JPH1028024A - 電子部品とそれを用いた電子機器 - Google Patents
電子部品とそれを用いた電子機器Info
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- JPH1028024A JPH1028024A JP8181908A JP18190896A JPH1028024A JP H1028024 A JPH1028024 A JP H1028024A JP 8181908 A JP8181908 A JP 8181908A JP 18190896 A JP18190896 A JP 18190896A JP H1028024 A JPH1028024 A JP H1028024A
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は振動子を有する電子部品とそれを用
いた電子機器に関するもので、その小型化を図ることを
目的とする。 【解決手段】 基板1と、この基板1の一面側に実装さ
れた振動子3と、前記基板1の他面側に実装された制御
素子5と、前記基板1を貫通して、振動子3と制御素子
5とを電気的に接続した導電体とを備え、前記基板1の
一面側において振動子3を金属製のカバー18で覆うと
ともに、このカバー18の天面には補強用の突起19を
設けた。
いた電子機器に関するもので、その小型化を図ることを
目的とする。 【解決手段】 基板1と、この基板1の一面側に実装さ
れた振動子3と、前記基板1の他面側に実装された制御
素子5と、前記基板1を貫通して、振動子3と制御素子
5とを電気的に接続した導電体とを備え、前記基板1の
一面側において振動子3を金属製のカバー18で覆うと
ともに、このカバー18の天面には補強用の突起19を
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動子を有する電子
部品とそれを用いた電子機器に関するものである。
部品とそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種電子部品においては、基板
上に振動子とその制御素子が実装されているが、その小
型化を図るために、基板の一面側と他面側の両面を実装
面としている。
上に振動子とその制御素子が実装されているが、その小
型化を図るために、基板の一面側と他面側の両面を実装
面としている。
【0003】すなわち、基板と、この基板の一面側に実
装された振動子と、前記基板の他面側に実装された制御
素子と、前記基板を貫通して、前記一面側の振動子と他
面側の制御素子とを電気的に接続した導電体とを備え、
前記基板の一面側において振動子を金属製のカバーで覆
った構成としていた。
装された振動子と、前記基板の他面側に実装された制御
素子と、前記基板を貫通して、前記一面側の振動子と他
面側の制御素子とを電気的に接続した導電体とを備え、
前記基板の一面側において振動子を金属製のカバーで覆
った構成としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カバーは振動子に
対する外来ノイズの侵入、あるいはこの振動子からの不
要輻射を防止するために装着されるものである。しかし
ながら、このカバーは、外力によって振動子側に変形
し、振動子に接触してその振動を阻害しないようにする
ために、その天面を基板から十分に離したものとしなけ
ればならず、基板からの背が高くなり、大型化してしま
うという問題があった。
対する外来ノイズの侵入、あるいはこの振動子からの不
要輻射を防止するために装着されるものである。しかし
ながら、このカバーは、外力によって振動子側に変形
し、振動子に接触してその振動を阻害しないようにする
ために、その天面を基板から十分に離したものとしなけ
ればならず、基板からの背が高くなり、大型化してしま
うという問題があった。
【0005】そこで本発明は小型化を図ることを目的と
するものである。
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、カバーの天面には補強用の突起を設
けるものである。
るために本発明は、カバーの天面には補強用の突起を設
けるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明は、基板
と、この基板の一面側に実装された振動子と、前記基板
の他面側に実装された制御素子と、前記基板を貫通し
て、前記一面側の振動子と他面側の制御素子とを電気的
に接続した導電体とを備え、前記基板の一面側において
振動子を金属製のカバーで覆うとともに、このカバーの
天面には補強用の突起を設けた電子部品であって、カバ
ーの天面の補強用突起によりこの天面が外力で振動子方
向に大きく変形することがなくなるので、その分この天
面を振動子側に接近させて小型化を図ることができるも
のとなる。
と、この基板の一面側に実装された振動子と、前記基板
の他面側に実装された制御素子と、前記基板を貫通し
て、前記一面側の振動子と他面側の制御素子とを電気的
に接続した導電体とを備え、前記基板の一面側において
振動子を金属製のカバーで覆うとともに、このカバーの
天面には補強用の突起を設けた電子部品であって、カバ
ーの天面の補強用突起によりこの天面が外力で振動子方
向に大きく変形することがなくなるので、その分この天
面を振動子側に接近させて小型化を図ることができるも
のとなる。
【0008】また本発明の請求項2の発明は、カバーの
内面側の長手方向に突起を一体形成した請求項1に記載
の電子部品であって、突起をカバーの内面側に設けたこ
とにより、突起のカバー外への突出もなく、その分さら
に小型化が図れる。
内面側の長手方向に突起を一体形成した請求項1に記載
の電子部品であって、突起をカバーの内面側に設けたこ
とにより、突起のカバー外への突出もなく、その分さら
に小型化が図れる。
【0009】さらに本発明の請求項3の発明は、突起を
振動子の外方位置に設けた請求項2に記載の電子部品で
あって、カバー内に突出した突起が振動子が接触するこ
とがなくなるとともに、カバー内方に突出する突起部と
振動子の不要な静電結合を抑制できる。
振動子の外方位置に設けた請求項2に記載の電子部品で
あって、カバー内に突出した突起が振動子が接触するこ
とがなくなるとともに、カバー内方に突出する突起部と
振動子の不要な静電結合を抑制できる。
【0010】また本発明の請求項4の発明は、カバーの
外面側の長手方向に突起を一体形成した請求項1に記載
の電子部品であって、突起がカバー内方に突出していな
いので、突起が振動子に接触することがなくなる。
外面側の長手方向に突起を一体形成した請求項1に記載
の電子部品であって、突起がカバー内方に突出していな
いので、突起が振動子に接触することがなくなる。
【0011】さらに本発明の請求項5の発明は、突起を
振動子の外方位置に設けた請求項4に記載の電子部品で
あって、突起がカバー内方に突出していないので、突起
が振動子に接触することがなくなる。
振動子の外方位置に設けた請求項4に記載の電子部品で
あって、突起がカバー内方に突出していないので、突起
が振動子に接触することがなくなる。
【0012】また本発明の請求項6の発明は、複数本の
突起を、振動子の電極に対して左右対称となる位置に設
けた請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子部品であ
って、突起を設けたことによる振動子に対する電気的特
性が、振動子の電極の左右でアンバランスとなるのを防
止できる。
突起を、振動子の電極に対して左右対称となる位置に設
けた請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子部品であ
って、突起を設けたことによる振動子に対する電気的特
性が、振動子の電極の左右でアンバランスとなるのを防
止できる。
【0013】さらに本発明の請求項7の発明は、突起を
カバーの内面側と、振動子の振動部外周面との間に設け
た支柱によって形成した請求項1に記載の電子部品であ
って、カバーの天面が支柱によって支えられることにな
るので、外力で天面が振動子方向に変形することがなく
なり、その分天面を振動子側に接近させて小型化を図る
ことができるものとなる。
カバーの内面側と、振動子の振動部外周面との間に設け
た支柱によって形成した請求項1に記載の電子部品であ
って、カバーの天面が支柱によって支えられることにな
るので、外力で天面が振動子方向に変形することがなく
なり、その分天面を振動子側に接近させて小型化を図る
ことができるものとなる。
【0014】また本発明の請求項8の発明は、支柱を導
電体によって形成するとともに、この支柱の振動子側の
端部は、振動子の外周部に設けたアース電極と電気的に
接続した請求項7に記載の電子部品であって、支柱を介
して金属製のカバーとアース電極が接続されるので、ア
ース電極のアースの強化が図られることとなる。
電体によって形成するとともに、この支柱の振動子側の
端部は、振動子の外周部に設けたアース電極と電気的に
接続した請求項7に記載の電子部品であって、支柱を介
して金属製のカバーとアース電極が接続されるので、ア
ース電極のアースの強化が図られることとなる。
【0015】さらに本発明の請求項9の発明は、支柱を
金属体によって形成するとともに、この支柱の一端をカ
バーの内面側、この支柱の他端を振動子の外周の基板部
分のアース電極にそれぞれ電気的、機械的に接続した請
求項8に記載の電子部品であって、アース電極のアース
の強化が図れるだけでなく、支柱で強固に支えられたカ
バーの強度も高くなる。
金属体によって形成するとともに、この支柱の一端をカ
バーの内面側、この支柱の他端を振動子の外周の基板部
分のアース電極にそれぞれ電気的、機械的に接続した請
求項8に記載の電子部品であって、アース電極のアース
の強化が図れるだけでなく、支柱で強固に支えられたカ
バーの強度も高くなる。
【0016】また本発明の請求項10の発明は、振動子
の外周を支持台で支持するとともに、この支持台のカバ
ー側の面をカバー内面側に突出させてカバー補強用の突
起を形成し、この突起をカバー内面側に当接させた請求
項1に記載の電子部品であって、カバー補強用の突起を
支持台と一体成形することにより、製造しやすいものと
なる。
の外周を支持台で支持するとともに、この支持台のカバ
ー側の面をカバー内面側に突出させてカバー補強用の突
起を形成し、この突起をカバー内面側に当接させた請求
項1に記載の電子部品であって、カバー補強用の突起を
支持台と一体成形することにより、製造しやすいものと
なる。
【0017】さらに本発明の請求項11の発明は、基板
の他面側に凹部を形成し、この凹部内に制御素子を収納
させるとともに、この凹部内に樹脂を入れて制御素子を
封入した請求項1〜10のいずれか一つに記載の電子部
品であって、制御素子の外力からの保護が図れる。
の他面側に凹部を形成し、この凹部内に制御素子を収納
させるとともに、この凹部内に樹脂を入れて制御素子を
封入した請求項1〜10のいずれか一つに記載の電子部
品であって、制御素子の外力からの保護が図れる。
【0018】また本発明の請求項12の発明は、凹部の
開口縁に端子部を形成するとともに、樹脂は凹部内の開
口縁より低い位置にまでのみ充填し、この樹脂の表面に
はシールド金属膜を形成した請求項11に記載の電子部
品であって、シールド金属膜により制御素子のシールド
を図ることができる。
開口縁に端子部を形成するとともに、樹脂は凹部内の開
口縁より低い位置にまでのみ充填し、この樹脂の表面に
はシールド金属膜を形成した請求項11に記載の電子部
品であって、シールド金属膜により制御素子のシールド
を図ることができる。
【0019】さらに本発明の請求項13の発明は、請求
項1〜12のいずれか一つに記載の電子部品を、本体ケ
ース内に設けて信号源とする電子機器であって、電子部
品を小さくすることができるので、電子機器の小型化を
図ることができる。
項1〜12のいずれか一つに記載の電子部品を、本体ケ
ース内に設けて信号源とする電子機器であって、電子部
品を小さくすることができるので、電子機器の小型化を
図ることができる。
【0020】以下本発明の第1の実施形態を図を用いて
説明する。図1〜図3において1はセラミック製で長方
形状の基板で、この基板1の上面側の長手方向の左右に
は支持台2が一体に設けられている。そして、これらの
支持台2上に水晶製で長方形状の振動子3が、その長手
方向を基板1の長手方向と合わせて実装されている。
説明する。図1〜図3において1はセラミック製で長方
形状の基板で、この基板1の上面側の長手方向の左右に
は支持台2が一体に設けられている。そして、これらの
支持台2上に水晶製で長方形状の振動子3が、その長手
方向を基板1の長手方向と合わせて実装されている。
【0021】また基板1の下面側には凹部4が形成さ
れ、この凹部4内には振動子3の温度補償を行う制御素
子5が実装されている。
れ、この凹部4内には振動子3の温度補償を行う制御素
子5が実装されている。
【0022】前記制御素子5と基板1の下面の導電パタ
ーン6とはボンディングワイヤ7によって電気的に接続
されている。
ーン6とはボンディングワイヤ7によって電気的に接続
されている。
【0023】そしてその状態において、基板1下面の凹
部4内には樹脂8が充填され、この樹脂8によって制御
素子5が封入された状態となっている。
部4内には樹脂8が充填され、この樹脂8によって制御
素子5が封入された状態となっている。
【0024】前記樹脂8は図2、図3のごとく凹部4の
開口縁よりも低い位置にまでのみ充填しており、その表
面にはシールド金属膜9が設けられ、このシールド金属
膜9を設けた状態においても凹部4の開口縁よりも低い
位置となっている。
開口縁よりも低い位置にまでのみ充填しており、その表
面にはシールド金属膜9が設けられ、このシールド金属
膜9を設けた状態においても凹部4の開口縁よりも低い
位置となっている。
【0025】前記基板1の下面の凹部4外周は四角枠形
状となっており、図1に破線で示すごとく四隅には、例
えば携帯電話等の本体ケース内の実装基板の電極と電気
的に接続される外部電極10が設けられている。
状となっており、図1に破線で示すごとく四隅には、例
えば携帯電話等の本体ケース内の実装基板の電極と電気
的に接続される外部電極10が設けられている。
【0026】これらの外部電極10は図2の導電路1
1、次に図3の導電パターン6、ボンディングワイヤ7
を介して制御素子5と電気的に接続され、また制御素子
5は図3のボンディングワイヤ7、導電パターン6、図
1の導電路12、導電パターン13を介して振動子3の
上、下面の電極14と電気的に接続されている。
1、次に図3の導電パターン6、ボンディングワイヤ7
を介して制御素子5と電気的に接続され、また制御素子
5は図3のボンディングワイヤ7、導電パターン6、図
1の導電路12、導電パターン13を介して振動子3の
上、下面の電極14と電気的に接続されている。
【0027】なお基板1の下面の外周部には半円形の切
欠が複数個設けられ、この切欠には制御素子5に振動子
3の温度補償用データ等を書込むための制御素子15が
設けられている。
欠が複数個設けられ、この切欠には制御素子5に振動子
3の温度補償用データ等を書込むための制御素子15が
設けられている。
【0028】上記構成において基板1の上面の外周面に
はタングステン−ニッケル−金よりなる図1のごとく四
角枠状の金属パターン16が設けられ、この金属パター
ン16上には金−スズよりなる封着体17が設けられて
いる。そして基板1の上面において振動子3を覆った金
属製のカバー18の下面開口縁が封着体17上に載置さ
れている。このカバー18の上記封着体17と接する近
傍はニッケル−金の膜が設けられており、よってこの部
分において400℃程度の溶着による一体化が行われ、
これによって基板1上において振動子3のカバー18に
よるシールドが行われている。
はタングステン−ニッケル−金よりなる図1のごとく四
角枠状の金属パターン16が設けられ、この金属パター
ン16上には金−スズよりなる封着体17が設けられて
いる。そして基板1の上面において振動子3を覆った金
属製のカバー18の下面開口縁が封着体17上に載置さ
れている。このカバー18の上記封着体17と接する近
傍はニッケル−金の膜が設けられており、よってこの部
分において400℃程度の溶着による一体化が行われ、
これによって基板1上において振動子3のカバー18に
よるシールドが行われている。
【0029】またカバー18の下面の長手方向には三本
の突起19が一体に設けられており、これによってカバ
ー18の補強が図られ、よってカバー18の高さを低く
して薄型、小型化が図れることとなる。
の突起19が一体に設けられており、これによってカバ
ー18の補強が図られ、よってカバー18の高さを低く
して薄型、小型化が図れることとなる。
【0030】なお三本の突起19は図2、図3のごとく
振動子3の長手方向の中心軸に対して左右対称となる位
置に設けられている。
振動子3の長手方向の中心軸に対して左右対称となる位
置に設けられている。
【0031】これは突起19を形成したことによってカ
バー18が部分的に振動子3に接近することによる静電
変化による影響が振動子3の左右でアンバランスとなっ
て、振動特性に悪影響を与えるのを防止するためであ
る。
バー18が部分的に振動子3に接近することによる静電
変化による影響が振動子3の左右でアンバランスとなっ
て、振動特性に悪影響を与えるのを防止するためであ
る。
【0032】図4は本発明の第2実施形態を示し、図1
〜図3においてカバー18の下面に一体に設けた三本の
突起19の内、中心の一本を除いたものである。
〜図3においてカバー18の下面に一体に設けた三本の
突起19の内、中心の一本を除いたものである。
【0033】すなわち振動子3に対向する中心の突起1
9を除き、左右の二本は振動子3外に設けることによっ
て、カバー18に外力が加わって下方に若干変形した場
合でも突起19が振動子3に接触しない様にしたもので
ある。
9を除き、左右の二本は振動子3外に設けることによっ
て、カバー18に外力が加わって下方に若干変形した場
合でも突起19が振動子3に接触しない様にしたもので
ある。
【0034】図5は本発明の第3の実施形態を示し、カ
バー18を下方に押圧変形させることで突起19を一体
形成したものである。
バー18を下方に押圧変形させることで突起19を一体
形成したものである。
【0035】図6は本発明の第4の実施形態を示し、こ
の例ではカバー18の上面側に突起19を一体形成した
ものであり、この様に突起19をカバー18の上面側に
設けることでカバー18の若干の変形時に突起19が振
動子3に接触することがなくなる。
の例ではカバー18の上面側に突起19を一体形成した
ものであり、この様に突起19をカバー18の上面側に
設けることでカバー18の若干の変形時に突起19が振
動子3に接触することがなくなる。
【0036】図7は本発明の第5の実施形態を示し、こ
の例ではカバー18の内面側で、振動子3の長手方向両
端部の左右部分に対応する部分に突起として支柱19a
を固定したものである。この支柱19aの下端は、平常
時においては基板1の上方に隙間を介して浮いた状態と
なっており、外力によってカバー18が下方に変形する
とこの支柱19aが基板1に当接することで、カバー1
8のそれ以上の下方への変形を防止するものである。
の例ではカバー18の内面側で、振動子3の長手方向両
端部の左右部分に対応する部分に突起として支柱19a
を固定したものである。この支柱19aの下端は、平常
時においては基板1の上方に隙間を介して浮いた状態と
なっており、外力によってカバー18が下方に変形する
とこの支柱19aが基板1に当接することで、カバー1
8のそれ以上の下方への変形を防止するものである。
【0037】図8、図9は本発明の第6の実施形態を示
し、この例では支柱19aを導電性の金属体で形成する
とともに、その下端に金やスズ等の圧接材19bを設
け、その圧接材19bを振動子3の外周の基板1部分の
アース電極20に電気的、機械的に接続したものであ
る。
し、この例では支柱19aを導電性の金属体で形成する
とともに、その下端に金やスズ等の圧接材19bを設
け、その圧接材19bを振動子3の外周の基板1部分の
アース電極20に電気的、機械的に接続したものであ
る。
【0038】つまり、この例では支柱19aによるカバ
ー18の変形抑制と、アース電極20のアースの強化を
図るものである。
ー18の変形抑制と、アース電極20のアースの強化を
図るものである。
【0039】図10、図11は本発明の第7の実施形態
を示し、この例では振動子3の長手方向を支持した二つ
の支持台2からそれぞれ上方に突出させて突起2aを形
成し、この突起2aによってカバー18の下方への変形
を抑制するものである。
を示し、この例では振動子3の長手方向を支持した二つ
の支持台2からそれぞれ上方に突出させて突起2aを形
成し、この突起2aによってカバー18の下方への変形
を抑制するものである。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、基板と、この基
板の一面側に実装された振動子と、前記基板の他面側に
実装された制御素子と、前記基板を貫通して、前記一面
側の振動子と他面側の制御素子とを電気的に接続した導
電体とを備え、前記基板の一面側において振動子を金属
製のカバーで覆うとともに、このカバーの天面には補強
用の突起を設けた電子部品であって、カバーの天面の補
強用突起によりこの天面が外力で振動子方向に大きく変
形することがなくなるので、その分この天面を振動子側
に接近させて小型化を図ることができるものとなる。
板の一面側に実装された振動子と、前記基板の他面側に
実装された制御素子と、前記基板を貫通して、前記一面
側の振動子と他面側の制御素子とを電気的に接続した導
電体とを備え、前記基板の一面側において振動子を金属
製のカバーで覆うとともに、このカバーの天面には補強
用の突起を設けた電子部品であって、カバーの天面の補
強用突起によりこの天面が外力で振動子方向に大きく変
形することがなくなるので、その分この天面を振動子側
に接近させて小型化を図ることができるものとなる。
【図1】本発明の第1の実施形態の一部切欠平面図
【図2】同側面断面図
【図3】同正面断面図
【図4】本発明の第2の実施形態の側面断面図
【図5】本発明の第3の実施形態のカバーの側面断面図
【図6】本発明の第4の実施形態の側面断面図
【図7】本発明の第5の実施形態の側面断面図
【図8】本発明の第6の実施形態の側面断面図
【図9】同カバーの側面断面図
【図10】本発明の第7の実施形態の正面断面図
【図11】同要部拡大斜視図
1 基板 3 振動子 4 凹部 5 制御素子 8 樹脂 18 カバー 19 突起
Claims (13)
- 【請求項1】 基板と、この基板の一面側に実装された
振動子と、前記基板の他面側に実装された制御素子と、
前記基板を貫通して、前記一面側の振動子と他面側の制
御素子とを電気的に接続した導電体とを備え、前記基板
の一面側において振動子を金属製のカバーで覆うととも
に、このカバーの天面には補強用の突起を設けた電子部
品。 - 【請求項2】 カバーの内面側の長手方向に突起を一体
形成した請求項1に記載の電子部品。 - 【請求項3】 突起は振動子の外方位置に設けた請求項
2に記載の電子部品。 - 【請求項4】 カバーの外面側の長手方向に突起を一体
形成した請求項1に記載の電子部品。 - 【請求項5】 突起は振動子の外方位置に設けた請求項
4に記載の電子部品。 - 【請求項6】 複数本の突起を、振動子の電極に対して
左右対称となる位置に設けた請求項1〜5のいずれか一
つに記載の電子部品。 - 【請求項7】 突起はカバーの内面側と、振動子の振動
部外周面との間に設けた支柱によって形成した請求項1
に記載の電子部品。 - 【請求項8】 支柱を導電体によって形成するととも
に、この支柱の振動子側の端部は、振動子の外周部に設
けたアース電極と電気的に接続した請求項7に記載の電
子部品。 - 【請求項9】 支柱を金属体によって形成するととも
に、この支柱の一端をカバーの内面側、この支柱の他端
を振動子の外周の基板部分のアース電極にそれぞれ電気
的、機械的に接続した請求項8に記載の電子部品。 - 【請求項10】 振動子の外周を支持台で支持するとと
もに、この支持台のカバー側の面をカバー内面側に突出
させてカバー補強用の突起を形成し、この突起をカバー
内面側に当接させた請求項1に記載の電子部品。 - 【請求項11】 基板の他面側に凹部を形成し、この凹
部内に制御素子を収納させるとともに、この凹部内に樹
脂を入れて制御素子を封入した請求項1〜10のいずれ
か一つに記載の電子部品。 - 【請求項12】 凹部の開口縁に端子部を形成するとと
もに、樹脂は凹部内の開口縁より低い位置にまでのみ充
填し、この樹脂の表面にはシールド金属膜を形成した請
求項11に記載の電子部品。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一つに記載
の電子部品を、本体ケース内に設けて信号源とする電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8181908A JPH1028024A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 電子部品とそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8181908A JPH1028024A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 電子部品とそれを用いた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028024A true JPH1028024A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16109006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8181908A Pending JPH1028024A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 電子部品とそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028024A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000101349A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-04-07 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 圧電発振器用パッケージ |
US6778029B2 (en) * | 2002-04-22 | 2004-08-17 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Surface-mount crystal unit |
JP2011087274A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-04-28 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装型の圧電デバイス |
JP2016111380A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 株式会社大真空 | 圧電発振器 |
JP2017022374A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社フジクラ | コールドプレートおよびその製造方法 |
JP2019179958A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP8181908A patent/JPH1028024A/ja active Pending
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