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JPH1090029A - 超音波流量計 - Google Patents

超音波流量計

Info

Publication number
JPH1090029A
JPH1090029A JP24287096A JP24287096A JPH1090029A JP H1090029 A JPH1090029 A JP H1090029A JP 24287096 A JP24287096 A JP 24287096A JP 24287096 A JP24287096 A JP 24287096A JP H1090029 A JPH1090029 A JP H1090029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
measurement
reception
transmission
reverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24287096A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Mizowaki
功 溝脇
Noriyuki Nabeshima
徳行 鍋島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority to JP24287096A priority Critical patent/JPH1090029A/ja
Publication of JPH1090029A publication Critical patent/JPH1090029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積算流量の測定誤差を、消費電力を増大させ
ないで向上する。 【解決手段】 上流の送受波器1から超音波パルスを発
射し下流の送受波器2で受ける順方向の送・受信をn回
繰り返す。次に切替部4を切り替えて、下流の送受波器
2から超音波パルスを発射して上流の送受波器1で受け
る逆方向の送・受信をn回繰り返す。こうした動作を間
隔をおいて何回も行い、それぞれ順方向と逆方向のn回
分の合計の伝搬時間T1 ,T1 ′,T2 ,T2 ′,…を
第2のカウンタで求める。T1 ,T1 ′を使って平均流
速を求める。次にT1 ′,T2 を使って、次にT2 ,T
2 ′を使って平均流速を順に求め、これから積算流量を
演算する。第2のカウンタ11の基準クロックは非同期
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波流量計の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5において、静止流体中の音速をC、
流体の流れの速さをVとすると、音波の伝搬方向が流れ
に沿った方向(以下順方向と言う)と一致すればその伝
搬速度はC+Vとなり、流れに逆らった方向(以下逆方
向と言う)の場合にはC−Vとなる。
【0003】距離Lを隔てて1対の送受波器1,2を流
管3の上流と下流に離して配設し、一方の送受波器1を
送波器として作動させ、この送受波器1から超音波パル
スを順方向に発射したとき、受波器として働く他方の送
受波器2に超音波パルスが到達するに要する時間(伝搬
時間)t0 は、 t0 =L/(C+V) ・・・(1) となる。
【0004】また、送波器と受波器を切り替えて、送受
波器2から超音波パルスを逆方向に発射したとき、他方
の送受波器1に超音波パルスが到達するに要する時間
(伝搬時間)t0 ′は、 t0 ′=L/(C−V) ・・・(2) となる。
【0005】順方向と逆方向の超音波パルスの上記伝搬
時間t0 ,t0 ′を測定し、これらから流体の流速Vを
算出するのに、次の(3)式を用いる時間逆数差法と、
(4)式を用いる時間差法があり、(3)式の時間逆数
差法では音速Cに無関係に流速Vが求められる。
【0006】 V=(L/2)・{(1/t0 )−(1/t0 ′)}・・・(3) V=(C2 /2L)・(t0 ′−t0 ) ・・・(4) もっとも、時間差法を用いる(4)式は、静止流体中の
音速Cに対して流体の流速Vが非常に小さくC2 ≫V2
として成り立つ式であり、工業的用途ではこのような関
係が成立する。
【0007】なお、実際には、伝搬時間の測定精度を上
げて、流量計の精度を向上するために、順方向や逆方向
の伝搬時間を測定するのに、1回ずつの超音波パルスの
送受信ではなく、受信と同時に次の送信を行い、同一方
向の送受信を複数(n)回連続して繰り返し、最初の1
回目の送信から最後のn回目の受信までの時間を、順方
向と逆方向についてそれぞれ求め、それらの値を1/n
して超音波パルスの送信からそれを受信までの1回の伝
搬時間t0 ,t0 ′を求めていた。
【0008】こうすることで、測定精度はn倍に向上
し、例えばnを100とすれば精度は100倍に向上す
る。このような超音波流量計の構成を図6に示す。
【0009】同図において、1,2は図示してない流管
の上流と下流に離して配設した1対の送受波器で、それ
ぞれ送信側としても受信側としても働くように、送信側
と受信側とに切り替え使用する。
【0010】4は第1の切替器5と第2の切替器6とか
らなる切替部で、マイクロコンピュータで構成したコン
トロール部7からの送受切替信号を受けて作動し、送受
切替信号が順方向を指示するときは切替器5,6が図示
の状態となって上流側の送受波器1を送波器駆動部8と
接続して送波器として使用すると共に、下流側の送受波
器2を受信波検知部9に接続して受波器として使用す
る。そして、送受切替信号が逆方向を指示するときは切
替器5,6が図示の状態から切り替わり、下流側の送受
波器2を送波器駆動部8と接続して送波器として使用す
ると共に、上流側の送受波器1を受信波検知部9に接続
して受波器として使用する。
【0011】受信波検知部9は、第2の切替器6を介し
て受信側としての送受波器2又は1に接続され、受信波
を検知する都度受信波検知信号を出力する。従って、こ
の受信波検知信号は送信側としての送受波器1又は2が
超音波パルスを発射すると順方向又は逆方向の伝搬時間
だけ遅れて出力される。
【0012】送波器駆動部8は、コントロール部7から
第1送信指令信号を受けた時に、送信側の送受波器1又
は2を駆動して、送受波器1又は2から1回目の超音波
パルスを順方向又は逆方向に発射させ、その後は受信波
検知部9からの受信波検知信号を受ける毎に、第n受信
波検知信号を受けるまで送信側の送受波器1又は2を駆
動して、送受波器1又は2から超音波パルスを順方向又
は逆方向に発射させる。第n受信波検知信号が入力され
ると駆動を停止する。
【0013】こうして、送信側の送受波器1は、順方向
測定時に第1送信指令信号が送波器駆動部8に入力され
ると1回目の超音波パルスを順方向に発射し、その後、
受信波検知部9からの受信波検知信号が送波器駆動部8
に入力される都度、第n受信波検知信号が送波器駆動部
8に入力されるまで繰り返して超音波パルスを発射す
る。
【0014】同様にして、逆方向測定時には、送信側の
送受波器2は第1送信指令信号が送波器駆動部8に入力
されると1回目の超音波パルスを逆方向に発射し、その
後受信波検知部9からの受信波検知信号が送波器駆動部
8に入力される毎に、第n受信波検知信号が送波器駆動
部8に入力されるまで、繰り返して超音波パルスを発射
する。
【0015】10は受信波検知部9からの受信波検知信
号の数を計数する第1のカウンタで、第1の送信指令信
号を受けて計数値が零にリセットされ、n番目の受信波
検知信号を検知して第n受信波検知信号を出力する。
【0016】11は第2のカウンタで基準クロック発振
器を内蔵しており、該基準クロック発振器の基準クロッ
クを順方向測定時と逆方向測定時のそれぞれのときに、
第1送信指令信号を受けてから第n受信波検知信号を受
けるまでの間計数する。従って、そのカウント値は、順
方向測定時と逆方向測定時における第1送信指令信号か
ら第n受信波検知信号までの時間になる。
【0017】コントロール部7は、順方向測定か逆方向
測定かを指示する送受切替信号を交互に切り替えながら
その都度送受切替信号と同期した第1送信指令信号を送
波器駆動部8に出力し、第n受信波検知信号を第1のカ
ウンタ10から受けると第2のカウンタ11のカウント
値を読み取り、順方向測定時と逆方向測定時の第2のカ
ウンタ11の両カウント値に基づいて、流速、流量、さ
らには積算流量の演算を行う。
【0018】図6の構成の従来の超音波流量計の作用を
図7、図8に従って以下に説明する。送受切替信号が切
り替えられて順方向を指示すると共に第1送信指令信号
1がわずかに遅れて出力されると、送信側の送受波器
1から第1の超音波パルスが順方向に発射され、伝搬時
間経過後に超音波パルスが受信側の送受波器2に到達
し、受信波検知部9がその受信波を検知して第1の受信
波検知信号を出力する。
【0019】送波器駆動部8はこの受信波検知信号を受
けて送受波器1を再度駆動するので、送受波器1は順方
向に第2の超音波パルスを発射する。この超音波パルス
が送受波器2に到達すると受信波検知部9が第2の受信
波検知信号を出力する。このようにして、送信側として
の送受波器1が繰り返して間欠的に順方向に超音波パル
スを発射し、それを受信側の送受波器2が受信する都度
受信波検知部9が受信波検知信号を出力する。このよう
にして、第n受信波検知Q1 が入力されるまで送波器駆
動部8は送受波器1を間欠的に繰り返して駆動する。
【0020】図7では、最初の順方向測定時の第1送信
指令信号P1 に続く第1,第2,第3,…,第n-1 ,第
n の受信波検知信号にそれぞれ1,2,3,…,n-1
n の符号を付けている。
【0021】そして、最初の順方向測定時の第1送信指
令信号P1 から第n受信波検知信号Q1 までの時間T1
が第2のカウンタ11のカウント値として測定(計数)
される。
【0022】次に送受切替信号が切り替えられて逆方向
を指示すると、切替部4を構成する第1の切替器5と第
2の切替器6が(図6の状態から)切り替わり、第1送
信指令信号P1 ′がコントロール部7から送波器駆動部
8へ入力される。
【0023】すると、送信側としての送受波器2から逆
方向の第1の超音波パルスが発射される。これを受信側
としての送受波器1が受信すると、受信波検知部1から
第1の受信波検知信号が出力され、これが送波器駆動部
8に入力されて送受波器2から逆方向の第2の超音波パ
ルスを発射する。そして、この超音波パルスを送受波器
1が受信すると受信波検知部9から第2の受信波検知信
号が出力される。
【0024】このようにして、送受波器2が繰り返して
間欠的に逆方向に超音波パルスを発射し、それを送受波
器1が受信する都度受信波検知部9が受信波検知信号を
出力する。そして、第n受信波検知信号Q1 ′が入力さ
れるまで送波器駆動部8は送受波器2を繰り返して駆動
する。
【0025】図7では、この逆方向測定時の第1送信指
令信号P1 ′に続く第1,第2,第3,…,第n-1 ,第
n の受信波検知信号にもそれぞれ1,2,3,
…,n-1 nの符号を付けている。
【0026】そして、この逆方向測定時の第1送信指令
信号P1 ′から第n受信波検知信号Q1 ′までの時間T
1 ′が第2のカウンタ11のカウント値として測定(計
数)される。
【0027】次に送受切替信号が切り替えられて再度順
方向を指示すると、切替部4の第1と第2の切替器5,
6が図6の状態に戻り、第1送信指令信号P2 がコント
ロール部7から出力されて送受波器1からの第1の超音
波パルスが順方向に発射される。そしてその後最初の順
方向測定の場合と同様に符号1,2,3,…,n-1 n
を付した第1,第2,第3,…,第n-1 ,第n の受信波
検知信号が受信波検知部9から出力され、かつ第1のカ
ウンタ10から第n受信波検知信号Q2 まで順方向の送
・受信が繰り返される。
【0028】また、この順方向測定時における第1送信
指令信号P2 から第n 受信波検知信号Q2 までの時間T
2 が第2のカウンタ11のカウント値として計数・測定
される。
【0029】図7では、以上に述べたような、最初の順
方向測定から、それに続く逆方向測定及び再度の順方向
測定の三つの測定段階だけを図示しているが、図8では
最初の順方向測定を含めて、六つの測定段階の手順を図
示している。
【0030】なお、図8では横軸(時間軸)を縮尺して
図示すると共に全体を見易くするために図7で示した受
信波検知信号は省略した。 図8で、P1 〜Q1 の時間はT11 ′〜Q1 ′の時間はT1 ′ P2 〜Q2 の時間はT22 ′〜Q2 ′の時間はT2 ′ P3 〜Q3 の時間はT33 ′〜Q3 ′の時間はT3 ′ となっている。そして、この図8で、ダッシュを付けて
ないのは順方向測定時のもので、ダッシュを付けたのは
逆方向測定時のものを意味している。
【0031】ところで、順方向の測定時間T1 と逆方向
の測定時間T1 ′を測定するときの流体の流速は必ずし
も同じではなく、一般的には異なる値となる。そして、
このことは、測定時間T2 ,T2 ′,T3 ,T3 ′をそ
れぞれ測定するときの流体の流速についても言える。
【0032】また、測定時間T1 は通常極めて小さい。
1対の超音波送受波器1と2の距離Lを例えば0.2
m、静止流体中の音速Cを440m/Sとすると、流体
が静止しているとき、つまり流量が零のときの伝搬時間
00は、t00=L/C=0.2/440=454μSと
なり、同一方向測定時の繰り返し送・受信の回数nを1
00とすると、nt00=100×454μS=45mS
となる。
【0033】流体の速度Vは音速Cに比較して小さいの
で、T1 ,T1 ′,T2 ,T2 ′,T3 ,T3 ′等もほ
ぼ45mS前後の値となり、これ位の時間を測定してい
る間では流速は殆ど変化しない。
【0034】従って、測定時間T1 ,T1 ′,T2 ,T
2 ′,T3 ,T3 ′,…をそれぞれ測定するときの流速
をそれぞれV1 ,V1 ′,V2 ,V2 ′,V3
3 ′,…と表し、それぞれの測定時における伝搬時間
をt1 ,t1 ′,t2 ,t2 ′,t 3 ,t3 ′,…と表
せば、 t1 =T1 /n t1 ′=T1 ′/n t2 =T2 /n t2 ′=T2 ′/n t3 =T3 /n t3 ′=T3 ′/n ・・・・・ が成立する。
【0035】一般的に添字をrで表すと、 tr =Tr /n tr′=Tr′/n となる。
【0036】そこで、前記時間逆数差法を活用して、 tr =L/(C+Vr) ・・・(5) tr′=L/(C−Vr′) ・・・(6) (Vr+Vr′)/2=(L/2)・{(1/tr)−(1/tr′)} ・・・(7) が得られる。
【0037】また、工業的用途では、前述のようにC2
≫Vr2 ,C2 ≫(Vr′)2 が成立するため、前記時
間差法を活用して、 (Vr+Vr′)/2=(C2 /2L)・(tr′−tr)・・・(8) が得られる。
【0038】(7)(8)式の左辺は、順方向測定時の
流速Vrと逆方向測定時の流速Vr′の平均流速であ
り、(7)式と(8)式は前記(3)式と(4)式にそ
れぞれ相当する。
【0039】こうして、順方向の測定値(カウント値)
Trと逆方向のカウント値Tr′に基づいて、平均流速
を求めていた。(7)(8)式をTr,Tr′を用いて
あらわせば、次の(7′)式と(8′)式になる。 (Vr+Vr′)/2=(L/2)・{(n/Tr)−(n/Tr′)} ・・・(7′) (Vr+Vr′)/2=(C2 /2L)・{(Tr′/n)−(Tr/n)} ・・・(8′) そして、流量を求めるには、(7′)式又は(8′)式
で求めた平均流速に流管の断面積(流れの断面積)Sを
乗じていた。また、積算流量は流量を時間で積分するこ
とで演算していた。
【0040】平均流速を求める計算を、図8に従っても
う少し具体的に説明する。なお、計算式は音速Cの影響
のない時間逆数差法の(7′)式を用いる。1).測定
値T1 とT′から平均流速(V1 +V1 ′)/2を演算
する。
【0041】(V1 +V1 ′)/2=(L/2)・{n
/T1 )−(n/T1 ′)} 2).測定値T2 とT2 ′から平均流速(V2
2 ′)/2を演算する。 (V2 +V2 ′)/2=(L/2)・{n/T2 )−
(n/T2 ′)} 3).測定値T3 とT3 ′から平均流速(V3
3 ′)/2を演算する。
【0042】(V3 +V3 ′)/2=(L/2)・
{(n/T3 )−(n/T3 ′)} 上述のように、順方向測定値Trとその次の逆方向測定
値Tr′との組み合わせによって、平均流速(Vr+V
r′)/2を求めていた。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
図9に示すように流速Vが時間tにつれて変化する場合
の積算流量の値を求めるときに大きな誤差を生じる。
【0044】図9では、流速Vは時間tの1次関数 V=at で表されると仮定している。aは比例定数である。
【0045】V=atで表される直線上に×印を付けた
ところが、順方向又は逆方向の測定値Tr又はTr′を
測定している点(以下測定点と言う)で、一定時間(単
位時間)Tの間に、ロ,ハ,ニ,ホの4回の測定を行っ
ている。
【0046】測定点イ,ハ,ホは何れも順方向測定を、
測定点ロ,ニ,ヘは何れも逆方向測定を行う点である。
測定点イとロの経過時間の中央t=(T/2M)から、
測定点ホとヘの経過時間の中央t=T+(T/2M)ま
での積算流量の真の値は右上がりの傾斜した平行線でハ
ッチングした部分(つまり、ほぼ直角3角形の部分)の
面積に流管の断面積Sを乗じた(9)式となる。
【0047】 積算流量の真値=(aT2 /2)・{1+(1/M)}・S・・・(9) そして、前記従来の技術での測定点イとロの平均流速、
測定点ハとニの平均流速及び測定点ホとヘの平均流速か
ら演算して得られる積算流量は図9で上下方向の平行線
でハッチングした部分の面積に流管の断面積Sを乗じた
(10)式となる。
【0048】 積算流量の測定値=(aT2 /2)・{(3/2)+(1/M)}・S ・・・(10) 従って測定誤差Δは、 Δ=(aT2 /4)・S となり、ごくおおざっぱな表現で+50%程度の大きな
ものとなる。
【0049】なお、T/Mは順方向の測定点イ,ハ,ホ
と、対応する逆方向の測定点ロ,ニ,ヘとのそれぞれの
時間間隔(測定間隔)である(図9参照)。このよう
に、前記従来技術では、流速が時間的に変化するときに
大きな測定誤差を生じるという第1の問題点があった。
【0050】また、第1送信指令信号と第2のカウンタ
11の基準クロックとが同期しているために生じる第2
の問題点があった。この第2の問題点を図10に従って
以下に説明する。
【0051】流速が比較的一定しているときには、順方
向の測定時間Trと逆方向の測定時間Tr′も時間的に
変化しない。そこで、例えば順方向の測定時間Trが基
準クロックの周期即ち分解能(分解時間とも言う)tc
のN倍強の数値、 Tr=Ntc+α であったとする。但しNは整数で、またtc>αであ
る。
【0052】すると、図10に示すように、第2のカウ
ンタ11のカウント値はNとなり、いわゆる量子化誤差
(カウント誤差とも言う)αが残るという第2の問題点
があった。
【0053】そこで、本発明はこれらの問題点を解消で
きる超音波流量計を提供することを目的とする。
【0054】
【課題を解決するための手段】前記第1の問題点を解消
するために、請求項1の発明は、流管(3)の上流と下
流に離れて配設され、かつ送信側と受信側に切替可能の
一対の超音波送受波器(1)(2)を有し、順方向に一
定の複数(n)回連続して超音波の送・受信を繰り返す
と共に送受波器(1)(2)を切り替えて逆方向に一定
の複数(n)回連続して超音波の送・受信を繰り返し
て、順方向における第1回の送信から一定の複数(n)
回目の受信までの時間(Tr )と、逆方向における第1
回の送信から一定の複数(n)回目の受信までの時間
(Tr ′)とを求める順方向測定と逆方向測定の組み合
せを、第1組,第2組,第3組,…,と順に行い、各測
定時間(Tr )(Tr ′)に基づいて積算流量を求める
超音波流量計において、第1組の順方向測定時間
(T1 )と逆方向時間(T1 ′)に基づく平均流速
{(V1 +V1 ′)/2}、第1組の逆方向測定時間
(T1 ′)と第2組の順方向測定時間(T2 )に基づく
平均流速{(V1 ′+V2 )/2}、第2組の順方向測
定時間(T2 )と第2組の逆方向測定時間(T2 ′)に
基づく平均流速{(V 2 +V2 ′)/2}、第2組の逆
方向測定時間(T2 ′)と第3組の順方向時間(T3
に基づく平均流速{(V2 ′+V3 )/2}、…を順次
演算し、こうして求めた平均流速を介して積算流量を演
算することを特徴とする超音波流量計である。
【0055】請求項2の発明は、流管(3)の上流と下
流に離れて配設され、流体の流れの中を流れと同方向あ
るいは斜め方向に超音波の送受信をする送信側としても
受信側としても働く1対の超音波送受波器(1)(2)
と、コントロール部からの送受切替信号が順方向を指示
する時は上流側の送受波器(1)を送波器駆動部(8)
と接続すると共に下流側の送受波器(2)を受信波検知
部(9)と接続し、送受切替信号が逆方向を指示する時
は下流側の送受波器(2)を送波器駆動部(8)と接続
すると共に上流側の送受波器(1)を受信波検知部
(9)に接続する切替部(4)と、受信側の送受波器
(2又は1)が接続され、受信波を検知する受信波検知
部(9)と、コントロール部からの第1送信指令信号を
入力した時に送信側の送受波器(1又は2)を駆動し、
その後は受信波検知部(9)からの受信波検知信号毎に
第n受信波検知信号が入力されるまで駆動を行う送波器
駆動部(8)と、受信波検知部(9)からの受信波検知
信号を受け、n番目の受信波検知信号を検知して第n受
信波検知信号を出力する第1のカウンタ(10)と、順
方向測定時と逆方向測定時毎に第1送信指令信号から第
n受信波検知信号までの時間(T1 ,T1 ′,T2 ,T
2 ′,T3 ,T3 ′,…)を測定する第2のカウンタ
(11)と、送受切替信号を順方向と逆方向に交互に切
り替えながらその都度第1送信指令信号を出力し、第n
受信波検知信号を受けると第2のカウンタ(11)のカ
ウント値である時間測定値を読み取って流速、流量、積
算流量等の演算を行うコントロール部を有する超音波流
量計において、隣り合う順方向測定と逆方向測定との時
間間隔を一定間隔に定めると共に、測定した第1組の順
方向測定時間(T1 )と逆方向測定時間(T1 ′)、そ
して次に前回使用した第1組の逆方向測定時間
(T1 ′)と第2組の順方向測定時間(T2 )、そして
次に前回使った第2組の順方向測定時間(T2 )と第2
組の逆方向測定時間(T2 ′)、…を使用して順次平均
流速{(V1 +V1 ′)/2}{(V1 ′+V2 )/
2}{(V2 +V2 ′)/2}をコントロール部(7
A)で演算することを特徴とする超音波流量計である。
【0056】そして、前記第1と第2の問題点を解消す
るために、請求項3の発明は、請求項2の超音波流量計
において、第2のカウンタ(11)で時間(T1
1 ′,T2 ,T2 ′,T3 ,T3 ′,…)を測定する
ための基準クロックと第1送信指令信号とを非同期とし
たことを特徴とするものである。
【0057】
【発明の実施の形態】以下図1〜図4に従って本発明の
好ましい実施の形態を説明する。図1のブロック図は、
主としてコントロール部7Aを除く他の部分については
先に説明した図6の従来技術と同じであるので、重複す
る部分の説明は省略して、主として異なる部分について
説明する。
【0058】コントロール部7Aはマイクロコンピュー
タで構成されていて、送受切替信号を一定の時間間隔で
順方向測定と逆方向測定とに切り替えながら、この切替
に同期して第1送信指令信号P1 ,P1 ′,P2
3 ′,…を順に出力する。
【0059】順方向測定と逆方向測定の時間間隔は図3
に示すように等間隔T/4である。なおTは図9の従来
技術におけるTと同じ一定時間(単位時間)に定めてあ
る。そのため、この一定の単位時間当りの測定回数は図
3の符号ロ,ハ,ニ,ホで示す4回であって、この単位
時間当りの測定回数は図9の従来技術と同じである。
【0060】そして、この図3においても、符号イ,
ハ,ホを付けた×印のところは順方向測定時期を、符号
ロ,ニ,ヘを付けた×印のところは逆方向測定時期を示
している。イは第1組の順方向測定、ロは第1組の逆方
向測定、同様にハとニは第2組の順方向と逆方向測定、
ホとヘは第3組の順方向と逆方向測定の各時期を示して
いる。
【0061】これの順方向や逆方向の測定時期を、図2
にも対応するところに符号イ〜ヘを付けて示す。符号イ
で示す順方向測定時では、P1 からQ1 までの時間を測
定して測定値T1 を得ている。また符号ロで示す逆方向
測定時では、P1 ′からQ1′までの時間を測定して測
定値T1 ′を得ている。このイ,ロがそれぞれ第1組の
順方向測定と逆方向測定である。
【0062】同様に第2組の順方向と逆方向の測定はそ
れぞれハとニで行われ、測定値T2,T2 ′を得てい
る。そして第3組の順方向と逆方向の測定はそれぞれホ
とヘで行われ、測定値T3 ,T3 ′を得ている。
【0063】こうして得た第1組の順方向測定時間T1
と逆方向測定時間T1 ′とから前記(7′)式又は
(8′)式を用いて、コントロール部7Aで平均流速
(V1 +V 1 ′)/2を演算する。そして、この平均流
速に流管の断面積Sを乗ずると流量が求められる。さら
に経過時間を掛けることで体積が求まる。
【0064】次に前回に用いた第1組の逆方向測定時間
1 ′と第2組の順方向測定時間T 2 とから、同様にし
て平均流速(V1 ′+V2 )/2や流量、体積を求め
る。このような手順を順に繰り返して積算流量を求め
る。
【0065】こうした手順で求めたロからホまでの積算
流量を図3で上下方向の平行線のハッチングで示す。こ
の積算流量は時間t=T/4からt=Tまでの三つの長
方形の面積の合計に流管の断面積S′を乗じた(11)
式となる。
【0066】 積算流量の測定値=(15/32)aT2 S ・・・(11) また、この間の真の積算流量は、図3の傾斜した平行線
でハッチングした台形の面積に流管の断面積S′を乗じ
たもので、次の(12)式で表される。
【0067】 真の積算流量=(15/32)aT2 S ・・・(12) 従って測定誤差は零となる。また、第2のカウンタ(1
1)の基準クロックが第1送信指令信号と同期しないで
非同期となっているため、流速が変化しないでほぼ一定
のときに、何回も測定を繰り返した場合、同一方向、例
えば順方向の測定時間の真値がNtc+αであったとす
ると、何回かの順方向時間の真値Ntc+αの間の第2
のカウンタ11によるカウント値(測定時間)は、第1
送信指令信号と基準クロックとのタイミングの違いによ
って異なる値をとったり、同じ値となったりする。
【0068】図4に、第1送信指令信号Prと基準クロ
ックの位相のずれのいくつかの場合を示す。同図AとC
の場合には第2のカウンタ11のカウント値(測定時
間)はNとなり、何回も測定を行った場合にカウント値
がNになる確率は1−(α/tc)で、同図Bのように
カウント値がN+1になる確率はα/tcである。
【0069】従って多数回測定して平均した値は、カウ
ント値を時間に換算して表すと、 Ntc{1−(α/tc)}+(N+1)tc(α/t
c)=Ntc+α となって、図3に示す真値Ntc+αと同じになり、い
わゆる量子化誤差αが表に出てこなくなって誤差がなく
なる。
【0070】従って、長時間に亘って積算流量を演算す
れば、量子化誤差αに起因する誤差をなくすことができ
る。一般的に言って、この種の超音波流量計では、測定
誤差を軽減して流量計の精度を上げるには、第2のカウ
ンタ11の分解能(分解時間)を向上するようにその基
準クロックの周波数を高くするとか、単位時間当りの測
定回数を多くする等の方法が手っ取り早い解決手段であ
るが、このような方法では、基準クロック発振器やカウ
ンタの消費電流が増大するという難点があったが、本発
明では、基準クロックの周波数や単位時間当りの測定回
数を変えないで流量計の精度向上が実現できる。
【0071】
【発明の効果】本発明の超音波流量計は上述のように構
成されているので、流量が時間の経過につれて変化する
場合でも、積算流量の誤差をなくすことができ、流量計
の精度が向上する。
【0072】また、請求項3の発明では、さらに加え
て、第2のカウンタ(11)の基準クロックの分解時間
(分解能)に伴う量子化誤差の積算流量への悪影響を低
減でき、その面からも流量計の精度を上げることができ
る。
【0073】しかも、このような流量計の精度向上を消
費電力の増大を伴うことなく実現できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の作図を説明するタイミング
図である。
【図3】図1の実施の形態で、流速が時間的に変化する
場合の積算流量の誤差を説明する図である。
【図4】図1の実施の形態で基準クロックの位相による
カウント誤差を説明するタイミング図である。
【図5】超音波流量計の原理を説明する略図である。
【図6】従来技術のブロック図である。
【図7】従来技術のタイミング図である。
【図8】同じく従来技術のタイミング図である。
【図9】従来技術において、流速が時間的に変化する場
合の積算流量の誤差を説明する図である。
【図10】図6の従来技術における基準クロックに起因
するカウント誤差を説明する図である。
【符号の説明】
1,2 送受波器 3 流管 4 切替部 7A コントロール部 8 送波器駆動部 9 受信波検知部 10 第1のカウンタ 11 第2のカウンタ T1 ,T2 ,T3 ,Tr 順方向測定時間 T1 ′,T2 ′,T3 ′,Tr′ 逆方向測定時間 V1 ,V2 ,V3 順方向測定時の流
速 V1 ′,V2 ′,V3 ′ 逆方向測定時の流
速 (V1 +V1 ′)/2,(V1 ′+V2 )/2,(V2
+V2 ′)/2,(V2 ′+V3 )/2
平均流速

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流管(3)の上流と下流に離れて配設さ
    れ、かつ送信側と受信側に切替可能の一対の超音波送受
    波器(1)(2)を有し、順方向に一定の複数(n)回
    連続して超音波の送・受信を繰り返すと共に送受波器
    (1)(2)を切り替えて逆方向に一定の複数(n)回
    連続して超音波の送・受信を繰り返して、順方向におけ
    る第1回の送信から一定の複数(n)回目の受信までの
    時間(T r )と、逆方向における第1回の送信から一定
    の複数(n)回目の受信までの時間(Tr ′)とを求め
    る順方向測定と逆方向測定の組み合せを、第1組,第2
    組,第3組,…,と順に行い、各測定時間(Tr )(T
    r ′)に基づいて積算流量を求める超音波流量計におい
    て、 第1組の順方向測定時間(T1 )と逆方向時間
    (T1 ′)に基づく平均流速{(V1 +V1 ′)/
    2}、第1組の逆方向測定時間(T1 ′)と第2組の順
    方向測定時間(T2 )に基づく平均流速{(V1 ′+V
    2 )/2}、第2組の順方向測定時間(T2 )と第2組
    の逆方向測定時間(T2 ′)に基づく平均流速{(V 2
    +V2 ′)/2}、第2組の逆方向測定時間(T2 ′)
    と第3組の順方向時間(T3 )に基づく平均流速{(V
    2 ′+V3 )/2}、…を順次演算し、こうして求めた
    平均流速を介して積算流量を演算することを特徴とする
    超音波流量計。
  2. 【請求項2】 流管(3)の上流と下流に離れて配設さ
    れ、流体の流れの中を流れと同方向あるいは斜め方向に
    超音波の送受信をする送信側としても受信側としても働
    く1対の超音波送受波器(1)(2)と、 コントロール部からの送受切替信号が順方向を指示する
    時は上流側の送受波器(1)を送波器駆動部(8)と接
    続すると共に下流側の送受波器(2)を受信波検知部
    (9)と接続し、送受切替信号が逆方向を指示する時は
    下流側の送受波器(2)を送波器駆動部(8)と接続す
    ると共に上流側の送受波器(1)を受信波検知部(9)
    に接続する切替部(4)と、 受信側の送受波器(2又は1)が接続され、受信波を検
    知する受信波検知部(9)と、 コントロール部からの第1送信指令信号を入力した時に
    送信側の送受波器(1又は2)を駆動し、その後は受信
    波検知部(9)からの受信波検知信号毎に第n受信波検
    知信号が入力されるまで駆動を行う送波器駆動部(8)
    と、 受信波検知部(9)からの受信波検知信号を受け、n番
    目の受信波検知信号を検知して第n受信波検知信号を出
    力する第1のカウンタ(10)と、 順方向測定時と逆方向測定時毎に第1送信指令信号から
    第n受信波検知信号までの時間(T1 ,T1 ′,T2
    2 ′,T3 ,T3 ′,…)を測定する第2のカウンタ
    (11)と、 送受切替信号を順方向と逆方向に交互に切り替えながら
    その都度第1送信指令信号を出力し、第n受信波検知信
    号を受けると第2のカウンタ(11)のカウント値であ
    る時間測定値を読み取って流速、流量、積算流量等の演
    算を行うコントロール部を有する超音波流量計におい
    て、 隣り合う順方向測定と逆方向測定との時間間隔を一定間
    隔に定めると共に、測定した第1組の順方向測定時間
    (T1 )と逆方向測定時間(T1 ′)、そして次に前回
    使用した第1組の逆方向測定時間(T1 ′)と第2組の
    順方向測定時間(T2 )、そして次に前回使った第2組
    の順方向測定時間(T2 )と第2組の逆方向測定時間
    (T2 ′)、…を使用して順次平均流速{(V1
    1 ′)/2}{(V1 ′+V2 )/2}{(V2 +V
    2 ′)/2}をコントロール部(7A)で演算すること
    を特徴とする超音波流量計。
  3. 【請求項3】 第2のカウンタ(11)で時間(T1
    1 ′,T2 ,T2′,T3 ,T3 ′,…)を測定する
    ための基準クロックと第1送信指令信号とを非同期とし
    たことを特徴とする請求項2記載の超音波流量計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208583A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Aichi Tokei Denki Co Ltd 超音波流量計
JP2002156260A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
US7584065B2 (en) 2004-02-27 2009-09-01 Fuji Electric Systems Co., Ltd. Doppler ultrasonic flowmeter, and processor and method thereof with quantization error correction
CN108885129A (zh) * 2016-03-31 2018-11-23 丹佛斯有限公司 用于监测超声流量计的方法

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