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JPH1030534A - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

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Publication number
JPH1030534A
JPH1030534A JP20528996A JP20528996A JPH1030534A JP H1030534 A JPH1030534 A JP H1030534A JP 20528996 A JP20528996 A JP 20528996A JP 20528996 A JP20528996 A JP 20528996A JP H1030534 A JPH1030534 A JP H1030534A
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JP
Japan
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motor
pinion
electromagnetic device
insertion hole
output shaft
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JP20528996A
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Masaaki Oya
正明 大屋
Koji Nara
幸治 奈良
Yoshikazu Sato
善和 佐藤
Michio Okada
道夫 岡田
Shinichi Nagashima
愼一 長島
Eiichi Kimura
栄一 木村
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電動機への給電路を開閉するスイッチの
可動接点板及びリングギヤ駆動用のピニオンに軸方向変
位を与えるための電磁装置が直流電動機とピニオンとの
間に出力軸を外囲するように設けられた同軸型のエンジ
ン始動装置の組み付け性を向上させる。 【解決手段】 直流電動機の外周側に配置された外部接
続端子38に対して電磁装置9への給電ワイヤー47を
接続するべく、電磁装置9と直流電動機との間に配置さ
れた減速装置2の支持体12の外周部に、ワイヤー挿通
孔48が貫設されたエンジン始動装置において、ワイヤ
ー挿通孔から電磁装置に向かって次第に広がった漏斗状
内面を有するガイド部49を減速装置の支持体に設ける
ものとする。これにより、ガイド部の漏斗状内面に案内
されて給電ワイヤーがワイヤー挿通孔内に円滑にかつ確
実に挿通されることになり、組み付け性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン始動装置
に関し、特に、直流電動機の回転軸とピニオンの摺動軸
とピニオン及びスイッチ駆動用電磁装置とを同軸上に配
置してなるエンジン始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジン始動装置は、リングギヤ
に噛合するピニオンを軸方向移動可能に支持した出力軸
と、ピニオンを軸方向に駆動する電磁装置の軸心とが、
互いに並列に配置されることが一般的である。この2軸
構成の始動装置は、電動機の側方に電磁装置が突出する
ために径方向寸法が削減できず、取り付けスペースを確
保する上に少なからぬ制約があるものであった。
【0003】このような不都合を改善するために、出力
軸を外囲する位置に電磁装置を設けた同軸型のエンジン
始動装置が種々提案されているが、構造の複雑化を招か
ずに、外部配線を省略し、かつ軸方向寸法をより一層短
寸化することの可能な同軸型のエンジン始動装置を、特
願平7−153818号等の明細書において、本件出願
人が先に提示したところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、この新規な構成
の同軸型始動装置の場合、直流電動機とピニオン間に電
磁装置を配置すると共に、直流電動機の整流子部を電磁
装置側に配置し、かつ直流電動機への電源を断続するス
イッチとの接点並びに電磁装置への給電用外部接続端子
を、ブラシステーと共通の絶縁部材に配置している。そ
して電磁装置の励磁コイルへの給電ワイヤーを、電磁装
置と直流電動機との間に配置された減速装置の支持体で
あるトッププレートに貫設されたワイヤー挿通孔を通し
て外部接続端子に接続するようにしている。
【0005】ところが、給電用外部接続端子はエンジン
始動装置の外周側に配置され、励磁コイルは径寸法をで
きるだけ小さくしたいので出力軸寄りに配置されるた
め、励磁コイルからの給電ワイヤーの引出位置と外部接
続端子の接続位置とが径方向に大きくずれてしまい、組
み付け時に給電ワイヤーをワイヤー挿通孔に挿通する作
業が面倒になるといった不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、このような課題
を解決して、組み付け性を向上させるために、本発明で
は、直流電動機と、該直流電動機で駆動される出力軸
と、該出力軸にスプライン結合したリングギヤ駆動用ピ
ニオンと、前記直流電動機への給電路を開閉するべく前
記直流電動機の整流子部の近傍に配置されたスイッチ
と、前記スイッチの可動接点板及びピニオンに軸方向変
位を与えるべく前記直流電動機と前記ピニオンとの間に
前記出力軸を外囲して設けられた電磁装置と、該電磁装
置と前記直流電動機との間に配置された減速装置と、前
記スイッチに近接配置された外部接続端子とを有し、該
外部接続端子に対し、前記減速装置の支持体の外周部に
貫設されたワイヤー挿通孔を通って前記電磁装置への給
電ワイヤーが接続されたエンジン始動装置において、前
記ワイヤー挿通孔から前記電磁装置に向かって広がった
漏斗状内面を有するガイド部が、前記減速装置の支持体
に設けられたものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された実施
形態に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に基づき構成されたエンジ
ン用始動装置としての減速機付スタータの全体図であ
り、中心線より上側は静止状態を、下側は通電状態を示
している。このスタータ1は、エンジンの始動に必要な
回転力を発生するものであり、遊星歯車式減速機2を備
えた電動機3と、減速機2を介して電動機3に連結され
た出力軸4と、出力軸4上に摺動自在に設けられた一方
向ローラクラッチ5及びピニオン6と、電動機3に対す
る電源供給路を開閉するスイッチユニット7と、スイッ
チユニット7の可動接点板8及びピニオン6を軸方向に
移動させるための電磁装置9とからなっている。
【0009】電動機3は、公知の整流子式直流電動機か
らなり、そのロータ軸10は、図に於ける右端がボトム
プレート11の中心に枢着され、図に於ける左端が、ロ
ータ軸10と同軸配置された出力軸4の右端の中心に枢
着されている。
【0010】減速機2は、電動機3のトッププレート1
2の内面に設けられている。この減速機2は、ロータ軸
10の出力軸4に対する支持部に隣接する位置に形成さ
れたサンギヤ13と、サンギヤ13に噛合した複数のプ
ラネタリギヤ14と、複数のプラネタリギヤ14が噛合
するべくトッププレート12の内周面に形成された内歯
リングギヤ15とからなっている。また、複数のプラネ
タリギヤ14を支持した支持板16が、トッププレート
12の中心に枢支された出力軸4の右端に結合されてい
る。
【0011】トッププレート12には、エンジンに対す
る固定ブラケットを兼ねるピニオンハウジング17が接
合されている。このピニオンハウジング17の左壁の内
面中心部に、出力軸4の左端が枢着されている。
【0012】出力軸4の中間部の外周面には、一方向ロ
ーラクラッチ5のクラッチアウタ18の内周部が、ヘリ
カルスプライン19を介して結合している。このクラッ
チアウタ18は、ヘリカルスプライン19による出力軸
4との結合部18aと、出力軸4の左端に抜け止め支持
されたストッパプレート20との間に縮設されたリター
ンスプリング21により、常時右方へ弾発付勢されてい
る。なお、リターンスプリング21は、クラッチアウタ
18の内周部に形成されたスリーブ状部分18bの内周
面と出力軸4の外周面との間に画成された空隙に巻装さ
れている。
【0013】クラッチアウタ18には、一方向ローラク
ラッチ5のクラッチインナ22が、相対軸方向変位不能
に且つ相対回転可能に係合している。このクラッチイン
ナ22の左端の外周部には、エンジンのリングギヤ23
に噛合してエンジンを駆動するために、前記したピニオ
ン6が一体的に形成されている。このピニオン6が一体
形成されたクラッチインナ22は、回転自在に且つ軸方
向変位自在に出力軸4の左端部に嵌装されている。
【0014】ピニオンハウジング17の中間部には、非
磁性材で形成された出力軸4を外囲する励磁コイル24
が固設されている。この励磁コイル24は、出力軸4が
貫通する内向きフランジ25aを有するカップ状のホル
ダ25及びリング状円板26で構成されたヨークで囲ま
れている。そして励磁コイル24の内周面と出力軸4の
外周面との間の空隙には、磁性材で形成されたアーマチ
ュアアウタ27とアーマチュアインナ28とが、内外二
重に相対摺動自在に装着されている。これらアーマチュ
ア27・28の左端面は、ホルダ25の内向きフランジ
25aの中央部の内面と対向しており、内向きフランジ
25aの中央部が両アーマチュア27・28に対するポ
ールとなっている。
【0015】アーマチュアアウタ27の右端は、連結プ
レート29と、電動機3のトッププレート12を貫通し
た連結ロッド30とを介し、電動機3の整流子部31に
隣接配置されたスイッチユニット7の可動接点板8に連
結されている。この可動接点板8は、連結ロッド30に
対して軸方向変位可能に取り付けられると共に、コイル
ばね32にて浮動的に支持されており、整流子部31の
周囲に設けられたブラシステー33に固設されたスイッ
チユニット7の固定接点板34に対し、接離移動可能に
なっている。またアーマチュアアウタ27は、励磁コイ
ル24のホルダ25に設けられた内向きフランジ25a
との間に縮設されたリターンスプリング35によって右
方へ常時弾発付勢されており、通常は接点間を開いた状
態で静止している。
【0016】アーマチュアインナ28は、クラッチアウ
タ18に設けられたリターンスプリング21の弾発力よ
り弱いばね力のコイルばね36をもって、トッププレー
ト12から左方へ常時弾発付勢されている。またアーマ
チュアインナ28には、その左端がクラッチインナ22
の右端に当接する非磁性材で形成されたシフタ部材37
が結合している。
【0017】励磁コイル24は、スイッチユニット7に
設けられた平ピン端子38(図2参照)を介し、図示さ
れていないイグニッションスイッチに電気的に接続され
ている。
【0018】スイッチユニット7の固定接点板34に
は、図示されていないバッテリの陽極が電気的に接続さ
れ、スイッチユニット7の可動接点板8には、図2に併
せて示すように、一対の陽極ブラシ39に連結された一
対のピグテール40が、スポット溶接にて固着されてい
る。また一対の陽極ブラシ39と線対称位置に、一対の
陰極ブラシ41が設けられている。この陰極ブラシ41
のピグテール42は、後述のセンタプレート43に接続
され、かつピニオンハウジング17及び図示されていな
い車体を介してバッテリの陰極に接続されている。なお
スイッチユニット7は、一対の陽極ブラシ39に挟まれ
た空間に設けられている。
【0019】ブラシステー33とトッププレート12と
の間には、リング状の金属製センタープレート43が介
設されており、減速機2と電動機3との間を隔絶してい
る。このセンタープレート43の中心部には、その内周
面がロータ軸10の外周面と微小間隙をおいて対向する
円筒部43aが、整流子部31側へ向けて突出形成され
ている。この円筒部43aの遊端は、整流子部31の軸
線方向端面に形成された凹部31aに入り込み、減速機
2のグリスが整流子部31側へ漏洩することを防止して
いる。
【0020】スイッチユニット7は、スタータ1の上方
に位置しており、ブラシステー33に固設された固定接
点板34および可動接点板8などの接点部は、ヨークと
してのモータケーシング44内に於いてブラシステー3
3とカバー45とで覆われており、スイッチユニット7
の接点部にブラシ粉が侵入することを防いでいる。
【0021】ところで、電磁装置9の励磁コイル24か
らは、図3に示すように、トッププレート12側の端面
から給電ワイヤー47が引き出されており、この給電ワ
イヤー47は、トッププレート12の中心部の内歯リン
グギア15を避けてトッププレート12の外周部に開設
されたワイヤー挿通孔48を経て、ブラシステー33の
外面に突出形成されたメス型コネクタ46の凹部の底面
から突出する平ピン端子38の基部に固着されている。
【0022】トッププレート12には、出力軸4寄りに
配置された励磁コイル24から延出した給電ワイヤー4
7を、トッププレート12の外周部に設けられたワイヤ
ー挿通孔48に案内するためのガイド部49が一体的に
形成されている。このガイド部49は、その内面に傾斜
したガイド面49aが形成されており、全体として、励
磁コイル側が拡開し、ワイヤー挿通孔48に向かって次
第に縮径した漏斗状をなしている。
【0023】ブラシステー33には、ワイヤー挿通孔4
8を抜け出た給電ワイヤー47を平ピン端子38の基部
の接合部に案内するため、トッププレート12側が広が
った円錐状をなす案内孔50が開設されている。
【0024】ガイド部49のガイド面49aとの対向面
49bは、図4に併せて示すように、連結ロッド挿通孔
51に対して周方向にずれた位置に設けられたワイヤー
挿通孔48の軸線に沿って励磁コイル側が拡径された断
面が半円弧状の曲面をなしている。一方、ガイド面49
aも、ワイヤー挿通孔48から励磁コイル側に向けて次
第に拡径された半円弧状断面の曲面をなしており、ワイ
ヤー挿通孔48に対して径方向及び周方向にずれた励磁
コイル24からの給電ワイヤー47の引出位置にガイド
面49aの開口端部が対向するように、その傾斜の向き
が定められている。
【0025】次に上記実施形態の作動要領について説明
する。励磁コイル24に電流を加えない静止状態にあっ
ては、アーマチュアアウタ27はリターンスプリング3
5に付勢されて右方へ一杯に移動しており、これに連結
された可動接点板8は固定接点板34から離間してい
る。これと同時に、リターンスプリング21に付勢され
たクラッチアウタ18が、ピニオン6と一体をなすクラ
ッチインナ22、シフタ部材37及びアーマチュアイン
ナ28を伴って右方へ一杯に移動しており、ピニオン6
とリングギヤ23との結合が断たれている。
【0026】イグニッションスイッチをスタータオンポ
ジションにすると、励磁コイル24に通電されてこれが
励磁される。するとアウタ・インナ両アーマチュア27
・28を磁束が通る磁路が形成され、アウタ・インナ両
アーマチュア27・28が左方へ移動する。この時、ホ
ルダ25の内向きフランジ25aの中央部(ポール)に
対してアーマチュアアウタ27側がより近接しているた
め、これがアーマチュアインナ28に先行して移動す
る。すると連結プレート29及び連結ロッド30を介し
て可動接点板8が左方へ移動し、固定接点板34に接触
する。これにより電動機3にバッテリの電力が供給さ
れ、ロータ軸10が回転する。ここでアーマチュアアウ
タ27のフルストロークに対して早めに可動接点板8が
固定接点板34に接触し、かつ可動接点板8が連結ロッ
ド30に対して軸方向変位可能に浮動支持されているの
で、コイルばね32の押圧力が両接点8・34間に加わ
ることになる。一方アーマチュアアウタ27は、これの
右端側に一体形成された外向きフランジ27aがリング
状円板26に当接したところで、これの左端面と内向き
フランジ25aの中央部との間に隙間を開けた状態で停
止する。
【0027】ロータ軸10が回転すると、この回転力
は、減速機2で減速されて出力軸4に伝達される。この
時、ヘリカルスプライン19を介して出力軸4に係合し
たクラッチアウタ18は、慣性抵抗で静止しようとする
ため、ヘリカルスプライン19の働きによる軸方向力が
クラッチアウタ18に加わり、クラッチアウタ18が左
方への移動を開始する。これと同時に、アーマチュアイ
ンナ28には励磁コイル24による左方への吸引力とコ
イルばね36の押圧力とが同時に作用しており、アーマ
チュアインナ28も左方への移動を開始する。しかして
この移動力も、シフタ部材37を介してクラッチアウタ
18に軸方向力として加わる。
【0028】これらの軸方向力により、リターンスプリ
ング21の付勢力に抗してクラッチアウタ18が左方へ
押し出され、クラッチアウタ18と一体的に結合したク
ラッチインナ22と一体のピニオン6も左方へ押し出さ
れる。そしてクラッチアウタ18がストッパプレート2
0に当接すると共に、リングギヤ23との正規噛み合い
位置にピニオン6が到達すると、出力軸4の回転力がリ
ングギヤ23に伝達されてエンジンが起動される。この
時、アーマチュアインナ28の左端面はホルダ25の内
向きフランジ25aの中央部に当接し、アーマチュアイ
ンナ28と一体的に移動したシフタ部材37の左端面と
クラッチアウタ18との間に微小な間隙が形成されてい
る。このように、ホルダ25の内向きフランジ25aの
中央部に当接することで、アーマチュアインナ28には
励磁コイル24の吸引力が最大に作用するので、リング
ギヤ23から抜け出す力がピニオン6に作用しても、ク
ラッチアウタ18の右方への移動をシフタ部材37を介
して阻止することとなり、リングギヤ23からのピニオ
ン6の抜け出しが防止される。
【0029】ここでフルストロークしたアーマチュア2
7・28を静止させておくのに要する電流は、アーマチ
ュア27・28を起動するのに要する電流に比して小さ
くて済む。即ち、上記のように、ヘリカルスプライン1
9による軸方向力を、ピニオン6を含む一方向ローラク
ラッチ5の起動力として利用することにより、励磁コイ
ル24の出力を低減し得るので、励磁コイル24をより
一層小径化することができる。なお、エンジンが起動し
てピニオン6の回転速度を上回ると、一方向ローラクラ
ッチ5の作用でピニオン6が空転する点については、従
来構成と全く同様である。
【0030】励磁コイル24への通電を停止すると、ク
ラッチアウタ18に対するリターンスプリング21の付
勢力、並びにアーマチュアアウタ27に対するリターン
スプリング35の付勢力により、ピニオン6がリングギ
ヤ23から離脱すると共に、可動接点板8が固定接点板
34から離間して電動機3が停止する。
【0031】
【発明の効果】このように本発明によれば、ガイド部の
漏斗状内面に案内されて給電ワイヤーがワイヤー挿通孔
内に円滑にかつ確実に挿通されるため、組み付け性を向
上させる上に多大な効果を奏する。しかも、給電ワイヤ
ーに急な曲がりが生じないため、耐久性を高める上にも
効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて構成されたエンジン始動装置
の断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】ワイヤー挿通孔周辺部の断面図。
【図4】トッププレートの要部正面図。
【符号の説明】
1 スタータ 2 減速機 3 電動機 4 出力軸 5 一方向ローラクラッチ 6 ピニオン 7 スイッチユニット 8 可動接点板 9 電磁装置 10 ロータ軸 11 ボトムプレート 12 トッププレート 13 サンギヤ 14 プラネタリギヤ 15 内歯リングギヤ 16 支持板 17 ピニオンハウジング 18 クラッチアウタ 19 ヘリカルスプライン 20 ストッパプレート 21 リターンスプリング 22 クラッチインナ 23 リングギヤ 24 励磁コイル 25 ホルダ、25a 内向きフランジ 26 リング状円板 27 アーマチュアアウタ、27a 外向きフランジ 28 アーマチュアインナ 29 連結プレート 30 連結ロッド 31 整流子部、31a 凹部 32 コイルばね 33 ブラシステー 34 固定接点板 35 リターンスプリング 36 コイルばね 37 シフタ部材 38 平ピン端子 39 陽極ブラシ 40 ピグテール 41 陰極ブラシ 42 ピグテール 43 センタプレート、43a 円筒部 44 モータケーシング 45 カバー 46 メス型コネクタ 47 給電ワイヤー 48 ワイヤー挿通孔 49 ガイド部、49a ガイド面、49b 対向面 50 案内孔 51 連結ロッド挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 道夫 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 長島 愼一 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 木村 栄一 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電動機と、該直流電動機で駆動さ
    れる出力軸と、該出力軸にスプライン結合したリングギ
    ヤ駆動用ピニオンと、前記直流電動機への給電路を開閉
    するべく前記直流電動機の整流子部の近傍に配置された
    スイッチと、前記スイッチの可動接点板及びピニオンに
    軸方向変位を与えるべく前記直流電動機と前記ピニオン
    との間に前記出力軸を外囲して設けられた電磁装置と、
    該電磁装置と前記直流電動機との間に配置された減速装
    置と、前記スイッチに近接配置された外部接続端子とを
    有し、該外部接続端子に対し、前記減速装置の支持体の
    外周部に貫設されたワイヤー挿通孔を通って前記電磁装
    置への給電ワイヤーが接続されたエンジン始動装置であ
    って、 前記ワイヤー挿通孔から前記電磁装置に向かって広がっ
    た漏斗状内面を有するガイド部が、前記減速装置の支持
    体に設けられたことを特徴とするエンジン始動装置。
JP20528996A 1996-07-16 1996-07-16 エンジン始動装置 Expired - Fee Related JP3751691B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201311B1 (en) 1999-09-29 2001-03-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vehicle starter with separate terminals for the motor and the excitation coil

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201311B1 (en) 1999-09-29 2001-03-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vehicle starter with separate terminals for the motor and the excitation coil

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