JPH10250640A - スポイラの取付構造 - Google Patents
スポイラの取付構造Info
- Publication number
- JPH10250640A JPH10250640A JP7904597A JP7904597A JPH10250640A JP H10250640 A JPH10250640 A JP H10250640A JP 7904597 A JP7904597 A JP 7904597A JP 7904597 A JP7904597 A JP 7904597A JP H10250640 A JPH10250640 A JP H10250640A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- spoiler
- bumper
- elastic locking
- locking piece
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スポイラを改良して、バンパへの取付け作業
性を向上する。 【解決手段】 バンパ1には貫通孔13を形成する一
方、スポイラ2にはその裏面から突出して上記貫通孔1
3に挿入される突出部24を形成する。突出部24の根
元部にはその上面側に貫通孔13の開口上縁と係合する
係合溝242を形成し、かつ、突出部24にはその先端
から下面側に沿って根元方向に伸び、その端末と上記係
合溝242の溝底との間隔を上記貫通孔13の開口の上
下幅よりも大きく設定した弾性係止片3を設ける。そし
て、弾性係止片3を突出部24に近づく方向に撓ませつ
つ突出部24を上記貫通孔13に圧入し、係合溝242
を貫通孔13の開口上縁に係合せしめるとともに、弾性
係止片3の端末を貫通孔13の開口下縁に係止せしめて
スポイラ2をバンパ1に取付ける構造とする。
性を向上する。 【解決手段】 バンパ1には貫通孔13を形成する一
方、スポイラ2にはその裏面から突出して上記貫通孔1
3に挿入される突出部24を形成する。突出部24の根
元部にはその上面側に貫通孔13の開口上縁と係合する
係合溝242を形成し、かつ、突出部24にはその先端
から下面側に沿って根元方向に伸び、その端末と上記係
合溝242の溝底との間隔を上記貫通孔13の開口の上
下幅よりも大きく設定した弾性係止片3を設ける。そし
て、弾性係止片3を突出部24に近づく方向に撓ませつ
つ突出部24を上記貫通孔13に圧入し、係合溝242
を貫通孔13の開口上縁に係合せしめるとともに、弾性
係止片3の端末を貫通孔13の開口下縁に係止せしめて
スポイラ2をバンパ1に取付ける構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンパの下端部に
これを覆うように取付けるスポイラの取付構造に関す
る。
これを覆うように取付けるスポイラの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両には、図5に示すように、フロント
バンパ1の下端部にこれを覆う合成樹脂製のスポイラ2
を取付けて、意匠性の向上をはかり、車両下部の空気の
流れを整流するとともに、走行時の飛石等からフロント
バンパ1を保護するようにしたものがある。
バンパ1の下端部にこれを覆う合成樹脂製のスポイラ2
を取付けて、意匠性の向上をはかり、車両下部の空気の
流れを整流するとともに、走行時の飛石等からフロント
バンパ1を保護するようにしたものがある。
【0003】一般に、スポイラ2のフロントバンパ1へ
の取付構造は、スポイラ2の下端縁を間隔をおいてフロ
ントバンパ1の下縁にボルト締め固定し、中央部上端縁
は複数のフランジ22を形成して、該フランジ22をフ
ロントバンパ1のグリル部11の開口下縁に重合せし
め、フランジ22と上記開口下縁とをクランプ4で固定
している。かつ、図6に示すように、スポイラ2の左右
両端部の裏面には複数の断面ほぼコ字形の取付け座25
を一体形成し、各取付け座25にUナット6を嵌合し、
フロントバンパ1の裏面側より上記Uナット6にボルト
5を締め込んで固定している。
の取付構造は、スポイラ2の下端縁を間隔をおいてフロ
ントバンパ1の下縁にボルト締め固定し、中央部上端縁
は複数のフランジ22を形成して、該フランジ22をフ
ロントバンパ1のグリル部11の開口下縁に重合せし
め、フランジ22と上記開口下縁とをクランプ4で固定
している。かつ、図6に示すように、スポイラ2の左右
両端部の裏面には複数の断面ほぼコ字形の取付け座25
を一体形成し、各取付け座25にUナット6を嵌合し、
フロントバンパ1の裏面側より上記Uナット6にボルト
5を締め込んで固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スポイラ2は射出
成形により成形されるが、その裏面に閉断面の上記取付
け座25を一体成形するには成形金型が複雑となる。更
に、スポイラ2は取付け作業時、フロントバンパ1の両
端部においては、フロントバンパ1、取付け座25およ
びUナット6の各ボルト孔を位置合わせしながらフロン
トバンパ1の裏面側よりボルト締めしなければならない
ため取付け作業性がわるい。そこで、本発明は、スポイ
ラの取付け作業性を良好にし、かつスポイラの成形金型
を簡素化することを課題としてなされたものである。
成形により成形されるが、その裏面に閉断面の上記取付
け座25を一体成形するには成形金型が複雑となる。更
に、スポイラ2は取付け作業時、フロントバンパ1の両
端部においては、フロントバンパ1、取付け座25およ
びUナット6の各ボルト孔を位置合わせしながらフロン
トバンパ1の裏面側よりボルト締めしなければならない
ため取付け作業性がわるい。そこで、本発明は、スポイ
ラの取付け作業性を良好にし、かつスポイラの成形金型
を簡素化することを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のバンパ
の下端を覆うように設置するスポイラにおいて、バンパ
には貫通孔を形成する一方、これに対応して、スポイラ
にはその裏面から突出して上記貫通孔に挿入される突出
部を形成する。突出部の根元部にはその上面側または下
面側に、これと対面する上記貫通孔の開口縁と係合する
係合溝を形成し、かつ、突出部にはその先端から上記係
合溝形成面とは反対側の面に沿って根元方向に伸び、そ
の端末と上記係合溝の溝底との間隔を上記貫通孔の開口
の上下幅よりも大きく設定した弾性係止片を設ける。そ
して、弾性係止片を上記突出部に近づく方向に撓ませつ
つ上記突出部を上記貫通孔に圧入し、上記係合溝をこれ
と対向する上記貫通孔の開口上縁または下縁に係合せし
めるとともに、上記弾性係止片の端末を上記開口縁と対
向するの他の開口縁に係止せしめてバンパに取付ける構
造とする(請求項1)。スポイラは、その突出部をバン
パの貫通孔に押し込むことで簡単に取付けることができ
る。また、スポイラは、射出成型用の金型が簡素化で
き、生産性が向上する。
の下端を覆うように設置するスポイラにおいて、バンパ
には貫通孔を形成する一方、これに対応して、スポイラ
にはその裏面から突出して上記貫通孔に挿入される突出
部を形成する。突出部の根元部にはその上面側または下
面側に、これと対面する上記貫通孔の開口縁と係合する
係合溝を形成し、かつ、突出部にはその先端から上記係
合溝形成面とは反対側の面に沿って根元方向に伸び、そ
の端末と上記係合溝の溝底との間隔を上記貫通孔の開口
の上下幅よりも大きく設定した弾性係止片を設ける。そ
して、弾性係止片を上記突出部に近づく方向に撓ませつ
つ上記突出部を上記貫通孔に圧入し、上記係合溝をこれ
と対向する上記貫通孔の開口上縁または下縁に係合せし
めるとともに、上記弾性係止片の端末を上記開口縁と対
向するの他の開口縁に係止せしめてバンパに取付ける構
造とする(請求項1)。スポイラは、その突出部をバン
パの貫通孔に押し込むことで簡単に取付けることができ
る。また、スポイラは、射出成型用の金型が簡素化で
き、生産性が向上する。
【0006】上記弾性係止片は、断面ほぼV字形に成形
した金属板で、一方の脚片側に金属板を切り起し形成し
た、脚端方向に開口する断面ほぼU字形のクリップを備
え、該クリップを上記突出部にその先端側から嵌着して
上記弾性係止片を上記突出部に取付け、上記突出部をバ
ンパの上記貫通孔に弾性係止片の他方の脚片を撓ませつ
つ圧入する構造とする(請求項2)。弾性係止片はその
クリップで上記突出部に容易に取付けることができ、そ
の弾発力でバンパに強固に係止される。
した金属板で、一方の脚片側に金属板を切り起し形成し
た、脚端方向に開口する断面ほぼU字形のクリップを備
え、該クリップを上記突出部にその先端側から嵌着して
上記弾性係止片を上記突出部に取付け、上記突出部をバ
ンパの上記貫通孔に弾性係止片の他方の脚片を撓ませつ
つ圧入する構造とする(請求項2)。弾性係止片はその
クリップで上記突出部に容易に取付けることができ、そ
の弾発力でバンパに強固に係止される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に本発明の実施の形
態を示す。フロントバンパ(以下、単にバンパという)
1は合成樹脂製で、その下端部にはこれを覆うように同
じく合成樹脂製のスポイラ2が取付けられる。
態を示す。フロントバンパ(以下、単にバンパという)
1は合成樹脂製で、その下端部にはこれを覆うように同
じく合成樹脂製のスポイラ2が取付けられる。
【0008】図1に示すように、バンパ1の左右の両端
部(図はその一方のみを示す)には所定の間隔をおいて
横方向に長い長方形の複数の貫通孔13が形成してあ
る。一方、スポイラ2にはその左右両端部の裏面の上縁
に沿う位置に、上記貫通孔に対応して突出部24が形成
してある。図2に示すように、突出部24は平板状で、
その根元部の上面には幅方向対称位置に一対の突起24
1が形成してある。そして各突起241とスポイラ2の
本体部との間には、バンパ1の上記貫通孔13の開口上
縁が嵌入される係合溝242が形成されている。更に上
記突出部24には、両突起241間の位置に四角形の係
止孔244が貫設してあり、また先端には凹部243が
形成してある。
部(図はその一方のみを示す)には所定の間隔をおいて
横方向に長い長方形の複数の貫通孔13が形成してあ
る。一方、スポイラ2にはその左右両端部の裏面の上縁
に沿う位置に、上記貫通孔に対応して突出部24が形成
してある。図2に示すように、突出部24は平板状で、
その根元部の上面には幅方向対称位置に一対の突起24
1が形成してある。そして各突起241とスポイラ2の
本体部との間には、バンパ1の上記貫通孔13の開口上
縁が嵌入される係合溝242が形成されている。更に上
記突出部24には、両突起241間の位置に四角形の係
止孔244が貫設してあり、また先端には凹部243が
形成してある。
【0009】上記突出部24には弾性係止片3が組付け
られている。図3および図4に示すように、弾性係止片
3は、薄い鋼板を断面ほぼV字形に折り返して成形して
あり、一方の脚片30に対して他方の脚片31は若干長
くしてある。相対向する上記両脚片30,31の脚端間
の間隔はバンパ1の貫通孔13の上下方向の開口幅より
も広く設定してある。脚片31の脚端は断面Z字形に曲
成して上記貫通孔13の開口縁に係止するようにしてあ
る。
られている。図3および図4に示すように、弾性係止片
3は、薄い鋼板を断面ほぼV字形に折り返して成形して
あり、一方の脚片30に対して他方の脚片31は若干長
くしてある。相対向する上記両脚片30,31の脚端間
の間隔はバンパ1の貫通孔13の上下方向の開口幅より
も広く設定してある。脚片31の脚端は断面Z字形に曲
成して上記貫通孔13の開口縁に係止するようにしてあ
る。
【0010】上記脚片30の脚端中央部には、鋼板を切
り起こした係止爪301が形成してある。この係止爪3
01は弾性係止片3の折り返し端側および脚片31側に
向け斜め方向に突出している。弾性係止片3は一方の脚
片30から他方の脚片31にかけて、脚片30側から延
出する舌片32を残して幅方向中央が切り抜いてある。
舌片32は中間部が反転するように折り返してあり、脚
片30とでその脚端側に開口する断面U字形のクリップ
を形成する。このクリップ32はスポイラ2の突出部2
4の先端を挟み込むもので、開口の間隙は突出部24の
厚さより狭くしてあり、端末は突出部24を嵌入しやす
くするために、外側に開くテーパー状としてある。ま
た、端末には左右の側端に脚片30側の係止爪301と
対向する一対の係止爪321が切り起こしてある。
り起こした係止爪301が形成してある。この係止爪3
01は弾性係止片3の折り返し端側および脚片31側に
向け斜め方向に突出している。弾性係止片3は一方の脚
片30から他方の脚片31にかけて、脚片30側から延
出する舌片32を残して幅方向中央が切り抜いてある。
舌片32は中間部が反転するように折り返してあり、脚
片30とでその脚端側に開口する断面U字形のクリップ
を形成する。このクリップ32はスポイラ2の突出部2
4の先端を挟み込むもので、開口の間隙は突出部24の
厚さより狭くしてあり、端末は突出部24を嵌入しやす
くするために、外側に開くテーパー状としてある。ま
た、端末には左右の側端に脚片30側の係止爪301と
対向する一対の係止爪321が切り起こしてある。
【0011】図2(A),(B)に示すように、上記弾
性係止片3を上記突出部24に組付けるには、脚片30
のクリップ32を、凹部243を形成した突出部24の
先端側から突出部24を挟み込むようにして押し込む。
そして、クリップ32の折り返し端が上記凹部243に
当接し、同時に係止爪301、321が突出部24の係
止孔244に係合することで弾性係止片3の一方の脚片
30が突出部24に固定される。弾性係止片3の他方の
脚片31は突出部24の下面側に延出しており、その脚
端と上記係合溝242の溝底との間隔はバンパ1の貫通
孔13の開口の上下幅よりも大きくなっている。
性係止片3を上記突出部24に組付けるには、脚片30
のクリップ32を、凹部243を形成した突出部24の
先端側から突出部24を挟み込むようにして押し込む。
そして、クリップ32の折り返し端が上記凹部243に
当接し、同時に係止爪301、321が突出部24の係
止孔244に係合することで弾性係止片3の一方の脚片
30が突出部24に固定される。弾性係止片3の他方の
脚片31は突出部24の下面側に延出しており、その脚
端と上記係合溝242の溝底との間隔はバンパ1の貫通
孔13の開口の上下幅よりも大きくなっている。
【0012】スポイラ2をバンパ1に取付けるには、図
2(B)に示すように、弾性係止片3を組付けた各突出
部24を、バンパ1の各貫通孔13にバンパ1の前面側
から押し込む。各突出部24は弾性係止片3の脚片31
を突出部24に近づく方向に撓ませながら押し込まれ、
突出部24の突起241が貫通孔13の開口上縁を通過
すると開口上縁は係合溝242に嵌入する。同時に弾性
係止片3の脚片31の脚端が貫通孔13の開口下縁に係
合する。そして、脚片31の反力で突出部24と脚片3
1は貫通孔13の開口上下縁に強固に係止される。
2(B)に示すように、弾性係止片3を組付けた各突出
部24を、バンパ1の各貫通孔13にバンパ1の前面側
から押し込む。各突出部24は弾性係止片3の脚片31
を突出部24に近づく方向に撓ませながら押し込まれ、
突出部24の突起241が貫通孔13の開口上縁を通過
すると開口上縁は係合溝242に嵌入する。同時に弾性
係止片3の脚片31の脚端が貫通孔13の開口下縁に係
合する。そして、脚片31の反力で突出部24と脚片3
1は貫通孔13の開口上下縁に強固に係止される。
【0013】スポイラ2には従来と同様、その中央部上
縁にフランジ22が形成してあり、下縁にほぼ全長にわ
たり所定間隔でフランジ23が形成してある。スポイラ
2は、上述のようにその左右両端部をバンパ1の左右両
端部に係止し、バンパ1に対して位置決めした上で、上
縁のフランジ22をバンパ1のグリル部11の開口下縁
にクランプ4で固定し、下縁のフランジ23をバンパ1
の下縁にボルト5で固定することでバンパ1への取付け
が完了する。
縁にフランジ22が形成してあり、下縁にほぼ全長にわ
たり所定間隔でフランジ23が形成してある。スポイラ
2は、上述のようにその左右両端部をバンパ1の左右両
端部に係止し、バンパ1に対して位置決めした上で、上
縁のフランジ22をバンパ1のグリル部11の開口下縁
にクランプ4で固定し、下縁のフランジ23をバンパ1
の下縁にボルト5で固定することでバンパ1への取付け
が完了する。
【0014】しかして、上述のスポイラ2の取付け構造
によれば、スポイラ2の裏面に設けた弾性係止片3付き
突出部24をバンパ1の貫通孔13に押し込むのみで作
業性よくスポイラ2をバンパ1に係止せしめることがで
きる。また、弾性係止片3はワンタッチで突出部24に
取付けることができる。更に、スポイラ2の裏面には突
出部24を設けるのみであるから、スポイラ成形用金型
は構造が複雑にならない。また、突出部24は板状で、
かつ、スポイラ2の上縁に形成されているから、成形後
にスポイラ2の表面にヒケが生じることなく、スポイラ
2表面の意匠性も良好である。
によれば、スポイラ2の裏面に設けた弾性係止片3付き
突出部24をバンパ1の貫通孔13に押し込むのみで作
業性よくスポイラ2をバンパ1に係止せしめることがで
きる。また、弾性係止片3はワンタッチで突出部24に
取付けることができる。更に、スポイラ2の裏面には突
出部24を設けるのみであるから、スポイラ成形用金型
は構造が複雑にならない。また、突出部24は板状で、
かつ、スポイラ2の上縁に形成されているから、成形後
にスポイラ2の表面にヒケが生じることなく、スポイラ
2表面の意匠性も良好である。
【0015】弾性掛止片付き突出部は、上記のものと上
下を逆にした構造としてもよい。即ち、突出部24の下
面に突起241を設けて下面に係合溝242を形成し、
一方の脚片30を突出部24に係止した弾性係止片3の
他方の脚片31を突出部24の上方に延出せしめ、バン
パ1の貫通孔13の開口下縁を上記係合溝242に係合
せしめ、上記他方の脚片31の脚端を上記貫通孔13の
開口上縁に係止せしめる構造とする。この構造によって
も、先の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
下を逆にした構造としてもよい。即ち、突出部24の下
面に突起241を設けて下面に係合溝242を形成し、
一方の脚片30を突出部24に係止した弾性係止片3の
他方の脚片31を突出部24の上方に延出せしめ、バン
パ1の貫通孔13の開口下縁を上記係合溝242に係合
せしめ、上記他方の脚片31の脚端を上記貫通孔13の
開口上縁に係止せしめる構造とする。この構造によって
も、先の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、スポイラの取付け作業
性が良好で、かつ、スポイラを強固にフロントバンパに
取付けることができる。更に、スポイラ自体も成形し易
く、外観の品質も向上する。
性が良好で、かつ、スポイラを強固にフロントバンパに
取付けることができる。更に、スポイラ自体も成形し易
く、外観の品質も向上する。
【図1】本発明のスポイラの取付け構造を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】図2(A)は本発明のスポイラの取付け構造の
要部を示す斜視図、図2(B)は図5のA−A線に沿う
位置での断面図である。
要部を示す斜視図、図2(B)は図5のA−A線に沿う
位置での断面図である。
【図3】本発明のスポイラの取付け構造に用いる弾性係
止片の斜視図である。
止片の斜視図である。
【図4】上記弾性係止片の側面図である。
【図5】スポイラが取付けられた車両のフロントバンパ
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図6】従来のスポイラの取付け構造の図5のA−A線
に沿う位置での断面図である。
に沿う位置での断面図である。
1 バンパ(フロントバンパ) 13 貫通孔 2 スポイラ 24 突出部 242 係合溝 3 弾性係止片 30 一方の脚片 31 他方の脚片 32 クリップ
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のバンパの下端を覆うように設置す
るスポイラにおいて、バンパには貫通孔を形成する一
方、スポイラにはその裏面から突出して上記貫通孔に挿
入される突出部を形成し、上記突出部の根元部にはその
上面側または下面側に、これと対向する上記貫通孔の開
口縁と係合する係合溝を形成し、かつ、上記突出部には
その先端から上記係合溝形成面とは反対側の面に沿って
根元方向に伸び、その端末と上記係合溝の溝底との間隔
を上記貫通孔の開口の上下幅よりも大きく設定した弾性
係止片を設け、該弾性係止片を上記突出部に近づく方向
に撓ませつつ上記突出部を上記貫通孔に圧入し、上記係
合溝をこれと対向する上記貫通孔の開口上縁または下縁
に係合せしめるとともに、上記弾性係止片の端末を上記
開口縁と対向する他の開口縁に係止せしめるようになし
たスポイラの取付構造。 - 【請求項2】 上記弾性係止片は、断面ほぼV字形に成
形した金属板で、一方の脚片側に金属板を切り起し形成
した、脚端方向に開口する断面ほぼU字形のクリップを
備え、該クリップを上記突出部にその先端側から嵌着し
て上記弾性係止片を上記突出部に取付け、上記突出部を
バンパの上記貫通孔に弾性係止片の他方の脚片を撓ませ
つつ圧入するようになした請求項1記載のスポイラの取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07904597A JP3365247B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | スポイラの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07904597A JP3365247B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | スポイラの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250640A true JPH10250640A (ja) | 1998-09-22 |
JP3365247B2 JP3365247B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=13678945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07904597A Expired - Fee Related JP3365247B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | スポイラの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3365247B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030024491A (ko) * | 2001-09-18 | 2003-03-26 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 에어댐 장착용 클립 |
US6964441B2 (en) * | 2002-10-29 | 2005-11-15 | Tokai Kogyo Co., Ltd. | Bumper spoiler and bumper structure |
CN100404317C (zh) * | 2004-07-21 | 2008-07-23 | 本田技研工业株式会社 | 保险杠皮的紧固结构 |
CN114590216A (zh) * | 2021-09-17 | 2022-06-07 | 神通科技集团股份有限公司 | 一种提高前保下延伸件总成合格率的结构及安装方法 |
KR20240079814A (ko) * | 2022-11-29 | 2024-06-05 | 박준영 | 차량 언더커버 장착용 클립 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015050026A1 (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 車体バンパ構造 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP07904597A patent/JP3365247B2/ja not_active Expired - Fee Related
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