JPH1099795A - 不良検出装置及び不良物除去装置 - Google Patents
不良検出装置及び不良物除去装置Info
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- JPH1099795A JPH1099795A JP25834796A JP25834796A JPH1099795A JP H1099795 A JPH1099795 A JP H1099795A JP 25834796 A JP25834796 A JP 25834796A JP 25834796 A JP25834796 A JP 25834796A JP H1099795 A JPH1099795 A JP H1099795A
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 正常な検査対象物よりも透過率が大きい異物
や不良物を適切に検出して、それらの異物等を正常な検
査対象物から確実に分離して除去させる。 【解決手段】 粒状体群を検査対象物として、その検査
対象物の予定存在箇所を照明して透過した透過光が受光
され、その受光量が粒状体に対する適正光量範囲ΔEt
の上限値ULと下限値LLとの間にある場合に正常な粒
状体の存在e0を判定し,適正光量範囲ΔEtの上限値
ULと、照明光を直接受光したときの受光量Esとの間
に明側の判定レベルUL1を設定して、受光量が適正光
量範囲ΔEtの上限値ULと明側の判定レベルUL1と
の間にある場合に、正常な粒状体よりも透過率が大きい
不良の粒状体又は異物の存在e4を判定する。
や不良物を適切に検出して、それらの異物等を正常な検
査対象物から確実に分離して除去させる。 【解決手段】 粒状体群を検査対象物として、その検査
対象物の予定存在箇所を照明して透過した透過光が受光
され、その受光量が粒状体に対する適正光量範囲ΔEt
の上限値ULと下限値LLとの間にある場合に正常な粒
状体の存在e0を判定し,適正光量範囲ΔEtの上限値
ULと、照明光を直接受光したときの受光量Esとの間
に明側の判定レベルUL1を設定して、受光量が適正光
量範囲ΔEtの上限値ULと明側の判定レベルUL1と
の間にある場合に、正常な粒状体よりも透過率が大きい
不良の粒状体又は異物の存在e4を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒状体群を検査対
象物として、その検査対象物の予定存在箇所を照明する
照明手段と、その照明手段からの照明光が前記予定存在
箇所を透過した透過光を受光する受光手段と、その受光
手段の受光情報に基づいて、粒状体群における各粒状体
の良否又は粒状体群内に混入した異物の存否を判別する
判別手段とが設けられた不良検出装置、及び、その不良
検出装置にて検出された不良の粒状体又は異物を除去す
る不良物除去装置に関する。
象物として、その検査対象物の予定存在箇所を照明する
照明手段と、その照明手段からの照明光が前記予定存在
箇所を透過した透過光を受光する受光手段と、その受光
手段の受光情報に基づいて、粒状体群における各粒状体
の良否又は粒状体群内に混入した異物の存否を判別する
判別手段とが設けられた不良検出装置、及び、その不良
検出装置にて検出された不良の粒状体又は異物を除去す
る不良物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記不良検出装置では、図8及び図9に
示すように、例えば米粒kからなる粒状体群が所定経路
に沿って移送されて予定存在箇所つまり検査位置に来る
と、経路横方向から照明手段である光源Lgにて照明さ
れ、その光源Lgからの照明光が米粒群を透過した透過
光をフォトセンサ等の受光手段Psで受光し、その受光
レベルが予め設定した下限値ek以上の適正範囲Δe内
であれば正常な米粒kと判定する一方で、下限値ekを
下回ると、着色した米粒等の不良物k’や、石・プラス
チック等の異物が混入していると判定していた。
示すように、例えば米粒kからなる粒状体群が所定経路
に沿って移送されて予定存在箇所つまり検査位置に来る
と、経路横方向から照明手段である光源Lgにて照明さ
れ、その光源Lgからの照明光が米粒群を透過した透過
光をフォトセンサ等の受光手段Psで受光し、その受光
レベルが予め設定した下限値ek以上の適正範囲Δe内
であれば正常な米粒kと判定する一方で、下限値ekを
下回ると、着色した米粒等の不良物k’や、石・プラス
チック等の異物が混入していると判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、上記従来技術
では、米粒等の検査対象物が存在しない場合には、受光
手段Psは光源Lgからの照明光を検査対象物を通過せ
ずに受光して、その受光レベルが高い値になるので、正
常な検査対象物に対する設定適正範囲Δeの上限値を想
定することはできるが、実際にその上限値を設定する
と、検査対象物が存在しない状態で照明光を受光した場
合に、正常な検査対象物よりも透過率が大きい異物等が
存在すると誤って判定し、その結果、正常な検査対象物
よりも透過率が大きい異物等の存在を適切に検出できな
いという不都合があった。具体例としては、「うるち
米」を正常な検査対象物としたときに、「ガラス」が
「うるち米」よりも透過率が大きい異物に相当し、又、
「もち米」を正常な検査対象物としたときに、「うるち
米」や「ガラス」が「もち米」よりも透過率が大きい異
物に相当する。
では、米粒等の検査対象物が存在しない場合には、受光
手段Psは光源Lgからの照明光を検査対象物を通過せ
ずに受光して、その受光レベルが高い値になるので、正
常な検査対象物に対する設定適正範囲Δeの上限値を想
定することはできるが、実際にその上限値を設定する
と、検査対象物が存在しない状態で照明光を受光した場
合に、正常な検査対象物よりも透過率が大きい異物等が
存在すると誤って判定し、その結果、正常な検査対象物
よりも透過率が大きい異物等の存在を適切に検出できな
いという不都合があった。具体例としては、「うるち
米」を正常な検査対象物としたときに、「ガラス」が
「うるち米」よりも透過率が大きい異物に相当し、又、
「もち米」を正常な検査対象物としたときに、「うるち
米」や「ガラス」が「もち米」よりも透過率が大きい異
物に相当する。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消す
べく、正常な検査対象物よりも透過率が大きい異物や不
良物の存否を適切に判別でき、さらに、その検出結果に
基づいて、検査対象物中に混入した不良物や異物を正常
な検査対象物から確実に分離して除去できるようにする
ことである。
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消す
べく、正常な検査対象物よりも透過率が大きい異物や不
良物の存否を適切に判別でき、さらに、その検出結果に
基づいて、検査対象物中に混入した不良物や異物を正常
な検査対象物から確実に分離して除去できるようにする
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、検査
対象物としての粒状体群の予定存在箇所が照明手段にて
照明され、その照明光が上記予定存在箇所を透過した透
過光が受光手段によって受光され、その受光手段の受光
量が粒状体に対する適正光量範囲の上限値と下限値との
間にある場合に正常な粒状体の存在が判定され、その受
光手段の受光量が、適正光量範囲の上限値と照明光を検
査対象物を通過せずに受光したときの受光量との間に設
定した明側の判定レベルと、適正光量範囲の上限値との
間にある場合に、正常な粒状体よりも透過率が大きい不
良の粒状体又は異物の存在が判定される。
対象物としての粒状体群の予定存在箇所が照明手段にて
照明され、その照明光が上記予定存在箇所を透過した透
過光が受光手段によって受光され、その受光手段の受光
量が粒状体に対する適正光量範囲の上限値と下限値との
間にある場合に正常な粒状体の存在が判定され、その受
光手段の受光量が、適正光量範囲の上限値と照明光を検
査対象物を通過せずに受光したときの受光量との間に設
定した明側の判定レベルと、適正光量範囲の上限値との
間にある場合に、正常な粒状体よりも透過率が大きい不
良の粒状体又は異物の存在が判定される。
【0006】従って、正常な粒状体に対する適正光量範
囲の上限値よりも明るい側に判定レベルを設け、この明
側の判定レベルと上記適正光量範囲の上限値とに対する
受光量の情報を用いることによって、正常な粒状体より
も透過率が大きい不良の粒状体等の混入を適切に検出す
ることができる不良検出装置が得られる。
囲の上限値よりも明るい側に判定レベルを設け、この明
側の判定レベルと上記適正光量範囲の上限値とに対する
受光量の情報を用いることによって、正常な粒状体より
も透過率が大きい不良の粒状体等の混入を適切に検出す
ることができる不良検出装置が得られる。
【0007】請求項2によれば、請求項1において、受
光手段の受光量が適正光量範囲の下限値よりも小さい場
合に、正常な粒状体よりも透過率が小さい不良の粒状体
又は異物の存在が判定される。
光手段の受光量が適正光量範囲の下限値よりも小さい場
合に、正常な粒状体よりも透過率が小さい不良の粒状体
又は異物の存在が判定される。
【0008】従って、正常な粒状体よりも透過率が大き
い不良物が検出できることに加えて、例えば、米粒群の
場合の着色米、及び石やプラスチック等のように光を透
過させない物について、正常な粒状体よりも透過率が小
さいことで検出できるので、正常な粒状体に対する適正
光量範囲から外れる各種の不良物の混入を検出すること
ができ、もって、請求項1に係る不良検出装置の好適な
手段が得られる。
い不良物が検出できることに加えて、例えば、米粒群の
場合の着色米、及び石やプラスチック等のように光を透
過させない物について、正常な粒状体よりも透過率が小
さいことで検出できるので、正常な粒状体に対する適正
光量範囲から外れる各種の不良物の混入を検出すること
ができ、もって、請求項1に係る不良検出装置の好適な
手段が得られる。
【0009】請求項3によれば、請求項1又は2におい
て、検査対象物の予定存在箇所を透過した透過光が、各
別に受光情報が取出し可能であってその予定存在箇所の
全体に亘って備えられた複数個の受光部にて受光され、
その各受光部において、受光量が前記明側の判定レベル
よりも小で且つ適正光量範囲の上限値よりも大である受
光部が求められ、その求めた受光部の隣接する連続個数
が設定個数を超える箇所が、正常な粒状体よりも透過率
が大きい不良の粒状体又は異物の存在箇所と判定され
る。
て、検査対象物の予定存在箇所を透過した透過光が、各
別に受光情報が取出し可能であってその予定存在箇所の
全体に亘って備えられた複数個の受光部にて受光され、
その各受光部において、受光量が前記明側の判定レベル
よりも小で且つ適正光量範囲の上限値よりも大である受
光部が求められ、その求めた受光部の隣接する連続個数
が設定個数を超える箇所が、正常な粒状体よりも透過率
が大きい不良の粒状体又は異物の存在箇所と判定され
る。
【0010】従って、複数個の受光部によって予定存在
箇所を透過した透過光を限られた範囲毎に比較的細かく
受光しながら、粒状体を透過する透過光量が、厚みが大
である中心部から厚みが小になる縁部になるほど大きく
なるような場合に、通常は、明側の判定レベルよりも小
となる受光部の数が適正光量範囲の上限値よりも大とな
る受光部の数よりも多くなって、明側の判定レベルと適
正光量範囲の上限値とで検出される受光部の数が多少異
なる結果、上記検査対象物の縁部に対応して、明側の判
定レベルよりも小で且つ適正光量範囲の上限値よりも大
である受光部が少ない個数ながら隣接して連続しても、
その連続個数は設定個数を超えることはなく、正常な粒
状体よりも透過率が大きい不良の粒状体又は異物の存在
箇所と誤って判定されることが回避でき、もって、請求
項1又は2に係る不良検出装置の好適な手段が得られ
る。
箇所を透過した透過光を限られた範囲毎に比較的細かく
受光しながら、粒状体を透過する透過光量が、厚みが大
である中心部から厚みが小になる縁部になるほど大きく
なるような場合に、通常は、明側の判定レベルよりも小
となる受光部の数が適正光量範囲の上限値よりも大とな
る受光部の数よりも多くなって、明側の判定レベルと適
正光量範囲の上限値とで検出される受光部の数が多少異
なる結果、上記検査対象物の縁部に対応して、明側の判
定レベルよりも小で且つ適正光量範囲の上限値よりも大
である受光部が少ない個数ながら隣接して連続しても、
その連続個数は設定個数を超えることはなく、正常な粒
状体よりも透過率が大きい不良の粒状体又は異物の存在
箇所と誤って判定されることが回避でき、もって、請求
項1又は2に係る不良検出装置の好適な手段が得られ
る。
【0011】請求項4によれば、請求項3において、受
光部の受光量が前記明側の判定レベルよりも小である2
値情報と、受光部の受光量が前記適正光量範囲の上限値
よりも大である2値情報とを演算して、前記受光量が前
記明側の判定レベルよりも小で且つ前記適正光量範囲の
上限値よりも大である受光部を求める。
光部の受光量が前記明側の判定レベルよりも小である2
値情報と、受光部の受光量が前記適正光量範囲の上限値
よりも大である2値情報とを演算して、前記受光量が前
記明側の判定レベルよりも小で且つ前記適正光量範囲の
上限値よりも大である受光部を求める。
【0012】従って、このような2値情報ではなく、多
値情報を用いて、受光部の受光量が前記明側の判定レベ
ルよりも小で且つ前記適正光量範囲の上限値よりも大で
ある受光部を求めるようにすると、その判定処理される
情報量が多いために、処理時間が長くなったり、あるい
は、処理の制御構成が複雑になるという不都合を適切に
解消させることができ、もって、請求項3に係る不良検
出装置の好適な手段が得られる。
値情報を用いて、受光部の受光量が前記明側の判定レベ
ルよりも小で且つ前記適正光量範囲の上限値よりも大で
ある受光部を求めるようにすると、その判定処理される
情報量が多いために、処理時間が長くなったり、あるい
は、処理の制御構成が複雑になるという不都合を適切に
解消させることができ、もって、請求項3に係る不良検
出装置の好適な手段が得られる。
【0013】請求項5によれば、請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の不良検出装置が備えられ、予定移送経路
に沿って移送される検査対象物である粒状体群が受光手
段の受光位置つまり前記予定存在箇所に移送されると、
予定移送経路を挟んだ一方側からの照明光が予定存在箇
所を透過して予定移送経路を挟んだ他方側にて受光さ
れ、その受光手段の受光情報に基づいて判別された不良
の粒状体及び異物が、粒状体群のうちの正常な粒状体の
経路と異なる経路に分離して移送される。
か1項に記載の不良検出装置が備えられ、予定移送経路
に沿って移送される検査対象物である粒状体群が受光手
段の受光位置つまり前記予定存在箇所に移送されると、
予定移送経路を挟んだ一方側からの照明光が予定存在箇
所を透過して予定移送経路を挟んだ他方側にて受光さ
れ、その受光手段の受光情報に基づいて判別された不良
の粒状体及び異物が、粒状体群のうちの正常な粒状体の
経路と異なる経路に分離して移送される。
【0014】従って、例えば検査対象物(粒状体群)を
移送させずにその不良検出及び不良物除去を行うには、
装置側を可動できるように構成する必要があるのに比べ
て、検査対象物(粒状体群)を受光手段の受光位置つま
り不良検出位置から、異なる経路への分離位置つまり不
良物除去位置に順次移送しながら、不良物及び異物を正
常な粒状体から分離して移送させるようにすることで、
装置側を可動させないようにしながら装置各部を合理的
に配置して円滑な動作が実現できる不良物除去装置が得
られる。
移送させずにその不良検出及び不良物除去を行うには、
装置側を可動できるように構成する必要があるのに比べ
て、検査対象物(粒状体群)を受光手段の受光位置つま
り不良検出位置から、異なる経路への分離位置つまり不
良物除去位置に順次移送しながら、不良物及び異物を正
常な粒状体から分離して移送させるようにすることで、
装置側を可動させないようにしながら装置各部を合理的
に配置して円滑な動作が実現できる不良物除去装置が得
られる。
【0015】請求項6によれば、請求項5において、予
定移送経路に沿って一層状態で且つ複数列並ぶ状態で移
送されている検査対象物が、その並び方向の全幅におい
て照明されるとともに、その並び方向に沿ってその全幅
を受光範囲として受光手段によって受光され、その受光
情報に基づいて、複数列の検査対象物の並び方向の全幅
における粒状体の良否又は混入異物の存否が判別され
る。
定移送経路に沿って一層状態で且つ複数列並ぶ状態で移
送されている検査対象物が、その並び方向の全幅におい
て照明されるとともに、その並び方向に沿ってその全幅
を受光範囲として受光手段によって受光され、その受光
情報に基づいて、複数列の検査対象物の並び方向の全幅
における粒状体の良否又は混入異物の存否が判別され
る。
【0016】従って、複数列並ぶ状態ではなく、例えば
一列状態で検査対象物(粒状体群)を移送するものに比
べて、その並び方向の全幅において並列的につまり能率
良く不良を検出することができ、もって、請求項5に係
る不良物除去装置の好適な手段が得られる。
一列状態で検査対象物(粒状体群)を移送するものに比
べて、その並び方向の全幅において並列的につまり能率
良く不良を検出することができ、もって、請求項5に係
る不良物除去装置の好適な手段が得られる。
【0017】請求項7によれば、請求項5又は6におい
て、検査対象物である粒状体群を自重にて落下させて移
送させながら、その粒状体群内の不良の粒状体又は異物
に対してエアーが吹き付けられ、その不良の粒状体又は
異物が正常な粒状体の移送経路から分離される。
て、検査対象物である粒状体群を自重にて落下させて移
送させながら、その粒状体群内の不良の粒状体又は異物
に対してエアーが吹き付けられ、その不良の粒状体又は
異物が正常な粒状体の移送経路から分離される。
【0018】従って、正常な粒状体の移送経路から不良
の粒状体又は異物を分離させるのに、エアーの吹き付け
作用によって行うので、例えば、出退動作をする板等の
機械的な手段で直接接触して分離させるのに比べて、速
い応答速度で且つソフトタッチに損傷を与えるおそれも
なく良好に分離でき、もって、請求項5又は6に係る不
良物除去装置の好適な手段が得られる。
の粒状体又は異物を分離させるのに、エアーの吹き付け
作用によって行うので、例えば、出退動作をする板等の
機械的な手段で直接接触して分離させるのに比べて、速
い応答速度で且つソフトタッチに損傷を与えるおそれも
なく良好に分離でき、もって、請求項5又は6に係る不
良物除去装置の好適な手段が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不良検出装置及び
不良物除去装置の実施形態を、玄米等の米粒群からなる
粒状体群を検査対象物として所定経路に沿って移送しな
がら、不良検出及び不良物除去を行う場合について図面
に基づいて説明する。
不良物除去装置の実施形態を、玄米等の米粒群からなる
粒状体群を検査対象物として所定経路に沿って移送しな
がら、不良検出及び不良物除去を行う場合について図面
に基づいて説明する。
【0020】図1及び図2に示すように、所定幅の板状
のシュータ1が、水平面に対して所定角度(例えば60
度)に傾斜されて設置され、このシュータ1の上部側に
設けた貯溜用のホッパー7から供給される米粒群kが一
層状態で横方向に広がった状態で滑って移送されてい
る。シュータ1の下方には、シュータ下端から所定速度
で自然落下する米粒群kのうちの正常な米粒kを回収す
る良米回収箱2と、正常な米粒kの流れから分離した着
色米(焼け米)や胴割れ米等の不良米又は石やガラス片
等の異物を回収する不良物回収箱3とが設置されてい
る。以上より、シュータ1が、検査対象物としての米粒
群kを予定移送経路(つまりシュータ上の米粒群kの流
れ経路及びシュータ下端から飛び出た米粒群kの落下経
路)に沿って一層状態で且つ複数列並ぶ状態で移送する
移送手段Hを構成する。
のシュータ1が、水平面に対して所定角度(例えば60
度)に傾斜されて設置され、このシュータ1の上部側に
設けた貯溜用のホッパー7から供給される米粒群kが一
層状態で横方向に広がった状態で滑って移送されてい
る。シュータ1の下方には、シュータ下端から所定速度
で自然落下する米粒群kのうちの正常な米粒kを回収す
る良米回収箱2と、正常な米粒kの流れから分離した着
色米(焼け米)や胴割れ米等の不良米又は石やガラス片
等の異物を回収する不良物回収箱3とが設置されてい
る。以上より、シュータ1が、検査対象物としての米粒
群kを予定移送経路(つまりシュータ上の米粒群kの流
れ経路及びシュータ下端から飛び出た米粒群kの落下経
路)に沿って一層状態で且つ複数列並ぶ状態で移送する
移送手段Hを構成する。
【0021】前記ホッパー7は、シュータ1の上部側部
分を利用したシュータ面1aと、このシュータ面1aに
対向して反対側に傾斜した傾斜側面7aと、ホッパー7
の全周を囲むための側壁部7b及び上壁部7cとによっ
て、図2の紙面に垂直な方向視において下端側ほど先細
状の筒体に構成されている。傾斜側面7aには、ホッパ
ー7内の米粒kをシュータ1へ排出するために、図2の
紙面に垂直な方向に沿う直線状の隙間をシュータ面1a
との間に形成する開閉ゲート9Aと、その開閉ゲート9
Aを移動させて上記隙間を変更するためのゲート駆動モ
ータ9B及びその他の機構が設けられている。尚、傾斜
側面7aの上方の側壁部7bには、ホッパー7内の貯溜
量を検出するレベルセンサ12が設置され、上壁部7c
には、外部から供給される米粒の流入口7Aが設けられ
ている。
分を利用したシュータ面1aと、このシュータ面1aに
対向して反対側に傾斜した傾斜側面7aと、ホッパー7
の全周を囲むための側壁部7b及び上壁部7cとによっ
て、図2の紙面に垂直な方向視において下端側ほど先細
状の筒体に構成されている。傾斜側面7aには、ホッパ
ー7内の米粒kをシュータ1へ排出するために、図2の
紙面に垂直な方向に沿う直線状の隙間をシュータ面1a
との間に形成する開閉ゲート9Aと、その開閉ゲート9
Aを移動させて上記隙間を変更するためのゲート駆動モ
ータ9B及びその他の機構が設けられている。尚、傾斜
側面7aの上方の側壁部7bには、ホッパー7内の貯溜
量を検出するレベルセンサ12が設置され、上壁部7c
には、外部から供給される米粒の流入口7Aが設けられ
ている。
【0022】図2に示すように、前記予定移送経路つま
りシュータ下端からの米粒群kの落下経路の途中に、米
粒群kの予定存在箇所Jが設定されている。すなわち、
前記移送手段Hは、米粒群kを上記予定存在箇所Jつま
り後述の検査用のラインセンサ5A,5Bの受光位置に
移送するように構成されている。
りシュータ下端からの米粒群kの落下経路の途中に、米
粒群kの予定存在箇所Jが設定されている。すなわち、
前記移送手段Hは、米粒群kを上記予定存在箇所Jつま
り後述の検査用のラインセンサ5A,5Bの受光位置に
移送するように構成されている。
【0023】そして、上記米粒群kの落下経路を挟ん
で、一方側に、上記予定存在箇所Jに複数列状に並ぶ米
粒群kの並び方向の全幅を照明する蛍光灯等からなるラ
イン状光源4と、そのライン状光源4からの照明光が上
記予定存在箇所Jの米粒群kで反射した反射光を受光す
るラインセンサ5Bとが、一方のケース13B内に格納
された状態で配置され、他方側に、そのライン状光源4
からの照明光が上記予定存在箇所Jを透過した透過光を
受光するラインセンサ5Aと、前記ライン状光源4から
の照明光を受けて反射光用のラインセンサ5Bに向けて
反射させるための反射板8とが、他方のケース13A内
に格納された状態で配置されている。
で、一方側に、上記予定存在箇所Jに複数列状に並ぶ米
粒群kの並び方向の全幅を照明する蛍光灯等からなるラ
イン状光源4と、そのライン状光源4からの照明光が上
記予定存在箇所Jの米粒群kで反射した反射光を受光す
るラインセンサ5Bとが、一方のケース13B内に格納
された状態で配置され、他方側に、そのライン状光源4
からの照明光が上記予定存在箇所Jを透過した透過光を
受光するラインセンサ5Aと、前記ライン状光源4から
の照明光を受けて反射光用のラインセンサ5Bに向けて
反射させるための反射板8とが、他方のケース13A内
に格納された状態で配置されている。
【0024】尚、各ケース13A,13Bの前記予定存
在箇所Jに向く側は、入射光を通過させるために、透明
ガラスからなる窓部14A,14Bにて構成されてい
る。上記反射板8は、米粒と同じ反射率の領域8aを上
記ライン状光源4にて照明された米粒群kの全幅に対応
して長手状に形成し、且つその長手状の領域8aの両側
に黒色の領域8bを形成した表面を、窓部14Aの背部
に押し付ける状態で固定されており、その窓部14Aの
固定板に兼用されている。もう一つの窓部14Bは専用
の固定板15で押し付けて固定されている。
在箇所Jに向く側は、入射光を通過させるために、透明
ガラスからなる窓部14A,14Bにて構成されてい
る。上記反射板8は、米粒と同じ反射率の領域8aを上
記ライン状光源4にて照明された米粒群kの全幅に対応
して長手状に形成し、且つその長手状の領域8aの両側
に黒色の領域8bを形成した表面を、窓部14Aの背部
に押し付ける状態で固定されており、その窓部14Aの
固定板に兼用されている。もう一つの窓部14Bは専用
の固定板15で押し付けて固定されている。
【0025】以上より、米粒群kの予定存在箇所Jを照
明する照明手段が、前記ライン状光源4にて構成される
とともに、複数列の米粒群kの並び方向の全幅を照明す
るように構成され、又、前記ライン状光源4からの照明
光が前記予定存在箇所Jを透過した透過光を受光する受
光手段が、透過光用のラインセンサ5Aにて構成される
とともに、複数列の米粒群kの並び方向に沿ってその全
幅を受光範囲とするように構成されることになる。尚、
反射光用のラインセンサ5Bも、前記複数列の米粒群k
の並び方向に沿ってその全幅を受光範囲としている。
明する照明手段が、前記ライン状光源4にて構成される
とともに、複数列の米粒群kの並び方向の全幅を照明す
るように構成され、又、前記ライン状光源4からの照明
光が前記予定存在箇所Jを透過した透過光を受光する受
光手段が、透過光用のラインセンサ5Aにて構成される
とともに、複数列の米粒群kの並び方向に沿ってその全
幅を受光範囲とするように構成されることになる。尚、
反射光用のラインセンサ5Bも、前記複数列の米粒群k
の並び方向に沿ってその全幅を受光範囲としている。
【0026】図4に示すように、上記両ラインセンサ5
A,5Bは、米粒kの大きさよりも小さい範囲p(例え
ば米粒kの大きさの10分の1程度)を夫々の受光対象
範囲として、各別に受光情報が取出し可能な複数個の受
光部5aを、米粒群kの予定存在箇所Jの全体に亘って
備えるように構成されている。具体的には、複数個の受
光部5aとしての受光素子が上記複数列の米粒群kの並
び方向に沿ってその全幅に亘って直線状に並置されたモ
ノクロタイプのCCDセンサと、米粒群kの像を上記C
CDセンサの各受光素子上に結像させるための光学系と
から構成されている。これにより、米粒群kの流れ方向
の全幅における透過及び反射画像情報が得られる。
A,5Bは、米粒kの大きさよりも小さい範囲p(例え
ば米粒kの大きさの10分の1程度)を夫々の受光対象
範囲として、各別に受光情報が取出し可能な複数個の受
光部5aを、米粒群kの予定存在箇所Jの全体に亘って
備えるように構成されている。具体的には、複数個の受
光部5aとしての受光素子が上記複数列の米粒群kの並
び方向に沿ってその全幅に亘って直線状に並置されたモ
ノクロタイプのCCDセンサと、米粒群kの像を上記C
CDセンサの各受光素子上に結像させるための光学系と
から構成されている。これにより、米粒群kの流れ方向
の全幅における透過及び反射画像情報が得られる。
【0027】上記両ラインセンサ5A,5Bの予定移送
経路における受光位置(予定存在箇所J)から経路方向
の下手側に、不良と判定された米粒kや異物等に対して
エアーを吹き付けて正常な米粒kの流れ方向から分離さ
せて前記不良物回収箱3に回収させるためのエアー吹き
付け装置6が設けられている。このエアー吹き付け装置
6は、米粒kの流れ方向に対して横幅方向に所定幅毎に
分割した各米粒群kに対して各別に吹き付け作動する複
数個のエアーガン6aを備えている。
経路における受光位置(予定存在箇所J)から経路方向
の下手側に、不良と判定された米粒kや異物等に対して
エアーを吹き付けて正常な米粒kの流れ方向から分離さ
せて前記不良物回収箱3に回収させるためのエアー吹き
付け装置6が設けられている。このエアー吹き付け装置
6は、米粒kの流れ方向に対して横幅方向に所定幅毎に
分割した各米粒群kに対して各別に吹き付け作動する複
数個のエアーガン6aを備えている。
【0028】制御構成を説明すると、図3に示すよう
に、マイクロコンピュータ利用の制御装置10が設けら
れ、この制御装置10に、前記両ラインセンサ5A,5
Bからの各画像信号と、前記レベルセンサ12の検出信
号とが入力されている。一方、制御装置10からは、前
記エアー吹き付け装置6の各エアーガン6aを夫々各別
に作動させるために、図示しないコンプレッサーから上
記各エアーガン6aへの各エアー供給路のエアー流通を
オンオフする複数個の電磁弁11に対する駆動信号と、
前記レベルセンサ12の検出信号に基づいて、ホッパー
7内の貯溜量を設定状態に維持するための前記ゲート駆
動モータ9Bに対する駆動信号とが出力されている。
に、マイクロコンピュータ利用の制御装置10が設けら
れ、この制御装置10に、前記両ラインセンサ5A,5
Bからの各画像信号と、前記レベルセンサ12の検出信
号とが入力されている。一方、制御装置10からは、前
記エアー吹き付け装置6の各エアーガン6aを夫々各別
に作動させるために、図示しないコンプレッサーから上
記各エアーガン6aへの各エアー供給路のエアー流通を
オンオフする複数個の電磁弁11に対する駆動信号と、
前記レベルセンサ12の検出信号に基づいて、ホッパー
7内の貯溜量を設定状態に維持するための前記ゲート駆
動モータ9Bに対する駆動信号とが出力されている。
【0029】前記制御装置10を利用して、前記透過光
用のラインセンサ5Aの受光情報に基づいて、米粒群k
における各米粒の良否又は米粒群k内に混入した異物の
存否を判別する判別手段100が構成されている。具体
的には、図5の透過光用のラインセンサ5Aの出力波形
に示すように、この判別手段100は、透過光用のライ
ンセンサ5Aの受光量つまり各受光部5aの受光量に対
応する出力電圧が米粒群kに対する適正光量範囲ΔEt
の上限値ULと下限値LLとの間にある場合に正常な米
粒の存在を判定するとともに、設定適正範囲ΔEtの下
限値LLよりも小さい場合に、正常な米粒よりも透過率
が小さい不良の米粒や異物等(例えば、黒色の石粒)の
存在を判定する。
用のラインセンサ5Aの受光情報に基づいて、米粒群k
における各米粒の良否又は米粒群k内に混入した異物の
存否を判別する判別手段100が構成されている。具体
的には、図5の透過光用のラインセンサ5Aの出力波形
に示すように、この判別手段100は、透過光用のライ
ンセンサ5Aの受光量つまり各受光部5aの受光量に対
応する出力電圧が米粒群kに対する適正光量範囲ΔEt
の上限値ULと下限値LLとの間にある場合に正常な米
粒の存在を判定するとともに、設定適正範囲ΔEtの下
限値LLよりも小さい場合に、正常な米粒よりも透過率
が小さい不良の米粒や異物等(例えば、黒色の石粒)の
存在を判定する。
【0030】ここで、透過光の場合は、米粒kや異物等
が存在しない位置に対応する受光部5aでは、照明光源
4からの照明光を直接受光して設定適正範囲ΔEtの上
限値ULよりも大きい出力値Esになる。そこで、前記
判別手段100は、適正光量範囲ΔEtの上限値UL
と、照明光源4からの照明光を米粒k等を透過せずに受
光したときの受光量Esとの間に、明側の判定レベルU
L1を設定し、ラインセンサ5Aの受光量が、適正光量
範囲ΔEtの上限値ULと前記明側の判定レベルUL1
との間にある場合に、正常な米粒kよりも透過率が大き
い不良の米粒k又は前記異物の存在を判定するように構
成されている。この正常な米粒kよりも透過率が大きい
不良の米粒k又は異物の例としては、正常な米粒kを
「もち米」としたときの「うるち米」が正常な米粒kよ
りも透過率が大きい不良の米粒kになり、薄い色付の透
明なガラス片等が、正常な米粒kよりも透過率が大きい
異物になる。
が存在しない位置に対応する受光部5aでは、照明光源
4からの照明光を直接受光して設定適正範囲ΔEtの上
限値ULよりも大きい出力値Esになる。そこで、前記
判別手段100は、適正光量範囲ΔEtの上限値UL
と、照明光源4からの照明光を米粒k等を透過せずに受
光したときの受光量Esとの間に、明側の判定レベルU
L1を設定し、ラインセンサ5Aの受光量が、適正光量
範囲ΔEtの上限値ULと前記明側の判定レベルUL1
との間にある場合に、正常な米粒kよりも透過率が大き
い不良の米粒k又は前記異物の存在を判定するように構
成されている。この正常な米粒kよりも透過率が大きい
不良の米粒k又は異物の例としては、正常な米粒kを
「もち米」としたときの「うるち米」が正常な米粒kよ
りも透過率が大きい不良の米粒kになり、薄い色付の透
明なガラス片等が、正常な米粒kよりも透過率が大きい
異物になる。
【0031】図5には、受光部5aの出力電圧(受光
量)が、米粒kに一部着色部分が存在する位置や、黒色
の石等(e1で示す)、及び、胴割れ部分が存在する位
置(e2で示す)では、上記設定適正範囲ΔEtよりも
下側に位置し、又、正常な米粒よりも透過率が大きい異
物等が存在する場合には、位置e4に示すように設定適
正範囲ΔEtよりも上側で前記明側の判定レベルUL1
よりも下側に位置している状態を例示している。
量)が、米粒kに一部着色部分が存在する位置や、黒色
の石等(e1で示す)、及び、胴割れ部分が存在する位
置(e2で示す)では、上記設定適正範囲ΔEtよりも
下側に位置し、又、正常な米粒よりも透過率が大きい異
物等が存在する場合には、位置e4に示すように設定適
正範囲ΔEtよりも上側で前記明側の判定レベルUL1
よりも下側に位置している状態を例示している。
【0032】そして、ラインセンサ5Aの受光量が、上
記明側の判定レベルUL1と、設定適正範囲ΔEtの上
限値ULとの間にあることを判別するために、前記判別
手段100は、ラインセンサ5Aの各受光部5aにおい
て、その受光量(出力電圧)が明側の判定レベルUL1
よりも小で且つ前記適正光量範囲ΔEtの上限値ULよ
りも大である受光部5aを求め、その求めた受光部5a
の隣接する連続個数が設定個数(例えば、2個)を超え
る箇所を、正常な米粒kよりも透過率が大きい不良の米
粒k又は前記異物の存在箇所と判定するように構成され
ている。
記明側の判定レベルUL1と、設定適正範囲ΔEtの上
限値ULとの間にあることを判別するために、前記判別
手段100は、ラインセンサ5Aの各受光部5aにおい
て、その受光量(出力電圧)が明側の判定レベルUL1
よりも小で且つ前記適正光量範囲ΔEtの上限値ULよ
りも大である受光部5aを求め、その求めた受光部5a
の隣接する連続個数が設定個数(例えば、2個)を超え
る箇所を、正常な米粒kよりも透過率が大きい不良の米
粒k又は前記異物の存在箇所と判定するように構成され
ている。
【0033】つまり、判別手段100は、受光部5aの
受光量が明側の判定レベルUL1よりも小である2値情
報と、受光部5aの受光量が前記適正光量範囲ΔEtの
上限値ULよりも大である2値情報とを演算して、前記
受光量が前記明側の判定レベルUL1よりも小で且つ前
記適正光量範囲ΔEtの上限値ULよりも大である受光
部5aを求める。
受光量が明側の判定レベルUL1よりも小である2値情
報と、受光部5aの受光量が前記適正光量範囲ΔEtの
上限値ULよりも大である2値情報とを演算して、前記
受光量が前記明側の判定レベルUL1よりも小で且つ前
記適正光量範囲ΔEtの上限値ULよりも大である受光
部5aを求める。
【0034】具体的な処理を、図6によって説明する。
(イ)は、受光部5aの受光量が明側の判定レベルUL
1よりも小のときを1とした出力波形であり、前述の4
つの位置e0,e1,e2,e4の夫々に対応する箇所
で1になっている。(ロ)は、設定適正範囲ΔEtの上
限値ULよりも大のときを1とした出力波形(上限値U
Lよりも小のときを1とした出力波形の反転波形)であ
り、前述の4つの位置e0,e1,e2,e4のうちで
e4だけが出力されていない。そして、(イ)の波形と
(ロ)の波形との論理積(AND処理)を演算すると、
(ハ)に示すように、e4だけに対応する信号波形が得
られる。但し、UL1にて検出される波形とULにて検
出される波形の幅が異なる(UL1の方がULに比べて
広い)ので、e4以外の位置e0,e1,e2において
も、前後に細いパルス状の波形が出るが、これは、前述
の設定個数(例えば、2個)以下の波形をカットするフ
イルター処理にて除去することができる。そして、
(ニ)に示すように、設定適正範囲ΔEtの下限値LL
よりも下側の位置e1,e2と、上記位置e4とが、不
良物の位置として判定される。
(イ)は、受光部5aの受光量が明側の判定レベルUL
1よりも小のときを1とした出力波形であり、前述の4
つの位置e0,e1,e2,e4の夫々に対応する箇所
で1になっている。(ロ)は、設定適正範囲ΔEtの上
限値ULよりも大のときを1とした出力波形(上限値U
Lよりも小のときを1とした出力波形の反転波形)であ
り、前述の4つの位置e0,e1,e2,e4のうちで
e4だけが出力されていない。そして、(イ)の波形と
(ロ)の波形との論理積(AND処理)を演算すると、
(ハ)に示すように、e4だけに対応する信号波形が得
られる。但し、UL1にて検出される波形とULにて検
出される波形の幅が異なる(UL1の方がULに比べて
広い)ので、e4以外の位置e0,e1,e2において
も、前後に細いパルス状の波形が出るが、これは、前述
の設定個数(例えば、2個)以下の波形をカットするフ
イルター処理にて除去することができる。そして、
(ニ)に示すように、設定適正範囲ΔEtの下限値LL
よりも下側の位置e1,e2と、上記位置e4とが、不
良物の位置として判定される。
【0035】一方、反射光の場合には、図7の反射光用
のラインセンサ5Bの出力波形に示すように、ラインセ
ンサ5Aの複数個の受光部5aの受光情報に基づいて、
その各受光部5aの受光量に対応する出力電圧が設定適
正範囲ΔEhを外れた場合に前記米粒の不良又は前記異
物の存在を判定する。ここで、反射光用の設定適正範囲
ΔEhは、正常米粒からの標準的な反射光に対する出力
電圧レベルe0’を挟んで上下所定幅の範囲に設定され
る。
のラインセンサ5Bの出力波形に示すように、ラインセ
ンサ5Aの複数個の受光部5aの受光情報に基づいて、
その各受光部5aの受光量に対応する出力電圧が設定適
正範囲ΔEhを外れた場合に前記米粒の不良又は前記異
物の存在を判定する。ここで、反射光用の設定適正範囲
ΔEhは、正常米粒からの標準的な反射光に対する出力
電圧レベルe0’を挟んで上下所定幅の範囲に設定され
る。
【0036】図7には、米粒kに一部着色部分が存在す
る位置(e1’で示す)や胴割れ部分が存在する位置
(e2’で示す)では、上記設定適正範囲ΔEhから下
側に外れている状態を例示し、又、ガラス片等の異物が
存在する場合には、異物からの強い直接反射光によって
位置e3’に示すように設定適正範囲ΔEhから上側に
外れている状態を例示している。又、図示しないが、黒
色の石等では、反射率が非常に小さいので、波形におい
て設定適正範囲ΔEhから下側に大きく外れることにな
る。
る位置(e1’で示す)や胴割れ部分が存在する位置
(e2’で示す)では、上記設定適正範囲ΔEhから下
側に外れている状態を例示し、又、ガラス片等の異物が
存在する場合には、異物からの強い直接反射光によって
位置e3’に示すように設定適正範囲ΔEhから上側に
外れている状態を例示している。又、図示しないが、黒
色の石等では、反射率が非常に小さいので、波形におい
て設定適正範囲ΔEhから下側に大きく外れることにな
る。
【0037】そして、前記移送手段Hは、前記制御装置
10及び前記エアー吹き付け装置6をも利用して、前記
判別手段100の判別情報に基づいて、前記予定存在箇
所Jに移送した米粒群kのうちの正常な米粒kと不良の
米粒及び前記異物とを異なる経路に分離して移送するよ
うに構成されている。具体的には、判別手段100にて
前記米粒の不良又は前記異物の存在が判別された場合に
は、前記予定存在箇所Jから前記予定移送経路における
前記不良の米粒又は前記異物に対する異なる経路への分
離箇所(前記エアーガン6aの設置箇所)までの移送時
間が経過するに伴って、前記不良の米粒又は前記異物を
正常な米粒の経路と異なる経路に分離させるように構成
されている。つまり、米粒群kを自重にて落下させて移
送させるとともに、不良の米粒又は異物に対して、その
位置に対応する各エアーガン6aからエアーを吹き付け
て正常な米粒の経路から分離させる。
10及び前記エアー吹き付け装置6をも利用して、前記
判別手段100の判別情報に基づいて、前記予定存在箇
所Jに移送した米粒群kのうちの正常な米粒kと不良の
米粒及び前記異物とを異なる経路に分離して移送するよ
うに構成されている。具体的には、判別手段100にて
前記米粒の不良又は前記異物の存在が判別された場合に
は、前記予定存在箇所Jから前記予定移送経路における
前記不良の米粒又は前記異物に対する異なる経路への分
離箇所(前記エアーガン6aの設置箇所)までの移送時
間が経過するに伴って、前記不良の米粒又は前記異物を
正常な米粒の経路と異なる経路に分離させるように構成
されている。つまり、米粒群kを自重にて落下させて移
送させるとともに、不良の米粒又は異物に対して、その
位置に対応する各エアーガン6aからエアーを吹き付け
て正常な米粒の経路から分離させる。
【0038】〔別実施形態〕上記実施例では、受光手段
5Aが複数個の受光部5aを備えるように構成したが、
例えばフォトセンサー等の単一のセンサーで構成し、こ
のセンサーの出力について、適正光量範囲の上限値と下
限値、及び、明側の判定レベルを設定して、前述の判別
手段100による不良検出処理を行うようにしてもよ
い。
5Aが複数個の受光部5aを備えるように構成したが、
例えばフォトセンサー等の単一のセンサーで構成し、こ
のセンサーの出力について、適正光量範囲の上限値と下
限値、及び、明側の判定レベルを設定して、前述の判別
手段100による不良検出処理を行うようにしてもよ
い。
【0039】又、上記実施例では、受光部5aの受光量
が明側の判定レベルUL1よりも小である2値情報と、
適正光量範囲の上限値ULよりも大である2値情報とを
演算して、受光量が明側の判定レベルよりも小で且つ適
正光量範囲の上限値よりも大である受光部を求めたが、
これに限るものではない。例えば、多値情報で表した受
光部5aの受光量を、多値情報で表した明側の判定レベ
ルUL1及び適正光量範囲の上限値ULと直接比較し
て、明側の判定レベルよりも小で且つ適正光量範囲の上
限値よりも大であるか否かを判定するようにしてもよ
い。
が明側の判定レベルUL1よりも小である2値情報と、
適正光量範囲の上限値ULよりも大である2値情報とを
演算して、受光量が明側の判定レベルよりも小で且つ適
正光量範囲の上限値よりも大である受光部を求めたが、
これに限るものではない。例えば、多値情報で表した受
光部5aの受光量を、多値情報で表した明側の判定レベ
ルUL1及び適正光量範囲の上限値ULと直接比較し
て、明側の判定レベルよりも小で且つ適正光量範囲の上
限値よりも大であるか否かを判定するようにしてもよ
い。
【0040】又、上記実施例のように、2値情報を演算
する場合においても、受光部の受光量が明側の判定レベ
ルよりも小であるときに1とし、適正光量範囲の上限値
よりも大であるときに1とする2値情報を得て、この2
値情報を論理積演算するものに限らない。
する場合においても、受光部の受光量が明側の判定レベ
ルよりも小であるときに1とし、適正光量範囲の上限値
よりも大であるときに1とする2値情報を得て、この2
値情報を論理積演算するものに限らない。
【0041】上記実施例では、検査対象物としての粒状
体群が米粒群kである場合について例示したが、これに
限るものではなく、例えば、プラスチック粒等における
不良物や異物の存否を検査する場合にも適用できる。
体群が米粒群kである場合について例示したが、これに
限るものではなく、例えば、プラスチック粒等における
不良物や異物の存否を検査する場合にも適用できる。
【0042】上記実施例では、照明手段4を、複数列状
の検査対象物(米粒群k)の全幅を照明するようにライ
ン状の蛍光灯にて構成したが、検査対象物(米粒群k)
の予定存在箇所その他の条件に応じて、照明手段の具体
構成は適宜変更できる。又、上記実施例では、照明手段
4を、単一の照明手段にて構成したが、これ以外に、透
過光用と反射光用とに各別の照明手段を設けるようにし
てもよい。又、照明光量の均一性を良くする等の目的の
ために、透過光用の照明手段(例えば蛍光灯)から発光
した光をそのまま照明光とせず、拡散反射する反射板で
反射させた光を照明光とすることもできる。
の検査対象物(米粒群k)の全幅を照明するようにライ
ン状の蛍光灯にて構成したが、検査対象物(米粒群k)
の予定存在箇所その他の条件に応じて、照明手段の具体
構成は適宜変更できる。又、上記実施例では、照明手段
4を、単一の照明手段にて構成したが、これ以外に、透
過光用と反射光用とに各別の照明手段を設けるようにし
てもよい。又、照明光量の均一性を良くする等の目的の
ために、透過光用の照明手段(例えば蛍光灯)から発光
した光をそのまま照明光とせず、拡散反射する反射板で
反射させた光を照明光とすることもできる。
【0043】上記実施例では、受光手段5Aを、モノク
ロタイプのCCDセンサを利用して構成したが、撮像管
式のテレビカメラを利用して構成してもよい。又、モノ
クロタイプではなく、カラータイプのCCDセンサにて
構成して、例えば、色情報R,G,B毎の受光量から不
良米や異物の存否をさらに精度良く判別するようにして
もよい。
ロタイプのCCDセンサを利用して構成したが、撮像管
式のテレビカメラを利用して構成してもよい。又、モノ
クロタイプではなく、カラータイプのCCDセンサにて
構成して、例えば、色情報R,G,B毎の受光量から不
良米や異物の存否をさらに精度良く判別するようにして
もよい。
【0044】上記実施例では、移送手段Hにて検査対象
物としての粒状体群(米粒群k)を予定移送経路に沿っ
て複数列並ぶ状態で(つまり横方向に広がった状態で)
移送するようにしたが、これ以外に、例えば、予定移送
経路に沿って一列状態で(つまり直線状に)移送させる
ようにしてもよい。
物としての粒状体群(米粒群k)を予定移送経路に沿っ
て複数列並ぶ状態で(つまり横方向に広がった状態で)
移送するようにしたが、これ以外に、例えば、予定移送
経路に沿って一列状態で(つまり直線状に)移送させる
ようにしてもよい。
【0045】上記実施例では、検査対象物としての粒状
体群(米粒群k)を予定移送経路に沿って一層状態で複
数列並ぶ状態で移送する移送手段Hを構成するために、
傾斜させたシュータ1を設けてその面上を粒状体群を滑
らせるようにしたが、これ以外に、例えば、粒状体群を
一層状態で載置して搬送する搬送装置等を設けてもよ
い。又、自重にて落下している粒状体群(米粒群k)中
の不良物に向けてエアーを吹き付けて、正常な粒状体の
経路から不良物を分離して移送するように、移送手段H
を構成したが、これに限るものではなく、例えば、不良
物をエアーで吸引するようにしてもよい。
体群(米粒群k)を予定移送経路に沿って一層状態で複
数列並ぶ状態で移送する移送手段Hを構成するために、
傾斜させたシュータ1を設けてその面上を粒状体群を滑
らせるようにしたが、これ以外に、例えば、粒状体群を
一層状態で載置して搬送する搬送装置等を設けてもよ
い。又、自重にて落下している粒状体群(米粒群k)中
の不良物に向けてエアーを吹き付けて、正常な粒状体の
経路から不良物を分離して移送するように、移送手段H
を構成したが、これに限るものではなく、例えば、不良
物をエアーで吸引するようにしてもよい。
【図1】不良検出・除去装置の概略斜視図
【図2】同概略側面図
【図3】制御構成のブロック図
【図4】受光検出範囲の説明図
【図5】透過光受光手段の出力波形図
【図6】透過光の場合の不良検出処理を説明する波形図
【図7】反射光受光手段の出力波形図
【図8】従来例における受光検出部を示す側面図
【図9】従来例における不良検出処理を説明する波形図
4 照明手段 5A 受光手段 5a 受光部 100 判別手段 H 移送手段
Claims (7)
- 【請求項1】 粒状体群を検査対象物として、その検査
対象物の予定存在箇所を照明する照明手段と、その照明
手段からの照明光が前記予定存在箇所を透過した透過光
を受光する受光手段と、その受光手段の受光情報に基づ
いて、粒状体群における各粒状体の良否又は粒状体群内
に混入した異物の存否を判別する判別手段とが設けられ
た不良検出装置であって、 前記判別手段は、前記受光手段の受光量が前記粒状体に
対する適正光量範囲の上限値と下限値との間にある場合
に正常な粒状体の存在を判定するとともに、 前記適正光量範囲の上限値と、前記照明手段からの照明
光を検査対象物を透過せずに受光したときの受光量との
間に、明側の判定レベルを設定し、前記受光手段の受光
量が、前記適正光量範囲の上限値と前記明側の判定レベ
ルとの間にある場合に、正常な粒状体よりも透過率が大
きい不良の粒状体又は前記異物の存在を判定するように
構成されている不良検出装置。 - 【請求項2】 前記判別手段は、前記受光手段の受光量
が前記適正光量範囲の下限値よりも小さい場合に、正常
な粒状体よりも透過率が小さい不良の粒状体又は前記異
物の存在を判定するように構成されている請求項1記載
の不良検出装置。 - 【請求項3】 前記受光手段は、各別に受光情報が取出
し可能な複数個の受光部を前記予定存在箇所の全体に亘
って備えるように構成され、 前記判別手段は、前記各受光部において、その受光量が
前記明側の判定レベルよりも小で且つ前記適正光量範囲
の上限値よりも大である受光部を求め、その求めた受光
部の隣接する連続個数が設定個数を超える箇所を、正常
な粒状体よりも透過率が大きい不良の粒状体又は前記異
物の存在箇所と判定するように構成されている請求項1
又は2記載の不良検出装置。 - 【請求項4】 前記判別手段は、前記受光部の受光量が
前記明側の判定レベルよりも小である2値情報と、前記
受光部の受光量が前記適正光量範囲の上限値よりも大で
ある2値情報とを演算して、前記受光量が前記明側の判
定レベルよりも小で且つ前記適正光量範囲の上限値より
も大である受光部を求めるように構成されている請求項
3記載の不良検出装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の不
良検出装置を備えた不良物除去装置であって、 前記検査対象物を予定移送経路に沿って移送する移送手
段が設けられ、 前記予定移送経路を挟んで、一方側に前記照明手段が配
置され、他方側に前記受光手段が配置され、 前記移送手段は、前記検査対象物を前記受光手段の受光
位置に移送するとともに、前記判別手段の判別情報に基
づいて、前記受光手段の受光位置に移送した前記検査対
象物のうちの正常な粒状体と不良の粒状体及び前記異物
とを異なる経路に分離して移送するように構成されてい
る不良物除去装置。 - 【請求項6】 前記移送手段は、前記検査対象物を一層
状態で且つ複数列並ぶ状態で移送するように構成され、 前記照明手段は、前記複数列の検査対象物の並び方向の
全幅を照明するように構成され、 前記受光手段は、前記複数列の検査対象物の並び方向に
沿ってその全幅を受光範囲とするように構成されている
請求項5記載の不良物除去装置。 - 【請求項7】 前記移送手段は、前記検査対象物を自重
にて落下させて移送させるとともに、前記不良の粒状体
又は前記異物に対してエアーを吹き付けて正常な粒状体
の経路から分離させるように構成されている請求項5又
は6記載の不良物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25834796A JPH1099795A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 不良検出装置及び不良物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25834796A JPH1099795A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 不良検出装置及び不良物除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099795A true JPH1099795A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17318987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25834796A Pending JPH1099795A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 不良検出装置及び不良物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1099795A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005370A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 撮像装置および撮像装置を用いた識別装置 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25834796A patent/JPH1099795A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005370A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 撮像装置および撮像装置を用いた識別装置 |
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