JP3751691B2 - エンジン始動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン始動装置に関し、特に、直流電動機の回転軸とピニオンの摺動軸とピニオン及びスイッチ駆動用電磁装置とを同軸上に配置してなるエンジン始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジン始動装置は、リングギヤに噛合するピニオンを軸方向移動可能に支持した出力軸と、ピニオンを軸方向に駆動する電磁装置の軸心とが、互いに並列に配置されることが一般的である。この2軸構成の始動装置は、電動機の側方に電磁装置が突出するために径方向寸法が削減できず、取り付けスペースを確保する上に少なからぬ制約があるものであった。
【0003】
このような不都合を改善するために、出力軸を外囲する位置に電磁装置を設けた同軸型のエンジン始動装置が種々提案されているが、構造の複雑化を招かずに、外部配線を省略し、かつ軸方向寸法をより一層短寸化することの可能な同軸型のエンジン始動装置を、特願平7−153818号等の明細書において、本件出願人が先に提示したところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さて、この新規な構成の同軸型始動装置の場合、直流電動機とピニオン間に電磁装置を配置すると共に、直流電動機の整流子部を電磁装置側に配置し、かつ直流電動機への電源を断続するスイッチとの接点並びに電磁装置への給電用外部接続端子を、ブラシステーと共通の絶縁部材に配置している。そして電磁装置の励磁コイルへの給電ワイヤーを、電磁装置と直流電動機との間に配置された減速装置の支持体であるトッププレートに貫設されたワイヤー挿通孔を通して外部接続端子に接続するようにしている。
【0005】
ところが、給電用外部接続端子はエンジン始動装置の外周側に配置され、励磁コイルは径寸法をできるだけ小さくしたいので出力軸寄りに配置されるため、励磁コイルからの給電ワイヤーの引出位置と外部接続端子の接続位置とが径方向に大きくずれてしまい、組み付け時に給電ワイヤーをワイヤー挿通孔に挿通する作業が面倒になるといった不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、このような課題を解決して、組み付け性を向上させるために、本発明では、直流電動機と、該直流電動機で駆動される出力軸と、該出力軸にスプライン結合したリングギヤ駆動用ピニオンと、前記直流電動機への給電路を開閉するべく前記直流電動機の整流子部の近傍に配置されたスイッチと、前記スイッチの可動接点板及びピニオンに軸方向変位を与えるべく前記直流電動機と前記ピニオンとの間に前記出力軸を外囲して設けられた電磁装置と、該電磁装置と前記直流電動機との間に配置された減速装置と、前記スイッチに近接配置された外部接続端子と、前記電磁装置及び減速装置を外囲するハウジングとを有するエンジン始動装置において、前記出力軸寄りに配置された前記電磁装置の給電ワイヤーを、前記ハウジングの内部を通って前記外部接続端子に接続するべく、前記減速装置の支持体の外周部にワイヤー挿通孔が貫設されると共に、前記ワイヤー挿通孔から前記電磁装置に向かって漏斗状に拡開し、且つ径方向内側位置で前記電磁装置から引き出された前記給電ワイヤーを、前記ワイヤー挿通孔のある径方向外側位置に向けて誘導するように傾斜したガイド面を有するガイド部が、前記減速装置の支持体に設けられたものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された実施形態に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明に基づき構成されたエンジン用始動装置としての減速機付スタータの全体図であり、中心線より上側は静止状態を、下側は通電状態を示している。このスタータ1は、エンジンの始動に必要な回転力を発生するものであり、遊星歯車式減速機2を備えた電動機3と、減速機2を介して電動機3に連結された出力軸4と、出力軸4上に摺動自在に設けられた一方向ローラクラッチ5及びピニオン6と、電動機3に対する電源供給路を開閉するスイッチユニット7と、スイッチユニット7の可動接点板8及びピニオン6を軸方向に移動させるための電磁装置9とからなっている。
【0009】
電動機3は、公知の整流子式直流電動機からなり、そのロータ軸10は、図に於ける右端がボトムプレート11の中心に枢着され、図に於ける左端が、ロータ軸10と同軸配置された出力軸4の右端の中心に枢着されている。
【0010】
減速機2は、電動機3のトッププレート12の内面に設けられている。この減速機2は、ロータ軸10の出力軸4に対する支持部に隣接する位置に形成されたサンギヤ13と、サンギヤ13に噛合した複数のプラネタリギヤ14と、複数のプラネタリギヤ14が噛合するべくトッププレート12の内周面に形成された内歯リングギヤ15とからなっている。また、複数のプラネタリギヤ14を支持した支持板16が、トッププレート12の中心に枢支された出力軸4の右端に結合されている。
【0011】
トッププレート12には、エンジンに対する固定ブラケットを兼ねるピニオンハウジング17が接合されている。このピニオンハウジング17の左壁の内面中心部に、出力軸4の左端が枢着されている。
【0012】
出力軸4の中間部の外周面には、一方向ローラクラッチ5のクラッチアウタ18の内周部が、ヘリカルスプライン19を介して結合している。このクラッチアウタ18は、ヘリカルスプライン19による出力軸4との結合部18aと、出力軸4の左端に抜け止め支持されたストッパプレート20との間に縮設されたリターンスプリング21により、常時右方へ弾発付勢されている。なお、リターンスプリング21は、クラッチアウタ18の内周部に形成されたスリーブ状部分18bの内周面と出力軸4の外周面との間に画成された空隙に巻装されている。
【0013】
クラッチアウタ18には、一方向ローラクラッチ5のクラッチインナ22が、相対軸方向変位不能に且つ相対回転可能に係合している。このクラッチインナ22の左端の外周部には、エンジンのリングギヤ23に噛合してエンジンを駆動するために、前記したピニオン6が一体的に形成されている。このピニオン6が一体形成されたクラッチインナ22は、回転自在に且つ軸方向変位自在に出力軸4の左端部に嵌装されている。
【0014】
ピニオンハウジング17の中間部には、非磁性材で形成された出力軸4を外囲する励磁コイル24が固設されている。この励磁コイル24は、出力軸4が貫通する内向きフランジ25aを有するカップ状のホルダ25及びリング状円板26で構成されたヨークで囲まれている。そして励磁コイル24の内周面と出力軸4の外周面との間の空隙には、磁性材で形成されたアーマチュアアウタ27とアーマチュアインナ28とが、内外二重に相対摺動自在に装着されている。これらアーマチュア27・28の左端面は、ホルダ25の内向きフランジ25aの中央部の内面と対向しており、内向きフランジ25aの中央部が両アーマチュア27・28に対するポールとなっている。
【0015】
アーマチュアアウタ27の右端は、連結プレート29と、電動機3のトッププレート12を貫通した連結ロッド30とを介し、電動機3の整流子部31に隣接配置されたスイッチユニット7の可動接点板8に連結されている。この可動接点板8は、連結ロッド30に対して軸方向変位可能に取り付けられると共に、コイルばね32にて浮動的に支持されており、整流子部31の周囲に設けられたブラシステー33に固設されたスイッチユニット7の固定接点板34に対し、接離移動可能になっている。またアーマチュアアウタ27は、励磁コイル24のホルダ25に設けられた内向きフランジ25aとの間に縮設されたリターンスプリング35によって右方へ常時弾発付勢されており、通常は接点間を開いた状態で静止している。
【0016】
アーマチュアインナ28は、クラッチアウタ18に設けられたリターンスプリング21の弾発力より弱いばね力のコイルばね36をもって、トッププレート12から左方へ常時弾発付勢されている。またアーマチュアインナ28には、その左端がクラッチインナ22の右端に当接する非磁性材で形成されたシフタ部材37が結合している。
【0017】
励磁コイル24は、スイッチユニット7に設けられた平ピン端子38(図2参照)を介し、図示されていないイグニッションスイッチに電気的に接続されている。
【0018】
スイッチユニット7の固定接点板34には、図示されていないバッテリの陽極が電気的に接続され、スイッチユニット7の可動接点板8には、図2に併せて示すように、一対の陽極ブラシ39に連結された一対のピグテール40が、スポット溶接にて固着されている。また一対の陽極ブラシ39と線対称位置に、一対の陰極ブラシ41が設けられている。この陰極ブラシ41のピグテール42は、後述のセンタプレート43に接続され、かつピニオンハウジング17及び図示されていない車体を介してバッテリの陰極に接続されている。なおスイッチユニット7は、一対の陽極ブラシ39に挟まれた空間に設けられている。
【0019】
ブラシステー33とトッププレート12との間には、リング状の金属製センタープレート43が介設されており、減速機2と電動機3との間を隔絶している。このセンタープレート43の中心部には、その内周面がロータ軸10の外周面と微小間隙をおいて対向する円筒部43aが、整流子部31側へ向けて突出形成されている。この円筒部43aの遊端は、整流子部31の軸線方向端面に形成された凹部31aに入り込み、減速機2のグリスが整流子部31側へ漏洩することを防止している。
【0020】
スイッチユニット7は、スタータ1の上方に位置しており、ブラシステー33に固設された固定接点板34および可動接点板8などの接点部は、ヨークとしてのモータケーシング44内に於いてブラシステー33とカバー45とで覆われており、スイッチユニット7の接点部にブラシ粉が侵入することを防いでいる。
【0021】
ところで、電磁装置9の励磁コイル24からは、図3に示すように、トッププレート12側の端面から給電ワイヤー47が引き出されており、この給電ワイヤー47は、トッププレート12の中心部の内歯リングギア15を避けてトッププレート12の外周部に開設されたワイヤー挿通孔48を経て、ブラシステー33の外面に突出形成されたメス型コネクタ46の凹部の底面から突出する平ピン端子38の基部に固着されている。
【0022】
トッププレート12には、出力軸4寄りに配置された励磁コイル24から延出した給電ワイヤー47を、トッププレート12の外周部に設けられたワイヤー挿通孔48に案内するためのガイド部49が一体的に形成されている。このガイド部49は、その内面に傾斜したガイド面49aが形成されており、全体として、励磁コイル側が拡開し、ワイヤー挿通孔48に向かって次第に縮径した漏斗状をなしている。
【0023】
ブラシステー33には、ワイヤー挿通孔48を抜け出た給電ワイヤー47を平ピン端子38の基部の接合部に案内するため、トッププレート12側が広がった円錐状をなす案内孔50が開設されている。
【0024】
ガイド部49のガイド面49aとの対向面49bは、図4に併せて示すように、連結ロッド挿通孔51に対して周方向にずれた位置に設けられたワイヤー挿通孔48の軸線に沿って励磁コイル側が拡径された断面が半円弧状の曲面をなしている。一方、ガイド面49aも、ワイヤー挿通孔48から励磁コイル側に向けて次第に拡径された半円弧状断面の曲面をなしており、ワイヤー挿通孔48に対して径方向及び周方向にずれた励磁コイル24からの給電ワイヤー47の引出位置にガイド面49aの開口端部が対向するように、その傾斜の向きが定められている。
【0025】
次に上記実施形態の作動要領について説明する。励磁コイル24に電流を加えない静止状態にあっては、アーマチュアアウタ27はリターンスプリング35に付勢されて右方へ一杯に移動しており、これに連結された可動接点板8は固定接点板34から離間している。これと同時に、リターンスプリング21に付勢されたクラッチアウタ18が、ピニオン6と一体をなすクラッチインナ22、シフタ部材37及びアーマチュアインナ28を伴って右方へ一杯に移動しており、ピニオン6とリングギヤ23との結合が断たれている。
【0026】
イグニッションスイッチをスタータオンポジションにすると、励磁コイル24に通電されてこれが励磁される。するとアウタ・インナ両アーマチュア27・28を磁束が通る磁路が形成され、アウタ・インナ両アーマチュア27・28が左方へ移動する。この時、ホルダ25の内向きフランジ25aの中央部(ポール)に対してアーマチュアアウタ27側がより近接しているため、これがアーマチュアインナ28に先行して移動する。すると連結プレート29及び連結ロッド30を介して可動接点板8が左方へ移動し、固定接点板34に接触する。これにより電動機3にバッテリの電力が供給され、ロータ軸10が回転する。ここでアーマチュアアウタ27のフルストロークに対して早めに可動接点板8が固定接点板34に接触し、かつ可動接点板8が連結ロッド30に対して軸方向変位可能に浮動支持されているので、コイルばね32の押圧力が両接点8・34間に加わることになる。一方アーマチュアアウタ27は、これの右端側に一体形成された外向きフランジ27aがリング状円板26に当接したところで、これの左端面と内向きフランジ25aの中央部との間に隙間を開けた状態で停止する。
【0027】
ロータ軸10が回転すると、この回転力は、減速機2で減速されて出力軸4に伝達される。この時、ヘリカルスプライン19を介して出力軸4に係合したクラッチアウタ18は、慣性抵抗で静止しようとするため、ヘリカルスプライン19の働きによる軸方向力がクラッチアウタ18に加わり、クラッチアウタ18が左方への移動を開始する。これと同時に、アーマチュアインナ28には励磁コイル24による左方への吸引力とコイルばね36の押圧力とが同時に作用しており、アーマチュアインナ28も左方への移動を開始する。しかしてこの移動力も、シフタ部材37を介してクラッチアウタ18に軸方向力として加わる。
【0028】
これらの軸方向力により、リターンスプリング21の付勢力に抗してクラッチアウタ18が左方へ押し出され、クラッチアウタ18と一体的に結合したクラッチインナ22と一体のピニオン6も左方へ押し出される。そしてクラッチアウタ18がストッパプレート20に当接すると共に、リングギヤ23との正規噛み合い位置にピニオン6が到達すると、出力軸4の回転力がリングギヤ23に伝達されてエンジンが起動される。この時、アーマチュアインナ28の左端面はホルダ25の内向きフランジ25aの中央部に当接し、アーマチュアインナ28と一体的に移動したシフタ部材37の左端面とクラッチアウタ18との間に微小な間隙が形成されている。このように、ホルダ25の内向きフランジ25aの中央部に当接することで、アーマチュアインナ28には励磁コイル24の吸引力が最大に作用するので、リングギヤ23から抜け出す力がピニオン6に作用しても、クラッチアウタ18の右方への移動をシフタ部材37を介して阻止することとなり、リングギヤ23からのピニオン6の抜け出しが防止される。
【0029】
ここでフルストロークしたアーマチュア27・28を静止させておくのに要する電流は、アーマチュア27・28を起動するのに要する電流に比して小さくて済む。即ち、上記のように、ヘリカルスプライン19による軸方向力を、ピニオン6を含む一方向ローラクラッチ5の起動力として利用することにより、励磁コイル24の出力を低減し得るので、励磁コイル24をより一層小径化することができる。なお、エンジンが起動してピニオン6の回転速度を上回ると、一方向ローラクラッチ5の作用でピニオン6が空転する点については、従来構成と全く同様である。
【0030】
励磁コイル24への通電を停止すると、クラッチアウタ18に対するリターンスプリング21の付勢力、並びにアーマチュアアウタ27に対するリターンスプリング35の付勢力により、ピニオン6がリングギヤ23から離脱すると共に、可動接点板8が固定接点板34から離間して電動機3が停止する。
【0031】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ガイド部の漏斗状内面に案内されて給電ワイヤーがワイヤー挿通孔内に円滑にかつ確実に挿通されるため、組み付け性を向上させる上に多大な効果を奏する。しかも、給電ワイヤーに急な曲がりが生じないため、耐久性を高める上にも効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて構成されたエンジン始動装置の断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】ワイヤー挿通孔周辺部の断面図。
【図4】トッププレートの要部正面図。
【符号の説明】
1 スタータ
2 減速機
3 電動機
4 出力軸
5 一方向ローラクラッチ
6 ピニオン
7 スイッチユニット
8 可動接点板
9 電磁装置
10 ロータ軸
11 ボトムプレート
12 トッププレート
13 サンギヤ
14 プラネタリギヤ
15 内歯リングギヤ
16 支持板
17 ピニオンハウジング
18 クラッチアウタ
19 ヘリカルスプライン
20 ストッパプレート
21 リターンスプリング
22 クラッチインナ
23 リングギヤ
24 励磁コイル
25 ホルダ、25a 内向きフランジ
26 リング状円板
27 アーマチュアアウタ、27a 外向きフランジ
28 アーマチュアインナ
29 連結プレート
30 連結ロッド
31 整流子部、31a 凹部
32 コイルばね
33 ブラシステー
34 固定接点板
35 リターンスプリング
36 コイルばね
37 シフタ部材
38 平ピン端子
39 陽極ブラシ
40 ピグテール
41 陰極ブラシ
42 ピグテール
43 センタプレート、43a 円筒部
44 モータケーシング
45 カバー
46 メス型コネクタ
47 給電ワイヤー
48 ワイヤー挿通孔
49 ガイド部、49a ガイド面、49b 対向面
50 案内孔
51 連結ロッド挿通孔
Claims (1)
- 直流電動機と、該直流電動機で駆動される出力軸と、該出力軸にスプライン結合したリングギヤ駆動用ピニオンと、前記直流電動機への給電路を開閉するべく前記直流電動機の整流子部の近傍に配置されたスイッチと、前記スイッチの可動接点板及びピニオンに軸方向変位を与えるべく前記直流電動機と前記ピニオンとの間に前記出力軸を外囲して設けられた電磁装置と、該電磁装置と前記直流電動機との間に配置された減速装置と、前記スイッチに近接配置された外部接続端子と、前記電磁装置及び減速装置を外囲するハウジングとを有するエンジン始動装置であって、
前記出力軸寄りに配置された前記電磁装置の給電ワイヤーを、前記ハウジングの内部を通って前記外部接続端子に接続するべく、前記減速装置の支持体の外周部にワイヤー挿通孔が貫設されると共に、
前記ワイヤー挿通孔から前記電磁装置に向かって漏斗状に拡開し、且つ径方向内側位置で前記電磁装置から引き出された前記給電ワイヤーを、前記ワイヤー挿通孔のある径方向外側位置に向けて誘導するように傾斜したガイド面を有するガイド部が、前記減速装置の支持体に設けられたことを特徴とするエンジン始動装置。
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JP20528996A JP3751691B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | エンジン始動装置 |
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