JPH1028068A - ラジオ装置 - Google Patents
ラジオ装置Info
- Publication number
- JPH1028068A JPH1028068A JP8201208A JP20120896A JPH1028068A JP H1028068 A JPH1028068 A JP H1028068A JP 8201208 A JP8201208 A JP 8201208A JP 20120896 A JP20120896 A JP 20120896A JP H1028068 A JPH1028068 A JP H1028068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- text data
- tuner
- information
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要な情報のみを選択して当該情報を簡易に
提供すること。 【解決手段】 ラジオ放送を受信するチューナ10と、
このチューナ10から出力される音声信号を外部出力す
るスピーカ22と、チューナ10によって受信された音
声信号を認識する音声認識手段30と、この音声認識手
段30から出力されるテキストデータから予め定められ
たキーワードを検索する検索手段32と、この検索手段
32によってキーワードが検索された部分のテキストデ
ータを記憶する記憶手段14とを備え、この記憶手段1
4に、外部入力に応じて当該記憶手段に格納されたテキ
ストデータを音声合成すると共に当該音声合成した音声
信号を前記スピーカに出力する音声合成手段34を併設
した。
提供すること。 【解決手段】 ラジオ放送を受信するチューナ10と、
このチューナ10から出力される音声信号を外部出力す
るスピーカ22と、チューナ10によって受信された音
声信号を認識する音声認識手段30と、この音声認識手
段30から出力されるテキストデータから予め定められ
たキーワードを検索する検索手段32と、この検索手段
32によってキーワードが検索された部分のテキストデ
ータを記憶する記憶手段14とを備え、この記憶手段1
4に、外部入力に応じて当該記憶手段に格納されたテキ
ストデータを音声合成すると共に当該音声合成した音声
信号を前記スピーカに出力する音声合成手段34を併設
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ装置に係
り、特に、車載用のラジオ装置に関する。また、車載の
みでなく、家庭用のラジオ(コンポ、ラジカセ)にも使
用可能である。
り、特に、車載用のラジオ装置に関する。また、車載の
みでなく、家庭用のラジオ(コンポ、ラジカセ)にも使
用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオは本体1つについて1つの
放送局しか受信せず、ユーザは1つの放送局のみの情報
しか手に入らなかった。このため、2つの放送局を同時
に聞くことはできなかった。
放送局しか受信せず、ユーザは1つの放送局のみの情報
しか手に入らなかった。このため、2つの放送局を同時
に聞くことはできなかった。
【0003】また、高速道路上の交通情報局は受信可能
範囲が定められているため、その都度同調周波数を変更
し、自分が聞きたかった放送内容を一時中断しなければ
ならなかった。
範囲が定められているため、その都度同調周波数を変更
し、自分が聞きたかった放送内容を一時中断しなければ
ならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、どうしても聞きたい放送が2つあった場合に
は、聞くことができなかった。さらに、交通情報などは
受信可能範囲が決まっているため、交通情報を聞くとそ
の間いままで聞いていた放送局が聞けない、という不都
合があった。
来例では、どうしても聞きたい放送が2つあった場合に
は、聞くことができなかった。さらに、交通情報などは
受信可能範囲が決まっているため、交通情報を聞くとそ
の間いままで聞いていた放送局が聞けない、という不都
合があった。
【0005】さらに、スポーツ番組などでは、点数が入
ったときだけ聞きたいが、このようなことはできなかっ
た。すなわち、従来例では、必要な情報のみを選択して
聞くことができない、という不都合があった。
ったときだけ聞きたいが、このようなことはできなかっ
た。すなわち、従来例では、必要な情報のみを選択して
聞くことができない、という不都合があった。
【0006】そして、交通情報の放送エリアは狭く、標
識も少ないため、交通情報を聞き逃すことがあった。ま
た、標識をみたドライバーは、ラジオ装置の操作をして
交通情報を受信し、交通情報を聞いた後は再びラジオ装
置を操作しなければならない、という不都合があった。
識も少ないため、交通情報を聞き逃すことがあった。ま
た、標識をみたドライバーは、ラジオ装置の操作をして
交通情報を受信し、交通情報を聞いた後は再びラジオ装
置を操作しなければならない、という不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、必要な情報のみを選択して当該情報を簡
易に提供することのできるラジオ装置を提供すること
を、その目的とする。
改善し、特に、必要な情報のみを選択して当該情報を簡
易に提供することのできるラジオ装置を提供すること
を、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ラ
ジオ放送を受信するチューナと、このチューナから出力
される音声信号を外部出力するスピーカとを備えてい
る。しかも、チューナによって受信された音声信号を認
識する音声認識手段と、この音声認識手段から出力され
るテキストデータから予め定められたキーワードを検索
する検索手段と、この検索手段によってキーワードが検
索された部分のテキストデータを記憶する記憶手段とを
備え、この記憶手段に、外部入力に応じて当該記憶手段
に格納されたテキストデータを音声合成すると共に当該
音声合成した音声信号をスピーカに出力する音声合成手
段を併設した、という構成を採っている。これにより前
述した目的を達成しようとするものである。
ジオ放送を受信するチューナと、このチューナから出力
される音声信号を外部出力するスピーカとを備えてい
る。しかも、チューナによって受信された音声信号を認
識する音声認識手段と、この音声認識手段から出力され
るテキストデータから予め定められたキーワードを検索
する検索手段と、この検索手段によってキーワードが検
索された部分のテキストデータを記憶する記憶手段とを
備え、この記憶手段に、外部入力に応じて当該記憶手段
に格納されたテキストデータを音声合成すると共に当該
音声合成した音声信号をスピーカに出力する音声合成手
段を併設した、という構成を採っている。これにより前
述した目的を達成しようとするものである。
【0009】本発明では、音声認識手段が、ラジオ放送
を音声認識してテキストデータに変換し、検索手段が、
予め定められたキーワードを検索するため、交通情報な
ど特定の内容の放送内容をテキストデータとして記憶す
ることができ、さらに、音声合成手段が、外部入力があ
ったときにこのテキストデータを音声合成してスピーカ
に出力する。
を音声認識してテキストデータに変換し、検索手段が、
予め定められたキーワードを検索するため、交通情報な
ど特定の内容の放送内容をテキストデータとして記憶す
ることができ、さらに、音声合成手段が、外部入力があ
ったときにこのテキストデータを音声合成してスピーカ
に出力する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明によるラジオ装置の構成を
示すブロック図である。ラジオ装置は、第1及び第2の
チューナ10,11と、第1のチューナで受信したラジ
オ放送の内容を音声認識すると共にテキストデータを音
声合成する音声合成録音再生回路12と、この音声合成
録音再生回路12によって生成されたテキストデータを
記憶するメモリ(記憶手段)14と、第2のチューナ又
は音声合成録音再生回路12から出力される音声信号の
出力を切り替える音声切換回路18と、この音声切換回
路から出力された音声信号を増幅するアンプ20と、こ
のアンプ20の出力を音響信号(音波)に変換するスピ
ーカ22とを備えている。
示すブロック図である。ラジオ装置は、第1及び第2の
チューナ10,11と、第1のチューナで受信したラジ
オ放送の内容を音声認識すると共にテキストデータを音
声合成する音声合成録音再生回路12と、この音声合成
録音再生回路12によって生成されたテキストデータを
記憶するメモリ(記憶手段)14と、第2のチューナ又
は音声合成録音再生回路12から出力される音声信号の
出力を切り替える音声切換回路18と、この音声切換回
路から出力された音声信号を増幅するアンプ20と、こ
のアンプ20の出力を音響信号(音波)に変換するスピ
ーカ22とを備えている。
【0012】これら各部は、CPU16によりその動作
が制御される。また、音声認識したテキストデータを編
集して表示する表示部24を備えている。
が制御される。また、音声認識したテキストデータを編
集して表示する表示部24を備えている。
【0013】ユーザは、ある放送局の放送を通常第2の
チューナ11側で受信する。本実施形態では、ラジオで
なくともテープ,CDなどを聞いていても問題ない。第
1のチューナ10側では、所定のキーワードによる抽出
処理を行う放送局(スポーツ番組、交通情報)を受信す
る。第1のチューナ10から入力される音声信号は音声
合成録音再生回路12に入力され、予め設定されている
キーワードと比較する。
チューナ11側で受信する。本実施形態では、ラジオで
なくともテープ,CDなどを聞いていても問題ない。第
1のチューナ10側では、所定のキーワードによる抽出
処理を行う放送局(スポーツ番組、交通情報)を受信す
る。第1のチューナ10から入力される音声信号は音声
合成録音再生回路12に入力され、予め設定されている
キーワードと比較する。
【0014】キーワードとしては、交通情報に場合に
は、「交通情報」、「事故」、「日本道路公団」、「渋
滞」等の言葉とする。スポーツ番組の場合、例えば、野
球であれば、「野球」、「ホームラン」、「ホームイ
ン」、「タイムリー」等の言葉とする。
は、「交通情報」、「事故」、「日本道路公団」、「渋
滞」等の言葉とする。スポーツ番組の場合、例えば、野
球であれば、「野球」、「ホームラン」、「ホームイ
ン」、「タイムリー」等の言葉とする。
【0015】音声認識結果に一致したキーワードがあれ
ば、当該音声結果の内容をメモリ14に格納する。
ば、当該音声結果の内容をメモリ14に格納する。
【0016】メモリされた内容は音声出力切換回路18
にて切り替えられ、第2のチューナの放送内容を優先さ
せて音声出力するか、表示部などでインジゲータ点灯、
チャイムなどの表示により利用者に知らせるようにす
る。このため、ユーザは、例えば、音楽を聞きながら、
交通情報で渋滞との言葉が検索されたときに当該交通情
報の内容を知ることができる。
にて切り替えられ、第2のチューナの放送内容を優先さ
せて音声出力するか、表示部などでインジゲータ点灯、
チャイムなどの表示により利用者に知らせるようにす
る。このため、ユーザは、例えば、音楽を聞きながら、
交通情報で渋滞との言葉が検索されたときに当該交通情
報の内容を知ることができる。
【0017】図2は音声合成録音再生回路とその周辺構
成の機能ブロック図である。音声合成録音再生回路12
は、第1のチューナから出力された音声信号を音声認識
アルゴリズムに従って音声認識する音声認識部(音声認
識手段)30と、テキストデータを音声合成する音声合
成部(音声合成手段)34と、音声認識の結果から予め
定められたキーワードを検索するキーワード検索部(検
索手段)32とを備えている。そして、表示部24は、
テキストデータを表示用に編集する編集部38と、この
編集部38によって編集された表示用データを表示する
LCDを用いた表示器36とを備えている。
成の機能ブロック図である。音声合成録音再生回路12
は、第1のチューナから出力された音声信号を音声認識
アルゴリズムに従って音声認識する音声認識部(音声認
識手段)30と、テキストデータを音声合成する音声合
成部(音声合成手段)34と、音声認識の結果から予め
定められたキーワードを検索するキーワード検索部(検
索手段)32とを備えている。そして、表示部24は、
テキストデータを表示用に編集する編集部38と、この
編集部38によって編集された表示用データを表示する
LCDを用いた表示器36とを備えている。
【0018】音声認識部30は、入力された音声信号を
テキストデータに変換する。このデータは、キーワード
検出部32に入力され、キーワードと同じ言葉を検索す
る。キーワードと同じ言葉があれば、記憶部14にメモ
リ開始信号を出力する。これにより、記憶部14は放送
内容を記憶する。メモリされた内容を音声として出力す
る場合には、テキストデータを音声信号に変換して出力
する。このとき、LCDなどの表示器を利用して、スポ
ーツ番組の点数や交通情報の渋滞情報などを表示するこ
とも可能である。
テキストデータに変換する。このデータは、キーワード
検出部32に入力され、キーワードと同じ言葉を検索す
る。キーワードと同じ言葉があれば、記憶部14にメモ
リ開始信号を出力する。これにより、記憶部14は放送
内容を記憶する。メモリされた内容を音声として出力す
る場合には、テキストデータを音声信号に変換して出力
する。このとき、LCDなどの表示器を利用して、スポ
ーツ番組の点数や交通情報の渋滞情報などを表示するこ
とも可能である。
【0019】音声認識部30は、予め与えられたキーワ
ード毎に文章の仮説を作り、それによって単語を予測す
ると共に逐次音素を予測し、入力可能性の高い音素と入
力された音声信号とを照合するトップダウン的処理を行
う。音声認識の目的がキーワードの抽出にあるため、こ
のキーワードをまず認識することが必要であり、このト
ップダウン的処理によると、キーワードになんら関係の
ない音声の認識に多少失敗したとしても、キーワードを
含む文章を確実に認識することができる。
ード毎に文章の仮説を作り、それによって単語を予測す
ると共に逐次音素を予測し、入力可能性の高い音素と入
力された音声信号とを照合するトップダウン的処理を行
う。音声認識の目的がキーワードの抽出にあるため、こ
のキーワードをまず認識することが必要であり、このト
ップダウン的処理によると、キーワードになんら関係の
ない音声の認識に多少失敗したとしても、キーワードを
含む文章を確実に認識することができる。
【0020】この音声認識は、チューナ出力を直接のソ
ースとしてDSPを用いて行うため、比較的ノイズの影
響が小さく、またアナウンスは一般的な発音で行われる
ため音声認識に関する周知技術を良好に活用することが
できる。ステレオ放送の場合には、一方の音源を対象に
音声認識処理を行う。また、DSPは、音声合成の他、
車載用の他の機器の制御にも用いられる。
ースとしてDSPを用いて行うため、比較的ノイズの影
響が小さく、またアナウンスは一般的な発音で行われる
ため音声認識に関する周知技術を良好に活用することが
できる。ステレオ放送の場合には、一方の音源を対象に
音声認識処理を行う。また、DSPは、音声合成の他、
車載用の他の機器の制御にも用いられる。
【0021】音声認識部30は、音声認識の結果をテキ
ストデータとするが、音声合成をより正確に行うため、
テキストデータに加え、アクセント位置等や読み上げの
切れ目等を付加情報として生成するようにしてもよい。
また、特定のエリアで放送されている交通情報は、同一
内容を無音部分を挟んで繰り返し放送しているため、無
音部分後の音声信号から次の無音部分までを認識するよ
うにしてもよい。
ストデータとするが、音声合成をより正確に行うため、
テキストデータに加え、アクセント位置等や読み上げの
切れ目等を付加情報として生成するようにしてもよい。
また、特定のエリアで放送されている交通情報は、同一
内容を無音部分を挟んで繰り返し放送しているため、無
音部分後の音声信号から次の無音部分までを認識するよ
うにしてもよい。
【0022】図3は編集部38によって編集された表示
用データを表示する表示器36の一例を示す説明図であ
り、図3(A)は交通情報を編集して表示した例を示
す。交通情報のラジオ放送で「浜松インターチェンジ付
近で10km渋滞しています」と放送され、音声認識に
成功すると、編集部38は、「渋滞」とのキーワードか
ら、「場所」情報と「距離」情報とを抽出する。さら
に、「はままついんたーちぇんじ」を、「浜松IC」と
表示用に編集する。編集部38は、また、「事故」,
「工事」等のキーワードでは、「場所」情報と存在する
場合には「時間」情報を抽出する。このように、編集部
38は、キーワードによって予め定められる「場所」
「距離」等の組み合わせである構文情報に従って、テキ
ストデータを表示用データに変換する。
用データを表示する表示器36の一例を示す説明図であ
り、図3(A)は交通情報を編集して表示した例を示
す。交通情報のラジオ放送で「浜松インターチェンジ付
近で10km渋滞しています」と放送され、音声認識に
成功すると、編集部38は、「渋滞」とのキーワードか
ら、「場所」情報と「距離」情報とを抽出する。さら
に、「はままついんたーちぇんじ」を、「浜松IC」と
表示用に編集する。編集部38は、また、「事故」,
「工事」等のキーワードでは、「場所」情報と存在する
場合には「時間」情報を抽出する。このように、編集部
38は、キーワードによって予め定められる「場所」
「距離」等の組み合わせである構文情報に従って、テキ
ストデータを表示用データに変換する。
【0023】図3(B)は野球の結果を表示する場合の
例を示す説明図である。第1のチューナ10で「5回終
了して5対3で巨人がヤクルトをリードしています」と
の放送を受信した場合、編集部38は、文法解析を行う
と共に構文情報による編集を行う。
例を示す説明図である。第1のチューナ10で「5回終
了して5対3で巨人がヤクルトをリードしています」と
の放送を受信した場合、編集部38は、文法解析を行う
と共に構文情報による編集を行う。
【0024】図4は図1及び図2に示した構成による動
作例を示すフローチャートである。まず、ユーザによっ
てオーディオソースが選択される。第1のチューナが選
択された場合、バックグラウンドで受信するラジオ放送
の放送周波数が選択される(ステップS2)。その後、
ユーザの処理はステップS6へ移行する。
作例を示すフローチャートである。まず、ユーザによっ
てオーディオソースが選択される。第1のチューナが選
択された場合、バックグラウンドで受信するラジオ放送
の放送周波数が選択される(ステップS2)。その後、
ユーザの処理はステップS6へ移行する。
【0025】第1のチューナの周波数が選択されると、
音声合成録音再生回路12は、電界強度が一定以上の場
合に、音声認識を行いキーワードと比較する(ステップ
S4)。これは、キーワードと同じ言葉が検索されるま
で、又はラジオ装置がオフとされるまで繰り返す(ステ
ップS4)。キーワードと同一の単語が検索されると、
テキストデータをメモリ14に格納し、検索された旨の
表示等を行う(ステップS11)。
音声合成録音再生回路12は、電界強度が一定以上の場
合に、音声認識を行いキーワードと比較する(ステップ
S4)。これは、キーワードと同じ言葉が検索されるま
で、又はラジオ装置がオフとされるまで繰り返す(ステ
ップS4)。キーワードと同一の単語が検索されると、
テキストデータをメモリ14に格納し、検索された旨の
表示等を行う(ステップS11)。
【0026】第1のチューナの周波数を選択した後、ま
たはラジオ装置の電源をオンとしたのち、第1のチュー
ナ以外の各種オーディオソースが選択された場合には、
第2のチューナ11で受信した放送や、CD、MD、カ
セットテープ等を再生する(ステップS6)。そして、
必要に応じて、メモリに格納された内容を選択して聞く
(ステップS7)。表示器36に内容を表示するように
しても良いし(ステップS10)、音声合成を行い(ス
テップS8)、スピーカ22から出力するようにしても
よい。
たはラジオ装置の電源をオンとしたのち、第1のチュー
ナ以外の各種オーディオソースが選択された場合には、
第2のチューナ11で受信した放送や、CD、MD、カ
セットテープ等を再生する(ステップS6)。そして、
必要に応じて、メモリに格納された内容を選択して聞く
(ステップS7)。表示器36に内容を表示するように
しても良いし(ステップS10)、音声合成を行い(ス
テップS8)、スピーカ22から出力するようにしても
よい。
【0027】上述したように本実施形態によると、後で
交通情報を聞いたり、スポーツ番組の点数だけを知りた
い場合など必要な情報を入手することができる。このた
め、交通情報などにセットしておくと、高速道路上など
のラジオの操作がわずらわしい場合に、ラジオ装置の受
信周波数を切り替えなくとも、必要な情報を知ることが
できる。また、本実施形態によると、放送局側は既存の
設備のままでラジオ装置のみの変更で実現することがで
き、また、テキストデータに変換した後に記憶するた
め、音声データをそのまま記憶するよりも記憶容量を少
なくすることができる。
交通情報を聞いたり、スポーツ番組の点数だけを知りた
い場合など必要な情報を入手することができる。このた
め、交通情報などにセットしておくと、高速道路上など
のラジオの操作がわずらわしい場合に、ラジオ装置の受
信周波数を切り替えなくとも、必要な情報を知ることが
できる。また、本実施形態によると、放送局側は既存の
設備のままでラジオ装置のみの変更で実現することがで
き、また、テキストデータに変換した後に記憶するた
め、音声データをそのまま記憶するよりも記憶容量を少
なくすることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、音声認識手段が、ラジオ放送を音
声認識してテキストデータに変換し、検索手段が、予め
定められたキーワードを検索するため、交通情報など特
定の内容の放送内容をテキストデータとして記憶するこ
とができ、さらに、音声合成手段が、外部入力があった
ときにこのテキストデータを音声合成してスピーカに出
力するため、ユーザは必要なときにキーワードで特定し
た内容の情報を入手することができ、しかも、記憶手段
には音声信号ではなくテキスト化されたデータが格納さ
れるため、より多くの情報を記憶しておくことができ
る。さらに、通常のチューナを別に設ける構成では、通
常にラジオ放送を聞きながら、バックグラウンドで交通
情報放送などの他の放送を対象にキーワードの抽出処理
を行うことができ、従って、2つの放送の内容の必要な
情報のみを入手することができる従来にない優れたラジ
オ装置を提供することができる。
ので、これによると、音声認識手段が、ラジオ放送を音
声認識してテキストデータに変換し、検索手段が、予め
定められたキーワードを検索するため、交通情報など特
定の内容の放送内容をテキストデータとして記憶するこ
とができ、さらに、音声合成手段が、外部入力があった
ときにこのテキストデータを音声合成してスピーカに出
力するため、ユーザは必要なときにキーワードで特定し
た内容の情報を入手することができ、しかも、記憶手段
には音声信号ではなくテキスト化されたデータが格納さ
れるため、より多くの情報を記憶しておくことができ
る。さらに、通常のチューナを別に設ける構成では、通
常にラジオ放送を聞きながら、バックグラウンドで交通
情報放送などの他の放送を対象にキーワードの抽出処理
を行うことができ、従って、2つの放送の内容の必要な
情報のみを入手することができる従来にない優れたラジ
オ装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1に示した音声合成録音再生回路等の詳細構
成を示す機能ブロック図である。
成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示した構成による表示例を示す説明図で
あり、図3(A)は交通情報の表示例を示す図で、図3
(B)はスポーツ情報の表示例を示す図である。
あり、図3(A)は交通情報の表示例を示す図で、図3
(B)はスポーツ情報の表示例を示す図である。
【図4】図1に示した構成での動作を示すフローチャー
トである。
トである。
10 第1のチューナ 11 第2のチューナ 12 音声合成録音再生回路 14 メモリ(記憶手段) 16 CPU 18 音声切換回路 30 音声認識部(音声認識手段) 32 キーワード検索部(検索手段) 34 音声合成部(音声合成手段) 36 表示器 38 編集部
Claims (3)
- 【請求項1】 ラジオ放送を受信するチューナと、この
チューナから出力される音声信号を外部出力するスピー
カとを備えたラジオ装置において、 前記チューナによって受信された音声信号を認識する音
声認識手段と、この音声認識手段から出力されるテキス
トデータから予め定められたキーワードを検索する検索
手段と、この検索手段によってキーワードが検索された
部分のテキストデータを記憶する記憶手段とを備え、 この記憶手段に、外部入力に応じて当該記憶手段に格納
されたテキストデータを音声合成すると共に当該音声合
成した音声信号を前記スピーカに出力する音声合成手段
を併設したことを特徴とするラジオ装置。 - 【請求項2】 ラジオ放送を受信するチューナと、この
チューナから出力される音声信号を外部出力するスピー
カとを備えたラジオ装置において、 前記チューナによって受信された音声信号を認識する音
声認識手段と、この音声認識手段から出力されるテキス
トデータから予め定められたキーワードを検索する検索
手段と、この検索手段によってキーワードが検索された
部分のテキストデータを記憶する記憶手段とを備え、 この記憶手段に、外部入力に応じて当該記憶手段に格納
されたテキストデータを表示する表示部を併設したこと
を特徴とするラジオ装置。 - 【請求項3】 前記チューナに、前記スピーカに接続さ
れた第2のチューナを併設したことを特徴とする請求項
1又は2記載のラジオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201208A JPH1028068A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ラジオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201208A JPH1028068A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ラジオ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028068A true JPH1028068A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16437149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201208A Withdrawn JPH1028068A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ラジオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028068A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000067063A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 対話内容利用システム |
JP2000118260A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員対話装置 |
WO2000063879A1 (en) * | 1999-04-20 | 2000-10-26 | Verance Corporation | Broadcast speech recognition system for keyword monitoring |
KR20030088648A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | 전자부품연구원 | 디지털 라디오 방송 수신기에서의 음향 정보 서비스 제공장치 및 그 방법 |
JP2008014756A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Xanavi Informatics Corp | ナビゲーション装置及びその音声出力方法 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP8201208A patent/JPH1028068A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000067063A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 対話内容利用システム |
JP2000118260A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員対話装置 |
WO2000063879A1 (en) * | 1999-04-20 | 2000-10-26 | Verance Corporation | Broadcast speech recognition system for keyword monitoring |
US6332120B1 (en) * | 1999-04-20 | 2001-12-18 | Solana Technology Development Corporation | Broadcast speech recognition system for keyword monitoring |
KR20030088648A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | 전자부품연구원 | 디지털 라디오 방송 수신기에서의 음향 정보 서비스 제공장치 및 그 방법 |
JP2008014756A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Xanavi Informatics Corp | ナビゲーション装置及びその音声出力方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0944189A (ja) | テキスト情報の合成音声読み上げ装置及び文字放送受信機 | |
JP2010261886A (ja) | 音声誘導装置 | |
JPH1028068A (ja) | ラジオ装置 | |
JP4533696B2 (ja) | 報知制御装置、報知制御システム、それらの方法、それらのプログラム、および、それらのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP4493530B2 (ja) | 車載音響処理装置、および、ナビゲーション装置 | |
US20160019892A1 (en) | Procedure to automate/simplify internet search based on audio content from a vehicle radio | |
JP2018087871A (ja) | 音声出力装置 | |
KR20110047517A (ko) | 이동 장치의 오디오 시스템 및 그의 채널 선국 방법 | |
JP3315845B2 (ja) | 車載音声合成装置 | |
JP2000206987A (ja) | 音声認識装置 | |
JP4747047B2 (ja) | 車載用受信装置 | |
KR102681704B1 (ko) | 차량 인포테인먼트 장치 및 그의 노래방 서비스 방법 | |
US20060206338A1 (en) | Device and method for providing contents | |
JPH10274542A (ja) | 車載用音響装置 | |
JP2006048808A (ja) | オーディオ装置 | |
JP2865555B2 (ja) | 道路交通情報受信装置 | |
JPH11239067A (ja) | 音声認識による選局装置及び方法並びに音声認識による選局用プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2007192564A (ja) | Fmトランスミッタを有する携帯装置とfm放送との混信回避機能を備えたナビゲーションシステム | |
JPH11353587A (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP4662208B2 (ja) | 移動体用放送受信装置 | |
JP3274773B2 (ja) | Fm多重放送受信装置 | |
JP4739162B2 (ja) | 放送受信機 | |
KR200364775Y1 (ko) | 차량오디오의 음성안내장치 | |
JP2004342189A (ja) | オーディオ再生装置およびオーディオ再生方法 | |
KR102269370B1 (ko) | 차량용 방송 선택 제어 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |