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JPH1035559A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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Publication number
JPH1035559A
JPH1035559A JP8199439A JP19943996A JPH1035559A JP H1035559 A JPH1035559 A JP H1035559A JP 8199439 A JP8199439 A JP 8199439A JP 19943996 A JP19943996 A JP 19943996A JP H1035559 A JPH1035559 A JP H1035559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling wind
motorcycle
headlights
vehicle body
present
Prior art date
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Granted
Application number
JP8199439A
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English (en)
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JP3724879B2 (ja
Inventor
Utata Sugimoto
転 杉本
Hiroshi Takimoto
宏 瀧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP19943996A priority Critical patent/JP3724879B2/ja
Publication of JPH1035559A publication Critical patent/JPH1035559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドライトの放熱性を高めることができる
自動二輪車を提供すること。 【構成】 車体フレームのヘッドパイプの左右両側にフ
ロントフォーク9を配し、同車体フレームのヘッドパイ
プから斜め後下方に延出するメインフレーム部を有し、
該メインフレーム部の上方に燃料タンクを配し、ハンド
ル11の前方を含む車体前方を覆うカウリング12の前
面にヘッドライト13を配して構成される自動二輪車に
おいて、前記ヘッドライト13を複数設け、各ヘッドラ
イト13の間に該ヘッドライト13の縦寸法L以上の間
隔B(≧H)を設ける。本発明によれば、ヘッドライト
13を複数設けて各ヘッドライト13の間に該ヘッドラ
イト13の縦寸法H以上の間隔Bを設けたため、発熱源
である各ヘッドライト13の放熱性が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のヘッドライ
トを備える自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動二輪車にあっては、図8に示
すように、車体の最先端中央部に単一の一体型ヘッドラ
イト113が配置されており、該ヘッドライト113を
避けてこれの下方に走行風導入口141が配置されてい
た。或は、図8に鎖線にて示すように、ヘッドライト1
13の両側に走行風導入口142を配置したり、不図示
のラジエータの上方位置に走行風導入口143を配置す
ることが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動二輪車にあっては、単一の一体型ヘッドライト
113が設けられていたため、該ヘッドライト113の
ボディも一体型となって発熱源であるヘッドライト11
3の放熱性が悪いという問題があった。
【0004】従って、本発明の目的とする処は、ヘッド
ライトの放熱性を高めることができる自動二輪車を提供
することにある。
【0005】又、温度の低い走行風をキャブレタに取り
入れるため或は走行風圧を利用して混合気を過給するた
めの走行風導入口141〜143が風圧の最も高い位置
(ヘッドライト113が配置されている位置)を避けて
配置されているため、温度の低い走行風を走行風導入口
141〜143から効率良く取り入れることができず、
或は最大風圧を有効に利用して過給圧を高めることがで
きず、エンジン出力を最大限に高めることができなかっ
た。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、温度の
低い走行風を効率良く取り入れることができるととも
に、最大風圧を有効に利用して過給圧を高め、以てエン
ジン出力の向上を図ることができる自動二輪車を提供す
ることにある。
【0007】更に、従来の自動二輪車にあっては、一体
型のヘッドライト113の上方にメータ140が配置さ
れていたため、カウリング112の形状に制約を伴う
他、メータ140の配置位置がライダーに近いために遠
方を視認する際とメータ140を視認する際のライダー
の目の焦点距離の差が大きく、ライダーの目が疲労の軽
減が望まれていた。。
【0008】従って、本発明の目的とする処は、カウリ
ング形状の自由度を高めて該カウリングを空気抵抗の小
さな形状とすることができるとともに、ライダーの目の
疲労を軽減することができる自動二輪車を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車体フレームのヘッドパイ
プの左右両側にフロントフォークを配し、同車体フレー
ムのヘッドパイプから斜め後下方に延出するメインフレ
ーム部を有し、該メインフレーム部の上方に燃料タンク
を配し、ハンドルの前方を含む車体前方を覆うカウリン
グの前面にヘッドライトを配して構成される自動二輪車
において、前記ヘッドライトを複数設け、各ヘッドライ
トの間にヘッドライトの縦寸法以上の間隔を設けたこと
を特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、隣接する2つのヘッドライトの間に走行風
導入口を開口せしめたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記走行風導入口を車幅方向中央に開口せ
しめ、該走行風導入口から取り入れられた走行風を走行
風導入通路を経てエアクリーナ、ラジエータ又はオイル
クーラに導くよう構成したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、隣接する2つのヘッドライトの
ボディの間にメータを配設したことを特徴とする。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、ヘ
ッドライトを複数設けて各ヘッドライトの間に該ヘッド
ライトの縦寸法以上の間隔を設けたため、発熱源である
各ヘッドライトの放熱性が高められる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、走行風圧の
最も高い車体前面の隣接する2つのヘッドライトの間に
走行風導入口を開口せしめたため、温度の低い走行風が
走行風導入口から車体内部に効率良く導入される。
【0015】請求項3記載の発明によれば、走行風導入
口から導入された温度の低い走行風がエアクリーナ、ラ
ジエータ又はオイルクーラの冷却に有効に利用される。
【0016】請求項4記載の発明によれば、隣接する2
つのヘッドライトのボディの間にメータが配設されるた
め、該メータの設置位置が従来よりも低くなってカウリ
ング形状の自由度が高められ、該カウリングを空気抵抗
の小さな理想的な形状とすることができるとともに、メ
ータの位置が車体前方に寄ってライダーから遠ざかるた
めに遠方を視認する際とメータを視認する際のライダー
の目の焦点距離の差が小さく抑えられてライダーの目の
疲労が軽減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る自動二輪車の側面図、図2は同自動二輪車の
正面図、図3は同自動二輪車のヘッドパイプ周りの破断
正面図、図4は走行風過給システムの構成を示す自動二
輪車前部の模式的平断面図、図5は同自動二輪車の車体
フレームの模式的側断面図、図6は図4のA部拡大詳細
図である。
【0019】先ず、図1及び図2に示す自動二輪車1の
概略構成を説明すると、図中、2は矩形断面を有する中
空状の車体フレームであって、該車体フレーム2の前方
の部位にはヘッドパイプ3が一体に形成されている。そ
して、図3に示すように、ヘッドパイプ3にはパイプ状
のステアリングシャフト4が挿通しており、該ステアリ
ングシャフト4の上下はベアリング5,6によってヘッ
ドパイプ3に回動自在に支持されている。
【0020】而して、上記ステアリングシャフト4のヘ
ッドパイプ3から突出する上下端部にはトップブリッジ
7及びボトムブリッジ8を介してフロントフォーク9の
上部が支持されており、図1に示すように、該フロント
フォーク9の下端部には前輪10が回転自在に軸支され
ている。尚、フロントフォーク9の上端部には、図1に
示すハンドル11が結着されている。
【0021】ところで、前記メインフレーム2は、図4
に示すように、ヘッドパイプ3から左右に分岐して車体
後方に向かって斜め下方に延出する左右一対のメインフ
レーム部2aと、ヘッドパイプ5から車幅方向中央を車
体前方に向かって延出する単一のエアダクト部2bを一
体に有しており、エアダクト部2bはカウリング12の
前面中央に開口している。尚、車体フレーム2のメイン
フレーム部2a内のヘッドパイプ3の後方には縦リブ2
cが設けられており、この縦リブ2cによって車体フレ
ーム2のヘッドパイプ3周りの剛性が高められる。
【0022】而して、本実施の形態に係る自動二輪車1
においては、図2に示すように、車体前面の前記カウリ
ング12の左右には2つのヘッドライト13が該ヘッド
ライト13の縦寸法H以上の所定の間隔Bを隔てて並設
され、各ヘッドライト13のボディ13aは各々別体に
構成されており、これらのボディ13aも所定の間隔を
設けて配置されている。そして、カウリング12の左右
のヘッドライト13で挟まれる空間に前記メインフレー
ム2のエアダクト部2bの前端が開口している。尚、図
1において、40はメータである。
【0023】一方、図1に示すように、車体フレーム2
の各メインフレーム部2aの端部には中空状のリヤアー
ムブラケット14が結着されており、各リヤアームブラ
ケット14の底部には、図5に示すように、水抜き孔1
5が開口している。
【0024】更に、図1に示すように、車体フレーム2
のメインフレーム部2aの下方であって、且つ、車体中
央下部には、水冷4サイクルの並列4気筒エンジン16
が搭載されており、該エンジン16の前方にはラジエー
タ17が、上方には燃料タンク18がそれぞれ配設さ
れ、該燃料タンク18の後方にはシート19が配設され
ている。
【0025】又、左右一対の前記リヤアームブラケット
14にはリヤアーム20の前端部がピボットシャフト2
1によって上下に揺動自在に枢着されており、該リヤア
ーム20の後端部には後輪22が回転自在に軸支されて
いる。そして、リヤアーム20とこれに軸支された後輪
22はリヤクッション23を介して車体側に懸架されて
いる。尚、後輪22に結着されたホイールスプロケット
24とミッションケース25の出力軸26に結着された
小径のドライブスプロケット27との間には無端状のチ
ェーン28が巻装されている。
【0026】而して、本実施の形態に係る自動二輪車1
は走行風過給システムを備えるものであって、該走行風
過給システムの一部は車体フレーム2によって構成され
ている。即ち、本実施の形態においては、車体フレーム
2の内部が走行風導入通路を構成しており、図4及び図
5に示すように、車体フレーム2の左右一対のメインフ
レーム部2aの内側壁の相対向する部位には円形の走行
風排出口29が形成されている。
【0027】他方、前記エンジン16には、図4に示す
ように、4つの気筒16aが横方向(車幅方向)に並設
されており、各気筒16aにはキャブレタ30がそれぞ
れ接続されている。そして、エンジン16の上方にはエ
アクリーナ31が配設されており、このエアクリーナ3
1には前記キャブレタ30がそれぞれ接続されている。
又、このエアクリーナ31の前部左右にはファンネル3
1aが突設されており、各ファンネル31aは車体フレ
ーム2のメインフレーム部2aに形成された前記走行風
排出口29を貫通して車体フレーム2内の走行風導入通
路に開口している。尚、図1に示すように、エンジン1
6の各気筒16aからは排気管32が導出しており、そ
の端部にはマフラー33が接続されている。
【0028】ここで、エアクリーナ31の車体フレーム
2への組付構造の詳細を図6に示すが、本実施の形態に
おいては、前記ファンネル31aはエアクリーナ31と
は別体に構成され、これは車体フレーム2に予め組み込
まれている。そして、上下に2分割されたエアクリーナ
31に形成されたフランジ部31bでファンネル31a
を挟み込むようにしてフランジ部31bを締着すること
によって、エアクリーナ31がファンネル31aを介し
て車体フレーム2に組み付けられる。
【0029】ところで、本実施の形態に係る走行風過給
システムにおいては、車体フレーム2内に形成される走
行風導入通路の途中に水切り手段が設けられている。即
ち、図4及び図5に示すように、車体フレーム2のエア
ダクト部2b内底部のヘッドパイプ3よりも上流側位置
には高さの低い衝立リブ34が全幅に亘って突設される
とともに、メインフレーム部2a内の壁面であって、且
つ、前記走行風排出口29が開口する部位近傍の上流側
には邪魔板状の衝立リブ35がファンネル31aの開口
部を覆い隠すように斜めに突設されており、これらの衝
立リブ34,35によって水切り手段が構成されてい
る。
【0030】又、図5に示すように、車体フレーム2の
メインフレーム部2a内のファンネル31aが開口する
部位よりも下流側には、金網又は樹脂ネットで構成され
るメッシュ部材36が設けられている。
【0031】而して、自動二輪車1の走行時において
は、車体前面に開口する車体フレーム2のエアダクト部
2bから走行風が流入し、この走行風は図4及び図5に
矢印にて示すように車体フレーム2内の走行風導入通路
を車体後方に向かって流れ、ヘッドパイプ3の周囲を通
って左右に分岐した後、各ファンネル31aからエアク
リーナ31内に導入される。そして、エアクリーナ31
内においては、走行風の動圧分が静圧に変換されるため
にエアクリーナ31の内圧(静圧)が高められ、圧力の
高い新気が各キャブレタ30に供給されて各キャブレタ
30において圧力の高い混合気が形成されるため、エン
ジン16の各気筒16aには多量の混合気が供給(過
給)されて各気筒16aにおける混合気の充填効率が高
められ、この結果、エンジン16の出力向上が図られ
る。尚、本実施の形態では、温度の低い走行風を混合気
の過給に利用したが、温度の低い走行風をラジエータ1
7或は不図示のオイルクーラー等に導いて冷却水やオイ
ルの冷却に供するようにしても良い。
【0032】ところで、雨天等において雨水等の水滴が
走行風と共に走行風導入通路に侵入しても、水滴は先ず
衝立リブ34によって分離されて除去され、衝立リブ3
4を通過した水滴は更に衝立リブ35によって分離され
て除去されるため、水滴がファンネル31aを通ってエ
アクリーナ31内に侵入することがなく、エアクリーナ
31内には走行風(新気)のみが導入される。尚、衝立
リブ34によって分離された水滴は車体フレーム12の
前端開口部から排出され、衝立リブ35によって分離さ
れた水滴はリヤアームブラケット14の底部に開口する
水抜き孔15から外部に排出される。
【0033】以上のように、本実施の形態においては、
自動二輪車1に左右一対のヘッドライト13を設け、各
ヘッドライト13のボディ13aを各々別体としてこれ
らの間に所定の間隔Bを設けたため、発熱源である各ヘ
ッドライト13の放熱性が高められる。
【0034】又、本実施の形態においては、走行風圧の
最も高い車体前面の隣接する2つのヘッドライト13の
間に走行風導入口を構成するメインフレーム2のエアダ
クト部2bを開口せしめたため、最大風圧が有効に利用
されて高い過給圧が確保され、エンジン16の充填効率
が高められて該エンジン16の出力向上が図られる。
尚、走行風過給システムを備えていない自動二輪車であ
っても、走行風導入口を本実施の形態のように走行風圧
が最大となる位置に開口せしめれば、温度の低い(密度
の高い)走行風が走行風導入口から効率良く取り入れら
れてキャブレタでの混合気形成に供されるため、エンジ
ンの充填効率が高められてエンジン出力の向上が図られ
る。
【0035】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図7及び図8に基づいて説明する。尚、図7は本
発明の実施の形態2に係る自動二輪車の正面図、図8は
同自動二輪車のヘッドライト周辺の構成を示す部分側面
図であり、これらの図においては図1乃至図6に示した
と同一要素には同一符号を付しており、以下、それらに
ついての説明は省略する。
【0036】本実施の形態においても、図7に示すよう
に、車体前面のカウリング12の左右に2つのヘッドラ
イト13が所定の間隔を隔てて並設され、各ヘッドライ
ト13のボディ13aは各々別体に構成されており、こ
れらのボディ13aも所定の間隔を設けて配置されてい
る。そして、カウリング12の左右のヘッドライト13
で挟まれる空間にはメインフレーム2のエアダクト部2
bの前端が扁平な走行風導入口として開口している。
又、カウリング12の内側の左右のヘッドライト13の
ボディ13aで囲まれる空間であって、メインフレーム
2のエアダクト部2bの上方位置には2つのメータ40
が並設されている。
【0037】而して、本実施の形態においては、隣接す
る左右のヘッドライト13のボディ13aの間にメータ
40が配設されている、該メータ40の設置位置が従来
よりも低くなってカウリング12の形状の自由度が高め
られ、該カウリング12を空気抵抗の小さな理想的な形
状とすることができる。
【0038】又、メータ40の位置が車体前方に寄って
ライダーから遠ざかるため、遠方を視認する際とメータ
40を視認する際のライダーの目の焦点距離の差が小さ
く抑えられ、これによってライダーの目の疲労が軽減さ
れる。その他、本実施の形態においても、前記実施の形
態1と同様の効果が得られるこことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、ヘッドライトを複数設けて各ヘッ
ドライトの間に該ヘッドライトの縦寸法以上の間隔を設
けたため、発熱源である各ヘッドライトの放熱性が高め
られるという効果が得られる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、走行風圧の
最も高い車体前面の隣接する2つのヘッドライトの間に
走行風導入口を開口せしめたため、温度の低い走行風が
走行風導入口から車体内部に効率良く導入されるという
効果が得られる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、走行風導入
口から導入された温度の低い走行風がエアクリーナ、ラ
ジエータ又はオイルクーラの冷却に有効に利用されると
いう効果が得られる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、隣接する2
つのヘッドライトのボディの間にメータが配設されるた
め、該メータの設置位置が従来よりも低くなってカウリ
ング形状の自由度が高められ、該カウリングを空気抵抗
の小さな理想的な形状とすることができるとともに、メ
ータの位置が車体前方に寄ってライダーから遠ざかるた
めに遠方を視認する際とメータを視認する際のライダー
の目の焦点距離の差が小さく抑えられてライダーの目の
疲労が軽減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動二輪車の側面
図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る自動二輪車の正面
図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る自動二輪車のヘッ
ドパイプ周りの破断正面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る自動二輪車の走行
風過給システムの構成を示す模式的平断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る自動二輪車の車体
フレームの模式的側断面図である。
【図6】図4のA部拡大詳細図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る自動二輪車の正面
図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る自動二輪車のヘッ
ドライト周辺の構成を示す部分側面図である。
【図9】従来の自動二輪車の正面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 2a メインフレーム部 3 ヘッドパイプ 9 フロントフォーク 11 ハンドル 12 カウリング 13 ヘッドライト 13a ヘッドライトのボディ 17 ラジエータ 18 燃料タンク 31 エアクリーナ 40 メータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームのヘッドパイプの左右両側
    にフロントフォークを配し、同車体フレームのヘッドパ
    イプから斜め後下方に延出するメインフレーム部を有
    し、該メインフレーム部の上方に燃料タンクを配し、ハ
    ンドルの前方を含む車体前方を覆うカウリングの前面に
    ヘッドライトを配して構成される自動二輪車において、 前記ヘッドライトを複数備え、各ヘッドライトの間にヘ
    ッドライトの縦寸法以上の間隔を設けたことを特徴とす
    る自動二輪車。
  2. 【請求項2】 隣接する2つのヘッドライトの間に走行
    風導入口を開口せしめたことを特徴とする請求項1記載
    の自動二輪車。
  3. 【請求項3】 前記走行風導入口を車幅方向中央に開口
    せしめ、該走行風導入口から取り入れられた走行風を走
    行風導入通路を経てエアクリーナ、ラジエータ又はオイ
    ルクーラに導くよう構成したことを特徴とする請求項2
    記載の自動二輪車。
  4. 【請求項4】 隣接する2つのヘッドライトのボディの
    間にメータを配設したことを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の自動二輪車。
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