JPH1051285A - 電圧制御型トランジスタの駆動回路 - Google Patents
電圧制御型トランジスタの駆動回路Info
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- H—ELECTRICITY
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
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-
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Abstract
して遮断を行うことのできる電圧制御型トランジスタの
駆動回路を得る。 【解決手段】 IGBT5のオン状態又はオフ状態を制
御する入力信号に従ってゲート電圧を出力し、ゲート電
圧をIGBT5のゲート(G)に印加するゲート電圧発
生回路7、61、62、63を備えると共に、IGBT
5のゲート電圧を検出するゲート電圧検出回路66を備
え、ゲート電圧検出回路66の検出信号によりゲート電
流が流れる抵抗の抵抗値を切り替える。
Description
ンジスタの駆動回路に係わり、特にインバータ回路適用
時における過電流発生時もしくは過電流ターンオフ時の
電圧サージの低減を図った駆動回路に関するものであ
る。
いた多くのパワースイッチング回路が提案されている。
電圧制御型トランジスタには、幾つかの種類があり、例
えば、絶縁ゲートを有し、バイポーラ・モードで動作す
る絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ(Insul
ated Gate Bipolar Transis
tor:以下IGBTと称す)や、絶縁ゲートを有し、
電界効果モードで動作する絶縁ゲート電界効果トランジ
スタ(Insulated Gate Field E
ffect Transistor、または、Meta
l OxideSemiconductor Fiel
d Effect Transistor)等が挙げら
れる。
一般のゲート駆動回路の一例である、Internat
ional Rectifier 出版のIGBT D
ESIGNER´S MANUAL(1994年発行)
のE−17頁に記載されているゲート駆動回路を適用し
たチョッパ回路を図9に示す。
されたダイオード2と負荷装置3が直列に接続され、こ
の並列回路にIGBT5のコレクタ(C)が接続されて
いる。なお、IGBT5と並列回路2、3の間には、配
線のインダクタンス4が存在する。IGBT5は、直流
電源1の負側に接続されるエミッタ(E)と後述する駆
動回路6に接続されるゲート(G)を有し、ゲート
(G)とエミッタ(E)間に正の電圧が印加されるとコ
レクタ(C)エミッタ(E)間が導通し、またゲート
(G)エミッタ(E)間の電圧がスレッショルド電圧以
下になるとコレクタ(C)エミッタ(E)間が遮断す
る。
ゲート間静電容量、CGE52はIGBT5のゲート・エ
ミッタ間静電容量である。駆動回路6はIGBT5をオ
ン・オフする回路であり、駆動回路6は、駆動回路6の
駆動回路電源61と、IGBT5をオンするときにオン
して正の電圧をIGBTのゲートに印加するためのスイ
ッチ62と、IGBT5をオフするときにオンしてIG
BT5のゲートを0ボルト電圧とするためのスイッチ6
3と、IGBT5のゲートの充放電時定数を決める抵抗
(ゲート抵抗)64aを備える。スイッチ62、63に
はIGBT5のオン、オフ指令を発生する信号発生回路
7が接続されている。
明する。信号発生回路7の指令によりスイッチ63をオ
フしてスイッチ62をオンすると、IGBT5のゲート
には抵抗64aを介して正の電圧が印加されるためIG
BT5がターンオンし直流電源1から負荷3を通して電
流が流れる。次にスイッチ62をオフしスイッチ63を
オンするとIGBT5のゲート電圧がスレッショルド電
圧以下になりターンオフし負荷3に流れていた電流はダ
イオード2を通して環流する。
絡した場合を想定して、各部波形を図10に示す。図に
おいてスイッチ62及び63の接続点の電圧はVS、I
GBT5のゲート・エミッタ間電圧はVGE、IGBT5
のコレクタ・エミッタ間電圧はVCE、IGBT5のコレ
クタ電流はICで示す。
と、コレクタ電流ICは急激に上昇する。その結果IG
BTは活性領域の動作になりVCEは上昇する。これに伴
い次式で示される電流がコレクタからゲートに流れ込み
ゲート電圧が上昇する(時刻T1からT2)。
にするためにゲートには抵抗Rgが挿入されている。駆
動回路電源の電源電圧をVg1とするとオン指令を与え
ているときにゲート電圧VGEは、次式で示される値に上
昇するため素子の特性によりさらに大きな電流が流れ
る。
般には、図には示していないが過電流を検出してIGB
Tをオフするようにしている。ターンオフ時にはIGB
Tの電流が変化するため、配線のインダクタンス4の大
きさLとIGBT5のコレクタ電流Icの変化率の積で
表される電圧サージが直流電圧1の大きさVDCに重畳さ
れてなる下記の電圧がIGBTのコレクタ・エミッタ間
に印加される(時刻T2〜T3)。
子特性で決まり、ほぼゲート電圧の変化率に比例するた
め、ゲート電圧の変化率が大きくなれば電流の変化率も
大きくなる。ゲート電圧が上昇しているときにオフ指令
が与えられるとゲート電圧の変化率が大きいために電流
の変化率も大きくなり、結果としてコレクタ・エミッタ
間電圧は大きくなり、最悪の場合IGBTが破損するこ
ともある。
る。特開昭63−95728号公報では、図11に示す
ように、ゲート電圧の上昇を抑えるためにダイオード6
5を設けている。他は第1従来技術と同様なので説明を
省略する。
て説明する。時刻T0において負荷3が短絡したとする
とコレクタ電流ICは急激に上昇する、その結果IGB
Tは活性領域の動作になりVCEは上昇する(時刻T1か
らT2)。これに伴い次式で示される電流がコレクタ−
ゲート間静電容量CGCを介してコレクタからゲートに流
れ込みゲート電圧が上昇する。
にするためにゲートには抵抗Rgが挿入されている。ゲ
ート回路の電源電圧をVg1とするとオン指令を与えて
いるときにゲート電圧VGEは次式で示される値になろう
とするがダイオード65の作用でゲート電圧の上昇は下
式の値に制限される(時刻T2からT3)。
の作用でゲート電圧の上昇が抑制されるとIGBT5の
動作遅れ時間ΔTの後、電流が下降に転じるときにはダ
イオード65がオンしているので、あたかもゲート抵抗
が0でオフする時のように急峻なdic/dtでコレク
タ電流が減少し、コレクタ電流が定常状態に静定するま
での間、次式で表されるコレクタ・エミッタ間電圧が発
生し、最悪の場合IGBTが破損することもある。
過電流検出回路が動作してゲート電圧を素子がオフする
ように動作する(T4以降)。
IGBT等の電圧制御型トランジスタの駆動回路では、
回路の故障などで過大な電流が流れ素子が活性領域で動
作するような場合や活性領域動作中に電流を遮断したよ
うな場合に、大きな電圧サージが発生し、最悪の場合I
GBTが破損することもあるという問題点があった。
べくなされたものであり、過電流が発生したときでも電
圧サージを抑制して遮断を行うことのできる電圧制御型
トランジスタの駆動回路を提供することを目的とする。
の電圧制御型トランジスタの駆動回路は、電圧制御型ト
ランジスタのオン状態又はオフ状態を制御する入力信号
に従ってゲート電圧を出力し、上記ゲート電圧を上記電
圧制御型トランジスタのゲートに印加するゲート電圧発
生回路と、上記ゲート電圧発生回路がオフ信号電圧を発
生した場合に、上記ゲートからゲート電圧発生回路への
電流を規定値以内に制限する電流制限回路とを備えてな
るものである。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧発生回路がオフ信号電圧を発生したときに動作し、上
記ゲートから上記ゲート電圧発生回路への電流を規定値
以内に制限するように構成されてなるものである。
ンジスタのオフ状態時にゲートからゲート電圧発生回路
への電流が規制されることとなり、ターンオフ時のコレ
クタ電流変化率を抑制でき、電圧サージを低減すること
ができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項2記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記電圧制御
型トランジスタのゲート電圧を検出するゲート電圧検出
回路及び上記ゲート電圧検出回路の検出信号により駆動
されて上記電流が流れる抵抗の抵抗値を切り替える抵抗
値切り替え回路を備えてなるものである。
回路においてゲート電圧の上昇を検知して、ゲート抵抗
を大きくするように作用するので、ターンオフ時のコレ
クタ電流変化率を抑制し、電圧サージを低減することが
できる。
ンジスタの駆動回路は、請求項2記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、定電流回路に
より構成されるものである。
流検出回路において検出した電流値よりも大きな放電電
流とならないように電流制限を行うので、ターンオフ時
のコレクタ電流変化率を抑制し、電圧サージを低減する
ことができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧発生回路と上記ゲート間に挿入された少なくとも1個
のゲート抵抗と、上記トランジスタのゲートと上記ゲー
ト電圧発生回路の間に、上記ゲートから上記電圧発生回
路の方向を順方向とするダイオードと抵抗の直列回路を
備えてなるものである。
ン用の電源電圧よりも上昇したときはゲート電荷は抵抗
を介して放電されるので、コレクタ電流が過大になるこ
とが抑制され、サージ電圧を抑制することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路に、さらに、上記
ゲート電圧発生回路と上記ゲート間に挿入された少なく
とも1個のゲート抵抗を備えてなるものである。
回路により、ゲート電圧の上昇に応じて放電電流が規定
値内に制限されるので、コレクタ電流が過大になること
が抑制され、サージ電圧を抑制することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧を検出するゲート電圧検出回路と、上記ゲート電圧検
出回路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り
替え回路とを備えてなるものである。
回路により、ゲート電圧の上昇に応じて放電抵抗値が大
きくなるので、ゲート電圧の上昇がより少なくなるよう
に作用し、したがって、コレクタ電流が過大になること
が抑制され、サージ電圧を抑制することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧と上記ゲート電圧発生回路における駆動回路電源との
差電圧を検出する差電圧検出回路と、上記差電圧検出回
路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り替え
回路を備えてなるものである。
ン用電源との差電圧を検出する回路が放電抵抗値を調整
するように動作するので、放電時のゲート電圧の変化率
を精密に制御することができ、コレクタ電流が過大にな
ることを抑制することができて、サージ電圧を抑制する
ことができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、定電流回路に
より構成されるものである。
ート電圧の変化率を抑制するように作用するので、コレ
クタ電流が過大になることを抑制することができて、サ
ージ電圧を抑制することができる。
ランジスタの駆動回路は、請求項5または請求項6記載
の電圧制御型トランジスタにおいて、上記電流制限回路
は、上記ゲートから上記ゲート電圧発生回路の方向に放
電電流を流す直列回路を、上記電圧制御型トランジスタ
のオフ時に開路する手段を備えてなるものである。
オフ時の放電抵抗値を大きくするよう作用する結果、コ
レクタ電流が過大になることを抑制することができて、
サージ電圧を抑制することができる。
ランジスタの駆動回路は、請求項2乃至請求項4のいず
れかに記載の電圧制御型トランジスタにおいて、上記電
流制限回路は、さらに、上記ゲートと上記ゲート電圧発
生回路の間に、上記ゲートから上記ゲート電圧発生回路
の方向に流れる放電電流を規定値内に制限する回路とダ
イオードの直列回路を備えてなるものである。
は、ゲート電圧の上昇を抑制するとともに、オフ時のゲ
ート電圧変化率を抑制することができて、サージ電圧を
抑制することができる。
づいて説明する。図1において1〜5、51、52、6
1〜64a及び7は第1従来技術を示した図9と同一の
ものであり、ここでの説明を省略する。実施の形態1に
おいては、抵抗64aの一端とIGBT5のゲート電極
との間にゲート電圧検出回路66の一端が接続され、抵
抗64aの他端およびゲート電圧検出回路66の他端に
ゲート抵抗値切り替え回路67が接続される。
4aの他端に接続され、ゲート電極からの放電電流を制
限するための抵抗671と、抵抗671の一端にコレク
タが接続され、抵抗671の他端にそのエミッタが逆電
圧防止用ダイオード673を介して接続され、抵抗67
1をオン、オフして抵抗値を切り替えるためのトランジ
スタ672と、トランジスタ672のベースと駆動回路
電源61間に接続され、トランジスタ672をオンする
ためのベース電流供給用の抵抗674と、トランジスタ
672のベースにコレクタが接続され、そのエミッタが
電源1および駆動回路電源61の負側に接続され、トラ
ンジスタ672をオン、オフするためのトランジスタ6
75と、トランジスタ675のベースとゲート電圧検出
回路66の間に接続され、トランジスタ675のベース
電流を制限してトランジスタ672のベース電流を制限
するベース電流制限抵抗676から構成される。ゲート
電圧検出回路66は、カソードをIGBT5のゲート電
極に接続し、アノードがベース電流制限抵抗676に接
続されたツェナーダイオードにより構成されている。な
お、駆動回路電源61、スイッチ62、63はこの発明
のゲート電圧発生回路を構成している。
スタである、絶縁ゲートトランジスタの駆動回路におい
ては、トランジスタが過電流になって活性領域で動作
し、ゲート電圧が上昇した時のターンオフ時において、
ゲート電圧が上昇していることをゲート電圧検出回路6
6で検出して、トランジスタ675をオンする。トラン
ジスタ675がオンすると、トランジスタ672がオフ
して、オフ時の放電経路には抵抗64aに加えて抵抗6
71が直列に挿入されるようになるので、ゲート電圧の
変化率が抑制されることとなって、ターンオフ時の電流
変化率が抑制される。その結果電圧サージが抑制され
る。
態2を図に基づいて説明する。図2において1〜5、5
1、52、61〜63及び7は第1従来技術を示した図
9と同一のものであり、ここでの説明を省略する。実施
の形態2において、スイッチ62、63の間とIGBT
5のゲート電極間には、抵抗64aとダイオード64b
の直列回路が接続され、また、スイッチ62、63の間
とIGBT5のゲート電極間、および電源61の正側と
の間には、放電電流検出抵抗68と放電電流制限回路6
9が接続されている。
オン時に作用する。放電電流検出抵抗68はオフ時の放
電電流を検出する。放電電流制限回路69は、放電電流
検出抵抗68で検出した電流に基づき放電電流を制限す
る。これら放電電流検出抵抗68及び放電電流制限回路
69の回路により一般的な定電流回路を構成している。
BT5のゲート電極に接続され、エミッタが抵抗68の
一端に接続され、そしてベースが後述する抵抗693に
接続されたトランジスタ691と、トランジスタ691
のベースと抵抗68の他端に接続されたダイオード69
2と、トランジスタ691のベースと電源61の正側間
に接続され、トランジスタ691を駆動するためのベー
ス電流供給用抵抗693と、抵抗68の他端とスイッチ
62、63間に接続され、トランジスタ691の逆電圧
を防止する逆電圧防止用ダイオード694から構成され
ている。
スタの駆動回路においては、素子が過電流になって活性
領域で動作し、ゲート電圧が上昇した時のターンオフ時
において、ゲート電圧が上昇していても、上昇した定電
流回路の作用で放電電流が制限されるので、ゲート電圧
の変化率が抑制されるためターンオフ時の電流変化率が
抑制される。その結果電圧サージが抑制される。このよ
うに、電流を制限することによって、ゲート電圧の上昇
を考慮することなく放電時のゲート電圧の傾斜を制限で
きるので、抵抗を切り替える場合よりも簡単にオフ時の
電流変化率をコントロールできる。
3を図3に基づいて説明する。図3において1〜5、5
1、52、61〜64及び7は第2従来技術を示した図
11と同一のものであり、ここでの説明を省略する。6
5bはIGBT5のゲート電極とダイオード65aとの
間に接続されて、ゲート電極から駆動回路電源(オン用
電源)61への放電経路に設けられた抵抗である。
スタの駆動回路においては、素子が過電流になって活性
領域で動作し、ゲート電圧が上昇した時に、電荷はゲー
ト電極から駆動回路電源61へ緩やかに放電されるの
で、ゲート電圧の急峻な変化が発生しない。このためコ
レクタ電流の変化も緩やかになるので電圧サージが抑制
される。
4を図4に基づいて説明する。図4において1〜5、5
1、52、61〜64、65a及び7は第2従来技術を
示した図11と同一のものであり、ここでの説明を省略
する。図において、65bはゲート電極から駆動回路電
源への放電経路に設けられた抵抗、65cは抵抗65b
と並列関係に接続され、ゲート電極から駆動回路電源へ
の放電抵抗を切り替える抵抗切り替え回路、66はゲー
ト電圧検出回路である。
5bと並列関係に接続される抵抗65c1と、この抵抗
65c1にそのコレクタが接続され、この抵抗65c1
をオン、オフするスイッチトランジスタ65c2と、ト
ランジスタ65c2のベースに一端が接続され、そのベ
ース電流を決める抵抗65c3と、トランジスタ65c
2のオン、オフを制御するため、抵抗65c3の他端に
接続されたトランジスタ65c4と、このトランジスタ
65c4のエミッタに接続されるエミッタを有するトラ
ンジスタ65c6と、これらトランジスタのベース電流
を決めるため、トランジスタ65c4のベース、トラン
ジスタ65c6のコレクタと駆動回路電源61間に接続
された抵抗65c5と、トランジスタ65c6のベース
とゲート電圧検出回路66間に接続された抵抗65c7
とで構成されている。
ト電極にオン指令である正の電圧が供給されているとき
はオンしている。IGBT5のコレクタに過電流が流れ
て活性領域で動作してゲート電圧が上昇すると抵抗65
bと抵抗65c1の並列回路を経由して駆動回路電源6
1に電流が流れる。さらにゲート電圧が上昇したときに
ゲート電圧検出回路66に電流が流れるように設定して
おけば図示のロジックではトランジスタ65c2がオフ
するので、放電経路の抵抗が大きくなりゲートの変化率
が抑制される。
スタの駆動回路においては、素子が過電流になって活性
領域で動作し、ゲート電圧が上昇した時にゲート電極か
ら駆動回路電源61へ緩やかに放電され、さらにゲート
電圧が上昇した場合でも放電経路の抵抗値を大きくする
ことによってゲート電圧の変化率を抑制できるのでゲー
ト電圧の急峻な変化が発生しない。このためコレクタ電
流の変化も緩やかになるので電圧サージがさらに抑制さ
れる。
5を図5に基づいて説明する。図5において1〜5、5
1、52、61〜64、65a及び7は第2従来技術と
して図11に示したものと同一のものであり、ここでの
説明を省略する。
回路電源61への放電経路に設けられた抵抗、65cは
抵抗65bと並列関係に接続されゲート電極から駆動回
路電源61への放電抵抗を切り替える抵抗切り替え回
路、66bはゲート電極と駆動回路電源61間に設けら
れ、ゲート電圧と駆動回路電源61の差電圧を検出する
差電圧検出回路である。
並列関係に接続される抵抗65c1と、この抵抗65c
1にコレクタが接続され、エミッタがゲート電極に接続
され、抵抗65c1をオン、オフするスイッチトランジ
スタ65c2と、このトランジスタ65c2のベースに
一端が接続され、そのベース電流を決める抵抗65c3
とにより構成される。
する2つの抵抗66b2,66b3と、これら抵抗の中
間に非反転入力が接続され、反転入力が駆動回路電源6
1に接続され、さらに出力が抵抗65c3に接続された
比較器66b1により構成されている。比較器66b1
の出力はオープンコレクタで構成され、ゲート電圧を抵
抗66b2と抵抗66b3で分圧したものと駆動回路電
源61の電圧を比較する。
の分圧値は駆動回路電源61の電圧よりも小さく、コン
パレータ66b1の出力はLレベルとなっているので、
トランジスタ65c2はトランジスタ5のゲート電極に
オン指令である正の電圧が供給されているときはオンし
ている。
性領域で動作してゲート電圧が上昇すると、まず抵抗6
5bと65c1の並列回路を経由して駆動回路電源に電
流が流れる。さらにゲート電圧が上昇したときにコンパ
レータ66b1の出力がハイになるように設定しておけ
ば、図示のロジックではトランジスタ65c2がオフす
るので、放電経路の抵抗が大きくなりゲートの変化率が
抑制される。
スタである絶縁ゲートトランジスタの駆動回路において
は、素子が過電流になって活性領域で動作し、ゲート電
圧が上昇した時にゲート電極から駆動回路電源61へ緩
やかに放電され、さらにゲート電圧が上昇した場合でも
放電経路の抵抗値を大きくすることによってゲート電圧
の変化率を抑制できるのでゲート電圧の急峻な変化が発
生しない。さらに、この回路では駆動回路電源の電圧が
変動した場合でも、ゲート電圧との差電圧を検出してい
るため、確実に放電回路の抵抗を切り替えることができ
る。
態6を図6に基づいて説明する。図において1〜5、5
1、52、61〜63及び7は第2従来技術を示した図
11と同一のものであり説明を省略する。ゲート電極と
スイッチ62、63間にゲート抵抗64aが接続され、
ゲート電極と駆動回路電極61との間には、ゲート電極
から駆動回路電源61へ放電する電流を検出するための
放電電流検出抵抗68と、この抵抗68で検出した電流
に基づき放電電流を制限する放電電流制限回路69が接
続されている。これら抵抗68及び放電電流制限回路6
9により一般的な定電流回路を構成している。
5のゲート電極に接続される抵抗68の他端にエミッタ
が接続され、ダイオード65aのアノードにコレクタが
接続されたトランジスタ691と、IGBT5のゲート
電極(抵抗68の一端)とトランジスタ691のベース
間に接続されたダイオード692と、トランジスタ69
1のベースに接続され、トランジスタ691を駆動する
ためのベース電流供給用抵抗693とにより構成されて
いる。なお、ダイオード65aはトランジスタ691の
逆電圧防止用ダイオードである。
スタである絶縁ゲートトランジスタの駆動回路において
は、素子が過電流になって活性領域で動作してゲート電
圧が上昇した時に、ゲート電極から駆動回路電源61電
流が流れるが定電流回路で制限されるためゲート電圧の
変化は緩やかに起こる。さらに駆動回路電源61の電圧
が変動した場合でにおいても確実に動作することが可能
である。
7について図7に基づいて説明する。図において1〜
5、51、52、61〜63及び7は第2従来技術とし
て、図11に示したものと同一のものであり、ここでの
説明を省略する。また、放電防止用ダイオード65a、
ゲート電極から駆動回路電源61へ放電する電流を検出
するための放電電流検出抵抗68と放電電流制限回路6
9の回路構成も図6と同一である。
のベースに接続される抵抗693の他端にゲート電圧検
出回路70が接続される。このゲート電圧検出回路70
は、オフ電圧が出力されたときにゲート電極から駆動回
路電源61への放電を禁止するためのものである。この
ゲート電圧検出回路70は、抵抗693に接続されるコ
レクタ、IGBT5のエミッタ電極、及び駆動回路電源
61の負側に接続されるエミッタを有するトランジスタ
71と、このトランジスタ71のベースとスイッチ6
2、63間に接続される抵抗72とにより構成される。
フ信号が出力(Lレベル)されているときは抵抗72を
介してトランジスタ71へのベース電流が流れないため
トランジスタ71はオフし、その結果トランジスタ69
1がオフする。
ているときは、トランジスタ71はオンしているため、
IGBT5のコレクタに過電流が流れて活性領域で動作
してゲート電圧が駆動回路電源電圧よりも上昇すると、
電流制限回路69を介して放電電流検出抵抗68で検出
した電流が規定値以下になるように、ゲート電極から駆
動回路電源61ゲート電荷が放電する。一方、この図に
は示していないが、例えばトランジスタの過電流検出回
路で過電流を検出してオフ信号が出力された場合におい
ては、ゲート電圧が上昇していた場合は、それまでゲー
トから駆動回路電源61へ電流が放電しているが、オフ
指令の出力と同時に駆動回路電源への放電から抵抗64
aおよびスイッチ63を介しての放電に切り替わる。こ
れにより、ゲート電圧が上昇している時にオフ信号が出
力された場合でも放電電流が増加することなく、ゲート
電圧が滑らかに変化するのでコレクタ電流の急峻な変化
が発生することはなく、過大な電圧を発生することなく
トランジスタを遮断することができる。
8について、図8に基づいて説明する。図において1〜
5、51、52、61〜63及び7は、第2従来技術に
示した図11と同一のものであり、ここでの説明を省略
する。また、放電防止用ダイオード65a、ゲート電極
から駆動回路電源61へ放電する電流を検出するための
放電電流検出抵抗68と放電電流制限回路69の回路構
成も図6と同一である。
一端が接続された抵抗64aとスイッチ62、63との
間にダイオード64bがカソードを抵抗64a側に向け
て接続され、また、スイッチトランジスタ691のコレ
クタとスイッチ62、63間に、ダイオード65cがそ
のカソードをスイッチ62、63間に向けて接続されて
いる。
働くようにするためのものであり、ダイオード65cは
後で述べるトランジスタ691の逆電圧防止用ダイオー
ドである。ここでも、抵抗68及び放電電流制限回路6
9は、一般的な定電流回路を構成している。
されているとき、IGBT5のコレクタに過電流が流れ
て活性領域で動作してゲート電圧が駆動回路電源61の
電圧よりも上昇すると、電流制限回路69を介して放電
電流検出抵抗68で検出した電流が規定値以下になるよ
うに、ゲート電極から駆動回路電源61ゲート電荷が放
電する。一方、この図には示していないが、例えばIG
BT5の過電流検出回路で過電流を検出してオフ信号が
出力された場合においては、ゲート電圧が上昇していた
場合は、それまでゲートから駆動回路電源へ電流が放電
しているが、オフ指令の出力と同時に駆動回路電源への
放電からダイオード65cおよびスイッチ63を介して
の放電に切り替わる。これにより、ゲート電圧が上昇し
ている時にオフ信号が出力された場合でも放電電流が増
加することなく、ゲート電圧が滑らかに変化するのでコ
レクタ電流の急峻な変化が発生することはなく、過大な
電圧を発生することなくIGBT5を遮断することがで
きる。また、電流制限回路69はIGBT5のオン時に
ゲート電圧が上昇したときの放電用及びオフ時の放電用
に兼用しているので回路が簡素になるため、安価でかつ
信頼性の高い回路とすることができる。
ランジスタの駆動回路は、電圧制御型トランジスタのオ
ン状態又はオフ状態を制御する入力信号に従ってゲート
電圧を出力し、上記ゲート電圧を上記電圧制御型トラン
ジスタのゲートに印加するゲート電圧発生回路と、上記
ゲート電圧発生回路がオフ信号電圧を発生した場合に、
上記ゲートからゲート電圧発生回路への電流を規定値以
内に制限する電流制限回路とを備えてなるものである。
このような構成によれば、電圧制御型トランジスタのオ
フ状態時にゲートからゲート電圧発生回路への電流が規
制されることとなり、ターンオフ時のコレクタ電流変化
率を抑制でき、電圧サージを低減することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧発生回路がオフ信号電圧を発生したときに動作し、上
記ゲートから上記ゲート電圧発生回路への電流を規定値
以内に制限するように構成されてなるものである。この
ような構成によれば、電圧制御型トランジスタのオフ状
態時にゲートからゲート電圧発生回路への電流が規制さ
れることとなり、ターンオフ時のコレクタ電流変化率を
抑制でき、電圧サージを低減することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項2記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記電圧制御
型トランジスタのゲート電圧を検出するゲート電圧検出
回路及び上記ゲート電圧検出回路の検出信号により駆動
されて上記電流が流れる抵抗の抵抗値を切り替える抵抗
値切り替え回路を備えてなるものである。このような構
成によれば、ゲート電圧検出回路においてゲート電圧の
上昇を検知して、ゲート抵抗を大きくするように作用す
るので、ターンオフ時のコレクタ電流変化率を抑制し、
電圧サージを低減することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項2記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、定電流回路に
より構成されるものである。このような構成によれば、
定電流回路は電流検出回路において検出した電流値より
も大きな放電電流とならないように電流制限を行うの
で、ターンオフ時のコレクタ電流変化率を抑制し、電圧
サージを低減することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧発生回路と上記ゲート間に挿入された少なくとも1個
のゲート抵抗と、上記トランジスタのゲートと上記ゲー
ト電圧発生回路の間に、上記ゲートから上記電圧発生回
路の方向を順方向とするダイオードと抵抗の直列回路を
備えてなるものである。このような構成によれば、ゲー
ト電圧がオン用の電源電圧よりも上昇したときはゲート
電荷は抵抗を介して放電されるので、コレクタ電流が過
大になることが抑制され、サージ電圧を抑制することが
できる。
ンジスタの駆動回路は、請求項1記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路に、さらに、上記
ゲート電圧発生回路と上記ゲート間に挿入された少なく
とも1個のゲート抵抗を備えてなるものである。このよ
うな構成によれば、ゲート電圧検出回路により、ゲート
電圧の上昇に応じて放電電流が規定値内に制限されるの
で、コレクタ電流が過大になることが抑制され、サージ
電圧を抑制することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧を検出するゲート電圧検出回路と、上記ゲート電圧検
出回路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り
替え回路とを備えてなるものである。このような構成に
よれば、ゲート電圧検出回路により、ゲート電圧の上昇
に応じて放電抵抗値が大きくなるので、ゲート電圧の上
昇がより少なくなるように作用し、したがって、コレク
タ電流が過大になることが抑制され、サージ電圧を抑制
することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、上記ゲート電
圧と上記ゲート電圧発生回路における駆動回路電源との
差電圧を検出する差電圧検出回路と、上記差電圧電圧検
出回路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り
替え回路を備えてなるものである。このような構成によ
れば、ゲート電圧とオン用電源との差電圧を検出する回
路が放電抵抗値を調整するように動作するので、放電時
のゲート電圧の変化率を精密に制御することができ、コ
レクタ電流が過大になることを抑制することができて、
サージ電圧を抑制することができる。
ンジスタの駆動回路は、請求項6記載の電圧制御型トラ
ンジスタにおいて、上記電流制限回路は、定電流回路に
より構成されるものである。このような構成によれば、
定電流回路はゲート電圧の変化率を抑制するように作用
するので、コレクタ電流が過大になることを抑制するこ
とができて、サージ電圧を抑制することができる。
ランジスタの駆動回路は、請求項5または請求項6記載
の電圧制御型トランジスタにおいて、上記電流制限回路
は、上記ゲートから上記ゲート電圧発生回路の方向に放
電電流を流す直列回路を、上記電圧制御型トランジスタ
のオフ時に開路する手段を備えてなるものである。この
ような構成によれば、開路手段によりオフ時の放電抵抗
値を大きくするよう作用する結果、コレクタ電流が過大
になることを抑制することができて、サージ電圧を抑制
することができる。
ランジスタの駆動回路は、請求項2乃至請求項4のいず
れかに記載の電圧制御型トランジスタにおいて、上記電
流制限回路は、さらに、上記ゲートと、上記ゲート電圧
発生回路の間に、上記ゲートから上記ゲート電圧発生回
路の方向に流れる放電電流を規定値内に制限する回路と
ダイオードの直列回路を備えてなるものである。このよ
うな構成によれば、電流制限回路は、ゲート電圧の上昇
を抑制するとともに、オフ時のゲート電圧変化率を抑制
することができて、サージ電圧を抑制することができ
る。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ジスタの駆動回路図である。
ランジスタの駆動回路を示す回路図である。
スタの駆動回路を示す回路図である。
ンダクタンス、5 IGBT、51 コレクタ−ゲート
間容量、52 ゲート−エミッタ間容量、6ゲート駆動
回路、61 駆動回路電源、62 オン信号用スイッ
チ、63 オフ信号用スイッチ、64a ゲート抵抗、
64b ダイオード、65a ダイオード、65b 抵
抗、65c 抵抗値切り替え回路、66 ゲート電圧検
出回路、66b 差電圧検出回路、67 ゲート抵抗切
り替え器、68 放電電流検出抵抗、69 電流リミッ
タ、70 ゲート電極から駆動回路電源への放電回路を
オフするためのスイッチ、671,674,676,6
93,65C1,65C3,65C5,65C7,70
2 抵抗、672,675,691,65C2,65C
6,701 トランジスタ、673,692,694
ダイオード。
Claims (11)
- 【請求項1】 電圧制御型トランジスタのオン状態又は
オフ状態を制御する入力信号に従ってゲート電圧を出力
し、上記ゲート電圧を上記電圧制御型トランジスタのゲ
ートに印加するゲート電圧発生回路と、上記ゲート電圧
発生回路がオフ信号電圧を発生した場合に、上記ゲート
からゲート電圧発生回路への電流を規定値以内に制限す
る電流制限回路とを備えてなる電圧制御型トランジスタ
の駆動回路。 - 【請求項2】 上記電流制限回路は、上記ゲート電圧発
生回路がオフ信号電圧を発生したときに動作し、上記ゲ
ートから上記ゲート電圧発生回路への電流を規定値以内
に制限するように構成されてなる請求項1記載の電圧制
御型トランジスタの駆動回路。 - 【請求項3】 上記電流制限回路は、上記電圧制御型ト
ランジスタのゲート電圧を検出するゲート電圧検出回路
及び上記ゲート電圧検出回路の検出信号により駆動され
て上記電流が流れる抵抗の抵抗値を切り替える抵抗値切
り替え回路を備えてなる請求項2記載の電圧制御型トラ
ンジスタの駆動回路。 - 【請求項4】 上記電流制限回路は、定電流回路により
構成される請求項2記載の電圧制御型トランジスタの駆
動回路。 - 【請求項5】 上記電流制限回路は、上記ゲート電圧発
生回路と上記ゲート間に挿入された少なくとも1個のゲ
ート抵抗と、上記トランジスタのゲートと上記ゲート電
圧発生回路の間に、上記ゲートから上記電圧発生回路の
方向を順方向とするダイオードと抵抗の直列回路を備え
てなる請求項1記載の電圧制御型トランジスタの駆動回
路。 - 【請求項6】 上記電流制限回路には、さらに上記ゲー
ト電圧発生回路と上記ゲート間に挿入された少なくとも
1個のゲート抵抗を備えてなる請求項1記載の電圧制御
型トランジスタの駆動回路。 - 【請求項7】 上記電流制限回路は、上記ゲート電圧を
検出するゲート電圧検出回路と、上記ゲート電圧検出回
路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り替え
回路とからなることを特徴とする請求項6記載の電圧制
御型トランジスタの駆動回路。 - 【請求項8】 上記電流制限回路は、上記ゲート電圧と
上記ゲート電圧発生回路における駆動回路電源との差電
圧を検出する差電圧検出回路と、上記差電圧電圧検出回
路により駆動されて抵抗値を切り替える抵抗値切り替え
回路を備えてなる請求項6記載の電圧制御型トランジス
タの駆動回路。 - 【請求項9】 上記電流制限回路は、定電流回路により
構成される請求項6記載の電圧制御型トランジスタの駆
動回路。 - 【請求項10】 上記電流制限回路は、上記ゲートから
上記ゲート電圧発生回路の方向に放電電流を流す直列回
路を、上記電圧制御型トランジスタのオフ時に開路する
手段を備えてなる請求項5もしくは請求項6記載の電圧
制御型トランジスタの駆動回路。 - 【請求項11】 上記電流制限回路は、さらに、上記ゲ
ートと上記ゲート電圧発生回路の間に、上記ゲートから
上記ゲート電圧発生回路の方向に流れる放電電流を規定
値内に制限する回路とダイオードの直列回路を備えてな
る請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の電圧制御型
トランジスタの駆動回路。
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