JPH1099468A - ゴルフボール - Google Patents
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- JPH1099468A JPH1099468A JP8277109A JP27710996A JPH1099468A JP H1099468 A JPH1099468 A JP H1099468A JP 8277109 A JP8277109 A JP 8277109A JP 27710996 A JP27710996 A JP 27710996A JP H1099468 A JPH1099468 A JP H1099468A
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- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 229920000554 ionomer Polymers 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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- A63B37/0003—Golf balls
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- A63B37/0006—Arrangement or layout of dimples
- A63B37/00065—Arrangement or layout of dimples located around the pole or the equator
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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- A63B37/0012—Dimple profile, i.e. cross-sectional view
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- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0077—Physical properties
- A63B37/008—Diameter
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- A63B37/0077—Physical properties
- A63B37/0083—Weight; Mass
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 一対の割型を分離可能に接合することに
より内部に球状のキャビティが形成される金型により成
形され、上記一対の割型の接合部によって形成されるパ
ーティングラインを有すると共に、このパーティングラ
イン上にこれと交差して複数のディンプルが形成され、
しかも他にディンプルと交差しない大円を持たないゴル
フボールにおいて、上記パーティングラインと交差する
ディンプルの空間体積Vpの平均値が、パーティングラ
イン外のディンプルの空間体積Vp´の平均値より大き
いことを特徴とするゴルフボール。 【効果】 本発明のゴルフボールはシンメトリー性に優
れ、シーム打ちとポール打ちとで飛距離に殆んど差がな
いものである。
より内部に球状のキャビティが形成される金型により成
形され、上記一対の割型の接合部によって形成されるパ
ーティングラインを有すると共に、このパーティングラ
イン上にこれと交差して複数のディンプルが形成され、
しかも他にディンプルと交差しない大円を持たないゴル
フボールにおいて、上記パーティングラインと交差する
ディンプルの空間体積Vpの平均値が、パーティングラ
イン外のディンプルの空間体積Vp´の平均値より大き
いことを特徴とするゴルフボール。 【効果】 本発明のゴルフボールはシンメトリー性に優
れ、シーム打ちとポール打ちとで飛距離に殆んど差がな
いものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディンプルと交差し
ない大円が1本も存在せず、シンメトリー性の高いゴル
フボールに関する。
ない大円が1本も存在せず、シンメトリー性の高いゴル
フボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴルフ
ボールにおいて、ディンプル配列やディンプル形状(直
径、深さ、断面形状等)はゴルフボールの飛び性能に大
きな影響を与えるため、従来からゴルフボール表面に多
数のディンプルを均等に或いは密に配列させる配列法が
種々提案されている。このようなディンプル配列法とし
ては、従来、正多面体配列及び半球をその中心より1〜
7等分割する方法などが知られており、特に3〜6等分
割する方法が一般的である。
ボールにおいて、ディンプル配列やディンプル形状(直
径、深さ、断面形状等)はゴルフボールの飛び性能に大
きな影響を与えるため、従来からゴルフボール表面に多
数のディンプルを均等に或いは密に配列させる配列法が
種々提案されている。このようなディンプル配列法とし
ては、従来、正多面体配列及び半球をその中心より1〜
7等分割する方法などが知られており、特に3〜6等分
割する方法が一般的である。
【0003】また、ディンプル形状を調整し、ゴルフボ
ールをポール打ち(回転軸が赤道面)した場合とシーム
打ち(回転面がポールを結ぶ線)した場合とで、ディン
プルの実効総容積がほぼ同じとなるようにする試みもな
されている(特公平6−7875号公報)。
ールをポール打ち(回転軸が赤道面)した場合とシーム
打ち(回転面がポールを結ぶ線)した場合とで、ディン
プルの実効総容積がほぼ同じとなるようにする試みもな
されている(特公平6−7875号公報)。
【0004】しかしながら、ゴルフボールは、互いに2
等分に分割された割型を分離可能に接合することにより
内部に球状キャビティを形成した成形用金型により成形
されており、軸対称に成形加工するため、両割型のキャ
ビティ内の頂点間を結んだ線に相当するポール軸の回り
については真円度が高くなり、逆に割型の接合面に相当
するパーティングラインで囲まれた面上に存在する軸の
回りについては真円度が低くなる傾向がある。このた
め、従来のゴルフボールは、その真円度の違いから、シ
ョットする位置の違いにより飛び性能に差が生じる場合
があり、ルールによって特別の場合以外はポールを動か
すことができず、あるがままの状態でポール打撃しなけ
ればならないゴルフ競技にあっては、上記飛び性能のバ
ラツキは大きな問題となる。
等分に分割された割型を分離可能に接合することにより
内部に球状キャビティを形成した成形用金型により成形
されており、軸対称に成形加工するため、両割型のキャ
ビティ内の頂点間を結んだ線に相当するポール軸の回り
については真円度が高くなり、逆に割型の接合面に相当
するパーティングラインで囲まれた面上に存在する軸の
回りについては真円度が低くなる傾向がある。このた
め、従来のゴルフボールは、その真円度の違いから、シ
ョットする位置の違いにより飛び性能に差が生じる場合
があり、ルールによって特別の場合以外はポールを動か
すことができず、あるがままの状態でポール打撃しなけ
ればならないゴルフ競技にあっては、上記飛び性能のバ
ラツキは大きな問題となる。
【0005】即ち、ゴルフボールを打撃するとクラブの
番手により回転数は異なるもののいずれも所謂バックス
ピンが生じ、この場合図4(A),(B)に示したよう
にボールの打撃箇所によって、ゴルフボールaのパーテ
ィングラインb上に互いに対向する2点c,c、及び中
心点dの3点を結ぶ直線eを回転軸とするバックスピン
を生じるようにボールaを打撃fする所謂ポール打撃
(A図)と、ボールaのパーティングラインbを円周線
とする円形平面gと直交し、かつボールaの中心dを通
る直線hを回転軸とするバックスピンを生じるようにボ
ールaを打撃iする所謂シーム打撃(B図)とに大別さ
れるが、上述したように上記ポール打撃(A図)の場合
は回転軸eの回りが真円でないため、余計な揚力や抗力
を受けやすく、一方シーム打撃(B図)の場合は回転軸
hの回りが真円に近いため、ゴルフボールに余計な揚力
や抗力がほとんど生じることがなく、このため単にポー
ル打撃とシーム打撃とでディンプルの効果が等しくなる
ように設計した場合には、ポール打撃の方が真円度の乱
れによりディンプルの効果が大きくなり、ゴルフボール
に余計な揚力や抗力が生じ、シーム打撃した場合とは飛
び性能が異なることとなり、ショット箇所による飛び性
能にバラツキが生じることとなる。
番手により回転数は異なるもののいずれも所謂バックス
ピンが生じ、この場合図4(A),(B)に示したよう
にボールの打撃箇所によって、ゴルフボールaのパーテ
ィングラインb上に互いに対向する2点c,c、及び中
心点dの3点を結ぶ直線eを回転軸とするバックスピン
を生じるようにボールaを打撃fする所謂ポール打撃
(A図)と、ボールaのパーティングラインbを円周線
とする円形平面gと直交し、かつボールaの中心dを通
る直線hを回転軸とするバックスピンを生じるようにボ
ールaを打撃iする所謂シーム打撃(B図)とに大別さ
れるが、上述したように上記ポール打撃(A図)の場合
は回転軸eの回りが真円でないため、余計な揚力や抗力
を受けやすく、一方シーム打撃(B図)の場合は回転軸
hの回りが真円に近いため、ゴルフボールに余計な揚力
や抗力がほとんど生じることがなく、このため単にポー
ル打撃とシーム打撃とでディンプルの効果が等しくなる
ように設計した場合には、ポール打撃の方が真円度の乱
れによりディンプルの効果が大きくなり、ゴルフボール
に余計な揚力や抗力が生じ、シーム打撃した場合とは飛
び性能が異なることとなり、ショット箇所による飛び性
能にバラツキが生じることとなる。
【0006】従って、ショット箇所による飛び性能にバ
ラツキのないシンメトリー性に優れたゴルフボールを得
るためには、ボールの形状、即ちボールの真円度をも考
慮してディンプル配置、ディンプル形状を設計し、ディ
ンプル効果を最適化することが望まれるが、未だ十分に
要請に応えるには至っていない。
ラツキのないシンメトリー性に優れたゴルフボールを得
るためには、ボールの形状、即ちボールの真円度をも考
慮してディンプル配置、ディンプル形状を設計し、ディ
ンプル効果を最適化することが望まれるが、未だ十分に
要請に応えるには至っていない。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、ポール打ちとシーム打ちとで同じ弾道が得られ、
ショット箇所により飛び性能にバラツキを生じるような
ことのないシンメトリー性に優れたゴルフボールを提供
することを目的とする。
あり、ポール打ちとシーム打ちとで同じ弾道が得られ、
ショット箇所により飛び性能にバラツキを生じるような
ことのないシンメトリー性に優れたゴルフボールを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、第1に、一対の割型
を分離可能に接合することにより内部に球状のキャビテ
ィを形成する金型によって成形され、上記一対の割型の
接合部によって形成されるパーティングラインを有する
と共に、このパーティングライン上にこれと交差して複
数のディンプルが形成され、しかも他にディンプルと交
差しない大円を持たないゴルフボールにおいて、上記パ
ーティングラインと交差するディンプルの空間体積Vp
の平均値が、パーティングライン外のディンプルの空間
体積Vp´の平均値より大きいことを特徴とするゴルフ
ボールを提供する。
発明は、上記目的を達成するため、第1に、一対の割型
を分離可能に接合することにより内部に球状のキャビテ
ィを形成する金型によって成形され、上記一対の割型の
接合部によって形成されるパーティングラインを有する
と共に、このパーティングライン上にこれと交差して複
数のディンプルが形成され、しかも他にディンプルと交
差しない大円を持たないゴルフボールにおいて、上記パ
ーティングラインと交差するディンプルの空間体積Vp
の平均値が、パーティングライン外のディンプルの空間
体積Vp´の平均値より大きいことを特徴とするゴルフ
ボールを提供する。
【0009】また、本発明は第2に、一対の割型を分離
可能に接合することにより内部に球状のキャビティが形
成される金型により成形され、上記一対の割型の接合部
によって形成されるパーティングラインを有すると共
に、このパーティングライン上にこれと交差して複数の
ディンプルが形成され、しかも他にディンプルと交差し
ない大円を持たないゴルフボールにおいて、ディンプル
の直径をDm、深さをDpとした場合、パーティングラ
インと交差するディンプルにおけるDp/Dmの平均値
が、パーティングライン外のディンプルにおけるDp/
Dmの平均値より大きいことを特徴とするゴルフボール
を提供する。
可能に接合することにより内部に球状のキャビティが形
成される金型により成形され、上記一対の割型の接合部
によって形成されるパーティングラインを有すると共
に、このパーティングライン上にこれと交差して複数の
ディンプルが形成され、しかも他にディンプルと交差し
ない大円を持たないゴルフボールにおいて、ディンプル
の直径をDm、深さをDpとした場合、パーティングラ
インと交差するディンプルにおけるDp/Dmの平均値
が、パーティングライン外のディンプルにおけるDp/
Dmの平均値より大きいことを特徴とするゴルフボール
を提供する。
【0010】即ち、従来より、各ディンプルにおけるD
p/Dmを一定にしたゴルフボールは、例えば、特開平
2−134175号公報、同4−231079号公報に
提案されており、また、パーティングライン上にディン
プルを配列したゴルフボールも、例えば特開平5−30
0952号公報に提案がある。
p/Dmを一定にしたゴルフボールは、例えば、特開平
2−134175号公報、同4−231079号公報に
提案されており、また、パーティングライン上にディン
プルを配列したゴルフボールも、例えば特開平5−30
0952号公報に提案がある。
【0011】しかしながら、パーティングライン上にデ
ィンプルを配列することはシンメトリー性を向上させ得
るものであるが、パーティングライン上に配列するディ
ンプル数はあまり多くはできず、なおシンメトリー性の
点で改良する余地があり、ディンプルを正20面体に配
列した場合でもシンメトリー性はなお十分ではなく、ポ
ール打ちとシーム打ちとで飛距離がかなり相違してしま
う場合がある。
ィンプルを配列することはシンメトリー性を向上させ得
るものであるが、パーティングライン上に配列するディ
ンプル数はあまり多くはできず、なおシンメトリー性の
点で改良する余地があり、ディンプルを正20面体に配
列した場合でもシンメトリー性はなお十分ではなく、ポ
ール打ちとシーム打ちとで飛距離がかなり相違してしま
う場合がある。
【0012】これに対し、本発明者は種々検討を行った
結果、パーティングラインに交差するディンプルの空間
体積の平均値をパーティングライン外のディンプルの空
間体積の平均値より大きくした場合、或いはパーティン
グラインに交差するディンプルのDp/Dmの平均値を
パーティングライン外のディンプルのDp/Dmの平均
値より大きくした場合、パーティングライン上のディン
プル配列数が少なくとも、また種々のディンプル配列態
様においても、シンメトリー性が向上し、シーム打ちと
ポール打ちとで飛距離に殆んど差がないゴルフボールが
得られることを知見したものである。
結果、パーティングラインに交差するディンプルの空間
体積の平均値をパーティングライン外のディンプルの空
間体積の平均値より大きくした場合、或いはパーティン
グラインに交差するディンプルのDp/Dmの平均値を
パーティングライン外のディンプルのDp/Dmの平均
値より大きくした場合、パーティングライン上のディン
プル配列数が少なくとも、また種々のディンプル配列態
様においても、シンメトリー性が向上し、シーム打ちと
ポール打ちとで飛距離に殆んど差がないゴルフボールが
得られることを知見したものである。
【0013】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のゴルフボールは、ディンプルと交差しない
大円が1本も存在しないものであり、半球状のキャビテ
ィを有する一対の割型を分離可能に接合することにより
内部に球状のキャビティを形成するゴルフボール成形用
金型によって成形されるもので、従って上記割型の接合
部(金型パーティング部)によってパーティングライン
が形成されるものである。この場合、本発明のゴルフボ
ールは、このパーティングライン上にもこれと交差する
ディンプルを有するものであり、またその他にディンプ
ルと交差しない大円線を有さないものである。なお、交
差しないとはディンプルをよぎることはないということ
を意味し、大円と接するディンプルは大円と交差しない
ディンプルに含まれる。
と、本発明のゴルフボールは、ディンプルと交差しない
大円が1本も存在しないものであり、半球状のキャビテ
ィを有する一対の割型を分離可能に接合することにより
内部に球状のキャビティを形成するゴルフボール成形用
金型によって成形されるもので、従って上記割型の接合
部(金型パーティング部)によってパーティングライン
が形成されるものである。この場合、本発明のゴルフボ
ールは、このパーティングライン上にもこれと交差する
ディンプルを有するものであり、またその他にディンプ
ルと交差しない大円線を有さないものである。なお、交
差しないとはディンプルをよぎることはないということ
を意味し、大円と接するディンプルは大円と交差しない
ディンプルに含まれる。
【0014】なお、上記パーティングライン上にディン
プルを形成する方法としては、公知の方法を採用し得る
が、上記一対の割型の接合面のいずれか一方又は双方に
埋め込まれたディンプルピンによって形成することが簡
便である。
プルを形成する方法としては、公知の方法を採用し得る
が、上記一対の割型の接合面のいずれか一方又は双方に
埋め込まれたディンプルピンによって形成することが簡
便である。
【0015】本発明の第一のゴルフボールにおいては、
上記パーティングライン上のディンプルの空間体積Vp
の平均値を、パーティングライン外のディンプルの空間
体積Vp´の平均値より大きくなるようにしたものであ
り、通常その差が0.02〜0.3mm3、特に0.0
5〜0.2mm3になるように形成することにより、シ
ーム打撃、ポール打撃のいずれで打撃しても飛距離に殆
んど差がないゴルフボールが得られるものである。その
差が0.02mm3より小さくとも、0.3mm3より大
きくともシンメトリー性が低下する場合がある。
上記パーティングライン上のディンプルの空間体積Vp
の平均値を、パーティングライン外のディンプルの空間
体積Vp´の平均値より大きくなるようにしたものであ
り、通常その差が0.02〜0.3mm3、特に0.0
5〜0.2mm3になるように形成することにより、シ
ーム打撃、ポール打撃のいずれで打撃しても飛距離に殆
んど差がないゴルフボールが得られるものである。その
差が0.02mm3より小さくとも、0.3mm3より大
きくともシンメトリー性が低下する場合がある。
【0016】また、Vpの平均値は通常0.6〜1.4
mm3、特に0.8〜1.2mm3に形成され、Vp´の
平均値は通常0.65〜1.45mm3、特に0.85
〜1.25mm3に形成される。
mm3、特に0.8〜1.2mm3に形成され、Vp´の
平均値は通常0.65〜1.45mm3、特に0.85
〜1.25mm3に形成される。
【0017】ここで、上記空間体積Vp、Vp´の算出
方法について図1を参照して説明すると、ディンプル平
面形状が円形状の場合、(a)に示したように、ディン
プル1上にボール直径の仮想球面3を設定すると共に、
ボール直径より0.06mm小さい直径の球面5を設定
し、この球面5の円周とディンプル1との交点6を求
め、該交点6における接線7を導き、仮想球面3との交
点8の連なりをディンプル縁部9とする。この場合、上
述したディンプル縁部9の設定は、通常ディンプル1の
縁部は丸みを帯びているため、このような設定がないと
ディンプル縁部の正確な位置がわからないためである。
方法について図1を参照して説明すると、ディンプル平
面形状が円形状の場合、(a)に示したように、ディン
プル1上にボール直径の仮想球面3を設定すると共に、
ボール直径より0.06mm小さい直径の球面5を設定
し、この球面5の円周とディンプル1との交点6を求
め、該交点6における接線7を導き、仮想球面3との交
点8の連なりをディンプル縁部9とする。この場合、上
述したディンプル縁部9の設定は、通常ディンプル1の
縁部は丸みを帯びているため、このような設定がないと
ディンプル縁部の正確な位置がわからないためである。
【0018】なお、ディンプルの設定に際し、仮想球面
を想定することは従来より行われており、例えば、特開
昭50−8630号公報のボール半径より0.003イ
ンチ(約0.08mm)小さい仮想球面を想定するもの
などを挙げることができるが、このような設定のもとで
は、ボールの低スピン化や、ディンプル表面占有率を増
やす目的でディンプルの深さDpをより浅くしたり、デ
ィンプル縁部の形状を円形に限ることなく他形状にする
場合等といったディンプルの多様化に対応し得ない場合
が生じるので、本発明においては、上記した独自の規定
を設けることによりディンプルの多様化に対応させるこ
とにした。
を想定することは従来より行われており、例えば、特開
昭50−8630号公報のボール半径より0.003イ
ンチ(約0.08mm)小さい仮想球面を想定するもの
などを挙げることができるが、このような設定のもとで
は、ボールの低スピン化や、ディンプル表面占有率を増
やす目的でディンプルの深さDpをより浅くしたり、デ
ィンプル縁部の形状を円形に限ることなく他形状にする
場合等といったディンプルの多様化に対応し得ない場合
が生じるので、本発明においては、上記した独自の規定
を設けることによりディンプルの多様化に対応させるこ
とにした。
【0019】本発明でいうディンプルの直径Dmは、上
記ディンプルの場合、縁部9で囲まれた面(図1では円
形)の直径であり、また、深さDpは上記Dmの中心か
らディンプルの下部までの長さである。そして、(b)
に示したように、前記縁部9によって囲まれる平面
(円:直径Dm)4下のディンプル空間体積Vp,Vp
´を求めることができる。
記ディンプルの場合、縁部9で囲まれた面(図1では円
形)の直径であり、また、深さDpは上記Dmの中心か
らディンプルの下部までの長さである。そして、(b)
に示したように、前記縁部9によって囲まれる平面
(円:直径Dm)4下のディンプル空間体積Vp,Vp
´を求めることができる。
【0020】なお、縁部9で囲まれる面がディンプルの
平面形状が円形状でない場合は、このディンプルの最大
直径(もしくは平面最大長さ)を求め、ディンプル平面
がこの最大直径(最大長さ)を有する円形状であると仮
定し、また最大深さDmはディンプルの最大深さを有す
る点から上記平面までの距離とし、Vp及びVp´はこ
れらの規定に基づいて上記と同様にして算出する。
平面形状が円形状でない場合は、このディンプルの最大
直径(もしくは平面最大長さ)を求め、ディンプル平面
がこの最大直径(最大長さ)を有する円形状であると仮
定し、また最大深さDmはディンプルの最大深さを有す
る点から上記平面までの距離とし、Vp及びVp´はこ
れらの規定に基づいて上記と同様にして算出する。
【0021】また、本発明の第2のゴルフボールは、デ
ィンプルの上記直径Dmと上記深さDpとの比(アスペ
クト比)Dp/Dmについて、パーティングライン上の
ディンプルのDp/Dmの平均値をパーティングライン
外のディンプルのDp/Dmの平均値よりも大きくした
ものである。この関係は、本発明の上記第1のゴルフボ
ール、即ちパーティングライン上のディンプルの空間体
積Vpの平均値をパーティングライン外のディンプルの
空間体積Vp´の平均値より大きくしたゴルフボールに
対して適用することが好ましいが、更に、パーティング
ライン上のディンプルを配列上、パーティングライン外
のディンプルより小径に形成し、このためVpの平均値
がVp´の平均値より大きくし得ない場合に有効であ
り、Vpの平均値がVp´の平均値と同じ又はこれより
小さい場合、或いはVpの平均値とVp´との差が0.
02mm3より小さい場合においても、パーティングラ
イン上のディンプルのDp/Dmの平均値をパーティン
グライン外のDp/Dmの平均値より大きくすればシン
メトリー性に優れたゴルフボールが得られるものであ
る。
ィンプルの上記直径Dmと上記深さDpとの比(アスペ
クト比)Dp/Dmについて、パーティングライン上の
ディンプルのDp/Dmの平均値をパーティングライン
外のディンプルのDp/Dmの平均値よりも大きくした
ものである。この関係は、本発明の上記第1のゴルフボ
ール、即ちパーティングライン上のディンプルの空間体
積Vpの平均値をパーティングライン外のディンプルの
空間体積Vp´の平均値より大きくしたゴルフボールに
対して適用することが好ましいが、更に、パーティング
ライン上のディンプルを配列上、パーティングライン外
のディンプルより小径に形成し、このためVpの平均値
がVp´の平均値より大きくし得ない場合に有効であ
り、Vpの平均値がVp´の平均値と同じ又はこれより
小さい場合、或いはVpの平均値とVp´との差が0.
02mm3より小さい場合においても、パーティングラ
イン上のディンプルのDp/Dmの平均値をパーティン
グライン外のDp/Dmの平均値より大きくすればシン
メトリー性に優れたゴルフボールが得られるものであ
る。
【0022】ここで、パーティングライン上のディンプ
ルのDp/Dmの平均値と、パーティングライン外のデ
ィンプルのDp/Dmの平均値との差は0.01〜0.
1、特に0.04〜0.08であることが好ましい。こ
れが0.01より小さくとも、0.1より大きくともシ
ンメトリー性が低下する場合がある。
ルのDp/Dmの平均値と、パーティングライン外のデ
ィンプルのDp/Dmの平均値との差は0.01〜0.
1、特に0.04〜0.08であることが好ましい。こ
れが0.01より小さくとも、0.1より大きくともシ
ンメトリー性が低下する場合がある。
【0023】この場合、パーティングライン上のディン
プルのDp/Dmの平均値は0.045以上、好ましく
は0.045〜0.6、更に好ましくは0.045〜
0.055とすることが推奨され、0.045より小さ
いと、シンメトリー性が低下したり、弾道が高くなりす
ぎる場合がある。
プルのDp/Dmの平均値は0.045以上、好ましく
は0.045〜0.6、更に好ましくは0.045〜
0.055とすることが推奨され、0.045より小さ
いと、シンメトリー性が低下したり、弾道が高くなりす
ぎる場合がある。
【0024】一方、パーティングライン外に形成される
ディンプルのDp/Dmの平均値も、上記パーティング
ライン上のディンプルの平均値より少なければよく制限
されるものではないが、通常、0.045以下、好まし
くは0.038〜0.045、更に好ましくは0.04
〜0.045であることが推奨され、0.045を超え
ると、シンメトリー性が低下したり、弾道が高くなりす
ぎる場合がある。
ディンプルのDp/Dmの平均値も、上記パーティング
ライン上のディンプルの平均値より少なければよく制限
されるものではないが、通常、0.045以下、好まし
くは0.038〜0.045、更に好ましくは0.04
〜0.045であることが推奨され、0.045を超え
ると、シンメトリー性が低下したり、弾道が高くなりす
ぎる場合がある。
【0025】本発明において、ディンプルの平面形状は
特に制限されないが、通常円形であり、また、ディンプ
ルの直径は2.0〜4.6mm、特に3.2〜4.0m
mとすることが好ましく、ディンプルの深さは0.1〜
0.25mm、特に0.13〜0.2mmとすることが
好ましい。
特に制限されないが、通常円形であり、また、ディンプ
ルの直径は2.0〜4.6mm、特に3.2〜4.0m
mとすることが好ましく、ディンプルの深さは0.1〜
0.25mm、特に0.13〜0.2mmとすることが
好ましい。
【0026】ディンプル総数も特に制限されないが、通
常240〜600個、特に340〜450個である。こ
の場合、パーティングライン上に形成されるディンプル
の個数は、通常3〜40個、好ましくは8〜18個であ
ることが好ましく、2個以下であると、シンメトリー性
を低下させる場合があり、また41個以上であると、成
形に使用する金型の強度が劣化する場合がある。なお、
各ディンプルは互いに直径、深さが同一の1種のみであ
ってもよく、また直径と深さのいずれか一方又は双方が
相違する2種以上であってもよいが、好ましくは直径は
相違する2〜5種、特に2〜4種のディンプル構成とす
ることが好ましい。
常240〜600個、特に340〜450個である。こ
の場合、パーティングライン上に形成されるディンプル
の個数は、通常3〜40個、好ましくは8〜18個であ
ることが好ましく、2個以下であると、シンメトリー性
を低下させる場合があり、また41個以上であると、成
形に使用する金型の強度が劣化する場合がある。なお、
各ディンプルは互いに直径、深さが同一の1種のみであ
ってもよく、また直径と深さのいずれか一方又は双方が
相違する2種以上であってもよいが、好ましくは直径は
相違する2〜5種、特に2〜4種のディンプル構成とす
ることが好ましい。
【0027】ディンプルの配列態様も種々選定され、正
8面体配列、正12面体配列、正20面体配列などいず
れの配列法によってもよい。
8面体配列、正12面体配列、正20面体配列などいず
れの配列法によってもよい。
【0028】本発明のゴルフボールは、ディンプルの設
計を上記規定を満たすように形成すればよく、またボー
ルの構造も特に制限されるものではなく、ワンピースゴ
ルフボール、ツーピースゴルフボール、3層構造以上の
マルチピースゴルフボール等のソリッドゴルフボールと
しても、糸巻きゴルフボールとしてもよく、これらは公
知の材料、製法によって製造し得る。またボールの直
径、重量はゴルフ規則に従うことができる。
計を上記規定を満たすように形成すればよく、またボー
ルの構造も特に制限されるものではなく、ワンピースゴ
ルフボール、ツーピースゴルフボール、3層構造以上の
マルチピースゴルフボール等のソリッドゴルフボールと
しても、糸巻きゴルフボールとしてもよく、これらは公
知の材料、製法によって製造し得る。またボールの直
径、重量はゴルフ規則に従うことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のゴルフボールはシンメトリー性
に優れ、シーム打ちとポール打ちとで飛距離に殆んど差
がないものである。
に優れ、シーム打ちとポール打ちとで飛距離に殆んど差
がないものである。
【0030】
【実施例】以下、実施例、比較例を示し本発明を具体的
に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもので
はない。
に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもので
はない。
【0031】[実施例及び比較例]ラージサイズ(直径
42.7mm、重量45.4g)のアイオノマー樹脂カ
バー(厚さ2.0mm)のツーピースソリッドゴルフボ
ールに、表1〜3及び図2,3に示す態様でディンプル
を配列した。ここで、図中Pはパーティングライン、D
はディンプルである。
42.7mm、重量45.4g)のアイオノマー樹脂カ
バー(厚さ2.0mm)のツーピースソリッドゴルフボ
ールに、表1〜3及び図2,3に示す態様でディンプル
を配列した。ここで、図中Pはパーティングライン、D
はディンプルである。
【0032】なお、コア材料、カバー材料は下記の通り
である。
である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】次に、得られたそれぞれのゴルフボールに
つき、スイングロボットでクラブとしてドライバー(#
W1)を用い、ヘッドスピード45m/secでポール
打撃(図4(A)の打撃方向)とシーム打撃(図4
(B)の打撃方向)とを繰り返し、キャリー及び弾道の
評価を行った。結果を表4に示す。
つき、スイングロボットでクラブとしてドライバー(#
W1)を用い、ヘッドスピード45m/secでポール
打撃(図4(A)の打撃方向)とシーム打撃(図4
(B)の打撃方向)とを繰り返し、キャリー及び弾道の
評価を行った。結果を表4に示す。
【0037】
【表4】
【図1】(a),(b)はディンプルの空間体積Vp、
Vp´、直径Dm及び深さDpを算出する方法を説明す
る方説明図である。
Vp´、直径Dm及び深さDpを算出する方法を説明す
る方説明図である。
【図2】実施例1・2、比較例1・2のゴルフボールの
ディンプル配列パターンを示す正面図である。
ディンプル配列パターンを示す正面図である。
【図3】実施例3・4、比較例3のゴルフボールのディ
ンプル配列パターンを示す正面図である。
ンプル配列パターンを示す正面図である。
【図4】ゴルフボールをショットする場合の打撃方向を
説明する説明図であり、(A)はポール打撃、(B)は
シーム打撃を示す。
説明する説明図であり、(A)はポール打撃、(B)は
シーム打撃を示す。
【符号の説明】 1 ディンプル 2 陸部 3 仮想球面 4 ディンプル縁部に囲まれた平面 5 球面 6 交点 7 交点6におけるディンプル内面に対する接線 8 交点 9 ディンプル縁部 10 ディンプル空間体積 P パーティングライン D ディンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 道夫 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 笠嶋 厚紀 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の割型を分離可能に接合することに
より内部に球状のキャビティが形成される金型により成
形され、上記一対の割型の接合部によって形成されるパ
ーティングラインを有すると共に、このパーティングラ
イン上にこれと交差して複数のディンプルが形成され、
しかも他にディンプルと交差しない大円を持たないゴル
フボールにおいて、上記パーティングラインと交差する
ディンプルの空間体積Vpの平均値が、パーティングラ
イン外のディンプルの空間体積Vp´の平均値より大き
いことを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項2】 一対の割型を分離可能に接合することに
より内部に球状のキャビティが形成される金型により成
形され、上記一対の割型の接合部によって形成されるパ
ーティングラインを有すると共に、このパーティングラ
イン上にこれと交差して複数のディンプルが形成され、
しかも他にディンプルと交差しない大円を持たないゴル
フボールにおいて、ディンプルの直径をDm、深さをD
pとした場合、パーティングラインと交差するディンプ
ルにおけるDp/Dmの平均値が、パーティングライン
外のディンプルにおけるDp/Dmの平均値より大きい
ことを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項3】 パーティングラインと交差するディンプ
ルにおけるDp/Dmの平均値が、0.045以上であ
る請求項1又は2に記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 パーティングライン外のディンプルにお
けるDp/Dmの平均値が、0.045以下である請求
項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフボール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277109A JPH1099468A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ゴルフボール |
US08/936,836 US5902193A (en) | 1996-09-27 | 1997-09-25 | Golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277109A JPH1099468A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ゴルフボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099468A true JPH1099468A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17578917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8277109A Pending JPH1099468A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ゴルフボール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5902193A (ja) |
JP (1) | JPH1099468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7547258B2 (en) | 2006-12-27 | 2009-06-16 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
JP2013009776A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフボール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4337957B2 (ja) * | 1997-11-06 | 2009-09-30 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US6200232B1 (en) * | 1998-06-16 | 2001-03-13 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and method of arranging dimples thereto |
JP3244490B2 (ja) * | 1998-07-22 | 2002-01-07 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボール |
US6413171B1 (en) * | 1999-08-19 | 2002-07-02 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US6558274B1 (en) * | 1999-08-19 | 2003-05-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Solid golf ball |
JP2001170212A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
US6409615B1 (en) | 2000-08-15 | 2002-06-25 | The Procter & Gamble Company | Golf ball with non-circular shaped dimples |
JP4092532B2 (ja) | 2001-01-12 | 2008-05-28 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
JP2003126301A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-07 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
US7128864B2 (en) * | 2001-12-04 | 2006-10-31 | Callaway Golf Company | Process forming a cover layer for a golf ball |
USD472948S1 (en) | 2002-04-22 | 2003-04-08 | The Procter & Gamble Company | Golf ball |
US6893362B2 (en) * | 2003-01-10 | 2005-05-17 | Acushnet Company | Mold and method of molding golf ball having dimples on the equator |
US7179178B2 (en) * | 2005-05-23 | 2007-02-20 | Callaway Golf Company | Golf ball dimple pattern |
US10124212B2 (en) * | 2008-10-31 | 2018-11-13 | Acushnet Company | Dimple patterns for golf balls |
US20130072325A1 (en) * | 2008-10-31 | 2013-03-21 | Acushnet Company | Dimple patterns for golf balls |
JP2013525033A (ja) * | 2010-04-28 | 2013-06-20 | エアロ−エックス・ゴルフ・インコーポレイテッド | 非公認スライス防止ボール |
CN103648594A (zh) | 2011-03-16 | 2014-03-19 | 艾尔罗-X高尔夫股份有限公司 | 防右曲高尔夫球结构 |
US20130172124A1 (en) * | 2011-12-30 | 2013-07-04 | Chris Hixenbaugh | Golf ball dimple profile |
JP6776529B2 (ja) * | 2015-12-07 | 2020-10-28 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボール |
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JP6785275B2 (ja) * | 2018-10-02 | 2020-11-18 | 美津濃株式会社 | ゴルフボール |
US11406878B2 (en) | 2019-10-01 | 2022-08-09 | Acushnet Company | Methods and molds for molding golf balls incorporating a thermoplastic polyurethane cover |
US11697231B2 (en) | 2019-10-01 | 2023-07-11 | Acushnet Company | Methods and molds for molding golf balls incorporating a thermoplastic polyurethane cover |
US11618192B2 (en) | 2019-12-12 | 2023-04-04 | Acushnet Company | Injection molding method and mold |
US11679307B2 (en) | 2021-04-05 | 2023-06-20 | Acushnet Company | Method of forming a plurality of golf balls |
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JPH067875B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1994-02-02 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボ−ル |
JP2600346B2 (ja) * | 1988-11-16 | 1997-04-16 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
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JP2519632B2 (ja) * | 1992-06-26 | 1996-07-31 | 東京タングステン株式会社 | モリブデン又はモリブデン基合金網及びその製造方法 |
US5759116A (en) * | 1996-02-26 | 1998-06-02 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8277109A patent/JPH1099468A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-25 US US08/936,836 patent/US5902193A/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|---|
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JP2013009776A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフボール |
US9656125B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-05-23 | Dunlop Sports Co. Ltd. | Golf ball |
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Publication number | Publication date |
---|---|
US5902193A (en) | 1999-05-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060607 |