JPH1047248A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
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- JPH1047248A JPH1047248A JP20159696A JP20159696A JPH1047248A JP H1047248 A JPH1047248 A JP H1047248A JP 20159696 A JP20159696 A JP 20159696A JP 20159696 A JP20159696 A JP 20159696A JP H1047248 A JPH1047248 A JP H1047248A
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- welding
- edge
- compression element
- flange
- groove
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Abstract
り接合する際に発生するバリが吸入マフラーの内外にで
ないようにすることを目的とする。 【解決手段】 フランジ13に溝15を付加したことに
より、溶着突起14と縁部16が溶けて固着される際発
生するバリは溝15に溜まることで吸入マフラーの内外
にバリがはみ出さないようにしたものである。
Description
ンディショナ等に使用される密閉型電動圧縮機に関する
ものである。
率の高いものが求められ、一般にダイレクトサクション
方式における吸入マフラーは合成樹脂等の熱伝導率が低
いものが適しているのはすでに知られている。
212号公報に記載されたものが知られている。
示しており、1は密閉容器、2は圧縮要素、3は電動要
素で圧縮要素2と電動要素3は密閉容器1に弾性支持さ
れている。4はシリンダー、5はシリンダー4内を往復
運動するピストン、6はシリンダー4の開口部を閉塞す
るように取り付けたバルブプレート、7はシリンダーヘ
ッドである。8はシリンダー4内へ冷媒ガスを導くため
2つの器体を超音波溶着により接合した合成樹脂製の吸
入マフラーでシリンダーヘッド7に取り付けられてい
る。9は密閉容器1内に冷媒ガスを導く吸入管である。
において、冷凍サイクルの低圧側から流れてきた冷媒ガ
スが吸入管9より密閉容器1内に導かれ、吸入マフラー
8を経てシリンダー4内に導かれた後、ピストン5によ
り圧縮される。
の構成では、超音波溶着時に発生した合成樹脂のバリが
運転中にとれてシリンダー内に入り、ピストンの動きを
阻害したバルブ機構に詰まって圧縮不良を起こす可能性
があるという課題を有していた。
するもので、合成樹脂製の吸入マフラーを超音波溶着に
より接合する際に発生するバリが吸入マフラーの内外に
でないようにすることを目的とする。
するもので、合成樹脂製のマフラーを超音波溶着により
接合する際に溶着突起以外にバリが発生しないようにす
ることを目的とする。
に請求項1に記載の発明は、相対するフランジまたは縁
部の一方に溶着突起を有するとともに、フランジまたは
縁部の相対する面の少なくともどちらか一方に溝を設け
たものである。
の発明は、相対するフランジの一方に溶着突起を有する
とともに、互いに溶着突起を有さない縁部の相対する面
の少なくともどちらか一方に溝を設けたものである。
の発明は、相対するフランジの一方に溶着突起を有する
とともに、互いに溶着突起を有さない縁部の相対する面
の一方に面取り部を設けたものである。
の発明は、相対するフランジまたは縁部の一方に溶着突
起を有するとともに、フランジまたは縁部の形状を入れ
子状に形成したものである。
の発明は、相対するフランジまたは縁部の一方に溶着突
起を有するとともに、フランジまたは縁部の形状を入れ
子状に形成したフランジまたは縁部の相対する面の少な
くともどちらか一方に溝を設けたものである。
超音波溶着により接合する際に発生するバリが吸入マフ
ラーの内外にでないようにすることができる。
の発明は、縁部の相対する面同士が接触しないようにし
たものである。
超音波溶着により接合する際に溶着突起以外にバリが発
生しないようにしたものである。
るフランジまたは縁部の一方に溶着突起を有するととも
に、フランジまたは縁部の相対する面の少なくともどち
らか一方に溝を設けたものであり、超音波溶着により溶
着突起が溶けて発生したバリが溝の中に溜まるという作
用を有する。
ジの一方に溶着突起を有するとともに、互いに溶着突起
を有さない縁部の相対する面の少なくともどちらか一方
に溝を設けたものであり、超音波溶着により溶着突起が
溶けて発生したバリが溝の中に溜まるという作用を有す
る。
ジの一方に溶着突起を有するとともに、互いに溶着突起
を有さない縁部の相対する面の一方に面取り部を設けた
物であり、超音波溶着により溶着突起が溶けて発生した
バリが溝の中に溜まるという作用を有する。
面同士が接触しないようにしたものであり、超音波溶着
により溶着突起以外が溶着しないようにすることでバリ
の発生を防ぐという作用を有する。
ジまたは縁部の一方に溶着突起を有するとともに、フラ
ンジまたは縁部の形状を入れ子状に形成したものであ
り、超音波溶着により溶着突起が溶けて発生したバリが
吸入マフラーの内外にまででないという作用を有する。
ジまたは縁部の一方に溶着突起を有するとともに、フラ
ンジまたは縁部の形状を入れ子状に形成しフランジまた
は縁部の早退する面の少なくともどちらか一方に溝を設
けたものであり、超音波溶着により溶着突起が溶けて発
生したバリが吸入マフラーの内外にまででないという作
用と、発生したバリが溝の中に溜まるという作用を有す
る。
いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
密閉型電動圧縮機の平面図、図2は同側面図であり、1
は密閉容器、2は圧縮要素、3は電動要素で圧縮要素2
と電動要素3は密閉容器1に弾性支持されている。4は
シリンダー、5はシリンダー4内を往復運動するピスト
ン、6はシリンダー4の開口部を閉塞するように取り付
けたバルブプレート、7はシリンダーヘッドである。8
はシリンダー4内へ冷媒ガスを導くため3つの器体を超
音波溶着により接合した合成樹脂製の吸入マフラーでシ
リンダー7に取り付けられている。9は密閉容器1内に
冷媒ガスを導く吸入管である。図3は本発明の実施例1
による吸入マフラーの分解図であり、図4は図3のA部
拡大断面図、図5は図3のB部拡大断面図である。10
は吸入マフラー8を構成する第1の器体、11は吸入マ
フラー8を構成する第2の器体、12は吸入マフラー8
を構成する第3の器体であり、それぞれポリブチレンテ
レフタレート(以下PBTと略す)の射出成形により成
形したものである。13は第1の器体10に設けたフラ
ンジ、14はフランジ13に設けた溶着突起、15はフ
ランジ13に設けた溝、16は第2の器体11の縁部で
ある。17は第2の器体11に設けたフランジ、18は
フランジ17に設けた溶着突起、19はフランジ17に
設けた溝、20は第2の器体11の縁部、21は第3の
器体12に設けたフランジ、22は第3の器体12の縁
部である。縁部20と縁部22は接触しない寸法として
いる。
0と第2の器体11を超音波溶着する際、溶着突起14
と縁部16が溶けて固着されるがその際発生するバリは
溝15に溜まる。また、第2の器体11と第3の器体1
2を超音波溶着する際、溶着突起18とフランジ21が
溶けて固着されるがその際発生するバリは溝19に溜ま
る。この時縁部20と縁部22は接触しないため溶着突
起18以外にはバリは発生しない。
が、他方の面あるいは両方の面に付けても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
る吸入マフラーの分解図であり、図7は図6のC部拡大
断面図、図8は図6のD部拡大断面図である。23は吸
入マフラー8を構成する第1の器体、24は吸入マフラ
ー8を構成する第2の器体、25は吸入マフラー8を構
成する第3の器体であり、それぞれPBTの射出成形に
より成形したものである。26は第2の器体23に設け
たフランジ、27はフランジ26に設けた溶着突起、2
8はフランジ26に設けた溝、29は第2の器体24の
縁部、30は縁部29に設けた壁である。31は第2の
器体24に設けたフランジ、32はフランジ31に設け
た溶着突起、33はフランジ31に設けた溝、34は第
2の器体24の縁部、35は縁部34に設けた面取り
部、36は第3の器体25に設けたフランジ、37は第
3の器体25の縁部、38は縁部37に設けた溝であ
る。縁部34と縁部37は接触しない寸法としている。
3と第2の器体24を超音波溶着する際、溶着突起27
と縁部29が溶けて固着されるがその際発生するバリは
溝28に溜まる。この時溝28から外へはみ出したバリ
は壁30のところで止まることとなる。また、第2の器
体24と第3の器体25を超音波溶着する際、溶着突起
32とフランジ36が溶けて固着されるがその際発生す
るバリは溝33に溜まる。この時内側にバリが流れた場
合、面取り部35または溝38に溜まる。さらに縁部3
4と縁部37は接触しないため溶着突起32以外にはバ
リは発生しない。
が、他方の面あるいは両方の面に付けても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
フランジまたは縁部の一方に溶着突起を有するととも
に、フランジまたは縁部の相対する面の少なくともどち
らか一方に溝を設けることで、溶着時のバリが吸入マフ
ラーの内外にでないようにするという有利な効果が得ら
れる。
の一方に溶着突起を有するとともに、互いに溶着突起を
有さない縁部の相対する面の少なくともどちらか一方に
溝を設けることで、溶着時のバリが吸入マフラーの内外
にでないようにするという有利な効果が得られる。
の一方に溶着突起を有するとともに、互いに溶着突起を
有さない縁部の相対する面の一方に面取り部を設けるこ
とで、溶着時のバリが吸入マフラーの内外にでないよう
にするという有利な効果が得られる。
同士が接触しないようにしたことで溶着突起以外にバリ
が発生しないようにするという有利な効果が得られる。
または縁部の一方に溶着突起を有するとともに、フラン
ジまたは縁部の形状を入れ子状に形成したことで、溶着
時のバリが吸入マフラーの内外にでないようにするとい
う有利な効果が得られる。
または縁部の一方に溶着突起を有するとともに、フラン
ジまたは縁部の形状を入れ子状に形成しフランジまたは
縁部の相対する面の少なくともどちらか一方に溝を設け
たことで、溶着時のバリが吸入マフラーの内外にでない
ようにするという有利な効果が得られる。
機の内部平面図
機の内部側面図
面図
面図
Claims (6)
- 【請求項1】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
けられた数個に分割された合成樹脂製の器体の縁部を超
音波溶着により接合して形成される吸入マフラーを有
し、前記器体の縁部には少なくとも一方にフランジが形
成され、その相対するフランジまたは縁部の一方に溶着
突起を有するとともに、フランジまたは縁部の相対する
面の少なくともどちらか一方に溝を設けたことを特徴と
する密閉型電動圧縮機。 - 【請求項2】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
けられた数個に分割された合成樹脂製の器体の縁部を超
音波溶着により接合して形成される吸入マフラーを有
し、前記器体には縁部にフランジが形成され、その相対
するフランジの一方に溶着突起を有するとともに、互い
に溶着突起を有さない縁部の相対する面の少なくともど
ちらか一方に溝を設けたことを特徴とする密閉型電動圧
縮機。 - 【請求項3】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
けられた数個に分割された合成樹脂製の器体の縁部を超
音波溶着により接合して形成される吸入マフラーを有
し、前記器体には縁部にフランジが形成され、その相対
するフランジの一方に溶着突起を有するとともに、互い
に溶着突起を有さない縁部の相対する面の一方に面取り
部を設けたことを特徴とする密閉型電動圧縮機。 - 【請求項4】 縁部の相対する面同士が接触しないこと
を特徴とする請求項2または3に記載の密閉型電動圧縮
機。 - 【請求項5】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
けられた数個に分割された合成樹脂製の器体の縁部を超
音波溶着により接合して形成される吸入マフラーを有
し、前記器体の縁部には少なくとも一方にフランジが形
成され、その相対するフランジまたは縁部の一方に溶着
突起を有するとともに、フランジまたは縁部の形状を入
れ子状に形成したことを特徴とする密閉型電動圧縮機。 - 【請求項6】 フランジまたは縁部の相対する面の少な
くともどちらか一方に溝を設けたことを特徴とする請求
項5に記載の密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20159696A JP3255851B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20159696A JP3255851B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1047248A true JPH1047248A (ja) | 1998-02-17 |
JP3255851B2 JP3255851B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=16443683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20159696A Expired - Fee Related JP3255851B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3255851B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005133707A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20159696A patent/JP3255851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005133707A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3255851B2 (ja) | 2002-02-12 |
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