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JPH1049182A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

Info

Publication number
JPH1049182A
JPH1049182A JP8217786A JP21778696A JPH1049182A JP H1049182 A JPH1049182 A JP H1049182A JP 8217786 A JP8217786 A JP 8217786A JP 21778696 A JP21778696 A JP 21778696A JP H1049182 A JPH1049182 A JP H1049182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
background video
reproduction
reproduction range
range
background
Prior art date
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Granted
Application number
JP8217786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3868544B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP21778696A priority Critical patent/JP3868544B2/ja
Publication of JPH1049182A publication Critical patent/JPH1049182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3868544B2 publication Critical patent/JP3868544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景映像の中の気に入ったシーンを表示して
歌うことができる楽音再生装置を実現する。 【解決手段】 ステップ100でスタートボタン69が
押されると背景映像が記録されたディスクの番号を格納
するとともに記憶開始位置を示すアドレスをスタートア
ドレスデータとして格納する。ステップ120で登録番
号ボタン74が押されるとステップ130でその登録番
号の表示および格納を行い、ステップ140で映像登録
中を表示し、ステップ160でストップボタン70が押
されると、ステップ170で記憶終了位置を示すアドレ
スをストップアドレスデータとして格納する。そして、
記憶された各アドレスデータにより示される範囲の背景
映像を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽曲を再生する
楽音再生装置であって、モニタにカラオケ用の背景映像
および歌詞映像を表示するカラオケ装置として好適なも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ装置としては、通信回線
を介して曲データを受信し、この受信された曲データを
アンプおよびスピーカにより再生する再生装置と、背景
映像の記録された光ディスクを再生する光ディスク再生
装置と、この光ディスク再生装置により再生される背景
映像および曲データ中に含まれている歌詞映像を表示す
るCRTとを備えたものが知られている。上記光ディス
ク再生装置の模式図を図10に示す。図10に示すよう
に、光ディスク再生装置40には、背景映像が曲のジャ
ンル別に記録された複数の光ディスク40aないし40
nが収容されており、上記再生装置により曲データを再
生する際に、上記複数の光ディスク40aないし40n
の中から、曲データ中に含まれているジャンルデータに
対応する光ディスクを選択し、さらにその選択した光デ
ィスクの中から1つの背景映像をランダムに選択して再
生している。上記CRTの表示内容を図11に示す。図
11に示すように、CRT12には、背景映像200の
中に歌詞映像202がスーパーインポーズされ、カラオ
ケ装置の利用者は、歌詞映像202により示される歌詞
を見ながらマイクで歌う、つまり、カラオケする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記背景映
像は、CRTに映し出されることにより、歌い手の気分
を盛り上げる役目を果たすものであるから、なるべく歌
い手が気に入る映像が映し出されるのが望ましい。しか
し、上記従来のものでは、背景映像は、ランダムに選択
されるため、ある曲を歌ったときに気に入った背景映像
が再生された場合に、次に同じ曲を選曲しても、前回と
同じ背景映像が再生されるとは限らない。また、同じジ
ャンルの曲であっても、曲のストーリーは様々であるた
め、選択された背景映像が、必ずしも曲のストーリーに
マッチしているとは限らない。そこで、歌う前にCRT
に背景映像の種類を表示し、その中から好きな背景映像
を選択させることが考えられるが、いくら好きな背景映
像とはいっても、最初から最後まで同じストーリーの背
景映像ばかり見ていると飽きが来るという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、背景映像の再生範囲を
所望の範囲に設定できる楽音再生装置の実現を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲情報を再
生する楽曲情報再生手段と、複数の背景映像が記録され
た背景映像記録手段と、前記楽曲情報再生手段により楽
曲情報が再生される際に前記背景映像記録手段に記録さ
れている背景映像を再生する背景映像再生手段とを備え
た楽音再生装置において、前記背景映像記録手段に記録
された複数の背景映像のうち、前記背景映像再生手段に
より再生する再生範囲を所望の範囲に設定する再生範囲
設定手段が備えられており、前記背景映像再生手段は、
前記再生範囲設定手段により設定された再生範囲を再生
可能であるという技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生装置において、前記再生範囲設定手段は、
前記背景映像記録手段に記録された一の背景映像のう
ち、所望の範囲の背景映像を少なくとも1つ設定可能で
あるという技術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の楽音再生装置において、前記再生範
囲設定手段は、前記背景映像の再生範囲を所望の複数の
再生範囲に設定可能であり、前記背景映像再生手段は、
前記再生範囲設定手段により設定された複数の再生範囲
を再生可能であるという技術的手段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記背景映像記録手段に記録された背景映像には、
その背景映像の記録されている領域を示す領域情報が付
されており、前記再生範囲設定手段は、前記領域情報に
基づいて前記再生範囲を設定するものであり、前記再生
範囲設定手段により設定された再生範囲の領域を示す領
域情報を記憶する領域情報記憶手段が備えられており、
前記背景映像再生手段は、前記領域情報記憶手段に記憶
されている領域情報に基づいて前記背景映像記録手段に
記録された背景映像のうち、前記再生範囲設定手段によ
り設定された前記再生範囲を再生可能であるという技術
的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記再生範囲設定手段は、前記背景映像再生手段に
より再生される背景映像のうち、再生する範囲を設定す
るとともに、その設定された再生範囲の背景映像を記憶
するものであり、前記背景映像再生手段は、前記再生範
囲設定手段に記憶された再生範囲の背景映像を再生可能
であるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記再生範囲設定手段には、前記設定された再生範
囲に所定の識別情報を付与する識別情報付与手段が備え
られており、前記背景映像再生手段は、前記識別情報付
与手段により付与された識別情報に基づいて前記再生範
囲の背景映像を再生するという技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記再生範囲設定手段は、前記再生範囲を設定する
設定スイッチを備え、この設定スイッチが押されたとき
から所定時間前に前記背景映像再生手段により再生され
た背景映像から再生範囲を設定開始するという技術的手
段を採用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の楽音再生装置において、前記再生範囲の設定は、所
定の時間単位で行われるという技術的手段を採用する。
【0013】請求項9に記載の発明では、請求項1ない
し請求項8のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記背景映像再生手段は、前記再生範囲設定手段に
より設定された再生範囲の背景映像を前記楽曲再生手段
が楽曲情報を再生するときに再生する場合において、前
記楽曲情報の再生時間より前記再生範囲の背景映像の再
生時間の方が短い場合は、前記再生範囲の背景映像の再
生が終了した後に前記背景映像記録手段に記録された背
景映像を再生するという技術的手段を採用する。
【0014】請求項10に記載の発明では、請求項1な
いし請求項9のいずれか1つに記載の楽音再生装置にお
いて、前記再生範囲設定手段には、前記再生範囲の設定
を遠隔操作により行う遠隔操作手段が備えられたという
技術的手段を採用する。
【0015】請求項11に記載の発明では、請求項6な
いし請求項10のいずれか1つに記載の楽音再生装置に
おいて、前記識別情報を表示する識別情報表示手段が備
えられたという技術的手段を採用する。
【0016】
【作用】請求項1ないし請求項11に記載の発明では、
複数の背景映像が記録された背景映像記録手段に記録さ
れた複数の背景映像のうち、背景映像再生手段により再
生する再生範囲を所望の範囲に設定する再生範囲設定手
段が備えられており、背景映像再生手段は、再生範囲設
定手段により設定された再生範囲を再生することができ
る。つまり、複数の背景映像の中に気に入った背景映像
がある場合に、その背景映像を上記再生範囲設定手段に
より設定し、その設定した背景映像を上記背景映像再生
手段により再生できる。したがって、たとえば、後述す
る発明の実施の形態に記載するように、気に入った背景
映像を見ながら、従来より、一層楽しい気分で歌うこと
ができる。
【0017】特に、請求項2に記載の発明では、上記再
生範囲設定手段は、上記背景映像記録手段に記録された
一の背景映像のうち、所望の範囲の背景映像を少なくと
も1つ設定可能であるため、ある1つの背景映像の中の
あるシーンが気に入っている場合に、そのシーンの範囲
を設定して再生することができる。
【0018】また、請求項3に記載の発明では、上記再
生範囲設定手段は、上記背景映像の再生範囲を所望の複
数の再生範囲に設定可能であり、上記背景映像再生手段
は、上記再生範囲設定手段により設定された複数の再生
範囲を再生可能であるため、たとえば、後述する発明の
実施の形態に記載するように、気に入ったシーンを有す
る背景映像が複数の背景映像の中にある場合に、それら
の複数のシーンの範囲を設定して再生することができ
る。つまり、気に入ったシーンを編集してオリジナルの
背景映像を作って再生することができるため、背景映像
のストーリーに変化を付けることができ、より一層楽し
く歌うことができる。
【0019】そして、上記再生範囲の設定は、請求項4
に記載の発明のように、背景映像の記録されている領域
を示す領域情報に基づいて行うことができる。また、そ
の領域情報を記憶する領域情報記憶手段が備えられてお
り、上記背景映像再生手段は、その記憶されている領域
情報に基づいて上記設定された再生範囲を再生できる。
つまり、再生範囲設定手段により設定した範囲の背景映
像そのものを記憶するのではなく、設定した範囲の領域
を示す領域情報を記憶しておき、その領域情報に基づい
て上記設定した範囲の背景映像を再生することができ
る。
【0020】また、請求項5に記載の発明では、上記再
生範囲設定手段は、上記背景映像再生手段により再生さ
れる背景映像のうち、再生する範囲を設定するととも
に、その設定された再生範囲の背景映像を記憶する。つ
まり、設定した範囲の背景映像そのものを記憶する。そ
して、その記憶された背景映像は、上記背景映像再生手
段により再生することができる。
【0021】請求項6に記載の発明では、上記再生範囲
設定手段には、上記設定された再生範囲に所定の識別情
報を付与する識別情報付与手段が備えられており、上記
背景映像再生手段は、上記識別情報付与手段により付与
された識別情報に基づいて前記再生範囲の背景映像を再
生するという技術的手段を採用する。つまり、たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、設定
する再生範囲が複数ある場合に、それぞれに識別情報を
付与して記憶しておき、その識別情報を入力することに
より、その識別情報の付された背景映像を読み出して再
生することができる。
【0022】請求項7に記載の発明では、上記再生範囲
設定手段は、上記再生範囲を設定する設定スイッチを備
え、この設定スイッチが押されたときから所定時間前に
上記背景映像再生手段により再生された背景映像から再
生範囲を設定開始するという技術的手段を採用する。つ
まり、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載する
ように、CRTに映し出される背景映像を見ながら気に
入った範囲を設定する場合に、設定スイッチを押したと
きから再生範囲を設定開始するようにすると、設定スイ
ッチを押すためのタイムラグがあり、設定スイッチを押
したときには、すでに気に入ったシーンの冒頭部分が通
り過ぎてしまい、再生範囲内に入れることができない
が、設定スイッチが押されたときから所定時間前に再生
された背景映像から再生範囲を設定開始することによ
り、気に入ったシーンの冒頭部分が欠けるのを防止する
ことができる。
【0023】請求項8に記載の発明では、上記再生範囲
の設定は、所定の時間単位で行われるという技術的手段
を採用する。つまり、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、複数の光ディスクから背景映像
の再生範囲を設定する場合には、ディスクチェンジに時
間がかかるため、そのディスクチェンジに要する時間を
考慮しないで上記再生範囲を設定すると、背景映像間に
何も映し出されない空白時間が発生するおそれがある
が、上記ディスクチェンジの時間を考慮して上記再生範
囲を所定の時間単位で設定することにより、上記空白時
間の発生を防止することができる。
【0024】請求項9に記載の発明では、上記背景映像
再生手段は、上記再生範囲設定手段により設定された再
生範囲の背景映像を上記楽曲再生手段が楽曲情報を再生
するときに再生する場合において、上記楽曲情報の再生
時間より上記再生範囲の背景映像の再生時間の方が短い
場合は、上記再生範囲の背景映像の再生が終了した後に
上記背景映像記録手段に記録された背景映像を再生する
という技術的手段を採用する。つまり、上記設定された
再生範囲の背景映像の再生時間が、楽曲情報の再生時間
より短い場合には、上記再生範囲の背景映像の再生が終
了した以降は、背景映像が再生されない状態となるが、
そのような場合に、上記背景映像記録手段に記録された
背景映像を再生することができる。したがって、たとえ
ば、CRTに映し出されている背景映像が消えてしまう
ことにより、歌い手の気分が害されるのを防止すること
ができる。
【0025】請求項10に記載の発明では、上記再生範
囲設定手段には、上記再生範囲の設定を遠隔操作により
行う遠隔操作手段が備えられているため、たとえば、後
述する発明の実施の形態に記載するように、CRTに映
し出される背景映像を離れた位置から見ながら、気に入
ったシーンの設定を楽に行うことができる。
【0026】請求項11に記載の発明では、上記識別情
報を表示する識別情報表示手段が備えられているため、
その表示を見ることにより、再生範囲を設定して記憶す
る場合には、その設定された再生範囲には、どういう識
別情報が付与されて記憶されたのかを知ることができ、
また、設定された再生範囲を読出す場合には、読出した
再生範囲が、再生しようとしているものであるかを確認
することができる。つまり、識別情報を表示することに
より、誤った背景映像の表示を防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生装置の一
実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の
実施形態では、楽音再生装置として、通信回線を利用し
て曲が提供される、いわゆる通信カラオケ装置を代表に
説明する。図1は、本発明第1実施形態のカラオケ装置
の主要構成を示す外観説明図、図2(a)は、カラオケ
装置に備えられた制御装置の前面パネルの説明図、同図
(b)は、制御装置の背面パネルの説明図である。
【0028】図1に示すように、カラオケ装置10に
は、カラオケ用の背景映像と、歌詞を示す歌詞映像とを
表示するCRTモニタ(以下、CRTと略称する)12
と、歌い手のモニタ用のCRT14とが備えられてい
る。また、所望の背景映像の再生範囲の設定、通信回線
を介しての楽曲情報たる曲データの蓄積、選曲、曲の予
約などの制御、マイク81,82から入力される音声と
楽曲たるカラオケ曲とのミキシング、音声とカラオケ曲
との音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、音程の
変更(キーチェンジ)などの音声制御、ならびに、CR
T12,14に表示される映像の切替え、合成、分割な
どの映像制御などの各種制御を行う制御装置20が備え
られている。
【0029】さらに、制御装置20から出力される音声
信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロール)
などを行うアンプ16と、このアンプ16から出力され
る音声信号を音として再生する1組のスピーカ83,8
3と、天井用の1組のスピーカ80,80と、制御装置
20を遠隔操作する遠隔操作手段たる送信器60とが備
えられている。
【0030】次に、制御装置20の装備について図2を
参照して説明する。図2(a)に示すように、制御装置
20の前面パネルには、マイク81,82から入力され
る音声とカラオケ曲との音量のバランス調整を行うため
のバランス調整つまみ21と、エコーのかかり具合を調
整するためのエコー調整つまみ22と、ディレイのかか
り具合を調整するためのディレイ調整つまみ23とが設
けられている。
【0031】さらに、送信器60から送信される光信号
を受光するための受光部24と、選曲された曲の曲番号
を表示する曲番号表示体25と、変更されたキーの位置
を表示するキー表示部26と、マイク81,82のジャ
ックを差し込むマイク端子27,28とが設けられてい
る。
【0032】一方、図2(b)に示すように、制御装置
20の背面パネルには、カラオケ用の音楽データおよび
歌詞映像データから構成される曲データを受信するため
の電話回線31(図1、図4参照)を接続する電話回線
接続端子32が設けられており、その右方には、CRT
12の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力
端子34と、CRT14の映像入力端子(図示省略)と
接続される映像出力端子35とが設けられている。ま
た、背面パネルの左端には、アンプ16の音声入力端子
(図示省略)と接続される音声出力端子36が設けられ
ている。
【0033】次に、送信器60の構成について、その外
観構成を示す図3を参照して説明する。送信器60の右
上には、制御装置20の電源をON、OFFする電源ボ
タン61が設けられており、その下側には、選曲番号な
どを表示する液晶ディスプレイ62が設けられている。
この液晶ディスプレイ62の下側には、スピーカ83,
83、スピーカ80,80から出される音量を調整する
音量調整ボタン63が設けられており、その下側には、
曲の演奏を開始させる演奏ボタン64と、その演奏を停
止させる停止ボタン65が設けられている。それらボタ
ンの下側には、選曲の開始、選曲の確定を行う選曲ボタ
ン66と、選曲の取消しを行う取消ボタン67とが設け
られている。
【0034】それらボタンの下側には、選曲する曲の番
号を入力するA、B、および0〜9のテンキー68と、
キーチェンジを行うキーチェンジボタン63とが設けら
れている。このキーチェンジボタン63の下側には、気
に入った背景映像の再生範囲を設定して記憶させる場合
の記憶開始を示す設定スイッチたるスタートボタン69
と、記憶終了を示すストップボタン70とが設けられて
いる。また、送信器60の下部には、スタートボタン6
9およびストップボタン70の操作により記憶される背
景映像に識別情報たる登録番号を付与するための識別情
報付与手段たる1〜15のキーからなる映像登録ボタン
74が設けられており、その上側には、曲データを再生
する際にCRT12,14に表示される背景映像を、曲
データに含まれるジャンルデータに基づいて表示するモ
ードから、自分で登録したものを表示するモードに切り
替えるための映像選択モードボタン72が設けられてい
る。
【0035】この映像選択モードボタン72の上側に
は、映像登録ボタン74の1〜15のキーのうちのいず
れかのキーが押された場合に、その押されたキーの番号
に対応する背景映像の読出しを確定するための設定ボタ
ン71が設けられている。なお、上記各ボタンを押す
と、各ボタンそれぞれの機能に対応する光信号が発信窓
73に内蔵されたLEDから発せられ、その光信号は、
制御装置20の受光部24により受光される。
【0036】次に、上記制御装置20の制御系の構成に
ついて、それをブロックで示す図4を参照して説明す
る。制御装置20には、送信器60の操作により設定さ
れる背景映像の再生範囲を記憶する制御、その記憶され
た再生範囲に対応する背景映像を再生するための制御、
上記音声制御、映像制御、曲の演奏順序の予約および演
奏順序の変更などをプログラムにしたがって行うCPU
37が備えられている。このCPU37には、送信器6
0の映像選択モードボタン72が押されて映像選択モー
ドになっていることを示すフラグ、予約された曲の番号
および曲名データなどを一時保存するRAM38と、こ
の制御装置20に接続された電話回線31を利用するた
めの電話番号、送信器60から送信されるコマンドに対
応する制御コマンドなどが記憶されたROM39と、リ
アルタイムクロック(以下、RTCと略称する)41と
が接続されている。
【0037】また、CPU37には、背景映像の再生範
囲を設定する場合の開始位置を示すアドレスデータをス
タートアドレスデータ(領域情報)として、終了位置を
示すアドレスデータをストップアドレスデータ(領域情
報)としてそれぞれ記憶するRAM51と、選択された
CD−ROMのディスク番号を記憶するRAM52とが
接続されている。さらに、CPU37には、CPU37
により演算された、スタートアドレスデータおよびスト
ップアドレスデータ間の再生時間TAと、ジャンルデー
タに基づいて選択された背景映像の再生時間TBとを記
憶するRAM53と、映像登録ボタン74のキーに付さ
れた番号に対応する登録番号、上記ディスク番号、上記
スタートアドレスデータおよびストップアドレスデータ
を図9に示すようにテーブル形式で記憶する領域情報記
憶手段たるEEPROM54とが接続されている。
【0038】また、CPU37には、曲を提供するホス
トコンピュータ84から電話回線31および通信端子3
2を介して受信され、楽曲情報受信手段たる通信用モデ
ム42によりデジタル信号に変換された曲データを蓄積
するハードディスクメモリ43が接続されている。この
ハードディスクメモリ43には、上記各制御、後述する
各回路やCD−ROM再生装置40などの動作を制御す
る制御プログラムなどが記録されている。
【0039】さらに、CPU37には、ハードディスク
メモリ43に蓄積された曲データ中のMIDIデータを
入力するとともに、そのMIDIデータに対応する音源
データをMIDI音源441から抽出し、その抽出され
た音源データをアンプ16によって増幅可能なアナログ
の音楽信号に変換したり、マイク81,82から入力さ
れた音声信号にエコーやディレイをかけたりする音声制
御回路44が接続されている。
【0040】また、CPU37には、背景映像記録手段
たるCR−ROM再生装置40が接続されている。この
CD−ROM再生装置40には、図10に示すように、
曲のジャンル別に背景映像の記録された40a(No.
1)ないし40n(No.n)のn枚のCD−ROMが
再生可能に収容されている。また、CPU37には、そ
のCD−ROM40から出力される背景映像データ90
と、ハードディスクメモリ43に記憶された曲データ中
の歌詞映像データとを入力し、CRT12、14に表示
される映像として、図10に示すように、背景映像20
0中に歌詞映像202がスーパーインポーズされた映像
を作成したり、それら各映像の切替え、合成および分割
などの制御を行う映像制御回路45が接続されている。
【0041】さらに、CPU37には、受光部24によ
り受光された光信号をデジタルデータに変換する受光回
路46と、曲番号表示体25に曲番号を表示するための
表示信号と、キー表示体26にキーの位置を表示するた
めの表示信号とを作成する表示回路47が接続されてい
る。また、CPU37には、つまみ21ないし23の調
整により変化した信号の入力を行う入力回路48が接続
されている。
【0042】次に、気に入った背景映像を編集し、その
編集した背景映像をCRT12,14に表示してカラオ
ケを行うためのCPU37の制御内容について、その制
御内容を示す図7および図8のフローチャートを参照し
て説明する。最初に、カラオケ装置10の動作を説明す
る。まず、利用者が、送信器60を制御装置20に向け
て、電源ボタン61を押すと、制御装置20の電源が投
入され、これに連動してCD−ROM再生装置40、C
RT12、14およびアンプ16が起動する。そして、
送信器60の選曲ボタン66を押すと、選曲可能状態に
なり、次にテンキー68を押して歌いたい曲の曲番号を
入力する。このとき、テンキーを押す毎に、その押した
キーのA、Bおよび0〜9の符号が、液晶ディスプレイ
62と、CRT12、14と、制御装置20の曲番号表
示体25とに表示され、曲番号の確認をできるようにな
っている。なお、選曲中であることは、表示された符号
が点滅表示されることにより確認できるようになってい
る。
【0043】そして、曲番号の入力が終了し、演奏ボタ
ン64を押すと入力した曲番号が確定されるとともに、
表示された符号が点滅を中止した後に消え、CPU37
は、その曲番号に対応する曲データの送信要求を、通信
用モデム42、通信端子32および電話回線31を介し
てホストコンピュータ84に対して行う。すると、ホス
トコンピュータ84は、ROM39に記憶されている電
話番号を読み出して、その電話番号が契約された正規の
ものであるかを確認する作業を行い、その確認後に上記
要求された曲データが、ホストコンピュータ84から電
話回線31を介して受信され、受信された曲データは、
ハードディスクメモリ43に蓄積される。
【0044】続いて、その蓄積が終了すると、CPU3
7により、曲データの読出しが行われ、曲データに含ま
れるMIDIデータは、音声制御回路44に入力される
とともに、そのMIDIデータに対応する音源データが
MIDI音源441から抽出され、その抽出された音源
データは、アンプ16によって増幅可能なアナログの音
楽信号に変換される。また、曲データに含まれる歌詞映
像データは、映像制御回路45により、ビットイメージ
データに展開される。また、曲データには、曲のジャン
ルを特定するジャンルデータが含まれており、このジャ
ンルデータに対応する背景映像データ90が、CR−R
OM再生装置40により再生され、この再生された背景
映像データ90は、映像制御回路45により、ビットイ
メージデータに展開される。
【0045】そして、ビットイメージデータに展開され
た背景映像データ90および歌詞映像データは、映像制
御回路45により合成される。この合成は、前述のよう
に、背景映像200に歌詞映像202をスーパーインポ
ーズしてCRT12、14に表示する形で行われる(図
11参照)。また、曲の進行に合わせて帯状のテロップ
映像204が歌詞映像202上に表示される。一方、マ
イク81、または、マイク82から入力された音声は、
音声信号となって音声制御回路44に入力され、上記音
楽信号とミキシングされる。このミキシングされたミキ
シング信号は、アンプ16へ出力され、増幅された後に
スピーカ83,83、スピーカ80,80へ出力され、
両スピーカによって音楽信号および音声信号が再生され
る。このように、利用者は、自分の選んだ曲をCRT1
2、14の画面に映し出された背景映像および歌詞映像
を見ながらマイク81、または、マイク82を通して歌
う(カラオケする)ことができる。
【0046】次に、CRT12,14に表示される背景
映像の中から気に入ったシーンを編集してオリジナルの
背景映像を作る場合のCPU37の制御内容について図
7を参照して説明する。なお、背景映像データ90の構
成は、それを説明する図5に示すように、映像データD
1の前後には、アドレスデータDm,Dnが付されてお
り、映像データD3の前後には、アドレスデータDm
3,Dn3が付されている。
【0047】いま、背景映像が再生されているとする。
そして、記憶したいシーンが表示されたときに、送信器
60のスタートボタン69が押されると(ステップ10
0)、その背景映像が記録されたCD−ROMのディス
ク番号を示すディスク番号データがRAM52に格納さ
れ、図6に示すように、スタートボタン69を押した時
刻t1から5秒前に再生された背景映像データに付され
ているアドレスデータがスタートアドレスデータとして
RAM51に格納される(ステップ110)。
【0048】上述のように、スタートボタン69を押し
た時刻t1から5秒前に再生された背景映像データに付
されているアドレスデータをスタートアドレスデータと
するのは、CRT12,14に表示される背景映像20
0を見ながら、気に入ったシーンの再生範囲を設定する
ため、その始まったシーンを気に入るか否かを判断する
時間と、スタートボタン69を押す時間とで約5秒かか
るためである。もし、スタートボタン69を押したとき
からの範囲設定とすると、気に入ったシーンの冒頭部分
が欠けてしまうからである。
【0049】続いて、送信器60の映像登録ボタン74
のいずれかのキーが押されると(ステップ120)、そ
の押されたキーに付されている番号をCRT12,14
に表示するとともに、その番号を登録番号データとして
EEPROM54に格納し(ステップ130)、CRT
12,14に「現在の映像を登録番号**に登録中」と
表示する(ステップ140)。続いて、カラオケの演奏
が終了していないことが判定され(ステップ150)、
ストップボタン70が押されると(ステップ160)、
そのストップボタン70を押した時刻t2が、図6
(A)に示すように、上記スタートボタン69を押した
時刻t1から25秒経過する前である場合には、スター
トボタン69を押した時刻t1から25秒後の時刻に再
生されている背景映像データに付されているアドレスデ
ータをストップアドレスデータとしてRAM51に格納
する(ステップ170)。
【0050】つまり、図6(B)に示すように、スター
トボタン69を押した時刻t1の5秒前から30秒単位
(請求項8に記載の所定の時間単位)で背景映像を記憶
するようにプログラムされている。これは、編集する背
景映像が、複数のディスクにまたがる場合には、ディス
クチェンジを行う時間として最大約25秒必要とし、そ
の時間を確保しないと、次の背景映像を再生する場合
に、ディスクチェンジが間に合わずに、背景映像が表示
されない空白時間が発生してしまうからである。したが
って、図6(B)に示すように、ストップボタン70を
押した時刻t2が、スタートボタン69を押したときの
最初の30秒を経過した以降である場合には、そのスタ
ートボタン69を押した時刻t2が属する区間の30秒
が経過した時のアドレスがストップアドレスとなる。
【0051】また、スタートアドレスからストップアド
レスまでの背景映像再生時間TAを演算し、その背景映
像再生時間TAを示す背景映像再生時間データをRAM
51に格納する(ステップ170)。このようにして格
納された各データは、図9に示すように、登録番号、デ
ィスク番号、スタートアドレス、ストップアドレスおよ
び背景映像再生時間TAから構成される登録テーブル9
2としてEEPROM54に記憶される。なお、経過時
間は、RTC41によりカウントされる。
【0052】そして、上記ステップ100ないしステッ
プ170の処理は、カラオケの演奏が終了するまで(ス
テップ180)続けることができる。つまり、カラオケ
の演奏が終了するまでは、その再生されている背景映像
の中の気に入ったシーンの再生範囲を複数記憶すること
ができる。また、次の演奏時に再生された背景映像にも
気に入ったシーンがある場合には、上記同様にそのシー
ンの再生範囲を記憶しておくことにより、自分だけのオ
リジナルの背景映像を編集することができる。
【0053】次に、上記制御により、EEPROM54
に記憶されている登録番号の背景映像を読み出してCR
T12,14に表示する場合のCPU37の制御内容に
ついて図8を参照して説明する。なお、ここでは、送信
器60の映像選択モードボタン72が押されているもの
とする。まず、選曲が終了し(ステップ200)、送信
器60の映像選択モードボタン72が押されていると
(ステップ210)、CRT12,14に「映像登録ボ
タンを押して下さい」と表示する(ステップ220)。
【0054】そして、送信器60の映像登録ボタン74
の1〜15のキーのうち、表示したい背景映像の再生範
囲が記憶されているキーが押されると(ステップ23
0)、その押されたキーの番号に対応する登録番号をC
RT12,14に表示するとともに、その登録番号を示
す登録番号データがRAM38に一時保存される(ステ
ップ240)。続いて、送信器60の設定ボタン71が
押され、上記一時保存された登録番号データに対応する
背景映像の読出しが確定すると(ステップ250)、上
記RAM38に一時保存された登録番号データに対応す
るディスク番号、スタートアドレスデータ、ストップア
ドレスデータおよび背景映像再生時間データをEEPR
OM54の登録テーブル92から読出す(ステップ26
0)。
【0055】続いて、その読出した背景映像再生時間デ
ータにより示される背景映像再生時間TAが、曲データ
の再生時間TB以上である場合には、上記読出した登録
番号に対応するディスク番号のディスクを選択し、その
ディスクの上記読出されたスタートアドレスデータから
ストップアドレスデータまでの背景映像を再生する(ス
テップ280)。
【0056】一方、背景映像再生時間TAが曲データ再
生時間TBより短い場合には、曲データに含まれるジャ
ンルデータを読み出してRAM38に一時保存し、上記
読出した登録番号のディスクの再生が終了した後に、R
AM38に一時保存されたジャンルデータに基づいて、
そのジャンルデータにより示されるジャンルに対応する
ディスクを選択し、そのディスク内から1つの背景映像
がランダムに選択して再生する(ステップ290)。
【0057】つまり、気に入った背景映像の再生時間の
方が、曲の演奏時間よりも短い場合には、気に入った背
景映像の再生終了後に、ジャンルデータに基づいて背景
映像を選択して再生することにより、CRTに表示され
ている背景映像が途中で消えてしまうのを防止する。な
お、ステップ290では、ディスクチェンジの時間を考
慮して、気に入った背景映像の再生終了の30秒前か
ら、ジャンルデータに基づく背景映像の再生の準備を開
始し、背景映像が途切れないように制御する。以上のよ
うに、本実施形態のカラオケ装置によれば、自分が気に
入って登録した背景映像を見ながら歌うことができるた
め、より一層楽しく歌うことができる。
【0058】また、気に入った背景映像を複数登録して
いる場合には、上記ステップ240では、押された分の
複数の登録番号を格納し、ステップ260では、格納さ
れた複数の登録番号についての各データを読出し、ステ
ップ270では、読出された複数の登録番号の各背景映
像再生時間TAの合計時間が、曲データ再生時間TB以
上であるかを判定する。これによれば、1曲歌う中で
も、色々な背景映像を見ながら歌うことができるため、
飽きが来ることなく楽しく歌うことができる。
【0059】なお、上記実施形態では、気に入った背景
映像を記憶する手段として、その背景映像に付されてい
るアドレスデータを用いて記憶する手段を説明したが、
HDD(ハードディスクドライブ)、または、DVD
(デジタル ビデオ ディスク)−RAMを用いて、記
憶したい背景映像そのものを記憶する手段(請求項5に
記載の再生範囲設定手段)を用いることもできる。この
手段を用いる場合は、スタートボタン69を押した時刻
t1より5秒前から30秒間単位で背景映像を記録す
る。
【0060】ところで、CPU37により実行されるス
テップ100ないしステップ180が、本発明の再生範
囲設定手段として機能し、ステップ200ないしステッ
プ290が背景映像再生手段として機能する。また、ス
テップ290が、請求項9に係る背景映像再生手段とし
て機能する。さらに、ステップ130およびステップ2
40が、本発明の識別情報表示手段として機能する。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
背景映像のうち、再生する範囲を所望の範囲に設定して
再生することができるため、気に入った背景映像を再生
することができる。特に、本発明をカラオケ装置に適用
した場合には、気に入った背景映像を見ながら歌うこと
ができるため、従来のものより、より一層楽しく歌うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のカラオケ装置の主要構成
を示す外観説明図である。
【図2】(a)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(b)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図3】カラオケ装置に備えられた送信器の説明図であ
る。
【図4】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】背景映像データ90の構成を示す説明図であ
る。
【図6】(A)は、ストップボタン70を押した時刻t
2が、スタートボタン69を押した時刻t1から25秒
以内である場合を説明する説明図であり、(B)は、ス
タートボタン69を押した時刻t1から5秒前から30
秒単位で背景映像の再生範囲を設定する様子を示す説明
図である。
【図7】背景映像の再生範囲を設定して記憶する場合の
CPU37の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】記憶されている再生範囲に基づいて背景映像を
再生する場合のCPU37の制御内容を示すフローチャ
ートである。
【図9】登録テーブルの説明図である。
【図10】CD−ROM再生装置40に収容されたCD
−ROMの説明図である。
【図11】CRT12に表示された背景映像200およ
び歌詞映像202の説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置 12、14 CRT 16 アンプ 20 制御装置 31 電話回線 37 CPU 40 CD−ROM再生装置 43 ハードディスクメモリ 44 音声制御回路 45 映像制御回路 60 送信器 74 映像登録ボタン 81、82 マイク 84 ホストコンピュータ 90 背景映像データ 200 背景映像 202 歌詞映像

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲情報を再生する楽曲情報再生手段
    と、 複数の背景映像が記録された背景映像記録手段と、 前記楽曲情報再生手段により楽曲情報が再生される際に
    前記背景映像記録手段に記録されている背景映像を再生
    する背景映像再生手段とを備えた楽音再生装置におい
    て、 前記背景映像記録手段に記録された複数の背景映像のう
    ち、前記背景映像再生手段により再生する再生範囲を所
    望の範囲に設定する再生範囲設定手段が備えられてお
    り、 前記背景映像再生手段は、前記再生範囲設定手段により
    設定された再生範囲を再生可能であることを特徴とする
    楽音再生装置。
  2. 【請求項2】 前記再生範囲設定手段は、 前記背景映像記録手段に記録された一の背景映像のう
    ち、所望の範囲の背景映像を少なくとも1つ設定可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生範囲設定手段は、 前記背景映像の再生範囲を所望の複数の再生範囲に設定
    可能であり、 前記背景映像再生手段は、前記再生範囲設定手段により
    設定された複数の再生範囲を再生可能であることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記背景映像記録手段に記録された背景
    映像には、その背景映像の記録されている領域を示す領
    域情報が付されており、 前記再生範囲設定手段は、前記領域情報に基づいて前記
    再生範囲を設定するものであり、 前記再生範囲設定手段により設定された再生範囲の領域
    を示す領域情報を記憶する領域情報記憶手段が備えられ
    ており、 前記背景映像再生手段は、前記領域情報記憶手段に記憶
    されている領域情報に基づいて前記背景映像記録手段に
    記録された背景映像のうち、前記再生範囲設定手段によ
    り設定された前記再生範囲を再生可能であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の
    楽音再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生範囲設定手段は、 前記背景映像再生手段により再生される背景映像のう
    ち、再生する範囲を設定するとともに、その設定された
    再生範囲の背景映像を記憶するものであり、 前記背景映像再生手段は、前記再生範囲設定手段に記憶
    された再生範囲の背景映像を再生可能であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の
    楽音再生装置。
  6. 【請求項6】 前記再生範囲設定手段には、前記設定さ
    れた再生範囲に所定の識別情報を付与する識別情報付与
    手段が備えられており、 前記背景映像再生手段は、前記識別情報付与手段により
    付与された識別情報に基づいて前記再生範囲の背景映像
    を再生することを特徴とする請求項1ないし請求項5の
    いずれか1つに記載の楽音再生装置。
  7. 【請求項7】 前記再生範囲設定手段は、前記再生範囲
    を設定する設定スイッチを備え、この設定スイッチが押
    されたときから所定時間前に前記背景映像再生手段によ
    り再生された背景映像から再生範囲を設定開始すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに
    記載の楽音再生装置。
  8. 【請求項8】 前記再生範囲の設定は、所定の時間単位
    で行われることを特徴とする請求項7に記載の楽音再生
    装置。
  9. 【請求項9】 前記背景映像再生手段は、前記再生範囲
    設定手段により設定された再生範囲の背景映像を前記楽
    曲再生手段が楽曲情報を再生するときに再生する場合に
    おいて、前記楽曲情報の再生時間より前記再生範囲の背
    景映像の再生時間の方が短い場合は、前記再生範囲の背
    景映像の再生が終了した後に前記背景映像記録手段に記
    録された背景映像を再生することを特徴とする請求項1
    ないし請求項8のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
  10. 【請求項10】 前記再生範囲設定手段には、前記再生
    範囲の設定を遠隔操作により行う遠隔操作手段が備えら
    れたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれ
    か1つに記載の楽音再生装置。
  11. 【請求項11】 前記識別情報を表示する識別情報表示
    手段が備えられたことを特徴とする請求項6ないし請求
    項10のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010237507A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム、カラオケ装置
JP2015225254A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 株式会社コシダカホールディングス カラオケシステム
JP2017078731A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 ブラザー工業株式会社 動画処理システム、動画処理プログラム、及び、携帯端末

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JP2015225254A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 株式会社コシダカホールディングス カラオケシステム
JP2017078731A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 ブラザー工業株式会社 動画処理システム、動画処理プログラム、及び、携帯端末

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