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JPH10509002A - Ic構成部分のためのウェーハ段階での温度補償 - Google Patents

Ic構成部分のためのウェーハ段階での温度補償

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JPH10509002A
JPH10509002A JP8516366A JP51636696A JPH10509002A JP H10509002 A JPH10509002 A JP H10509002A JP 8516366 A JP8516366 A JP 8516366A JP 51636696 A JP51636696 A JP 51636696A JP H10509002 A JPH10509002 A JP H10509002A
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Abstract

(57)【要約】 集積回路は、2つの理想的に整合されたトランジスタの形態で説明される少なくとも2つの構成部分を有し、そのトランジスタの各々は温度と、集積回路形態で実現される時、前記構成部分の各々に関連する少なくとも1つの物理的パラメータの関数として相互依存的に動作する。回路はさらに、集積回路内に配置された、二極補償信号(Isym)を生成して少なくとも1つの前記構成部分(Q6)に供給し、前記2つの構成部分が相互依存的に、予想できるように一貫して、また温度変化や前記2つの構成部分の物理的パラメータの間の差異と無関係に動作するようにするための補償手段(Q9〜Q16、R2〜R4)を含む。二極電流は、補償信号のレベルと極性がウェーハとして集積回路を製造する間に適当に調整され、それによって、その製造プロセスの後で2つの構成部分の何らかの不整合を修正する必要を除去するために必要である。

Description

【発明の詳細な説明】 IC構成部分のためのウェーハ段階での温度補償 発明の分野 本発明は、概して、集積回路の温度に依存する回路構成部分間の不整合に対す る修正に関し、より詳細には、同じ集積回路構造の一部分であり、動作上の目的 のためには全温度範囲で整合される必要のあるある種の不整合の修正のためのウ ェーハ段階での調整に関する。 発明の背景 (トランジスタのような)能動的なものと、(抵抗のような)受動的なものの 両方の回路構成部分を含む、多くの回路設計があるが、それらは動作中、全温度 範囲で整合される必要がある。回路が別個の構成部分で構成されている時、シス テムの性能を最適化するために必要な場合、調整は通常、構成部分の整合を確保 する回路を組みたてる製造プロセスの間に行われなければならない。これは、製 造される各回路の調整を行うために必要な労働のために高価に付く。こうした調 整は、初期の調整が行われた温度でのみ修正を行い、他の動作温度では満足すべ きものでないことが多い。さらに、いくつかの設定は機械的振動によって変動し やすい。こうした回路を集積またはモノリシックな形態で実現することは、IC 部分の製造に続いてこうした調整を行うための外部回路を提供することを必然的 に要求することが多いが、上記の問題を克服するものではない。 例えば、対数/真数電子乗算器またはVCA(電圧制御増幅器)として知られ る種類の電子利得制御回路が、利得制御機能を実行するさまざまなトランジスタ 間の不整合を修正するために、(一般に対称調整と呼ばれる)調整手段を必要と することは周知である。こうした調整の必要は、それぞれ1973年1月30日 および1983年9月6日付のDavid E.Blackmerへの米国特許 第3,714,462号および第4,403,199号、1980年11月18 日付のGary Bergstromへの第4,234,804号、1982年 5月25日付のRobert W.Adamsへの第4,331,931号、そ れぞれ1980年9月30日および1982年7月27日付のPaul C.B uffへの第4,225,794号および第4,341,962号に述べられて いる。この調整は従来、利得制御回路中のトランジスタの1つかそれ以上のベー スに調整可能な電位を印加するために配置された電位差計と、関連する固定抵抗 を経由してなされてきた。こうした調整方法は、部品自体と、各回路基板の製造 過程の間電位差計を調整するために必要とされる労力のために高くつく。さらに 、こうした方法は、初期調整が行われた温度でのみ正確な修正電位を生じること が多い。最後に、電位差計の設定は機械的振動によって変動しやすい。 こうした利得制御回路の最も一般的な最新の例はモノリシックIC技術で実現 されるもので、実質上同じ温度で動作するよく整合したトランジスタを必要とす る、こうした回路によく適合する。VCAの一例を図1に示す。 図1に示されるVCAは8つのトランジスタ・セルを含む。8つのトランジス タ・セルを持つVCAは周知である。例えば、1982年5月25日付のRob ert W.Adamsへの米国特許第4,331,931号と、1982年7 月27日付のPaul C.Buffへの米国特許第4,341,962号を参 照されたい。図1に示されるように、入力情報信号(例えば、オーディオ信号) Iinが入力端子10に供給される。端子10は1次対数(pnp)トランジスタ Q3のコレクタと1次対数(npn)トランジスタQ5のコレクタに接続される。 1次真数トランジスタQ4およびQ5(それぞれpnpおよびnpnトランジスタ )のコレクタは接合部12で接合され、出力電流Ioutのための出力端子14を 形成する。1つの利得制御信号はEcpとして正方向利得制御ポート16に、また Ecnとして負方向利得制御ポート18に供給される。対象調整信号Esymは対 称ポート22に供給される。図示されるように、正制御信号入力接点16が1次 対数トランジスタQ3のベースに接続される一方、負制御信号入力ターミナル1 8は1次対数トランジスタQ5と1次真数トランジスタQ4のベースに接続される 。各1次トランジスタQ3、Q4、Q5およびQ6のエミッタは、各2次トランジス タが接続される1次トランジスタの反対の種類の導電率になるように、対応する 2次トランジスタQ1、Q2、Q7およびQ8に接続される。トランジスタQ1およ びQ2のベースとコレクタは一緒に結合され、同時にトランジスタQ7およびQ8 のベースとコレクタも一緒に結合される。電圧バイアス供給源Vbiasがトランジ スタQ1およびQ2のベース・コレクタ間とトランジスタQ7およびQ8のベース・ コレクタ間に接続される。さらに、トランジスタQ7およびQ8のベースとコレク タとしはIpowerとして示される電流供給源に接続される。入力端子10も演算 増幅器20の反転入力端に接続され、非反転入力はシステムのアースに、また出 力はトランジスタQ1よびQ2のベースとコレクタに接続される。 一般に、バイポーラ・トランジスタのベース・エミッタ電圧Vbeとコレクタ電 流Icの対数関係のために、対数トランジスタは2次トランジスタのコレクタに 入力電流の対数に比例する電圧信号を供給する。真数トランジスタは電圧信号の 真数の関数として出力電流Ioutを供給する。制御電圧Ecは対数/真数トランジ スタの両方の反対の極性に印加されるので、Ecが変化すると出力電流Ioutと入 力電流Iinの比も変化する。対象調整信号Esymは、対象調整接点22に供給さ れる。利得制御回路での対数/真数トランジスタ間のベース・エミッタ電圧(Vbe )対コレクタ電流(Ic)特性の不整合のために、対称調整が必要になる。こ れは図1とVCAの伝達関数を観察することによって見ることができる。 但し、IoutはVCAの出力電流、 IinはVCAの入力電流、 cpは正方向利得制御ポートに印加される電位、 Ecnは負方向利得制御ポートに印加される電位、 Esymは対称ポートに印加される電位、 Ibは利得制御回路が利得が1になるように設定されている時の、対数/ 真数トランジスタの定格バイアス電流、 VT=kT/qは、「熱電圧」、すなわち絶対温度に比例する(PTAT) 定数、 Is1〜Is8は、対数/真数トランジスタQ1〜Q8の対応する飽和電流で ある。 トランジスタのすべての個々の対数/真数の組み合わせ(Q1/Q2、Q3/Q4 、Q5/Q6、Q7/Q8が等しくそれらのVbe−Ic特性に整合し、それによって 、 (2) IS1=IS2、Is3=Is4、IS5=IS6及びIs7=Is8 となり、EsymがEcpと等しく設定される場合、式(1)は、 (3) Iout=GIin となるが、これは出力電流が入力電流に直線的に比例する理想的な場合である。 しかし、実際は、トランジスタの組み合わせ間の不整合が存在するので、電位Esym の適切な調整なしには、出力電流は、入力電流に比例するものに加えて、2 次高調波歪みと、以下のように再現される式(1)の第2項によって表される利 得依存直流オフセット成分からなる。 こうした歪みと利得依存オフセット成分は高音質オーディオへの適用例や、入力 信号の忠実に比例する複製が望まれる他の適用例では望ましくない。 出力信号のこうした望ましくない成分を完全に除去するために、Esymを適切 に調整することは可能である。Esymは、式(1)の第2項がゼロになるように 調整されなければならない。従って、以下であることが望ましい。 この式からEsymを求めると、 実際には、最新のIC処理で達成可能なトランジスタの整合によって、望まし いEsymの電位とEcpとの差は数ミリボルト以下であり、Ecpは通常−700〜 +400ミリボルトの範囲内である。従って、これら2つの電位の差 を望ましい調整電位として考えるのが便利である。上記から、VTが絶対温度に 比例するので、必要とされるEadjも絶対温度に比例(PTAT)しなければな らない。 上記の式を導く際に使われる回路は説明用のものであることを留意されたい。 ベース電流の影響、アーリー効果、対数/真数トランジスタの有限オーム・ベー ス−エミッタ抵抗による非理想的な対数適合はわかりやすくするために無視され ている。米国特許第4,234,804号(Bergstrom)および米国特 許第4,403,199号(Blackmer)で教示される、対数/真数トラ ンジスタの有限オーム・ベース−エミッタ抵抗の影響を緩和するための技術は、 ここで説明される本発明と完全に両立し、実際、現実の利得制御回路の動作を、 図1で説明した単純な回路の理想的な動作に近づける働きをしている。同じこと は、米国特許第4,454,433号(Welland)で教示される、対数/ 真数トランジスタ間のアーリー効果による不整合の影響を緩和するための技術に ついても言える。米国特許第3,714,462号(Blackmer)で説明 されるような、4つのトランジスタだけのセルを利用する利得制御回路について も、必要とされるEadjは式(7)と同じ形態であり、本発明は等しくこうした 回路にも適用可能であることが容易に示される。 従来技術を検討すると、各利得制御回路が作られる際に、Eadjが正電圧であ るべきか、または負電圧であるべきかは必ずしも知られていない。対数トランジ スタも真数トランジスタも、できる限り整合されるので、不整合はすべて予測で きない無作為のものである。従って、このことが示唆するのは、正のEadjを必 要とする回路は負のEadjを必要とするものと同数だということである。従って 、Eadjの供給源は、Vbe−Icの不整合を修正するためにEadjのレベルを調整 するための手段だけではなく、Eadjが正または負にできるようにEadjの極性を 調整するための手段も含むべきである。Eadjを望ましい極性と数値に調整する ための最も一般的な従来技術のアプローチを図2に示す。抵抗R1が真数トラン ジスタQ6と対数トランジスタQ3のベース間に接続され、抵抗R2がトランジス タQ6と電位差計R3のワイパーの間に接続される。電位差計R3の端は、ワイパ ーに可変電位を発生するために、電位VposとVneg(必ずしもそうではないが、 通常は等しい反対の電圧である)の間に接続される。こうした構成部分の値は、 通常、R2の抵抗値がR3の抵抗値よりはるかに大きくなるように選択 され、R1に対するR2の比は、R1にかかる電圧の範囲が、VCAの対称を正し く調整するために必要な数ミリボルトの範囲に制限されるように選択される。さ らに、R1は通常、真数トランジスタQ6のベース抵抗を過度に増やさないように 、100オーム未満になるように選択される。最後に、Ecpは通常非常にインピ ーダンスの低い電圧供給源によってドライブされる。こうした条件下で、Esym はおよそ以下となる。 但し、VwiperはR3のワイパーの電圧である。R1に生じる正味調整電圧Eadjは 以下である。 対称調整は通常、VCAの電流利得が1になるように、どちらも0ボルトに設 定されたEcpおよびEcnによって行われる。式(9)から見られるように、正方 向利得制御ポート16が負方向利得制御ポート18と共にか、またはその代わり にVCAの利得調整のために使われる場合、Eadjの電位はEcpの電位が変化す るに連れて望ましい値から逸脱する。これは1以外の利得での歪みとオフセット 対利得性能の悪化につながる。 この技術が、R1、R2およびR3に個別の構成部分を使って実現される時、Ea dj の電位の近似的温度補償はR1に温度依存抵抗を使うことによって達成できる 。(通常の場合そうであるが)R2がR1よりはるかに大きく、R1の値が室温か ら摂氏1℃変化する毎に0.33%変化する一方で、R2の値が固定している場 合、EadjはほぼPTATな形で変化する。もちろん、個別の抵抗がトランジス タQ1〜Q8と正確に同じ温度にあるようにすることは困難である。抵抗 をトランジスタと一緒に同じICに集積することによってこの問題は解決され得 るが、一定のよく管理された温度係数を持つ集積抵抗を製造することは、現在の IC技術では困難である。 発明の目的 本発明の主要な目的は、従来技術に関連して上記で説明した欠点を低減または 実質上克服することである。 本発明のもう1つの目的は、同じ集積回路構造の一部分である回路構成部分間 の不整合を修正するためにウェーハ段階で調整し、構成部分があらゆる温度範囲 で整合するようにすることである。 また、本発明のもう1つの目的は、利得制御回路を組み込んでいる同じ集積回 路上で、温度変化と無関係にトランジスタ間のVbe−Ic特性の不整合の適切な 対称調整を行うための手段を提供することである。 また、本発明のもう1つの目的は、2つの利得制御ポートを有するタイプの利 得制御回路を実現し、対称調整が2つの利得制御ポートのどちらの電位によって も影響されず、どちらも利用可能であるようにすることである。 また、本発明のもう1つの目的は、IC形態で実現された利得制御回路に対称 調整を行う際に、IC製造技術に従って製造された、広い温度範囲にわたる抵抗 の使用を開発することである。 また、本発明のもう1つの目的は、利得制御回路のトランジスタ・セルの1つ かそれ以上のトランジスタに調整可能な二極対称調整信号を供給し、対称調整信 号の極性とレベルが、利得制御回路がウェーハとして製造される間に適当に調整 できるようにし、それによって以下の製造工程でトランジスタの不整合を修正す る必要を実質上除去できるようにすることである。 また、本発明のもう1つの目的は、電源電圧レベルの妥当な範囲にわたって、 集積回路と共に使用される絶対電源と独立して、利得制御集積回路に対称調整信 号を供給することである。 発明の概要 本発明のこれらとそれ以外の目的は、少なくとも2つの構成部分を有するタイ プの集積回路によって達成されるが、それらの各々は、集積された形態で実現さ れる時、温度と、各構成部分に関連する少なくとも1つの物理的パラメータの関 数として相互依存的に動作する。回路はさらに、集積回路内に配置された、二極 補償信号を生成して、少なくとも1つの構成部分に供給し、二極補償信号のレベ ルと極性が集積回路の製造中に調整できるようにし、それによって2つの構成部 分が相互依存的に、予想できるように一貫して、また温度変化や2つの構成部分 の物理的パラメータの間の差異と無関係に動作するようにするための補償手段を 含む。 好適には、本集積回路は、入力信号と利得制御信号の積の関数としての出力信 号を生成するための利得制御回路を含むタイプのものである。利得制御回路は、 利得制御手段による信号の歪みを最小にするために、トランジスタの動作特性が 同一であるように整合される必要のある少なくとも2つのトランジスタを含む。 本発明によれば、本集積回路はさらに、集積回路内に配置された、トランジスタ のVbe−Ic特性の間の何らかの不整合の関数として二つのトランジスタの間の 対称調整を提供し、それによってトランジスタの動作が温度変化や利得制御信号 と無関係に整合されるようにするための二極信号を生成するための手段を含む。 図面の簡単な説明 図1は、トランジスタの対数/真数の組み合わせを利用し、トランジスタの対 称調整の必要を示す電圧制御増幅器(VCA)タイプの、従来技術の利得制御回 路の一例の略図である。 図2は、図1に示され、従来技術の対称調整信号発生技術に従って変更された 利得制御回路の略図である。 図3は、修正電流の関数として対称調整信号を供給するための、本発明の第1 の好適実施形態の略図である。 図4は、対称調整信号を発生するための二極電流発生源の一般的な実現例を示 す略図である。 図5は、図4に示される電流発生源の実施形態の1つのより詳細な実現例を示 す略図である。 図6は、図4の実施形態のより詳細な実現例を示す略図である。 図7は、図6の実施形態と好適実施形態のより詳細な実現例を示す略図である 。 図8は、補償電流の関数として対称調整信号を供給するための、本発明の第2 の好適実施形態の略図である。 図面の詳細な説明 図面中、同じ語句と番号は同じ、または同様の部品を示すために使われる。 温度や利得制御電圧と無関係に適切な対称調整を達成するための好適実施形態 を図3に示す。この実施形態では、可変電流供給源Isymが真数トランジスタQ6 のベースに接続され、図2に示される抵抗R2と電位差計R3の代わりとなる。Isym の大きさはVT/Rに比例するが、ここでRはR1の特性に整合する特性(主 として温度係数)を有する抵抗である。結果として生じる対称調整電位Eadjは 、IsymがトランジスタQ6のベース電流よりはるかに大きい場合、およそ以下と なる。 こうした特性を持ち、IC形態で実現できる二極電流供給源回路を図4に示す 。 図4では、正電流供給源30が接合点34への正電流Aを供給し、負電流供給 源32が接合点34からの負電流Bを供給する。供給源30および32は、各々 の出力がVT/Rに比例するように設計される。従って(A−B)はVT/Rに比 例し、Aの大きさはBの大きさより大きい(A>B)か、またはAの大きさはB の大きさより小さい(A<B)かどちらかである。A−Bの正確な数値はIsym であり、上記で説明したように、IsymはVT/Rに比例するが、ここでRは図2 のR1の特性に整合する特性(主として温度係数)を有する抵抗である。絶対温 度に比例する電流を供給するための既知の単極電流供給源の一例を図5に示す。 図5では、1組のnpnトランジスタQ1およびQ2が、トランジスタQ2のコ レクタが入力電流Iinを受け取る一方で、トランジスタQ1のコレクタが出力電 流Ioutを供給するように、接続される。トランジスタQ2のコレクタとベースは 一緒に、そしてトランジスタQ1のベースに接続され、その接合点の電圧がV3 として定義される。トランジスタQ3およびQ4も提供され、トランジスタQ3の コレクタとベースがそれぞれトランジスタQ4のベースとコレクタに接続され、 トランジスタQ3のエミッタが抵抗Rを通じてシステムのアースに接続され、ト ランジスタQ4のエミッタがシステムのアースに接続される。トランジスタQ1の エミッタがトランジスタQ3のコレクタに接続され、トランジスタQ2のエミッタ がトランジスタQ4のコレクタに接続される。トランジスタQ1のエミッタ、トラ ンジスタQ4のベースおよびトランジスタQ3のコレクタの接合点の電圧をV2と 定義し、トランジスタQ2のエミッタ、トランジスタQ3のベースおよびトランジ スタQ4のコレクタの接合点の電圧をV1と定義する。トランジスタQ1、Q2お よびQ4が同一の特性(飽和電流Isを含む)を有し、トランジスタQ3も同様で あるが、そのエミッタ・エリアは他の3つのA倍であると仮定し、ベース電流を 無視すると、図5の検討から以下が成り立つ。 初めの2つの式を第3の式に代入すると、 となり、これをIout、について解くと、以下となる。 上記の分析で、ベース電流を無視するという仮定は、Iinの大きさがIoutの大 きさと同じ程度である場合に有効であることに留意されたい。また、トランジス タ間のわずかな不整合が定数Aの値をわずかに変化させる影響を有することにも 留意されたい。 Isymは双方向または二極でなければならないので、図5に示されるような電 流供給源は、図3のIsymの要求を満足しない。すなわち、必要とされる調整電 位Eadjは正または負であるので、Isymは電流の正・負両方の値に調整できなけ ればならない。図6は、8つのトランジスタ・セルからなる利得制御回路に関連 するすべての要求を満たす実施形態を示す。 図6を参照すると、電流供給源は正電圧レールVposと負電圧レールVnegを含 む。正電圧レールVposは抵抗R3を通じてpnpトランジスタQ15のエミッ タに、また直接pnpトランジスタQ16のエミッタに接統される。トランジスタ Q15のベースとコレクタは、それぞれトランジスタQ16のコレクタとベースに接 続される。トランジスタQ16のベースとトランジスタQ15のコレクタはpnpト ランジスタQ13のエミッタに接続され、トランジスタQ15のベースとトランジス タQ16のコレクタはpnpトランジスタQ14のエミッタに接続される。トランジ スタQ14のベースとコレクタはトランジスタQ13のベースに接続され、トランジ スタQ13のコレクタは電流I13を供給する。トランジスタQ9およびQ10(トラ ンジスタQ15およびQ16に対応する)、トランジスタQ11およびQ12(トランジ スタQ13およびQ14に対応する)および抵抗R2(抵抗R3に対応する)を含む電 流供給源の残りの部分は、電流I11を供給するように、説明された範囲の回路を 複製する。Isymは電流I13とI11の差として形成される。抵抗R4はトランジス タQ12とQ14のコレクタの間に提供される。この回路では、抵抗R4は、トラン ジスタQ10、Q12、Q14およびQ16を流れる電流(図7の回路のIinに対応する )をおよそ以下の値に設定する。 ここでVbeはQ16、Q14、Q12およびQ10のベース−エミッタ順方向電圧を表し 、約0.7Vに等しい。この電流は、上記で述べたように、それがI13およびI11 の望ましい範囲と同じ程度の大きさとなり、ベース電流の影響を最小にするよ うに選択される。従って、トランジスタQ11およびQ13のコレクタ電流は、(図 6に関する上記の分析と同様の分析から)以下となる。 従って、Isymは、 となり、従って、調整電位Eadjは、以下となる。 抵抗R1、R2およびR3が同じタイプのもので、同様の温度係数を示す場合、調 整電位は望ましいようにPTATであり、どちらの調整ポートの電位とも、トラ ンジスタQ11およびQ13のアーリー効果が無視できる程度に無関係である。電位 は、当業技術分野で知られている何らかの普通の技術を使う、抵抗R2またはR3 の微調整によって調整できる。ここでも、抵抗R1は、トランジスタQ6のベース 抵抗を大きく増加させることを避けるために、通常100オーム未満になるよう に選択される。 図7は、カスコード・トランジスタQ17およびQ18がトランジスタQ13および Q14と直列に加えられた(pnpトランジスタQ17およびQ18のエミッタはそれ ぞれトランジスタQ13およびQ14のコレクタに接続され、トランジスタQ17およ びQ18のベースはお互いに、またトランジスタQ18のコレクタに接続され、トラ ンジスタQ17およびQ18のコレクタは、それぞれ電流供給源の出力と抵抗R4に 接続される)、VCAと共に使う電流供給源の好適実施形態を示す。同様に、カ スコード・トランジスタQ19およびQ20がトランジスタQ11およびQ12と直列に 加えられる(pnpトランジスタQ19およびQ20のエミッタはそれぞれトランジ スタQ11およびQ12のコレクタに接続され、トランジスタQ19およびQ20のベー スはお互いに、またトランジスタQ20のコレクタに接続され、トランジスタQ19 およびQ20のコレクタは電流供給源の出力と抵抗R4に接続される)。カスコー ド・トランジスタQ17およびQ18は、当業技術分野で周知のように、上側の電流 供給源の出力インピーダンスを増大させる働きをする。トランジスタQ19および Q20は下側の電流供給源についてこの機能を果たす。これはトランジスタへのア ーリー効果の影響を最小にし、Ecpの電位の変化と無関係であることについて、 回路がより理想的に機能するようにする。本回路はまた、単一の抵抗R3だけが 調整の必要があるように設計される。この抵抗は通常、基本的に開回路である最 大値と、R2/2である最小値の間で調整される。このことから調整電位の範囲 は以下となる。 ダイオード接続トランジスタQ21が加えられ、R3が開回路になっている時、ト ランジスタQ15のエミッタが浮くのを防止する。このことは、こうした条件下で はI17が無視できる程度に小さい(本質的にトランジスタQ16のベース電流と等 しい)が、正常な回路の動作を妨害しないことを確保する。 図7に示される電流供給源の代わりともう1つの好適実施形態を図8に示す。 図8では、PNPトランジスタQ13〜Q18と抵抗R3が図7の対応する構成部分 と同様に機能し、以下の電流を生成する。 抵抗R4とダイオード接続トランジスタQ21も図7の対応するものと同様に機能 する。PNPトランジスタQ9〜Q12、Q17およびQ18とダイオード接続トラン ジスタQ22は抵抗R2およびR5と共に(すべて図8の右側に示される)、トラン ジスタQ13〜Q18およびQ21と抵抗R3およびR4(すべて図8の左側に示される )によって形成される回路と同一の回路を形成し、以下の電流を生成する。 トランジスタQ23およびQ24は最も単純な形態の電流ミラー回路を形成するが、 これは2つのNPNトランジスタとして形成され、NPNトランジスタQ23はそ のベースとトランジスタQ17のコレクタに接続されたコレクタと、負電圧レール VNEGに接続されたエミッタを有する。NPNトランジスタQ24は、負電圧レー ルVNEGに接続されたエミッタと、トランジスタQ23に接続されたベースと、( 図8の左側に示された回路部分の)トランジスタQ17と、対称調整接点22に接 続されたコレクタを有する。NPNトランジスタQ23およびQ24が簡単な電流ミ ラーを形成するが、当業技術分野に熟練した者には、他のタイプの電流ミラーが 使用できることが明らかであろう。電流ミラーは、電流I11を複製する働きをす る。この電流は、図7の対応する電流と同じ機能を果たす。 動作の際、(電流ミラーによってI11と同一である)I11AがI13より小さい 時、Isymは正極性であり、図8に示す方向に流れる。I11A(およびI11)がI13 より大きい場合、Isymは負極性であり、図8に示すのと反対の方向に流れる 。 図8の実施形態では、PTAT電流供給源は同じ極性のデバイスによって実現 され、図7のPTAT電流供給源と同じ基準電圧(この場合、Vpos)と関係づ けられる。電流ミラーが逆極性電流I11を生成するために使われ、それによって 修正電流Isymの二極的性質が実現できる。 電流ミラーの追加によって、図8を実現するためには図7を実現するよりもわ ずかに多くの構成部分しか使わないが、それが好適であるいくつかの場合がある 。最も普通に利用可能な接合分離バイポーラICプロセスでは、縦形NPNトラ ンジスタは広い範囲の動作電流にわたって高い共通ベース電流利得を示すが、横 形PNPトランジスタの電流利得は通常はるかに小さく、数十マイクロアンペア を 超えるコレクタ電流まで急速に低下する。この理由から、両方のPTAT電流供 給源をNPNトランジスタで実現すること(図8に示されるものとは逆の組み合 わせ)が望ましい。 図8の回路が好適であるもう1つの場合は、「ツェナー・ザッピング」として 知られるウェーハ段階の微調整方法がR2およびR3を調整するために使われる時 である。この技術は、ウェーハの試験の際にツェナー・ダイオードを通じて短時 間高いレベルの電流を通過させることによって構成部分間の選択された接続を作 り出す必要がある。この方法は、選択的に短絡される各ツェナー・ダイオードの 両端に取り付けられるプローブ・チップのための金属製の結線(パッド)を必要 とする。両方のPTAT電流供給源を図8のように同じ基準電圧に取り付けるこ とによって、基準電圧ノードが行われるべきすべての接続端の1つとして機能で きるようになるが、これは必要とされる金型の面積を小さくする。さらに、すべ ての選択された結線の初期状態が本質的に開回路であるので、R2およびR3は何 らかの微調整がなされる前は開回路である。従って、微調整されない形のデバイ スは、単に微調整の手順を省略することによって最小の試験時間で製造できる。 これは、R3の選択的接続を提供するために、そうでなければ必要とされないプ ローブ・パッドがVNEGに追加されなければならない図7の回路とは対照的であ る。 図4〜図8に示される補償回路は、同じ集積回路構造の一部分であり、動作上 の目的のために全温度範囲で整合されなければならない回路構成部分の動作の不 整合をウェーハ段階で調整するための容易な方法を提供する。より詳細には、電 流供給源Isymは、利得制御回路を組み込んだ同じ集積回路上で、温度変化と無 関係に、トランジスタのVbe−Ic特性の不整合を調整するための適切な対称調 整を行うための手段を提供する。開示された実施形態は、2つの利得制御端子を 有するタイプの利得制御回路を実現し、対称調整が2つの利得制御端子どちらの 電位にも影響されず、それらを両方とも利用可能にする方法を提供する。このア プローチは、ICとして実現された電圧調整増幅器のほぼ温度に依存する対称調 整を提供する際に、広い温度範囲にわたって、容易に利用できるIC製造技術に 従って製造される抵抗が使用できるようにする。 本補償手段は図1と関連して示され説明されるタイプのVCAに関連して説明 されたが、本発明はIC形態で製造される他のタイプの回路と共に利用でき、2 つのFreyの特許、米国特許第4,560,947号および第4,823,0 93号に示されるような、他のタイプのVCAと共に使用できることに留意され たい。さらに、対称微調整回路がトランジスタQ6のベースに接続されているの は、図示されるVCA回路に関する1つの実現形態に過ぎないことを理解された い。対称微調整回路は4つの1次対数または真数トランジスタ(Q3、Q4、Q5 およびQ6)のベースのいずれかに容易に接続でき、同一の結果を生じる。対称 調整装置がトランジスタQ3のベースに接続される場合、EcpはトランジスタQ6 のベースに印加される。対称調整回路がトランジスタQ4のベースに接続される 場合、R1はトランジスタQ4およびQ5のベース間に接続され、Ecnはトランジ スタQ5のベースに印加され、EcpはトランジスタQ3およびQ6のベースに印加 される。同様に、対称調整回路がトランジスタQ5のベースに接続される場合、 R1はここでもトランジスタQ4およびQ5のベース間に接続され、Ecnはトラン ジスタQ4のベースに印加され、EcpはトランジスタQ3およびQ6のベースに印 加される。これはここで説明されたすべての対称調整技術について言える。 ある種の変更は、ここに含まれる発明の範囲から逸脱することなく上記の装置 になされ得るので、上記の説明に含まれ、または添付の図面に示されるすべての 内容は、例示的であって制限的ではない意味に解釈されることが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.集積回路であって、 集積形態で実現される時、各々が温度と、各構成部分に関連する少なくとも 1つの物理的パラメータの関数として相互依存的に動作する少なくとも2つの構 成部分と、 前記集積回路内に配置された、調整可能な二極補償信号を生成し、少なくと も1つの前記構成部分に供給して、前記補償信号のレベルと極性が集積回路の製 造中に調整できるようにし、それによって前記2つの構成部分が予想できるよう に一貫して、また温度変化や2つの構成部分の物理的パラメータの間の差異と無 関係に動作するようにするための補償手段とを含む集積回路。 2.前記2つの構成部分がトランジスタであり、前記トランジスタが絶対温度の 関数として相互依存的に動作する、請求項1に記載の集積回路。 3.前記物理的パラメータが前記トランジスタの各々のベース・エミッタ電圧( Vbe)対コレクタ電流(Ic)特性である、請求項2に記載の集積回路。 4.前記調整可能な二極補償信号を生成し供給するための前記補償手段が、絶対 温度の関数として前記調整可能な二極補償信号を生成するための手段を含む、請 求項1に記載の集積回路。 5.前記調整可能な二極補償信号を生成し供給するための前記手段が、調整可能 な二極電流を生成し供給するための手段を含む、請求項4に記載の集積回路。 6.前記調整可能な二極電流を生成し供給するための前記手段が、前記集積回路 内に配置された少なくとも1つのトランジスタを含み、前記二極電流が前記トラ ンジスタのエミッタ・エリアの関数である、請求項5に記載の集積回路。 7.前記集積回路が、前記構成部分の1つに接続され、決定可能な温度係数を伴 う所定の抵抗値を有する抵抗エレメントを含み、二極電流を生成するための前記 手段が(VT/R)lnAの関数として前記修正電流を供給し、その際Vrは 絶対温度に比例する電圧であり、Rは前記抵抗エレメントの温度係数に整合した 温度係数特性を有する抵抗を表し、Aは前記トランジスタのエミッタ・エリアで ある、請求項6に記載の集積回路。 8.前記調整可能な二極電流を生成し供給するための前記手段が、少なくとも2 つのトランジスタを含み、1つが前記調整可能な二極電流の各極性のためであり 、前記二極電流のレベルと極性が前記2つのトランジスタのエミッタ・エリアの 関数である、請求項6に記載の集積回路。 9.前記調整可能な二極電流を生成し供給するための前記手段が、少なくとも4 つのトランジスタを含み、前記トランジスタのうちの3つが同一の動作特性を有 し、前記4つめのトランジスタが前記3つのトランジスタと同一であるが、エミ ッタ・エリアが他の3つのトランジスタのエミッタエリアよりA倍大きい、請求 項5に記載の集積回路。 10.前記調整可能な二極電流を生成し供給するための前記手段が、[(R2−R3 )/R23]VTlnAの関数として前記調整可能な二極電流を生成するための 手段を含み、その際R2およびR3は、対応する抵抗値を有し、各々が前記集積回 路の製造中に調整可能である抵抗エレメントであり、VTは絶対温度に比例する 電圧であり、Aは前記トランジスタのエミッタ・エリアである、請求項5に記載 の集積回路。 11.前記調整可能な二極電流を生成し供給するための前記手段が、正電流とし て前記調整可能な二極電流を生成するための正電流手段、負電流として前記調整 可能な二極電流を生成するための負電流手段および前記正負電流を合計するため の合計手段を含む、請求項5に記載の集積回路。 12.前記正電流手段と負電流手段の各々が、対応する正負電流を調整するため の手段を含む、請求項11に記載の集積回路。 13.前記正負電流手段の各々が、少なくとも4つのトランジスタを含み、前記 トランジスタのうちの3つが同一の動作特性を有し、前記4つめのトランジス タは前記3つのトランジスタの各々と同一であるが、他の3つのトランジスタの 各々のエミッタ・エリアよりA倍大きいエミッタ・エリアを含む、請求項12に 記載の集積回路。 14.前記正電流手段と負電流手段の各々の出力インピーダンスを増大するため の手段をさらに含む、請求項11に記載の集積回路。 15.前記正電流手段と負電流手段の各々の出力インピーダンスを増大するため の前記手段が、1組のカスコード・トランジスタを含む、請求項14に記載の集 積回路。 16.前記電流手段の1つが、(a)電流信号を生成するための手段と、(b) 前記電流信号に反応して前記調整可能な二極電流を生成するための電流ミラーと を含む、請求項11に記載の集積回路。 17.集積回路であって、 利得制御手段と動作温度の変化による信号歪みを最小にするために、トラン ジスタの動作特性が同一になるように対照的に整合される必要のある少なくとも 2つのトランジスタを含む、入力信号と利得制御信号の関数として出力信号を生 成するための利得制御手段と、 前記集積回路内に配置された、前記トランジスタ間の何らかの不整合の関数 として、前記2つのトランジスタ間の対称調整を提供し、前記二極信号のレベル と極性が集積回路の製造中に調整でき、それによって前記2つのトランジスタが 、予想できるように一貫して、また温度変化や前記利得制御信号と実質上無関係 に動作するようにするための手段と、を含む集積回路。 18.前記利得制御手段が、入力信号の対数関数として第1信号を生成するため の手段と、利得制御信号と第1信号の真数関数として出力信号を生成するための 手段とを含む、請求項17に記載の集積回路。 19.二極対称調整信号を生成するための前記手段が、二極電流を生成するため の手段を含む、請求項17に記載の集積回路。 20.前記二極電流を生成するための前記手段が、前記集積回路内に配置された 少なくとも1つのトランジスタを含み、前記二極電流が前記トランジスタのエミ ッタ・エリアの関数である、請求項19に記載の集積回路。 21.前記集積回路が、前記トランジスタの少なくとも1つに接続され、温度係 数を伴う所定の抵抗値を有する抵抗エレメントを含み、前記二極電流を生成する ための前記手段が、(VT/R)lnAの関数として前記二極電流を供給し、そ の際VTは絶対温度に比例する電圧であり、Rは、前記抵抗エレメントの温度係 数と整合する温度係数特性を有する抵抗を表し、Aは前記トランジスタのエミッ タ・エリアである、請求項20に記載の集積回路。 22.前記二極電流を生成するための前記手段が、前記集積回路内に配置された 少なくとも4つのトランジスタを含み、その際前記トランジスタのうちの3つが 同一の動作特性を有し、前記4つめのトランジスタは前記3つのトランジスタと 同一であるが、他の3つのトランジスタの各々のエミッタ・エリアよりA倍大き いエミッタ・エリアを有する、請求項20に記載の集積回路。 23.前記二極電流を生成するための前記手段が、少なくとも2つのトランジス タを含み、1つが二極電流の各極性のためであり、その際二極電流のレベルと極 性が、前記二極電流を生成するための前記手段の前記2つのトランジスタのエミ ッタ・エリアの関数である、請求項19に記載の集積回路。 24.前記二極電流を生成するための前記手段が、[(R2−R3)/R23]VT lnAの関数として前記二極電流を生成するための手段を含み、その際R2およ びR3は対応する抵抗値を有し、各々が前記集積回路の製造中に調整可能な抵抗 エレメントであり、VTは絶対温度に比例する電圧であり、Aは前記トランジス タのエミッタ・エリアである、請求項19に記載の集積回路。 25.前記二極電流を生成するための前記手段が、正電流として前記修正電流を 生成するための正電流手段、負電流として前記電流を生成するための負電流手段 および前記正負電流を合計するための手段を含む、請求項19に記載の集積 回路。 26.前記正電流手段と前記負電流手段の各々が対応する正負電流を調整するた めの手段を含む、請求項25に記載の集積回路。 27.前記正負電流手段の各々が前記集積回路内に配置され、少なくとも4つの トランジスタを含み、その際、前記トランジスタのうちの3つが同一の動作特性 を有し、前記4つめのトランジスタは前記3つのトランジスタの各々と同一であ るが、他の3つのトランジスタの各々のエミッタ・エリアのA倍大きいエミッタ ・エリアを含む、請求項26に記載の集積回路。 28.前記集積回路内に配置された、前記正電流手段と負電流手段の各々の出力 インピーダンスを増大するための手段をさらに含む、請求項25に記載の集積回 路。 29.前記正電流手段と負電流手段の各々の出力インピーダンスを増大するため の前記手段が、1組のカスコード・トランジスタを含む、請求項28に記載の集 積回路。 30.前記電流手段の1つが、(a)電流信号を生成するための手段と、(b) 前記電流信号に反応して前記調整可能な二極電流を生成するための電流ミラーと を含む、請求項25に記載の集積回路。
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