JP2000137467A - 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路 - Google Patents
液晶ディスプレイ用信号線駆動回路Info
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルの信号線に対するチャージおよび
ディスチャージ特性を改善する。 【解決手段】 DAコンバータ28は、1チャンネル毎
に、階調調節回路32、レベル変換回路40、デコーダ
42、出力回路44および出力パッド46を有してい
る。階調調節回路32は、データラッチ回路26の1チ
ャンネル分のラッチ部26jよりライン周期で与えられ
る6ビットの入力画像データD[d0 d1 d2 d3 d4
d5 ]を入力し、1ライン分の画素駆動期間の開始直後
の第1の期間中は上位3ビット[d3 d4 d5 ]をその
ままスルーで出力するとともに下位3ビットを強制的に
“0”[000]にして出力し、残りの第2の期間中は
全ビット[d0 d1 d2 d3 d4 d5 ]をそのままスル
ーで出力する。階調調節回路32より出力された画像デ
ータはレベル変換回路40を介してデコーダ42に入力
され、デコードされる。そのデコーディング結果に応じ
ていずれか1つの階調電圧が選択される。
ディスチャージ特性を改善する。 【解決手段】 DAコンバータ28は、1チャンネル毎
に、階調調節回路32、レベル変換回路40、デコーダ
42、出力回路44および出力パッド46を有してい
る。階調調節回路32は、データラッチ回路26の1チ
ャンネル分のラッチ部26jよりライン周期で与えられ
る6ビットの入力画像データD[d0 d1 d2 d3 d4
d5 ]を入力し、1ライン分の画素駆動期間の開始直後
の第1の期間中は上位3ビット[d3 d4 d5 ]をその
ままスルーで出力するとともに下位3ビットを強制的に
“0”[000]にして出力し、残りの第2の期間中は
全ビット[d0 d1 d2 d3 d4 d5 ]をそのままスル
ーで出力する。階調調節回路32より出力された画像デ
ータはレベル変換回路40を介してデコーダ42に入力
され、デコードされる。そのデコーディング結果に応じ
ていずれか1つの階調電圧が選択される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多階調表示を行う
薄膜トランジスタ型の液晶ディスプレイ(TFT−LC
D)および液晶パネルに関する。
薄膜トランジスタ型の液晶ディスプレイ(TFT−LC
D)および液晶パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】図19に、一般的なTFT液晶パネルの
回路構成(一部)を示す。
回路構成(一部)を示す。
【0003】この種の液晶パネルは、複数本のゲート線
…Yi-1 ,Yi ,Yi+1 …と複数本の信号線…Xj-1 ,
Xj ,Xj+1 …とをマトリクス状に交差配置し、各交差
点の画素に透明導電膜からなる1個の画素電極Pと1個
の薄膜トランジスタTFTを配置してなる。
…Yi-1 ,Yi ,Yi+1 …と複数本の信号線…Xj-1 ,
Xj ,Xj+1 …とをマトリクス状に交差配置し、各交差
点の画素に透明導電膜からなる1個の画素電極Pと1個
の薄膜トランジスタTFTを配置してなる。
【0004】各画素電極Pと対向電極COMと両者の間
に挟まれた液晶Qによって1画素分の信号蓄積容量CL
が構成される。また、各画素電極Pが形成される側と同
じ側に、信号蓄積補助容量CS を形成するための補助電
極Gが配置されている。
に挟まれた液晶Qによって1画素分の信号蓄積容量CL
が構成される。また、各画素電極Pが形成される側と同
じ側に、信号蓄積補助容量CS を形成するための補助電
極Gが配置されている。
【0005】各列(たとえばj列)においては、全ての
画素電極…Pi-1,j ,Pi,j …が、それぞれ対応する薄
膜トランジスタ…TFTi-1,j ,TFTi,j …を介して
各列の信号線Xj に電気的に共通接続されている。
画素電極…Pi-1,j ,Pi,j …が、それぞれ対応する薄
膜トランジスタ…TFTi-1,j ,TFTi,j …を介して
各列の信号線Xj に電気的に共通接続されている。
【0006】各行(たとえばi行)においては、その行
の全ての薄膜トランジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j
,TFTi,j+1 …の制御端子が共通のゲート線Yi に
電気的に接続されている。
の全ての薄膜トランジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j
,TFTi,j+1 …の制御端子が共通のゲート線Yi に
電気的に接続されている。
【0007】ゲート線…Yi-1 ,Yi ,Yi+1 …は、ゲ
ート線ドライバ(図示せず)により1フレーム期間(1
V)内に通常は線順次走査で1行(1ライン)ずつ選択
されてアクティブ状態に駆動される。ゲート線たとえば
Yi がアクティブ状態になると、そのライン(i行)上
の全ての薄膜トランジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j
…がオンする。これと同期して、各列の信号線駆動回路
(図示せず)よりi行上の全ての画素に対するアナログ
の階調電圧がそれぞれ出力され、これらの階調電圧は各
列の信号線…Xj-1 ,Xj …およびオン状態の薄膜トラ
ンジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j …を介してそれぞ
れ対応する画素電極…Pi,j-1 ,Pi,j…に印加(書き
込み)されるようになっている。
ート線ドライバ(図示せず)により1フレーム期間(1
V)内に通常は線順次走査で1行(1ライン)ずつ選択
されてアクティブ状態に駆動される。ゲート線たとえば
Yi がアクティブ状態になると、そのライン(i行)上
の全ての薄膜トランジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j
…がオンする。これと同期して、各列の信号線駆動回路
(図示せず)よりi行上の全ての画素に対するアナログ
の階調電圧がそれぞれ出力され、これらの階調電圧は各
列の信号線…Xj-1 ,Xj …およびオン状態の薄膜トラ
ンジスタ…TFTi,j-1 ,TFTi,j …を介してそれぞ
れ対応する画素電極…Pi,j-1 ,Pi,j…に印加(書き
込み)されるようになっている。
【0008】図20に、このTFT液晶パネルの1本分
の信号線を駆動するための信号線駆動回路の要部の構成
を示す。
の信号線を駆動するための信号線駆動回路の要部の構成
を示す。
【0009】この信号線駆動回路において、ラッチ回路
100には、1ライン周期で与えられるタイミングパル
スTPに応動して1画素分の入力画像データDが取り込
まれる。画像データDは、そのビット数nで表現可能な
2n 個の表示階調の中のいずれか1つをそのデータ値
(d0,d1,……dn-1 )で指定する階調データである。
100には、1ライン周期で与えられるタイミングパル
スTPに応動して1画素分の入力画像データDが取り込
まれる。画像データDは、そのビット数nで表現可能な
2n 個の表示階調の中のいずれか1つをそのデータ値
(d0,d1,……dn-1 )で指定する階調データである。
【0010】ラッチ回路100に取り込まれた画像デー
タDは、レベル変換回路102でたとえば3ボルト系か
ら10ボルト系に電圧変換を受けたうえでデコーダ10
4に入力される。
タDは、レベル変換回路102でたとえば3ボルト系か
ら10ボルト系に電圧変換を受けたうえでデコーダ10
4に入力される。
【0011】デコーダ104の後段に設けられている出
力回路106には、抵抗分圧回路からなる階調電圧発生
回路108より、設定された全て(2n 個)の表示階調
にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の階調電圧
V0 〜VK-1 ,V'0〜V'K-1(K=2n )が供給され
る。
力回路106には、抵抗分圧回路からなる階調電圧発生
回路108より、設定された全て(2n 個)の表示階調
にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の階調電圧
V0 〜VK-1 ,V'0〜V'K-1(K=2n )が供給され
る。
【0012】たとえばコモン一定駆動法によって液晶に
交流電圧を印加する場合、画素電極には一定値の対向電
極電圧に対して正極及び負極の各々で階調電圧を印加す
るため、設定された表示階調の2倍の数(2K)の階調
電圧が用いられる。したがって、たとえばK階調の場
合、階調電圧発生回路108は正極性のK個の階調電圧
V0 〜VK-1 だけでなく負極性のK個の階調電圧V'0〜
V'K-1をも発生する。
交流電圧を印加する場合、画素電極には一定値の対向電
極電圧に対して正極及び負極の各々で階調電圧を印加す
るため、設定された表示階調の2倍の数(2K)の階調
電圧が用いられる。したがって、たとえばK階調の場
合、階調電圧発生回路108は正極性のK個の階調電圧
V0 〜VK-1 だけでなく負極性のK個の階調電圧V'0〜
V'K-1をも発生する。
【0013】出力回路106は、階調電圧または表示階
調の総数の2倍の個数(2K)のスイッチ素子たとえば
アナログスイッチを有している。各アナログスイッチの
入力端子は階調電圧発生回路108からの各対応する階
調電圧を受け、出力端子は共通の出力パッド110に接
続されている。また、各アナログスイッチの制御端子は
デコーダ104の2K個の出力の中の1つに接続されて
おり、それらの導通がデコーダ104の出力により制御
される。出力パッド110は、対応する1本の信号線X
(図示せず)に接続されている。
調の総数の2倍の個数(2K)のスイッチ素子たとえば
アナログスイッチを有している。各アナログスイッチの
入力端子は階調電圧発生回路108からの各対応する階
調電圧を受け、出力端子は共通の出力パッド110に接
続されている。また、各アナログスイッチの制御端子は
デコーダ104の2K個の出力の中の1つに接続されて
おり、それらの導通がデコーダ104の出力により制御
される。出力パッド110は、対応する1本の信号線X
(図示せず)に接続されている。
【0014】デコーダ104は、レベル変換回路102
より入力した1画素分のnビットの階調データDをデコ
ードして、2K個の出力の中の1つを選択的にアクティ
ブ状態にする。これにより、出力回路106では、デコ
ーダ104によって選択された1つのアナログスイッチ
がオン状態となり、このアナログスイッチを介して該当
の階調電圧Vj が出力される。この出力回路106より
出力された階調電圧Vj が出力パッド110を介して信
号線Xに供給される。
より入力した1画素分のnビットの階調データDをデコ
ードして、2K個の出力の中の1つを選択的にアクティ
ブ状態にする。これにより、出力回路106では、デコ
ーダ104によって選択された1つのアナログスイッチ
がオン状態となり、このアナログスイッチを介して該当
の階調電圧Vj が出力される。この出力回路106より
出力された階調電圧Vj が出力パッド110を介して信
号線Xに供給される。
【0015】なお、図21に示すようにY方向で1ライ
ン毎に画素電圧の極性つまり信号線Xに供給する階調電
圧の極性を反転させるために、1ライン(1水平走査期
間TH )毎に論理値の反転するライン反転制御信号PO
Lがデコーダ104に与えられる。デコーダ104は、
POLがHレベルのときは正極性側のK個の出力の中か
ら階調データDの値に対応するもの(Vj )を選択し、
POLがLレベルのときは負極性側のK個の出力の中か
ら階調データDの値に対応するもの(Vj')を選択す
る。
ン毎に画素電圧の極性つまり信号線Xに供給する階調電
圧の極性を反転させるために、1ライン(1水平走査期
間TH )毎に論理値の反転するライン反転制御信号PO
Lがデコーダ104に与えられる。デコーダ104は、
POLがHレベルのときは正極性側のK個の出力の中か
ら階調データDの値に対応するもの(Vj )を選択し、
POLがLレベルのときは負極性側のK個の出力の中か
ら階調データDの値に対応するもの(Vj')を選択す
る。
【0016】正極性の階調電圧Vj が選択されたとき
は、出力回路106および出力パッド110を介して階
調電圧発生回路108より信号線Xj 上に電流が供給さ
れ(チャージが行われ)、該当画素電極(たとえばPi-
1,j )に対向電極電圧COMよりも所望の表示階調に対
応した値だけ高い電圧レベルで階調電圧Vj が書き込ま
れる。
は、出力回路106および出力パッド110を介して階
調電圧発生回路108より信号線Xj 上に電流が供給さ
れ(チャージが行われ)、該当画素電極(たとえばPi-
1,j )に対向電極電圧COMよりも所望の表示階調に対
応した値だけ高い電圧レベルで階調電圧Vj が書き込ま
れる。
【0017】また、負極性の階調電圧V'jが選択された
ときは、出力パッド110および出力回路106を介し
て信号線Xj から階調電圧発生回路108側へ電流が引
き込まれ(ディスチャージが行われ)、該当画素電極
(たとえばPi,j )に対向電極電圧COMよりも所望の
表示階調に対応した値だけ低い電圧レベルで階調電圧
V'jが書き込まれる。
ときは、出力パッド110および出力回路106を介し
て信号線Xj から階調電圧発生回路108側へ電流が引
き込まれ(ディスチャージが行われ)、該当画素電極
(たとえばPi,j )に対向電極電圧COMよりも所望の
表示階調に対応した値だけ低い電圧レベルで階調電圧
V'jが書き込まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の信号線ドライバでは、各列(たとえばj列)において
1ライン毎に入力画像データDの値に応じて正極性階調
電圧V0 〜VK-1 の中のいずれか1つ(Vj )または負
極性階調電圧V'j〜V'k-1の中のいずれか1つ(V'j)
が選択され、画素駆動期間TH の全時間を通じてこの選
択された階調電圧Vj (V'j)により各信号線Xj が駆
動される。その際、画素駆動期間TH の開始直後におい
ては、信号線Xj 上で充電電流または放電電流が流れる
ことによって、電圧の極性が反転する。
の信号線ドライバでは、各列(たとえばj列)において
1ライン毎に入力画像データDの値に応じて正極性階調
電圧V0 〜VK-1 の中のいずれか1つ(Vj )または負
極性階調電圧V'j〜V'k-1の中のいずれか1つ(V'j)
が選択され、画素駆動期間TH の全時間を通じてこの選
択された階調電圧Vj (V'j)により各信号線Xj が駆
動される。その際、画素駆動期間TH の開始直後におい
ては、信号線Xj 上で充電電流または放電電流が流れる
ことによって、電圧の極性が反転する。
【0019】しかしながら、従来の信号線ドライバで
は、信号線Xj に対する駆動力、特に画素駆動期間TH
の開始直後における充電(チャージ)および放電(ディ
スチャージ)の特性に改善すべき点がある。すなわち、
階調電圧発生回路108を構成する分圧抵抗が充電電流
または放電電流を制限するため、チャージ速度およびデ
ィスチャージ速度に限界があった。
は、信号線Xj に対する駆動力、特に画素駆動期間TH
の開始直後における充電(チャージ)および放電(ディ
スチャージ)の特性に改善すべき点がある。すなわち、
階調電圧発生回路108を構成する分圧抵抗が充電電流
または放電電流を制限するため、チャージ速度およびデ
ィスチャージ速度に限界があった。
【0020】このため、たとえば薄膜トランジスタTF
Tのソース線あるいはドレイン線上に塵芥等が付着して
階調電圧書き込みの電流経路が高抵抗になっていると、
チャージまたはディスチャージ速度の遅れが顕著にな
り、図21の破線L’で示すように当該画素において最
終書き込み電圧が所望のレベルに達しなかったり、そこ
まで至らなくても破線Lで示すように実効電圧が不足
し、所望の階調表示ができなくなることがあった。
Tのソース線あるいはドレイン線上に塵芥等が付着して
階調電圧書き込みの電流経路が高抵抗になっていると、
チャージまたはディスチャージ速度の遅れが顕著にな
り、図21の破線L’で示すように当該画素において最
終書き込み電圧が所望のレベルに達しなかったり、そこ
まで至らなくても破線Lで示すように実効電圧が不足
し、所望の階調表示ができなくなることがあった。
【0021】このように、信号線Xj に対するチャージ
およびディスチャージ特性が十分でないため、階調電圧
書き込みの電流経路が高抵抗になっている画素が結果と
して欠陥となり、液晶パネルの歩留りを下げる原因にも
なっていた。
およびディスチャージ特性が十分でないため、階調電圧
書き込みの電流経路が高抵抗になっている画素が結果と
して欠陥となり、液晶パネルの歩留りを下げる原因にも
なっていた。
【0022】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、液晶パネルの信号線に対するチャー
ジおよびディスチャージ特性を改善する液晶ディスプレ
イ用の信号線駆動回路を提供することを目的とする。
てなされたもので、液晶パネルの信号線に対するチャー
ジおよびディスチャージ特性を改善する液晶ディスプレ
イ用の信号線駆動回路を提供することを目的とする。
【0023】また、本発明は、液晶パネル内の各画素に
対して安定確実に所望の電圧レベルで階調電圧を書き込
むようにし、欠陥画素を少なくして、液晶パネルの歩留
りを向上させる信号線駆動回路を提供することを目的と
する。
対して安定確実に所望の電圧レベルで階調電圧を書き込
むようにし、欠陥画素を少なくして、液晶パネルの歩留
りを向上させる信号線駆動回路を提供することを目的と
する。
【0024】また、本発明は、消費電力の低減化を実現
する信号線駆動回路を提供することを目的とする。
する信号線駆動回路を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1に記載の発明は、マトリク
ス状に配置された複数の画素電極と1つの対向電極との
間に液晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する
薄膜トランジスタを介して各対応する信号線に電気的に
接続されるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子
は各対応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電
極には所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素
電極には各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所
望の表示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が
前記信号線および前記薄膜トランジスタを介して印加さ
れるように構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動
回路において、前記対向電極電圧に対して相対的に正の
極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ
対応した電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧を発
生する第1の階調電圧発生手段と、前記対向電極電圧に
対して相対的に負の極性を有し、かつ設定された全ての
表示階調にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の
負極性階調電圧を発生する第2の階調電圧発生手段と、
各々の前記信号線に対してライン周期で与えられる1画
素分の所望の表示階調を表すNビット(N>2)のディ
ジタル階調データを保持するデータラッチ手段と、1ラ
イン分の液晶駆動期間のうち開始直後の第1の期間は前
記階調データの上位Mビット(M<N)をデコードし
て、前記第1または第2の階調電圧発生手段より与えら
れる前記複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧
の中から前記上位Mビットの値に対応した階調電圧を選
択して前記信号線上に出力し、残りの第2の期間は前記
階調データの全ビットをデコードして、前記第1または
第2の階調電圧発生手段より与えられる前記複数の正極
性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から前記全ビッ
トの値に対応した階調電圧を選択して前記信号線上に出
力するディジタル・アナログ変換手段とを有する構成と
した。
めに、本発明のうち請求項1に記載の発明は、マトリク
ス状に配置された複数の画素電極と1つの対向電極との
間に液晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する
薄膜トランジスタを介して各対応する信号線に電気的に
接続されるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子
は各対応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電
極には所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素
電極には各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所
望の表示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が
前記信号線および前記薄膜トランジスタを介して印加さ
れるように構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動
回路において、前記対向電極電圧に対して相対的に正の
極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ
対応した電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧を発
生する第1の階調電圧発生手段と、前記対向電極電圧に
対して相対的に負の極性を有し、かつ設定された全ての
表示階調にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の
負極性階調電圧を発生する第2の階調電圧発生手段と、
各々の前記信号線に対してライン周期で与えられる1画
素分の所望の表示階調を表すNビット(N>2)のディ
ジタル階調データを保持するデータラッチ手段と、1ラ
イン分の液晶駆動期間のうち開始直後の第1の期間は前
記階調データの上位Mビット(M<N)をデコードし
て、前記第1または第2の階調電圧発生手段より与えら
れる前記複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧
の中から前記上位Mビットの値に対応した階調電圧を選
択して前記信号線上に出力し、残りの第2の期間は前記
階調データの全ビットをデコードして、前記第1または
第2の階調電圧発生手段より与えられる前記複数の正極
性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から前記全ビッ
トの値に対応した階調電圧を選択して前記信号線上に出
力するディジタル・アナログ変換手段とを有する構成と
した。
【0026】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、少なくとも2つの基準電圧を所定の抵
抗値を有する複数個の抵抗で分圧して前記複数の正極性
階調電圧または負極性階調電圧を生成する抵抗分圧回路
を含むことを特徴とする。
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、少なくとも2つの基準電圧を所定の抵
抗値を有する複数個の抵抗で分圧して前記複数の正極性
階調電圧または負極性階調電圧を生成する抵抗分圧回路
を含むことを特徴とする。
【0027】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、前記複数の正極性階調電圧または負極
性階調電圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定
される2M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する
基準電圧電源と、前記基準電圧電源からの前記2M +1
個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分
圧して残りの階調電圧を生成する抵抗分圧回路とを有す
ることを特徴とする。
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、前記複数の正極性階調電圧または負極
性階調電圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定
される2M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する
基準電圧電源と、前記基準電圧電源からの前記2M +1
個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分
圧して残りの階調電圧を生成する抵抗分圧回路とを有す
ることを特徴とする。
【0028】請求項4に記載の発明は、マトリクス状に
配置された複数の画素電極と1つの対向電極との間に液
晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する薄膜ト
ランジスタを介して各対応する信号線に電気的に接続さ
れるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子は各対
応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電極には
所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素電極に
は各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所望の表
示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が前記信
号線および前記薄膜トランジスタを介して印加されるよ
うに構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動回路に
おいて、各々の前記信号線に対してライン周期で与えら
れる1画素分の所望の表示階調を表すNビット(N>
2)のディジタル階調データを保持するデータラッチ手
段と、前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有
し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した
電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧のうち前記階
調データの上位Mビット(M<N)で指定可能な2M +
1個の階調電圧を基準電圧として発生する第1の基準電
圧電源と、前記第1の基準電圧電源より与えられる前記
2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の
抵抗で分圧して前記複数の正極性階調電圧を発生する第
1の抵抗分圧回路と、前記対向電極電圧に対して相対的
に負の極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそ
れぞれ対応した電圧レベルを有する複数の負極性階調電
圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定可能な2
M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する第2の基
準電圧電源と、前記第2の基準電圧電源より与えられる
前記2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数
個の抵抗で分圧して前記複数の負極性階調電圧を発生す
る第2の抵抗分圧回路と、1ライン分の液晶駆動期間の
うち開始直後の第1の期間は前記階調データの上位Mビ
ット(M<N)をデコードして、前記第1の基準電圧電
源より与えられる前記2M +1個の正極性階調電圧もし
くは負極性階調電圧の中から前記上位Mビットに対応し
た階調電圧を選択して前記信号線上に出力し、残りの第
2の期間は前記階調データの全ビットをデコードして、
前記第1または第2の抵抗分圧回路より与えられる前記
複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から
前記全ビットに対応した階調電圧を選択して前記信号線
上に出力するディジタル・アナログ変換手段とを有する
構成とした。
配置された複数の画素電極と1つの対向電極との間に液
晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する薄膜ト
ランジスタを介して各対応する信号線に電気的に接続さ
れるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子は各対
応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電極には
所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素電極に
は各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所望の表
示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が前記信
号線および前記薄膜トランジスタを介して印加されるよ
うに構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動回路に
おいて、各々の前記信号線に対してライン周期で与えら
れる1画素分の所望の表示階調を表すNビット(N>
2)のディジタル階調データを保持するデータラッチ手
段と、前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有
し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した
電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧のうち前記階
調データの上位Mビット(M<N)で指定可能な2M +
1個の階調電圧を基準電圧として発生する第1の基準電
圧電源と、前記第1の基準電圧電源より与えられる前記
2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の
抵抗で分圧して前記複数の正極性階調電圧を発生する第
1の抵抗分圧回路と、前記対向電極電圧に対して相対的
に負の極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそ
れぞれ対応した電圧レベルを有する複数の負極性階調電
圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定可能な2
M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する第2の基
準電圧電源と、前記第2の基準電圧電源より与えられる
前記2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数
個の抵抗で分圧して前記複数の負極性階調電圧を発生す
る第2の抵抗分圧回路と、1ライン分の液晶駆動期間の
うち開始直後の第1の期間は前記階調データの上位Mビ
ット(M<N)をデコードして、前記第1の基準電圧電
源より与えられる前記2M +1個の正極性階調電圧もし
くは負極性階調電圧の中から前記上位Mビットに対応し
た階調電圧を選択して前記信号線上に出力し、残りの第
2の期間は前記階調データの全ビットをデコードして、
前記第1または第2の抵抗分圧回路より与えられる前記
複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から
前記全ビットに対応した階調電圧を選択して前記信号線
上に出力するディジタル・アナログ変換手段とを有する
構成とした。
【0029】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4のいずれかに記載の発明の構成において、入力端子が
前記ディジタル・アナログ変換手段の出力端子に電気的
に接続されるとともに、出力端子が前記信号線に電気的
に接続された増幅器を有する構成とした。
4のいずれかに記載の発明の構成において、入力端子が
前記ディジタル・アナログ変換手段の出力端子に電気的
に接続されるとともに、出力端子が前記信号線に電気的
に接続された増幅器を有する構成とした。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を参照して本
発明の実施例を説明する。
発明の実施例を説明する。
【0031】図1に、本発明の一実施例によるアクティ
ブマトリクス方式のフルカラーTFT−LCDの構成を
模式的に示す。
ブマトリクス方式のフルカラーTFT−LCDの構成を
模式的に示す。
【0032】このTFT−LCDは、TFT液晶パネル
10の周辺回路として、ゲート線Y1,Y2,…を駆動する
ための並列接続されたゲート線ドライバG1,G2,…と、
信号線X1,X2,…を駆動するための並列接続された信号
線(ソース)ドライバS1,S2,…と、各部の動作を制御
するコントローラ12と、表示すべき画像信号に対して
所要の信号処理を行う画像信号処理回路14と、γ補正
用の基準電源電圧を発生するγ補正用基準電源16とを
備えている。
10の周辺回路として、ゲート線Y1,Y2,…を駆動する
ための並列接続されたゲート線ドライバG1,G2,…と、
信号線X1,X2,…を駆動するための並列接続された信号
線(ソース)ドライバS1,S2,…と、各部の動作を制御
するコントローラ12と、表示すべき画像信号に対して
所要の信号処理を行う画像信号処理回路14と、γ補正
用の基準電源電圧を発生するγ補正用基準電源16とを
備えている。
【0033】画像信号処理回路14は、各画素の表示階
調を表すディジタルの画像データ(階調データ)Dを各
信号線ドライバS1,S2,…に供給する。本LCDのフル
カラー(多階調表示)におけるR,G,B各1色分の階
調数が64階調に設定された場合は、R,G,Bの各画
素につき6ビットの画像データDが画像信号処理回路1
4より各信号線ドライバS1,S2,…に与えられる。
調を表すディジタルの画像データ(階調データ)Dを各
信号線ドライバS1,S2,…に供給する。本LCDのフル
カラー(多階調表示)におけるR,G,B各1色分の階
調数が64階調に設定された場合は、R,G,Bの各画
素につき6ビットの画像データDが画像信号処理回路1
4より各信号線ドライバS1,S2,…に与えられる。
【0034】コントローラ12は、水平同期信号HS お
よび垂直同期信号VS に同期した種々の制御信号または
タイミング信号を各ゲート線ドライバG1,G2,…および
各信号線ドライバS1,S2,…に供給する。γ補正用基準
電源16は、液晶パネル10のV(電圧)−T(透過
率)特性に基づいた複数個たとえば18個のγ補正用基
準電源電圧GMA1〜GMA18 を各信号線ドライバS1,S2,…
に供給する。
よび垂直同期信号VS に同期した種々の制御信号または
タイミング信号を各ゲート線ドライバG1,G2,…および
各信号線ドライバS1,S2,…に供給する。γ補正用基準
電源16は、液晶パネル10のV(電圧)−T(透過
率)特性に基づいた複数個たとえば18個のγ補正用基
準電源電圧GMA1〜GMA18 を各信号線ドライバS1,S2,…
に供給する。
【0035】液晶パネル10は、任意のTFTパネル構
造を有するものでよく、以下の説明では図19の回路構
成を有するものとする。
造を有するものでよく、以下の説明では図19の回路構
成を有するものとする。
【0036】図2に、信号線ドライバSの回路構成を示
す。図示のように、信号線ドライバSは、シフトレジス
タ20、データラッチ回路22、24,26、DAコン
バータ28および階調電圧生成回路30を有している。
す。図示のように、信号線ドライバSは、シフトレジス
タ20、データラッチ回路22、24,26、DAコン
バータ28および階調電圧生成回路30を有している。
【0037】シフトレジスタ20には、コントローラ1
2からのたとえば論理値“1”のポインティング情報を
有するイネーブル入力信号EIOが入力される。この信
号EIOが第1データラッチ回路(レジスタ)24の各
チャンネル分のデータ格納位置を順次指示しながらシフ
トレジスタ20内でシフト方向選択信号L/Rの指示す
る方向にクロックCLKに同期してシフトされること
で、画像信号処理回路14からの画像データD(DR ,
DG ,DB )が第1データラッチ回路24にシリアルに
取り込まれる。
2からのたとえば論理値“1”のポインティング情報を
有するイネーブル入力信号EIOが入力される。この信
号EIOが第1データラッチ回路(レジスタ)24の各
チャンネル分のデータ格納位置を順次指示しながらシフ
トレジスタ20内でシフト方向選択信号L/Rの指示す
る方向にクロックCLKに同期してシフトされること
で、画像信号処理回路14からの画像データD(DR ,
DG ,DB )が第1データラッチ回路24にシリアルに
取り込まれる。
【0038】第1データラッチ回路24内に所定数(た
とえば240個)の画像データDが全部揃うと、次にコ
ントローラ12からのタイミングパルスTP1 に応動し
てそれら1ライン分の画像データDがパラレルで第2デ
ータラッチ回路26に取り込まれる。
とえば240個)の画像データDが全部揃うと、次にコ
ントローラ12からのタイミングパルスTP1 に応動し
てそれら1ライン分の画像データDがパラレルで第2デ
ータラッチ回路26に取り込まれる。
【0039】第2データラッチ回路26に取り込まれた
1ライン分の画像データDはDAコンバータ28に与え
られ、DAコンバータ28内で後述するように各チャン
ネル毎に画像データDをそのデータ値(表示階調)に対
応する電圧レベルを有する階調電圧Vへ変換するディジ
タル・アナログ変換処理が行われる。DAコンバータ2
8より出力された各チャンネル分の階調電圧Vj は各対
応する信号線Xj に供給される。
1ライン分の画像データDはDAコンバータ28に与え
られ、DAコンバータ28内で後述するように各チャン
ネル毎に画像データDをそのデータ値(表示階調)に対
応する電圧レベルを有する階調電圧Vへ変換するディジ
タル・アナログ変換処理が行われる。DAコンバータ2
8より出力された各チャンネル分の階調電圧Vj は各対
応する信号線Xj に供給される。
【0040】階調電圧生成回路30は、γ補正用基準電
源16からのγ補正用基準電源電圧GMA1〜GMA18 を入力
し、コモン一定駆動法で所要の階調(64階調)を実現
するのに必要な正極性の階調電圧V0 〜V63および負極
性の階調電圧V'0〜V'63 をDAコンバータ28に供給
する。
源16からのγ補正用基準電源電圧GMA1〜GMA18 を入力
し、コモン一定駆動法で所要の階調(64階調)を実現
するのに必要な正極性の階調電圧V0 〜V63および負極
性の階調電圧V'0〜V'63 をDAコンバータ28に供給
する。
【0041】図3に、DAコンバータ28内の1チャン
ネル分の回路構成を示す。図示のように、DAコンバー
タ28は、1チャンネル毎に、階調調節回路32、レベ
ル変換回路40、デコーダ42、出力回路44および出
力パッド46を有している。
ネル分の回路構成を示す。図示のように、DAコンバー
タ28は、1チャンネル毎に、階調調節回路32、レベ
ル変換回路40、デコーダ42、出力回路44および出
力パッド46を有している。
【0042】階調調節回路32は、データラッチ回路2
6の1チャンネル分のラッチ部26jよりライン周期で
与えられる6ビットの入力画像データD[d0 d1 d2
d3d4 d5 ]を入力し、そのうちの上位3ビット[d3
d4 d5 ]をスルーで出力し、下位3ビット[d0 d1
d2 ]をマスク回路34に通して選択的に出力するよ
うになっている。
6の1チャンネル分のラッチ部26jよりライン周期で
与えられる6ビットの入力画像データD[d0 d1 d2
d3d4 d5 ]を入力し、そのうちの上位3ビット[d3
d4 d5 ]をスルーで出力し、下位3ビット[d0 d1
d2 ]をマスク回路34に通して選択的に出力するよ
うになっている。
【0043】図4に示すように、マスク回路34は、3
ビット分のNAND回路36(0) ,36(1) ,36(2)
およびインバータ38(0) ,38(1) ,38(2) から構
成されている。
ビット分のNAND回路36(0) ,36(1) ,36(2)
およびインバータ38(0) ,38(1) ,38(2) から構
成されている。
【0044】NAND回路36(0) ,36(1) ,36
(2) の一方の入力端子には入力画像データDの各対応す
るビットd0 ,d1 ,d2 がそれぞれ入力され、他方の
入力端子にはコントローラ12からのマスク制御信号CT
RLが供給される。
(2) の一方の入力端子には入力画像データDの各対応す
るビットd0 ,d1 ,d2 がそれぞれ入力され、他方の
入力端子にはコントローラ12からのマスク制御信号CT
RLが供給される。
【0045】このマスク制御信号CTRLが論理値“0”に
なっている時は、入力ビットd0 ,d1 ,d2 の値に関
係なく各NAND回路36(0) ,36(1) ,36(2) の
出力が強制的に論理値“1”になり、したがって各イン
バータ38(0) ,38(1) ,38(2) の出力が論理値
“0”になる。これにより、ラッチ回路26jからの入
力画像データDは、上位3ビット[d3 d4 d5 ]だけ
を有効ビットとする画像データD’[000d3 d4 d
5 ]に変換される。
なっている時は、入力ビットd0 ,d1 ,d2 の値に関
係なく各NAND回路36(0) ,36(1) ,36(2) の
出力が強制的に論理値“1”になり、したがって各イン
バータ38(0) ,38(1) ,38(2) の出力が論理値
“0”になる。これにより、ラッチ回路26jからの入
力画像データDは、上位3ビット[d3 d4 d5 ]だけ
を有効ビットとする画像データD’[000d3 d4 d
5 ]に変換される。
【0046】マスク制御信号CTRLが論理値“1”になっ
ている時は入力ビットd0 ,d1 ,d2 に対してNAN
D回路36(0) ,36(1) ,36(2) がそれぞれインバ
ータとして動作する。したがって、インバータ38(0)
,38(1) ,38(2) の出力端子には入力ビットd0
,d1 ,d2 がそれぞれそのままの値で得られる。こ
れにより、ラッチ回路26jからの入力画像データDは
全ビットがそのままの値(スルー)で後段のレベル変換
回路40へ転送される。
ている時は入力ビットd0 ,d1 ,d2 に対してNAN
D回路36(0) ,36(1) ,36(2) がそれぞれインバ
ータとして動作する。したがって、インバータ38(0)
,38(1) ,38(2) の出力端子には入力ビットd0
,d1 ,d2 がそれぞれそのままの値で得られる。こ
れにより、ラッチ回路26jからの入力画像データDは
全ビットがそのままの値(スルー)で後段のレベル変換
回路40へ転送される。
【0047】図3において、レベル変換回路40は、こ
のDAコンバータ28においてコモン一定駆動法による
正極性と負極性の双方にわたる階調電圧を扱えるよう
に、画像データDの各ビットの論理電圧(たとえば3ボ
ルト系)を高い電圧(10ボルト系)に変換してデコー
ダ42に与える。
のDAコンバータ28においてコモン一定駆動法による
正極性と負極性の双方にわたる階調電圧を扱えるよう
に、画像データDの各ビットの論理電圧(たとえば3ボ
ルト系)を高い電圧(10ボルト系)に変換してデコー
ダ42に与える。
【0048】デコーダ42の後段に設けられている出力
回路44は、正極性出力回路44Aおよび負極性出力回
路44Bからなる。一方、階調電圧生成回路30も正極
性階調電圧生成回路30Aおよび負極性階調電圧生成回
路30Bからなる。
回路44は、正極性出力回路44Aおよび負極性出力回
路44Bからなる。一方、階調電圧生成回路30も正極
性階調電圧生成回路30Aおよび負極性階調電圧生成回
路30Bからなる。
【0049】図5に正極性出力回路44Aおよび正極性
階調電圧生成回路30Aの回路構成を示し、図6に負極
性出力回路44Bおよび負極性階調電圧生成回路30B
の回路構成を示す。
階調電圧生成回路30Aの回路構成を示し、図6に負極
性出力回路44Bおよび負極性階調電圧生成回路30B
の回路構成を示す。
【0050】図5において、正極性出力回路44Aは、
階調電圧または表示階調の総数に等しい個数(64個)
のスイッチ素子たとえばアナログスイッチe0 〜e63を
有している。各アナログスイッチei の入力端子は正極
性階調電圧生成回路30Aからの各対応する階調電圧V
i を受け、出力端子は共通出力端子Fに接続され、制御
端子はデコーダ42の対応出力端子ci に接続されてい
る。
階調電圧または表示階調の総数に等しい個数(64個)
のスイッチ素子たとえばアナログスイッチe0 〜e63を
有している。各アナログスイッチei の入力端子は正極
性階調電圧生成回路30Aからの各対応する階調電圧V
i を受け、出力端子は共通出力端子Fに接続され、制御
端子はデコーダ42の対応出力端子ci に接続されてい
る。
【0051】正極性階調電圧生成回路30Aは、γ補正
用基準電源16からの正極性γ補正用基準電源電圧GMA1
〜GMA9を入力する9個の入力端子と、正極性の階調電圧
V0〜V63を出力するための64個の出力端子またはノ
ードとを有する直列抵抗分圧回路から構成されている。
用基準電源16からの正極性γ補正用基準電源電圧GMA1
〜GMA9を入力する9個の入力端子と、正極性の階調電圧
V0〜V63を出力するための64個の出力端子またはノ
ードとを有する直列抵抗分圧回路から構成されている。
【0052】この直列抵抗分圧回路において、一方の端
の入力端子には10ボルト付近に設定された最も高い電
圧レベルのγ補正用基準電圧GMA1が与えられ、他方の端
の入力端子には対向電極電圧COMの電圧レベルである
5ボルト付近に設定された正極性で最も低い電圧レベル
のγ補正用基準電圧GMA9が与えられ、中間の入力端子に
は電圧レベルの高い方から順に正極性の中間レベルのγ
補正用基準電圧GMA2,GMA3,…GMA8がそれぞれ与えられ
る。
の入力端子には10ボルト付近に設定された最も高い電
圧レベルのγ補正用基準電圧GMA1が与えられ、他方の端
の入力端子には対向電極電圧COMの電圧レベルである
5ボルト付近に設定された正極性で最も低い電圧レベル
のγ補正用基準電圧GMA9が与えられ、中間の入力端子に
は電圧レベルの高い方から順に正極性の中間レベルのγ
補正用基準電圧GMA2,GMA3,…GMA8がそれぞれ与えられ
る。
【0053】各入力端子に入力されたγ補正用基準電圧
GMA1,GMA2,…GMA9は、直列抵抗分圧回路における分圧
用の基準電圧として用いられるだけでなく、そのまま
(スルーで)所定の階調電圧V0 ,V8 ,…V63として
出力される。
GMA1,GMA2,…GMA9は、直列抵抗分圧回路における分圧
用の基準電圧として用いられるだけでなく、そのまま
(スルーで)所定の階調電圧V0 ,V8 ,…V63として
出力される。
【0054】ここで、重要なことは、γ補正用基準電圧
GMA1,GMA2,…GMA9に対応する階調電圧V0 ,V8 ,…
V63が、6ビットの入力画像データDの上位3ビット
[d3d4 d5 ]で指定されること、つまりマスク処理
(変換)後の画像データD’によって直接指定されるこ
とである。同様のことが、後述する負極性γ補正用基準
電源電圧GMA10 〜GMA18 に対応する負極性の階調電圧
V'0,V'8,…V'63 と入力画像データDまたはマスク
処理後の画像データD’との間でも成立する。
GMA1,GMA2,…GMA9に対応する階調電圧V0 ,V8 ,…
V63が、6ビットの入力画像データDの上位3ビット
[d3d4 d5 ]で指定されること、つまりマスク処理
(変換)後の画像データD’によって直接指定されるこ
とである。同様のことが、後述する負極性γ補正用基準
電源電圧GMA10 〜GMA18 に対応する負極性の階調電圧
V'0,V'8,…V'63 と入力画像データDまたはマスク
処理後の画像データD’との間でも成立する。
【0055】隣合う2つの入力端子またはγ補正用基準
電圧(たとえばGMA0とGMA1)の間では、所定の抵抗値を
有する8個の抵抗からなる直列抵抗回路の7個のノード
にそれぞれ中間または分圧タップが設けられている。こ
れらの中間タップより両γ補正用基準電圧(GMA0,GMA
1)の間で所定の電圧値に設定された7個の分圧電圧が
それぞれ階調電圧(V1 ,V2 ,…V7 )として取り出
される。もっとも、下端部の2つの入力端子(γ補正用
基準電圧GMA9とGMA10 )の間だけは、7個の分圧抵抗に
よって6個の階調電圧V57,V58,…V62が取り出され
る。
電圧(たとえばGMA0とGMA1)の間では、所定の抵抗値を
有する8個の抵抗からなる直列抵抗回路の7個のノード
にそれぞれ中間または分圧タップが設けられている。こ
れらの中間タップより両γ補正用基準電圧(GMA0,GMA
1)の間で所定の電圧値に設定された7個の分圧電圧が
それぞれ階調電圧(V1 ,V2 ,…V7 )として取り出
される。もっとも、下端部の2つの入力端子(γ補正用
基準電圧GMA9とGMA10 )の間だけは、7個の分圧抵抗に
よって6個の階調電圧V57,V58,…V62が取り出され
る。
【0056】図6に示すように、負極性出力回路44B
および負極性階調電圧生成回路30Bは、それぞれ正極
性出力回路44Aおよび正極性階調電圧生成回路30A
と同じ回路構成になっている。
および負極性階調電圧生成回路30Bは、それぞれ正極
性出力回路44Aおよび正極性階調電圧生成回路30A
と同じ回路構成になっている。
【0057】すなわち、負極性出力回路44Bは、階調
電圧または表示階調の総数に等しい個数(64個)のス
イッチ素子たとえばアナログスイッチe'0〜e'63 を有
している。各アナログスイッチe'iの入力端子は負極性
階調電圧生成回路30Bからの各対応する階調電圧V'i
を受け、出力端子は共通出力端子F' に接続され、制御
端子はデコーダ42の対応出力端子c'iに接続されてい
る。
電圧または表示階調の総数に等しい個数(64個)のス
イッチ素子たとえばアナログスイッチe'0〜e'63 を有
している。各アナログスイッチe'iの入力端子は負極性
階調電圧生成回路30Bからの各対応する階調電圧V'i
を受け、出力端子は共通出力端子F' に接続され、制御
端子はデコーダ42の対応出力端子c'iに接続されてい
る。
【0058】また、負極性階調電圧生成回路30Bは、
γ補正用基準電源16からの負極性γ補正用基準電源電
圧GMA10 〜GMA18 を入力する9個の入力端子と、負極性
の階調電圧V'0〜V'63 を出力するための64個の出力
端子またはノードとを有する直抵抗分圧回路から構成さ
れている。
γ補正用基準電源16からの負極性γ補正用基準電源電
圧GMA10 〜GMA18 を入力する9個の入力端子と、負極性
の階調電圧V'0〜V'63 を出力するための64個の出力
端子またはノードとを有する直抵抗分圧回路から構成さ
れている。
【0059】ここで、GMA10 〜GMA18 のうち、GMA18
は、0ボルト付近に設定された負極性で電圧レベルの最
も低い基準電圧であり、正極性のGMA1に対応する。ま
た、GMA10 は、対向電極電圧COMの電圧レベルである
5ボルト付近に設定された負極性で電圧レベルの最も高
い基準電圧であり、正極性のGMA9に対応する。
は、0ボルト付近に設定された負極性で電圧レベルの最
も低い基準電圧であり、正極性のGMA1に対応する。ま
た、GMA10 は、対向電極電圧COMの電圧レベルである
5ボルト付近に設定された負極性で電圧レベルの最も高
い基準電圧であり、正極性のGMA9に対応する。
【0060】図7に、入力画像データDの値(16進数
表示)とγ補正用基準電源電圧GMA1〜GMA18 との関係
(γ補正)を曲線で示す。図中、VDD1 は10ボルト、
VSS1は0ボルトの電源電圧レベルである。
表示)とγ補正用基準電源電圧GMA1〜GMA18 との関係
(γ補正)を曲線で示す。図中、VDD1 は10ボルト、
VSS1は0ボルトの電源電圧レベルである。
【0061】また、図8に、入力画像データDの値(1
6進数表示および2進数表示)と正極性階調電圧V0 〜
V63との対応関係をテーブル(数値)で示す。入力画像
データDの値と負極性階調電圧V'0〜V'63 との対応関
係は、図示していないが、正極性の場合(V0 〜V63)
とほぼ同様である。
6進数表示および2進数表示)と正極性階調電圧V0 〜
V63との対応関係をテーブル(数値)で示す。入力画像
データDの値と負極性階調電圧V'0〜V'63 との対応関
係は、図示していないが、正極性の場合(V0 〜V63)
とほぼ同様である。
【0062】デコーダ42は、レベル変換回路40より
全ビット有効の画像データDまたは上位3ビット有効の
画像データD’を入力するとともに、コントローラ12
より1ライン(1水平走査期間TH )毎に論理値の反転
するライン反転制御信号POLを受け取る。
全ビット有効の画像データDまたは上位3ビット有効の
画像データD’を入力するとともに、コントローラ12
より1ライン(1水平走査期間TH )毎に論理値の反転
するライン反転制御信号POLを受け取る。
【0063】POLがHレベルのとき、デコーダ42
は、正極性側の64個の出力c0 〜c63の中から画像デ
ータD(D’)の値に対応するもの(たとえばcj )を
アクティブにする。そうすると、正極性出力回路44A
では、そのアクティブ状態のデコーダ出力cj に対応す
るアナログスイッチej がオンし、正極性階調電圧生成
回路30Aからの該当階調電圧Vj が該アナログスイッ
チej を介して出力パッド46側に出力される。
は、正極性側の64個の出力c0 〜c63の中から画像デ
ータD(D’)の値に対応するもの(たとえばcj )を
アクティブにする。そうすると、正極性出力回路44A
では、そのアクティブ状態のデコーダ出力cj に対応す
るアナログスイッチej がオンし、正極性階調電圧生成
回路30Aからの該当階調電圧Vj が該アナログスイッ
チej を介して出力パッド46側に出力される。
【0064】POLがLレベルのときは、デコーダ42
は、負極性側の64個の出力c'0〜c'63 の中から画像
データD(D’)の値に対応するもの(たとえばc'j)
をアクティブにする。そうすると、負極性出力回路44
Bでは、そのアクティブ状態のデコーダ出力c'jに対応
するアナログスイッチe'jがオンし、負極性階調電圧生
成回路30Bからの該当階調電圧V'jが該アナログスイ
ッチe'jを介して出力パッド46側に出力される。
は、負極性側の64個の出力c'0〜c'63 の中から画像
データD(D’)の値に対応するもの(たとえばc'j)
をアクティブにする。そうすると、負極性出力回路44
Bでは、そのアクティブ状態のデコーダ出力c'jに対応
するアナログスイッチe'jがオンし、負極性階調電圧生
成回路30Bからの該当階調電圧V'jが該アナログスイ
ッチe'jを介して出力パッド46側に出力される。
【0065】次に、図10の波形につき本実施例におけ
る作用を示す。
る作用を示す。
【0066】本実施例では、各ラインの画素駆動期間T
H が開始直後に設定された所定時間の第1の期間Ta と
残存時間の第2の期間Tb とに分割されている。コント
ローラ12より階調調節回路32のマスク回路34に与
えられるマスク制御信号CTRLは、第1の期間Ta 中は論
理値“1”の状態をとり、第2の期間Tb 中は論理値
“0”の状態をとる。
H が開始直後に設定された所定時間の第1の期間Ta と
残存時間の第2の期間Tb とに分割されている。コント
ローラ12より階調調節回路32のマスク回路34に与
えられるマスク制御信号CTRLは、第1の期間Ta 中は論
理値“1”の状態をとり、第2の期間Tb 中は論理値
“0”の状態をとる。
【0067】これにより、第1の期間Ta 中は、マスク
回路34のマスク作用により、入力画像データDが、下
位3ビット[d0 d1 d2 ]を強制的に“0”値[00
0]とし上位3ビット[d3 d4 d5 ]だけを有効ビッ
トとする画像データD’[000d3 d4 d5 ]に変換
される。この上位3ビット有意の画像データD’がデコ
ーダ42でデコードされ、そのデータ値に対応した階調
電圧が選択される。
回路34のマスク作用により、入力画像データDが、下
位3ビット[d0 d1 d2 ]を強制的に“0”値[00
0]とし上位3ビット[d3 d4 d5 ]だけを有効ビッ
トとする画像データD’[000d3 d4 d5 ]に変換
される。この上位3ビット有意の画像データD’がデコ
ーダ42でデコードされ、そのデータ値に対応した階調
電圧が選択される。
【0068】ここで、デコードされる画像データD’
は、本来の入力画像データDよりも下位3ビットの値だ
け小さな値を有するとともに、入力画像データDの全ビ
ットの値に対応する階調電圧より小さい側の最も近接し
たγ補正用基準電圧GMA に対応する階調電圧を指定す
る。
は、本来の入力画像データDよりも下位3ビットの値だ
け小さな値を有するとともに、入力画像データDの全ビ
ットの値に対応する階調電圧より小さい側の最も近接し
たγ補正用基準電圧GMA に対応する階調電圧を指定す
る。
【0069】たとえば、入力画像データDが[0010
10]とすると、この本来のデータ値に対応する階調電
圧は正極性ではV10、負極性ではV'10 である。この場
合、マスク処理後の画像データD’は[001000]
であり、このデータ値に対応する階調電圧は正極性では
V8 、負極性ではV'8 である。つまり、正極性および
負極性のいずれの場合でも、画像データD’で指定され
る階調電圧V8 (V'8)は、入力画像データDの本来指
定する階調電圧V10(V'10)と比較して下位3ビットの
値に応じた階調数だけ対向電極電圧COMに対する電圧
差(絶対値)の大きい方に移行し、しかもγ補正用基準
電圧GMA2(GMA17 )に対応する。
10]とすると、この本来のデータ値に対応する階調電
圧は正極性ではV10、負極性ではV'10 である。この場
合、マスク処理後の画像データD’は[001000]
であり、このデータ値に対応する階調電圧は正極性では
V8 、負極性ではV'8 である。つまり、正極性および
負極性のいずれの場合でも、画像データD’で指定され
る階調電圧V8 (V'8)は、入力画像データDの本来指
定する階調電圧V10(V'10)と比較して下位3ビットの
値に応じた階調数だけ対向電極電圧COMに対する電圧
差(絶対値)の大きい方に移行し、しかもγ補正用基準
電圧GMA2(GMA17 )に対応する。
【0070】こうして、第1の期間Ta 中は、対向電極
電圧COMに対して本来の階調電圧よりも絶対値の大き
い最近接のγ補正用基準電圧GMA が階調電圧Vとして出
力回路44および出力パッド46を介して対応信号線X
j に供給される。γ補正用基準電圧GMA は、γ補正用基
準電源16より発生される電源電圧であり、しかも階調
電圧生成回路30の分圧抵抗を通らずに供給されるた
め、信号線Xj に対する駆動能力が大きい。
電圧COMに対して本来の階調電圧よりも絶対値の大き
い最近接のγ補正用基準電圧GMA が階調電圧Vとして出
力回路44および出力パッド46を介して対応信号線X
j に供給される。γ補正用基準電圧GMA は、γ補正用基
準電源16より発生される電源電圧であり、しかも階調
電圧生成回路30の分圧抵抗を通らずに供給されるた
め、信号線Xj に対する駆動能力が大きい。
【0071】これにより、図10に示すように、各ライ
ンの画素駆動期間TH の開始直後に各信号線Xj で極性
反転のチャージまたはディスチャージが迅速かつ強力に
行われる。
ンの画素駆動期間TH の開始直後に各信号線Xj で極性
反転のチャージまたはディスチャージが迅速かつ強力に
行われる。
【0072】第1の期間Ta が終了すると、第2の期間
Tb に入る。第2の期間Tb では、マスク回路34が実
質的にスルー状態となり、入力画像データDの全ビット
がそのままの値でデコーダ42に入力されることによ
り、入力画像データDの本来(全ビット)の値に対応し
た階調電圧Vj に切り替わる。
Tb に入る。第2の期間Tb では、マスク回路34が実
質的にスルー状態となり、入力画像データDの全ビット
がそのままの値でデコーダ42に入力されることによ
り、入力画像データDの本来(全ビット)の値に対応し
た階調電圧Vj に切り替わる。
【0073】この本来の階調電圧Vj は、それまで選択
されていた階調電圧つまりγ補正用基準電圧GMA よりも
下位3ビットの値分だけ階調度の低い電圧レベルを有す
る。これにより、信号線Xの電圧が目的のレベルに移行
し、結果として当該画素電極Pに所望の階調電圧が印加
(書き込み)される。
されていた階調電圧つまりγ補正用基準電圧GMA よりも
下位3ビットの値分だけ階調度の低い電圧レベルを有す
る。これにより、信号線Xの電圧が目的のレベルに移行
し、結果として当該画素電極Pに所望の階調電圧が印加
(書き込み)される。
【0074】図10において、破線Q,Q’は画素電極
に印加される電圧を示す。本実施例では、上記したよう
に、画素駆動期間TH の開始直後に本来以上の駆動力で
極性反転のチャージまたはディスチャージを行う。これ
により、信号線Xないし薄膜トランジスタTFTの階調
電圧書き込みの電流経路の抵抗値が塵埃等の付着によっ
て少々高くなっていても、本来以上の駆動力を有するチ
ャージまたはディスチャージによって安定確実に所望の
書き込み電圧に到達させることができる。したがって、
従来の駆動方式では表示不良となっていた画素にも所望
の電圧を書き込むことができ、結果として液晶パネルの
歩留りを向上させることができる。
に印加される電圧を示す。本実施例では、上記したよう
に、画素駆動期間TH の開始直後に本来以上の駆動力で
極性反転のチャージまたはディスチャージを行う。これ
により、信号線Xないし薄膜トランジスタTFTの階調
電圧書き込みの電流経路の抵抗値が塵埃等の付着によっ
て少々高くなっていても、本来以上の駆動力を有するチ
ャージまたはディスチャージによって安定確実に所望の
書き込み電圧に到達させることができる。したがって、
従来の駆動方式では表示不良となっていた画素にも所望
の電圧を書き込むことができ、結果として液晶パネルの
歩留りを向上させることができる。
【0075】また、本実施例では、画素駆動期間TH の
開始直後におけるチャージ(充電)およびディスチャー
ジ(放電)をγ補正用基準電源16からの基準電源GMA
によって行うので、階調電圧生成回路30の分圧抵抗を
介して信号線Xに供給する電流を少なくすることができ
る。したがって、階調電圧生成回路30において抵抗値
の高い分圧抵抗を使用することができ、それによって定
常時に抵抗分圧回路を流れる電流に因る消費電力を大幅
に少なくすることができる。
開始直後におけるチャージ(充電)およびディスチャー
ジ(放電)をγ補正用基準電源16からの基準電源GMA
によって行うので、階調電圧生成回路30の分圧抵抗を
介して信号線Xに供給する電流を少なくすることができ
る。したがって、階調電圧生成回路30において抵抗値
の高い分圧抵抗を使用することができ、それによって定
常時に抵抗分圧回路を流れる電流に因る消費電力を大幅
に少なくすることができる。
【0076】次に、図11〜図16につき本実施例の変
形例および他の実施例を説明する。なお、上記実施例の
ものと同一の構成・機能を有する部分には同一の符号を
付している。
形例および他の実施例を説明する。なお、上記実施例の
ものと同一の構成・機能を有する部分には同一の符号を
付している。
【0077】図11に示す変形例は、正極性および負極
性の出力回路44A,44Bと出力パッド46との間に
出力アンプ48,50を挿入したものである。これらの
出力アンプ48,50は、インピーダンス変換機能を有
する演算増幅器の電圧フォロアで構成されてよい。出力
アンプ48,50の入力インピーダンスが非常に高いた
め、階調電圧生成回路30の出力電流を一層少なくし、
低消費電力化をはかることができる。
性の出力回路44A,44Bと出力パッド46との間に
出力アンプ48,50を挿入したものである。これらの
出力アンプ48,50は、インピーダンス変換機能を有
する演算増幅器の電圧フォロアで構成されてよい。出力
アンプ48,50の入力インピーダンスが非常に高いた
め、階調電圧生成回路30の出力電流を一層少なくし、
低消費電力化をはかることができる。
【0078】図12に示す構成は、γ補正用基準電源1
6に代えて、一対の基準電源電圧VDD1 ,VSS1 を基に
階調電圧生成回路52内で分圧抵抗により全ての所要の
階調電圧V0 〜V63,V'0〜V'63 を生成するようにし
たものである。
6に代えて、一対の基準電源電圧VDD1 ,VSS1 を基に
階調電圧生成回路52内で分圧抵抗により全ての所要の
階調電圧V0 〜V63,V'0〜V'63 を生成するようにし
たものである。
【0079】図13に、階調電圧生成回路52の回路構
成を示す。図示のように、外部電源(図示せず)からの
電源電圧VDD1 (たとえば10ボルト)、VSS1 (たと
えば0ボルト)が両端の入力端子に入力され、両入力端
子の間に接続されている直列抵抗回路の127個のノー
ドまたはタップより分圧電圧として正極性の階調電圧V
0 〜V63および負極性の階調電圧V'0〜V'63 が取り出
される。
成を示す。図示のように、外部電源(図示せず)からの
電源電圧VDD1 (たとえば10ボルト)、VSS1 (たと
えば0ボルト)が両端の入力端子に入力され、両入力端
子の間に接続されている直列抵抗回路の127個のノー
ドまたはタップより分圧電圧として正極性の階調電圧V
0 〜V63および負極性の階調電圧V'0〜V'63 が取り出
される。
【0080】かかる構成例によっても、画素駆動期間T
H の開始直後の第1の期間Ta で、目的の電圧よりも絶
対値の高い電圧で駆動することにより、安定確実に所望
の書き込み電圧に到達させることができる。
H の開始直後の第1の期間Ta で、目的の電圧よりも絶
対値の高い電圧で駆動することにより、安定確実に所望
の書き込み電圧に到達させることができる。
【0081】図14の構成例は、階調調節回路32にお
いてマスク回路34によるマスキング対象となる入力画
像データDのビットを下位4ビット[d0 d1 d2 d3
]としたものである。
いてマスク回路34によるマスキング対象となる入力画
像データDのビットを下位4ビット[d0 d1 d2 d3
]としたものである。
【0082】この場合、第1の期間Ta 中は、入力画像
データDの上位2ビットで指定される階調電圧、つまり
V0 (V'0) ,V16(V'16) ,V32(V'32),V63
(V'63)の中で画像データDの全ビットの値に対応する
本来の階調電圧よりも階調度(対向電極電圧COMに対
する絶対値)の大きい最近接のものが選択的に出力され
る。第2の期間Tb では、入力画像データDの全ビット
で指定される本来の階調電圧Vj が選択される。
データDの上位2ビットで指定される階調電圧、つまり
V0 (V'0) ,V16(V'16) ,V32(V'32),V63
(V'63)の中で画像データDの全ビットの値に対応する
本来の階調電圧よりも階調度(対向電極電圧COMに対
する絶対値)の大きい最近接のものが選択的に出力され
る。第2の期間Tb では、入力画像データDの全ビット
で指定される本来の階調電圧Vj が選択される。
【0083】図15の構成例は、階調調節回路32にお
いてマスク回路34によるマスキング対象となる入力画
像データDのビットを下位2ビット[d0 d1 ]とした
ものである。
いてマスク回路34によるマスキング対象となる入力画
像データDのビットを下位2ビット[d0 d1 ]とした
ものである。
【0084】この場合、第1の期間Ta 中は、入力画像
データDの上位4ビットで指定される階調電圧、つまり
V0 (V'0) ,V4 (V'4) ,V8 (V'8) ,…V63
(V'63)の中で画像データDの全ビットの値に対応する
本来の階調電圧よりも階調度(対向電極電圧COMに対
する絶対値)の大きい最近接のものが選択的に出力され
る。第2の期間Tb では、入力画像データDの全ビット
で指定される本来の階調電圧Vj が選択される。
データDの上位4ビットで指定される階調電圧、つまり
V0 (V'0) ,V4 (V'4) ,V8 (V'8) ,…V63
(V'63)の中で画像データDの全ビットの値に対応する
本来の階調電圧よりも階調度(対向電極電圧COMに対
する絶対値)の大きい最近接のものが選択的に出力され
る。第2の期間Tb では、入力画像データDの全ビット
で指定される本来の階調電圧Vj が選択される。
【0085】なお、階調調節回路32は、ラッチ回路2
6jとレベル変換回路40との間に限定されるものでは
なく、画像データDの信号パス上におけるラッチ回路の
後の任意の位置に設けることが可能である。
6jとレベル変換回路40との間に限定されるものでは
なく、画像データDの信号パス上におけるラッチ回路の
後の任意の位置に設けることが可能である。
【0086】図16の構成例は、図11の構成において
正極性および負極性側にそれぞれ補助出力回路54,5
6を設けたものである。各補助出力回路54,56は、
入力するγ補正用基準電圧GMA に等しい個数(9個)の
アナログスイッチを並列接続したものでよく、各アナロ
グスイッチの制御端子にデコーダ42からの各対応する
デコード出力fを受け取る。
正極性および負極性側にそれぞれ補助出力回路54,5
6を設けたものである。各補助出力回路54,56は、
入力するγ補正用基準電圧GMA に等しい個数(9個)の
アナログスイッチを並列接続したものでよく、各アナロ
グスイッチの制御端子にデコーダ42からの各対応する
デコード出力fを受け取る。
【0087】ここで、デコーダ42からの補助出力回路
54,56に対するデコード出力[f1 〜f9 ],[f
10〜f18]は、第1の期間Ta 中にマスク処理後の画像
データD’(入力画像データDの上位3ビット)をデコ
ードして択一的に活性化されるもので、正極性および負
極性出力回路44A,44Bに対するデコード出力[c
0 ,c8 ,…c63],[c'63 ,c'56 ,…c'0]にそ
れぞれ相当する。
54,56に対するデコード出力[f1 〜f9 ],[f
10〜f18]は、第1の期間Ta 中にマスク処理後の画像
データD’(入力画像データDの上位3ビット)をデコ
ードして択一的に活性化されるもので、正極性および負
極性出力回路44A,44Bに対するデコード出力[c
0 ,c8 ,…c63],[c'63 ,c'56 ,…c'0]にそ
れぞれ相当する。
【0088】この構成例によれば、第1の期間Ta にお
けるチャージまたはディスチャージを補助出力回路5
4,56を介して高速に行うことができ、出力アンプ4
8,50の電流負担を少なくすることができる。
けるチャージまたはディスチャージを補助出力回路5
4,56を介して高速に行うことができ、出力アンプ4
8,50の電流負担を少なくすることができる。
【0089】図17の構成例は、正極性階調電圧生成回
路30Aからの正極性階調電圧V0〜V63と負極性階調
電圧生成回路30Bからの負極性階調電圧V'0〜V'63
とを切替スイッチ58により反転制御信号POLに応じ
て所定のライン周期で切り替えることで、正極性と負極
性とで出力回路44を共通化したものである。
路30Aからの正極性階調電圧V0〜V63と負極性階調
電圧生成回路30Bからの負極性階調電圧V'0〜V'63
とを切替スイッチ58により反転制御信号POLに応じ
て所定のライン周期で切り替えることで、正極性と負極
性とで出力回路44を共通化したものである。
【0090】図18の構成例は、各隣合う2つのチャン
ネル分の駆動部において、左側のDAコンバータ28A
および出力アンプ47Aを正極性の階調電圧専用に構成
するとともに右側のDAコンバータ28Bおよび出力ア
ンプ47Bを負極性の階調電圧専用に構成し、両DAコ
ンバータ28A,28Bの前段に設けた第1切換回路6
0A,60Bと両出力アンプ47A,47Bの後段に設
けた第2切換回路62A,62Bとを所定の周期たとえ
ばライン周期かつフレーム周期で切り換えることによ
り、コモン一定駆動法と完全ドット反転(1画素毎の反
転)とを実現させるものである。
ネル分の駆動部において、左側のDAコンバータ28A
および出力アンプ47Aを正極性の階調電圧専用に構成
するとともに右側のDAコンバータ28Bおよび出力ア
ンプ47Bを負極性の階調電圧専用に構成し、両DAコ
ンバータ28A,28Bの前段に設けた第1切換回路6
0A,60Bと両出力アンプ47A,47Bの後段に設
けた第2切換回路62A,62Bとを所定の周期たとえ
ばライン周期かつフレーム周期で切り換えることによ
り、コモン一定駆動法と完全ドット反転(1画素毎の反
転)とを実現させるものである。
【0091】なお、上記した実施例において、種々の変
形が可能である。たとえば、DAコンバータ28のデコ
ーダは任意のロジック回路で構成することが可能であ
り、ROM型のデコーダで構成することも可能である。
データラッチ回路24,26等のデータ転送手段も種々
の形式が可能である。レベル変換回路40は、必要に応
じて、たとえば本実施例の信号線ドライバをコモン反転
駆動法に適用する場合は省くことが可能である。
形が可能である。たとえば、DAコンバータ28のデコ
ーダは任意のロジック回路で構成することが可能であ
り、ROM型のデコーダで構成することも可能である。
データラッチ回路24,26等のデータ転送手段も種々
の形式が可能である。レベル変換回路40は、必要に応
じて、たとえば本実施例の信号線ドライバをコモン反転
駆動法に適用する場合は省くことが可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号線駆
動回路によれば、液晶パネルの信号線に対するチャージ
およびディスチャージ特性を改善し、欠陥画素を少なく
して、液晶パネルの歩留りを向上させることができる。
また、低消費電力化を実現することができる。
動回路によれば、液晶パネルの信号線に対するチャージ
およびディスチャージ特性を改善し、欠陥画素を少なく
して、液晶パネルの歩留りを向上させることができる。
また、低消費電力化を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例によるアクティブマトリクス
方式のフルカラーTFT−LCDの構成を示すブロック
図である。
方式のフルカラーTFT−LCDの構成を示すブロック
図である。
【図2】実施例の信号線ドライバの回路構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】実施例の信号線ドライバにおける1チャンネル
分の駆動回路の回路構成を示す図である。
分の駆動回路の回路構成を示す図である。
【図4】実施例における階調調節回路内のマスク回路の
回路構成例を示す図である。
回路構成例を示す図である。
【図5】実施例における正極性出力回路および正極性階
調電圧生成回路の回路構成を示す図である。
調電圧生成回路の回路構成を示す図である。
【図6】実施例における負極性出力回路および負極性階
調電圧生成回路の回路構成を示す図である。
調電圧生成回路の回路構成を示す図である。
【図7】実施例におけるγ補正曲線を示す図である。
【図8】実施例におけるγ補正テーブルを示す図であ
る。
る。
【図9】実施例におけるγ補正テーブルを示す図であ
る。
る。
【図10】実施例における作用を説明するための各部の
波形を示す図である。
波形を示す図である。
【図11】変形例の構成を示すブロック図である。
【図12】変形例の構成を示すブロック図である。
【図13】変形例における階調電圧生成回路の回路構成
を示す図である。
を示す図である。
【図14】変形例の構成を示すブロック図である。
【図15】変形例の構成を示すブロック図である。
【図16】変形例の構成を示すブロック図である。
【図17】変形例の構成を示すブロック図である。
【図18】変形例の構成を示すブロック図である。
【図19】TFT液晶パネルの回路構成を示す図であ
る。
る。
【図20】従来の信号線駆動回路の回路構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図21】従来の信号線駆動回路の作用を説明するため
の各部の波形を示す図である。
の各部の波形を示す図である。
10 TFT液晶パネル 12 コントローラ 14 画像信号処理回路 16 γ補正用基準電源 S1 ,S2 … 信号線ドライバ 24,26 データラッチ回路 30 階調電圧生成回路 30A 正極性階調電圧生成回路 30B 正極性階調電圧生成回路 32 階調制御回路 34 マスク回路 42 デコーダ 44 出力回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月9日(1998.11.
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求項の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この信号線駆動回路において、ラッチ回路
100には、1ライン周期で与えられるタイミングパル
スTPに応動して1画素分の入力画像データDが取り込
まれる。画像データDは、そのビット数nで表現可能な
2n 個の表示階調の中のいずれか1つをそのデータ値
(d0,d1,……dn−1)で指定する階調データで
ある。
100には、1ライン周期で与えられるタイミングパル
スTPに応動して1画素分の入力画像データDが取り込
まれる。画像データDは、そのビット数nで表現可能な
2n 個の表示階調の中のいずれか1つをそのデータ値
(d0,d1,……dn−1)で指定する階調データで
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】デコーダ104の後段に設けられている出
力回路106には、抵抗分圧回路からなる階調電圧発生
回路108より、設定された全て(2n 個)の表示階調
にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の階調電圧
V0〜VK−1,V’0〜V’K−1(K=2n )が供
給される。
力回路106には、抵抗分圧回路からなる階調電圧発生
回路108より、設定された全て(2n 個)の表示階調
にそれぞれ対応した電圧レベルを有する複数の階調電圧
V0〜VK−1,V’0〜V’K−1(K=2n )が供
給される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、前記複数の正極性階調電圧または負極
性階調電圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定
される2M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する
基準電圧電源と、前記基準電圧電源からの前記2M +1
個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分
圧して残りの階調電圧を生成する抵抗分圧回路とを有す
ることを特徴とする。
記載の発明の構成において、前記第1または第2の階調
電圧発生手段が、前記複数の正極性階調電圧または負極
性階調電圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定
される2M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する
基準電圧電源と、前記基準電圧電源からの前記2M +1
個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分
圧して残りの階調電圧を生成する抵抗分圧回路とを有す
ることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項4に記載の発明は、マトリクス状に
配置された複数の画素電極と1つの対向電極との間に液
晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する薄膜ト
ランジスタを介して各対応する信号線に電気的に接続さ
れるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子は各対
応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電極には
所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素電極に
は各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所望の表
示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が前記信
号線および前記薄膜トランジスタを介して印加されるよ
うに構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動回路に
おいて、各々の前記信号線に対してライン周期で与えら
れる1画素分の所望の表示階調を表すNビット(N>
2)のディジタル階調データを保持するデータラッチ手
段と、前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有
し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した
電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧のうち前記階
調データの上位Mビット(M<N)で指定可能な2M +
1個の階調電圧を基準電圧として発生する第1の基準電
圧電源と、前記第1の基準電圧電源より与えられる前記
2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の
抵抗で分圧して前記複数の正極性階調電圧を発生する第
1の抵抗分圧回路と、前記対向電極電圧に対して相対的
に負の極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそ
れぞれ対応した電圧レベルを有する複数の負極性階調電
圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定可能な2
M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する第2の基
準電圧電源と、前記第2の基準電圧電源より与えられる
前記2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数
個の抵抗で分圧して前記複数の負極性階調電圧を発生す
る第2の抵抗分圧回路と、1ライン分の液晶駆動期間の
うち開始直後の第1の期間は前記階調データの上位Mビ
ット(M<N)をデコードして、前記第1の基準電圧電
源より与えられる前記2M +1個の正極性階調電圧もし
くは負極性階調電圧の中から前記上位Mビットに対応し
た階調電圧を選択して前記信号線上に出力し、残りの第
2の期間は前記階調データの全ビットをデコードして、
前記第1または第2の抵抗分圧回路より与えられる前記
複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から
前記全ビットに対応した階調電圧を選択して前記信号線
上に出力するディジタル・アナログ変換手段とを有する
構成とした。
配置された複数の画素電極と1つの対向電極との間に液
晶が充填され、各々の前記画素電極は各対応する薄膜ト
ランジスタを介して各対応する信号線に電気的に接続さ
れるとともに、前記薄膜トランジスタの制御端子は各対
応するゲート線に電気的に接続され、前記対向電極には
所定の対向電極電圧が印加され、各々の前記画素電極に
は各対応する前記ゲート線が駆動される度毎に所望の表
示階調に対応した電圧レベルを有する階調電圧が前記信
号線および前記薄膜トランジスタを介して印加されるよ
うに構成された液晶ディスプレイ用の信号線駆動回路に
おいて、各々の前記信号線に対してライン周期で与えら
れる1画素分の所望の表示階調を表すNビット(N>
2)のディジタル階調データを保持するデータラッチ手
段と、前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有
し、かつ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した
電圧レベルを有する複数の正極性階調電圧のうち前記階
調データの上位Mビット(M<N)で指定可能な2M +
1個の階調電圧を基準電圧として発生する第1の基準電
圧電源と、前記第1の基準電圧電源より与えられる前記
2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の
抵抗で分圧して前記複数の正極性階調電圧を発生する第
1の抵抗分圧回路と、前記対向電極電圧に対して相対的
に負の極性を有し、かつ設定された全ての表示階調にそ
れぞれ対応した電圧レベルを有する複数の負極性階調電
圧のうち前記階調データの上位Mビットで指定可能な2
M +1個の階調電圧を基準電圧として発生する第2の基
準電圧電源と、前記第2の基準電圧電源より与えられる
前記2M +1個の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数
個の抵抗で分圧して前記複数の負極性階調電圧を発生す
る第2の抵抗分圧回路と、1ライン分の液晶駆動期間の
うち開始直後の第1の期間は前記階調データの上位Mビ
ット(M<N)をデコードして、前記第1の基準電圧電
源より与えられる前記2M +1個の正極性階調電圧もし
くは負極性階調電圧の中から前記上位Mビットに対応し
た階調電圧を選択して前記信号線上に出力し、残りの第
2の期間は前記階調データの全ビットをデコードして、
前記第1または第2の抵抗分圧回路より与えられる前記
複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から
前記全ビットに対応した階調電圧を選択して前記信号線
上に出力するディジタル・アナログ変換手段とを有する
構成とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NA34 NA80 NC13 NC15 NC16 NC22 NC23 NC25 NC26 NC34 ND16 ND34 ND39 ND53 5C006 AA16 AA22 AC27 AF42 AF46 AF51 AF83 BB16 BC06 BC12 BC20 BF03 BF04 BF25 BF26 BF27 BF43 BF46 EB04 FA47 FA56 5C080 AA10 BB05 CC03 DD25 DD26 EE29 EE30 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05
Claims (5)
- 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の画素電
極と1つの対向電極との間に液晶が充填され、各々の前
記画素電極は各対応する薄膜トランジスタを介して各対
応する信号線に電気的に接続されるとともに、前記薄膜
トランジスタの制御端子は各対応するゲート線に電気的
に接続され、前記対向電極には所定の対向電極電圧が印
加され、各々の前記画素電極には各対応する前記ゲート
線が駆動される度毎に所望の表示階調に対応した電圧レ
ベルを有する階調電圧が前記信号線および前記薄膜トラ
ンジスタを介して印加されるように構成された液晶ディ
スプレイ用の信号線駆動回路において、 前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有し、か
つ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した電圧レ
ベルを有する複数の正極性階調電圧を発生する第1の階
調電圧発生手段と、 前記対向電極電圧に対して相対的に負の極性を有し、か
つ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した電圧レ
ベルを有する複数の負極性階調電圧を発生する第2の階
調電圧発生手段と、 各々の前記信号線に対してライン周期で与えられる1画
素分の所望の表示階調を表すNビット(N>2)のディ
ジタル階調データを保持するデータラッチ手段と、 1ライン分の液晶駆動期間のうち開始直後の第1の期間
は前記階調データの上位Mビット(M<N)をデコード
して、前記第1または第2の階調電圧発生手段より与え
られる前記複数の正極性階調電圧もしくは負極性階調電
圧の中から前記上位Mビットの値に対応した階調電圧を
選択して前記信号線上に出力し、残りの第2の期間は前
記階調データの全ビットをデコードして、前記第1また
は第2の階調電圧発生手段より与えられる前記複数の正
極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中から前記全ビ
ットの値に対応した階調電圧を選択して前記信号線上に
出力するディジタル・アナログ変換手段とを有する信号
線駆動回路。 - 【請求項2】 前記第1または第2の階調電圧発生手段
が、少なくとも2つの基準電圧を所定の抵抗値を有する
複数個の抵抗で分圧して前記複数の正極性階調電圧また
は負極性階調電圧を生成する抵抗分圧回路を含むことを
特徴とする請求項1に記載の信号線駆動回路。 - 【請求項3】 前記第1または第2の階調電圧発生手段
が、前記複数の正極性階調電圧または負極性階調電圧の
うち前記階調データの上位Mビットで指定される2M +
1個の階調電圧を基準電圧として発生する基準電圧電源
と、前記基準電圧電源からの前記2M +1個の基準電圧
を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分圧して残りの
階調電圧を生成する抵抗分圧回路とを有することを特徴
とする請求項1に記載の信号線駆動回路。 - 【請求項4】 マトリクス状に配置された複数の画素電
極と1つの対向電極との間に液晶が充填され、各々の前
記画素電極は各対応する薄膜トランジスタを介して各対
応する信号線に電気的に接続されるとともに、前記薄膜
トランジスタの制御端子は各対応するゲート線に電気的
に接続され、前記対向電極には所定の対向電極電圧が印
加され、各々の前記画素電極には各対応する前記ゲート
線が駆動される度毎に所望の表示階調に対応した電圧レ
ベルを有する階調電圧が前記信号線および前記薄膜トラ
ンジスタを介して印加されるように構成された液晶ディ
スプレイ用の信号線駆動回路において、 各々の前記信号線に対してライン周期で与えられる1画
素分の所望の表示階調を表すNビット(N>2)のディ
ジタル階調データを保持するデータラッチ手段と、 前記対向電極電圧に対して相対的に正の極性を有し、か
つ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した電圧レ
ベルを有する複数の正極性階調電圧のうち前記階調デー
タの上位Mビット(M<N)で指定可能な2M +1個の
階調電圧を基準電圧として発生する第1の基準電圧電源
と、 前記第1の基準電圧電源より与えられる前記2M +1個
の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分圧
して前記複数の正極性階調電圧を発生する第1の抵抗分
圧回路と、 前記対向電極電圧に対して相対的に負の極性を有し、か
つ設定された全ての表示階調にそれぞれ対応した電圧レ
ベルを有する複数の負極性階調電圧のうち前記階調デー
タの上位Mビットで指定可能な2M +1個の階調電圧を
基準電圧として発生する第2の基準電圧電源と、 前記第2の基準電圧電源より与えられる前記2M +1個
の基準電圧を所定の抵抗値を有する複数個の抵抗で分圧
して前記複数の負極性階調電圧を発生する第2の抵抗分
圧回路と、 1ライン分の液晶駆動期間のうち開始直後の第1の期間
は前記階調データの上位Mビット(M<N)をデコード
して、前記第1の基準電圧電源より与えられる前記2M
+1個の正極性階調電圧もしくは負極性階調電圧の中か
ら前記上位Mビットに対応した階調電圧を選択して前記
信号線上に出力し、残りの第2の期間は前記階調データ
の全ビットをデコードして、前記第1または第2の抵抗
分圧回路より与えられる前記複数の正極性階調電圧もし
くは負極性階調電圧の中から前記全ビットに対応した階
調電圧を選択して前記信号線上に出力するディジタル・
アナログ変換手段とを有する信号線駆動回路。 - 【請求項5】 入力端子が前記ディジタル・アナログ変
換手段の出力端子に電気的に接続されるとともに、出力
端子が前記信号線に電気的に接続された増幅器を有する
請求項1〜4のいずれかに記載の信号線駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360898A JP2000137467A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360898A JP2000137467A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000137467A true JP2000137467A (ja) | 2000-05-16 |
JP2000137467A5 JP2000137467A5 (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=18043377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31360898A Pending JP2000137467A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 液晶ディスプレイ用信号線駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000137467A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-04 JP JP31360898A patent/JP2000137467A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100126 |