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JPH10512046A - 一体化共振マイクロビームセンサ及びトランジスタ発振器 - Google Patents

一体化共振マイクロビームセンサ及びトランジスタ発振器

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JPH10512046A
JPH10512046A JP8519301A JP51930196A JPH10512046A JP H10512046 A JPH10512046 A JP H10512046A JP 8519301 A JP8519301 A JP 8519301A JP 51930196 A JP51930196 A JP 51930196A JP H10512046 A JPH10512046 A JP H10512046A
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transistor
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microbeam
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JP8519301A
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バーンズ,デイヴィッド・ダブリュ
ズック,ジェイ・ディヴィッド
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ハネウエル・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 サブストレートに少なくとも1本のマイクロビームを設け、その共振周波数は、サブストレートの曲げによる作用を受けるマイクロビームの歪みによってが決まる。それらのビームに近接してセンス電極及び駆動電極を設け、これらの電極はビームをもう一つの電極としてコンデンサを形成する。そのキャパシタンスはビームの振動に伴って変化する。センス電極はゲートまたはベースのようなトランジスタの入力に接続され、駆動電極はトランジスタの出力に接続されている。トランジスタは、ビームの共振周波数での振動を持続させるよう作用する容量成分を含む負荷インピーダンスを有する。トランジスタのゲートとドレインとの間には高オーム値の抵抗器が接続されていて、ゲートを適切にバイアスする。サブストレートの曲げは、たとえば測定しようとする物理的刺激の大きさによって生じる。しかしながら、サブストレートの曲げは、本発明のフィルタ構成及び温度検出構成においては利用されず、また好ましくもない。共振周波数は、物理パラメータの大きさを指示する。センス電極及び駆動電極の配置構成を様々に変え、種々の構成及びマイクロビームのジオメトリを実施するのに必要な電子回路を負荷することによって、センサの種々の変形態様を実施することが可能である。このトランジスタ共振マイクロビームセンサにはさらにセンス及び/または駆動電極及びビームを付加し、作り込むこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】 一体化共振マイクロビームセンサ及びトランジスタ発振器 発明の背景 本発明は、共振センサに関し、特に共振一体化マイクロビームセンサ(RIM S)に関する。より詳しくは、本発明は一体化されたトランジスタ及びRIMS 発振器に関する。 シングルトランジスタ共振マイクロビームデバイスは、1960年代に狭帯域 フィルタ用として開発され、「共振ゲートトランジスタ」または“RGT”と呼 ばれた。GRTの場合は、一体型発振器(自己共振型)がデモ製品として出され たが、同じ周波数に同調をとった2つのRGTデバイスを使用することが必要で あった。それらの両方のデバイスが共振点で90°の位相偏移を示し、一方のデ バイスの駆動電極ではなく、ビームに信号を印加することによって、さらに18 0°の位相偏移が得られた。この共振ゲートトランジスタに関する解析は基本的 に本発明に適用可能であり、トランジスタ共振マイクロビームペアの実際の電圧 利得が1より小さくても、振動子の静電駆動及び容量性検出が本質的に共振周波 数で入力電圧をQの倍率で増幅するので、全開ループ利得は1より大きくなり得 る。 発明の概要 本発明は、チップ上でRIMSデバイスのすぐ隣に作り込むことが可能な単一 のトランジスタを用いた、共振点で共振一体化マイクロビームセンサを駆動する ための簡単で安価な手段にある。マイクロビームは導通状態にあり、かつアース 電位になっており、ドライブ及びセンス電極は通常共振マイクロビームの両側に 置かれる。 本発明は、自己共振のためにループを閉じる代わりに、駆動電極に入力電圧を 印加し、ドレインまたはコレクタで出力を取ることによって狭帯域通過フィルタ としても使用することができる。本発明のデバイスの長所は、トランジスタと共 振マイクロビームが同時に、しかも各々にとって最適化されたプロセスで作り込 まれるということである。本発明と従来のRIMSデバイス(1994年1月4 日発行のZook他による米国特許第5,275,055号、参照によって本願 に編入される)との主な相違点は、駆動電極及びセンス電極がビームに関して互 いに反対側に置かれているので、一方の電極のキャパシタンスが減少するとき他 方の電極のキャパシタンスが増加するようになっており、これによって自己共振 が可能であるということである。本発明の構成によれば、1より大きい利得を利 用して共振歪みトランスデューサを実現し、これを適切な超小型構造により補っ て、圧力、加速度、力及びその他の印加刺激を測定することができるということ である。 従来のRIMSセンサは、圧電抵抗器を用いてマイクロビームのたわみを検出 するという原理に基づくものであった。本発明は、トランジスタを用いてマイク ロビーム変位の容量性検出を行うという原理に基づいており、トランジスタは他 方ではビームを駆動して自己共振を維持するために用いられる。(本願明細書に おいては、「マイクロビーム」と「ビーム」という用語は同義に使用する場合も ある)。また、高直流インピーダンスフィードバック抵抗器を用いて、増幅器を 線形領域にバイアスする。トランジスタRIMSデバイスは、トランジスタを共 振マイクロビームと同じチップ上に同時に作り込む必要があるが、その製造プロ セス全体は、圧電抵抗器が省かれるので、圧電抵抗型RIMS構造に比べて決し て複雑ではない。 本発明は、はるかに簡単なポリシリコンプロセスを用いることに特徴があり、 センス電流がないため、ビームのi2R加熱がないという長所がある。これは、 圧電抵抗方式に比べて容量駆動/センス方式が持つ一般的特徴である。 要約すると、本発明のデバイスは、機械振動部材、2つの電極及びトランジス タ構造で構成された超小型電気機械発振器で、発振器の周波数が機械振動子の振 動周波数によって決まるようになっている。2つの電極は、好ましくは振動ビー ムまたは振動部材に対して互いに反対側に配置する。その一方の電極はトランジ スタの入力に接続し、もう一方の電極はトランジスタの出力に接続する。静電駆 動と容量性検出を同時に行って、共振マイクロビーム歪み検出素子をその共振周 波数で動作させる。 共振一体化マイクロセンサによって、センサ技術はディジタルエレクトロニク スの技術の遅れを取り戻すことができる。ほとんど全ての信号処理をディジタル 化させた基本的な考え方は、2つの状態のどちらか一方を取る情報すなわちディ ジタル情報の方がアナログ信号よりも扱いやすく、情報精度を保ちやすいという ものであった。RIMSデバイスは、この目標を、検出された変数をスイッチン グされた信号に直接変換することによって、アナログ回路によって生じるドリフ トの形の誤差をなくすことにより達成するものである。検出される情報はスイッ チング周波数の形で記憶される。 このようなセンサの一例がRIMSセンサである。ミクロ機械加工技術による 3次元シリコン微細構造の形成における最近の進歩の結果、真空封入マイクロビ ームの形成が可能となった。マイクロビームの共振周波数はその幾何学的特性及 び機械特性によって決まり、その電気特性とは無関係である。しかしながら、共 振周波数は、楽器の弦の調子が弛緩や緊張の程度によって変化するのとほぼ同様 に、ビーム上の歪みが変わると変化する。センサ構造を通じてマイクロビームに 結合される歪みは、全てセンサ出力の周波数の変化を生じさせる。この疑似ディ ジタル信号は、緩衝増幅された後、複雑なアナログ ディジタル(A/D)変換 を介することなく制御システムに直接供給される。マイクロビームとモノリシッ ク状に形成される微細構造の設計によって誘導歪みは圧力、加速度、温度気流ま たは湿度によって生じ得るが、必ずしもこれらのみによって生じるとは限らない 。 シリコン共振マイクロビーム法では、優れた精度、安定性及びダイナミックレ ンジを達成することができる。RIMSデバイスは、100,000を超える極 めて高いクォリティ(Q)係数、及び長期にわたる周波数安定性(数年経過後で も数ppm(100万分の1)を示すと言うことが実証されている。さらに、こ の種のセンサは、印加歪みによって大きな周波数遷移を示し(Δf/f>140 0*Δl/l)、そのために優れたセンサ応答性が確保される。従って、RIM Sセンサは、高い感度と空前の長期間の安定性でもって広いダイナミックレンジ にわたり多数の物理変数及び環境変数を検出するために用いることができ、しか もディジタル回路への直接入力信号が得られる。RIMS発振器では、周波数出 力が直接得られるが、これは高性能ディジタルセンサにとって非常に望ましいこ とである。電気的周波数からディジタルデータへの変換はダイレクトカウンタ及 び基準クロックによって行うことができる。この組合せは、一般に最も簡単で、 最も正確かつ最も費用効果の高いアナログ‐ディジタル変換プロセスであると考 えられている。さらに、可変周波数出力を、様々な距離にわたってエラーなしで 伝送することができ、しかもドリフト、歪み及び外部干渉がほとんどない。共振 センサは、本来的に検出変数を周波数に変換するので、従来のA/D変換方式に 比べて簡単性、信頼性及び弁別性も改善される。固有のディジタル読み出し装置 は、今日のディジタル制御システムに全く好適である。 共振センサは、長年にわたって高精度測定を行うために使用されてきた。RI MS方式は、RIMS構造は完全なモノリシックシリコン構造であって、付随的 に他の材料(すなわち圧電材料、磁性材料または金属)を有しないので、水晶発 振器のような他の共振センサに比して顕著な長所がある。RIMS構造は、通常 高温(たとえば≒摂氏950℃)でアニール加工されて、通常のセンサ動作温度 (−50℃乃至+150℃)以上の温度でクリープや応力緩和を生じることがな く、完全に安定になる。 図面の簡単な説明 図1aは、シングルビーム、シングルトランジスタRIMSの電子回路の概略 回路図である。 図1bは、図1aの電子回路の等価回路の回路図である。 図1cは、バイポーラトランジスタを組み込んだトランジスタRIMSの電子 回路の概略回路図である。 図2aは、シリコン一体化回路に作り込まれたシングルトランジスタ・シング ルビームRIMSの上面図である。 図2bは、図2aのデバイスのビームエレメントの側面図である。 図3は、RIMSのビームの運動と電子信号との間の位相関係を示す波形図で ある。 図4は、アースに容量結合された中心タップを有するフィードバック抵抗器を 示す。 図5a及び5bは、フィードバック抵抗器の他の2つの変形態様を示す。 図6は、翼状共振ビームを示す。 図7は、軽結合デュアルビーム共振器を示す。 図8a及び8bは、1本のビームの同じ側に配置されたセンス電極及び駆動電 極の電子回路の概略回路図である。 図9a及び9bは、デュアルビームRIMSの構造及び電子回路を示す。 図10a乃至10dは、トリプルビームRIMSの構造及び電子回路を示す。 図11a乃至11cは、カンチレバービーム構造を示す。 図12aは、閉ループカンチレバービーム構造の電子回路の概略回路図である 。 図12bは、開ループカンチレバービーム構造の電子回路の概略回路図である 。 図12cは、閉ループカンチレバーデュアルビーム構造の電子回路の概略回路 図である。 図12dは、開ループカンチレバーデュアルビーム構造の電子回路の概略回路 図である。 実施形態の説明 図1aは、トランジスタRIMSデバイス10の概略回路図である。その等価 回路を図1bに示す。共振マイクロビーム14は、基準電圧端子またはアースに 電気的に接続されているので、接地ビーム構造として図示してある。ビーム14 の両側には静電駆動電極16及び容量性センス電極18が配置されている。セン ス電極18は、ビーム14とセンス電極18の間のキャパシタンスの変化を通し てビーム14の運動または振動を検出する。その際、電極18とビーム14は、 実際上、ビーム14の振動時にビーム14と電極18との間の距離に従って変化 するキャパシタンスCsの電極を形成する。ビーム14と電極18の間の関係を 示す信号がFET26のゲート28に供給される。駆動電極16はドレイン24 に接続されている。ドレイン24は回路10の出力35を構成している。出力3 5は、ビーム14を静電的に駆動して運動させ、その共振周波数での振動を持続 させるように、駆動信号を電極16に供給する。駆動電極16の構造及びそのビ ーム14との関係並びにこれに対応するキャパシタンスCdは、ビーム14とセ ンス 電極18との関係に似ている。FET26のドレイン24は、負荷抵抗器32と 負荷コンデンサ34が並列に接続されて構成された負荷インピーダンスの一端に 接続されている。負荷インピーダンスの他端は電圧源V+33に接続されている 。負荷抵抗器32と負荷コンデンサ34の値は、ビーム14の共振周波数範囲と 関係し、この共振周波数範囲は、ビームに加わる正及び/または負の張力に一部 左右される。回路10の出力35の信号はゲート28に供給されるその入力と位 相が180度ずれている。これは、電極18と16がビーム14の反対側にあっ て、実際上の容量性電極対14及び16と14及び18との距離関係が位相で1 80度ずれているからである。FET26のソース36は基準端子またはアース 31に接続されている。フィードバックインピーダンス38は、一端がFET2 6のドレイン24に、他端がFET26のゲート28にそれぞれ接続されている 。フィードバックインピーダンス38は、FET26がその性能特性の所望の範 囲内で動作するように、一定の負帰還を与えて、FET26のゲートバイアスを 安定化させる。フィードバック抵抗器38は、たとえば約108オームのオーダ ーの値を有する抵抗器を用いればよい。本発明は、電界効果トランジスタとの関 連で説明する。しかしながら、本発明は、バイポーラトランジスタによっても、 あるいは電界効果トランジスタとバイポーラトランジスタの組合せを用いても実 施することが可能である。 図1cは、図1aと同様の回路15を示しており、回路15は、FET26で はなくバイポーラトランジスタ25を有するという点が、図1の回路と異なって いる。すなわち、FET26のゲート28、ドレイン24及びソース36の代わ りに、バイポーラトランジスタ25のベース29、コレクタ23及びエミッタ2 7がそれぞれ設けられている。 図2aは、トランジスタRIMSのレイアウト30の上面図を示し、図2bは 、n形導電ビーム14、サブストレートまたは下層のエピタキシャルアイテム2 2中のp‐n接合駆動電極16、及びシェル中のイオン注入センス電極18を有 するRIMS構造20の断面を示す。これら2つの電極16及び18の役割は互 いに取り替えることができるが、図2a及び2bの構成が選ばれたのは、電極1 6及びサブストレート20のアースに対するキャパシタンスがより大きく、従っ て この構成がビーム14を駆動するのにより適切であるためである。負荷キャパシ タンス34は、大きなドレイン電極24を用いることによって意図的に大きくし てある。センス電極18は、アースに対するキャパシタンスを小さくすべきで、 図示のように、隣接トランジスタのゲートに結合されたドープされないポリシェ ル中の注入が浅くなっている。ポリシリコンの直流漏れ抵抗は、ドレイン24の 電位でゲート28に直流バイアスを与えるが、負帰還によって交流利得を低下さ せるようなフィードバックキャパシタンスは与えない。ソース36及びドレイン 23については、それぞれ拡散が行われる。 図2a及び2bに示す構成の特徴は、導電ビーム14がセンス電極と駆動電極 16との間に接地平面を形成すると言うことである。この接地平面の遮蔽作用に よって、ビーム14の力学的運動と無関係な振動を生じさせる原因になると思わ れる容量結合による直接的電圧フィードバックが防止される。理想的に接地され たビーム14においては、ビーム14の物理的運動だけがセンスキャパシタンス を変化させ、ゲート28に交流電圧を生じさせる。 図3は、様々な構成部分における主要信号間の位相関係を示す。フィードバッ ク抵抗器38はドープされていないポリシリコンで形成することができ、約108 オームという非常に大きい抵抗値を有し、トランジスタがその性能曲線の高利 得領域におけるスレッショルドに近い低電流レベルでオンになるようにゲート2 8の直流電圧を設定する。変位xは、ビーム14が駆動電極16に向けて(図2 aの下方に)変位したとき、正変位とする。正変位xは、センスコンデンサのギ ャップが増大するので、センスキャパシタンスの減少を意味する。図3には、R IMS発振器の様々な物理的、電気的作用の位相関係が示されている。曲線40 は、変位xを表し、曲線41は速度xを表す。センスキャパシタンスに関する容 量変化は曲線42によって表されている。ここでは、振動期間中電荷が一定に保 たれるよう、センス/ゲート電極のアースに対する交流インピーダンスは非常に 高いものと仮定されている。従って、曲線42によって表されるキャパシタンス Csの減少は曲線43によって表されるセンス電圧の増加を意味する。容量性負 荷がない場合(CL=0)、曲線45によって表されるドレイン24の電圧、す なわち駆動電圧VDは、曲線43によって表されるセンス電圧と同じであるゲー ト電圧に対 して180度位相がずれることになる。また、このような条件下では、駆動電圧 45は、曲線44によって表される駆動電流に対して位相が180度ずれる。し かしながら、実際のデバイスにおいては、容量性負荷34はゼロではないため、 駆動電圧45は位相が遅れる。従って、曲線46によって表される駆動電圧45 の容量成分は、ビーム14の速度41と同相になっており、ビーム14の振動を 維持するために必要な条件に適う。図1bは、本発明の解析のための等価回路を 示す。 この等価回路で使用される記号の意味は下記の通りである。 s=直流センス電圧 Vd=直流駆動電圧 g=有効ゲートキャパシタンス CL=負荷キャパシタンス Gd=ドレインコンダクタンス GL=負荷コンダクタンス Yf=フィードバックアドミタンス(極微小) m=マイクロビームの実効質量 k=マイクロビームの機械的剛性 s=センス電極上の電荷 qd=駆動電極上の電荷 qg=ゲート電極上の電荷 Im=複素数の虚部 hb=ビームの厚さ 基礎方程式は下記のように表される。 g=−qs (ほぼ保存電荷に等しい) 最小Qでの解析においては、小信号の場合と仮定し、方程式1をejωt項で表 すことにより、共振の条件を導出することができる。 虚数項は次式で表される。 次に、上式(2)、(3)及び(4)を結合して、次式を得る。 o<< hd,、hsと置くと、次式によりQの必要最小値が得られる。 (方程式(5)では、Yf=ドレイン‐ゲート間アドミタンスを介しての電気的 フィードバックは無視されていると言うことに留意すべきである。) 以下に、方程式(5)の数値解の例を示す。 Cg=Cs=Cd=Co d=hs=hb=h Vdo=Vso=Vo k=mωo 2=ρAbbωo 2 d+GL=ωCL=go h=1μm、Vo=1Vとすると、 従って もう一つの例では、L/hb=250、μ=0.1とすると、Qmin=16,00 0となる。この例は、トランジスタの電圧利得が1より小さくなり得、その場合 でも、トランジスタの電力利得は1より大きいので、デバイスは自己共振するこ とができるということを示している。 前記の式の展開において、添字s及びdはそれぞれセンス電極18及び駆動電 極16を示す。力学的な基礎方程式は、運動方程式1で、ビーム14上の力が駆 動電極16及びセンス電極18上の電荷によって書かれている。これらの電荷は 電極上の電圧を決定する。電荷が保存されると言う仮定によって、センス電圧を 変位振幅Xlと関連づける方程式3が導かれる。その次の一群の方程式は、発信 を維持するのに必要な力学的クォリティ係数Qの最小値を表す方程式を直接導く 仕方を示したものである。方程式5は、ギャップ間隙hs及びhdを小さくし、ト ランジスタの相互コンダクタンスを大きくし、電極バイアス電圧Vdo及びVsoを 高くすると、Qの必要最小値が小さくなるということを示している。その次には 、この方程式の利用例が示されている。 本発明においては種々の構成が実施可能である。図5a乃至5cはフィードバ ック抵抗器38のいくつかの等価回路の例を示したものである。図5aのフィー ドバック抵抗器38は、約108オームで、無ドープポリシリコンを用いて実装 することができ、好ましくは、アースへの高インピーダンス直流パスを避ける、 特に高温における高インピーダンス直流パスの形成を避けるために、ポリシリコ ンを窒化物膜によって分離することが望ましい、ドレイン‐ゲートのフィードバ ックを防ぐために、アースへの低交流インピーダンスパスを形成すべきである。 窒化物膜のキャパシタンスは、図5bに示すような分布キャパシタンス48を形 成するが、図4に示すように、別途に負荷キャパシタンスを設けることが必要な 場合もある。 顕著な利点を得ることが可能なもう一つのビーム構成52を図6に示す。構成 52は、飛行機の翼のように両側にサイドプレート56及び53を配置して取り 付けたビーム54のねじりまたは曲げモードを利用するものである。駆動電極1 6及びセンス電極18は同じ側を向くように(すなわち、両方とも翼56及び5 3の上または下を向くように)配置されており、一方の側のコンデンサの容量が 減少するときは、他方の側のコンデンサの容量が増加するようになっている。従 って、位相関係は、図2におけるように電極16と18がビームの上下に配置さ れている場合と同じである。ビーム54及びビーム54の上部のシェルの局在領 域は接地され、駆動電極16とセンス電極18との間またはゲート28とドレイ ン24との間に、所期の通りに、十分な電気的絶縁が確保されるようになってい る。前記の解析は構成52の場合にも当てはまる。潜在的に考えられる構成52 の長所は、ビームの下側にp‐n接合が不要であり、シェル上の同一平面電極が FETに接続しやすく、駆動またはセンス電極キャパシタンスの所与の変化に対 するビームの歪みエネルギーが小さく(歪み感度は低くなるが)、最終損失が小 さくなる結果よりQが高くなるということである。 もう一つの実施形態55は、図7に示すように共面状の駆動電極16及びセン ス電極18を用いたものである。この構成55では、音叉のように、端部の支持 部を介して互いに弱く結合された2本のビーム57及び59が用いられる。反対 称振動モードによって、一方のビームが上方に動くときは、他方のビームは下方 に動き、また逆に一方のビームが下方に動くときは、他方のビームは上方に動く ようになっている。すなわち、両ビームは互いに位相が180度ずれている。こ の場合にも前記の解析は当てはまり、センス電極16からの信号を増幅し、駆動 電極に供給することによって、1つのトランジスタによって共振を維持すること ができる。 図8aには、もう一つの実施形態60が示されている。この実施形態において は、駆動電極16とセンス電極18がビーム62の同じ側に配置されており、駆 動電極16とセンス電極18の2つのキャパシタンスが互いに同相で変化するよ うになっている。共振器60の駆動電圧は、前記のいくつかの実施形態の場合と 位相が逆になっている。付加段64は、駆動電極16に必要な反転信号を得るた めのものである。トランジスタ66及び68は、さらに180度の位相変化を与 える電流ミラーを有するp‐チャンネル金属酸化物半導体(PMOS)デバイス である。トランジスタ26は、同種のプロセスになるn‐チャンネルトランジス タである。アースとトランジスタ68の間には負荷抵抗器及びコンデンサが接続 されており、トランジスタ68と負荷抵抗器/コンデンサ70の間には駆動電極 が接続されている。デバイス60の製造プロセスでは、相補形金属酸化物半導体 (CMOS)技術を用いることも可能である。基本的なCMOSプロセスでは、 n‐チャンネル金属酸化物半導体(NMOS)技術プロセスに比べて余分の製造 ステップが必要であるが、より高度の設計フレキシビリティが得られる。 センス電極18と駆動電極16と間の位相の同相性は、図8bの構成61にお けるソースフォロワ18によって達成することができる。ソースフォロワ回路1 80の電圧利得は、この回路の電流利得または電力利得は、十分高いQを有する 発振器にとって十分である。非常に高い値を有するバイアス抵抗器182が、ト ランジスタ180のドレインとゲートの間に接続され、これによってゲートバイ アスを得ている。負荷抵抗器184は、負帰還を与えてバイアスを安定させる。 負荷コンデンサ186は、発振に十分な正しい位相でビーム62を駆動するため に遅相電圧成分を与える。トランジスタ180のゲートには、容量性センス電極 18が、ソースには静電駆動電極16がそれぞれ接続されている。 図9aは、ダブルビーム共振一体化マイクロビームセンサ80の側断面図であ る。図示のデバイス80と前述のマイクロビームの実施形態との最も顕著な相違 点は、複数ビーム構造にある。デバイス80はポリシリコンフィルムを用いてミ クロ機械加工することができる。サブストレート82中には駆動電極76が設け られている。サブストレート82に近接しては、下部キャビティ84があり、キ ャビティ84に近接しては、シリコン82の一体部分としてその両端部が固定さ れた第1のマイクロビーム72が設けられている。また、第1のマイクロビーム 72と平行に、ビーム72に背負わせた第2のマイクロビーム74が設けられて いる。マイクロビーム74は、マイクロビーム72と同じシリコン片からミクロ 機械加工された状態で両端部が固定されている。スリット状の中間キャビティ8 6がビーム72と74の間に形成されている。ビーム74に近接しては、電極7 9とビーム74を覆うシェル90の一体部分をなすセンス電極78が設けられて いる。センサ78とビーム74との間には上部キャビティ88が設けられている 。シェル90は、キャビティ88に完全な密封性を与える。キャビティ84、8 6 及び88は排気されて、共通の真空チャンバを形成する。 図9bは、ダブルビームRIMS80の電子シフトレジスタを示す。駆動電極 76は、でマイクロビーム72をその共振周波数のあるモードで振動させる駆動 電圧信号を有する。ビーム74はビーム72との機械的結合を介して同じ周波数 で振動する。ビーム72及び74はアースに接続されている。共振周波数の値は 、ビーム72及び74に作用する縦方向張力の大きさを示し、圧力、加速度ある いはその他の物理量の測定値を示すことができる。センス電極78はマイクロビ ーム74に近接して設けられており、マイクロビーム74の振動を電気的に検出 し、振動指示信号をn‐チャンネルトランジスタ92へ送る。トランジスタ92 は、振動指示信号を増幅し、その増幅された信号は、カップリングコンデンサ9 4によってp‐チャンネルトランジスタ96及びn‐チャンネルトランジスタ9 8を有するプッシュプル増幅器に結合される。トランジスタ98のドレイン及び トランジスタ98のドレインの共通接続点が出力108になっており、この出力 108は駆動電極76に接続されている。トランジスタ92のゲートは高インピ ーダンスフィードバック抵抗器102に接続されている。抵抗器102は、トラ ンジスタ92のゲートに接続されている。抵抗器102の値は、トランジスタ9 2のバイアスが線形範囲に維持されるような値になっている。負荷抵抗器104 及び負荷コンデンサ106は互いに並列に接続されていて、トランジスタ92の ドレインを正(5〜12ボルト)電源V+に接続する。抵抗器104及びコンデ ンサ106の値は、マイクロビーム72及び74の共振周波数によって決まる。 図10a乃至10dは、トリプル共振一体化マイクロビームセンサ100を示 す。図10aはRIMS100の構造の側面図である。デバイス100はシリコ ンまたは他の同様の加工可能材料からミクロ機械加工によって製造することがで きる。サブストレート110中には、センタービーム120に近接して、これを 駆動する駆動線または電極116が設けられている。また、サブストレート11 0中にはエッジビーム122に近接して、これを検出するセンス電極114、及 び エッジビーム124に近接して、これを検出するセンス電極118が設けら れている。これらの電極は、断面図の切断位置の故に図10aには示されていな いが、図10aを90度回転させて切断した断面図である10bには描かれてい る。 駆動及びセンス線114、116及び118の近傍には下部キャビティ126が 形成されている。センス線に近接してその上部には、同じシリコン層または面1 32中にあるマイクロビームセグメント120、122及び124が設けられて いる。ビーム120は図10aに図示されている。図10b及び10cは、ビー ム120、122及び124の物理的関係を示す。ビーム120、122及び1 24に近接しては、上部キャビティ128が設けられている。これらの全体、す なわち下部キャビティ126及び上部キャビティ128の上部には、これらを密 閉し、ビーム120、122及び128を封止するシェル130が設けられてい る。キャビティ126及び128は真空に保たれる。ビーム120、122及び 124は、各トリプルマイクロビームの両端部が固定されている。センタービー ム120は、通常エッジビーム122及び124の各々の幅の2倍の幅を有する 。ビーム120、122及び124は、スリット134によって互いに、また部 分的に層132と分離されている。エッジビーム122及び124は互いに同相 に、またセンタービーム120と180度の位相ずれをもって振動する。エッジ ビーム122及び124はセンタービーム120からの振動を機械的に結合する 。ビーム120、122及び124の共振周波数はこれらのビームの取付端部を 介してこれらのビームに作用する張力によって変化する。この張力は測定しよう とする物理現象の大きさと関係し、ビームの共振周波数の値によって指示される 。 図10dは、トリプルビームRIMS100の電子回路の概略回路図である。 センス電極114及び118はn‐チャンネルトランジスタ136のゲートに接 続されている。駆動電極116はトランジスタ136の出力及びドレインに接続 されている。トランジスタ136のゲートとドレインの間には高抵抗フィードバ ック抵抗器138が接続されている。負荷抵抗器140は負荷コンデンサ142 と並列に接続されている。抵抗器140及びコンデンサ142は、トランジスタ 136のドレインを正電圧電源V+に接続し、可変の出力レベルを設定する。 図11a及び11bは、一端だけがサブストレート152に結合された構造の マイクロビーム144を示す。このようなマイクロビーム構造150は、マイク ロビーム構造150の共振周波数がその温度との関係で変化するので、温度セン サとしての用途を有する。マイクロビーム構造150は、前述の電気機械式フィ ルタとしても用いることができる。サブストレート152中には、カンチレバー ビーム144を駆動するための駆動電極146が設けられている。カンチレバー ビーム144はアースに接続されていて、駆動電極146と関係したキャパシタ ンスを有する電極を形成し、このキャパシタンスはビーム144と電極146の 間の距離に応じて変化する。この距離はビーム44が運動あるいは振動するに従 って変化する。ビーム144は、層154と同じ材料でギャップ156を置いて 形成されている。ビーム144と駆動電極146との間には下部キャビティ15 8が設けられている。ビーム144の上部には、上部キャビティ164と共にシ ェル162が設けられている。ビーム144は上部キャビティ164及び下部キ ャビティ158の空間の真空中に置かれている。センス電極148はシェルに配 置されていて、ビーム144と関係したキャパシタンスを有し、このキャパシタ ンスはビーム144と電極146との間の距離に応じて変化する。図11aは、 ビーム144の上のシェル162を除いて層154の面を示したもので、カンチ レバービーム144を形成するギャップ156が示されている。 図11cは、ギャップ170によって形成され、サブストレート172上に互 いに側方に配置された2本のカンチレバービーム166及び168を有する構成 160を示す。これらの対状のカンチレバービーム166及び168は、互いに 機械的に結合されていて、駆動電極176がビーム166を駆動すると、ビーム 166はその振動をビーム168に結合し、ビーム168が振動して、その振動 がセンサ電極178によって検出される。電極176及び178はサブストレー ト172中に設けられている。図11cの構成160は、図11a及び11bの 構成150と同様のシェルと上部及び下部チャンバを有する。 図12aは、温度センサとして用いられるシングルカンチレバービーム144 に付随した電子回路の概略回路図である。この電子回路は、図1aの電子回路と 類似している。ビーム144は駆動電極146によって駆動され、その振動が電 極148によって検出される。ビーム144の共振周波数が、温度に応じて弾性 率の僅かな変化により変化するので、温度指示器として用いられる。 図12bのデバイスはビーム144の共振周波数のフィルタである。濾波しよ うとする信号は駆動電極146に供給されて、ビーム144を励振する。ビーム 144の共振周波数以外の周波数を有する信号はほとんどビーム144を振動さ せず、従ってセンス電極148により検出される信号は無視できるほど弱い。ビ ーム144の共振周波数である周波数を有する信号はビーム144を容易に駆動 して共振させ、センス電極によって有意の信号が検出され、付随の電子回路によ って増幅される。 図12cは、デュアルカンチレバービームとその付随電子回路の概略回路図を 示す。図示の電子回路の出力は、ビーム166をビーム166の装置温度に応じ て変化する共振周波数で駆動する。ビーム166の振動は、機械的結合を介して ビーム168を駆動し、ビーム166と同じ周波数で共振させる。ビーム168 の振動はセンス電極178によって検出され、センス電極178は電子回路にそ の信号を入力する。電子回路の出力は駆動電極176に送られてビーム166の 振動を、従ってビーム168の振動を持続させる。電荷176及び178はビー ム166及び168の同じ側にある。ビーム166及び168は互いに180度 の位相差で振動し、検出された信号は単に増幅されるだけでなく、反転されて駆 動電極176へ送られる。 図12dには、デュアルマイクロビームフィルタセンサが示されている。この ビーム構成は、駆動電極176が濾波しようとする信号を受け取るという点で電 子回路と電極176及び178との接続関係が異なる以外は、図12cの構成と 同様である。このデバイスはビーム166の共振周波数のフィルタである。濾波 しようとする信号は駆動電極176に供給されてビーム166を駆動する。ビー ム166の共振周波数以外の周波数を有する信号はほとんどビーム166を振動 させず、従って機械的結合を介してのビーム168の振動は無視可能なほど弱い か、存在せず、センス電極178によって検出される信号は無視できるほど弱い か、あるいは全く検出されない。ビーム166の共振周波数である周波数を有す る信号はビーム166を容易に駆動して共振させ、その振動がビーム168に結 合されて、共振させる。その振動はセンス電極178によって検出され、その検 出された信号はトランジスタ26のゲートに入力されて増幅される。ドレイン2 4に生じる出力は通過帯域の信号で、ビーム166及び168の共振周波数の信 号である。図12a及び12cの温度検出構成の電子回路は図1aの構成10の 電子回路と同様である。図12b及び12dのフィルタ構成の電子回路も、同様 に図1aの構成10の電子回路と類似しているが、ただし、図12a及び12c の電子回路は単なるビームの検出振動の増幅器であって、ビームの振動を維持す るための発振器は不要であるから、負荷コンデンサ34は不要であり、組み込ま れていない。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 マイクロビームのジオメトリを実施するのに必要な電子 回路を負荷することによって、センサの種々の変形態様 を実施することが可能である。このトランジスタ共振マ イクロビームセンサにはさらにセンス及び/または駆動 電極及びビームを付加し、作り込むこともできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サブストレート上に設けられ、基準端子に接続されたビームで、第1の端部 及び第2の端部がそのサブストレートに固定され、測定しようとする物理パラメ ータの大きさに応じたサブストレートの曲げによって前記第1の端部と第2の端 部との間に引張または圧縮が作用し、その引張または圧縮に応じて決まる共振周 波数で振動することができ、その共振周波数が測定しようとする物理パラメータ を指示するビームと; 前記ビームの第1の側の近傍に設けられた第1の電極であって、ビームが振 動してそのビームと第1の電極との間の距離が変化し、かつビームと第1の電極 との間の第1のキャパシタンスがビームの振動に応じて変化するようになってい る第1の電極と; 前記ビームの前記第1の側の反対側の第2の側に設けられた第2の電極であ って、ビームが振動してビームと第2の電極の間の距離が前記ビームと前記第1 の電極との間の距離に対して逆方向に変化し、前記ビームと第2の電極の間の第 2のキャパシタンスが第1の電極とビームとの間の第1のキャパシタンスとは逆 に変化するようになっている第2の電極と; 入力が前記第1の電極に接続され、出力が前記第2の電極に接続されたイン バータと; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 2.前記インバータが: 前記第1の電極に接続された第1の端子、前記第2の電極に接続された第2 の端子、及び前記基準端子に接続された第3の端子を有するトランジスタと; そのトランジスタの第2の端子に接続された第1の端子を有し、かつ電圧端 子に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; を具備する請求項1記載のマイクロビーム構造。 3.前記トランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、かつそのト ランジスタの第2の端子に接続された第2の端子を有するフィードバックインピ ーダンスをさらに具備した請求項2記載のマイクロビーム構造。 4.前記第1の電極が容量センサであり; 前記第2の電極が静電ドライバである; 請求項3記載のマイクロビーム構造。 5.前記トランジスタがn‐チャンネル電界効果トランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がそれぞれゲート、ドレイン 及びソースである; 請求項4記載のマイクロビーム構造。 6.前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がベース、コレクタ及びエミ ッタである; 請求項4記載のマイクロビーム構造。 7.前記負荷インピーダンスが互いに並列に接続された抵抗器及びコンデンサか らなる請求項5記載のマイクロビーム構造。 8.サブストレート中に設けられたビーム構造と; そのビーム構造に近接して設けられ、駆動信号に従ってビーム構造を駆動し て振動させる駆動手段と; 前記ビーム構造に近接して設けられ、そのビーム構造の振動を検出し、検出 信号を得る検出手段と; 前記駆動手段と検出手段に接続されていて、検出手段からの検出信号を駆動 手段用の駆動信号に変換するための回路手段と; を具備した一体化マイクロビーム構造。 9.前記ビーム構造が共振周波数を有し; その共振周波数が前記ビーム構造に影響を及ぼすパラメータの大きさを指示 し、その影響の結果としてビーム構造が共振周波数を変化させる; 請求項8記載のマイクロビーム構造。 10.サブストレート中に設けられ、基準端子に接続されているビームで、第1 の端部及び第2の端部がサブストレートに固定され、測定しようとする物理パラ メータの大きさに応じたサブストレートの曲げによって生じる引張または圧縮が 前記第1の端部と第2の端部との間に作用し、その引張または圧縮に応じて変化 する共振周波数を有し、その共振周波数が物理パラメータを指示するビームと; 前記ビームが振動して、そのビームとの間の距離が前記共振周波数と同調 して変化し、その結果ビームとの間の第1のキャパシタンスがそのビームとの間 の距離に逆比例して変化するようビームの第1の側に設けた第1の電極と; 前記ビームの第1の側に設けられていて、そのビームとの間の距離がビー ムと前記第1の電極との間の距離に比例して変化し、ビームとの間の第2のキャ パシタンスが前記第1のキャパシタンスと同相で変化する第2の電極と; 入力が前記第1の電極に接続され、出力が前記第2の電極に接続されたノ ンインバータと; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 11.前記ノンインバータが: 前記第1の電極に接続された第1の端子、前記基準端子に接続された第2 の端子、及び第3の端子を有する第1のトランジスタと; 入力端子が前記トランジスタの第3の端子に接続され、出力端子が前記第 2の電極に接続されたインバータと; を具備する請求項10記載のマイクロビーム構造。 12.前記第1のトランジスタの前記第1の端子に接続された第1の端子を有し 、かつ前記第3の端子に接続された第2の端子を有するフィードバックインピー ダンスをさらに具備した請求項11記載のマイクロビーム構造。 13.前記第1の電極がセンス電極であり; 前記第2の電極が駆動電極である; 請求項12記載のマイクロビーム構造。 14.前記インバータが: 前記第1のトランジスタの前記第3の端子に接続された第1の端子を有し 、その第1の端子に接続された第2の端子、及び電圧端子に接続された第3の端 子を有する第2のトランジスタと; 前記第2の電極に接続された第1の端子を有し、前記第2のトランジスタ の第2の端子に接続された第2の端子を有し、かつ前記電圧端子に接続された第 3の端子を有する第3のトランジスタと; その第3のトランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、か つ前記基準端子に接続された第2の端子を有するインピーダンスと; を具備する請求項13記載のマイクロビーム構造。 15.前記ノンインバータが: 前記第1の電極に接続された第1の端子、電圧端子に接続された第2の端 子、及び前記第2の電極に接続された第3の端子を有するトランジスタと; そのトランジスタの第3の端子に接続された第1の端子及び前記基準端子 に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; を具備する請求項10記載のマイクロビーム構造。 16.前記ノンインバータが、前記トランジスタの前記第1の端子に接続された 第1の端子を有し、かつそのトランジスタの前記第2の端子に接続された第2の 端子を有するフィードバックインピーダンスをさらに具備する請求項15記載の マイクロビーム構造。 17.前記トランジスタがn‐チャンネル電界効果トランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がそれぞれゲート、ドレイ ン及びソースである請求項16記載のマイクロビーム構造。 18.前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がベース、コレクタ及びエ ミッタである; 請求項16記載のマイクロビーム構造。 19.サブストレート中に設けられ、基準端子に接続された第1のビームで、第 1の端部及び第2の端部がそのサブストレートに固定され、測定しようとする物 理パラメータの大きさに応じたそのサブストレートの曲げによってその第1の端 部と第2の端部との間に引張または圧縮が作用し、その引張または圧縮に応じて 決まる共振周波数を有し、その共振周波数が前記物理パラメータを指示する第1 のビームと; その第1のビームに近接して設けられ、その基準端子に接続された第2の ビームで、第1の端部及び第2の端部が第1のビームの第1及び第2の端部に固 定され、第1のビームと平行にかつ第1のビームから一定距離を隔てて配置され 、 第1のビームと同様の引張または圧縮が作用し、第1のビームが振動すると、そ の第1のビームと同じ共振周波数で振動し、かつ第1のビームに対して位相が1 80度ずれて振動するようにして第1のビームに機械的に結合された第2のビー ムと; その第2のビームに近い側である前記第1のビームの第2の側と反対の第 1のビームの第1の側に近接して設けられた第1の電極で、第1のビームが振動 するとき第1のビームに対して変化する第1の距離を有し、第1のビームの共振 周波数で前記第1の距離に逆比例して変化する第1のビームとの間の第1のキャ パシタンスを有する第1の電極と; 前記第1のビームに近い側である前記第2のビームの第2の側と反対の第 2のビームの第1の側に近接して設けられた第2の電極で、第2のビームが振動 するとき第2のビームに対して変化する第2の距離を有し、第2のビームの共振 周波数で前記第2の距離に逆比例して変化する第2のビームとの間の第2のキャ パシタンスを有する第2の電極と; 入力が前記第2の電極に接続され、出力が前記第1の電極に接続されたノ ンインバータと; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 20.前記ノンインバータが: 前記第2の電極に接続された第1の端子、前記基準端子に接続された第2 の端子、及び第3の端子を有する第1のトランジスタと; その第1のトランジスタの第3の端子に接続された第1の端子及び第1の 電圧端子に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; 入力端子が第1のトランジスタの第3の端子に接続され、出力端子が前記 第1の電極に接続されたインバータと; を具備する請求項19記載のマイクロビーム構造。 21.前記第1のトランジスタの第3の端子に接続された第1の端子を有しかつ 第1のトランジスタの第1の端子に接続された第2の端子を有するフィードバッ クインピーダンスをさらに具備した請求項20記載のマイクロビーム構造。 22.前記第1の電極がドライバ電極であり; 前記第2の電極がセンサ電極である; 請求項20記載のマイクロビーム構造。 23.前記インバータが: 第1の端子を有し、インバータの前記出力端子に接続された第2の端子を 有し、第2の電圧端子に接続された第3の端子を有する第2のトランジスタと; その第2のトランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、前 記基準端子に接続された第2の端子を有し、かつ第2のトランジスタの第2の端 子に接続された第3の端子を有する第3のトランジスタと; インバータの前記入力端子に接続された第1の端子を有し、かつ第2及び 第3のトランジスタの第1の端子に接続された第2の端子を有する入力インピー ダンスと; を具備する請求項22記載のマイクロビーム構造。 24.前記ノンインバータが: ノンインバータの前記入力端子に接続された第1の端子、電圧端子に接続 された第2の端子、及びノンインバータの前記出力端子に接続された第3の端子 を有するトランジスタと; そのトランジスタの第3の端子に接続された第1の端子及び前記基準端子 に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; を具備する請求項19記載のマイクロビーム構造。 25.前記ノンインバータが、前記トランジスタの第1の端子に接続された第1 の端子を有し、かつそのトランジスタの第2の端子に接続された第2の端子を有 するフィードバックインピーダンスをさらに具備する請求項24記載のマイクロ ビーム構造。 26.前記トランジスタがn‐チャンネル電界効果トランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がそれぞれゲート、ドレイ ン及びソースである請求項25記載のマイクロビーム構造。 27.前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がベース、コレクタ及びエ ミッタである; 請求項25記載のマイクロビーム構造。 28.サブストレート中に設けられた振動することが可能な第1のビームと; そのサブストレート中に第1のビームに近接して設けられた振動すること が可能な第2のビームと; 前記サブストレート中に前記第2のビームに近接して設けられた振動する ことが可能な第3のビームと; 前記第1のビームに近接し、第1のビームに対して第1のビームの振動運 動に応じて変化する値のキャパシタンスを有する第1の電極と; 前記第2のビームに近接し、第2のビームに対して第2のビームの振動運 動に応じて変化する値のキャパシタンスを有する第2の電極と; 前記第3のビームに近接し、第3のビームに対して第3のビームの振動運 動に応じて変化する値のキャパシタンスを有する第3の電極と; 入力が前記第1及び第3の電極に接続され、出力が前記第2の電極に接続 されたインバータと; を具備し、 前記第1、第2及び第3のビームの端部が前記サブストレートに固定され 、かつ基準端子に接続されており、是延期第1、第2及び第3のビームの端部に 加えられるある大きさを有する物理現象によって生じる引張または圧縮との関係 で変化する共振周波数を有し、その共振周波数が物理現象の大きさを指示する; トランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 29.前記インバータが: インバータの前記入力に接続された第1の端子、基準端子に接続された第 2の端子、及びインバータ前記出力に接続された第3の端子を有するトランジス タと; そのトランジスタの第3の端子に接続された第1の端子及び電圧端子に接 続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; を具備する請求項28記載のマイクロビーム構造。 30.前記第1及び第3の電極がそれぞれ前記第1及び第3のビームの振動運動 を検出する容量性検出電極であり; 前記第2の電極が前記第2のビームを駆動して前記共振周波数で振動させ る静電駆動電極てあり; 前記第1及び第3のビームが振動中の第2のビームに近接していることに よる機械的結合を介して前記共振周波数で振動するよう駆動される; 請求項29記載のマイクロビームこうぞう。 31.それぞれ前記トランジスタの第1及び第3の端子に接続された第1及び第 2の端子を有するフィードバック抵抗器をさらに具備した請求項30記載のマイ クロビーム構造。 32.前記トランジスタがn‐チャンネル電界効果トランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がそれぞれゲート、ソース 及びドレインである請求項31記載のマイクロビーム構造。 33.前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がベース、エミッタ及びコ レクタである; 請求項31記載のマイクロビーム構造。 34.サブストレートに固定された第1の端部、及び自由に振動する第2の端部 を有するビームと; そのビームに近接して、そのビームとの間にビームが振動すると変化する 第1のキャパシタンスを形成するように配置された第1の電極と; 前記ビームに近接して、そのビームとの間にビームが振動すると前記第1 のキャパシタンスと180度位相がずれて変化する第2のキャパシタンスを形成 するよう配置された第2の電極と; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 35.入力が前記第2の電極に接続され、出力が前記第1の電極に接続されたイ ンバータをさらに具備した請求項34記載のマイクロビーム構造。 36.前記インバータが: 前記第1の電極に接続された第1の端子、前記第2の電極に接続された第 2の端子、及び前記ビームに接続された第3の端子を有するトランジスタと; そのトランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、かつ電圧 端 子に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; を具備する請求項35記載のマイクロビーム構造。 37.前記トランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、かつその トランジスタの第2の端子に接続された第2の端子をさらに具備した請求項36 記載のマイクロビーム構造。 38.前記第1の電極が静電ドライバであり; 前記第2の電極が容量センサである; 請求項37記載のマイクロビーム構造。 39.少なくとも一端部がサブストレートに固定された少なくとも1本のビーム と; その少なくとも1本のビームに近接して設けられ、その少なくとも1本の ビームを駆動して振動させる静電駆動電極と; その少なくとも1本のビームに近接して設けられ、その少なくとも1本の ビームの振動を検出するための容量センス電極と; 入力がその容量センス電極に接続されたバッファ/増幅器回路と; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 40.前記バッファ/増幅器回路の出力が前記静電駆動電極に接続されている請 求項39記載のマイクロビーム構造。 41.各々の少なくとも一端部がサブストレートに固定された複数のビームで、 各ビームの振動がその複数のビームの中の少なくとも1本の他のビームに機械的 に結合されるよう、各々その複数の中のその少なくとも1本の他のビームに近接 して配置されている複数のビームと; その複数のビームの中の少なくとも1本のビームに近接して配置された少 なくとも1つの容量センス電極と; 前記複数のビームの中の少なくとも1本のビームに近接して配置された少 なくとも1つの静電駆動電極と; 入力がその少なくとも1つの容量センス電極に接続された回路と; を具備したトランジスタ共振一体化マイクロビーム構造。 42.前記回路の出力が前記少なくとも1つの静電駆動電極に接続された請求項 41記載のマイクロビーム構造。 43.前記回路がインバータである請求項42記載のマイクロビーム構造。 44.前記インバータが: 前記回路の前記入力に接続された第1の端子、前記回路の前記出力に接続 された第2の端子、及び前記複数のビームに電気的に接続された第3の端子を有 するトランジスタと; そのトランジスタの第2の端子に接続された第1の端子を有し、かつ電圧 端子に接続された第2の端子を有する負荷インピーダンスと; 前記トランジスタの第1の端子に接続された第1の端子を有し、かつその トランジスタの第2の端子に接続された第2の端子を有するフィードバックイン ピーダンスと; を具備する請求項43記載のマイクロビーム構造。 45.前記トランジスタがn‐チャンネル電界効果トランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がそれぞれゲート、ドレイ ン及びソースである請求項44記載のマイクロビーム構造。 46.前記トランジスタがバイポーラトランジスタであり; そのトランジスタの第1、第2及び第3の端子がベース、コレクタ及びエ ミッタである; 請求項44記載のマイクロビーム構造。 47.前記回路が前記複数のビーム中の少なくとも1本のビームに近接した少な くとも1つの静電駆動電極に駆動電圧を供給し、その駆動電圧がその複数のビー ムの中のその少なくとも1本のビームの速度と同相の成分を有する請求項42記 載のマイクロビーム構造。
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