JPH10331513A - 調節機構 - Google Patents
調節機構Info
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- JPH10331513A JPH10331513A JP10138261A JP13826198A JPH10331513A JP H10331513 A JPH10331513 A JP H10331513A JP 10138261 A JP10138261 A JP 10138261A JP 13826198 A JP13826198 A JP 13826198A JP H10331513 A JPH10331513 A JP H10331513A
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- JP
- Japan
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- engagement surface
- adjustment
- mechanism according
- adjustment mechanism
- adjusting
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/066—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings supported at the bottom
- E05D15/0665—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings supported at the bottom on wheels with fixed axis
- E05D15/0669—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings supported at the bottom on wheels with fixed axis with height adjustment
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/55—Member ends joined by inserted section
- Y10T403/557—Expansible section
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ある従来技術の装置に付随した問題の一つま
たはそれ以上を解決しまたは軽減する別の部材に対する
一つの部材の位置を調節するための改良された調節機構
を提供する。 【解決手段】 この調節機構は、車輪5a,5bを保持
するハウジング構造体2,3に対して支持装置、例え
ば、該車輪を調節する機構である。該調節機構は、前記
車輪5a,5bの意図された調節移動方向6に対して直
角をなす方向22において選択可能に移動可能なねじ部
材7を含む。前記ねじ部材7の移動は、前記方向6およ
び22に垂直な方向における調節部材9,9a,9bを
移動する作用をなし、前記調節部材の移動は、前記調節
移動方向6における前記車輪5a,5bの移動をひき起
こす。
たはそれ以上を解決しまたは軽減する別の部材に対する
一つの部材の位置を調節するための改良された調節機構
を提供する。 【解決手段】 この調節機構は、車輪5a,5bを保持
するハウジング構造体2,3に対して支持装置、例え
ば、該車輪を調節する機構である。該調節機構は、前記
車輪5a,5bの意図された調節移動方向6に対して直
角をなす方向22において選択可能に移動可能なねじ部
材7を含む。前記ねじ部材7の移動は、前記方向6およ
び22に垂直な方向における調節部材9,9a,9bを
移動する作用をなし、前記調節部材の移動は、前記調節
移動方向6における前記車輪5a,5bの移動をひき起
こす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に第2部材に対
する第1部材の位置の調節を可能にする調節機構の改良
に関する。さらに詳しくは、本発明は周囲の支持構造体
に対するドアまたはその他の同様な部材の位置決めと関
連して開発されているが、しかし以下に開示した発明は
多数のその他の状況への用途を有することが理解されよ
う。
する第1部材の位置の調節を可能にする調節機構の改良
に関する。さらに詳しくは、本発明は周囲の支持構造体
に対するドアまたはその他の同様な部材の位置決めと関
連して開発されているが、しかし以下に開示した発明は
多数のその他の状況への用途を有することが理解されよ
う。
【0002】説明を簡単にするために、本発明を引戸、
例えば、ガラス、木材または金属製の引戸または同様な
部材の取付けについて説明するが、本発明がこの用途に
限定されないことを理解すべきである。引戸は、代表的
には、画成された固定案内走行路に沿って回転するため
に配置された車輪またはローラ部材に取り付けられ、ま
たは前記車輪またはローラ部材から取り付けられ、それ
によりドアが開閉する間にドアを滑動可能にする。この
ような装置を取り付ける間に、通常、ドアに対する車輪
またはローラ部材の位置を変更して、それによりドアの
適切な操作を得るために組み合わされた支持構造体(ま
たはドアフレーム)に対するドアの位置を変更すること
が必要になろう。
例えば、ガラス、木材または金属製の引戸または同様な
部材の取付けについて説明するが、本発明がこの用途に
限定されないことを理解すべきである。引戸は、代表的
には、画成された固定案内走行路に沿って回転するため
に配置された車輪またはローラ部材に取り付けられ、ま
たは前記車輪またはローラ部材から取り付けられ、それ
によりドアが開閉する間にドアを滑動可能にする。この
ような装置を取り付ける間に、通常、ドアに対する車輪
またはローラ部材の位置を変更して、それによりドアの
適切な操作を得るために組み合わされた支持構造体(ま
たはドアフレーム)に対するドアの位置を変更すること
が必要になろう。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ドア
部材または同様な部材に対するこのようなローラ部材の
位置を調節を達成するために多数の機構が知られてい
る。例えば、ローラ部材は、ドア構造体に枢着されたブ
ラケット部材に固定され、ねじ込み調節ねじが該ねじと
直接にまたは間接に係合されることによりブラケット部
材の枢動位置を変更するために設けられている。この型
式の機構の代表的な例は、米国特許第4189870
号、第3774342号、第3060524号、第26
68318号および第3443340号の明細書におい
て見いだすことができる。その他の機構においては、ロ
ーラ部材は、キャリヤ構造体の傾斜したスロット内に滑
動可能に配置されたピンを有することができ、それによ
りねじ込みねじ部材または同様な部材により行われるキ
ャリヤ構造体の並進に対する調節によりピンを傾斜した
スロット内で滑動させ、それによりローラ部材を上昇ま
たは下降させる。このような機構の代表的な例は、米国
特許第3512209号および英国特許第214236
5号の明細書において見いだすことができる。さらにそ
の他の従来技術の機構の型式においては、ローラ部材
は、キャリヤ構造体内に、キャリヤ構造体とドアと連結
可能な周囲のハウジングとの間の相互に係合する傾斜し
た面により取り付けられ、ねじ込みねじ部材が傾斜した
面に沿ってハウジングに対してキャリヤ構造体の位置の
調節を可能にし、それによりハウジングおよびドアに対
するローラ部材の位置を調節する。この型式の機構の一
例は、豪州特許第484445号明細書において見いだ
すことができる。
部材または同様な部材に対するこのようなローラ部材の
位置を調節を達成するために多数の機構が知られてい
る。例えば、ローラ部材は、ドア構造体に枢着されたブ
ラケット部材に固定され、ねじ込み調節ねじが該ねじと
直接にまたは間接に係合されることによりブラケット部
材の枢動位置を変更するために設けられている。この型
式の機構の代表的な例は、米国特許第4189870
号、第3774342号、第3060524号、第26
68318号および第3443340号の明細書におい
て見いだすことができる。その他の機構においては、ロ
ーラ部材は、キャリヤ構造体の傾斜したスロット内に滑
動可能に配置されたピンを有することができ、それによ
りねじ込みねじ部材または同様な部材により行われるキ
ャリヤ構造体の並進に対する調節によりピンを傾斜した
スロット内で滑動させ、それによりローラ部材を上昇ま
たは下降させる。このような機構の代表的な例は、米国
特許第3512209号および英国特許第214236
5号の明細書において見いだすことができる。さらにそ
の他の従来技術の機構の型式においては、ローラ部材
は、キャリヤ構造体内に、キャリヤ構造体とドアと連結
可能な周囲のハウジングとの間の相互に係合する傾斜し
た面により取り付けられ、ねじ込みねじ部材が傾斜した
面に沿ってハウジングに対してキャリヤ構造体の位置の
調節を可能にし、それによりハウジングおよびドアに対
するローラ部材の位置を調節する。この型式の機構の一
例は、豪州特許第484445号明細書において見いだ
すことができる。
【0004】上記の全般的に説明した従来技術の調節機
構の取付けまたは性能のある局面において潜在的な難点
がある最初に、ドアを取り付ける用途および潜在的には
その他の用途における位置の調節は、通常、調節機構が
既に負荷状態にある当初の取付け後に必要である。多数
の用途においては、負荷がかなり高くなることがありか
つ調節機構は、調節を行う前に負荷を除去することのみ
により安全に調節することができる。これは取付者にと
って不便であり、しばしば、要求条件が無視され、かつ
調節機構を安全に取り扱うことができるよりもより大き
い原動力(例えば、電動工具)を使用することにより、
調節を負荷状態で試みることになる。さらに、調節要素
(ねじ込みねじ)の位置もまた、取付者にとってある従
来技術の装置においていくつかの支障をひき起こしてい
る。さらに、ドアがいったん調節されると、その所望の
位置を所定時間を超えて使用しても(over tim
eand with use)維持することを保証する
ことが必要である。いくつかの既知の調節機構は、逆移
動する(backwinding)ことがあり、すなわ
ち、調節機構がドアの重量によりひき起こされる使用お
よび負荷の作用により所定時間を超えて移動する。この
問題は、一般的には、いったん、基本的な調節機構がド
アを適切に位置決めすれば使用されるある形態の別体の
ロック装置を提供することにより、従来解決されてき
た。別体のロック装置は満足に作動するが、これらの装
置は機構の複雑さを増し、従って、機構のコストを増大
させる。最終的に、いくつかの従来技術の位置調節機構
は、該機構が提供できる位置調節量において限定されて
いる。勿論、包含された特定の用途の物理的な範囲内で
可能な限りの調節を行うことが望ましい。
構の取付けまたは性能のある局面において潜在的な難点
がある最初に、ドアを取り付ける用途および潜在的には
その他の用途における位置の調節は、通常、調節機構が
既に負荷状態にある当初の取付け後に必要である。多数
の用途においては、負荷がかなり高くなることがありか
つ調節機構は、調節を行う前に負荷を除去することのみ
により安全に調節することができる。これは取付者にと
って不便であり、しばしば、要求条件が無視され、かつ
調節機構を安全に取り扱うことができるよりもより大き
い原動力(例えば、電動工具)を使用することにより、
調節を負荷状態で試みることになる。さらに、調節要素
(ねじ込みねじ)の位置もまた、取付者にとってある従
来技術の装置においていくつかの支障をひき起こしてい
る。さらに、ドアがいったん調節されると、その所望の
位置を所定時間を超えて使用しても(over tim
eand with use)維持することを保証する
ことが必要である。いくつかの既知の調節機構は、逆移
動する(backwinding)ことがあり、すなわ
ち、調節機構がドアの重量によりひき起こされる使用お
よび負荷の作用により所定時間を超えて移動する。この
問題は、一般的には、いったん、基本的な調節機構がド
アを適切に位置決めすれば使用されるある形態の別体の
ロック装置を提供することにより、従来解決されてき
た。別体のロック装置は満足に作動するが、これらの装
置は機構の複雑さを増し、従って、機構のコストを増大
させる。最終的に、いくつかの従来技術の位置調節機構
は、該機構が提供できる位置調節量において限定されて
いる。勿論、包含された特定の用途の物理的な範囲内で
可能な限りの調節を行うことが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、ある従来技術に付随した上記の問題点の一つまたは
それ以上を解決しまたは多少とも解決する別の部材に対
する一つの部材の位置調節用の改良された調節機構を提
供することにある。
は、ある従来技術に付随した上記の問題点の一つまたは
それ以上を解決しまたは多少とも解決する別の部材に対
する一つの部材の位置調節用の改良された調節機構を提
供することにある。
【0006】本発明の一つの好ましい目的によれば、可
能な調節の範囲からかなり逸脱することなく負荷状態で
の調節の容易さを改良する位置調節機構が提供される。
能な調節の範囲からかなり逸脱することなく負荷状態で
の調節の容易さを改良する位置調節機構が提供される。
【0007】従って、本発明は、第1局面において、第
2部材に対する第1部材の位置を調節するための調節機
構を提供し、前記調節機構は第1方向に選択的に移動可
能でありかついったん移動すると所望の位置に保持可能
である第1調節装置を含み、前記第1調節要素は前記第
1方向に対して直角をなす第2方向への前記第1調節装
置の移動に応じて移動可能な第2調節装置に作用するた
めに配置され、さらに、前記第2調節装置と係合可能で
ありかつ前記第2方向に対して直角をなす第3方向への
前記第2調節装置の移動に応じて移動可能である第3調
節装置を含む。第1方向、第2方向および第3方向は、
相互に直角に配置されることが好ましい。好ましい一実
施例においては、第3方向が第1方向ならびに第2方向
に対して直角に配置されると便利である。
2部材に対する第1部材の位置を調節するための調節機
構を提供し、前記調節機構は第1方向に選択的に移動可
能でありかついったん移動すると所望の位置に保持可能
である第1調節装置を含み、前記第1調節要素は前記第
1方向に対して直角をなす第2方向への前記第1調節装
置の移動に応じて移動可能な第2調節装置に作用するた
めに配置され、さらに、前記第2調節装置と係合可能で
ありかつ前記第2方向に対して直角をなす第3方向への
前記第2調節装置の移動に応じて移動可能である第3調
節装置を含む。第1方向、第2方向および第3方向は、
相互に直角に配置されることが好ましい。好ましい一実
施例においては、第3方向が第1方向ならびに第2方向
に対して直角に配置されると便利である。
【0008】第1調節装置が第1方向に対して傾斜した
第1係合面を含んでいると便利であり、第1係合面が平
面状であることが好ましい。第1調節装置は、また、前
記第1方向に対して傾斜した第2係合面を含むことがで
きることが好ましい。第2係合面は、また、平面状であ
ってもよい。第1調節装置は、本体部分または板部材を
備えることができ、本体部材または板部材上には、第1
係合面および第2係合面が相互に傾斜したくさび形の形
態に形成されている。ねじ部材、例えば、ねじまたは同
様な部材は、ねじ部材を前記第1方向に移動するために
本体部分または板部材と協働可能であるように設けられ
ていると便利である。
第1係合面を含んでいると便利であり、第1係合面が平
面状であることが好ましい。第1調節装置は、また、前
記第1方向に対して傾斜した第2係合面を含むことがで
きることが好ましい。第2係合面は、また、平面状であ
ってもよい。第1調節装置は、本体部分または板部材を
備えることができ、本体部材または板部材上には、第1
係合面および第2係合面が相互に傾斜したくさび形の形
態に形成されている。ねじ部材、例えば、ねじまたは同
様な部材は、ねじ部材を前記第1方向に移動するために
本体部分または板部材と協働可能であるように設けられ
ていると便利である。
【0009】第2調節装置が使用中に前記第1調節装置
と係合可能でありかつ前記第1方向に対して傾斜した第
3係合面を含んでいると便利である。第3係合面が平面
状であることが好ましい。前記第2調節装置は、さら
に、使用中に第1調節装置と係合される第4係合面を含
むことができる。第3係合面および第4係合面もまた、
第1方向に対して傾斜させることができると便利であ
る。好ましい一つの装置においては、第1係合面および
第3係合面が同一平面上にありかつ第2係合面および第
4係合面が同一平面上にある。
と係合可能でありかつ前記第1方向に対して傾斜した第
3係合面を含んでいると便利である。第3係合面が平面
状であることが好ましい。前記第2調節装置は、さら
に、使用中に第1調節装置と係合される第4係合面を含
むことができる。第3係合面および第4係合面もまた、
第1方向に対して傾斜させることができると便利であ
る。好ましい一つの装置においては、第1係合面および
第3係合面が同一平面上にありかつ第2係合面および第
4係合面が同一平面上にある。
【0010】第2調節装置には、使用中に第3調節装置
と係合可能でありかつ前記第2方向に対して傾斜してい
る第5係合面を形成することができることが好ましい。
第5係合面はまた、平面状に形成することができる。第
2調節装置はまた、使用中に前記第3係合装置と係合可
能でありかつ前記第2方向に対して傾斜している好まし
くは平面状の第6係合面を含むことができる。前記第5
係合面および第6係合面はまた、前記第3方向に対して
傾斜していると便利である。好ましい一実施例において
は、第3係合面および第4係合面が相対的に移動可能で
ある。同様に、第5係合面および第6係合面はまた、相
対的に移動可能であるように配置することができる。特
に好ましい一実施例においては、第2調節装置が前記第
3係合面を担持する第1調節要素と前記第4係合面を担
持する前記第2調節要素とにより構成され、前記第1係
合要素および前記第2係合要素が別個に構成され、しか
も使用中に協働可能であり、それにより第3係合面と第
4係合面が相互に交差し、また第1方向に交差すると便
利である。第1調節装置を第1方向に移動するために配
置されたねじ部材またはねじ要素がまた、使用中に(前
記第1方向に)第1調節要素および第2調節要素を通過
し、それにより第1係合面と第3係合面との間(と、便
利には、第2係合面と第4係合面との間の)最大接触の
度合が達成されると共に、第1方向における第1調節装
置の可能な移動の長さを最大化することが好ましい。こ
れは調節機構の位置を調節する移動を最大化する可能性
を効果的に付与する。第5係合面が第3係合面に対して
直角に配置されると便利である。同様に、第6係合面が
第4係合面に対して直角に配置されることが好ましい。
と係合可能でありかつ前記第2方向に対して傾斜してい
る第5係合面を形成することができることが好ましい。
第5係合面はまた、平面状に形成することができる。第
2調節装置はまた、使用中に前記第3係合装置と係合可
能でありかつ前記第2方向に対して傾斜している好まし
くは平面状の第6係合面を含むことができる。前記第5
係合面および第6係合面はまた、前記第3方向に対して
傾斜していると便利である。好ましい一実施例において
は、第3係合面および第4係合面が相対的に移動可能で
ある。同様に、第5係合面および第6係合面はまた、相
対的に移動可能であるように配置することができる。特
に好ましい一実施例においては、第2調節装置が前記第
3係合面を担持する第1調節要素と前記第4係合面を担
持する前記第2調節要素とにより構成され、前記第1係
合要素および前記第2係合要素が別個に構成され、しか
も使用中に協働可能であり、それにより第3係合面と第
4係合面が相互に交差し、また第1方向に交差すると便
利である。第1調節装置を第1方向に移動するために配
置されたねじ部材またはねじ要素がまた、使用中に(前
記第1方向に)第1調節要素および第2調節要素を通過
し、それにより第1係合面と第3係合面との間(と、便
利には、第2係合面と第4係合面との間の)最大接触の
度合が達成されると共に、第1方向における第1調節装
置の可能な移動の長さを最大化することが好ましい。こ
れは調節機構の位置を調節する移動を最大化する可能性
を効果的に付与する。第5係合面が第3係合面に対して
直角に配置されると便利である。同様に、第6係合面が
第4係合面に対して直角に配置されることが好ましい。
【0011】さらに好ましい局面によれば、第3調節装
置は、使用中に前記第2調節装置と係合可能な好ましく
は平面状の第7係合面を含み、前記第7係合面は、前記
第2方向に対して傾斜している。第3係合面は、また、
使用中に第2調節装置と係合可能である好ましくは平面
状の第8係合面を含み、前記第8係合面が前記第2方向
に対して傾斜していると便利である。第7係合面および
第8係合面は、また、湾曲することができると共に、上
記の傾斜した関係を維持する。また、これらの係合面が
第3方向に対して傾斜していると便利である。第7係合
面および第8係合面が相対的に固定されていることが好
ましい。これらの二つの係合面が前記第3方向において
相互に収束すると便利である。第3調節装置が1つまた
はそれ以上の車輪またはローラ装置のためのキャリジ部
材を備えまたはこのようなキャリジ部材と協働可能であ
ることが好ましい。
置は、使用中に前記第2調節装置と係合可能な好ましく
は平面状の第7係合面を含み、前記第7係合面は、前記
第2方向に対して傾斜している。第3係合面は、また、
使用中に第2調節装置と係合可能である好ましくは平面
状の第8係合面を含み、前記第8係合面が前記第2方向
に対して傾斜していると便利である。第7係合面および
第8係合面は、また、湾曲することができると共に、上
記の傾斜した関係を維持する。また、これらの係合面が
第3方向に対して傾斜していると便利である。第7係合
面および第8係合面が相対的に固定されていることが好
ましい。これらの二つの係合面が前記第3方向において
相互に収束すると便利である。第3調節装置が1つまた
はそれ以上の車輪またはローラ装置のためのキャリジ部
材を備えまたはこのようなキャリジ部材と協働可能であ
ることが好ましい。
【0012】調節機構がさらに前記ねじ部材が通過する
ねじ穴が形成された少なくとも一つの部分を有する支持
構造体を含むことができ、前記支持構造体がさらに前記
支持構造体を前記第1部材に取り付けることを可能にす
る連結装置を含むと便利である。本発明は、また、上記
の調節機構を含むドア組立体を提供することを予想し、
ドア組立体においては、ドア部材が第1部材を構成しか
つ少なくとも一つの車輪またはローラ部材が第2部材を
構成している。
ねじ穴が形成された少なくとも一つの部分を有する支持
構造体を含むことができ、前記支持構造体がさらに前記
支持構造体を前記第1部材に取り付けることを可能にす
る連結装置を含むと便利である。本発明は、また、上記
の調節機構を含むドア組立体を提供することを予想し、
ドア組立体においては、ドア部材が第1部材を構成しか
つ少なくとも一つの車輪またはローラ部材が第2部材を
構成している。
【0013】上記のような調節機構の構造体は、各々が
傾斜した係合面であってもよい係合部分と協働可能であ
る少なくとも二つの別体の傾斜した係合面を提供する。
第1調節装置を第1方向に移動することにより、例え
ば、第2調節装置を第2方向に移動するために必要な原
動力は、機構(例えば、ドアの重量)に作用する負荷に
より大いに左右されるが、この原動力は、協働する係合
面の傾斜角を変更することにより比較的に減少すること
ができる。しかしながら、また、必要な原動力を減少す
るために角度を変更することにより、第2方向において
行われる移動範囲を減少する作用が得られる。しかしな
がら、調節移動のいかなる損失も第2の組の傾斜した係
合面を提供することを含む調節機構構造体それ自体によ
り可能な付加的な移動の長さにより取り戻すことができ
る。従って、これらの負荷状態を必ずしも軽減すること
なく比較的に大きい外部の負荷状態の下ですらも本発明
の調節機構を調節するために適切な傾斜角を配置するこ
とが可能である。そのうえ、本発明の調節機構は、調節
機構が任意の特定の用途においていったん調節されると
いかなる別体の位置ロック調節装置をも必要としないこ
とが判明した。
傾斜した係合面であってもよい係合部分と協働可能であ
る少なくとも二つの別体の傾斜した係合面を提供する。
第1調節装置を第1方向に移動することにより、例え
ば、第2調節装置を第2方向に移動するために必要な原
動力は、機構(例えば、ドアの重量)に作用する負荷に
より大いに左右されるが、この原動力は、協働する係合
面の傾斜角を変更することにより比較的に減少すること
ができる。しかしながら、また、必要な原動力を減少す
るために角度を変更することにより、第2方向において
行われる移動範囲を減少する作用が得られる。しかしな
がら、調節移動のいかなる損失も第2の組の傾斜した係
合面を提供することを含む調節機構構造体それ自体によ
り可能な付加的な移動の長さにより取り戻すことができ
る。従って、これらの負荷状態を必ずしも軽減すること
なく比較的に大きい外部の負荷状態の下ですらも本発明
の調節機構を調節するために適切な傾斜角を配置するこ
とが可能である。そのうえ、本発明の調節機構は、調節
機構が任意の特定の用途においていったん調節されると
いかなる別体の位置ロック調節装置をも必要としないこ
とが判明した。
【0014】
【発明の実施の形態】さて、本発明を添付した図面に例
示した好ましい実施例を参照して説明する。図1を参照
すると、本発明による調節機構を含む引戸用の部分的に
組み立てられた車輪またはローラ組立体1の横断面側面
図を示してある。軸受組立体1は、外側ハウジング2を
含む。外側ハウジング2は、取付け突起部3を介してド
アに取り付けるために適合しかつ横補剛壁部27を含
む。
示した好ましい実施例を参照して説明する。図1を参照
すると、本発明による調節機構を含む引戸用の部分的に
組み立てられた車輪またはローラ組立体1の横断面側面
図を示してある。軸受組立体1は、外側ハウジング2を
含む。外側ハウジング2は、取付け突起部3を介してド
アに取り付けるために適合しかつ横補剛壁部27を含
む。
【0015】車輪またはローラキャリジ4がハウジング
2の内部に受け入れられている。キャリジ4上には、使
用中に車輪5a、5bが取り付けられている。ドアは車
輪5a、5b上で搬送される。代表的には、車輪5a、
5bは、ドアの滑り運動を案内する走行路の内部にまた
は該走行路上に受け入れられる。
2の内部に受け入れられている。キャリジ4上には、使
用中に車輪5a、5bが取り付けられている。ドアは車
輪5a、5b上で搬送される。代表的には、車輪5a、
5bは、ドアの滑り運動を案内する走行路の内部にまた
は該走行路上に受け入れられる。
【0016】キャリジ4は、矢印6で示すように、外側
ハウジング2の内外に滑動するために適合している。本
発明の調節機構は、外側ハウジング2に対するキャリジ
4の位置の調節を行い、従って、ドアに対する車輪5
a、5bの位置の調節を行う。図1においては、キャリ
ジ4は、外側ハウジング2に対して引っ込み位置で示し
てある。
ハウジング2の内外に滑動するために適合している。本
発明の調節機構は、外側ハウジング2に対するキャリジ
4の位置の調節を行い、従って、ドアに対する車輪5
a、5bの位置の調節を行う。図1においては、キャリ
ジ4は、外側ハウジング2に対して引っ込み位置で示し
てある。
【0017】図面を参照すると、この調節機構は、ねじ
込み調節ねじ7と係合可能なねじ穴16を有するナット
の形態の第1調節装置15を含む。ねじ7は、該ねじの
頭部11がハウジング2の外側面12の凹部23の内部
に受け入れられた状態でハウジング2を通じて横方向に
第1方向22に延在している。調節ねじ7は、調節機構
を通過してハウジング2の向かい合った側壁部26の開
口部25に至っている。ナット部材15は平面図(図6
(b))において長方形であり、そのより長い寸法は向
かい合ったハウジング壁部12および26の間の距離を
全般的に橋絡している。ナット部材15は、さらに、第
1係合面17aおよび第2係合面17bを含む。係合面
17aおよび17bは、平面状であることが好ましくか
つ調節ねじ7の回転軸線19または第1方向22に対し
て所定の角度に傾斜している。ナット部材の構成は、ね
じ7を回転することにより、ナット部材15が図2に示
した位置から図4に示した位置まで移動するように図2
および図3に示すようになっている。
込み調節ねじ7と係合可能なねじ穴16を有するナット
の形態の第1調節装置15を含む。ねじ7は、該ねじの
頭部11がハウジング2の外側面12の凹部23の内部
に受け入れられた状態でハウジング2を通じて横方向に
第1方向22に延在している。調節ねじ7は、調節機構
を通過してハウジング2の向かい合った側壁部26の開
口部25に至っている。ナット部材15は平面図(図6
(b))において長方形であり、そのより長い寸法は向
かい合ったハウジング壁部12および26の間の距離を
全般的に橋絡している。ナット部材15は、さらに、第
1係合面17aおよび第2係合面17bを含む。係合面
17aおよび17bは、平面状であることが好ましくか
つ調節ねじ7の回転軸線19または第1方向22に対し
て所定の角度に傾斜している。ナット部材の構成は、ね
じ7を回転することにより、ナット部材15が図2に示
した位置から図4に示した位置まで移動するように図2
および図3に示すようになっている。
【0018】この調節機構は、さらに、第2調節装置9
を含む。第2調節装置9は、協働可能でありしかも別体
の第1および第2調節要素9a、9bを含む。調節要素
9a、9bの詳細は、図7(a)から図8(f)までに
おいてより良好に理解されよう。第1調節要素9aおよ
び第2調節要素9bは、ハウジング2の内部に配置され
かつハウジング2の長手方向平面と合致する第2方向に
おいて並進移動することができる。調節要素9aおよび
9bの移動範囲は、図1/2と図3/4とを比較するこ
とから理解することができよう。さて、図7(a)から
図8(f)までを参照すると、第1調節要素9aは、第
3係合面13aを含む。第3係合面13aは、平面状で
あることが好ましくかつナット部材15の第1係合面1
7aと係合するためにある角度に傾斜している。それゆ
えに、第1係合面17aは、第1方向22および第2方
向10の両方に対してある角度に傾斜している。同様
に、第2調節要素9bは、第4係合面13bを含む。第
4係合面13bは、平面状であることが好ましくかつナ
ット部材15の第2係合面17bと係合するためにある
角度に傾斜している。第4係合面13bは、2つの隔置
された横アーム部分30、31を有する。アーム部分3
0,31は、第1調節要素9aの部分32を受け入れる
ために適合し、その結果、図2に示すように、第3係合
面13aおよび第4係合面13bが軸線19において相
互に交差することを効果的に可能にする。調節要素9a
および9bは、さらに、開口部24を形成するために適
合した開口部33および34を含む。調節要素9aおよ
び9bが図1および図2に示すように相互に最も近く隣
接して配置されたときですらも、調節ねじ7が開口部2
4を通過することができる。最後に、第1調節要素9a
および第2調節要素9bの各々は、第5係合面20aお
よび第6係合面20bをそれぞれ含む。係合面20aお
よび20bの各々は、平面状であることが好ましくかつ
第2方向10に対してある角度に傾斜して形成されてい
る。第5係合面20aは、第3方向6に対してある角度
に傾斜している。同様に、第6係合面20bは、第2方
向10および第3方向6の両方に対してある角度に傾斜
し、第5面20aおよび第6係合面20bの両方が図1
および図3に示すように下方に収束しまたは相互に接近
するように形成されている。
を含む。第2調節装置9は、協働可能でありしかも別体
の第1および第2調節要素9a、9bを含む。調節要素
9a、9bの詳細は、図7(a)から図8(f)までに
おいてより良好に理解されよう。第1調節要素9aおよ
び第2調節要素9bは、ハウジング2の内部に配置され
かつハウジング2の長手方向平面と合致する第2方向に
おいて並進移動することができる。調節要素9aおよび
9bの移動範囲は、図1/2と図3/4とを比較するこ
とから理解することができよう。さて、図7(a)から
図8(f)までを参照すると、第1調節要素9aは、第
3係合面13aを含む。第3係合面13aは、平面状で
あることが好ましくかつナット部材15の第1係合面1
7aと係合するためにある角度に傾斜している。それゆ
えに、第1係合面17aは、第1方向22および第2方
向10の両方に対してある角度に傾斜している。同様
に、第2調節要素9bは、第4係合面13bを含む。第
4係合面13bは、平面状であることが好ましくかつナ
ット部材15の第2係合面17bと係合するためにある
角度に傾斜している。第4係合面13bは、2つの隔置
された横アーム部分30、31を有する。アーム部分3
0,31は、第1調節要素9aの部分32を受け入れる
ために適合し、その結果、図2に示すように、第3係合
面13aおよび第4係合面13bが軸線19において相
互に交差することを効果的に可能にする。調節要素9a
および9bは、さらに、開口部24を形成するために適
合した開口部33および34を含む。調節要素9aおよ
び9bが図1および図2に示すように相互に最も近く隣
接して配置されたときですらも、調節ねじ7が開口部2
4を通過することができる。最後に、第1調節要素9a
および第2調節要素9bの各々は、第5係合面20aお
よび第6係合面20bをそれぞれ含む。係合面20aお
よび20bの各々は、平面状であることが好ましくかつ
第2方向10に対してある角度に傾斜して形成されてい
る。第5係合面20aは、第3方向6に対してある角度
に傾斜している。同様に、第6係合面20bは、第2方
向10および第3方向6の両方に対してある角度に傾斜
し、第5面20aおよび第6係合面20bの両方が図1
および図3に示すように下方に収束しまたは相互に接近
するように形成されている。
【0019】最後に、図面に示すように、第3調節装置
4が車輪5a、5b用のキャリジとして設けられかつ構
成されている。キャリジ4は、底部において開口したハ
ウジング部分40を含む。底部から車輪5a、5bが部
分的に突出しかつハウジング部分40は、第7係合面2
1aおよび第8係合面21bを画成する車輪5a、5b
の間にくぼみまたは凹部が形成された上側ハウジング壁
部を有する。係合面21a、21bは、湾曲しており、
しかも第3方向に対して全般的に傾斜している。係合面
21aおよび21bは、キャリジ4と一体に構成するこ
とにより相互に固定されかつ下向きの方向にほぼ収束し
ている。係合面21a、21bもまた、調節要素9aお
よび9bの係合面20aおよび20bのそれぞれと作用
する関係に係合するように配置されている。
4が車輪5a、5b用のキャリジとして設けられかつ構
成されている。キャリジ4は、底部において開口したハ
ウジング部分40を含む。底部から車輪5a、5bが部
分的に突出しかつハウジング部分40は、第7係合面2
1aおよび第8係合面21bを画成する車輪5a、5b
の間にくぼみまたは凹部が形成された上側ハウジング壁
部を有する。係合面21a、21bは、湾曲しており、
しかも第3方向に対して全般的に傾斜している。係合面
21aおよび21bは、キャリジ4と一体に構成するこ
とにより相互に固定されかつ下向きの方向にほぼ収束し
ている。係合面21a、21bもまた、調節要素9aお
よび9bの係合面20aおよび20bのそれぞれと作用
する関係に係合するように配置されている。
【0020】図9は分解図で示した第2実施例を例示し
ている。図9においては、同様な特徴には、以前に説明
した図の符号と同じ符号を付してある。この場合におけ
るハウジング2は、横補剛壁部27を省略しかつ壁部2
6の開口部25よりもむしろ内部の凹部28を含む。こ
の実施例においては、ナット部材15は、傾斜した端縁
領域により形成された係合面17a、17bと中央板部
分29に形成されたねじ穴16とを有する金属板から形
成されている。
ている。図9においては、同様な特徴には、以前に説明
した図の符号と同じ符号を付してある。この場合におけ
るハウジング2は、横補剛壁部27を省略しかつ壁部2
6の開口部25よりもむしろ内部の凹部28を含む。こ
の実施例においては、ナット部材15は、傾斜した端縁
領域により形成された係合面17a、17bと中央板部
分29に形成されたねじ穴16とを有する金属板から形
成されている。
【0021】さて、調節機構の操作を図1から図4まで
と図9とを参照して説明する。調節ナット15が図1、
図2に示した位置にあり、車輪5a、5bがこの位置に
おいて最大範囲にハウジング2の中に引っ込められ、ナ
ット部材15の傾斜した係合面17a,17bは、係合
面13a、13bによりかつさらに係合面13aおよび
13bの一端部において画成されたV字形凹部14の内
部に配置されている。調節ねじ7を水平軸線19のまわ
りに回転することにより、ナット部材15が壁部26
(図2)に隣接した位置からハウジング2の対向した壁
部12に向かって移動する。この移動の範囲は、図4に
示すとおりであり、図4においては、ナット部材15は
壁部12と隣接した位置に達しており、ナット部材は係
合面13a、13bの長さを実質的に横移動している。
このようにすることにより、係合面17a/13aおよ
び17b/13bの相互の係合により、調節要素9a、
9bが第2方向10において相互に離れて移動してい
る。この構成は、ナット部材15を係合面13a、13
bと作用する関係に係合した状態でハウジング2の幅全
部を横移動させることにより、調節要素9aおよび9b
の可能な最大の移動を可能にする。調節ねじ7を回転す
るために必要な原動力は、軸線19に対する係合面17
a、17bの傾斜角を減少することにより減少すること
ができるが、しかしこのようにすることにより、調節要
素9aおよび9bの移動量もまた減少する。しかしなが
ら、従来技術の装置に対する調節機構の構成により可能
になる増大した移動のレベルによりこの状態が打ち消さ
れかつ最も通常の負荷状態において調節機構の効果的な
かつ安全な作動が可能になる。調節要素9aおよび9b
が外方にまたは相互に離れて移動するときに、協働する
係合面20a/21aおよび20b/21bがキャリジ
4を、それゆえに、車輪5a、5bを図3に例示した最
大範囲まで下方に移動する。調節ねじ7を逆方向に回転
することにより、上記の部分の逆移動が起こり、その結
果、キャリジ4が調節機構に作用する負荷によりハウジ
ング2の中に戻り、すなわち、上方に移動する。
と図9とを参照して説明する。調節ナット15が図1、
図2に示した位置にあり、車輪5a、5bがこの位置に
おいて最大範囲にハウジング2の中に引っ込められ、ナ
ット部材15の傾斜した係合面17a,17bは、係合
面13a、13bによりかつさらに係合面13aおよび
13bの一端部において画成されたV字形凹部14の内
部に配置されている。調節ねじ7を水平軸線19のまわ
りに回転することにより、ナット部材15が壁部26
(図2)に隣接した位置からハウジング2の対向した壁
部12に向かって移動する。この移動の範囲は、図4に
示すとおりであり、図4においては、ナット部材15は
壁部12と隣接した位置に達しており、ナット部材は係
合面13a、13bの長さを実質的に横移動している。
このようにすることにより、係合面17a/13aおよ
び17b/13bの相互の係合により、調節要素9a、
9bが第2方向10において相互に離れて移動してい
る。この構成は、ナット部材15を係合面13a、13
bと作用する関係に係合した状態でハウジング2の幅全
部を横移動させることにより、調節要素9aおよび9b
の可能な最大の移動を可能にする。調節ねじ7を回転す
るために必要な原動力は、軸線19に対する係合面17
a、17bの傾斜角を減少することにより減少すること
ができるが、しかしこのようにすることにより、調節要
素9aおよび9bの移動量もまた減少する。しかしなが
ら、従来技術の装置に対する調節機構の構成により可能
になる増大した移動のレベルによりこの状態が打ち消さ
れかつ最も通常の負荷状態において調節機構の効果的な
かつ安全な作動が可能になる。調節要素9aおよび9b
が外方にまたは相互に離れて移動するときに、協働する
係合面20a/21aおよび20b/21bがキャリジ
4を、それゆえに、車輪5a、5bを図3に例示した最
大範囲まで下方に移動する。調節ねじ7を逆方向に回転
することにより、上記の部分の逆移動が起こり、その結
果、キャリジ4が調節機構に作用する負荷によりハウジ
ング2の中に戻り、すなわち、上方に移動する。
【0022】協働する傾斜した係合面17a/13a、
17b/13b、20a/21aおよび20b/21b
の相対的な角度は、調節機構が依然として位置調節の所
望のレベルを達成することが可能な状態で調節機構を負
荷状態で安全にかつ便利に作動可能にするために所望ど
おりに変更することができる。調節機構の移動は、ドア
のフレームに対する車輪の位置決めの調節を可能にす
る。このようにして、ドアの位置の調節を行うことがで
きる。
17b/13b、20a/21aおよび20b/21b
の相対的な角度は、調節機構が依然として位置調節の所
望のレベルを達成することが可能な状態で調節機構を負
荷状態で安全にかつ便利に作動可能にするために所望ど
おりに変更することができる。調節機構の移動は、ドア
のフレームに対する車輪の位置決めの調節を可能にす
る。このようにして、ドアの位置の調節を行うことがで
きる。
【0023】この調節機構により得られる機械的な利点
により、先ずドアの重量を軽減する必要なくドアの高さ
を調節することができるので有利である。この調節機構
が逆移動(backwinding)を行わず、すなわ
ち、調節機構が負荷状態である時間を超えてもその調節
された位置を維持することはさらに有利である。
により、先ずドアの重量を軽減する必要なくドアの高さ
を調節することができるので有利である。この調節機構
が逆移動(backwinding)を行わず、すなわ
ち、調節機構が負荷状態である時間を超えてもその調節
された位置を維持することはさらに有利である。
【0024】この装置のさらに一つの利点は、キャリジ
の位置がハウジングの内部で限定された公差以内で移動
することができ、その結果、各々の軸受車輪5a、5b
がドアの荷重を均等に分担するかぎりは、該装置が自動
心出し作用を提供することにある。
の位置がハウジングの内部で限定された公差以内で移動
することができ、その結果、各々の軸受車輪5a、5b
がドアの荷重を均等に分担するかぎりは、該装置が自動
心出し作用を提供することにある。
【0025】従って、本発明が滑動するために取り付け
られたドアの調節機構を提供し、それによりドアの位置
を調節できる容易さが改良されていることを理解するこ
とができよう。
られたドアの調節機構を提供し、それによりドアの位置
を調節できる容易さが改良されていることを理解するこ
とができよう。
【図1】本発明による調節機構の好ましい第1実施例を
含むドア組立体用車輪またはローラ組立体の部分的な横
断面側面図であり、調節機構は引っ込み位置で示してあ
る。
含むドア組立体用車輪またはローラ組立体の部分的な横
断面側面図であり、調節機構は引っ込み位置で示してあ
る。
【図2】図1の部分的な横断面平面図である。
【図3】突出位置で示した調節機構を有する図1と同じ
図である。
図である。
【図4】突出位置で示した調節機構を有する図2と同じ
図である。
図である。
【図5】調節機構に利用される調節ねじを示す図であ
る。
る。
【図6】(a)部は調節機構に利用される第1調節部材
の上面図、(b)部は第1調節部材の正面図、(c)部
は第1調節部材の側面図、かつ(d)部は第1調節部材
の斜視図である。
の上面図、(b)部は第1調節部材の正面図、(c)部
は第1調節部材の側面図、かつ(d)部は第1調節部材
の斜視図である。
【図7】(a)部は調節機構の第2調節装置の部分とし
ての第1調節要素のある側から見た立面図、(b)部は
第2調節装置の部分としての第1調節要素のある側から
見た立面図、(c)部は第2調節装置の部分としての第
1調節要素のある側から見た立面図、(d)部は第2調
節装置の部分としての第1調節要素のある側から見た立
面図、(e)部は第2調節装置の部分としての第1調節
要素のある側から見た立面図、かつ(f)部は第2調節
装置の部分としての第1調節要素のある側から見た立面
図である。
ての第1調節要素のある側から見た立面図、(b)部は
第2調節装置の部分としての第1調節要素のある側から
見た立面図、(c)部は第2調節装置の部分としての第
1調節要素のある側から見た立面図、(d)部は第2調
節装置の部分としての第1調節要素のある側から見た立
面図、(e)部は第2調節装置の部分としての第1調節
要素のある側から見た立面図、かつ(f)部は第2調節
装置の部分としての第1調節要素のある側から見た立面
図である。
【図8】(a)部は調節機構の第2調節装置の部分とし
ての第2調節要素のある側から見た立面図、(b)部は
第2調節装置の部分としての第2調節要素のある側から
見た立面図、(c)部は第2調節装置の部分としての第
2調節要素のある側から見た立面図、(d)部は第2調
節装置の部分としての第2調節要素のある側から見た立
面図、(e)部は第2調節装置の部分としての第2調節
要素のある側から見た立面図、かつ(f)部は第2調節
装置の部分としての第2調節要素のある側から見た立面
図である。
ての第2調節要素のある側から見た立面図、(b)部は
第2調節装置の部分としての第2調節要素のある側から
見た立面図、(c)部は第2調節装置の部分としての第
2調節要素のある側から見た立面図、(d)部は第2調
節装置の部分としての第2調節要素のある側から見た立
面図、(e)部は第2調節装置の部分としての第2調節
要素のある側から見た立面図、かつ(f)部は第2調節
装置の部分としての第2調節要素のある側から見た立面
図である。
【図9】本発明の第2実施例を部分的に分解した斜視図
である。
である。
1 車輪またはローラ組立体 2 ハウジング 4 車輪キャリジ(第3調節装置) 5a 車輪(第2部材) 5b 車輪(第2部材) 6 第3方向 7 調節ねじ 9 第2調節装置 9a 第1調節要素 9b 第2調節要素 12 ハウジング壁部 13a 第3係合面 13b 第4係合面 15 第1調節装置(ナット部材) 17a 第1係合面 17b 第2係合面 19 水平軸線 20a 第5係合面 20b 第6係合面 21a 第7係合面 21b 第8係合面 22 第1方向 23 凹部 25 開口部 26 ハウジング壁部 27 横補剛壁部 33 凹部 34 凹部
Claims (29)
- 【請求項1】 第2部材に対して第1部材の位置を調節
するための調節機構において、前記調節機構は第1方向
において選択的に移動可能でありかついったん移動する
と所望の位置に保持可能である第1調節装置を含み、前
記第1調節装置は前記第1方向に対して直角をなす第2
方向への前記第1調節装置の移動に応じて移動可能であ
る第2調節装置に作用するように配置され、さらに前記
第2調節装置と係合可能でありかつ前記第2方向に対し
て直角をなす第3方向への前記第2調節装置の移動に応
じて移動可能である第3調節装置を含む調節機構。 - 【請求項2】 前記第1方向、第2方向および第3方向
が相互に直角に配置されている請求項1に記載の調節機
構。 - 【請求項3】 前記第3方向もまた前記第1方向に対し
て直角をなす請求項1または請求項2に記載の調節機
構。 - 【請求項4】 前記第1調節装置が前記第1方向に対し
て傾斜した第1係合面を含む請求項1から請求項3まで
のいずれか1項に記載の調節機構。 - 【請求項5】 前記第1係合面が平面状である請求項4
に記載の調節機構。 - 【請求項6】 前記第1調節装置が前記第1方向に対し
て傾斜した第2係合面を含む請求項4または請求項5に
記載の調節機構。 - 【請求項7】 前記第2係合面が平面状である請求項6
に記載の調節機構。 - 【請求項8】 前記第2調節装置が使用中に前記第1調
節装置と係合可能でありかつ前記第1方向に対して傾斜
している第3係合面を含む請求項1から請求項3までの
いずれか1項に記載の調節機構。 - 【請求項9】 前記第3係合面が平面状である請求項8
に記載の調節機構。 - 【請求項10】 前記第2調節装置が使用中に前記第1
調節装置と係合可能でありかつ前記第1方向に対して傾
斜している第4係合面を含む請求項8または請求項9に
記載の調節機構。 - 【請求項11】 第4係合面が平面状である請求項10
に記載の調節機構。 - 【請求項12】 前記第2調節装置が使用中に前記第3
調節装置と係合可能でありかつ前記第2方向に対して傾
斜している第5係合面を含む請求項4から請求項11ま
でのいずれか1項に記載の調節機構。 - 【請求項13】 前記第5係合面が平面状である請求項
12に記載の調節機構。 - 【請求項14】 前記第2調節装置が使用中に前記第3
調節装置と係合可能でありかつ前記第2方向に対して傾
斜している第6係合面を含む請求項12または請求項1
3に記載の調節機構。 - 【請求項15】 前記第6係合面が平面状である請求項
14に記載の調節機構。 - 【請求項16】 前記第3調節装置が使用中に前記第2
調節装置と係合可能である第7係合面を含み、前記第7
係合面が前記第2方向に対して傾斜している請求項4か
ら請求項11までのいずれか1項に記載の調節機構。 - 【請求項17】 第7係合面が平面状である請求項16
に記載の調節機構。 - 【請求項18】 前記第3調節装置が使用中に前記第2
調節装置と係合可能である第8係合面を含み、前記第8
係合面が前記第2方向に対して傾斜している請求項16
または請求項17に記載の調節機構。 - 【請求項19】 前記第8係合面が平面状である請求項
18に記載の調節機構。 - 【請求項20】 前記第5係合面が前記第3係合面に対
して直角に配置されている請求項12に記載の調節機
構。 - 【請求項21】 前記第6係合面が前記第4係合面に対
して直角に配置されている請求項10に追加された請求
項14に記載の調節機構。 - 【請求項22】 第1係合面および第2係合面が相対的
に固定されている請求項6または請求項7に記載の調節
機構。 - 【請求項23】 第3係合面および第4係合面が相対的
に移動可能である請求項10または請求項11に記載の
調節機構。 - 【請求項24】 前記第2調節装置が前記第3係合面を
担持する第1調節要素と前記第4係合面を担持する第2
調節要素とにより構成され、前記第1調節要素および第
2調節要素が相互に協働可能であり、それにより前記第
3係合面および前記第4係合面が相互に交差している請
求項23に記載の調節機構。 - 【請求項25】 前記第7係合面および前記第8係合面
が相対的に固定されている請求項18または請求項19
に記載の調節機構。 - 【請求項26】 第3調節装置が少なくとも1つの車輪
またはローラ装置を回転可能に担持している請求項1
8、請求項19または請求項25のいずれか1項に記載
の調節機構。 - 【請求項27】 前記第1調節装置が該第1調節装置と
係合可能であるねじ部材の回転により前記第1方向に選
択的に移動可能である請求項1から請求項25までのい
ずれか1項に記載の調節機構。 - 【請求項28】 さらに、前記ねじ部材が通過するねじ
穴が形成された少なくとも一つの部分を有する支持構造
体を含み、前記支持構造体がさらに前記支持構造体を前
記第1部材に取り付けることを可能にする連結装置を含
む請求項27に記載の調節機構。 - 【請求項29】 ドア部材が第1部材を構成しかつ前記
車輪またはローラ装置または各々の車輪またはローラ装
置が第2部材を構成している請求項26に記載の少なく
とも一つの調節機構を含むドア組立体。
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