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JPH10323489A - 洗濯機の洗濯用アセンブリが発生する振動をアクティブダンピングする方法とその方法を用いた洗濯機 - Google Patents

洗濯機の洗濯用アセンブリが発生する振動をアクティブダンピングする方法とその方法を用いた洗濯機

Info

Publication number
JPH10323489A
JPH10323489A JP10132905A JP13290598A JPH10323489A JP H10323489 A JPH10323489 A JP H10323489A JP 10132905 A JP10132905 A JP 10132905A JP 13290598 A JP13290598 A JP 13290598A JP H10323489 A JPH10323489 A JP H10323489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
washing machine
assembly
shock absorbing
outer casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10132905A
Other languages
English (en)
Inventor
Piero Durazzani
デュラッツァーニ ピエロ
Lucio Valent
ヴァレント ルチオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Electrolux Zanussi SpA
Original Assignee
Electrolux Zanussi SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Electrolux Zanussi SpA filed Critical Electrolux Zanussi SpA
Publication of JPH10323489A publication Critical patent/JPH10323489A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/53Means for adjusting damping characteristics by varying fluid viscosity, e.g. electromagnetically
    • F16F9/535Magnetorheological [MR] fluid dampers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯機の回転ドラム内に不均一に洗濯物を入
れたときに発生するような振動などを、ユーザが設定し
た動作サイクルを中断したり変動したりすることなく迅
速かつ効果的に抑制することである。 【解決手段】 吊り下げバネ40,41で吊り下げられ
た洗濯用アセンブリの洗濯槽10と基礎構造部分3との
間に、磁性流体を収容した緩衝器アセンブリ30,31
を設ける。洗濯用アセンブリの振動をモニタして得られ
た変位量Δと、基準変位量Δmaxとの偏差に応じて、
緩衝器アセンブリ30,31内に磁界を発生させ、磁性
流体の特性を変化させることにより、モニタされた振動
に応じた振動減衰力を作用させる。洗濯機の運送中は、
緩衝器アセンブリ30,31にフェライト棒を装着し
て、磁性流体の流動を静止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に洗濯機、
特に家庭用、住宅用等の洗濯機に関する。この洗濯機と
いう用語は、衣類洗濯装置ならびに衣類の洗濯および乾
燥を併せて行う装置を含むものである。
【0002】
【従来の技術】上面出し入れ式であるか前面出し入れ式
洗濯機であるかに関わらず、洗濯機は基本的に、基礎構
造部分およびコントロールパネルを備えた外側ケーシン
グと、前記外側ケーシングに弾性的に結合され(すなわ
ちケーシングに吊り下げられ、あるいはケーシングによ
って支持され)、洗濯槽およびほぼ水平に軸支された回
転ドラムを備えた洗濯用アセンブリと、洗濯サイクル中
の洗濯モードにおいて前記回転ドラムを低速(例えば5
0ないし70rpmで)回転させ、また回転脱水モード
においては高速(場合によっては最高1500ないし1
800rpmで)回転させる電動モータを備えた駆動用
アセンブリとを含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作動中、しばしば洗濯
物に含まれる個々のものはアンバランスな状態、すなわ
ち回転ドラムの内周に沿って不均一な状態に置かれるこ
とがある。その結果、洗濯機の洗濯用アセンブリに偏っ
た力が加わり、振動が発生し易くなる。振動の振幅は、
回転ドラムの回転速度に伴って増大し、洗濯モードから
回転脱水モードへ移行する過程でピークに達するが、こ
のときの回転速度を一般に「臨界速度」と呼ぶ。このよ
うな振動を減衰させ、それにより振動が外側ケーシン
グ、更には周辺環境へ影響(これは雑音に限定されな
い)するのを防止するために、洗濯用アセンブリはバネ
だけでなく、衝撃吸収支持材を用いて外側ケーシングに
結合される。
【0004】構造が簡単で、かつ低コストであることか
ら、この応用分野で最も頻用される緩衝器として、摩擦
式による手段があげられる(例えば、欧州特許出願公開
第0315076号および第0513670号参照)。
このような緩衝器では、一定の振動減衰能力を確保する
ために、標準的な作動条件(伝達されるストレスの範囲
ならびに発生する振動の振幅および周波数)に応じてサ
イズを決定する。しかし、洗濯機の実際に使用される実
働条件は標準的な作動条件とはかなり異なるため、この
ような緩衝器は「受動的」なものである。特に、例えば
テニスシューズ、スポンジ布タオルまたはバスローブ等
の、軽量ではあるが、その重量が集中的にかかる洗濯物
によって引き起こされるような顕著な変則振動が起こる
と、このような緩衝器ではほとんど効果がない。さら
に、このような緩衝器は、衝撃吸収をさほど必要としな
い状態(例えば洗濯モードにおいて洗濯物が完全にバラ
ンスされたような状態等)においても作動してしまうた
め、洗濯機の使用者が不快あるいは耳障りと感じるよう
な雑音を発生することがある。
【0005】例えば、欧州特許出願公開第040775
5号に示されているような洗濯機は、洗濯サイクルの洗
濯モード中は抑制された振動減衰効果を奏し、回転脱水
モード中は第2のより大きな振動減衰効果を示すような
緩衝器を用いている。しかし、このような緩衝器も本質
的に「受動的」な特性を有するため、やはり短所があ
る。特に洗濯用アセンブリの振動の振幅が急激に変化す
る場合、突然の衝撃が発生したときに緩衝器は不適切な
減衰ピークをもって多少遅れて動作する傾向がある。
【0006】さらに、欧州特許出願公開第048731
1号に開示された衣類洗濯機は、洗濯用アセンブリに固
設された油圧シリンダと、外側ケーシングに固設され、
回転ドラムの回転速度を制御すべく設けられた機構によ
り起動されるアクチュエータとを備えている。シリンダ
内には穿孔摺動ピストンおよび固定された孔開き仕切板
が設けられ、そのピストンの作動用ロッドがシリンダか
ら突出するように設けられている。速度制御機構が回転
ドラムの1分当たりの回転数の少ない状態、すなわち低
速回転状態を検知した場合、アクチュエータは、それと
連係している保持ピンをそのピストンのロッドに設けら
れたシート内に保持し、それにより洗濯用アセンブリか
ら外側ケーシングへ伝達される振動を減衰させる。実際
には、洗濯モードから回転脱水モードへ移行するときに
生ずるのであるが、速度制御機構が、回転ドラムの回転
速度が予め設定された閾値を超えて上昇した状態を検知
した場合、アクチュエータは、前記シートから保持ピン
を引き抜くことで、洗濯用アセンブリから外側ケーシン
グへのいかなる振動の伝達をも積極的に遮断する。しか
し、保持ピンと、ピストンロッドに設けられてこれと結
合するシートとに関連してピストンロッドを使用する場
合、加工及び組立精度を高める必要があることを別にし
ても、これら2つの部品が繰り返し係合・脱離されるた
めに少なからぬ摩耗および損傷の発生を避けることがで
きないので、このような緩衝器はほとんど信頼性がな
い。また、このような緩衝器は、寸法および構造におい
て複雑であるため、洗濯機全体のデザインおよび構造も
独特なものとしなければならない。
【0007】また、製造工程の最終テスト段階から稼働
場所に設置されるまでに、洗濯機は外部から無数の回避
しがたい衝撃にさらされる。例えば、道路を運送する際
には衝撃や振動等が加わることがある。そこで、前述し
たように、洗濯機の洗濯用アセンブリを外側ケーシング
と弾性的に結合して振動を防止するか、少なくとも十分
に振動を減衰させる必要が特に生じる。現在、このよう
な特定の目的のために種々の洗濯機メーカーが採用して
いるのは、洗濯用アセンブリと外側ケーシングとの間に
ねじ付きロッド、棒材あるいは適当な形状に成形された
段ボールや発泡ポリスチレン等の適当な固定手段を設け
ることである。このような固定手段は、いずれも洗濯機
を使用する前に取り除く必要がある。これらの手段は当
然有効ではあるが、洗濯機が作動する上で全く不必要で
あるとともに、その使用目的が消費者にはほとんど分か
らないことを考えると、洗濯機の製造コスト全体の内の
全く不必要な部分を占めており、洗濯機の製造コスト全
体を引き上げるだけのものである。いずれにしても洗濯
機の中にそのような固定手段が設けられていること自
体、ユーザにとってかなり不便なことであろう。この固
定手段を洗濯機から取り除くのに手間がかかるだけでな
く、それらの部品を他の用途に再利用することがほとん
ど不可能であり、しかもそれらを正しく廃棄させようと
しても一定の困難を伴うからである。
【0008】そこで、本発明の一つの目的は、全く標準
から外れた状態であっても、洗濯機の作動中に発生する
振動をその瞬間に減衰させることができる、効果的で、
信頼性があり、かつ低コストな方法を提供することであ
る。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、洗濯機を製
造工場から使用場所へ運送する際、洗濯用アセンブリが
外側ケーシングに衝突するのを効果的に防止する、適価
で、ユーザを今以上に手間取らせない代替システムを提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアクティブダンピング方法は、洗濯槽と
外側ケーシングとの間に設けられ、磁性流体を収容した
衝撃吸収手段を少なくとも一組用いて本質的に家庭用の
衣類洗濯機のほぼ水平な軸線を有する洗濯用アセンブリ
に発生する振動を吸収すべくアクティブ振動ダンピング
作用を行う方法であって、洗濯機の動作中にリアルタイ
ムで実行される以下のステップを備えたことを特徴とす
る。
【0011】(1)前記洗濯用アセンブリのバランス状
態の変動を示す物理量(Δ)をモニタするステップ。 (2)前記モニタされた物理量(Δ)の値に関する信号
を、予め設定された基準値(Δmax)と比較するステ
ップ。 (3)Δ>Δmaxの条件が検出された場合、偏差(Δ
−Δmax)に比例する信号(α)を導き出し、電流値
または電圧あるいはそれら両方で変調された電流(Ω)
を発生するための入力(α)を生成するステップ。 (4)前記電流(Ω)を前記衝撃吸収手段に供給し、そ
れにより、その衝撃吸収手段の内部に前記入力信号
(α)に比例する磁束密度を備えた磁界を生成し、前記
磁性流体が有する粘弾性特性の少なくとも一つを変化さ
せて前記衝撃吸収手段の振動減衰力を比例的に増大させ
るステップ。
【0012】また、かかる目的を達成するために、本発
明の洗濯機は、外側ケーシングと、洗濯槽と、前記洗濯
槽の内部に設けられてほぼ水平な軸線周りに回転する回
転ドラムとを備えた洗濯用アセンブリと、磁性流体を収
容して前記洗濯用アセンブリを前記外側ケーシングに結
合する少なくとも1つの衝撃吸収用手段と、前記回転ド
ラムを駆動するモータおよびベルトと、前記電動モータ
を制御し、または洗濯機の動作全体をプログラム及び制
御し、あるいはそれらのいずれをも行う統合された手段
とを備え、その統合手段は、洗濯機の動作サイクルを通
して、前記洗濯用アセンブリのバランス状態の変動を表
す少なくとも1つの物理量をリアルタイムでモニタする
手段と、そのモニタされた物理量に関連する信号を、予
め設定された基準値と比較する手段と、前記比較に基づ
いて、電圧または電流あるいはそれらの両方で変調され
た電流を導出する手段と、その導出された電流を、前記
磁性流体の少なくとも1つの粘弾性的な性質を比例的に
変化させることができる磁束密度を有する磁界を前記衝
撃吸収手段の内部に発生させるように構成された手段に
供給する手段とを含むことを特徴とする。
【0013】さらに、かかる他の目的を達成するため
に、本発明のアクティブ振動ダンピング方法および洗濯
機は、洗濯機を生産工場から設置場所まで運搬する際
に、前記衝撃吸収手段内にほぼ一定の磁界を発生させる
手段を一時的に装着し、前記磁界が有する磁束密度によ
って前記洗濯用アセンブリが前記外側ケーシングに対し
て振動するのを防止することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】前記およびその他の目的を達成す
る振動減衰方法およびそれを用いた洗濯機について、以
下に説明する。
【0015】前述したように、以下の説明は、本発明の
一実施例についてのみ記載したが、本発明の範囲は、実
際は前面出し入れ式および上面出し入れ式洗濯機の両方
に及ぶ。
【0016】図1に示すように、前記例示した種類の家
庭用洗濯機は基本的に、外側ケーシングと、洗濯用アセ
ンブリと、駆動用アセンブリとを備えている。
【0017】前記外側ケーシングは、2つの側壁1,2
と、基礎構造部分3と、コントロールパネル4と、舷窓
形前面扉5とを備える。
【0018】前記洗濯用アセンブリは、洗濯槽10と、
円筒状回転ドラム11とを備え、前記回転ドラム11の
開口部12は洗濯物の出し入れに用いられ、前記扉5に
よって閉鎖することができる。前記回転ドラム11は後
部軸(図示せず)の軸受によって支持されることによ
り、ほぼ水平な軸13周りに洗濯槽10内で回転するこ
とができる。
【0019】前記駆動用アセンブリは、速度調整可能な
電動モータ20と、駆動ベルト21とを備え、衣類洗濯
モード(例:60rpm)および回転脱水モード(例:
1800rpm)の、少なくとも2つの異なる速度で回
転ドラム11を回転駆動させ、コントロールパネル4に
設けられている適切な制御設定によりユーザが選択した
各々のプログラムに従って、洗濯機の設計段階で決定さ
れた動作結果が確実に得られるようにしている。
【0020】前記洗濯用アセンブリは、前記洗濯機の外
側ケーシングに一対の吊り下げバネ40,41、一対の
緩衝器アセンブリ30,31を介して結合される。
【0021】前記一対の吊り下げバネ40および41
は、各々の第1端部42,43が、前記外側ケーシング
の側壁1,2に溶接された係止部6および7に係止さ
れ、その各々の第2端部44,45が、回転ドラム11
の回転軸13より上方の位置で、洗濯槽10の対応する
部位に設けられた係止部14,15に係止されて、引張
力を作用させる。
【0022】前記一対の緩衝器アセンブリ30,31
は、後述するような形式のもので、各第1端部32,3
3が、回転ドラム11の回転軸13より下方の位置で洗
濯槽10に相対回転可能に結合され、各第2端部34,
35が、前記洗濯機の外側ケーシングの基礎構造部分3
に相対回転可能に結合されている。
【0023】本実施形態においては、緩衝器アセンブリ
30および31ならびに吊り下げバネ40および41
は、回転ドラム11の回転軸13を含む垂直面に関して
対称の位置に設けられているが、これに限定されるもの
ではない。これは、引張力を作用させるバネ40,41
の配置についても同様である。
【0024】緩衝器アセンブリ30および31は、それ
自体公知の形式のもので、例えば米国特許第52772
81号が開示するところに従って製造された磁性流体を
用いるが、これに限定されるものではない。以下、本発
明に最も関連深いポイントについて説明する。
【0025】図2に概略図示されるように、前記のタイ
プの緩衝器アセンブリ50は、円筒状金属製ケース51
と、摺動ピストン55とを含む。
【0026】ケース51の底部には、緩衝器アセンブリ
50を洗濯機の基礎構造部分に装着するためのリング5
3が溶接されている。前記ケース51は、例えば鉄カル
ボニル粒子が分散されたシリコン油等の磁性流体52を
収容し、上部が周辺封止リング58と共にキャップ59
によって閉止されている。
【0027】また、前記摺動ピストン55は、キャップ
59の貫通孔部に挿通されたロッドによって作動され、
その上端部には緩衝器アセンブリ50を洗濯機の洗濯槽
に装着するためのリング57が設けられている。
【0028】ケース51内の下方部に、一対の周辺封止
リング60を設けた全面浮動ディスク61が配置され、
そのディスク61の下方にアキュムレータ(accumulator
under pressure ) 62を画成している。
【0029】前記摺動ピストン55は、低炭素鋼等の透
磁率の高い磁性体材料により形成される下方フランジ6
3および上方フランジ64と、前記フランジ63とフラ
ンジ64との間に配置され、電線により形成されたコイ
ル65とを備える。これらの部材63,64,および6
5は、例えば真鍮等の非磁性体により形成された保持手
段(図示せず)によって一体的に保持されると共に、金
属製ケース51の軸線に沿って並設されている。
【0030】2本の導線66および67が、コイル65
からロッド56に沿って延設され、例えばエポキシ樹脂
等の絶縁体により形成されるブシュ(図示せず)をもっ
て互いに分離される。これらの導線66,67の端部
は、前記リング57から突出している。
【0031】導線66および67を介してコイル65が
励磁されると、金属製ケース51内に磁界が発生し、媒
体52の流動的性質を可逆的に変化させる。すなわち、
リング57およびピストン作動用ロッド56を介して緩
衝器に伝達される洗濯用アセンブリの振動は、ピストン
55を変位させるが、前記磁界によってこのようなピス
トン55の変位に対抗して媒体52が及ぼす抗力が可変
となる。
【0032】換言すると、金属製ケース51内に発生す
る磁界中の磁束密度は、導線66および67を介してコ
イル65に供給される電圧または電流あるいはそれら両
方の大きさに比例し、緩衝器アセンブリ50の振動減衰
力を決定する。この振動減衰力は、コイル65に電流が
流れないときに最小、すなわち従来の緩衝器の振動減衰
力と同等である。
【0033】本発明の主な特徴によれば、導線66およ
び67を介してコイル65に供給される電流は、洗濯用
アセンブリのバランス状態を示す物理量、すなわち洗濯
用アセンブリに発生する振動振幅の変動をモニタした結
果から得られる信号を初期入力としている。導線66お
よび67を介してコイル65に供給される電流は、電流
の大きさまたは電圧あるいはそれら両方で変調された制
御方法の最終出力である。この制御手段は、洗濯機の作
動サイクル全体を通じて、随時リアルタイムに、つまり
瞬時瞬時に動作する。
【0034】本発明の好適一実施例において、前述のよ
うにモニタされ、初期値として入力される洗濯用アセン
ブリの物理量は、回転ドラム11を駆動するモータ20
に連結された回転速度計または速度計により生成される
電流である。この電流値は、洗濯機の設計段階で設定さ
れた速度基準値と実際の回転速度との偏差に比例する。
【0035】このようなモニタ方法は、例えばフランス
特許出願公開第2311883号、第2489384号
および欧州特許出願公開第0270770号に記載され
ている。しかし、本発明によれば、これらいずれの先行
技術とも異なり、洗濯用アセンブリに生じたアンバラン
ス状態に対して、緩衝器アセンブリそれぞれの振動減衰
力がリアルタイムに調整される。また、このリアルタイ
ムの調整動作は、洗濯機の運転を中断することなく、ま
た洗濯機の作動サイクルに含まれるモードを省いたり、
それらのモードの一部のみを実行して終了する必要もな
い。前記方法の最終出力である電流、すなわち摺動ピス
トン55のコイル65に供給される電流は、安全上の理
由から(それは容易に分かることであろうが)最大許容
電圧24V、1A以下とされる。
【0036】前述した本発明の制御方法は、洗濯機の洗
濯用アセンブリに発生する振動に対抗してリアルタイム
に減衰作用を行うことを目的としている。図3のブロッ
クフローチャートには、本制御方法の概略を説明の便宜
上、1つの緩衝器についてのみ記載した。また、この制
御方法を実現する物理的手段、例えばセンサ、コンパレ
ータ、トランスデューサ等は、一般に、また特に前記特
許文献により周知であるとともに、市販の洗濯機におい
て他の様々な用途にすでに使用されているので、ここで
は図示は不要と考え省略した。
【0037】図3に示すように、最初のステップ70
は、基準速度に対する回転ドラムの実際の回転速度変動
をモニタするステップである。モニタした結果は、信号
Δとして、経路71を介して制御ステップ72に伝達さ
れる。このステップ72は、洗濯機の設計段階で予め設
定された限界値Δmaxと、信号Δとを比較するステッ
プである。
【0038】比較ステップ72において、信号Δの検出
値がΔmaxより小さい場合、すなわち洗濯モード中で
ドラム11の回転速度が前記臨界速度より小さいとき、
および回転脱水モード中で洗濯物が回転ドラム11内に
均等に分散された状態であるとき、緩衝器アセンブリの
振動減衰力を調整しようとする制御は行われず(経路7
3)、緩衝器アセンブリは従来の緩衝器と同様に作動す
る。
【0039】一方、同じ比較ステップ72において、逆
に信号ΔがΔmaxを越えているのが検出された場合、
すなわち回転脱水モードの初期段階で、洗濯物が回転ド
ラム11の周縁に沿って不均一でアンバランスな状態に
分散された場合、制御ステップ72から経路75を介し
て信号αを伝達する。この信号αは、ΔとΔmaxとの
偏差に比例して増大する値をとる。信号αは、図3のス
テップ76で示されるステップの入力となり、出力値Ω
として摺動ピストン55のコイル65に、洗濯機の設計
段階で決定される電流または電圧あるいはその両方で変
調された電流を供給する。
【0040】この結果、本発明の制御方法によると、図
3のブロックフローチャートに従って、まずステップ7
8において緩衝器アセンブリ50のケース51内に磁界
が生成され、次にステップ80において流体52の流動
特性が変更され、さらにステップ82において入力値α
(すなわちΔとΔmaxとの偏差)に比例して振動減衰
力が増大される。それぞれのステップは、経路77,7
9および81を介する。
【0041】以上の記載より、本発明の方法は、どの先
行技術とも異なり、洗濯物を回転ドラム11の周縁に沿
って均等に分散させることができない場合においても、
洗濯機のプログラムシーケンス制御スイッチによって設
定された動作時間中、継続的に所望のドラム回転速度で
脱水させるような洗濯機の動作サイクルを実現できる。
また、各緩衝器アセンブリの衝撃減衰力は比例的に増大
されるので、洗濯用アセンブリに発生する振動をほとん
ど完全に吸収し、その結果、リング53および基礎構造
部分3を介して洗濯機の外部へ伝達される振動を最小限
に抑えることができる。
【0042】なお、前記方法の各ステップを実行するの
に必要な手段はすでに洗濯機に用いられている電気的制
御手段に組み込むことができるので、洗濯機自体の構造
に大幅な変更を加える必要はない。
【0043】図4の曲線は、本願出願人がその製品から
抜き出した洗濯機について得られた実験データに基づい
て、本発明に係る緩衝器アセンブリの振動減衰力の変動
を示したものである。(緩衝器アセンブリが引張り的に
作動したときの瞬時値と、圧縮的に作動したときの瞬時
値とのメジアンである。)図4のグラフ中、X座標に
は、導線66および67を介して摺動ピストン55のコ
イル65に供給される電流を表す変調電圧を、Y座標に
は、制動力としての振動減衰力をとった。これらの物理
量のスケールについては秘密保持のため省略した。
【0044】本発明の他の特徴に従って、製造工程の最
終チェックポイントからエンドユーザにより使用される
場所まで運送される際に発生する問題に対処するため
に、磁性流体を収容した緩衝器アセンブリAがどのよう
に設けられているかを図5に示す。緩衝器アセンブリA
の上方リングR’は、洗濯槽Vの外面に設けられた係止
部O’に取り付けられ、下方リングR”は、洗濯機の外
側ケーシングの基礎構造部分Bに設けられた係止部O”
に取り付けられる。
【0045】緩衝器アセンブリAの本体を形成する円筒
状ケースCに沿って、強磁性材料により形成されるフェ
ライト棒Mが延在している。(図示を明瞭にするため、
フェライト棒MをケースCから離して図示した。)フェ
ライト棒Mが発する磁力線を設定することにより、前記
ケースC内に収容される磁性流体が、やはりケースCの
内部に収装される摺動ピストン(図示せず)をほぼ静止
させる、すなわち固定位置に保持するような特性を示す
ようにしている。
【0046】フェライト棒Mを設けることにより、洗濯
槽Vおよびこれに接続される他の部材が洗濯機の外側ケ
ーシングと接触するのを防ぐことができ、洗濯機が設置
場所に到着してから、基礎構造部分Bに設けられた適当
な開口部Hを通してフェライト棒Mが取り除かれるまで
この状態は維持される。
【0047】前記した従来の固定手段とは異なり、フェ
ライト棒Mはエンドユーザでも簡便かつ容易に取り扱う
ことができるという利点を備えている。さらに、フェラ
イト棒Mは、引き続き再利用できるとともに、非常に小
型なので場所をとらないという利点もある。
【0048】なお、本発明の範囲には、例えば本願とは
異なる構成を有する磁性流体を用いた緩衝器や、洗濯機
の動作あるいは構成を特徴づける他の物理量をモニタす
るセンサを採用することによって、当業者が将来的に本
発明について行うと考えられる改良をも含むものであ
る。このような点から、洗濯槽10の外面や外側ケーシ
ングの一方の壁の内面の適切な部位に、あるいはまた回
転ドラムの軸を支持する軸受に、適宜ひずみゲージまた
は加速度計を設けて使用してもよい。いずれの場合で
も、検知された物理量の変動は、磁界を生成する電流の
変動に対する入力となり、各緩衝器の振動減衰力は、最
終的にその磁界に依存することとなるのである。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、洗濯物を回転ドラム内で均等に分散させることが
できない場合においても、洗濯機の設定された動作時間
中、所望のドラム回転速度で脱水させるような洗濯機の
動作サイクルを実現することができる。また、各緩衝器
アセンブリの衝撃減衰力は比例的に増大されるので、洗
濯用アセンブリに発生する振動はほとんど完全に吸収さ
れ、その結果、洗濯機の外部へ伝達される振動を最小限
に抑えることができる。なお、前記方法の各ステップを
実行するのに必要な手段は、すでに洗濯機に用いられて
いる電気的制御手段に組み込むことが可能であり、洗濯
機自体の構造に大幅な変更を加える必要はない。
【0050】また、従来とは異なり、運搬中に洗濯槽を
固定するための固定手段として磁界発生手段を用いてい
るので、洗濯機のエンドユーザにとっても取り扱いがよ
り簡便となるばかりでなく、引き続き再利用することが
可能であるとともに、小型で場所をとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動防止方法を用いた衣類洗濯機
を概略的に示す、一部破断正面図である。
【図2】図1に示す衣類洗濯機の緩衝器の取付状態を概
略的に示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る振動防止方法を説明するブロック
フローチャートである。
【図4】図3に示す手順に従って得られる出力に対する
図2の緩衝器の振動減衰力の変化を示すグラフである。
【図5】図1に示す洗濯機を生産工場から使用者の住居
等の設置場所まで運搬する際に、洗濯用アセンブリを外
側ケーシングに対して定位置に固定させるような緩衝器
の設置状態を示す図である。
【符号の説明】
3,B 基礎構造部分 10,V 洗濯槽 11 回転ドラム 30,31,50,A 緩衝器アセンブリ 40,41 吊り下げバネ 52 磁性流体 55 摺動ピストン 65 コイル 66,67 導線 C ケース M フェライト棒

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽と外側ケーシングとの間に設けら
    れ、磁性流体を収容した衝撃吸収手段を少なくとも一組
    用いて本質的に家庭用の衣類洗濯機のほぼ水平な軸線を
    有する洗濯用アセンブリに発生する振動を吸収すべくア
    クティブ振動ダンピング作用を行う方法であって、洗濯
    機の動作中にリアルタイムで実行される以下のステップ
    を備えたことを特徴とする方法。 (1)前記洗濯用アセンブリのバランス状態の変動を示
    す物理量(Δ)をモニタするステップ。 (2)前記モニタされた物理量(Δ)の値に関する信号
    を、予め設定された基準値(Δmax)と比較するステ
    ップ。 (3)Δ>Δmaxの条件が検出された場合、偏差(Δ
    −Δmax)に比例する信号(α)を導き出し、電流値
    または電圧あるいはそれら両方で変調された電流(Ω)
    を発生するための入力(α)を生成するステップ。 (4)前記電流(Ω)を前記衝撃吸収手段に供給し、そ
    れにより、その衝撃吸収手段の内部に前記入力信号
    (α)に比例する磁束密度を備えた磁界を生成し、前記
    磁性流体が有する粘弾性特性の少なくとも一つを変化さ
    せて前記衝撃吸収手段の振動減衰力を比例的に増大させ
    るステップ。
  2. 【請求項2】 前記入力信号(α)は、回転ドラムまた
    はそのドラムの駆動用モータの実回転速度と予め設定し
    た基準値との偏差と、それ自体は既知の手法をもって関
    連付けられていることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記入力信号(α)は、前記洗濯機の外
    側ケーシングに対する洗濯用アセンブリの瞬時加速度
    と、それ自体は既知の手法をもって関連付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記入力信号(α)は、前記回転ドラム
    の駆動軸に印加される動的ストレスと、それ自体は既知
    の手法をもって関連付けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記洗濯機を生産工場から設置場所まで
    運搬する際に、前記衝撃吸収手段内にほぼ一定の磁界を
    発生保持させ、それにより、前記洗濯用アセンブリが前
    記外側ケーシングに対して振動するのをほぼ防止するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 外側ケーシングと、 洗濯槽と、前記洗濯槽の内部に設けられてほぼ水平な軸
    線周りに回転する回転ドラムとを備えた洗濯用アセンブ
    リと、 磁性流体を収容して前記洗濯用アセンブリを前記外側ケ
    ーシングに結合する少なくとも1つの衝撃吸収用手段
    と、 前記回転ドラムを駆動するモータおよびベルトと、 前記電動モータを制御し、または洗濯機の動作全体をプ
    ログラム及び制御し、あるいはそれらのいずれをも行う
    統合された手段とを備え、その統合手段は、 洗濯機の動作サイクルを通して、前記洗濯用アセンブリ
    のバランス状態の変動を表す少なくとも1つの物理量を
    リアルタイムでモニタする手段と、 そのモニタされた物理量に関連する信号を、予め設定さ
    れた基準値と比較する手段と、 前記比較に基づいて、電圧または電流あるいはそれらの
    両方で変調された電流を導出する手段と、その導出され
    た電流を、前記磁性流体の少なくとも1つの粘弾性的な
    性質を比例的に変化させることができる磁束密度を有す
    る磁界を前記衝撃吸収手段の内部に発生させるように構
    成された手段に供給する手段とを含むことを特徴とする
    洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗濯機を生産工場から設置場所まで運搬
    する際に、前記衝撃吸収手段内にほぼ一定の磁界を発生
    させる手段を一時的に装着し、前記磁界が有する磁束密
    度によって前記洗濯用アセンブリが前記外側ケーシング
    に対して振動するのを防止することを特徴とする請求項
    6に記載の洗濯機。
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