JP2958698B2 - 自動二輪車のラジエータ取付構造 - Google Patents
自動二輪車のラジエータ取付構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/26—Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators
- F28F9/262—Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators for radiators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は水冷エンジンを搭載した自動二輪車のラジエ
ータ取付構造に関する。
ータ取付構造に関する。
一般に水冷エンジンを搭載した自動二輪車では、エン
ジン冷却水用のラジエータを前輪とエンジンとの間の比
較的上方部に位置するようにしている。従来、このよう
なラジエータの冷却容量をさらに大きくするために、上
記車体上方部に設けたラジエータに加えて、車体下方部
にもサブのラジエータを設けるようにしたものが提案さ
れている。(特公昭62−45113号公報参照) しかし、上記従来の自動二輪車の車体下方部に設けた
ラジエータは、エンジン本体の前方に前後方向にオーバ
ラップするように配置されているため、このラジエータ
を通過する冷却風がエンジン本体と衝突し、円滑な流れ
をしていなかった。このためラジエータにおける熱交換
が促進されず、冷却性能が十分に発揮できないという欠
点があった。
ジン冷却水用のラジエータを前輪とエンジンとの間の比
較的上方部に位置するようにしている。従来、このよう
なラジエータの冷却容量をさらに大きくするために、上
記車体上方部に設けたラジエータに加えて、車体下方部
にもサブのラジエータを設けるようにしたものが提案さ
れている。(特公昭62−45113号公報参照) しかし、上記従来の自動二輪車の車体下方部に設けた
ラジエータは、エンジン本体の前方に前後方向にオーバ
ラップするように配置されているため、このラジエータ
を通過する冷却風がエンジン本体と衝突し、円滑な流れ
をしていなかった。このためラジエータにおける熱交換
が促進されず、冷却性能が十分に発揮できないという欠
点があった。
また、上記下方部のラジエータは前輪の真後ろに位置
しているため、前輪によってラジエータに対する冷却風
が遮られ、この点からもラジエータの冷却性能を低下す
るものであった。さらには、前輪の巻き上げたピッチ等
がラジエータのコア部に付着しやすく、ますます冷却性
能を悪化する原因になっていた。
しているため、前輪によってラジエータに対する冷却風
が遮られ、この点からもラジエータの冷却性能を低下す
るものであった。さらには、前輪の巻き上げたピッチ等
がラジエータのコア部に付着しやすく、ますます冷却性
能を悪化する原因になっていた。
本発明の目的は、上述した従来の問題を解決し、車体
下方部に設けたラジエータの冷却性能を向上するように
した自動二輪車のラジエータ取付構造を提供することに
ある。
下方部に設けたラジエータの冷却性能を向上するように
した自動二輪車のラジエータ取付構造を提供することに
ある。
上記目的を達成する本発明による自動二輪車のラジエ
ータ取付構造は、気筒が前方斜め下方に突出する水冷エ
ンジンを車体に搭載した車体の前面及び両側をカウルで
覆う自動二輪車において、前輪後方の車体下方部左右に
2個のラジエータを前方から見て逆ハ形に配置すると共
に、内側のコア面が前方に向かって拡開するように車体
前後方向斜めに傾斜させ、前記気筒を両ラジエータ間に
形成される空間内に挿入するように配置し、前記カウル
の下部を前方から見てV形に形成して両ラジエータの側
方を覆い、該下部の前面左右に通風入口を開口すると共
に前方から見て前記前輪の両側を挟む逆ハ形に配置し、
前記カウルの側部左右に通風出口を開口し、該カウルの
内側に設けた導風板で前記左右の通風入口と通風出口と
の間にそれぞれ通風路を形成し、該通風路の中途に前記
ラジエータを配置したことを特徴とするものである。
ータ取付構造は、気筒が前方斜め下方に突出する水冷エ
ンジンを車体に搭載した車体の前面及び両側をカウルで
覆う自動二輪車において、前輪後方の車体下方部左右に
2個のラジエータを前方から見て逆ハ形に配置すると共
に、内側のコア面が前方に向かって拡開するように車体
前後方向斜めに傾斜させ、前記気筒を両ラジエータ間に
形成される空間内に挿入するように配置し、前記カウル
の下部を前方から見てV形に形成して両ラジエータの側
方を覆い、該下部の前面左右に通風入口を開口すると共
に前方から見て前記前輪の両側を挟む逆ハ形に配置し、
前記カウルの側部左右に通風出口を開口し、該カウルの
内側に設けた導風板で前記左右の通風入口と通風出口と
の間にそれぞれ通風路を形成し、該通風路の中途に前記
ラジエータを配置したことを特徴とするものである。
以下、図に示す実施例によって本発明を説明する。
第1図〜第3図は、本発明によるラジエータ取付構造
からなる自動二輪車の要部を示したもので、1は車体フ
レーム、2は前後V形の2気筒2a,2bからなる水冷エン
ジン、3は前輪である。車体フレーム1に搭載されたエ
ンジン2は、前気筒2aを前方側の斜め下方に突出させる
一方、後気筒2bを前方側の斜め上方へ傾斜させるように
し、またこれら気筒2a,2bに対する気化器4a,4bを、左右
方向に斜め外側へ向くように配置している。また、この
ような前後気筒2a,abおよび気化器4a,4bの配置によっ
て、排気管20a,20bはいずれも各気筒の背面から後方へ
延びるようになっている。
からなる自動二輪車の要部を示したもので、1は車体フ
レーム、2は前後V形の2気筒2a,2bからなる水冷エン
ジン、3は前輪である。車体フレーム1に搭載されたエ
ンジン2は、前気筒2aを前方側の斜め下方に突出させる
一方、後気筒2bを前方側の斜め上方へ傾斜させるように
し、またこれら気筒2a,2bに対する気化器4a,4bを、左右
方向に斜め外側へ向くように配置している。また、この
ような前後気筒2a,abおよび気化器4a,4bの配置によっ
て、排気管20a,20bはいずれも各気筒の背面から後方へ
延びるようになっている。
このエンジン2と前輪3との間には、エンジン冷却水
のた冷却のため、上方部にメインのラジエータ5が配置
され、また前輪3後方の車体下方部にサブの左右のラジ
エータ6a,6bが前方から見て逆ハ形をなすように二つ配
置されている。この後者のラジエータ6a,6bは、ステー
などを介して気化器4a,4bに対して取りつけられるよう
になっている。
のた冷却のため、上方部にメインのラジエータ5が配置
され、また前輪3後方の車体下方部にサブの左右のラジ
エータ6a,6bが前方から見て逆ハ形をなすように二つ配
置されている。この後者のラジエータ6a,6bは、ステー
などを介して気化器4a,4bに対して取りつけられるよう
になっている。
また、車体の前面および左右両側はカウル12によって
覆われている。カウル12の下部を前方から見てV形をな
すように形成して両ラジエータ6a,6bの側方を覆い、そ
の下部の前面左右に通風入口13,13が開口している。こ
の左右の通風入口13,13は前方から見て前輪3の両側を
挟んで逆ハ形をなすようにして配置されている。カウル
12の側部左右には通風出口14,14が開口し、カウル12の
内側に設けられた導風板12a,12aにより左右の通風入口1
3,13と通風出口14,14との間にそれぞれ通風路X,Xが形成
されている(第4図参照)。この通風路X,Xの中途にラ
ジエータ6a,6bがそれぞれ配置されている。左右の通風
入口13,13から入った冷却風(走行風)は、第4図に矢
印で示すように、それぞれラジエータ6a,6bを通過して
通風出口14,14から再び外側へ排出されるようになって
いる。
覆われている。カウル12の下部を前方から見てV形をな
すように形成して両ラジエータ6a,6bの側方を覆い、そ
の下部の前面左右に通風入口13,13が開口している。こ
の左右の通風入口13,13は前方から見て前輪3の両側を
挟んで逆ハ形をなすようにして配置されている。カウル
12の側部左右には通風出口14,14が開口し、カウル12の
内側に設けられた導風板12a,12aにより左右の通風入口1
3,13と通風出口14,14との間にそれぞれ通風路X,Xが形成
されている(第4図参照)。この通風路X,Xの中途にラ
ジエータ6a,6bがそれぞれ配置されている。左右の通風
入口13,13から入った冷却風(走行風)は、第4図に矢
印で示すように、それぞれラジエータ6a,6bを通過して
通風出口14,14から再び外側へ排出されるようになって
いる。
下方部で逆ハ形をなす2個のラジエータ6a,6bは、内
側のコア面を前方に向かって拡開するように車体前後方
向斜めに傾斜させ、前気筒2aを両ラジエータ6a,6b間に
形成される空間内に挿入するように配置している。
側のコア面を前方に向かって拡開するように車体前後方
向斜めに傾斜させ、前気筒2aを両ラジエータ6a,6b間に
形成される空間内に挿入するように配置している。
このような配置によって、ラジエータ6a,6bを通過し
た冷却風は、エンジン本体によって妨げられることがな
く、エンジンの両外側を滑らかに通り抜けることがで
き、この円滑な冷却風の流れによってラジエータ6a,6b
の冷却効率を向上することができる。また、両ラジエー
タ6a,6bに対する通風入口13,13を前方から見て前輪3の
両側を挟んで逆ハ形をなすように配置するから、前輪3
によってラジエータ6a,6bに対する冷却風が妨げられる
ことがなく、かつ前輪3が跳ね上げたピッチ等がラジエ
ータ6a,6bのコア部に付着することがほとんどない。し
たがって、前輪3が遮る冷却風量の低下や、跳ね上げた
ピッチ等が付着することによる冷却性能の低下も防止す
ることができる。
た冷却風は、エンジン本体によって妨げられることがな
く、エンジンの両外側を滑らかに通り抜けることがで
き、この円滑な冷却風の流れによってラジエータ6a,6b
の冷却効率を向上することができる。また、両ラジエー
タ6a,6bに対する通風入口13,13を前方から見て前輪3の
両側を挟んで逆ハ形をなすように配置するから、前輪3
によってラジエータ6a,6bに対する冷却風が妨げられる
ことがなく、かつ前輪3が跳ね上げたピッチ等がラジエ
ータ6a,6bのコア部に付着することがほとんどない。し
たがって、前輪3が遮る冷却風量の低下や、跳ね上げた
ピッチ等が付着することによる冷却性能の低下も防止す
ることができる。
また、カウル12内において、導風板12a,12bにより左
右の通風入口13,13と通風出口14,14との間に通風路X,X
をそれぞれ設け、この中にラジエータ6a,6bを配置する
ことにより、通風入口13,13から流入して通風路X,X内を
整然と流れる走行風が大きな乱れを生じることなくラジ
エータ6a,6b全体を通過して通風出口14,14から流出する
ことができるため、熱交換効率を良好にしてラジエータ
の冷却性能を一層向上することができ、かつ走行時のラ
ジエータ6a,6bによる空気抵抗を減少させることができ
る。
右の通風入口13,13と通風出口14,14との間に通風路X,X
をそれぞれ設け、この中にラジエータ6a,6bを配置する
ことにより、通風入口13,13から流入して通風路X,X内を
整然と流れる走行風が大きな乱れを生じることなくラジ
エータ6a,6b全体を通過して通風出口14,14から流出する
ことができるため、熱交換効率を良好にしてラジエータ
の冷却性能を一層向上することができ、かつ走行時のラ
ジエータ6a,6bによる空気抵抗を減少させることができ
る。
しかも、前気筒2aを両ラジエータ6a,6b間に形成され
る空間内に挿入するように配置するので、エンジン2の
前方にラジエータが位置する車両と比べて、ホイールベ
ースを短くするため、車体をコンパクトにすることが可
能になる。
る空間内に挿入するように配置するので、エンジン2の
前方にラジエータが位置する車両と比べて、ホイールベ
ースを短くするため、車体をコンパクトにすることが可
能になる。
また、上記実施例ではラジエータを3個所に分割配置
したことによって冷却表面積が増大し、かつ冷却水の流
路が長くなっているため、この点からも冷却性能を上げ
るようになっている。また、この実施例では、上記3個
所に分割配置したラジエータ5,6a,6bの間は連結管によ
って直列に連結され、冷却水がこれらラジエータを順次
流れるようになっている。このような直列連結によって
各ラジエータに対して冷却水が均等に流れるため、冷却
効果の一層の向上を可能にしている。
したことによって冷却表面積が増大し、かつ冷却水の流
路が長くなっているため、この点からも冷却性能を上げ
るようになっている。また、この実施例では、上記3個
所に分割配置したラジエータ5,6a,6bの間は連結管によ
って直列に連結され、冷却水がこれらラジエータを順次
流れるようになっている。このような直列連結によって
各ラジエータに対して冷却水が均等に流れるため、冷却
効果の一層の向上を可能にしている。
すなわち、メインのラジエータ5は連結管7によって
サブのラジエータ6aに連結され、ラジエータ6aは連結管
8によって隣のラジエータ6bに連結され、さらにラジエ
ータ6bは、連結管9によって冷却水ポンプ11に連結され
ている。この冷却水ポンプ11は、上記ラジエータ5,6a,6
bを順次通過して冷却された冷却水を、まず前気筒2aの
ジャケット(不図示)へ供給し、次いで後気筒2bのジャ
ケット(不図示)に供給することによってエンジン気筒
の冷却を行うようにし、しかるのち再び連結管10によっ
てメインのラジエータ5に還流させるようにしている。
サブのラジエータ6aに連結され、ラジエータ6aは連結管
8によって隣のラジエータ6bに連結され、さらにラジエ
ータ6bは、連結管9によって冷却水ポンプ11に連結され
ている。この冷却水ポンプ11は、上記ラジエータ5,6a,6
bを順次通過して冷却された冷却水を、まず前気筒2aの
ジャケット(不図示)へ供給し、次いで後気筒2bのジャ
ケット(不図示)に供給することによってエンジン気筒
の冷却を行うようにし、しかるのち再び連結管10によっ
てメインのラジエータ5に還流させるようにしている。
なお、上記実施例では、ラジエータ6bからの連結管9
を反対側のサイドに廻して冷却水ポンプ11に連結するよ
うにしているが、冷却水ポンプ11がラジエータ6bと同じ
サイドに設けられているエンジンの場合には、第7図の
ようにすることができる。
を反対側のサイドに廻して冷却水ポンプ11に連結するよ
うにしているが、冷却水ポンプ11がラジエータ6bと同じ
サイドに設けられているエンジンの場合には、第7図の
ようにすることができる。
また、上記実施例では、上記左右のラジエータ6a,6b
に対し、連結管8や9が一定の位置関係で固定されるよ
うになっているが、これを第5,6図に示すようにラジエ
ータ6a,6bの連結部に多数のボルト孔15,…,15を設け、
これらボルト孔15,…,15を任意に選択して、パイプ8,9
のフランジ部16,17を取り付けるようにしてもよい。こ
のような選択的な取付けを可能にすることによって、ラ
ジエータ6a,6bの逆ハ形の開き角度を調整することがで
き、この開き角度の調整によって、さらに冷却効果を増
すことができるようになる。
に対し、連結管8や9が一定の位置関係で固定されるよ
うになっているが、これを第5,6図に示すようにラジエ
ータ6a,6bの連結部に多数のボルト孔15,…,15を設け、
これらボルト孔15,…,15を任意に選択して、パイプ8,9
のフランジ部16,17を取り付けるようにしてもよい。こ
のような選択的な取付けを可能にすることによって、ラ
ジエータ6a,6bの逆ハ形の開き角度を調整することがで
き、この開き角度の調整によって、さらに冷却効果を増
すことができるようになる。
上述したように本発明のラジエータ取付構造は、気筒
が前方斜め下方に突出する水冷エンジンを車体に搭載し
た車体の前面及び両側をカウルで覆う自動二輪車におい
て、前輪後方の車体下方部左右に2個のラジエータを前
方から見て逆ハ形に配置すると共に、内側のコア面が前
方に向かって拡開するように車体前後方向斜めに傾斜さ
せ、前記気筒を両ラジエータ間に形成される空間内に挿
入するように配置し、前記カウルの下部を前方から見て
V形に形成して両ラジエータの側方を覆い、該下部の前
面左右に通風入口を開口すると共に前方から見て前記前
輪の両側を挟む逆ハ形に配置し、前記カウルの側部左右
に通風出口を開口し、該カウルの内側に設けた導風板で
前記左右の通風入口と通風出口との間にそれぞれ通風路
を形成し、該通風賂の中途に前記ラジエータを配置した
ものである。
が前方斜め下方に突出する水冷エンジンを車体に搭載し
た車体の前面及び両側をカウルで覆う自動二輪車におい
て、前輪後方の車体下方部左右に2個のラジエータを前
方から見て逆ハ形に配置すると共に、内側のコア面が前
方に向かって拡開するように車体前後方向斜めに傾斜さ
せ、前記気筒を両ラジエータ間に形成される空間内に挿
入するように配置し、前記カウルの下部を前方から見て
V形に形成して両ラジエータの側方を覆い、該下部の前
面左右に通風入口を開口すると共に前方から見て前記前
輪の両側を挟む逆ハ形に配置し、前記カウルの側部左右
に通風出口を開口し、該カウルの内側に設けた導風板で
前記左右の通風入口と通風出口との間にそれぞれ通風路
を形成し、該通風賂の中途に前記ラジエータを配置した
ものである。
したがって、カウルの内側に設けた導風板で左右の通
風入口と通風出口との間にそれぞれ通風路を形成し、そ
の通風路の中途に左右のラジエータを配置したので、ラ
ジエータを通過する冷却風はエンジン本体に妨げられず
に円滑に流れることができるため、ラジエータの冷却性
能を向上することができる。
風入口と通風出口との間にそれぞれ通風路を形成し、そ
の通風路の中途に左右のラジエータを配置したので、ラ
ジエータを通過する冷却風はエンジン本体に妨げられず
に円滑に流れることができるため、ラジエータの冷却性
能を向上することができる。
また、両ラジエータに対する左右の通風入口を前方か
ら見て前輪の両側を挟むように逆ハ形に配置するため、
前輪によってラジエータに対する冷却風を妨げられず、
また前輪に跳ね上げられたピッチ等によってコア部を汚
損させることが少ないから、一層冷却性能を向上するこ
とができる。
ら見て前輪の両側を挟むように逆ハ形に配置するため、
前輪によってラジエータに対する冷却風を妨げられず、
また前輪に跳ね上げられたピッチ等によってコア部を汚
損させることが少ないから、一層冷却性能を向上するこ
とができる。
また更に、導風板により通風入口と通風出口との間に
形成された左右の通風路中にラジエータを配置すること
で、通風入口から流入し、通風路内を整然と流れる走行
風が大きな乱れを生じることなくラジエータ全体を通過
して通風出口から流出するので、熱交換効率を良好にし
てラジエータの冷却性能をより向上することができ、し
かも走行時のラジエータによる空気抵抗を低減すること
ができる。
形成された左右の通風路中にラジエータを配置すること
で、通風入口から流入し、通風路内を整然と流れる走行
風が大きな乱れを生じることなくラジエータ全体を通過
して通風出口から流出するので、熱交換効率を良好にし
てラジエータの冷却性能をより向上することができ、し
かも走行時のラジエータによる空気抵抗を低減すること
ができる。
その上、前方斜め下方に突出する気筒を両ラジエータ
間の空間内に挿入するように配置するため、エンジン前
方にラジエータが位置する車両よりも、ホイールベース
を短くできるので、車体をコンパクトにすることができ
る。
間の空間内に挿入するように配置するため、エンジン前
方にラジエータが位置する車両よりも、ホイールベース
を短くできるので、車体をコンパクトにすることができ
る。
第1図は本発明のラジエータ取付構造をもつ自動二輪車
の概略正面図、第2図は同右側面図、第3図は同左側面
図、第4図は第1図のA−A矢視図、第5図は車体下方
部に設けたラジエータの上面図、第6図は同下面図、第
7図はそれぞれ他の実施例による自動二輪車の概略正面
図である。 1……車体フレーム、2……水冷エンジン、2a……気
筒、3……前輪、5……(車体上方部の)ラジエータ、
6a,6b……(車体下方部の)ラジエータ、12……カウ
ル、12a……導風板、13……通風入口、14……通風出
口、X……通風路。
の概略正面図、第2図は同右側面図、第3図は同左側面
図、第4図は第1図のA−A矢視図、第5図は車体下方
部に設けたラジエータの上面図、第6図は同下面図、第
7図はそれぞれ他の実施例による自動二輪車の概略正面
図である。 1……車体フレーム、2……水冷エンジン、2a……気
筒、3……前輪、5……(車体上方部の)ラジエータ、
6a,6b……(車体下方部の)ラジエータ、12……カウ
ル、12a……導風板、13……通風入口、14……通風出
口、X……通風路。
Claims (1)
- 【請求項1】気筒が前方斜め下方に突出する水冷エンジ
ンを搭載した車体の前面及び両側をカウルで覆う自動二
輪車において、前輪後方の車体下部左右に2個のラジエ
ータを前方から見て逆ハ形に配置すると共に、内側のコ
ア面が前方に向かって拡開するように車体前方後方向斜
めに傾斜させ、前記気筒を両ラジエータ間に形成される
空間内に挿入するように配置し、前方カウルの下部を前
方から見てV形に形成して両ラジエータの側方を覆い、
該下部の前面左右に通風入口を開口すると共に前方から
見て前記前輪の両側を狭む逆ハ形に配置し、前記カウル
の側部左右に通風出口を開口し、該カウルの内側に設け
た導風板で前記左右の通風入口と通風出口との間にそれ
ぞれ通風路を形成し、該通風路の中途に前記ラジエータ
を配置した自動二輪車のラジエータ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224513A JP2958698B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 自動二輪車のラジエータ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224513A JP2958698B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 自動二輪車のラジエータ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274483A JPH0274483A (ja) | 1990-03-14 |
JP2958698B2 true JP2958698B2 (ja) | 1999-10-06 |
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ID=16814974
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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JP2000062474A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-02-29 | Komatsu Ltd | 作業車両の冷却装置 |
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