JPH1072043A - 包装用袋 - Google Patents
包装用袋Info
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- JPH1072043A JPH1072043A JP8245513A JP24551396A JPH1072043A JP H1072043 A JPH1072043 A JP H1072043A JP 8245513 A JP8245513 A JP 8245513A JP 24551396 A JP24551396 A JP 24551396A JP H1072043 A JPH1072043 A JP H1072043A
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折りひだ部とチャックとを備えた特異な構造
を有しかつ好ましい機能性を有する包装用袋を提供する
ことを目的する。 【解決手段】 袋(1) の4辺のうちの相対向する2辺の
少なくとも一方が、内方にガゼット状に折り込まれた折
りひだ部(2) に形成され、かつその少なくとも一つの折
りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)にチャック(3),
(3)が互いに係合可能に設けられた構造を有する包装用
袋である。チャック(3), (3)を設けた折りひだ部(2) の
折れ線部(2b)には、ミシン目などの易開封線(4) を設け
ることができる。袋(1) の折りひだ部(2) を設けた辺寄
りに、把持部(5) を設けることもできる。
を有しかつ好ましい機能性を有する包装用袋を提供する
ことを目的する。 【解決手段】 袋(1) の4辺のうちの相対向する2辺の
少なくとも一方が、内方にガゼット状に折り込まれた折
りひだ部(2) に形成され、かつその少なくとも一つの折
りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)にチャック(3),
(3)が互いに係合可能に設けられた構造を有する包装用
袋である。チャック(3), (3)を設けた折りひだ部(2) の
折れ線部(2b)には、ミシン目などの易開封線(4) を設け
ることができる。袋(1) の折りひだ部(2) を設けた辺寄
りに、把持部(5) を設けることもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折りひだ部とチャ
ックとを備えた機能性を有する包装用袋に関するもので
ある。
ックとを備えた機能性を有する包装用袋に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】米の流通にあたっては、以前は米専門店
でかつ米袋に10kgの米を収容した状態で取り扱われ、
しかもその配送も米専門店により行われていた。しかし
ながら、核家族化、単身生活者の急増、パン食−米食の
うちパン食の割合の増加、コンビニエンスストアでの調
理済み食品の購入形態の一般化、さらには規制緩和に伴
なう米販売店の拡大といった一連の動きに伴ない、最近
では米は5kgはもとより、3kg、2kg、1kgというよう
な少量単位で取り扱われることが多くなってきており、
しかも購入者が自分で持ち帰るのが通常になってきてい
る。
でかつ米袋に10kgの米を収容した状態で取り扱われ、
しかもその配送も米専門店により行われていた。しかし
ながら、核家族化、単身生活者の急増、パン食−米食の
うちパン食の割合の増加、コンビニエンスストアでの調
理済み食品の購入形態の一般化、さらには規制緩和に伴
なう米販売店の拡大といった一連の動きに伴ない、最近
では米は5kgはもとより、3kg、2kg、1kgというよう
な少量単位で取り扱われることが多くなってきており、
しかも購入者が自分で持ち帰るのが通常になってきてい
る。
【0003】10kgの米を包装した袋については、店頭
ではこれを横積みするほかはないが、5〜1kg、殊に3
〜1kgというような少量の包装単位となり、しかも銘柄
が極めて多くなってきた現在においては、これを店の展
示棚に横積みするよりは、自立させて展示する方がはる
かに好都合である。また購入者も、味覚の低下を防止す
るために冷蔵庫内に収容するときは、庫内スペースの関
係で横積みするよりは自立させておく方が好ましい。
ではこれを横積みするほかはないが、5〜1kg、殊に3
〜1kgというような少量の包装単位となり、しかも銘柄
が極めて多くなってきた現在においては、これを店の展
示棚に横積みするよりは、自立させて展示する方がはる
かに好都合である。また購入者も、味覚の低下を防止す
るために冷蔵庫内に収容するときは、庫内スペースの関
係で横積みするよりは自立させておく方が好ましい。
【0004】米の包装を特に意図したものではないが、
チャック(ジッパー、つまり嵌合式の線ファスナ)付き
の包装用袋については古くから使用がなされており、ま
た自立袋やサイドガゼット袋についても種々の構造のも
のが提案されている。さらにチャック付きのサイドガゼ
ット袋についても、特開昭63−17036号公報(特
公平6−17036号公報)、特開昭63−27230
4号公報、特開平5−270552号公報、特開平6−
190951号公報、特開平7−24941号公報、特
開平7−100972号公報、特開平7−100973
号公報、特開平8−34450号公報などの出願が見ら
れる。
チャック(ジッパー、つまり嵌合式の線ファスナ)付き
の包装用袋については古くから使用がなされており、ま
た自立袋やサイドガゼット袋についても種々の構造のも
のが提案されている。さらにチャック付きのサイドガゼ
ット袋についても、特開昭63−17036号公報(特
公平6−17036号公報)、特開昭63−27230
4号公報、特開平5−270552号公報、特開平6−
190951号公報、特開平7−24941号公報、特
開平7−100972号公報、特開平7−100973
号公報、特開平8−34450号公報などの出願が見ら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今までの出願に見られ
るチャック付きのサイドガゼット袋は、袋の両サイドに
ガゼットを設け、袋の開口部に横方向にチャックを設け
るものであり、それを工業的に製造するため、製造工程
的にも種々の工夫が払われている。なおこれらの袋にお
いてガゼットは両サイドに位置しているが、袋の底部に
若干の工夫を加えれば、自立させることができる。
るチャック付きのサイドガゼット袋は、袋の両サイドに
ガゼットを設け、袋の開口部に横方向にチャックを設け
るものであり、それを工業的に製造するため、製造工程
的にも種々の工夫が払われている。なおこれらの袋にお
いてガゼットは両サイドに位置しているが、袋の底部に
若干の工夫を加えれば、自立させることができる。
【0006】しかしながら、この種のチャック付きのサ
イドガゼット袋に内容物を充填した包装体は、袋の全体
形状が常識的なものであるため、機能の点で一定の限界
があり、また店頭に展示したときの顧客吸引力の点でも
限界がある。
イドガゼット袋に内容物を充填した包装体は、袋の全体
形状が常識的なものであるため、機能の点で一定の限界
があり、また店頭に展示したときの顧客吸引力の点でも
限界がある。
【0007】本発明は、このような背景下において、折
りひだ部とチャックとを備えた特異な構造を有しかつ好
ましい機能性を有する包装用袋を提供することを目的と
するものである。
りひだ部とチャックとを備えた特異な構造を有しかつ好
ましい機能性を有する包装用袋を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の包装用袋は、袋
(1) の4辺のうちの相対向する2辺の少なくとも一方
が、内方にガゼット状に折り込まれた折りひだ部(2) に
形成され、かつその少なくとも一つの折りひだ部(2) の
2つの対向面(2a), (2a)にチャック(3), (3)が互いに係
合可能に設けられた構造を有することを特徴とするもの
である。
(1) の4辺のうちの相対向する2辺の少なくとも一方
が、内方にガゼット状に折り込まれた折りひだ部(2) に
形成され、かつその少なくとも一つの折りひだ部(2) の
2つの対向面(2a), (2a)にチャック(3), (3)が互いに係
合可能に設けられた構造を有することを特徴とするもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0010】袋(1) は、基本的には、シーラント層(1b)
を有する少なくとも1枚のシートを両シーラント層(1
b), (1b)が対向するように配置してヒートシールするこ
とにより製造される。
を有する少なくとも1枚のシートを両シーラント層(1
b), (1b)が対向するように配置してヒートシールするこ
とにより製造される。
【0011】シーラント層(1b)としては、ポリオレフィ
ン(ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン等)、
ポリエステル、アクリル共重合体をはじめ、ヒートシー
ル性を有する種々の樹脂の層があげられる。
ン(ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン等)、
ポリエステル、アクリル共重合体をはじめ、ヒートシー
ル性を有する種々の樹脂の層があげられる。
【0012】シートは、シーラント層(1b)のみで形成さ
れていてもよいが、強度、耐熱性および内容物の保存安
定性の点から、基材層(1a)にシーラント層(1b)を積層し
たもので構成することが多い。
れていてもよいが、強度、耐熱性および内容物の保存安
定性の点から、基材層(1a)にシーラント層(1b)を積層し
たもので構成することが多い。
【0013】ここで基材層(1a)としては、単層または複
層のプラスチックスシート、金属箔、金属箔ラミネート
プラスチックスシート、不織布、不織布ラミネートプラ
スチックスシート、金属蒸着プラスチックスシートなど
が例示される。
層のプラスチックスシート、金属箔、金属箔ラミネート
プラスチックスシート、不織布、不織布ラミネートプラ
スチックスシート、金属蒸着プラスチックスシートなど
が例示される。
【0014】基材層(1a)に対するシーラント層(1b)の積
層は、ドライラミネート、共押出、コーティング、エク
ストルージョンコーティングなどの方法により達成でき
る。シーラント層(1b)は、基材層(1a)に部分的に設ける
こともできる。
層は、ドライラミネート、共押出、コーティング、エク
ストルージョンコーティングなどの方法により達成でき
る。シーラント層(1b)は、基材層(1a)に部分的に設ける
こともできる。
【0015】袋(1) の形成は、シーラント層(1b)を有す
る1枚のシートを折り返してシーラント層(1b), (1b)同
士を対向させるか、シーラント層(1b)を有する2枚のシ
ートを、それぞれのシーラント層(1b), (1b)が対向する
ように配置し、ついでヒートシールすることによりなさ
れる。
る1枚のシートを折り返してシーラント層(1b), (1b)同
士を対向させるか、シーラント層(1b)を有する2枚のシ
ートを、それぞれのシーラント層(1b), (1b)が対向する
ように配置し、ついでヒートシールすることによりなさ
れる。
【0016】さて本発明においては、袋(1) の4辺のう
ちの相対向する2辺の少なくとも一方(片方または双
方)を、内方にガゼット状に折り込まれた折りひだ部
(2) に形成する。折りひだ部(2) は、先に述べた袋(1)
形成のためのシートの折り込みや、V字形テープの配設
によって形成される。
ちの相対向する2辺の少なくとも一方(片方または双
方)を、内方にガゼット状に折り込まれた折りひだ部
(2) に形成する。折りひだ部(2) は、先に述べた袋(1)
形成のためのシートの折り込みや、V字形テープの配設
によって形成される。
【0017】加えて本発明においては、その少なくとも
一つの折りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)に、チ
ャック(3), (3)を互いに係合可能に設けておく。2つの
対向面(2a), (2a)に設けるチャック(3), (3)は、片方を
凸条、他方を凹条とするが、それぞれ面に設けるチャッ
ク(3) の数は、1条でもよく、複数条でもよい。複数条
の場合は、凸条と凹条とを混在させてもよい。
一つの折りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)に、チ
ャック(3), (3)を互いに係合可能に設けておく。2つの
対向面(2a), (2a)に設けるチャック(3), (3)は、片方を
凸条、他方を凹条とするが、それぞれ面に設けるチャッ
ク(3) の数は、1条でもよく、複数条でもよい。複数条
の場合は、凸条と凹条とを混在させてもよい。
【0018】チャック(3), (3)を設けた折りひだ部(2)
の折れ線部(2b)には、易開封線(4)を設けておくことも
できる。このようにすると、需要者は、その易開封線
(4) を指先や爪で破って内容物の一部を使用に供し、つ
いでチャック(3), (3)を係合すすることにより残余の内
容物を封止しておくことができる。ここで易開封線(4)
としては、ミシン目、微小孔列、機械的な弱め線、ハー
フカット線などが例示される。
の折れ線部(2b)には、易開封線(4)を設けておくことも
できる。このようにすると、需要者は、その易開封線
(4) を指先や爪で破って内容物の一部を使用に供し、つ
いでチャック(3), (3)を係合すすることにより残余の内
容物を封止しておくことができる。ここで易開封線(4)
としては、ミシン目、微小孔列、機械的な弱め線、ハー
フカット線などが例示される。
【0019】袋(1) の折りひだ部(2) を設けた辺寄りに
は、把持部(5) を設けておくこともできる。この場合
は、たとえば、折りひだ部(2) を設けた辺の側を広巾に
し、そこに把持のための孔を設ける方法が採用される。
は、把持部(5) を設けておくこともできる。この場合
は、たとえば、折りひだ部(2) を設けた辺の側を広巾に
し、そこに把持のための孔を設ける方法が採用される。
【0020】袋(1) に対する内容物の充填は、折りひだ
部(2) を設けない辺から行い、内容物充填後はその充填
辺をヒートシールにより封止すればよい。
部(2) を設けない辺から行い、内容物充填後はその充填
辺をヒートシールにより封止すればよい。
【0021】上記構造を有する本発明の包装用袋には、
米をはじめとする粒状物、各種の物品、流動物などを収
容することができる。
米をはじめとする粒状物、各種の物品、流動物などを収
容することができる。
【0022】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
る。
【0023】実施例1 図1は本発明の包装用袋の一例を示した正面図である。
図2は図1の包装用袋の扁平状態のA−A切断端面図で
ある。図3は図1の包装用袋に内容物を充填してから開
口部を封止したときの自立状態のA−A切断端面図であ
る。ただし層厚は誇張して描いてある。
図2は図1の包装用袋の扁平状態のA−A切断端面図で
ある。図3は図1の包装用袋に内容物を充填してから開
口部を封止したときの自立状態のA−A切断端面図であ
る。ただし層厚は誇張して描いてある。
【0024】図1〜3において、(1) は袋であり、基材
層(1a)とシーラント層(1b)とをドライラミネートしたシ
ートのシーラント層(1b)を内側にしてヒートシールする
ことにより製袋してある。基材層(1a)の一例は二軸延伸
ナイロン(ONY)フィルム、シーラント層(1b)の一例
はリニア低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムで
ある。
層(1a)とシーラント層(1b)とをドライラミネートしたシ
ートのシーラント層(1b)を内側にしてヒートシールする
ことにより製袋してある。基材層(1a)の一例は二軸延伸
ナイロン(ONY)フィルム、シーラント層(1b)の一例
はリニア低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムで
ある。
【0025】(h) はヒートシール部であり、袋(1) の両
サイドと二股の底辺のそれぞれに設けてある。(O) は開
口部であり、内容物を充填した後は、ヒートシールによ
り封止される。
サイドと二股の底辺のそれぞれに設けてある。(O) は開
口部であり、内容物を充填した後は、ヒートシールによ
り封止される。
【0026】(2) は袋(1) の底辺側に設けた折りひだ部
であり、上記と同じ基材層(1a)とシーラント層(1b)との
ドライラミネートシートが、その基材層(1a)が向い合う
ように2つ折りされたシートからなる。単体袋とした状
態では、挿し込まれた折りひだ部(2) が図2のようにヒ
ートシールされる。
であり、上記と同じ基材層(1a)とシーラント層(1b)との
ドライラミネートシートが、その基材層(1a)が向い合う
ように2つ折りされたシートからなる。単体袋とした状
態では、挿し込まれた折りひだ部(2) が図2のようにヒ
ートシールされる。
【0027】折りひだ部(2) 形成用のシートには、予め
チャックテープの融着により平行にチャック(3), (3)を
設けておき、折りひだ部(2) としたときの2つの対向面
(2a), (2a)に各チャック(3), (3)が位置しかつ互いに係
合可能になるようにされる。
チャックテープの融着により平行にチャック(3), (3)を
設けておき、折りひだ部(2) としたときの2つの対向面
(2a), (2a)に各チャック(3), (3)が位置しかつ互いに係
合可能になるようにされる。
【0028】なお、折りひだ部(2) の折れ線部(2b)とな
る位置には、予めミシン目などの易開封線(4) を形成し
ておく。
る位置には、予めミシン目などの易開封線(4) を形成し
ておく。
【0029】図1〜2の構造を有する包装用袋にその開
口部(O) から米などの内容物を充填し、開口部(O) をヒ
ートシールにより封止すれば、図3に示した包装体とな
り、店頭において自立させて展示することができる。
口部(O) から米などの内容物を充填し、開口部(O) をヒ
ートシールにより封止すれば、図3に示した包装体とな
り、店頭において自立させて展示することができる。
【0030】この包装体を購入した顧客は、袋底部の折
りひだ部(2) の折れ線部(2b)(易開封線(4) を形成して
ある)から開封すれば、内容物を取り出すことができ
る。内容物を一度に使い切らなかったときは、折りひだ
部(2) の対向面(2a), (2a)のチャック(3), (3)を係合す
ることにより再封止ができるので、残った内容物を保存
しておくことができる。
りひだ部(2) の折れ線部(2b)(易開封線(4) を形成して
ある)から開封すれば、内容物を取り出すことができ
る。内容物を一度に使い切らなかったときは、折りひだ
部(2) の対向面(2a), (2a)のチャック(3), (3)を係合す
ることにより再封止ができるので、残った内容物を保存
しておくことができる。
【0031】実施例2 図4は本発明の包装用袋の他の一例を示した正面図であ
る。図5は図4の包装用袋の扁平状態のB−B切断端面
図である。図6は図4の包装用袋に内容物を充填してか
ら開口部を封止したときのB−B切断端面図である。た
だし層厚は誇張して描いてある。
る。図5は図4の包装用袋の扁平状態のB−B切断端面
図である。図6は図4の包装用袋に内容物を充填してか
ら開口部を封止したときのB−B切断端面図である。た
だし層厚は誇張して描いてある。
【0032】図4〜6において、(1) は袋であり、基材
層(1a)とシーラント層(1b)とをドライラミネートしたシ
ートのシーラント層(1b)を内側にしてヒートシールする
ことにより製袋してある。基材層(1a)の一例は二軸延伸
ポリプロピレン(OPP)フィルム、シーラント層(1b)
の一例はプロピレン−エチレン共重合体(CPP)フィ
ルムである。
層(1a)とシーラント層(1b)とをドライラミネートしたシ
ートのシーラント層(1b)を内側にしてヒートシールする
ことにより製袋してある。基材層(1a)の一例は二軸延伸
ポリプロピレン(OPP)フィルム、シーラント層(1b)
の一例はプロピレン−エチレン共重合体(CPP)フィ
ルムである。
【0033】(h) はヒートシール部であり、袋(1) の両
サイドと二股の上辺のそれぞれに設けてある。(O) は袋
(1) の底辺側の開口部であり、内容物を充填した後は、
ヒートシールにより封止される。
サイドと二股の上辺のそれぞれに設けてある。(O) は袋
(1) の底辺側の開口部であり、内容物を充填した後は、
ヒートシールにより封止される。
【0034】(2) は袋(1) の上辺側に設けた折りひだ部
であり、上記と同じ基材層(1a)とシーラント層(1b)との
ドライラミネートシートが、その基材層(1a)が向い合う
ように2つ折りされたシートからなる。単体袋とした状
態では、挿し込まれた折りひだ部(2) が図4〜5のよう
に巾広にヒートシールされる。
であり、上記と同じ基材層(1a)とシーラント層(1b)との
ドライラミネートシートが、その基材層(1a)が向い合う
ように2つ折りされたシートからなる。単体袋とした状
態では、挿し込まれた折りひだ部(2) が図4〜5のよう
に巾広にヒートシールされる。
【0035】折りひだ部(2) 形成用のシートには、予め
チャックテープの融着により平行にチャック(3), (3)を
設けておき、折りひだ部(2) としたときの2つの対向面
(2a), (2a)に各チャック(3), (3)が位置しかつ互いに係
合可能になるようにされる。
チャックテープの融着により平行にチャック(3), (3)を
設けておき、折りひだ部(2) としたときの2つの対向面
(2a), (2a)に各チャック(3), (3)が位置しかつ互いに係
合可能になるようにされる。
【0036】なお、折りひだ部(2) の折れ線部(2b)とな
る位置には、予めミシン目などの易開封線(4) を形成し
ておく。
る位置には、予めミシン目などの易開封線(4) を形成し
ておく。
【0037】袋(1) の上辺(折りひだ部(2) を設けた
辺)側の巾広のヒートシール部(h) には、長円形の把持
部(5) を設けてある。
辺)側の巾広のヒートシール部(h) には、長円形の把持
部(5) を設けてある。
【0038】図4〜5の構造を有する包装用袋にその底
辺側の開口部(O) から内容物を充填し、その開口部(O)
をヒートシールにより封止すれば、図6に示した包装体
となる。
辺側の開口部(O) から内容物を充填し、その開口部(O)
をヒートシールにより封止すれば、図6に示した包装体
となる。
【0039】この包装体を購入した顧客は、把持部(5)
を手で持って持ち運ぶことができる。把持部(5) を設け
た部位は、表裏のシートと2つ折りの折りひだ部(2) と
の合計4枚のシートとなっているので、内容物が重い場
合でも問題を生じない。
を手で持って持ち運ぶことができる。把持部(5) を設け
た部位は、表裏のシートと2つ折りの折りひだ部(2) と
の合計4枚のシートとなっているので、内容物が重い場
合でも問題を生じない。
【0040】そして袋上辺側の折りひだ部(2) の折れ線
部(2b)(易開封線(4) を形成してある)から開封すれ
ば、内容物を取り出すことができる。内容物を一度に使
い切らなかったときは、折りひだ部(2) の対向面(2a),
(2a)のチャック(3), (3)を係合することにより再封止が
できるので、残った内容物を保存しておくことができ
る。
部(2b)(易開封線(4) を形成してある)から開封すれ
ば、内容物を取り出すことができる。内容物を一度に使
い切らなかったときは、折りひだ部(2) の対向面(2a),
(2a)のチャック(3), (3)を係合することにより再封止が
できるので、残った内容物を保存しておくことができ
る。
【0041】実施例3 実施例1において上辺側にも折りひだ部(2) を設けてガ
ゼットとなすか、実施例2において底辺側にも折りひだ
部(2) を設けてガゼットなすこともできる。この場合
は、両サイドのうちのどちらかの中央部を開口部(O) と
し、そこから内容物を充填した後、その開口部(O) をヒ
ートシールにより封止すればよい。
ゼットとなすか、実施例2において底辺側にも折りひだ
部(2) を設けてガゼットなすこともできる。この場合
は、両サイドのうちのどちらかの中央部を開口部(O) と
し、そこから内容物を充填した後、その開口部(O) をヒ
ートシールにより封止すればよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の包装用袋は、袋(1) の4辺のう
ちの相対向する2辺の少なくとも一方が、内方に折り込
まれた折りひだ部(2) に形成され、かつその少なくとも
一つの折りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)にチャ
ック(3), (3)が互いに係合可能に設けられた特異な構造
を有している。
ちの相対向する2辺の少なくとも一方が、内方に折り込
まれた折りひだ部(2) に形成され、かつその少なくとも
一つの折りひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)にチャ
ック(3), (3)が互いに係合可能に設けられた特異な構造
を有している。
【0043】この包装用袋にあっては、折りひだ部(2)
の内部にチャック(3), (3)が設けられているので、従来
のチャック付きサイドガゼット袋とは構造が顕著に相違
しており、人目を惹くものとなっている。
の内部にチャック(3), (3)が設けられているので、従来
のチャック付きサイドガゼット袋とは構造が顕著に相違
しており、人目を惹くものとなっている。
【0044】そしてこの包装用袋の使用に際しては、折
りひだ部(2) を設けた側の辺を袋の底部として自立させ
て展示に供することができ、これを購入した顧客も自立
させて保管しておくことができる上、折りひだ部(2) の
折れ線部(2b)を破って内容物を一部消費した後、チャッ
ク(3), (3)を係合することにより、残余の内容物を再び
保存しておくことができる。
りひだ部(2) を設けた側の辺を袋の底部として自立させ
て展示に供することができ、これを購入した顧客も自立
させて保管しておくことができる上、折りひだ部(2) の
折れ線部(2b)を破って内容物を一部消費した後、チャッ
ク(3), (3)を係合することにより、残余の内容物を再び
保存しておくことができる。
【0045】袋(1) の折りひだ部(2) を設けた辺寄りに
把持部(5) を設けてある場合は、その把持部(5) を手で
持って運搬することができる。この態様にあっては、把
持部(5) を設けた部位が、表裏のシートと2つ折りの折
りひだ部(2) との合計4枚のシートとなっているので、
内容物が重い場合でも運搬に際し問題を生じない。
把持部(5) を設けてある場合は、その把持部(5) を手で
持って運搬することができる。この態様にあっては、把
持部(5) を設けた部位が、表裏のシートと2つ折りの折
りひだ部(2) との合計4枚のシートとなっているので、
内容物が重い場合でも運搬に際し問題を生じない。
【0046】このように本発明の包装用袋は、機能性の
点でも顧客吸引力の点でも好ましいものである。
点でも顧客吸引力の点でも好ましいものである。
【図1】本発明の包装用袋の一例を示した正面図であ
る。
る。
【図2】図1の包装用袋の扁平状態のA−A切断端面図
である。
である。
【図3】図1の包装用袋に内容物を充填してから開口部
を封止したときの自立状態のA−A切断端面図である。
を封止したときの自立状態のA−A切断端面図である。
【図4】本発明の包装用袋の他の一例を示した正面図で
ある。
ある。
【図5】図4の包装用袋の扁平状態のB−B切断端面図
である。
である。
【図6】図4の包装用袋に内容物を充填してから開口部
を封止したときのB−B切断端面図である。
を封止したときのB−B切断端面図である。
(1) …袋、(1a)…基材層、(1b)…シーラント層、(2) …
折りひだ部、(2a)…対向面、(2b)…折れ線部、(3) …チ
ャック、(4) …易開封線、(5) …把持部、(h) …ヒート
シール部、(O) …開口部
折りひだ部、(2a)…対向面、(2b)…折れ線部、(3) …チ
ャック、(4) …易開封線、(5) …把持部、(h) …ヒート
シール部、(O) …開口部
Claims (3)
- 【請求項1】袋(1) の4辺のうちの相対向する2辺の少
なくとも一方が、内方にガゼット状に折り込まれた折り
ひだ部(2) に形成され、かつその少なくとも一つの折り
ひだ部(2) の2つの対向面(2a), (2a)にチャック(3),
(3)が互いに係合可能に設けられた構造を有することを
特徴とする包装用袋。 - 【請求項2】チャック(3), (3)を設けた折りひだ部(2)
の折れ線部(2b)に易開封線(4) が設けられている請求項
1記載の包装用袋。 - 【請求項3】袋(1) の折りひだ部(2) を設けた辺寄りに
把持部(5) が設けられている請求項1記載の包装用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8245513A JPH1072043A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8245513A JPH1072043A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 包装用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1072043A true JPH1072043A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17134804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8245513A Pending JPH1072043A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 包装用袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1072043A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006007369A1 (en) * | 2004-06-16 | 2006-01-19 | S. C. Johnson Home Storage, Inc. | Pouch having fold-up handles |
JP2015227201A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 株式会社ミューパック・オザキ | 包装袋 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028739U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-19 | ||
JPH04215954A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-08-06 | Oscar Mayer Foods Corp | 容易に開放可能な既開封明示型の再閉鎖可能な包装体 |
JPH07132946A (ja) * | 1993-11-08 | 1995-05-23 | Seisan Nipponsha Kk | 揮発性成分を内蔵する被包装物の包装用チヤツク付き袋体 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8245513A patent/JPH1072043A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028739U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-19 | ||
JPH04215954A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-08-06 | Oscar Mayer Foods Corp | 容易に開放可能な既開封明示型の再閉鎖可能な包装体 |
JPH07132946A (ja) * | 1993-11-08 | 1995-05-23 | Seisan Nipponsha Kk | 揮発性成分を内蔵する被包装物の包装用チヤツク付き袋体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006007369A1 (en) * | 2004-06-16 | 2006-01-19 | S. C. Johnson Home Storage, Inc. | Pouch having fold-up handles |
US7419300B2 (en) | 2004-06-16 | 2008-09-02 | S.C. Johnson Home Storage, Inc. | Pouch having fold-up handles |
JP2015227201A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 株式会社ミューパック・オザキ | 包装袋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051202 |