、ウイキョ
ウ、ダイウイキョウ、ケイヒ、チョウジ、チアミン、テ
レビン、ヘノポジ、ヤマジン、トウカ、ベルガモット、
シトロネラ、ゼラニウム等のハーブ系精油類またはエキ
ス類、その他低級アルコール類、アルデヒド類などが挙
げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合
わせて使用することができる。香料の配合量は、適宜選
定することができるが、通常、貼付剤組成物全体に対し
て0.0001〜1%程度が好適である。配合量が少な
すぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると
皮膚刺激を発生するおそれがある。
【0042】清涼感を付与する物質としては、例えばl
−メントール、N−置換−p−メンタン−3−カルボク
サミド、3−置換−p−メンタン、2−又は3−置換−
p−メンタンジオール、トリアルキル置換シクロヘキサ
ンカルボキシアマイド等を挙げることができ、これらを
1種単独でまたは2種以上を併用して用いることができ
るが、これらの中でも、特にl−メントールが鎮痛抗炎
症作用を強く発揮させるので好ましく、l−メントール
を単独で、又は他の清涼化剤と併用して使用することが
望ましい。なお、l−メントールを使用する場合、l−
メントールそのものを配合してもよく、香料成分として
精油中に含有されたままの状態、例えばハッカ油等とし
て配合しても差し支えなく、これらを併用してもよい。
−メントール、N−置換−p−メンタン−3−カルボク
サミド、3−置換−p−メンタン、2−又は3−置換−
p−メンタンジオール、トリアルキル置換シクロヘキサ
ンカルボキシアマイド等を挙げることができ、これらを
1種単独でまたは2種以上を併用して用いることができ
るが、これらの中でも、特にl−メントールが鎮痛抗炎
症作用を強く発揮させるので好ましく、l−メントール
を単独で、又は他の清涼化剤と併用して使用することが
望ましい。なお、l−メントールを使用する場合、l−
メントールそのものを配合してもよく、香料成分として
精油中に含有されたままの状態、例えばハッカ油等とし
て配合しても差し支えなく、これらを併用してもよい。
【0043】上記清涼感を付与する物質の配合量は、外
用剤組成物全体の0.001〜5%、特に0.01〜2
%とすることが好ましい。0.001%未満では、該物
質配合の効果を十分に得ることができない場合があり、
5%を超えると皮膚への刺激感が強くなる場合がある。
用剤組成物全体の0.001〜5%、特に0.01〜2
%とすることが好ましい。0.001%未満では、該物
質配合の効果を十分に得ることができない場合があり、
5%を超えると皮膚への刺激感が強くなる場合がある。
【0044】色素としては、その種類は特に限定され
ず、従来より皮膚外用剤組成物に使用されているものを
使用することができ、このような色素として、例えば赤
色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色
105号、赤色106号、赤色201号、赤色202
号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色
206号、赤色207号、赤色208号、赤色213
号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色
219号、赤色220号、赤色221号、赤色223
号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色
228号、赤色230号の(1)、赤色230号の
(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、
赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色50
2号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤
色506号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色
202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203
号、黄色204号、黄色205号、黄色401号、黄色
402号、黄色403号の(1)、黄色404号、黄色
405号、黄色406号、黄色407号、緑色3号、緑
色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205
号、緑色401号、緑色402号、青色1号、青色2
号、青色201号、青色202号、青色203号、青色
204号、青色205号、青色403号、青色404
号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色
205号、橙色206号、橙色207号、橙色401
号、橙色402号、橙色403号、褐色201号、紫色
201号、紫色401号、黒色401号などが挙げら
れ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て使用することができる。色素の配合量は、適宜選択す
ることができるが、通常、外用剤組成物全体に対して
0.00005〜0.1%、特に0.0001〜0.0
1%程度が好適であり、外用剤組成物に色彩を付与し、
見た目の心地良さ等の嗜好性を高めることができる。配
合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、
多すぎると色調が強くなりすぎる場合がある。なお、色
素を外用剤組成物に配合する場合、組成物を展延した際
に色素の濃淡や斑点が生じないように、色素を水、油
脂、アルコール等に溶かした後、他成分と練合すること
が好ましい。
ず、従来より皮膚外用剤組成物に使用されているものを
使用することができ、このような色素として、例えば赤
色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色
105号、赤色106号、赤色201号、赤色202
号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色
206号、赤色207号、赤色208号、赤色213
号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色
219号、赤色220号、赤色221号、赤色223
号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色
228号、赤色230号の(1)、赤色230号の
(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、
赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色50
2号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤
色506号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色
202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203
号、黄色204号、黄色205号、黄色401号、黄色
402号、黄色403号の(1)、黄色404号、黄色
405号、黄色406号、黄色407号、緑色3号、緑
色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205
号、緑色401号、緑色402号、青色1号、青色2
号、青色201号、青色202号、青色203号、青色
204号、青色205号、青色403号、青色404
号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色
205号、橙色206号、橙色207号、橙色401
号、橙色402号、橙色403号、褐色201号、紫色
201号、紫色401号、黒色401号などが挙げら
れ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て使用することができる。色素の配合量は、適宜選択す
ることができるが、通常、外用剤組成物全体に対して
0.00005〜0.1%、特に0.0001〜0.0
1%程度が好適であり、外用剤組成物に色彩を付与し、
見た目の心地良さ等の嗜好性を高めることができる。配
合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、
多すぎると色調が強くなりすぎる場合がある。なお、色
素を外用剤組成物に配合する場合、組成物を展延した際
に色素の濃淡や斑点が生じないように、色素を水、油
脂、アルコール等に溶かした後、他成分と練合すること
が好ましい。
【0045】本発明の皮膚外用剤組成物を含水性パップ
剤に適用する場合、組成物中の水の含有量は、30〜8
0%、好ましくは35〜75%、最も好ましくは40〜
70%とされる。水の含有率が少なすぎると薬効成分の
吸収性が劣り、使用感も低下し、多すぎると粘着剤のダ
レや裏ジミが起こり易い。この含水性パップ剤は、必須
の成分である海藻抽出物と、上記各配合成分のうちから
使用形態に合わせて選定された所望の成分と適宜量の水
を加えて公知の方法で均一になるまで混練することによ
って貼付剤組成物を調製し、これを綿布、合成繊維の不
織布またはプラスチックフィルムなどの適宜な支持体に
塗布し、均一な厚さに展延し、これにプラスチックフィ
ルムまたは綿布、合成繊維の不織布を貼着して作製され
る。ここで、含水性パップ剤の裁断形状や大きさは特に
限定されず、パップ剤、絆創膏、肌の潤い及び小じわ改
善用の皮膚治療用シート、化粧用シート、皮膚疾患治療
用貼付剤、経皮吸収製剤などとして適用するのに好適な
形状、例えば矩形、帯状、或いは鼻や頬に貼着するのに
好適な形状とすることができる。プラスチックフィルム
を使用する場合、フィルム素材としては、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンが好
ましい。また、これらフィルムは、貼付剤の製造時や使
用時に膏体の剥離性を向上させる目的で、シリコーン等
で表面処理したものを用いても良い。
剤に適用する場合、組成物中の水の含有量は、30〜8
0%、好ましくは35〜75%、最も好ましくは40〜
70%とされる。水の含有率が少なすぎると薬効成分の
吸収性が劣り、使用感も低下し、多すぎると粘着剤のダ
レや裏ジミが起こり易い。この含水性パップ剤は、必須
の成分である海藻抽出物と、上記各配合成分のうちから
使用形態に合わせて選定された所望の成分と適宜量の水
を加えて公知の方法で均一になるまで混練することによ
って貼付剤組成物を調製し、これを綿布、合成繊維の不
織布またはプラスチックフィルムなどの適宜な支持体に
塗布し、均一な厚さに展延し、これにプラスチックフィ
ルムまたは綿布、合成繊維の不織布を貼着して作製され
る。ここで、含水性パップ剤の裁断形状や大きさは特に
限定されず、パップ剤、絆創膏、肌の潤い及び小じわ改
善用の皮膚治療用シート、化粧用シート、皮膚疾患治療
用貼付剤、経皮吸収製剤などとして適用するのに好適な
形状、例えば矩形、帯状、或いは鼻や頬に貼着するのに
好適な形状とすることができる。プラスチックフィルム
を使用する場合、フィルム素材としては、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンが好
ましい。また、これらフィルムは、貼付剤の製造時や使
用時に膏体の剥離性を向上させる目的で、シリコーン等
で表面処理したものを用いても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤組成物は、アロエ及
び/又はアロエエキスと;アオサ科、オゴノリ科、テン
グサ科、ミリン科、コンブ科、アイヌワカメ科、ホンダ
ワラ科、ヒバマタ科、フノリ科、ヒトエグサ科、ミル
科、ウシケノリ科、スギノリ科、カギノリ科、イバラノ
リ科、ナガマツモ科、モヅク科、ダービリア科、レッソ
ニア科およびダルス科に属する海藻の抽出物から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分として配合したことを特
徴としている。このようにアロエと海藻抽出物とを組み
合わせて配合することにより、アロエが有する温和な創
傷や火傷の治療効果と、海藻抽出物が有する保湿性向上
持続効果及び皮膚角層のバリア機能の早期回復効果とが
相乗的に作用して、日焼け、火傷、創傷等によってダメ
ージを受けた皮膚に使用することによって、皮膚の炎症
を抑え、保湿性を復元し、張りのあるみずみずしさを与
える。その結果、本発明の皮膚外用剤組成物は、アロエ
の持つ温和な皮膚治療効果を高め、アロエの配合量を低
減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治療、日焼けの鎮静化
などの症状に有効なアロエ配合外用組成物を提供するこ
とができる。
び/又はアロエエキスと;アオサ科、オゴノリ科、テン
グサ科、ミリン科、コンブ科、アイヌワカメ科、ホンダ
ワラ科、ヒバマタ科、フノリ科、ヒトエグサ科、ミル
科、ウシケノリ科、スギノリ科、カギノリ科、イバラノ
リ科、ナガマツモ科、モヅク科、ダービリア科、レッソ
ニア科およびダルス科に属する海藻の抽出物から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分として配合したことを特
徴としている。このようにアロエと海藻抽出物とを組み
合わせて配合することにより、アロエが有する温和な創
傷や火傷の治療効果と、海藻抽出物が有する保湿性向上
持続効果及び皮膚角層のバリア機能の早期回復効果とが
相乗的に作用して、日焼け、火傷、創傷等によってダメ
ージを受けた皮膚に使用することによって、皮膚の炎症
を抑え、保湿性を復元し、張りのあるみずみずしさを与
える。その結果、本発明の皮膚外用剤組成物は、アロエ
の持つ温和な皮膚治療効果を高め、アロエの配合量を低
減し、しかも皮膚の創傷、火傷の治療、日焼けの鎮静化
などの症状に有効なアロエ配合外用組成物を提供するこ
とができる。
【0047】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0048】表1に記した各成分を混合し、ペースト状
になるまでニーダーで十分混合し、貼付剤組成物を調製
した。得られた貼付剤組成物を不織布上に150g/m
2になるように均一に塗布し、ポリプロピレンを施し、
貼付剤を調製した。次に、これらの抗炎症効果の違いを
比較するために抗炎症試験(日焼けモデル試験)を実施
した。
になるまでニーダーで十分混合し、貼付剤組成物を調製
した。得られた貼付剤組成物を不織布上に150g/m
2になるように均一に塗布し、ポリプロピレンを施し、
貼付剤を調製した。次に、これらの抗炎症効果の違いを
比較するために抗炎症試験(日焼けモデル試験)を実施
した。
【0049】
【表1】
【0050】<抗炎症試験(日焼けモデル試験)>ハー
トレー系モルモット雌(日本SLC)の背部の毛を試験
24時間前にバリカン、カミソリにより刈った。その
後、紫外線照射3時間前までに電気カミソリで毛をさら
に剃ってから、アルミホイルで覆い、1cmの8ヶ所の
穴をあけて照射部位とする。次に、紫外線照射計にて
1.0mWになるような高さにランプをセットし、60
0mJの紫外光を10分間照射した。照射後、穴の四方
をマジックで印を付けてアルミホイルを外した。それら
の照射部位に上記の実施例、比較例の貼付剤を貼付し、
さらに貼付しない無処置のものを含めて、2、3、5及
び24時間後の状態を目視により観察した。その結果を
表2にまとめて示す。
トレー系モルモット雌(日本SLC)の背部の毛を試験
24時間前にバリカン、カミソリにより刈った。その
後、紫外線照射3時間前までに電気カミソリで毛をさら
に剃ってから、アルミホイルで覆い、1cmの8ヶ所の
穴をあけて照射部位とする。次に、紫外線照射計にて
1.0mWになるような高さにランプをセットし、60
0mJの紫外光を10分間照射した。照射後、穴の四方
をマジックで印を付けてアルミホイルを外した。それら
の照射部位に上記の実施例、比較例の貼付剤を貼付し、
さらに貼付しない無処置のものを含めて、2、3、5及
び24時間後の状態を目視により観察した。その結果を
表2にまとめて示す。
【0051】
【表2】
【0052】以上の結果から明らかなように、少量
(0.1%)のアロエとダービリアを配合した貼付剤は
無処置と比べ高い抗炎症効果が得られ、アロエ単独の
2.0%配合の場合(比較例)と同等の効果が得られる
ことを認めた。さらに、表1中の成分、ダービリア抽出
物に代えて、アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリ
ン科、コンブ科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバ
マタ科、フノリ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ
科、スギノリ科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツ
モ科、モヅク科、レッソニア科およびダルス科に属する
海藻の抽出物を、同量配合して、同じ試験を行った結
果、他の海藻抽出物によっても、ダービリア抽出物と同
等の抗炎症作用を有することが認められた。
(0.1%)のアロエとダービリアを配合した貼付剤は
無処置と比べ高い抗炎症効果が得られ、アロエ単独の
2.0%配合の場合(比較例)と同等の効果が得られる
ことを認めた。さらに、表1中の成分、ダービリア抽出
物に代えて、アオサ科、オゴノリ科、テングサ科、ミリ
ン科、コンブ科、アイヌワカメ科、ホンダワラ科、ヒバ
マタ科、フノリ科、ヒトエグサ科、ミル科、ウシケノリ
科、スギノリ科、カギノリ科、イバラノリ科、ナガマツ
モ科、モヅク科、レッソニア科およびダルス科に属する
海藻の抽出物を、同量配合して、同じ試験を行った結
果、他の海藻抽出物によっても、ダービリア抽出物と同
等の抗炎症作用を有することが認められた。
【0053】<TWL(経表皮水分蒸散量)の測定>表
1に示した実施例の配合を基本とし、ダービリアとア
ロエを両方配合したもの(実施例と同一;ダービリア+
アロエと言う)、ダービリアを配合せずアロエのみ配
合したもの(アロエという)、アロエを配合せずダー
ビリアのみ配合したもの(ダービリアという)のそれぞ
れの貼付剤を調製し、貼付剤を用いないもの(コント
ロールという)と比較して、TWL(経表皮水分蒸散
量)の変動を調べた。TWLは、TEWA METER
(日本ユーロテック社製)を用い、プローブを皮表にあ
てて計測した。測定条件は、恒温・恒湿(20℃、50
%RH)である。まず、日焼けした人(n=40)の背
中のTWLを測定した(20℃、50%RH)。その結
果、TWL=45±10 g/m2・hrであった。次
に、上記〜の貼付剤を測定箇所に貼付し、8時間貼
付した後、剥離し、その部分のTWLを測定した。剥離
後のTWLは、 ・コントロール(貼付剤なし;n=10)……35±3 g/m2・hr ・ダービリア(n=10) ……17±4 g/m2・hr ・アロエ(n=10) ……20±5 g/m2・hr ・ダービリア+アロエ(n=10) ……10±2 g/m2・hr このTWL測定結果から、本発明の如く、アロエとダー
ビリア(海藻抽出物)の両方を配合したことによって、
角層のバリア機能の指標となるTWLが格段に減少し、
本発明による組成物は、「皮膚角層のバリア機能早期回
復効果」に優れていることが確認された。
1に示した実施例の配合を基本とし、ダービリアとア
ロエを両方配合したもの(実施例と同一;ダービリア+
アロエと言う)、ダービリアを配合せずアロエのみ配
合したもの(アロエという)、アロエを配合せずダー
ビリアのみ配合したもの(ダービリアという)のそれぞ
れの貼付剤を調製し、貼付剤を用いないもの(コント
ロールという)と比較して、TWL(経表皮水分蒸散
量)の変動を調べた。TWLは、TEWA METER
(日本ユーロテック社製)を用い、プローブを皮表にあ
てて計測した。測定条件は、恒温・恒湿(20℃、50
%RH)である。まず、日焼けした人(n=40)の背
中のTWLを測定した(20℃、50%RH)。その結
果、TWL=45±10 g/m2・hrであった。次
に、上記〜の貼付剤を測定箇所に貼付し、8時間貼
付した後、剥離し、その部分のTWLを測定した。剥離
後のTWLは、 ・コントロール(貼付剤なし;n=10)……35±3 g/m2・hr ・ダービリア(n=10) ……17±4 g/m2・hr ・アロエ(n=10) ……20±5 g/m2・hr ・ダービリア+アロエ(n=10) ……10±2 g/m2・hr このTWL測定結果から、本発明の如く、アロエとダー
ビリア(海藻抽出物)の両方を配合したことによって、
角層のバリア機能の指標となるTWLが格段に減少し、
本発明による組成物は、「皮膚角層のバリア機能早期回
復効果」に優れていることが確認された。
【0054】<組成例>表3に本発明の皮膚外用剤組成
物を適用した具体例として、顔や体に貼付するための含
水性パップ剤の組成例を示す。
物を適用した具体例として、顔や体に貼付するための含
水性パップ剤の組成例を示す。
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/80 ADA A61K 35/80 ADAZ (72)発明者 井上 季未子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 アロエ及び/又はアロエ抽出物と、 アオサ科(Ulvaceae)、オゴノリ科(Gracilariacea
e)、テングサ科(Gelidiaceae)、ミリン科(Solieria
ceae)、コンブ科(Laminariaceae)、アイヌワカメ科
(Alariaceae)、ホンダワラ科(Sargassaceae)、ヒバ
マタ科(Fucaceae)、フノリ科(Gloiopeltidaceae)、
ヒトエグサ科(Monostromataceae)、ミル科(Codiacea
e)、ウシケノリ科(Bangiaceae)、スギノリ科(Gigar
tinaceae)、カギノリ科(Bonnemaisoniaceae)、イバ
ラノリ科(Hypneaceae)、ナガマツモ科(Chordariacea
e)、モヅク科(Nemacystaceae)、ダービリア科(Durv
illeaceae)、レッソニア科(Lessoniaceae)およびダ
ルス科(Rhodymeniaceae)に属する海藻の抽出物から選
択される少なくとも1種の海藻抽出物とを必須の成分と
して含有する皮膚外用剤組成物。 - 【請求項2】 剤型が含水性パップ剤であることを特徴
とする請求項1記載の皮膚外用剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282289A JPH11116458A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 皮膚外用剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282289A JPH11116458A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 皮膚外用剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11116458A true JPH11116458A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17650495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9282289A Pending JPH11116458A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 皮膚外用剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11116458A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010092124A (ko) * | 2000-03-20 | 2001-10-24 | 김우양 | 화상치료방법 |
JP2001342145A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Kenji Nakajima | 育毛剤及び潰瘍治癒剤 |
JP2002104889A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Yoshinobu Oshiro | 島尻泥岩加工品とその製造方法 |
JP2004115421A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Bios Ikagaku Kenkyusho:Kk | 植物性抗糖尿病成分の抽出分離方法 |
EP2570114A1 (en) * | 2010-05-12 | 2013-03-20 | Athena Co., Ltd. | Cosmetic composition containing gracilariopsis chorda extract for blocking uv rays |
JP2013100356A (ja) * | 2008-05-09 | 2013-05-23 | Pola Chemical Industries Inc | タイトジャンクション機能回復剤 |
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-
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