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JPH10336144A - 符号分割多元接続移動体通信装置 - Google Patents

符号分割多元接続移動体通信装置

Info

Publication number
JPH10336144A
JPH10336144A JP9140507A JP14050797A JPH10336144A JP H10336144 A JPH10336144 A JP H10336144A JP 9140507 A JP9140507 A JP 9140507A JP 14050797 A JP14050797 A JP 14050797A JP H10336144 A JPH10336144 A JP H10336144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
signal
spreading
spread
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9140507A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Hayashi
真 樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9140507A priority Critical patent/JPH10336144A/ja
Priority to US09/058,884 priority patent/US6252864B1/en
Priority to EP98106848A priority patent/EP0881781A3/en
Priority to CA002234923A priority patent/CA2234923C/en
Priority to KR1019980014093A priority patent/KR19980086626A/ko
Publication of JPH10336144A publication Critical patent/JPH10336144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0678Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission using different spreading codes between antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0686Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission
    • H04B7/0691Hybrid systems, i.e. switching and simultaneous transmission using subgroups of transmit antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
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    • H04B7/0602Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using antenna switching
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    • HELECTRICITY
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    • H04B7/2628Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信ダイバーシチを行うにあたり、下り回線
の送信アンテナの選択を誤ったり、アンテナ選択の周期
に対して無線伝播状態の変動が速い場合に、必ずしも無
線伝播状態の良好なアンテナから送信されず、回線通信
品質が劣化するのを解決する。 【解決手段】 基地局101において、移動局(1)へ
の情報信号を分配してそれぞれ異なる拡散符号で拡散
し、移動局(1)との間の無線伝播状態が良好と推定さ
れる2本のアンテナ(3)(4)からそれぞれ送信す
る。移動局(1)では、両方の信号の合成波を受信し、
2つの拡散符号それぞれで逆拡散を行う。移動局(2)
についても同様である。これにより、同一の情報を異な
る複数のアンテナから同時に送信することができ、一方
の送信アンテナの選択を誤ったり無線伝播状態の変動が
速い場合にも通信品質の劣化を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
を用いた移動体通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、符号分割多元接続(CDMA:Co
de Division Multiple Access)を用いた基地局送信ダ
イバーシチを行う移動体通信装置としては、例えば特願
平7−258020号に記載されたものが知られてい
る。図9は従来の基地局送信ダイバーシチの模式的に示
している。この図は、基地局アンテナが4本でセル内の
同時接続移動局が3つの場合の例である。901は基地
局であり、902、903、904、905は、基地局
の備える4本のアンテナ(1)、(2)、(3)、
(4)である。906、907、908は、セル内の3
つの移動局(1)、(2)、(3)であり、基地局90
1と通信している。基地局901は4本の送信アンテナ
(1)〜(4)を切り替えて送信ダイバーシチを行う。
【0003】無線通信においては、移動局の移動や、周
りの物体の移動により、無線信号の伝搬状態が大きく変
動する。4本のアンテナ(1)〜(4)がそれぞれ十分
な間隔で設置されていれば、移動局(1)とそれぞれの
アンテナ(1)〜(4)との間の無線信号の伝搬状態は
互いに独立に変動する。移動局(2)および(3)につ
いても同様である。同一の無線周波数帯域を上り回線と
下り回線である時間間隔で交互に通信を行う時分割複信
(TDD:Time Division Duplex)方式においては、上り回線
と下り回線の無線伝搬状態の同一性が高いため、上り回
線の伝搬状態から下り回線の伝搬状態を容易に推定する
ことができる。
【0004】ある時刻において、移動局(1)と基地局
アンテナ(1)〜(4)との間の無線伝搬状態を比較し
た結果、アンテナ(3)との間の無線信号の伝搬状態が
最も良いと推定された場合、移動局(1)への情報信号
はアンテナ(3)から送信する。同様に移動局(2)に
ついて、アンテナ(3)との間の無線信号の伝搬状態が
最も良いと推定された場合、移動局(2)への情報信号
はアンテナ(3)から送信し、移動局(3)について、
アンテナ(2)との間の無線信号の伝搬状態が最も良い
と推定された場合、移動局(3)への情報信号はアンテ
ナ(2)から送信する。
【0005】これにより、各移動局への情報信号は、そ
れぞれ無線伝搬状態の最も良いアンテナから送信される
ため、無線回線の通信品質は向上し、同一の基地局に同
時に接続できる移動局数を増大させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の基地局送信ダイバーシチを行う移動通信装置におい
ては、基地局送信アンテナをただ一つ選択するため、送
信アンテナを誤って選択した場合や、送信アンテナの選
択の周期に対して無線信号の伝搬状態の変動が速い場合
には、必ずしも伝搬状態の良いアンテナから情報信号が
送信されず、通信品質が劣化するという問題を有してい
た。また、同じ信号を複数のアンテナから同時に送信し
たのでは、互いの信号が干渉して、受信時と送信時の伝
搬状態が変化してしまうため、伝搬状態の良いアンテナ
から送信したことにならないという問題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、送信アンテナの選択を誤った場合や回線状態の変動
が速い場合の通信品質の劣化を抑える優れた移動体通信
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、各通信回線に異なる複数の拡散符号を割り
当て、複数のアンテナから、それぞれ異なる拡散符号で
拡散した信号を送信するものである。これにより、送信
アンテナの選択を誤った場合や回線状態の変動が速い場
合の通信品質の劣化を抑える優れた移動体通信装置が得
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、符号分割多元接続を用いてM個の回線を接続する移
動体通信装置において、N個の送受信共用アンテナを備
え、上記M個の通信回線のうちL個の回線について、上
記N個の送受信共用アンテナから回線の状態の良好なも
のをK個選択する手段と、上記L個の回線について、そ
れぞれ異なるK個の拡散符号を割り当て、各々の通信回
線の情報信号を上記の異なるK個の拡散符号で拡散する
手段と、上記L個の回線について、それぞれ上記K個の
拡散信号を上記の選択した送受信共用アンテナに切り替
え接続する手段と、上記N個の送受信共用アンテナそれ
ぞれに接続された拡散信号を合成する手段とを備えた送
信装置であり、一つの回線の情報を複数の異なる拡散符
号で拡散することにより、それぞれ異なるアンテナから
同時に送信できるという作用を有する。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、符号分割
多元接続を用いた移動体通信装置において、受信信号を
異なるK個の拡散符号で逆拡散する手段と、上記K個の
逆拡散信号から拡散符号の同期を獲得する手段と、上記
K個の逆拡散信号を合成する手段とを備えた受信装置で
あり、異なる拡散符号で拡散されて異なるアンテナから
同時に送信された情報信号を逆拡散することにより、元
の情報信号を合成できるという作用を有する。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、符号分割
多元接続を用いてM個の回線を接続する移動体通信装置
において、N個の送受信共用アンテナを備え、上記M個
の通信回線のうちL個の回線について、上記N個の送受
信共用アンテナから回線の状態の良好なものをK個選択
する手段と、上記L個の回線について、それぞれ異なる
N個の拡散符号を割り当て、各々の通信回線の情報信号
を上記の異なるN個の拡散符号で拡散する手段と、上記
N個の送受信共用アンテナにN個の異なる拡散符号を割
り当て、各々のアンテナに対応したパイロット信号を拡
散する手段と、上記L個の回線について、それぞれ上記
N個の拡散信号を上記選択した送受信共用アンテナに切
り替え接続する手段と、上記N個の送受信共用アンテナ
それぞれに接続されて情報信号およびパイロット信号の
拡散信号を合成する手段とを備えた送信装置であり、一
つの回線の情報を複数の異なる拡散符号で拡散しそれぞ
れを別々のアンテナから同時に送信できるというという
作用を有する。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、符号分割
多元接続を用いた移動体通信装置において、受信信号
を、パイロット信号に割り当てられた異なるK個の拡散
符号、および情報信号に割り当てられた別の異なるK個
の拡散符号で逆拡散する手段と、上記K個のパイロット
信号の逆拡散信号と上記K個の情報信号の逆拡散信号か
ら拡散符号の同期を獲得する手段と、上記K個のパイロ
ット信号の逆拡散信号を用いて、上記K個の情報信号の
逆拡散信号を補正して合成する手段とを備えた受信装置
であり、異なる拡散符号で拡散されて異なるアンテナか
ら同時に送信された情報信号を逆拡散することにより、
元の情報信号に合成できるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は基地局送信ダイバーシチを模式
的に示している。この図は、基地局アンテナが4本(N
=4)、セル内の同時接続移動局が2つ(M=2)、そ
の2つ(L=2)の移動局に対してともに2本(K=
2)のアンテナから情報信号を送信する場合の例であ
り、以下の各実施の形態においても同様である。
【0014】101は基地局であり、102、103、
104、105は、基地局の備える4本のアンテナ
(1)、(2)、(3)、(4)である。106、10
7は、セル内の2つの移動局(1)、(2)であり、基
地局101と通信している。基地局101は送信アンテ
ナ(1)〜(4)を切り替えて送信ダイバーシチを行
う。
【0015】ある時刻において、移動局(1)と基地局
アンテナ(1)から(4)との間の無線伝搬状態を比較
した結果、アンテナ(3)および(4)との間の無線信
号の伝搬状態が比較的良いと推定された場合、移動局
(1)への情報信号はアンテナ(3)と(4)から送信
する。このとき、アンテナ(3)から送信する情報信号
は拡散符号S1で拡散されたものであり、アンテナ
(4)から送信する情報信号はそれとは異なる拡散符号
S2で拡散したものである。これにより、アンテナ
(3)から送信される情報信号とアンテナ(4)から送
信される情報信号は、同じ情報を伝える信号であるが異
なる信号波形になり、同時に送信された場合にも、拡散
符号の相互相関はあるが、互いのアンテナの無線信号の
伝搬状態には影響しない。
【0016】同様に移動局(2)について、アンテナ
(2)および(3)との間の無線信号の伝搬状態が比較
的良いと推定された場合、移動局(2)への情報信号は
アンテナ(2)と(3)から送信する。このとき、アン
テナ(2)から送信する情報信号は拡散符号S3で拡散
されたものであり、アンテナ(3)から送信する情報信
号はそれとは異なる拡散符号S4で拡散したものであ
る。
【0017】図2は基地局送信装置の構成を示す。この
図は、N=4、M=L=K=2の場合の例である。20
1は移動局(1)に対する第1の拡散手段、202は移
動局(1)の第2の拡散手段、203は移動局(1)の
送信アンテナの切り替え接続手段(1)、204は移動
局(1)のアンテナ選択手段(1)である。205は移
動局(2)に対する第1の拡散手段、206は移動局
(2)に対する第2の拡散手段、207は移動局(2)
に対する送信アンテナの切り替え接続手段(2)、20
8は移動局(2)のアンテナ選択手段(2)である。2
09はアンテナ(1)の合成手段(1)、210はアン
テナ(2)の合成手段(2)、211はアンテナ(3)
の合成手段(3)、212はアンテナ(4)の合成手段
(4)である。213はアンテナ(1)、214はアン
テナ(2)、215はアンテナ(3)、216はアンテ
ナ(4)である。
【0018】以上のように構成された基地局送信装置に
ついてその動作を説明する。拡散手段201、202、
205、206には、それぞれ異なる拡散符号11、1
2、21、22が割り当てられている。移動局(1)へ
の情報信号(1)は、分配されて拡散手段201および
拡散手段202に送られる。拡散手段201では、情報
信号(1)を拡散符号11で拡散して切り替え接続手段
203に送る。拡散手段202では、情報信号(1)を
拡散符号12で拡散して切り替え接続手段203に送
る。アンテナ選択手段204は、移動局(1)との間の
無線伝搬状態が良いと推定されるアンテナを2つ選択し
て切り替え接続手段203に指示する。切り替え接続手
段203では、アンテナ選択手段204からの指示に従
い、異なる拡散符号で拡散された2つの情報信号を、そ
れぞれ合成手段209、210、211または212に
接続する。移動局(2)への情報信号(2)は、分配さ
れて拡散手段205および206に送られる。拡散手段
205では、情報信号(2)を拡散符号21で拡散して
切り替え接続手段207に送る。拡散手段205では、
情報信号(2)を拡散符号22で拡散して切り替え接続
手段207に送る。アンテナ選択手段208は、移動局
(2)との間の無線伝搬状態が良いと推定されるアンテ
ナを2つ選択して切り替え接続手段207に指示する。
切り替え接続手段207では、アンテナ選択手段208
からの指示に従い、異なる拡散符号で拡散された2つの
情報信号を、それぞれ合成手段209、210、211
または212に接続する。合成手段209は、アンテナ
213に接続されて拡散信号を合成してアンテナ213
に送る。合成手段210、211、214は、同様に、
それぞれアンテナ214、215、216に接続されて
拡散信号を合成して、それぞれアンテナ214、21
5、216に送る。アンテナ213、214、215、
216は、それぞれ合成された信号を無線周波数に変換
して送出する。
【0019】これにより、各移動局への情報信号は、無
線伝搬状態の良いと推定される2本のアンテナから送信
される。このため、推定誤差により一方の送信アンテナ
の選択を誤ることがあっても、両方のアンテナ選択を同
時に誤る確率は小さくなる。また、アンテナ選択の周期
に対して無線伝搬状態の変動が速い場合にも、一方の送
信アンテナの伝搬状態が悪化することがあっても、両方
の送信アンテナの伝搬状態が同時に悪化する確率は小さ
くなる。
【0020】また、同一の情報を伝える信号が同時に複
数のアンテナから送信されるが、それぞれ異なる拡散符
号で拡散されているため、互いの信号波形は異なるもの
になる。したがって、拡散符号の相互相関はあるが、互
いの信号の伝搬状態には影響しないので、受信時と送信
時の伝搬状態を変えてしまうことはない。
【0021】以上のように、本実施の形態1によれば、
情報信号を分配してそれぞれ異なる複数の拡散符号で拡
散してそれぞれ異なるアンテナから送信することによ
り、無線回線の通信品質は向上し、同一の基地局に同時
に接続できる移動局数を増大させ、限られた無線周波数
の利用効率を高めることができる。なお、以上の説明で
は、基地局について説明したが、移動局についても同様
に実施可能である。また以上の説明では、選択した2本
のアンテナから同じ電力で送信する場合について説明し
たが、受信電力などに応じた比率の電力で送信すること
も同様に実施可能である。
【0022】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。図3は伝送フレームの構成例を
示す。301はパイロットシンボルであり、302は情
報シンボルである。パイロットシンボル301は、受信
側において既知シンボルであり、受信側で位相回転を推
定したり補償したりする基準位相を検知するためのもの
である。情報シンボルは、ユーザーの音声を符号化した
情報や回線制御のための情報であり、これらを誤り訂正
符号化した情報としてもよい。
【0023】このようなフレーム構成の信号を実施の形
態1に示した基地局送信装置から送信し、これを図4に
示した移動局送信装置で受信する場合を考える。図4は
K=2の場合の例であり、401はアンテナ、402は
周波数変換手段、403は同期獲得手段、404は第1
の逆拡散手段、405は第2の逆拡散手段、406は合
成手段である。
【0024】このように構成された移動局受信装置につ
いてその動作を説明する。無線信号はアンテナ401で
受信されて周波数変換手段402に送られる。無線周波
数から周波数変換された信号は、分配されて、同期獲得
手段403、逆拡散手段404および405に送られ
る。同期獲得手段403は、拡散符号の同期を取る。同
期の獲得は、受信信号を逆拡散して得られる相関値をも
とに行われるが、逆拡散には拡散符号11を用いてもよ
いし、拡散符号12を用いてもよい。また、その両方を
用いてもよい。基地局の2本のアンテナから同時に送信
された信号は、ほぼ同時に受信されるため、拡散符号1
1を用いて獲得したタイミングも、拡散符号を12を用
いて獲得したタイミングもほぼ同じになる。両方を用い
れば獲得の要する時間の短縮したり、タイミングを正確
に獲得したりすることができる。獲得したタイミング
は、逆拡散手段404および405に伝える。逆拡散手
段404では、拡散符号11で受信信号を逆拡散して、
パイロットシンボルから位相回転を推定して、情報シン
ボルの位相回転を補償して合成手段406に伝える。逆
拡散手段405では、拡散符号12で受信信号を逆拡散
して、パイロットシンボルから位相回転を推定して、情
報シンボルの位相回転を補償して合成手段406に伝え
る。合成手段406では、逆拡散手段404、405で
逆拡散された信号を合成して情報信号を再生する。
【0025】これにより、無線伝搬状態の良いと推定さ
れる基地局の2本のアンテナからそれぞれ送信された情
報信号を両方同時に受信することができる。このため、
基地局が、推定誤差により一方の送信アンテナの選択を
誤ることがあっても、他方のアンテナから送信された信
号を受信することができる。アンテナ選択の周期に対し
て無線伝搬状態の変動が速い場合にも、一方のアンテナ
からの信号の受信状態が悪化することがあっても、他方
のアンテナからの信号を良好に受信することができるよ
うになる。
【0026】以上のように、本実施の形態2によれば、
情報信号を分配してそれぞれ異なる複数の拡散符号で拡
散してそれぞれ異なるアンテナから送信された信号を、
それぞれ拡散した拡散符号で逆拡散して合成することに
より、無線回線の通信品質は向上し、同一の基地局に同
時に接続できる移動局数を増大させ、限られた無線周波
数の利用効率を高めることができる。
【0027】なお、以上の説明では、移動局について説
明したが、基地局についても同様に実施可能である。
【0028】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3について説明する。図6は基地局送信装置の構成を示
す。この図はN=4、M=L=K=2の場合の例であ
る。501はパイロット信号のアンテナ(1)用の拡散
手段、502はパイロット信号のアンテナ(2)用の拡
散手段、503はパイロット信号のアンテナ(3)用の
拡散手段、504はパイロット信号のアンテナ(4)用
の拡散手段である。505は移動局(1)の情報信号の
アンテナ(1)用の拡散手段、506は移動局(1)の
情報信号のアンテナ(2)用の拡散手段、507は移動
局(1)の情報信号のアンテナ(3)用の拡散手段、5
08は移動局(1)の情報信号のアンテナ(4)用の拡
散手段である。509は移動局(2)の情報信号のアン
テナ(1)用の拡散手段、510は移動局(2)の情報
信号のアンテナ(2)用の拡散手段、511は移動局
(2)の情報信号のアンテナ(3)用の拡散手段、51
2は移動局(2)の情報信号のアンテナ(4)用の拡散
手段である。513は移動局(1)に対する送信アンテ
ナを選択するアンテナ選択手段(1)、514は移動局
(2)に対する送信アンテナを選択するアンテナ選択手
段(2)である。515は移動局(1)に対する送信ア
ンテナを切り替え接続する切り替え接続手段(1)、5
16は移動局(2)に対する送信アンテナを切り替え接
続する切り替え接続手段(2)である。517はアンテ
ナ(1)の送信信号を合成する合成手段(1)、518
はアンテナ(2)の送信信号を合成する合成手段
(2)、519はアンテナ(3)の送信信号を合成する
合成手段(3)、520はアンテナ(4)の送信信号を
合成する合成手段(4)である。521はアンテナ
(1)、522はアンテナ(2)、523はアンテナ
(3)、524はアンテナ(4)である。
【0029】以上のように構成された基地局送信装置部
についてその動作を説明する。拡散手段501、50
2、503、504、505、506、507、50
8、509、511、512には、それぞれ異なる拡散
符号00、01、02、03、11、12、13、1
4、21、22、23、24が割り当てられている。パ
イロット信号は分配されて、拡散手段501〜504に
送られる。拡散手段501では、パイロット信号を拡散
符号01で拡散して合成手段517に送る。拡散手段5
02では、パイロット信号を拡散符号02で拡散して合
成手段508に送る。拡散手段503では、パイロット
信号を拡散符号03で拡散して合成手段519に送る。
拡散手段504では、パイロット信号を拡散符号04で
拡散して合成手段520に送る。移動局(1)への情報
信号(1)は、分配されて拡散手段505〜508に送
られる。拡散手段505では、情報信号(1)を拡散符
号11で拡散して切り替え接続手段515に送る。拡散
手段506では情報信号(1)を拡散符号12で拡散し
て切り替え接続手段515に送る。拡散手段501では
情報信号(1)を拡散符号13で拡散して切り替え接続
手段515に送る。拡散手段508では、情報信号
(1)を拡散符号14で拡散して切り替え接続手段51
5に送る。アンテナ選択手段513は、移動局(1)と
の間の無線伝搬状態が良いと推定されるアンテナを2つ
選択して切り替え接続手段515に指示する。切り替え
接続手段515では、アンテナ選択手段513からの指
示に従い、異なる2つの拡散された情報信号をそれぞれ
合成手段に接続する。同様に、移動局(2)への情報信
号(2)は、分配されて拡散手段509〜512に送ら
れる。拡散手段509では、情報信号(2)を拡散符号
21で拡散して切り替え接続手段516に送る。拡散手
段510では、情報信号(2)を拡散符号22で拡散し
て切り替え接続手段516に送る。拡散手段511で
は、情報信号(2)を拡散符号23で拡散して切り替え
接続手段516に送る。拡散手段512では、情報信号
(2)を拡散符号24で拡散して切り替え接続手段51
6に送る。アンテナ選択手段514は、移動局(2)と
の間の無線伝搬状態が良いと推定されるアンテナを2つ
選択して切り替え接続手段516に指示する。切り替え
接続手段516では、アンテナ選択手段514からの指
示に従い、異なる2つの拡散された情報信号を、それぞ
れ合成手段517から520までのいずれかに接続す
る。合成手段517は、アンテナ521に接続されたパ
イロット信号の拡散信号と情報信号の拡散信号を合成し
てアンテナ521に送る。合成手段518、519、5
20は、同様にそれぞれアンテナ522、523、52
4に接続されたパイロット信号の拡散信号と情報信号の
拡散信号を合成して、それぞれアンテナ522、52
3、524に送る。アンテナ521、522、523、
524は、それぞれ合成された信号を無線周波数に変換
して送出する。
【0030】これにより、各移動局への情報信号は、無
線伝搬状態の良いと推定される2本のアンテナから送信
される。このため、推定誤差により一方の送信アンテナ
の選択を誤ることがあっても、両方のアンテナ選択を同
時に誤る確率は小さくなる。また、アンテナ選択の周期
に対して無線伝搬状態の変動が速い場合にも、一方の送
信アンテナの伝搬状態が悪化することがあっても、両方
の送信アンテナの伝搬状態が同時に悪化する確率は小さ
くなる。
【0031】また、同一の情報を伝える信号が同時に複
数のアンテナから送信されるが、それぞれ異なる拡散符
号で拡散されているため、互いの信号波形は異なるもの
になる。したがって、拡散符号の相互相関はあるが、互
いの信号の伝搬状態には影響しないので、受信時と送信
時の伝搬状態を変えてしまうことはない。
【0032】また、アンテナごとにパイロット信号を共
通にすることで、1フレームのパイロットシンボル数を
増大して、その信頼性を高めることができるとともに、
信号全体に占めるパイロット信号の割合を低減し、情報
信号の割合を高めることができる。
【0033】以上のように、本実施の形態3によれば、
情報信号を分配してそれぞれ異なる複数の拡散符号で拡
散してそれぞれ異なるアンテナから送信することによ
り、無線回線の通信品質は向上し、同一の基地局に同時
に接続できる移動局数を増大させ、限られた無線周波数
の利用効率を高めることができる。なお、以上の説明で
は、基地局について説明したが、移動局についても同様
に実施可能である。また以上の説明では、選択した2本
のアンテナから同じ電力で送信する場合について説明し
たが、受信電力などに応じた比率の電力で送信すること
も同様に実施可能である。
【0034】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4について説明する。図6は伝送フレームの構成例を示
す。601はパイロットシンボルであり、602は情報
シンボルである。パイロットシンボル601は、受信側
において既知シンボルであり、受信側で位相回転を推定
したり、補償したりする基準位相を検知するためのもの
である。情報シンボル602は、ユーザーの音声を符号
化した情報や回線制御のための情報であり、これらを誤
り訂正符号化した情報としてもよい。
【0035】図7は各アンテナから送信される信号の模
式図を示す。横軸は時刻を表している。縦軸は合成され
る拡散信号の種類を示している。アンテナ(1)につい
てみると、タイムスロット1では、アンテナ(1)のパ
イロット信号の拡散信号01と移動局(1)の情報信号
の拡散信号11と移動局(2)の情報信号の拡散信号2
1が合成されて送信されている。タイムスロット2で
は、アンテナ(1)のパイロット信号の拡散信号01と
移動局(1)の情報信号の拡散信号11が合成されて送
信されている。アンテナ(2)についてみると、タイム
スロット1、2、3ともに、アンテナ(2)のパイロッ
ト信号の拡散信号02と移動局(1)の情報信号の拡散
信号12が合成されて送信されている。アンテナ(4)
についてみると、タイムスロット1では、アンテナ
(4)のパイロット信号の拡散信号04のみが送信され
ている。タイムスロット2では、アンテナ(4)のパイ
ロット信号の拡散信号04と移動局(2)の情報信号の
拡散信号24が合成されて送信されている。
【0036】このような構成の信号を実施の形態3に示
した基地局送信装置から送信し、これを図8に示した移
動局受信装置で受信する場合を考える。図8はK=2の
場合の例であり、801はアンテナ、802は周波数変
換手段、803は同期獲得手段である。804は基地局
アンテナ(1)のパイロット信号の逆拡散手段、805
は情報信号が基地局アンテナ(1)から送信された場合
の逆拡散手段である。806は基地局アンテナ(2)の
パイロット信号の逆拡散手段、807は情報信号が基地
局アンテナ(2)から送信された場合の逆拡散手段であ
る。808は基地局アンテナ(3)のパイロット信号の
逆拡散手段、809は情報信号が基地局アンテナ(3)
から送信された場合の逆拡散手段である。810は基地
局アンテナ(4)のパイロット信号の逆拡散手段、81
1は情報信号が基地局アンテナ(4)から送信された場
合の逆拡散手段である。812は基地局アンテナ(1)
から送信された信号の位相補償手段(1)、813は基
地局アンテナ(2)から送信された信号の位相補償手
段、814は基地局アンテナ(3)から送信された信号
の位相補償手段、815は基地局アンテナ(4)から送
信された信号の位相補償手段である。816は合成手段
である。
【0037】このように構成された移動局受信装置につ
いてその動作を説明する。無線信号はアンテナ801で
受信されて周波数変換手段802に送られる。無線周波
数から周波数変換された信号は、分配されて同期獲得手
段803、逆拡散手段804〜811に送られる。同期
獲得手段803は、拡散符号の同期を取る。同期の獲得
は、受信信号を逆拡散して得られる相関値をもとに行わ
れるが、逆拡散にはパイロット信号の拡散符号を用いて
もよいし、情報信号の拡散符号を用いてもよい。また、
その両方を用いてもよい。ただし、情報信号の拡散信号
は、例えば、アンテナ(1)から送信されるかもしれな
いが、送信されないかもしれない。すなわち、拡散符号
11の相関値は、アンテナ(1)から情報信号が送信さ
れていれば大きく現れるが、送信されていなければ雑音
になる。したがって、常に送信されているパイロット信
号の拡散符号01、02、03および04を用いて同期
を獲得するほうがより正確になるといえる。
【0038】基地局の4本のアンテナから同時に送信さ
れた信号は、ほぼ同時に受信されるため、アンテナ
(1)のパイロット信号の拡散符号01を用いて獲得し
たタイミングも、アンテナ(2)のパイロット信号の拡
散符号02を用いて獲得したタイミングも、アンテナ
(3)のパイロット信号の拡散符号03を用いて獲得し
たタイミングも、アンテナ(4)のパイロット信号の拡
散符号04を用いて獲得したタイミングもほぼ同じタイ
ミングになる。これら4つの拡散符号を用いれば、獲得
の要する時間の短縮したり、タイミングを正確に獲得し
たりできる。獲得したタイミングは、逆拡散手段804
〜811に伝えられる。逆拡散手段804は、拡散符号
01で受信信号を逆拡散して、アンテナ(1)のパイロ
ット信号の位相回転からアンテナ(1)から送信した情
報信号の位相回転を推定して、位相補償手段812に伝
える。逆拡散手段805は、拡散符号11で受信信号を
逆拡散して、アンテナ(1)から送信した情報信号を位
相補償手段812に伝える。位相補償手段812では、
アンテナ(1)から送信されたの情報信号の位相回転を
補償して合成手段816に伝える。逆拡散手段806
は、拡散符号02で受信信号を逆拡散して、アンテナ
(2)のパイロット信号の位相回転からアンテナ(2)
から送信した情報信号の位相回転を推定して、位相補償
手段813に伝える。逆拡散手段807は、拡散符号1
2で受信信号を逆拡散して、アンテナ(2)から送信し
た情報信号を位相補償手段813に伝える。位相補償手
段813では、アンテナ(2)から送信されたの情報信
号の位相回転を補償して合成手段816に伝える。逆拡
散手段808は、拡散符号03で受信信号を逆拡散し
て、アンテナ(3)のパイロット信号の位相回転からア
ンテナ(3)から送信した情報信号の位相回転を推定し
て、位相補償手段814に伝える。逆拡散手段809
は、拡散符号13で受信信号を逆拡散して、アンテナ
(3)から送信した情報信号を位相補償手段814に伝
える。位相補償手段814では、アンテナ(3)から送
信されたの情報信号の位相回転を補償して合成手段81
6に伝える。逆拡散手段810は、拡散符号04で受信
信号を逆拡散して、アンテナ(4)のパイロット信号の
位相回転からアンテナ(4)から送信した情報信号の位
相回転を推定して、位相補償手段815に伝える。逆拡
散手段811は、拡散符号14で受信信号を逆拡散し
て、アンテナ(4)から送信した情報信号を位相補償手
段815に伝える。位相補償手段815では、アンテナ
(4)から送信されたの情報信号の位相回転を補償して
合成手段816に伝える。合成手段816では、位相補
償手段812〜815で逆拡散された信号を合成して情
報信号を再生する。
【0039】これにより、無線伝搬状態の良いと推定さ
れる基地局の2本のアンテナからそれぞれ送信された情
報信号を両方同時に受信することができる。このため、
基地局が、推定誤差により一方の送信アンテナの選択を
誤ることがあっても、他方のアンテナから送信された信
号を受信することができる。アンテナ選択の周期に対し
て無線伝搬状態の変動が速い場合にも、一方のアンテナ
からの信号の受信状態が悪化することがあっても、他方
のアンテナからの信号をすることができる。
【0040】また、アンテナごとにパイロット信号を共
通にすることで、1フレームのパイロットシンボル数を
増大して、その信頼性を高めることができるとともに、
信号全体に占めるパイロット信号の割合を低減し、情報
信号の割合を高めることができる。
【0041】以上のように、本実施の形態4によれば、
情報信号を分配してそれぞれ異なる複数の拡散符号で拡
散してそれぞれ異なるアンテナから送信された信号を、
それぞれ拡散した拡散符号で逆拡散して合成することに
より、無線回線の通信品質は向上し、同一の基地局に同
時に接続できる移動局数を増大させ、限られた無線周波
数の利用効率を高めることができる。
【0042】なお、以上の説明では、移動局について説
明したが、基地局についても同様に実施可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明による符号分割多
元接続移動体通信装置によれば、情報信号を分配してそ
れぞれ異なる複数の拡散符号で拡散してそれぞれ異なる
アンテナから送信された信号を、それぞれ拡散した拡散
符号で逆拡散して合成することにより、無線回線の通信
品質は向上し、同一の基地局に同時に接続できる移動局
数を増大させ、限られた無線周波数の利用効率を高める
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態における基地局送信ダイ
バーシチの模式図
【図2】本発明の実施の形態1における基地局送信装置
のブロック図
【図3】本発明の実施の形態1および2における伝送フ
レームのフレーム構成図
【図4】本発明の実施の形態2における移動局受信装置
のブロック図
【図5】本発明の実施の形態3における基地局送信装置
のブロック図
【図6】本発明の実施の形態3および4における伝送フ
レームのフレーム構成図
【図7】本発明の実施の形態3および4における送信信
号の信号構成図
【図8】本発明の実施の形態4における移動局受信装置
のブロック図
【図9】従来の基地局送信ダイバーシチの模式図
【符号の説明】
101 基地局 102 アンテナ(1) 103 アンテナ(2) 104 アンテナ(3) 105 アンテナ(4) 106 移動局(1) 107 移動局(2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号分割多元接続を用いてM個の回線を
    接続する移動体通信装置において、N個の送受信共用ア
    ンテナを備え、上記M個の通信回線のうちL個の回線に
    ついて、上記N個の送受信共用アンテナから回線の状態
    の良好なものをK個選択する手段と、上記L個の回線に
    ついて、それぞれ異なるK個の拡散符号を割り当て、各
    々の通信回線の情報信号を上記の異なるK個の拡散符号
    で拡散する手段と、上記L個の回線について、それぞれ
    上記K個の拡散信号を上記の選択した送受信共用アンテ
    ナに切り替え接続する手段と、上記N個の送受信共用ア
    ンテナそれぞれに接続された拡散信号を合成する手段と
    を備えた移動体通信の送信装置。
  2. 【請求項2】 符号分割多元接続を用いた移動体通信装
    置において、受信信号を、異なるK個の拡散符号で逆拡
    散する手段と、上記K個の逆拡散信号から拡散符号の同
    期を獲得する手段と、上記K個の逆拡散信号を合成する
    手段とを備えた移動体通信の受信装置。
  3. 【請求項3】 符号分割多元接続を用いてM個の回線を
    接続する移動体通信装置において、N個の送受信共用ア
    ンテナを備え、上記M個の通信回線のうちL個の回線に
    ついて、上記N個の送受信共用アンテナから回線の状態
    の良好なものをK個選択する手段と、上記L個の回線に
    ついて、それぞれ異なるN個の拡散符号を割り当て、各
    々の通信回線の情報信号を上記の異なるN個の拡散符号
    で拡散する手段と、上記N個の送受信共用アンテナにN
    個の異なる拡散符号を割り当て、各々のアンテナに対応
    したパイロット信号を拡散する手段と、上記L個の回線
    について、それぞれ上記N個の拡散信号を上記選択した
    送受信共用アンテナに切り替え接続する手段と、上記N
    個の送受信共用アンテナそれぞれに接続されて情報信号
    およびパイロット信号の拡散信号を合成する手段とを備
    えた移動体通信の送信装置。
  4. 【請求項4】 符号分割多元接続を用いた移動体通信装
    置において、受信信号を、パイロット信号に割り当てら
    れた異なるK個の拡散符号および情報信号に割り当てら
    れた別の異なるK個の拡散符号で逆拡散する手段と、上
    記K個のパイロット信号の逆拡散信号と上記K個の情報
    信号の逆拡散信号から拡散符号の同期を獲得する手段
    と、上記K個のパイロット信号の逆拡散信号を用いて、
    上記K個の情報信号の逆拡散信号を補正して合成する手
    段とを備えた移動体通信の受信装置。
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