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JPH10508321A - インドリル神経ペプチドyレセプターアンタゴニスト - Google Patents

インドリル神経ペプチドyレセプターアンタゴニスト

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Publication number
JPH10508321A
JPH10508321A JP9511344A JP51134497A JPH10508321A JP H10508321 A JPH10508321 A JP H10508321A JP 9511344 A JP9511344 A JP 9511344A JP 51134497 A JP51134497 A JP 51134497A JP H10508321 A JPH10508321 A JP H10508321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
consistent
indole
nmr
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9511344A
Other languages
English (en)
Inventor
ブリットン,トーマス・シー
ブランズ,ロバート・エフ・ジュニア
ジェラート,ドナルド・アール
ヒップスカインド,フィリップ・エイ
ロブ,カレン・エル
ニクソン,ジェイムズ・エイ
オルンスタイン,ポール・エル
スミス,エドワード・シー・アール
ザリンメイエー,ハミデ
ジンマーマン,デニス・エム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB9523999.2A external-priority patent/GB9523999D0/en
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Priority claimed from PCT/US1996/014163 external-priority patent/WO1997009308A1/en
Publication of JPH10508321A publication Critical patent/JPH10508321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 本発明は神経ペプチドの過剰に伴う状態の処理または防止に有用な一連の置換インドール類に関する。本発明はまたその新規置換インドール類およびその置換インドールの一種またはそれ以上有効成分として含有する医薬製剤を提供することにもある。

Description

【発明の詳細な説明】 インドリル神経ペプチドYレセプターアンタゴニスト 発明の背景 神経ペプチドYは中枢神経系および末梢神経系に存在するペプチドである。該 ペプチドは多数のニューロンにおいてノルアドレナリンと共存し、それ自体、ま たはノルアドレナリンと一緒に相乗的に神経伝達物質として作用する。神経ペプ チドYを含有する線維は心臓動脈の周囲に多数存在するが、また気道、胃腸管お よび尿生殖器管の動脈の周囲にも見出されている。神経ペプチドYはまた大脳に も存在し、血圧、摂食、および種々のホルモン放出に影響を及ぼす。神経ペプチ ドYの中枢濃度における変化が精神病の病因に関係する。 神経ペプチドYは1982年に、カルボキシ末端アミド化ペプチドを見出すた めの一般的なスクリーニングプロトコールの一端としてブタの脳から発見、単離 およびシークエンシングされ、神経組織から単離されたことおよびアミノ末端お よびカルボキシ末端の両方にチロシンが存在するために神経ペプチドYと名付け られた。神経ペプチドYは膵臓ファミリーのペプチドの一員であり、膵臓ポリペ プチドおよびペプチドYYと有意な配列のホモロジーを共有する。 神経ペプチドYおよびそのペプチドファミリーの他のメンバーはすべて、N末 端ポリプロリンヘリックスおよびβ−ターンと結合してヘアピン様ループを作る 両性α−ヘリックスよりなる三次構造(時々それは膵臓ポリペプチド(PP)折 り畳みと言われる)を特徴とする。該ヘリックスは疎水相互作用によって一緒に 保持されている。アミド化C末端は該ヘアピンループから離れて突出している。 その発見後、神経ペプチドYは皮質、脳幹、海馬、視床下部、扁桃体および視 床を含む広範囲な分布を示す中枢神経系において最も豊富なペプチドとして同定 されならびに末梢神経系の交感神経および副腎クロム親和細胞に存在しているこ とが同定された。 神経ペプチドYは主要な神経伝達物質の基準を満たしているようである。とい うのは、該神経ペプチドYはシナプス顆粒に蓄えられ、電気的神経刺激により放 出され、特異的なレセプターにて作用するからである。神経ペプチドYはそれ自 体、おそらくは脳(脳内において神経ペプチドYはアデニル酸シクラーゼの活性 を強力に抑制し、カルシウムの細胞内レベルにおける増加を誘発する)において 重要なメッセンジャーであることは明らかである。神経ペプチドYの中枢への注 入は血圧の変化、摂食の増加、脂肪蓄積の増加、血糖およびインシュリンの上昇 、運動活性の減少、体温の低下およびカタレプシーを起こす。 神経ペプチドY(ならびにその化学的関連物)はGタンパク質結合レセプター として知られるグアニンヌクレオチドに依存する膜レセプターに作用する。Gタ ンパク質はグアノシン三リン酸と結合後のみ活性化される膜タンパク質ファミリ ーである。活性化されたGタンパク質は今度は膜の内面の増幅性酵素(amplifie renzyme)を活性化する;ついで該酵素は前駆体分子をセカンドメッセンジャー に変換する。 神経ペプチドYは密接に関連したレセプターのファミリーと相互作用するよう である。これらのレセプターは一般的に、異なる組織およびレセプターが神経ペ プチドYおよびその密接に関連したペプチドYYの種々の断片に結合する能力に 基づいていくつかのサブタイプに分類される。Y1レセプターサブタイプは主要 な脈管神経ペプチドYレセプターであるようである。Y2レセプターサブタイプ はまた、血管平滑筋の接合後部に存在することができる。いまのところまだ単離 されていないY3レセプターサブタイプは神経ペプチドY特異的であって、ペプ チドYYには結合しないようである。このレセプターは、とりわけ副腎組織、骨 髄、心臓および脳幹に存在しているようである。[神経ペプチドYおよび神経ペ プチドYレセプターの概説については、例えば、ウォールステット(C.Wahlest edt)およびレイズ(D.Reis)、アニュアル・レビュー・オブ・ファーマコロ ジー・アンド・トキシコロジー(Annual Review of Pharmacology and Toxi cology)、33:309−352(1993);ゲーラート(D.Gehlert)お よびヒプスキンド(P.Hipskind)、カレント・ファーマシューティカル・デザ イン(Current Pharmaceutical Design)1:295〜304(1995)参 照]。 神経ペプチドYの過剰に関連した臨床的疾患の多さからみて、神経ペプチドY レセプターアンタゴニストの開発はこれらの臨床的状態を制御するよう機能する であろう。このようなレセプターアンタゴニストの最も初期のものは、たとえば 、特許協力条約特許公開公報WO91/08223(1991年1月13日公開 )や特許協力条約特許公開公報WO94/00486(1994年1月6日公開 )などのように、ペプチド誘導体であった。これらのアンタゴニストは、その代 謝不安定性のため、限定された製薬学的な利用性しか有しない。 本発明は強力な非ペプチド性の神経ペプチドYレセプターアンタゴニストのク ラスを提供する。本発明の化合物は非ペプチドという性質のため、代謝不安定性 の点で、公知のペプチドベースの神経ペプチドYレセプターアンタゴニストの欠 点を有しない。 発明の要約 本発明は神経ペプチドYの過剰に伴う疾患の処置または予防の方法を包含し、 該方法は式I [式中、Rbは水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C2〜C6アルカ ノイル、トリフルオロメチル、ヒドロキシまたはハロゲン; R1は水素、C1〜C6アルキルまたは−(CH2)v−R1a; ここで、vは1〜12、R1aはフェニル、ナフチル、ヘキサメチレンイミニル 、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、ト リプトリニル、ピロリジニル、キヌクリジニル、またはモルホリニルであって、 これらフェニル、ナフチル、ヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメ チレンイミニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、トリプトリニル、ピロリジニ ル、キヌクリジニル、またはモルホリニル基はいずれもC1〜C6アルキル、ハロ ゲン、 トリフルオロメチル、ベンジル、フェニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、C1 〜C6アルキルアミノ、C2〜C6アルカノイル、C2〜C6アルカノイルオキシお よびC3〜C8シクロアルキルよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の残基で 置換されていてよく、 該フェニル、ベンジルまたはC3〜C8シクロアルキルは、C1〜C6アルキル、 ハロゲンまたはC1〜C6アルコキシよりなる群から独立に選ばれた1、2または 3の残基で任意に置換されている、 またはR1aは−(CH2)w−R1b(式中、wは1〜12、R1bはペピリジニル、ピ リミジル、ピロリジニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、ジ[ジ (C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)]アミノ、ジ(C1〜C6 アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)アミノ、フェニル、C3〜C8シクロ アルキル、ピロリジニルおよびアセトアミド)で置換されていてよい、 ここで該フェニルまたはC3〜C8シクロアルキルは、C1〜C6アルキル、ハロ ゲンまたはC1〜C6アルコキシよりなる群から独立に選ばれた1、2または3の 残基で任意に置換されている、 Aは結合、−(CH2)mまたは−C(O)−; A1は結合、−NRa−、−O−、−(CH2)mまたは−S(O)n−; qは0〜6; pは0〜6; nは0、1または2; mは0〜6; sは0〜6; Raは水素、C1〜C6アルキルまたはC2〜C6アルカノイル; Dは結合、C2〜C4アルケニレニルまたは−C(X)(Y)−、 ここでXおよびYの一方は水素であり、他方が水素であるか、またはXおよび Yの両方が水素であるか、またはXおよびYが一緒になって=Oまたは=NORc (式中、Rcは水素、ベンジル、アセチル、ベンゾイルまたはC1〜C6アルキル )を形成する; X1およびY1の一方はヒドロキシ水素であり、他方が水素であるか、またはX1 およびY1の両方が水素であるか、またはX1およびY1が一緒になって=Oまた は=NORd(式中、Rdは水素またはC1〜C6アルキル)を形成する; R2はヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、フェノキシまたは 式: で示される基(式中、R4およびR5は独立に水素、C1〜C6アルキル、フェニル またはフェニル(C1〜C6アルキレニル))であるか、またはR2はヘキサメチ レンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミニル、イミダゾリニル、ピペ リジニル、2−トリプトリニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリ ニルよりなる群から選ばれたヘテロ環であり; ここで、これらヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミ ニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、2−トリプトリニル、ピロリジニル、キ ヌクリジニルまたはモルホリニルはいずれも、C1〜C6アルキル、ハロゲン、ト リフルオロメチル、ベンジル、フェニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、ジ( C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)−、C1〜C6アルキルアミ ノ(C1〜C6アルキレニル)−、C2〜C6アルカノイル、カルボキサミド、2− アミノアセチル、C2〜C6アルカノイルオキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル −、C1〜C6アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキル、ピペリジニル、ピロリ ジニル、ピリミジル、フェニル(C1〜C6アルケニル)−、フェノキシ(C1〜 C6アルキレニル)−、ピペリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピロリジニ ル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜C6アルキレニル)−、C1 〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、ジ[ジ(C1〜C6アルキル)アミノ (C1〜C6アルキレニル)]アミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6 アルキレニル)アミノおよびアセトアミドよりなる群から選ばれた1またはそれ 以上の残基で置換されていてよく、 ここでさらに、これらベンジル、フェニル、ピペリジニル、C3〜C8シクロ アルキル、フェニル(C1〜C6アルケニル)−、フェノキシ(C1〜C6アルキレ ニル)−、ピロリジニル、ピペリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピロリジ ニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜C6アルキレニル)−また はピリミジルはいずれも、C1〜C6アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、 アセトアミド、C2〜C6アルカノイル、C2〜C7アルカノイルオキシおよびC1 〜C6アルコキシよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の残基で置換されて いてよく、または該ピペリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル(C1〜C6アル キレニル)−、ピロリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜 C6アルキレニル)−またはピリミジル上の窒素はアミノ保護基で置換されてい てよい、 またはR2は式: (式中、R4a、R5aおよびR6aは、独立に水素、C1〜C6アルキル、トリフルオ ロメチルまたはC1〜C6アルコキシであるか、 またはR4aが水素、C1〜C6アルキル、トリフルオロメチルまたはC1〜C6アル コキシ、R5aおよびR6aがそれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリ ジニル、ピペリジニル、ヘキサメチレンイミニルまたはヘプタメチレンイミニル を形成するか、 またはR4aが酸素、R5aおよびR6aがそれらが結合している窒素原子と一緒にな ってピロリジニル、ピペリジニル、ヘキサメチレンイミニルまたはヘプタメチレ ンイミニルを形成する)で示される基; Rはフェニル、ナフチル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、C3〜C8 シクロアルキル、ピラジニル、アリル、チアゾリル、フリル、ピリミジル、ピリ ジニル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、ピリダジニル、イミダゾ リル、トリアゾリル、テトラゾリル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチレン イミニル、ピペリジニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリニル ここで、これらフェニル、ナフチル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチ ル、C3〜C8シクロアルキル、ピラジニル、チアゾリル、フリル、ピリミジル、 ピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、ピリダジニル、イミ ダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチ レンイミニル、ピペリジニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリニ ル基は、C1〜C12アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ハ ロゲン、トリフルオロメチル、カルボキサミド、シアノ、ベンジル、フェニル、 ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、C2〜C6アルカノイル、C2〜C6アルカノイル オキシ、C1〜C6アルキルアミノ、オキサゾリル、ジヒドロオキサゾリル、ペピ リジニル(C1〜C12アルコキシ)−、ペピリジニル(C1〜C12アルコキシ)( C1〜C6アルキレニル)−、ペピリジニル(C1〜C12アルキレニル)−、フェ ニル(C1〜C12アルコキシ)−、フェニル(C2〜C12アルキレニル)−、C3 〜C8シクロアルキル、ピペリジニル、ピリミジル、C1〜C6アルコキシ、C1〜 C6アルキルチオ、式:RxyN−G−L(C0〜C6アルキレニル)−で示され る基およびアセトアミドよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の残基で置換 されていてよく、 ここでさらに、RxおよびRyは独立に水素、C1〜C6アルキル、フェニル、 ベンジル、ピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチ レンイミニル、モルホリニル、ピペラジニルまたはC3〜C8シクロアルキルであ るか、 またはRxyNはピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプ タメチレンイミニル、アゼチジニル(これらは該環の適当な部位でGに結合して いてよい)よりなる群から選ばれた環であり、 GはC1〜C12アルキレニル、C2〜C12アルケニレニルまたはC2〜C12アル キニレニル、 Lは結合、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−または−NH−; ただし、A1が−NRa−、−O−または−S(O)n−である場合はAは−CH2− であり、R1は水素でない]で示される化合物または薬理学的に許容し得るその 塩またはその溶媒和物の有効量を該処置を必要とする哺乳動物に投与することを 含む。 本発明は、式Iで示される新規化合物並びに式Iで示される化合物を1または それ以上の薬理学的に許容しうる担体、希釈剤または賦形剤とともに含む医薬組 成物を包含する。 詳細な説明および好ましい態様 本発明は式Iで示される置換インドールの選択群が神経ペプチドYレセプター アンタゴニストとして有用であることの発見に関する。 「C1〜C6アルコキシ」は、酸素原子に結合した1〜6の炭素原子を有する直 鎖または分枝鎖アルキル鎖を表す。典型的なC1〜C6アルコキシ基としては、メ トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、ペ ントキシなどが挙げられる。「C1〜C6アルコキシ」なる語は、その定義中に「 C1〜C4アルコキシ」および「C1〜C3アルコキシ」なる語を包含する。 本明細書において「C1〜C12アルキル」とは、1〜12の炭素原子を有する 直鎖または分枝鎖の1価の飽和脂肪族鎖をいい、メチル、エチル、プロピル、イ ソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチルおよび ヘキシルが挙げられるが、これらに限られるものではない。「C1〜C12アルキ ル」なる語はその定義中に「C1〜C6アルキル」および「C1〜C4アルキル」な る語を包含する。 「C2〜C7アルカノイルオキシ」は、酸素原子を介してカルボニル基に結合し た1〜6の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキル鎖を表す。典型的なC2 〜C7アルカノイルオキシ基としては、アセトキシ、プロパノイルオキシ、イソ プロパノイルオキシ、ブタノイルオキシ、t−ブタノイルオキシ、ペンタノイル オキシ、ヘキサノイルオキシ、3−メチルペンタノイルオキシなどが挙げられる 「C3〜C8シクロアルキル」は、3〜8の炭素原子を有する飽和炭化水素環構 造を表す。典型的なC3〜C8シクロアルキル基としては、シクロプロピル、シク ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどが挙げられる。 「ハロゲン」は、クロロ、フルオロ、ブロモまたはヨードを表す。 「C1〜C10アルキルチオ]は、硫黄原子に結合した1〜10の炭素原子を有 する直鎖または分枝鎖アルキル鎖を表す。典型的なC1〜C10アルキルチオ基と しては、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチ オなどが挙げられる。「C1〜C10アルキルチオ」なる語はその定義中に「C1〜 C6アルキルチオ」および「C1〜C3アルキルチオ」なる語を包含する。 「C1〜C12アルキレニル」とは、1〜12の炭素原子を有する直鎖または分 枝鎖の2価の飽和脂肪族鎖をいい、メチレニル、エチレニル、プロピレニル、イ ソプロピレニル、ブチレニル、イソブチレニル、t−ブチレニル、ペンチレニル 、イソペンチレニル、ヘキシレニル、オクチレニル、3−メチルオクチレニル、 デシレニルが挙げられるが、これらに限られるものではない。「C1〜C6アルキ レニル」は「C1〜C12アルキレニル」なる語に包含される。「C0アルキレニル 」なる語または該表示を包含する語は、結合を表し、たとえば「C0〜C6アルキ レニル」とは結合または本明細書に定義するC1〜C6アルキレニルをいう。 「C1〜C10アルキルアミノ」は式: −NH(C1〜C10アルキル) (式中、1〜10の炭素原子を有する鎖はアミノ基に結合している)で示される 基を表す。典型的なC1〜C4アルキルアミノ基としては、メチルアミノ、エチル アミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、sec−ブチル アミノなどが挙げられる。 本明細書において用いる「C2〜C12アルケニル」なる語は、2〜12の炭素 原子を有する直鎖または分枝鎖の1価の不飽和脂肪族鎖を表す。典型的なC2〜 C12アルケニル基としては、エテニル(ビニルとしても知られる)、1−メチル エテニル、1−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、1−ヘキセニル、2− メチル−2−プロペニル、2,4−ヘキサジエニル、1−プロペニル、2−プロ ペニル、2−ブテニル、2−ペンテニルなどが挙げられる。 本明細書において用いる「C2〜C12アルキニル」なる語は、少なくとも一つ の三重結合を有し1〜10の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の1価の不飽和 脂肪族鎖を表す。典型的なC2〜C12アルキニル基としては、エチニル、1−プ ロピニル、1−ブチニル、1−ヘキシニル、2−プロピニル、2−ブチニル、2 −ペンチニルなどが挙げられる。 本明細書において用いる「C2〜C12アルケニレニル」なる語は、2〜12の 炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の2価の不飽和脂肪族鎖を表す。典型的なC2 〜C12アルケニレニル基としては、−CH=CH−、−CH2−CH=CH−、 −CH2−C(CH3)=CH−CH2CH2−などが挙げられる。 本明細書において用いる「C2〜C12アルキニレニル」なる語は、少なくとも 一つの三重結合を有し2〜10の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の2価の不 飽和脂肪族鎖を表す。典型的なC2〜C12アルキニレニル基としては、−C≡C −、−CH2−C≡C−、−CH2−C≡C−CH2CH2−などが挙げられる。 「C3〜C8シクロアルケニル」は、3〜8の炭素原子を含む環構造であって、 該環内に少なくとも一つの二重結合を有するものを表す。 「C1〜C6アルコキシ」は、酸素原子に結合した1〜6の炭素原子を有する直 鎖または分枝鎖アルキル鎖を表す。典型的なC1〜C6アルコキシ基としては、メ トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、ペ ントキシなどが挙げられる。「C1〜C6アルコキシ」なる語は、その定義中に「 C1〜C3アルコキシ」なる語を包含する。 「C2〜C6アルカノイル」は、カルボニル残基に結合した1〜5の炭素原子を 有する直鎖または分枝鎖アルキル鎖を表す。典型的なC2〜C6アルカノイル基と しては、エタノイル、プロパノイル、イソプロパノイル、ブタノイル、t−ブタ ノイル、ペンタノイル、ヘキサノイル、3−メチルペンタノイルなどが挙げられ る。 「C1〜C6アルコキシカルボニル」は、カルボニル残基に結合した1〜6の炭 素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルコキシ鎖を表す。典型的なC1〜C6アル コキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、t−ブト キシカルボニルなどが挙げられる。 本明細書において用いる「アミノ保護基」なる語は、該化合物上の他の官能基 が反応している間にアミノ官能基をブロックまたは保護するために普通に用いる アミノ基の置換基をいう。かかるアミノ保護基の例としては、ホルミル、トリチ ル、フタルイミド、トリクロロアセチル、クロロアセチル、ブロモアセチル、ヨ ードアセチル、およびウレタン型のブロック基、たとえば、ベンジルオキシカル ボニル、4−フェニルベンジルオキシカルボニル、2−メチルベンジルオキシカ ルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、4−フルオロベンジルオキ シカルボニル、4−クロロベンジルオキシカルボニル、3−クロロベンジルオキ シカルボニル、2−クロロベンジルオキシカルボニル、2,4−ジクロロベンジ ルオキシカルボニル、4−ブロモベンジルオキシカルボニル、3−ブロモベンジ ルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−シアノベンジ ルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、1,1−ジフェニルエト−1− イルオキシカルボニル、1,1−ジフェニルプロプ−1−イルオキシカルボニル 、2−フェニルプロプ−2−イルオキシカルボニル、2−(p−トルイル)−プ ロプ−2−イルオキシカルボニル、シクロペンタニルオキシカルボニル、1−メ チルシクロペンタニルオキシカルボニル、シクロヘキサニルオキシカルボニル、 1−メチルシクロヘキサニルオキシカルボニル、2−メチルシクロヘキサニルオ キシカルボニル、2−(4−トルイルスルホニル)−エトキシカルボニル、2− (メチルスルホニル)エトキシカルボニル、2−(トリフェニルホスフィノ)− エトキシカルボニル、フルオレニルメトキシカルボニル(「FMOC」)、2− (トリメチルシリル)エトキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、1−(ト リメチルシリルメチル)プロプ−1−エニルオキシカルボニル、5−ベンズイソ キサリルメトキシカルボニル、4−アセトキシベンジルオキシカルボニル、2, 2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2−エチニル−2−プロポキシカルボ ニル、シクロプロピルメトキシカルボニル、4−(デシルオキシ)ベンジルオキ シカルボニル、イソボルニルオキシカルボニル、1−ピペリジルオキシカルボニ ルなど;ベンゾイルメチルスルホニル基、2−ニトロフェニルスルフェニル、ジ フェニル ホスフィンオキシドなどのアミノ保護基が挙げられる。使用するアミノ保護基の 種類は、通常、該誘導体化したアミノ基が該中間体分子の他の位置でのその後の 反応の条件に対して安定であり、他のアミノ保護基を含む該分子の残部を破壊す ることなく適当な時点で選択的に除去することができる限り、重要ではない。好 ましいアミノ保護基は、トリチル、t−ブトキシカルボニル(t−BoC、Bo cまたはt−Boc)、アリルオキシカルボニルおよびベンジルオキシカルボニ ルである。上記語により表される基の他の例示は、ハスラム(E.Haslam)の「 有機化学における保護基(Protective Groups in Organic Chemistry)」( マッコミー(McOmie)ら編、1973)、第2章;およびグリーン(T.W.G reene)およびワッツ(P.G.M.Wuts)のPROTECTIVE GROUPS IN ORGANIC SYNTHESIS、(1991)、第7章に記載され ている。 本明細書において用いる「カルボキシ保護基」なる語は、該化合物上の他の官 能基が反応している間にカルボキシ官能基をブロックまたは保護するために普通 に用いるカルボキシ基の置換基をいう。かかるカルボキシ保護基の例としては、 メチル、p−ニトロベンジル、p−メチルベンジル、p−メトキシベンジル、3 ,4−ジメトキシベンジル、2,4−ジメトキシベンジル、2,4,6−トリメトキ シベンジル、2,4,6−トリメチルベンジル、ペンタメチルベンジル、3,4− メチレンジオキシベンジル、ベンズヒドリル、4,4'−ジメトキシベンズヒドリ ル、2,2',4,4'−テトラメトキシベンズヒドリル、t−ブチル、t−アミル 、トリチル、4−メトキシトリチル、4,4'−ジメトキシトリチル、4,4',4" −トリメトキシトリチル、2−フェニルプロプ−2−イル、トリメチルシリル、 t−ブチルジメチルシリル、フェナシル、2,2,2−トリクロロエチル、2−( ジ(n−ブチル)メチルシリル)エチル、p−トルエンスルホニルエチル、4− ニトロベンジルスルホニルエチル、アリル、シンナミル、1−(トリメチルシリ ルメチル)プロプ−1−エン−3−イルなどの残基が挙げられる。好ましいカル ボキシ保護基は、アリル、ベンジルおよびt−ブチルである。これら基の他の例 示は、ハスラムの上記文献の第5章およびグリーンらの上記文献の第5章に記載 されている。 本明細書において用いる「ヒドロキシ保護基」なる語は、該化合物上の他の官 能基が反応している間にヒドロキシ官能基をブロックまたは保護するために普通 に用いるヒドロキシ基の置換基をいう。かかるヒドロキシ保護基の例としては、 メトキシメチル、ベンジルオキシメチル、メトキシエトキシメチル、2−(トリ メチルシリル)エトキシメチル、メチルチオメチル、2,2−ジクロロ−1,1− ジフルオロエチル、テトラヒドロピラニル、フェナシル、シクロプロピルメチル 、アリル、C1〜C6アルキル、2,6−ジメチルベンジル、o−ニトロベンジル 、4−ピコリル、ジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、レブリン酸エス テル、ピバロン酸エステル、安息香酸エステル、ジメチルスルホン酸エステル、 ジメチルホスフィニル、イソ酪酸エステル、アダマントエートおよびテトラヒド ロピラニルが挙げられる。これら基の他の例示は、グリーンおよびワッツのPR OTECTIVE GROUPS IN ORGANIC SYNTHESIS、( 1991)、第3章に記載されている。 本明細書において用いる「脱離基」なる語は、求核置換反応において求核試薬 の攻撃を受けて炭素原子から置換される一群の基をいう。本明細書において用い る「脱離基」なる語は、活性化基を包含するが、これに限られるものではない。 本明細書において用いる「活性化基」なる語は、それが結合しているカルボニ ル(−C=O)基と一緒になったときに、遊離の酸のように該基が存在しない場 合に比べてアシル化反応に参画しやすい脱離基をいう。かかる活性化基は当業者 にはよく知られており、たとえば、スクシンイミドキシ、フタルイミドキシ、ベ ンゾトリアゾリルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ 、トルエンスルホニルオキシ、アジドまたは−O−CO−(C4〜C7アルキル) が挙げられる。 本発明の化合物はインドール誘導体であり、リング・インデックス(RING INDEX、The American Chemical Society)に従って下記のように命名 および位置付けされる: 本発明の化合物は、1またはそれ以上の不斉中心を有する。これらキラル中心 の結果として、本発明の化合物はラセミ体、すなわちエナンチオマーの混合物と して、および個々のエナンチオマーとして、並びにジアステレオマーおよびジア ステレオマーの混合物として存在する。すべての不斉形、個々の異性体およびそ の組み合わせは本発明の範囲内に含まれる。 「R」および「S」の語は本明細書において、キラル中心の特定の立体配置を 示すために有機化学において通常用いられるのと同様に用いてある。「R」(re ctus)なる語は、最も優先順位の低い基に向かって結合に沿って見たときに基の 優先順位(最も高い優先順位から2番目の優先順位へ)が時計回りの関係にある キラル中心の立体配置をいう。「S」(sinister)なる語は、最も優先順位の低 い基に向かって結合に沿って見たときに基の優先順位(最も高い優先順位から2 番目の優先順位へ)が反時計回りの関係にあるキラル中心の立体配置をいう。基 の優先順位は、その原子数に基づく(原子数の減少する順序に)。優先順序の一 部のリストおよび立体化学についでの検討は、NOMENCLATURE OF ORGANIC CO MPOUNDS:PRINCIPLES AND PRACTICE(フレッチャー(J.H.Fletcher)ら編 、1974)の103〜120頁に記載されている。 上記(R)−(S)系に加えて、とりわけアミノ酸に関して絶対配置を示すために 古いD−L系を本明細書において用いてよい。この系では、主鎖の第1番の炭素 原子が上端にくるようにフィッシャーの投影式を置く。接頭辞の「D」は、官能 (決定)基がキラル中心の炭素原子の右側にある絶対配置を示すのに用い、「L 」は左側にある絶対配置を示すのに用いる。 一方の光学異性体をそのエナンチオマーに対して優先的に調製するため、当業 者は2つの経路のうちの一つを行うことができる。当業者はまずエナンチオマー の混合物を調製し、ついでこれら2つのエナンチオマーを分離することができる 。ラセミ混合物(またはエナンチオマーの混合物)を個々のエナンチオマーに分 割 するのに一般に用いる方法は、まず、これらエナンチオマーを光学活性な塩また は塩基と塩を形成させることによりジアステレオマーに変換するこどである。つ いで、これらジアステレオマーを差異溶解度、分別結晶、クロマトグラフィーな どの方法を用いて分離することができる。エナンチオマー混合物の分割に関する 詳細は、ジャックス(J.Jacques)らのENANTIOMERS,RACEMATES,AND RESOL UTIONS(1991)に記載されている。 上記反応式に加え、本発明の実施者はまた、式Iの化合物の調製のためにエナ ンチオマー特異的なプロトコールを選択できる。そのようなプロトコールでは、 出発物質中に存在するキラル中心を所望の方向に保持した合成反応設計を採用す る。これら反応式では、通常、標記生成物の95%以上が所望のエナンチオマー であるように化合物を生成する。 上記に指摘したように、本発明は式Iで示される化合物の薬理学的に許容しう る塩を包含する。本発明の化合物は、充分に酸性の基、充分に塩基性の基、また は両方の官能性の基を有していてよく、それゆえ多くの有機または無機塩基およ び無機および有機酸のいずれかと反応して薬理学的に許容しうる塩を形成するこ とができる。 本明細書において用いる「薬理学的に許容しうる塩」なる語は、生体に実質的 に無毒な上記式の化合物の塩をいう。典型的な薬理学的に許容しうる塩としては 、本発明の化合物を薬理学的に許容しうる無機または有機酸または有機または無 機塩基と反応させることにより調製した塩が挙げられる。かかる塩は酸付加塩お よび塩基付加塩として知られている。 酸付加塩を生成するのに通常用いる酸は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素 酸塩、硫酸、リン酸などの無機酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸 、シュウ酸、p−ブロモフェニルスルホン酸、炭酸、コハク酸、クエン酸、安息 香酸、酢酸などの有機酸である。かかる薬理学的に許容しうる塩の例は、硫酸塩 、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、 リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プ ロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、塩酸塩、二 塩 酸塩、イソ酪酸塩、カプロン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオル酸塩、シュウ酸塩 、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイ ン酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,4−二酸塩、安息香酸塩、クロ ロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩 、フタル酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸 塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール 酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1 −スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、マンデル酸塩などである。好 ましい薬理学的に許容しうる酸付加塩は、塩酸塩や臭化水素酸塩などの無機酸を 用いて生成するもの、およびマレイン酸塩やメタンスルホン酸塩などの有機酸を 用いて生成するものである。 アミン基の塩はまた、アミノ窒素原子がアルキル、アルキニルまたはアラール キル残基などの適当な有機基を有する第四級アンモニウム塩をも包含する。 塩基付加塩としては、水酸化、炭酸、重炭酸アンモニウムまたはアルカリ金属 またはアルカリ土類金属などの無機塩基に由来するものが挙げられる。それゆえ 、本発明の塩を調製するのに有用な塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム 、水酸化アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、重 炭酸カリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウムなどを含む。カリウムおよび ナトリウム塩の形態のものが特に好ましい。 本発明の塩の一部を形成する特定の対イオンは、通常、該塩が全体として薬理 学的に許容しうるものであり、該対イオンが該塩に全体として所望でない性質に 貢献しない限り、特に重要な性質ではない。 本発明はさらに、式Iの化合物の薬理学的に許容しうる溶媒和物を包含する。 式Iの化合物の多くは、水、メタノール、エタノールおよびアセトニトリルなど の溶媒と一緒になって対応する水和物、メタノレート、エタノレートおよびアセ トニトリレートなどの薬理学的に許容しうる溶媒和物を生成しうる。 本発明はまた、式Iの化合物の薬理学的に許容しうるプロドラッグをも包含す る。プロドラッグとは、化学的に修飾され、その作用部位において生物学的に不 活性であるが、1またはそれ以上の酵素反応または他のインビボプロセスにより 分解または修飾されて生物学的に活性な親の形態を生成する薬物をいう。このプ ロドラッグは、親薬物とは異なる薬動力学的プロフィールを有し、それによって 粘膜上皮を通した吸収の容易化、一層良好な塩形成または溶解度、または改善さ れた全身的な安定性(たとえば、血漿半減期の増大)が得られるようにすべきで ある。 一般に、このような化学修飾としては、 (1)エステラーゼまたはリパーゼによって開裂しうるエステルまたはアミド; (2)特異的または非特異的なプロテアーゼによって認識されうるペプチド;ま たは (3)プロドラッグの形態または修飾されたプロドラッグの形態の膜選択によっ て作用部位に蓄積する誘導体; または上記(1)〜(3)の組み合わせが挙げられる。適当なプロドラッグ誘導 体の選択および調製の常法は、たとえば、ブンドガール(H.Bundgaard)のDe sign of Prodrugs (1985)に記載されている。 本発明の好ましい化合物は、式Iにおいて: (a)Rbが水素、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、ヒドロキシまたはアセ チル; (b)R1がメチル、エチル、またはR1aがフェニル、ピペリジニル、ピロリジ ニル、ヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、およびvが1〜6; (c)A1が結合、−NH−、−N(CH3)−、−S−または−O−; (d)Aが−CH2−または−CH2CH2−; (e)qが0、1または2; (f)pが0、1または2 (g)sが0、1、2または3; (h)Dが結合、−C(O)−、−CH(OH)−または−CH2−; (i)R2が式:−NR45または−N+4a5a6aで示される基; (j)R4およびR5が独立に水素、メチル、エチル、ベンジル、またはそれらが 結合している窒素原子と一緒になってピペリジニル、ピロリジニルまたはヘキサ メチレンイミニル基を形成する; (k)R4a、R5aおよびR6aが独立に水素、メチル、エチル、またはR5aおよび R6aがそれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジニル、ピロリジニ ルまたはヘキサメチレンイミニルを形成する; (l)Rがフェニル、ピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、 ヘプタメチレンイミニル、ナフチル、チアゾリル、フリル、キノリニル、イソキ ノリニル、モルホリニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、ピラジニル、トリ アゾリルまたはキヌクリジニル; である化合物または薬理学的に許容しるその塩または溶媒和物である。 本発明の好ましい方法は、式Iにおいて: (a)Rbが水素、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、ヒドロキシまたはアセ チル; (b)R1がメチル、エチル、またはR1aがフェニル、ピペリジニル、ピロリジ ニル、ヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、およびvが1〜6; (c)A1が結合、−NH−、−N(CH3)−、−S−または−O−; (d)Aが−CH2−または−CH2CH2−; (e)qが0、1または2; (f)pが0、1または2 (g)sが0、1、2または3; (h)Dが結合、−C(O)−、−CH(OH)−または−CH2−; (i)R2が式:−NR45または−N+4a5a6aで示される基; (j)R4およびR5が独立に水素、メチル、エチル、ベンジル、またはそれらが 結合している窒素原子と一緒になってピペリジニル、ピロリジニルまたはヘキサ メチレンイミニル基を形成する; (k)R4a、R5aおよびR6aが独立に水素、メチル、エチル、またはR5aおよび R6aがそれらが結合している窒素原子と一緒になってピペリジニル、ピロリジニ ルまたはヘキサメチレンイミニルを形成する; (l)Rがフェニル、ピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、 ヘプタメチレンイミニル、ナフチル、チアゾリル、フリル、キノリニル、イソキ ノリニル、モルホリニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、ピラジニル、トリ アゾリルまたはキヌクリジニル; である化合物または薬理学的に許容しるその塩または溶媒和物を用いる方法であ る。 本発明の特に好ましい化合物は、式Iにおいて: (a)Rbが水素、フルオロまたはメチル; (b)R1がメチル、またはR1aがピペリジニル、ピロリジニルまたはヘキサメ チレンイミニル、およびvが1、2または3; (c)A1が結合、−NH−、−S−または−O−; (d)Aが−CH2−または−CH2CH2−; (e)qが0または1; (f)pが0または1 (g)sが0または1; (h)Dが結合または−C(O)−; (i)R2が式:−NR45で示される基; (j)R4およびR5が独立にメチル、またはそれらが結合している窒素原子と一 緒になってピペリジニル、ピペラジニルまたはピロリジニル基を形成する; (k)Rが任意に置換されたフェニル、ナフチルまたはシクロヘキシル; である化合物または薬理学的に許容しるその塩または溶媒和物である。 本発明の特に好ましい方法および調合は、特に好ましい化合物を用いた方法お よび調合である。 本発明のとりわけ好ましい化合物は、式Iにおいて: (a)Rbが水素; (b)R1がメチル、ピペリジニル(C1〜C4アルキレニル)−、またはピロリ ジニル(C1〜C4アルキレニル)−; (c)A1が結合または−O−; (d)Aが−CH2−; (d)qが0; (e)pが0または1 (f)sが0または1; (g)Dが結合または−C(O)−; (h)R2がピペリジニルまたはピロリジニル基(アミノ、ジ(C1〜C6アルキル )アミノ、(C1〜C6アルキル)アミノ、ピペリジニルまたはピロリジニルで置換 されている)であるか、またはR2はピペラジニル基(フェニル、シクロヘキシ ルまたはベンジルで置換されている); (j)Rがフェニル(C1〜C6アルキル、トリフルオロメチルおよびハロゲンよ りなる群から選ばれた1〜3の基で置換されている); である化合物または薬理学的に許容しるその塩または溶媒和物である。 本発明の特に好ましい方法および製剤は、特に好ましい化合物を用いた方法お よび製剤である。 本発明の最も好ましいクラスの化合物は、式: [式中、D1が-C(O)−または−CH2−; R1がメチル、ピペリジン−3−イル−CH2−CH2−、ピペリジン−2−イル −CH2−CH2−、ピペリジン−2−イル−CH2−CH2−CH2−、ピロリジ ン−3−イル−CH2−CH2−、ピロリジン−3−イル−CH2−CH2−CH2 −、ピペリジン−4−イル−CH2−CH2−またはピペリジン−4−イル−CH2 −CH2−CH2−; R2がピペリジニルまたはピロリジニル基(アミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミ ノ、(C1〜C6アルキル)アミノ、ピペリジニルまたはピロリジニルで置換されて いる)であるか、またはR2はピペラジニル基(フェニルまたはシクロヘキシル で置換されている); R*がクロロまたはブロモ; R**が水素またはクロロ]で示される式Iの化合物または薬理学的に許容しるそ の塩または溶媒和物である。 この最も好ましいクラスの化合物を用いる方法および製剤もまた最も好ましい 。 式Iの化合物は、当業者によく知られた幾つかの方法により製造できる。式I においてR1がメチルである化合物の製造のための一つのプロトコールを下記反 応式Iに示す。 当業者に認識されるであろうように、上記各工程を行うには多くの方法がある 。そのような典型的な方法を、下記一般的な教示および実施例に記載する。還元 式Iの化合物の多くは1−メチル−2−インドールカルボン酸を対応する2− ヒドロキシメチル−1−メチルインドールに還元することにより調製される。こ の還元は、接触水素化を含む当該技術分野で知られた幾つかの方法により調製で きる。この還元の最も好ましい方法は、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素 リチウム、水素化ジイソブチルアルミニウムハイドライド、水素化トリエチルホ ウ素リチウム、還流テトラヒドロフラン中のボラン−メチルスルフィド錯体、お よびトリエトキシシランなどの還元剤を用いることによるものである。該カルボ ン酸を還元する他の手段は、エタノール中のナトリウムを用いることによるもの であり、これはブーボー−ブラン法として知られる方法である。この手順で用い る最も好ましい還元剤は水素化リチウムアルミニウムである。アルキル化またはアリール化 上記アルコールへのアリール基のカップリングは標準法を用いて行うことがで きる。たとえば、式IにおいてAが−O−であり、pが0であり、Rが置換フェ ニルである化合物の場合は、最も好ましい方法はミツノブ試薬[ミツノブ(O. Mitsunobu)ら、Bulletin of the Chemical Society of Japan、44:3 427(1971);ミツノブら、Journal of the American Chemical Soc iety 、94:679(1972)]を用いたフェノールカップリングを含む。こ の反応においてトリフェニルホスフィンがアゾジカルボン酸ジエチル(DEAD )とともにアルコールをその場で対応アルコキシホスホニウム塩(有用なアルキ ル化剤である)に変換する。 このカップリング反応は種々の濃度の反応物および試薬を用いて行うことがで きるが、使用した置換フェノール(ArOH)各1当量当たり1〜2当量のイン ドールメチルアルコール、トリフェニルホスフィン、およびDEADを用いるの が最適である。 この反応はまた、たとえばトルエン、ベンゼンまたは好ましくはテトラヒドロ フランなどの不活性溶媒の存在下で行うのが最適である。反応は約0℃〜約40 ℃の温度、好ましくは周囲温度にて所望の化合物が製造されるまで行う。一般に 、周囲温度で行った場合には反応は約18時間かかるが、反応の進行は標準クロ マトグラフィー法によりモニターすることができる。 該アルコールをアリール化する別の方法は、前以て生成したアルコキシドを用 いたフッ化アリールの求核芳香族置換を含む。この反応は、まずアルコールに塩 基を加え、ついでハロゲン化アリールを加えることにより行う。特に好ましい塩 基は水素化ナトリウムである。他の好ましい塩基はナトリウムヘキサメチルジシ ラジドである。反応は一般に極性の非プロトン溶媒、たとえばN,N−ジメチル ホルムアミド、N,N−ジメチルフェニルアセトアミド、ジメチルスルホキシド またはヘキサメチルリン酸トリアミド中で行う。アルキル化 1,2−ジ置換インドールのアルキル化は、当業者に知られた種々の方法によ り行うことができる。この置換インドールをアルキル化する好ましい方法は、マ ンニッヒ反応により行うものである[この反応の概説については、トラモンチー ニ(Tramontini)、Synthesis、703〜775(1973);ハウス(Hous e)、MODERN SYNTHETIC REACTIONS(2版、1972)654〜660頁を参 照]。 この反応ではホルムアルデヒド(またはしばしば他のアルデヒド)を塩の形態 のHNR45および活性水素を含有する化合物と縮合させる。アンモニアの代わ りに第1級アミン(RNH2)または第2級アミン(R2NH)またはアミド (RCONH2)(これら場合において生成物は窒素原子上でそれぞれR、R2お よびRCOで置換されている)を用いて反応を行うことができる。この反応は一 般にメタノールやエタノールなどの低級アルキルアルコール中、または酢酸など の酸中で行う。 式IにおいてAがアルキレニル基である化合物を製造する一つの方法は、まず 該アルコールを酸化して対応アルデヒドを生成することによるものである。 この反応は一般に塩化メチレンなどの溶媒中、ニクロム酸ピリジニウム(PDC )やクロロクロム酸ピリジニウム(PCC)などの酸化剤を用いて行う。 次いで、得られるアルデヒドを塩基の存在下、置換ホスホネートと反応させる 。 このウィッチヒ型反応により、アラルケニル基が形成する。この反応で用いる 好ましい塩基は水酸化ナトリウムである。この反応は一般に、(E)および(Z )立体異性体混合物を生成する。次いで二重結合を、上述の還元剤を用いるか、 あるいは常法による接触水素添加によって還元する。この反応に好ましい溶媒と してはジクロロエタンが挙げられる。 次に、得られる1,2−ジ置換インドールの3位を、上述のマンニッヒ化学の 場合と実質的に同様にして置換することができる。 1が置換アルキレニル基〔(CH2)v−R1a〕である化合物は、下記反応式II に示される通りに製造しうる。 Lが−S−である式Iの化合物の場合、本発明のチオ誘導体および中間体を、 0℃にて緩酸化剤、たとえば過酸化水素/メタノール、メタクロロ過安息香酸( MCPBA)/塩化メチレンで、または過ヨウ酸アルカリ金属/水性アルコール で処理して、対応するスルホキシド(−SO−)に変換することができる。対応 するスルホン類(−SO2−)は、チオまたはスルホキシド化合物より20〜3 0℃にて、強酸化剤、たとえば過酸化水素/酢酸またはm−クロロ過安息香酸/ 塩化メチレンで処理して製造される。 インドールのベンゾ環が置換された式Iの化合物は、当業者にとって公知の多 くの方法によって製造しうる。たとえば、インドール環の4位がメチルで置換さ れた式Iの化合物は、下記反応式IIIの記載に準じて製造しうる。 以下の工程a)において、クネベナゲル(Knoevenagel)縮合反応を行って、 オレフィンを生成する(反応液の脱水工程後に)。この反応は一般に、過剰のア ジドを用いて行うが、2つの反応試剤の等モル混合物を用いてもよい。 次いで工程a)のオレフィン生成物を還化して、インドール還を形成する。こ の還化の通常手段は、オレフィンの加熱による。還化の進行は、薄層クロマトグ ラフィーで追跡しうる。 bが水素でない式Iの化合物を製造する別法として、該化合物は上記反応式I Vの記載に準じて製造しうる。 本発明化合物の製造に必要な中間体および他の試薬は、商業上入手可能か、文 献公知か、あるいは公知の方法で製造可能である。加えて、当業者であれば、上 述した本発明化合物の製造法に関して、これらの化合物の合成から逸脱しないで 上記製造法の改変を行いうることを認識するであろう。たとえば、保護基、先駆 物質として、インドールのベンゾ環にカルボン酸基を直接導入する場合(コルベ −シュミット反応)に、他のエステル類等を使用しうる。さらに、特定のRb基 をベンゾ環へ直接導入することもできる。たとえば、ヨードベンゼン、塩素およ びピリジン〔ムラカミらの「Chem.Pharm.Bull.」(19:1969、1971 年)〕またはN−クロロスクシンイミド/ジメチルホルムアミド〔米国特許No .4623657〕で処理することにより、クロロ基を導入することができる。 上記のもの以外に、他の転位、内部変換、および誘導化については、下記の実施 例に記載されているか、あるいは当業者にとってよく知られている。 以下に示す実施例は、本発明化合物およびその合成法をより具体的に例示する 。かかる実施例は、いずれの観点からも本発明の技術的範囲を限定するものでな く、またそのように解釈すべきでない。すべての実験は、乾燥窒素またはアルゴ ンの正圧下で行った。全ての溶剤および試薬は、他に特別な指示がない限り、商 業的源から購入しかつ入手のまま用いた。乾燥テトラヒドロフラン(THF)は 、ナトリウムまたはベンゾフェノンケチル・ナトリウムより蒸留して得た後使用 した。 プロトン核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトルは、300.15MHzのG E QE−300スペクトロメーター、500MHzのブルカー(Bruker)AM −500スペクトロメーター、または200MHzのブルカーAC−200Pス ペクトロメーターもしくは類似モデルで得た。(他に指示がない限り、本明細書 で用いる語句「NMR」とは、プロトン核磁気共鳴を指称する。)自由原子衝撃 質量分光分析(FAB)は、VG、ZAB−2SE装置にて行った。電界脱着質 量分光分析(FDMS)は、VG70SEまたはバリアン(Varian)MAT73 1装置を用いて行った。旋光性は、パーキン−エルマー(Perkin-Elmer)241 旋光計で測定した。ウオーターズ・プレップ(Waters Prep)50LCでのクロ マトグラフィー分離は一般に、特に他に明記しない限り、明細書に示される溶剤 の直線勾配で実施した。 各反応は一般に、薄層クロマトグラフィー(TLC)でその終了を監視した。 薄層クロマトグラフィーは、5cm×10cm、厚み0.25mmのE.メルク ・キーゼルゲル(Merk Kieselgel)60F254プレートを用いて行った。各スポ ットは、UVおよび化学的検波のコンビネーションを用いて(プレートをモリブ デン酸セリウム(IV)・アンモニウム溶液〔硫酸10%水溶液500ml中のモ リブデン酸アンモニウム75gおよび硫酸セリウム(IV)4g〕に浸漬し、次い でホットプレートで過熱して)、検出した。プレパラティブ(Preparative)遠 心薄層クロマトグラフィーは、アナルテク(Analteck)シリカゲルGFローター を用い、ハリソン・モデル(Harrison Model)7924Aクロマトトロン(Chro matotron)で行った。 カチオン交換クロマトグラフィーは、ダウエックス(Dowex、登録商標)50 ×8−100イオン交換樹脂を用いて行った。アニオン交換クロマトグラフィー は、ビオ−ラド(Bio−Rad)AG(登録商標)1−×8アニオン交換樹脂(アセ テート型をヒドロキシド型に変換)を用いて行った。フラッシュクロマトグラフ ィーは、ステイルらの「Journal of Organic Chemistry」(43:2923、1 978年)の記載に従って行った。 旋光性は、ナトリウム−D−ライン(354nm)で記録する。炭素、水素、 および窒素の元素分析は、コントロール・エクィップメント・コーポレーション (Control Equipment Corporation)440エレメンタル・アナライザー(Eleme ntal Analyzer)で判定するか、またはユニバーシダッド・コンプルテンス・ア ナライティカル・センター(Universidad Complutense Analytical Centre)( スペイン国マドリッドのファキュルタッド・デ・ファルマシア(Facultad de Fa rmacia))で行った。融点は、トーマス・ヒューバー(Thomas Hoover)の細管 融点測定器またはビュッチ(Buchi)融点測定器にて、開口ガラス細管で測定し 、修正しなかった。 以下に示す方法は、上記反応式で示される式Iの化合物の製造用の実例のプロ トコールを付与する。以下の方法および実施例を通じて、語句「NMR」、「I R」および「UV」は、それぞれ、プロトン核磁気共鳴、赤外分光分析、および 紫外線分光分析が所望の標記化合物と一致したことを示す。 製造1 (3’R)エチル・2−(ピペリジン−3−イル)アセテートの製造 エチル−3−ピリジルアセテート(100g、0.606モル)をエタノール (1.8リットル)に溶解し、5%ロジウム/アルミナ(100g)で処理し、 60℃および60psi水素ガスにて一夜水素添加する。触媒を濾去し、溶媒を 蒸発して褐色液体(101.4g、98%)を得る。褐色液体を酢酸エチル(6 00ml)に溶解し、温酢酸エチル(600ml)中のL−(+)−マンデル酸 で処理する。冷凍機で4時間冷却した後、固体を集め、結晶液体を、以下の他の エナンチオマーへの処理用に取っておく。固体を再度、酢酸エチルより再結晶し て(1.55〜1.6リットル、大気圧で一夜)、所望の標記化合物を白色針状晶 で得る。収量81.6g(41%)。 O.R.(EtOH)@589nm=+44.9°、@365nm=+173. 73°。mp118〜119℃ 製造2 (3’S)エチル・2−(ピペリジン−3−イル)アセテートの製造 上記方法1の結晶液体を蒸発して、暗色油状物(100.3g)を得る。これ を水(250ml)中の炭酸カリウム(52g、0.377モル)の冷溶液に溶 解し、酢酸エチル(150ml×5)で抽出する。抽出物をコンバインし、硫酸 マグネシウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去して、暗色液体(40.25g)を 得る。暗色液体を酢酸エチル(650ml)中のD−(−)−マンデル酸(36 g)の温溶液で処理し、周囲温度にて一夜撹拌する。結晶を酢酸エチルより2回 (それぞれ1.2リットルと1.1リットル)再結晶して、所望の標記化合物を白 色針状晶で得る。収量48.7g(24.9%)。 O.R.(EtOH)@589nm=−43.14°、@365nm=−16 4.31°。mp115.5〜117℃ キラル分析法 冷水性炭酸カリウム(水10ml中0.15g)を0.3gのマンデル酸塩で処 理し、混合物を酢酸エチル(5ml×3)で抽出する。コンバインした抽出物を 硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減圧除去する。残渣をジエチルエーテル( 10ml)に溶解し、S−(−)−α−メチルベンジルイソシアネート(0.1 2ml)で処理する。2.5時間後、反応液を1N塩酸(2ml)で処理する。 エーテルを分離し、次いで塩水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、および塩水で連 続して洗う。有機画分を硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を蒸発除去する。残 渣をキラセル(CHIRACEL)OJ(商標)高性能液体クロマトグラフィー カラム(4.6×250mm)にて、5%エタノール/ヘキサンを用い流速2.5 ml/分で溶離して分析する。遅い成分は1−(+)−マンデル酸塩から、 速い成分はd−(−)−マンデル酸塩から得られる。両エナンチオマーの最終結 晶生成物のHPLC分析により、3%以下の反対エナンチオマーが認められる。 製造3 (3R’)−エチル・2−〔N−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3 −イル〕アセテートの製造 製造1で製造した(3’R)エチル・2−(ピペリジン−3−イル)アセテー ト(10.9g、34ミリモル)を、50mlの炭酸ナトリウム12%水溶液に 溶解し、得られる溶液をクロロホルムで抽出する。抽出物を乾燥し、溶剤を蒸発 除去する。残渣をジエチルエーテルに懸濁し、濾過し、蒸発して遊離塩基(5. 36g)を得る。液体をエーテル(50ml)に溶解し、エーテル(10ml) 中の重炭酸ジ−t−ブチル(7.9g)で滴下処理する。一夜撹拌後、溶液を氷 水浴で冷却し、飽和クエン酸水溶液(25ml)で滴下処理する。水性画分をジ エチルエーテルで抽出する。有機画分をコンバインし、水、飽和重炭酸ナトリウ ム溶液、次いで塩水で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去し て、所望の標記化合物を透明液体で得る。NMRは意図する上記構造に一致した 。 製造4 (3’S)エチル・2−〔N−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3− イル〕アセテートの製造 製造2で製造した(3’S)エチル・2−(ピペリジン−3−イル)アセテー ト(48.6g、150ミリモル)を、水(220ml)中の炭酸カリウム(3 0g、0.217モル)の溶液で処理し、得られる溶液をクロロホルム(100 ml×3)で抽出する。抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤を減圧除去す る。残渣をジエチルエーテル(200ml)と混合し、濾過して幾つかの懸濁固 体を除去する。エーテルの蒸発により、褐色がかった液体(25g、理論量=2 5.7g)を得る。残渣をジエチルエーテル(200ml)に溶解し、氷水浴で 冷却し、エーテル(25ml)中の重炭酸ジ−t−ブチル(31.8g、0.14 6モル)の溶液を撹拌下で滴下する。冷却を止め、反応液を一夜撹拌する。溶液 を再度氷水で冷却し、飽和クエン酸水溶液(100ml)を滴下する。有機物を 塩水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、次いで塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾 燥する。溶媒を減圧除去して、所望の標記化合物を透明液体(38.6g、>9 9%)で得る。NMRは所望の上記構造に一致した。 製造5 エチル・3−〔ピリド−3−イル〕プロプ−2−エノエートの製造 乾燥テトラヒドロフラン(1200ml)中のエチルホスフィノアセテート( 98.6g、0.44モル)の溶液を、60%水素化ナトリウム(17.5g、0. 44モル)で処理する。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで0℃まで冷却する 。この混合物に3−ピリジンカルボキシアルデヒド(38.9g、0.36モル) を加え、得られる反応混合物を1〜2時間撹拌し、その間、室温まで加温する。 反応の進行を、薄層クロマトグラフィーで監視する。 反応混合物に水(1000ml)を加える。有機画分を酢酸エチル(1000 ml×3)で抽出する。有機画分をコンバインし、水(1000ml×2)、塩 水(1000ml×1)で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去 して、62.5g(97%)の所望標記化合物を得る。 製造6 (RS)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネートの製造 エタノール(600ml)中のエチル・3−〔ピリド−3−イル〕プロプ−2 −エノエート(60g、0.34モル)の溶液を、5%ロジウム/アルミナ粉末 (17.2g)で処理する。混合物を水素雰囲気(55psi)下60℃で5時 間保持する。水素を除去して反応を止め、反応混合物をセライト(CELITE 、商標)の層で濾過する。残渣を温エタノールで洗う。濾液を濃縮し、フラッシ ュクロマトグラフィーで精製して、39.6g、(63%)の所望標記化合物を 得る。 IR、NMRおよびIRは、意図する上記構造に一致した。 製造7 (3’S)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネート・マンデル 酸塩の製造 R−(−)−マンデル酸(42.7g、281ミリモル)の温溶液に、温酢酸 エチル(300ml)中の(RS)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロ ピオネート(52.0g、281ミリモル)の溶液を加える。得られる混合物を 濾過し、透明溶液を室温で一夜放置する。該溶液から、新たに形成した白色結晶 の塩を濾取する。これらの結晶を、温酢酸エチル(300ml)に溶解して、2 回再結晶し、そのたびに、室温まで冷却せしめる。最終の純粋結晶を乾燥して、 33.1g(70%)を得る。NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した 。 キラル中心のまわりの配座を、X線結晶分析で確認した。 製造8 (3’R)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネート・マンデル 酸塩の製造 R−(−)−マンデル酸の代わりにS−(+)−マンデル酸を用いる以外は、 実質的に上記製造7の記載に従って標記化合物を製造する。 NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した。 製造9 (3’S)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネートの製造 酢酸エチル(500ml)中の(3’S)エチル・3−〔ピペリジン−3−イ ル〕プロピオネート・マンデル酸塩(33.1g、98ミリモル)の懸濁液を、 炭酸カリウム30%水溶液で、全ての有機層が透明になるまで処理する。混合物 を分液漏斗に注ぎ、有機画分を酢酸エチル(300ml×3)で抽出する。コン バインした有機画分を水(300ml×2)、次いで塩水(300ml×1)で 洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去して、油状物をほぼ100 %収率で得る。 NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した。 製造10 (3’R)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネートの製造 (3’S)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネート・マンデル 酸塩の代わりに(3’R)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネー ト・マンデル酸塩を用いる以外は、実質的に上記製造9の記載に従って標記化合 物を製造する。 NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した。 製造11 (3’S)エチル・3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3− イル〕プロピオネートの製造 テトラヒドロフラン/水(2:1、335:168ml)中の(3’S)エチ ル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネート(12.5、67.5ミリモル )の溶液を、炭酸カリウム(14g、101ミリモル)および重炭酸ジ−t−ブ チル(17.7g、81ミリモル)で処理する。反応混合物を室温で5時間撹拌 する。次いで混合物を水(200ml)に注ぐ。有機画分を酢酸エチル(200 ml×3)で抽出する。有機画分をコンバインし、水(200ml×2)、次い で塩水(200ml×1)で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を減圧除 去して、標記生成物をさらにフラッシュクロマトグラフィーで精製する。収量1 9.1g(99.2%)。 NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した。 製造12 (3’R)エチル・3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3− イル〕プロピオネートの製造 (3’S)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネートの代わりに 等モル量の(3’R)エチル・3−〔ピペリジン−3−イル〕プロピオネートを 用いる以外は、実質的に上記製造11の記載に従って標記化合物を製造する。 製造13 (3’S)3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プ ロパノールの製造 乾燥酢酸ジエチル(600ml)中の(3’S)エチル・3−〔1−(t−ブ トキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プロピオネート(17.1g、60 ミリモル)の溶液を0℃に冷却する。この混合物に、水素化リチウム・アルミニ ウム粉末(2.5g、65ミリモル)を徐々に加える。得られる混合物を0℃で 撹拌し、2時間以内で室温までゆっくり加温する。水(200ml)および水酸 化ナトリウム15%水溶液(50ml)をゆっくり加えて、反応を止める。有機 画分をジエチルエーテル(300ml×3)で抽出する。コンバインした層を水 (200ml×2)、次いで塩水(200ml×1)で洗い、硫酸ナトリウム上 で乾燥する。溶媒を減圧除去して、13.2g(90%収率)の標記化合物を得 る。 NMRおよびIRは、所望標記化合物に一致した。 製造14 (3’S)3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プ ロパノールの製造 (3’R)エチル・3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3− イル〕プロピオネートの代わりに等モル量の(3’S)エチル・3−〔1−(t −ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プロピオネートを用いる以外は 、実質的に上記製造13の記載に従って標記化合物を製造する。 製造15 (3’S)3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プ ロピルブロミドの製造 無水塩化メチレン(110ml)中のトリフェニルホスフィン(19.95g 、76ミリモル)の冷(0℃)溶液に、臭素を溶液が淡黄色に変わるまで滴下す る。混合物に数結晶のトリフェニルホスフィンを加え、暗色から白色へ変える。 この混合物に、乾燥塩化メチレン(110ml)中の(3’S)3−〔1−(t −ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プロパノール(13.2g、5 4.4ミリモル)およびピリジン(8.0g、76ミリモル)の懸濁液を加える。 得られる混合物を5時間撹拌し、その間、室温まで加温する。 水(200ml)を加えて、反応を止める。有機画分を塩化メチレン(200 ml×3)で抽出する。コンバインした有機層を水(200ml×2)、次いで 塩水(100ml×1)で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去 して、明褐色がかった粗生成物を得、さらにフラッシュクロマトグラフィーで精 製して、11.6g(70%)の所望標記化合物を得る。 NMRおよびIRは、標記化合物に一致した。 製造16 (3’R)3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プ ロピルブロミドの製造 (3’S)3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プ ロパノールの代わりに等モル量の(3’R)3−〔1−(t−ブトキシカルボニ ル)ピペリジン−3−イル〕プロパノールを用いる以外は、実質的に上記製造1 5の記載に従って標記化合物を製造する。 方法A 1−メチル−2−ヒドロキシメチル−1H−インドールの製造 950mlの乾燥テトラヒドロフランにアルゴン雰囲気下、水素化リチウム・ アルミニウム(18.40g、0.49モル)を加える。得られる混合物を、氷浴 上に置く。1−メチルインドール−2−カルボン酸のアリコート(84.92g 、0.49モル)を、別途475mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解し、次い でこれを上述の水素化リチウム・アルミニウム混合物にゆっくりと(約45−5 0分にわたって)加える。 丸底フラスコのまわりの氷を取り除き、浴に温水を加えて、反応温度を上げる 。次いで反応混合物を室温で60〜90分間撹拌する。反応の進行を薄層クロマ トグラフィーで監視する。 いったん反応が十分に進行すると、反応容器を氷浴に入れ、反応混合物に20 mlの水をゆっくりと加える。この後、20mlの5N水酸化ナトリウム、次い で6 0mlの水を連続して加える。有機画分をセライト、次いで硫酸ナトリウムを用 いて乾燥する。有機溶媒を減圧除去して、白色固体を得る。 次いで白色固体を、加熱還流したトルエンに溶解する。混合物を室温まで冷却 し、冷凍機で一夜放置する。次いでオフホワイト結晶を集め、冷トルエンで洗い 、真空オーブンで乾燥する。収量63.65g(81.4%)。FDMS161。 元素分析(C1011NOとして) 計算値:C,74.51;H,6.88;N,8.69 実測値:C,74.73;H,6.90;N,8.76 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−1H−インドールの製造 窒素雰囲気にした1リットル丸底フラスコに、水素化ナトリウム(9.28g の60%NaH鉱油溶液、0.232モル)およびN,N−ジメチルホルムアミド (211ml)を入れる。得られる混合物に、100mlのN,N−ジメチルホ ルムアミドに溶解した1−メチル−2−ヒドロキシメチル−1H−インドール( 34.0g、0.211モル)をゆっくりと加える。この添加により、やや発熱が 起こる。得られる反応混合物を室温で約3時間撹拌する。 次いで上記反応混合物に、1−クロロ−4−フルオロベンゼン(30.29g 、0.232ミリモル)を加えた後、得られる混合物を80℃に加熱し、この温 度で一夜維持する。反応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。次いで反 応混合物を冷却せしめる。反応混合物を約1リットルの水に注ぎ、約1時間撹拌 する。固体を濾取し、水洗する。 次いで、所望生成物をベンゼンより再結晶し、溶媒を減圧除去する。 IR、NMRおよびUVは、所望標記化合物に一致した。 FDMS 271(M+) 元素分析(C1614ClNOとして) 計算値:C,70.72;H,5.19;N,5.15 実測値:C,70.98;H,5.18;N,5.37 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−3−(4−メチルピペリ ジン−1−イル)メチル−1H−インドールの製造(実施例14) 窒素雰囲気下、2.0mlの酢酸エチルに溶解した、4−メチルピペリジン( 0.109ml、0.09g、0.92ミリモル)を丸底フラスコに加え、該フラ スコを氷浴に入れる。次いで濃塩酸(0.084ml)を加え、氷浴から反応混 合物を取出す。反応混合物に、ホルムアルデヒド(0.304g、1.01ミリモ ル)、酢酸ナトリウム(0.113g、1.38ミリモル)、および1−メチル− 2−(4−クロロフェノキシメチル)−1H−インドール(0.250g、0.9 2ミリモル)を加える。得られる混合物を加熱還流し、この温度で一夜維持する 。反応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。 溶媒を減圧除去する。固体を塩化メチレンに溶かす。次いで溶媒を減圧除去す る。所望生成物を酢酸エチルより再結晶する。所望の標記化合物をさらに、クロ マトグラフィーで精製する。 NMRは意図する上記構造に一致した。 FDMS 382 元素分析(C2327ClN2Oとして) 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.31 実測値:C,72.33;H,7.22;N,7.47 方法B 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−3−〔2−〔4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル〕−1,2−エタンジオニル〕−1H −インドールの製造(実施例106) 2.0mlのテトラヒドロフランに溶解した、1−メチル−2−(4−クロロ フェノキシメチル)−1H−インドール(0.30g、1.10ミリモル)をアル ゴン雰囲気下丸底フラスコに入れる。この溶液に塩化オキサリル(0.294g 、2.32ミリモル)を加える。得られる混合物を室温で約45分間撹拌する。 溶媒を減圧除去して、暗褐色油状物とする。 この褐色油状物を2.0mlの乾燥テトラヒドロフランに溶かし、次いで約1 0mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解した4−(ピペリジン−1−イル)ピペ リジン(1.07g、6.38ミリモル)を加える。得られる反応混合物を室温で 約30分間撹拌する。反応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。 固体を濾去し、濾液中の溶媒を蒸発除去する。濾液の残渣を塩化メチレンに溶 かし、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗った後、1.0N塩酸で3回抽出する。 上記抽出による水性画分をコンバインし、1N水酸化ナトリウムで塩基性とし 、塩化メチレンで3回抽出する。この有機画分を硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶 媒を減圧除去する。所望の標記化合物をさらに、ラジアル(radial)クロマトグ ラフィーで精製する。 NMRおよびIRは、意図する上記構造に一致した。 FDMS(M+)493 元素分析(C2832ClN33として) 計算値:C,68.07;H,6.53;N,8.51 実測値:C,67.97;H,6.66;N,8.27 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−3−〔4−(フェニル) ピペラジン−1−イル〕メチル−1H−インドールの製造(実施例20) 窒素雰囲気下、丸底フラスコにて、フェニルピペラジン(0.149g、0.9 20ミリモル)を2.0mlのジクロロエタンに溶解する。反応容器を氷浴に入 れる。濃塩酸(0.084ml、1.01ミリモル)を加え、氷浴から反応容器を 取出す。次いで、パラホルムアルデヒド(0.304g、1.01ミリモル)およ び酢酸ナトリウム(0.113g、0.920ミリモル)を加えた後、1−メチル −2−(4−クロロフェノキシメチル)−1H−インドール(0.250g、0. 920ミリモル)を加える。反応混合物を加熱還流し、この温度で約6時間維持 する。反応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。次いで反応混合物を室 温で約3日間撹拌する。 溶媒を減圧除去し、残渣を酢酸エチルと10%炭酸カリウム溶液間に分配する 。有機画分を水、次いで1.0N塩酸で洗う。酸性の水性画分を10%炭酸カリ ウム溶液で塩基性とする。有機画分を硫酸ナトリウムに滴下して乾燥する。溶媒 を減圧除去する。 所望化合物を酢酸エチルより再結晶する。 NMRは所望の標記化合物に一致した。 FDMS 445(M+) 元素分析(C2728ClN3Oとして) 計算値:C,72.71;H,6.33;N,9.42 実測値:C,73.00;H,6.41;N,9.51 方法C1 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−3−〔2−クロロ−1, 2−エタンジオニル〕−1H−インドールの製造 7.0mlのジエチルエーテルに溶解した、1−メチル−2−(4−クロロフ ェノキシメチル)−1H−インドール(1.00g、3.68ミリモル)を、窒素 雰囲気下、丸底フラスコに入れる。この溶液に、塩化オキサリル(0.981g 、7.73ミリモル)を加える。反応混合物を室温で約60分間撹拌する。反応 の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。 溶媒をデカントで除去し、結晶を冷ジエチルエーテルで5回リンスする。溶媒 およびリンス液を集め、冷凍機に約3日間入れる。結晶を集め、真空オーブンで 乾燥して1.15g(86.3%)の所望標記化合物を得る。 1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチル)−3−〔2−(4−メチル ピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル〕−1H−インドールの製造 (実施例102) 窒素雰囲気下、氷浴上の丸底フラスコの3.0mlの乾燥テトラヒドロフラン に、4−メチルピペリジン(0.490ml、0.411g、4.14ミリモル) を溶解する。この反応混合物に、1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメチ ル)−3−〔2−クロロ−1,2−エタンジオニル〕−1H−インドール(0.5 00g、1.39ミリモル)を加え、得られる混合物を室温で一夜撹拌する。反 応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。 溶媒を減圧除去し、残渣を塩化メチレンと1.0N水酸化ナトリウム間に分配 する。有機画分を1.0N硫酸、次いで塩水で洗う。有機画分を硫酸ナトリウム 上で乾燥し、溶媒を減圧除去する。所望標記化合物を酢酸エチルより再結晶する 。 NMRおよびIRは、所望の上記構造に一致した。 FDMS 425(M+) 元素分析(C2425ClN23として) 計算値:C,67.84;H,5.93;N,6.59 実測値:C,68.04;H,5.85;N,6.74 方法C2 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−メチル−3−〔1−ヒドロキ シ−1−〔〔4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル〕カルボニル 〕メチル〕−1H−インドールの製造(実施例77) 窒素雰囲気下、丸底フラスコに、1−メチル−2−(4−クロロフェノキシメ チル)−3−〔(4−クロロフェノキシメチル)−3−〔2−〔4−(ピペリジ ン−1−イル)ピペリジン−1−イル〕−1,2−エタンジオニル〕−1H−イ ンドール(0.1414g、0.282ミリモル)および2.8mlの変性エタノ ールを入れる。この混合物に、ホウ水素化ナトリウム(0.064g、1.69ミ リモル)を加える。次いで反応混合物を室温で一夜撹拌する。反応の進行を薄層 クロマトグラフィーで監視する。 溶媒を蒸発除去し、残渣を塩化メチレンと水間に分配する。水性画分を塩化メ チレンで2回洗う。有機画分をコンバインし、塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で 乾燥する。溶媒を減圧除去する。所望の標記化合物をさらに、クロマトグラフィ ーで精製する。 NMRは、意図する標記化合物に一致した。 FDMS 495(M+) 元素分析(C2834ClN33として) 計算値:C,67.80;H,6.91;N,8.47 実測値:C,67.86;H,6.90;N,8.45 方法D メチル・インドール−2−カルボキシレートの製造 インドール−2−カルボン酸(47.0g、292ミリモル)を、20.0ml のメタノールに溶解する。この溶液に、6mlの濃硫酸を加える。得られる混合 物を加熱還流し、この温度で約16時間維持する。反応混合物を室温まで冷却し 、固体を濾取し、次いで200mlメタノールで洗う。結晶を真空オーブンで乾 燥して、39.5g(77%)の所望標記化合物を白色針状晶で得る。得られる 分析データは、意図する上記構造に一致した。 メチル・1−〔2−(1−トリチルピペリジン−4−イル)エチル〕インドー ル−2−カルボキシレートの製造 アルゴン雰囲気下、メチル・インドール−2−カルボキシレート(1.50g 、8.56ミリモル)を8.6mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解する。 溶液を氷浴に入れ、水素化ナトリウム(0.377g、9.42ミリモル)を加え る。得られる混合物を氷上で20分間撹拌し、次いで室温まで加温せしめる。反 応混合物を室温で約90分間撹拌した後、再度氷浴に入れる。 次いで15mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解した、2−(1−トリ チルピペリジン−4−イル)エチルヨージド(4.53g、9.42ミリモル)( 実質的に製造15の記載に従って製造)を加え、得られる混合物を氷浴で約3日 間撹拌する。次いで反応混合物を水に注ぎ、固体を濾取する。固体を塩化メチレ ンに溶かし、硫酸マグネシウム上で乾燥する。溶媒を減圧除去して、4.98g (>99%)の所望標記化合物を黄色がかった白色泡状物で得る。得られる分析 データは、意図する上記構造に一致した。 メチル・1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル〕インド ール−2−カルボキシレートの製造 アルゴン雰囲気下、メチル・インドール−2−カルボキシレート(1.00g 、5.71ミリモル)を5.7mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解する。 溶液を氷浴に入れ、水素化ナトリウム(0.251gの60%溶液、6.28ミリ モル)を加える。得られる混合物を氷上で20分間撹拌し、次いで室温まで加温 せしめる。反応混合物を室温で約60分間撹拌した後、再び氷浴に入れる。 次いで、8mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解した3−(1−トリチ ルピペリジン−3−イル)プロピルヨージド(3.11g、6.28ミリモル)を 加え、得られる混合物を氷浴で一夜撹拌する。反応混合物を水に注ぎ、固体を濾 取する。固体を塩化メチレンに溶かし、水、次いで塩水で洗い、硫酸ナトリウム 上で乾燥する。溶媒を減圧除去して、3.38g(>99%)の所望標記化合物 を得る。得られる分析データは、意図する上記構造に一致した。 2−ヒドロキシメチル−1−〔2−(1−トリチルピペリジン−4−イル)エ チル〕−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、水素化リチウム・アルミニウム(0.325g、8.56ミ リモル)を8.6mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解する。得られる溶液を氷 浴に入れ、約10mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解した、メチル・1−〔2 −(1−トリチルピペリジン−4−イル)エチル〕インドール−2−カルボキシ レート(4.68g、8.52ミリモル)を加える。得られる混合物を室温で一夜 撹拌する。 反応混合物に、0.35mlの水を注意して加えた後、0.35mlの5.0N 水酸化ナトリウム、次いで1.0mlの水を加える。固体を濾去し、濾液の溶媒 を減圧除去する。濾液の残渣を塩化メチレンに再溶解する。次いで所望生成物を 硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減圧除去して、3.96g(92.4%)の 標記化合物を泡状物で得る。得られる分析データは、意図する上記構造に一致し た。 2−ヒドロキシメチル−1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プ ロピル〕−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、メチル・1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル )プロピル〕インドール−2−カルボキシレート(3.38g、6.23ミリモル )を、3.1mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解する。次いで反応容器を氷浴 に入れ、水素化リチウム・アルミニウム(0.236g、6.23ミリモル)を加 える。得られる混合物を氷浴で約10分間撹拌し、次いで室温で一夜撹拌する。 反応の進行を薄層クロマトグラフィーで監視する。 反応混合物に、0.24mlの水を加えた後、0.24mlの5.0N水酸化ナ トリウム、次いで0.72mlの水を加える。残渣を塩化メチレンに再溶解する 。所望生成物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧除去して、2.89g( 90.1%)の標記化合物を泡状物で得る。得られる分析データは、意図する上 記構造に一致した。 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔2−(1−トリチルピペリ ジン−4−イル)エチル]−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、2−ヒドロキシメチル−1−〔2−(1−トリチルピペリ ジン−4−イル)エチル〕−1H−インドール(3.91g、7.81ミリモル) を、約10mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解する。得られる溶液を氷 浴に入れ、水素化ナトリウム(0.468g、11.71ミリモル)を加え、得ら れる混合物を室温で約30分間撹拌する。反応混合物に、1−クロロ−4−フル オロベンゼン(0.915ml、1.12g、8.59ミリモル)を加え、得られ る混合物を、光から保護して室温で約4日間撹拌する。 反応混合物を氷水に注ぎ、固体を濾取する。水洗後、固体を真空オーブンで乾 燥する。所望生成物を酢酸エチルより再結晶し、冷酢酸エチルで洗い、2.62 g(54.9%)を得る。得られる分析データは、意図する上記構造に一致した 。 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−(1−トリチルピペリ ジン−3−イル)プロピル〕−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、2−ヒドロキシメチル−1−〔3−(1−トリチルピペリ ジン−3−イル)プロピル〕−1H−インドール(2.89g、5.61ミリモル )を、約11.2mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解する。得られる溶液 を氷浴に入れ、水素化ナトリウム(0.247gの60%鉱油懸濁液、6.18ミ リモル)を加え、得られる混合物を室温で約60分間撹拌する。反応混合物に1 −クロロ−4−フルオロベンゼン(0.658ml、0.807g、6.18ミリ モル)を加え、得られる混合物を室温で一夜撹拌する。次いで反応混合物を80 ℃に加熱し、この温度で約8時間維持する。反応混合物を室温まで冷却し、この 温度で一夜撹拌する。さらに半当量の水素化ナトリウムを加え、反応混合物を再 び室温で一夜撹拌する。さらに半当量の1−クロロ−4−フルオロベンゼンを加 え、反応混合物を80℃に加熱する。 反応混合物を氷水に注ぎ、次いで塩化メチレンと塩水間に分配する。水性画分 を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分ををコンバインし、塩水で洗い、硫酸 ナトリウム上で乾燥する。所望化合物をさらに、クロマトグラフィーで精製して 、1.0g(29%)を得る。得られる分析データは、意図する上記構造に一致 した。 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔2−(ピペリジン−4−イ ル)エチル〕−1H−インドールの製造(実施例137) アルゴン雰囲気下、2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔2−( 1−トリチルピペリジン−4−イル)エチル〕−1H−インドールを、7.0m lの塩化メチレンに溶解する。次いで反応溶液を氷浴に入れ、ギ酸(0.338 3g)を加える。得られる混合物を氷浴で約5時間撹拌する。反応の進行を薄層 クロマトグラフィーで監視する。 反応混合物を塩化メチレンと1.0N水酸化ナトリウム間に分配する。水性画 分を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分をコンバインし、硫酸ナトリウム上 で乾燥する。溶媒を減圧除去して、泡状物を得る。所望生成物を、さらにクロマ トグラフィーで精製して、0.1864g(68.7%)を得る。 NMRは、意図する上記構造に一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2Oとして) 計算値:C,71.63;H,6.83;N,7.59 実測値:C,71.66;H,6.86;N,7.87 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−(ピペリジン−3−イ ル)プロピル〕−1H−インドールの製造(実施例139) 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔2−(1−トリチルピペリ ジン−4−イル)エチル〕−1H−インドールの代わりに等モル量の2−〔(4 −クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イ ル)プロピル〕−1H−インドールを用いる以外は、実質的に上記2−〔(4− クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔2−(ピペリジン−4−イル)エチル〕− 1H−インドールの場合の記載に従って、標記化合物を製造する。 NMRは、意図する上記構造に一致した。クロマトグラフィー法で明らかな高 純度の単一化合物。 方法E 3−ブロモ−2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−(1−ト リチルピペリジン−3−イル)プロピル〕−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、丸底フラスコにて、2−〔(4−クロロフェノキシ)メチ ル〕−1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル〕−1H−イ ンドール(0.992g、1.59ミリモル)を、4.0mlの乾燥テトラヒドロ フランに溶解する。次いで反応容器を氷浴に入れ、4.0mlのテトラヒドロフ ランに溶解した、N−ブロモスクシンイミド(0.282g、1.587ミリモル の最新再結晶ロット)をゆっくりと加える。反応混合物を氷浴上で、約3時間撹 拌する。 反応混合物を、2.5gの硫酸ナトリウムを溶解した水に注ぎ、水性相を塩化 メチレンで3回抽出する。有機画分をコンバインし、硫酸ナトリウム上で乾燥す る。溶媒を減圧除去して、0.026g(23%)の所望化合物を得る。母液か ら溶媒を減圧除去し、得られる残渣を酢酸エチルおよびヘキサンに再結晶して、 別途0.65g(58%)の所望化合物を得る。得られる分析データは、意図す る上記構造に一致した。 (RS)2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−(1−トリチ ルピペリジン−3−イル)プロピル〕−3−〔〔4−(ピペリジン−1−イル) ピペリジン−1−イル〕アセチル〕−1H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、丸底フラスコにて、3−ブロモ−2−〔(4−クロロフェ ノキシ)メチル〕−1−〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル 〕−1H−インドール(0.225g、0.319ミリモル)を乾燥テトラヒドロ フランに溶解する。反応容器をドライアイス/アセトン浴に入れる。この溶液に 、t−ブチルリチウム(0.64ミリモル)の溶液を滴下する。得られる混合物 を、 ドライアイス/アセトン浴で35分間撹拌する。 この反応混合物に、2.0mlのテトラヒドロフランに溶解しかつドライアイ ス/アセトン浴で冷却した、ウェインレブ(Weinreb)アミドの、N−メチル− N−メトキシ−〔4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル〕アセト アミド(0.0903g、0.335ミリモル)を加える。得られる混合物を約2 時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液に注ぐ。水性画分を塩化メチレン で3回抽出する。有機画分をコンバインし、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒 を減圧除去する。所望の標記化合物をさらに、クロマトグラフィーで精製する。 得られる分析データは、意図する上記構造に一致した。 (RS)2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−〔3−ピペリジン− 3−イル)プロピル〕−3−〔〔4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1 −イル〕アセチル〕−1H−インドールの製造(実施例70) アルゴン雰囲気下、(RS)2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1− 〔3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル〕−3−〔〔4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル〕アセチル〕−1H−インドール(0 .0162g、0.0194ミリモル)を、0.2mlの塩化メチレンに溶解する 。次いで反応容器を氷浴に入れ、ギ酸(0.073ml、0.194ミリモル)を ゆっくり加える。得られる混合物を氷上で約1時間撹拌する。反応の進行を薄 層クロマトグラフィーで監視する。反応混合物を室温でさらに2時間撹拌し、次 いで別途5.0当量のギ酸を加えた後、室温で撹拌する。 反応混合物を1.0N水酸化ナトリウムと塩化メチレン間に分配する。水性画 分を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分をコンバインし、硫酸ナトリウム上 で乾燥する。溶媒を蒸発除去する。 NMRは意図する上記構造に一致した。 C3548ClN42の正確な質量(M+1) 計算値:591.3476 実測値:591.3476 方法F 2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−メチル−3−〔1−ヒドロキ シ−2−(ピペリジン−1−イル)エチル〕−1H−インドールの製造(実施例 47) アルゴン雰囲気下、丸底フラスコに、2.0mlの乾燥テトラヒドロフランに 溶解した、2−〔(4−クロロフェノキシ)メチル〕−1−メチル−3−〔1− (ピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル〕−1H−インドール(実 施例100)(0.203g、0.493ミリモル)を入れる。次いで水素化リチ ウム・アルミニウム(3.0mlの1.0Mテトラヒドロフラン溶液)を加える。 得られる混合物を加熱還流し、この温度で約4時間維持する。反応の進行を薄層 クロマトグラフィーで監視する。 次いで反応混合物を室温まで冷却し、テトラヒドロフラン/メタノール(1: 1)溶液10mlを加える。この混合物に、5mlの飽和ロッチェル(Rochelle ) 塩溶液を加える。溶媒を減圧除去する。 残渣を塩化メチレンと飽和ロッチェル塩溶液間に分配する。有機画分を水およ び塩水で洗う。有機画分を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除去する 所望の標記化合物をさらに、クロマトグラフィーで精製して、0.1112g (56.9%)を得る。 NMRは、意図する上記構造に一致した。 FDMS 398(M+) 元素分析(C2337ClN22として) 計算値:C,69.25;H,6.82;N,7.02 実測値:C,69.51;H,6.86;N,6.81 方法G 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドール(実 施例48)および2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3− [2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドール(実施 例33)の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコに2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1 −メチル−3−[1−(ピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]− 1H−インドール(実施例100)(0.305g、0.824ミリモル)を入れ る。ボラン−テトラヒドロフラン複合体(1.0MのボランのTHF溶液4.12 ml、4.12ミリモル)をゆっくりと加え、得られる混合物を約30分間撹拌 する。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターする。反応混合物を合計 1時間撹拌し、次いでメタノールを加えて反応を停止する。 反応混合物にエタノール、炭酸ナトリウムおよびフッ化セシウムを加え、次い で、得られる混合物を加熱還流し、この温度で一夜維持する。反応混合物を10 %炭酸ナトリウムおよび塩化メチレンに分配する。水性画分を塩化メチレンで2 回抽出する。有機画分を合わせ、乾燥(硫酸ナトリウム)する。溶媒を減圧除去 する。所望生成物を円形クロマトグラフィーによってさらに精製する。 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−メ チルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドール(実施例33) NMRは目的の標記構造に一致した。 FDMS396(M+)。 元素分析(C2429ClN2Oとして): 計算値:C,72.62;H,7.36;N,7.06 実測値:C,72.40;H,7.35;N,7.25 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドール(実 施例48) NMRは目的の標記構造に一致した。 FDMS412(M+)。 元素分析(C2429ClN22として): 計算値:C,69.80;H,7.08;N,6.78 実測値:C,70.02;H,7.13;N,7.00 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒ ドロキシ−2−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ ]エチル]−1H−インドール(実施例54)および2−[(2,4−ジクロロ フェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メチル−N−(1−メチ ルピペリジン−4−イル)アミノ]エチル]−1H−インドール(実施例38) の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコに2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル ]−1−メチル−3−[2−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4− イル)アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドール(0.3349g 、0.686ミリモル)を入れ、氷浴上に置く。ボラン−テトラヒドロフラン複 合体(1.0MのボランのTHF溶液4.11ml、4.11ミリモル)をゆっく りと加え、氷浴をはずす。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターする 。反応混合物を約1時間撹拌し、次いでテトラヒドロフラン:メタノール(1: 1)溶液(0.33ml)を加える。次いで、水酸化ナトリウム(5.0N溶液、 1.74ml)を加え、得られる混合物を加熱還流し、この温度で一夜維持する 。 水性画分をテトラヒドロフランで2回抽出する。有機画分を合わせ、食塩水で 2階洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)する。溶媒を減圧除去する。所望生成物を 円形(Radial)クロマトグラフィーによってさらに精製する。 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N −メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]エチル]−1H− インドール(実施例38) NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS459(M+)。 元素分析(C2531Cl23Oとして): 計算値:C,65.21;H,6.79;N,9.13 実測値:C,65.07;H,6.85;N,9.06 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒ ドロキシ−2−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ ]エチル]−1H−インドール(実施例54) NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS475(M+)。 元素分析(C2531Cl232として): 計算値:C,63.02;H,6.55;N,8.82 実測値:C,63.43;H,6.88;N,8.92 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[(3− ジメチルアミノプロピル)アミノ]エチル]−1H−インドール(実施例30) および2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[[3− (ジメチルアミノ)プロピルアミノ]カルボニル]メチル]−1H−インドール (実施例76)の製造 窒素雰囲気下、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3− [2−[3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル] −1H−インドール(0.529g、1.24ミリモル)を入れた丸底フラスコに 、ボラン−テトラヒドロフラン複合体(1.0MのボランのTHF溶液7.42m l、7.42ミリモル)を加える。反応混合物を室温で約1時間撹拌する。反応 の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターする。次いで、テトラヒドロフラン :メタノール(1:1)溶液を加えて反応を停止する。 溶媒を減圧除去する。残渣にエタノール(8ml)、炭酸ナトリウム(2.6 2g、24.72ミリモル)および塩化セシウム(2.88g、18.94ミリモ ル)の混合物を加える。得られる混合物を加熱還流し、この温度で一夜維持する 。反応混合物を塩化メチレンおよび10%炭酸ナトリウムに分配する。水性画分 を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分を合わせ、乾燥(硫酸ナトリウム)す る。溶媒を減圧除去する。所望生成物をクロマトグラフィーによってさらに精製 する。 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[(3− ジメチルアミノプロピル)アミノ]エチル]−1H−インドール(実施例30) NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS399(M+)。 元素分析(C2330ClN3Oとして): 計算値:C,69.07;H,7.56;N,10.51 実測値:C,69.23;H,7.79;N,10.52 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[[3−(ジ メチルアミノ)プロピルアミノ]カルボニル]メチル]−1H−インドール(実 施例76) NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS399(M+)。 元素分析(C2328ClN32として): 計算値:C,66.74;H,6.82;N,10.15 実測値:C,66.89;H,6.96;N,10.11 方法H 3−ブロモ−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H− インドールの製造 アルゴン雰囲気下、丸底フラスコ中で、2−[(4−クロロフェノキシ)メチ ル]−1−メチル−1H−インドール(5.0g、18.40ミリモル)をテトラ ヒドロフラン(46ml)に溶解する。この溶液にN−ブロモスクシンイミド( 新たに再結晶したロット、3.28g、18.4ミリモル)を加える。得られる混 合物を氷浴上で約3.5時間撹拌した後、反応混合物に、硫酸ナトリウム(5.0 g)を溶かした水(約500ml)を加える。 水性画分を塩化メチレンで3回抽出する。有機画分を合わせ、飽和重炭酸ナト リウム溶液で洗浄し、次いで、食塩水で洗浄する。有機画分を乾燥(硫酸ナトリ ウム)し、溶媒を減圧除去する。 所望の標記生成物を酢酸エチルから再結晶する。収量:5.36g(83.1% )。分析データは目的の標記構造に一致した。 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−(1− トリチルピペリジン−4−イル)エチル]カルボニル]−1H−インドールの製 造 アルゴン雰囲気下、丸底フラスコ中で、3−ブロモ−2−[(4−クロロフェ ノキシ)メチル]−1−メチル−1H−インドール(0.500g、1.426ミ リモル)をテトラヒドロフラン(3.0ml)に溶解する。次いで、反応容器を ドライアイス/アセトン浴上に置く。この溶液に、t−ブチルリチウム(1.6 8ml、2.85ミリモル)およびワインレブアミド,N−メチル−N−メトキ シ−[2−(1−トリチルピペリジン−4−イル)エチル]アセトアミド(0. 631g、1.426ミリモル)を加える。得られる混合物をドライアイス/ア セトン浴上で約30分間撹拌し、次いで、メタノール/ドライアイス浴上で30 分間撹拌する。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターする。 反応混合物に飽和塩化アンモニウムを加える。水性画分を塩化メチレンで3回 抽出し、有機画分を乾燥(硫酸ナトリウム)し、溶媒を減圧除去する。所望の標 記生成物をクロマトグラフィーで精製し、次いで、酢酸エチルから再結晶する。 分析データは目的の標記構造に一致した。 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−(ピペ リジン−4−イル)エチル]カルボニル]−1H−インドール(実施例67)の 製造 アルゴン雰囲気下、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[[2−(1−トリチルピペリジン−4−イル)エチル]カルボニル]−1 H−インドール(0.2723g、0.417ミリモル)を塩化メチレン(2.0 ml)に溶解する。この溶液に、ギ酸(0.079ml、0.096g、2.08 4ミリモル)を加え、得られる混合物を室温で約2.5時間撹拌する。反応の進 行を薄層クロマトグラフィーでモニターする。 反応混合物を塩化メチレンおよび1.0N水酸化ナトリウムに分配する。水性 画分を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分を合わせ、乾燥(硫酸ナトリウム )する。溶媒を減圧除去し、所望生成物を得る。 NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS411(M+)。 元素分析(C2427ClN22として): 計算値:C,70.15;H,6.62;N,6.82 実測値:C,69.87;H,6.54;N,6.79 方法I 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−カルボキシ−1 H−インドールの製造 アルゴン雰囲気下、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−カルボキシ−1H−インドール(0.500g、1.426ミリモル)を無水 テトラヒドロフラン(14.3ml)に溶解する。次いで、反応容器をドライア イス/アセトン浴上に置く。この溶液に、t−ブチルリチウム(1.72ml、 1.7Mペンタン溶液、2.92ミリモル)を滴下する。得られる混合物をドライ アイス/アセトン浴上で15分間撹拌する。次いで、反応混合物に二酸化炭素を 約10分間通気し、混合物をさらに10分間撹拌する。次いで、反応容器をメタ ノール/ドライアイス浴上に置き、反応混合物に二酸化炭素をさらに10分間通 気する。 反応混合物を室温まで暖め、次いで、ドライアイス約50gを加えた1.0N 塩酸(100ml)を加える。得られる混合物を約30分間撹拌する。固体を濾 取する。所望生成物を塩化メチレンでトリチュレートする。 収量:0.37g(82%)。 元素分析(C1714ClNO3として): 計算値:C,64.67;H,4.47;N,4.44 実測値:C,64.84;H,4.60;N,4.54 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N,N−ビ ス−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノ]カルボニル]−1H−インドール (実施例58)の製造 アルゴン雰囲気下、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−カルボキシ−1H−インドール(0.100g、0.317ミリモル)をN, N−ジメチルホルムアミド(3.2ml)に溶解する。この溶液にN,N−ビス( 3 −ジメチルアミノプロピル)アミン(0.074ml、0.0623g、0.33 2ミリモル)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミ ド塩酸塩(0.091g、0.475ミリモル)およびヒドロキシベンゾトリアゾ ール(0.0642g、0.475ミリモル)を加える。次いで、得られる混合物 を6時間加熱し、次いで、室温で一夜撹拌する。反応の進行を薄層クロマトグラ フィーでモニターする。 次いで、反応混合物を塩化メチレンと水に分配する。水性画分を塩化メチレン で3回抽出する。有機画分を合わせ、乾燥(硫酸ナトリウム)する。溶媒を減圧 除去する。所望の標記生成物を円形クロマトグラフィーによってさらに精製する 。 NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS483(M−1);FABMS485(M+1)。 元素分析(C2737ClN42として): 計算値:C,66.86;H,7.69;N,11.55 実測値:C,66.91;H,7.54;N,11.69 方法J 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル ]]エチル]カルボニル]−1H−インドール(実施例69B)の製造 窒素雰囲気下、10mlの丸底フラスコに2−[(4−クロロフェノキシ)メ チル]−1−メチル−3−[[(ピペリジン−4−イル)]エチル]カルボニル ]−1H−インドール(0.091g、0.222ミリモル)、3−(1−トリチ ルピペリジン−3−イル)プロピル・ヨウ化物(0.110g、0.2224ミリ モ ル)、炭酸カリウム(0.0450g、0.3255ミリモル)および無水N,N −ジメチルホルムアミド(1.5ml)を加える。得られる混合物を一夜撹拌し 、次いで、氷水を注ぎ入れる。固体を塩化メチレンに溶解し、次いで、乾燥(硫 酸ナトリウム)する。溶媒を減圧除去する。所望の生成物をクロマトグラフィー によってさらに精製する。収量:0.1166g(67.3%)。 FDMS779(M+2)。 元素分析(C5156ClN32として): 計算値:C,78.69;H,7.25;N,5.40 実測値:C,78.92;H,7.41;N,5.27 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(ピペリジン−3−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル]]エチル] カルボニル]−1H−インドール(実施例69C)の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコに2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1 −メチル−3−[[2−[1−[3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プ ロピル]ピペリジン−4−イル]]エチル]カルボニル]−1H−インドール( 0.1006g、0.1292ミリモル)を塩化メチレン(0.6ml)に溶解す る。この溶液にギ酸(0.0244ml、0.0297g、0.646ミリモル) を加える。得られる混合物を遮光状態で室温にて数時間撹拌する。反応の進行を 薄層クロマトグラフィーでモニターする。 反応混合物を塩化メチレンおよび1.0N水酸化ナトリウムに分配する。水性 画分を塩化メチレンで2回抽出する。有機画分を合わせ、乾燥(硫酸ナトリウム )する。溶媒を減圧除去する。所望の標記生成物を円形クロマトグラフィーによ ってさらに精製する。 NMR(CDCl3)は目的の標記構造に一致した。 FDMS536(M+1) 元素分析(C3242ClN32として): 計算値:C,71.69;H,7.90;N,7.84 実測値:C,71.45;H,7.85;N,7.61 方法K 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−ホルミル−1H −インドール(実施例236)の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコ中で、無水N,N,−ジメチルホルムアミド0.6 3mlを加えた。その反応容器を−20℃浴上に置き、オキシ塩化リン0.18 7ml(0.310g、2.02ミリモル)を注意深く加えた。その混合物を氷浴 中で約20分間撹拌し、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル −1H−インドール0.50g(1.84ミリモル)のN,N−ジメチルホルムア ミド3.4ml中溶液を加えた。その混合物を室温で約90分間撹拌した。その 反応液を油浴上で55℃に加熱し、その温度で約1時間保持した。その反応混合 物を室温まで放冷し、水中に注いだ。水酸化ナトリウム(5.0規定溶液10m l)を加え、加熱還流した。その混合物を冷却し、生じる固体を濾取した。 NMR(CDCl3)は標記構造に一致した。 FDMS299(M+) 元素分析(C1714ClNO2として): 計算値:C,68.12;H,4.71;N,4.67 実測値:C,67.90;H,4.66;N,4.76 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒ ドロキシ−2−(メトキシカルボニル)エチル]−1H−インドール(実施例5 5) の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコ中で、乾燥テトラヒドロフラン6.7mlを加え た。これにジイソプロピルアミン(0.196ml、0.1417g,1.401 ミリモル)を加え、その反応容器を氷浴上に置いた。この混合物にゆっくりとn −ブチルリチウム(ヘキサン中の1.6M溶液0.88ml、1.401ミリモル )を加え、その混合物を氷浴中で約15分間撹拌した。その混合反応液をドライ アイス/アセトン浴中に置き、酢酸メチルを加え、その反応液をドライアイス/ アセトン浴上で約15分間撹拌した。出発アルデヒドを総量7.0mlのテトラ ヒドロフランに加え、ドライアイス/アセトン浴上で1時間撹拌し、ついで氷浴 中に約30分間置いた。その反応混合液を塩化アンモニウム溶液(水100ml 中32g)に注いだ。その水性画分を塩化メチルで抽出した。有機画分を合わせ 、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去した。目的の標記化合物をさら にラジアルクロマトグラフィーに付した。 NMR(CDCl3)は標記構造に一致した。IRは目的の標記構造と一致し た。FDMS373(M+) 元素分析値(C2020ClNO4として): 計算値:C,64.26;H,5.39;N,3.75 実測値:C,64.55;H,5.23;N,3.79 3−{2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H−インド ール−3−イル}−2−プロペン酸の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコ中で、2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メ チル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキシ−2−(メトキシカルボニル)エチ ル]−1H−インドール(実施例55)0.149g(0.398ミリモル)およ び乾燥テトラヒドロフラン6.11mlを加えた。この溶液に2.0規定 水酸化 リチウム水溶液1.22mlを加え、その混合物を室温で約2時間撹拌した。そ の溶媒を減圧留去し、その残渣を塩化メチレンと水に分配した。その水性画分を 塩化メチレンで2回抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した 。溶媒を減圧留去した。目的の標記化合物をジエチルエーテルでトリチュレート した。分析データは標記構造に一致した。 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[[4− (ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]カルボニル]エテニル]−1H−イ ンドール(実施例44)の製造 窒素雰囲気下、ジメチルアミノピペリジンを塩化メチレン3.0ml中に溶か した。この溶液に3−{2[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 1H−インドール−3−イル}−2−プロペン酸0.050g(0.1462ミリ モル)および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩0.0356g(0.278ミリモル)を加えた。その混合物を室温で一夜 撹拌した。 その反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム溶液と塩化メチレンに分配した。その 水性画分を1.0規定水酸化ナトリウムで塩基性にし、ついで塩化メチレンで2 回抽出した。その有機画分を合わせ、1.0規定塩酸で洗浄し、ついで食塩水で 洗浄し、ついで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した。目的の標記化 合物をさらに、ラジアルクロマトグラフィーによって精製した。 NMR(CDCl3)は標記構造に一致した。 正確な質量C2630ClN32: 計算値:452.2105 実測値:452.2099 方法L 2−[4−(クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(メトキ シカルボニル)エチル]−1H−インドールの製造 丸底フラスコ中で、10%パラジウム−炭素0.150g、N,N−ジメチルホ ルムアミド20mlおよび2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチ ル−3−[2−(メトキシカルボニル)エテニル]−1H−インドール1.44 g(4.22ミリモル)を加えた。その反応容器を窒素雰囲気下で2時間置いた 。その反応混合液をセライトTMパッドに通し、ついで水と塩化メチレンに分配し た。水性画分を塩化メチレンで2回抽出した。有機画分を合わせ、水および食塩 水で洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去した。目的の標記化 合物をさらにクロマトグラフィーで精製した。 3−{2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H−インド ール−3−イル}プロパン酸の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコ中で、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル] −1−メチル−3−[2−(メトキシカルボニル)エチル]−1H−インドール 0.275g(0.771ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン8ml中に溶かし た。この溶液に2.0規定水酸化リチウム水溶液4.0mlを加えた。その反応混 合物を室温で一夜撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターし た。 溶媒を減圧留去し、残渣を塩化メチレンと5%クエン酸に分配した。水性画分 を塩化メチレンで2回抽出した。有機画分を合わせ、食塩水で洗浄し、硫酸ナト リウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去し、目的の標記化合物を得た。収量0.2 984g(>99%)。 2−[(4−(クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[[4 −(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]カルボニル]エチル]−1H−イ ンドール(実施例43)の製造 窒素雰囲気下、3−{2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル −1H−インドール−3−イル}プロパン酸0.286g(0.832ミリモル) を乾燥テトラヒドロフラン6ml中に溶かした。この溶液に1,1'−カルボニル ジイミダゾール0.141g(0.874ミリモル)を加え、その反応混合物を室 温で約2時間撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターした。 その反応混合物を65℃に加熱し、この温度で約35分間保持した。この反応混 合物にジメチルアミノピペリジン0.112g(0.874ミリモル)のテトラヒ ドロフラン約3.6ml中溶液を加えた。この混合物を室温で一夜撹拌した。 その反応混合物を60℃に加熱し、この温度で約30分間保持した。溶媒を減 圧留去し、残渣を塩化メチレンと水に分配した。水性画分を塩化メチレンで再度 抽出した。有機画分を合わせ、水で2回洗浄し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウ ムにて乾燥した。溶媒を減圧留去した。目的の標記化合物をさらにクロマトグラ フィーで精製した。 NMR(CDCl3)は標記構造に一致した。 IRは目的の標記構造に一致した。 FDMS453(M+) 元素分析値(C2632ClN32として): 計算値:C,68.78;H,7.10;N,9.26 実測値:C,68.74;H,7.04;N,9.38 方法M 2−[(4−(クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[3−[4− (N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]プロピル]−1H−インド ール(実施例41)の製造 窒素雰囲気下、丸底フラスコ中で、2−[(4−クロロフェノキシ)メチル] −1−メチル−3−[2−[[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル] カルボニル]エチル]−1H−インドール0.194g(0.428ミリモル)を 加えた。そのフラスコを氷浴中に置き、ボラン−テトラヒドロフラン複合体(1 .0M THF溶液1.71ml、1.71ミリモル)を加えた。その反応混 合物を氷浴から除去し、室温で約90分間撹拌した。反応の進行を薄層クロマト グラフィーでモニターした。テトラヒドロフラン−メタノール溶液(1:1)( 総量20ml)を加え、ついで5.0規定水酸化ナトリウム2.0mlを加えた。 その反応混合物を一夜還流した。溶媒を留去し、残渣を水と塩化メチレンに分 配した。有機画分を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧 留去した。 NMR(CDCl3)は標記構造に一致した。 FABMS440(M+1) IRは目的の標記構造に一致した。 元素分析値(C2634ClN3Oとして): 計算値:C,70.97;H,7.79;N,9.55 実測値:C,70.73;H,7.65;N,9.44 方法N 2−[(4−(クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[3−(ピペ リジン−3−イル)プロピル]−1H−インドール(実施例42)および1,2 −ジメチル−3−[3−(ピペリジン−3−イル)プロピル]−1H−インドー ル(実施例237)の製造 窒素雰囲気下、2−[(4−(クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3 −[3−(ピペリジン−3−イル)プロパノイル]−1H−インドール0.07 37g(0.1793ミリモル)をジオキサン1.8mlに溶かし、ボラン−ジメ チルスルフィド複合体0.108ml(1.07ミリモル)を加えた。その混合物 を室温で一夜撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターした。 テトラヒドロフラン−水(1:1)混液 0.3mlならびに5.0規定 水酸化 ナトリウム1.5mlを加えた。その反応混合物を85℃に加熱し、その温度で 一夜保持し、少しの間、225℃に加熱した。 その溶媒を減圧留去し、残渣を塩化メチレンと1.0規定水酸化ナトリウムに 分配した。有機画分を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減 圧留去した。目的の標記化合物をさらにクロマトグラフィーで精製した。得られ た分析データは標記構造に一致した(実施例42および237を参照)。 2,4−ジクロロ−1−エチニルベンゼンの製造 窒素雰囲気下、500mlの丸底フラスコ中で2,4−ジクロロヨウドベンゼ ン3ml(22.1ミリモル)、トリエチルアミン6.16ml(44.2ミリモ ル)および(トリエチルシリル)アセチレン3.12ml(22.1ミリモル)を アセトニトリル6.16ml(44.2ミリモル)中で混合した。その混合物に1 0分間窒素ガスを通気した。この混合物にビス(トリフェニルホスフィン)パラ ジウム(II)クロリド775mg(1.10ミリモル)およびヨウ化第I銅10 5mg(0.552ミリモル)を加え、その混合物を4時間還流した。反応の進 行を薄層クロマトグラフィーでモニターした。その反応混合物を常温にまで冷却 し、蒸発させて油状化合物を得た。 残渣をメタノール(50ml)およびテトラヒドロフラン(150ml)に溶 かし、固体の炭酸カリウム30.54g(0.221モル)を加えた。その混合物 を常温で19時間撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターし た。その反応混合物を1M 炭酸カリウムと酢酸エチルに分配した。水性画分を 酢酸エチルで3回逆抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した 。溶媒を減圧留去し、目的の標記化合物2.6gを得た。 NMRは標記構造に一致した。 2,4−ジクロロ−1−(2−ブロモエテン−1−イル)ベンゼンの製造 窒素雰囲気下、100mlの丸底フラスコ中でボラン−テトラヒドロフラン複 合体4.8ml(1M テトラヒドロフラン溶液、4.82ミリモル)を0℃にま で冷却した。この複合体に2−メチルプロプ−2−エン1.02ml(9.65ミ リモル)を滴下し、その混合物をゆっくりと常温にまで温め、常温で1時間撹拌 した。その反応混合物をヘキサメチルホスホルアミド(5ml)、テトラヒドロ フラン(5ml)、臭化第II銅2.15g(9.65ミリモル)および酢酸第II銅 3.85g(19.3ミリモル)で希釈し、ついで水86μl(4.82モル)を 加えた。その混合物を常温で6時間撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフ ィーでモニターした。その反応混合物を食塩水で希釈し、ジエチルエーテルで3 回抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去 した。その残渣をさらに液体クロマトグラフィーで精製した。収量:426mg 。 NMRは標記構造に一致した。 4−ヒドロキシ−N−イソプロピルブチルアミンの製造 4−アミノブタノール2.0mg(22.4ミリモル)のジクロロエタン110 ml中溶液にアセトン3.3ml(44.8ミリモル)、酢酸5等量およびナトリ ウムアセトキシボロハイドライド11.9g(56.09ミリモル)を加えた。そ の濁った混合液を常温にて約18時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウムで反応を 停止させた。水酸化ナトリウム(1M)を加えてpHを約10に合わせた。その 水層をイソプロピルアルコールと塩化メチレン(1:3)の混液で抽出した。そ の有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥し、濾過、濃縮した。目的の中間 体をさらにバルブ間蒸留にてさらに精製し、透明な油状物1.4gを得た。所望 により、その水性画分をトルエン−ブタノール(3:1)にて抽出すればさらに 目的物を回収しうる。 N−(t−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−N−イソプロピルブチル アミンの製造 4−ヒドロキシ−N−イソプロピルブチルアミン3.0g(22.8ミリモル) のジオキサン:水:1規定水酸化ナトリウム(91ml:28ml:28ml) 中溶液をジ(t−ブトキシカルボニル)エーテル4.98g(22.8ミリモル) で処理した。その濁った混合液を5時間撹拌した。その反応混合物を塩化メチレ ンで抽出した。その有機相を乾燥し、濾過、濃縮した。目的の標記化合物を高速 液体クロマトグラフィーにてさらに精製し、無色の油状物2.6g(49%)を 得た。 2−フルオロ−5−クロロベンズアルデヒドの製造 リチウムジイソプロピルアミドを、ジイソプロピルアミン5.79ml(41. 3ミリモル)をテトラヒドロフラン5ml中に混合することによって製造した。 その混合液を−78℃にまで冷却し、温度が64℃を越えて上昇しないようにし てn−ブチルリチウムで処理した。その懸濁液を45分間撹拌した後、テトラヒ ドロフランの残りを加え(70ml)、その後4−クロロフェニルフルオライド 4.0ml(37.6ミリモル)を滴下した。45分後、N,N,−ジメチルホルム アミドをやはり滴下様式で加えた。その反応混合液をさらに10分撹拌し、その 後、酢酸(6ml)続いて水(100ml)で反応を停止した。その冷混合液を 分液漏斗に移し、塩化メチレンで2回抽出した。その有機画分を合わせ、硫酸ナ トリウムにて乾燥し、濾過した。溶媒を減圧留去した。その残渣を高速液体クロ マトグラフィーにてさらに精製し、白色固体4.00gを得た。mp 41−43℃ 。 2−フルオロ−5−メチルベンジルアルコールの製造 0℃で、2−フルオロ−5−メチルベンズアルデヒド1.80g(12.3ミリ モル)のテトラヒドロフラン:メタノール(3:1)(総量82ml)中溶液を ナトリウムボロハイドライド0.93g(24.6ミリモル)で処理した。その反 応混合物をゆっくりと常温まで温め、約3時間撹拌した。反応を水で停止させ、 分液漏斗に移し、ついで塩化メチレンで抽出した。その有機画分を硫酸ナトリウ ムにて乾燥し、濾過し、減圧濃縮した。その残渣を高速液体クロマトグラフィー にてさらに精製し、透明な油状物1.3g(76%)を得た。 2−フルオロ−5−クロロベンジルアルコールの製造 2−フルオロ−5−メチルベンジルアルデヒドの代わりに等量の2−フルオロ −5−クロロベンズアルデヒドを使用した以外は上記2−フルオロ−5−メチル ベンジルアルコールの製造と同様にして標記中間体を製造した。 収量:2.16g(86%)、透明な油状物として。 2−フルオロ−5−クロロベンジルブロミドの製造 2−フルオロ−5−クロロベンジルアルコール1.28g(7.97ミリモル) のジエチルエーテル(26ml)中溶液をトリフェニルホスフィン2.72g( 10.36ミリモル)ついで四臭化炭素3.44g(10.36ミリモル)で処理 した。その懸濁液を3.5時間撹拌し、ついで濾過し、ジエチルエーテルで洗浄 した。その濾液を濃縮し、ついでシリカプラグを通してリン酸トリフェニルを除 去した。その残渣を液体クロマトグラフィーにてさらに精製し、透明な油状物2 .0gを得た。 4−(2−フルオロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカルボニル)−N −(イソプロピル)ブチルアミンの製造 −40℃で、N−(t−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−N−イソプ ロピルブチルアミン539mg(2.33ミリモル)のテトラヒドロフラン(1 1ml)中溶液をカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン溶液2.5 4ml、2.54ミリモル)で処理した。40分後、その懸濁液を−78℃にま で冷却し、2−フルオロベンジルブロミド400mg(2.12ミリモル)のテ トラヒドロフラン(4ml)中溶液で処理した。その反応混合物をゆっくりと室 温まで温め、約5時間撹拌した。その反応混合物を塩化メチレンで希釈し、1M 炭酸カリウムおよび食塩水で洗浄した。その有機画分を硫酸ナトリウムにて乾 燥し、濾過し、濃縮した。その粗製油状物を液体クロマトグラフィーにてさらに 精製し、標記中間体555mg(77%)を透明な油状物として得た。 4−(2−フルオロ−5−クロロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカル ボニル)−N−(イソプロピル)ブチルアミンの製造 2−フルオロベンジルブロミドの代わりに等量の2−フルオロ−5−クロロベ ンジルブロミドを使用した以外は、上記4−(2−フルオロベンジルオキシ)− N−(t−ブトキシカルボニル)−N−(イソプロピル)ブチルアミンの製造と 同様にして製造した。 収量:237mg(35%)。 4−(2−フルオロベンジルオキシ)−N−(イソピロピル)ブチルアミンの 製造 4−(2−フルオロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカルボニル)−N −(イソプロピル)ブチルアミンを標準的方法にて脱保護して目的の中間体を製 造した。その4−(2−フルオロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカルボ ニル)−N−(イソプロピル)ブチルアミンを、塩化メチレンとトリフルオロ酢 酸(4:1)混液と混合した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニター した。 4−(5−クロロ−2−フルオロベンジルオキシ)−N−(イソピロピル)ブ 4−(2−フルオロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカルボニル)−N −(イソプロピル)ブチルアミンの代わりに等量の4−(5−クロロ−2−フル オロベンジルオキシ)−N−(t−ブトキシカルボニル)−N−(イソプロピル )ブチルアミンを使用した以外は、上記4−(2−フルオロベンジルオキシ)− N−(イソプロピル)ブチルアミンの製造と同様にして目的の中間体を製造した 。 収量:138mg(98%)。 3−(5−ブロモ−2−フルオロベンジルオキシ)−1−[1−(t−ブトキ シカルボニル)ピペリジン−2−イル]プロパンの製造 3−[1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−2−イル]プロパノール 800mg(3.29ミリモル)をテトラヒドロフラン(17ml)中に溶かし 、−40℃まで冷却し、ついでカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフ ラン溶液3.62ml、3.62ミリモル)で処理した。その混合液を−40℃で 約35分間撹拌し、ついで−78℃にまで冷却した。ついでこの混合物に5−ブ ロモ−2−フルオロベンジルブロミド881mg(3.29ミリモル)のテトラ ヒドロフラン(5ml)溶液を加えた。その黄色反応混合物をゆっくりと0℃に まで温め、約4時間撹拌した。その反応混合物を塩化メチレンで希釈し、1M 炭酸カリウムおよび食塩水で洗浄した。その有機画分を硫酸ナトリウムにて乾燥 し、濾過し、ついで減圧濃縮した。その粗製油状物を高速液体クロマトグラフィ ーにて精製し、標記中間体707mg(50%)を透明な油状物として得た。 元素分析(C2029BrFNO3として): 計算値:C,55.82;H,6.79;N,3.25 実測値:C,55.54;H,6.88;N,3.34 3−(5−ブロモ−2−フルオロベンジルオキシ)−1−(ピペリジン−2− イル)プロパンの製造 3−(5−ブロモ−2−フルオロベンジルオキシ)−1−[1−(t−ブトキ シカルボニル)ピペリジン−2−イル]プロパン590mg(1.37ミリモル )を塩化メチレン(11ml)中に溶かし、0℃にまで冷却し、テトラフルオロ 酢 酸3mlで処理した。その混合液を0℃で約20分間撹拌し、ついで常温まで温 め、さらに10分撹拌した。その反応混合物を塩化メチレンで希釈し、飽和重炭 酸ナトリウムで反応を停止させた。1規定の水酸化ナトリウムでpHを約10に 合わせた。その水性画分を塩化メチレンで逆抽出した。その有機画分を合わせ、 硫酸ナトリウムにて乾燥し、濾過、濃縮した。収量:420mg(93%)。そ の中間体をさらに精製することなく使用した。 2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロミドの製造 2−フルオロ−5−ブロモベンジルアルコール20.0mg(97.5ミリモル )のジエチルエーテル(325ml)中溶液を、トリフェニルホスフィン33. 3g(127ミリモル)ついで四臭化炭素42.1g(127ミリモル)で処理 した。その混合物を常温で約4時間撹拌した。沈澱物を取り、ジエチルエーテル で洗浄した。目的の標記化合物をバルブ間蒸留にてさらに精製した[150℃、 5mmHg(ハウスバキューム)]。収量:24.36mg(93%)、白色、 低融解固体。 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルアルコール の製造 2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロミド15.6g(58.1ミリモル)の N,N,−ジメチルホルムアミド(290ml)中溶液を35分かけて、1,4− ジヒドロキシ−2−ブチン20.0g(232ミリーモル)および水酸化ナトリ ウム(60%溶液15.6g、58.1ミリモル)の混合物に加えた。その混合物 を常温で4.5時間撹拌した。その反応を食塩:水:1M炭酸カリウム溶液(1 :1:1)100mlで停止させた。その水性画分を塩化メチレン(3×300 ml)で抽出した。さらにクロマトグラフィーで精製して目的の標記化合物8. 90g(56%)を得た。 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブタノールの製造 1,4−ジヒドロキシブタン4.0ml(45.13ミリモル)のN,N,−ジメ チルホルムアミド(62ml)中溶液を、水酸化ナトリウム(60%溶液1.9 8g、49.63ミリモル)で処理し、常温で約50分間撹拌した。その混合物 を0℃に冷却し、ついで2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロミド3.0g( 11.28ミリモル)で処理した。ついでその反応混合物を常温で4時間撹拌し た。その反応を水で停止させた。その水性画分を塩化メチレンで抽出した。有機 画分を合わせ、ついで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した。目的の 標記中間体を高速液体クロマトグラフィーにてさらに精製した。収量:1.8g (58%)、透明な油状物として。λmax=271nm。 元素分析(C1114BrFNO2として): 計算値:C,47.67;H,5.09;Br,28.83 実測値:C,47.37;H,5.15;Br,28.55 N−(t−ブトキシカルボニル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジル オキシ)−3,3−ジメチルブチルアミンの製造 4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2,2−ジメチルブタン−1−オー ル1.5g(6.90ミリモル)のテトラヒドロフラン(49ml)溶液を−45 ℃で撹拌しながらカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン溶液7.5 9ml、7.59ミリモル)で処理した。その混合液を−45℃で30分間撹拌 し、ついで−78℃にまで冷却し、2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロミド 1.85g(6.90ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液で処理した。その黄色 反応混合物をゆっくりと常温にまで温め、約18時間撹拌した。その濁った反応 混合物を塩化メチレンで希釈し、1M炭酸カリウムで洗浄した。その有機画分を 硫酸ナトリウムにて乾燥し、濾過し、ついで溶媒を減圧留去した。その残渣をさ らにプレパラティブ高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記中間体1.4 5g(52%)を透明な油状物として得た。 N−(t−ブトキシカルボニル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジル オキシ)−2,2−ジメチルブチルアミンの製造 4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−3,3−ジメチルブタン−1−オ ール1.0g(4.60ミリモル)のテトラヒドロフラン(33ml)溶液を−4 5℃で撹拌しながらカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン溶液5. 06ml、5.06ミリモル)で処理した。そのアニオンを−45℃で30分間 撹拌し、ついで−78℃にまで冷却し、2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロ ミド 1.23g(4.60ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液で処理した。その黄色 混合物をゆっくりと0℃にまで温め、約4時間撹拌した。その濁った反応混合物 を塩化メチレン(100ml)で希釈し、1M 炭酸カリウムで洗浄した。その 有機画分を硫酸ナトリウムにて乾燥し、濾過し、ついで溶媒を減圧留去した。そ の残渣をさらにプレパラティブ高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記中 間体1.38g(74%)を透明な油状物として得た。 2−[(t−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(2−フルオロ−5−ブロ モベンジルオキシ)−2−メチルペンタンの製造 4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−4,4−ジメチルブタン−1−オ ール1.11g(5.11ミリモル)のテトラヒドロフラン(49ml)溶液を− 45℃で撹拌しながらカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン溶液 5.62ml、5.62ミリモル)で処理した。そのアニオンを−45℃で30分 間撹拌し、ついで−78℃にまで冷却し、2−フルオロ−5−ブロモベンジルブ ロミド1.23g(4.60ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液で処理した。そ の黄色混合物をゆっくりと0℃にまで温め、約4時間撹拌した。その反応混合物 を塩化メチレン(100ml)で希釈し、1M 炭酸カリウム(20ml)で洗 浄した。その有機画分を硫酸ナトリウムにて乾燥し、濾過し、ついで溶媒を減圧 留去した。その残渣をさらにプレパラティブ高速液体クロマトグラフィーにて精 製し、標記中間体1.53g(74%)を透明な油状物として得た。 トランス−4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサノールの製造 トランス−4−アミノシクロヘキサノール5.00g(33.0ミリモル)のジ オキサン(132ml)、水(41ml)および1規定 水酸化ナトリウム(4 1ml)中溶液にt−ブトキシカルボン酸無水物14.4g(66ミリモル)を 加えた。その濁った溶液を一夜撹拌した。その反応混合物を固体の重亜硫酸ナト リウムでpH3.0の酸性にした。その混合物を塩化メチレンで2回抽出した。有 機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧濃縮した。ヘキサン/酢酸エ チルから再結晶して目的の標記中間体6.5g(92%)を得た。 MS216.24 元素分析(C1121NO3として): 計算値:C,61.37;H,9.83;N,6.50 実測値:C,61.16;H,9.54;N,6.39 トランス−{4−(ブトキシカルボニルアミノ)−1−[2−フルオロ−5− ブロモベンジルオキシ]}シクロヘキサンの製造 トランス−{4−(ブトキシカルボニルアミノ)}シクロヘキサノール550 mg(2.32ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン(16.6ml)中溶液を− 40℃に冷却し、カリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン溶液2.5 5ml、2.55ミリモル)で処理した。その濁った黄色の反応混合液を約30 分間撹拌し、−78℃にまで冷却し、2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロミ ド622mg(2.32ミリモル)で処理した。その黄色混合物を徐々に0℃に まで温め、約2時間撹拌した。その反応混合物を塩化メチレンで希釈し、飽和重 炭酸ナトリウムで洗浄した。その有機画分を硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を 減圧留去した。その残渣をさらに高速液体クロマトグラフィーにて精製し、目的 の標記中間体558mg(62%)を白色固体として得た。 元素分析(C1825BrFNO3として): 計算値:C,53.74;H,6.26;N,3.48 実測値:C,53.87;H,6.16;N,3.11 3,3−ジメチル−1−(t−ブトキシカルボニル)ピロリジン−2−オンの 製造 シェインマン(F.Scheinmann)およびスタチュルスキ(A.V.Stachuls ki)、Journal of Chemical Research、1993:414(1993)に記 載の方法にて目的の中間体を製造した。3−メチル−1−(t−ブトキシカルボ ニル)ピロリジン−2−オン8.63g(43.3ミリモル)のテトラヒドロフラ ン(48ml)中溶液を−78℃にまで冷却した。その溶液をNaN[Si(CH32256.3ml(56.3ミリモル)で処理し、約50分間撹拌し、ヨウ化 メチル8.1ml(130ミリモル)で反応を停止させた。その反応混合物をゆ っくりと常温にまで温め、約1時間撹拌し続けた。その反応混合物を酢酸エチル (100ml)で希釈し、リン酸バッファー、pH7.0(40ml)、水(40 ml)および食塩水(40ml)で洗浄した。その有機画分を硫酸ナトリウムに て乾燥し、濾過し、ついで減圧濃縮した。その沈澱物を回収し、フラッシュクロ マトグラフィーにてさらに精製し、標記中間体8.49g(92%)を半固体と して得た。NMRは標記構造に一致した。 4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2,2−ジメチルブタノールの製造 窒素雰囲気下、3,3−ジメチル−1−(t−ブトキシカルボニル)ピロリジ ン−2−オン3.35g(15.7ミリモル)の無水エタノール中溶液をナトリ ウムボロハイドライド1.79g(47.1ミリモル)で処理した。その混合物を 常温で約24時間撹拌した。反応の進行を薄層クロマトグラフィーでモニターし た。反応混合物を減圧濃縮した。その残渣を酢酸エチルに溶かし、重炭酸ナトリ ウムで洗浄した。その水性画分を酢酸エチルで2回逆抽出した。有機相を硫酸ナ トリウムにて乾燥し、減圧濃縮した。その残渣をクロマトグラフィーにてさらに 精製し標記中間体3.17g(93%)を透明な油状物として得た。mp75.5− 76.5℃。 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−1−メトキシ−2−ブチ シの製造 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルアルコール 1.07g(3.92ミリモル)のテトラヒドロフラン(26ml)中溶液を−4 0℃にまで冷却し、ついでカリウムt−ブトキシド(1M テトラヒドロフラン 溶液4.31ml、4.31ミリモル)で処理した。その暗オレンジ色溶液を30 分間撹拌し、−78℃にまで冷却し、ついでヨウ化メチル0.49ml(7.84 ミリモル)で処理した。その反応物を0℃にまで温め、1.5時間撹拌した。つ いでその反応混合物を塩化メチレンと飽和重炭酸ナトリウムに分配した。その有 機画分を硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧留去した。高速液体クロマトグ ラフィーにてさらに精製して目的の標記中間体 790mg(70%)を透明な 油状物として得た。 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルブロミドの 製造 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルアルコール 8.9g(32.6ミリモル)のジエチルエーテル(109ml)中溶液をトリフ ェニルホスフィン11.1g(42.4ミリモル)および四臭化炭素14.1g( 42.4ミリモル)で処理した。その濁った混合物を常温で約14時間撹拌した 。沈澱物を濾去し、濾液を濃縮した。目的の標記中間体をその濾液からフラッシ ュクロマトグラフィーにて精製した。収量9.83g(90%)、透明な油状物 として。元素分析およびNMRは標記構造に一致した。 N−メチル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニ ルアミンの製造 アミノメタン溶液(2M テトラヒドロフラン溶液89ml、178ミリモル )を4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルブロミド 6.0g(17.8ミリモル)のテトラヒドロフラン中溶液(89ml)に加えた 。その濁った反応混合物を約15分間、出発物質が全くなくなるのに必要な間撹 拌し、反応の進行を薄層クロマトグラフィーで決定した。溶媒を減圧留去した。 残渣を塩化メチレンに溶かし、1M 炭酸カリウムで洗浄した。水相を塩化メチ レンで3回逆抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒 を減圧留去した。油状物をフラッシュクロマトグラフィーにてさらに精製し、標 記中間体4.24g(83%)を黄色油状物として得た。NMRは標記構造に一 致した。 N−ベンジル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチ ニルアミンの製造 ベンジルアミン0.98ml(8.93ミリモル)の溶液を4−(2−フルオロ −5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルブロミド300mg(0.893 ミリモル)のテトラヒドロフラン中溶液(4.5ml)に加えた。その濁った反 応混合物を約20時間、出発物質が全くなくなるのに必要な間撹拌し、反応の進 行を薄層クロマトグラフィーで決定した。溶媒を減圧留去した。残渣を塩化メチ レンに溶かし、1M炭酸カリウムで洗浄した。水相を塩化メチレン(2×15m l)で逆抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減 圧留去した。油状物をフラッシュクロマトグラフィーにてさらに精製し、標記中 間体200mg(62%)を得た。 N−イソプロピル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2− ブチニルアミンの製造 イソプロピルアミン0.25ml(2.9ミリモル)の溶液を4−(2−フルオ ロ−5−ブロモベンジルオキシ)−2−ブチニルブロミド97mg(0.29ミ リモル)のテトラヒドロフラン中溶液(1.4ml)に加えた。その濁った反応 混合物を約20時間、出発物質が全くなくなるのに必要な間撹拌し、反応の進行 を薄層クロマトグラフィーで決定した。溶媒を減圧留去した。残渣を塩化メチレ ンに溶かし、1M炭酸カリウムで洗浄した。水相を塩化メチレン(2×5ml) で逆抽出した。有機画分を合わせ、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧留 去した。油状物をフラッシュクロマトグラフィーにてさらに精製し、標記中間体 78mg(86%)を得た。 NMRは標記構造に一致した。 N−シクロプロピル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチ− 2−イニルアミンの製法 シクロプロピルアミン(1.10ml,15.8mmol)の溶液をテトラヒド ロフラン(8ml)に溶かした4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ )ブチ−2−イニルブロマイド(530mg,1.58mmol)の溶液に加え た。濁った反応液を約30分撹拌した。反応液を0℃に冷却し、約4時間この温 度に保った。この時には、薄層クロマトグラフィーにより検査した結果、原料物 質が残存していなかった。この反応混液をメチレンクロライド(50ml)で希 釈し、1M炭酸カリウム水溶液(10ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウ ムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。生じた油状物質をさらに分取高速液体クロ マトグラフィーで精製し、澄明な油状物質である表題の中間物質362mg(7 3%)得た。 4,5−ジヒドロ−2−(2−フルオロ−5−ブロモフェニル)オキサゾールの 製法 N−(2−ヒドロキシエチル)−5−ブロモ−2−フルオロベンズアミド(9 56mg,3.65mmol)のメチレンクラライド溶液をチオニルクライド( 0.35mg,4.75mmol)で処理、生じた混液を、その反応進行状況を薄 層クロマトグラフィーでモニターしながら、雰囲気下撹拌した。1時間撹拌後、 原料物質が消失した。反応混液をメチレンクロライドで希釈し、そして水と1N 水酸化ナトリウムを加えて、反応を終了させた。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥 後、白色固体になるまで濃縮した。その固体を80%アセトニトリル水溶液(2 5ml)に溶解し、過剰の炭酸カリウムを加えた。生じた混合物を雰囲気下72 時間撹拌し、30時間加熱、還流させ、そして前と同様にして反応を終了させた 。所望の表題の物質をさらに液体クラマトグラフィーに付し、精製し、黄色油状 物質として、260mg得た。 N,N−ジメチル−2−フルオロ−5−ブロモベンズアミドの製法 2−フルオロ−5−ブロモ安息香酸(680mg,3.10mmol)のメチ レンクロライド懸濁液(20ml)をシュウ酸クロライド(0.35ml,4.0 4mmol)で処理、ついでN,N−ジチメルホルムアミド4滴滴下した。生じ た透明な溶液を約3時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣をメチレンクロラ イドに再び溶解し、ジメチルアミン(4.6ml,9.3mmol)で処理した。 18時間撹拌し、反応混液をメチレンクロライドで希釈し、飽和炭酸水素ナトリ ウム及び塩水で洗浄した。 有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表題の物質を さらに、液体クロマトグラフィーに付し、澄明な油状物質として632mg(8 3%)得た。 1−メトキシ−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブタンの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブタノール(897mg, 3.24mmol)のテトラヒドロフラン(22ml)溶液を−40℃まで冷却 し、カリウムt−ブトキド(テトラヒドロフラン中の1M溶液、3.56ml, 3.56mg)で処理した。生じたオレンジ色溶液を30分間撹拌し、−78℃ まで冷却し、ヨウ化メチル(0.40ml,6.48mmol)で処理した。0℃ まで加温、1.5時間撹拌した。反応混液をメチレンクロライドと飽和炭酸水素 ナトリウムで分配(partition)した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒 を減圧下留去した。 所望の表題の中間体をさらに高速液体クロマトグラフィーで精製し、澄明な油 状物質として687mg(73%)得た。 FDMS 291.99 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイドの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンルオキシ)ブタノール(7.03g,2 6.3mmol)のジエチルエーテル(88ml)溶液をトリフェニルホスフィ ン(8.97g,34.2mmol)と四臭化炭素(11.3g,34.2mmol )で処理した。濁った溶液を30分雰囲気下撹拌し、生じた沈殿を除去し、濾液 を濃縮した。所望の表題の中間体をバルブツーバルブ(bulb to bulb)蒸留によ り 精製し、澄明な油状物質として、8.68g(86%)得た。元素分析値及びN MRは表題の構造と一致した。 N,N−ジメチル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルア ミンの製法 ジエチルアミン(17.6ml,35.3mmol)を4−(2−フルオロ−5 −ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(1.2g,3.53mmol)のテ トラヒドロフラン溶液(18ml)に加え、この混液を約18時間雰囲気下撹拌 した。反応混液をメチレンクロライドで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄 、水層をメイレンクライドで再度抽出した。有機層は合し、硫酸ナトリウムで乾 燥し、溶媒を減圧した留去した。所望の表題の中間体をさらに高速液体クロマト グラフィーで精製し、青黄色の油状物質として842mg(79%)得た。 N−エチル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルアミンの 製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(500 mg,1.47mmol)のアセトン溶液(7.3mg)をヨウ化ナトリウム(2 42mg,1.6mmol)で処理し、混液を雰囲気下撹拌し、1.5時間後ヨウ 化ナトリウムを濾去し、濾液を濃縮した。残渣をエチルアミン(11ml,22 .0mmol)のテトラヒドロフラン溶液で処理し、混液を約17時間雰囲気下 撹拌 した。反応の進行状況は薄層クロマドグラフィーによりチェックした。反応混液 をメチレンクロライドで希釈し、25mMリン酸緩衝液と塩水で洗浄した。有機 相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表題の中間体をさ らにラジカルクロマトガラフィーで精製して、黄色油状物質として337mg( 75%)得た、NMRは表題の構造と一致した。 N−イソプロピル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルア ミンの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(1.2 g,3.53mmol)のテトラヒドロフラン溶液(18ml)をヨウ化ナトリ ウム(484mg,3.2mmol)で処理した。生じた混液を雰囲気中で撹拌 し、1.5時間後臭化ナトリウムを濾去し、濾液を濃縮した。残渣をイソプロピ ルアミン(3.01ml,35.3mmol)のテトラヒドロフラン溶液で処理し た。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。生じた混液を約 18時間雰囲気下撹拌し、その後さらに10倍相当見のイソプロピルアミンを加 え反応を進行させた。反応混液をメチレンクロライドで希釈し、25mMリン酸 緩衝液と塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去 した。所望の表題の中間体はさらに液体クロマトグラフィーで精製し、黄色の油 状物質として517mg(46%)得た。 元素分析(C1421γFNOとして): 計算値:C,52.84;H,6.65;N,4.40 実測値:C,52.87;H,6.77;N,4.64 N−(t−ブチル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチル アミンの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(400 mg,1.18mmol)のテトラヒドロフラン溶液(6ml)をヨウ化ナトリ ウム(242mg,1.6mmol)で処理した。この混液を雰囲気下で撹拌、 1.5時間後臭化ナトリウムを濾去し、濾液を濃縮した。残渣をtert−ブチ ルアミン(1.24ml,11.8mmol)のテトラヒドロフラン溶液で処理し た。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。生じた混液を約 19時間雰囲気下撹拌し、反応混液をメチレンクロライドで希釈し、飽和炭酸水 素ナトリウムで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム乾燥し、溶媒を減圧下留去し た。所望の表題の中間体をさらにラジアルクロマトグラフィーにより精製し、黄 色油状物質として261mg(66%)得た。NMRは表題の構造と一致した。 1−(ピペリジン−1−イル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキ シ)ブタンの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(520 mg,1.53mmol)のテトロヒドロフラン溶液(8ml)をピペリジン( 1.5ml,15.3mmol)で処理した。生じた反応混液を約24時間撹拌し た。次いで反応混液をメチレンクロライドで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウムで 洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表 題の中間体をさらにラジアルクロマトグラフィーにより精製した。収量:399 mg(76%) 1−(モルホリニ−4−イル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキ シ)ブタンの製法 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルブロマイド(55 0mg,16.2mmol)のテトラヒドロフラン(8ml)溶液をモルホリン (1.4ml,16.2mmol)で処理した。生じた反応混液を約72時間撹拌 し、ついで反応混液をメチレンクロライドで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウムで 洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表 題の中間体をさらにラジカルクロマトグラフィーにより精製し、澄明な油状物質 として446mg(79%)得た。 1−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕−3−[1−t−ブトキシカ ルボニル)ピペリジン−3−イル]プロパンの製法 3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プロピルブロ マイド(180mg,0.588mmol)をN,N−ジチメルホルムアミド( 1.5ml)に窒素雰囲気下10mlのフラスコを用いて溶解した。ヨウ化ナト リウム(176mg,1.18mmol)を雰囲気下加え、生じた混液を10分 間撹拌した。反応混液を2−フルオロ−5−ブロモベンジルアルコール(121 mg,0.588mmol)で処理し、N,N−ジチメルホルムアミド0.5ml に加え た。ついでこの混液に、水素化ナトリウム(60%、35mg,0.882mm ol)を加え、生じた混液を3時間雰囲気下で撹拌した。反応の進行状況は薄層 クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液とメチ レンクロライドで分配し、水相をメチレンクロライドで再度抽出した。有機相を 合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表題の物質はさ らに液体クロマトグラフィにより精製した。収量:0.115g MS(M+)4 30 元素分析(C2029γFNO3として): 計算値:C,55.82;H,6.79;N,3.26 実測値:C,55.70;H,6.59;N,3.04 1−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕−3−(ピペリジン−3−イ ル)プロパンの製法 100ml丸底フラスコを用いて、1−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジル オキシ〕−3−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル〕プロ パン(0.395g)をメチレンクロライド(4.2ml)に溶解した。溶液を0 ℃に冷却し、トリフルオロ酢酸(0.8ml)をゆっくりと滴下した。生じた混 液を0℃で30分間撹拌し、ついで30分間雰囲気下撹拌した。反応の進行状況 は薄層クロマドグラフィーでチェックした。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液 とメチレンクロライドで分配し、水相をメチレンクロライドで再度抽出し、有機 相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表題の中間 体をさらに液層クロマトグラフィーで精製し、澄明な黄色油状物質として、21 0mg得た。 元素分析(C1621γFNOとして): 計算値:C,54.54;H,6.41;N,4.24 実測値:C,54.32;H,6.41;N,4.34 2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロマイドの製法 250mlの丸底フラスコを用いて、窒素雰囲気下、2−フルオロ−5−ブロ モベンジルアルコール(5.85g,28.5mmol)をジエチルエーテル(1 25ml)に溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン(9.73g,37. 1mmol)と四臭化炭素(12.30g,37.1mmol)を加えた。生じた 混液を約3時間、雰囲気下撹拌した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィー でチェックした。混液をさらに約19時間雰囲気下撹拌し、反応混液を濾過し、 冷やしたジエチルエーテルで洗浄した。濾液を蒸発させ、薄黄色の油状物質を得 た。この油状物質をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン)によりさらに精 製した。所望のフラクションの溶媒を留去し、所望の表題の中間体を5.8g得 た。その物質は放置しておくと、徐々に結晶化した。 元素分析(C76γ2Fとして): 計算値:C,31.39;H,1.88 実測値:C,31.18;H,1.91 N,N−ジチメル−3−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)プロピル アミンの製法 10mlの丸底フラスコを用いて、窒素雰囲気下2−フルオロ−5−ブロモベ ンジルブロマイド(245mg,0.194mmol)をN,N−ジメチルホル ムアミド(20ml)に溶かした。この溶液にヨウ化ナトリウム(137mg, 0.914mmol)を加え、生じた混合物を雰囲気下30分撹拌した。別の1 0mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下、3−(N,N−ジメチルアミノ)プ ロパノール(0.162ml,1.37mmol)をN,N−ジメチルホルムアミ ド(2.0ml)に溶解し、そのプロパノール溶液に水素化ナトリウム(60% 、62mg,1.55mmol)を加えた。30分間撹拌後、そのプロパノール 混液にベンジルブロマイドとヨウ化ナトリウム溶液を加えた。少々泡立ったが、 すぐ消失した。生じた混液を雰囲気下2時間撹拌した。反応の進行は薄層クロマ トグラフィーでチェックした。 反応混合物を1M炭酸カリウムとメチレンクロライドで分配した。水相をメチ レンクロライドで再度抽出し、有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒減 圧下留去した。所望の中間体を液体クロマトグラフィーでさらに精製し、表題の 中間体を182mg(69%)得た。NMR,IRおよびMSは表題の構造と一 致した。 元素分析(C1217γFNOとして): 計算値:C,49.67;H,5.91;N,4.83 実測値:C,49.46;H,5.92;N,4.99 2−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−1−メトキシエタンの製 法 10mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下2−メトキシエタノール(0.1 25ml,1.60mmol)をジメチルホルムアミド(2ml)に溶解した。 水素化ナトリウム(60%、72mg,1.81mmol)を加え、混液を約3 0分間雰囲気下撹拌した。この反応混合物に2−フルオロ−5−ブロモベンジル ブロマイド(285mg,1.06mmol)を、N,N−シメチルホリムアミ ド(2ml)に溶かした状態で加えた。生じた混液を雰囲気下2時間撹拌した。 反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混合物を1M炭 酸カリウム水溶液とジエチルエーテルで分配し、水相をジエチルエーテルで再度 抽出した。有機相を合し、塩水(7X)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶 媒を減圧下留去し、表題の中間体をさらに精製することなく使用した。収量16 5mg 2−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−(N,N−ジメチル)エチ ルアミンの製法 50mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下2−(N,N−ジメチルアミノ) エタノール(1.319g,4.92mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド (16ml)に溶解した。水素化ナトリウム(60%、3.35mg,8.37m mol)を加え、混液を約20分間雰囲気下撹拌した。この反応混液にN,N− ジメチルホルムアミド(3ml)に2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロマ イド(1.319g,4.92mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3m l)に溶かした状態で加えた。生じた混液を2時間雰囲気下撹拌した。反応の進 行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応の混液を1M炭酸カリウ ム水溶液とジエチルエーテルで分配し、水相をシエチルエーテルで再度抽出した 。有機相を合し、塩水(7X)で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去し た。表題の中間体はさらに精製することなく使用した。収量1.023g(75 %)N,N−ジメチル−2−フルオロ−5−ブロモベンジルアミンの製法 50mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下2−フルオロ−5−ブロモベンジ ルブロマイド(1.264g,4.72mmol)をメタノール(10ml)に溶 解した。ジメチルアミン(8M(水),1.77ml,14.2mmol)とメタ ノール(5ml)に溶かした状態で加え、生じた混液を約2時間雰囲気下撹拌し た。反応の進行状態は薄層クロマトグラフィーでチェックした。メタノールを留 去し、残渣を1M炭酸カリウム水溶液とジエチルエーテルで分配し、水相をジメ チルエーテルで再度抽出し、有機相を合し、塩水(7X)で洗浄し、硫酸カリウ ムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。表題の中間体はさらに精製することなく使 用した。収量0.987g 2−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)−(N−メチル)エチルアミ ンの製法 50mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下2−(2−フルオロ−5−ブロモ ベンジルオキシ−(N,N−ジメチル)エチルアミン(317mg,1.15m mol)をジクロロエタン(3.5ml)に溶解した。この溶液を0℃に冷却し 、ACE・Cl(0.50ml,4.59mmol)を加えた。生じた混液を室温 まで温め、そして還流温度まで加熱し、約3時間この温度を保った。反応の進行 状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。メタノールを反応混液に加え、 この混液を約3日間雰囲気下で撹拌した。ついで混液を約30分間加熱還流した 。溶媒を減圧下留去し、残渣をメタノールに溶かし、30分間加熱還流した。溶 媒を減圧下留去し、表題の中間体を得た。収量210mg この中間体はさらに 精製することなく使用した。 N−メチル−2−フルオロ−5−ブロモベンジルアミンの製法 25mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下2−フルオロ−5−ブロモベンジ ルブロマイド(755mg,2.82mmol)をメタノール(10ml)に溶 解した。メチルアミン(0.99ml,14.1mmol)を加え、この混液を約 3時間雰囲気下撹拌した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェック した。溶媒を留去し、残渣を1M炭酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分 配した。水相をメチレンクロライドで再度抽出し、有機相と合し、硫酸ナトリウ ムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し、表題の中間体を液層クロマトグラフィーでさ らに精製し、0.435g得た。NMRは表題の構造と一致した。 N−メチル−3−[2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ]プロピルアミン の製法 15mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下N,N−ジメチル−3−〔2−フ ルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕プロピルアミン(351mg,1.21m mol)をジクロロエタン(3.5ml)に溶解した。この溶液にACE・Cl (0.78ml,7.26mmol)を加え、生じた混液を18時間加熱還流した 。反応混液を室温まで冷却し、溶媒を減圧下留去した。残渣をメタノールに溶か し、1.5時間還流した。メタノール溶液をついで1M炭酸カリウム水溶液とメ チレンクロライドで分配し、水相をメチレンクロライドで再度抽出し、有機相を 合し、硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧下留去し、表題の中間体をさらに 液体クロマトグラフィーにより精製した。NMRは表題の構造と一致した。 N,N−ジメチル−4−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ブチルア ミンの製法 50mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下、2−フルオロ−5−ブロモベン ジルブロマイド(967mg,3.61mmol)をN,N−ジメチルホルムア ミド(3.5ml)に溶解した。この溶液に水素化ナトリウム(60%,245 mg,6.14mmol)を加え、生じた混液に10分間撹拌した。反応の進行 状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を1M炭酸カリウム水 溶液とメチレンクロライドで分配し、水相をメチレンクロライドで再度抽出し、 有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。表題の中間体 はさらに液層クロマトグラフィーで精製し、260mg(24%)得た。NMR は表題の構造と一致した。 N−メチル−4−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ブチルアミンの 製法 10mlのフラスコを用い、窒素雰囲気下N,N−ジメチル−4−〔2−フル オロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ブチルアミン(210mg,0.707mm ol)をジクロロエタン(2.0mmol)に溶解した。この溶液にACE・C l(0.305ml,2.83mmol)を加え、生じた混液を加熱還流した。反 応混液を4時間還流した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェック した。混液をさらに16時間還流し、溶媒を減圧下留去し、残渣をメタノールに 溶かし、1.5時間還流し、溶媒を蒸留により留去した。残渣を1M炭酸カリウ ム水溶液とメチレンクロライドで分配し、水相を再度メチレンクロライドで抽出 し、有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。表題の中 間体をさらに液層クロマトグラフィーにより精製し、108mgを得た。NMR は表題の構造と一致した。 5−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ペンチルクロライドの製法 50mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下、2−フルオロ−5−ブロモベン ジルアルコール(2.139g,10.4mmol)をN,N−ジメチルホルムア ミド(25ml)に溶解した。この溶液に水素化ナトリウム(60%,625 mg,15.6mmol)を加え、生じた混液を20分間撹拌した。反応混液に 5−クロロペンチルブロマイドを加え、2時間雰囲気下撹拌した。反応の進行状 況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。ヨウ化ナトリウム(3.127g ,20.9mmol)を加え、3時間雰囲気下撹拌した。反応混液をジエチルエ ーテルで希釈し、塩水で7回洗い、溶媒を減圧下留去した。表題の中間体をシリ カゲルを用いてさらに精製し、1.82g(56%)得た。NMRは表題の構造 と一致した。 N,N−ジメチル−5−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ペンチル アミンの製法 封をしうるチューブを用いて、窒素雰囲気下、5−〔2−フルオロ−5−ブロ モベンジルオキシ〕ペンチルクロライド(0.380g,1.23mmol)をN ,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶かした。この溶液にヨウ化ナトリウ ム(55mg,0.368mmol)を加え、生じた混液を−78℃まで冷却し た。反応混液にジメチルアミン(前もって無水状態に濃縮したもの)を加え、封 をした。85℃まで加熱し、8時間撹拌した。混合物を室温まで冷し、さらに1 2時間撹拌した。混液に窒素ガスを15分間吹き込み、過剰のジメチルアミンを 除去した。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分配し、 水層をメチレンクロライドで再度抽出し、有機層を合し、硫酸ナトリウムで乾燥 し、溶媒を減圧下留去した。得られた表題の中間体をさらにシリカゲルで精製し た。 N−メチル−5−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ペンチルアミン の製法 25mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下N,N−ジメチル−5−〔2−フ ルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ペンチルアミン(696mg,1.87m mol)をジクロロエタン(6.0ml)に溶解した。この溶液にACE・Cl (0.305ml,2.83mmol)を加え、生じた混液を加熱還流した。反応 混液を20時間還流した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェック した。混液をさらに16時間還流し、溶媒を減圧下留去し、残渣を1M炭酸カリ ウム水溶液とメチレンクロライドで分配した。水相をメチレンクロライドで再度 抽出し、有機層を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。表題 の中間体をさらに液体クロマトグラフィーで精製し、248mg得た。NMRは 表題の構造と一致した。 元素分析(C1319γFNOとして): 計算値:C,51.33;H,6.30;N,4.60 実測値:C,51.06;H,6.12;N,4.49 1−〔2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ〕ヘキサンの製法 100mlのフラスコを用いて、窒素雰囲気下、n−ヘキサノール(1.44 ml,11.5mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(35ml)に溶解 した。この溶液に水素化ナトリウム(60%、521mg,13.0mmol) を加え、10分間撹拌した。反応混液に2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロ マイド(2.054g,7.67mmol)を加え、その混液を雰囲気下6時間撹 拌した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を 1M炭酸カリウム水溶液/塩水(1/1)とジエチルエーテルで分配した。有機 相を塩水で6回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。表題 の中間体をさらに液体クロマトグラフィーで精製し、1.32g得た。NMRは 表題の構造と一致した。 1−(t−ブトキシカルボニル)−3−〔2−(2−フルオロ−5−ブロモベン ジルオキシ)エチル〕ピペリジンの製法 25mlの平底フラスコを用いて、2−〔1−(t−ブトキシカルボニル)ピ ペリジン−3−イル〕エチルブロマイド(1.011g,3.46mmol)をN ,N−ジメチルホルムアミド(9ml)に溶解した。ヨウ化ナトリウム(1.03 7g,6.92mmol)を加え、10分間雰囲気下撹拌した。この2−フルオ ロー5ーブロモベンジルアルコール(0.852g,4.15mmol)と水素化 ナトリウム(60%,208mg,5.19mmol)を加えると、発砲し、発 熱した。30分後、この溶液が冷え、固化した。3mlのジメチルホルムアミド を加え、塊をスリラー状にし、3時間以上撹拌した。反応の進行は薄層クロマト グラフィーでチェックした。反応混液を塩水とジエチルエーテルで分配し、有機 相を塩水で6回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。所望の表題の物質をさらに 液体クロマトグラフィーで精製し、0.540g得た。NMRは表題の構造と一 致した。 3−〔2−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)エチル〕ピペリジンの 製法 1mlの丸底フラスコを用いて、1−(t−ブトキシカルボニル)−3−〔2 −(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)エチル〕ピペリジン(0.49 5g)を窒素雰囲気下メチレンクロライド(4ml)に溶解した。溶液を0℃ま で冷却し、トリフルオロ酢酸(1ml)をゆっくりと滴下した。生じた混液を3 0分間雰囲気下撹拌した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェック した。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分配し、水相 をメチレンクロライドで再度抽出した。有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し 、溶媒を留去し、生じた残渣をそのまま用いた。収量240mg NMRは表題 の構造と一致した。 1−ヒドロキシメチル−2−〔2−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ )メチル〕シクロプロパンの製法 100mlの丸底フラスコを用いて、1,2−ジ(ヒドロキシメチル)シクロ プロパン(398mg,3.90mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド( 15ml)に溶解した。水素化ナトリウム(60%,171mg,4.29mm ol)を加え、15分間0℃で撹拌し、ついで室温で15分間撹拌した。反応溶 液を0℃に冷却し、2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロマイド(348mg ,1.30mmol)をN,N−ジメチルホルムアミドに溶かした状態で加えた 。生じた反応液を0℃で1.5時間、室温で30分間撹拌した。反応の進行状況 は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を塩水とジエチルエーテル で分配し、有機相を塩水で7回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。所望の表題 の物質を液体クロマトグラフィーでさらに乾燥した。収量0.240g(21% )NMRは表題の構造と一致した。 1−ブロモメチル−2−〔2−(2−フロオロ−5−ブロモベンジルオキシ)メ チル〕シクロプロパンの製法 50mlのフラスコを用いて、1−ヒドロキシメチル−2−〔2−(2−フル オロ−5−ブロモベンジルオキシ)メチル〕シクロプロパン(420mg,1. 45mmol)を窒素雰囲気下ジエチルエーテルに溶解した。反応混液をトリフ ェニルホスフィン(495mg,1.89mmol)、四臭化炭素(626mg ,1.89mmol)で雰囲気下17時間撹拌して処理した。反応の進行状況は 薄 層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液をさらにトリフェニルホスフィ ン(0.19g)と四臭化炭素(0.241g)加えて、処理した。さらに4時間 室温で撹拌後、溶媒を減圧下留去し、生じた残渣を液体クロマトグラフィーで精 製して、表題の中間体を澄明な油状物質として0.389g(76%)得た。 1−〔(N−メチルアミノ)メチル〕−2−〔2−(2−フルオロ−5−ブロモ ベンジルオキシ)メチル〕シクロプロパンの製法 100mlのフラスコを用いて、1−ブロモメチル−2−〔2−(2−フルオ ロ−5−ブロモベンジルオキシ)メチル〕シクロプロパン(344mg,0.9 77mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(5ml)に窒素雰囲気下溶解した。 混液をメチルアミン(テトラヒドロフラン中2M,1.9ml,3.91mmol )で処理した。混液を室温で1時間撹拌後さらにメチルアミン(2ml)を加え た。混液を4時間加熱還流した。反応の進行状況は液体クロマトグラフィーでチ ェックした。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分配し 、水相をメチレンクロライドで再び抽出し、有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾 燥し、溶媒を減圧下留去した。表題の中間体を液体クロマトグラフィーでさらに 精製して、薄黄色の油状物質として、0.131g(44%)得た。NMRは表 題の構造と一致した。 シス4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブト−2−エン−1−オ ールの製法 500mlのフラスコを用いて、1,4−ジヒドロキシブト−2−エン(6. 13ml,74.5mmol)を窒素雰囲気下N,N−ジメチルホルムアミド( 150ml)に溶解した。水素化ナトリウム(60%、2.98g,74.5mm ol)を加え、室温下30分間撹拌した。反応混液を0℃に冷却し、2−フルオ ロ−5−ブロモベンジルブロマイド(3.99g,14.9mmol)を滴下した 。生じた混液を室温に温め、4時間撹拌した。反応の進行状況は薄層クロマトグ ラフィーでチェックした。反応混液を1M炭酸カリウム水溶液とメチレンクロラ イドで分配し、水相をメチレンクロライドで再び抽出し、有機相を合し、硫酸ナ トリウムで乾燥した。所望の中間体をさらに液体クロマトグラフィーで精製して 澄明な油状物質として、2.145g(61%)得た。MNR及びMSは表題の 構造と一致した。 シス4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブト−2−エニルブロマ イドの製法 100mlの丸底フラスコを用いて、4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジ ルオキシ)ブト−2−エン−1−オール(2.145g,7.80mmol)を窒 素雰囲気下ジエチルエーテルに溶解した。これにトリフェニルホスフィン(2. 66g,10.1mmol)ついで四臭化炭素(3.36g,10.1mmol) 加え、生じた混液を6時間雰囲気下撹拌した。撹拌途上、白色の沈澱が生じた。 反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。その溶液を濾過し、 濾液を蒸発し、濃い油状物質を得た。所望の表題の中間体をさらに液体クロマト グラフィーで精製して、2.16g(83%)得た。NMR及びMSは表題の構 造と一致した。 シスN−メチル−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブト−2− エニルアミンの製法 250mlのフラスコを用いて、4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオ キシ)ブト−2−エニルブロマイド(1.968g,5.89ml)を乾燥テトラ ヒドロフラン(40ml)に溶解した。この溶液にメチルアミン(29.5ml ,58.9mmol)の1部を加え、5時間雰囲気下撹拌した。反応の進行状況 は薄層クロマトグラフィーでチェックした。溶媒を減圧下留去し、残渣を1M炭 酸カリウム水溶液に溶かし、メチレンクロライドで3回抽出した。有機相を合し 、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。所望の表題の中間体をさら に液体クロマトグラフィーで精製し、1.199g(70)得た。NMR及びM Sは構造と一致した。 N−(t−ブトキシカルボニル)−4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオ キシ)ブチルアミンの製法 25mlのフラスコを用いて、4−(t−ブトキシカルボニルアミノ)ブター ルを窒素雰囲気下テトラヒドロフラン(15ml)に溶解した。その溶液を−4 0℃まで冷却し、カリウムtert−ブトキシド(テトラヒドロフラン中の1M ,2.14ml,2.14mmol)を徐々に加えた。生じた混液を−40℃で3 0分間撹拌した。この反応混液に2−フルオロ−5−ブロモベンジルブロマイド (521mg,1.94mmol)をテトラヒドロフラン(3.5ml)に溶かし た状態で、滴下した。混液を徐々に0℃まで加温し、この温度で2時間撹拌した 。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を1M炭 酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分配し、水相をメチレンクロライドで 再度抽出し、有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。 所望の中間体をさらに液体クロマトグラフィーで精製し、黄色油状物質として3 35mg(46%)得た。 元素分析(C1623γFNO3として): 計算値 C,51.07;H,6.16;N,3.72 実測値 C,51.18;H,6.18;N,3.80 4−(2−フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルアミンの製法 250mlのフラスコを用いて、N−(t−ブトキシカルボニル)−4−(2 −フルオロ−5−ブロモベンジルオキシ)ブチルアミン(3.5g)を窒素雰囲 気下メチレンクロライド(60ml)に溶解した。トリフルオロ酢酸(15ml )を0℃で加え、生じた混液を0℃で30分間、ついで室温で15分間撹拌した 。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を1M炭 酸カリウム水溶液とメチレンクロライドで分配し、水層をメチレンクロライドで 再度抽出し、有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去した。所望の 中間体を液体クロマトグラフィーでさらに精製し、1.82g得た。NMRは表 題の構造と一致した。 4−メチル−1H−インドール−2−カルボン酸の製法 アルゴン雰囲気下、4−メチルインドール(0.91g,6.96mmol)を テトラヒドロフラン(12ml)に溶解し、ドライアイス/アセトン浴中で冷却 した。この溶液にn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,4.48ml,7. 17mmol)を注意深く加え、生じた混液を50分間撹拌した。炭酸ガスを2 0分間ドライアイス/アセトン浴上で、テトラヒドロフラン26mlに吹き込み 、冷炭酸ガス/テトラヒドロフラン溶液を有機リチウム溶液に導入した。炭酸ガ スを反応混液に吹き込み、生じた混液をドライアイス/アセトン浴上で30分間 撹拌した。反応混液を炭酸ガスを吹き込みながら10分間室温で撹拌した。炭酸 ガスを止め、反応混液を室温で90分間撹拌した。 溶媒を減圧下留去し、アルゴンを反応容器に入れ、ついでテトラヒドロフラン (5ml)ですすぎ洗いをした。溶媒を減圧下留去し、得られた褐色の塊をアル ゴン雰囲気下4℃で一夜放置した。 残渣を温テトラヒドロフラン(12ml)に溶解し、生じた溶液をドライアイ ス/アセトン浴中で冷却した。この溶液に、t−ブチルリチウム(ペンタン中1 .7M,4.22ml,7.17mmol)を15分以上かけて注意深く加え、生 じた混液をドライアイス/アセトン浴上で約70分間撹拌した。別の容器に炭酸 ガスをドライアイス/アセトン浴上で冷却したテトラヒドロフランに吹き込み、 その炭酸ガス/テトラヒドロフラン溶液を管を通じてその有機リチウム溶液に加 えた。炭酸ガスをさらに5分間、反応混液に直接吹き込み、反応混液を1時間ド ライアイス/アセトン浴上で撹拌し、ついで炭酸ガスを反応混液に30分間吹き 込 んだ。水1mlを反応混液に加え、数時間室温下撹拌した。 反応混液を飽和塩化アンモニア溶液に注ぎ、ジエチルエーテルで2回抽出した 。有機相を合し、溶媒を減圧下留去し、水から再結晶して、0.17gの所望の 中間体を得た。水相は5%の硫酸で酸性にし、室温で1時間撹拌、固形物を濾取 して、さらに所望の中間体0.48gを得た。NMRは表題の構造と一致した。 メチル4−メチル−1H−インドール−2−カルボン酸エステルの製法 アルゴン雰囲気下、4−メチル−1H−インドール−2−カルボン酸(0.6 4g,3.65mmol)を20mlのメタノールに溶かし、濃硫酸(0.5ml )を加え、生じた混液を一夜加熱、還流した。反応の進行状況は薄層クロマトグ ラフィーでチェックした。一部の溶媒を減圧下留去し、生じた結晶を濾取し、そ の結晶をジエチルエーテルに溶かし、飽和炭酸水素ナトリウムで2回洗浄し、つ いで1回塩水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留 去して、0.38g(55.1%)の表題の物質を得た。 2−〔4−クロロフエノキシメチル〕−3−(2−ブロモアセチル)−1H−イ ンドールの製法 窒素雰囲気下、ブロモアセチルブロマイド(1.31ml,0.015mol) をスラリー状の2−〔4−クロロフエノキシメチル〕−1H−インドール(0. 81g,0.003mol)とジエチルエーテル(37.5ml)に溶かした炭酸 リチウム(2,22g,0.03mol)の混合物に加えた。混液を55℃に加 熱した。反応の進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を ジエチルエーテルと炭酸水素ナトリウム水溶液で分配し、有機相を水洗いし、つ いで塩水で洗った後、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去して、1. 34gの表題の物質を得た。NMRは表題の構造と一致した。 2−〔4−クロロフエノキシメチル〕−3−〔2−〔4−(ピペリジン−1−イ ル)ピペリジン−1−イル〕アセチル〕−1H−インドールの製法 スリラー状の2−〔4−クロロフエノキシメチル〕−3−(2−ブロモアセチ ル)−1H−インドール(3mmol)とテトラヒドロフラン(10ml)に溶 がした炭酸リチウムの混合物に、4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン(1 . 01g,6mmol)を加えた。この混液を室温で2.5時間撹拌した。反応の 進行状況は薄層クロマトグラフィーでチェックした。反応混液を3回1N塩酸で 抽出、その酸性相を合し、酢酸エチルエステルで抽出、ついて炭酸ナトリウムで 塩基性にし、ついで酢酸エチルエステルで2回抽出し、メチレンクロライドで2 回抽出した。有機相を合し、溶媒を留去し、ジエチルエーテルで粉細し所望の物 質0.46gを結晶として得た。NMR,IR及びUVは表題の構造と一致した 。 正確な質量 C2835ClN32として 計算値:480,2418 実測値:480,2411 FDMS 479(M+) mp144−145℃ 下記実施例は、前記スキームおよび方法に記載にしたがって製造した。下記実 施例中、特にことわらない限り、NMRは記載の構造に一致した。 実施例1 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−(アミノ)メチ ル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 300(M+) 元素分析(C1717ClN2Oとして): 計算値:C,67.88;H,5.70;N,9.31 実測値:C,67.64;H,5.86;N,9.24 実施例2 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(N,N−ジ メチルアミノ)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 328(M+) 元素分析(C1921ClN2Oとして): 計算値:C,69.40;H,6.44;N,8.52 実測値:C,69.18;H,6.73;N,8.54 実施例3 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(N,N−ジ エチルアミノ)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 356(M+) 元素分析(C2125ClN22・HClとして): 計算値:C,64.12;H,6.66;N,7.12 実測値:C,64.30;H,6.69;N,7.18 実施例4 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N,N,N− トリメチルアンモニウム)メチル]−1H−インドールヨーダイドの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 343(M+) 元素分析(C2024ClN2O・Iとして): 計算値:C,51.03;H,5.14;N,5.95 実測値:C,50.80;H,4.93;N,6.00 実施例5 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ベンゾイル アミノ)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 390(M+) 元素分析(C2423ClN2O・HClとして): 計算値:C,67.45;H,5.66;N,6.56 実測値:C,67.63;H,5.70;N,6.60 実施例6 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(2−フェニ ルエチルアミノ)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 404(M+) 元素分析(C2525ClN2O・HClとして): 計算値:C,68.03;H,5.94;N,6.35 実測値:C,68.27;H,5.99;N,6.60 実施例7 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(N−メチル −N−ブチルアミノ)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 370(M+) 元素分析(C2227ClN2Oとして): 計算値:C,71.24;H,7.34;N,7.55 実測値:C,71.19;H,7.48;N,7.39 実施例8 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(N−メチル −N−ベンジルアミノ)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 404(M+) 元素分析(C2525ClN2O・HClとして): 計算値:C,68.03;H,5.94;N,6.35 実測値:C,68.30;H,5.92;N,6.45 実施例9 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N−メチル −N−(3−N',N'−ジメチルアミノプロピル)アミノ]メチル]−1H−イ ンドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 400(M+1) 元素分析(C2330ClN3Oとして): 計算値:C,69.07;H,7.56;N,10.51 実測値:C,69.33;H,7.34;N,10.41 実施例10 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[N−メチル− N−[3−(N',N'−ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル]アミノ] メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 414(M+1) 元素分析(C2432ClN3Oとして): 計算値:C,69.93;H,7.79;N,10.15 実測値:C,69.67;H,7.78;N,10.17 実施例11 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピロリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 354(M+) 元素分析(C2123ClN2O・HClとして): 計算値:C,64.45;H,6.18;N,7.16 実測値:C,64.66;H,6.33;N,7.03 実施例12 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、IRおよびUVは所望のは標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2O・HClとして): 計算値:C,65.19;H,6.46;N,6.91 実測値:C,65.46;H,6.52;N,7.16 実施例13 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(3−メチル ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2Oとして): 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.32 実測値:C,72.38;H,7.22;N,7.36 実施例14 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−メチル ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2Oとして): 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.32 実測値:C,72.33;H,7.22;N,7.47 実施例15 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4−(N, N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]メチル]−1H−インドールの製 法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 411(M+) 元素分析(C2430ClN3Oとして): 計算値:C,69.97;H,7.34;N,10.20 実測値:C,69.74;H,7.38;N,10.13 実施例16 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]メチル]−1H−インドールの製法 FDMS 451(M+) 元素分析(C2734ClN3Oとして): 計算値:C,71.74;H,7.58;N,9.30 実測値:C,71.55;H,7.44;N,9.14 実施例17 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−アセト アミド−4−フェニルピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製 法 FDMS 501(M+) 元素分析(C3032ClN32として): 計算値:C,71.77;H,6.43;N,8.37 実測値:C,71.79;H,6.61;N,8.52 実施例18 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−メチル ピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 383(M+) 元素分析(C2226ClN3Oとして): 計算値:C,68.83;H,6.83;N,10.95 実測値:C,68.80;H,6.71;N,10.95 実施例19 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−イソプ ロピルピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 411(M+) 元素分析(C2430ClN3Oとして): 計算値:C,69.97;H,7.34;N,10.20 実測値:C,69.97;H,7.36;N,10.02 実施例20 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−フェニ ルピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 445(M+) 元素分析(C2728ClN3Oとして): 計算値:C,72.71;H,6.33;N,9.42 実測値:C,73.00;H,6.41;N,9.51 実施例21 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−ベンジ ルピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 459(M+) 正確な質量(FAB+)(C2831ClN3Oとして): 計算値:460.2155 実測値:460.2145 実施例22 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(4−シクロ ヘキシルピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 451(M+) 元素分析(C2734ClN3Oとして): 計算値:C,71.74;H,7.58;N,9.30 実測値:C,71.48;H,7.53;N,9.26 実施例23 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4−(ピリ ミド−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 447(M+) 元素分析(C2526ClN5Oとして): 計算値:C,67.03;H,5.85;N,15.63 実測値:C,67.05;H,5.93;N,15.64 実施例24 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−(モルホリン− 4−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRは標記構造と一致した。 FDMS 370(M+) 元素分析(C2123ClN22として): 計算値:C,68.01;H,6.25;N,7.55 実測値:C,67.84;H,6.65;N,7.25 実施例25 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−(トリプトリン −2−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 455(M+) 元素分析(C2826ClN3Oとして): 計算値:C,73.75;H,5.75;N,9.21 実測値:C,73.99;H,6.00;N,9.03 実施例26 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[N−( 1−メチルピペリジン−4−イル)−N−メチルアミノ]メチル]−1H−イン ドール二塩酸塩−一水和物の製法 NMRは標記構造と一致した。 mp 196−197℃ FDMS 446(M+) 元素分析(C2429Cl23O・2HCl・H2Oとして): 計算値:C,53.64;H,6.19;N,7.82 実測値:C,53.66;H,5.92;N,8.10 実施例27 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4− (N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]メチル]−1H−インドー ルの製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 mp 105−106℃ FDMS 445(M+) 元素分析(C2429Cl23Oとして): 計算値:C,64.57;H,6.55;N,9.41 実測値:C,64.27;H,6.48;N,9.49 実施例28 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4− (ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]メチル]−1H−インドール NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 485(M+) mp 106−107℃ 元素分析(C2733Cl23Oとして): 計算値:C,66.66;H,6.84;N,8.64 実測値:C,66.92;H,7.04;N,8.74 実施例29 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−(2−アミノエ チル)−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 314(M+) 正確な質量(FAB)(C1820ClN2Oとして): 計算値:315.1264 実測値:315.1246 実施例30 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ジメチ ルアミノプロピル)アミノ]エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 399(M+) 元素分析(C2330ClN3Oとして): 計算値:C,69.07;H,7.56;N,10.51 実測値:C,69.23;H,7.79;N,10.52 実施例31 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−メチル− N−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノ]エエル]−1H−インドール塩酸 塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 413(M+) 正確な質量(FAB)(C2433ClN3Oとして): 計算値:414.2312 実測値:414.2312 実施例32 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(ピペリ ジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2Oとして): 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.32 実測値:C,72.40;H,7.26;N,7.37 実施例33 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−メ チルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 396(M+) 元素分析(C2429ClN2Oとして): 計算値:C,72.62;H,7.36;N,7.06 実測値:C,72.40;H,7.35;N,7.25 実施例34 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(ベンジ ルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 472(M+) 元素分析(C3033ClN2Oとして): 計算値:C,76.17;H,7.03;N,5.92 実測値:C,76.37;H,7.15;N,5.85 実施例35 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[4−N ,N−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル]−1H−インドール の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(FAB)(C2533ClN3Oとして): 計算値:426.2312 実測値:426.2297 実施例36 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[4−( ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]エチル]−1H−インドールの 製 法 FDMS 465(M+) 元素分析(C2836ClN3Oとして): 計算値:C,72.16;H,7.79;N,9.02 実測値:C,72.09;H,7.69;N,9.09 実施例37 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−シ クロヘキシルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 465(M+) 元素分析(C2836ClN3Oとして): 計算値:C,72.16;H,7.79;N,9.02 実測値:C,72.00;H,7.88;N,9.05 実施例38 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)エチル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 459(M+) 元素分析(C2531Cl23Oとして): 計算値:C,65.21;H,6.79;N,9.13 実測値:C,65.07;H,6.85;N,9.06 実施例39 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ 4−(N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C2532Cl23Oとして): 計算値:460.1922 実測値:460.1890 実施例40 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ 4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]エチル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C2836Cl23Oとして): 計算値:500.2235 実測値:500.2215 実施例41 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[3−[4−( N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]プロピル]−1H−インドー ルの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FABMS 440(M+1) 元素分析(C2634ClN3Oとして): 計算値:C,70.97;H,7.79;N,9.55 実測値:C,70.73;H,7.65;N,9.44 実施例42 (RS)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[3− (ピペリジン−3−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C2430ClN2Oとして): 計算値:397.2047 実測値:397.2055 実施例43 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[[4− (ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)カルボニル]エチル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) 元素分析(C2632ClN32として): 計算値:C,68.78;H,7.10;N,9.26 実測値:C,68.74;H,7.04;N,9.38 実施例44 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[[4− (ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]カルボニル]エテニル]−1H−イ ンドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(FAB)(C2631ClN32として): 計算値:452.2105 実測値:452.2099 実施例46 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−[(3−アセアトアミド)ピロリジン−1−イル]エチル]−1H−イ ンドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 442(M+) 正確な質量FAB(M+1)(C2429ClN33として): 計算値:442.1897 実測値:442.1878 実施例47 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(ピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 398(M+) 元素分析(C2327ClN22として): 計算値:C,69.25;H,6.82;N,7.02 実測値:C,69.51;H,6.86;N,6.81 実施例48 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製 法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 412(M+) 元素分析(C2429ClN22として): 計算値:C,69.80;H,7.08;N,6.78 実測値:C,70.02;H,7.13;N,7.00 実施例49 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−ベンジルピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの 製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 488(M+) 元素分析(C3033ClN22として): 計算値:C,73.67;H,6.80;N,5.73 実測値:C,73.52;H,6.87;N,5.58 実施例50 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 442(M+) 元素分析(C2532ClN32として): 計算値:C,67.94;H,7.30;N,9.51 実測値:C,67.73;H,7.52;N,9.75 実施例51 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]エチル]−1 H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 481(M+1) 元素分析(C2835ClN32・2HClとして): 計算値:C,60.71;H,6.73;N,7.59:Cl,19.20 実測値:C,60.86;H,6.90;N,7.53:Cl,19.19 実施例52 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 482(M+1) 元素分析(C2836ClN32として): 計算値:C,69.76;H,7.53;N,8.72 実測値:C,70.06;H,7.61;N,8.46 実施例53 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−3−(ピペリジン−4−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 412(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 元素分析(C2429ClN22として): 計算値:C,69.80;H,7.08;N,6.78 実測値:C,68.18;H,7.87;N,6.58 実施例54 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒ ドロキシ−2−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ ]エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 475(M+) 元素分析(C2531Cl232として): 計算値:C,63.02;H,6.55;N,8.82 実測値:C,63.43;H,6.88;N,8.92 実施例55 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−2−(メトキシカルボニル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 373(M+) 元素分析(C2020ClNO4として): 計算値:C,64.26;H,5.39;N,3.75 実測値:C,64.55;H,5.23;N,3.79 実施例56 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−カルボキシ−1 H−インドールの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 315(M+) 元素分析(C1714ClNO3として): 計算値:C,64.67;H,4.47;N,4.44 実測値:C,64.84;H,4.60;N,4.54 実施例57 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[3−ジメチ ルアミノ−2,3−ジメチルプロピルアミノ]カルボニル]−1H−インドール の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FAB 426(M−1) 元素分析(C2430ClN32として): 計算値:C,67.36;H,7.07;N,9.82 実測値:C,67.58;H,6.79;N,9.64 実施例58 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N,N−ビ ス(3−ジメチルアミノプロピル)アミノ]カルボニル]−1H−インドールの 製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 483(M−1) FABMS 485(M+1) 元素分析(C2737ClN42として): 計算値:C,66.86;H,7.69;N,11.55 実測値:C,66.91;H,7.54;N,11.69 実施例59 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N−メチル −N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]カルボニル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 427(M+2) 元素分析(C2428ClN32として): 計算値:C,67.67;H,6.63;N,9.86 実測値:C,67.38;H,6.90;N,9.94 実施例60 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]カルボニル]−1H−インドールの 製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 495(M+) 元素分析(C2732ClN32として): 計算値:C,69.59;H,6.92;N,9.02 実測値:C,69.47;H,7.00;N,9.22 実施例61 (RS)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−3−イル)アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 396(M+) 元素分析(C2325ClN22として): 計算値:C,69.60;H,6.35;N,7.06 実測値:C,69.71;H,6.28;N,7.20 実施例62 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(1−トリチ ルピペリジン−4−イル)アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 638(M+) 元素分析(C4239ClN22として): 計算値:C,78.92;H,6.15;N,4.38 実測値:C,78.73;H,6.15;N,4.25 実施例63 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −4−イル)アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 397(M+1) 元素分析(C2325ClN22として): 計算値:C,69.60;H,6.35;N,7.06 実測値:C,69.34;H,6.43;N,6.86 実施例64 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]アセチル]−1H−インドール二塩 酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 479(M+) 元素分析(C2834ClN32・2HClとして): 計算値:C,60.82;H,6.56;N,7.60 実測値:C,60.67;H,6.70;N,7.38 実施例65 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−(ピペ リジン−3−イル)エチル]カルボニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 411(M+) 元素分析(C2427ClN22として): 計算値:C,70.15;H,6.67;N,6.82 実測値:C,70.38;H,6.39;N,7.02 実施例66 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−(1− トリチルピペリジン−4−イル)エチル]カルボニル]−1H−インドールの製 法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 C4341ClN22 FDMS 652(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例67 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−(ピペ リジン−4−イル)エチル]カルボニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 411(M+1) 元素分析(C2427ClN22として): 計算値:C,70.15;H,6.62;N,6.82 実測値:C,69.87;H,6.54;N,6.79 実施例68 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(1−トリチルピペリジン−4−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル ]カルボニル]−1H−インドールの製法 FDMS 779(M+2) 元素分析(C5156ClN3Oとして): 計算値:C,78.69;H,7.25;N,5.40 実測値:C,78.90;H,7.34;N,5.60 実施例69A 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(ピペリジン−4−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル]エチル]カ ルボニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FAB 536(M+) 正確な質量FAB(M+1)(C3243ClN32として): 計算値:536.3044 実測値:536.3044 実施例69B 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(1−トリチルピペリジン−3−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル )エチル]カルボニル]−1H−インドールの製法 FDMS 779(M+2) 元素分析(C5156ClN32として): 計算値:C,78.69;H,7.25;N,5.40 実測値:C,78.92;H,7.41;N,5.27 実施例69C 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[2−[1− [3−(ピペリジン−3−イル)プロピル]ピペリジン−4−イル]]エチル] カルボニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 536(M+1) 元素分析(C3242ClN32として): 計算値:C,71.69;H,7.90;N,7.84 実測値:C,71.45;H,7.85;N,7.61 実施例70 (RS)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン −3−イル)プロピル]−3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン− 1−イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量FAB(M+)(C3548ClN42として): 計算値:591.3466 実測値:591.3476 実施例70A (S)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン− 3−イル)プロピル]−3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1 −イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FABMS 591.3476(M+) 元素分析(C3547ClN42として): 計算値:C,71.10;H,8.01;N,9.48 実測値:C,70.82;H,8.14;N,9.23 実施例70B (R)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン− 3−イル)プロピル]−3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1 −イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C3548ClN42として): 計算値:591.3466 実測値:591.3458 実施例71 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−4−イ ル)プロピル]−3[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル] アセチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C3548ClN42として): 計算値:591.3466 実測値:591.3464 実施例72 (RS)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン −3−イル)プロピル]−3−[3−(ピペリジン−3−イル)プロパノイル] −1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C3141ClN32として): 計算値:522.2887 実測値:522.2905 実施例73 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−4−イ ル)プロピル]−3−[3−(ピペリジン−3−イル)プロパノイル]−1H− インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C3141ClN32として)(M+1): 計算値:522.2887 実測値:522.2910 実施例74 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−3−イ ル)プロピル]−3−[3−(ピペリジン−4−イル)プロパノイル]−1H− インドールの製法 IRおよびNMR(CDCl3)は所望の標記構造と一致した。 FABMS 522(M+1) 元素分析(C3140CN32として): 計算値:C,71.31;H,7.72;N,8.05 実測値:C,71.04;H,7.89;N,7.78 実施例75 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−4−イ ル)プロピル]−3−[3−(ピペリジン−4−イル)プロパノイル]−1H− インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 522(M+1) 元素分析(C3140ClN32として): 計算値:C,71.31;H,7.72;N,8.05 実測値:C,71.10;H,7.66;N,7.97 実施例76 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[3−(ジメ チルアミノ)プロピルアミノ]カルボニル]メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 413(M+) 元素分析(C2328ClN32として): 計算値:C,66.74;H,6.82;N,10.15 実測値:C,66.89;H,6.96;N,10.11 実施例77 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[1−ヒドロキ シ−1−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]カルボニル ]メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 495(M+) 元素分析(C2834ClN33として): 計算値:C,67.80;H,6.91;N,8.47 実測値:C,67.86;H,6.90;N,8.45 実施例78 2−[1−メチル−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]インドール−3 −イル]グリオキシル酸の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 343(M+) 元素分析(C1814ClNO4として): 計算値:C,62.89;H,4.11;N,4.07 実測値:C,63.15;H,4.37;N,3.92 実施例79 メチル2−[1−メチル−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]インドー ル−3−イル]グリオキシレートの製法 NMR(CDCl3)およびIRは所望の標記構造と一致した。 正確な質量FAB(M+1)(C1917ClNO4として): 計算値:358.0846 実測値:358.0818 実施例80 フェニル2−[1−メチル−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]インド ール−3−イル]グリオキシレートの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 419(M+) 元素分析(C2418ClNO4として): 計算値:C,68.66;H,4.32;N,3.34 実測値:C,68.90;H,4.49;N,3.33 実施例81 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−アミノ− 1,2−エタンジオニル−1H−インドールの製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 342(M+) 元素分析(C1815ClN23として): 計算値:C,63.07;H,4.41;N,8.17 実測値:C,63.36;H,4.50;N,8.18 実施例82 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−メチルア ミノ−1,2−エタンジオニル−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 357(M+1) 元素分析(C1917ClN23として): 計算値:C,63.96;H,4.80;N,7.85 実測値:C,63.97;H,4.83;N,7.82 実施例83 3−ジメチルアミノプロピル2−[1−メチル−2−[(4−クロロフェノキ シ)メチル]インドール−3−イル]グリオキシレートの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 (C2325ClN24として): FAB 429(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例84 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[2−( ジメチルアミノ)エチルアミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドー ル塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 413(M+) 元素分析(C2224ClN33・HClとして): 計算値:C,58.67;H,5.59;N,9.33 実測値:C,58.38;H,5.82;N,9.48 実施例85 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[3−( ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(M+1)(C2327ClN33として): 計算値:428.1741 実測値:428.1738 実施例86 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[3−( アミノプロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 399(M+) 元素分析(C2122ClN33として): 計算値:C,63.08;H,5.55;N,10.51 実測値:C,69.53;H,6.18;N,11.70 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例87 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[3−( t−ブトキシカルボニルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル] −1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 499(M+) mp 175−176℃ 元素分析(C2630ClN35として): 計算値:C,62.46;H,6.05;N,8.40 実測値:C,62.19;H,6.08;N,8.27 実施例88 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[2,2 −ジメチル−3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニ ル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 455(M+) 元素分析(C2530ClN33として): 計算値:C,65.85;H,6.63;N,9.22 実測値:C,65.62;H,6.76;N,9.12 実施例89 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[6−( ジメチルアミノ)ヘキシルアミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インド ー ルの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(M+1)(C2733ClN33として): 計算値:470.2210 実測値:470.2196 実施例90 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メ チル−2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ]−1,2−エタンジオニル]−1 H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 427(M+) mp 142−143℃ 元素分析(C2326ClN33として): 計算値:C,64.56;H,6.12;N,9.82 実測値:C,64.82;H,6.32;N,9.89 実施例91 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メ チル−3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル]− 1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(M+1)(C2429ClN33として): 計算値:442.1897 実測値:442.1904 実施例92 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メ チル−3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル]− 1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 441(M+) 正確な質量 FAB(M+)(C2429ClN33として): 計算値:442.1897 実測値:442.1895 実施例93 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ビス[ 3 −(ジメチルアミノ)プロピル]アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H− インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 512(M+) 元素分析(C2837ClN43として): 計算値:C,65.55;H,7.27;N,10.92 実測値:C,65.85;H,7.46;N,11.04 実施例94 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−ベ ンジル−3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニル] −1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 517(M+) 元素分析(C3032ClN33として): 計算値:C,69.55;H,6.23;N,8.11 実測値:C,69.82;H,6.31;N,8.13 実施例95 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メ チル−3−[1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル)プロピル アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 581(M+) 元素分析(C3240ClN35として): 計算値:C,66.02;H,6.93;N,7.22 実測値:C,65.91;H,7.14;N,7.08 実施例96 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(1−メ チルピペリジン−3−イル)アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 439(M+) 元素分析(C2426ClN33として): 計算値:C,65.52;H,5.96;N,9.55 実測値:C,65.80;H,5.96;N,9.56 実施例97 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[N−メ チル−(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノ]−1,2−エタンジオニル ]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 439(M+) 元素分析(C2426ClN33として): 計算値:C,65.52;H,5.96;N,9.55 実測値:C,65.54;H,6.03;N,9.69 実施例98 (RS)2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2− [N−メチル−(1−メチルピペリジン−3−イル)アミノ]−1,2−エタン ジオニル]−1H−インドールの製法 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) 元素分析(C2528ClN33として): 計算値:C,66.14;H,6.22;N,9.26 実測値:C,65.86;H,6.17;N,9.29 実施例99 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[(キヌ クリジン−3−イル)アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドール の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 451(M+) mp 204−205℃ 元素分析(C2526ClN33として): 計算値:C,66.44;H,5.80;N,9.30 実測値:C,66.37;H,5.88;N,9.37 実施例100 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(ピペリ ジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 410(M+) 元素分析(C2323ClN23として): 計算値:C,67.22;H,5.64;N,6.82 実測値:C,67.50;H,5.81;N,6.63 実施例101 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[2−( ジメチルアミノメチル)シクロヘキシルアミノ−1,2−エタンジオニル]−1 H−インドール塩酸塩の製法 NMR(DMSO)は標記構造と一致した。 FDMS 481(M+) 元素分析(C2732ClN33・HClとして): 計算値:C,62.55;H,6.42;N,8.10 実測値:C,62.56;H,6.44;N,8.06 実施例102 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−メ チルピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの 製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 424(M+) 元素分析(C2425ClN23として): 計算値:C,67.84;H,5.93;N,6.59 実測値:C,68.04;H,5.85;N,6.74 実施例103 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−ベ ンジルピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インドール の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 500(M+) 元素分析(C3029ClN23として): 計算値:C,71.92;H,5.83;N,5.59 実測値:C,71.69;H,5.74;N,5.38 実施例104 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−ア ミノカルボニルピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−イ ンドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) mp 220−221℃ 元素分析(C2424ClN34として): 計算値:C,63.50;H,5.33;N,9.26 実測値:C,63.45;H,5.50;N,9.18 実施例105 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−ジ メチルアミノピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(M+)(C2529ClN33として): 計算値:C,454.1897 実測値:C,454.1882 実施例106 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[4−( ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル]− 1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)およびIRは標記構造と一致した。 FDMS 493(M+) 元素分析(C2832ClN33として): 計算値:C,68.07;H,6.53;N,8.51 実測値:C,67.97;H,6.66;N,8.27 実施例107 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(3−ア ミノカルボニルピペリジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−イ ンドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453 mp 229−230℃ 元素分析(C2424ClN34として): 計算値:C,63.50;H,5.33;N,9.26 実測値:C,63.53;H,5.44;N,9.04 実施例108 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(ピペラ ジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 411(M+) mp 168−169℃ 元素分析(C2222ClN33として): 計算値:C,64.15;H,5.38;N,10.20 実測値:C,63.95;H,5.36;N,10.08 実施例109 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−イ ソプロピルピペラジン−1−イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インド ールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) 元素分析(C2528ClN33として): 計算値:C,66.15;H,6.22;N,9.26 実測値:C,65.94;H,6.48;N,8.97 実施例110 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[4−( t−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル] −1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 511(M+) mp 200−201℃ 元素分析(C2730ClN35として): 計算値:C,63.34;H,5.91;N,8.21 実測値:C,63.10;H,5.80;N,7.98 実施例111 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−シ クロヘキシルピペラジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 493(M+) 元素分析(C2832ClN33として): 計算値:C,68.07;H,6.53;N,8.50 実測値:C,67.81;H,6.60;N,8.24 実施例112 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[4−( 2−ジメチルアミノエチル)ピペラジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル ]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 482(M+) 元素分析(C2631ClN43・2HClとして): 計算値:C,56.17;H,5.98;N,10.07 実測値:C,56.47;H,6.07;N,10.05 実施例113 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[3−ア ミノアセチルピロリジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 IRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) 元素分析(C2424ClN34として): 計算値:C,63.50;H,5.33;N,9.26 実測値:C,63.75;H,5.37;N,9.21 実施例114 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ N−メチル−3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ]−1,2−エタンジオニ ル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 UVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 475(M+) 元素分析(C2427ClN33として): 計算値:C,60.51;H,5.71;N,8.82 実測値:C,60.69;H,5.80;N,8.77 実施例115 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ N−メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]−1,2−エタンジオ ニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 (C2527ClN33として): FDMS 487(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例116 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ 4−[N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−1,2−エタンジオニ ル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 UVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 487,489(M+) 元素分析(C2527Cl233として): 計算値:C,61.48;H,5.57;N,8.60 実測値:C,61.75;H,5.63;N,8.59 実施例117 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[ (4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−1,2−エタンジオ ニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 527,529(M+) 元素分析(C2831Cl233として): 計算値:C,63.64;H,5.91;N,7.95 実測値:C,63.82;H,6.08;N,7.85 実施例118 2−[(2−シアノ−4−ブロモフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ 2−[N−メチル−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノ]−1,2−エタン ジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 511,513(M+) 元素分析(C2527BrN43・0.5H2Oとして): 計算値:C,57.70;H,5.42;N,10.75 実測値:C,57.56;H,5.36;N,10.60 正確な質量(C2528BrN43として): 計算値:511.1332 実測値:511.1345 実施例119 2−[(2−シアノ−4−ブロモフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ 2−[N−メチル−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]−1,2−エ タンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 522,524(M+) 元素分析(C2627BrN43として): 計算値:C,59.66;H,5.20;N,10.70 実測値:C,59.38;H,5.24;N,10.49 実施例120 2−[(2−シアノ−4−ブロモフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ 2−(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)]−1,2−エタンジオニル ]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 522,524(M+) 元素分析(C2627BrN43・0.5H2Oとして): 計算値:C,58.65;H,5.30;N,10.52 実測値:C,58.61;H,5.21;N,10.42 正確な質量(C2628BrN43として): 計算値:523.1345 実測値:523.1365 実施例121 2−[(2−シアノ−4−ブロモフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ 2−[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]]−1,2−エタ ンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 563,565(M+) 元素分析(C2931BrN43として): 計算値:C,61.81;H,5.54;N,9.94 実測値:C,61.56;H,5.62;N,9.91 実施例122 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−エチル−3−[2−(4−ジ メチルアミノピペリジン−1−イル]−1,2−エタンジオニル]−1H−イン ドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 467 元素分析(C2630ClN33として): 計算値:C,66.73;H,6.46;N,8.98 実測値:C,66.88;H,6.57;N,8.90 実施例123 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−エチル−3−[2−[N−メ チル−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]−1,2−エタンジオニル ]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 467 元素分析(C2630ClN33として): 計算値:C,66.73;H,6.46;N,8.98 実測値:C,66.90;H,6.70;N,9.03 実施例124 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−ベンジル−3−[2−(4− ジメチルアミノピペリジン−1−イル)]−1,2−エタンジオニル]−1H− インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 529 元素分析(C3132ClN33として): 計算値:C,70.24;H,6.08;N,7.93 実測値:C,70.26;H,6.18;N,7.73 実施例125 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−(2−ピペリジン−1−イル エチル)−3−[2−(4−ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]− 1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(C3444ClN45として): 計算値:591.3102 実測値:591.3100 実施例126 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−3−イ ル)プロピル)−3−[ピペリジン−1−イルメチル]−1H−インドールの製 法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例127 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(1−メチルピペリジ ン−3−イル)プロピル)−3−[ピペリジン−1−イルメチル]−1H−イン ドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例128 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−エチル−3−[(4−ジメチ ルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 425(M+) mp 115−116℃ 元素分析(C2532ClN3Oとして): 計算値:C,70.49;H,7.57;N,9.86 実測値:C,70.70;H,7.67;N,9.80 実施例129 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−ベンジル−3−[(4−ジメ チルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 488 (M+) mp 127−128℃ 元素分析(C3034ClN3Oとして): 計算値:C,73.83;H,7.02;N,8.61 実測値:C,73.77;H,7.21;N,8.66 実施例130 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[2−(ピペリジン−1−イ ル)エチル]−3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル]− 1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(C3042ClN4Oとして): 計算値:509.3047 実測値:509.3018 実施例131 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−1−イ ル)プロピル]−3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル] −1H−インドール三塩酸塩の製法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 523(M+1) mp 240−242℃ 元素分析(C3143ClN4O・3HClとして): 計算値:C,58.86;H,7.33;N,8.86 実測値:C,58.66;H,7.09;N,8.77 実施例132 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−3−イ ル)プロピル]−3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル] −1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 (C3143ClN4Oとして): FDMS 522 (M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例133 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−エチル−3−[[4−(ピペ リジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 465(M+) mp 130−131℃ 元素分析(C2836ClN3Oとして): 計算値:C,72.16;H,7.79;N,9.02 実測値:C,72.12;H,7.78;N,8.86 実施例134 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−ベンジル−3−[[4−(ピ ペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製 法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 527(M+) mp 153−154℃ 元素分析(C3338ClN3Oとして): 計算値:C,75.05;H,7.25;N,7.96 実測値:C,75.25;H,7.40;N,8.08 実施例135 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[2−(ピペリジン−1−イ ル)エチル]−3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル] メチル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 548(M) mp 102−103℃ 元素分析(C3345ClN4Oとして): 計算値:C,72.17;H,8.26;N,10.20 実測値:C,72.12;H,8.31;N,10.17 実施例136 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[2−(ピペリジン−1−イ ル)エチル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) FAB 369(M+1) 元素分析(C2225ClN2Oとして): 計算値:C,71.63;H,6.83;N,7.59 実測値:C,71.93;H,7.28;N,7.22 実施例137 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[2−(ピペリジン−4−イ ル)エチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2Oとして): 計算値:C,71.63;H,6.83;N,7.59 実測値:C,71.66;H,6.86;N,7.87 実施例138 2−[(フェニルチオ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−3−イル)プロ ピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 364(M+) 元素分析(C23282Sとして): 計算値:C,75.78;H,7.75;N,7.69 実測値:C,75.70;H,7.73;N,7.86 実施例139 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−3−イ ル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例140 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(1−メチルピペリジ ン−3−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMRおよびIRは所望の標記構造と一致した。 mp 97−98℃ 元素分析(C2429ClN2Oとして): 計算値:C,72.62;H,7.36;N,7.06 実測値:C,72.59;H,7.48;N,7.14 実施例141 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[3−(ピペリジン−4−イ ル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 (C2327ClN2Oとして): FDMS 382(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例142 2−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 366(M+) 元素分析(C2327ClN2・HClとして): 計算値:C,68.48;H,7.00;N,6.94 実測値:C,68.26;H,6.87;N,6.75 実施例143 2−[(4−クロロフェニルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリ ジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 367(M+) mp 169℃ 元素分析(C2226ClN3として): 計算値:C,71.82;H,7.12;N,11.42 実測値:C,71.60;H,7.05;N,11.46 実施例146 2−[(2,4−ジクロロフェニルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[( ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 401,403(M+) mp 147−148℃ 元素分析(C2225Cl23として): 計算値:C,65.67;H,6.26;N,10.44 実測値:C,65.48;H,6.30;N,10.59 実施例147 2−[(4−クロロフェニルアミノ)メチル]−3−[(ピペリジン−1−イ ル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 353,354(M+) mp 135℃ 元素分析(C2124ClN3として): 計算値:C,71.27;H,6.84;N,11.87 実測値:C,71.90;H,7.17;N,12.02 実施例148 2−[(2,4−ジクロロフェニルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[( ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 401(M+) mp 147−148℃ 元素分析(C2225Cl23として): 計算値:C,65.47;H,6.26;N,10.44 実測値:C,65.48;H,6.30;N,10.59 実施例149 2−[(シクロヘキシルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 339(M+) mp 162−164℃ 元素分析(C22333として): 計算値:C,77.83;H,9.80;N,12.38 実測値:C,75.98;H,9.11;N,12.67 正確な質量 FAB(C22343として): 計算値:340.2753 実測値:340.2770 実施例150 2−[(シクロヘキシルメチルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール二塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 354,390(M+) mp 159−161℃ 元素分析(C23353・2HClとして): 計算値:C,64.78;H,8.75;N,9.85 実測値:C,64.62;H,8.82;N,9.65 実施例151 2−[(ナフト−2−イルアミノ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)、IRおよびUVは標記構造と一致した。 FDMS 383(M+) mp 144℃ 元素分析(C26293として) 計算値:C,81.42;H,7.62;N,10.96 実測値:C,81.26;H,7.49;N,10.89 実施例152 2−[[N−アセチル−N−(シクロヘキシルメチル)アミノ]メチル]−1 −メチル−3−[(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩 の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 395(M+) 元素分析(C25373O・HClとして) 計算値:C,69.50;H,8.87;N,9.73 実測値:C,68.87;H,9.29;N,9.30 正確な質量 FAB(C25383Oとして) 計算値:396.3015 実測値:396.3020 実施例153 2−[[N−アセチル−N−(ベンジル)アミノ]メチル]−1−メチル−3 −[(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 389(M+) mp 148−150℃ 元素分析(C25313O・HClとして) 計算値:C,70.49;H,7.57;N,9.86 実測値:C,70.21;H,7.40;N,9.73 実施例154 2−[[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−3−[ (ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 381,383(M+) mp 137−138℃ 元素分析(C2224ClN3Oとして) 計算値:C,69.19;H,6.33;N,11.00 実測値:C,69.39;H,6.39;N,11.20 実施例155 2−[[(2,4−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル]−1−メチル− 3−[(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 417(M+) mp 180−182℃ 元素分析(C2223ClN3Oとして) 計算値:C,63.47;H,5.57;N,10.09 実測値:C,63.27;H,5.65;N,10.18 実施例156 2−[[(シクロヘキシル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 353(M+) mp 180℃ 正確な質量FAB(C22323Oとして) 計算値:354.2545 実測値:354.2543 実施例157 2−[[(シクロヘキシルメチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−3− [(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)、IRおよびUVは標記構造と一致した。 mp 126℃ 元素分析(C23333Oとして) 計算値:C,75.16;H,9.05;N,11.43 実測値:C,75.09;H,9.03;N,11.25 実施例158 2−[[(ナフト−2−イル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−3−[( ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 397(M+) mp 187℃ 元素分析(C26273Oとして) 計算値:C,78.56;H,6.85;N,10.57 実測値:C,78.84;H,7.02;N,10.78 実施例159 2−[フェノキシメチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イル)メ チル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 334(M+) mp 225℃ 元素分析(C22262O・HClとして) 計算値:C,71.32;H,7.34;N,7.55 実測値:C,71.45;H,7.44;N,7.79 実施例160 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) mp 214℃ 元素分析(C2226ClN2O・HClとして) 計算値:C,65.32;H,6.46;N,6.91 実測値:C,65.46;H,6.52;N,7.16 実施例161 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2Oとして) 計算値:C,71.63;H,6.83;N,7.59 実測値:C,68.39;H,6.55;N,6.16 実施例162 2−[(3−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) mp 222℃ 元素分析(C2225ClN2O・HClとして) 計算値:C,65.19;H,6.46;N,6.91 実測値:C,65.15;H,6.55;N,6.95 実施例163 2−[(2−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 369(M+) 元素分析(C2225ClN2O・HClとして) 計算値:C,65.19;H,6.46;N,6.91 実測値:C,65.48;H,6.65;N,6.98 実施例164 2−[(4−フルオロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 352(M+) 元素分析(C2225FN2O・HClとして) 計算値:C,67.94;H,6.74;N,7.20 実測値:C,67.74;H,6.77;N,7.16 実施例165 2−[(3−フルオロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 352(M+) 元素分析(C2225FN2O・HClとして) 計算値:C,67.94;H,6.74;N,7.20 実測値:C,65.85;H,6.51;N,6.68 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例166 2−[(2−フルオロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 352(M+) 元素分析(C2225FN2O・HClとして) 計算値:C,67.94;H,6.74;N,7.20 実測値:C,67.67;H,6.63;N,7.40 実施例167 2−[(4−トリフルオロメチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ (ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C232532O・HClとして) 計算値:C,62.94;H,5.97;N,6.38 実測値:C,63.51;H,6.05;N,6.41 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例168 2−[(3−トリフルオロメチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ (ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C232532O・HClとして) 計算値:C,62.94;H,5.97;N,6.38 実測値:C,64.11;H,6.07;N,6.42 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例169 2−[(2−トリフルオロメチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[ (ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C232532O・HClとして) 計算値:C,62.94;H,5.97;N,6.38 実測値:C,62.89;H,6.02;N,6.37 実施例170 2−[(4−アセチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 376(M+) 元素分析(C24282O・HClとして) 計算値:C,69.80;H,7.08;N,6.78 実測値:C,69.69;H,7.27;N,6.72 実施例171 2−[(3−アセチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 376(M+) 元素分析(C242822・HClとして) 計算値:C,69.80;H,7.08;N,6.78 実測値:C,69.91;H,7.18;N,6.81 実施例172 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2224Cl22Oとして) 計算値:C,60.26;H,5.75;N,6.39 実測値:C,61.61;H,5.69;N,6.34 実施例173 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2224Cl22O・HClとして) 計算値:C,60.08;H,5.73;N,6.37 実測値:C,60.31;H,6.00;N,6.62 実施例174 2−[(3,5−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2224Cl22O・HClとして) 計算値:C,60.08;H,5.73;N,6.37 実測値:C,58.13;H,5.25;N,5.99 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例175 2−[(2,5−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2224Cl22Oとして) 計算値:C,65.51;H,6.00;N,6.95 実測値:C,65.71;H,6.00;N,6.93 実施例176 2−[(2,6−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2224Cl22O・HClとして) 計算値:C,60.08;H,5.73;N,6.37 実測値:C,59.79;H,5.43;N,6.11 実施例177 2−[(3,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402 (M+) 元素分析(C2224Cl22O・HClとして) 計算値:C,60.08;H,5.73;N,6.37 実測値:C,59.82;H,5.72;N,6.21 実施例178 2−[(2,3−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペ リジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 402(M+) 元素分析(C2424Cl22Oとして) 計算値:C,65.51;H,6.00;N,6.95 実測値:C,65.23;H,5.96;N,6.82 実施例179 2−[(4−フェニルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 410(M+) 元素分析(C28302Oとして) 計算値:C,81.91;H,7.36;N,6.82 実測値:C,80.96;H,7.34;N,6.73 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例180 2−[(3−フェニルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 410(M+) 元素分析(C28302O・HClとして) 計算値:C,75.23;H,6.99;N,6.27 実測値:C,74.74;H,7.10;N,6.23 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例181 2−[(2−フェニルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 410(M+) 元素分析(C28302O・HClとして) 計算値:C,75.23;H,6.99;N,6.27 実測値:C,74.03;H,7.10;N,6.35 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例182 2−[(4−メチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 348(M+) 元素分析(C23282O・HClとして) 計算値:C,71.76;H,7.59;N,7.28 実測値:C,70.88;H,7.70;N,7.32 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例183 2−[(3−メチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 348(M+) 元素分析(C23282O・HClとして) 計算値:C,71.76;H,7.59;N,7.28 実測値:C,72.41;H,7.78;N,7.29 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例184 2−[(2−メチルフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 348(M+) 元素分析(C23282O・HClとして) 計算値:C,71.76;H,7.59;N,7.28 実測値:C,71.71;H,7.54;N,7.21 実施例185 2−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 364(M+) 元素分析(C232822・HClとして) 計算値:C,68.90;H,7.29;N,6.99 実測値:C,68.68;H,7.30;N,7.12 実施例186 2−[(3−メトキシフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 364(M+) 元素分析(C232822・HClとして) 計算値:C,68.90;H,7.29;N,6.99 実測値:C,69.13;H,7.38;N,6.83 実施例187 2−[(2−メトキシフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 364(M+) 元素分析(C232822・HClとして) 計算値:C,68.90;H,7.29;N,6.99 実測値:C,73.45;H,7.94;N,6.92 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例188 2−[2−ヒドロキシエチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イル )メチル]−1H−インドールの製法 元素分析(C16222Oとして) 計算値:C,74.38;H,8.58;N,10.84 実測値:C,74.35;H,8.78;N,10.96 実施例189 2−(2−メトキシエチル)−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イル) メチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 272,273(M+) 元素分析(C17242Oとして) 計算値:C,74.96;H,8.88;N,10.28 実測値:C,73.31;H,8.86;N,9.97 実施例190 2−(2−アリルオキシエチル)−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イ ル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 298(M+) 元素分析(C19262O・HClとして) 計算値:C,68.14;H,8.13;N,8.37 実測値:C,68.30;H,8.14;N,8.39 実施例191 2−(2−ベンジルオキシメチル)−1−メチル−3−[(ピペリジン−1− イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 IR、UVおよびNMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C23282O・HClとして) 計算値:C,71.76;H,7.59;N,7.28 実測値:C,68.44;H,7.04;N,6.36 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例192 2−[(3−クロロベンジルオキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリ ジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2O・HClとして) 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.32 実測値:C,71.92;H,7.22;N,7.43 実施例193 2−[(2−クロロベンジルオキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリ ジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) mp 82−83℃ 元素分析(C2327ClN2Oとして) 計算値:C,72.14;H,7.11;N,7.32 実測値:C,71.87;H,7.07;N,7.36 実施例194 2−[(4−クロロベンジルオキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリ ジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)、IRおよびUVは標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2O・HClとして) 計算値:C,65.87;H,6.73;N,6.68 実測値:C,65.54;H,6.59;N,6.39 実施例195 2−[(ナフト−1−イルオキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C26282O・HClとして) 計算値:C,74.18;H,6.94;N,6.65 実測値:C,74.47;H,7.05;N,6.64 実施例196 2−[(ナフト−2−イルオキシ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C26282O・HClとして) 計算値:C,74.18;H,6.94;N,6.65 実測値:C,71.44;H,6.93;N,6.67 実施例197 2−[(チアゾール−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 mp 175−176℃ FDMS 341(M+) 元素分析(C19233OSとして) 計算値:C,66.83;H,6.79;N,12.31 実測値:C,66.64;H,6.82;N,12.03 実施例198 2−[(ピラジン−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン− 1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 336(M+) mp 101℃ 元素分析(C20244Oとして) 計算値:C,71.40;H,7.19;N,16.65 実測値:C,71.44;H,7.33;N,16.43 実施例199 2−[(6−クロロピラジン−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 370(M+) mp 94−96℃ 元素分析(C2023ClN4Oとして) 計算値:C,64.77;H,6.25;N,15.11 実測値:C,65.04;H,6.45;N,15.21 実施例200 2−[(ピリミジン−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 337(M+1) mp 123−125℃ 元素分析(C20244Oとして) 計算値:C,71.40;H,7.19;N,16.65 実測値:C,71.60;H,7.43;N,16.59 実施例201 2−[(キノリン−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン− 1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 385(M+1) mp 113℃ 元素分析(C25273Oとして) 計算値:C,77.89;H,7.06;N,10.90 実測値:C,77.64;H,7.00;N,11.05 実施例202 2−[(6−クロロピリダジン−2−イル)メチル]−1−メチル−3−[( ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 371(M+1) mp 138−139℃ 元素分析(C2023ClN4Oとして) 計算値:C,64.77;H,6.25;N,15.11 実測値:C,64.84;H,6.28;N,15.00 実施例203 2−[(5,6,7,8−テトラヒドロナフト−1−イル)メチル]−1−メチ ル−3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−イン ドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 431(M+1) 元素分析(C28373Oとして) 計算値:C,77.92;H,8.64;N,9.74 実測値:C,75.79;H,8.74;N,8.74 実施例204 2−[(5,6,7,8−テトラヒドロナフト−2−イル)メチル]−1−メチ ル−3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−イン ドール二塩酸塩・水和物の製法 NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 431,432(M+1) mp 202℃ 元素分析(C28373O・2HCl・H2Oとして) 計算値:C,64.36;H,7.91;N,8.04 実測値:C,64.73;H,7.50;N,7.99 実施例205 2−[フェニルチオメチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イル) メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 350(M+1) 元素分析(C22262S・HClとして) 計算値:C,68.28;H,7.03;N,7.24 実測値:C,68.03;H,7.00;N,7.10 実施例206 2−[(4−クロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C2225ClN2S・HClとして) 計算値:C,62.70;H,6.22;N,6.65 実測値:C,62.12;H,6.42;N,6.22 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例207 2−[(3−クロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C2225ClN2S・HClとして) 計算値:C,62.70;H,6.22;N,6.65 実測値:C,62.94;H,6.23;N,6.93 実施例208 2−[(2−クロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C2225ClN2S・HClとして) 計算値:C,62.70;H,6.22;N,6.65 実測値:C,62.76;H,6.20;N,6.67 実施例209 2−[(2,4−ジクロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 418(M+) 元素分析(C2224Cl22S・HClとして) 計算値:C,57.96;H,5.53;N,6.15 実測値:C,56.61;H,5.70;N,6.05 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例210 2−[(2,5−ジクロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 418,420(M+1) 元素分析(C2224Cl22S・HClとして) 計算値:C,57.96;H,5.53;N,6.15 実測値:C,57.87;H,5.50;N,5.99 実施例211 2−[(2,6−ジクロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 417(M+) 元素分析(C2224Cl22S・HClとして) 計算値:C,57.96;H,5.53;N,6.15 実測値:C,58.16;H,5.68;N,6.33 実施例212 2−[(3,4−ジクロロフェニルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピ ペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 418,420(M+1) 元素分析(C2224Cl22S・HClとして) 計算値:C,57.96;H,5.53;N,6.15 実測値:C,57.98;H,5.54;N,6.16 実施例213 2−[(シクロヘキシルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン− 1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)、UVおよびIRは標記構造と一致した。 FDMS 356(M+) 元素分析(C22322S・HClとして) 計算値:C,67.23;H,8.46;N,7.13 実測値:C,66.28;H,9.27;N,7.71 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例214 2−[(n−プロピルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン−1 −イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)、UVおよびIRは標記構造と一致した。 FDMS 316(M+) 元素分析(C19282S・HClとして) 計算値:C,64.65;H,8.28;N,7.94 実測値:C,64.72;H,8.03;N,8.12 実施例215 2−[(ベンジルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン−1−イ ル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 365(M+) 元素分析(C23282S・HClとして) 計算値:C,68.89;H,7.29;N,6.99 実測値:C,68.63;H,7.52;N,7.11 実施例216 2−[(2−フェニルエチルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジ ン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 (C24302Sとして) FDMS 379(M+1) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例217 2−[(ナフト−2−イルチオ)メチル]−1−メチル−3−[(ピペリジン −1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)、UVおよびIRは標記構造と一致した。 FDMS 400(M+) 元素分析(C26282S・HClとして) 計算値:C,71.45;H,6.69;N,6.41 実測値:C,69.59;H,6.67;N,6.21 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例220 2−フェニル−3−(ピペリジン−1−イル)メチル−1H−インドールの製 法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 290(M+) 元素分析(C20282として) 計算値:C,82.72;H,7.64;N,9.65 実測値:C,82.97;H,7.74;N,9.81 実施例221 1−メチル−2−フェニル−3−(ピペリジン−1−イル)メチル−1H−イ ンドールの製法 NMR、UVおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 304,305(M+1) 元素分析(C21242として) 計算値:C,82.85;H,7.95;N,9.20 実測値:C,82.68;H,7.92;N,9.40 実施例222 2−フェニル−1−メチル−3−[2−(ピペリジン−1−イル)−1,2− エタンジオニル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)、IRおよびUVは標記構造と一致した。 FDMS 436(M+) 元素分析(C222222として) 計算値:C,76.28;H,6.40;N,8.09 実測値:C,76.09;H,6.35;N,8.09 実施例223 2−フェニル−1−メチル−3−[2−[N−ベンジル−N−3−(ジメチル アミノプロピル)アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製 法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 453(M+) 元素分析(C293132として) 計算値:C,76.79;H,6.89;N,9.26 実測値:C,77.06;H,7.02;N,9.45 実施例224 2−フェニル−1−メチル−3−[2−(4−ジメチルアミノピペリジン−1 −イル)−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 389(M+) 元素分析(C242732として) 計算値:C,74.01;H,6.99;N,10.79 実測値:C,73.82;H,6.98;N,10.75 実施例225 1−メチル−3−[2−[N−ベンジル−N−3−(ジメチルアミノプロピル )アミノ]−1,2−エタンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 377(M+) FAB 378(M+1) 元素分析(C232732として) 計算値:C,73.18;H,7.21;N,11.13 実測値:C,70.74;H,7.14;N,10.75 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例226 1−メチル−3−[2−(4−ジメチルアミノピリジン−1−イル)−1,2 −エタンジオニル]−1H−インドールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 313(M+1) 元素分析(C182332として) 計算値:C,68.98;H,7.40;N,13.41 実測値:C,68.97;H,7.59;N,13.43 実施例227 5−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドール塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 mp 177−179℃ 元素分析(C2223Cl32O・HClとして) 計算値:C,55.72;H,5.10;N,5.91 実測値:C,55.70;H,5.21;N,6.16 実施例228 5−メトキシ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル −3−[(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 432(M+) mp 119−121℃ 元素分析(C2326Cl222として) 計算値:C,63.74;H,6.05;N,6.46 実測値:C,63.70;H,6.12;N,6.46 実施例229 5−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドー ル二塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 元素分析(C2428Cl33O・2HClとして) 計算値:C,52.05;H,5.46;N,7.59 実測値:C,52.05;H,5.41;N,7.56 実施例230 5−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]メチル]−1H −インドール二塩酸塩の製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 元素分析(C2732Cl33O・2HClとして) 計算値:C,54.61;H,5.77;N,7.08 実測値:C,51.53;H,6.53;N,7.57 実施例231 5−ブロモ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMRおよびIRは所望の標記構造と一致した。 mp 158−160℃ 元素分析(C2325BrCl22Oとして) 計算値:C,55.67;H,5.08;N,5.64 実測値:C,55.96;H,5.28;N,5.69 実施例232 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H−インドールの 製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 271(M+) 元素分析(C1614ClNOとして) 計算値:C,70.72;H,5.19;N,5.15 実測値:C,70.52;H,5.26;N,5.28 実施例233 2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H−インド ールの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 305 元素分析(C1613Cl2NOとして) 計算値:C,62.76;H,4.28;N,4.57 実測値:C,63.37;H,4.72;N,4.37 実施例234 2−[(5,6,7,8−テトラヒドロナフト−1−イルオキシ)メチル]−1 −メチル−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 292(M+1) 元素分析(C2021NOとして) 計算値:C,82.44;H,7.26;N,4.81 実測値:C,82.51;H,7.28;N,4.80 実施例235 2−[(5,6,7,8−テトラヒドロナフト−2−イルオキシ)メチル]−1 −メチル−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 291(M+) 元素分析(C2021NOとして) 計算値:C,82.44;H,7.26;N,4.81 実測値:C,82.25;H,6.98;N,4.95 実施例236 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−フォルミル−1−メチル−1 H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 299(M+) 元素分析(C1714ClNO2として) 計算値:C,68.12;H,4.71;N,4.67 実測値:C,67.90;H,4.93;N,4.73 実施例237 (RS)1,2−ジメチル−3−[3−(ピペリジン−3−イル)プロピル] −1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量(C18272として) 計算値:271.2174 実測値:271.2176 実施例238 1−メチル−2−[[2−(ピペリジン−1−イル)メチル]フェノキシ]メ チル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 335(M+) 元素分析(C22262Oとして) 計算値:C,79.01;H,7.84;N,8.38 実測値:C,78.78;H,7.58;N,8.56 実施例239 1−メチル−3−[2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]ピペリジン−1 −イルメチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2O・HClとして) 計算値:C,65.19;H,6.46;N,6.91 実測値:C,64.93;H,6.44;N,6.78 実施例240 1−メチル−3−[3−[(4−クロロフェノキシ)メチル]ピペリジン−1 −イルメチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 368(M+) 元素分析(C2225ClN2Oとして): 計算値:C,71.63;H,6.83;N,7.59 実測値:C,63.74;H,6.54;N,6.86 実施例241 1−メチル−3−[2−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]ピペリジン −1−イルメチル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 FDMS 382(M+) 元素分析(C2327ClN2Oとして): 計算値:C,65.87;H,6.73;N,6.68 実測値:C,62.05;H,6.36;N,6.18 実施例243 エチル3−[2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−1H− インドール−3−イル]プロパノエートの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 371(M+) クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例244 (RS)エチル2−アミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ)メチル] −1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 386 元素分析(C2123ClN23として): 計算値:C,65.20;H,5.99;N,7.24 実測値:C,64.05;H,5.95;N,7.27 実施例245 エチル2−ヒドロキシアミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ)メチル ]−1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 400(M+) mp 165−166℃ 元素分析(C2121ClN24・0.2H2Oとして): 計算値:C,62.36;H,5.33;N,6.93 実測値:C,62.38;H,5.38;N,6.87 寒施例246 (RS)メチル2−メトキシイミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ) メチル]−1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 414(M+) mp 106−107℃ 元素分析(C2223ClN24として): 計算値:C,63.69;H,5.59;N,6.75 実測値:C,63.95;H,5.57;N,7.01 実施例247 エチル2−ベンズオキシイミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ)メチ ル]−1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 490(M+) mp 96℃ 元素分析(C2827ClN24として): 計算値:C,68.50;H,5.54;N,5.71 実測値:C,68.78;H,5.67;N,5.64 実施例248 エチル2−エタノイルオキシイミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ) メチル]−1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 442(M+) mp 128−129℃ 元素分析(C2323ClN25として): 計算値:C,62.37;H,5.23;N,6.32 実測値:C,62.44;H,5.40;N,6.33 実施例249 エチル2−ベンゾイルオキシイミノ−3−[2−[(4−クロロフェノキシ) メチル]−1−メチル−1H−インドール−3−イル]プロパノエートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 504(M+) mp 146−147℃ 元素分析(C2825ClN25として): 計算値:C,66.60;H,4.99;N,5.55 実測値:C,66.88;H,5.22;N,5.80 実施例250 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−(4−ヒドロキシ−1−メチ ルピペリジン−4−イル)−1−メチル−1H−インドールの製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 384(M+) 元素分析(C2225ClN22として): 計算値:C,68.55;H,6.55;N,7.28 実測値:C,69.46;H,6.44;N,7.28 クロマトグラフィー法により確認される高純度の単一化合物。 実施例251 エチル2−ヒドロキシイミノ−3−[1−メチル−2−フェニル−1H−イン ドール−3−イル]プロパノエートの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 UVおよびIRは標記構造と一致した。 FDMS 322(M+) mp 141−142℃ 元素分析(C191823として): 計算値:C,70.79;H,5.62;N,8.69 実測値:C,70.64;H,5.89;N,8.58 実施例252 エチル2−ヒドロキシイミノ−3−[1H−インドール−3−イル]プロパノ エートの製法 IR、NMRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 246(M+) mp 156℃ 元素分析(C131423・0.3H2Oとして): 計算値:C,62.04;H,5.85;N,11.13 実測値:C,61.77;H,5.55;N,11.07 実施例253 6−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[2−(ピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドールの製法 IRおよびNMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 450(M+) mp 116.5−118.5℃ 示素分析(C2325Cl32Oとして): 計算値:C,61.14;H,5.58;N,6.20 実測値:C,61.43;H,5.67;N,6.26 実施例255 7−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]−1H−インドールの製法 IRおよびNMRは所望の標記構造と一致した。 mp 134−136℃ 元素分析(C2325Cl32Oとして): 計算値:C,61.14;H,5.58;N,6.20 実測値:C,61.39;H,5.71;N,6.47 実施例256 4−メチル−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−[3−( ピペリジン−3−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 正確な質量 FAB(M+1)(C2430ClN2Oとして): 計算値:397.2047 実測値:397.2041 実施例257 5−クロロ−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[(4−ジメチルアミノピペリジン−1−イル)メチル]−1H−インドー ル二塩酸塩の製法 元素分析(C2428Cl33Oとして): 計算値:C,52.05;H,5.46;N,7.59 実測値:C,52.05;H,5.41;N,7.56 実施例258 7−メチル−2−[(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル]−1−メチル− 3−[3−(ピペリジン−1−イル)プロピル]−1H−インドール二塩酸塩の 製法 NMR(CDCl3)は標記構造と一致した。 mp 129−131℃ 元素分析(C2530Cl22Oとして): 計算値:C,67.41;H,6.79;N,6.29 実測値:C,67.34;H,6.80;N,6.05 実施例259 1,2−ジメチル−3−[[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1− イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 FDMS 353(M+) 元素分析(C22313Oとして): 計算値:C,74.75;H,8.84;N,11.89 実測値:C,74.76;H,8.96;N,11.76 実施例260 1,2−ジメチル−3−[[4−(N,N−ジメチルアミノ)ピペリジン−1− イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 (C19273Oとして): FDMS 313(M+) 実施例261 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[[(4−シクロヘキシル) ピペラジン−1−イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 (C2834ClN32として): FDMS 480(M+) 実施例262 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[[(4−フェニル)ピペラ ジン−1−イル]アセチル]−1−メチル−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 (C2828ClN32として): FDMS 474(M+) 実施例263 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[[4−(N,N−ジメチル アミノ)ピペリジン−1−イル]アセチル]−1−メチル−1H−インドールの 製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 MSFD 439(M+) 元素分析(C2530ClN32として): 計算値:C,68.25;H,6.87;N,9.55 実測値:C,67.98;H,6.81;N,9.40 実施例264 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[[N−メチル −N−ジメチルアミノプロピル)アミノ]アセチル]−1H−インドールの製法 NMRおよびIRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 428(M+1) FAB 正確な質量 計算値(C2431ClN32として):428.2105 実測値: 428.2113 実施例265 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−[(4− ピペリジン−1−イル]アセチル]−1H−インドールの製法 NMR、IRおよびUVは所望の標記構造と一致した。 MSFD 479 (M+1) FAB 正確な質量 計算値(C2835ClN32として):480.2418 実測値: 480.2411 実施例266 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[2−[(4−ピペリジン− 1−イル)ピペリジン−1−イル]アセチル]−1−[2−(N,N−ジメチル ピペリジン−4−イリウム)エチル]−1H−インドール アイオダイドの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 元素分析(C3650ClIN42・H2Oとして): 計算値:C,57.56;H,6.90;N,7.46 実測値:C,57.85;H,6.86;N,7.04 実施例267 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[(2−ピペリジン−4−イ ル)エチル]−3−[2−[4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イ ル]アセト−1−イル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FABMS 577(M+1) 元素分析(C3445ClN42として): 計算値:C,70.75;H,7.86;N,9.71 実測値:C,70.55;H,7.87;N,9.52 実施例268 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[(2−メチルアミノプロピ ルジメチルアミノ)アセト−1−イル]−1−[(2−ピペリジン−3−イル) エチル]−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FABMS 525(M+1) 正確な質量(C304242Clとして): 計算値:525.2996 実測値:525.3003 実施例269 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−[(2−ピペリジン−3−イ ル)エチル]−3−[2−(4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イ ル)アセト−1−イル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS (M+1) 元素分析(C344542Clとして): 計算値:C,70.75;H,7.86;N,9.71 実測値:C,70.72;H,7.83;N,9.63 実施例270 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[2−(メチルアミノプロピ ルジメチルアミン)アセト−1−イル]−1−[(2−ピペリジン−4−イル) エチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 正確な質量(C304244Clとして)(M+1): 計算値:525.2996 実測値:525.3013 実施例271 S−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[2−(4−(ピペリジ ン−1−イル)ピペリジン−1−イル)アセト−1−イル]−1−[(3−ピペ リジン−3−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FABMS (M+1) 元素分析(C3547ClN42として): 計算値:C,71.10;H,8.01;N,9.48 実測値:C,70.82;H,8.14;N,9.23 実施例272 R−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[2−(4−(ピペリジ ン−1−イル)ピペリジン−1−イル)アセト−1−イル]−1−[(3−ピペ リジン−3−イル)プロピル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 正確な質量(C3548ClN42として): 計算値:591.3466 実測値:591.3458 実施例273 シス/トランス−2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3 −[2−(4−(ピペリジン−1−イル)シクロヘキシ−1−イル)アセト−1 −イル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 478(M+) 元素分析(C2935ClN22として): 計算値:C,72.71;H,7.36;N,5.85 実測値:C,72.65;H,7.61;N,5.95 実施例274 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−( ピペリジン−1−イル)シクロヘキシ−1−イル)アセト−1−イル]−1H− インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 478(M+) 元素分析(C2935ClN22として): 計算値:C,72.71;H,7.36;N,5.85 実測値:C,72.55;H,7.52;N,5.67 実施例275 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−3−[2−(4−(ピペリジン− 1−イル)シクロヘキシ−1−イル)アセト−1−イル]−1−[(2−ピペリ ジン−4−イル)エチル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 575(M+) 元素分析(C3546ClN32として): 計算値:C,72.95;H,8.05;N,7.29 実測値:C,72.88;H,8.23;N,7.53 実施例276 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1−メチル−3−[2−(4−( ピペリジン−1−イル)シクロヘキシ−1−イル)アセト−1−イル]−インド ールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FDMS 478(M+) 元素分析(C2935ClN22として): 計算値:C,72.71;H,7.36;N,5.85 実測値:C,72.43;H,7.42;N,5.86 実施例277 2−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−5−フルオロ−1−メチル−3− [2−(4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)アセト−1−イ ル]−1H−インドールの製法 NMRは所望の標記構造と一致した。 FABMS 4498(M+1) 元素分析(C2833ClFN32として): 計算値:C,67.53;H,6.68;N,8.44 実測値:C,67.34;H,6.59;N,8.58 上記の手法に実質的に従って、当業者は式Iの他の化合物を調製することがで きる。 本発明の化合物は神経ペプチドYならびに密接に関連した神経ペプチドに特異 的なレセプターに結合する[神経ペプチドYレセプターの概説としては、ジェー ラート(D.Gehlert)、Life Sciences、55:551−562(1994 );ヒプスキンド(P.A.Hipskind)およびジェーラート、Annual Report s in Medicinal Chemistry 、31:1(1996)参照]。神経ペプチドYの レセプターとペプチドYYのレセプターとはかなり重複するが、膵臓ポリペプチ ドは独自のレセプターのセットを有しているようである。神経ペプチドYのすべ てではないにしろ多くの効果は、ペプチドYYを用いて模写することができる。 神経ペプチドYのレセプターの2つのサブタイプは最初、交感神経系の調製物 を用いて神経ペプチドYの13−36断片のアフィニティーに基づき提案された 。これらが神経ペプチドYの最も確立されたレセプターであるが、さらに別のレ セプターサブタイプが存在するという多数の証拠が存在する。最も確立されたも のはY−3レセプターであって、これは神経ペプチドYには応答するがペプチド YYには応答しない。別の、最近記載されたレセプターは、高アフィニティーで ペプチドYYに結合し、低アフィニティーで神経ペプチドYで結合する。神経ペ プチドYに対する摂食応答(feeding response)の薬理学が本来はY−1である ようであるが、別個の「摂食レセプター(feeding receptor)」が提案されてい る。いくつかのレセプターが現在までに首尾よくクローニングされている。次の 段落において公知の神経ペプチドYレセプターサブタイプおよびその生理学的機 能においての可能な役割に関して利用できる情報を要約する。Y−1レセプター Y−1レセプターは神経ペプチドYのレセプターのうちで最もよく特徴付けら れている。このレセプターは一般的にシナプス後であると考えられ、末梢におい て神経ペプチドYの公知の作用の多くを媒介する。もとは、このレセプターは1 3−36断片のように神経ペプチドYのC−末端に対して弱いアフィニティーを 有すると記載されたが、全長の神経ペプチドYおよびペプチドYYと同じアフィ ニティーで相互作用する。ウォールステットら、Regulatory Peptides、13 :307−318(1986);ウォールステットら、NEURONAL ME SSENGERS IN VASCULAR FUNCTION、231−24 1(ノビン(Nobin)ら、編、1987)。34位のアミノ酸をプロリン(Pro34 )で置換するとY−1レセプターに特異的なタンパク質となる。ポター(E. K.Potter)ら、European Journal of Pharmacology、193:15−19 (1991)。この手段は多様な機能におけるY−1レセプターの役割を確立す るのに使用されている。該レセプターは大脳皮質、血管平滑筋細胞およびSK− N−MC細胞において抑制的な仕方でアデニル酸ンシクラーゼと関連していると 考えられている。[概説として、マックダーモット(B.J.McDermott)ら 、Cardiovascular Research、27:893−905(1993)参照]。こ の作用は百日咳毒素の適用によって妨げられ、Gタンパク質結合レセプターの役 割が確認される。Y−1レセプターはブタ血管平滑筋細胞およびヒト赤白血病細 胞において細胞内カルシウムの動員を媒介する。 クローニングされたヒトY−1レセプターは、該レセプターが発現している細 胞のタイプに依存してホスファチジルイノシトール加水分解かまたはアデニル酸 シクラーゼの抑制と関連し得る。ヘルゾーク(H.Herzog)ら、Proceedings of the National Academy of Sciences(USA) 、89:5794−579 8(1992)。該Y−1レセプターは、該レセプターを天然に発現している組 織試料や細胞株を用いて実験した場合にいずれかのセカンドメッセンジャー系と 関連すると報告されている。ジェーラート、上記、553頁。それゆえ、Y−1 レセプターは単一のセカンドメッセンジャーとの関連に基づいてのみ区別するこ とはできない。 Y−1レセプター(典型的なY−1レセプターまたは典型的ではないY−1レ セプター)の調節は、肥満症または食欲障害、成人型糖尿病、過食症、褐色細胞 腫誘発性高血圧、クモ膜下出血、神経障害性血管肥厚、高血圧、不安および神経 性食欲不振症に限るものではないが、これらを含む多数の生理学的状態に影響を 及ぼすと信じられている。1996年6月6日に公開されたPCT特許公報WO 96/16542の135頁および本明細書に引用された参考文献。Y−2レセプター Y−1レセプターの場合と同様、このレセプターサブタイプは血管試料を用い て最初に記載された。薬理学的には、Y−2レセプターは神経ペプチドYのC− 末端断片にアフィニティーを示すことによってY−1レセプターと区別される。 該レセプターは最も頻繁に神経ペプチドY(13−36)の使用によって区別さ れるが、神経ペプチドY3−36断片およびペプチドYYのは改良されたアフィ ニティーおよび選択性を提供する。デュモン(Y.Dumont)ら、Society for Neuroscience Abstracts 、19:726(1993)。Y−1レセプターのよ うに、このレセプターはアデニル酸シクラーゼの抑制と関連しているが、いくつ かの試料において、該レセプターは百日咳毒素に感受性がない。Y−2レセプタ ーはN−タイプカルシウムチャンネルの選択的な抑制によってシナプスにおける カルシウムの細胞内レベルを低下させることが見出されていた。Y−1レセプタ ーのようにY−2レセプターはセカンドメッセンジャーに対する多様な関連を示 す。Y−2レセプターは高血圧、てんかん発作および神経障害性血管肥厚の調節 に関与すると信じられている。1996年6月6日に公開されたPCT特許公報 WO96/16542の135頁および本明細書に引用された参考文献。 Y−2レセプターは海馬、外側黒質、視床、視床下部および脳幹を含む種々の 脳領域において見出されている。末梢においては、Y−2は交感神経、副交感神 経および知覚神経などの末梢神経系において見られる。これらの全ての組織にお いて、Y−2レセプターは神経伝達物質の放出の減少を媒介する。Y−2レセプ ターは発現クローニング技術を用いてクローニングされている。ローズ(P.M .Rose)ら、Journal of Biological Chemistry、270:22661(1 995);ジェラルド(C.Gerald)ら、Journal of Biological Chemistr y 、270:26758(1995);ジェーラートら、Molecular Pharmacol ogy 、49:224(1996)。Y−3レセプター このレセプターは神経ペプチドYに高いアフィニティーを有するが、ペプチド YYには低いアフィニティーを有する。神経ペプチドYはこのレセプター集団で 完全に有効なアゴニストであるが、ペプチドYYは弱い効果しか持たない。この 薬理学的特性はこのレセプターを定義するのに使用される。Y−3レセプターと 同様の薬理学を有するレセプターが、電気生理学的技術を用いて海馬のCA3領 域において同定された。このレセプターは、N−メチル−D−アスパラギン酸( NMDA)に対するこれらのニューロンの興奮的応答を可能にする。モネ(F. P.Monnet)ら、European Journal of Pharmacology、182:207−2 08(1990)。このレセプターは高血圧の調節に関与すると信じられている 。1996年6月6日に公開されたPCT特許公報WO96/16542の13 5頁および本明細書に引用された参考文献。 このレセプターの存在はラット脳幹、特に孤束核において非常によく確立され ている。この領域に対する神経ペプチドYの適用は、血圧および心拍数における 用量依存性の低下を生み出す。脳のこの領域はまた、Y−1およびY−2レセプ ターからの有意な貢献を有するかもしれない。神経ペプチドYはまた、副腎髄質 からのアセチルコリン誘発のカテコールアミンの放出を、おそらくY−3レセプ ターにより抑制する。ウォールステットら、Life Sciences、50:PL7− PL14(1992)。ペプチドYYを好むレセプター 第4のレセプターは、神経ペプチドYよりもペプチドYYの方に若干優先して 結合すると記載されている。このレセプターは最初、ラット小腸において神経ペ プチドYへよりペプチドYYへの5−10倍の高アフィニティーを有するとして 記載された。ラバーズ(Y.M.Laburthe)ら、Endocrinology、118:1 910−1917(1986)。その後、このレセプターはアジポサイト(adip ocyte)および腎臓近位管細胞(kidney proximal tubull cell line)において 見出された。このレセプターは抑制的な仕方でアデニル酸シクラーゼと関連し、 百日咳毒素に感受性がある。 腸において、このレセプターは液体および電解質分泌の強力な抑制を生じる。 該レセプターは小腸の塩素イオン分泌が起こると信じられている陰窩細胞に局在 する。アジポサイトにおけるペプチドYYを好むレセプターはサイクリックアデ ノシン一リン酸(cAMP)−依存機構によって脂質分解の減少を媒介する。「摂食レセプター」 神経ペプチドYの最も初期に発見された中枢効果の1つは、食物の取り込みに おける顕著な増加であり、これはラット視床下部への該ペプチドの投与後に観察 された。該応答は該ペプチドを視床下部の辺縁弓(perifornical)領域に染み込 ませた場合に最大となる。スタンリー(B.G.Stanley)ら、Brain Resear ch 、604:304−317(1993)。この応答の薬理学はY−1レセプタ ーに類似しているが、神経ペプチドYの2−36断片は有意に神経ペプチドYよ り有効であった。さらに、脳室内神経ペプチドY(2−36)は完全に摂食を刺 激するが、全長の神経ペプチドYのようには体温を低下させない。ジョリクール (F.B.Jolicoeur)ら、Brain Research Bulletin、26:309−31 1(1991)。2つの最近の特許公報は、「摂食レセプター」であると信じら れているY5レセプターのクローニングおよび発現を記載している。特許協力条 約公報WO96/16542、1996年6月6日公開;およびオーストラリア 特許公報AU956467A0、1995年11月30日発行。 本発明の化合物の生物学的活性は、試験した化合物の公知の神経ペプチドYレ セプター部位への結合を迅速かつ正確に測定する最初のスクリーニングアッセイ を採用して評価した。神経ペプチドYレセプターアンタゴニストを評価するのに 有用なアッセイは当該技術分野で公知である。例えば、米国特許第5,284,8 39号、1994年2月8日発行(参照のため本明細書に引用する)を参照。ま た、ウォーカー(M.W.Walker)ら、Journal of Neurosciences、8:2 438−2446(1988)も参照。神経ペプチドY結合アッセイ 本発明の化合物の神経ペプチドYへの結合能力を、本質的にウォーカーら、 に記載されたプロトコールを用いて調べた。このアッセイにおいて、SK−N −MC細胞株を採用した。この細胞株をニューヨーク、スローン−ケッターリン グ・メモリアル・ホスピタル(Sloane-Kettering Memorial Hospital)から 拝受した。これらの細胞をT−150フラスコ中で、5% ウシ胎児血清を補っ たダルベッコ最少必須培地(Dulbecco's Minimal Essential Media(DME M))を用いて培養した。該細胞をスクラッピングによってフラスコから手動で 除去し、ペレット化し、−70℃で保存した。 該ペレットを2.5mM 塩化カルシウム、1mM 塩化マグネシウムおよび2 g/Lバシトラシンを含む25mMHEPES(pH7.4)バッファー中でガ ラス製ホモジナイザーを用いて再懸濁した。最終容量200μl(0.1nM125 I−ペプチドYY(2200Ci/ミリモル)および0.2−0.4mg タンパク 質を含む)中で、室温で約2時間、インキュベーションを行った。 非特異的結合を1μM神経ペプチドYの存在下でインキュベートした後に組織 に結合した残留放射能の良として定義した。いくつかの実験において、多様な濃 度の化合物がインキュベーション混合物に含まれた。 インキュベーションを96ウェルハーベスター(harvester)を用いて0.3% ポリエチレンイミンに前もって浸しておいたガラス線維フィルターを通して迅速 な濾過によって終えた。該フィルターを4℃で50mM トリス(pH7.4)( 5ml)で洗浄し、ついで60℃で急速に乾燥させた。ついで該フィルターをメ ルトオン(melt-on)シンチレーションシートで処理し、該フィルターに残存す る放射能をカウントした。その結果を多様なソフトウェアパッケージを用いて分 析した。タンパク質濃度を、ウシ血清アルブミンを標準として使用して、標準ク マシータンパク質アッセイ試薬を用いて測定した。 上記で調製された多数の化合物は神経ペプチドYレセプターアンタゴニスト( Ki=10μMから0.1nM)としての重要な活性を示した。式Iの化合物が有 効な神経ペプチドYレセプターアンタゴニストであるので、これらの化合物は神 経ペプチドYの過剰によって特徴付けられる多様な臨床的状態の処置に価値があ る。従って、本発明は神経ペプチドYの過剰に伴う生理学的な障害(disorder) の処置または防止の方法を提供し、該方法は該処置の必要な哺乳動物に、式Iの 化合物または製薬学的に許容し得るその塩、溶媒和物またはプロドラッグの有効 量を 投与することを含む。「神経ペプチドYの過剰に伴う生理学的な障害」なる語に は、神経ペプチドYの存在する場所における実際量にかかわらず、神経ペプチド Yレセプターの不適当な刺激に伴う障害を含む。 これらの生理学的な障害には以下が含まれる: 血管痙攣、心不全、ショック、心臓肥大、血圧上昇、狭心症、心筋梗塞、突然心 臓死、鬱血性心麻痺、不整脈、末梢血管疾患、および体液流障害、物質輸送(ma sstransport)の異常または腎不全などの異常な腎状態などの心臓、血管または 腎臓系に関連する障害または疾患; 例えば、心臓冠状動脈外科手術および胃腸管の手術および外科の間または後に 、増加した交感神経活性に関連する状態; 脳梗塞、神経変性、てんかん、発作などの脳の疾患および中枢神経系に関連し た疾患、および発作、脳血管攣縮および出血、鬱病、不安、精神分裂病、痴呆、 発作およびてんかんに関連した状態; 痛みまたは痛覚に関連した状態; 多様な形態の腸閉塞症、尿失禁およびクローン病などの胃腸の運動および分泌 の異常に関連する疾患; 肥満症、食欲不振、過食症および代謝障害などの飲異常および摂食障害; 性機能障害および生殖障害; 炎症に関連した状態または障害; 喘息および喘息および気管支収縮に関連した状態などの呼吸器疾患;および 黄体形成ホルモン、成長ホルモン、インシュリンおよびプロラクチンなどのホ ルモン放出異常に関連する疾患。 式Iの化合物は通常、医薬組成物の形態で投与する。これらの化合物は経口、 直腸、経皮、皮下、静脈内、筋肉内および鼻腔内の多様な経路によって投与する ことができる。これらの化合物は注入可能な組成物および経口組成物の両者同様 に有効である。これらの組成物は製薬技術においてよく知られている方法にて調 製し、少なくとも1つの活性化合物を含む。 本発明はまた、活性成分として、製薬学的に許容し得る担体に関連した式Iの 化合物を含む医薬組成物を使用する方法をも含む。本発明の組成物の調製におい て、該活性成分は通常賦形剤と混合し、賦形剤により希釈するかまたはカプセル 、小包、包紙または他の容器の形態であってよい担体に封入する。賦形剤が希釈 剤として機能する場合、それはビヒクル、担体または活性成分の媒体として作用 する固体、半固体または液状物質であってよい。従って、その組成物は、錠剤、 丸剤、散剤、トローチ剤、エリキシル剤、小包、キャシェー(cachets)、懸濁 剤、乳剤、液剤、シロップ剤、エアゾール剤(固体または液体媒体中として)、 例えば、活性成分の重量の10%までを含む軟膏、軟ゼラチンカプセル剤および 硬ゼラチンカプセル剤、坐剤、殺菌注射用液剤および無菌包装散剤の形態であっ てよい。 製剤の調製において、活性化合物を他の成分と合わせる前に適切な粒子の大き さを提供するよう製粉することが必要である。活性化合物が実質的に不溶性であ るときは、通常200メッシュより小さな粒子の大きさに製粉する。もし活性化 合物が実質的に水溶性であれば、その粒子の大きさは通常、実質的に製剤に均一 に分布するように、例えば40メッシュに製粉することによって調節する。 適切な賦形剤のいくつかの例には、乳糖、デキストロース、ショ糖、ソルビト ール、マンニトール、デンプン、アカシアガム、リン酸カルシウム、アルギン酸 塩、トラガカンタ、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微細結晶セルロース、ポリビ ニルピロリドン、セルロース、水、シロップおよびメチルセルロースを含む。製 剤には、タルク、ステアリン酸マグネシウムおよびミネラルオイルなどの滑沢剤 ;湿潤剤;乳化剤および懸濁化剤;メチル安息香酸塩およびプロピルヒドロキシ 安息香酸塩などの保存剤;甘味剤および香料をさらに含んでよい。本発明の組成 物は当該技術分野で公知の手法を用いることによって患者に投与後、活性成分の 迅速な放出、持続放出または遅延放出を提供するよう製剤化されてよい。 その組成物は、約5〜約100mg、より一般的には約10〜約30mgの活 性成分を各用量に含む単位用量形態(unit dosage form)にて好ましくは製剤化 される。「単位用量形態」という語は、ヒトおよび他の哺乳動物のための単位用 量として適切な物理的に別個の単位であって、各単位には適切な製薬学的賦形剤 との関連において、望ましい治療効果を生み出すように前もって決められた活性 物質の量を含むものをいう。 活性化合物は広範囲な用量範囲にわたって有効である。例えば、1日当たりの 用量は通常、体重の約0.5〜30mg/kgの範囲内にあたる。成人の処置に おいて、単一または分割用量においての約1〜約15mg/kg/日の範囲が特 に好ましい。しかしながら、実際に投与される化合物の量は、適切な環境(処置 されるべき状態、投与経路の選択、投与される実際の化合物、個々の患者の年令 、体重および応答および患者の症状の重篤度を含む)を考慮して、医師によって 決定され、それゆえ上記の用量の範囲はいずれにしても本発明の範囲を制限する ことを意図していない。いくつかの例においては、前述の範囲の下限の量より低 い用量レベルは、適切なもの以上でありうる。一方、他の場合においてはなお、 多量の用量は最初に一日中の投与のためのいくつかのより少ない用量に分割され るならば、いかなる有害な副作用をも引き起こさずに使用してよい。 錠剤などの固体組成物を調製するため、主要な活性成分を製薬学的賦形剤と混 合し、本発明の化合物の均質な混合物を含む固形の予備的製剤をつくる。これら の予備的製剤の組成物を均質という場合、活性成分はその組成物中に均等に分散 していて、その組成物が錠剤、丸剤およびカプセル剤などのような単位用量に容 易にサブ分割されることを意味している。ついで、この固形の予備的製剤は本発 明の活性成分の0.1〜約500mgを含む上記のタイプの単位用量形態にサブ 分割される。 本発明の錠剤または丸剤は、コーティングされるか、または活性を延長させる 利点を付与する投与形態を提供するように調製されてよい。例えば、錠剤または 丸剤は内側成分(dosage)と外側成分を含むことができ、後者は前者を覆うエン ベロープの形態である。この2つの成分は胃における分解に抵抗するために機能 し、内側成分を十二指腸にまで完全な状態で通過させるかまたは放出を遅延させ ることができる腸溶層(enteric layer)によって分離されている。多様な物質 がこのような腸溶層またはコーティングのために使用されてよく、このような物 質には、複数のポリマー酸およびシェラック、セチルアルコールおよび酢酸セル ロースなどの物質とポリマー酸との混合物を含む。 本発明の新規な組成物が経口投与または注射によっての投与のために組み入れ られる液体製剤には、水溶液、適切に風味を付けられたシロップ、水性または油 性懸濁液および綿実油、ゴマ油、やし油、または落花生油などの食用油での風味 を付けられた乳剤ならびにエリキシル剤および同様の製薬学的ビヒクルが含まれ る。 吸入または通気のための組成物には製薬学的に許容し得る液体および懸濁液、 水性または有機溶媒またはその混合物および粉末を含む。その液体または固体の 組成物は上記のような適切な製薬学的に許容し得る賦形剤を含んでいてよい。好 ましい組成物は局所または全身効果のため、経口または鼻腔呼吸経路によって投 与される。好ましい製薬学的に許容し得る溶媒中の組成物は内部ガスの使用によ って噴霧されてよい。噴霧液は噴霧装置またはフェイスマスク、テントまたは間 欠陽圧呼吸機に接着されている噴霧装置から直接噴出されてよい。液体、懸濁液 または粉末組成物は適当な方法で製剤を送達する装置から、好ましくは経口投与 または鼻腔投与されてよい。 以下の例は本発明の医薬組成物を説明している。 製剤例1 以下の成分を含有する硬ゼラチンカプセル剤を作製する: 成 分 量(mg/カプセル) 活性成分 30.0 デンプン 305.0 ステアリン酸マグネシウム 5.0 上記成分を混合し、340mg量を硬ゼラチンカプセルに充填する。 製剤例2 錠剤を、以下の成分を用いて作製する: 成 分 量(mg/錠剤) 活性成分 25.0 微細結晶セルロース 200.0 コロイド状二酸化ケイ素 10.0 ステアリン酸 5.0 上記成分を練合し、各々の重さが240mgの錠剤を圧縮して成形する。 製剤例3 以下の成分を含有する乾燥粉末吸入剤を作製する: 成 分 重量% 活性成分 5 乳糖 95 活性混合物を、乳糖と混合し、乾燥粉末調製機に加え製する。 製剤例4 各々活性成分30mgを含有する錠剤を、以下のようにして作製する: 成 分 量(mg/錠剤) 活性成分 30.0mg デンプン 45.0mg 微細結晶セルロース 35.0mg ポリビニルピロリドン 4.0mg (10%水溶液として) ナトリウムカルボキシメチルデンプン 4.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg タルク 1.0mg 合計 120mg 活性成分、デンプンおよびセルロースをNo.20メッシュU.S.の篩にかけて 、十分に混合する。ポリビニルピロリドンの溶液を得られた粉末と混合し、No. 16メッシュU.S.の篩にかける。そのように産生された粒状物を50−60℃ で乾燥させ、No.16メッシュU.S.の篩にかける。ナトリウムカルボキシメチ ルデンプン、ステアリン酸マグネシウム、およびタルクをあらかじめNo.30メ ッシュU.S.の篩にかけ、その粒状物に加え混合後、打錠機で圧縮して、各々1 20mg重量の錠剤を製する。 製剤例5 各々40mgの薬剤を含むカプセルを、以下のように作製する: 成 分 量(mg/カプセル) 活性成分 40.0mg デンプン 109.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0mg 合計 150.5mg 活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン酸マグネシウムを混合し、 No.20メッシュU.S.篩にかけ、そして150mg重量を硬ゼラチンカプセル に充填する。 製剤例6 各々活性成分25mgを含有する坐剤を、以下のようにして作製する: 成 分 重 量 活性成分 25mg 飽和脂肪酸グリセリドを加えて 2,000mgとする。 活性成分をNo.20メッシュU.S.の篩にかけ、前もって最小加熱装置を使用 して溶解した飽和脂肪酸グリセリドに懸濁させる。ついでその混合物を2.0g 容の坐剤鋳型に注ぎ、冷却する。 製剤例7 各々5.0ml容量あたり50mgの薬剤を含有する懸濁液を、以下のように して作製する: 成 分 活性成分 50.0mg キサンタンガム 4.0mg カルボキシセルロースナトリウム(11%) 50.0mg 微細結晶セルロース(89%) ショ糖 1.75g 安息香酸ナトリウム 10.0mg 香料および着色料 適量 精製水を加えて 5.0mlとする。 薬剤、ショ糖およびキサンタンガムを練合し、No.45メッシュU.S.の篩に かけて、ついで前もって調製した水中微細結晶セルロースとカルボキシメチルセ ルロースナトリウムとの溶液と混合する。安息香酸ナトリウム、香料および着色 料を水で希釈し、撹拌しながら加える。ついで十分量の水を加えて所望の量とす る。 製剤例8 各々15mgの薬剤を含有するカプセルを、以下のように作製する: 成 分 量(mg/カプセル) 活性成分 15.0mg デンプン 407.0mg ステアリン酸マグネジウム 3.0mg 合計 425.0mg 活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン酸マグネシウムを練合し、 No.20メッシュU.S.の篩にかけ、425mg量を硬ゼラチンカプセルに充填 する。 製剤例9 静脈注射剤は、以下のようにして作製しうる: 成 分 活性成分 250mg 等張液 1000ml 製剤例10 局所投与剤は、以下のようにして作製しうる: 成 分 活性成分 1−10g 乳化ろう 30g パラフィン油 20g 白色軟化パラフィン 100g 白色軟化パラフィンを溶融状態まで熱する。パラフィン油および乳化ろうを混 合し、溶解するまで撹拌する。活性成分を加え、分散するまで撹拌する。ついで この混合物を固化するまで冷却する。 製剤例11 各々10mgの活性成分を含有する舌下錠またはバッカルは、以下のように作 製する。 成 分 量(1錠剤当り) 活性成分 10.0mg グリセロール 210.5mg 水 143.0mg クエン酸ナトリウム 4.5mg ポリビニルアルコール 26.5mg ポリビニルピロリドン 15.5mg 合計 410.0mg グリセロール、水、クエン酸ナトリウム、ポリビニルアルコールおよびポリビ ニルピロリドンを連続的な撹拌下、約90℃に維持して混合する。そのポリマー が液体になったら、その溶液を約50−55℃に冷却し、薬剤をゆっくりと加え る。均質な混合物を不活性物質からできた形態に注ぎ、約2−4mmの厚さを有す る薬物含有拡散マトリクスを産生する。ついで、この拡散マトリクスを切断して 適当な大きさの個々の錠剤を作る。 本発明の使用において用いられるその他の好ましい製剤は、経皮送達装置(tr ansdermal deivery devices)(『パッチーズ』(patches))を使用する。この ような経皮パッチーズは、コントロールされた量での本発明の化合物の持続的ま たは非持続的な注入を提供するように使用されてよい。医薬製剤の送達のための 経皮パッチーズの構造と使用法は、当該技術分野においてよく知られている。例 えば、1991年6月11日発行の米国特許第5,023,252号を参照(参照 のため本明細書に引用する)。このようなパッチーズは医薬製剤の持続的な、脈 打つ(pulsatile)または要求に応じた送達のために作られてよい。 医薬組成物を脳に直接または間接的に導入することが望ましいかまたは必要で ある場合がしばしばある。通常、直接技術は、血液脳関門を通過させるために宿 主の脳室系薬剤送達カテーテルの配置に関係する。身体の特定の解剖学的な領域 への生物学的な因子の輸送に使用される、このような埋め込み可能な送達系の1 つは、1991年4月30日に発行された米国特許第5,011,472号に記載 されており、参照のため本明細書に引用する。 間接的技術は、一般的に好まれ、通常は親水性の薬剤を脂溶性薬剤またはプロ ドラッグに変換することによって薬剤潜在(latentiation)を提供するための組 成物を製剤化することに関係する。潜在は一般には、薬剤を一層脂溶性にし、お よび血液脳関門を通って輸送させるために薬剤に存在しているヒドロキシ、カル ボニル、硫酸、一級アミノ基をブロックすることによって達成する。かわりに、 親水性薬剤の送達は、一次的に血液脳関門を開くことができる高張液の動脈内注 射によって増強されてよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/50 ACV A61K 31/50 ACV 31/505 AAB 31/505 AAB 31/535 ACJ 31/535 ACJ C07D 209/24 C07D 209/24 209/42 209/42 401/06 209 401/06 209 401/12 209 401/12 209 401/14 209 401/14 209 403/06 207 403/06 207 403/12 207 403/12 207 209 209 417/12 209 417/12 209 (31)優先権主張番号 60/021,638 (32)優先日 1996年7月12日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ジェラート,ドナルド・アール アメリカ合衆国46202インディアナ州イン ディアナポリス、ブロードウェイ1440番 (72)発明者 ヒップスカインド,フィリップ・エイ アメリカ合衆国46163インディアナ州ニュ ー・パレスタイン、サウス・ファームスト ーン・サークル3660番 (72)発明者 ロブ,カレン・エル アメリカ合衆国46219インディアナ州イン ディアナポリス、イースト・ローウェル・ アベニュー5625番 (72)発明者 ニクソン,ジェイムズ・エイ アメリカ合衆国46219インディアナ州イン ディアナポリス、タオス・トレイル7375番 (72)発明者 オルンスタイン,ポール・エル アメリカ合衆国46032インディアナ州カー メル、ボサーン・コート10441番 (72)発明者 スミス,エドワード・シー・アール アメリカ合衆国46256インディアナ州イン ディアナポリス、ハッディントン・ドライ ブ・ノース8838番 (72)発明者 ザリンメイエー,ハミデ アメリカ合衆国46032インディアナ州カー メル、セイブル・ラン924番 (72)発明者 ジンマーマン,デニス・エム アメリカ合衆国46077インディアナ州ザイ オンズビル、オーク・リッジ・ドライブ 10343番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I [式中、Rbは水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C2〜C6アルカ ノイル、トリフルオロメチル、ヒドロキシまたはハロゲン; R1は水素、C1〜C6アルキルまたは−(CH2)v−R1a; ここで、vは1〜12、R1aはフェニル、ナフチル、ヘキサメチレンイミニル 、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、ト リプトリニル、ピロリジニル、キヌクリジニル、またはモルホリニルであって、 これらフェニル、ナフチル、ヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメ チレンイミニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、トリプトリニル、ピロリジニ ル、キヌクリジニル、またはモルホリニル基はいずれもC1〜C6アルキル、ハロ ゲン、トリフルオロメチル、ベンジル、フェニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミ ノ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C6アルカノイル、C2〜C6アルカノイルオ キシおよびC3〜C8シクロアルキルよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の 残基で置換されていてよく、 該フェニル、ベンジルまたはC3〜C8シクロアルキルは、C1〜C6アルキル、 ハロゲンまたはC1〜C6アルコキシよりなる群から独立に選ばれた1、2または 3の残基で任意に置換されている、 またはR1aは−(CH2)w−R1b(式中、wは1〜12、R1bはペピリジニル、ピ リミジル、ピロリジニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、ジ[ジ (C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)]アミノ、ジ(C1〜C6 アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)アミノ、フェニル、C3〜C8シクロ アルキル、ピロリジニルおよびアセトアミド)で置換されていてよい、 ここで該フェニルまたはC3〜C8シクロアルキルは、C1〜C6アルキル、ハロ ゲンまたはC1〜C6アルコキシよりなる群から独立に選ばれた1、2または3の 残基で任意に置換されている、 Aは結合、−(CH2)mまたは−C(O)−; A1は結合、−NRa−、−O−、−(CH2)mまたは−S(O)n−; qは0〜6; pは0〜6; nは0、1または2; mは0〜6; sは0〜6; Raは水素、C1〜C6アルキルまたはC2〜C6アルカノイル; Dは結合、C2〜C4アルケニレニルまたは−C(X)(Y)−、 ここでXおよびYの一方は水素であり、他方が水素であるか、またはXおよび Yの両方が水素であるか、またはXおよびYが一緒になって=Oまたは=NORc (式中、Rcは水素、ベンジル、アセチル、ベンゾイルまたはC1〜C6アルキル )を形成する; X1およびY1の一方はヒドロキシであり、他方が水素であるか、またはX1およ びY1の両方が水素であるか、またはX1およびY1が一緒になって=Oまたは= NORd(式中、Rdは水素またはC1〜C6アルキル)を形成する; R2はヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、フェノキシまたは 式: で示される基(式中、R4およびR5は独立に水素、C1〜C6アルキル、フェニル またはフェニル(C1〜C6アルキレニル))であるか、またはR2はヘキサメチ レンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミニル、イミダゾリニル、ピペ リジニル、2−トリプトリニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリ ニルよりなる群から選ばれたヘテロ環であり; ここで、これらヘキサメチレンイミニル、ピペラジニル、ヘプタメチレンイミ ニル、イミダゾリニル、ピペリジニル、2−トリプトリニル、ピロリジニル、キ ヌクリジニルまたはモルホリニルはいずれも、C1〜C6アルキル、ハロゲン、ト リフルオロメチル、ベンジル、フェニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、ジ( C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6アルキレニル)−、C1〜C6アルキルアミ ノ(C1〜C6アルキレニル)−、C2〜C6アルカノイル、カルボキサミド、2− アミノアセチル、C2〜C6アルカノイルオキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル −、C1〜C6アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキル、ピペリジニル、ピロリ ジニル、ピリミジル、フェニル(C1〜C6アルケニル)−、フェノキシ(C1〜 C6アルキレニル)−、ピペリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピロリジニ ル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜C6アルキレニル)−、C1 〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、ジ[ジ(C1〜C6アルキル)アミノ (C1〜C6アルキレニル)]アミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ(C1〜C6 アルキレニル)アミノおよびアセトアミドよりなる群から選ばれた1またはそれ 以上の残基で置換されていてよく、 ここでさらに、これらベンジル、フェニル、ピペリジニル、C3〜C8シクロア ルキル、フェニル(C1〜C6アルケニル)−、フェノキシ(C1〜C6アルキレニ ル)−、ピロリジニル、ピペリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピロリジニ ル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜C6アルキレニル)−または ピリミジルはいずれも、C1〜C6アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ア セトアミド、C2〜C6アルカノイル、C2〜C7アルカノイルオキシおよびC1〜 C6アルコキシよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の残基で置換されてい てよく、または該ピペリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル(C1〜C6アルキ レニル)−、ピロリジニル(C1〜C6アルキレニル)−、ピリミジル(C1〜C6 アルキレニル)−またはピリミジル上の窒素はアミノ保護基で置換されていてよ い、 またはR2は式: (式中、R4a、R5aおよびR6aは、独立に水素、C1〜C6アルキル、トリフルオ ロメチルまたはC1〜C6アルコキシであるか、 またはR4aが水素、C1〜C6アルキル、トリフルオロメチルまたはC1〜C6アル コキシ、R5aおよびR6aがそれらが結合している窒素原子と一緒になってピロリ ジニル、ピペリジニル、ヘキサメチレンイミニルまたはヘプタメチレンイミニル を形成するか、 またはR4aが酸素、R5aおよびR6aがそれらが結合している窒素原子と一緒にな ってピロリジニル、ピペリジニル、ヘキサメチレンイミニルまたはヘプタメチレ ンイミニルを形成する)で示される基; Rはフェニル、ナフチル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、C3〜C8 シクロアルキル、ピラジニル、アリル、チアゾリル、フリル、ピリミジル、ピリ ジニル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、ピリダジニル、イミダゾ リル、トリアゾリル、テトラゾリル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチレン イミニル、ピペリジニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリニル、 ここで、これらフェニル、ナフチル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチ ル、C3〜C8シクロアルキル、ピラジニル、チアゾリル、フリル、ピリミジル、 ピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、ピリダジニル、イミ ダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチ レンイミニル、ピペリジニル、ピロリジニル、キヌクリジニルまたはモルホリニ ル基は、C1〜C12アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ハ ロゲン、トリフルオロメチル、カルボキサミド、シアノ、ベンジル、フェニル、 ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、C2〜C6アルカノイル、C2〜C6アルカノイル オキシ、C1〜C6アルキルアミノ、オキサゾリル、ジヒドロオキサゾリル、ペピ リジニル(C1〜C12アルコキシ)−、ペピリジニル(C1〜C12アルコキシ)( C1〜C6アルキレニル)−、ペピリジニル(C1〜C12アルキレニル)−、フェ ニル (C1〜C12アルコキシ)−、フェニル(C2〜Cr2アルキレニル)−、C3〜C8 シクロアルキル、ピペリジニル、ピリミジル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ア ルキルチオ、式:RxyN−G−L(C0〜C6アルキレニル)−で示される基お よびアセトアミドよりなる群から選ばれた1またはそれ以上の残基で置換されて いてよく、 ここでさらに、RxおよびRyは独立に水素、C1〜C6アルキル、フェニル、 ベンジル、ピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプタメチ レンイミニル、モルホリニル、ピペラジニルまたはC3〜C8シクロアルキルであ るか、 またはRxyNはピペリジニル、ピロリジニル、ヘキサメチレンイミニル、ヘプ タメチレンイミニル、アゼチジニル(これらは該環の適当な部位でGに結合して いてよい)よりなる群から選ばれた環であり、 GはC1〜C12アルキレニル、C2〜C12アルケニレニルまたはC2〜C12アル キニレニル、 Lは結合、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−または−NH−; ただし、A1が−NRa−、−O−または−S(O)n−である場合はAは−CH2− であり、R1は水素でない]で示される化合物または薬理学的に許容し得るその 塩またはその溶媒和物。 2.R1が水素またはメチルまたはR1aがピリミジニル、ピロリジニル、ピペラ ジニルまたはキヌクリジニルである請求項1に記載の化合物またはまたは薬理学 的に許容し得るその塩またはその溶媒和物。 3.R1aがピペリジン−3−イル、ピペリジン−2−イル、ピロリジン−3−イ ル、またはピロリジン−2−イル、ピペリジン−1−イル、ピペリジン−4−イ ル、ピロリジン−1−イル、またはピロリジン−4−イル、フェニルである請求 項2に記載の化合物または薬理学的に許容し得るその塩またはその溶媒和物。 4.A1が結合、または−O−である請求項3に記載の化合物または薬理学的に 許容し得るその塩またはその溶媒和物。 5.−(CH2)q−D−(CH2)s−が結合、メチレン、エチレンまたは−C(O)− である請求項4に記載の化合物または薬理学的に許容し得るその塩またはその溶 媒和物。 6.X1およびY1の両方が水素である請求項5に記載の化合物または薬理学的に 許容し得るその塩またはその溶媒和物。 7.H2がアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、C1〜C6アルキルアミノま たはピペリジニルで置換されたピペリジニル基であるか、またはR2がアミノ、 ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、C1〜C6アルキルアミノまたはピロリジニルで 置換されたピロリジニル基であるか、またはR2がフェニルまたはシクロヘキシ ルで置換されたピペラジニル基である請求項6に記載の化合物または薬理学的に 許容し得るその塩またはその溶媒和物。 8.−A−A1−(CH2)p−が−CH2−O−、−CH2−NH−または−CH2− S−である請求項7に記載の化合物または薬理学的に許容し得るその塩またはそ の溶媒和物。 9.Rがナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピロリジニル、またはシクロヘキ シルである請求項8に記載の化合物または薬理学的に許容し得るその塩またはそ の溶媒和物。 10.Rが、4−位および2−位にてハロゲンで任意に独立に置換されたフェニ ルである請求項9に記載の化合物または薬理学的に許容し得るその塩またはその 溶媒和物。 11.活性成分として請求項1〜10のいずれかに記載の化合物を1またはそれ 以上の薬理学的に許容しうる担体、希釈剤または賦形剤とともに含んでなる医薬 組成物。 12.神経ペプチドYまたは関連ペプチドの過剰に伴う状態を処置するのに使用 するための請求項1〜10のいずれかに記載の化合物。 13.請求項1〜10のいずれかに記載の化合物の有効量を、それを必要とする 哺乳動物に投与することを含む、神経ペプチドYの過剰に伴う状態の処置方法。 14.神経ペプチドYの過剰に伴う状態を処置するための医薬を製造するための 請求項1〜10のいずれかに記載の化合物の使用。 15.請求項1〜10のいずれかに記載の化合物を含む、神経ペプチドYの過剰 に伴う状態の処置に適合した医薬組成物。
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