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JPH11102174A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH11102174A
JPH11102174A JP27955997A JP27955997A JPH11102174A JP H11102174 A JPH11102174 A JP H11102174A JP 27955997 A JP27955997 A JP 27955997A JP 27955997 A JP27955997 A JP 27955997A JP H11102174 A JPH11102174 A JP H11102174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
voltage
liquid crystal
column
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27955997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Nishimura
雅人 西村
Isao Fujimaki
功 藤巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Texas Instruments Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Japan Ltd filed Critical Texas Instruments Japan Ltd
Priority to JP27955997A priority Critical patent/JPH11102174A/ja
Publication of JPH11102174A publication Critical patent/JPH11102174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [課題] 液晶表示装置におけるドット反転駆動を少な
い消費電力で実現する。 [解決手段] 第1行のゲート線Y1 が活性化されると
きは、奇数番目の各チャンネル駆動部CR1,CR3 …か
らの正極性の階調電圧が各対応する列の左側信号線X1,
X3 …に供給され、各信号線X1,X3 …から該当画素電
極P1,1 ,P1,3…に書き込まれるとともに、偶数番目
の各チャンネル駆動部CR2,CR4 …からの負極性の階
調電圧が各対応する列の左側信号線X2,X4 …に供給さ
れ、各信号線X2,X4 …から該当画素電極P1,2 ,P1,
4 …に書き込まれる。次に、第2行のゲート線Y2 が活
性化されるときは、奇数番目の各チャンネル駆動部CR
1,CR3 …からの負極性の階調電圧が各対応する列の右
側信号線X2,X4 …に供給され、各信号線X2,X4 …か
ら該当画素電極P2,1 ,P2,3 …に書き込まれるととも
に、偶数番目の各チャンネル駆動部CR2,CR4 …から
の正極性の階調電圧が各対応する列の右側信号線X3,X
5 …に供給され、各信号線X3,X5 …から該当画素電極
P2,2 ,P2,4 …に書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、多階調表示を行う
薄膜トランジスタ(TFT)型の液晶ディスプレイ(T
FT−LCD)に関する。
【0020】
【従来の技術】図11に、アクティブマトリクス方式の
フルカラーTFT−LCDの構成を模式的に示す。従来
のTFT−LCDは、複数本のゲート線Y1,Y2,…と複
数本の信号線X1,X2,…とをマトリクス状に交差配置
し、各交差点の画素に薄膜トランジスタTFTを配置し
てなるTFT液晶パネル100を有している。そして、
この液晶パネル100の周辺回路として、ゲート線Y1,
Y2,…を駆動するための並列接続されたゲート線ドライ
バG1,G2,…と、液晶パネル100の信号線X1,X2,…
を駆動するための並列接続された信号線(ソース)ドラ
イバS1,S2,…と、各部の動作を制御するコントローラ
102と、表示すべき画像信号に対して所要の信号処理
を行う画像信号処理回路104と、フルカラー(多階調
表示)を実現するための多階調の電圧を発生する階調電
圧発生回路106とを備えている。
【0030】画像信号処理回路104は、各画素の表示
の階調を表すディジタルの画像データDXを各信号線ド
ライバS1,S2,…に供給する。たとえば64階調の場合
は、R,G,Bの各画素につき6ビットの画像データD
Xが画像信号処理回路104より各信号線ドライバS1,
S2,…に与えられる。コントローラ102は、水平同期
信号HS および垂直同期信号VS に同期した種々の制御
信号またはタイミング信号を各ゲート線ドライバG1,G
2,…および各信号線ドライバS1,S2,…に供給する。階
調電圧発生回路106は、液晶パネル100のV(電
圧)−T(透過率)特性に基づいて表示の多階調に対応
した電圧レベルをそれぞれ有する多段階の階調電圧を各
信号線ドライバS1,S2,…に供給する。
【0040】図12に、液晶パネル100の内部の構成
(1画素分)を示す。2枚のガラス基板110,112
の間に液晶114が封入または充填されている。一方の
ガラス基板110の内側面において、各ゲート線Yi
(図示せず)と各信号線Xj (図示せず)との交差点位
置付近に透明導電膜からなる1個の画素電極Pi,j と1
個の薄膜トランジスタTFTi,j が形成されており、画
素電極Pi,j はTFTi,j を介して信号線Xj に接続さ
れ、TFTi,j のゲート電極Tgはゲート線Yiに接続
されている。他方のガラス基板112の内側面にはR
(赤),G(緑),B(青)のカラーフィルタ115を
介して透明導電膜からなる対向(共通)電極116が一
面に形成されている。両ガラス基板110,112の外
側面にはそれぞれの偏向軸を互いに平行または直交させ
るようにして偏向板118,120が設けられている。
【0050】なお、図12において、Tsはソース電
極、Tdはドレイン電極、124は半導体層、126は
保護膜、128はゲート絶縁膜、130はブラックマト
リクスである。
【0060】図13に、液晶パネル100内の回路構成
を示す。各画素電極Pi,j と対向電極116と両者の間
に挟まれた液晶114によって1画素分の信号蓄積容量
Csが構成される。各列においては、全ての画素電極P
1,j ,P2,j ,…が、それぞれ対応する薄膜トランジス
タTFT1,j ,TFT2,j ,…を介して各列の信号線X
j に電気的に共通接続されている。各行においては、そ
の行の全ての薄膜トランジスタTFTi,1 ,TFTi,2
,…の制御端子が共通のゲート線Yi に電気的に接続
されている。
【0070】ゲート線Y1,Y2,……は、ゲート線ドライ
バG1,G2,…により1フレーム期間(1V)内に通常は
線順次走査で1行ずつ選択されてアクティブ状態に駆動
される。
【0080】いま、i行のゲート線Yi が駆動される
と、このゲート線Yi に接続されているi行の全ての薄
膜トランジスタTFTi,1 ,TFTi,2 ,……がオンす
る。これと同期して、信号線ドライバS1,S2,…よりi
行上の全ての画素に対するアナログの階調電圧がそれぞ
れ出力され、これらの階調電圧は信号線X1,X2,……お
よびオン状態の薄膜トランジスタTFTi,1 ,TFTi,
2 ,……を介してそれぞれ対応する画素電極Pi,1 ,P
i,2 ,…に印加される。この後、次の(i+1)行にお
いて、ゲート線Yi+1 が選択され、上記と同様の動作が
行われる。i行においては、薄膜トランジスタTFTi,
1 ,TFTi,2 ,……がオフ状態になることで、各画素
に書き込まれた電荷は逃げ道を失い、各電極Pi,1 ,P
i,2 ,…の階調電圧は次の選択時間まで保持される。
【0090】このようにして、各画素電極には1フレー
ム周期で階調電圧が印加されるのであるが、液晶ディス
プレイでは液晶分子の劣化防止のため、液晶に電圧が交
流の形態で印加されなくてはならない。TFT−LCD
において、液晶に交流電圧を印加する方法にコモン一定
駆動法がある。
【0100】コモン一定駆動法は、図14に示すよう
に、対向電極の電圧を一定レベルに固定したまま画素電
極に対向電極電圧(一定値)に対して正の極性を有する
電圧と負の極性を有する電圧を交互に印加する。この駆
動法は、X,Y双方向におけるドット反転(完全ドット
反転)が可能であり、表示品質に優れている。
【0110】図15に、完全ドット反転のパターンを示
す。図示のように、フレームFが切り替わる度毎に(F
n ,Fn+1 )、液晶パネル100内の各画素に書き込ま
れる階調電圧の極性が交互に反転する。そして、Y方向
で1ライン毎に各画素の極性が反転するととともに、X
方向でも1画素毎に極性が反転する。
【0120】コモン一定駆動法では、任意の時点におい
て対向電極電圧からみて正極性および負極性の階調電圧
を同時に選択することができるため、図15に示すよう
に、液晶パネル100内の全画素についてフレーム周期
およびY方向だけでなく、X方向でも1画素毎に極性を
交互に反転させることが可能である。このように、隣合
う信号線ないし画素電極で階調電圧の極性が反転するこ
とで、書込み時に対向電極等で流れる電流が隣同士で打
ち消し合い、これによって表示品質の低下が抑えられ
る。
【0130】
【発明が解決しようとする課題】上記のような完全ドッ
ト反転を実現するため、従来のTFT−LCDでは、各
信号線Xj を信号線ドライバSによって1ライン(1水
平走査期間)毎に正極性の電圧および負極性の電圧で交
互に駆動するようにしている。
【0140】たとえば、図15の(A) のフレームFn に
おいて第1列の信号線X1 に着目すると、第1行のゲー
ト線Y1 が選択される時(該当の画素電極P1,1 に階調
電圧を書き込む時)は正極性の電圧に駆動され、信号線
X1 上に充電電流が流れる。しかし、第2行のゲート線
Y2 が選択される時(該当の画素電極P2,1 に階調電圧
を書き込む時)は信号線X1 が負極性の電圧に駆動さ
れ、信号線X1 上で放電電流が流れる。そして、第3行
のゲート線Y3 が選択される時(該当の画素電極P3,1
に階調電圧を書き込む時)は信号線X1 が正極性の電圧
に駆動され、信号線X1 上で充電電流が流れる。
【0150】こうして、図16に模式的に(階調度が高
い値で一定の場合)示すように、信号線X1 上で1ライ
ン(1水平走査期間)毎に電圧が正極と負極の間で交互
に反転し、極性反転に伴って充電または放電電流が流れ
る。他の信号線X2,X3,…上でも、1ライン毎に上記と
同様な電圧極性反転と充放電が繰り返される。
【0160】このように、各信号線Xj を1ライン毎に
充電または放電しながら交互に正極と負極に駆動しなけ
ればならないため、信号線ドライバSの負担が大きいう
え、電力を多量に消費していた。
【0170】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、消費電力を大幅に低減してドット反
転駆動を行えるようにした液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【0180】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の液晶表示装置は、マトリクス状に配置され
た複数の画素電極と1つの対向電極との間に液晶が充填
され、各列において奇数番目の画素電極はそれと対応す
る薄膜トランジスタを介して第1の信号線に電気的に接
続されるとともに偶数番目の画素電極はそれと対応する
薄膜トランジスタを介して第2の信号線に電気的に接続
され、各行において全ての前記薄膜トランジスタの制御
端子が共通のゲート線に電気的に接続されている液晶パ
ネルと、前記対向電極に一定の対向電極電圧を印加する
手段と、前記ゲート線を線順次走査で各行毎に活性化す
るゲート線駆動手段と、各フレーム走査において奇数行
の前記ゲート線が活性化されるときは各列の該当する画
素電極に対して所望の表示階調に対応した電圧レベルを
有し、かつ前記対向電極電圧に対して相対的に一方の極
性を有する階調電圧を前記第1の信号線を介して印加
し、偶数行の前記ゲート線が活性化されるときは各列の
該当する画素電極に対して所望の表示階調に対応した電
圧レベルを有し、かつ前記対向電極電圧に対して相対的
に他方の極性を有する階調電圧を前記第2の信号線を介
して印加する信号線駆動手段と、前記信号線駆動手段よ
り前記第1および第2の信号線上に出力される階調電圧
の極性をフレーム毎に交互に反転させる極性切換手段と
を有する構成とした。
【0190】本発明の液晶表示装置の一つの実施態様と
して、隣接する2つの列の画素電極において一方の列に
対する前記第1の信号線と他方の列に対する前記第2の
信号線が共用される。
【0200】本発明の液晶表示装置の別の実施態様とし
て、相隣接する各一対の列の画素電極に対して専用の前
記第1および第2の信号線が設けられる。
【0210】本発明の液晶表示装置の他の実施態様とし
て、前記信号線駆動手段は各列の画素電極に対応するチ
ャンネル駆動部を有し、各列のチャンネル駆動部は1水
平走査期間毎に正極性の階調電圧と負極性の階調電圧を
出力し、かつ1水平走査期間毎に前記第1の信号線と前
記第2の信号線とに交互に切り換えて接続される。
【0220】また、本発明の液晶表示装置の他の実施態
様として、前記信号線駆動手段は各信号線に1対1の関
係で接続されるチャンネル駆動部を有し、各チャンネル
駆動部は各行の前記ゲート線が活性化される度に正極性
の階調電圧を出力する第1の出力モードと各行の前記ゲ
ート線が活性化される度に負極性の階調電圧を出力する
第2の出力モードとを1フレーム毎に交互に切り換え
る。
【0230】また、本発明の液晶パネルは、マトリクス
状に配置された複数の画素電極と1つの対向電極との間
に液晶が充填され、各列において奇数番目の画素電極は
それと対応する薄膜トランジスタを介して第1の信号線
に電気的に接続されるとともに偶数番目の画素電極はそ
れと対応する薄膜トランジスタを介して第2の信号線に
電気的に接続され、各行において全ての前記薄膜トラン
ジスタの制御端子が共通のゲート線に電気的に接続され
ている構成を有する。
【0240】
【発明の実施の態様】以下、図1〜図10を参照して本
発明の実施例を説明する。
【0250】図1に、本発明の一実施例によるTFT液
晶パネルの回路構成を示す。この液晶パネル10は、個
々の画素については図12に示したものと基本的には同
様の構造を有しており、各行における画素電極Pi,1 ,
Pi,2 ,Pi,3 ……とゲート線Yとの電気的な接続関係
についても従来のパネル構造(図13)と同じである
が、各列における画素電極P1,j ,P2,j ,P3,j ……
と信号線Xとの電気的接続関係が従来パネルとは異な
る。
【0260】すなわち、各列の画素電極P1,j ,P2,j
,P3,j ……に左右一対の信号線Xj ,Xj+1 が割り
当てられ、奇数番目の画素電極P1,j ,P3,j ,P5,j
…はそれぞれ対応する薄膜トランジスタTFT1,j ,T
FT3,j ,TFT5,j …を介して左側(第1)の信号線
Xj に電気的に接続され、偶数番目の画素電極P2,j ,
P4,j ,P6,j …はそれぞれ対応する薄膜トランジスタ
TFT2,j ,TFT4,j,TFT6,j …を介して右側
(第2)の信号線Xj+1 に電気的に接続される。
【0270】なお、各列において、奇数番目(パネル全
体では奇数行)の各画素では各薄膜トランジスタTFT
1,j ,TFT3,j ,TFT5,j …が左側(第1)の信号
線Xj に寄って配置されるのに対して、偶数番目(パネ
ル全体では偶数行)の各画素では各薄膜トランジスタT
FT2,j ,TFT4,j ,TFT6,j …が右側(第2)の
信号線Xj+1 に寄って配置される。
【0280】この液晶パネル10では、画素列の数(X
方向のドット数)をnとすると、(n+1)本の信号線
X1 〜Xn+1 が設けられる。この中、左端の信号線X1
は第1列の奇数番目の画素電極P1,1 ,P3,1 ,P5,1
…にだけ電気的に接続され、右端の信号線Xn+1 は第n
列の偶数番目の画素電極P2,n ,P4,n ,P6,n …にだ
け電気的に接続される。中間の各信号線Xj (X2 〜X
n )は、その左隣の列の中の偶数番目の画素電極P2,j-
1 ,P4,j-1 ,P6,j-1 …に右側(第2)の信号線とし
て電気的に接続されるとともに、その右隣の列の奇数番
目の画素電極P1,j ,P3,j ,P5,j …には左側(第
1)の信号線として電気的に接続される。
【0290】この液晶パネル10をコモン一定駆動法で
駆動するとき、対向電極12には一定値たとえば5ボル
トの対向電極電圧VCOM が印加される。
【0300】図2に、本発明の一実施例によるTFT−
LCDの要部の構成を示す。このTFT−LCDは上記
構成の液晶パネル10を使用する。ゲート線ドライバG
は、従来通りのものでよく、コントローラ(図示せず)
の制御の下で1フレーム期間内に液晶パネル10のゲー
ト線Y1,Y2,…を線順次走査で1行ずつ選択して活性化
する。
【0310】このTFT−LCDの信号線ドライバSに
おいて、液晶パネル10の各列(チャンネル)に割り当
てられたチャンネル駆動部CRj の出力端子は、一対
(左右)の切換スイッチSWja,SWjbを介して液晶パ
ネル10内の各対応する列の画素電極P1,j ,P2,j ,
…に割り当てられている一対(左右)の信号線Xj ,X
j+1 に電気的に接続される。データレジスタ部GRは、
1ライン毎に画像信号処理部(図示せず)からの各列の
該当画素の表示階調を指示する画像データDX1,DX2
…を各チャンネル駆動部CR1,CR2,…に分配する。
【0320】各列の切換スイッチ[SWja,SWjb]
は、コントローラの制御の下で1ライン(水平走査期
間)毎に実線で示す第1(左側)の位置と点線で示す第
2(右側)の位置とに交互に切り換わるように構成され
ている。各スイッチが第1(左側)の位置に切り換わっ
たときは、左側のスイッチSWjaによって当該チャンネ
ル駆動部CRj の出力端子が左側の信号線Xj に接続さ
れる。そして、第2(右側)の位置に切り換わったとき
は、右側のスイッチSWjbによって当該チャンネル駆動
部CRj の出力端子が右側の信号線Xj+1 に接続され
る。
【0330】図3に、1チャンネル分のチャンネル駆動
部CRj の回路構成を示す。レジスタ14jは、データ
レジスタ部GRからの各対応するチャンネルに割り当て
られた1画素分の画像データDXj を取り込む。そし
て、水平同期信号に同期したコントローラからのデータ
・ラッチ信号TPに応動してデータラッチ回路16jが
その1画素分の画像データDXj をラッチする。
【0340】データラッチ回路16jの出力端子は、レ
ベルシフタ18jを介してDAコンバータ20jの入力
端子に接続されている。レベルシフタ18jは、DAコ
ンバータ20j内の回路素子がコモン一定駆動法による
正極性と負極性の双方にわたる階調電圧を扱えるよう
に、画像データの論理電圧(たとえば5ボルト)を高い
電圧(たとえば10ボルト)に変換する。
【0350】DAコンバータ20jには、階調電圧発生
回路24より正極性の全て(K個)の階調電圧V1 〜V
K と負極性の全て(K個)の階調電圧V'K〜V'1が供給
される。階調電圧発生回路24は、たとえば抵抗分圧回
路からなり、液晶パネル10のVーT特性にしたがって
各表示階調に対応した電圧レベルを有する各階調電圧が
得られるように適当な箇所の接続点(ノード)に補正用
の基準電圧vが供給されている。
【0360】たとえば、コモン一定駆動法において、対
向電極の電圧VCOM を5ボルトに固定し、各画素電極に
正極性の階調電圧(5〜10ボルト)および負極性の階
調電圧(5〜0ボルト)を交互に印加する場合、正極性
の最大階調電圧VK は10ボルトに最も近い値に設定さ
れ、負極性の最大階調電圧V'Kは0ボルトに最も近い値
に設定され、両極性の最小階調電圧V1 ,V'1は5ボル
ト付近に設定される。
【0370】また、DAコンバータ20jには、コント
ローラより1ライン(水平走査期間)毎に階調電圧の極
性を反転させるための交流化信号または反転制御信号R
Vが与えられる。この反転制御信号RVは、奇数番目の
チャンネル駆動部CR1,CR3 …と偶数番目のチャンネ
ル駆動部CR2,CR4 …とで論理値を逆にして与えられ
る。
【0380】DAコンバータ20jは、レベルシフタ1
8jより入力した1画素分の画像データDXj をデコー
ドし、その画像データの表す表示階調に対応した電圧レ
ベルを有する階調電圧Vx ,V'xを先ず選択し、次いで
反転制御信号RVの論理値に応じて階調電圧Vx ,V'x
のいずれか片方を出力するように構成されている。たと
えば、RVがHレベルのときは正極性の階調電圧Vx を
出力し、RVがLレベルのときは負極性の階調電圧V'x
を出力する。
【0390】このように、DAコンバータ20jは実質
的にはデコーダ回路であるが、ディジタルデータをアナ
ログ電圧に変換するという意味で、DAコンバータとし
ている。
【0400】出力アンプ22jは、インピーダンス変換
機能を有する演算増幅器の電圧フォロアからなり、正極
性電圧に対してはシンク状態で動作し、負極性電圧に対
してはソース状態で動作するように構成されている。
【0410】この実施例の信号線ドライバSでは、完全
ドット反転駆動を行うため、上記したようなコントロー
ラからの反転制御信号RVの制御により、奇数番目
(列)のチャンネル駆動部CR1,CR3 …が正極性の階
調電圧を出力し、かつ偶数番目(列)のチャンネル駆動
部CR2,CR4 …が負極性の階調電圧を出力する第1の
出力モードと、奇数番目(列)のチャンネル駆動部CR
1,CR3 …が負極性の階調電圧を出力し、かつ偶数番目
(列)のチャンネル駆動部CR2,CR4 …が正極性の階
調電圧を出力する第2の出力モードとが1水平走査期間
毎に交互に繰り返されるようになっている。
【0420】次に、このTFT−LCDの動作を説明す
る。
【0430】先ず、第1行のゲート線Y1 が活性化され
るときは、各列の切換スイッチ[SW1a,SW1b],
[SW2a,SW2b],……が図2の実線で示す第1(左
側)の位置に切り換わり、各チャンネル駆動部CRj の
出力端子は各列の左側の切換スイッチSWjaを介して各
列の左側の信号線Xj に接続される。また、反転制御信
号RVの制御により、一方のモードたとえば第1のモー
ドが選択される。
【0440】これにより、奇数番目の各チャンネル駆動
部CR1,CR3 …からの正極性の階調電圧は、各対応す
る列において左側スイッチSW1a,SW3a…を介して左
側信号線X1,X3 …に供給され、各信号線X1,X3 …か
らオン状態の第1行の各対応する薄膜トランジスタTF
T1,1 ,TFT1,3 …を介して該当画素電極P1,1 ,P
1,3 …に印加される。
【0450】一方、偶数番目の各チャンネル駆動部CR
2,CR4 …からの負極性の階調電圧は、各対応する列に
おいて左側スイッチSW2a,SW4a…を介して左側信号
線X2,X4 …に供給され、各信号線X2,X4 …からオン
状態の第1行の各対応する薄膜トランジスタTFT1,2
,TFT1,4 …を介して該当画素電極P1,2 ,P1,4…
に印加される。
【0460】このようにして、第1行では、奇数番目
(列)の画素電極P1,1 ,P1,3 …に正極性の階調電圧
が書き込まれ、偶数番目(列)の画素電極P1,2 ,P1,
4 …に負極性の階調電圧が書き込まれる。
【0470】次に、第2行のゲート線Y2 が活性化され
るときは、各列の切換スイッチ[SW1a,SW1b],
[SW2a,SW2b],……が図2の点線で示す第2(右
側)の位置に切り換わり、各チャンネル駆動部CRj の
出力端子は各列の右側の切換スイッチSWjbを介して各
列の右側の信号線Xj+1 に接続される。また、反転制御
信号RVの制御によって、今度は第2のモードが選択さ
れる。
【0480】これにより、奇数番目の各チャンネル駆動
部CR1,CR3 …からの負極性の階調電圧は、各対応す
る列において右側スイッチSW1b,SW3b…を介して右
側信号線X2,X4 …に供給され、各信号線X2,X4 …か
らオン状態の第1行の各対応する薄膜トランジスタTF
T2,1 ,TFT2,3 …を介して該当画素電極P2,1 ,P
2,3 …に書き込まれる。
【0490】一方、偶数番目の各チャンネル駆動部CR
2,CR4 …からの正極性の階調電圧は、各対応する列に
おいて右側スイッチSW2b,SW4b…を介して右側信号
線X3,X5 …に供給され、各信号線X3,X5 …からオン
状態の第2行の各対応する薄膜トランジスタTFT2,2
,TFT2,4 …を介して該当画素電極P2,2 ,P2,4…
に書き込まれる。
【0500】こうして、第2行では、奇数列の画素電極
P2,1 ,P2,3 …に負極性の階調電圧が書き込まれ、偶
数列の画素電極P2,2 ,P2,4 …に正極性の階調電圧が
書き込まれる。
【0510】次に、第3行のゲート線Y3 が活性化され
るときは、第1行のときと同様に、各列の切換スイッチ
[SW1a,SW1b],[SW2a,SW2b],……が図2
の実線で示す第1(左側)の位置に切り換わり、各チャ
ンネル駆動部CRj の出力端子は各列の左側の切換スイ
ッチSWjaを介して各列の左側の信号線Xj に接続され
る。また、反転制御信号RVの制御によって第1のモー
ドが選択される。
【0520】したがって、第3行では、奇数番列の画素
電極P3,1 ,P3,3 …に正極性の階調電圧が書き込ま
れ、偶数列の画素電極P3,2 ,P3,4 …に負極性の階調
電圧が書き込まれる。
【0530】以下、第4行以降でも、奇数行か偶数行か
に応じて上記したような第1行または第2行と同様の動
作が繰り返される。こうして、X方向およびY方向でド
ット反転駆動が行われる。
【0540】上記のようなフレーム走査の期間中、各信
号線X1,X2,X3 …は常に正極または負極のいずれか一
方の極性の電圧で駆動される。たとえば、左端の信号線
X1は第1のチャンネル駆動部CR1 により常に正極性
の電圧で駆動され、負極性の電圧で駆動されることはな
い。また、その隣の信号線X2 は、第1および第2のチ
ャンネル駆動部CR1,CR2 に交互に接続されつつも、
常に負極性の電圧で駆動され、正極性の電圧で駆動され
ることはない。
【0550】次のフレーム走査においては、反転制御信
号RVの制御により、奇数行の水平走査期間で第2の出
力モードが選択され、偶数行の水平走査期間で第1の出
力モードが選択される点を除いて、上記と同様の動作が
行われる。したがって、各画素の画素電極に書き込まれ
る階調電圧の極性が反転する。
【0560】この場合、各信号線X1,X2,X3 …は、前
フレームとは逆極性で、常に正極または負極のいずれか
一方の極性の電圧で駆動される。たとえば、左端の信号
線X1 は第1のチャンネル駆動部CR1 により常に負極
性の電圧で駆動される。また2番目の信号線X2 は、第
1および第2のチャンネル駆動部CR1,CR2 に交互に
接続されつつも、常に正極性の電圧で駆動され、負極性
の電圧で駆動されることはない。
【0570】これにより、図4に模式的に(階調度が高
い値で一定の場合)示すように、各信号線X上ではフレ
ーム切換時に相当の充電または放電電流が一時的に流れ
るだけで、フレーム走査期間中は電圧が同一の極性に維
持されるため、問題になる程の充放電電流は流れない。
【0580】各チャンネル駆動部CRj からすると、1
ライン毎に正極性電圧と負極性電圧とを交互に出力する
のであるが、正極性電圧についてはフレーム走査期間を
通じて正極専用の信号線(たとえばXj )に給電し、負
極性電圧についてはフレーム走査期間を通じて負極専用
の信号線(Xj+1 )に給電するので、従来のように1ラ
イン毎に正極と負極との間で信号線電圧を反転またはス
イングさせる必要がない。
【0590】したがって、各チャンネル駆動部CRj に
おいて、特に出力アンプ22jにおいて、回路規模の小
型化が可能であるうえ、消費電力を大幅に低減すること
が可能となる。
【0600】図5に、本発明の第2の実施例によるTF
T−LCDの構成を示す。この第2の実施例は、上記第
1実施例において信号線ドライバSを変形したものであ
る。すなわち、この実施例では、チャンネル駆動部CR
を1つ増やして、液晶パネル10の信号線X1 〜Xn+1
に1対1でチャンネル駆動部CR1 〜CRn+1 の出力端
子を直接接続することにより、切換スイッチSWを省い
ている。
【0610】この実施例において、信号線ドライバSの
データレジスタ部GRの前段にはデータシフト回路26
が設けられる。このデータシフト回路26は、図6に示
すように、画像信号処理部(図示せず)より1ライン毎
に与えられるn個(n列分)の階調データDX1 〜DX
n を、奇数ラインでは第1〜第nのチャンネル駆動部C
R1 〜CRn に振り分け、偶数ラインでは第2〜第(n
+1)のチャンネル駆動部CR2 〜CRn+1 に振り分け
るように、データ操作を行う。
【0620】図6において、水平帰線期間に数クロック
分のデータ無効期間DM*が挿入されている。データシ
フト回路26は、このデータ無効期間DM*の長さを遅
延機能で可変制御することにより、奇数ラインでは階調
データDX1 〜DXn をスルーで出力し、偶数ラインで
は階調データをDX1 〜DXn を所定クロック数だけシ
フト(遅延)して出力する。
【0630】再び図5において、この実施例では、フレ
ーム走査期間を通じて各チャンネル駆動部CRは正極性
または負極性のいずれか一方の極性で階調電圧を出力す
る。より詳細には、奇数番目のチャンネル駆動部CR1,
CR3 …が正極性の階調電圧を出力し続け、かつ偶数番
目のチャンネル駆動部CR2,CR4 …が負極性の階調電
圧を出力し続ける第1の出力モードと、奇数番目のチャ
ンネル駆動部CR1,CR3 …が負極性の階調電圧を出力
し続け、かつ偶数番目のチャンネル駆動部CR2,CR4
…が正極性の階調電圧を出力し続ける第2の出力モード
とがフレーム毎に交互に切り換えられる。このために、
コントローラより各チャンネル駆動部CRのDAコンバ
ータに与えられる反転制御信号RVは、1フレーム毎に
論理値を反転するように制御される。
【0640】次に、この第2の実施例における動作を説
明する。
【0650】先ず、第1行のゲート線Y1 が活性化され
るときは、上記したようにデータシフト回路26の制御
により1行分の階調データDX1 〜DXn が第1〜第n
のチャンネル駆動部CR1 〜CRn に分配される。この
時、右端つまり第(n+1)のチャンネル駆動部CRn+
1 には何の階調データも与えられない。なお、当該フレ
ーム走査期間では上記第1の出力モードが選択されてい
るものとする。
【0660】したがって、各奇数番目の階調データDX
1,DX3 …に対応して各奇数番目のチャンネル駆動部C
R1,CR3 …より出力された正極性の階調電圧は各対応
する信号線X1,X3 …に供給され、各信号線X1,X3 …
からオン状態の第1行の各対応する薄膜トランジスタT
FT1,1 ,TFT1,3 …を介して該当画素電極P1,1,
P1,3 …に印加される。
【0670】一方、各偶数番目の階調データDX2,DX
4 …に対応して各偶数番目のチャンネル駆動部CR2,C
R4 …より出力された負極性の階調電圧は各対応する信
号線X2,X4 …に供給され、各信号線X2,X4 …からオ
ン状態の第1行の各対応する薄膜トランジスタTFT1,
2 ,TFT1,4 …を介して該当画素電極P1,2 ,P1,4
…に印加される。
【0680】このようにして、第1行では、奇数番目
(列)の画素電極P1,1 ,P1,3 …に正極性の階調電圧
が書き込まれ、偶数番目(列)の画素電極P1,2 ,P1,
4 …に負極性の階調電圧が書き込まれる。
【0690】次に、第2行のゲート線Y2 が活性化され
るときは、上記したようなデータシフト回路26の制御
により1行分の階調データDX1 〜DXn が第2〜第
(n+1)のチャンネル駆動部CR2 〜CRn+1 に分配
される。このときは、左端つまり第1のチャンネル駆動
部CR1 に有意な階調データが与えられない。
【0700】この場合、各偶数番目のチャンネル駆動部
CR2,CR4 …は、1つ手前の列の奇数番目の階調デー
タDX1,DX3 …に対応した電圧レベルを有する負極性
の階調電圧を出力する。そして、この負極性の階調電圧
が各対応する信号線X2,X4…に供給され、各信号線X
2,X4 …からオン状態の第2行の各対応する薄膜トラン
ジスタTFT2,1 ,TFT2,3 …を介して該当画素電極
P2,1 ,P2,3 …に印加される。
【0710】一方、3番目以降の各奇数番目のチャンネ
ル駆動部CR3,CR5 …は、1つ手前の列の偶数番目の
階調データDX2,DX4 …に対応した電圧レベルを有す
る正極性の階調電圧を出力する。そして、この正極性の
階調電圧が各対応する信号線X3,X5 …に供給され、各
信号線X3,X5 …からオン状態の第2行の各対応する薄
膜トランジスタTFT2,2 ,TFT2,4 …を介して該当
画素電極P2,2 ,P2,4 …に印加される。
【0720】この結果、第2行では、奇数番目(列)の
画素電極P2,1 ,P2,3 …に負極性の階調電圧が書き込
まれ、偶数番目(列)の画素電極P2,2 ,P2,4 …に正
極性の階調電圧が書き込まれる。
【0730】以下、第3行以降でも、奇数行か偶数行か
に応じて上記したような第1行または第2行と同様の動
作が繰り返される。そして、次のフレームでは、上記第
2の出力モードが選択され、奇数番目のチャンネル駆動
部CR1,CR3 …が負極性の階調電圧を出力し、偶数番
目のチャンネル駆動部CR2,CR4 …が正極性の階調電
圧を出力する。これによって、完全ドット反転が実現さ
れる。
【0740】この実施例でも、上記した第1の実施例と
同様に、フレーム走査の期間中は各信号線X1,X2,X3
…が常に正極または負極のいずれか一方の極性の電圧で
駆動され、極性反転時のような充放電電流は流れない。
したがって、信号線ドライバSの負担は軽く、消費電力
も少なくて済む。
【0750】なお、データシフト回路26またはそれに
相当する機能を画像信号処理部またはコントローラ側に
内蔵させることも可能である。
【0760】図7〜図8に、本発明における液晶パネル
内の回路構成、特に信号線Xの配線構造の別の実施例を
示す。
【0770】上記した図1の液晶パネル10では、両端
の信号線X1,Xn+1 を除き、各信号線Xj がこの信号線
を挟んで相隣接する2つの列の画素電極[Pj-1,1 ,P
j-1,2 ,Pj-1,3 …]、[Pj,1 ,Pj,2 ,Pj,3 …]
に対して左側(第1)の信号線と右側(第2)の信号線
とを兼ねていた。
【0780】これに対して、図7〜図8のパネル構成で
は、[第1,2列]の画素電極[P1,1 ,P2,1 ,P3,
1 …,P1,2 ,P2,2 ,P3,3 …]には一対の信号線X
1,X2 をそれぞれ第1および第2の信号線として割り当
て、[第3,4列]の画素電極[P1,3 ,P2,3 ,P3,
3 …,P1,4 ,P2,4 ,P3,4 …]には一対の信号線X
3,X4 をそれぞれ第1および第2の信号線として割り当
てている。つまり、相隣接する一対の列[第1,2
列],[第3,4列],[第5,6列]…毎に専用の第
1および第2の信号線を割り当てている。
【0790】各一対の列たとえば[第1,2列]におい
て、第1の信号線X1 は奇数行では第1列側の画素電極
P1,1 ,P3,1 …に電気的に接続され偶数行では第2列
側の画素電極P2,2 ,P4,2 …に電気的に接続されるの
に対し、第2の信号線X2 は奇数行では第2列側の画素
電極P1,2 ,P3,2 …に電気的に接続され、偶数行では
第1列側の画素電極P2,1 ,P4,1 …に電気的に接続さ
れる。
【0800】図7のパネル構成では、各信号線X1,X2,
X3 …が図1のパネル構成と同様にX方向に等間隔でY
方向に直線的に配線される。しかし、偶数行において、
奇数番目(列)の薄膜トランジスタTFT2,1 ,TFT
2,3 …が例外的に右寄り(第2の信号線寄り)に形成さ
れるとともに、偶数番目(列)の薄膜トランジスタTF
T2,2 ,TFT2,4 …が隣の画素を跨ぐような配線を介
して第1の信号線に接続される。
【0810】図8のパネル構成は、第1および第2の信
号線[X1,X2 ],[X3,X4 ]…の両側に各一対の列
[第1,2列],[第3,4列]…の画素を配置する。
この構成によれば、比較的短い距離の配線で各信号線X
と各薄膜トランジスタTFTとを電気的に接続すること
ができる。
【0820】図9のパネル構成では、各画素の構造を同
一パターンとし、代わりに各信号線X1,X2,X3 …を各
対応する画素電極と所要の電気的接続関係を得るように
各一対の列の間でジグザグ状に配線している。
【0830】図10に、図7〜図9に示すような構造の
液晶パネル10’に適応する信号線ドライバS’の構成
例を示す。
【0840】この信号線ドライバS’では、液晶パネル
10の信号線X1 〜Xn+1 に1対1でチャンネル駆動部
CR1 〜CRn+1 の出力端子が直接接続される。各チャ
ンネル駆動部CRは基本的には図3と同様の回路構成を
有してよい。
【0850】ただし、各一対の列において、データラッ
チ回路16とレベルシフタ回路18との間に4個の切換
スイッチa,b,c,dが図示のような接続関係で設け
られる。たとえば[第1,2列]においては、第1列の
データラッチ回路16(1) と第1列および第2列のレベ
ルシフタ回路18(1) ,18(2) との間に切換スイッチ
a,cが設けられ、第2列のデータラッチ回路16(1)
と第1列および第2列のレベルシフタ回路18(1) ,1
8(2) との間に切換スイッチb,dが設けられる。
【0860】この信号線ドライバS’でも、図5の構成
例と同様に、奇数番目のチャンネル駆動部CR1,CR3
…が正極性の階調電圧を出力し続け、かつ偶数番目のチ
ャンネル駆動部CR2,CR4 …が負極性の階調電圧を出
力し続ける第1の出力モードと、奇数番目のチャンネル
駆動部CR1,CR3 …が負極性の階調電圧を出力し続
け、かつ偶数番目のチャンネル駆動部CR2,CR4 …が
正極性の階調電圧を出力し続ける第2の出力モードとが
1フレーム毎に交互に切り換えられる。
【0870】たとえば第1の出力モードによるフレーム
走査では、次のような動作が行われる。
【0880】奇数行のラインが選択されるときは、スイ
ッチa,dが閉じてスイッチb,cが遮断状態となる。
これにより、たとえば[第1,2列]においては、第1
列のデータラッチ回路16(1) からの第1列分の階調デ
ータDX1 がスイッチaを介して第1列のレベルシフタ
18(1) に入力されるとともに、第2列のデータラッチ
回路16(2) からの第2列分の階調データDX2 がスイ
ッチdを介して第2列のレベルシフタ18(2) に入力さ
れる。
【0890】したがって、第1列のDAコンバータ20
(1) ないし出力アンプ22(1) より第1列分の階調デー
タDX1 に対応した正極性の階調電圧が出力される。こ
の正極性の階調電圧は信号線X1 に供給され、この信号
線X1 上で唯一オン状態の薄膜トランジスタを介して第
1列中の該当の画素電極に印加される。また、第2列の
DAコンバータ20(2) ないし出力アンプ22(2) より
負極性の階調電圧が信号線X2 上に出力され、この信号
線X2 上で唯一オン状態の薄膜トランジスタを介して第
2列中の該当の画素電極に印加される。
【0900】そして、偶数行のラインが選択されるとき
は、スイッチb,cが閉じてスイッチa,bが遮断状態
となる。これにより、たとえば[第1,2列]において
は、第1列のデータラッチ回路16(1) からの第1列分
の階調データDX1 がスイッチcを介して第2列のレベ
ルシフタ18(2) に入力されるとともに、第2列のデー
タラッチ回路16(2) からの第2列分の階調データDX
2 がスイッチbを介して第1列のレベルシフタ18(1)
に入力される。
【0910】したがって、第1列のDAコンバータ20
(1) ないし出力アンプ22(1) より第2列分の階調デー
タDX2 に対応した正極性の階調電圧が出力される。こ
の正極性の階調電圧は、信号線X1 に供給され、この信
号線X1 上で唯一オン状態になっている薄膜トランジス
タを介して第2列中の該当の画素電極に印加される。一
方、第2列のDAコンバータ20(2) ないし出力アンプ
22(2) からは負極性の階調電圧が信号線X2 に供給さ
れ、この信号線X2 上で唯一オン状態になっている薄膜
トランジスタを介して第1列中の該当の画素電極に印加
される。
【0920】他の一対の列[第3,4列]、…でも上記
と同様の動作が行われる。これによって、完全ドット反
転が実現される。
【0930】この実施例でも、フレーム走査の期間中は
各信号線X1,X2,X3 …が常に正極または負極のいずれ
か片方の極性の電圧で駆動されるため、極性反転に伴う
充放電電流を流さなくて済む。したがって、信号線ドラ
イバSの負担を軽減し、消費電力を大幅に節約すること
ができる。
【0940】本実施例のTFT−LCDでは、各画素に
交流電圧を印加するため、つまり交流化のために、1フ
レーム毎に各信号線X1,X2,X3 …の電圧の極性を反転
させるようにしている。このため、各フレーム期間の開
始時に各信号線X1,X2,X3…上で極性反転に伴う充電
または放電電流が一時的に流れる。かかるフレーム開始
時の極性反転を第1行の書き込み時に行っても構わない
が、第1行から良好な表示品質を得るために、第1行の
ライン走査の直前に(垂直帰線期間中に)信号線ドライ
バSにより各信号線X1,X2,X3 …の電圧の極性を反転
させておくことも可能である。
【0950】なお、上記した実施例における液晶パネル
10(10’)内の回路構成および配線パターンは一例
であり、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能
である。上記した信号線ドライバS(S’)の回路構成
も一例であり、種々の回路構成に変形可能である。
【0960】
【発明の効果】本発明の液晶パネルは、m行n列のマト
リクス状に配置される各画素Pijが、i行ではそれぞれ
信号線X1 〜Xn に接続され、(i+1)行ではそれぞ
れ信号線X2 〜Xn+1 に接続されるように構成されてお
り、フレーム走査の期間中は各信号線が常に正極または
負極のいずれか片方の極性の電圧で駆動されるため、極
性反転に伴う充放電電流を流さなくて済み、信号線ドラ
イバの負担を軽減し、液晶表示装置の消費電力を大幅に
節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるTFT液晶パネルの回
路構成を示す回路図である。
【図2】実施例におけるTFT−LCDの要部の構成を
示すブロック図である。
【図3】実施例における信号線ドライバの1チャンネル
分の駆動部の回路構成を示すブロック図である。
【図4】実施例における各信号線上の電圧および電流を
模式的に示す波形図である。
【図5】第2の実施例におけるTFT−LCDの要部の
構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例におけるチャンネル駆動部への階
調データの割り振り制御を示す図である。
【図7】別の実施例によるTFT液晶パネル内の配線構
造を模式的に示す図である。
【図8】他の実施例によるTFT液晶パネル内の配線構
造を模式的に示す図である。
【図9】他の実施例によるTFT液晶パネル内の配線構
造を模式的に示す図である。
【図10】図7〜図9の液晶パネル構造に適応可能な信
号線ドライバの構成例を示すブロック図である。
【図11】アクティブマトリクス方式のフルカラーTF
T−LCDの代表的な構成を模式的に示すブロック図で
ある。
【図12】TFT−LCDの液晶パネルの典型的な構成
を示す部分断面図である。
【図13】従来のTFT−LCDの液晶パネル内の回路
構成を示す回路図である。
【図14】コモン一定駆動法による画素電極電圧および
対向電極電圧の電圧波形を示す図である。
【図15】TFT−LCDにおける完全ドット反転のパ
ターンを示す図である。
【図16】従来のTFT−LCDにおける各信号線上の
電圧および電流を模式的に示す波形図である。
【符号の説明】
10,10’ 液晶パネル 12 対向電極 S,S’ 信号線ドライバ G ゲート線ドライバ CR1,CR2 … チャンネル駆動部 24 階調電圧発生回路 26 データシフト回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の画素電
    極と1つの対向電極との間に液晶が充填され、各列にお
    いて奇数番目の画素電極はそれと対応する薄膜トランジ
    スタを介して第1の信号線に電気的に接続されるととも
    に偶数番目の画素電極はそれと対応する薄膜トランジス
    タを介して第2の信号線に電気的に接続され、各行にお
    いて全ての前記薄膜トランジスタの制御端子が共通のゲ
    ート線に電気的に接続されている液晶パネルと、 前記対向電極に一定の対向電極電圧を印加する手段と、 前記ゲート線を線順次走査で各行毎に活性化するゲート
    線駆動手段と、 各フレーム走査において奇数行の前記ゲート線が活性化
    されるときは各列の該当する画素電極に対して所望の表
    示階調に対応した電圧レベルを有し、かつ前記対向電極
    電圧に対して相対的に一方の極性を有する階調電圧を前
    記第1の信号線を介して印加し、偶数行の前記ゲート線
    が活性化されるときは各列の該当する画素電極に対して
    所望の表示階調に対応した電圧レベルを有し、かつ前記
    対向電極電圧に対して相対的に他方の極性を有する階調
    電圧を前記第2の信号線を介して印加する信号線駆動手
    段と、 前記信号線駆動手段より前記第1および第2の信号線上
    に出力される階調電圧の極性をフレーム毎に交互に反転
    させる極性切換手段とを有する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 隣接する2つの列の画素電極において一
    方の列に対する前記第1の信号線と他方の列に対する前
    記第2の信号線が共用される請求項1に記載の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】 相隣接する各一対の列の画素電極に対し
    て専用の前記第1および第2の信号線が設けられる請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記信号線駆動手段は各列の画素電極に
    対応するチャンネル駆動部を有し、各列のチャンネル駆
    動部は1水平走査期間毎に正極性の階調電圧と負極性の
    階調電圧を出力し、かつ1水平走査期間毎に前記第1の
    信号線と前記第2の信号線とに交互に切り換えて接続さ
    れる請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記信号線駆動手段は各信号線に1対1
    の関係で接続されるチャンネル駆動部を有し、各チャン
    ネル駆動部は各行の前記ゲート線が活性化される度に正
    極性の階調電圧を出力する第1の出力モードと各行の前
    記ゲート線が活性化される度に負極性の階調電圧を出力
    する第2の出力モードとを1フレーム毎に交互に切り換
    える請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 マトリクス状に配置された複数の画素電
    極と1つの対向電極との間に液晶が充填され、各列にお
    いて奇数番目の画素電極はそれと対応する薄膜トランジ
    スタを介して第1の信号線に電気的に接続されるととも
    に偶数番目の画素電極はそれと対応する薄膜トランジス
    タを介して第2の信号線に電気的に接続され、各行にお
    いて全ての前記薄膜トランジスタの制御端子が共通のゲ
    ート線に電気的に接続されている液晶パネル。
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