JPH10228884A - 蛍光ランプおよび照明装置 - Google Patents
蛍光ランプおよび照明装置Info
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- JPH10228884A JPH10228884A JP9030766A JP3076697A JPH10228884A JP H10228884 A JPH10228884 A JP H10228884A JP 9030766 A JP9030766 A JP 9030766A JP 3076697 A JP3076697 A JP 3076697A JP H10228884 A JPH10228884 A JP H10228884A
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Abstract
い、電極を外面に有する小径で細長い蛍光ランプを提供
する。また、電極を包囲する絶縁被覆の形成が容易で、
しかも肉厚の部分的遍在の少ない蛍光ランプおよびこれ
を用いた照明装置を提供する。 【解決手段】外径が5mm以下の細長い気密容器内にキ
セノンを分圧比で90%以下含むキセノンおよびクリプ
トンを100torr以下封入し、気密容器の内面側に
蛍光体層を備え、気密容器の外面に一対の電極を配設
し、電極を包囲する絶縁被覆を設けた。上記範囲内にお
いては調光度を大きくして、たとえば管面輝度を2%に
しても、ちらつきが発生しないようにすることができ
る。絶縁被覆はポリイミド樹脂を蒸着により形成するこ
とができる。気密容器の内面に金属酸化物層を形成する
か、蛍光体層にアルミナを混合するか、気密容器内の一
端部にアルミナ層を具備することができる。
Description
器を備えた蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置に関
する。
光ランプの断面図である。
体層、83は内部電極、84は外面電極、85は遮光兼
絶縁被覆、86は光導出窓、87は一方の端子、88は
他方の端子、89はリード線である。
m、長さ50〜70mmの直管状の透光性のガラスバル
ブであり、内部に分圧比でキセノン40%、ネオン60
%からなる希ガスが90torr封入される。
成されている。
通して封着されたリード線89の気密容器81内の先端
に接続されたニッケル棒からなる。
に沿って気密容器81の外面に導電性塗料をスクリーン
印刷し、乾燥後、焼成してなる。
クをスクリーン印刷によって塗布、乾燥して形成してお
り、外面電極84を外側から絶縁するとともに、光導出
窓86を形成し、気密容器81のその他の部分を遮光し
ている。
乾燥後焼成して形成したもので、内部電極83のリード
線の気密容器81から外部に導出している部分を被覆す
るように気密容器81の端部に被着されている。
に銀ペーストから形成され、絶縁被覆85を貫通して外
面電極84に接続している。
出力端を接続してランプ電流3〜5mAで点灯すると、
内部電極83と外面電極84との間に放電が生起し、発
生した紫外線によって蛍光体層82が励起されて可視光
を放射し,絶縁被覆85に形成した光導出窓86から白
色光を導出する。このときの管面輝度は2000cd/
m2である。
ランプの断面図である。
体層、93a、93bは外面電極、94は透光性の絶縁
被覆、95a、95bは端子である。
さ200〜300mmの直管状の透光性のガラスバルブ
であり、内部にキセノンが80〜100torr封入さ
れる。
成されている。
の長手方向に沿って離間対向して気密容器91の外面に
配設されている。外面電極93a、93b上には、光導
出窓を形成するように一部を除いて遮光被膜が形成され
ることもある。
ューブからなり、気密容器91の全周面に形成されてい
る。
4を貫通して銀ペーストを塗布、乾燥、焼成して形成さ
れている。
置の出力端を接続してランプ電流10〜20mAで点灯
すると、外面電極93a、93b間で放電が発生して光
導出窓の管面輝度が5000cd/mm2程度になる。
技術は、調光度を大きくすると明るさのちらつきを生じ
やすいという問題がある。第1の従来技術においては電
極の一方が外面電極であるから、両方の電極が内部電極
の場合に比べれば放電の広がりが得られるが、それでも
全光点灯の2%に調光すると、明るさのちらつきが生じ
る。
両方の電極が外面電極であるから、比較的良好な放電の
広がりが得られるが、管径が6mmと大きく、またキセ
ノンを80〜100torr封入しているため、明るさ
のちらつきは第1の従来技術より大きい。
の指針として用いる場合に限らないことであるが、広範
囲にわたる調光が明るさのちらつきなしで可能であると
いうことは、快適な照明を演出できることを意味するの
で、したがって好ましいことである。
縁被覆をエポキシ樹脂をスクリーン印刷によって塗布し
ているため、塗布量のばらつきを生じ、指針として用い
る場合には、その重量バランスをとるのに手間がかかっ
た。そればかりか、遮光兼絶縁被覆の形成においても、
工数が多くコスト高になっている。しかも、長時間の点
灯により遮光兼絶縁被覆が劣化して剥離しやすいという
問題がある。
の点灯により、熱収縮チューブが劣化するという問題が
ある。
ちらつきが発生しにくい小径で細長い蛍光ランプおよび
これを用いた照明装置を提供することを第1の目的とす
る。
成が容易で、しかも被着量を一定にしやすい小径で細長
い蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置を提供するこ
とを第2の目的とする。
ンプは、外径が5mm以下の透光性の細長い気密容器
と;気密容器の内面側に形成された蛍光体層と;気密容
器内に100torr以下の圧力で封入された分圧比で
キセノンを90%以下含むキセノンおよびクリプトンか
らなる希ガスと;気密容器の外面に配設された一対の電
極と;を具備していることを特徴としている。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
スなどの軟質ガラスが好適であるが、要すればホウ珪酸
ガラスなどの硬質ガラスやガラス以外の材料でも透光性
および気密性と、蛍光ランプの作動温度における耐火性
および加工性とを満足する材料であれば許容される。
長いのであれば、その断面形状は自由である。たとえば
断面が円形、楕円形または4角形などを採用することが
できる。外径が5mm以下と限定する理由は、次のとお
りである。すなわち、外径が5mmを超えると、明るさ
のちらつきが発生しやすくなるからである。外径が5m
m以下の場合、一般に気密容器の肉厚が0.2〜0m.
5mm程度であるから、内径は4〜4.6mm以下とな
る。
いが、一般的には50〜300mm程度が好ましい。
間接的に形成される。間接的とは、たとえば気密容器の
内面にまずアルミナおよびまたは酸化チタンなどからな
る間属酸化物層の保護層を形成し、保護層の内面に蛍光
体層を形成することを含む。使用する蛍光体としては、
3波長発光形の希土類蛍光体、ハロ燐酸カルシウム蛍光
体など自由に選択することができる。発光色は白色また
は特定色であってもよい。
り他の物質を混合していてもよい。
ンおよびクリプトンの混合ガスであるが、キセノンリッ
チであってもよいし、クリプトンリッチでもよい。キセ
ノンを90%以下にした理由は次のとおりである。すな
わち、90%を超えると、封入圧および補助的手段の有
無によっても変化するが、比較的浅い調光ないしは全光
時でも明るさのちらつきが発生しやすいからである。ま
た、キセノンを含まないと、やはり比較的浅い調光で明
るさのちらつきが発生しやすく、また輝度も低下するた
め、不可である。
定した理由は次のとおりである。すなわち、100to
rrを超えると、封入希ガスの割合および封入圧さらに
は補助的手段の有無によっても変化するが、少なくとも
所望の深い調光度で明るさのちらつきが発生しやすいの
で、不可である。
気密容器の外面に接着剤によって貼着してもよいし、導
電性金属ペーストを塗布、乾燥、焼成して形成してもよ
い。さらに要すれば、金属を蒸着またはその他の被着方
法で被着して電極を形成してもよい。また、電極の形状
は気密容器の長手方向に沿って離間対向するように配設
するのが一般的である。
に、気密容器内で発生した光を導出するための窓を形成
する。そして、窓以外の部分から光が出ないように遮光
性にして、かつ絶縁性の被覆を形成することができる。
要すれば、遮光性の部材と絶縁性の部材とを別にそれぞ
れ配設することができる。上記窓は、多くの場合、スリ
ット状をなす。電極間には一対の間隙が形成されるが、
その一方を遮光性部材で被覆して一方の間隙にのみ窓を
形成することができる。計器の指針や読取用に用いる場
合には、窓は一つがよい。しかし、他の用途において必
要なら一対の窓を形成することができる。
調光においても明るさのちらつきが発生しにくく、しか
も所要の管面輝度を有する。
記載の蛍光ランプにおいて、気密容器と蛍光体層との間
に平均粒径1μm以下の金属酸化物層を具備しているこ
とを特徴としている。
を用いることができる。気密容器の内面に金属酸化物の
層を形成し、次に蛍光体層を形成すればよい。
ムが明確ではないが、明るさのちらつきを低減する作用
がある。
mm以下の透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面
に形成された平均粒径1μm以下の金属酸化物層と;金
属酸化物層の内面に形成された蛍光体層と;気密容器内
に100torr以下の圧力で封入された分圧比でキセ
ノンを10〜50%以下含むキセノンおよびクリプトン
からなる希ガスと;気密容器の外面に配設された一対の
電極と;を具備していることを特徴としている。
ンの上記分圧比との組み合わせにより、その殆どの範囲
内において、管面輝度を最大値の2%に調光しても明る
さのちらつきが発生しない。
または3記載の蛍光ランプにおいて、金属酸化物層は、
アルミナおよび酸化チタンの少なくとも一方を含んでい
ることを特徴としている。
成することにより、明るさのちらつき防止またはパフォ
ーマンス改善、あるいはその両方を行うことができる。
そして、アルミナは主として明るさのちらつきを防止
し、酸化チタンは主として希ガスの気密容器の壁内への
侵入を防止するように作用する。働程中に希ガスが気密
容器の壁内に侵入していくにしたがって、封入ガス圧が
低下し、これに伴い管面輝度が低下するので、酸化チタ
ンによるその阻止は効果的である。
mm以下の透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面
に形成された蛍光体層と;気密容器内に80torr以
下の圧力で封入された分圧比でキセノンを10〜50%
含むキセノンおよびクリプトンからなる希ガスと;気密
容器の外面に配設された一対の電極と;を具備している
ことを特徴としている。
上記のように構成することにより、気密容器の内面に直
接蛍光体層を形成しても、その殆どの範囲内において、
管面輝度を最大値の2%に調光しても明るさのちらつき
が発生しない。
ないし5のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、気密
容器の端部において、蛍光体層に隣接してアルミナ層を
具備していることを特徴としている。
ることにより、蛍光ランプの暗黒特性が向上する。アル
ミナ層は、気密容器の内面にアルミナを含む金属酸化物
層を形成し、その金属酸化物層の一端部を残して当該層
の上に蛍光体層を形成することにより、容易に形成する
ことができる。しかし、要すれば、気密容器の内面に蛍
光体層を形成してから、気密容器の一端部の蛍光体層を
除去して、そこにアルミナ層を形成することもできる。
ルミナが含まれている必要があるが、他の物質が混合し
ていることを許容するものであり、たとえば酸化チタン
が適当量含有していてもよい。
ないし6のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、蛍光
体層は、蛍光体粒子の間に介在するアルミナ微粒子を含
んでいることを特徴としている。
ができる。アルミナを予め蛍光体と混合しておくことに
より、蛍光体層を形成するだけでもよいから、製造が簡
単である。要すれば、さらに気密容器内の一端部にアル
ミナ層を形成することにより、さらに暗黒特性は改善さ
れる。
ないし7のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、ポリ
イミド樹脂の蒸着膜からなり、少なくとも外面電極を覆
う絶縁被覆を具備していることを特徴としている。
することによって絶縁被覆を形成しているので、絶縁被
覆の重量の部分的遍在がなくなる。このため、蛍光ラン
プを計器の指針に用いる場合に重量バランスをとりやす
くなる。また、製造の工数も少なくなるので、コストを
低減することができる。
シジアニリンの配合率を増やすか、または焼成温度を上
げて黒色にすることにより、絶縁と遮光とを一つの被覆
で実現することができる。しかし、さらに絶縁を良好に
するために、透明性シリコーン樹脂を蛍光ランプの全体
に被覆してもよい。
ないし8のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、少な
くとも電極の表面を覆う絶縁被覆と;絶縁被覆を貫通し
て各電極に接続しているとともに気密容器の軸方向に対
して互いに異なる位置に配設された一対の端子と;を具
備していることを特徴としている。
樹脂を蒸着したものが好適であるが、ポリイミド樹脂を
塗布してもよい。また、絶縁被覆はポリイミド樹脂に限
定されないで、たとえばシリコーン樹脂など他の絶縁材
料を用いることができる。
容器のどの部分に対向する位置でもよい。しかし、蛍光
ランプの発光の利用のためには、一般的には気密容器の
一端部近傍に位置させるのが好都合である。
容器の軸方向に対して互いに異なる位置に配設されてい
るので、端子間の絶縁距離を確保しやすい。また、蛍光
ランプを支持すると同時に、端子に対する電気接続を行
うのが容易になる。
本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし9の
いずれか一記載の蛍光ランプと;を具備していることを
特徴としている。
晶などのバックライト、OA機器の読取装置、車載用計
器の照光指針など蛍光ランプの発光を利用するあらゆる
装置に適応する。
を参照して説明する。
形態を示す断面図である。
層、3a、3bは電極、4は絶縁被覆、5a、5bは端
子、6はアルミナ層である。
5mm、長さ200mmのガラスバルブからなる。
ていて気密容器1の内面に形成されている。
気密容器1の軸方向に沿って互いに離間対向した状態で
外面に接着して形成したものである。
包囲するように黒色のポリイミド樹脂を蒸着して形成し
ている。したがって、絶縁被覆4は、遮光膜を兼ねてい
る。絶縁被覆4を形成するに際して、電極3a、3bの
間において気密容器1の軸に沿って光導出窓および端子
のそれぞれの予定部をマスキングしておく。光導出窓の
マスキングを除去すれば、光導出窓(図示しない。)が
形成される。
のマスキングを除去してから銀ペーストを塗布、乾燥、
焼成して形成したもので、気密容器1の軸方向に互いに
離間した位置に配設されている。そして、端子5a、5
bは絶縁被覆4の表面から若干突出していて点灯装置の
コネクタの接続を容易にしている。
いて、蛍光体層2に隣接して形成されている。このアル
ミナ層6は、蛍光ランプの暗黒特性を改善するために作
用する。すなわち、蛍光ランプが暗黒中において点灯す
る場合に、アルミナ層から初期電子が放出されるので、
ほぼ瞬時に始動することができる。暗黒特性を問題にし
ない場合、または他の手段によって暗黒特性を改善する
場合には、アルミナ層は省略することができる。
プトンを所定の割合において所定の圧力で封入するが、
種々の組み合わせのものを製作して、その性能を比較し
た。
および封入ガス圧の変化に対する点灯状態におけるちら
つきの程度を測定した結果を示す。
入圧が100torr以下においては、全光状態では明
るさののちらつきは見られなかった。キセノンが70%
以下で、封入圧が80torr以下においては、調光し
て管面輝度を全光時の50%まで調光しても明るさのち
らつきは発生しなかった。また、キセノンが50%以下
で、封入圧が80torr以下においては、管面輝度を
全光時の10%まで調光しても明るさのちらつきは発生
しなかった。さらに、キセノンが50%以下で封入圧が
30torr、キセノンが30%で封入圧が50tor
rおよびキセノンが10%で封入圧が80torrにお
いては、管面輝度を全光時の2%まで調光しても明るさ
のちらつきは発生しなかった。
形態を示す斜視図である。
を付して説明は省略する。
属酸化物層7を形成し、かつアルミナ層を有さない以外
は図1と同一構造である。金属酸化物層7は、平均粒径
が1μm以下で、アルミナおよびまたは酸化チタンから
なる。蛍光体層2は、金属酸化物層7の上に形成する。
希ガスの混合比および封入ガス圧の変化に対する点灯状
態における明るさのちらつきの程度を測定した結果を示
す。
入圧が100torr以下においては、全光状態での明
るさのちらつきは見られなかった。キセノンが90%以
下で、封入圧が80torr以下においては、調光して
管面輝度を全光時の50%まで調光しても明るさのちら
つきは発生しなかった。また、キセノンが70%以下
で、封入圧が80torr以下、キセノンが50%以下
で、封入圧が100torr以下およびキセノンが30
%以下で封入圧が120torr以下においては、管面
輝度を全光時の10%まで調光しても明るさのちらつき
は発生しなかった。さらに、キセノンが50%以下で封
入圧が50torr、キセノンが30%で封入圧が80
torrおよびキセノンが10%で封入圧が100to
rrにおいては、管面輝度を全光時の2%まで調光して
も明るさのちらつきは発生しなかった。
形態を示す斜視図である。
を付して説明は省略する。
適な小形の蛍光ランプである。すなわち、気密容器は外
径が2.4mm、長さが60mmである。
プトン90%を80torr封入している。
タンを重量比で1:1の割合で混合した金属酸化物層を
形成し、その一端部を除いて蛍光体層を形成した。蛍光
体を形成しない部分の金属酸化物層はアルミナ層を形成
する。
4:Ce、Tb、青色;BaMgAl14O23:Eu2+、
赤色;(Y、Gd)BO3:Eu)を用いた。蛍光体に
はアルミナ微粒子を1重量%混合した。
て幅1mmに形成されている。
ある。
厚さ30μmに形成している。絶縁被覆の膜厚ばらつき
によるランプの重量ばらつきは無視できる程度であっ
た。なお、従来の場合は、30mg程度の重量ばらつき
が発生した。
KHz、1500Vの高周波電源に接続してランプ電流
5mAで点灯したところ、管面輝度は2000cd/m
2が得られた。また、絶縁耐圧は交流3000Vまで問
題がなかった。さらに、管面輝度が全光時の2%になる
までPWM方式によって100Hzの周期で調光しても
明るさのちらつきは発生しなかった。
と金属酸化物層に酸化チタンを含まない以外は同一構成
の比較用の蛍光ランプとの点灯時間に対する相対管面輝
度の変化を説明するグラフである。
プ、曲線Bは比較用の蛍光ランプである。酸化チタンを
含む蛍光ランプは点灯時間が約10000時間経過以降
において、比較用の蛍光ランプより管面輝度の低下が明
らかに少ない。
する。
い他は図3と同一構成の蛍光ランプ、(2)蛍光体層に
アルミナを1重量%混合したのみの蛍光ランプ、(3)
蛍光体層にアルミナを5重量%混合したのみの蛍光ラン
プ、(4)気密容器の一端部にアルミナ層を形成したの
みの蛍光ランプおよび(5)図3の蛍光ランプの5種類
の蛍光ランプであり、各々50個試作して試験した。
し、次に暗黒中に12時間放置の繰り返しを168時間
実施した後、暗黒中に1時間放置して、平均点灯遅れ時
間を測定した。
6秒、(3)は3.9秒、(4)は0.2秒、(5)は
0.1秒であった。
形態の断面を概念的に示す拡大断面図である。
円形にしたものである。4は絶縁被覆であるが、蛍光体
層、電極、端子などは図6も含めて図示を省略してあ
る。
形態の断面を概念的に示す拡大断面図である。
角形にしたものである。
ある車載用計器を示す要部分解斜視図である。
を付して説明は省略する。
して組み込んだもので、9は計器の回転軸、10はコネ
クタ兼ランプ支持具である。
している。
の先端に固定されていて、蛍光ランプの端子5a、5b
を外側から抱持することにより、蛍光ランプを機械的に
支持するとともに、点灯装置に電気的に接続する。回転
軸の内部にはリード線が通線している。
光度を大きくしても明るさのちらつきが発生しにくい小
径で細長い蛍光ランプを提供することができる。
の内面に金属酸化物層を備えていることにより、一層明
るさのちらつきが少ない蛍光ランプを提供することがで
きる。
物層を備えるとともにキセノンを10〜50%含むこと
により、その殆どの範囲内で管面輝度を最大値の2%に
調光しても明るさのちらつきが発生しない蛍光ランプを
提供することができる。
および酸化チタンの少なくとも一方を含む金属酸化物層
を備えることにより、明るさのちらつき防止およびまた
はパーフォーマンス改善が得られる蛍光ランプを提供す
ることができる。
が10〜50%で封入圧が80torr以下の希ガスを
封入していることにより、金属酸化物層がなくてもその
殆どの範囲内で管面輝度を最大値の2%に調光しても明
るさのちらつきが発生しない蛍光ランプを提供すること
ができる。
内の端部にアルミナ層を備えていることにより、暗黒特
性の良好な蛍光ランプを提供することができる。
子間にアルミナ微粒子を含むことにより、暗黒特性の良
好な蛍光ランプを提供することができる。
ド樹脂の蒸着により形成した絶縁被覆を備えることによ
り、絶縁被覆の重量ばらつきが少なくてコスト低減ので
きる蛍光ランプを提供することができる。
絶縁距離を確保しやすいとともに、蛍光ランプの機械的
支持と同時に電気接続を行うことができる蛍光ランプを
提供することができる。
し9の効果を有する照明装置を提供することができる。
面図
面図
視図
層に酸化チタンを含まない以外は同一構成の比較用の蛍
光ランプとの点灯時間に対する相対管面輝度の変化を説
明するグラフ
の断面を概念的に示す拡大断面図
の断面を概念的に示す拡大断面図
計器の要部分解斜視図
図
図
Claims (10)
- 【請求項1】外径が5mm以下の透光性の細長い気密容
器と;気密容器の内面側に形成された蛍光体層と;気密
容器内に100torr以下の圧力で封入された分圧比
でキセノンを90%以下含むキセノンおよびクリプトン
からなる希ガスと;気密容器の外面に配設された一対の
電極と;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項2】気密容器と蛍光体層との間に平均粒径1μ
m以下の金属酸化物層を具備していることを特徴とする
請求項1記載の蛍光ランプ。 - 【請求項3】外径が5mm以下の透光性の細長い気密容
器と;気密容器の内面に形成された平均粒径1μm以下
の金属酸化物層と;金属酸化物層の内面に形成された蛍
光体層と;気密容器内に100torr以下の圧力で封
入された分圧比でキセノンを10〜50%含むキセノン
およびクリプトンからなる希ガスと;気密容器の外面に
配設された一対の電極と;を具備していることを特徴と
する蛍光ランプ。 - 【請求項4】金属酸化物層は、アルミナおよび酸化チタ
ンの少なくとも一方を含んでいることを特徴とする請求
項2または3記載の蛍光ランプ。 - 【請求項5】外径が5mm以下の透光性の細長い気密容
器と;気密容器の内面に形成された蛍光体層と;気密容
器内に80torr以下の圧力で封入された分圧比でキ
セノンを10〜50%含むキセノンおよびクリプトンか
らなる希ガスと;気密容器の外面に配設された一対の電
極と;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項6】気密容器の端部において、蛍光体層に隣接
してアルミナ層を具備していることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれか一記載の蛍光ランプ。 - 【請求項7】蛍光体層は、蛍光体粒子の間に介在するア
ルミナ微粒子を含んでいることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれか一記載の蛍光ランプ。 - 【請求項8】ポリイミド樹脂の蒸着膜からなり、少なく
とも外面電極を覆う絶縁被覆を具備していることを特徴
とする請求項1ないし7のいずれか一記載の蛍光ラン
プ。 - 【請求項9】少なくとも電極の表面を覆う絶縁被覆と;
絶縁被覆を貫通して各電極に接続しているとともに気密
容器の軸方向に対して互いに異なる位置に配設された一
対の端子と;を具備していることを特徴とする請求項1
ないし8のいずれか一記載の蛍光ランプ。 - 【請求項10】照明装置本体と;照明装置本体に支持さ
れた請求項1ないし9のいずれか一記載の蛍光ランプ
と;を具備していることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03076697A JP4165721B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 蛍光ランプおよび照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP03076697A JP4165721B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 蛍光ランプおよび照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10228884A true JPH10228884A (ja) | 1998-08-25 |
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ID=12312817
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03076697A Expired - Fee Related JP4165721B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 蛍光ランプおよび照明装置 |
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JP (1) | JP4165721B2 (ja) |
Cited By (3)
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