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JPH02174414A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH02174414A
JPH02174414A JP63330002A JP33000288A JPH02174414A JP H02174414 A JPH02174414 A JP H02174414A JP 63330002 A JP63330002 A JP 63330002A JP 33000288 A JP33000288 A JP 33000288A JP H02174414 A JPH02174414 A JP H02174414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
transistor
differential
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63330002A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Okubo
勇一 大久保
Satoshi Sekiguchi
智 関口
Toshihiko Watanabe
俊彦 渡辺
Nobuaki Yonetani
米谷 信昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Microcomputer Engineering Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63330002A priority Critical patent/JPH02174414A/ja
Priority to KR1019890019476A priority patent/KR0137869B1/ko
Priority to US07/457,308 priority patent/US5053650A/en
Publication of JPH02174414A publication Critical patent/JPH02174414A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/02Manually-operated control
    • H03G5/04Manually-operated control in untuned amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45048Calibrating and standardising a dif amp
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45466Indexing scheme relating to differential amplifiers the CSC being controlled, e.g. by a signal derived from a non specified place in the dif amp circuit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えば電流制
御型の複数からなるフィルタ回路を内蔵したものに利用
して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
フィルタの基本的回路としては、例えば@CQ出版社昭
和50年10月20日発行「実用電子回路ハンドブック
(2)」頁281に記載しであるようなアクティブフィ
ル回路がある。このアクティブフィルタ回路では、その
カットオフ周波数のバラツキを抑えるためにキャパシタ
Cや抵抗Rといった時定数回路を外部部品により構成す
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
フィルタ回路の全素子を半W体集積回路に内蔵させると
、その時定数は半導体集積回路の製造バラツキをそのま
ま受けることになる。例えば、抵抗素子は、その抵抗値
が約±25%ものバラツキを持ち、キャパシタはその容
量値が±30%ものバラツキを持つ。したがって、これ
らの抵抗素子とキャパシタからなる時定数回路の時定数
は、約±60%もの大きなバラツキを持つ結果となる。
このような大きなバラツキを持つフィルタ回路が半導体
集積回路に2個以上存在すると、各フィルタ回路に上記
のバラツキが存在するため、トータルシステムでの特性
が取れなくなる。
この発明の目的は、簡単な構成でフィルタ特性のバラツ
キを補正できる半導体集積回路装置を提供することにあ
る。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、差動トランジスタのエミッタ電流の制御によ
ってカットオフ周波数が変化させられる複数のフィルタ
回路に対して、抵抗のトリミングにより形成された制御
電流を受ける電流ミラー回路により、上記差動トランジ
スタのエミッタ電流を形成するものとしてそれぞれカッ
トオフ周波数を一括して補正する。
〔作 用〕
上記した手段によれば、半導体集積回路に形成される素
子特性は、は\゛同一バラツキを持つから1個所の抵抗
トリミングにより簡単に各フィルタ回路の時定数を合わ
せることができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係る半導体集積回路装置の要部
一実施例の回路図が示されている。同図の各回路ブロッ
ク及び回路素子は、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。
この実施例では、ブラックボックスで示したロウパスフ
ィルタ、バイパスフィルタ及びノツチフィルタの各フィ
ルタ回路は、そのカットオフ周波数(時定数)が電流■
lないし■3によりそれぞれ調整可能にされる。このよ
うなフィルタ回路に関しては後に詳細に説明する。
上記各フィルタ回路の電流11ないしI3は、トランジ
スタQ22ないしQ24により形成される。これらのト
ランジスタQ22ないしQ24のエミッタには、エミッ
タ抵抗RIOないしR12がそれぞれ接続されている。
上記トランジスタQ22ないしQ24は、そのベースが
共通に接続され、トランジスタQ20とともに電流ミラ
ー形態に接続される。なお、トランジスタQ2Qは、そ
のベースとコレクタがトランジスタQ21のエミッタと
ベースを介して接続されている。トランジスタQ20の
コレクタには、電流設定用の抵抗R9を介して基準電圧
Vref2に接続される。この基準電圧Vref2には
、上記トランジスタQ21のコレクタも接続される。
上記構成において、トランジスタQ20に流れるエミッ
タ電流を可変にするために、言い換えるならば、上記各
フィルタ回路に流れる電流11ないし13を可変にする
ために、トランジスタQ20のエミッタには、並列形態
に接続されたトリミング抵抗R5ないしQ8が設けられ
る。
上記トリミング抵抗R5ないしQ8は、例えばレーザー
光線の照射によって、その並列接続配線が選択的に遮断
される。例えば、上記抵抗R5ないしR8が全て並列形
態に接続された状態が、最も合成抵抗値が小さく、抵抗
R5ないしR7を順の接続配線を順に切断することによ
り合成抵抗値を大きくする。このようなトランジスタQ
20のエミッタ抵抗の抵抗値を大きくすると、抵抗R9
との分圧比が変化してトランジスタQ20のベース電位
VCを上昇させ、各電流IfないしI3を一定比率で増
加させるように作用する。
なお、抵抗R9を同様な並列形態からなる抵抗素子を用
い、その並列接続配線を選択的に切断することにより合
成抵抗値を大きくすると、上記の場合とは逆エミッタ側
の合成抵抗値との抵抗比が変化してトランジスタQ20
のベース電位VCを低下させ、各電流■1ないしI3を
一定比率で減少させるように作用する。
第2図には、上記フィルタ回路の一実施例の回路図が示
されている。
PNP型の入力トランジスタQlとQ2のエミッタと電
源電圧Vccとの間には、それぞれ定電流源IOが設け
られる。これらの入力トランジスタQ1とQ2のエミッ
タ間には、信号電流を得るための抵抗R1が設けられる
。そして、上記トランジスタQlとQ2のコレクタには
、アクティブ負荷回路を構成するダイオード接続のNP
N)ランジスタQ3とQ4が接続される。これらのトラ
ンジスタQ3とQ4の共通エミッタ(カソード側)は、
ダイオード形態のNPN )ランジスタQ5を介して接
地電位点に結合される。これらの回路素子は差動入力段
を構成する。
上記トランジスタQ1とQ2のコレクタ電流が流れるダ
イオード接続のトランジスタQ3.Q4により形成され
た出力電圧は、可変電圧電流変換回路を構成するNPN
型の差動トランジスタQ6゜Q7のベースに供給される
上記可変電圧電流変換回路は、上記差動トランジスタQ
6とQ7と、そのコレクタに設けられたアクティブ負荷
回路を構成する電流ミラー形態のPNP )ランジスタ
Q8とQ9及び差動トランジスタQ6とQ7の共通エミ
ッタに上記電流Itを流すトランジスタQ22と抵抗R
IOからなる前記のような可変電流源回路が設けられる
。この可変電圧電流変換回路の差動トランジスタQ6と
Q7により形成された信号電流は後述するキャパシタC
1の充放電電流とされ、その信号が上記差動入力段の帰
還端子であるトランジスタQ2のベースに帰還される。
この帰還端子と接地電位との間には、フィルタ回路を構
成するキャパシタC1が設けられる。このキャパシタC
1は、半導体集積回路に内蔵される。例えば、キャパシ
タC1としては、電圧依存性を持たない層間絶縁膜とそ
れを挟む2つの電極とから構成される。この他、キャパ
シタを半導体集積回路に構成する方法は、種々公知であ
るのでこの実施例のフィルタ回路に適したものを用いる
ようにすればよい。
差動入力段は、その非反転入力(+)であるトランジス
タQ1のベースに供給される入力信号■inと、その反
転入力(−)であるトランジスタQ2のベースの直流電
位が等しくなるように作動する。交流的には反転入力(
−)にはキャパシタCIが設けられているため、入力信
号Vtnがその高域周波数で減衰されるため、この反転
入力(−)の信号は、適当なバッファ回路を設けて出力
させることによりロウバスフィルタ回路を構成すること
ができる。
この実施例では、このロウバスフィルタ出力をバッファ
回路A3に入力する。このバッファ回路A3の出力と上
記入力信号Dinとは演算増幅回路A2と、抵抗R11
、R12からなる減算回路により減算して出力信号Vo
utを形成する。
ここで、トランジスタQ3.Q4のオン抵抗値をrdl
とし、トランジスタ6、Q7のエミッタ抵抗の抵抗値を
telとすると、 r d 1 = (kT/ Q)÷Ioとなり、rel
=(kT/q)÷11/2となる。ここで、上記のkT
/qは、約26mVである。上記電流11は、前記のよ
うな抵抗のトリミングによって変化させられるから、そ
れに応じて抵抗relも変化させられる。
上記第2図の回路において、人力信号Vinが入力され
ると、(Van −V x) /R1なる電流がトラン
ジスタQ1のコレクタより出力され、その位相反転され
た電流がトランジスタQ2のコレクタより出力される。
ダイオード接続のトランジスタQ3とQ4は負荷として
作用し、ここで形成される信号電圧はr d 1  (
Vin−Vx) /R1になる。
この信号電圧は、上記可変電圧電流変換回路を構成する
差動トランジスタQ6.Q7のベースに供給される入力
電圧となる。
上記差動トランジスタQ6、Q7のエミッタ抵抗は上記
のようにrelであるから、トランジスタンジスタQ6
とQ7のコレクタからは次のような電流が得られる。
可変電圧電流変換回路においては、上記の信号電圧rd
 1  (Vin−Vx)/R1が差動トランジスタQ
6、C7のエミッタ抵抗relに印加されることにより
信号電流を形成するものであり、形成された信号電流は
(r d 1 (Vin−Vx) /R1)+relと
なる。この電流が上記キャパシタC1に供給される。こ
のキャパシタC1は、高周波数成分を減衰させるように
作用するから、信号Vxは Vx= ((Vin−Vx)/R1)Xrd1/re1
×jωC1・ ・ ・(1)また、上記減算回路では Vin−Vx/2 +Vout −Vx/2=0   
(2)が成立するから、 上記(1)と(2)式から入出力の伝達関数は、次式(
3)のようになる。
Vout/Vin= (jωc1 ・R1(tel/rdl))+(1+jω
c1・R1(rel/rdl))・ ・ ・(3) (3)式は、バイパスフィルタを示しており、そのカッ
トオフ周波数fHは、 fo =1/ (2πC1・R1)re 1/rd l
により表される。
上記の時定数は、C1・R1(rel/rd1)のよう
に、(re L/rd 1)>lに設定することにより
、キャパシタC1の容量値を等価的に大きくしたものと
みなすことができる。これにより、半導体集積回路に内
蔵される比較的小さな容量値のキャパシタを用いて、比
較的大きな時定数、言い換えるならば、比較的低いカッ
トオフ周波数を持つフィルタ回路を得ることができる。
また、上記抵抗relの抵抗値を電流11の調整により
補正できる。これに応じて、上記カットオフ周波数fH
の半導体集積回路の素子特性のバラツキによる変動を補
正することができる。
第3図には、上記フィルタ回路の他の一実施例の回路図
が示され、第4図には、その等価回路のブロック図が示
されている。
入力信号Vinと帰還信号Vxとは、前記第2図の回路
と同様な差動入力段AIに供給される。
差動入力段A1における差動トランジスタQlとC2の
コレクタ電流が流れるダイオード接続のトランジスタQ
3.Q4により形成された出力電圧は、可変電圧電流変
換回路vvrcと電圧電流変換回路VICを構成するN
PN型の差動トランジスタQ6.Q7及びQIO,Ql
lのベースに供給される。
可変電圧電流変換回路VVICは、前記同様に差動トラ
ンジスタQ6と07と、そのコレクタに設けられたアク
ティブ負荷回路を構成する電流ミラー形態のPNP )
ランジスタQ8とQ9及び差動トランジスタQ6とC7
の共通エミッタに設けられた可変電流源11を構成する
トランジスタQ22とエミッタ抵抗RIOとから構成ら
れる。上記可変電圧電流変換回路VVICの差動トラン
ジスタQ6とC7により形成された信号電流は前記同様
なキャパシタC1の充放電電流とされ、その信号が上記
差動入力段A1の帰還端子であるトランジスタQ2のベ
ースに帰還される。
上記差動入力段AIの出力信号を受ける電圧電流変換回
路VIGは、上記差動トランジスタQ10とQllと、
そのコレクタに設けられた上記同様なPNP トランジ
スタQ12とC13からなる電流ミラー形態のアクティ
ブ負荷回路と、上記差動トランジスタQIOとQllの
共通エミッタに設けられた定電流源IOとから構成され
る。
上記可変電圧電流変換回路VVICの出力信号と電流電
圧変換回路VICの出力信号とは加算回路を構成する演
算増幅回路A2の非反転入力(+)と反転入力(−)に
供給される。すなわち、上記演算増幅回路A2は、差動
回路と出力回路からなる。差動回路は、上記各電圧電流
変換回路■VICとVICの出力信号を受けるNPN型
の差動トランジスタQ14とQ15、及びそのコレクタ
に設けられ、アクティブ負荷として作用する電流ミラー
形態のPNP l−ランジスタQ16、Q17と、上記
出力側トランジスタQ17のベースとコレクタとの間に
設けられた位相補償用のキャパシタC2及び上記差動ト
ランジスタQ14とQ15の共通エミッタに設けられた
定電流源1oとから構成される。出力回路は、エミッタ
フォロワ出力トランジスタQ1Bと、そのエミッタに設
けられた定電流源1oから構成される。
演算増幅回路A2の非反転入力(+)とされるトランジ
スタQ14のベースには、上記可変電圧電流変換回路V
VIGの出力端子であるトランジスタQ6、C8の共通
接続されたコレクタに接続される。上記演算増幅回路A
2の反転入力(−)とされるトランジスタQ15のベー
スには、上記電圧電流変換回路VtCの出力端子である
トランジスタQIO1Q13共通接続されたコレクタに
接続される。
そして、この演算増幅回路A2を加算回路として動作さ
せるため、出力端子と反転入力(−)との間には、帰還
抵抗R2が設けられる。すなわち、抵抗R2は、出力ト
ランジスタQ18のエミッタと、差動トランジスタQ1
5のベースとの間に挿入される。
上記実施例のフィルタ回路の動作を説明する。
差動入力段AIは、その非反転入力(+)であるトラン
ジスタQ1のベースに供給される入力信号Vinと、そ
の反転入力(−)であるトランジスタQ2のベースの直
流電位が等しくなるように作動する。交流的には反転入
力(−)にはキャパシタC1が設けられているため、入
力信号Vinがその高域周波数で減衰されるため、前記
同様にこの反転入力(−)はロウパスフィルタの出力と
して利用することができる。
入力信号Vinが入力されると、(Vin−Vx)/R
1なる電流がトランジスタQ1のコレクタより出力され
、その位相反転された電流がトランジスタQ2のコレク
タより出力される。ダイオード接続のトランジスタQ3
とC4は、負荷として作用し、そのオン抵抗をrdlと
すると、上記信号電圧はrdl  (Vin−Vx)/
R1になる。この信号電圧は、上記可変電圧電流変換回
路vvrcと電圧電流変換回路vrcを構成する差動ト
ランジスタの入力電圧となる。
差動トランジスタQ6、C7のエミッタ抵抗を抵抗te
lとするとトランジスタQ6とC7のコレクタからは次
のような電流が得られる。
可変電圧電流変換回路VVICにおいては、上記の信号
電圧r d 1  (Vin−Vx) /R1が差動ト
ランジスタQ6、C7のエミッタ抵抗relに印加され
ることにより信号電流を形成するものであり、形成され
た信号電流は(r d l  (Vin−Vx)/RL
)÷telとなる。この電流が上記キャパシタC1に供
給される。キャパシタC1は、高周波数成分を減衰させ
るように作用するから、信号Vxはロウパスフィルタ出
力特性を持つものとなる。このように、差動入力段AI
に帰還される信号がロウパスフィルタ特性を持つから、
高周波成分の帰還量が減少されることに応じて、差動入
力段Alの出力信号はバイパスフィルタ特性を持つよう
になる。
この実施例では、上記差動入力段AIの出力信号が、電
圧電流変換回路VICの差動トランジスタQIO,Ql
lにより、(r d 1  (Vin −VX)/R1
)÷re2の電流信号に変換され、加算回路A2の帰還
抵抗R2に流れるものとなる。
すなわち、上述の動作説明より、次式(1)と(2)が
成立する。
Vx= ((Vin−Vx)/R1)Xrdl/rel
xjωc1  ・・14)Vout −((Vin−V
x) /R1) X(rdl/re2)xR2+Vx−
・[5)上記(4)と(5)式から入出力の伝達関数は
、次式(6)のようになる。
Vout / Vin= (1+jωC1(re2/rdl)XR2)÷(1+j
ωC1(rel/rdl)  ・R1)・ ・ ・ ・
 ・(6) (6)式によると、上記抵抗R1とR2の抵抗値の大き
さによって、ロウパスフィルタにもバイパスフィルタに
もなることがわかる。
R1<R2のときには、第5図に実線で示すように低域
カットオフ周波数fLがC1−R2(tel/re2)
、高域カットオフ周波数fHがCl−R1(re 1/
re2)となるハイハスフィルタとなる。逆に、R1>
R2のときには、第5図に点線で示すように低域カット
オフ周波数fLがC1・R1(tel/re2) 、高
域カットオフ周波数fl(がC1・R2(rel/re
2)となるロウパスフィルタとなる。
次に、時定数は、CR(r e 1/r e 2)のよ
うに、抵抗telが可変電流源■lの電流値によって変
化させられるから、前記の抵抗トリミングに応じてその
バラツキを補正するように作用するとともに、(rel
/re2)>1に設定することにより、キャパシタC1
の容量値を大きくしたものとみなすことができる。これ
により、半導体集積回路に内蔵される比較的小さな容量
値のキャパシタを用いて比較的大きな時定数を得ること
ができる。
第6図には、ノツチフィルタ回路の一実施例のブロック
図が示されている。
同図の差動入力段AI、第1の可変電圧電流変換回路V
VICI及び演算増幅回路A2は、前記第3図の回路と
同様な回路から構成される。
この実施例では、ノツチフィルタ特性を得るために、差
動入力段Alの出力信号は、第2の可変電圧電流変換回
路VVIC2に供給される。第2の可変電圧電流変換回
路VV夏C2の出力端子と所定のバイアス端子VBとの
間には負荷抵抗R2が設けられる。上記第1と第2の可
変電圧電流変換回路VVICI、VVIC2の出力間に
は、キャパシタC2が設けられる。上記第2の可変電圧
電流変換回路VVIC2の出力信号vyと入力信号Vi
nとは、演算増幅回路A2による加算回路で加算される
。すなわち、入力信号Vinは、演算増幅回路A2の非
反転入力端子(+)に供給され、信号vyは、抵抗R3
を介して反転入力端子(+)に供給され、この反転入力
(−)と出力との間には抵抗R3が設けられる。
上記第1の可変電圧電流変換回路VVICIO差動トラ
ンジスタのエミッタ抵抗を前記同様にrelとし、第2
の可変電圧電流変換回路vvrc2の差動トランジスタ
のエミッタ抵抗をre3とすると、前記同様に次式(7
)〜(9)が成立する。
((Vin−Vx)/R1)X2rdl/reljωc
IVx+jωc2  (Vy−Vx)=0[(Vin−
Vx)/R1)X2rdl/re3+  (Vy/R2
>+jQ)C2(Vy−Vx)=0・ ・ ・ ・ ・
(8) VOut =■in+Vy      ・ ・ ・ ・
 ・ ・ ・(9)上記(7)〜(9)から伝達関数を
求めることができる。
この伝達関数(Vout / Vin)は、式が複雑に
なるので省略するが、ノツチ周波数が第1の可変電圧電
流変換回路VVICIの制御電流I3により制御でき、
そのときの利得を第2の可変電圧電流変換回路VVIC
2の制御電流I3”により補正することができる。
第7図には、バイパスフィルタ回路の他の一実施例のブ
ロック図が示されている。
同図の差動入力段AI、第1の可変電圧電流変換回路V
VICI及び増幅回路A2は、前記第3図の回路と同様
な回路から構成される。
この実施例では、出力Voutの直流オフセット及び信
号歪の改善を図るために、演算増幅回路A2に対して帰
還がかけられている。すなわち、第1の可変電圧電流変
換回路VVICIにおけるロウパスフィルタ特性を持つ
信号Vxは、ボルテージフォロワ形態の増幅回路A3を
介して抵抗R2により分圧され、演算増幅回路A2の非
反転入力(+)に供給する。この演算増幅回路A2の反
転入力(−)には、抵抗R3を介して入力信号Vinが
供給され、反転入力(=)と出力Voutとの間には、
帰還抵抗R3が設けられている。
この実施例のフィルタ回路の動作は、大まかに説明する
と、入力信号Vinから上記ロウパスフィルタ特性の信
号Vxを減算することによって、バイパスフィルタ特性
を得るものである。
このことを定量的に説明すると次式〇〇)〜(2)の通
りとなる。
前記の説明と同様にVx= ((Vin−Vx)/R1
)X (rdl/rel)XI/jωc1であるから、 Vx/Vin= 1/  (1+jωc1−R1・ rel/rdl)・
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・αωV y = V
 x / 2       ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
・ ・ ・0υVin−Vy+Vout  −Vy=0
    ・・・・02上記α〔〜(2)より、前記第2
図の回路と同様に式(3)のような伝達関数が得られる
この実施例では、帰還をかけて出力信号Voutを得る
ものであるため、直流オフセット電圧や信号歪の大幅な
改善を図るとこができる。また、利得の設定は抵抗R2
の部分の抵抗比と抵抗R3の部分の抵抗比を所望の値に
設定することにより利得の調整を行うことができる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (11差動)ランジスタのエミッタ電流の制御によって
カットオフ周波数が変化させられる複数のフィルタ回路
に対して、抵抗のトリミングにより形成された制御電流
を受ける電流ミラー回路により、上記差動トランジスタ
のエミッタ電流を形成する。
この構成においては、半導体集積回路に形成される素子
特性がはり一律に一方向のみのバラツキを持つから1個
所の抵抗トリミングにより簡単に各フィルタ回路の時定
数を合わせることができるという効果が得られる。
(2)差動入力段の出力信号を可変電圧電流変換回路に
伝え、この可変電圧電流変換回路の出力信号により充放
電されるキャパシタを設けて上記差動入力段の帰還端子
に帰還させることにより、帰還端子からロウバスフィル
タ特性を持つ信号と出力端子からバイパスフィルタ特性
を持つ信号を得て、それらの信号の加算や減算等の信号
処理により各種フィルタ回路を構成し、上記可変電圧電
流変換回路に制御電流を流すことより、その周波数特性
の補正ができるという効果が得られる。
(3)上記差動人力段の帰還端子に設けられるキャパシ
タの容量値は、差動入力段の負荷抵抗と電圧電流変換回
路を構成するトランジスタのエミッタ抵抗比に従って等
価的に大きくすることができる。
これにより、比較的小さな容量値のキャパシタした形成
できない半導体集積回路においても比較的低いカットオ
フ周波数を持つフィルタ回路を得ることができるという
効果が得られる。
以上本願発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。例えば、抵抗トリミ
ングによって制御電流を変化させる構成は、前記のよう
に抵抗素子が接続される配線を選択的に切断するもの他
、抵抗素子のパターンそのものをトリミングするもの等
積々の実施形態を取ることができる。また、フィルタ回
路を構成する差動増幅素子は、上記のようなバイポーラ
型トランジスタに代え、MOSFET(絶縁ゲート形電
界効果トランジスタ)やジャンクション型FET等を含
むものであってもよい。
また、前記ロウバスフィルタ特性を持つ信号と、バイパ
スフィルタ特性を持つ信号とを受ける加算又は減算回路
の具体的構成は、種々の実施形態を採ることができるも
のである。
この発明は、フィルタ回路を内蔵する半導体集積回路装
置に広く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、差動トランジスタのエミッタ電流の制御に
よってカットオフ周波数が変化させられる複数のフィル
タ回路に対して、抵抗のトリミングにより形成された制
御電流を受ける電流ミラー回路により、上記差動トラン
ジスタのエミッタ電流を形成する。この構成においては
、半導体集積回路に形成される素子特性かはソー律に一
方向のみのバラツキを持つから1個所の抵抗トリミング
により簡単に各フィルタ回路の時定数を合わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す概略回路図、 第2図は、この発明に用いられるフィルタ回路の一実施
例の回路図、 第3図は、上記フィルタ回路の他の一実施例を示す回路
図、 第4図は、それと等価なブロック図、 第5図は、その動作を説明するための利得周波数特性図
、 第6図は、上記フィルタ回路の他の一実施例を示すブロ
ック図、 第7図は、上記フィルタ回路の更に他の一実施例を示す
ブロック図である。 AI・・差動入力段、VVIC,VVICI。 VVIC2・・可変電圧電流変換回路、VIC・・電圧
電流変換回路、A2・・演算増幅回路、■1〜I3・・
制御電流、CI、C2・・キャパシタ、R1−R12・
・抵抗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、差動トランジスタのエミッタ電流の制御によってカ
    ットオフ周波数が変化させられる複数のフィルタ回路と
    、抵抗のトリミングにより形成された制御電流により上
    記差動トランジスタのエミッタ電流を形成する電流ミラ
    ー回路とを含むことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記フィルタ回路は、入力信号を受ける差動入力段
    と、この差動入力段の出力信号を受ける可変電圧電流変
    換回路と、この可変電圧電流変換回路の出力信号により
    充放電され、その信号を上記差動入力段の帰還端子に帰
    還させるキャパシタとを備え、上記差動入力段の帰還端
    子又はその出力端子に基づいて出力信号を形成し、上記
    可変電圧電流変換回路が上記差動トランジスタを含むも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体集積回路装置。 3、上記キャパシタは、内蔵されるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載のフィルタ回路。
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