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JPH1041374A - 半導体製造装置のウエハチャック装置 - Google Patents

半導体製造装置のウエハチャック装置

Info

Publication number
JPH1041374A
JPH1041374A JP18975896A JP18975896A JPH1041374A JP H1041374 A JPH1041374 A JP H1041374A JP 18975896 A JP18975896 A JP 18975896A JP 18975896 A JP18975896 A JP 18975896A JP H1041374 A JPH1041374 A JP H1041374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
holding pin
susceptor
semiconductor manufacturing
wafer holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18975896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Itai
井 孝 文 板
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18975896A priority Critical patent/JPH1041374A/ja
Publication of JPH1041374A publication Critical patent/JPH1041374A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハの反りを防止してスループットを大幅
に高めることができる。 【解決手段】 爪6によって把持されたウエハWが高温
サセプター7に載置されると、エアシリンダー12が連
結部材11及び支持軸9を介して支持板8を下方に移動
する。この支持板8の下方移動に伴って、支持板8に固
着された4個の中空ホルダー13も同時に下方移動さ
れ、これによってウエハ押えピン14がウエハWの外周
囲に当接し、ウエハWをサセプター7に押圧してウエハ
Wの全面をサセプター7に密着させる。このウエハ押え
ピン14によるウエハWの押圧によって、ウエハWの反
りが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
ウエハチャック装置に係り、特にウエハを機械的に把持
して、加熱されたサセプターに載置して処理を行う半導
体製造装置のウエハチャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造には種々の製造装置が
使用されている。半導体素子の高集積度が高まるにつれ
て、半導体製造装置が高価格化する傾向にあり、このた
め、歩留まりとスループットとが高い製造装置が求めら
れている。
【0003】図3及び図4は、従来の半導体製造装置の
ウエハチャック装置を示したもので、本体ベース1に
は、カム板2が回転可能に取付けられると共に4本のア
ーム3が支点3aを中心に回動可能に取付けられてい
る。これらのアーム3はバネ4によって付勢されてい
る。また、各アーム3にはピン5が突設されると共に、
アーム先端に爪6が取付けられている。
【0004】図示の状態では、爪6がウエハWの外周縁
を把持してウエハのチャッキングが行われる。この状態
で、本体ベース1が下降してウエハWを高温(例えば4
10°C)のサセプター7に載置する。この載置後に、
カム板2が矢印方向に回転されると、カム板2のカム面
がピン5を押上げてアーム3をバネ4の付勢力に抗して
回動させる。この回動によって、爪6が外方に移動しウ
エハWの外周縁から離れチャッキングを解除する。
【0005】高温のサセプターに載置されたウエハW
は、内部の温度勾配のために熱応力が発生し、ウエハW
の周辺部が上向きに反ってしまう。このため、ウエハW
を例えば約10分もの間サセプター7上に放置し、熱伝
導によってウエハ全体が均一に加熱されて反りが解消し
た後に、所定の処理が施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のウエハチャック装置は、ウエハの反りを解消するた
めにかなりの時間を必要とするため、スループットが低
下するといった重大な問題がある。そこで、本発明の目
的は、ウエハの反りを防止してスループットを大幅に高
めることができる半導体製造装置のウエハチャック装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、ウエハの外周囲を把持
する複数本の爪を具備し、上記爪によって把持されたウ
エハを加熱されたサセプターに載置する半導体製造装置
のウエハチャック装置において、上記サセプターに載置
されたウエハの外周部に当接してそれを上記サセプター
に押圧する複数のウエハ押えピン機構を具備することを
特徴とするものである。複数のウエハ押えピン機構はサ
セプターに載置されたウエハの外周部に当接してサセプ
ターに押圧するので、ウエハ全体が均一に加熱され、ウ
エハの反りを防止することができる。従って、ウエハの
反り解消時間が不要になるため、半導体製造装置のスル
ープットを大幅に高めることができる。
【0008】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の半導体製造装置のウエハチャック装置において、
上記爪を操作して上記ウエハWの把持及びその解除を行
わせる爪操作機構と、上記爪操作機構とは独立に上記複
数のウエハ押えピン機構を一体に上下させるシリンダー
とを更に具備することを特徴とするものである。複数の
ウエハ押えピン機構は一体に移動されるため、ウエハの
外周部が同時にサセプターに押圧される。また、シリン
ダーは複数のウエハ押えピン機構を爪操作機構とは独立
に、上下移動させるので、複数のウエハ押えピン機構の
上下移動が爪操作機構に悪影響を及ぼすことはない。
【0009】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の半導体製造装置のウエハチャック装置において、
上記ウエハ押えピン機構の各々は、下端に貫通孔が穿孔
された中空のホルダーと、下端部が上記貫通孔から突出
するように上記ホルダー内に収容されたウエハ押えピン
と、上記ホルダー内に収容され、上記ウエハ押えピンを
下方に付勢するバネと、上記貫通孔とこれを挿通する上
記ウエハ押えピンとの間の間隙をシールするシール部材
とを有することを特徴とするものである。ウエハ押えピ
ンはバネによって付勢されているため、ウエハ当接時の
衝撃が緩和され、ウエハの損傷や塵の発生を防止するこ
とができる。更に、中空のホルダー内にはウエハ押えピ
ンとバネとが収容され、ウエハ押えピンの上下動作やバ
ネの伸縮によって塵が発生することがあるが、シール部
材は貫通孔とウエハ押えピンとの間の間隙をシールする
ため、ホルダー内の塵が貫通孔から漏出することを防止
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明による半導体製造装
置のウエハチャック装置の実施例を図3及び図4と同部
分には同一符号を付して示した図1及び図2を参照して
説明する。図1及び図2において、本体ベース1にはカ
ム板2が回転可能に取付けられると共に、4本のアーム
3が支点3aを中心に回動可能に取付けられている。こ
れらのアーム3はバネ4によって付勢されている。各ア
ーム3には、ピン5が突設されると共にアーム先端に爪
6が取付けられている。以上の構成は図3及び図4に示
したウエハチャック装置の構成と実質的に同一である。
なお、カム板2とアーム3とバネ4とピン5とは、爪6
を開閉操作する爪操作機構を構成する。
【0011】支持板8は本体ベース1に対して相対移動
可能に複数の支持軸9に固着されている。これらの支持
軸9は軸受10によって上下動可能に支持され、支持軸
9には連結部材11を介してエアシリンダー12が連結
されている。支持板8には4個の中空ホルダー13がそ
の上端において固着され、各中空ホルダー13は互いに
約90°の間隔で配置されている。中空ホルダー13内
にはウエハ押えピン14の上端とバネ15とが収容さ
れ、このバネ15はウエハ押えピン14を下方に付勢
し、この付勢によってウエハ押えピン14は下端部が中
空ホルダー13の下端面の貫通孔から外部に突出してい
る。この貫通孔の内周面にはシール部材16が取付けら
れ、このシール部材16は、貫通孔とウエハ押えピン1
4との間の間隙をシールして、ホルダー13の内部に発
生した塵が貫通孔から漏出することを防止している。以
上の中空ホルダー13とウエハ押えピン14とバネ15
とシール部材16はウエハ押えピン機構を構成する。
【0012】次に、実施例の作用を説明する。爪6によ
って把持されたウエハWがサセプター7に載置される
と、エアシリンダー12が連結部材11及び支持軸9を
介して支持板8を下方に移動する。この支持板8の下方
移動に伴って、支持板8に固着された4個の中空ホルダ
ー13も同時に下方移動され、これによってウエハ押え
ピン14がウエハWの外周囲に当接し、ウエハWをサセ
プター7に押圧してウエハWの全面をサセプター7に密
着させる。
【0013】なお、ウエハ押えピン14がウエハWの外
周囲に当接した後にも、エアシリンダー12が中空ホル
ダー13を更に下降させた場合には、ウエハ押えピン1
4がウエハWを強く押圧して、ウエハWを損傷させたり
塵を発生させる恐れがある。そこで、本実施例では中空
ホルダー13内のバネ15がこのような不都合を回避す
る。これを詳述すると、ウエハWへのウエハ押えピン1
4の当接後にもエアシリンダー12が中空ホルダー13
を更に下降させた場合には、ウエハ押えピン14はバネ
15の付勢力に抗して中空ホルダー13内に引っ込み、
ウエハWの損傷や塵の発生を防止する。また、4個のウ
エハ押えピン14はほぼ等角度間隔、即ち約90°の間
隔で配置されているので、ウエハW全体を偏ることなく
一様に押圧することができる。
【0014】ウエハWがウエハ押えピン14によってサ
セプター7に密着され、短時間でウエハWの全面が均一
に加熱され一様な温度になると、エアシリンダー12は
連結部材11及び支持軸9などを介してウエハ押えピン
14を上方に移動させる。次いで、所定の処理がウエハ
Wに施される。こうして、ウエハWの反りが発生しない
ため、反りの解消のためのウエハ放置時間が不要とな
り、半導体製造装置のスループットが大幅に向上する。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、複数のウエハ押えピン機構はサセプターに載置
されたウエハの外周部に当接してサセプターに押圧する
ので、ウエハ全体が均一に加熱され、ウエハの反りを防
止することができる。従って、ウエハの反り解消時間が
不要になるため、半導体製造装置のスループットを大幅
に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体製造装置のウエハチャック
装置の実施例を示した、図2の線I−Iに沿った断面
図。
【図2】実施例の底面図。
【図3】従来の半導体製造装置のウエハチャック装置を
示した正面図。
【図4】従来の半導体製造装置のウエハチャック装置を
示した底面図。
【符号の説明】
6 爪 7 サセプター 13 中空のホルダー 14 ウエハ押えピン 15 バネ 16 シール部材 13、14、15、16 ウエハ押えピン機構 W ウエハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハの外周囲を把持する複数本の爪を具
    備し、上記爪によって把持されたウエハを加熱されたサ
    セプターに載置する半導体製造装置のウエハチャック装
    置において、上記サセプターに載置されたウエハの外周
    部に当接してそれを上記サセプターに押圧する複数のウ
    エハ押えピン機構を具備することを特徴とする半導体製
    造装置のウエハチャック装置。
  2. 【請求項2】上記爪を操作して上記ウエハWの把持及び
    その解除を行わせる爪操作機構と、上記爪操作機構とは
    独立に上記複数のウエハ押えピン機構を一体に上下させ
    るシリンダーとを更に具備することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体製造装置のウエハチャック装置。
  3. 【請求項3】上記ウエハ押えピン機構の各々は、下端に
    貫通孔が穿孔された中空のホルダーと、下端部が上記貫
    通孔から突出するように上記ホルダー内に収容されたウ
    エハ押えピンと、上記ホルダー内に収容され、上記ウエ
    ハ押えピンを下方に付勢するバネと、上記貫通孔とこれ
    を挿通する上記ウエハ押えピンとの間の間隙をシールす
    るシール部材とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体製造装置のウエハチャック装置。
JP18975896A 1996-07-18 1996-07-18 半導体製造装置のウエハチャック装置 Pending JPH1041374A (ja)

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JP18975896A JPH1041374A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 半導体製造装置のウエハチャック装置

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JP18975896A JPH1041374A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 半導体製造装置のウエハチャック装置

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Publication Number Publication Date
JPH1041374A true JPH1041374A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16246692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18975896A Pending JPH1041374A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 半導体製造装置のウエハチャック装置

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JP (1) JPH1041374A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327970A (ja) * 2003-03-28 2004-11-18 Integrated Dynamics Engineering Gmbh ウェハ移送用高速交換ステーション
CN112781635A (zh) * 2021-02-02 2021-05-11 苏州矩浪科技有限公司 一种晶圆固定机构

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JP2004327970A (ja) * 2003-03-28 2004-11-18 Integrated Dynamics Engineering Gmbh ウェハ移送用高速交換ステーション
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